2019年3回東京2日目

開催一覧
2019/12/28 (土)
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中山 阪神
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中山 京都
  馬場コメント
 芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒2、日曜がマイナス2秒1だった。東京は連続開催ですので、まずは遡って8日間の馬場差を確認しておく。全てマイナス2秒台で大きな動きはない。
 連続開催の後半入って、先週はCコース使用2週目だった。ダービーウィークと比べて、水準方向に少し動いたが、それでもかなり速い時計の出る馬場だった。Cコース2週目の先週は、先々週同様の高速馬場で、基本的には先行有利。インコース有利で説明できる。4コーナーで最内・内を通った馬が断然有利だった。特徴的なのは、この例外が2歳の新馬戦だった事で、3鞍ともSLランクですから、位置取り不問で瞬発力の有無が問われたと考えて良いだろう。また、逃げ残りの2着はあったが、逃げ切りは1頭も居なかった。これも先週の特徴の1つと言えるだろう。今週もう1週はCコース、そして後半2週はDコースが使用される。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒1だった。遡って8日間の馬場差を確認しておくと、前の開催4週目はやや時計の出やすい馬場だったが、5週目以降は水準レベルで推移している。
 ダービーウィークとほとんど変わらず、水準レベルのコンディションだった。乾いた馬場ではあるものの、時計が掛かるという事ではなかった。逃げ切り勝ちもありましたし、追い込み勝ちもありと東京らしい多彩な脚質の馬が勝っている。脚質別の連対数を見ても、目立った偏りは無く、この一因は実力接近戦が多かったことも挙げられる。ただ、連対数としては多くはないが、まぁ好位組の活躍が目を引いた。後半の開催に向けて馬場が高速化すれば、この傾向は一層強まる可能性があると考えている。


  タイム分析
 2019/06/02 (日)  芝=-2.1  Cコース
 2019/06/02 (日)  ダ=+0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 ジーナアイリス    牝3 未勝利・牝 1:26.8 +0.9 --- +0.8 +0.1 E D 7.50
2R D2100 フィールオーケー    牡3 未勝利 2:13.9 +0.4 --- +0.3 +0.1 C D 6.93
3R D1300 ラディアント    牡3 未勝利 1:19.5 +0.3 --- +0.2 +0.1 C C 5.00
4R T2400 セントレオナード    牡3 未勝利 2:27.2 -0.9 -0.9 +0.7 -2.5 D D 7.25
5R T1600 サリオス    牡2 新馬 1:37.1 +0.4 -1.2 +0.9 -1.7 SL C 6.38
6R T1600 モーベット    牝2 新馬・牝 1:36.9 +0.2 -0.4 +1.5 -1.7 SL C 3.71
7R D1600 ダイスアキャスト    牡3 1勝クラス 1:38.0 ±0 --- -0.1 +0.1 C D 5.46
8R T1400 シセイタイガ    牡3 1勝クラス 1:21.0 -1.2 -0.3 ±0 -1.5 C C 8.88
9R T2000 アンネリース    牝5 ホンコン(2勝) 2:00.1 ±0 -1.1 +1.0 -2.1 SL C 5.80
10R D1400 ミッキーワイルド    牡4 麦秋S(3勝) 1:23.5 ±0 --- -0.1 +0.1 C C 6.07
11R T1600 インディチャンプ    牡4 安田記念(G1) 1:30.9 -1.9 -0.1 -0.3 -1.7 C B 6.88
12R D1600 ゴルトマイスター    牡3 三浦特別(2勝) 1:36.5 -0.7 -0.1 -0.9 +0.1 A C 9.93

東京1R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より0秒8遅い勝ちタイムだった。
東京4R 3歳未勝利 注目
 タイムランクはDになったが、勝ったセントレオナードと7着エクリヴァンについて触れておく。
1着:セントレオナード 
 勝ったセントレオナード、父はディープインパクト。メンバー的に順当勝ちと言えるが、大外16番枠で出遅れて、少しずつ内へ入れて、1コーナーまでに2番手を確保できたことが大きい。これはレーン騎手が、高速馬場の馬場読みが出来てるからで、テンションの高かったこの馬を、このポジションを取りに行って折り合わせた技術というのは見逃せない。5着馬が外から被せて来て、結構執拗な攻めに合っている。ですからその点を考えると、着差以上に強い内容ですから、この馬は昇級しても楽しみ。
7着:エクリヴァン 
 そして7着のエクリヴァンだが、こちらは阪神ジュベナイルフィリーズとNHKマイルカップを勝ったメジャーエンブレムの半弟で、今回がデビュー戦。経験馬相手の出遅れは仕方ない。見せ場を作って7着なら及第点を与えて良いと思う。何しろ馬体の良さが目を引きましたから、次走一変も可能と見ている。
東京5R 2歳新馬 タイムSL
 前半ないし中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。評判馬2頭が出走して、その2頭の一騎打ちになった。その2頭、サリオスとアブソルティスモについて触れておく。タイムランクはSLだが、ラスト400mが10秒9-11秒3なら高水準。
1着:サリオス 勝ち馬注目
 勝ったサリオス、父はハーツクライ。まだまだ余裕残しの体つきで、パドックを見た印象では今回はアブソルティスモに敵わないと思ったが、レースでは逆だった。持ったまま上がって来て、ノーステッキで上がり600m推定は33秒1。ちょっとモノが違ったという印象。
2着:アブソルティスモ 番組注目馬
 2着のアブソルティスモは3着に7馬身差ですから、相手が悪かったという事。早々と負けが決まってしまいましたから、ルメール騎手は無理をしていませんし、こちらもノーステッキだった。この馬はゲート試験合格から日があった影響もちょっとあったかもしれない。レイデオロの半弟だが、父がダイワメジャーですから、力で押すマイラータイプに育つかもしれない。次走は勝てると思う。
東京6R 2歳新馬・牝 タイムSL
 前半ないし中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。勝ったモーベットについて触れておく。ラスト400mが11秒4-11秒2の加速ラップなので、レースレベルが低いということはない。
1着:モーベット 勝ち馬注目
 もちろん、これは勝った馬についてだけだが。そのモーベットだが、父がオルフェーヴル。母はフィリーズレビューなど重賞4勝のアイムユアーズ。加速ラップで2馬身差。ペースを考えれば大楽勝と言える内容。ダイナカールに遡る母系だが、配合的な特徴はサンデーサイレンスの3×4のクロスがあること。今年の2歳からこの配合パターンで、いよいよ大物が出るのではないかと推測している。
東京7R 3歳以上1勝クラス 
6着:ポップアップスター 通信簿
 2番人気6着だった。近走と同様、詰めの甘さが目立った。読み通りの結果だった。
東京8R 3歳以上1勝クラス 
2着:タイドオーバー 通信簿
 5番人気2着だった。毛づやが良くて、体調の良さがパドックで見て伝わって来たぐらい、状態が良かった。好スタートを切って内めを上手に捌いてくれたが、ちょっと相手が悪かったという感じだった。
東京9R ホンコンJCT タイムSL
 前半ないし中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
7着:スヴァルナ 通信簿
 2番人気7着だった。最後の直線で狭くなるシーンはあったが、その前の段階で既に手応えはなかった。読み通りの結果。まだ本調子にはない様子。
東京10R 麦秋S 注目
 なお、2着サザンヴィグラスから10着ノーフィアーまでは0秒3差。紙一重ですから、正にどんぐりの背比べというところだった。
1着:ミッキーワイルド 
 勝ったミッキーワイルド。ダート路線に転じて2勝・2着4回・3着1回で、全て馬券圏内に入っている。前走はタイムランクBで1000万下を勝ち上がり、昇級戦の今回はCランクだが、完全タイム差はマイナスで、上がり600mは最速。ダート短距離のオープン特別は、ちょっと低レベルの決着が多いですから、昇級しても通用するのではないだろうか。
東京11R 安田記念 GI
 まずスタートだが、外の方でゴチャついた。1番外のロジクライが内側に逃避した事によって、ダノンプレミアム・アーモンドアイ・ペルシアンナイトら4頭がスタート直後で大きな不利を受けた。レース自体は、減速のないラップだが、馬場状態等を加味すると、それ程安田記念とすれば、速くない、緩やかな流れだったと思う。特に3番手以降はそれほど速くないんじゃないかなという感じはする。まぁアエロリットにとっては、かなり楽なペースで逃げられたと思いますし、やはり内めを回って来ないと勝負に加われないというところ。その中で、やはりアーモンドアイだけが不利を撥ね除けて、1番外から迫って来るが、僅かの接戦に及ばず3着に負けてしまった。
 タイムランクがC・メンバーランクはBだった。
1着:インディチャンプ 
 勝ったのはインディチャンプだった。G?初挑戦で大仕事をやってのけた。前回ちょっと馬が力んで走ったこともあったが、その辺が上手くガス抜きできてたこともある、あの位置でピタリ折り合ったというのはちょっとビックリだった。この辺はやはり福永祐一騎手の手綱さばきが、非常に見事だったという他ない。ポジション的には、もう少し後ろで私は折り合うかなと思っていたが、あの位置で折り合わせたという事は、まず1つこれが勝因の1つ。そして、レースの流れが比較的緩やかになったということで、この馬の本当の持ち味というのは、一瞬の切れですから、その一瞬の切れも生きる、ドンピシャリの展開になったということ。着差が着差だけに、やはりジョッキーの好騎乗と言うしかない。その福永祐一騎手だが、JRAG?はこれで24勝目となった。
福永祐一騎手いや本当に馬が一生懸命頑張ってくれて、やりたいレースもできましたし、本当に強力な馬たちが相手でしたけど、あまりそれは考えずに、インディチャンプが最後まで1番早く走れるようにと思って、そこだけに集中して騎乗する事ができた。そうですね、本当にあのー、完璧に乗らないと太刀打ちできない相手だと思ってましたし、スタートから何から本当にあのイメージ通り、何もかも上手く行った。勝ったと思ったんですけど、外見たらでワーッと見えたんで、離れてたんで、ちょっとガッツポーズした後に気付いたんで、大変な間違いをしたかなと思ったけど、止める時に職員さんに聞いたら「おめでとうございます」って言われたので。そうですね、今日なんかもゲートの中でちょっとソワソワしてましたし、あの終わってからもちょっと。やっぱりステイゴールドの気性の激しさというのは持ち合わせてる馬ですし、これからどんどん成長していく血統でもあると思いますし、まだまだ楽しみですね。

 なお、インディチャンプはステイゴールド産駒だが、3歳以上の牡馬が出走可能な芝1600mのJRAG?、つまり安田記念・マイルチャンピオンシップをこのステイゴールド産駒が制したのは、今回が初めて。
2着:アエロリット 
 そして2着争いは接戦だったが、内のアエロリットがハナ差アーモンドアイに先着していた。前回のヴィクトリアマイルに比べれば、ペースが緩やかで楽だったということも言えるが、やはりこの左回りの1600m戦で見せる、ゴール前の粘り腰と言うか、二枚腰は昨年もそうだったが、やはりこの馬の強さと言うか、本当の長所だと思う。
3着:アーモンドアイ 
 一方アーモンドアイは、そうですね、確かにスタートの不利はかなり大きかったと思う。しかし、ジャパンカップも一歩間違えれば出遅れてた可能性と言うか、危険性もあった訳で、もし今回出遅れていた場合、どういうフォローができたのかということもちょっと考えて欲しかった。ですから、ルメール騎手は非常に丁寧な騎乗を心がけてくれているが、強い馬は強いんですから、やはりああいう不利を撥ね除けて、どっかでポジションを上げて、もう少しコース取りも、上手いコース取りがなかったのかなという気がする。
C.ルメール騎手スタートで問題があって、5馬身くらいのロスがありました。それでも、道中は冷静に走ってくれましたし、直線ではしっかりと伸びてくれました。スタートは仕方ないです。これも競馬です。久々の1600m挑戦で頑張ってくれました。
4着:グァンチャーレ 
 その後4着には13番人気グァンチャーレ、そして5着にはサングレーザーが続いた。離れた2番手のグァンチャーレが流れ込んだということは、やはりペースが緩やかだったということになると思う。基本的にやはり逃げたアエロリット、そしてグァンチャーレ、それから勝ったインディチャンプ、そして5着のサングレーザーまで前から競馬を見ると、みんな内ラチ沿いを走っている。やはり高速決着と言うか、馬場が速かったという事で、インコースが有利になっている。
5着:サングレーザー 
 その後4着には13番人気グァンチャーレ、そして5着にはサングレーザーが続いた。離れた2番手のグァンチャーレが流れ込んだということは、やはりペースが緩やかだったということになると思う。基本的にやはり逃げたアエロリット、そしてグァンチャーレ、それから勝ったインディチャンプ、そして5着のサングレーザーまで前から競馬を見ると、みんな内ラチ沿いを走っている。やはり高速決着と言うか、馬場が速かったという事で、インコースが有利になっている。サングレーザーも同じことが言えるが、序盤の力み、これだけはちょっと想定外だった。
6着:モズアスコット 
 モズアスコットは瞬時に反応できるタイプではありませんから、この流れではジリジリという感じ。ただ、復調は示したと思う。
7着:ケイアイノーテック 
 7着のケイアイノーテックは、直線内を突きましたから、この進路取りが良かったという事。
16着:ダノンプレミアム 
 それから2番人気で16着のダノンプレミアムだが、不利がありましたし、入線後に下馬していますから、全くの参考外だが、かなり入れ込みがきつかった。ですから、実際普通に走れていて、どうだったかな?というところはちょっとうーんという事は思っている。
東京12R 三浦特別 タイムA
 基準より0秒9速い勝ちタイムだった。ゴルトマイスターが連勝した。
1着:ゴルトマイスター 勝ち馬注目
 ゴルトマイスターは前走タイムランクAで1勝クラス、当時の3歳500万下を勝った馬で、このメンバーで1番人気に支持されるのは当然だが、初めての芝スタートと内枠で揉まれた時の2点には不安を感じていた。スタートが決まって、ハナへ行けましたし、体列が決まった時点で勝負は見えていたという気がする。タイムランクAでの連勝。左回りのここを使ったのは、恐らくレパードステークスへの布石と考えられますから、次走がレパードステークスなら本命を打てる。
2着:オンザロックス 
 2着以下は勝ち馬から4馬身以上離された。まず2着のオンザロックスだが、これで3戦連続の2着になるが、前走・今回と自身の完全タイム差はマイナスですから、いかにも相手が悪かったということ。とにかくレースが上手。次走は相手次第で勝機十分だと思う。
3着:エングローサー 
 3着のエングローサーは優先出走権の関係で、先々週のダート1400mの特別を使えずに1週スライド。1400mがベストのイメージが強いものの、昨年のユニコーンステークスの3着馬ですから、ワンターンの東京なら脚の使い所1つで1600mもこなす。
4着:ダイワインパルス 
 なお、4着ダイワインパルスでCランク相当。5着イベリアだとDランク相当になる。
5着:イベリア 
 なお、4着ダイワインパルスでCランク相当。5着イベリアだとDランク相当になる。
8着:サンチェサピーク 
 一方前走、4歳以上500万下をタイムランクAで勝って2番人気に支持されたサンチェサピークは8着だった。内枠で砂を被った事で、最後は嫌気をさしてしまった模様。揉まれずにスムーズなレースができれば、東京ならこのクラスは勝てる馬ですから、巻き返しに一考が必要。

  馬券Summary
中2週と日本ダービー
 去年もやったが、今年も私なりに今年の日本ダービーを簡単に検証してみたいと思っている。テーマはレース間隔。特に中2週の有効性について考えてみたいと思う。今年のダービー馬、ロジャーバローズの前走は京都新聞杯だった。京都新聞杯組は、過去にアグネスフライト・キズナがダービーで優勝している。さらに中2週という間隔でひとくくりにすると、NHKマイルCとプリンシパルステークスも含まれますので、前走NHKマイルCに出走していた馬の中では、過去の日本ダービー馬タニノギムレット・キングカメハメハ・ディープスカイがいる。ここで表をご覧ください。
中2週と日本ダービー
これは2010年から今年までの10回分の日本ダービーにおける前走からの間隔。なお、中4週については2011年、つまり東日本大震災の年で、皐月賞が1週伸びた例外的ケース。中5週は皐月賞組で、この組が圧倒的に強いのは当然だが、京都新聞杯組の健闘が目を引く。中3週で3着以内の5頭。これは前走青葉賞組だが、勝率・連対率では京都新聞杯組が、この中3週組を上回っている。私は京都新聞杯組の健闘は、レース間隔にあると見ている。中1週・中5週辺りと比べて、中2週と言うのは非常に調整しやすい利点がある。中1週と言うのは、今のダービーではあり得ないが、中1週というのは軽めで臨むか、あるいは攻め強化して臨むかというのは、厩舎のスタイルによって違ってきますし、案外調整の難しさがある。また、中5週。これは皐月賞組になるが、今ではやはり1回放牧挟んで、外厩が非常に充実していますから、そういう戦略で1回放牧を挟むというパターンもある。この戦略が非常に今では軌道に乗っているが、何て言うか、暑い時期になって来ると中2週というのは、意外と馬のコンディションを整えやすいと思う。特に今、日本の気候が変化してきて、ダービーは夏競馬に近い趣がある。ですから、一見キツいローテーションのように思うが、実はレースを使う事で体調が整えやすい。そういう風に思う。昨年は中2週、プリンシパルS組の16番人気のコズミックフォースが3着に入りましたし、今年のオークスでは12番人気のカレンブーケドールが2着に入ったが、この馬は中2週のスイートピーS組だった。プリンシパルS組は、レースレベル的に好走の確率というのは低いが、中2週組が穴メーカーになる可能性は高いのではないかと推測する。近年はNHKマイルC組の出走が減ってしまいましたから、京都新聞杯組は特に注意が必要ではないだろうか。
解説者:吉岡哲哉(競馬ブック)
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