2018年4回東京1日目

開催一覧
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2018/12/22 (土)
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2018/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス1秒4への変動、日曜がマイナス1秒8、そして月曜もマイナス1秒8だった。
 土曜は雨の影響が残って芝で最初のレースである3Rは稍重でスタートした。5Rからは良に変更され、馬場は乾いて行った。馬場差はマイナス0秒9でスタートして、マイナス方向に動いて12Rは2000m換算ではマイナス1秒4だった。日曜はさらに乾いて、終日マイナス1秒8。かなり速い時計の出るコンディションになった。月曜日も同じ数値で、高速馬場で行われた。スローペースが多かったが、だからと言って先行有利にはならなかった。つまり、東京らしく脚質不問の瞬発力勝負になったという感じが多かった。全体の印象で言うと、何となく外の方が伸びて、内の方が伸びなかったような気もするが、それはペースの問題もあったかもしれない。秋の東京は例年同様、連続開催で当開催3週目まではこのままAコース、4週目からはBコースが使用されて、次開催3週目からはCコースが使用される。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス2秒3からマイナス1秒8への変動、日曜がマイナス1秒4からマイナス0秒7への変動、月曜がマイナス0秒3だった。
 雨の影響が残って土曜朝の馬場差はマイナス2秒3でスタート。その後徐々に乾いて行ったが、脚抜きが良く、速い時計の出る馬場だった。日曜も同様にレースが進むにつれて乾いて行ったが、月曜は終日マイナス0秒3で、水準に近いレベルだった。基本的に土日月と開催が進むにつれ、馬場差は水準方向に動いて行くというわかりやすい推移となった。3日間それぞれ6鞍ずつダート戦が行われて、連対馬の内逃げ・先行馬は月曜が最も少なかった。馬場の回復に伴って、差し・追い込みが効くようになったとも言える。けれども、この辺りはジョッキー心理と言えない事もない。総じて先行有利のレースが多かったという事は言えるだろう。


  タイム分析
 2018/10/06 (土)  芝=-0.9 → -1.4  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T2000 キタサンバルカン 牡2 未勝利 2:03.2 +0.7 -1.1 +0.5 -0.9 D C 4.91
5R T1400 ブーザー 牡2 新馬 1:23.2 -0.4 -0.5 -0.1 -0.8 C D 8.00
9R T2400 ヘリファルテ 牡4 本栖湖H1000 2:27.7 +1.5 -1.1 +1.8 -1.4 SL C 6.11
11R T1600 グランアレグリア 牝2 サウジア(G3) 1:34.0 -1.0 -0.7 -0.7 -1.0 B C 6.50
12R T1800 アモーレミオ 牝3 500万下・牝 1:47.0 -0.7 -0.4 +0.2 -1.3 C C 5.91
 2018/10/06 (土)  ダ=-2.3 → -1.8
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1300 エルピド 牡2 未勝利 1:18.7 -1.0 --- +0.9 -1.9 E D 8.06
2R D1600 ロマンティコ 牡2 未勝利 1:36.9 -2.9 --- -0.7 -2.2 B D 8.53
6R D1400 パイルーチェ 牝4 500万下・牝 1:22.7 -2.2 --- -0.4 -1.8 B C 7.94
7R D2100 サノサマー 牡4 500万下 2:12.0 -0.2 --- +2.4 -2.6 E C 6.07
8R D1400 チリーシルバー 牝4 500万下 1:24.0 -0.9 --- +0.8 -1.7 E D 8.88
10R D1600 メイショウカマクラ 牡5 西湖特別1000 1:35.4 -1.8 --- ±0 -1.8 C C 6.40

東京1R 2歳未勝利 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。
東京2R 2歳未勝利 タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムだった。ロマンティコが今回は先手を取って直線に入っても先頭にいる。後続との差を広げて独走態勢に入った。外めからコスモハヤテが2番手に上がって来るが、ロマンティコが7馬身差をつけて逃げ切った。2着コスモハヤテから3馬身離れてヘルニーニョアキラが3着だった。
1着:ロマンティコ 
 断然の1番人気だったロマンティコがその支持に応えた。ロマンティコ、父はエンパイアメーカー。逃げて7馬身差の圧勝で、小回りの札幌よりも1ターンの東京でさらにスピードが生きた。昇級しても通用する。
2着:コスモハヤテ 
 2着のコスモハヤテ、上がり600m推定は37秒3。これ最速だが、逃げ馬が37秒6ですから、着差は縮まらない。自身のタイムランクはD相当ですし、展開がハマったにしても、確実に末脚は強化した。
3着:ヘルニーニョアキラ 
 3着のヘルニーニョアキラ、1戦毎にレースぶりが良くなって左回りでもキチンと走れる事がわかった。さらに前進が見込めるだろう。
5着:リワードアンヴァル 
 それから2番人気のリワードアンヴァル、5着だった。レース運びは悪くなかったが、ちょっと高速馬場が合わなかったという気がする。時計の掛かるダート向きだろう。
東京5R 2歳新馬 注目
 2歳新馬戦とは言え、1400mとしては緩めのペースだった。補正が0秒5入って、タイムランクはC。
1着:ブーザー 勝ち馬注目
 勝ったブーザーだが、父はマンハッタンカフェだが近親にはマイラーズCをレコード勝ちしたワールドエースがいて、タイプ的にはスピード豊かなマイラーだろう。直線で外からふたをされて、厳しい体制からの差し切り勝ち。この辺、メンタル面での強さも見せましたし、今後が楽しみになった。
1着:ブーザー 解説推奨
 タイムランクはCだがペース補正0秒5が入って、完全タイム差はマイナスになった。詳細はタイム分析で取り上げたが、この馬は同じ堀厩舎のリアルインパクトのイメージがある。リアルインパクト、8年前。東京芝1400mで新馬勝ちして、次走の京王杯2歳Sで2着、朝日杯FSで2着だった。堀厩舎が中1週で使って来るという事はあまりないので、次走は500万下のくるみ賞ではなくて、京王杯になる公算が大きいと思う。つまり、重賞でも狙える馬という評価。
2着:ゴールデンゾーン 
 2着のゴールデンゾーン、藤田菜七子騎手が良い仕事をしている。直線でブーザーを押さえ込んでから伸びているが、相手が一枚上だったという事。次走も有力。
3着:レディグレイ 
 3着のレディグレイ、一言で言ってセンスが良い。先着2頭が強かっただけで、4着には2馬身半差。折り合いがつきますから、1600mまでは大丈夫だろう。
7着:オルダージュ 
 4着以下は上位馬からやや離された。1・2着は外差しが決まっているので、こういうケースでは上位人気に支持された馬の中で、前めにつけて粘っていた馬に注意が必要。その候補だが、4番人気で7着のオルダージュ。まだ精神的に幼いけれども、良いモノはあると松岡騎手はコメントしている。
東京6R 3歳上500万下・牝 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムだった。1枠2頭がレースを引っ張って直線に入った。そしてマローネメタリコが先頭で粘っていたが、パイルーチェが外から伸びて抜け出しリードを広げて1着。3馬身半離されたが、マローネメタリコが2着。3着争いでホマレがダテノライトニングに先着。
1着:パイルーチェ 
 パイルーチェは距離短縮、初めての1400mで3勝目を挙げた。パイルーチェ、牝馬同士の500万下では力上位は歴然。とは言え、折り合いの難しさがあって、初の1400m挑戦でその選択が上手く行っただけでなく、ビックリする程強くて速かった。昇級してもダート1400mなら通用だろう。
2着:マローネメタリコ 
 2着のマローネメタリコ、スタートが改善され一転してハナへ行った。200mの距離延長は克服できましたし、今後の距離の選択肢は増えた。ただ、今回逃げた事で次走控えるレースをすると力んでしまう危険性がある。
3着:ホマレ 
 3着のホマレ、3ヶ月半ぶりの実戦。さらに昇級戦だったが、いきなり目処を立てた。今回は少しテンションが高かったので、使った事で落ち着きが出ればもっと良い走りができると思う。
4着:ダテノライトニング 
 4着のダテノライトニングは3着と同タイムで5着には3馬身差。ダートでは距離を問わずにとにかくセンスの良い走りを見せていますし、この手のタイプは小回りダート1700mでも大丈夫。
東京7R 3歳上500万下 タイムE
 基準より2秒4遅い勝ちタイムだった。
東京8R 3歳上500万下 タイムE
 基準より0秒8遅い勝ちタイムだった。
東京9R 本栖湖特別 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
東京11R サウジアラビアRC タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムだった。メンバーランクはCだった。スタートだが、注目のグランアレグリア・ドゴールが遅れた。ただ、グランアレグリアは早めに前へと上がって行き、直線では逃げていたトーラスジェミニに並んで交わして行く。さらにグランアレグリアがリードを広げて3馬身半差で1着。その後ドゴールが間を割って伸びて来て2着入線。そしてアマーティが粘っての3着入線という事だった。
1着:グランアレグリア 勝ち馬注目
 グランアレグリアが単勝1.3倍の支持に応えた。グランアレグリアは6月の2歳新馬戦を1分33秒6、タイムランクAで楽勝した馬である事は記憶に新しい。当然ココも通過点という事だが、一夏を越してさらにパワーアップして、プラス18キロでの出走だった。出遅れと序盤で引っかかった2点を除けば、言う事は無い。桜花賞の有力候補という事になる。
2着:ドゴール 
 2着以下は3馬身半以上離された。2着のドゴール、7番人気だったが、タイムランクBで新馬勝ちした馬。ポジションを取りに行かずにとにかく折り合い重視のレースをした。そこをクリアして上がり600m最速を駆使した。今後はスタートが課題だろうか。
3着:アマーティ 
 3着のアマーティ、新馬戦はSLランクだったが、私自身はその新馬戦を高く評価していた。今回に関して言うと、勝ち馬をマークして力負けの形だが、自己条件ならすぐにチャンスがあると思う。
4着:ドラウプニル 
 4着のドラウプニル、初めて馬群で競馬をした事で、頭を上げる場面があったとモレイラ騎手がコメントしている訳だが、キャリアの浅い馬というのは、馬群から逃げたくてこういう素振りをする事がよくある。良い経験になったとは思う。
5着:シャドウエンペラー 
 5着のシャドウエンペラー、この馬は外国産のJust a Way産駒で、母系に流れる重厚な血脈がそっくり馬体に現れていて、非常に重厚感あふれる非常に良い馬だった。ただ、その特徴通り、何かこう一瞬の切れ味には欠けたという事だが、将来性はかなり高いと思う。

  馬券Summary
タイキシャトルの血
 今週末から秋の新潟競馬が開幕する。その新潟競馬の馬券作戦の1つとして、私が今年の夏、非常に興味深く感じた事をこれから述べる。あくまでも現場で感じたインスピレーションですから、参考になれば…と紹介する事にする。それはタイキシャトルの血だが、父タイキシャトルではない。母の父、ブルードメアサイアーとしてのタイキシャトルの活躍が目を引いたこと。今年の新潟開催、障害戦を除く戦績ををご覧下さい。
タイキシャトルの血
 圧倒的に母の父として、タイキシャトルが成績が良い。特にこの夏開催が6勝、2着3回という事でこの勝率・連対率そして3着内率が非常に高い。これは結構気がついた方もおられると思うが、この特色と言うか、母の父としてのタイキシャトルが新潟で走っているという事は、やはり注意するべきだと思う。このタイキシャトルはフランスのジャックルマロワ賞を勝って、国内でGI4勝を挙げた歴史的な名マイラーで、スプリンターズSを勝って、京王杯SCをレコード勝ちしている事から、本質はスピードタイプ。ですから、平坦の新潟向きのスピードを伝えていると見る事は可能。父としての影響力は弱いという感じだが、とりわけ母の父としては影響力が強いので、この秋の新潟では夏の成績通りにブルードメアサイアーとして注目している。また、タイキシャトルの代表産駒はメイショウボーラーですから、応用編として、メイショウボーラー産駒にも狙い目がある。同産駒のブロワという馬は、新潟の芝の1200mで3勝挙げている。
解説者:
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