2018年2回東京10日目

開催一覧
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中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒7だった。まずはさかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナス1秒台で速い時計の出るコンディションが続いている。
 6日目後半は雨が降って水準方向に数値が動いたが、それでもマイナス1秒台だった。先週は週明けの月曜日以降雨が降っていなくて、土日を通じて高速馬場になった。そしてダービーウィークである最終週の今週はCコースが使用されるので、雨が降らない限りは時計が掛かる事はないと思う。なお、上位馬の脚質を見て見ると、逃げ馬が連対したのは超スローペースだった日曜9Rのみ。そして先行馬に至っては連絡みした馬がゼロだった。好位・中団からの差し馬が圧倒的に有利だった。差し有利の状況は継続している。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒5だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、水準かそれに近いレベルで推移していたが、6日目後半は雨の影響を受け、やや時計が出やすくなった。対して8日目、つまり先週日曜はこの開催では最も時計が掛かっていた。
 土日とも良馬場でプラスの馬場差になった。特に日曜は馬場が乾いて、時計が掛かっていた。あと13鞍あって、好位に位置した馬の連対は13頭だった。つまり、連絡みしている馬の半数が好位組だったという事になる。こちらも差し有利の状況が続いている。


  タイム分析
 2018/05/20 (日)  芝=-1.7  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
4R T2400 ドリームスピリット 牡3 未勝利 2:26.7 -1.6 -0.6 -0.2 -2.0 C C 7.33
6R T1600 アメリカンワールド 牡3 500万下 1:33.6 -1.4 -0.5 -0.5 -1.4 B C 7.08
7R T2000 コンフィデンス 牡4 500万下 2:00.2 -0.6 -0.8 +0.3 -1.7 C D 6.58
9R T1800 クラークキー 牡4 調布特別1000 1:47.0 ±0 -1.0 +0.5 -1.5 D C 7.82
10R T1400 ロワアブソリュー 牡5 フリーウ1600 1:20.6 -0.6 --- +0.6 -1.2 D C 5.76
11R T2400 アーモンドアイ 牝3 優駿牝馬(G1) 2:23.8 -2.0 -0.3 -0.3 -2.0 C B 5.40
 2018/05/20 (日)  ダ=+0.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 シングシングシング 牝3 未勝利・牝 1:26.9 +0.9 --- +0.5 +0.4 D C 4.79
2R D1600 サイモンジルバ 牝3 未勝利 1:41.6 +2.4 --- +1.9 +0.5 E D 7.81
3R D2100 サクラトップスター 牡3 未勝利 2:15.8 +2.1 -0.6 +0.8 +0.7 D D 8.33
5R D1400 エピックアン 牡3 500万下 1:25.8 +0.6 --- +0.2 +0.4 C C 7.69
8R D1300 レイダー 牡4 日吉特別1000 1:18.5 +0.6 --- +0.2 +0.4 C C 7.07
12R D2100 リヴェルディ 牡4 丹沢SH1600 2:12.2 +1.8 -0.6 +0.5 +0.7 D C 7.15

東京2R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒9遅い勝ちタイムだった。
東京4R 3歳未勝利 注目
 先週の東京の芝のレースで、完全タイム差がマイナスゾーンだったのはBランクの日曜6R・そしてGIのオークス、さらにはこの日曜の4Rの3つだけだった。ペース補正が施されたとは言え、上位馬は評価できるので、ここで取り上げておく。
1着:ドリームスピリット 
 勝ったドリームスピリットはアルビオリクスをピタリとマークして、最後の直線で競り合いを制した。スッと切れる脚はないが、ラストまでほんとしぶといタイプ。この馬は昇級しても相手なりに走れそう。
2着:アルビオリクス 
 2着アルビオリクスは交わされた後も抵抗して、もう一回差し返そうとしていた。徹底マークに合いながらも盛り返した点は評価できますし、未勝利クラス脱出はもう時間の問題。
3着:ツインクルテソーロ 
 3着ツインクルテソーロは一瞬突き抜ける勢いで伸びて、見せ場は作った。次走も引き続き圏内。
5着:シンデレラ 
 そして5着シンデレラは大きく出遅れて、流れに乗れなかった。今回は参考外の一戦と見て良いですし、スタートさえ決まれば勝負になる。
東京6R 3歳500万下 タイムB
 このレースの勝ちタイムは当開催3歳500万下の基準タイムより1秒4速く、1600m対象の馬場差が1秒4になる事を踏まえると、 -1.4-(-1.4)=±0 となる。ただ、ペース補正が0秒5入るため、 ±0-0.5=-0.5 で基準より0秒5速い勝ちタイムだった。直線に入ってシナモンフレイバー・ライラックカラーが前にいる。ライラックカラーが抜け出しかけたところに、アメリカンワールドが並んで行き、交わして行く。その後バトルマイスター、エアアルマスが追い上げて来たが、アメリカンワールドが並ばせずに1着。2着にバトルマイスター、エアアルマス3着だった。人気3頭が上位を占めて、2番人気のアメリカンワールドが勝った。
1着:アメリカンワールド 
 アメリカンワールドは行きたい馬に行かせて、自身は好位を追走して、その後直線に向いてスペースを見つけるとアッサリと抜け出して来た。近走は1800m以上の距離に使われて来たが、今回のレースぶりを見ていると1600mが一番合っていそう。昇級して古馬相手になったとしても通用する。
2着:バトルマイスター 
 2着バトルマイスターは序盤から行きたがる面を見せていましたし、直線に向いてからも追い出しを待たされて、強引に外に出す場面があった。まともならもっと接戦になっていたはずですし、惜しい競馬だったが、これで芝に使われるようになって、連続して2着ですから、次走も上位争いになる。
3着:エアアルマス 
 上位2頭からはやや離れて1番人気のエアアルマスが3着だった。3着エアアルマスは道中、多少力んでいるからか、追ってから手応えほどは弾けなかった。現状は後ろからではなく、好位辺りで馬の後ろにつけて、折り合いに専念する形が合っていると思う。初勝利の内容から素質は確かなので、長い目で見ていきたい1頭。
4着:ライラックカラー 
 4着ライラックカラーは早めに先頭に立って、追い出しをギリギリまで我慢したが、粘り切れなかった。多少力んでいた影響があったのかもしれない。
東京11R オークス GI
 サヤカチャンが離して逃げていたが、4コーナーに入って後続が接近する。サヤカチャンが59秒6のペースで逃げたが、それ以降は離れていたので、スローペースで2番手以下はちょっと遅い流れという形で考えて良いと思う。直線向くと、もうそのサヤカチャンの脚色が鈍り始めて、直線の真ん中辺りリリーノーブルが一旦先頭を伺うが、その横にもうつけていたのが、アーモンドアイ。一気に交わし去って、その後ろでラッキーライラックもしぶとく脚は使っているが、ちょっと前との差は詰まりそうもなかった。最終的にはアーモンドアイが2馬身ほど抜け出してゴールインという決着になった。
 タイムランクがC・メンバーランクはBだった。
1着:アーモンドアイ 勝ち馬注目
 アーモンドアイが勝って、桜花賞・オークスを連勝。2冠馬となった。強かった。レース前、パドックでは発汗程度で治まっていたが、本馬場入場から返し馬にかけて入れ込んでいた。ですから、スタート出遅れるんじゃないかなと思って見ていたが、逆にスタートが決まりすぎて、前に行って引っかかる面を見せたが、流石そこはルメール騎手。上手くなだめて、ラストの伸びにつなげた。今回の内容を見ていると、牝馬レベルでどうのこうの言う馬ではないと思いますし、秋は一応秋華賞を目指すという事だが、その後はちょっと牡馬との対戦も見てみたいなと思うぐらい、インパクトのある勝ち方だった。騎乗したC.ルメール騎手は自らの誕生日にオークスを制した。誕生日当日のGI制覇はグレード制導入後、初めて。
C.ルメール騎手スタート前、馬がちょっとテンションを上げていた。だから、スタートで早かった。良いポジションをすぐ取れた。4・5番手で完璧なポジションだった。それからリラックスした。長距離戦でも良い脚を使って加速した。今日はみんなチャンピオンホースを見たと思う。距離は問題なかったけど、今日は精一杯走った。この前の桜花賞の時は、ちょっと楽に勝ったが、今回は精一杯だった。トリプルクラウンは行けそう。セカンドクランを勝ったから、on the way triplecrown let's go
2着:リリーノーブル 
 2着にはリリーノーブル、3着がラッキーライラック、桜花賞の上位3頭がオークスでも3着までを占めた。リリーノーブルは前々につけて、ホントラストまでしぶとく抵抗したが、やはり切れ味の差でアーモンドアイに負けた感じ。ただ、攻めに攻めた調教過程をそのままレースでも活かした形なので、ホント陣営の仕上げも非常に良かったと思う。
3着:ラッキーライラック 
 2着にはリリーノーブル、3着がラッキーライラック、桜花賞の上位3頭がオークスでも3着までを占めた。3着ラッキーライラックはその直後ぐらいで競馬をして、流れには乗っていたが、こちらも結局最後は切れ負けした印象。リリーノーブル・ラッキーライラックに関して言えば、月並みな言い方になるが、産まれた年が悪かったとしか言いようがない。オークス馬になり得るぐらいの素質のある2頭だとは思う。
4着:レッドサクヤ 
 4着レッドサクヤ、ホント頑張った。距離を不安視されて、人気もあまりなかったが、道中ピタリと折り合ってこの馬らしい競馬をしたので、まだまだキャリア浅いですし、伸びしろは十分ある馬だと思う。
5着:マウレア 
 5着マウレアも割と長距離適性は見せたとは思うが、最後伸び悩んだあたり、2000mぐらいまでがベストかなという気がする。ただ、調教もこちらもしっかりと攻めて挑んだ一戦で、自分の能力を発揮したと思う。
6着:サトノワルキューレ 
 6着サトノワルキューレ、アーモンドアイをマークする形で追い比べに持ち込もうとしたが、並ぶところまで行かずに逆に突き放されたという事だった。中3週のローテで、ちょっと追い切りも軽めだった。まだまだちょっと、そういう意味で成長途上の馬かなという気がしますし、今後の走りに期待したいと思う。

  馬券Summary
マル混レースの外国産馬
 マル混とは混合レースのこと。わかりやすく言えば、外国産馬が出走できるレースの事。以前はこのマル混のレースが結構多かったが、今はマル混が多い特別戦はともかく、平場に限れば、一頃と比べるとかなり数が減っている。先週は3場で障害戦を含めて合計21鞍しかなかった。ただ、そんな状況下で実は外国産馬が結構活躍した。
マル混レースの外国産馬
数字で示すとこの通り。1着5回・2着1回・3着5回・着外9回で、出走馬の半数以上が実は馬券に絡んでいる。先ほど取り上げた東京日曜6Rでは、1着から3着まで外国産馬が独占した。なぜそんなに活躍できたのか、考えたが、その理由はよくわからない。が、あえて探るとしたら、レース数が少ない分、使うレースを固定しやすくて、厩舎もそこに向けてピンポイントの仕上げができるという利点はあると思う。いずれにしろ、今週も平場のマル混のレースにおける外国産馬には注目してほしいと思う。
解説者:
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