2019年4回阪神8日目

開催一覧
2019/12/28 (土)
中山 阪神
2019/12/22 (日)
中山 阪神
2019/12/21 (土)
中山 阪神
2019/12/15 (日)
中山 阪神 中京
2019/12/14 (土)
中山 阪神 中京
2019/12/08 (日)
中山 阪神 中京
2019/12/07 (土)
中山 阪神 中京
2019/12/01 (日)
中山 阪神 中京
2019/11/30 (土)
中山 阪神 中京
2019/11/24 (日)
東京 京都
2019/11/23 (土)
東京 京都
2019/11/17 (日)
東京 京都 福島
2019/11/16 (土)
東京 京都 福島
2019/11/10 (日)
東京 京都 福島
2019/11/09 (土)
東京 京都 福島
2019/11/03 (日)
東京 京都 福島
2019/11/02 (土)
東京 京都 福島
2019/10/27 (日)
東京 京都 新潟
2019/10/26 (土)
東京 京都 新潟
2019/10/21 (月)
東京
2019/10/20 (日)
東京 京都 新潟
2019/10/19 (土)
東京 京都 新潟
2019/10/15 (火)
東京
2019/10/14 (月)
東京 京都
2019/10/13 (日)
京都
2019/10/12 (土)
京都
2019/10/06 (日)
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2019/10/05 (土)
東京 京都 新潟
2019/09/29 (日)
中山 阪神
2019/09/28 (土)
中山 阪神
2019/09/22 (日)
中山 阪神
2019/09/21 (土)
中山 阪神
2019/09/16 (月)
中山 阪神
2019/09/15 (日)
中山 阪神
2019/09/14 (土)
中山 阪神
2019/09/08 (日)
中山 阪神
2019/09/07 (土)
中山 阪神
2019/09/01 (日)
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2019/08/31 (土)
新潟 小倉 札幌
2019/08/25 (日)
新潟 小倉 札幌
2019/08/24 (土)
新潟 小倉 札幌
2019/08/18 (日)
新潟 小倉 札幌
2019/08/17 (土)
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2019/08/11 (日)
新潟 小倉 札幌
2019/08/10 (土)
新潟 小倉 札幌
2019/08/04 (日)
新潟 小倉 札幌
2019/08/03 (土)
新潟 小倉 札幌
2019/07/28 (日)
新潟 小倉 札幌
2019/07/27 (土)
新潟 小倉 札幌
2019/07/21 (日)
福島 中京 函館
2019/07/20 (土)
福島 中京 函館
2019/07/14 (日)
福島 中京 函館
2019/07/13 (土)
福島 中京 函館
2019/07/07 (日)
福島 中京 函館
2019/07/06 (土)
福島 中京 函館
2019/06/30 (日)
福島 中京 函館
2019/06/29 (土)
福島 中京 函館
2019/06/23 (日)
東京 阪神 函館
2019/06/22 (土)
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2019/06/16 (日)
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2019/06/15 (土)
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2019/06/09 (日)
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2019/06/08 (土)
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2019/06/02 (日)
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2019/06/01 (土)
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2019/05/26 (日)
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2019/05/25 (土)
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2019/04/20 (土)
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2019/01/13 (日)
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2019/01/12 (土)
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2019/01/06 (日)
中山 京都
2019/01/05 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス1秒9だった。遡って7日間の馬場差を確認しておくと、4日目まではマイナス2秒台。5日目以降もマイナス2秒に近いレベルで推移している。
 金曜夕方から土曜朝にかけて雨が降った。量はさほどではないが、土曜も良馬場発表に乾いてはいるが、パンパンの良という訳ではなくて、Bコース変わりでも開催当初よりは時計自体を要している。それでも高速馬場には変わりは無い。日曜は直線が追い風。向正面の向かい風の風が強く、台風が近づいている関係もあって11Rの神戸新聞杯のレース中は雨も降った。ただ、馬場差は終日同じだった。また、風のために時計が掛かったと言うよりも、先週については金曜からの雨による若干の水分を風が乾かすという役目も果たしていたと、そんな感じがした。使われた日曜は本来もっと時計を要していても不思議はないが、風の影響で相殺されて土曜と同じ馬場差になった訳です。脚質は開催2週目同様に、差し・追い込みが効いていた。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス1秒4からマイナス1秒2への変動、日曜がマイナス0秒7だった。遡って7日間の馬場を確認しておくと全てマイナスの数値だが、馬場発表が稍重の開催日はマイナス1秒台となっている。
 前日の雨の影響から、土曜は終日稍重発表だった。高速に近いコンディションの中、馬場差は変動で、乾きが進むにつれて前半・中盤・後半と0秒1ずつ掛かっている。日曜は風の影響が拍車を掛けて、一段と乾燥が進んで、今開催良馬場時の標準値に戻っていた。時計が速い土曜にしても、後ろの馬が届いていた。中山以上に差しが効く傾向に変わりは無い。


  タイム分析
 2019/09/22 (日)  芝=-1.9  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1400 カリオストロ 牝2 未勝利・牝 1:21.4 -1.7 --- -0.4 -1.3 B C 7.14
5R T2000 チュウワノキセキ 牡2 新馬 2:01.9 -0.8 -1.1 ±0 -1.9 C C 6.56
7R T1600 ソシアルクラブ 牝4 1勝クラス 1:32.2 -2.4 -0.6 -1.5 -1.5 A C 6.00
9R T1600 ブルベアトリュフ 牡4 甲東特H(2勝) 1:34.4 +0.4 -0.9 +1.0 -1.5 SL D 5.90
10R T2000 ジェシー 牡4 西宮S(3勝) 1:59.2 -0.3 -0.8 +0.8 -1.9 D D 8.22
11R T2400 サートゥルナーリア 牡3 神戸新聞G2 2:26.8 +1.1 -1.6 +1.8 -2.3 SL C 8.00
 2019/09/22 (日)  ダ=-0.7
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 セイシェルノユウヒ 牡2 未勝利 1:55.0 -0.2 -0.4 +0.1 -0.7 C D 7.40
3R D1400 タマモツワモノ 牡2 新馬 1:26.5 -0.1 --- +0.4 -0.5 D C 6.93
6R D1400 オーシャンズルーラ 牝3 1勝クラス・牝 1:25.4 +0.5 --- +1.0 -0.5 E D 8.00
8R D2000 ワイルドシング 牡4 1勝クラス 2:07.1 +0.6 -1.0 +0.4 -0.8 D D 4.63
12R D1200 アヴァンティスト 牡3 2勝クラス 1:11.5 -0.2 --- +0.3 -0.5 D D 7.69

阪神1R 2歳未勝利 注目
 勝ったセイシェルノユウヒについて。
1着 セイシェルノユウヒ 
 前走芝2000mの新馬戦は5頭立てで、1秒0差の4着だった。直線ちょっと突っ張って走っていた印象があった。今回ダート戦に出走したのは、父がクロフネという事もあるのだろうが、前半はやはり走り方がわからずに置かれていましたし、先頭に並びかけた4コーナーも手前の変え方がぎこちなくて、外に膨れ気味だった。それでいながら後続に7馬身差の差をつける楽勝で、タイムランクも水準のCだった。母の弟に交流重賞・白山大賞典を勝ったパワーストラグルがいる。ダート向きは確かな血統で、キャリアを重ねて競馬を理解して行けば、同世代のオープン馬相手でも走ってくると思う。
阪神2R 2歳未勝利・牝 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムだった。まずはスタート、少しバラけた。6.マドルガーダ・9.ラインエンジェルらが出遅れた。一方、3.シャルロワが先手を取って直線に入るが、2番手に上がって来た8.カリオストロが並んで来る。そして直線に入るとカリオストロが抜け出し、リードを広げて1着。その後10.フィナールショコラが2番手に上がって来るが、外から伸びた13.クリノアマリリスが交わして2着に入った。
1着 カリオストロ 
 小倉芝1200mで2走続けて2着だったカリオストロが距離延長、初めての1400mで勝った。1着のカリオストロ、16頭中前走で馬券の対象外が7頭もいた。メンバーランクはB寄りで、決着時計もその通り速かった。カリオストロは小倉1200mを連続2着、前走は雨の影響から馬場差が設定不能だったが、勝ち馬に半馬身差で3着馬には5馬身差をつけていた。今回200m延長して、高速馬場で良さが出た印象。母の半姉アミカブルナンバーは5勝中4勝は1400mで、京王杯SCでも5着。昇級しても1400mなら注目して良いだろう。
2着 クリノアマリリス 
 2着以下は3馬身半以上離された。2着クリノアマリリス、この馬自身の完全タイム差はCランク。小柄な牝馬、接戦の2着争いで一瞬のキレを活かした形だが、2着以下はもう一度やれば着順が変わる範囲内。
4着 マドルガーダ 
 中ではルメール騎手騎乗で1番人気だった4着だったマドルガーダに見直す余地がある。イズジョーノキセキが差し切った開催2日目のBランクの一戦で逃げて2着した馬。今回は200m短縮して、出遅れが痛かった。それでも伸びて来ていて、間隔を明けて使って来れば勝つのに苦労はしないはず。
阪神6R 3歳以上1勝クラス・牝 タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。
阪神7R 3歳以上1勝クラス タイムA
 基準より1秒5速い勝ちタイムだった。1番人気の12.セラピアが先手を取って直線に入った。しかし2番手につけた16.ソシアルクラブが並びかけ、先頭を奪うと後続を突き放して1着。その後2.ナリス、外から6.リーゼントアイリスが併せるように上がって来て、セラピアを交わした。そして2着争いはナリスがリーゼントアイリスに先着した。
1着 ソシアルクラブ 勝ち馬注目
 ブエナビスタの仔、ソシアルクラブがデビュー戦以来およそ2年ぶりの勝利を挙げた。1着のソシアルクラブ、父キングカメハメハ・母ブエナビスタの超良血馬が待望の2勝目。1番人気のセラピアの2番手を折り合って進んで、直線で交わすとラスト400mを10秒8-11秒4。母を彷彿とさせる瞬発力を発揮した。中距離を使われて勝ち切れないでいたが、前走から1600mに短縮して、さらにブリンカーを着用して2着。これが相乗効果となって一気にパフォーマンスを上げて、今回はAランク勝ちとなった。まだ母の域は遠い彼方と、そんな感じもするが、この圧勝ぶりですから昇級しても通過点だと思うし、是非そうなって欲しいと思う。
2着 ナリス 
 そして勝ち馬から3馬身半差でナリスが2着だった。2着ナリス、勝ち馬から0秒6差のこの馬でもAランク。さらに3着リーゼントアイリスから7着トロイメントまでがBランクに相当するが、休養明けで逃げて6着のセラピア以外は、それまでの成績から引っ張られた時計の可能性が高くて、中には内枠の馬も多かった。Bランク相当として評価できるのは、セラピア1頭と見て良いのではないだろうか。
3着 リーゼントアイリス 
 そして勝ち馬から3馬身半差でナリスが2着だった。2着ナリス、勝ち馬から0秒6差のこの馬でもAランク。さらに3着リーゼントアイリスから7着トロイメントまでがBランクに相当するが、休養明けで逃げて6着のセラピア以外は、それまでの成績から引っ張られた時計の可能性が高くて、中には内枠の馬も多かった。Bランク相当として評価できるのは、セラピア1頭と見て良いのではないだろうか。
4着 サムシングジャスト 
 そして勝ち馬から3馬身半差でナリスが2着だった。2着ナリス、勝ち馬から0秒6差のこの馬でもAランク。さらに3着リーゼントアイリスから7着トロイメントまでがBランクに相当するが、休養明けで逃げて6着のセラピア以外は、それまでの成績から引っ張られた時計の可能性が高くて、中には内枠の馬も多かった。Bランク相当として評価できるのは、セラピア1頭と見て良いのではないだろうか。
5着 ナンヨープランタン 
 そして勝ち馬から3馬身半差でナリスが2着だった。2着ナリス、勝ち馬から0秒6差のこの馬でもAランク。さらに3着リーゼントアイリスから7着トロイメントまでがBランクに相当するが、休養明けで逃げて6着のセラピア以外は、それまでの成績から引っ張られた時計の可能性が高くて、中には内枠の馬も多かった。Bランク相当として評価できるのは、セラピア1頭と見て良いのではないだろうか。
6着 セラピア 
 そして勝ち馬から3馬身半差でナリスが2着だった。2着ナリス、勝ち馬から0秒6差のこの馬でもAランク。さらに3着リーゼントアイリスから7着トロイメントまでがBランクに相当するが、休養明けで逃げて6着のセラピア以外は、それまでの成績から引っ張られた時計の可能性が高くて、中には内枠の馬も多かった。Bランク相当として評価できるのは、セラピア1頭と見て良いのではないだろうか。
6着 セラピア 解説推奨
 この馬についてはタイム分析でも触れた。Aランク勝ちの勝ち馬に引っ張られた感じの2着以下では、唯一信頼して良さそうだという事を言った。経験馬相手の未勝利戦で、若さを見せながら楽勝。2戦目にオークストライアルのフローラSにぶつけて、1番人気に支持された馬。そのフローラSの結果は、キャリアの差と長距離輸送でテンションが上がってしまって、行きたがって14着に負けたが、まともなら1勝クラスに居る馬ではない。今回は休養開け、それも筋肉痛明けという事が全てだと思いますし、結果6着でも折り合いのついた逃げが打てていた。次は許さないと、そんな感触を受けた。
9着 マイネルウィルトス 
 あと3番人気で9着のマイネルウィルトスは外枠から出遅れ。最も時計の速い今の阪神では不向きだと思う。
阪神9R 甲東特別 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
阪神11R 神戸新聞杯 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。タイムランクはSL・メンバーランクはCだった。まずスタート、サートゥルナーリアが今回は出遅れる事なくゲートを出た。シフルマンの逃げで1000m通過が1分3秒4の超スロー。1000mを過ぎても600m39秒3とペースが上がらなくて、究極の上がりの競馬となった。ラスト600mは10秒8-10秒2-11秒3。サートゥルナーリアの次元の違う瞬発力に正しく唸らされたと、そんな一戦になった。
1着 サートゥルナーリア 番組注目馬
 皐月賞馬サートゥルナーリアが後続に3馬身以上の差をつけて勝った。この強さなら凱旋門賞に3歳時に行って欲しかったと思ってしまうが、この馬本来のデリケートな性質とか、この馬が秋に日本にいる事を考えれば、かえって良かったのかもしれない。やっぱりシーザリオの子供では真打ちだった。春は皐月賞でスタンドに物見をしたり、ダービーでテンションが上がって出遅れたり、若かったのだと思う。落ち着きも折り合いもクリア。次走は天皇賞・秋でもジャパンカップが有力と考えるが、楽しみは尽きない。
2着 ヴェロックス 
 そして2着がヴェロックス、3着がワールドプレミアでここまでの3頭が菊花賞への優先出走権を得た。2着ヴェロックス、好仕上がりだった。サートゥルナーリアが前で折り合っているので、川田騎手は内に入れて囲いを作って、消耗を避けていた。そして懸命に追ったが、離されてしまった。少なくとも春は1勝1敗だったが、3000mに一抹の不安はあっても、菊花賞に行っても崩れる事はないと考える。
3着 ワールドプレミア 
 そして2着がヴェロックス、3着がワールドプレミアでここまでの3頭が菊花賞への優先出走権を得た。3着のワールドプレミア、入れ込んでいた事と2強に喧嘩を売っては敵わないとの読みもあったのだろうか。後方待機から動かないで直線勝負。上がり600m推定タイムはサートゥルナーリアと同じ鋭さで、菊花賞への出走権利を得た。武豊騎手らしい仕事だと思う。
4着 レッドジェニアル 
 4着がレッドジェニアル。こちらは賞金的に足りている。サートゥルナーリアとヴェロックスの中間に位置して、勝ちに行った。その分4着に敗れたが、これはこれで潔い騎乗だったと思う。

  馬券Summary
10月の3歳GⅠへ向けて
 日曜阪神の神戸新聞杯で10月の3歳GⅠへ向けての前哨戦は終了したので、牝馬と牡馬に分けてここまでの重要なレースをタイムランク・メンバーランクも踏まえて振り返っておきたいと思う。改めて補足するまでもないが、タイムランク・メンバーランクはそれぞれのクラスのモノで、単純に比較することはできない。またGⅠの場合、GⅡ以下とは別にGⅠとしてのタイムランク・メンバーランクを設定している。
10月の3歳G1へ向けて
 まずは牝馬。春のクラシック第一弾阪神芝外回り1600mの桜花賞は、タイムランクがA・メンバーランクはBだった。今年の桜花賞はグランアレグリアが昨年のアーモンドアイの勝ちタイムを0秒4更新した。2着シゲルピンクダイヤ・3着クロノジェネシス・4着ダノンファンタジーもアーモンドアイと同じタイムで走っていた事になる。馬場差は今年が0秒1速いだけ。さらに今年はペース補正が入っているように、緩やかなペースでこのタイムをマークした事を考慮すると、2着以下のこの3頭のレベルもかなり高いと考えて良いと思う。

 続いて東京芝2400mのオークス。タイムランクがB・メンバーランクはCだった。今年のオークスではジェンティルドンナのオークスレコードが0秒8更新された。翌週のダービーには0秒2劣るが、ダービーウィークはBからCへとコースが替わったために、馬場差がさらに速まっていた。よってタイムランクは、オークスがBでダービーがCになる。オークスの勝ち馬ラヴズオンリーユーは爪の不安で秋華賞を断念したが。勝ち馬と同タイムクビ差2着のカレンブーケドールの内容は評価できる。

 そして夏を越して、今開催中山芝2000mでは、2000mのGⅢ紫苑SはタイムランクがC・メンバーランクはDだった。超高速決着の開幕週に行われて、スロー補正を入れてもタイムランクはCになるが、後半は速いラップが続く持久力勝負になって、ルーラーシップ産駒のワンツー決着だった。1番人気カレンブーケドールは休養明けが影響した面はあっても、このカレンブーケドール、オークス2着馬を3着に退けた点で1着パッシングスルーと2着フェアリーポルカの成長力は確か。これら2頭はフローラSの4着馬・5着馬でもあって、そこから考えるとフローラSの内容にも改めて注目すべきかと考えて、この点からもフローラS上位2頭が出走するローズSに注目して見る。

 では、牝馬戦線のおしまいにそのローズSを振り返る。今開催阪神芝外回り1800mGⅡ、タイムランク・メンバーランクともにCだった。ペースを見ると、前半800mが後半より2秒遅いスロー。各馬が位置を上げようとする中、ダノンファンタジーは好発から折り合い重視。位置を下げながらも外から差し切りを決た。オークスの5着は距離が長かった結果だろうが、3歳春までに実績を残していた1600mだけではなくて、中距離でも切れる脚を使えた事で、2000mの本番にも視野が広がった。途中から動いたビーチサンバが早め進出のウィクトーリアに競り勝っての2着。ただウィクトーリアは繋靱帯炎を発症して、秋華賞回避となった。

 その他では1頭楽しみな馬がいる。7/14中京12R3歳以上2勝クラスのシンガポールTC賞で3勝目を挙げたエスポワールという馬。古馬を相手に4馬身差の楽勝だった。タイムランクはBと優秀だった。父はオルフェーヴル、青葉賞を楽勝してダービーで出遅れて3着に来たアドミラブルの半妹にあたる。追って味があって、どんどん強くなっている印象がある。短期免許で来日予定のシュタルケ騎手で、直行という予定。

 3歳牝馬のG1秋華賞について、現時点での長谷川仁志の見解
紫苑S勝ちのパッシングスルーは出走未定という事。となると、春の実績馬カレンブーケドールにダノンファンタジー。オークス3着から直行して来るクロノジェネシス、この3頭に落ち着くが、絶対の存在でないのは確か。混戦には違いないだけに、エスポワールに食指が動く。ひょっとして3勝クラスは抽選の可能性もあるので、突破して出てきて欲しいと思う。

10月の3歳G1へ向けて
 まず4月の中山芝2000m、G1の皐月賞。タイムランクがA・メンバーランクはBだった。今年の皐月賞が前半1000mが59秒1、後半59秒0。全体に緩み無く流れてラスト600mは11秒7-11秒6-11秒4と急坂へ向けて加速して行った。この段階で、昨年の最優秀2歳牡馬のアドマイヤマーズは0秒4差4着に脱落している。1着サートゥルナーリア・2着ヴェロックス・3着ダノンキングリーは同タイム、アタマ+ハナ差の接戦だった。見応えのある素晴らしいレースだったが、裏を返せばサートゥルナーリアが少なくともこの段階では1強ではない証でもあったと思う。

 そして5月の最終週、東京芝2400mの日本ダービー。こちらはタイムランクがC・メンバーランクはBだった。ドゥラメンテの持つダービーレコードを0秒6更新したと言っても、超の字がつく高速馬場。タイムランクはCだった。逃げたリオンリオンは1000m通過57秒8のハイペースだったが、離れた2番手を進んだロジャーバローズには丁度良い流れであって、皐月賞の上位3頭はこの変則的な展開に泣いた形。その中では2着ダノンキングリーの戸崎騎手が察知して早めに動いたが、このクビ差2着はもう運の領域ではないかなと思える。サートゥルナーリアはちょっと入れ込んでいて、出遅れが痛かった。

 夏を越して今開催中山芝外回り2200mのG2セントライト記念。こちらはタイムランク・メンバーランクともにCだった。前後半1000mがともに59秒8。淀みのない流れからリオンリオンが青葉賞やダービーで見せた逃げでは無くて、3番手の内から抜け出して来た。タイムランクはCだが、あと0秒1速ければBランクになる。このレベルでの2馬身差は非常に強くて、この秋絶好調の横山典弘騎手の魅力も手伝って、本番でも有力候補にのし上がって来た。2着サトノルークス、3着ザダルも素質に注目できる馬だが、今回に関しては内枠の利が大きかったと思う。むしろ後方から大外を上がり600m推定タイム最速35秒0の脚で追い上げた5着ニシノデイジーに一発の魅力がある。

 そして先週の阪神芝外回り2400mの神戸新聞杯はタイムランクがSL・メンバーランクはCだった。タイム分析で触れたが、極限の瞬発力勝負となって、サートゥルナーリアが上がり32秒3という、次元の違う脚で抜け出して3馬身差の楽勝だった。ただし、これは菊花賞に登録しないということなので、2着のヴェロックスと3着に追い込んで来たワールドプレミア、この2頭が権利を取ったという事で、まずこの2頭だが、ヴェロックスは若干距離に不安があるが、実績が違う。実績は本番では今年のメンバーではナンバーワン。ワールドプレミアは入れ込むので、ちょっと3000mはどうかなと。同じように最後方から行くと思うが、それでも微妙にペースも違いますし、引っかかる可能性があると思う。むしろ4着レッドジェニアル、京都新聞杯を勝って賞金は足りている。この馬の一発が、ひょっとしたらあるかもしれない。意外と本番に強いの背景があるようなところがある。

 夏の上昇馬のコーナーと言うか、1週目に取り上げた8/18新潟10R 3歳以上2勝クラス阿賀野川特別を勝ったホウオウサーベル。この馬も阿賀野川特別から直行という事。まあ阿賀野川特別を勝って直行した馬に、昨年3着のユーキャンスマイルとか、それからキセキの年3着のポポカテペトル、この2頭がいる。まぁこの阿賀野川特別は菊花賞の隠れ出世レースになっているような所もある。しかも5馬身差の楽勝ですから、東京の2400mで遅く2勝目を挙げた経緯があるが、その時も強かったし、今回4コーナー手前から外を上がって来る時の勢いが全然違った。オークス3着のビッシュの下だが、父がディープインパクトからハーツクライに変わって、そして牝馬から牡馬に変わって、馬体も少しビッシュより大きくて、非常に将来性がある馬が、ようやく夏を境に一皮むけたという印象がある。これはちょっと▲ぐらいの評価にしておきたいなと思う。

 今のホウオウサーベルは、一応伏兵としての扱いで、主力を形成するのは3頭に絞られるのではないかなと思う。まず、セントライト記念を勝った青葉賞の勝ち馬でもある、リオンリオン。横山典弘騎手が魅力。逃げるか、それともセントライト記念みたいに抑えて行くか、途中から離すか、非常に楽しみ。ヴェロックスは多分マークする。川田騎手ですから。とにかくソツがありませんし、最近重賞で絶好調で、とにかく精神的にも張り詰めた感じで素晴らしい。ヴェロックスはなるべく折り合いに専念しながら乗るので、どう乗るかというところだろう。ニシノデイジー、何とルメール騎手が予定されているという事なので、ハービンジャー産駒で3000mはドンと来いとまでは言えないまでも、適性があるのは確かなので、ダービーでも5着に来てあと数メートルあったら、サートゥルナーリアを差している勢いだった。あの脚がひょっとしたら3000mに活きそうな気がする。もちろん、セントライト記念も3000mの菊花賞を考えれば、悪い負け方ではなかったと思う。大外回しましたから。ひょっとしたらニシノデイジーかなという感じもする。私、先行馬よりも追い込み馬の方が好きなので、今のところニシノデイジー・ホウオウサーベルこのラインがちょっと魅力がある。
解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)
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