2019年2回札幌4日目

開催一覧
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中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒3からマイナス0秒5への変動、日曜がプラス0秒2からマイナス0秒2への変動。なお、先週の芝の馬場差は3つ分かれている。1500m対象の数値は土曜がマイナス0秒3からマイナス0秒4への変動、日曜がプラスマイナスゼロ。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がプラスマイナスゼロからマイナス0秒1への変動だった。遡って8日間の芝の馬場差を確認しておくと、週によって時計の出方が異なり、先週は今年の札幌の芝では最も時計が掛かっていた。
 金曜から土曜の朝、そして土曜の夜から日曜の朝にかけて雨が降ったのに加えて、土日とも最後の直線が強い向かい風だった。馬場が乾くにつれて速い時計が出る馬場状態になった上に、距離によって風の影響が異なるので、このように非常に複雑な馬場差となった。まず、風の影響は向かい風だったホームストレッチを2回通る1800m以上と、1度しか通らない1500m以下に分けた。もちろん、風の影響は1800m以上の方が大きいという事。馬場差は3種類あるが、1800m以上い関しては全て2000mに換算した馬場差。1200mはもう素で1200m対象。そして1500mは1500m対象の馬場差となっている。そして土曜は1200mが一定、そして日曜日が1500mが一定となっているが、土曜の1200mは7Rと9Rでレースが近かったため。そして日曜の1500mは単純に1鞍しかなかったという事。日曜の1200mは5Rと11Rで、土曜より時間の経過が長いので変動になっている。なお、土曜の1500mもこれは1Rと4Rで土曜の1200mと同様にレース間隔が短いが、距離が長いほど馬場差の変動幅というのは大きくなるので、このようになっている。そして全体の流れとしては、芝が傷んだ日曜の方が含水率とは関係なく、時計が掛かるようになった。こういう流れで来ていると、最終週となる今週は一気に時計が掛かるようになっても不思議ではない。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス2秒0からマイナス1秒5への変動、日曜がマイナス1秒4からマイナス1秒1への変動。1000m対象の数値は土曜がマイナス1秒6、日曜はマイナス1秒1からマイナス0秒9への変動だった。ここまでの馬場差を確認しておくと、特に前の開催最終週以降は雨の影響でマイナス1秒台、マイナス2秒台とかなり速い時計の出る馬場になっている。
 金曜から土曜朝にかけてと、土曜の夜から日曜の朝にかけて雨が降ったのに加えて、土日とも最後の直線が強い向かい風だった。 馬場が乾くにつれて時計が掛かる馬場状態になった上に、距離によって風の影響が異なるので、こういう複雑な馬場差となった。なお土曜の1000mは1鞍しかなかったので、馬場差は1つだけとなっている。向かい風のホームストレッチを2回通る1700m以上は風の影響が大きく、同じ時間帯なら1000mよりも時計が掛かった。馬場差を見ると逆の様だが、1000mは1000mの数値、1700m以上は1700mに換算した馬場差で、例えば土曜の1000mの馬場差はマイナス1秒6だが、これは1700mに換算するとマイナス2秒7となり、直後の1700mつまり3Rの馬場差がマイナス2秒0ですから、それよりかなり速い時計が出るコンディションだったということ。複雑だが、土日ともずっと脚抜きの良い馬場。ただ、風が強く1700mの馬場差は前開催5日目のようなマイナス2秒台後半ではなかったということ。


  タイム分析
 2019/08/25 (日)  芝=+0.2 → -0.2 / 1500m=±0 / 1200m=±0 → -0.1  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1800 アルファウェーブ 牡2 未勝利 1:52.7 +1.9 --- +1.7 +0.2 E D 10.25
3R T2600 ラヴィアンレーヴ 牡3 未勝利 2:45.1 +1.5 --- +1.4 +0.1 E C 3.64
5R T1200 コスモカルナック 牡2 新馬 1:12.3 +1.3 --- +1.3 ±0 E C 9.50
8R T2000 エレクトロニカ 牝5 1勝クラス・牝 2:03.7 +1.6 --- +1.7 -0.1 E C 6.00
9R T1500 ミモザイエロー 牝3 千歳特別(1勝) 1:29.7 +0.3 --- +0.3 ±0 D C 7.71
11R T1200 ダノンスマッシュ 牡4 キーンラ(G3) 1:09.2 +0.6 --- +0.7 -0.1 D C 5.27
12R T1800 プレシャスブルー 牡5 WASJ第4(2勝) 1:50.6 +2.1 -0.6 +1.7 -0.2 SL C 6.07
 2019/08/25 (日)  ダ=-1.4 → -1.1 / 1000m=-1.1 → -0.9
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1000 ゴールデンチョイス 牡3 未勝利 0:58.7 -0.9 --- +0.2 -1.1 C C 4.45
4R D1700 キモンボーイ 牡3 未勝利 1:46.3 -0.5 --- +0.9 -1.4 E C 3.71
6R D1700 シネマソングス 牝4 1勝クラス・牝 1:45.3 -0.4 --- +0.8 -1.2 D C 6.78
7R D1000 ベアクアウフ 牡3 1勝クラス 0:58.9 -0.1 --- +0.8 -0.9 E D 10.42
10R D1700 スワーヴアラミス 牡4 WASJ第3(2勝) 1:43.8 -1.1 --- ±0 -1.1 C C 7.38

札幌1R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒7遅い勝ちタイムだった。
札幌3R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒4遅い勝ちタイムだった。
札幌4R 3歳未勝利 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。
札幌5R 2歳新馬 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムだった。
札幌7R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より0秒8遅い勝ちタイムだった。
札幌8R 3歳以上1勝クラス・牝 タイムE
 基準より1秒7遅い勝ちタイムだった。
札幌11R キーンランドC 重賞
 タイムランクがD・メンバーランクがCだった。最内枠からナックビーナスが逃げて4コーナー。向正面が追い風とは言え、3コーナーまでが短い札幌芝1200mで前半600m33秒2というのはかなり速くて、残り200m切っても粘っていたのは逃げたナックビーナスだけ。そのナックビーナスも最後は力尽きて、4頭が一気に交わして行った。その中で最も勢いが良かったダノンスマッシュが楽々と突き抜け、内から伸びてきたタワーオブロンドンが外から伸びて来たリナーテをギリギリ抑えて2着。差のない4着に人気薄だったライトオンキューが入った。
1着:ダノンスマッシュ 
 昨年のこのレースでは2着だったダノンスマッシュが見事雪辱を果たして重賞3勝目。ダノンスマッシュはスタートが速く、すぐに半馬身ほど前に出ていたが、内の先行馬を行かせて好位。4コーナーで外に持ち出して、楽々と差し切った。ハイペースで前が止まったとは言え、横綱相撲で今後はしばらく凡走しないだろうと思えるぐらいの風格があった。もちろん、スプリンターズSでもかなり有力。今回のタイムランクDだが、若干誤解を招くかもしれないが、そういうことが問題になるレベルではない強さがあると思う。
2着:タワーオブロンドン 
 2着争いは接戦だった。内のタワーオブロンドンが先着し、外のリナーテが3着だった。2着のタワーオブロンドン4コーナーで多くの馬が外へ行ってできたスペースに入り、直線で少し待たされた瞬間もあったが、上手く馬群をすり抜けて来た。外を回した勝ち馬には完敗。やはり外を回した3着リナーテとの比較でも、通ったコースの違いでギリギリ先着できたという印象。ピンポイントで1400mがベスト。そして1200mは少し忙しいという印象。
3着:リナーテ 
 2着争いは接戦だった。内のタワーオブロンドンが先着し、外のリナーテが3着だった。3着のリナーテはダノンスマッシュをマークし続けて一緒に伸びて来たが、最後の伸びが違った。とは言え、内容は上々で現場G1では厳しいかもしれないが、今後も短距離重賞で好走を続けそう。
4着:ライトオンキュー 
 4着のライトオンキューは超ハイペースでハマったということで良いと思う。
5着:ナックビーナス 
 そして5着のナックビーナスは超ハイペースで、しかもずっと横に並ばれているという厳しい展開だった。勝った昨年のキーンランドCや2着だった今年のオーシャンSもそうだが、ハイペース先行の方が好走しやすいというタイプで馬だが、それにしても今回は厳しい展開だった。G1では厳しそうだが、またいずれどこかで馬券の対象になりそう。もう6歳だが、著しい衰えは感じなかった。
8着:デアレガーロ 通信簿
 6番人気8着だった。登録のあった函館スプリントSを回避して、状態は上がっていた様だが、経済コースを追い上げてラストで止まったのは、やはり一頓挫明けなのだろう。高松宮記念の内容から、ヴィクトリアマイルの穴候補に挙げていたモノ。今頃使ってこられても…の思いはある。
札幌12R WSAL第4戦 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。

  馬券Summary
1勝クラスの昇級初戦馬は危険
 降級制度がなくなって3歳馬が有利になる事が予想されたが、実際にどうなっているのか。前回の2勝クラス編に続いて、今回は1勝クラスを取り上げる。データの集計期間は前回と同じで、今年に関しては6/1から8/11まで、昨年に関しては6/2から8/12とする。
1勝クラスの昇級初戦馬は危険
 昨年同時期の500万下と今年夏の1勝クラスにおける3歳馬の比較だが、勝率も連対率も昨年より上がってはいるが、2勝クラス程劇的なアップ率ではない。ただし、在籍頭数が関係していて、降級制度の廃止によって昨年までとの比較では、夏の時点で4歳はオープン馬が増えて、1勝クラスが減っている。また、1勝クラスのレース数は昨年が215で、今年は193。レース数が22も減っているのに、3歳馬の勝利数は30も増えているので、予想通り3歳馬が圧倒的に優位になった。ただし、3歳馬は出走自体が増えたので、勝率や連対率は劇的には上がっていない。従って、3歳馬の出走数が少ないのに勝ちまくる2勝クラスとは違って、1勝クラスではどのような3歳馬を狙うべきかというのが重要になって来る。
1勝クラスの昇級初戦馬は危険
 2勝クラスでは前走で1勝クラスを勝ったばかりの3歳馬が好成績だったが、1勝クラスでは昇級初戦の3歳馬があまり良くない。特にタイムランクAやBで未勝利戦を勝ってきた馬、こちらが期待はずれの成績になっている。まず1頭だけの前走Aランク勝ちの馬だが、こちらは1勝目を挙げるまでにダート400mしか走っておらず、昇級初戦が1700mだった。こういうケースの好走確率が高くないのは、夏の1勝クラスに限った話ではない。そしてBランクで勝った馬の詳細を見ると、6月は12頭が走って4勝しているのに対して、7月以降は8頭が走って全て3着以下。1勝目が何になった馬というのは、残り少ない期間で勝ち上がるためにちょっと無理をしてることが多くて、昇級初戦では好走しにくいということ。春のうちに勝ち上がった馬の次走が7月以降になると、レース間隔が開いているので、こちらも体制が万全ではない場合があるということ。そのような事情があるんだと思う。ということで、夏の1勝クラスにおける昇級初戦の3歳馬は、勝ち上がるまでの過程やレース間隔を吟味して取捨を決めたい。で、次回だが、「1勝クラスにおける昇級初戦ではない3歳馬」についてというのをやる。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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