ダノンキングリー (Danon Kingly)

牡8 (2016/03/25生) 黒鹿

父:ディープインパクト (Halo系)
母:マイグッドネス
母父:Storm Cat
戦績:14戦6勝
馬主:ダノックス
調教師:美浦 萩原清
生産:三嶋牧場
賞金:5億1506万円

日付 レース名 コメント
2021/12/12香港マイル8着コメントなし
2021/10/10毎日王冠(G2)2着勝ち馬にアタマ差2着がダノンキングリーでした。こちらも出遅れた訳です。ただ、途中からですね、馬が行きたがったので、馬の行く気に任せてポジションを上げて行きましたね。それでいて横綱相撲に近い形で、堂々と抜け出したのだから強かったです。ただ、今回はさらに勝ち馬が強かったという事と、負担重量ですね、58キロと56キロの分、それは今回あったかもしれませんね。
2021/06/06安田記念(G1)1着ダノンキングリーが接戦を制してG1 7回目の挑戦で初制覇です。過去の重賞3勝がですね、休み明けで、その臨戦と瞬発力勝負がいかにもですね、ディープインパクト産駒の特性に合致していてですね、そして外の差し馬が有利な馬場も味方したとも言えるんですけど、まぁ改めて本質はマイラーだという事を示してですね、3歳秋の毎日王冠の強さ、あれを再現したそんなレースだったと思います。騎乗した川田将雅騎手は安田記念3勝目です。
川田将雅騎手 素晴らしい走りをしてくれたなと思います。
沢山ともに競馬をしてきましたし、それ以外にもずっと見てましたし、まぁ今回キングリーに乗る事になりまして、いろいろとイメージする中で競馬を迎えたんですけども、返し馬の雰囲気からしても正直あまり良い感じではなかったので、色々とその後も対応しながら、競馬までの時間を過ごしたんですけど、競馬自体はとても良い走りができたと思います。
道中のリズムが良かった事で、トモの動きも押し出しの動きも良かったですし、その分良い雰囲気で道中溜める事ができましたので、直線もこれなら動いて行けるなという感触を得ながら、4コーナーから直線に向く事ができましたし、それ通りの動きを直線もしてくれていて、良い動きをしていたなと思います。
それを期待して、今回僕が手綱を任せていただきましたので、こうやってまたオーナーにG1を届ける事ができて良かったなという思いです。
元々能力の高い馬でもありますし、なかなかG1で結果を得る事ができませんでしたけど、やっぱりこういうメンバー相手でも勝ち切れる、その能力の高さというのがこの馬本来の姿だと思います。
素晴らしいメンバーの中勝つ事ができましたし、この後もこの馬らしく、歩みを進められればと思いますので、また走る時に楽しんでもらえたらと思います。
なお、勝ったダノンキングリーですが、前走昨年の天皇賞・秋では最下位の12着でした。前走最下位からのJRAG1制覇は1984年のグレード制導入後、JRA所属馬としては初だということです。
2020/11/01天皇賞秋(G1)12着コメントなし
2020/06/07安田記念(G1)7着コメントなし
2020/04/05大阪杯(G1)3着そして1番人気のダノンキングリーは3着だった。3着のダノンキングリーは個人的な好きなタイプですし、クロノジェネシスと本命を迷ったのも事実。対抗に止めたのは3歳春に完成したディープインパクト産駒としては、大きな成長は無いと踏んだから。3着に落ちたのはジナンボーに前半から半馬身間隔で来られた事もあるが、ダービー2着時の能力を維持するだけで、伸びしろが小さかった面もある。今後この辺が課題になると思う。
横山典弘騎手 思った以上にスタートが良くて、前に行く形。ただ、結果的に行ったことで厳しい展開になってしまいました。この速いペースでピッタリと来られる形でしたから。
2020/03/01中山記念(G2)1着ダノンキングリーが1番人気に応えて、重賞3勝目。誰が見ても今回ダノンキングリー強かったが、忘れてはいけないのは毎日王冠でも同じように強さを見せながら、次のマイルCSでは5着に終わったという事。で、毎日王冠も今回も前半はゆっくり追走して、どこかで一気に脚を使うという点で似てますし、休み明けが最も走れる馬でもあると思われる。ここからまた間隔を空けて安田記念というルートなら好走できそうだが、普通に間隔を詰めて来たらちょっと危ない所があるかと思う。
2019/11/17マイルチ(G1)5着あと5着ダノンキングリー、これは道中、ホント上手く運んでいるように見えた。ただ、やっぱり東京は瞬発力勝負で一気に突き抜けるが、京都って意外と坂の下りで小脚を使ってしまうケースがあって、それで伸びなかったのかなという見方を今回しているので、まだキャリア浅い馬ですし、3歳馬ですから、古馬になればもっと風格が出てくると思う。
2019/10/06毎日王冠(G2)1着3歳馬ダノンキングリーが鮮やかに差し切った。出遅れについては、ゲートの体勢が悪かったからだが、私は皐月賞とダービーで、結構きつい競馬をしていますので、今回外枠で引っかかるリスクがあったと思う。ですからむしろ出遅れというのは、私自身は良かったと思っている。あの位置にいても、この馬は絶対切れるという確信もありましたし、一度はこういうレースをして欲しかった。ですからいかにもディープインパクト産駒らしい、レースをして今後に非常に視界が広げる良いレースだったと思う。
2019/05/26東京優駿(G1)2着そしてロジャーバローズにクビ差まで詰め寄ったダノンキングリーが2着だった。前回より落ち着きがあったと思う。レースも行きたがるのを上手くだめて流れに乗ったと思う。残念なのは、直線に向いてからねちょっと右に寄れた。それが無ければとちょっと思ってしまうぐらいの着差だったので、ただ、距離も克服しましたし、全能力を発揮しての2着だったと思う。
2019/04/14皐月賞(G1)3着そして2着がヴェロックス、3着がダノンキングリーだった。3着ダノンキングリー、4キロ絞れてデビュー戦・2戦目と同じ450キロだった。個人的な意見だが、ディープインパクトの牡馬としては理想的。大きくならないのが良いと思う。好発から内の4番手、4コーナーでは一瞬溜めて、最内を突いた。戸崎騎手も枠なりに最高の競馬だった。サートゥルナーリアが負けていないだけ上位ではあっても、能力ベースはほとんど互角に近いと言って差し支えないと思う。1つ注文をつけるなら、ダービーを勝つためには少し遅めの流れからの、瞬発力勝負がベターになると思う。
2019/02/10共同通信(G3)1着ダノンキングリーが抜け出して、重賞初制覇。これで3戦3勝。インコースの3番手で取り合って、内からスルスルと進出。残り300mで追い出されると、アドマイヤマーズと共に後続を一気に離した。衝撃的な一戦。上がり32秒8は見事の一言で、時計も優秀だった。2歳チャンピオンも倒しましたし、現段階でクラシック戦線のトップに立ったと言えるのではないだろうか。
2018/12/15ひいらぎ5001着ダノンキングリーが勝って2戦2勝。ダノンキングリーは4コーナーで楽な手応えのまま外から追い上げ、直線に入ってもしばらくは持ったまま。ラスト200mで追うと一気に突き放した。まだ余力十分で、それでAランクのタイムですから素晴らしいですし、東京の超スローペースと中山のハイペースで連勝したのも素晴らしい。オープン・重賞でも好勝負になるが、兄・姉は揃ってベストの距離が短め。1800m以上で今回のような高いパフォーマンスを期待できるかとなると、半信半疑ではある。
※次走の距離には注意。1600mならかなり有力。1800mならギリギリ。2000mだとどうかなという感じ。
2018/10/08新馬1着コメントなし

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