2019年4回阪神2日目

開催一覧
2019/09/22 (日)
中山 阪神
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中山 阪神
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福島 中京 函館
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2019/07/07 (日)
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福島 中京 函館
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2019/04/14 (日)
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2019/02/16 (土)
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2019/01/26 (土)
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2019/01/19 (土)
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2019/01/14 (月)
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2019/01/13 (日)
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2019/01/12 (土)
中山 京都
2019/01/06 (日)
中山 京都
2019/01/05 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒4だった。
 中山同様に阪神も超の字の付く高速馬場。馬場差は土日ともにマイナス2秒4で、雨の影響を受けた昨年の開幕週とは比較できないとしても、一昨年が土日ともに良馬場発表でマイナス1秒5でしたから、やはり速い。ただ、連対脚質を見ると、中山よりも差し・追い込みが決まっていた。時計が速いのは、中間の雨が4ミリだけと乾燥しているのも影響している。補修は行われていても、芝の生育は中山と比較して遅れがちだという事なので、雨が降れば悪化して行く可能性もあるだろう。4回阪神もトータル9日間の開催で、例年通り野芝が使用されている。今週までAコース、後半2週はBコースが使用される。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒8、日曜がマイナス0秒7だった。
 土日ともに乾いたコンディションだったが、時計の出方は標準より速かった。日曜は乾燥が進んだ分、0秒1土曜よりは掛かってはいたが、それでもマイナス0秒7だった。前有利は確かだが、それでも中山と比較すると、後ろも届いていたのは芝と同じ傾向。


  タイム分析
 2019/09/08 (日)  芝=-2.4  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1600 イズジョーノキセキ    牝2 未勝利・牝 1:33.8 -2.0 -0.4 -0.5 -1.9 B C (5.00)
5R T2000 アルジャンナ    牡2 新馬 2:04.4 +1.7 -1.3 +2.8 -2.4 SL C --
7R T2000 サマーセント    牝3 1勝クラス 1:58.7 -2.2 --- +0.2 -2.4 C D --
9R T1400 メモリーコロネット    牝4 瀬戸内海(2勝) 1:19.3 -2.2 --- -0.5 -1.7 B C --
10R T1800 マイネルネーベル    牡7 ムーンH(3勝) 1:45.5 -0.2 -0.9 +1.1 -2.2 SL C --
11R T1200 タワーオブロンドン    牡4 セントウG2 1:06.7 -1.4 --- ±0 -1.4 C C --
 2019/09/08 (日)  ダ=-0.7
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 メイショウカムロ    牡2 未勝利 1:26.6 +0.2 --- +0.7 -0.5 D D (5.50)
3R D1400 アルコレーヌ    牝2 新馬 1:26.4 -0.2 --- +0.3 -0.5 D C --
6R D1400 メイショウダブル    牡4 1勝クラス 1:23.9 -1.0 --- -0.5 -0.5 B D 8.67
8R D1800 クレッセントムーン    牡3 1勝クラス 1:53.1 ±0 --- +0.7 -0.7 D D --
12R D1200 デザートストーム    牡5 2勝クラス 1:10.3 -1.4 --- -0.9 -0.5 A C --

阪神2R 2歳未勝利・牝 タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムだった。
1着 イズジョーノキセキ 
 デビュー戦6着のイズジョーノキセキが2走目で勝ち上がった。1着のイズジョーノキセキ、6月の中京戦以来の実戦だった。その新馬戦は道悪に加えて、直線で詰まって6着だったが、元々調教は動くタイプ。良馬場で後方待機から直線一気を決めた。高レベルなのは2着に0秒3差をつけたこの馬だけ。新種牡馬エピファネイア産駒で、小柄な牝馬の分、切れる脚を使える。完成度はかなり高いはずなので、状態さえ維持すれば上でもやれそうな、そんな1頭だと考える。
2着 マドルガーダ 
 2着以下は2馬身以上離された。逃げて2着のマドルガーダ、1番人気で3着のアージオン、初芝の4着ノクターンノーツ、5着シンフェイスの4頭は接戦であり、完全タイム差がマイナスのCランクになる。
3着 アージオン 
 2着以下は2馬身以上離された。逃げて2着のマドルガーダ、1番人気で3着のアージオン、初芝の4着ノクターンノーツ、5着シンフェイスの4頭は接戦であり、完全タイム差がマイナスのCランクになる。
4着 ノクターンノーツ 
 2着以下は2馬身以上離された。逃げて2着のマドルガーダ、1番人気で3着のアージオン、初芝の4着ノクターンノーツ、5着シンフェイスの4頭は接戦であり、完全タイム差がマイナスのCランクになる。
5着 シンフェイス 
 2着以下は2馬身以上離された。逃げて2着のマドルガーダ、1番人気で3着のアージオン、初芝の4着ノクターンノーツ、5着シンフェイスの4頭は接戦であり、完全タイム差がマイナスのCランクになる。特に5着シンフェイスの伸びが鋭かった。ルーラーシップ産駒で、全兄にダート巧者のアディラート。芝でも注目だが、ダートに変われば一変も考えられる。
阪神5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。勝ったアルジャンナについて。
1着 アルジャンナ 
 芝の新馬戦は素質馬が多かった。土曜4Rと5Rに使い分けする格好で、共に完勝したのは中内田厩舎の牝馬2頭、フェアレストアイルとクラヴァシュドール。この2頭も印象に残ったが、やはり先週の阪神ではこの馬(アルジャンナ)。調教の動き、馬体の雰囲気、そして1億8360万円の高値。父ディープインパクト、母がアメリカG1馬の牡馬アルジャンナは、別格との評判だった。この馬の存在もあって、頭数は5頭と少なかった。最後方を進んだスタンド前は頭を上下させるなど、若さを見せていたが、直線だけで全てを抜き去って、ほぼ馬也の勝利だった。やっぱり素質は高いと思う。ただ、1000m通過1分5秒2の超スロー。時計は平凡で、この1戦だけではまだ大物と決めつけられないのも事実。評価は2戦目を見てからになる。
阪神6R 3歳上1勝クラス タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムだった。
 ところで勝ち馬メイショウダブルは4歳。2着セカンドエフォートは6歳だった。降級がなくなって、古馬の強い馬が減ると、どうしても3歳馬が人気になる。メイショウハート・フォリオールとここも3歳馬2頭が上位人気となったが、共に未勝利を勝った直後だった。特に2番人気で12着のフォリオールは前走Eランク勝ちだった。今後もこんなケースが多いはずですから、注意した方が良いと思う。
1着 メイショウダブル 
 6番人気のメイショウダブルが2着以下に4馬身以上の差をつけての快勝だった。1着のメイショウダブル、これまでの成績からは考えられないくらい強かったと思う。5勝したロラパルーザの下で素質があって、調教の動きが良くて、能力は秘めていたという事。砂を被ると嫌がるタイプが外枠を引いた事も大きかったと思う。勝因はそんなところだろうか。アテにはならないが、昇級しても人気は薄い可能性が高く、外枠でも引けば馬券に加えても良さそうに思える。
2着 セカンドエフォート 
 2着以下は離された。外から2着に上がったセカンドエフォート。その外に出してから実によく伸びていた。4馬身差でランクはCだが、阪神の1400mは好走例が多い。京都は逆にジリっぽくなるが、この条件では目が離せない存在。
阪神9R 瀬戸内海特別 タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムだった。
1着 メモリーコロネット 
 メモリーコロネットが後続に3馬身以上の差をつけて勝った。1着メモリーコロネット、イスラボニータが阪神Cで記録したレコードを0秒2更新した。中京・新潟と左回りの1400mで連続2着していたが、前走の新潟戦はEランクに0秒1差。パフォーマンス的には落ちていた。今回はゼセルが速いペースで逃げた事で、ロードカナロア産駒らしいスピードが強調された形。堅実なタイプですし、右回りで初勝利も収穫。上でもやれて良いと思う。
2着 トオヤリトセイト 
 2着がトオヤリトセイト。アーリントンC3着があり、NHKマイルCも8着とは言っても16番人気で、勝ち馬からは0秒4差だった。3歳馬でも実績上位。それが高速決着とは言っても0秒5差は少し物足りない結果。もちろん休み明けもあるのだろうが、エンジンの掛かりが遅かった所を見ると、1400mが1ハロン短い可能性がある。マイルに戻せばすぐ勝てる、そんな気もしている。
4着 ゼセル 
 あと逃げた4着のゼセル、3回阪神の芝1400mで1勝クラスをBランクで逃げ切り。当時の前半600m通過が33秒9だった。馬場差が違っても、今回の33秒4は少し速かった、そんな気がする。ただ、ダートから芝に戻して好結果が出ている。近いうちにこのクラスでもチャンスは来るだろう。
阪神10R ムーンライトH タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
阪神11R セントウルS 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにCだった。久しぶりに芝のレースに出走したマテラスカイが逃げて、直線にさしかかる。勝ち時計はビリーヴのレコードを0秒4更新。ただ、馬場差を踏まえると完全タイム差はプラスマイナスゼロ、Cランクになる。久しぶりに芝に出走したマテラスカイが逃げて、前半600m33秒0、後半600mが33秒7。これは高速馬場では特別速くは無い。折り合ったタワーオブロンドンが、直線は次元の違うような決め手で抜け出して、後続を突き放した。
1着 タワーオブロンドン 
 1番人気タワーオブロンドンが勝ち、サマースプリントシリーズを制した。その1着タワーオブロンドン、函館スプリントS3着からキーンランドC2着へ、1200mに慣れて着順は上がったが、勝ちきれないもどかしさもあった。前2走の負担重量58キロから1キロ軽くなった事もあるが、一見洋芝巧者のようで、実は軽い芝ではなかったのかと思う。これはレコード勝ちの京王杯SCを思い出して、開幕週の野芝なら負けないという自信もあった。もちろん57キロも大きいが、今回の切れと強さは明らかにここ2走とは異なる。スプリンターズSは、今回が中1週だっただけに状態が少し微妙。またルメール騎手は、同厩舎のグランアレグリアに騎乗する予定だけに、こちらも微妙だったが、どうやら浜中騎手を確保して出走の模様といった感じ。リスクはあるが、有力候補にはなる。
2着 ファンタジスト 
 そして2着がファンタジスト、3着がイベリスだった。2着のファンタジスト、北九州記念で着いて行くのがやっとの馬とは思えない行きっぷりの良さだった。勝ち馬から3馬身差で、自身のタイムランクはDだが、2歳時のスプリント能力が蘇った形。春の皐月賞・NHKマイルCは状態面も一息だったので、1600mに戻してきても巻き返しは可能に感じる。
3着 イベリス 
 そして2着がファンタジスト、3着がイベリスだった。3着のイベリス、マテラスカイ・ラブカンプー・ファンタジストが行った段階で、位置を下げた。この時点でスムーズさを欠いていたが、直線は自力の高さで差して来た。馬体が増えて、稽古の動きが一段と逞しくなっている。スプリンターズSに出走なら、穴候補。距離もマイルまでなら問題ないと思う。
8着 ミスターメロディ 
 ミスターメロディ、2番人気で8着だった。4コーナー馬なりでファンタジストの外へ。その割には全く伸びなかった。休み明けで負担重量58キロだった事も敗因だろうが、元々高松宮記念は内同士の決着にも恵まれた。G1馬としては、底力が特別優れている訳ではない。大きな変わり身はどうなんだろうか。
阪神12R 3歳以上2勝クラス タイムA
 基準より0秒9速い勝ちタイムだった。
1着 デザートストーム 勝ち馬注目
 デザートストームが今回は圧勝だった。1着のデザートストーム、1200mで前半600mは34秒6。後半600mが35秒7。それほど速くない流れを4コーナー後方からごぼう抜き。レースの上がりを1秒2上回る34秒5。正しく鬼脚だった。前走8着は1000mが短かっただけ。その前は常に馬券圏内に保たせてはいたが、今回の6馬身差圧勝を見ると、一段とステップアップした感じが強い。今なら3勝クラスも突破してしまいそう。
2着 メイショウミズカゼ 
 2着のメイショウミズカゼ。1秒差でCランクに相当する。前有利の展開を差した点は勝ち馬とは一緒だが、揉まれ弱いタイプで、今回は大外枠も功を奏した。次走内枠に入ると危険だと思う。

  馬券Summary
新種牡馬キズナについて
 今年夏の最大の出来事は、10年間に渡って日本の競馬を牽引してきたディープインパクトとキングカメハメハがこの世を去ってしまった事。私も新潟競馬場で惜別の記帳をしてきたばかり。そんな中ディープインパクト産駒のダービー馬、キズナの初年度産駒が好調なのは喜ばしい限り。
新種牡馬キズナについて
 9/1の夏競馬終了の段階で、その産駒はJRAだけで13勝を挙げて、新種牡馬ランキングだけではなくて、総合の2歳リーディングでもトップに立っている。内訳は芝11勝、ダート2勝。芝は1800mがオープンのコスモス賞を含む4勝でトップ。1200mがビアンフェの函館2歳Sを含む3勝で続いて、1400m・1600mが2勝ずつ。短距離から中距離までまんべんなく勝っていて、芝の1400mと1600mでBランク勝ちが1鞍ずつある。ちなみに、昨年の新種牡馬ランキングで首位だったジャスタウェイは、昨年のこの時期は9勝だった。また、一昨年JRAだけで驚異の37勝をマークしたロードカナロアの同時期は8勝だった。それぞれの産駒をデビューさせるタイミングの差があるとは言っても、これらの種牡馬のその後を考えれば、キズナもクラシック級の産駒を期待して良さそう。
 ただし、心配な点もある。2歳早期からこれだけ勝てる事自体が早熟ではないかという点。ディープインパクト産駒は、ダービーやオークスの時期を頂点として成長していくが、3歳秋以降は成長力と言うよりも、高い能力を維持させる事で、活躍を継続させる事が多い。成長力という点では、同じサンデーサイレンス系でもステイゴールドとか、ハーツクライの方が上ではないだろうか。ディープインパクトの代表産駒の1頭、ジェンティルドンナはオークスで披露したパフォーマンスが圧倒的でしたから、これを維持するだけでG1をいくつも上乗せできた。丈夫ではあったが、大きな成長はなかったと見ている。一方、キズナ自身やディープブリランテ、今年のロジャーバローズなどディープインパクトのダービー馬が故障・早期引退が多い事や、マカヒキやワグネリアンの現状を見ると、3歳春に燃焼を尽くした感も強く、言い換えればこれは早熟の証明とも受け取れる。皐月賞、タイムランクAで勝ったアルアインは、古馬になって大阪杯を勝ったが、タイムランクはEだった。好調な時期に釘を呈するのはココだと思うが、キズナ産駒の成長曲線が前掛かり気味であるという事は覚えておいて損は無いと思う。
夏競馬の中で注目すべき馬
 2頭を取り上げておく。まず、直接見てきた新潟から。8/18の10R、3歳以上2勝クラス、芝2200mの阿賀野川特別を勝ったホウオウサーベル。昨年夏の新潟で新馬勝ち、その後東京スポーツ杯2歳S6着、フリージア賞7着など伸び悩んだ時期もあったが、馬体が完成しない内に無理をさせなかった事が大きくて、3回東京初日に芝2400mの1勝クラスを楽勝。そして阿賀野川特別では、勝負所の行きっぷりが他馬とまるで違って、早めに抜け出すと2着プランドラーを5馬身差に突き放した。タイムランクはCだったが、高レベルに匹敵するぐらいの感触はあった。オークス3着のビッシュの弟になるが、父がディープインパクトからハーツクライに変わって、馬格がある。3歳秋以降の成長力は確かな血統。阿賀野川特別の勝ち馬は、昨年のユーキャンスマイル、一昨年の勝ち馬ポポカテペトルが菊花賞に直行して3着に入った。ホウオウサーベルも直行が決定していて、ダービー上位組が手薄になりそうな今年の菊花賞なら、台風の目になりそう。
 2頭目は、函館・札幌のダートからリアンヴェリテを取り上げる。函館の大沼S、マリーンSを連勝して札幌のG3エルムSで5着。大沼Sは速めの平均ペースで逃げて2着に5馬身差、完全タイム差はマイナス0秒5のBランクと内容も上々だった。ここから中1週のマリーンSは、モズアトラクションにクビ差まで詰め寄られたが、乾いた馬場で前傾ラップを踏んで中身は優秀だった。そしてエルムSだが、内枠からドリームキラリが逃げた段階で、800m推定46秒5。後半49秒4の超ハイペースだった。自身は大外枠から、本来の逃げのパターンには持ち込めなかったが、4コーナー先頭から0秒5差の5着。負けてなお強しを印象づけた。これまでも逃げて速いタイムを記録して来たが、好位からの競馬ができたのは収穫だと考える。ゴールドアリュール産駒の快足型として、重賞勝ちは時間の問題に思えてきますし、この夏を境に一皮むけた、そんな印象もある。この後出走して来た際には、大きく狙ってみたい。以前に中山で惨敗した事があるが、これは心房細動が原因。京都1800mでも逃げ切った経験があり、小回り1700mにこだわる必要も無い。また、揉まれなければ1400m・1600mにも対応できるはず。
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