2019年2回東京2日目

開催一覧
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中山 阪神
2019/12/21 (土)
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2019/08/31 (土)
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2019/08/24 (土)
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2019/08/18 (日)
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2019/08/17 (土)
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2019/08/11 (日)
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2019/08/10 (土)
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2019/07/28 (日)
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2019/07/27 (土)
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2019/07/21 (日)
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2019/07/20 (土)
福島 中京 函館
2019/07/14 (日)
福島 中京 函館
2019/07/13 (土)
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2019/07/07 (日)
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2019/06/29 (土)
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2019/06/22 (土)
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2019/01/06 (日)
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2019/01/05 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒0だった。
 2月以来の開催だったことに加えて、先週の東京は月曜に1ミリの雨が降っただけで、良馬場発表になった。昨年の開幕週がマイナス1秒6だったので、それにも増して高速馬場になった。あと、芝のレースは全部で11鞍あったが、逃げ馬の連対は2鞍で、先行馬の連対も1鞍のみだった。差し馬が幅を利かせてる印象で、中でも中団から差して来る馬の活躍が目立った。そして2回東京は6週の開催で、前半3週はAコース。4週目・5週目はBコース。そしてダービーウィークの最終週はCコースが使用される。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がプラス0秒5、日曜がプラス0秒6だった。
  冬の1回開催の良馬場時とほぼ同レベルで、少し時計の掛かる馬場コンディションだった。逃げ・差し問わず連対していたが、差し馬の場合、後方からでは厳しくて好位差しの馬が頑張っていた。数字で表すと分かりやすくて、13鞍で12連対。ですから、連対馬の半数近くが好位差しだった。


  タイム分析
 2019/04/21 (日)  芝=-2.0  Aコース
 2019/04/21 (日)  ダ=+0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1600 プリモダヴィンチ    牝3 未勝利・牝 1:39.9 +0.7 --- +0.1 +0.6 C D 6.88
2R D1400 ナムラブル    牡3 未勝利 1:26.9 +0.9 --- +0.4 +0.5 D D 6.93
3R T2400 プルクラ    牡3 未勝利 2:27.1 -1.2 -0.7 +0.5 -2.4 D D 7.25
4R T1400 ビッグブルー    牡3 未勝利 1:21.3 -1.7 --- -0.3 -1.4 B D 8.06
5R T1600 ポルーニン    牡3 未勝利 1:33.8 -1.9 --- -0.3 -1.6 C C 6.39
6R D1600 カフェクラウン    牡3 500万下 1:39.2 +1.0 --- +0.4 +0.6 D D 8.31
7R T2000 モンテグロッソ    牡4 500万下 2:01.4 +0.6 -1.1 +1.5 -2.0 SL D 5.50
8R D1600 アポロマーキュリー    牝5 500万下・牝 1:40.0 +2.0 -0.6 +0.8 +0.6 D D 7.40
9R T1800 ヒストリア    牝5 石和特別1000 1:46.3 -0.7 -0.7 +0.4 -1.8 D C 6.36
10R D1400 フュージョンロック    牡5 鎌倉SH1600 1:24.7 +1.2 --- +0.7 +0.5 D C 8.73
11R T2000 ウィクトーリア    牝3 フローラ(G2) 1:59.5 -0.4 -0.8 +0.8 -2.0 D C 6.22
12R D1600 ミッキーワイルド    牡4 1000万下 1:37.4 +0.2 --- -0.4 +0.6 B C 7.94

東京4R 3歳未勝利 タイムB
 このレースの勝ちタイムは、当開催3歳未勝利クラスの基準タイムより1秒7速く、1400m対象の馬場差がマイナス1秒4だった事を踏まえると、 -1.7-(-1.4)=-0.3 で基準より0秒3速い勝ちタイムだった。
1着:ビッグブルー 
 ビッグブルーが距離短縮、初めての1400mで勝ち上がった。ビッグブルーは中団で足を溜めて、最後の直線に向いて鞍上がゴーサインを出すと、一気に伸びて来た。この馬、休ませたことでソエが治って、レースぶりが良くなった。加えて勝ち時計も優秀だが、今回はちょっとメンバー構成に恵まれた印象が強い。昇級して即勝ち負けとなると、どうかと思う。
2着:マーヴェラスクイン 
 そして2着マーヴェラスクインはおよそ3ヶ月ぶりの実戦で、初めての芝だったが、逃げる形でラストまでしぶとく粘った。前に行った他の馬たちが失速している事を考えると、評価できる内容でしたし、次走も圏内。
3着:ストイクス 
 あと3着ストイクスも初めての芝のレースで見せ場を作った。母系にダートの活躍馬がいるが、今回のレースぶりを見ていると、芝の方が良さそう。
4着:ラインコマンダー 
 そして4着ラインコマンダーは中団で折り合っていたが、馬群がバラけてからの伸びはもう一つだった。勝ち切るには展開面の助けが必要だと思う。
東京6R 3歳500万下 注目
 番組注目馬となっていた1着カフェクラウンを取り上げる。
このレース、メンバー的には結構手薄だったので、3着以下の評価はちょっと微妙で、次走狙えるとは言えない感じ。
1着:カフェクラウン 勝ち馬注目
 タイムランクはDだったが、もう強さは際立っていた。好位につけて、終止良い手応えで運んで、最後の直線に向くと、この辺りも全然追っていない。結局このまま最後まで追われる事がなかった分、勝ち時計は地味になったが、パフォーマンスとしてはもう十分だった。振り返れば初戦はタイムランクAの時計で勝って、そして今回も馬也で圧勝ですから、底知れない可能性を感じさせる馬ですし、番組的には次走青竜ステークスか鳳雛ステークスが有力かなと思う。いずれにしろ、どちらに出てきても勝ち負けにはなると思う。
東京7R 4歳上500万下 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。両レースとも中盤がもう遅くなって、スローペースになって、レースのレベル自体は決して低くはないと思う。
東京11R フローラS 重賞
 タイムランクがD・メンバーランクはCだった。ジョディーが先手を取って直線に入って行った。中盤、ペースが一旦落ちて、上がりが速くなるという、東京にはありがちな形の競馬になった。結果内・外バラけて、追い比べになって最後までどれが抜け出してくるかわからない展開になった。内からシャドウディーヴァが狭いスペースを突いて伸びて来て、一旦抜け出したかに思えたが、外からウィクトーリアが一気に伸びて来て、ゴール前でハナ差交わしてゴールインになった。
1着:ウィクトーリア 
 内と外やや離れた2頭の接戦だったが、外ウィクトーリアががハナ差で1着。この馬、秋華賞を勝ったブラックエンブレムの子供で、デビュー前から注目を集めてたいたが、今回出遅れて、逃げ切りで2連だったのでどうなるかと思ったが、差してくる形でよく伸びて来た。レースセンスも身につけてきた印象ですし、距離伸びてどうかという部分はあるが、オークスでも印はつけるべき1頭だと思う。
2着:シャドウディーヴァ 
 惜しい2着がシャドウディーヴァ、ここまで2頭がオークスへの優先出走権を得た。シャドウディーヴァは11/10の未勝利戦勝った際、この番組でも取り上げた馬。やはり東京コースが合っていますし、私、かなり単勝を買っていた。でも惜しくもハナ差でやられて、とにかく悔しい思いが残るレースだったが、この馬の場合、距離が伸びて良いと思いますし、オークス出走権を獲得した。本番はますます楽しみ。
3着:ジョディー 
 その後3着から5着まで同タイムの接戦だった。3着ジョディーだが、この馬1600mから1800mに使われて来たが、距離は今回のレースぶりを見ると、保つ感じがする。ダイワメジャー産駒だが、スタミナも豊富ですし、今後どういうローテーションを組むかわからないが、2000mなら大丈夫ということは証明した。
4着:パッシングスルー 
 その後3着から5着まで同タイムの接戦だった。そして4着パッシングスルーは、こちら新馬勝ちがマイルで、前走のシンザン記念もマイル戦で3着だったが、これも距離延長に対応してラストまでしぶとく脚を使った。見せ場十分の4着だった。
5着:フェアリーポルカ 
 その後3着から5着まで同タイムの接戦だった。そしてもったいなかったのが、5着フェアリーポルカ。18番枠入った事で、やっぱり2000m東京の外枠ってかなり厳しいですから、若干外を回る形になったので、着差を考えれば、内枠ならと思わせる内容だった。
13着:レオンドーロ 
 番組注目馬馬レオンドーロは13着、そして1番人気のセラピア14着だった。レオンドーロに関しては、1勝馬の多い顔ぶれとしては、メンバーのレベルは結構高かったですし、外枠も厳しかった。ただ、自己条件の500万に戻れば、勝つのに時間はかからないと思う。
14着:セラピア 
 番組注目馬馬レオンドーロは13着、そして1番人気のセラピア14着だった。そして1番人気のセラピアは14着だった。これも外から他馬に来られて、思いっきり引っかかる競馬になった。今回はキャリアの浅さが出た感じで、これで見限る1頭ではない。
東京12R 4歳上1000万下 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムだった。
1着:ミッキーワイルド 
 3戦続けて2着だったミッキーワイルドが今回は勝った。勝ったミッキーワイルドは好位の外めにつけて、終始楽な手応えで運んで、最後の直線に向いてからも追い出しをギリギリまで我慢した。そして残り300mあたりで、鞍上がゴーサインを出すと、スッと抜け出して来た。この馬、スタートに課題はあるが、どんな流れになっても相手なりに走るタイプ。昇級しても堅実に駆けてくれると思う。
2着:エピックアン 
 あと2着エピックアンはここ3戦不本意な競馬を続けていたが、今回からブリンカーを着けた。その分ラストの伸びは良かったですし、過去に2勝している東京なら、これぐらい走って良い馬。
3着:フィスキオ 
 そして3着フィスキオはスムーズに外に持ち出して、最後までしっかりと脚を使った。1400mだと流れに乗れないが、今回の1600mだと走りがスムーズで、次走も同じ距離出走ならチャンスはある。
7着:トレンドライン 
 そして2番人気のトレンドラインが7着に敗れた。スタートは決めたが、大外枠だったこともあって、終始外を回る競馬になった。振り返ればこの馬、前走も東京ダート1600mで大外枠に入った。次走ソツなく捌ける枠に入れば、巻き返しの可能性はある。

  馬券Summary
条件戦での日本レコードタイムが意味するもの
 日曜京都9レースの比良山特別、タイム分析でも取り上げたが、芝2200mで2分9秒7という日本レコードが出た。しかも、これ1000万下のレースですからね。驚きの出来事だったので芝・ダートを問わず中央競馬における主要な距離のレコードタイムを調べてみた。するとやはりオープン馬がレコードタイムをはじき出しているケースが非常に多くて、ほとんどそうだった。条件クラスの馬より、脚力で勝る訳なので、当然といえば当然の話。
 話は変わるが、私がこの番組出演するようになって、多分15年ぐらいなると思うが、始めた頃に比べると、明らかにスローペースのレースが多くなっている。一方で、馬場を管理する技術は着実に上がっていて、特に中でも芝はそうで、馬場そのものは時計が出やすくなってるという状況。となると、レコードタイムが出るかどうかは、馬の総力と言うよりは、道中のペースによるところが大きいということになってくる。特に芝の中・長距離はその傾向が強まって来ているように思う。
加えて近年の傾向を見てると、G1レースでは各騎手が折り合い重視で、スローペースになってペースが速くならないケースが多くて、一方では条件戦で、玉砕覚悟で飛ばして行く馬がいる。だから今回の条件戦でのレコードタイムは、単なる偶然ではなくて、ある程度必然の出来事だったように思う。そのことが良いか悪いか別にして、競馬におけるレコードタイムって、いったい何なんだろうと。陸上とかなら、すごく価値がある感じはするが、という意味するものと、結構大風呂敷引いた割には特にオチのない話です。意味するものは何かということをちょっと考えさせる出来事が一つ起こったなということを、あくまでテーマとして提供したいと思う。今後もこの傾向は強まってくると思う。
解説者:津田照之(競馬エイト)
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