2019年3回東京1日目

開催一覧
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中山 阪神
2019/12/22 (日)
中山 阪神
2019/12/21 (土)
中山 阪神
2019/12/15 (日)
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2019/12/14 (土)
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2019/12/08 (日)
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2019/12/07 (土)
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2019/12/01 (日)
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2019/11/30 (土)
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2019/11/24 (日)
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2019/11/02 (土)
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2019/09/01 (日)
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2019/08/31 (土)
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2019/08/25 (日)
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2019/08/24 (土)
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2019/08/18 (日)
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2019/08/11 (日)
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2019/07/27 (土)
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2019/07/21 (日)
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2019/07/20 (土)
福島 中京 函館
2019/07/14 (日)
福島 中京 函館
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2019/07/07 (日)
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2019/06/22 (土)
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2019/01/05 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒2、日曜がマイナス2秒1だった。東京は連続開催ですので、まずは遡って8日間の馬場差を確認しておく。全てマイナス2秒台で大きな動きはない。
 連続開催の後半入って、先週はCコース使用2週目だった。ダービーウィークと比べて、水準方向に少し動いたが、それでもかなり速い時計の出る馬場だった。Cコース2週目の先週は、先々週同様の高速馬場で、基本的には先行有利。インコース有利で説明できる。4コーナーで最内・内を通った馬が断然有利だった。特徴的なのは、この例外が2歳の新馬戦だった事で、3鞍ともSLランクですから、位置取り不問で瞬発力の有無が問われたと考えて良いだろう。また、逃げ残りの2着はあったが、逃げ切りは1頭も居なかった。これも先週の特徴の1つと言えるだろう。今週もう1週はCコース、そして後半2週はDコースが使用される。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がプラスマイナスゼロ、日曜がプラス0秒1だった。遡って8日間の馬場差を確認しておくと、前の開催4週目はやや時計の出やすい馬場だったが、5週目以降は水準レベルで推移している。
 ダービーウィークとほとんど変わらず、水準レベルのコンディションだった。乾いた馬場ではあるものの、時計が掛かるという事ではなかった。逃げ切り勝ちもありましたし、追い込み勝ちもありと東京らしい多彩な脚質の馬が勝っている。脚質別の連対数を見ても、目立った偏りは無く、この一因は実力接近戦が多かったことも挙げられる。ただ、連対数としては多くはないが、まぁ好位組の活躍が目を引いた。後半の開催に向けて馬場が高速化すれば、この傾向は一層強まる可能性があると考えている。


  タイム分析
 2019/06/01 (土)  芝=-2.2  Cコース
 2019/06/01 (土)  ダ=±0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1600 クロスパール    牝3 未勝利・牝 1:39.2 +0.1 --- +0.1 ±0 C D 6.20
2R D1400 コマノゼニト    牡3 未勝利 1:25.5 -0.4 --- -0.4 ±0 B C 5.40
3R D1600 グーガルラヴィ    牡3 未勝利 1:39.6 +0.5 --- +0.5 ±0 D D 6.57
5R T1400 カイトレッド    牝2 新馬 1:23.9 +0.2 -0.6 +1.1 -1.5 SL C 5.67
6R T1600 トランスナショナル    牡3 未勝利 1:33.7 -1.9 --- -0.1 -1.8 C C 7.57
7R D1600 モリトシラユリ    牝5 1勝クラス・牝 1:38.0 ±0 --- ±0 ±0 C D 9.60
8R T2400 ホウオウサーベル    牡3 1勝クラス 2:25.6 -1.3 -0.9 +0.4 -2.6 C C 6.11
9R T1800 ロードマイウェイ    牡3 国分寺特(1勝) 1:45.9 -1.8 -0.6 -0.4 -2.0 B C 5.00
10R T1400 レノーア    牝3 由比ヶH(2勝) 1:20.3 -1.4 -0.2 -0.1 -1.5 C D 6.33
11R D2100 テルペリオン    牡5 スレイプ 2:11.2 +1.5 --- +1.5 ±0 E D 6.06
12R D1400 ブロードアリュール    セ5 1勝クラス 1:24.8 -0.1 --- -0.1 ±0 C D 6.75

東京2R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムだった。
1着:コマノゼニト 
 コマノゼニトがデビューから10戦目で勝ち上がった。コマノゼニトは前走タイムランク・メンバーランクともにCのレースの2着だった。今回はタイムランクとレースぶりが大幅に向上した。直線へ向いた時で勝負ありという感じだった。昇級しても相手次第では通用すると思う。
2着:ジョイナイト 
 2着のジョイナイトは非常に状態は良かったが、体はもっと絞れてほしい。完敗の2着だが、3着・4着馬よりは強いレースをしている。自身はDランク相当になるが、タイムランクよりも上の評価が必要。
3着:マーベラスアゲン 
 3着マーベラスアゲンは2着件は3着ジョイナイトから2馬身離された。しかし、今回がまだデビュー3戦目で、上積みが見込めますから、タイム短縮は十分に可能と見る。
東京5R 2歳新馬 タイムSL
 前半ないし中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
4着:スタインウェイ 
 デビュー戦の今回1番人気に支持されて4着だった。4コーナーで大外を回って、直線は一瞬だけ伸びかかって止まってしまった。少し内にももたれた。この点についてルメール騎手は「子供っぽい」「重い感じがした」「反応するのに時間がかかった」とコメントしているが、距離不足・叩き良化型としても、何となく将来的にはダート向きのイメージも予感させた。これは何とも言えないが…。デビューから芝で3連勝した半姉のディープジュエリーとはちょっとタイプが違うような気がする。いずれにしても、私、次走危険馬とする手はあると思う。
東京8R 3歳以上1勝クラス 注目
1着:ホウオウサーベル 
 勝ったホウオウサーベルだが、ここでは順当勝ちと言えるだろう。序盤に少し行きたがっていたが、体と気持ちがかみ合って来た。まぁ正攻法のレースで、安心して見ていることができた。昇級の壁はなく、本当に今後の成長が楽しみ。
1着:ホウオウサーベル 解説推奨
 このレースはタイム分析でも取り上げた。勝ったホウオウサーベルについて、ここで改めて強調する。この馬、デビュー当初から馬っぷりの目立っていた馬で、何とかダービーへ駒を進めて欲しいと期待していたが、やはり奥手のハーツクライ産駒ですから、そう順風満帆には行かない。しかし1勝クラスのここは、相手がどうであれ負けてもらっては困ると思っていた。正直なところ、思った以上のパフォーマンスではなかったが、こんなモノではないはず。という事で、この後の休養を経て、ひょっとしたら夏の新潟で2勝クラスを使うかもしれないが、秋には大きな舞台を目指せる器だと思っている。次走も本命。
2着:カーロバンビーナ 
 2着のカーロバンビーナ、新潟戦の前走9着が見た目以上に力んでいましたから、今回は折り合いに専念して1回リセットした。上がり600m最速タイムをマーク。ですから、この形が良い模様。
3着:スマイル 
 3着スマイルは2着から3馬身差だが、引っかかって大崩れしなかったあたりが能力の高さ。敗因は明白ですから、次走も上位争い。
4着:レッドボヌール 
 そして4着のレッドボヌール、ワンパンチ足りないことは確かだが、以前と違って使い減りしないで、ここ2走体重が増えてきた事に注意が必要。この手のタイプは、夏競馬でチャンスがあるかもしれない。
東京9R 国分寺特別 タイムB
 このレースの勝ちタイムは、古馬1勝クラスの基準タイムよりも1秒8速く、1800m対象の馬場差がマイナス2秒0だったことを踏まえると、 -1.8-(-2.0)=+0.2 となる。しかし、ペース補正が0秒6入っており、 +0.2-0.6=-0.4 で基準より0秒4速い勝ちタイムとなった。
 ロードマイウェイが断然の支持に応えた。3頭出走していた3歳馬が1着・2着・5着。一方、4歳以上では前走の特別戦で2着のマイネルザウバアが7着、同じく2着のヒドゥンパラメータが8着。3着のナルハヤとクリノオスマンが3着・6着と連対を逸している。これはいかにも、降級制度がなくなった、1勝クラスのも典型的なレースと言えると思う。
 そしてサンプル的なレースとも言えるモノですから、競馬新聞の馬柱というのをちょっとイメージとして、記憶に留めておいて欲しい。
1着:ロードマイウェイ 
 そして勝ったロードマイウェイだが、これは順当勝ち。序盤に少し力んだ以外は、ほぼパーフェクトに近いレース。着差以上に強いと思う。ペース自体は緩やかでしたから、昇級してペースが速くなった方がレースはしやすいと思う。昇級して即通用の勝ち方とタイム。
2着:ペルソナデザイン 
 2着ペルソナデザインは距離適性を含めて、ここで重い印を打てる根拠に乏しかったが、この中間に障害練習を取り入れたことで、大野騎手は「前が起きるようなフォームになってきました」とコメントしている。このコメントは見逃せないポイントで、障害帰りの馬が穴メーカーになるヒントが隠されている。
3着:ナルハヤ 
 3着ナルハヤはペース自体は緩やかですから、2番手流れ込みが叶う展開利はあった。とは言っても、これで芝1800mは2着2回・3着2回・4着以下2回ですから、まだ1800m未勝利とは言え、2000m以上よりは安定感があってこれは距離適性を示す内容。
4着:ギャンブラー 
 4着ギャンブラー・5着ミチビキ・6着クリノオスマン・7着マイネルザウバア・8着ヒドゥンパラメータはほぼ一団の入線ですから、4着ギャンブラーのタイムランクC相当で一括りにして良いと思う。
5着:ミチビキ 
 4着ギャンブラー・5着ミチビキ・6着クリノオスマン・7着マイネルザウバア・8着ヒドゥンパラメータはほぼ一団の入線ですから、4着ギャンブラーのタイムランクC相当で一括りにして良いと思う。
6着:クリノオスマン 
 4着ギャンブラー・5着ミチビキ・6着クリノオスマン・7着マイネルザウバア・8着ヒドゥンパラメータはほぼ一団の入線ですから、4着ギャンブラーのタイムランクC相当で一括りにして良いと思う。
7着:マイネルザウバア 
 4着ギャンブラー・5着ミチビキ・6着クリノオスマン・7着マイネルザウバア・8着ヒドゥンパラメータはほぼ一団の入線ですから、4着ギャンブラーのタイムランクC相当で一括りにして良いと思う。
8着:ヒドゥンパラメータ 
 4着ギャンブラー・5着ミチビキ・6着クリノオスマン・7着マイネルザウバア・8着ヒドゥンパラメータはほぼ一団の入線ですから、4着ギャンブラーのタイムランクC相当で一括りにして良いと思う。
東京11R スレイプニルS タイムE
 基準より1秒5遅い勝ちタイムだった。

  馬券Summary
中2週と日本ダービー
 去年もやったが、今年も私なりに今年の日本ダービーを簡単に検証してみたいと思っている。テーマはレース間隔。特に中2週の有効性について考えてみたいと思う。今年のダービー馬、ロジャーバローズの前走は京都新聞杯だった。京都新聞杯組は、過去にアグネスフライト・キズナがダービーで優勝している。さらに中2週という間隔でひとくくりにすると、NHKマイルCとプリンシパルステークスも含まれますので、前走NHKマイルCに出走していた馬の中では、過去の日本ダービー馬タニノギムレット・キングカメハメハ・ディープスカイがいる。ここで表をご覧ください。
中2週と日本ダービー
これは2010年から今年までの10回分の日本ダービーにおける前走からの間隔。なお、中4週については2011年、つまり東日本大震災の年で、皐月賞が1週伸びた例外的ケース。中5週は皐月賞組で、この組が圧倒的に強いのは当然だが、京都新聞杯組の健闘が目を引く。中3週で3着以内の5頭。これは前走青葉賞組だが、勝率・連対率では京都新聞杯組が、この中3週組を上回っている。私は京都新聞杯組の健闘は、レース間隔にあると見ている。中1週・中5週辺りと比べて、中2週と言うのは非常に調整しやすい利点がある。中1週と言うのは、今のダービーではあり得ないが、中1週というのは軽めで臨むか、あるいは攻め強化して臨むかというのは、厩舎のスタイルによって違ってきますし、案外調整の難しさがある。また、中5週。これは皐月賞組になるが、今ではやはり1回放牧挟んで、外厩が非常に充実していますから、そういう戦略で1回放牧を挟むというパターンもある。この戦略が非常に今では軌道に乗っているが、何て言うか、暑い時期になって来ると中2週というのは、意外と馬のコンディションを整えやすいと思う。特に今、日本の気候が変化してきて、ダービーは夏競馬に近い趣がある。ですから、一見キツいローテーションのように思うが、実はレースを使う事で体調が整えやすい。そういう風に思う。昨年は中2週、プリンシパルS組の16番人気のコズミックフォースが3着に入りましたし、今年のオークスでは12番人気のカレンブーケドールが2着に入ったが、この馬は中2週のスイートピーS組だった。プリンシパルS組は、レースレベル的に好走の確率というのは低いが、中2週組が穴メーカーになる可能性は高いのではないかと推測する。近年はNHKマイルC組の出走が減ってしまいましたから、京都新聞杯組は特に注意が必要ではないだろうか。
解説者:吉岡哲哉(競馬ブック)
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