2019年5回京都6日目

開催一覧
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2019/12/22 (日)
中山 阪神
2019/12/21 (土)
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2019/12/15 (日)
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2019/12/14 (土)
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2019/12/01 (日)
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2019/09/29 (日)
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2019/08/11 (日)
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2019/01/05 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒2だった。遡って8日間の馬場差を確認しておくと、前の開催最終週は雨の影響でプラスの数値だったが、今開催に入ってからは全て良馬場で、マイナスの数値だった。
 今開催初日の馬場差はマイナス1秒0で、その後開催が進むにつれて、ジワジワ時計が掛かっている。先週はCコースに変わって最初の週だったが、マイナス方向に戻す事はなかった。前開催雨の影響を受けた開催日が多くて、連続開催の終盤になるといくらコース設定が変わっても、再び時計が出やすくなることはなかったという事だろう。あと先週の連対馬を見ると、14鞍の内、中団からが8連対で、後方からが9連対だった。BコースからCコースに変わっても差し有利の状況は続いていた。ただ、先々週のようにイン差しが決まっていなかった点は、ちょっと私の読み違いだったなという感じはある。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒7、日曜がマイナス0秒6だった。遡って8日間の馬場差を確認しておきましょう。前の開催最終週は、雨の影響で脚抜きの良いコンディションだったが、今開催に入ってマイナスの数値ではあるが、マイナス1秒台にはならないレベルで、マイナス0秒9からマイナス0秒6の間で推移している。
 今開催に入ってからは全て良馬場で、時計の出方は大きく変わらず安定している。ペース補正を施したレースが先々週は4鞍あったが、先週はゼロだった。その影響か、脚質傾向的にはまんべんなく頑張っている印象で、大きなバラつきはなかった。


  タイム分析
 2019/11/17 (日)  芝=-0.2  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1600 ゴルトファルベン 牡2 未勝利 1:35.9 +0.4 --- +0.6 -0.2 D C 3.80
4R T1800 マンオブスピリット 牡2 未勝利 1:48.8 ±0 -0.7 -0.5 -0.2 B C 5.50
5R T2000 ディアマンミノル 牡2 新馬 2:04.1 +1.6 -0.8 +1.0 -0.2 SL C 7.38
6R T1200 シャイニーズラン 牡2 新馬 1:10.7 +0.5 -0.2 +0.4 -0.1 D D 6.67
9R T1400 エグレムニ 牡2 秋明菊賞(1勝) 1:22.9 +0.7 -0.1 +0.7 -0.1 D C 6.77
10R T2000 バイオスパーク 牡4 嵯峨野特(2勝) 2:01.9 +2.1 -0.7 +1.6 -0.2 SL C 7.67
11R T1600 インディチャンプ 牡4 マイルチ(G1) 1:33.0 +0.6 -0.3 +0.5 -0.2 D C 6.44
 2019/11/17 (日)  ダ=-0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 メイショウカッサイ 牡2 未勝利 1:12.0 -1.0 --- -0.6 -0.4 B C 8.13
3R D1800 レアリザトゥール 牡2 未勝利 1:54.3 -0.2 --- +0.4 -0.6 D C 6.06
7R D1900 フローリン 牡4 1勝クラス 1:59.7 +0.3 --- +0.9 -0.6 E C 5.50
8R D1200 ロードラズライト セ4 2勝クラス 1:11.1 -0.2 --- +0.2 -0.4 C C 6.93
12R D1200 ハニージェイド 牝5 西陣S(3勝) 1:11.3 +0.6 --- +1.0 -0.4 E D 10.27

京都1R 2歳未勝利 タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムだった。内枠からメイショウカッサイが先手を取って直線に入って行った。2番手のビアイは伸びを欠き、外からアサカディオネが並んで来る。2頭の競り合いはゴールまで続いたが、内のメイショウカッサイがクビ差競り勝ち1着。2着アサカディオネから2馬身離れてアウトウッズ3着。
 結局これ終わってみれば3番人気・2番人気・1番人気の馬で決着になった。4着以下は3着馬からさらに7馬身以上離されていますし、次走以降も厳しいと思う。
1着:メイショウカッサイ 
 メイショウカッサイがダート1200mに転じて2走目で勝った。メイショウカッサイは先行してビアイと競り合う形になったが、ラップそのものはそんなに速くなかった。道中、息は入っていたと思う。その分ラストまで踏ん張る事ができた。先行力があって、ダートなら走りは安定していますし、昇級しても印は打ちたい。
2着:アサカディオネ 番組注目馬
 2着アサカディオネは前を行く2頭を身ながら理想的なポジションにつけた。結果メイショウカッサイは捕らえられなかったが、3着馬には2馬身半の差をつけた。これでデビューから2戦連続2着ですし、次走は初勝利が濃厚。
3着:アウトウッズ 
 その後に番組注目馬アウトウッズ3着だった。アウトウッズは前2頭からは離されたが、水準よりは速い時計で走っている。今回は休み明けで、次走に向けて上積みは大きいと思う。
京都2R 2歳未勝利 注目
 前走2着の馬が4頭いて、3着が1頭・4着が3頭といてメンバーランクはBに近いCだった。上位馬の走りは見所があったので、ここで取り上げておく。
1着:ゴルトファルベン 
 勝ったゴルトファルベンは中団の後ろでじっくり運んで、4コーナー手前から外を回って進出を開始して、ゴール寸前で前を行く2頭を捕らえた。前走は勝負所でズブさを見せていたが、今回は本当スミヨン騎手が上手く誘導した。ラストの加速につなげた。もう少し反応が良くなればとは思うが、昇級しても警戒は必要。
2着:アステロイドベルト 
 2着アステロイドベルトは向正面で少しずつポジションを上げて、最後の直線でもしぶとく粘ったが、あと一歩のところで差された。前走は不良馬場で2着だったが、良馬場の方が走りは良かった。次走も上位争いになる。
3着:サーストンカイドー 
 3着サーストンカイドーはゴール前で競り負けたが、先行してよく粘った。発馬を決めた点と距離延長を克服した点は評価できる材料。こちらも次走上位争いになる。
京都4R 2歳未勝利 タイムB
 基準0秒5速い勝ちタイムだった。直線に入って先行馬は失速、変わって外に広がっての追い比べになり、好位にいた7.フライライクバードが外から上がって、先頭に立つ。しかしさらに外から3.マンオブスピリットが伸び、フライライクバードを交わして抜け出し1着。2着がフライライクバード。2頭の間でジワジワ伸びた12.オールザワールドが3着だった。
1着:マンオブスピリット 
 新馬戦から距離延長、良馬場に変わったマンオブスピリットが2走目で勝ち上がった。ペース補正を施してタイムランクはB。ですから、上がりの速さでタイム全体を押し上げている点は評価できる。勝ったマンオブスピリットは序盤の反応は一息で、勝負所も追っつけ通しだったが、一旦加速がつくとグイグイ伸びて差し切った。ズブさがある分、次走上位候補とはしないが、距離が伸びればもっとやれそうな雰囲気はありますし、2000m以上あった方がむしろ良いような気がする。
2着:フライライクバード 
 その後2着に1番人気フライライクバード、3着に2番人気オールザワールドと上位人気馬が続いた。2着フライライクバードは勝ち馬の決め手に屈したが、一旦先頭に立つ場面もありましたし、見せ場は十分だった。安定感があるので、次走も勝ち負けになる。
3着:オールザワールド 
 その後2着に1番人気フライライクバード、3着に2番人気オールザワールドと上位人気馬が続いた。3着オールザワールドはマンオブスピリットの後ろを追うように伸びて来た。多少ズブさはあるが、レースぶりは良くなっていますし、次走も崩れるシーンは考えづらい。
8着:サンデーミラージュ 
 そして3番人気のサンデーミラージュは8着に敗れた。前半から引っかかってて、脚が溜まっていなかった印象。1800mより短い距離の方が合っていると思う。
京都5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
京都7R 3歳以上2勝クラス タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。16頭中11頭が前走4着以内で、メンバーランクはBに近いCだった。タイムランクは確かにEではあったが、Dランクに近いレベルでしたし、上位馬にはそれぞれ見所があったのでここで取り上げておく。
1着:フローリン 
 勝ったフローリンは3ヶ月ぶりの実戦でも太め感のない体つきだった。レースでは2番手で流れに乗って、しぶとく脚を使って抜け出した。序盤から仕掛けて前の位置を取りに行って、ゴールまで気を抜かせなかったビュイック騎手の手腕が光ったレース。昇級しても引き続きビュイック騎手が乗れば注意は必要だと思う。
2着:ストロングライン 
 2着ストロングラインは終始気合をつけながらの追走だったが、最後までよく粘った。今回は休み明けでプラス22キロの馬体重で少し重かった。次走絞れていれば前進はある。
3着:セロシア 
 3着セロシアは内々を上手く捌いて最後の直線に向いて馬群がバラけるとしっかりと伸びた。競馬が上手なので、次走も堅実に駆けてくれそう。
4着:ブルーコンパクタ 
 4着ブルーコンパクタは前走、そして今回も馬群を捌きながら差を詰めている。次走展開がかみ合えばチャンスある。
5着:テーオーポシブル 
 あと勿体なかったのが5着テーオーポシブル、ゲートが開いてからトモを落とす感じになって、バランスを崩した。ラストはよく伸びているだけにスムーズなら着順は上がっていた可能性が高いと思う。次走見直しが必要。
京都8R 3歳以上2勝クラス 注目
 タイムランクはCだが、特に勝ち馬の強さが際立っていたので、ここで取り上げておく。
1着:ロードラズライト 
 勝ったロードラズライトはデビュー以来10戦芝のレースに使われて、今回初めてのダート戦だった。内目の3番枠だった事もあって、ジョッキー的にも砂を被るのが嫌だったのか、この辺り押して押して手綱をしごいてハナを主張した。結果、何とか逃げる形に持ち込むと、もう直線向いてからそのまま後続を寄せ付けなかった。前半のダッシュがさほど早くなくて、次走昇級で揉まれた際の不安があるので、上位候補とはしないんが、ダート適性の高さはもう明らかに伺えた。今後出世してくる可能性もあると思うので、どんどん注目して行って良い1頭だと思う。
2着:ピアシック 
 その後2着から4着までは差し・追い込みの決着だった。2着ピアシック・3着アグネスエーデル・4着ロングベストはもう強い勝ち馬を追い掛けた馬が全部バテてしまって、展開が向いた。次走もあくまで展開次第で高い評価は与えづらい。
3着:アグネスエーデル 
 その後2着から4着までは差し・追い込みの決着だった。2着ピアシック・3着アグネスエーデル・4着ロングベストはもう強い勝ち馬を追い掛けた馬が全部バテてしまって、展開が向いた。次走もあくまで展開次第で高い評価は与えづらい。
4着:ロングベスト 
 その後2着から4着までは差し・追い込みの決着だった。2着ピアシック・3着アグネスエーデル・4着ロングベストはもう強い勝ち馬を追い掛けた馬が全部バテてしまって、展開が向いた。次走もあくまで展開次第で高い評価は与えづらい。
6着:タフチョイス 
 それなら勝ち馬を追いかけた6着タフチョイス・9着シャドウハンターの方が次走巻き返しの可能性はあると思う。勝ち馬とは差はあったが、2着馬からは大きく離れていなかった。
9着:シャドウハンター 
 それなら勝ち馬を追いかけた6着タフチョイス・9着シャドウハンターの方が次走巻き返しの可能性はあると思う。勝ち馬とは差はあったが、2着馬からは大きく離れていなかった。
京都10R 嵯峨野特別 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
京都11R マイルCS GI
 タイムランクはD・メンバーランクはCだった。スタートではペルシアンナイトが遅れた。内からマイスタイルが先手を取って行った。元々先行タイプが少なくて、スローになるだろうなと思ったが、ゆったりと、ホントマイル戦にしてはかなり遅い流れで流れて行った。4コーナーでもマイスタイルの手応えは楽で、ひょっとしたらここ粘るんじゃないかなという雰囲気もあった。そんな中、ダノンプレミアムが馬場の真ん中辺りから一旦一旦こう抜け出すかの勢いだが、この辺りでちょっと脚色が同じような感じになって、その内からインディチャンプがスパッと弾けて抜け出して来る。馬群を縫うようにしてペルシアンナイトが伸びて来るが、もうインディチャンプの勢いは衰えず、2着争いは大接戦になった。
 なおマイルCSにおいて、ステイゴールド産駒はこれまでに勝利がなく、インディチャンプは延べ6頭目で初制覇ということになった。
1着:インディチャンプ 勝ち馬注目
 インディチャンプがG1 2勝目を挙げた。同じ年の安田記念・そしてマイルCSを制したのは史上7頭目。これやはり陣営が相当上手く仕上げた事もあるが、池添謙一騎手が急遽のピンチヒッターで、本当に落ち着いて馬群の中で脚を溜めて、抜け出したらソラを使う面があるので、それを考えて追い出しもギリギリまで我慢して、100%上手く乗ったと思う。馬自身もそれに応えて、瞬発力勝負になったのも良かったと思いますし、この馬は今後折り合いさえ付けば、もう非常に安定して走ってくると思う。まだまだキャリアも、そんなに多くないですから、伸びしろも十分あると思う。騎乗した池添謙一騎手はマイルCS単独トップの4勝目。
池添謙一騎手 そうですね、まぁレースの映像はもう何度も見てますし、一緒に対戦もしてますし、あとは急遽だったんですけど、追い切りに騎乗することができたので、まぁある程度把握できたのもすごく良かったと思う。まぁ強いのはわかっていたので、1度使ってからも状態が上がってるというのも聞いていたので、後はしっかり責任果たすだけだなという風に思って乗った。そうですね、スタートも5分に来てくれましたし、ポジション良いところで競馬したいなという風に思っていたので、まぁ良い所で進めることができましたし、あの丁度斜め左にダノンプレミアムがいたので、これを見ながらっていうのと、まぁ後はリズム良くというのを考えて乗った。そうですね、もう直線向いてからも手応え十分ありましたし、ダノンの手が先に動いたので、まぁ直線抜け出すとソラ使うと聞いていたので、そこだけ気をつけて、ギリギリまで我慢して、最後1ハロンだけ、もうホントソラを使わないようにだけ一気に行かそうと思って、一気に仕掛けた。そうですね、最後まで集中して走ってくれていましたし、ホント強かったと思う。
2着:ダノンプレミアム 
 そして2着がダノンプレミアム、3着はペルシアンナイトだった。ペルシアンナイトは3年続けて馬券圏内に入った事になる。まず2着ダノンプレミアムだが、天皇賞の時もそうだったが、ラストはやっぱり同じような脚色になってしまうと言うか、今回スローの瞬発力勝負になったので、より分が悪かったと思う。平均的に脚を使う形に持ち込めば、もう1つG1を勝つチャンスはあるんじゃないかなと思う。
川田将雅騎手 予定していた通りのレースができて、良い内容で走れましたが、勝つという結果が出せなかった事には申し訳なく思います。
3着:ペルシアンナイト 
 そして2着がダノンプレミアム、3着はペルシアンナイトだった。ペルシアンナイトは3年続けて馬券圏内に入った事になる。そして3着ペルシアンナイトだが、一昨年は1着で去年2着で今年3着で、ホントね京都の坂の下りが上手い。今回全く展開が向いていないのに3着まで来てるという事は、よほど京都と相性が良いんだと思う。今後もまぁ息の長い活躍を続けていくタイプの馬だと思う。
4着:マイスタイル 
 まず4着マイスタイル、これ押し出される形でハナに立ってマイペースで運んで、確かに展開は向いたが、最後までダノンキングリーを交わさせなかった。その点は優秀だと思う。
5着:ダノンキングリー 
 あと5着ダノンキングリー、これは道中、ホント上手く運んでいるように見えた。ただ、やっぱり東京は瞬発力勝負で一気に突き抜けるが、京都って意外と坂の下りで小脚を使ってしまうケースがあって、それで伸びなかったのかなという見方を今回しているので、まだキャリア浅い馬ですし、3歳馬ですから、古馬になればもっと風格が出てくると思う。
6着:カテドラル 
 あと良かったのが6着カテドラル。これメンバー中最速の33秒4という上がりを使っていますし、こちらはホント一皮むけた印象があるので、個人的には馬券で次狙ってみたいのはこのカテドラル。
10着:ダイアトニック 
 あと10着ダイアトニックは内から外に持ち出して、上手い競馬をしたが、全く伸びなかった。やっぱりベストはもう少し短い距離なのかなという印象を持った。
16着:アルアイン 
 16着アルアイン、これは最近ちょっと不振続き。もうスタートからズーッと反応が悪かった。結局最後までエンジン掛かる事なくゴールインということになったので、ちょっと前走の惨敗からこの馬らしさが見られていないので、どうなんですかね、年齢的なものも多少出てきたのかなというのが、今回を見た印象だった。
京都12R 西陣S タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。

  馬券Summary
去年との違いは?
 東京の芝コースの話。先週Cコースに変わった影響もあって、連続開催の終盤にも関わらず、高速化した。ちなみに去年の5回東京5日目・6日目の馬場差はマイナス1秒8とマイナス1秒7だった。
去年との違いは?
今年は土日ともマイナス2秒2で、去年よりも高速馬場になっている。そして特徴的なのが脚質傾向。去年の5日目・6日目は逃げ馬が実は8連対もした。それに対して今年はわずか2連対だった。ですから、わかりやすく言えば去年の5回東京5日目・6日目よりも、今年はさらに高速馬場になっていて、しかも先行有利ではなく差し有利だという事。今週も雨の影響を受けない馬場コンディションなら、高速馬場が続きますから、しかも差し有利の傾向は大きく変わらないと思う。ちなみに、去年はアーモンドアイが2分20秒6という驚異のレコードタイムでジャパンカップを制した。2着に逃げたキセキが実は粘っていて、今年は少しメンバーが落ちるとは言われているが、ペースは速い遅いによるモノでレコードが出るかどうか何とも言えない部分はありますが、狙いとしては高速決着とか瞬発力勝負に強いタイプが狙いかなという気がする。その点を意識しつつ、後ほどまたジャパンカップの展望をやりますから、番組のことを考えてちょっと引っ張りたいと思う。その時にもう一度お話ししたいと思います。
解説者:津田照之(競馬エイト)
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