2019年1回福島5日目

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中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒5だった。遡って6日間の芝の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値の上、マイナス0秒6からマイナス0秒3の間で推移しており、大きな動きは無い。
 月曜日に2.5ミリ、金曜日に0.5ミリの雨は計測されたが、最終週の先週だけはBコース使用となった分、時計が掛かって行く事はなかった。一応先週同様は、この開催で最も時計は出やすかったが、先ほどの説明にもあったように、開催を通じて大きくは変わらなかった。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がプラス0秒1、日曜がプラス0秒2だった。ここまで6日間の馬場差を確認しておくと、全てプラスの数値だった。ただ、開幕週が最も時計が掛かって、3日目そして先週は水準に近いレベルだった。
 2週目は雨の影響を受けたことで、開幕週よりも時計が出やすくなったが、先週は土日とも良馬場発表でも水準に近いレベルだった。この点には注意が必要。


  タイム分析
 2019/04/20 (土)  芝=-0.6  Bコース
 2019/04/20 (土)  ダ=+0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1150 ベルポート    牝3 未勝利 1:10.1 +0.8 --- +0.7 +0.1 D D 8.44
2R T1200 チャリオット    牝3 未勝利 1:10.7 +0.8 --- +1.2 -0.4 E D 6.87
3R D1700 ベイコート    牝3 未勝利・牝 1:47.3 ±0 --- -0.1 +0.1 C D 4.80
6R D1700 タイキダイヤモンド    牡5 500万下 1:47.2 +1.2 --- +1.1 +0.1 E D 11.15
7R T2000 スティーン    牡3 未勝利 2:02.0 +0.2 --- +0.8 -0.6 D D 7.82
8R T1200 ハウナニ    牝4 500万下 1:09.2 ±0 --- +0.4 -0.4 D D 8.85
9R D1150 フォーティプリンス    牡5 500万下 1:09.0 +0.5 --- +0.4 +0.1 D D 7.06
10R T1200 ラルムドランジュ    牝4 伏拝特別500 1:09.0 -0.2 --- +0.2 -0.4 C D 6.60
11R T1800 デンコウアンジュ    牝6 福島牝馬(G3) 1:48.1 +2.3 -0.8 +2.0 -0.5 SL D 10.22
12R D1700 ロジペルレスト    牡4 花見山特1000 1:45.8 +0.6 --- +0.5 +0.1 D C 9.00

福島2R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムだった。
福島3R 3歳未勝利・牝 注目
 先週のダート1700mのレースでは、このレースの完全タイム差だけがマイナスだった。
2着:スマートフルーレ 番組注目馬
 特に強調したいのは2着のスマートフルーレ。前走に続いて、先手を取って4コーナーに差し掛かって行った。後続でただ1頭、この馬に迫って行ったベイコートとの直線の追い比べでは、最後クビ差競り負けたが、3着ナガラスワローには8馬身もの差をつけている。2走続けて福島1700mで2着で、福島は先週で開催を終了したが、前めにつけた馬が有利な新潟1800mなら、先行力を活かせると見る。牝馬限定の1800mはもう毎週番組に組まれていますから、次走も人気になるが、逆らわず中心視したいと思う。
福島6R 4歳上500万下 タイムE
 基準よりも1秒1遅い勝ちタイムだった。
福島8R 4歳上500万下 注目
 2着だったミッキーパパイアについて。
1着:ハウナニ 
 そして勝ったハウナニについても触れておきたいと思う。祖母がシラユキヒメで母がユキチャンで、お馴染みの白毛ファミリー。3回中山では近親ハヤヤッコがダート1800mでBランク勝ちしている。安定して走っている。ハウナニは距離短縮、近走よりは間隔を詰めて一変した。この内容なら引き続き注意が必要。
2着:ミッキーパパイア 
 昨年11月の福島以来、5ヶ月ぶりの実戦でも仕上がっていたが、出脚はいくらか遅かった。それでも後半追い上げて行って、直線では先に抜け出したハウナニに迫って行った。結果、同タイムのクビ差の2着ということになった。この馬、ちょうど1年前を振り返っても、休み明けの1回福島で3着。その後新潟芝1200mで初勝利を挙げている。今回もほぼ同程度の間隔で休み明けを使っていて、次走新潟に転戦すれば首位候補と見る。
福島11R 福島牝馬S タイムSL
 タイムランクはSL・メンバーランクはDだった。ウインファビラス・カワキタエンカが先行して4コーナー。このレースも前半が遅くて、勝負所から一気にペースが速くなる競馬になった。結果的にかえって先行馬には厳しい形の競馬になった。外からダノングレースが上がって行くが、その後ろを着いていくようにデンコウアンジュも上がって来て、さらにはフローレスマジックもその辺りの争いに加わって、直線は結構差し馬同士の追い比べになった。結果外からデンコウアンジュの勢いが勝って、そのまま抜け出してゴールで、フローレスマジックはしぶとく脚を使って2着だった。
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
1着:デンコウアンジュ 
 デンコウアンジュが抜け出して、およそ3年半ぶりの勝利となった。もう2歳10月のアルテミスS以来ですから、久々の勝利だが、今回スローペースを外に回って差し切っていますから、ちょっと今までにない強さだったので、これは次走ヴィクトリアマイルに出てきてもひょっとしたらひょっとするぞと思わせるような勝ちっぷりだったと思う。
2着:フローレスマジック 
 その後1番人気のフローレスマジック、3着が2番人気ダノングレースだった。フローレスマジックはラキシスとかサトノアラジンの全妹にあたる。最後までしぶとく抵抗しましたし、内容としては良かったと思う。
3着:ダノングレース 
 その後1番人気のフローレスマジック、3着が2番人気ダノングレースだった。そして3着ダノングレースだが、こちらは早めに進出した分、逆に勝ち馬の目標になった感じ。ただ、地力勝負に持ち込んでのモノですし、内容的にはよく頑張っているなという印象。
6着:ランドネ 
 3番人気で6着だったランドネ、こちら内々で急なペースアップした時に、ついて行けなくて、最後は寄られるシーンもありましたから、参考外の1戦だと思う。
8着:ウインファビラス 
 そして8着ウインファビラスも最後の直線で不利を受けた。まともならもう少し着順は上がっていたと思う。

  馬券Summary
条件戦での日本レコードタイムが意味するもの
 日曜京都9レースの比良山特別、タイム分析でも取り上げたが、芝2200mで2分9秒7という日本レコードが出た。しかも、これ1000万下のレースですからね。驚きの出来事だったので芝・ダートを問わず中央競馬における主要な距離のレコードタイムを調べてみた。するとやはりオープン馬がレコードタイムをはじき出しているケースが非常に多くて、ほとんどそうだった。条件クラスの馬より、脚力で勝る訳なので、当然といえば当然の話。
 話は変わるが、私がこの番組出演するようになって、多分15年ぐらいなると思うが、始めた頃に比べると、明らかにスローペースのレースが多くなっている。一方で、馬場を管理する技術は着実に上がっていて、特に中でも芝はそうで、馬場そのものは時計が出やすくなってるという状況。となると、レコードタイムが出るかどうかは、馬の総力と言うよりは、道中のペースによるところが大きいということになってくる。特に芝の中・長距離はその傾向が強まって来ているように思う。
加えて近年の傾向を見てると、G1レースでは各騎手が折り合い重視で、スローペースになってペースが速くならないケースが多くて、一方では条件戦で、玉砕覚悟で飛ばして行く馬がいる。だから今回の条件戦でのレコードタイムは、単なる偶然ではなくて、ある程度必然の出来事だったように思う。そのことが良いか悪いか別にして、競馬におけるレコードタイムって、いったい何なんだろうと。陸上とかなら、すごく価値がある感じはするが、という意味するものと、結構大風呂敷引いた割には特にオチのない話です。意味するものは何かということをちょっと考えさせる出来事が一つ起こったなということを、あくまでテーマとして提供したいと思う。今後もこの傾向は強まってくると思う。
解説者:津田照之(競馬エイト)
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