2018年4回東京4日目

開催一覧
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2018/02/03 (土)
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2018/01/28 (日)
東京 京都 中京
2018/01/27 (土)
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2018/01/21 (日)
中山 京都 中京
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2018/01/13 (土)
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2018/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒5、日曜がマイナス1秒2からマイナス1秒4への変動だった。ここまで5日間の馬場差を確認すると、全てマイナスゾーンの上、初日3Rを除けばマイナス1秒台となっている。
 開催2週目の上、雨の影響がいくらか残って先週土曜日は2日目・3日目よりもやや時計が掛かっていた。さらに土曜深夜の雨で、日曜は稍重でスタートしたように、馬場差は土曜よりも水準方向に動いた。ただ、後半で乾いて行って土曜のレベルに戻って行った。いずれにしても、雨の影響を受けたのにも関わらず、マイナス1秒台という事で、速い時計の出るコンディションになった。続いて上位馬の脚質を見ると、逃げ切りは土曜1Rと日曜11Rだけ。スローになったからと言って、必ずしも逃げ・先行馬に有利だった訳ではない。ただし、日曜11Rに見るように、一時的に雨で馬場が稍重に悪化して、再び良に戻った日曜後半、馬場回復期に見られる先行・イン有利の傾向が強まった。全般に瞬発力勝負型の活躍が目を引いた。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒8からマイナス0秒6への変動だった。ここまで5日間の馬場差を確認しておくと、開催初日は雨の影響により高速馬場でスタートし、乾くとともに水準に近づいて行った。そして先週土曜は水準レベルだったが、日曜は雨の影響でマイナス方向に動いた。
 土曜は水準レベルだったが、深夜の雨で日曜は土曜よりも時計が出やすくなった。ただ、日曜後半は乾いて行って、前半と比べて少し時計は掛かっていた。次に上位馬の脚質を見ると、土日を通じて逃げ切りは1頭もおらず、健闘したのは緩やかなペースだった日曜6Rの2着馬ぐらい。馬場差の変動があって、高速決着が多かった中で、逃げ馬は苦戦を強いられ、その逆に差し・追い込み馬が不利になるレースが少なかった。これは先週の特徴と言える。


  タイム分析
 2018/10/13 (土)  芝=-1.5  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1600 サンディレクション 牡2 未勝利 1:36.2 +0.1 -0.6 +0.7 -1.2 D C 8.22
3R T1800 アドマイヤスコール 牡2 未勝利 1:49.7 +0.5 -1.2 +0.7 -1.4 D C 7.63
5R T1600 パッシングスルー 牝2 新馬 1:35.8 -0.6 -0.4 +0.2 -1.2 C D 6.89
7R T2000 ジナンボー 牡3 500万下 2:00.2 -0.6 -0.9 ±0 -1.5 C C 6.55
10R T1400 リナーテ 牝4 白秋S1600 1:21.1 -0.1 -0.6 +0.4 -1.1 D C 7.21
11R T1800 ディアドラ 牝4 アイルラ(G2) 1:44.7 -0.9 --- +0.5 -1.4 D B 8.18
 2018/10/13 (土)  ダ=-0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1400 ハクナマタタ 牡2 未勝利 1:26.9 +0.5 --- +0.6 -0.1 D D 7.25
4R D1400 スマートグランダム 牝2 新馬 1:27.4 +0.8 --- +0.9 -0.1 E C 7.64
6R D1600 スウィングビート 牡3 500万下 1:38.5 +0.5 -0.1 +0.5 -0.1 D D 8.67
8R D2100 ニーマルサンデー 牡4 1000万下 2:11.4 +0.1 -0.2 ±0 -0.1 C C 6.40
9R D1600 ガルヴィハーラ 牡2 プラタナ500 1:38.1 -0.8 --- -0.7 -0.1 B B 5.44
12R D1400 クライシス 牡5 1000万下 1:24.1 -0.1 --- ±0 -0.1 C C 8.13

東京4R 2歳新馬 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。
東京5R 2歳新馬 注目
 馬体の良さが目を引いた3頭が上位独占。
1着:パッシングスルー 
 1着のパッシングスルー、ルーラーシップ産駒らしい垢抜けた好馬体で、ダート色の濃い母系を全く感じさせない軽さがあった。返し馬では頭を上げていたが、実戦では折り合って4コーナー大外からちょっと大味なレースで差し切った。しかし、この瞬発力があれば昇級しても通用する。
2着:ワイドファラオ 
 2着のワイドファラオ、こちらも好馬体が目を引いた。押し出されるようにハナに立たされたが、逃げ馬がナンバー2タイの速い上がりでまとめていますから、これは今後どんなレースでもできる事を示唆している。次走もかなり有力。
3着:メッシーナ 番組注目馬
 それから3着のメッシーナ、こちらも好馬体だった。ヘリファルテ・ブレステイキングの全妹で、レース運びとすればパーフェクトに近かったが、ラストは切れ味負けだった。まぁ芝1600mというタイプではなかったので、次走は大体勝てるんじゃないかと思う。
4着:ヘイワノツカイ 
 それから4着のヘイワノツカイ、5着に5馬身差をつけている。直線の進路取りにロスが生じたので、まともなら3着ぐらいはあったかもしれない。
東京9R プラタナス賞 タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムだった。ガルヴィハーラが1着となった事で、萩原清調教師はこのレース3年連続の勝利となった。
1着:ガルヴィハーラ 
 ガルヴィハーラ、前半800mが後半より3秒1も速いペースで、差し・追い込み馬に有利な流れだったとは言え、これは快勝と言える内容。私はこの馬、こじんまりとしたフットワークはまだ体がしっかりしていないからと見ていたが、今回ルメール騎手が跳びが小さくて瞬発力があるとコメントした事で、その点を補正する必要が出てきた。という事で、いずれは距離の壁にぶつかるかもしれない。
2着:リープリングスター 
 ガルヴィハーラが9月の中山新馬戦をタイムランクBで勝ったのに対し、2着リープリングスターは夏の札幌ダートの新馬戦をタイムランクBで勝ち上がっての出走だった。リープリングスター、勝ち馬より早めに動いていますから、中身の濃さという点ではこちらの方が上だが、大型馬にしては鈍重な感じがしないスピード型。朝日杯FSをレコード勝ちしたゴスホークケンの半弟になるが、こちらはダート版のゴスホークケンと言った感じだろうか。
3着:ラインカリーナ 
 3着のラインカリーナ、1番人気のダイシンインディーと先行争いを演じて、2着とハナ差ですから最も強いレースをした事になる。恐らく次走は距離を短縮すると思われる。1200mでも1400mでも中心に推せる。
5着:ダイシンインディー 
 5着のダイシンインディーは圧倒的な1番人気だった。今回はテンションが高くて引っかかった。ハナに立っても力みが取れなかった。敗因は明白ですから、次走の巻き返しは有望。
東京10R 白秋S 
3着:ショウナンライズ 解説危険
 今回は2番人気で3着だった。夏の新潟の芝1400mで1600万2着・オープン特別2着と走ったが、前者のレースは平均ペース・後者はハイペースで、上がり600mは34秒5・34秒8だった。速い流れを先行して粘るタイプですから、ペースが落ち着きやすい東京芝1400mは合わない。今回、自身33秒6でまとめているが、瞬発力のある馬には太刀打ちできなかった。次走が次開催の芝1400m、奥多摩Sになれば危険な人気馬になってしまうんじゃないかと思う。
東京11R 府中牝馬S 重賞
 タイムランクがD・メンバーランクはBだった。スタートで8枠リスグラシュー・ミスパンテールが後方からとなる。一方、カワキタエンカがハナに立って後続を離した。カワキタエンカの逃げは平均ペースだが、離された2番手以降は超スローペースに近かったと思う。離れた2番手のクロコスミアの上がり600mが33秒8で5着ですから、2番手以下は究極の瞬発力勝負になったと。そういうレースになったと見て良いと思う。
1着:ディアドラ 
 ディアドラがゴール寸前で前を捕らえて重賞連勝。今年に入って行われた牝馬限定の古馬重賞9鞍は、全て関西馬が勝った事になる。ディアドラ、パドックで非常に良く見せた。スタート直後に寄られたが、遅いペースでリズムを崩しそうになる馬がいた中で、この馬は後方で落ち着いて走れていた。東京芝1800mで上がり600m32秒3以下を使って勝った馬は、この馬が初めて。しかも56キロですから、桁違いに強かったと言える。
2着:リスグラシュー 
 リスグラシューは勝ち馬と同タイムの2着だった。プラス体重で数字的には太めだが、良い体つきに見えた。普通なら勝っているレースで、これはもう相手が悪すぎたとしか言いようがない。ただ、休み明けとしては非常に良いスタートが切れたと思う。
3着:フロンテアクイーン 
 その後の3着がフロンテアクイーンだった。今回で4走続けて牝馬限定の重賞で馬券圏内に入った。この馬もリスグラシューと同じで勝ちパターンのレースができていますから、上位2頭が強かったと言うしかない。この馬ちょっと勝ち味に遅いのはネックだが、レースが上手で常に上位争いをするんですから、なかなか大したモノ。
4着:ジュールポレール 
 まず4着のジュールポレールだが、一瞬抜け出すかの場面がありましたから、見せ場を作った。この馬自身上がり600m33秒2を使っていますから、流石にこれが精一杯と見るべきだろうか。
10着:ソウルスターリング 
 それからソウルスターリングだが、3番人気で10着と大敗した。瞬発力勝負に向かないタイプなので、仕方の無い部分もあるが、やはりそれを打破するレース選択と戦法を考えて行かないと今後の見通しは暗いかもしれない。

  馬券Summary
母の父ロックオブジブラルタル
 前回このコーナーではタイキシャトルについて、母の父としての影響力について述べたが、今回はさらに掘り下げて見て他の種牡馬にも触れてみたいと思う。
母の父ロックオブジブラルタル
 まずタイキシャトルだが、母の父の方がパッと見た感じ良い成績。スペシャルウィークはまぁ大きな差はないという感じはあるが、その下のロックオブジブラルタルを見ていただくと、かなり差が出ている。
まずタイキシャトルだが、タイキシャトル産駒のJRAGI勝ちは2頭いてメイショウボーラーとウインクリューガーだが、母の父としてストレイトガール、それからワンアンドオンリー、それからレーヌミノルの3頭で、GIをのべ5勝している。種牡馬としてよりも、母の父としてのインパクトの方が強い感じがする。
次にスペシャルウィークだが、産駒のGIは8勝しているが、その内6勝はブエナビスタ。他はシーザリオとトーホウジャッカルで、実質は3頭。ところが母の父としては、ディアドラがいる。そしてリオンディーズ・クラリティスカイ・エピファネイアの4頭でGIを5勝している。
そして私が今一番注目しているのはロックオブジブラルタルで、ロックオブジブラルタルは2000ギニーなどを勝ったアイルランドの名馬で、種牡馬としてはデインヒルの後継馬だったが、日本での重賞勝ち馬はエイシンオスマンだけ。しかし、母の父としては、ミッキーアイルの6勝、ミッキーアイルはその内GI2勝だが、そのミッキーアイルを筆頭に平地の重賞を11勝挙げている。そして、今週の菊花賞にジェネラーレウーノとグレイルの2頭が出走する。これら2頭の菊花賞での血統的な評価は、私はちょっと微妙だなと考えているが、いずれにしても母の父としてロックオブジブラルタルの影響力の強さは見逃せないと思っている。是非コレを先んじて注目して馬券に活かしてもらえればなぁと思う。
解説者:
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