2019年5回阪神1日目

開催一覧
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中山 阪神
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2019/08/18 (日)
新潟 小倉 札幌
2019/08/17 (土)
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2019/08/11 (日)
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2019/08/10 (土)
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2019/07/27 (土)
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福島 中京 函館
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福島 中京 函館
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2019/07/07 (日)
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中山 京都
2019/01/05 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒1だった。
 1週間以上雨は降らず、土日とも完全な良馬場。9月の開催ともあまり変わらない超高速馬場だった。土曜の7Rはこれ2歳レコードだが、レコードでもCランクに過ぎず完全タイム差はプラスだった。土曜は4コーナー先頭の馬が1勝・2着4回。日曜は3勝・2着1回だった。超高速馬場なのにスローペースが多かったという影響もあるが、とにかく前残りが目立った。5回阪神も9日間の開催で、こちらは6日目までがAコース、7日目以降はBコースが使用される。
 先週の馬場差1800m対象の数値は、土日ともにマイナス0秒1だった。
 1週間以上雨が降らず、ゴール地点の朝の含水率は土曜が1.5%、日曜が2.0%とかなり乾いた状態だった。それでも馬場差はプラスにはならないのが、近年の阪神ダートだが、その近年の阪神ダートの中ではかなり時計が掛かる状態だった。


  タイム分析
 2019/11/30 (土)  芝=-2.1  Aコース
 2019/11/30 (土)  ダ=-0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 サウンドワイズ    牝2 未勝利・牝 1:13.8 +0.5 --- +0.6 -0.1 D C 5.75
2R D1400 シゲルカセイ    牡2 未勝利 1:27.3 +1.1 --- +1.2 -0.1 E D 8.58
3R D1800 ロンドンデリーエア    牡2 未勝利 1:55.3 +0.4 --- +0.5 -0.1 D C 3.33
4R T1400 メイショウチタン    牡2 未勝利 1:20.5 -2.5 --- -1.0 -1.5 A C 7.87
5R T1600 ストーンリッジ    牡2 新馬 1:36.8 +0.8 -1.3 +1.2 -1.7 SL C 7.50
6R D1800 フェルカド    牡2 新馬 1:58.6 +3.4 --- +3.5 -0.1 E C 11.75
7R T2000 ハギノエスペラント    牡2 未勝利 2:00.4 -2.0 --- +0.1 -2.1 C C 6.42
8R D1800 スマートフルーレ    牝3 2勝クラス・牝 1:53.3 +1.0 --- +1.1 -0.1 E D 7.62
9R T1800 ブラヴァス    牡3 再度山特(2勝) 1:47.9 +1.5 -1.2 +2.2 -1.9 SL C 7.88
10R D1400 クリノケンリュウ    牡5 御影S(3勝) 1:23.8 +0.3 --- +0.4 -0.1 D C 6.38
11R T2000 ロードマイウェイ    牡3 チャレン(G3) 1:59.1 +0.3 -0.6 +1.8 -2.1 E C 8.00
12R D1200 テルモードーサ    牝3 1勝クラス 1:11.6 -0.7 --- -0.6 -0.1 B D 8.40

阪神2R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムだった。
阪神4R 2歳未勝利 タイムA
 基準より1秒0速い勝ちタイムだった。
1着:メイショウチタン 
 秋2走目距離短縮のメイショウチタンが初勝利を挙げた。メイショウチタンは好スタートを切って、スピード任せの先行。4コーナーで先頭に立って押し切った。函館や札幌の洋芝、あるいは1600mでは失速していたが、高速馬場の1400mでスピードを活かし切れた。ただ、これ実は直線だけで3回も手前を変えているが、まぁいろいろそういう面を含めて、幼い面が残っている。今回上のクラスで通用するタイムで走っているが、現状ではその常に能力をフルに発揮できるタイプには見えない。
2着:ロジーナ 
 そして2着以下は3馬身半以上離された。まず2着のロジーナは3コーナー過ぎから内で追い通しになっていたが、直線入り口で上手く進路を確保してからはしぶとく伸びた。距離短縮と3キロ減で大きく前進したが、今回はロスが少なかったのも確かで、次走で本命にして良いかどうかは相手次第だと思う。
3着:エスシーミホーク 
 3着のエスシーミホークはダッシュがつかず後方から。直線では2着馬が抜けて行った後のスペースを上手く使えたとは言え、長く脚を使った。前半にもう少し前に行けるようになれば、更に良くなりそう。
4着:ファイヤーテーラー 
 そして番組注目馬のファイヤーテーラーが1番人気で4着だった。勝ち馬の直後にいたが、最後は完全に止まってしまった。馬場状態を考慮すれば、それほどキツいペースではなかったが、1400mで先行するよりは1600mでじっくりと追走した方が良いタイプかもしれない。
阪神5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
阪神6R 2歳新馬 タイムE
 基準より3秒5遅い勝ちタイムだった。
阪神7R 2歳未勝利 注目
 4着だったヴァルコスについて。
4着:ヴァルコス 
 スタート直後に隣の馬と接触したが、その影響はそれほど無かったと思う。そしてかなり仕掛けて行って、ようやく中団につけた。3コーナーでペースが上がると、追い通しになる所か、ステッキまで入っていたが、それでも置かれ気味になって、さらに直線に入ってもなかなか手前を変えず、モタモタしていたが、手前を替えてからは一気に伸びて来た。このズブさというのが、本質的なモノだとすると、これからも色々苦労しそうだが、今回体重が22キロも増えていたように、成長途上だと思われる。だとすれば、今後の成長余地は大きいはずで、ズブさが抜ければかなり走りそう。
阪神8R 3歳以上2勝クラス・牝 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムだった。
阪神9R 再度山特別 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
阪神11R チャレンジC タイムE
 基準より1秒8遅い勝ちタイムだった。タイムランクはE・メンバーランクはCだった。長期休養明けのトリオンフが先手を取って4コーナーに差し掛かる。トリオンフが特に仕掛ける事もなくハナを切って1000m通過は1分1秒2。超高速馬場ですから、これはかなり遅いペースで、残り800mからペースアップはしているが、体列に動きはなく、4コーナーで多くの馬が外をマクって、そのため内で動けなくなっている馬が何頭かいた。トリオンフは直線に入ってもリードを保っていて、ごちゃつく後続を尻目に逃げ込みそうな体勢になったが、ゴール寸前でロードマイウェイが差して1着。馬群を捌いて最後は内から伸びたブレステイキングが3着に入った。
1着:ロードマイウェイ 
 ロードマイウェイが差し切って5連勝。重賞は初制覇。ロードマイウェイは4コーナーで外にいて、距離損はしていたが、そこでスムーズだった事が他の差し馬との比較で優位だった。とは言え、スローペースを外を回って差したという事は事実で、ソレはソレで評価したい。1600mで連勝した後の2000mだったが、実はと言うか、新潟1600mの3勝クラスを勝った時に同じ週の新潟記念に登録があって、陣営はできれば新潟記念に出したかったと、そう言っていたぐらい2000m適性を見込まれていた馬。その通りの結果になった。タイムランクはEだが、この勝ちっぷりの良さと、今後期待できる伸びしろを考慮すると低評価にはならない。
2着:トリオンフ 
 そしてトリオンフが2着に粘り、ブレステイキングが3着だった。2着のトリオンフはマイペースの逃げ。しかも4コーナーで後ろがごちゃごちゃしているという展開の利もあったが、1年以上の休み明けで好走した。コーナーが4回の中距離という舞台なら、やはり安定している。
3着:ブレステイキング 
 そしてトリオンフが2着に粘り、ブレステイキングが3着だった。そして3着のブレステイキングは4コーナーで内にいて行き場がなくなりそうだったが、直線で狭い所を縫うように伸びて来た。流れそのモノも向きませんでしたし、価値のある3着で、いずれ重賞は勝てそう。
4着:ハッピーグリン 
 4着のハッピーグリンはロードマイウェイをやり過ごしてからの追い出しになったが、いざ追い出すと内にもたれていた。まぁ左回りの方が良さそう。
9着:ギベオン 
 そして1番人気のギベオンは9着だが、4コーナーで包まれて完全に踏み遅れた上に、直線では2度にわたって前が壁になっていた。まぁこれは参考外だと思う。
阪神12R 3歳以上1勝クラス タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムだった。
1着:テルモードーサ 番組注目馬
 テルモードーサがダートに変わって、初めてブリンカー装着で逃げ切った。テルモードーサは初めてのダート1200mで、初めてのブリンカーだったが、これどちらの効果が大きかったのかは分からないが、仕掛けてハナを切ると、ずっと楽な手応えで直線ではアッサリと突き放した。文句なしの勝ちっぷりとタイムですし、次もブリンカーを着用してのダート1200mでしょうから、昇級してすぐに好勝負になると見る。
2着:ファイアーボーラー 
 2着ファイアーボーラーは外めの枠から、揉まれないレースができた。ずっと右手前だった事もあって、最後は失速したが2着は確保。まぁ0秒9差なのでこれは好タイムには入りませんし、揉まれると不安なので、今後も枠順は重要。
3着:メディクス 
 3着のメディクスは出遅れた上に最初は頭を挙げていたが、3コーナーから外を回って追い上げて、直線でもよく伸びた。全く安定感はないですし、好走後に人気になると危ないタイプだと思うが、脚は持っている。
6着:メジャーハリケーン 
 一方、1番人気のメジャーハリケーンは6着だった。メジャーハリケーンは仕掛けて先行して、しかも手応え良かったが、残り200mで失速した。どうも前半から脚を使うと最後自分で辞めてしまうようだが、次は乗り方を変えてくる可能性があって、差しに回って変わり身を見せるかもしれない。

  馬券Summary
2勝クラスのタイムランク
 今年8月までに2勝クラスを勝って、次に3歳限定の重賞に出走した3歳馬は14頭いたが、1頭も3着以内に入れなかった。昨年は8月までに1000万下を勝って、次に3歳限定重賞に出走した3歳馬は7頭しかいなかったが、レイエンダがセントライト記念2着、ミッキーチャームが秋華賞2着、ユーキャンスマイルが菊花賞3着と3頭が3着以内に入った。この去年と今年の結果を受けて、今年から降級制度が廃止されたので、夏の2勝クラスのレベルが昨年までよりも低くなったからとするのは、正しい面もあるが正しくない面もあるという話。
 今年の夏に2勝クラスを勝って次走で重賞に出走した3歳馬14頭について、その2勝クラスを勝った時のタイムランクを見るとBが1、Cが4、Dが6、Eが2、SLが1だった。昨年の7頭について、その2勝クラスのタイムランクがどうだったかと言うと、Aが2、Bが3、Cが1、Eが1だった。そして次走重賞で3着以内に入った3頭中2頭はAランクの1000万下を勝っていて、もう1頭もBランクで勝っていた。つまり、2勝クラスの平均レベルが昨年までより下がった事は確かでも、次に重賞に出走した3歳馬の取捨を決める時には、その平均レベルには意味が無いという事。個別の馬の2勝クラスを勝った時のタイムランクが重要だという事。
 何と来年秋にならないと使えない話だが、秋の重賞に2勝クラスを勝ったばかりの3歳馬が出走して来た時は、今の2勝クラスはレベルが低いという理由で一律に切り捨てるのは危険。AランクやBランクで勝ってきた馬は少なくとも、検討の対象にすべきだという事。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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