2019年2回中山2日目

開催一覧
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中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒5だった。
 1月のCコースからAコースに移って、さらに週末もともと雨予報が出ていたが、そのため散水を控えたら雨が降らなくて、もうかなり乾いたコンディションになった。これら二つの要因によって、1月と比べると一気に高速化したが、エアレーション作業の効果なのか内側有利という馬場ではなかった。次の3回中山の1週目まで5週連続でAコースが使用されるが、例年Aコースが続いても、極端に時計が掛かるようにはなっていない。ただ、2回中山の開幕週がここまで高速馬場なのはかなり珍しいので、例年のような推移にはならないかもしれない。今週は散水を行って、先週より結構時計が掛かる可能性もある。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒6、日曜がプラス0秒7。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒4、日曜がマイナス0秒3だった。
 土日とも朝の含水率が約2%とかなり乾燥していて、1月開催と変わらず時計の掛かる馬場コンディションだった。少しでも前半のペースが速くなると上がりが掛かって、その結果として差し馬が上位に来ることも多かった。もう馬場が凍結する心配はない季節なので、今週以降はもう少し含水率を高めにして管理すると思われる。なので、先週の傾向がそのまま続くと思い込まない方が良いと思う。


  タイム分析
 2019/02/24 (日)  芝=-1.5  Aコース
 2019/02/24 (日)  ダ=+0.7 / 1200m=-0.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 ロジカルガール    牝3 未勝利・牝 1:56.7 +1.0 --- +0.3 +0.7 C D 7.80
2R D1200 ザディファレンス    牡3 未勝利 1:12.3 -0.6 --- -0.3 -0.3 B D 8.00
3R D1800 グリニッジシチー    牡3 未勝利 1:57.0 +1.3 --- +0.6 +0.7 D D 7.06
4R D1200 アッシャムス    牝3 新馬 1:14.6 +1.5 --- +1.8 -0.3 E D 9.31
5R T2200 キタノインパクト    牡3 未勝利 2:13.4 -2.4 -0.7 -1.4 -1.7 A C 7.47
6R T1800 ウィクトーリア    牝3 500万下・牝 1:47.9 -1.0 -0.6 -0.2 -1.4 C C 6.92
7R T1600 テンワールドレイナ    牝4 500万下 1:33.6 -1.3 --- -0.1 -1.2 C C 8.71
8R D1800 アルーフクライ    牡5 500万下 1:54.7 +0.7 --- ±0 +0.7 C D 8.44
9R T1600 レノーア    牝3 黄梅賞500 1:34.5 -0.7 -0.3 +0.2 -1.2 C D 7.40
10R D1200 ブラックジョー    セ6 ブラッド1600 1:11.3 +0.6 --- +0.9 -0.3 E C 9.88
11R T1800 ウインブライト    牡5 中山記念(G2) 1:45.5 -1.0 --- +0.4 -1.4 D B 7.50
12R D1200 ノーフィアー    牡5 1000万下 1:11.2 -0.1 --- +0.2 -0.3 C C 6.50

中山2R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムだった。10.クールティアラが先手を取って直線に入った。2番手にいた7.サトノジョニーは離される。変わって5.ザディファレンスと14.ケイアイビリジアンが上がって行く。そしてクールティアラの内からザディファレンスが抜け出して1着。外からケイアイビリジアンが2番手に上がった。
1着:ザディファレンス 
 ザディファレンスがダートに変わって一変した。ザディファレンスは、13着だった芝の1400mの新馬戦から一変した。アドマイヤムーン産駒なので、距離短縮が良かったですし、母がアメリカのダート血統なので、ダート替わりも良かったが、間隔をあけて体重が28キロも増えながら、太くはなかったように成長もしていた。ギリギリのBランクで、同じだけ走れば500万でも通用するというタイムではないが、追って追って伸びて来たように、しぶとさがありますから、相手が強くなってもそこそこ食い下がれそうではある。
2着:ケイアイビリジアン 
 2着のケイアイビリジアンは1800mのダート替わり初戦から様々な距離を使って来たが、スピードがあってやはり短距離向き。次走も1200mなら上位可能だろう。
3着:クールティアラ 
 3着のクールティアラはブリンカーが効き過ぎたのか、前半は行きたがっていたが、途中から落ち着いて、最後まで止まらなかった。ダートで前に行けた時は崩れていないので、次走も先行できれば上位争いとなる。
中山4R 3歳新馬 タイムE
 基準より1秒8遅い勝ちタイムだった。
中山5R 3歳未勝利 タイムA
 基準より1秒4速い勝ちタイムだった。レイヴンキングが逃げて4コーナーを回って行ったが、2番手にいたポイントオブオナーが並んで行く。さらにその外からキタノインパクトが並んで行き、内の2頭を交わして抜けて行く。キタノインパクトの勢いは衰えず、リードを広げて1着。2着ポイントオブオナー・3着フェリスナタールだった。
1着:キタノインパクト 勝ち馬注目
 番組注目馬キタノインパクトが期待に応えた。キタノインパクトは先行有利のペースにすんなり乗って突き放したが、急にペースが速くなった時にも難なく対応できていて、反応が鈍かった以前とは馬が変わっている。直線で突き放して、なおかつ余力たっぷりあったので、上のクラスでもすぐに通用するでしょうし、さらに距離が伸びても大丈夫だと思う。
2着:ポイントオブオナー 番組注目馬
 3馬身半差の2着ポイントオブオナーもかなりの好タイム。内で包まれて14着だった前走のように、行き脚がつかず先行出来ないと危ないが、次走も前に行ければ好勝負確実だろう。
3着:フェリスナタール 
 3着のフェリスナタールは仕掛けて好位を取りに行ったが、最後まで脚は鈍らなかった。この乗り方で上手く行ったので、次走も前につけるはずだが、それならば続けての好走を期待できる。
5着:レッドクーゲル 
 その他では5着のレッドクーゲルをチェックしておく。このスローペースで後ろからではまぁ届く道理がないが、そもそも中山向きではなさそう。関東はしばらく中山開催なので、狙い所が難しいが、新馬戦で2着だった中京に出走するようなら、狙えそう。
中山6R 3歳500万下・牝 注目
 勝ったウィクトーリアについて。
1着:ウィクトーリア 勝ち馬注目
 昨年最後の放送の企画、2018年完全タイム差ベストテンで1位タイだった新馬戦を勝ちながら、その後の成績が一息だったが、まぁその新馬戦と同様にコーナー4つのコースで先行してしまえば、強いというところを見せた。今回に関してはペース補正マイナス0秒6というスローペースで逃げ切ったという事だが、最後まで楽だった。まぁ瞬発力勝負に弱いのは、3歳牝馬路線では弱みではあるが、要は瞬発力勝負に付き合わなければ良いということ。また今回と同じ中山1800mのフラワーカップは、かなり合う条件なので、出走してきたら有力だと思う。
中山10R ブラッドストーンS タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。
3着:ロードエース 通信簿
 6番人気3着だった。相手はレイダーという感じで、追って行ったが、結果的にハイペースで追い込み2頭に食われてしまったという感じ。レイダー自体は差していますので、能力の高さは感じさせた。
中山11R 中山記念 重賞
 タイムランプがD・メンバーランクはBだった。マルターズアポジーが本来の逃げる競馬で4コーナー。前走の小倉大賞典でまさかの出遅れをしてしまったマルターズアポジーが連闘で出走して、らしさ全開のハイペース・大逃げ。1000m通過58秒2と速かったが、3番手以降の集団は1秒以上離れていた。直線入り口で一杯になったマルターズアポジーを交わしてラッキーライラックが先頭。離れた3番手から追い上げて来たエポカドーロは坂で失速するが、外からウインブライトとステルヴィオが伸びて、勝ったのはウインブライトだった。
1着:ウインブライト 
 ウインブライトが中山記念連覇。ウインブライトは中山のスペシャリストらしく、自力で動いて行って、最後まで伸びきったが、昨年より強くなっているという印象。今の充実ぶりなら大阪杯でも上位可能ではないかと思う。
2着:ラッキーライラック 
 そして2着がラッキーライラック、3着はステルヴィオだった。ラッキーライラックはハイペースの大逃げから少し離れた2番手。楽ではなかったはずだが、最後まで止まらなかった。こういうスタミナの削り合いのようなレースに強いのだとすれば、切れ味勝負になりやすい牝馬限定戦よりも、牡馬相手に走った方が良いかもしれない。
3着:ステルヴィオ 
 そして2着がラッキーライラック、3着はステルヴィオだった。3着のステルヴィオは良い脚がそう長続きしないという印象が昨年あったが、4コーナーで早くも叩いていながら、最後まで伸びていた。と言っても、最後は鈍っているが、以前よりは脚が長続きするようになっている。
4着:スワーヴリチャード 
 4着スワーヴリチャードは、まぁ皆さんご存じの通り中山向きではないので、まぁ仕方のない結果だと思う。6着のディアドラもそうだが、この2頭海外遠征を予定していて、目一杯の仕上げでもなかった。
5着:エポカドーロ 
 そして5着のエポカドーロにとって、マルターズアポジーが飛ばして離れた3番手というのは、まぁ皐月賞と似た展開で悪くなかったはずだが、追い上げて行ったものの、坂で止まってしまった。ちょっと期待外れの結果だった。
6着:ディアドラ 
 4着スワーヴリチャードは、まぁ皆さんご存じの通り中山向きではないので、まぁ仕方のない結果だと思う。6着のディアドラもそうだが、この2頭海外遠征を予定していて、目一杯の仕上げでもなかった。

  馬券Summary
中山記念今昔物語
 今年中山記念、ウインブライトが勝って連覇になったが、中山記念は昔有名なリピーターレースで、2005年から2009年にかけては5年連続で、過去に中山記念で3着以内があった馬が勝った。なぜ中山記念がかつてリピーターレースだったかと言うと、直接つながるG1が無かったためだろう。春の天皇賞へのステップレースは阪神大賞典・日経賞、それと大阪杯が普通で、天皇賞を目指して中山記念に出走するという馬は極めて少なかった。ということで、当時の中山記念は、そこにある高額賞金の重賞であって、従ってG1ではちょっと足りないような馬が何度も好走していた。その傾向が変わったきっかけが、2011年にヴィクトワールピサが中山記念を勝って続くドバイワールドカップを勝った時から。2014年以降は毎年次走が海外のG1という馬が出走している。つまり、G1を目指して中山記念をステップレースに選ぶケースが増えた。
この中山記念そのものの時期とか条件は変わっていないが、ドバイや香港に向けてのステップレースに適したレースであるという発見をされてしまったので、以前とは位置づけや性格が変わった。今どき中山記念はリピーターレースと言っている人はほとんど見ないが、あるレースの時期や条件が変わっていなくても、その周辺のレースが変わったりすると、傾向が変わることがあるので重賞の過去の傾向を重視するような人は注意した方が良いと思う。
 海外G1を目指す馬が出走するようになったからと言って、彼ら・彼女らがいつも好走する訳ではない。今年の中山記念にはドバイを目指すディアドラとスワーヴリチャードが出走したが、1番人気と4番人気で6着と4着。ただ、これは珍しいことではない。ヴィブロスだが、一昨年は中山記念5着でドバイターフ1着。昨年は中山記念8着でドバイターフ2着だった。海外遠征を控えた馬は、走行ムードもあって人気になりがちだが、そこは冷静に見極めたいところ。ちなみにディアドラは、昨年京都記念6着からドバイターフに向かって3着だった。今年も中山記念はあくまでステップレースだったと思われるので、ドバイなら狙えると思う。スワーヴリチャードはもう中山が苦手なことは有名なので、まぁ仕方ない結果で、左回りで直線が長いドバイでは期待できるのではないかと思う。
解説者:
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