アーモンドアイ (Almond Eye)

牝9 (2015/03/10生) 鹿毛

父:ロードカナロア (Mr. Prospector系)
母:フサイチパンドラ
母父:サンデーサイレンス
戦績:15戦11勝
馬主:シルクレーシング
調教師:美浦 国枝栄
生産:ノーザンファーム
賞金:15億1956万円

日付 レース名 コメント
2020/11/29JC(G1)1着アーモンドアイが楽々と抜け出して国内・海外合わせて芝のG1 9勝目を挙げました。そしてJRAのG1 8勝はグレード制導入初めてだということです。アーモンドアイ、スタートで半馬身ぐらい出まして、もう行く馬を行かせて好位置キープ。この時点で、もうかなり有利になりましたね。キセキの大逃げにも慌てることなく、じっくり勝機をうかがって、勝負所でグイッと出たと。ルメール騎手の好プレーも光りました。直線は一番伸びるコースを計算してたかのような走りでしたね。いくら言葉を尽くしても語れない強さ。競走成績は完璧で、もう良い仔を出して欲しいと願うばかりですね。騎乗したC.ルメール騎手はジャパンカップ3勝目です。
C.ルメール騎手 まぁもちろんすごく嬉しいです。もう1回G1を勝つことができたし、改めてアーモンドアイでG1を勝つことができたし、安心しましますですね。アーモンドアイは引退レースでジャパンカップ勝って、無事に帰ってきました。一番嬉しいです。
ずっとエンジョイしましたね。いつもアーモンドアイに乗る時は特別ですね。今回、最後のレースだったので、もうちょっと特別でした。でもまぁ自信がまだたくさんありました。普通のアーモンドアイでしたね。流石。返し馬とかスタート前とかとてもプロフェッショナルだったね。
ファンの皆さんが、今日アーモンドアイの引退レースで、よく応援してくれて本当にありがとうございます。アーモンドアイは今から牧場ゆっくりで、牧場に行って子供をつけて、また競馬場でアーモンドアイの子供を応援してくださいね。ありがとうございました。
2020/11/01天皇賞秋(G1)1着1番人気アーモンドアイが勝って国内外を合わせて芝のG1 8勝目となりました。これは史上初です。アーモンドアイはですね、スローの3番手で絶好の展開だったとは言え、余裕の勝利でした。ただし、休み明けでの東京コースというのはもうこの馬にとっては絶対的な行動パターンで、古馬になってからはね1シーズン1勝という馬なので、今年中にもう1回走ると今回ほどの信頼度はなさそうです。アーモンドアイに騎乗したC.ルメール騎手はこの秋の天皇賞3連覇ということになりました。
C.ルメール騎手 あまりしゃべれない。信じられないパフォーマンスですね。今日は日本一になりました。もちろん強い馬ですけど、毎回乗る時はプレッシャーがちょっと重たいです。やっぱり本当にG1 8勝を獲りたかったね。だから、もうちょっとプレッシャー来てた。でも改めてアーモンドアイは凄く良い競馬しました。最後もちょっときつかったけどよく頑張ってくれました。今日スタート前、とてもリラックスしました。ゲートの中も静かだったし、だからゲート開いた時はすごく好スタートしました。
ちょっと怖かったです。やっぱり今日、直線では1人で伸びてくれましたね。前の馬は結構早めにバテましたので、坂上ってからちょっときついになりました。外の馬を聞きましたので、やっぱり結構心配してましたけどアーモンドアイはめちゃくちゃ強いだから、よく頑張ってくれました。
みんな、みんな馬場でアーモンドアイを見たいですね。彼女は、アーモンドアイはまだ走りたいだから、1回か2回使えると思いますけど、それは調教師さんと馬主さんのチョイスですね。
はい、もちろん。
アーモンドアイですが、昨年に続いて安田記念の出走でした。2年続けて前走から中146日での勝利で、これは秋の天皇賞が2000mになった1984年以降最長間隔ということです。
2020/06/07安田記念(G1)2着勝ち馬から2馬身半差で単勝1.3倍の支持を受けたアーモンドアイが2着。昨年の2着インディチャンプは3着だった。2着のアーモンドアイは好スタートを切ったヴィクトリアマイルとは違って出遅れた。それでも2着には来ているが、道中の行きっぷりも良くなくて、直線の伸びも昨年の安田記念や前走のヴィクトリアマイルと比べるとイマイチだった。今回がデビューをしてから初めての中4週以内。それも中2週という事ですから、これが堪えたのだと思う。
2020/05/17ヴィクト(G1)1着単勝1.4倍の人気に応えたアーモンドアイ、G1 7勝目を上げた。アーモンドアイはシャドーロールをつけて馬場に先出しした。これが良かったのか、落ち着きがあって好スタートを切って楽に好位につけられた事で楽勝した。有馬記念以来5ヶ月ぶりだった事はこの馬にとってはむしろプラスだった。
2019/12/22有馬記念(G1)9着一方、単勝1.5倍の1番人気アーモンドアイは9着だった。直線に入って当然左手前に変えるのだが、さらに残り150m付近でまた右手前に戻してしまったように、完全にバテていた。熱発の影響が残っていたのかもしれないが、去年ジャパンカップをレコード勝ちした馬なのに、今年は2000m以下にしか使って来なかった理由は何か分かっちゃったような気がした。
C.ルメール騎手 スタンド前はエキサイトして冷静に走れませんでした。2500mをリラックスして走れず、アーモンドアイでも最後は疲れてしまいました。フィジカルや状態は大丈夫でしたが、ずっとハミを噛んでリズムが良くなかったです。これも競馬です。今日はグンとくるところがありませんでした。
2019/10/27天皇賞秋(G1)1着ややスタートで出遅れたサートゥルナーリアが内のアーモンドアイを交わして行った。ペース補正が0秒3入ったように、前半1000m59秒0のかなり緩やかな流れで、まぁ基本的には先行有利で説明できるが、後方から追い込んだ4着のユーキャンスマイルの上がり600m推定がレース最速の33秒7に対して、勝ったアーモンドアイのそれは好位追走から33秒8ですから、これはもうただアーモンドアイの強さだけが際立ったというレースで、それにしても抜け出す脚が速くて、後ろのG1馬9頭が霞んで見えた。アーモンドアイが1番人気に見事に応え、海外も含めG1の6勝目を挙げた。鞍上のルメール騎手が「彼女は特別な馬」とコメントしているように、この馬はもう10年に1度出るか出ないかというスーパーホース。アエロリットと五分のスタートが切れたということで、ちょっとレースの組み立てがあまりにも楽すぎて、そんなレースになってしまったが、このペースで千切れないので、この3馬身差というのは大差と言っても言い過ぎではないとにかく強かったと言えるレース。鞍上のC.ルメール騎手は天皇賞3連勝となった。これは史上3人目の記録で、全て異なる馬での達成は初めて。
C.ルメール騎手 こんにちは、ありがとうございます。まぁ改めてアーモンドアイは本当に素晴らしかったです。改めてすごく良い脚で伸びてくれました。まぁ結構早めに勝てると思った。多分今日はまだトップコンディションじゃなかったですけど、心臓とか能力が凄いから、楽勝でした。本当に嬉しいです。彼女は本当に特別な馬ですね。彼女のポテンシャルは本当にとても高いです。今日は休み明けでしたので、もうちょっと良くなれると思います。
なお、秋の天皇賞が2000mで行われるようになってから、牝馬の制覇はアーモンドアイで5頭目という事だが、2着馬に3馬身以上の差をつけたのは今回が初めて。
2019/06/02安田記念(G1)3着一方アーモンドアイは、そうですね、確かにスタートの不利はかなり大きかったと思う。しかし、ジャパンカップも一歩間違えれば出遅れてた可能性と言うか、危険性もあった訳で、もし今回出遅れていた場合、どういうフォローができたのかということもちょっと考えて欲しかった。ですから、ルメール騎手は非常に丁寧な騎乗を心がけてくれているが、強い馬は強いんですから、やはりああいう不利を撥ね除けて、どっかでポジションを上げて、もう少しコース取りも、上手いコース取りがなかったのかなという気がする。
C.ルメール騎手スタートで問題があって、5馬身くらいのロスがありました。それでも、道中は冷静に走ってくれましたし、直線ではしっかりと伸びてくれました。スタートは仕方ないです。これも競馬です。久々の1600m挑戦で頑張ってくれました。
2019/03/30ドバイターフ1着コメントなし
2018/11/25JC(G1)1着3歳牝馬アーモンドアイがこれまでのコースレコードを1秒5も上回る2分20秒6の日本レコードで優勝した。勝つとは思っていたが、やっぱりもう想像以上に強かった。やっぱり今の強い馬というのは、一瞬のうちに反応できて、長く良い脚を使えないとダメなので、アーモンドアイは反応の速さも持久力も両方兼ね備えてる感じ。このレコードは、当分破られないんじゃないかなというぐらい速い。この馬自身非常に落ち着いて、秋華賞よりも状態は良かったように思いますし、海外遠征のプランもあると聞きますから、行った場合は非常に楽しみと言うか、日本馬初の凱旋門制覇も見えてくるぐらいのレベルの勝ち方だったと思う。鞍上のC.ルメール騎手はG1に限らず、負担重量53kg以下でJRAの重賞を制したのは、今回が初めて。
C.ルメール騎手今日はアーモンドアイは素晴らしいだった。改めてすごい脚を使った。特別な馬。まぁ、1枠1番でちょっと心配した。でも、スタートの後すぐキセキの後ろのポジションを取れた。まぁそれから良いリズムで、馬はとてもリラックスし、流れになった。直線でよく頑張ってくれました。そろそろワールドレコードですね。ウサイン・ボルトみたいだった。でも、彼女はすごく良いペースを維持する事ができる。ゴールまで加速している。こういうタイプはとても珍しいので、よく頼んだ。凱旋門賞に行かないといけないね。まだ3歳馬だが、能力は凄い。彼女のポテンシャルがとても高い。この馬で凱旋門賞を考えたい。
2018/10/14秋華賞(G1)1着アーモンドアイが勝って、エリザベス女王杯が3歳限定で行われていた頃を含め、5頭目の牝馬三冠を達成した。本当に強い馬が楽に、普通に勝てないのが秋華賞。ジェンティルドンナもヴィルシーナにハナ差勝ったという際どい勝負でしたし、振り返って見ると、アパパネもスティルインラブも3/4馬身しか差をつける事ができなかった。とすると、この1馬身1/2というのはペース的な事を考えても、ちょっと桁が違っていたという事で、これまでの3冠牝馬の中でも、抜けた強さを披露したと言って良いと思う。騎乗したC.ルメール騎手は秋華賞連覇となった。
C.ルメール騎手三冠は僕に初めてです。今年は桜花賞の後、三冠を考えた。今日は三冠を取る事ができた。良かった。すごく嬉しい。ペースはずっと心配していた。今日のペースはもっと速いと思ったが、川田さんは凄く上手なジョッキーですから、まぁまぁのペースで乗った。じゃぁ僕は後ろから心配した。直線で勝てると思った。3・4コーナーも心配した。前の馬がちょっとつかえていたので、凄く大外に出した。でも直線の相手ではアーモンドアイが素晴らしい脚で頑張ってくれた。それから勝つと思った。(どれぐらい強い?)たぶん1番強い。彼女の力と能力がとても強い。
2018/05/20優駿牝馬(G1)1着アーモンドアイが勝って、桜花賞・オークスを連勝。2冠馬となった。強かった。レース前、パドックでは発汗程度で治まっていたが、本馬場入場から返し馬にかけて入れ込んでいた。ですから、スタート出遅れるんじゃないかなと思って見ていたが、逆にスタートが決まりすぎて、前に行って引っかかる面を見せたが、流石そこはルメール騎手。上手くなだめて、ラストの伸びにつなげた。今回の内容を見ていると、牝馬レベルでどうのこうの言う馬ではないと思いますし、秋は一応秋華賞を目指すという事だが、その後はちょっと牡馬との対戦も見てみたいなと思うぐらい、インパクトのある勝ち方だった。騎乗したC.ルメール騎手は自らの誕生日にオークスを制した。誕生日当日のGI制覇はグレード制導入後、初めて。
C.ルメール騎手スタート前、馬がちょっとテンションを上げていた。だから、スタートで早かった。良いポジションをすぐ取れた。4・5番手で完璧なポジションだった。それからリラックスした。長距離戦でも良い脚を使って加速した。今日はみんなチャンピオンホースを見たと思う。距離は問題なかったけど、今日は精一杯走った。この前の桜花賞の時は、ちょっと楽に勝ったが、今回は精一杯だった。トリプルクラウンは行けそう。セカンドクランを勝ったから、on the way triplecrown let's go
2018/04/08桜花賞(G1)1着シンザン記念以来の実戦だったアーモンドアイがレースレコードで勝った。ロードカナロア産駒としてJRAのGI這う制覇。シンザン記念以来だったが、適度の落ち着きがあって好気配だった。相手関係と、速い時計への対応だけが課題だったが、終わってみれば馬の末脚の次元が違った。上がり600m推定33秒2はレース上がりを1秒2も上回って、唯一の33秒台。初対戦のラッキーライラックに0秒3の差をつけたのですから、血統から来る距離不安が多少あったとしても、オークスも安泰に思えてきますし、万が一NHKマイルCだとしたら、牡馬相手でも勝てるんじゃないだろうか。
クリストフ・ルメール騎手ありがとうございます。アーモンドアイはチャンピオンホースだと思う。今日は素晴らしかった。直線で1人だった。自分で走った。僕はパッセンジャーだった。何もしなかった。彼女のポテンシャルが凄く高い。直線で何も見ていない。まっすぐだけ行きたかった。でも、アーモンドアイの反応が素晴らしかったので、すぐ勝てると思った。跳びが大きく、最後は長い脚で加速を上げて行って、最後の加速はとても速い。もちろん、次走は楽しみ。三冠も狙えると思う。オークスにも出走できるので、大きなレースを勝つことができると思う。

2番人気1着だった。レース内容も強さも想像通りで、感動した!
2018/01/08シンザン(G3)1着牝馬のアーモンドアイが差し切った。アーモンドアイは手前味噌ながら、私の次走注目馬でして、その時はまさか次走がシンザン記念になるとは夢にも思わなかった。エアアルマスの枠順確定前取り消しもあって、重賞としては恵まれた組み合わせで1番人気になった。出遅れた挙げ句に前残りのペースになって、危なくてヒヤヒヤしたが能力の高さだけで追い込みを決めた。クラシック候補だと思う。
未勝利戦を勝った時に狙い馬にして、その馬が次走で重賞を勝ったのでうれしくて調子に乗って推奨する訳ではない。今回の勝ちっぷりだが、これはもう馬場も展開も何にも関係ないという圧倒的なもので、いくら少々相手に恵まれていたとは言え、牝馬がこういう勝ち方をするならクラシック級だと私は思う。また、関東の牝馬がこの時期に関西遠征を経験したなおかつ勝ったという事が重要で、この先チューリップ賞とか桜花賞でも長距離輸送なのに、不安が無いという事は大きい。次走がチューリップ賞でもあるいはぶっつけで桜花賞になっても狙いたい。
2017/10/08未勝利・牝1着コメントなし
2017/08/06新馬2着コメントなし

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