2019年1回札幌2日目

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  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス1秒7だった。札幌の芝は高速馬場でスタートした。
 金曜に少し雨が降ったが、馬場差は土日とも昨年の1週目と同じマイナス1秒7だった。ただし、全体にクッションの効いた馬場で、内だけが良いということも無く、前残り傾向はそれほど強くない。そしてこの札幌開催は、例年通り1回開催・2回開催ともに3週で、トータル6週。1回札幌はAコース、2回札幌はCコースが使用される。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス0秒9だった。
 金曜の雨の影響もあって、土曜は適度に湿った状態で良馬場ながらマイナス1秒と、速いタイムが出る状態だった。日曜は、土曜より含水率は下がったものの、依然として速いタイムが出る状態だった。4コーナーで後ろにいては、もう勝負にならないが、まぁ札幌のダートというのは馬場状態を問わず、基本的に前が有利で先週が特別前残り傾向だったということではない。


  タイム分析
 2019/07/28 (日)  芝=-1.7  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1200 アメージングサン 牡2 未勝利 1:09.1 -1.7 --- -0.7 -1.0 B C 6.71
4R T1500 スリーカナロアー 牡3 未勝利 1:28.5 -1.6 --- -0.3 -1.3 B C 8.18
5R T1800 レザネフォール 牡2 新馬 1:53.3 +2.2 -0.8 +2.9 -1.5 SL C 4.88
7R T2000 クラサーヴィツァ 牝3 1勝クラス 2:00.9 -1.2 --- +0.5 -1.7 D D 7.78
8R T1800 ウォーターパルフェ 牡4 北辰特別(1勝) 1:48.4 -0.8 --- +0.7 -1.5 D C 8.67
10R T1500 レッドレグナント 牝4 道新スポ(2勝) 1:28.1 -0.7 --- +0.6 -1.3 D C 6.78
11R T1800 ミッキーチャーム 牝4 クイーン(G3) 1:47.0 -0.1 -0.4 +1.0 -1.5 E C 5.62
 2019/07/28 (日)  ダ=-0.9
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1000 ジーガーローレンス 牝3 未勝利 0:58.7 -0.9 --- -0.4 -0.5 B D 7.50
3R D1700 ギフトオブアート 牝3 未勝利 1:45.9 -0.9 --- ±0 -0.9 C D 6.33
6R D1700 セラン 牝2 新馬 1:48.7 +0.5 -0.3 +1.1 -0.9 SL C 6.00
9R D1700 リフトトゥヘヴン 牡5 1勝クラス 1:44.5 -1.2 --- -0.3 -0.9 C D 6.73
12R D1700 シベリウス 牡6 大倉山特(2勝) 1:44.8 -0.1 --- +0.8 -0.9 D C 7.67

札幌1R 2歳未勝利 タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムだった。
1着:アメージングサン 勝ち馬注目
 アメージングサンが2走目の今回、先手を取って逃げ切った。アメージングサンは先行争いを制して、3コーナー手前で先頭に立ってからも、物見をしている感じでフワフワしていたが、直線で追われるとしっかり反応した。最後まで目一杯に追われていた訳ではなく、まだまだ余力はありそうで、ならばタイム短縮は可能だろう。血統からもフットワークからも1600mでも長いという短距離型だと思うが、短距離ならオープンでも好走可能と思う。
2着:セイラブミー 
 2着のセイラブミーは行けなかったと言うよりも、行かせてもらえなかったという2番手追走から、突き放されたが、それでも後続は抑えましたし、5馬身差でもタイムは水準級。ということで、次走も上位可能だと思う。
札幌2R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムだった。
1着:ジーガーローレンス 
 これまで2走2桁着順の続いていたジーガーローレンスが距離短縮、初めての1000mで初勝利を挙げた。初めてブリンカーを付けて、初めての1000mだったジーガーローレンスだが、スタートを決めて2番手につけることができて、直線入り口で逃げた馬に少し離されたが、余裕の差し切りだった。デビュー戦で大きく出遅れた馬なので、まだ油断ならないところあるが、1000m適正はとりあえずかなり高い。昇級して次走も3キロ減のジョッキーだと49キロなので、1勝クラスでもスタートを決めれば、上位可能と思う。
2着:ゴールデンチョイス 
 2着のゴールデンチョイスはスンナリハナを切って、直線入り口では勝ち馬より手応えが良いぐらいだったが、伸び負けした。とは言っても、直線で止まっている訳ではなくて、1000mでは凡走らしい凡走がない馬。次走はチャンスだと思う。
札幌4R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムだった。
1着:スリーカナロアー 
 2着が3回あったスリーカナロアーが7走目で勝ち上がった。スリーカナロアーは全く無理することなく、スンナリと好位に収まって、直線で進路があればいつでも抜けられるという手応え。そして、進路ができると手応え通りに抜けて来た。前走は1800mで楽に先行していながら失速したが、ロードカナロア産駒らしく、距離短縮で前進した。ギリギリのBランクで、なおかつ距離ロスもなく抜けて来れたので、昇級して同じだけ走れる保証もないが、短距離ならいずれは1勝クラスでも通用すると思う。
2着:クロランサス 番組注目馬
 2着のクロランサスは勝ち馬とは対照的に、4コーナーで外を回ることになったが、そこで脚を使っていても、直線でしっかり伸びた。直線が平坦のコースは初めてだったが、直線に坂がないと鋭く伸びる模様。次走はチャンスだと思う。
3着:ティレニア 
 3着ティレニアは2頭に差されたが、止まってはいないと言うか、ジリジリとは伸びている。瞬発力がイマイチで、勝ちきれないが次走も上位争いはできそう。
札幌5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。600mごとに区切ると、38秒6-39秒0-35秒7。中盤の600mが遅いだけでなくて、残り800から600mにかけても13秒0とペースアップしていないので、SLとせざるを得ないが、これだけペースアップするのが遅かったのにラスト400mが11秒7-11秒7と加速ラップにはなっていない。レベルは高くないと思われるが、速い上がりのレースが得意ではない馬同士の対戦なのに、超スローになったので、結果的に低レベルの記録になったという可能性がある。これ、どういうことかと言うと、上位の馬が父親から判断すると、切れ味勝負に向いているタイプではないという可能性はかなりある。そうであるなら、この馬たちはペースが速くなれば、良さが出るかもしれませんので、今回は低レベルの記録ではあるが、上位馬は次走危険と、そこまでは行けないということ。
札幌6R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
札幌11R クイーンS タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。
 タイムランクがE・メンバーランクはCだった。リリックドラマが内枠から先手を取って4コーナー。意外にと言うか、前の並びはスンナリと決まって、1000m通過は1分0秒6。開幕週の札幌1800mの重賞としては、ペースが遅くて、前が残っても不思議ではなかったが、ミッキーチャームが4コーナーでもう前に並んでいた。そのまま押し切って、順当勝ちだろう。その後、馬群の中からしぶとく伸びてきたスカーレットカラーが2着に上がり、カリビアンゴールドもしぶとく伸びて3着に入った。
1着:ミッキーチャーム 
 勝ったミッキーチャーム、は重賞2勝目となった。ミッキーチャームはこれで北海道、函館・札幌で4戦4勝となったが、洋芝が合うと言うよりも、滞在競馬が合う。ふっくらとした馬体で落ち着きもあった。激しく入れ込んでいた中山牝馬Sの後の阪神牝馬Sでは大丈夫だったので、もう何だかの対策ができているのかもしれないが、この後に輸送のあるレースに出てきた場合は、当日の気配は必ず確認したい。タイムはEランクだが、そもそもペースが遅いですし、古馬の重賞はあんまりタイムランクを気にしなくて良いと私は思う。
2着:スカーレットカラー 
 接戦の2着争いはスカーレットカラーが外のカリビアンゴールドを交わした。2着のスカーレットカラーは直線に入るまでは内にいて、少し外に移動して追い出すまでにちょっと時間が掛かった。以前は手応えが良くなくても、しぶとく伸びるというタイプで、その代わり追い出しが遅れるとマズかったが、追い出すと一気に伸びて、以前とは違う姿を見せた。本格化していると判断したい。
3着:カリビアンゴールド 
 そして3着のカリビアンゴールドは4コーナーで手応えは良くなくて、直線に入るとミッキーチャームにスッと離されたが、そこからしぶとく伸びた。いかにも切れ味勝負では分が悪いというレース内容だが、小回りコースでは安定している。
6着:サトノガーネット 
 3番人気のサトノガーネットは6着。4コーナー最後方では厳しかったが、もうこのところ、長めの距離とスローペースで好走していた馬。1800mでペースがこういうケースになると、追走だけで精一杯だった。
7着:フロンテアクイーン 
 2番人気のフロンテアクイーンは7着。何の不利もなかったのに伸びなかったが、56キロが応えたのではないかと思う。

  馬券Summary
芝1200mのコース形態・その1
 来週その2をやる。JRAの10場の内、東京以外の9場に設定されてるのが1200mだが、競馬場によって結構コース形態が違う。それを把握しておくことは重要で、まずは今回表面のスペックだけ見ると、似たようなコースに見えるけども、実は結構違う函館と札幌について。
芝1200mのコース形態・その1
芝のAコースの1周の距離は札幌が1640.9mで函館が1626.6m。4コーナー出口からゴールまでの距離は札幌が266.1mで函館が262.1m。これだけ見るとほとんど同じコース形態かと思うが、実は札幌のゴールというのは、かなり1コーナーに近いところにある。4コーナー出口からゴールまでの距離は函館より札幌の方が長いが、4コーナー出口から1コーナー入り口までの距離は函館の方が長い。
そして4コーナー出口から1コーナー入り口が短い札幌の方が、1周距離は長い。どういうことかと言うと、札幌はコース全体に占めるコーナーの部分が多くて、従ってコーナーが緩いということ。これ、芝1200mに特化した話に行くが、函館と札幌ではスタートから3コーナーまでの距離がかなり違い。函館がおよそ489mあるのに対して、札幌はおよそ405m。この違いが何に影響するかと言うと、前半ラップの意味が違ってくるということ。
具体的には函館の方が前半600mが速くなりやすい。で、従って函館芝1200mで一見するとハイペースというラップであっても、先行した馬を過大評価してはいけませんし、札幌芝1200mでは見た目のラップ以上に先行馬には厳しいペースだったという場合もあるので、注意したいということ。それと今の時期に大事なのは、函館の芝1200mで逃げた馬と札幌の芝1200mで逃げた馬が、前半ラップが仮に同じだった場合、その2頭が対戦すれば、札幌で逃げた馬の方がハナを切れる確率が高い。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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