30%以上 | 20%以上 |
芝/ダ、左/右で得意な方が太字 | |
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馬名 | コメント |
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10.ピカリエ | まず出遅れてしまいます。しばらくすると外へヨレて他馬と接触。ここで接触したことでエキサイトしたのか、その後は折り合いに苦労していました。さらに4コーナーで外に出す時に外へ膨れて他馬に迷惑をかけたんですけども、直線では鋭く伸びました。この外へヨレて接触したり、迷惑をかけた事象どちらも戒告処分になっておりまして、かなり操縦性に問題がありそうなんですが、外枠だった前走は今回のような挙動ではありませんでした。外に馬がいると気にするようなので、それを回避できるような枠順や位置取りならもっと走れそうですし、まぁ馬具を工夫してきたりしたら注意したい馬です。 |
1.カンタベリーマッハ | スタート直後から押して行っても先行争いに参加できず、好位からになりましたが、手応え良く直線に入って伸びかけた所で内にいたショウゲッコウがですね、強引に外に出て来てまともに前をカットされて大きくバランスを崩して万事休すでした。その後、全く追っていないのもこれでは仕方ないですね。ダートの2勝クラスでは最大でも0秒5しか負けていない馬が2秒2差の最下位に沈んだ訳ですけども、今回明白な原因があるので評価を下げる必要はありません。 |
10.ナリノモンターニュ | 直線に入ってまぁ追い出すんですけども、追い出して5完歩ほど進んだ所で前が詰まり、外にもスペースがなく、そこからゴールまで200m以上もう完全に流したままになってしまいました。この馬はですね、長所と言うかこのコーナーをスムーズに回ってくるという器用さがあって、さらにスタミナもあるので、中山のこういう長めの距離のレースはピッタリなんですけども、その合っている条件で全く力を出せず、残念な結果でした。まぁスタミナ勝負の条件で力を発揮できれば、このクラスでも通用するはずです。 |
4.フォーチュンテラー | それから3番人気で9着のフォーチュンテラーは前走で逃げて一変した馬です。3番手になった事で、外からはね、嫌気が差しているようには見えませんでしたけども、やはりハナを切ってこそなのだと思われます。 |
2.スペクトログラム | 3着のスペクトログラムは3コーナーから直線までずっと内にもたれていましたが、タイム面では右回りの前走より優秀です。まぁ次走が右回りでも左回りでも上位候補となりますね。 |
10.サドル | 2着以下は離された。2着のサドルは内で脚を溜めて直線で内にもたれて、勝ち馬には突き放されましたが、それでもバテてはいません。ダートに変わった事で前半の行きっぷりがまるで違いましたから、次走もダートなら上位候補ですね。 |
6.キントリヒ | 4コーナーで進路がなくてちょっと待たされ、直線に入ったところで外へ出そうとした時に同じタイミングで前の馬が外に動いてブレーキをかけてしまいました。まぁどちらも個別の事象はね、大した事はない不利なんですけども、追い出してすぐに加速できる馬ではないので、この不利は痛かったです。それでも中山2200mらしく、他にスパッと切れる馬があまりいなかったので相対的には目立つ伸びを見せて、ハナ差の2着なんですが、スムーズなら勝ってたんじゃないかなと思います。距離は合っているので、次走も長めの距離でスムーズなら勝機は十分にあります。 |
16.ノーベルプライズ | そして4着のノーベルプライズは直線でよく伸びましたが、2勝クラスの1200mだとどうしても後ろからになります。と言ってもね、1300mや1400mで前につけると甘くなるので、1200mで直線勝負に徹して、展開がハマるかどうかという存在です。 |
1.ロードジャスティス | ロードジャスティスが今回は逃げての圧勝でした。ロードジャスティスは外枠でしたが、全くの馬なりでハナを切り、そのまま逃げ切りました。ペース補正が0秒4入って完全タイム差がマイナス0秒4なので、スローペースの恩恵はあったんですが、全くの楽勝ですから割り引く必要はありません。休養前はソエの影響や内枠で窮屈な競馬になった影響もあって力を出せていませんでしたが、この内容とタイムなら1勝クラスでも上位可能です。 |
8.ジェンヌ | 出遅れて後ろからになったんですが、3コーナーから外を回って追い上げ、4コーナーではかなり外を回っていましたが勢いは目立ち、そのまま直線で伸びるかと思ったんですが、坂でもたつきました。しかし、坂を上り切ってからは再び鋭く伸びています。中京芝2200mは直線の坂を2回上るコースですが、スタート後の最初の上り坂でもジョッキーの手が動いていて、坂がかなり苦手という印象があります。出遅れるのも、踏ん張りが効かないからだと思われますが、要するにまだトモが甘いという事ですね。直線の長い平坦コースが恐らくベストで、実に気の長い話になりますが、春の新潟の外回りに出てきたら注目したい馬です。 |
2.シゲルリジ | 2番人気で13着のシゲルリジはダッシュ一息で中団からになって、さらに向正面で寄られる不利があってバランスを崩し、3コーナーから4コーナーにかけてかなり外を回って追い上げを図りましたが、伸びを欠きました。元々こう成績と言うか着順が安定している馬ではないんですけども、今回に関してはロスが大きかったですね。 |
5.デアリングウーマン | 3着のデアリングウーマンは2番手追走から4コーナーで先頭。一旦はリードを広げましたが、最後は失速しました。序盤に競り合って力んでしまった事が響いたものと思われますが、脚抜きの良い馬場の方が合っている事も今回失速した原因の1つかもしれません。 |
3.フルオール | 結果的には直線入り口で前にいた馬が1着・2着なんですが、ペース自体は速くて、差して来た3着のフルオール・4着のフィフティシェビーは展開が向いたと思います。 |
5.ジュタロウ | そして勝ち馬から1馬身差の2着が1番人気のジュタロウでした。ジュタロウはですね、中団で折り合う事を狙っていたようですけども、大跳びで追っても脚の回転があまり上がらないですね。大跳びなので、周囲のペースと合わせようとすると行きたがってしまいますし、折り合ったとしても追って鋭く伸びるタイプではないと思います。父のArrogateももの凄く大跳びだったんですけども、こういう馬は馬任せにどんどん前に行った方が力を発揮すると思います。で、普通に考えれば次走もかなり有力なんですが、次も折り合わせる事をテーマにするようだと、ちょっと危ないかなという気もします。結果的には直線入り口で前にいた馬が1着・2着なんですが、ペース自体は速くて、差して来た3着のフルオール・4着のフィフティシェビーは展開が向いたと思います。 |
7.カフェカルマ | そして3着のカフェカルマは脚を溜めて直線でしっかり伸びましたけども、1800mよりは1600mや1400m向きだと思います。 |
3.セレッソ | 2着のセレッソは好タイムではないんですが、6馬身差でもタイムは水準レベルです。普通のレベルの未勝利戦なら好勝負になります。 |
1.プラダリア | 直線で前へ行くジーショウグンの外へ出そうとしたんですが、ジーショウグンも外に来たので内に切り替えた所、ジーショウグンが急に内に入ってきて前をカットされました。で、この中継の映像だと不利を受ける時にカメラアングルがちょうど変わりましてね、なおかつジーショウグンの影に入っているので、不利の大きさがわかりにくいと思うので、パトロールビデオを確認してください。で、不利がなければ勝っていたとまでは断言できませんけども、少なくてもですね、勝ち馬と体を合わせてね並ぶ所までは行けていたと思います。次走は有力です。 |
8.エヴァジョーネ | 2着のエヴァジョーネはブリンカー着用後の2戦はスタートが良くなかったんですが、今回は好スタート。先行する2頭から離れた3番手につけ、直線でも伸びました。次走もまたスタートが正常なら、上位争いです。 |
11.エアミアーニ | 直線入り口でですね、外へ出せるタイミングがあったんですけども、わざわざ馬が密集している内に入ってきて1回狭くなって追えなくなり、一旦はスペースが出来て追ったんですけども、また前が詰まり、完全に進路ができてからはよく伸びているんですけども、あまりにもロスが大きく、脚を余してしまいました。これで1勝クラスで4着・3着と来ているんですけども、どちらも直線で前が詰まったりして脚を余しています。1600mなら1勝クラスでも通用する事は示しているので、次走も注意が必要です。 |
10.エイシンギアアップ | エイシンギアアップが昇級2走目で勝ち上がりました。エイシンギアアップは内の馬たちを行かせるだけ行かせてから徐々に追い上げて4コーナーでは3番手で手応え抜群。直線の坂で追い出すと、伸びて突き放しました。力をつけて来ましたし、恐らく左回りが得意ですね。昇級して右回りだと抑えまでかなと思いますけども、左回りなら昇級しても上位候補です。 |
12.ルチェカリーナ | 3着のルチェカリーナは楽に好位を確保して直線でも伸びているんですが、離されました。とは言え、今回に関しては上位2頭が強すぎただけで、次走も上位候補です。 |
3.チョッピー | 完全に前残りの展開で伸びが目立っていたのは5着のチョッピーで、3着だった前走に続いて上がりはメンバー中最速です。このレース運びだとまぁ展開に左右されるんですが、差しやすい馬場や展開になればもっと上位に来れますね。 |
1.メイショウゲンセン | スタートでね、少しアオって遅れてしまうんですけども、それでも二の脚で前に行けそうな勢いだったんですが、内からねガンガンガンガン押して前に行く馬が多く、なので少し下げて好位に収めようとしたんですけども、そこにも内から上がって来る馬がいて、結局ですね3コーナー辺りだと、もう8番手まで下がった上に外を回る事になってしまいました。さらに4コーナーの出口付近で、前のディーバサンライズが大きく外へ膨らんだため、それを回避するために必要以上に外を回る事になったんですけども、直線でよく伸びました。これまでのね、1着・2着計4回は全て4コーナー3番手以内だったという馬が、こういう不本意な位置取りになった上、コースロスまであって4着なら上々。小倉芝1200mは合っていますね。次走での巻き返しを期待できます。 |
1.カンリンポチェ | 1番人気5着でした。未勝利戦を勝つまでも使いつつ良くなって行った馬です。休み明けで昇級戦というのは厳しくて、まぁ息切れしましたけども、次は良くなりそうでした。 |
8.フジマサインパクト | 2着のフジマサインパクトは向正面で追い上げ、メラーキに追いついた所でペースを上げられて苦しい展開でしたけども、1頭だけメラーキに突き放されず、最後まで脚を使えました。兄のスワーヴアラミスと同様にダートの長めの距離に適正があり、次走もダートの2000m以上なら有力でしょう。 |
6.レモンポップ | 2着のレモンポップはトーセンアランのすぐ後ろにいて、直線に入ってからゆっくり追い出しましたが、トーセンアランも追い出すとスッと離されてしまい、3着以下は離しましたけども、トーセンアランとの差は変わりませんでした。まぁ2歳時に示した圧倒的な能力からすると物足りない結果ですが、次走もこれと同じぐらいしか走れなかったとしても、次走も有力です。 |
12.ノーリス | そして勝ち馬から3馬身離されて2着が1番人気のノーリスでした。ノーリスは楽に2番手につけて、手応えも良かったんですが、勝ち馬には突き放されました。とは言え、速いペースを楽に追走して粘ったものなので価値はあり、次走も上位候補ですね。 |
1.カレンルシェルブル | 休み明けのカレンルシェルブルが1番人気に応えて勝ちました。カレンルシェルブルは大外をマクって4着だったセントライト記念を踏まえ、今回は内でじっと待機。直線で内に行きかけてから外に切り替え、しっかり伸びました。まぁスパッと切れる脚は今のところないので、上がり36秒0で差せる展開は絶好で、クラスが上がっても上がりの掛かるレースや展開なら上位可能とします。 |
15.ララシャンドン | そして今後へ向けてチェックしておきたいのは9着のララシャンドンですね。もう休み明けでもダッシュ良く出て行ってハナを切りましたが、1400mは長いです。小倉1000mで大きく変わりそうです。 |
5.スパークルアイズ | 3コーナーで外へ膨らみそうになって、手綱を引くというそのロスは大した事はなかったと思うんですけども、その後直線に入るまで外にいるグランブリッジにピタッと蓋をされて、外へ出すタイミングがないまま直線へ入りました。で、進路ができて本格的に追い始めた時にはもうグランドブリッジに差をつけられていて、離されたんですけども、よく伸びてはいます。またですね3コーナーで外へ膨れそうになっていたとは言え、砂を被って嫌がっていた前走とは違って、ずっと内にいても砂を被って頭上げたりはしませんでした。課題を克服して脚も見せているので、次走はかなり有望ではないかと思います。 |
10.エリカヴァレリア | 3コーナーから4コーナーにかけて、この内側のですね動けない位置に入ってしまい、先に外から行かれてポジションが下がり、4コーナーではまともに前が詰まってしまいました。この後直線でね、入り口で強引に外へ出したんですけども、それでもまだ前に1頭いて少し待たされ、残り200m付近からようやくしっかり追えたんですけども、その時既に前の2頭とは差がついていて、間に合いませんでした。これ、もしコーナーでスムーズに捌けていれば、楽勝していたんじゃないかという風に思えるぐらいのレース内容なので、次走は有力だと思います。 |
8.ライズザトーチ | 2着のライズザトーチは勝ち馬にアッサリ交わされましたが、粘り切りました。9馬身差ついてEランク相当のタイムですけども、スタートの速さは武器になりそうです。 |
2.フランベルジュ | これ超スローペースなのに、前の2頭が後続を離しているという展開で、フランベルジュは3番手から4コーナーで前との差を詰めて行ったんですけども、ペースが速くなった所で差を詰め切れなくなりました。そういう手応えになっても、直線で粘っていて、まぁペースが速くなった4コーナー出口付近で前との差を詰められなくなったのは、バテていたという事ではなくて、トップスピードの上限と言うんですかね、それが低い。要するにダート向きなのだと思います。この馬の母もですね、その母の兄弟もそしてこの馬の姉のマドルガーダもダートでしか勝っていません。で、この馬は父がキズナで大型馬。まぁダートで大きく前進する可能性がかなりあると思います。 |
12.アーサーテソーロ | スタートは互角だったんですけども、その直後の芝の部分でダッシュがつかず、位置は下がったんですが、内をロスなく回って砂を被っても問題なく、さらに直線でも内にスペースがあって、詰まったりしなかったとは言え、ラスト200mを切ってからは鋭く伸びました。スタート地点が芝である事も含めて、距離が短いという事も含め、中山1200mは合わなかったんですがオールダートで直線も長い東京の1300mや1400mならもっと走れると思います。 |
16.ハリウッドヒルズ | 3着のハリウッドヒルズは既に1勝クラスを勝っているんですが、まだ1勝クラスに出走できる馬です。しかしですね、月曜の12R同じ芝1600mの1勝クラスには出走間隔が足りなくて出走できず、で、格上挑戦となったんですが、まぁ良くも悪くも相手なりというところを発揮しましたね。まぁ2勝クラスで3着だから1勝クラスは勝てるというタイプではないので、そこは注意したいです。 |
14.ウインジョイフル | それから4着のウインジョイフルは直線で内に入ってしまって進路がなく、追い出しが遅れましたけどもそこから伸びました。ハイペースに強い事を示したと言える内容なので、次走も注意は必要ですね。 |
6.スマートグランデ | 3着のスマートグランデは2着から4馬身差でタイムは水準以下なんですけども、強すぎる勝ち馬に早めに交わされる展開はキツかったですね。次走も上位可能だと思います。 |
4.メイショウキッド | 1番人気2着でした。直線で勝ち馬に外から押し込まれてですね、そこで立て直すロスもあったんですが3着には5馬身差をつけています。まぁ安定感は抜群で、もう順番という段階ですね。 |
2.タイセイブレイズ | 3着のタイセイブレイズはドンカポノに首の上げ下げのタイミングで負けましたけども、中央復帰初戦でもういきなり目処が立ちました。次走もダート1400mなら上位候補となります。 |
10.ピュアジャッジ | 2着のピュアジャッジは最後に右手前に戻ってしまって失速しました。およそ1年の休み明けでハイペースの先行だったので、最後に苦しくなって手前を戻してしまったのだと推測しますが、それでこのタイムなら次走はかなり有望ですね。 |
5.リフレーミング | 2着のリフレーミングはカレンルシェルブルの後ろにいましたが、4コーナーで外に出して先に動きました。そこで脚を使ったか、脚を溜めたかの違いが出て伸び負けしましたけども、展開を問わない安定感があります。 |
2.ニューノーマル | それから5着のニューノーマルなんですが、コーナーで外へ逃げていて直線でも外へもたれていましたが、それでも伸びてはいました。 |
14.アスターヘキサゴン | 1番人気3着でした。そもそも1000mは忙しい感じで、道中外に逃げながら走っていた。1200mか1400mに出走してくれば、勝つだけの力はあるという事です。 |
14.クロニクルノヴァ | 出遅れて4着のクロニクルノヴァも同様で、ハイペースで勝ち馬以外の先頭馬が止まり、展開が向いたと思います。 |
3.タムロキュラムン | 2着のタムロキュラムンは内枠から内で脚を溜め、直線でも最内に潜り込んで全くロスがありませんでした。こちらも1勝目を挙げた小倉芝1200mで大きく前進しましたが、まぁ次も好走できるとは言い難い内容ですね。 |
7.マイグレーション | まず出遅れて後ろからになるんですけども、徐々に追い上げて4コーナー出口付近で前の馬群に追いついたんですが、そこで前の馬が外へ動いて詰まってしまいブレーキ。直線で内が空いたので、そのまま追い出したんですけども、外から押し込まれて前が詰まってブレーキ。しばらく待つと内がいたので、そこを狙って追い出した瞬間に閉まってしまってブレーキ。その後大分ポジションを下げた頃に馬群がバラけて、ようやくしっかり終えて伸びたんですけども、流石にもう間に合わなかったですね。所謂行くところ行くところ全部詰まったというレース内容で、参考外です。馬群に入っても怯んだりしなくなっているので、少しでもスムーズに運べれは上位可能だと思います。 |
9.ロコポルティ | ロコポルティが前走12着からの一変です。ロコポルティは押して好位につけ、先行集団から少し距離を取って脚を溜め、直線でしっかり伸びました。未勝利戦を勝った頃はガンガン押して先行していましたが、好位で溜めて直線で伸びたのは収穫ですね。まぁギリギリのBランクなので、昇級してすぐに通用するとは言えませんけども、成長しています。 |
4.レッドアクトゥール | 3番人気5着でした。芝でもダートでも詰めの甘さは相変わらず。今回の内容だと次走も厳しいと思う。 |
11.ワンリオン | 出遅れてはいないんですけども、押しても前には行けず序盤は中団。そして3コーナー手前で前の馬が下がって来たため、どんどん位置が下がってしまったんですが、直線特にラスト200mを切ってからよく伸びていて、2着とは0秒2差でした。初めてのダートだったんですけども、砂を被っても問題ありませんでしたし、直線での伸びを見てもダート適性の高さは示したと言えます。ただ、序盤に押して行っても前に行けなかった辺り、1200mは短いのだと思います。ダート1400mに出走してきたら注目できると思います。 |
7.ミスターホワイト | 2着以下は勝ち馬から7馬身以上離された。2着のミスターホワイトはDランク相当のタイムになりますけども、まぁ普通の組み合わせの未勝利戦なら上位可能というレベルですね。 |
12.ワンダフルトゥデイ | 1番人気5着でした。スタートは早くなかったんですけどもね、ガンガン押して行ってハナに立ちました。ここで脚を使ったため粘れなかったという印象で、急がせないレース運びの方が良さそうです。 |
9.カレンラファータ | スタートで出遅れた上に進みが悪くてかなり後ろからになったんですが、直線で目立つ伸びを見せました。母はダート1400mで3勝。父がカレンブラックヒルの姉カレンリズはダート1200mと1400mで1勝ずつしていますが、父がバトルプランのカレンラファータ、こちら1200mでは明らかに距離不足だと思います。1400mでも前進可能ですが、バトルプラン産駒の傾向も考えると1700mや1800mの方が合っているんではないかと思われます。 |
11.エヴィダンシア | エヴィダンシアがダートに変わって一変しました。エヴィダンシアはかなり押して行って2番手につけましたが、1コーナーからは楽な手応えで追走。直線に入る前に持ったまま先頭に立ち押し切りました。3コーナーから4コーナーにかけてペースダウンして息が入り、展開は楽でしたけども、ダートで大きく前進しました。ただ芝の新馬戦は中団で口を割って行きたがっていたので、芝でも今回のように折り合って進めれば好走できる可能性はあります。 |
1.ラズルダズル | 前走で1勝クラスを完全タイム差マイナス0秒5、Bランクで勝ったんですが、これが初勝利だったのでまだ1勝クラスに出走できた。という事で順当勝ちなんですけどもね、今回の完全タイム差はCランクですけども、全くの楽勝だったのでタイム短縮はもちろん可能で、少し短縮すれば2勝クラスにもすぐに通用します。また、ペースが遅くはないのに2番手でかなり行きたがっていましたね。クラスが上がれば必ずペースが速くなる訳ではないんですけども、相手のレベルが上がって流れが厳しくなれば、さらにパフォーマンスを上げてくる可能性さえあります。 |
5.ストーンリッジ | そして2着に1番人気ショウリュウレーヴ、一方3着には15番人気ストーンリッジが入りました。3着ストーンリッジはグレイイングリーンの前にいたんですけども、外に出して狭い所を抜けて来るまでにちょっともたつきました。ただ、これは狭い所を抜けたからもたついたと言うより、元々あまり鋭さがないですね。まぁ復調気配ではありますけども、次走に関しては相手次第となります。 |
8.ハヤブサナンデクン | 2着のハヤブサナンデクンはペースを落としすぎない逃げで粘れました。これで中京ダートは全て逃げて2着・1着・2着です。直線の長さを意識して絡まれにくい事が良いのではないかと推測しますけども、今後も特に中京では注目したい馬です。 |
8.セルケト | 1番人気セルケトが2走目で勝ち上がりました。ペース補正マイナス0秒4とスローペースだった上に3コーナーから4コーナーにかけて全く動きがなく、直線入り口では前の3頭と後ろの差がかえって開いていました。先行馬にはかなり楽な展開ですね。まぁ逃げたヘクトパスカルに一旦差を広げられながら差したセルケトの評価はあまり下がりませんけども、逃げて完全に差された2着のヘクトパスカル、そして2番手追走で2着から2馬身半差がついた3着のモンステラマオは高くは評価できません。 |
15.アスターディゴン | そして勝ち馬から1馬身半差の2着が1番人気のアスターディゴンでした。2着のアスターディゴンは序盤に頭を上げていたんですが、その後はスムーズでした。直線で勝ち馬との差は詰められなかったんですが、前走に続いて自身の完全タイム差はマイナス。もう順番という所まで来ています。 |
3.グルーヴビート | 4コーナーで外をマクって一気に上がって来たシティレインボーが、そのコーナーを回った勢いのままに直線で内へ入って来て、そこでまともに前をカットされてしまいました。ブレーキをかけている時間はそんなに長くなかったんですけども、こちらも勢いをつけて4コーナーを回って来た所だったので、このタイミングでのブレーキはロスが大きかったと思われます。それでもそこからしっかり伸びていて、小回りコースの芝1800mがやはり合っていますね。まぁ次走も小倉芝1800mなら有力。今回12番人気だったんですけども、軽視してはいけないと思います。 |
11.アラモードバイオ | スタート直後は先手を取るために仕掛けていたんですけどもね、外枠から200mも行かないうちに楽々と先頭に立ち、もうこの時点でスピードが違うという感じでした。その後は抑えるのに苦労しているぐらいの手応えで進み、4コーナーでは後続の大半が追い通しになっているのに、逃げているこの馬だけは持ったまま。直線で少しだけステッキを入れましたけども、ラストの120mぐらいはもう完全に流していて、それで圧勝でした。初めてダートだったんですが、高い適性を示しましたね。芝では先行しての切れ負けが多かったんですけども、先行力が生きるダートは合っていたという事ですね。まぁタイムはDランクですけども、道中の楽な手応えとゴール前の流し方からすると、大幅なタイム短縮が可能とみます。ならば、2勝クラスでも上位候補となるでしょう。 |
8.デライトアゲン | 3着のデライトアゲンは出遅れた上に手応えも良くなかったんですけども、しぶとく伸びました。まぁ1200mでは忙しいという印象で、東京1400mの方が合いそうです。 |
8.グラスミヤラビ | 休み明け2走目のグラスミヤラビが逃げ切りました。グラスミヤラビは外枠好スタートを切り、その後のダッシュも良くてハナを切り、危なげなく逃げ切りました。2着だった札幌の新馬戦は、完全タイム差マイナス0秒4の勝ち馬と同タイムだったので、まぁ力通りの順当勝ちと言えます。中山の前走は2着とは言え、札幌や小倉ほどのパフォーマンスではなかったんですが、当時は骨折明けだったので、まぁ坂が苦手という事もないでしょう。まぁ1勝クラスでも組み合わせ次第では上位候補となります。 |
2.ピュアブラッド | 2着ピュアブラッドはフジマサインパクトと比べて行きっぷりは良かったんですが、追い比べでクビ差の惜敗。しかし、後続は離しており、今回が昇級戦だった事を考えれば、次走は期待できそうですね。 |
5.ホウオウリアリティ | ホウオウリアリティが5ヶ月半ぶりの実戦を勝って、休養を挟んで連勝です。ホウオウリアリティは残り600mよりも手前の地点でペースが遅くなった時に先頭に立ち、そこからペースを上げて押し切りました。速い上がりのレースは苦手なので、極端に上がりが速くなる事が少ない、中山芝2200mは合っていましたし、早めにペースを上げた事も良かったですね。2勝クラスでも似たようなレースになれば通用しそうですけども、東京のような上がりが速くなりやすいコースではどうかという気もします。 |
9.スターズオンアース | そして2着がスターズオンアース、3着はビジュノワールでした。2着のスターズオンアースは直線で内にもたれていたんですが、そのおかげで内に1頭分だけ空いていたスペースに突っ込めましたね。これまで左回りでは直線で真っ直ぐ伸びていましたが、右回りが得意ではないのかあるいは初めての右回りなのでもたれてしまったのか、そのどちらなのかは判断できません。 |
11.クリーンスレイト | 前半、後ろの方の位置になってしまうのはいつもの事ですが、3コーナーから4コーナーにかけてジョッキーが手を動かして、追い上げようとしていたんですけども、加速できず。エンジンが掛かったのは直線残り200mを切ってからでした。そこからはよく伸びているんですけど、間に合いませんでした。昨年夏に新潟で4着だった時も同じようなレースをしていて、要するにこういうタイトなコーナーで加速するのが苦手という事ですね。1勝クラスの1着と2勝クラスの2着がどちらも東京である理由は、コーナーで加速する必要がないコースだからという事で、中山でこういう結果になるのはまぁ想定の範囲内と言えます。東京で前進を期待できます。 |
2.セントウル | 直線で何度か外に出そうとしていたんですけども、スペースがなく待たされていたんですけども、その後ですね6.サヴァイヴが外に寄れて8.アサケエースを少し外に弾いてその後内へ寄って行ったので、この2頭の間が開き、そこを狙って追い出したんですけどもサヴァイヴがまた外へ来たので、間に入る前に詰まってしまって急ブレーキをかける事になりました。残り100m付近で馬の頭が上がるほど手綱を引いてしまってはどうにもならなかったんですけども、もし間を抜けていれば2着や3着はあっただろうという勢いがありました。まだ衰えてはいないので、注意したいですね。 |
6.ムーンガーデン | 3着のムーンガーデンは内枠で出遅れましたが、すぐに中団まで追い上げ、コーナーでも内を回ってスムーズでした。まぁ出遅れたにしては上手く運べたんですが、まぁブリンカーの効果はあったようで、次走も上位候補となります。 |
10.ダルダヌス | 3着のダルダヌスは出遅れましたけども二の脚で中団に取りつき、内を回って直線でも詰まったりしなかったんですけども、伸びきれませんでした。まぁ次走に関しては相手次第となりますね。 |
8.アスクヒーロー | その勝ち馬から3馬身差の2着が2番人気カトゥルスフェリス、3着が1番人気アスクヒーローでした。3着のアスクヒーローは後ろで脚を溜めてから追い上げましたけども、直線入り口で前の馬に離されてしまいました。その後はジリジリと伸びてはいるんですけども、加速に時間が掛かるので、早めに動いた方が良いように思えます。 |
10.フィフティシェビー | 結果的には直線入り口で前にいた馬が1着・2着なんですが、ペース自体は速くて、差して来た3着のフルオール・4着のフィフティシェビーは展開が向いたと思います。 |
12.サクセスローレル | このレースはタイムランクがAというだけでなく、メンバーランクもBと質が高かったですね。2番手以降で目立ったのは、4着に逃げ粘ったサクセスローレルですね。この馬も昨年秋、東京ダート1600mの新馬戦を勝ってるんですが、逃げて2着を4馬身差に切って捨ててます。今回は新馬戦よりもかなり厳しいペースで行きながら、先行勢を突き放し、差し馬3頭に交わされたものの4着と。これは価値が高いと言えるでしょう。距離を短縮しても面白そうですね。 |
8.ビーアストニッシド | 4着のビーアストニッシドは前半かなり行きたがっていて、直線で伸びを欠きました。行きたがったのは、こういう周りを囲まれるレースが初めてだったためかもしれません。で、この経験をした後にリズム良く先行できれば力を発揮できそうです。 |
2.マイヨアポア | こちらスタート直後にですね、隣の馬と接触して下がってしまい、下がってからスピードに乗るまでしばらく追い通しになっていたんですけども、それでも後方のままでした。この後3コーナー過ぎからかなり外を回って追い上げ、4コーナー出口では外にね、大きく膨らんでいたんですけども、結局は余裕の差し切りとなりました。4コーナーで先頭から3番手にいた馬が2着・3着・4着というレースで、後ろから思いっきり外を回して差し切れるというのは、もう1つ上のクラスのレベルにあると判断できる。そういう勝ちっぷりだと思います。ダート1200mなら2勝クラスでも上位候補となります。 |
12.コモレビキラリ | 2着以下は離されており、狙うとすれば2・3着馬でしょうが、次走すぐに勝てるとまでは言えないですね。 |
13.メイショウキッド | 1番人気で2着だった。メイショウキッドは5走連続3着の後、3走連続で2着。いかにも勝ち味に遅いタイプなんですけども、徐々に着差は詰めており、今回は3着馬に7馬身差。まぁ次走はいよいよ勝てそうですね。 |
3.ボルザコフスキー | 3着のボルザコフスキーは直線で内を捌いて伸びて来ましたが、鋭さはなさそうですね。 |
11.コスタボニータ | 2着コスタボニータは新馬戦に続いての2着。アンジェリーナにはちぎられてしまいましたが、牝馬限定の未勝利クラスなら次走勝ち上がり有望ですね。 |
4.ヘクトパスカル | 1番人気セルケトが2走目で勝ち上がりました。ペース補正マイナス0秒4とスローペースだった上に3コーナーから4コーナーにかけて全く動きがなく、直線入り口では前の3頭と後ろの差がかえって開いていました。先行馬にはかなり楽な展開ですね。まぁ逃げたヘクトパスカルに一旦差を広げられながら差したセルケトの評価はあまり下がりませんけども、逃げて完全に差された2着のヘクトパスカル、そして2番手追走で2着から2馬身半差がついた3着のモンステラマオは高くは評価できません。 |
5.アルーブルト | 3着のアルーブルトは後方待機からグロリアムンディに着いて行くように追い上げましたけども、グロリアムンディとの差は最後まで詰められませんでした。とは言え、力をつけていて次走も上位候補です。 |
8.レプンカムイ | 1番人気1着でした。スローペースでね、着差がつきにくい展開だったので、これだけ差をつけて尚且つ上がり600m最速なら文句なしですね。まぁ昇級しても上位候補となります。 |
1.タガノディアマンテ | 4着のタガノディアマンテですね。1年近い休み明けで2000mに出走。もういかにも目標は次という感じでしたが、展開も向いていないのによく伸びましたね。次はおそらくダイヤモンドステークスなんですけども、良い臨戦過程になったと思います。 |
2.マリアエレーナ | そして2着がマリアエレーナ、3着がデゼルでした。2着のマリアエレーナは直線でこう意図的に外へ移動した訳ではなく、真っ直ぐ走れずに外へもたれていたという状態でしたね。まぁ2000m以上なら馬場状態や展開を問わず安定しているので、次走も2000m以上なら上位候補となります。 |
4.レッドガラン | レッドガランが7歳にして重賞初制覇です。レッドガランですね、2000mのリステッド競走白富士ステークスで3着はあるんですけども、一昨年の秋以降は1600mが主戦場になっていました。このタイミングで2000mの重賞を勝つとはちょっと思えなかったんですけども、超スローペースで本質的な距離適性が要求されなかった事と好位でしっかり折り合って、直線入り口で外に出せたレース運びも完璧でしたね。ただ、この後もね2000m路線で活躍を続けられるかとなると現時点ではちょっと疑問を感じます。 |
1.キタノエクスプレス | キタノエクスプレスはここまで全て3ヶ月以上の間隔を明けてダート1400mに出走して4戦2勝となりました。キタノエクスプレスは出遅れたんですけどもね、まぁ無理する事なく二の脚でハナを切り、直線入り口でリードを広げ、そのリードを守り切りました。前走に続いてまたスタートが早くなかった事が不安材料ではありますが、2勝クラスでも行き切れるようなら上位可能と見ます。 |
14.バーニングヒート | そして勝ち馬から3馬身離れた2着が1番人気バーニングヒートでした。2着のバーニングヒートは新馬戦より大分ペースが速くなった事もあって、後ろからになりましたが、まぁ結果的には展開が向いて2着に届きました。自在性はありそうですけども、次走に関しては相手や展開次第となりそうです。 |
11.ゲンパチレオニダス | スタート直後に狭くなって下がって、すぐにグイグイ押して追い上げた所で脚を使ったはずなんですけども、4コーナーで追い出し、直線で1番外へ行って鋭く伸びて来ました。これまで芝1400mとダート1200mで先行して伸びを欠いていたんですが、今回の走りを見ればベストは芝1200mでしょうね。で、芝1200mでも実は先行すると伸びを欠くのではないかという懸念は否定できませんけども、次走も小倉芝1200mで不利なく運べれば勝機は十分にあります。 |
12.メイショウミモザ | 1着メイショウミモザは4走前に函館芝1200mで3着があったんですね。まぁ今回負担重量が53キロだった事を考えれば、まぁ買えない訳ではなかったかなという感じがします。 |
14.オーロラアーク | 2着オーロラアークは前走中山で4着と崩れましたが、東京では堅実です。勝ち馬は交わせませんでしたが、3着は4馬身突き放しています。次走はほぼ勝てるでしょう。 |
11.ウラヤ | ウラヤも初めてのダートで一変です。3番人気ウラヤが初のダートで一変して抜け出し、好時計勝ちしました。ウラヤの母Wadi(ワディ)はJRAのダートばかりで6勝。オープン特別も勝っています。父New ApproachはGalileoの直仔で、ヨーロッパ血脈です。共同通信杯を勝ったダーリントンホールなど、芝で活躍馬を出しているんですが、このウラヤの場合は母系が色濃く出たと言えるんではないですかね。2着を2馬身半ちぎっての快勝で、ダートなら上のクラスでも十分通用するでしょう。 |
3.オクトニオン | 2着オクトニオンは初めてブリンカーを着用しました。最内枠から好スタートを切って逃げ、道中息も入れたんですけども、最後惜しい2着でしたね。3着に3馬身半差をつけており、東京だけでなく中山も走ります。そろそろ勝つ番が来そうですね。 |
10.オンザダブル | 2着オンザダブルは新馬戦に続き、デビューから2戦連続2着。ウラヤに0秒4引き離され、タイムランクC相当になりますが、3着以下は離しており次走は勝ち負けではないでしょうか。 |
9.トウセツ | 勝ったトウセツは前走の新馬戦で7馬身差をつけられての2着でしたが、当時の勝ち馬デシエルトは次走の昇級戦も1着。相手が強かったですね。今回はじっくり乗られ、直線は逃げるテイエムシルバーを競り落として勝ちました。上のクラスでも通用する器でしょう。 |
12.ショウナンアレス | 2着ショウナンアレスはクビ差で涙をのみました。ここまで1勝クラスで7戦して2着3回・3着2回・4着2回。超堅実で、今回はついに勝ったと思わせる内容でした。まぁ次走はいよいよ順番が回って来そうですね。 |
15.テーオークレール | 直線なんですけども、残り300m付近で2着になったジルバーンがですね、いきなり手前を変えて内に入って来てと言うか、もたれて来まして、まともに前をカットされてバランスを崩して下がってしまいました。これ不利を受けた時点ではすでに脚がなかったようにも見えるんですけども、この馬はズブくて手応えが悪くても追えば伸びるというタイプです。あの手応えでもスムーズなら伸びていたはずですし、反応が良くないタイプだけに肝心な所で大きな不利を受けるとちょっと挽回できません。今回の10着は完全に参考外で、次走は普通に上位候補となります。 |
2.ディージェーサン | そして次走で狙うとすれば3着のディージェーサンでしょう。穴馬が逃げていたせいか、早めに抜け出そうとはしなかったんですが、直線に入ると内にもたれる仕草を見せ、そこへ一気に勝ち馬に来られてしまいました。 |
6.キタノブレイド | 2着以下は勝ち馬から4馬身以上離された。2着のキタノブレイドは出負けして後ろからになって、手応えも良くはなかったんですが、直線で伸びました。まぁレース内容に安定感がないので、軸にはしにくいんですけども、次走も上位に来れるだけの能力はあります。 |
7.ラスール | 1番人気のラスールが7着でしたね。出遅れて直線でも少し不利はあったんですが、直線で進路ができてからもそれほど伸びていません。キャリア1戦の3歳馬ですから、まぁ仕方ない面は多々ありますけども、まぁ私は無印だったので言う権利はあると思いますけど、単勝1.8倍はやりすぎだと思います。ただ、この馬はですね球節がよく言えば柔軟、悪く言えばぐにゃぐにゃなので、成長途中でまだ踏ん張りが効かないだけかもしれません。これから成長して強くなる可能性はあるという事ですね。 |
5.ノワールドゥジェ | 3着ノワールドゥジェは阪神ジュベナイルフィリーズ勝ち馬ローブティサージュの半妹。堅実で1勝クラスでも相手次第では勝ち上がれます。牝馬限定戦ならすぐにでも勝てるでしょう。 |
7.タイセイドレフォン | 外枠からですね、仕掛けて行って2番手につけたんですが、2コーナー辺りから抑えるのに苦労していました。にも関わらず、3コーナー入り口から外からマクられると手応えが悪化し、4コーナーではステッキも入っていました。4コーナーで馬券買っても良いよと言われてもタイセイドレフォンの単勝は買わないだろうなという状況になっていましたけども、ラスト200mが13秒4も掛かったとは言え、そこから前を差して伸びてきた2着のビナホイアンも抑えました。つまり、手応えが悪化していたのは気を抜いていただけと思われます。未勝利戦を逃げ切った時も物見をしてフワフワしていて、まぁ気性に課題はあるんですけども、それで連勝してる訳ですから、能力は高いですね。オープンでも相手なりに走れる可能性はあります。 |
10.ブリッツファング | ブリッツファングが後続を離して圧勝です。ブリッツファングは4コーナーで逆手前になって外へ膨らみ、直線でも手前を変えなかったんですけども、楽な手応えでどんどん差を広げて圧勝しました。ダート1800mの新馬戦で超スローペースでもないのに、ラスト12秒1-12秒5というラップでは、後ろがちぎれるのも当然でかなり能力は高いですね。1勝クラスでも有力です。 |
2.ダイワキャグニー | そして2着争いはダイワキャグニーが先着し、グレード制が導入された1984年以降で初めての関東馬によるワンツーフィニッシュとなりました。2着のダイワキャグニーは前の2頭との差を詰めるタイミングが絶妙だったとは言え、上位馬の中では最も厳しい展開だったはずです。まぁ鋭さには欠けるので、1600mよりは1800mの方が合うと思いますけども、1600mでもこういう風に流れが速いとしぶとさが活きますね。 |
9.サンライズホープ | 4着のサンライズホープは最後に失速しましたけども、1900mのシリウスステークスではブルベアイリーデに先着して、そして1着だったので、まぁ言うまでもなく距離が長いという訳ではないですね。今回のように最初から最後までペースが緩まないような展開は得意ではなさそうです。 |
10.スワーヴアラミス | スワーヴアラミスが力強く差し切って重賞3勝目を挙げました。スワーヴアラミスはですね出ムチを入れても前に行けず、向正面で外に出そうとした所でさらに外から並びかけられて行きたがり、それをなだめながらコーナーを回って来たんですが、直線で伸びました。ハイペースで最後に前にいた馬が止まり気味だったとは言え、これまで直線入り口で前に居ないと勝てなかった馬とは思えない勝ち方でしたね。ただ、タイムは遅くてまぁ次走も続けて好走できる、そういう保証はないと思います。 |
13.ソリストサンダー | そして1番人気9着のソリストサンダーですが、やっぱり基本的に1400mは短いですね。後方から行きましたが、前が壁になるシーンもあって道中余計な脚を使わされた感がありました。マイル以上で期待したいですね。 |
15.テイエムサウスダン | テイエムサウスダンが抜け出し、JRAの重賞は初制覇です。1着テイエムサウスダンですが、ここへ来て本当に力をつけてますね。ここのところ地方交流では素晴らしい成績だったんですが、中央では昨年1月のすばるステークス以来好走がありませんでした。しかし、勝ち続けているうちに力をつけてたんでしょうね。ただ問題は距離で、いかにもサウスヴィグラスというレースぶり。1400mまでなら明らかに強いんですが、フェブラリーステークスに出るとするとどうでしょうか。ちょっとこれはあんまり挙げたくないんですけど、ここへ来て完全に本格化したと言える内容でした。ただ、サウスヴィグラス産駒の良さが色濃く出ている内容で、1600mは少しだけ長いんじゃないかなという気がするんですよね。フェブラリーステークスに使ってくるようなら、ちょっとこれ人気になるでしょうから、厳しいと見ました。 |
12.ノーリス | 2着以下は離されており、狙うとすれば2・3着馬でしょうが、次走すぐに勝てるとまでは言えないですね。 |
8.フォーブス | 前半が上り坂になっている中京芝2000mとは言え、前半1000mが1分2秒7で後半1000mが59秒2という超スローペース。逃げ切ったプレミアスコアとは前後の位置取りの差が大きかったですし、2着ストーリアが直線入り口で外へ膨れたため、その後ろにいたフォーブスはさらに外を回る事になり、上位2頭とは内・外の差も大きかったですね。まぁそう言っても坂上でちょっと鈍っているので、展開やコース取りの違いだけが敗因ではなく、2000mは少し長いのではないかと思われます。まぁ次走で1800m以下に出てきたら、巻き返し濃厚だと思います。 |
5.ディヴィーナ | 序盤は少し行きたがったので、なだめる事に専念していましたが、折り合いがつくと安全に外を回り、4コーナー出口でGOサインを出すと一気にマクって先頭。超スローペースだったとは言え、ラスト400m10秒7-11秒2で一気に突き放しました。遅いデビュー戦となった昨年5月の3歳未勝利戦を勝った時に絶賛した記憶がございますが、その後1勝クラスを勝つのに4戦もかかってしまって、見込み違いかなと思った時もありましたが、ハルーワソング一族の晩成の血が開花して本格化しましたね。昨年最後の放送に続き、またハルーワソングからハルーワスウィートのこの一族の馬を取り上げる理由ですが、このファミリーはとにかく晩成なんですけども、3歳秋から4歳辺りで本格化すると連勝あるいは連続好走モードに入りますね。まぁディヴィーナも遅くなったデビュー戦で、素質の高さを示していながらその後はイマイチになりましたけども、ここ2戦の勝ちっぷりは、もうこれは本格化したと判断できるモノだと思います。とりあえず次走、3勝クラスはすぐに突破できると見ますし、その後オープン・重賞でも活躍を期待できるんじゃないかと思います。 |
16.ジャスティン | 4着ジャスティンは中東遠征以後、芝を走ったりした事もあって、やや不調に陥ってるようにも見えました。しかし、今回素晴らしいスタートを切って他の先行勢を引き離すスピードを見せましたね。まぁ次走以降、特に1200mで期待したいと思います。 |
17.スクリーンショット | 2着以下は大混戦で展開や枠順でいくらでも着順が変わるようなレースでした。ただ2着スクリーンショットは、これで4戦連続の2着。ここ3戦は全て0秒1差であり、新潟・中山・小倉と異なるコースで結果を出しています。今回は20キロ増とやや太めに見えましたが、それでも結果を残す辺り、そろそろ勝てそうです。 |
2.モンステラマオ | 1番人気セルケトが2走目で勝ち上がりました。ペース補正マイナス0秒4とスローペースだった上に3コーナーから4コーナーにかけて全く動きがなく、直線入り口では前の3頭と後ろの差がかえって開いていました。先行馬にはかなり楽な展開ですね。まぁ逃げたヘクトパスカルに一旦差を広げられながら差したセルケトの評価はあまり下がりませんけども、逃げて完全に差された2着のヘクトパスカル、そして2番手追走で2着から2馬身半差がついた3着のモンステラマオは高くは評価できません。 |
11.ヒロノトウリョウ | 初めてのダート1000mを使ったですけど、一変しました。直線で一気にもうこれ抜けるなと思われたんですが、最内を突いた所狭くなってしまいまして、躓いちゃうんですよね。これは大きな不利でした。まぁそれでも最後にもう一度伸びて5着。古馬2勝クラスのダート1000m少ないんですけども、2回小倉4日目に伊万里特別があります。再びダート1000mなら大きく狙いたいですね。 |
6.スカーフェイス | そして大外を追い込んだスカーフェイスが2着。3着争いはヒートオンビートが先着です。2着のスカーフェイスはチャレンジカップに続いてスローペースに泣かされた感じなんですけども、窮屈な位置にいて仕掛けが遅れたチャレンジカップとは違い、今回は枠なりに外を回り、まぁ距離は損していますけどもスムーズでしたね。まぁ常に展開次第になってしまいますけども、ハマれば重賞勝ちも可能でしょう。 |
8.ムッシュージョイ | そして次走狙いたいのは3着に入ったムッシュージョイ。10番人気と人気はありませんでしたが、他馬を気にする事もなく、内ぴったりを回って狭い所を抜け出しました。エスポワールシチー産駒で、使われる毎に強くなってくるケースもありますね。 |
2.シルバーキングダム | そしてこのオーブラックが急に失速した時に、後ろにいたシルバーキングダムはもうまともに前が詰まってしまって急ブレーキ。スムーズなら上位可能だったと思える勢いでしたし、出遅れた前走とは違ってスタートを決めて先行できました。次走もスタートで失敗しなければ大きく前進できると思います。 |
3.ミンナノユメミノル | 1番人気3着でした。すんなり先行しましたが、コーナーで外から追い上げられた時に反応できませんでした。中14日が2回続きまして、その連続で間隔を詰めた事で疲れが残っていたのではないかと推測します。 |
1.テイエムアトム | 2着以下は5馬身以上離された。2着から5着にも4歳馬が入りました。これら4頭はそれほど能力差はありません。 |
10.カランドゥーラ | カランドゥーラは長期休養から復帰して3走目で勝ち上がりました。勝ったカランドゥーラは2月で定年を迎えられる藤沢和雄厩舎の管理馬です。母の母はエアグルーヴという良血ですが、やや勝ち味に遅い面が見られ、1勝クラスを勝つまでに5戦を要しました。まぁしかし、まだまだ奥はありそうで、これからの出世に期待したいですね。 |
1.カライカマウリオラ | 強い雪の中行われたレースですけどね、勝ったカライカマウリオラはダートに変わって2着・2着。断然の1番人気の応えて直線4番手から差し切りました。カライカマウリオラは神戸新聞杯を勝ったイコピコの半弟なんですね。この兄弟は芝で走る馬が多かったんですが、母が高齢になってから出た仔でダート1200mでスピードを生かす馬が出たと言えるでしょう。 |
5.モナルヒ | 6番人気7着でした。差し馬も力を出せる展開になったが、伸びはイマイチ。とは言え、6番人気では危険馬とした意味がありませんでした。 |
11.クロジシジョー | その後1馬身差の2着が1番人気のレッドゲイルでした。2着レッドゲイル、そして3着クロジシジョーはすぐに勝つ番が回ってきそうです。 |
13.インプロバイザー | 3着のインプロバイザーは2番手から4コーナー出口で手応えが悪化して、勝ち馬にスッと離された割に直線でも粘っていましたが、2着馬にも競り負けました。阪神1200mでは超スローペースの逃げでも差されたんですけども、それに比べればかなり速いペースで行っているので、今回の方が内容は上です。直線が平坦な小倉なら粘りを増すようなんですけども、まぁ人気になって信用できるタイプではないと思います。 |
15.バトルクライ | バトルクライが初めてのダートで一変しました。3番人気のバトルクライが2着に1秒7差をつける圧勝でした。半姉2頭がJRAで1勝ずつを挙げていますが、いずれもダート。父イスラボニータは芝・ダート問わず産駒が活躍しており、この血統にはぴったりハマったという事でしょうかね。前半600m35秒4で行って、上がりが36秒5。同じ土曜のメイン、11R古馬3勝クラスの伊賀ステークスに当てはめても、なんと2着相当なんですよね。3歳未勝利クラスとしては驚くべきタイムで、今後短距離なら3歳戦を引っ張って行けるだけの力を秘めていると言えそうですね。 |
9.ダッチマン | しかし、狙いたいのは5着ダッチマンですね。およそ2ヶ月半ぶりの実戦で、前2走は長距離を使っていて、果たしてついて行けるかが心配されたんですが、前めにつけて直線一旦は2番手に上がりました。最後は3着かと思われた所を差し馬にやられて5着へ落ちていますが、これはハヤブサナンデクンに一気に引き離されたのが大きかったでしょうね。また、今回は休み明け。久しぶりの54キロで、まぁハンデ戦に通用するのもわかりました。次走は是非狙ってみたいですね。 |
7.ヴェローナシチー | そして2着がロジハービン、3着がヴェローナシチーでした。3着のヴェローナシチーは4コーナーでアライバルに寄られたりして、追い出しを待たされたんですけども、よく伸びましたね。直線の長いコースならもっとやれそうです。 |
1.レイモンドバローズ | 2着レイモンドバローズは昨年のNHKマイルカップ15着依頼およそ9ヶ月ぶりでした。ただ、その前のアーリントンカップでは3着で、後にスプリンターズステークスを勝っピクシーナイトに先着しています。直線伸びて来た時は勝ったと思ったんですが、まぁウインシャーロットが今回は強すぎましたね。順調に使えるようなら、次走はまず勝てるでしょう。 |
9.アタカンテ | 2着は1番人気ルショコラ、3着は2番人気アタカンテで一時はこの2頭の一騎打ちかと思われたんですが、ハッピースワニーが強すぎたためにアタカンテは離されてしまいました。まぁこの2・3着の2頭はいずれ勝てるはずだと思います。 |
11.ヒノデテイオー | 2着ヒノデテイオーは勝ち馬には遊ばれてしまいましたが、3着以下には7馬身以上の差をつけています。メンバー次第では次走勝ち負けもあるでしょう。 |
8.エムズフラッシュ | まぁ驚いたのが2着エムズフラッシュですね。1600mの新馬戦で逃げてバテて惨敗。距離を200m縮めた前走も大敗と、まぁあまり買う要素はありませんでした。しかし、さらに距離を短縮して1200m。そして▲西谷凜騎手で、負担重量が53キロと軽くなったのが効いたでしょうか。スタートはそうでもなかったんですが、二の脚が速く、先頭を奪うと粘る粘る。外めを通って2着に粘ってしまいました。 |
13.ラヴィータエベラ | 勝ったラヴィータエベラは逃げて圧勝。最後の100mは抑えたままで2着に10馬身差をつけてしまいました。完全タイム差マイナス0秒3。あと0秒1速ければBランクでしたね。ラヴィータエベラは地方からの転入馬。門別で2戦した後佐賀で3連勝。昨年春にJRAに移籍し、4着後7ヶ月休養して6着。そこから2ヶ月半ぶりの一戦でした。まぁ今回ようやく万全の体調になったと考えるべきなんでしょうね。これだけの圧勝劇なんでね、次走も是非狙ってみたいと思います。 |
5.エンジェルサークル | 3走前には残り300mで斜行した他馬の影響を受け、揉まれて大きく後退。さらに前走は好位に上がって来た3コーナー過ぎで挟まれて後退。思うようなレースができていませんでした。今回は11番人気と評価は低かったんですが、中団のインでじっと我慢し、直線に入って内から一気に抜けて来ました。菅原明良騎手の好騎乗もあったんですが、近走不利を受けた事を確認していれば、明らかに買える馬だったと思います。Eランクであり、まぁ今後に繋がるとは言えないかもしれませんが、レースをよく見る事でこういう穴馬も探し出せると、それを伝えたくてこの馬を取り上げました。 |
3.プルスウルトラ | 2着以下は5馬身以上離された。2着から5着にも4歳馬が入りました。これら4頭はそれほど能力差はありません。 |
13.ハコダテブショウ | ハコダテブショウが休み明け2走目で一変しました。ハコダテブショウはスタート直後はジョッキーが押していましたが、ダートに入る辺りからは引っ張り切りの手応え。直線で残り200mを切ってから追い出したんですが、目一杯ではなくて余力は十分にありましたね。まぁタイムはギリギリのBランクなんですが、タイム短縮が見込める内容で、1200mなら3勝クラスでも上位可能とします。 |
11.カラテ | そして2着が1番人気のファインルージュ、3着は連覇のかかったカラテでした。3着カラテですが、直線前が壁になって追い出しが遅れてしまったのが痛かったですね。残り200mでようやくバラけてからは、外から鋭い伸びで一気に3着まで来ましたが、スムーズならもう少し前とは詰められたのではないでしょうか。 |
12.アドマイヤハダル | その後の2着が2番人気のアドマイヤハダルでした。アドマイヤハダルは昨年の若葉ステークス勝ち馬で、皐月賞4着馬です。まぁダービーは最下位に終わりましたが、ローテーションや距離の問題もあったんじゃないでしょうかね。今回は6ヶ月半の休み明けを1度使って明らかに良化していました。次走以降、重賞戦線で楽しみですね。 |
6.ザッキング | もうゲートを出てね、もうスタートから勢い良く前の方に出て行って、これは楽にハナを切れそうだなぁという体制だったんですが、そこで外からケイティマジックが並んでくると、もうお互いに引くに引けないという感じになってしまって、どんどん2頭で後ろを離して行って、ハイペースになりました。ペースが速いだけではなく、外からずっとプレッシャーをかけられていたので、もう直線では流石に苦しくなりましたけども、苦しくなってもですね、いきなりは失速せずそこそこ粘っていました。この競り合った相手のケイティマジックなんですけども、こちらはもう完全にバテて、ザッキングからでも3秒1も遅れています。まぁ普通のペースで先行できれば巻き返せると思います。 |
4.プラチナドリーム | 2番人気プラチナドリームが2着。この馬はキャリア8戦目で、これで2度目の2着です。ノットゥルノが後続を離したために、スンナリ2番手に上がり、勝ち馬には離されましたが、3着以下は5馬身離しました。大敗しないタイプの馬ではありますが、堅実に2・3着を重ねるタイプでもありません。次走は更に人気になるかもしれませんが、メンバー次第では評価を落としたいですね。 |
5.ジーショウグン | 次走狙いたいのは3着のジーショウグン。直線は伸びないコースに入ってしまいました。普通の馬場なら未勝利クラスはすぐに勝てると思います。 |
5.アイリッシュセンス | 3着のアイリッシュセンスは向正面で不利があって下がり、その後も周りを囲まれて動けず、直線でも外に出して進路を確保するまで時間が掛かりましたけども、その後はよく伸びました。休み明けを1回使って復調していたのは確かですから、次走は期待できそうですね。 |
11.ショウナンマッハ | ショウナンマッハがデビュー勝ちを飾った時と同じ小倉芝1200mで2勝目を挙げました。ショウナンマッハは前半600m32秒8で逃げ、直線入り口でリードを広げて逃げ切りました。最後は失速してタイム短縮の余地はなさそうですけども、1勝目を挙げた小倉芝1200mでスピードを生かせました。さらにクラスが上がると苦しそうですけども、3歳オープンで通用しなくても、小倉の2勝クラスに出走するようになれば、上位可能だと思います。 |
10.ダイアトニック | それから4着のダイアトニックは一瞬鋭く伸びましたが、最後は失速。これは距離が長いと思います。 |
12.グレイイングリーン | グレイイングリーンは芝1400mでは7戦4勝。2着1回・3着2回と全て馬券圏内に入っています。グリーングリーンは出遅れて中団待機になりましたが、この馬としては前から離されずに直線に入り、最内が綺麗に開いていてスムーズに抜けて来れました。1400mで脚を溜めれば確実に伸びるんですが、届くかどうかは前の馬次第。今回はコース取りも上手く行きました。とは言え、3勝クラスでも展開が向けば上位に来れるだけの脚はあります。 |
2.ラグラスドシエル | 直線でものの見事にイン詰まりしてしまいました。で、まともに追えたのは最後120mぐらいですかね。またですね、この馬1勝クラスでは後ろからになる事が多かったんですが、今回はいつもより前の方に、非常に楽な手応えで付ける事が出来ていました。楽に好位の内につけてそのまま直線に入ったため不運に見舞われましたけども、調子が上がって来たあるいは力をつけて来たように見えます。まだ単勝を買うとかですね、軸に据えて買うという扱いはできませんけども、スムーズなら馬券圏内に入れそうです。 |
3.グランレイ | むしろ3番人気ではあるんですけど3着グランレイが買いにくかったかもしれません。先ほど差し・追い込み馬の上位進出が目に付いたと話しましたが、土曜がいかにも外差し傾向で、外枠が売れていました。まぁただ、日曜になると騎手が内を空けて乗ったため、むしろ内枠がよく来ていたんですよね。この辺りはぜひ覚えておきたいと思います。 |
12.オーブラック | まずオーブラックなんですけども、直線で外からムーンワードが接近して来た時に急にバランスを崩して失速しています。ここで何が起こったかと言うと、左の後ろ脚でムーンワードを蹴ろうとして、脚を振ってますね。まぁ余計な事をせずに走っていても、何頭かには差されていたであろうという脚色だったんですが、普通に走っていればもっと粘れたと思います。 |
7.ジャンダルム | それから13着のジャンダルム、好スタートからちょっとびっくりした2番手ですね。直線に入ってすぐはかなり余裕ある手応えで期待されましたが、結局失速してしまいました。過去にはこういう位置での好走もあったですけども、1200mではもう少し溜めないと伸びないのかもしれません。 |
10.ナランフレグ | そして2着がシャインガーネット、3着はナランフレグでした。それからナランフレグですが、じっくり出て後方からの競馬。直線に入ってから大外へ出したところ抜群の伸びを見せました。1200mならいずれ重賞制覇の可能性も出てくると思います。 |
1.ノットゥルノ | ノットゥルノが初めてのダートで圧勝です。ノットゥルノは何度かステッキが入りましたが、残り100mからは余裕をもって流して5馬身差の圧勝。非常に強いレースを見せました。母がアメリカからの輸入馬で、母系は明らかにアメリカ系のダート色が強いんですよね。半姉に現役オープン馬ショウナンバビアナがいて、姉が全部で3頭いるんですが、いずれも芝しか走った事がありません。つまりノットゥルノがこの兄弟で初めてのダートを走った訳なんですけども、これだけ強い走りを見せたとなると、現役の姉2頭やこの母の子の使い方にも影響を与えそうですね。 |
4.アンジェリーナ | 2番人気アンジェリーナが圧勝しました。ここまで6戦して2着1回・3着3回。持っている力だけは走るんですけども、勝ち切れないという評価がついていた馬です。今回は4・5番手のインを追走。4コーナーで外に出すと1頭だけ桁違いの脚を使って圧勝しています。同じコースを使った前走は、今回と同じ馬場差で0秒7もタイムを短縮しており、まぁ同じ馬とは思えない強さでしたね。全兄には先々週の3勝クラス長篠ステークスで2着したソウルトレインがいます。ソウルトレインは3歳時にはニュージーランドトロフィーで5着していますし、アンジェリーナがこれで覚醒したとすれば、3歳の内からかなりやれるのではないでしょうか。 |
10.ラリュエル | 4着ラリュエルは3番手インを進みましたが、直線行くところがなく、最内へ飛び込みました。しかし、狭くなって捌くのに時間を要しましたね。何とか抜け出した所で脚がなくなったんですが、これはまぁキャリア1戦の分でしょう、さすがは良血馬で今後楽しみです。 |
7.マイネルメサイア | 2着マイネルメサイアはゴールドシップ産駒。東京向きではないかと思われましたが、2番手を進んで、よく粘りました。競馬場を問わず、次走は勝てる器だと思います。 |
9.ビッグリボン | 昨年12月に1勝クラスをほぼ馬なりで勝ったんですけども、2勝クラスに上がってもまだまだ余裕がありました。今回はほぼ馬なりで圧勝とは行きませんでしたけども、気合をつけている程度で先頭に立ってから、まぁ試しに軽く追ってみたら一気に突き放したという感じですね。この感じ、このレースぶりならですねしっかり追えばまだまだ伸びるはずで、大分主観も入りますけどね、愛知杯に出ていれば勝っていたレベルじゃないかなと思います。まぁとりあえず3勝クラスはノンストップで通過できるはずですし、牝馬限定の重賞ならすぐにでも通用すると思います。何故こんな強い馬が今2勝クラスにいるんだというぐらいの強さを見せているんですけども、キセキの全妹でございます。500万・1000万を連勝した後に神戸新聞杯2着・菊花賞1着と一気に駆け上がった兄より半年程遅れましたけどもね、このまま一気にオープンまで行くと思います。今回もですね、前走同様に馬なりで楽勝できたと思うんですけども、あえて追って伸びる事を確認したという事も次走へ向けて心強いですね。とりあえず3勝クラスは普通に勝てると思います。 |
2.メイショウゲキリン | そして3着は逃げたメイショウゲキリンでした。メイショウゲキリン、突かれたんですがそれによって平均ペースとなって、切れ負けしなかったのは良かったんではないでしょうか。まぁでも本当によく粘っての3着でしたね。 |
5.マテンロウレオ | ダンテスヴュー・マテンロウレオの接戦になり、マテンロウレオがハナ差競り勝ちました。マテンロウレオは6着とは言え、ホープフルステークスの最先着馬です。そのホープルステークスも、直線内にいた先行馬たちのレースとなったんですけども、大外から1番伸び脚を見せたのが、この馬でした。まぁ今回は外外を回りながら、直線鋭い脚でダンテスヴューとの競り合いを制していました。 |
11.ロジハービン | そして2着がロジハービン、3着がヴェローナシチーでした。2着のロジハービンは向正面で早めに動く事になりましたが、長く脚を使っていますね。まぁ内枠で前に壁を作るなどして、折り合いがつくようならもっと切れる脚も使えると思います。 |
8.アスクヴィヴァユー | 1番人気で2着だったアスクヴィヴァユーも初めてのダート。前半は慎重に中団を追走していましたが、仕掛けるとあっさり直線入り口で2番手に上がっています。まぁ全兄に朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬ダノンプラチナがいて、セレクトセールで1億2960万円で落札された馬です。いずれ芝に戻るかもしれませんが、現時点ではダートが良いのかもしれませんね。次走は勝てそうです。 |
4.レッドガラン | 3番人気6着レッドガランなんですが、中団のインでジッとしていて、4コーナーで外へ行きました。しかし、いつもより早めに脚を使わされてしまい、最後はピリッとした脚を使えませんでした。2200mは少し長いのかもしれませんね。 |
11.セイゲン | そして逃げたセイゲンが2着。2番人気ビーザラキエストが3着でした。2着セイゲンについては、今回は相手が強かった印象ですね。ここまで2回東京ダート1600mで逃げて3着に入っており、3度目の今回はほぼ勝てそうなレースでした。速いペースで逃げる馬だけに、距離を縮めるとか、あるいは直線の短いコースに変えるなどの手もあるのかもしれません。 |
1.エターナルビクトリ | エターナルビクトリが初めての2200mで勝ち上がりました。エターナルビクトリは中団の内で前に壁を作って折り合い、直線で外にスペースができるとそこに持ち出してしっかり伸びました。ルーラーシップ産駒の牡馬らしく、キャリアを積んでそして距離が伸びて力を発揮したという感じですが、少頭数で全くロスのないレースができた事も大きいですね。まぁ芝2000mあたりの3歳1勝クラスが多頭数になる事はあまりないんですけども、多頭数だと捌けるかどうかという課題はあると思います。 |
13.ダノンジャッカル | ダノンプレミアムの全弟、ダノンジャッカルが初勝利を挙げました。今回断然の1番人気だったんですけれども、好スタートを切りましたが、将来を考えてか抑えて5番手。前半スローペースでしたが、残り1000mから流れてスタミナのいる展開になり、直線きっちり差し切りました。まぁメンバー的にここでは負けられませんでしたかね。2着以下には2馬身半差をつける完勝。ただし、タイムランクはCであり、次走メンバーが強くなっても好勝負になるとまでは言えません。次がこの馬の試金石となるでしょう。更なる成長を見せられるかどうかですね。 |
7.アラモードバイオ | 1番人気はアラモードバイオ。確かにこの馬は前走逃げて圧勝していました。しかし、当時は雨で重馬場。今回とは大分条件が違いましたね。今回も逃げたんですが、早めに競り込まれて直線は一杯となり11着でした。 1番人気アラモードバイオは前走の圧勝によって、昇級戦なのに1キロ減。ハンデ戦での狙いについて考えさせられるレースとなりました。 |
2.アーズローヴァー | また2着アーズローヴァーはまぁ最低人気だけに厳しそうなんですけども、実は前々走の長篠ステークスで55キロを背負い、一旦2番手に上がったんですけども、直線不利があって失速。しかし0秒4差に踏ん張ってます。今回52キロなら買えなくはなかったと言えるかもしれませんね。 |
4.ドナアトラエンテ | 5着ドナアトラエンテなんですけども、この馬左回りは本当に走りますね。直線外から伸びた時は勝ったかと思われる脚だったんですが、最後の最後に止まってしまいました。しかし、9番人気ながらレース終盤までレースを支配して、見せ場たっぷりでしたね。 |
11.ルビーカサブランカ | ゴール前は接戦になりましたが、最内のルビーカサブランカが勝って、重賞初制覇。鞍上の武豊騎手はこの勝利でデビューから36年連続JRA重賞勝利となりました。もうルビーカサブランカはですね、もう1つもロスがないという完璧なレース運びで、ギリギリ保たせたという勝利でしたね。まぁ普通に考えれば、今後も重賞で安定して好走するという期待はできないと思います。 |
1.エミサソウツバサ | 勝ったエミサソウツバサは控えて前の馬がバテてくるのを利用して、差し切っています。今回は展開が向いた印象ですね。 |
16.マスタープラン | 直線で前を行く、テーオーサンドニとマスタープランの間がですね、ギリギリ1頭通れるかどうかというぐらい空いた時に、メイクアリープはソコを狙ったんですが、テーオーサンドニが少し外へ動いた事でブレーキをかける事になりました。これ制裁を受けてるのはメイクアリープのジョッキーの方なので、まぁこれ自滅ということなんですけども、追い出したところでブレーキをかけたのは痛かったですね。そしてメイクアリープがブレーキをかけて体勢を崩した時に、外に並んでいたマスタープランにこうもたれかかる感じで影響を与えましてね、マスタープランはもうバランスを崩してフットワークがバラバラになり、失速しました。不利を受けた時点では手応えがあったので、不利がなければもっと上の着順だったと思います。体が絞れて良くなっていただけに、次走は注目です。 |
7.ニューダイアリーズ | 2着のニューダイアリーズはペースダウンしてるコーナーで差を詰めて行きましたが、勝ち馬が楽な展開だった分、直線では詰められませんでした。これで4回連続の2着なんですが、タイム面では今回が抜けて優秀。次走も有力です。 |
1.ダノンフューチャー | 次走狙うとすれば、3着ダノンフューチャー。この馬は3走連続で2着した後前走では直線狭くなり、ほとんど追えないまま5着に敗れています。今回は直線2番手に上がって勝てるかと思われたんですが、エミサソウツバサ・シャンバラに先着を許してしまいました。2000mは少し長い印象で、前走までのように1800mならすぐにでも勝てるでしょう。 |
7.ナムラダイゴロー | 出遅れて後ろからになったんですが、3コーナーから徐々に追い上げ、直線で手前を変えないまま伸びてきました。新馬戦で出遅れて5着だったんですけどもね、その後は3着・2着。しかし、休み明けの今回はまた新馬戦と同様に出遅れてしまいました。で、新馬戦で出遅れたんですが、その次走は出遅れなかった事をから、休み明けで出遅れても順調に使えれば次は出遅れない確率がかなり高いと思います。スタートが正常なら通用する事は既に示しているので、順調に使えて、で、スタート正常なら次走は期待できると思います。 |
5.ヘクトパスカル | 2着ヘクトパスカルは逃げが1番合っているのでしょう。まぁそろそろ勝てそうですね。 |
8.レッドベルアーム | 1・2着馬からやや離れた3着争いはレッドベルアームが先着しました。3着のレッドベルアームですけども、中団で脚を溜めて4コーナーまで我慢させましたけども、直線でねちょこまかと何回も手前を変えていて、もたつきました。それでも最後は鋭く伸びていて、これからどんどん成長しそうな雰囲気はあります。 |
7.タガノビューティー | そして2着がヘリオス、3着がタガノビューティーと4枠2頭が続きました。3着タガノビューティーですが、本当に府中ダート走ります。今回は1400mに適性のある2頭にやられてしまいましたが、マイルなら巻き返しは十分可能ですね。まぁただ、出走できるならフェブラリーステークスで期待したいんですが、賞金順がちょっと微妙ですね。 |
3.ローズボウル | 勝ったローズボウルは1/30のレースでは3着。この時はスローの2番手から粘ったんですが、上がり600mのレースに持ち込んだ事により、瞬発力のある2頭にやられていました。今回は同じようなレースでも、もう少し早めに追い出して先に抜け出す事によって、後続の末脚を封じています。もちろん、前走は休み明けであり、1回使って良くなっていた事もあるでしょう。 |
11.シゲルヒカルダイヤ | シゲルヒカルダイヤが2番手から抜け出して快勝しましたが、次走狙いたいのは2着のハイラブハンターですね。 |
5.ロジマンボ | 2着以下は勝ち馬から4馬身以上離された。4馬身離されましたが、2着のロジマンボも堅実に走るようになって来ました。オープン特別を2勝したトリコロールブルーの甥にあたって、いずれ未勝利は勝てるはずです。 |
3.ジョイス | 2着のジョイスはスタート直後に他馬と接触し、さらに1コーナーから2コーナーにかけて外から来られてしまって力んでいましたけども、勝ち馬に並びかけて突き放されてからもバテませんでした。まぁ次走も有力ですね。 |
7.ワカミヤプレスト | 2着のワカミヤプレストは未勝利戦を好タイムで勝った中山に戻って力を出しました。完全タイム差はプラスですけども、展開は向いていないので、割り引く必要はないと思います。東京1600mだと距離不足という不安はありますけども、1勝クラスは勝てる馬ですね。 |
7.グラティアス | 3着グラティアスは昨年の京成杯の勝ち馬です。レシステンシアの半弟という良血で、牡馬三冠に全て出走馬。ゆったり休養を取って3ヶ月ぶり。ここでは直線よく伸びて3着。この馬も今後の重賞戦線で楽しめそうですね。もう少し短い距離のレースでも見てみたいところです。 |
11.アリシアン | スタートは良くてですね、無理する事なく先行集団にいたんですが、3コーナー手前で狭くなってそこで頭を下げてズルズルと下がってしまい、しばらくリズムの悪い走りになっていました。4コーナーまでにまぁ体制を立て直して、外を回って追い上げたんですが、前に行った馬と直線で内をつけた馬には遅れました。今回の上位3頭は黒松賞の5着・3着・2着馬なんですが、アリシアンの前走は黒松賞と同じ日の同じ中山芝1200mで1分8秒7。黒松賞2着のジョーブリッランテが1分8秒8だったので、今回の上位3頭に力負けではないはずです。スムーズなら巻き返せるでしょう。 |
13.ウィズグレイス | そして2着が1番人気のウィズグレイスでした。ウィズグレイスはディープインパクト産駒の牝馬。未勝利戦は牡馬に混じって2着に6馬身差のレコード勝ちで、牝馬限定戦では相当期待できそうです。ディープインパクト産駒には珍しく、平均ペースで先行して後続に脚を使わせるタイプ。今後どういう路線へ行くのか、まぁこちらも楽しみですね。 |
14.ビジュノワール | そして2着がスターズオンアース、3着はビジュノワールでした。3着のビジュノワールは追い出しを待たされたんですが、進路ができてからは鋭く伸びました。この馬を含めて3着以下はまだ1勝クラスに出走できるんですが、このビジュノワールのタイムを1勝クラスに当てはめるとDランク相当となります。重賞で3着だから1勝クラスでは有力とは考えない方が良いと思います。 |
8.ルショコラ | 2着は1番人気ルショコラ、3着は2番人気アタカンテで一時はこの2頭の一騎打ちかと思われたんですが、ハッピースワニーが強すぎたためにアタカンテは離されてしまいました。まぁこの2・3着の2頭はいずれ勝てるはずだと思います。 |
4.ピンキーウィンキー | 2着から5馬身差の3着以下は、まぁかなり遅いタイムなんですけども、1番人気で5着だったピンキーウィンキーは今回が初めての右回り。それが影響したのか、内にもたれていました。そのため3番手でも行きっぷりは悪かったですね。まぁ次走も右回りだとまた同じことになりかねませんけども、今回は力を出せていないというのは間違いないと思います。 |
6.ハイラブハンター | シゲルヒカルダイヤが2番手から抜け出して快勝しましたが、次走狙いたいのは2着のハイラブハンターですね。急遽乗り替わりになった松本大輝騎手が、上手く2着に持って来ました。前半は中団インを追走していたんですが、3コーナーで外に出そうとした時に、前から下がって来る馬がいて、厳しい位置になりました。ほぼダメかと思われるような不利だったんですが、そこで上手く松本騎手がインを突き、ガラリと空いたインから抜け出してきて2着を奪取しました。上がり600mはメンバー中最速の37秒3。ここ4戦の内3戦で2着。前走の6着は重馬場が敗因とすれば、稍重までなら十分勝機がありますね。 |
5.リメイク | 1番人気リメイクは単勝1.7倍の支持に応える勝利。まぁこのメンバーでは力が一枚上でしたね。 |
3.ジャックドール | ジャックドールがまぁ1番人気に応えて4連勝。ここまで8戦全て2000m使ってるんですが、先行策を取ってペースに関わらず、上がりの瞬発力も繰り出して勝ち続けて来ました。2走前、中京の浜名湖特別は超スローで逃げ、上がり600m33秒2で3馬身差の圧勝。浜名湖特別ほどに緩いペースではなかった前走、東京のウェルカムステークスは上がり34秒3で3馬身半差の快勝。今回は平均よりやや緩いペースで逃げて、上がり1000m58秒0から600m34秒7。まぁこういう競馬をされてしまうと、後続は何もできませんね。まだまだ奥がありそうで、2000mで逃げるレースができるのであれば、重賞制覇は近いでしょう。今後の課題は先行争いが激しいレースや、異なる距離のレースでどうでしょうか。という事になりますね。 |
4.ソフトフルート | 4着のソフトフルートはスローペースで後ろから1番外へ行きました。抜けて強い馬でなければ勝てない乗り方だったんですが、それでも小差です。ただし、過去3戦3勝の中京ならロスが大きくてもここまで来れたんですけども、他のコースでは相手や展開に恵まれないと厳しいという事は覚えておきたいですね。後ろから大外に行って間に合う展開ではなかったので、0秒2差の4着は立派で、まぁ次走も人気になりそうなんですけども、これは得意の中京2000mだからこその結果だと思います。他のコースのオープンではですね、かなり展開が向いただけと思われる秋華賞3着と7頭立てだった新潟牝馬ステークスの2着。この2回しか好走していません。とは言え、次走がですね中京2000mの金鯱賞だと、牡馬相手の別定G2で負担重量の恩恵もあまりなくて厳しいと思います。これまで割と牝馬限定戦こだわってきてるんで、まぁ同じ週の中山牝馬ステークスに出てくると読んで、中山では危険だろうと判断します。 |
5.ポタジェ | 5着のポタジェは3コーナーから4オーナーにかけて動けない位置でさらにポジションが下がってしまい、まぁ結果的には仕掛け遅れという形になりました。 |
9.シフルマン | 今回は前半1000m通過タイムが1分2秒2のスローで逃げて、残り1000m勝負のレースになりました。スタミナはあるんで、まぁ時計の掛かって来た馬場でこういうレースに持ち込めれば強いんですよね。今回のように、上手く逃げられれば良いんですが、そうでなければ危険だと思います。なんで、次は危険という事にしました。 |
12.ランブリングアレー | 2着が3番人気のランブリングアレー、3着は8番人気のカデナでした。2着ランブリングアレーは昨年のヴィクトリアマイル2着馬。ハンデは微妙でしたが、勝ち馬の内をよく頑張りましたね。1800mは3勝・2着1回・3着1回とよく走りますね。中山牝馬ステークス勝ちもあります。 |
13.サンレイポケット | その後3着争いは接戦になり、サンレイポケットが先着しました。やっぱり天皇賞・ジャパンカップ4着は伊達ではありませんよね。まぁ今回はひと叩きだったかもしれませんが、それでも上がり2位33秒8で3着。7歳なんですけども、今がもしかしたらピークかもしれません。 |
7.エメヴィベール | 3着のエメヴィベールは砂を被って伸び上がったような走りになり、3コーナーでは最後方まで下がっていましたが、直線で外に出すと伸びていました。砂を被らないレースをするか砂を被る事に慣れれば、もっと走れますね。 |
10.ブラックサウザー | スタートは早くなかったんですが、それでも前走よりはマシでした。ただし、ダッシュが一息で後ろからになっています。そして4コーナーに入る辺りから追い上げて、ステッキまで入っていたんですが、直線でしっかり伸びていました。レースラップのラスト200mが13秒6なので、まぁより鋭く伸びたように見えるというのは確かなんですが、追い上げを始めてからゴールまでずっと右手前のままでもあり、展開が向いたとかハマったとか言う2着ではないですね。やはり2着だった前走はEランクだったんですが、今回はDランクでタイムもかなり詰めています。スタートやその後のダッシュに課題はありますが、勝ち上がれるだけの能力はありますね。 |
6.アポロリヤム | 13番人気で2着のアポロリヤムは強烈な末脚を見せました。ここまで4戦、右回りを使っていたんですが、左回りの方が向いていた可能性もありそうですね。また、200m距離が延びたのも良かったでしょう。 |
7.ジャスティンカフェ | で、ついでのようで申し訳ありませんけども2着は番組注目馬だったジャスティンカフェです。4コーナーで先にディヴィーナに行かれて追いつけませんでしたけども、こちらも鋭く伸びています。まぁ相手が悪かっただけの2着で、次走もかなり有力だと思います。 |
8.エーティーソブリン | 9番人気エーティーソブリンが1着。デビュー3戦目、初めてのダートで勝って以来ずーっとダートを使っていたんですが、今回は5戦ぶりの芝。そして初めてブリンカーを装着して追い込みを決めました。後方を外めに構え、4コーナーでも最後方に近かったんですが、追い出されると鋭い伸びでしたね。まぁ1頭だけ上がり600m34秒台の末脚を繰り出しています。ブリンカー効果・ハイペース・揉まれない外めの追想などが、まぁ全部味方したとは言えるんですが、それにしても直線の脚は抜けていましたね。上のクラスですぐに狙うまでは行きませんが、いずれ2勝クラスも勝てるのではないでしょうか。 |
3.マイシンフォニー | 昨年6月にデビューしたマイシンフォニーが4走目で初勝利を挙げました。中盤が緩んだため、それほど速いペースではありませんでした。従って、早めから4番手のインを取り切り、4コーナーでスムーズに抜けて来たマイシンフォニーは、レース運びの上手さが光りましたね。上のクラスですぐにとまでは言えませんが、レースセンスがあり、大負けしないタイプと言えそうです。 |
7.コンクパール | コンクパールが前走の7着から一変しました。コンクパールは2走前のオキザリス賞上では3コーナーで空馬に外から大圧されて、他馬と接触する大きな不利を受けました。一息入れた前走は距離延長で1700mを使って逃げましたが、向正面でマクった馬に3コーナーでハナを奪われて7着。ここ2走はちょっとツキがありませんでしたね。1400mに戻した今回は好スタートから逃げ、能力を存分に出し切りました。大外枠も良かったですし、競り駆ける馬がいなかったのにも恵まれましたが、Bランク勝ちでタイム的に非常に価値があります。こういうレースができれば、オープンでもかなりやれるでしょう。 |
5.カルネ | 出遅れた上にダッシュもつきませんで、序盤は後方から2番手になっていました。4コーナー出口でもまだ後ろから2番目だったんですが、直線で鋭く伸びて来ました。コーナーで内を回って、直線でも内に進路があったという事はラッキーだったんですが、今回がデビュー戦でした。まぁデビュー前の乗り込み量は十分だったので、レースを経験したことで状態が大きく上昇することはないかもしれませんが、レースを経験した事でスタートがまともになれば上位可能。このレースは完全タイム差プラス1秒2のEランクなので、出遅れて0秒5差でも次走に関しては、相手のレベル次第になりますが、1勝できるだけの能力はあると思います。 |
6.エイシンデュエラー | スタートは早かったんですけどもね、その後3歩ぐらい行った所で軽く躓いて、その後はもうジョッキーも行く気を見せず、抑えて後方待機となりました。直線に入って手応えは良かったんですけども、狭い所を抜けてくる時にはまだ目一杯に追えず、抜けるまでは安全運転という感じ。で、そこを抜けてから少しだけ追えたんですけどもね、その後結局前が塞がってしまって追えなくなり、結局は流したままのゴールになってしまいました。好スタートからスムーズに前に行けていれば、あるいは直線で進路があればという内容で、恐らくダートの短距離は最も合っていますね。まぁ次走も人気になるとは思えませんから、穴候補としてチェックしておきたいです。 |
7.メイクアリープ | 直線で前を行く、テーオーサンドニとマスタープランの間がですね、ギリギリ1頭通れるかどうかというぐらい空いた時に、メイクアリープはソコを狙ったんですが、テーオーサンドニが少し外へ動いた事でブレーキをかける事になりました。これ制裁を受けてるのはメイクアリープのジョッキーの方なので、まぁこれ自滅ということなんですけども、追い出したところでブレーキをかけたのは痛かったですね。そしてメイクアリープがブレーキをかけて体勢を崩した時に、外に並んでいたマスタープランにこうもたれかかる感じで影響を与えましてね、マスタープランはもうバランスを崩してフットワークがバラバラになり、失速しました。不利を受けた時点では手応えがあったので、不利がなければもっと上の着順だったと思います。体が絞れて良くなっていただけに、次走は注目です。 |
4.ジューンヨシツネ | その後にジューンヨシツネ・タマモテラコッタと続き、4着が1番人気のヤマニンサルバムでした。ジューンヨシツネは相変わらずスタートが遅くて、序盤は中団だったんですが3コーナーで内を回ってポジションを上げ、4コーナーで外へ出しました。結果的に4コーナーで外へ行く必要はない馬場だったんですけどもね、よく伸びていました。ただ今回は、3コーナーで内が開くという状況だったので、上手く追い上げる事ができたんですが、普通の馬場だとスタートの遅さが解消しないと厳しいと思います。 |
1.ディヴィーナ | 1番人気6着でした。出遅れて最後方になった事はともかく、直線で進路を確保して追い出すと、外へもたれっぱなし。まともに追えなくなった。これまで左回りは4戦3勝・2着1回だが、右回りはこれで3着2回と6着。右回りが苦手だと判断せざるを得ない。左回りで改めて狙いたい。 |
13.ヒメノカリス | アルアインの妹、そしてシャフリヤールの姉であるヒメノカリスが3勝目を挙げました。ヒメノカリスはハイペースで飛ばすゲンパチアイアンから離れた2番手を追走していましたが、徐々に差を詰め4コーナー出口で交わして先頭。直線では独走となりました。ブリンカー着用後は1600mで先行した時は1着・2着・1着で、1400mで先行できなかった前走は直線で前が詰まったという事もあるんですが、9着でした。まぁ3勝クラスでも先行できれば上位可能としたいですね。 |
1.カルディナーレ | 1秒7差の5着だった新馬戦に続いてまた出遅れたんですが、4コーナーで追い上げ始めると直線では目立つ伸びでした。まぁ2回続けて出遅れているので、出遅れなければ届いたかもと、まぁ言ってもね、次走で出遅れない保証はないんですけども、レースラップのラスト200mが13秒2。極端に落ち込んでいる訳ではないので、まぁ能力がなければあの末脚は発揮できないと思います。繰り返しになりますが、次走は出遅れない保証はないんですが、連の相手には買っておく必要があると思います。 |
1.プラダリア | 2番人気2着でした。これはまぁそうですね、超スローペースでまんまと逃げ切られてしまったんですけどね、鋭い伸びでしたね。次こそでしょう。 |
9.ヴァレプロフォンダ | 3着ヴァレプロフォンダは初出走だったんですが、ショウナンアデイブに0秒1差の上がり34秒2をマークしています。全兄・全姉は1勝ずつに終わっていますが、いずれも順調さを欠いたのが痛かったという感じですね。順調に使えるなら、もう少し出世する可能性もあるでしょう。 |
4.ハッピースワニー | ハッピースワニーが前走の10着から一変です。小雪の舞う中行われたレースなんですけども、ルショコラが抜け出した所へ外からハッピースワニーが一気に伸びて快勝しました。牝馬限定の未勝利戦なんですが、レベルの高い一戦となりましたね。勝ったハッピースワニーは今回初めてブリンカーを着用。7番人気と人気はありませんでしたが、距離延長で末脚が生きました。直線残り100mから4馬身突き放したのには恐れ入りましたね。 |
5.カネコメシスター | スタートは互角でして、序盤は流れに乗れていたんですが、3コーナー手前で外から内に入って来る馬の影響で、手綱を引くことになりました。さらに、3コーナーに入った所でもまた前が詰まって手綱を引き、今度はポジションも下がってしまったんですが、その後すぐに外へ出すと押して行って追い上げ、直線では外へ行きそうになるのを修正しつつだったんですが、伸びてきました。新馬戦は7馬身差の圧勝とは言え、タイムはDランクだったんですが、この1戦で1勝クラスでも通用することを示しましたね。スムーズなレースができれば好勝負になります。 |
7.ヴィブラフォン | 勝ったヴィブラフォンなんですけども、今回が初めてのダート。ドレフォン産駒には札幌2歳ステークスを勝ったジオグリフなど、芝でも走る馬もいるんですけども、勝率・連対率ともに芝よりダートの方が遥かに高いんですよね。カトレアステークスを勝ったコンシリエーレ、ダート1800mで2戦2勝のデシエルトなどが目立っています。ヴィブラフォンも芝ではもう一つでしたが、ダートの今回は抜け出すスペースを選んで抜け出し、まぁオーロラアークが競りかけて来ても抜かせずに勝ち切れました。この競馬ができるなら上のクラスでも期待できそうですね。 |
7.ナオミラフィネ | 4番人気4着でした。組み合わせや展開に恵まれないと厳しいので、9頭立ての4着は妥当な結果でしたけども、そのような事は皆さんご存知のようで、連続3着だったのに4番人気でしたね。危険馬として挙げた事はあまりお役に立ちませんでした。 |
1.ショウナンアデイブ | ここまでの4走全て2着だったショウナンアデイブが初勝利を挙げました。勝ったショウナンアデイブは2020年の1歳セレクトセールで5億6100万円の値段がついた馬です。デビュー以来4戦連続2着と勝ち運に恵まれませんでしたが、ついに勝ちました。スタートはあまり良くなかったんですが、外を回して4番手につけ、待望の上がり勝負で34秒1というメンバー中最速の上がりを繰り出しています。阪神と中京しか走っていませんが、恐らくは上がりの速い競馬になりやすい東京が、1番合っていると思われます。これからクラシックに間に合わせようとすると、レース選択が難しくなるかもしれませんが、いずれにしても東京の中・長距離で見てみたいですね。 |
5.ストロングウィル | それから5着ストロングウィルですが、前走未勝利勝ちで1番人気ってのはやっぱりちょっと厳しかったですかね。初の左回り・雪が上がった後の馬場にも苦しんでいました。きさらぎ賞は新馬・未勝利から勝てるようなレースではなくなったという事かもしれません。 |
6.デシエルト | 上位人気馬の争いとなり、デシエルトが勝って2戦2勝です。デシエルトは2番手でかなり行きたがっていて、3コーナーでは一旦先頭に出たりしたんですけども、何とかなだめて直線に入った所で改めて先頭。そのまま押し切りました。速い流れでも行きたがっていたのは気になりますけども、能力は高いですね。とは言えオープンだと1800mよりは短い距離の方が良いような印象を受けます。 |
11.キットクル | 2着のキットクルは勝ち馬から10馬身差、3着以下はさらに離された。2着のキットクルはこれEランクに相当するタイムなんですが、初めてのダートで窮屈な競馬になった前走とは違い、逃げた事で力を出せましたね。タイム面からは次走は相手次第という評価になりますけども、まぁ自分の型がっていうのができたのは大きいと思います。 |
1.クールライズ | クールライズが2着馬に9馬身差をつけて勝ちました。クールライズは2番手で直線に向き、しばらく持ったまま。まぁ先頭に立ってから追い出すと一気に差を広げ、余裕の手応えで圧勝しました。まぁ坂路で50秒台が出ていた通りのスピードがあり、能力は高いですね。今回のタイムはギリギリのBランクなんですが、タイム短縮可能な内容であり、1勝クラスでも上位候補となります。 |
8.サカエショウ | サカエショウは3着・2着の後、3走目で勝ち上がりました。サカエショウはデビュー戦では砂を被って進みが悪く、前走は出遅れて外を回りましたが、今回は好スタートを決めて砂を被らず、なおかつ外を回る必要もないポジションを確保して力を発揮しました。ただ、余裕の手応えで楽勝という内容ではなく、1勝クラスで好走するにはタイムを詰める必要はあります。それから馬群に入ると、まだ不安はありますね。 |
1.ビーアストニッシド | その後の2着がジオグリフ、3着はビーアストニッシドでした。3着のビーアストニッシドは逃げると本当にしぶといです。今回は思い通りのスローペースで逃げ、直線は瞬発力勝負となってどうかと思われたんですが、34秒7という末脚を使えば後ろから差すのは厳しいですね。レース展開からも順当な3着だったのではないでしょうか。 |
8.アサヒ | 2番人気5着アサヒですが、スタートが全てのレースとなってしまいましたね。小細工せずに堂々の最後方から末脚にかけたんですが、勝ち馬に0秒1差の33秒8で上がったのは立派です。もう少し流れてくれれば、やりようがあったかもしれませんがね、今回は仕方ないですね。 |
9.ソリタリオ | そして勝ち馬にクビ差の2着がソリタリオでした。ソリタリオは結果的にですけども、勝ち馬とは内・外の差が出たという感じですね。スパッと切れる脚は見せませんが、しっかりと伸びます。距離が伸びること自体に不安は感じませんけども、1800m以上だとスローペースから上がりの速いレースになりやすく、それは歓迎ではないと思います。 |
12.アライバル | まず1番人気アライバルが4着ですね。新潟2歳ステークスでもなかなかエンジンがかからなかった馬で、中山で直線に入るまで動けないようでは厳しいようですね。それでも最後はよく伸びていて、直線の長いコースが向いていると思います。 |
6.ドゥライトアルディ | 出遅れた上に行き脚がつかず、後ろから2番目になりました。しかもそれで1コーナーでステッキが入っていたんですけども、3コーナー手前から馬群の中をスイスイと追い上げて行きました。で、4コーナーでも勢い良く上がって行ったんですけども、勢い余って直線入り口で外へ膨らみ、そこで前と離れてしまいましたけども、直線でもう1度脚を使って伸びていました。初めてのダートだったんですけども、ドレフォン産駒らしくダートは合っていて、しかしドレフォン産駒らしく気性面に難しさがあるようなんですけども、スタートが正常なら、またコーナリングがスムーズならダートの未勝利戦は勝てそうです。 |
15.リッキーヤスオカ | 2着リッキーヤスオカは休み明け2戦目。今回は逃げてほぼ勝ったというレースでした。メイショウキッドの異次元の脚にやられただけであり、次走はいよいよ勝てそうです。 |
9.メイショウカゲカツ | そして4着のメイショウカゲカツはスタートで大きく躓いて2コーナーまでは最後方。向正面から追い上げて行って厳しい競馬になってしまいました。まぁ今回に関しては、スタートの失敗が全てですね。 |
14.ロマンシングブルー | 次走狙いたいのは2着ロマンシングブルーでしょう。外枠を引いたんですが、うまくインに潜り込み、4コーナー9番手からインをスルスルと上がって来ています。これで新馬戦から3戦連続の2着。新馬戦は直線前が壁になったんですが、馬群を捌いて後にきさらぎ賞を勝ったマテンロウレオの2着でした。前走は大外へ持ち出して、メンバー中最速の上がりで2着。いろんなパターンで好走しているのも良いですね。次走は人気でしょうが、ほぼ勝てそうだと思います。 |
5.ニシノデフィレ | ニシノデフィレが芝に戻って初勝利を挙げました。ニシノデフィレはスタートは早くなかったんですが、その後のダッシュが良くハナを切れるぐらいの勢いだったんですが、あえて2番手に控えて手応え充分。直線で追い出した時にもたもたしていましたけども、加速がつくとよく伸びて、最後は余力十分でした。とても初勝利まで9戦かかった馬とは思えない勝ちっぷりとタイムなんですけども、ブリンカーの効果が大きかったのでしょう。ブリンカーが効いていても、追い出してモタモタしていた辺りに課題はありますけども、集中して走れば1勝クラスでも上位可能だと思います。 |
9.アスターディゴン | アスターディゴンは1番人気に応えての勝利です。このメンバーでは一枚抜けた存在なんですけども、外枠に入ったのも人気を押し上げた要因でしょうか。直線は外から一気に伸びて快勝しました。 |
13.ラボエーム | 結果的には前走から3キロ減のラボエーム、2キロ減のバルサミックムーンが1・2着しています。この2頭はこれまで1度もハンデ戦を使っておらず、まぁこれが功を奏したと言えるのではないでしょうかね。 |
4.トーセンカンビーナ | 2着は11番人気のランフォザローゼス、そして3着がトーセンカンビーナでした。それからトーセンカンビーナ、3着なんですけども一昨年の阪神大賞典2着、天皇賞・春を5着してます。その後もう一つだったんですが、ステイヤーズステークスの4着に続く好走で、やはり長距離走りますね。全弟ファルコニアも現役オープンで頑張っており、兄弟で活躍なるかという所ですね。 |
12.イルザ | まぁ同じ中山ダート1200mだった新馬戦の時と同じく、スタート直後の芝の部分でスピードに乗れず後ろからになってしまいましたけども、まぁこの馬の場合馬群に入ったり砂を被ったりしても問題ないというのが強みで、上手く馬群を捌いて直線でも伸びて来ました。完全な前残りの展開だっただけに、直線の伸びは目立ちましたね。芝からのスタートで、前半置かれてしまうと、どんなに鋭く伸びても勝ち切るためには展開の助けが必要ですけども、芝の部分でもう少し前に行けるようになるか、オールダートのコースならもっと走れると思います。 |
16.ビーザラキエスト | そして逃げたセイゲンが2着。2番人気ビーザラキエストが3着でした。3着ビーザラキエストは、ゲートに少し難があるものの、毎回堅実に駆けています。今回は2着セイゲンから4馬身千切られましたが、まだこれから良くなって来そうですね。 |
11.アスクコンナモンダ | アスクコンナモンダが芝で一変しました。前半の600mが34秒9、800m46秒5と前半のペースが速くなりにくい中京芝1600mとしては速かったんですが、アスクコンナモンダは楽な手応えで3番手を追走し、直線半ばで追い出すと鋭く伸びました。ダートの新馬戦で12着だった前走の時にですね、この番組で「スラッとした体型でダート向きには見えない。芝に使ってくるという狙いが立つそうだ」と言いましたけども、その通りになって大変嬉しいです。で、かなり余力が残ってる勝ちっぷりで、完全タイム差はマイナス0秒7ですから、1勝クラスならすぐに好勝負になりますし、オープンや重賞でも上位可能だと思います。まぁもうタイム分析で取り上げた馬ですけども、このレースのように中京芝1600mの未勝利戦で前半600mが35秒を切ったレースは、実は過去に7回しかありません。こういうハイペースで3コーナーを5番手以内で回って勝った馬は5頭で、その5頭の次走成績は5着・1着・1着・2着・3着となってます。5着というのは重賞で、3着は2000mのレースなので、まぁ1600m以下の1勝クラスに出れば好走していますし、次走でいきなり1600mの重賞を勝った馬もいます。ハイペースの先行で完全タイム差マイナス0秒7だったアスクコンナモンダは芝1600mの1勝クラスなら、ほぼ確実に好勝負になりますし、1600m以下なら重賞でも期待は持ってると思います。 |
1.テンバガー | それから2番人気のテンバガーは9着でした。これで3回連続で出遅れですね。そして外を回って追い上げたんですが、直線で伸びる脚は残っていませんでした。今回は中1週で長距離輸送もあってプラス体重というのもちょっと不自然だったんですけども、もうそれよりも出遅れが癖になってしまってるのが気になりますね。 |
6.レッドロワ | そして勝ち馬から5馬身離れた2着が1番人気のレッドロワでした。レッドロワは出遅れて後方からになりました。3コーナー過ぎから追い上げて長く脚を使っていますね。2000mで先行していた時は、甘くなっていましたが1600mで差しに回った方が良いようです。今回に関しては偶然追い込む形になったんですけども、意図的に脚を溜めて行って同じように末脚を発揮できればこのクラスも勝てるでしょう。 |
10.キタノリューオー | 3着のキタノリューオーはもうスタート直後から行く気を見せず、向正面に入ったところでは後ろから2番目。3コーナーから早めに動いて行ったんですけども、それでも最後まで伸びており、かなり長く脚を使っています。昨年10月以降ずっと1600mで好走してきたので、1800mに不安があって前半は脚を溜めるようにしたのかもしれませんけども、まぁこれだけ長く脚を使える事がわかったので、まぁ次走は普通の競馬をするはず。それなら好勝負になります。 |
8.ダイム | 勝ったダイムは前走スローの上がり勝負の新馬戦で3着。中団に位置して34秒台の末脚を使いました。しかし、今回は積極的なレースで、馬場の悪い内は通らず、外々を回りながら、前々で勝負しました。3コーナーで2番手に上がると、4コーナー先頭から追いすがるカンティプールを1馬身退けています。3着はさらに4馬身。4着もさらに4馬身離していますね。 |
3.デルマグレムリン | 3着デルマグレムリンはここまで1600mばかり3戦して前へ行けませんでした。しかし、1800mに代わって前へつけ、粘り込みましたね。1勝馬ですがシンザン記念5着の戦績があり、1勝クラスは相手次第ですぐに勝てるでしょう。 |
8.メモリーレゾン | 特に目立ったのが勝ったメモリーレゾン、4コーナーまで最後方近くにいたんですが、大外に出すと1頭だけ上がり33秒台の脚を使って快勝しました。前走の新馬戦も上がり34秒1で追い込んで2着しており、これなら他のコースの1200mでも見てみたいし、まぁ1400mでどうなのかも気になる所ですね。 |
13.グロリアムンディ | これでグロリアムンディはダートでは負けなしの3連勝です。グロリアムンディは1コーナーの手前で不利があり、それで位置取りが悪くなったんですが、4コーナーでは4番手まで上がり、手前を変えないまま差し切りました。多頭数で今回のような不利を受けて、後ろからになっていたらちょっと危なかったかなと思いますけども、左手前のままで差し切った訳ですから、力はありますね。ダート中距離では3勝クラスを勝ってすぐにオープンで通用する事は少ないですけども、右回りなら通用する可能性はあります。 |
1.ホウオウルーレット | ホウオウルーレットは今回も圧勝して2戦2勝です。ペース補正マイナス0秒3で、完全タイム差がマイナス0秒7です。2番手追走から3コーナー過ぎで先頭に立ったホウオウルーレットは、このスローペースの恩恵は受けてはいますけども、意図的にハナを切らないレースをして、それでもスピードが違いすぎて早めに先頭に立ち、余力十分の楽勝でした。ペースが速くなればもっと走れる事はもう新馬戦で示していまして、まぁオープンでも有力ですね。 |
3.ラインオブソウル | 3着のラインオブソウルはここ2戦がオープンの1600mだった事もあり、追走に苦労していましたが、1800mに伸び、速い流れでも行きっぷりは良かったですね。直線で内を狙って狭くなって、進路を変えるロスもあったんですが伸びていて、成長を感じさせました。 |
8.ノットゥルノ | ノットゥルノはダートに転じて、1800mで連勝です。ノットゥルノはですね、内枠でスタートが速くなくて、さらにスタート直後に寄れたこともあって後ろからになりましたが、ペースが遅くなっている3コーナーから4コーナーにかけて馬なりで上がって行き、直線入り口では先行集団のすぐ後ろ。直線で追い出すと内にもたれて目一杯には追えていませんけども、楽々と差し切りました。タイム短縮は可能という内容ですけども、オープンではこのスタートの遅さが響くかもしれません。 |
3.エフェクトオン | 4着のエフェクトオンはディープインパクト産駒としては一瞬の切れ味で勝負する、そういう方ではないんですけども、まぁそれでも中京向きではないんだと思われます。脚が長続きしなかったですね。 |
6.ボッケリーニ | そして2着がマイネルファンロン、3着がボッケリーニでした。3着のボッケリーニはやむを得ずという感じで内に行って、一瞬は鋭く伸びたんですけども、やはり外を通った馬とは最後の伸びが違いましたね。 |
7.ヒートオンビート | そして大外を追い込んだスカーフェイスが2着。3着争いはヒートオンビートが先着です。そして3着のヒートオンビートは直線で内にもたれ気味で、前の馬の動きにも影響されつつ伸びては来ました。コースも展開も関係なく上位に来るという安定性があります。 |
9.ランフォザローゼス | 2着は11番人気のランフォザローゼス、そして3着がトーセンカンビーナでした。2着ランフォザローゼスなんですが、3年前の青葉賞2着後、完全にスランプに陥っていましたが、昨年の11ヶ月に及ぶ長期休養を経て、良くなってきたようですね。2400mを超える距離は初めてだったんですが、ここで適正を示しました。まだ6歳であり、長距離でもう一花咲かせるでしょうか。 |
12.アサマノイタズラ | 4着のアサマノイタズラはセントライト記念を勝った時のようなレース運びで、その時と同じぐらい伸びていると思いますけども、セントライト記念の時より相手が強かったという事ですね。 |
11.クリーンドリーム | クリーンドリームがJRAでの初勝利を挙げました。クリーンドリームは中団からになりましたけども、出遅れた上に寄られて後ろからになった前走よりは、良い位置が取れてコーナーで追い上げて直線でもしっかり伸びました。タイムはかなり優秀で、同じだけ走れば2勝クラスでも好勝負になります。 |
11.ウォータージオード | 7馬身差の2着ウォータージオードは完全タイム差がプラス0秒8で、あと0秒1遅ければEランクというタイムになります。まぁメンバーランクEだったんですけどもね、まぁ勝ち馬だけはこれまでと違う事をして上手く行ったというレースで、このレースの上位馬は着順だけで人気になるようだと危険です。ただし、こういうEランクの組み合わせだからこそ、初ダートでも1番人気になったルーラータイム、7着だったんですが内で包まれてしまって、砂を被ってかなり嫌がっていました。まぁダート適正そのものはありそうなので、砂を被らなければ一変する可能性はあります。 |
14.ケデシュ | 4着のケデシュはハナを切っていても力んだ走り。距離を短縮した方が良さそうです。 |
11.ジェムフェザー | 3着のジェムフェザーはこれまではダートでは1700m以上の経験しかなかったんですが、ブリンカーの効果があるのか、すんなり好位につけられて直線でも伸びています。まぁ距離適性は高くて、次走も1400mなら上位可能ですね。 |
5.イクスプロージョン | 3着のイクスプロージョンはいつもより早めに動いたら展開が厳しく、直線半ばで失速しましたけども、苦しくなってからもよく粘っていました。スタミナは豊富ですね。 |
2.キッショウ | 大きく離された2着以下は流石に狙いにくいんですけどもね、狙うとすれば1番人気で4着だったキッショウではないでしょうか。前半から内のグランデと外のバトルクライの間に挟まれる厳しい展開。バトルクライに突き放された後、何とかグランデを振り切りましたが、外から今度はコブラクローに来られて苦しくなりました。スンナリ行ければかなり期待できそうだと思います。芝も走りますが、どちらかと言えば今回離されたと言ってもダートではないでしょうか。牝馬限定戦ならさらに良いですね。 |
10.モズリッキー | その後の2着が1番人気のモズリッキーでした。2着のモズリッキーは外枠から好位の外を追走できたデビュー戦の前走とは違い、好位の後ろで砂を被っていたんですが、まぁ問題なかったですね。とは言え、4コーナー出口で外に出してからの行きっぷりの良さと直線での外からの伸びからすると、砂を被らない方がまぁ良いのは確かですね。外でスムーズに追走できれば、パフォーマンスが上がりそうです。 |
3.ブラックシールド | 2着以下は勝ち馬から4馬身以上離された。2着のブラックシールドは少し仕掛けて好位につけ、勝ち馬には突き放されましたけども、よく伸びています。左回りの中京では動けませんでしたが、普通のレベルのメンバーで右回りなら勝てる能力がありますね。 |
12.レディコートアスク | 今回初出走だったんですけどね、初出走らしくフラフラとした走りで4コーナーから直線入り口にかけて外へ膨らみ、それに対応したのか直線で外からステッキを入れたんですが、そうすると今度は内へ行き、内へ行ったので今度内からステッキを入れると、かなり外へ行ってしまって、そこで外からステッキを入れるとまた内へ行きました。もう直線でね、ジグザグに走りながら差を詰めて来たというレースになっています。それでこれだけ差を詰めてる訳ですから、基本的な能力は高いですね。まぁ直線でのジグザグ走りもステッキに反応しているだけとも取れますから、次走でまともに走り、大きく前進する可能性はかなりあると思います。 |
1.ドゥラドーレス | ドゥラドーレスはこれで2戦2勝。父のドゥラメンテと同じく、このセントポーリア賞を勝ちました。ドゥラドーレスは道中6番手の外。直線半ばで2番手に上がり、残り200mから仕掛けると突き放して快勝しました。これで2戦2勝。母系は曾祖母ウインドインハーヘアへ遡るディープインパクトの近親で、サンデーサイレンスの3×4ですね。新馬戦はスローの上がり勝負でしたが、後方から上り600m推定33秒4の末脚を繰り出して差し切り。今回はハイペースを外からマクって、3馬身差の圧勝と。まだ2戦ながら勝ち方にバリエーションがあるのは魅力ですね。あとは皐月賞を目標にするなら、中山適性が最大の問題になりそうです。ローテーションに注目ですね。 |
9.スーサンアッシャー | 3番手を進んだスーサンアッシャーが瞬発力勝負から抜け出しましたね。スーサンアッシャーはフランスからの持ち込み馬で、新馬戦2着・未勝利戦8着の後の勝利。スンナリ3番手を取って、インを利して直線で抜け出しました。 |
3.オーブラック | 2着のオーブラックはダート1200mではずっとハナを切っていましたが、今回は無理をせず2番手から。前走は直線で後ろから並んで来たうまに、キックを飛ばして体勢を崩したんですけども、その事もあって直線でしばらくステッキを使わなかったんですが、後ろから並んで来る馬がいなかった事が良かったのか、ステッキが入ってもまぁ変な動きにはなりませんでした。ただ、慎重なレースをして逃げ切った勝ち馬に楽をさせてしまった、というところはありますね。まぁ前走と同じシチュエーションにはなっていないので、もう気性面は大丈夫なのかどうか半信半疑ではありますが、普通に走れば勝ち上がる能力はあります。 |
6.ケイアイユニバース | 3着のケイアイユニバースは1600mからの距離短縮で、前半は追い通しになっていましたが、しぶとく伸びました。まぁ短距離血統でして、本質的には1200mは合っているはずなので、短距離の流れに慣れたであろう次走は有望でしょう。 |
13.ミラビリス | ミラビリスがダートに転じて5走目で勝ち上がりました。ミラビリスはこれまでは中団や後方からのレースが多かったんですが、今回はスタートを決め、その後のダッシュも良く難なくハナを切り、マイペースに持ち込んで逃げ切りました。逃げても差しても崩れないので、昇級しても相手なりには走れそうです。 |
15.ミユキアイラブユー | ミユキアイラブユーがダート2走目で一変しました。ミユキアイラブユーはスタートは早くなかったんですが、かなり仕掛けて好位につけ、3コーナーでは2番手。コーナーで外へ膨れ気味だったんですが、手応えは良く直線半ばで手前を変えると伸びて突き放しました。体が大きくて、フットワークも大きいので、今回もコーナーで膨れ気味だったように、狭い所に入ると力を出せないんですけども、スペースを確保して伸び伸びと走ると強いですね。1勝クラスでもレース運びが上手く行けば、上位可能です。 |
1.シゲルイワイザケ | このレースからは4着以下は厳しそうすね。8着シゲルイワイザケが1度使って変わるかどうかに期待ですね。 |
3.ウインシャーロット | ウインシャーロットは離れた2番手で全く慌てることなく、着差はわずかですが絶対に抜かせないという勝負根性を見せましたね。462キロでデビューしたんですが、徐々に増えて今回は506キロ。かなりの成長を感じさせます。3勝クラスもすぐに勝てる力があるでしょう。 |
6.ブルベアイリーデ | そして連覇のかかっていたオーヴェルニュが2着、ブルベアイリーデが3着でした。3着のブルベアイリーデは前走から距離延長で臨んだ時の好走確率が高い馬で、200mの距離延長でしぶとく脚を使いましたが、4コーナーから動いて行って手前を変えなかったため、最後はちょっと止まり気味でしたね。1800m以上では安定しているんですが、前に行けないと最後に苦しくなる傾向があります。 |
13.カデナ | 2着が3番人気のランブリングアレー、3着は8番人気のカデナでした。それから3着のカデナなんですが、マイナス10キロと前走太ってましたので、絞れて良くなっていました。ずっとG1かG2を使ってきていますが、一昨年のこのレースで勝って以来の馬券圏内。人気はなかったんですが、小倉は走りますね。 |
3.ワンスカイ | 3着のワンスカイは1年9ヶ月の休み明けで1600m。序盤はかなり行きたがっていましたが、直線に入っても粘っていました。休養前に1度だけ4着以下になったレースが1600mで、休み明けでベストではない距離でも3着ですから次に距離を短縮してくればかなり期待できると思います。 |
12.タイガーリリー | 父がキズナ、そして母の父がアフリートなので、ダートは向きそうという事でも私も本命にしましたし、1番人気だったんですが、まぁ結論はですね少なくとも先週のようなパサパサに乾いたダートは合わないですね。スタート直後の芝の部分ではスッと前に行けたんですが、ダートに入ると行きっぷりが悪くなり、4コーナーでペースが速くなるとさらに手応えが悪化して、もう直線では脚が空回りしてるようなフットワークになっていました。脚抜きの良いダートでも同じようになるのかはわかりませんが、2回中山にも3回中山にも芝1200mの1勝クラスがないので、休み明けにダートを試したのだと思われます。まぁ恐らく次は芝でしょうし、休養明け2戦目の成績が良い馬でもあるので、次走芝で一変を期待です。まぁ父キズナ・母の父がアフリートだからダート向きと思ってしまった私は浅はかでございました。そもそも、この馬はキズナ産駒としては珍しく、良馬場ではない芝では動けなかったという事を失念しておりました。直線で脚が空回りしている姿を見て、私激しく後悔しました。と推奨馬なのか反省文なのかわからない内容ですが、次走は芝のはずなので、しっかり狙いたいです。ただし、芝だと道悪だと割引であるという事はちょっとご承知いただきたいと思います。 |
6.エリザベスミノル | 出遅れたんですけども、上手く追い上げて行きましたが、直線で勝ち馬に2回内からぶつけられ、特に2回目は大きくバランスを崩していましたが、体勢を立て直し、さらに進路を内に切り替えて再び伸びて来ました。勢いがついてる所での不利だったので痛かったんですが、その後でまた伸びているのは価値があります。勝ち馬が降着になっていない訳ですから、不利がなくても勝ってはいないんでしょうけども、2着はあったのではないかという内容です。まぁEランクのレースではありますけども、初めてのレース出遅れ、不利もあった訳ですから、次走は注目できます。 |
4.ヒロノアステロイド | 3着以下はかなり遅いタイムですけども、4着のヒロノアステロイドは出遅れた上にフワフワとした走りで進んで行かず、ようやくスピードに乗った3コーナーでは前が詰まった後に外から先に行かれて動けなくなりましたけども、直線ではスピード感のないフットワークながら伸びていましたね。これは次走で一変する可能性があると思います。 |
8.サトノストロング | また2番人気で6着のサトノストロングは前走2着なんですけども、この時勝ったオーソレミオはタイムランクE。今回は買いにくい存在でしたね。 |
14.セントカメリア | 3番人気9着でした。出遅れて後ろからになった上、口を割って行きたがり、直線に入るまでになし崩しに脚を使ってしまいました。これでは追い出しを待っても伸びを欠いたのは仕方ないですね。 |
1.エニシノウタ | 小倉の2戦とは違って今回は前につけていて、それで手応えは良かったんですが、直線に入る前から追い出したとは言え、伸びなかったですね。その原因は直線の坂だと思います。上り坂に入った所で露骨に失速していますし、実はですね小倉では上り坂になっている1コーナーから2コーナーにかけて手応えが悪くなったり、前との差が広がったりしていました。阪神の新馬戦で2着だったとは言え、当時のレースはEランク。その後は中京や阪神では未勝利戦でも5着以内がなく、直線が平坦の小倉と新潟では1勝クラスで全て4着以内。次走も中京など直線に坂があるコースでは軽視し、平坦コースで狙いたい馬です。 |
13.ヴィトーリア | 2着のヴィトーリアはスワーヴエルメも先に動き、直線半ばでは並びかけましたが、坂上で突き放されました。とは言え、勝ち馬が強すぎたため突き放されたというだけで、3着には7馬身差。能力の高さは示しましたが、多頭数だと馬群を捌くのに苦労していることが多い馬です。今回は9頭立てという少頭数も幸いしたと思います。 |
2.ナランフレグ | その後ナランフレグが追い込んで2着。ビアンフェが3着でした。2着のナランフレグは、かつては左回りでしか好走できない馬だったんですけども、昨年秋から4回続けて3着以内。力をつけているので、左回りの高松宮記念にね、ちょっと賞金微妙ですが出走できたら注目できると思います。 |
3.シャインガーネット | そして2着がシャインガーネット、3着はナランフレグでした。シャインガーネットは折り合いに問題があって外枠は疑問でしたが、上手く馬群に入れてキレイに折り合いました。直線だけ外に出されたのも好騎乗だったのではないでしょうか。今回はまぁ全て上手く行きましたね。 |
6.サンライズオネスト | そして2着がトゥラヴェスーラ、3着がサンライズオネストでした。3着のサンライズオネストは正攻法の競馬をして内から2頭にすくわれたという感じですが、流れが遅いと先行していても切れ負けする、そういうタイプではあります。とは言え、阪神内回り1400mは合っていますね。 |
8.ジャンダルム | ジャンダルムが勝って2歳11月のデイリー杯2歳ステークス以来の4年4ヶ月ぶりの重賞制覇です。ジャンダルムはですね、いつ好走するのかわからないという成績の馬なんですけども、出遅れることが少なくない事、それから早めに先頭に立つと気を抜く事がこの不安定な成績の要因です。今回はスタートが決まって先行できましたし、ハナを切ったビアンフェが直線でもなかなか失速せず、ゴール手前で抜け出した事で気を抜くこともありませんでした。スタートに関してはここ2戦とも決まっていると言うよりですね、荻野極騎手が乗るとほとんど出遅れませんし、少し出遅れた時も二の脚で前につけているので、荻野騎手が乗っている時は、スタートの心配はほとんどありません。後は先行しつつ早めに先頭に立たなくても良いという展開になるかどうかなんですが、そのためには強い先行馬が他にいる方が良いという事ですね。 |
9.ロータスランド | ロータスランドは好スタートから2番手。4コーナー先頭に立つと、そのまま他馬を寄せ付けませんでしたね。ロータスランドが重賞2勝目。鞍上の岩田望来騎手は念願の重賞初制覇となりました。ロータスランドはアメリカ産の外国産馬です。先行力があって、2・3番手から抜け出す競馬が得意ですね。関屋記念に続いて重賞2勝目となりました。今後も1400mからマイルぐらいで期待できると思いますね。岩田望来騎手はこれだけ勝ってるのに、重賞勝ちがないのは不思議だったんですよね。まぁケチャドバという言葉もありますし、1度勝てば勢いがついてドバドバ勝つことを期待しております。 |
13.トゥラヴェスーラ | そして2着がトゥラヴェスーラ、3着がサンライズオネストでした。2着のトゥラヴェスーラは昨年5月以来の休み明けでした。最内を通れたのはラッキーでしたが、昨年5月の京王杯スプリングカップは逃げた馬が2番手以下を離して行っているのに、平均ペースというレースでした。そういうレースで後ろから追い込んで2着だった能力の高さを改めて示したと思います。1200mで後ろからになると、かなり展開に左右されますが1400mは合うようですね。 |
14.ダイアトニック | 1番人気ダイアトニックが内から抜け出し重賞3勝目です。ダイアトニックは1600mの京都金杯で、一瞬は鋭く伸びたんですが最後は失速しており、1400mでも一瞬の脚を上手く使えるかどうか、私は半信半疑でしたけども、遅めの流れで内の3番手につけて、直線でも最内を通れてロスがありませんでした。この競馬をして最後は差を詰められているように、脚は長続きしないので、上手く乗らないと難しいという事に変わりはないと思います。 |
17.メイケイエール | メイケイエールが昨年3月のチューリップ賞以来およそ10ヶ月半ぶりの勝利を挙げました。ともかくメイケイエールがこれだけお行儀良くレースをしたのは久しぶりで、もうちょっと感嘆しましたね。ホライゾネットなど馬具の工夫もあったでしょうし、調教を含め陣営の努力が結実したレースでしたね。まぁ池添騎手のガッツポーズにもそれがよく表れていたように思います。今後はスプリント戦線なのか、あるいは距離を伸ばすのかちょっと注目したいですね。 |
1.ハギノモーリス | 2着のハギノモーリスは前走ゴール前で外に斜行して降着となりましたが、ハミを変えてきた今回は折り合ってしっかり走りました。ただ、勝ち馬が強かったというだけなので次走はチャンスです。 |
17.ムーンリットナイト | 3着のムーンリットナイトはジリジリと伸びていて、この馬も好タイムなんですけども、まぁ切れ味がなくてダートの方が合っているようにも見えます。 |
12.エアロロノア | 1番人気のエアロロノアが6着でした。ザダルとほぼ同じ位置取りで、直線で外に出したか内で開くのを待っていたかの差なんですけども、まぁ1番人気でザダルのような乗り方は非常にやりにくいので、仕方ないと思います。 |
9.ネネ | 直線に入る前から追い出したんですけども、勢い余って外へ膨らみ、その後直線でももうどんどん外へ行っているんですけども、伸びてはいました。で、直線でねどんどん外へ行った時、もう馬のフットワークとジョッキーのアクションがもうなんか全然合ってなくて、動きはバラバラになっちゃてるんですよね。でも、それでも伸びてはいました。結局ね、ゴールを過ぎてから外ラチに突っ込みそうになって落馬してしまって、馬は調教再審査になってしまいましたけども、前走ね、東京でも直線入り口で口向きの悪さを見せていながら、それで3着だったように能力はあります。ハミなどを工夫してきたら注意したいですね。 |
10.マリノプロヴァンス | かなり出遅れまして、後ろから3番目。しかも手応えは良くありませんでした。前と離れていた事でコーナーで内を通り、ロスを防げたとは言え、直線で外に出してから、特に残り200mの伸びは目立ち、ゴールを過ぎてもまだ勢いがありました。出遅れ癖があるようだとマズいんですけども、今回がデビュー戦でゲートが開いた時にですね、もう驚いたような動きをしていたので、単に慣れの問題ではないかと推測できます。調教本数が少なく、そのため美浦のウッドチップでラスト200m12秒を切れていなかったように、仕上がり途上でもありましたが、それでこのぐらい走れるのなら、少しでも状態が上向き、ゲートに慣れて普通のスタートを切れれば勝てると思います。 |
7.キングズパレス | まずスタート、出遅れてはいないんですけども出た後に上に伸び上がる感じで後ろからになり、3コーナーから4コーナーにかけてペースが速くなった時には手応えが悪くなっていたんですが、直線で鋭く伸びて来ました。しかし、ゴールが近づいたところで急に内に刺さってしまい、そこから追えなくなってしまいました。新潟の新馬戦でもスタート直後に外、つまり右に行って、その後は気を抜いたようなフワフワとした走りだったので、右へ行きたがる、そして気を抜く癖があるという事なんですけども、内に刺さる前の伸びの鋭さは能力の高さを示していると思います。直接の根拠はゴール前で内へ刺さってしまう。その前までの鋭い伸び脚ですね。イクイノックスやサトノヘリオスがいた新馬戦で3番人気に推されていたように、デビュー前から素質は評価されていたんですが、その一端を示しました。兄のですね、ランドオブリバティの若い頃と同じような危なっかしさはあるんですけどもね、左回りでも右回りでも右へ行きたがるという事。そして気を抜いて手応えが悪化した事というのも分かったと思うので、もう次走は対策してくるはずです。できればね、ジョッキーは連続騎乗でお願いしたいと思います。 |
8.ヴィブラツィオーネ | 2着以下は勝ち馬から3馬身以上離された。2着のヴィブラツィオーネは中団でじっくりと脚を溜め、4コーナーでかなり外を回りましたが直線でしっかり伸びました。まぁ差し馬向きの展開とは言えない展開でしたからね、好内容で次走も有力です。 |
17.セキテイオー | 3着のセキテイオーは手応え良く2番手を進んでいて、直線でも止まってはいないんですけども、まぁ今回は上位2頭が強かったですね。ただ、恐らく本質的には2000mは少し長いと思います。 |
7.アイブランコ | シュブリームが後ろを離して逃げていたんですけども、実はスローペースでした。中山ならもう4コーナーで差を詰めないと間に合わない展開で、実際4コーナーで追い上げを試みてはいたんですが、スピードが上がらず伸びたのは直線残り200mを切ってからでした。1勝クラスを勝ったのは新潟外回りで、東京の2勝クラスでは5回走って2着1回・3着2回だったんですが、昔の事ながら中山内回りでは未勝利戦も1勝クラスも勝てなかった理由がよく分かるレースぶりだったと思います。次走も中山、特に中山内回りなら押さえまでの評価になりますが、東京あるいは新潟外回りなら、中山での成績は度外視して狙えると思います。 |
5.ギルデッドミラー | それから6着ギルデッドミラーなんですけども、3番人気でした。昨年の2着馬なんですが、今年は前が止まらないレースとなって厳しくなりましたね。NHKマイル3着がありますし、東京マイルで見てみたい所です。 |
7.ザダル | ザダルがゴール前抜け出して重賞2勝目を挙げました。鞍上の松山弘平騎手はこの勝利で史上初の東西金杯3連覇を達成しました。ザダルは出遅れて後方待機になりました。外に出す素振りもなく、内でしばらく進路はなかったんですが、前が開いた瞬間に追い出すと鋭く伸びました。加速の鋭さを活かすには、こういう展開や乗り方が理想で、まぁだからこそ成績は安定しませんけども、まぁ1600mで鋭さがより引き出された面もありそうです。まぁ人気になって信頼できるタイプではないんですが、今後もマイル路線を進むのなら注目したいですね。 |
10.ダーリントンホール | ダーリントンホールはちょうど2年前の共同通信杯制覇の後、長い休養が2回あってそれ以来2年ぶりの連対です。そろそろ重賞でも活躍できるのではないでしょうか。 |
11.カイザーミノル | その後外のカイザーミノルが3着に入りました。カイザーミノルはダイワキャグニーのすぐ後ろの位置から伸びたんですけども、鋭くは伸びなかったですね。まぁ序盤に行きたがっていた影響もありそうですが、1600mは微妙に長くてベストは1400mだと思います。 |
13.ラクスバラディー | 2着のラクスバラディーは初めてのダートだったんですが、前に馬を置いて脚を溜めるレースをして砂を被っても問題なく、直線でしっかり伸びました。芝では鋭さに欠けていましたけども、ダートは合っていますね。次走も圏内です。 |
1.アップデート | TOPIXでも挙がっていたように11番人気単勝101倍のアップデートが差し切りました。アップデートは昨年10月、芝2000mの2歳新馬戦で12頭立ての12着。2秒8差の最下位に敗れており、今回それ以来の実戦ですからね。人気がないのは当然だったでしょう。しかし、実はこの血統は長距離で走るんですよね。半姉父ルーラーシップなんですがネガイが芝2000mと2200mで1勝ずつ。2勝クラスでも芝2500mで3着か2回あります。全兄のリスペクトは芝2400mと2600mで各1勝。距離が延びた今回こそが狙いだったと言えなくもないかもしれません。アップデートは1番枠を生かして中団の位置し、直線も内を突いて一気に抜け出しました。キャリアの浅い3歳未勝利戦では、兄弟の戦績を調べるという予想スタイルの方なら単勝万馬券は買えなくても1番人気ストリートライフとのワイド3180円とか、まぁ複勝1250円とかなら当てたかもしれませんね。 |
9.ルーラータイム | 7馬身差の2着ウォータージオードは完全タイム差がプラス0秒8で、あと0秒1遅ければEランクというタイムになります。まぁメンバーランクEだったんですけどもね、まぁ勝ち馬だけはこれまでと違う事をして上手く行ったというレースで、このレースの上位馬は着順だけで人気になるようだと危険です。ただし、こういうEランクの組み合わせだからこそ、初ダートでも1番人気になったルーラータイム、7着だったんですが内で包まれてしまって、砂を被ってかなり嫌がっていました。まぁダート適正そのものはありそうなので、砂を被らなければ一変する可能性はあります。 |
9.オールフラッグ | 2着のオールフラッグは互角のスタートから芝の部分ではガンガン押していましたけども、ダートに入ると今度はしばらく抑えるのに苦労しているぐらいで、ブリンカーの効果なのか、行きっぷりが良くなっていました。直線でも手前を変えなかったんですが、外へ出してからはよく伸びており、広いコースならもっと走れそうな感じですね。 |
12.ホワイトガーベラ | 3着のホワイトガーベラはここがデビュー戦でした。出負けして、その後もダッシュがつかず序盤は後ろからになりましたが、3コーナーから外を回って追い上げ、直線でも伸びていました。レースに慣れて普通のレースができれば勝てそうです。 |
9.ネオネイア | まずスタートそのものが早くなかった上に、スタート直後に他の馬と接触もして後ろからになったんですが、直線で派手に内に刺さってまともに追えていないのにも関わらず、鋭く伸びていました。まぁデビューがここまで遅くなり、まだねしっかりしてないんでという事で坂路でしか時計を出せていないという状態で、ここまで走れるのならかなり能力は高いのだと思います。坂路での追い切りでも右に張っていたので、この右に行く癖は簡単には治らないかもしれませんが、まともに走れば未勝利戦は勝てると思います。スタート直後に不利があり、さらに直線で内に刺さってまともに追えなかった事は、もうタイム分析で先ほど触れましたが、パドックで歩いてる姿を見るとですね、皮膚が薄くて脚が長くてとても良い馬だと感じました。調教でもレースでも右に行くというのが分かった事で、馬具ですね、などの対策をしてくるでしょうし、5着以内に入れなかった事で優先出走権がないので次走まで間隔が詰まる事がないであろうという事も、まだ成長途上のこの馬にとってはプラスに作用すると思います。 |
16.キントリヒ | 2着のキントリヒは前半の行きっぷりが悪く、中団。外を回さず4コーナーで良い手応えのまま馬群を捌いて上がって行きましたが、瞬発力があるタイプではないので、間に合いませんでした。とは言え、追ってからの鋭さ、その伸びはですね以前より鋭くなってますね。今回の行きっぷりの悪さがレース間隔が開いていたためなのであれば、次走はチャンスです。 |
14.ラウドスピリッツ | そして次走を注目したいのは1番人気で5着だったラウドスピリッツです。前走は初めてのダートで逃げて3着でしたが、今回はスタートで出遅れ。前に行けなかったのが響きましたね。4・5番手で砂を被る形になって進んで行かず、直線バラけてから脚を伸ばしましたが、思ったようなレースができませんでした。次は積極的に狙いたいと思います。 |
11.アメジストブラック | 3着のアメジストブラックはここがデビュー戦でした。少し出負けして、前半は慎重に後ろから。ただ、向正面ではジョッキーに促されながらの追走で、3コーナー過ぎから追い上げる時も何度か気合いをつけられていました。直線でも追い出してからなかなかエンジンがかからない感じでしたけども、ラスト200mを切ってからは目立つ伸びでした。次走での前進を期待できる内容だったと思います。 |
10.タイセイブリリオ | 3着のタイセイブリリオはスタートでアオり、その後ダッシュもつかず後ろからにからになりましたが、直線入り口でうまく内に切り替えて伸びて来ました。出遅れがね、癖になっている感じなのは気になりますけども、ダート適性は高いですね。 |
13.コスモエスパーダ | 直線でシャイニーロックが外に斜行したため、手綱を引きながら外へ避けると、それが外に連鎖して1番外のセウラサーリのジョッキーが立ち上がり、それがものすごく目立っていましたけども、実はこの事象の前にもシャイニーロックが外へ斜行していて、その時もコスモエスパーダは前をカットされていましたし、不利を受けた時点でセウラサーリは既にもう脚がなかったんですが、コスモエスパーダは伸びている所でした。コスモエスパーダはいつも人気にならないんですけども、芝1400mでは3勝クラスでもいつもまぁ小差のレースが多く、今回も不利がなければ、かなり3着争いは際どかったと思います。まぁ軸にはしにくいですけども、芝1400mでは連下には買っておきたい馬です。 |
14.セウラサーリ | 直線でシャイニーロックが外に斜行したため、手綱を引きながら外へ避けると、それが外に連鎖して1番外のセウラサーリのジョッキーが立ち上がり、それがものすごく目立っていましたけども、実はこの事象の前にもシャイニーロックが外へ斜行していて、その時もコスモエスパーダは前をカットされていましたし、不利を受けた時点でセウラサーリは既にもう脚がなかったんですが、コスモエスパーダは伸びている所でした。コスモエスパーダはいつも人気にならないんですけども、芝1400mでは3勝クラスでもいつもまぁ小差のレースが多く、今回も不利がなければ、かなり3着争いは際どかったと思います。まぁ軸にはしにくいですけども、芝1400mでは連下には買っておきたい馬です。 |
4.ジャックドール | ジャックドールが勝って左回りの芝2000mで5連勝です。ジャックドールのレース内容、さっきほとんど喋っちゃいましたけどもね、最初からハイペースで大逃げを打つ訳でもなく、4コーナーでペースダウンして息を入れる訳でもなく、全体的に速いペースで逃げるのがこの馬のスタイルですね。大阪杯が行われる阪神内回り2000mで、同じことをできるかどうかなんですけども、まぁ未勝利戦だったとは言え、阪神内回り2000mで早め、もう3コーナー辺りからスパーとして押し切っていて、不安はあまりなさそうです。 |
5.アカイイト | その後2着が2番人気のレイパパレ、3着がアカイイトとG1ホースが続きました。3着のアカイイトは4コーナーでペースが速くなっている時に手応えが悪化し、直線では前が詰まりかけましたけども、外に切り替えてからよく伸びて来ました。G1ホースなのに5番人気に止まりましたけどもね、まぁエリザベス女王杯勝ちというのは、まぐれではないという所を示したと言えます。まぁ遅くはない流れをこれまでより前で運びながら、好走できたことも収穫だと思います。 |
9.アリーヴォ | 大外から突き抜けたアリーヴォが重賞初制覇。今年のJRAの重賞で初めて1番人気が勝ちました。1月が全然馬券が当たらないのは、そういう事だったのかと思いましたけどね。アリーヴォは4コーナーから大外を一気に突き抜ける、鮮やかな勝ち方でした。菊花賞7着を挟んで、小倉で4連勝。通算小倉5戦5勝、全て1番人気のおまけ付きで、凄いですね。 |
13.キングオブコージ | キングオブコージが大外から鮮やかな追い込みを決めて快勝です。キングオブコージはスタートが遅くて後ろからになりましたけども、マイネルファンロンのマクりに乗ってと言うか、着いて行ってですね、直線でしっかり伸びました。骨折休養の後2回使って状態も良くなっていましたし、2200m以上のG2ならまだまだやれるという所を示しましたね。 |
14.レイパパレ | その後2着が2番人気のレイパパレ、3着がアカイイトとG1ホースが続きました。2着のレイパパレは2000m以下で、無敗のまま昨年の大阪杯を勝ち、その後は2200mや海外でパフォーマンスが低下しましたが、国内の2000mでは強いという所を見せましたね。今年も大阪杯で上位争いできそうです。 |
15.アフリカンゴールド | 12番人気アフリカンゴールドが逃げ切り、7歳にして重賞初制覇です。27戦目のキャリアなんですけども、逃げたの初めてなんですよね。中日新聞杯2着が示すように、上がりの掛かるレースで先行するとすごく強いですね。一時スランプだったんですが、ここへ来て完全に立ち直りました。 |
15.エレガントミッシー | スタート直後の芝の部分ではダッシュ一息だったんですが、ダートに入ってしばらくするとスピードに乗って先行集団のすぐ後ろ。しかし、直線で前にも外にもスペースがないポジションになってしまい、外の2頭をやり過ごしてから外へ出して追い出したんですけども、もうこの時点で仕掛け遅れ。しかも、その後に内に進路を切り替えるロスもあって間に合わなかったんですが、伸びは良かったですね。中山1200mでも東京1400mでも同じような着順が並んでいますけども、中山の方が着差が小さく、今回は馬場差を考慮しても自身最高のパフォーマンスです。スムーズでなくても自己最高ですから、さらなる前進も見込め、次走も中山ダート1200mなら好勝負になると思います。 |
4.インディゴブラック | インディゴブラックはデビューからの3走全て芝2000mでしたが、今回が初めてのダートでした。逃げた2番人気サザンステートはスローで楽に見えたんですけども、4コーナーで一気にマクったインディゴブラックの末脚が断然でした。一気に抜け出して、後続を引き離して圧勝しました。インディゴブラックは前走は芝2000mで、逃げて3着に入っていたんですけども、陣営はダート適性を掴んでいたんでしょうね。ここは道中抑えきれない勢い。自信満々の騎乗で早めに動いても全く問題ありませんでした。 |
8.メイショウカゲカツ | メイショウカゲカツが今回は先行して圧勝です。メイショウカゲカツはスタート直後に少し押して2番に収まり、手応え良く進んで4コーナーでは先頭。その時点で外に3頭が並んで来ていましたが、リードを広げつつ直線に入ると突き放しました。これまでのレースぶりからですね、ジョッキーがこの馬を追って伸びないという印象を持っていたのか、早めにエンジンをかけて行ったんですけども、そこからさらに伸びましたね。完全タイム差マイナス0秒5に関しては、スローペースの恩恵もありますけども、内容は1勝クラスでも通用するモノでした。 |
7.メラーキ | メラーキはデビューから15戦目、初めてのダートで逃げ切りました。淡々としたペースで逃げ、2周目の3コーナー手前で後ろから追い上げて来た馬が追いつくと、ペースを上げて並ばせず、直線半ばで突き放し最後は詰められましたけども、逃げ切りました。まぁ切れる脚はないので、ダートは合っていましたし、このジョッキーの思惑通りにペースを上げたいところでペースを上げられるなど、操縦性の良さが光りました。まぁ2勝クラスでも同じレースをできれば上位可能ですけども、まぁ前半にこれ程のスローペースで行けるかどうかですね。 |
4.ショウリュウレーヴ | そして2着に1番人気ショウリュウレーヴ、一方3着には15番人気ストーンリッジが入りました。2着のショウリュウレーヴは楽にハナを切ってハイペースで行き、直線に入るとすぐに追い出しましたが、最後まであまり失速していません。まぁ次走も有力で、この楽にハナを切ったスピードからすると1400mより1200mの方が勝ちやすいかもしれません。 |
1.マテンロウオリオン | 今回は好位につけたマテンロウオリオンが勝って重賞初制覇です。マテンロウオリオンは離れた最後方からの追い込みになった前走とは一転して、スンナリ3番手。新馬戦では2番手から早めに先頭に立って差されましたが、今回は押し切りました。最内が開かなかったらこれ勝ててたかどうか分かりませんけども、どんな位置からでもしっかり伸びますね。距離は2000mまで伸びると不安を感じますが、マイル路線では今後も安定して走れそうです。 |
2.ゾロ | 2着のゾロ、セブンデイズが周囲を壊滅させた後追い込んで来ました。芝の時計を要す中距離向き、そんな印象があったんですが、脚抜きの良い馬場ならダートもこなすという事なんでしょう。ただ、タイムランクはE。次走もダートになるでしょうが、今回同様展開とかメンバー次第にはなります。 |
2.ジョーリベリカ | 出遅れましたけども、すぐに追い上げて初めてのダートで砂を被る位置になっても、全く問題がなかった事で、内をロス無く追い上げる事ができました。さらに、直線でも狭い所を通りながら伸びて来ており、砂を被ることも馬群に入ることも問題ないですね。デビュー戦の芝でもスタートは遅かったので、とりあえず互角のスタートを切れるようにならないと勝ち切れないかいもしれないですが、初めてのダートで砂を被っても問題なかったことで、次走もダートだとするとレースの組み立ては難しくないと思います。 |
7.リリーアロー | 3着のリリーアローは押して行って3番手につけ、直線でも止まってはいないんですけども、上位2頭には完敗。このクラスを勝てるかどうかはもう相手のレベル次第だと思います。 |
5.ソウテン | 前半800mが48秒5で、後半800mが47秒0。前半は追い風の部分が多く、後半は向かい風の部分が多いのにこのタップですから、かなりのスローペースでしたね。これで逃げて差されて、さらに3着馬に迫られた2着は評価できないと思います。今回のレース内容は、また母がミスドバウィであるという事から、次走は距離を短縮してくる可能性があって、その場合は好走するかもしれませんが、次走も1600mあるいはそれ以上だとかなり危ないと見ます。ちなみに母のミスドバウィはですね、1200mで3勝、1400mで1勝なんですけども、なぜか1600m以上に使われる事が多かったです。 |
8.ドンカポノ | 2着のドンカポノは押して行って先行し、最後まで止まっていないんですけども、同じように勝ち馬も止まらなかったですね。まぁダート1400mでは安定しており、次走も上位候補となります。 |
3.プレイリードリーム | 2着のプレイリードリームは出遅れもあって後方待機になりましたが、直線でコースロスなく伸びました。過去の2勝が重馬場と稍重で、馬場が合っていたと思われます。 |
6.ハーツオブシャカ | それから1番人気のハーツオブシャカは5着でした。折り合って進んだんですが、直線で伸びなかったですね。まぁ恐らく直線に坂があるコースは得意ではありません。 |
2.アンドヴァラナウト | それから1番人気のアンドヴァラナウトが11着でした。先行馬の直後で手応え良く回って来て、直線でもね早めに進路ができていたんですけども、全く伸びなかったですね。何かアクシデントがあったんですかと思うレベルなんですけども、ちょっと私には敗因がわかりません。 |
3.デゼル | そして2着がマリアエレーナ、3着がデゼルでした。3着のデゼルは3ヶ月以上の休み明けだと動けないんですけども、2ヶ月程度のレース間隔だと好走しやすいです。今回は2ヶ月ぶりで、走れるパターンだったんですけども上位2頭との比較ではコースロスが大きかったですね。 |
16.イチゴキネンビ | 3着のイチゴキネンビは出遅れて後方から。まぁ早めに追い上げたりせず、折り合いに専念した事で直線で鋭く伸びました。直線での伸び自体は目立ちましたけども、まぁ次も続けて好走できるとは思えないレースでしたね。 |
2.ホウオウルバン | ホウオウルバンは中山ダート1800mで3連勝となりました。ホウオウルバンは4番手につけていたんですが、ペースが遅い訳でもないのに3コーナーで押して外からマクって行き、そこで脚を使って直線では苦しそうな手応えに見えましたけども、しぶとく伸びて差し切り、さらに突き放しました。これで3連勝なんですけども、連勝スタートの1勝クラスはEランクでした。その後にブリンカーを着けてどんどんパフォーマンスを上げています。まぁダートのオープンは3勝クラスを勝った直後ではまぁなかなか通用しにくいんですけども、オープンでも差は小さいと思います。 |
13.タイセイビジョン | 3番人気のタイセイビジョンは8着でした。この馬、距離は1200mでも1400mでも良いんですけども、流れが遅いと厳しいようですね。 |
1.トラーパニ | 3着のトラーパニは直線入り口でルショコラに並ぼうとはしていたんですが、叶わずあっさり突き放されました。初ダートだった前走は、1700mで1秒差の5着だった訳ですから、1400mで前進はしていますけども、この馬の母はダート1200m以下で3勝した馬です。この馬も1400mでも長いのかもしれません。 |
18.タイゲン | そして2着は逃げたタイゲンでした。2着タイゲンは好スタートを決めて3コーナー手前から逃げて踏ん張りました。アジアエクスプレスの産駒。他馬が渋めの馬場を気にしたのに対して、味方に付けた面があったのかもしれませんし、減量騎手起用もプラスでした。それでも展開自体は楽ではなくて、完全タイム差はマイナス0秒6と優秀です。番組注目馬とはしませんが、パンパンの良馬場でも重い印は必要に思えてきます。 |
2.テーオーステルス | 2着のテーオーステルスは今回もスタートは遅かったんですが、その後の行きっぷりは良く、しばらくは抑えるのに苦労していました。勝ち馬には離されましたけども、自身もバテてはいません。まぁ次走も上位候補です。 |
7.フランスゴデイナ | 2歳時にタイムランクBとCで2連勝。この段階で海外遠征に踏み切ってUAEダービーからアメリカ2冠に出走したんですが、結果は伴いませんでした。ただ、クラシックでもプリークネスステークスは7着とは言っても、先行して見せ場があって、2勝クラスなら勝負になるだけの能力は秘めています。休養明けの東京戦は1400mで、内枠が災いして前が詰まり、0秒6差の9着。今回は1900mに延長して4着と着順を上げたんですが、タイムランクはE相当になります。それでも馬に走る気が見られましたし、現場この距離は少し長い感じも受けました。次走再び距離を短縮して、揉まれない外枠でも引けば、変わり身があって驚けないと思います。 |
6.ダイム | まず4着のダイムは先行有利の展開になったんですが、差して来て上がりは最速。外を回さず、馬群を捌いたので、まぁ3着のシンティレーションよりも伸びが良かったとは言えませんけども、スタートが正常でもう少し前に行けていれば、結果は違ったと思えます。 |
1.ナムラクレア | タイムは優秀なんですが、前半600m33秒5、800m44秒9というハイペースの1400mで好タイムなので、このレースの上位馬は短距離適性が高い。すなわち1600mの桜花賞ではどうかという事になるかと思います。そして勝ち馬にアタマ差の2着がナムラクレア、3着がアネゴハダで、ここまで3頭が桜花賞の優先出走権を得ました。 2着のナムラクレアは阪神ジュベナイルフィリーズで5着でした。当時、内枠で芝が傷んでいる内を通ったという事情もありますけども、賞金が足りている馬がステップレースにチューリップ賞ではなく、こちらを選んでる時点で、まぁここ勝負だったんだと思います。ただし、外を回って強いレース内容ではありますね。 |
3.アルーリングウェイ | 1着アルーリングウェイは前走、昨年暮れの阪神万両賞で2着でしたが、この時の勝ち馬は次走でシンザン記念を勝ったマテンロウオリオン。しかもクビ差でした。今回4番人気でしたが、もう少し人気になっても良かったのかもしれませんね。祖母アルーリングアクトのこの血統はどちらかと言うと短距離の活躍馬が多く、その分人気を下げた所もあったでしょうか。タイムランクCなんですけども、この勝ち方が出来たという事は桜花賞戦線へ行くでしょう。今のところは有力馬の1頭と言えます。 |
5.ピンハイ | そして2着が内を突いたピンハイ、3着が阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬サークルオブライフで、ここまで3頭が桜花賞の優先出走権を得ました。2着のピンハイは出遅れましたが、ずっと内を通って追い上げ、直線でも最内を通れました。まぁ恵まれた部分はありますけども、キャリア1戦かつ休み明けで好走した事は高く評価しなければならないですね。新馬戦はタイムランクはEだったんですけども、今回と同じように内を通って狭い所を抜けていて、他の馬を気にしないという事が最大の長所なのではないかと思います。 |
6.ウォーターナビレラ | その後先行したサウンドビバーチェが4着、3番人気ウォーターナビレラが5着でした。阪神ジュベナイルフィリーズの3着馬ウォーターナビレラは5着でした。これまでより位置を下げて違う競馬を試みましたが、直線でなかなか進路ができず、仕掛け遅れ。追ってすぐに鋭く伸びるタイプではないので、間に合わなかったんですが、不本意なレースになっても崩れないという安定感はあります。 |
7.サブライムアンセム | サブライムアンセムが競り勝ち、重賞初制覇です。タイムは優秀なんですが、前半600m33秒5、800m44秒9というハイペースの1400mで好タイムなので、このレースの上位馬は短距離適性が高い。すなわち1600mの桜花賞ではどうかという事になるかと思います。そして勝ち馬にアタマ差の2着がナムラクレア、3着がアネゴハダで、ここまで3頭が桜花賞の優先出走権を得ました。 勝ったサブライムアンセムは1600mの未勝利戦を繰り上がりで勝っているんですが、まず中京芝1600mというのは1400mベストの馬が好走しやすいコースで、なおかつこのレースはDランクでした。デビュー当初は1600mで4着・11着。その後1400mで3回連続2着だったように、1600mよりは1400m向きですね。 |
8.スターズオンアース | そして2着がスターズオンアース、3着がベルクレスタで上位人気3頭が3着までを占めました。2着スターズオンアースはこれで5戦して1勝・2着3回・3着1回。2着2回は重賞で、極めて堅実ですね。狭いところも苦にせず割って出ましたが、早めに先頭に立って右に寄れるところをちょっと見せました。併せ馬の形になっていたら、もう少し違っていたでしょうか。 |
9.クロスマジェスティ | まずタイム面ですけども、ペース補正が入っているとは言え、水準以下で桜花賞の優先出走権を獲得した1着クロスマジェスティ・2着ラズベリームースともに、まぁ桜花賞で好走できるとはちょっと思えないですね。ただし、このレースの出走馬全てが、この時点で1勝クラスの馬だったので、2着以下はまだ1勝クラスに出走できます。勝ちタイムに1勝クラスの基準タイムを適用するとマイナス0秒1なので、2着でプラス0秒1、4着のアンクロワ辺りまでは、1勝クラスまでは水準レベルなので、上位馬は1勝クラスなら上位可能となります。 |
10.ライラック | フェアリーステークス史上3回目、1勝馬だけのレースとなった今年はライラックが外から差し切って重賞初制覇です。ライラックは荒っぽいと言うか、荒削りなレース運びになりましたけども、見事な勝ちっぷりでした。タイムは遅いんですけども、恐らくこの馬は1600mがベストではないではないでしょうし、中山向きでもないと思います。1600mでも直線が長い阪神外回りなら、パフォーマンスは上がりそうですがまぁ桜花賞よりはオークス向きかなと思います。 |
12.ベルクレスタ | そして2着がスターズオンアース、3着がベルクレスタで上位人気3頭が3着までを占めました。3着ベルクレスタですが、2番枠が仇となってしまい、3コーナーから4コーナーにかけて後退させられて、最後方に近いところまで下がってしまいました。まぁしかし、後方から凄かったですね。馬群を割って進出し、上がり最速の末脚。アルテミスステークス2着があるように、府中は走ります。 |
13.ラズベリームース | まずタイム面ですけども、ペース補正が入っているとは言え、水準以下で桜花賞の優先出走権を獲得した1着クロスマジェスティ・2着ラズベリームースともに、まぁ桜花賞で好走できるとはちょっと思えないですね。ただし、このレースの出走馬全てが、この時点で1勝クラスの馬だったので、2着以下はまだ1勝クラスに出走できます。勝ちタイムに1勝クラスの基準タイムを適用するとマイナス0秒1なので、2着でプラス0秒1、4着のアンクロワ辺りまでは、1勝クラスまでは水準レベルなので、上位馬は1勝クラスなら上位可能となります。 |
14.プレサージュリフト | プレサージュリフトがスターズオンアースを差し切って2戦2勝、重賞初制覇です。昨年10月に33秒3という強烈な脚で府中のマイル新馬を勝って注目された馬なんですけども、3ヶ月半ぶりの今回はスッキリと仕上がっていながらプラス12キロと成長を見せました。半姉のオールアットワンスは3歳時に1番人気でアイビスサマーダッシュを勝っており、そのスピードが受け継がれていますけども、父がハービンジャーに変わって距離も保ちそうです。楽しみですね。 |
15.アネゴハダ | タイムは優秀なんですが、前半600m33秒5、800m44秒9というハイペースの1400mで好タイムなので、このレースの上位馬は短距離適性が高い。すなわち1600mの桜花賞ではどうかという事になるかと思います。そして勝ち馬にアタマ差の2着がナムラクレア、3着がアネゴハダで、ここまで3頭が桜花賞の優先出走権を得ました。 3着うのアネゴハダは9着だった阪神ジュベナイルフィリーズの他は、1400m以下に出走していて1600mに伸びてプラスはないと思います。 |
16.サークルオブライフ | そして2着が内を突いたピンハイ、3着が阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬サークルオブライフで、ここまで3頭が桜花賞の優先出走権を得ました。3着のサークルオブライフは一旦先頭に立って伸びを欠き、あまり見所はなかったんですが、この馬は国枝厩舎なんですよね。この馬自身が新馬戦3着の後に3連勝していますし、厩舎の先輩のアパパネは牝馬3冠馬ですけども、チューリップ賞もローズステークスも負けています。サークルオブライフがアパパネ級なのかどうかはさておき、休み明けの年明け初戦で3着なら、桜花賞でも軽視すべきではありません。 |
18.ナミュール | ナミュールが今回は1番人気に応えて勝ちました。阪神ジュベナイルフィリーズの1着・3着・4着馬が出走していましたが、4着だったナミュールが勝ちました。阪神ジュベナイルフィリーズでは、出遅れた上に芝が傷んで、もう伸びなくなっていた内を通るしかなくなって4着だったので、力を出せば余裕で逆転できたという事なんですが、今回もスムーズではなく、能力全開にはまだなっていませんね。まぁ具体的には折り合いに苦労して、前を壁にしていたため直線でしばらく進路がなく、仕掛けは遅れています。それで楽々と突き抜けた訳ですから、能力は抜けて高いんじゃないかと思います。桜花賞でも有力ですね。 |
2.ゴールドレガシー | 先行馬が序盤にハナを譲り合ってるようなレースでペースが遅く、まぁそれを見越して向正面で追い上げて行く馬もいたんですけども、こちらは中団より後ろで折り合いに専念して内に入れていたため、直線に入るまで追い上げる事ができませんでした。先行馬に有利な展開でもあり、届かなかったんですが直線では鋭く伸びています。動けない位置に入った事でね、逆に脚が溜まったというのは確かなんですが、このクラスに目処が立ったと言えます。休養前は3勝クラスで14着・14着だったんですが、休養で体重が14キロ増えても太くはなかったように、成長していると思います。 |
6.ライトモティーフ | それから5着のライトモティーフなんですが、スピードは見せましたけども直線で失速してしまいました。直線の坂が苦手なのか、そもそもダートが合わないのかのどちらかだと思われますが、まぁ平坦コースの芝1200mに出てきたら注意したい馬です。 |
1.グルーヴビート | 3番人気8着でした。直線で2回寄られた事響きましたね。直線に入るまでに追い上げ切れなかったのも痛かったですね。 |
6.ボーンジーニアス | 1番人気2着でした。超スローペースだったんですけどね、にも関わらず離して逃げていた勝ち馬には、もう完全な展開負けでしたね。上がりの速いレースでは得意ではないのに3着馬には競り勝っていて、次走も有力だと思います。 |
7.ラッキーガブリエル | 2着のラッキーガブリエル、距離を1800mから1200mに短縮し、逃げて踏ん張りました。ただ、勝ち馬には9馬身差。自身のタイムランクはEです。恵まれないと苦しいのですが、まだ今回が2戦目ですし、血統・馬体など良化余地を残しています。2着以下の中で、この馬だけは評価しておきたいです。 |
1.パーペチュイティ | 3戦目の前走が0秒3差3着。今回は着順を落としたんですが、スタートで出負けして1コーナーで前の馬に入られて、後方を追走。デビュー戦は600キロあった巨漢馬なんですよね。少しずつ絞れて来たとは言っても、まだ重く、完歩も大きいです。それでも3コーナー過ぎから外を追い上げて、コーナリングなど不器用な面をさらけ出しながら2着馬に0秒2差。ラストの伸びはひときわ目を引きました。速いダートよりも乾いダートの方が断然適性が高いと思います。次走、良馬場ならマクり切ってしまうかもしれませんし、東京ダート2100mなんかいかにも合っていそうなタイプです。 |
13.ディープグラビティ | 2番人気で5着のディープグラビティは、いつもの末脚を出せませんでした。恐らくはこれ雨の影響で、この馬は乾いた馬場でこそという事でしょうね。 |
13.クインズステラ | 4コーナーで内にいるんですけども、ここで前も外も塞がっていて動けず、その後直線でも前が壁になって追えず、ようやく追えたらもうラスト100m程度でした。まぁ完全に脚を余していますね。東京の新馬戦では直線でね、内にもたれてしまってまともに追えなかったんですけども、今回は少なくとも進路ができてからはまっすぐ伸びていました。次走が右回りなのか左回りなのか、それは分かりませんし、今なら左回りでももたれないのか、あるいは右回りならもたれないだけなのか、それも分からないんですが、次走もこの成績なら人気はないはずなので、チェックしておきたいです。 |
15.スウィートプロミス | スウィートプロミスの圧勝でした。1着スウィートプロミスはここまで芝1600mで4着と6着。スピードを見せていました。今回は初めてのダートだったんですが、母のアースサウンドはダート短距離の重賞を勝っています。勝ち上がった兄と姉3頭も全てダートで勝っていて、ダートの適性が高く、距離短縮も功を奏しました。完全タイム差はマイナス0秒3。ぎりぎりのBランクです。この条件で次も即勝ち負けとは言えませんが、芝1200mなら人気の面で妙味があるかもしれません。 |
3.カトゥルスフェリス | その勝ち馬から3馬身差の2着が2番人気カトゥルスフェリス、3着が1番人気アスクヒーローでした。2着のカトゥルスフェリスは長く脚を使ってはいますが、坂で甘くなりましたね。以前よりも坂をこなせるようにはなっていますけども、それでも坂のあるコースでは信頼度は高くないタイプです。 |
15.スターリングワース | 映像ないですけども、ゲートで突進して顔面をぶつけてしまっていたんですが、その影響なのかスタートが遅く、4コーナーで外を回って追い上げて来たものの、直線に入った時には手応えがなく、もう直線では無理せずほとんど追っていませんでした。無理に追っていればもう少し上の着順になっていたかもしれませんけども、まぁゲートで顔面をぶつけていたので無理はしなかったのだと思われます。という事で、今回の15着という着順は全くの参考外です。この着順だけで人気が下がるようなら、次走はぜひ狙いたいですね。 |
8.ローシャムパーク | 番組注目馬ローシャムパークが勝ち上がりました。ローシャムパークなんですけども、新馬戦で直線内を突いた所、進路をカットされたんですが、そこからもう1度伸びて2着。前走は中団から上がり最速の脚を使って2着と、まぁいつでも勝てるというレースを見せていました。今回は3コーナー手前で内から先頭に立ち、直線は馬なりで後続を離して行く強いレース。結局残り200mから気合を付けた程度で、ノーステッキで4馬身差の圧勝を見せました。当然、上のクラスでもすぐに通用するでしょう。血統的にはダイナカール・エアグルーヴを祖とする名牝系です。近親にはドゥラメンテやルーラーシップなど、そうそうたる名馬が名を連ねています。初勝利が2月になって、クラシック戦線へのローテーションは難しいんですけども、いずれ重賞戦線で活躍できる器でしょう。 |
11.ラニカイ | 2着のラニカイ、勝ち馬に0秒1差でこの馬までがBランクでした。ダート1400mの3走前は追い込んで2着した後、1800mに距離延長して7着。再び1400mに短縮して7着と、一息でした。今回はリフレッシュ効果もあって、変わって来ました。馬群の切れ目をポツンと追走したのも良かったんだと思います。上手く脚が溜まって差し込んで来ました。前に行き過ぎず揉まれずが条件になります。勝てる能力はあるんですが、まだ色々と注文が多い感じです。 |
2.リンドラゴ | 出遅れてはいないんですけどもね、出てからもたもたしていて最後方になり、そのあと何発に肩ムチが入っていたんですけども、砂を被って頭を上げ、さらにコーナーでは外へ逃げ気味だったんですが、直線では外からもの凄い伸びでした。コーナーでこの外へ逃げ気味になるのは新馬戦で、そして砂を被って進みが悪くなるのは前走で見せていまして、その対策としてブリンカーを今回着用したんですけども、前半に関してはちょっと効果はなかった感じですね。しかし、直線でも伸びが過去2戦とは違いました。その分、直線で集中できているという点でブリンカーの効果はあったのかと思われます。人気になって信頼できる気性ではないんですけども、外枠などでスムーズなら楽勝するぐらいの能力はあると思います。 |
13.アドマイヤグリーゼ | 4コーナーで内を通って追い上げ、直線でも最初はそのまま内を狙ったんですけども、進路がありませんでした。そこから外へ移動するんですが、この馬がですね内にもたれているので、左の手綱を大きく外へ開き、なおかつ右からステッキを入れても外に移動するまでに手間取り、進路を確保してからも内にもたれているので、鋭くは伸びませんでした。小倉の新馬戦では内にもたれ、中京では外へ張っていたので、まぁ要するに右に行きたがるという事なんですが、中京ではコーナーで外へ張っていたんですけども、直線ではスムーズだったので左回りの方がレースはしやすいんじゃないかなと思います。左回りに使ってきたら注目ですね。 |
16.チョッピー | 3着・4着も前走2着馬でしたね。3着のチョッピー、小倉・中京戦で連続2着。今回は着順を落としたんですが、位置取りの差が出ただけです。それでも一旦は伸びが止まったかに見えて、ラストはもう1回脚を使っていました。まぁこの馬も組み合わせ1つ。中3週で福島に牝馬限定戦の2000mがあります、そこを使えば勝てると思います。 |
4.スマートラプター | スマートラプターがダートに転じて勝ち上がりました。スマートラプターは前走芝の新馬戦は逃げて0秒3差の7着だったんですけども、血統的には全兄のオルナ、全姉のスマートレイチェルがいずれも中央ダートで5勝してオープン入りしており、明らかにダート向きですよね。今回はスタートこそそれほどでもありませんでしたが、二の脚が早く、ダートに入った辺りで先頭へ。ハナに立ってからは非常に楽で、直線に入っても馬なりのまま先頭。追い出したのは残り200mを切ってからで、追いすがったメイショウキッドを突き放しました。スマートラプターは全兄・全姉の活躍からも、ダートなら相当やれそうです。オルナもスマートレイチェルも逃げ・先行で実績を残しており、今回見せた先行力は心強いですね。 |
8.クールライズ | 2着のクールライズはスタートは早くなかったんですが、その後のダッシュが鋭く、楽々とハナを切れました。そして直線に入るとスッと差を広げ、なおかつ手応えも良かったんですが勝ち馬の決め手に屈しました。とは言え、3着に5馬身差つけてタイムも速いので、次走も有力です。 |
12.ナインティゴット | ただ、次走狙いたいのは2番人気6着のナインティゴットですね。直線で一旦2番手に上がりながら、最後に失速したのはこの距離が少し長かったせいでしょう。次走1200mなら勝てます。 |
15.ナムラフランク | 前走・今回と同じ阪神ダート1200mで初勝利を挙げました。まぁ当時のタイムランクはCだったんですが、あと0秒1速ければBランクで、7馬身差の圧勝だった事から昇級しても勝ち負けは必至に思えました。結果は3着なんですが、3コーナー入り口でクロジシジョーとアルムブラーヴに挟まれて、外からは被されかかって、和田竜二騎手が立ち上がるほどの不利を受けました。その後も4コーナーまでは折り合いを欠いて、スムーズとは正反対の競馬でしたね。内をロス無く進んだクロジシジョーとの競り合いに敗れたんですが、これほどのアクシデントがあって伸びようとしていましたから立派です。少頭数で距離の割にペースが上がらなかったのも影響しています。ラストの感じからすると、精神的なダメージも無いでしょうし、1勝クラスでは能力そのものが上。次は勝てると見ています。 |
16.ルショコラ | ルショコラがダートに転じて3走目で勝ち上がりました。ルショコラは内から主張してハナを切ってマイペースに持ち込み、直線で追い出すと突き放しました。マイペースに持ち込んで、競られたり並ばれたりする事もなかったので、昇級して同じレースができるかとなると疑問ですけども、ハナを切れないとダメという馬ではありませんから、成長もしているのだと思います。 |
4.ビクトリアバローズ | そして勝ち馬から3馬身半差の2着が1番人気のビクトリアバローズでした。2着のビクトリアバローズはダッシュ良く出て行ってマイペース。直線でもしばらく追い出しを待つ余裕があった程なんですけども、勝ち馬の伸びが鋭すぎましたね。まぁこの馬は好タイムの範囲ではないんですけども、無理する事なく前に行けて直線で急に止まったりはしないので安定感があり、まぁ次走が普通のレベルの1勝クラスなら好勝負になります。 |
1.クリノオウジャ | 3着のクリノオウジャはこれまでずっと1800m以上に出走し、2400mで2着や3着もある馬なんですが、一気に1400mに距離を短縮して好走しました。ただ1400mでも流れが遅かった事はまぁ今回に関しては幸いしていると思います。まだ短距離向きとは言えないと思います。 |
4.リヴェール | 2着のリヴェールはスタートは普通だったんですが、ダッシュ良く出て行ってハナを切りました。そしてマイペースに持ち込めましたね。2勝クラスでの2着2回は、今回を含めてどちらも1400mでのスローペースの逃げ。少しでも速くなるとどうかという存在です。芝1400mで前半600mが35秒7、800mが47秒1という超スローペースの逃げでした。昨年12月に阪神芝1400mで2着だった時も、前半35秒3そして46秒9というスローの逃げだったんですが、2勝クラスで馬券圏内に入ったのはこの2回。つまり1400mでの超スローでの逃げの2回だけでした。少しでも速いとですね、コース形態が違うとは言え、前半34秒0-45秒3で行って4着だった前走ぐらいの結果になる訳ですから、次走も続けて好走できる確率はかなり低いと判断します。 |
4.トーセンアラン | トーセンアランがダート1400mで連勝です。トーセンアランは外枠から無理する事なく2番手につけ、砂を被らずに手応え良く進んで直線で追い出すと伸びて強い勝ち方でしたね。3勝全てが1400mで、勝つ時はいつも強い勝ち方をするんですが、要するに揉まれなければ強さを発揮して、揉まれると厳しいという事ですね。昨年秋に1200mで1番人気を2回裏切りましたが、1200mだと揉まれる危険が多く、1400m方がその点で合っています。3勝クラスでも1400mの外枠など、揉まれずに運べる状況なら通用すると思います。 |
4.アスクコンナモンダ | 1番人気2着でした。外から正攻法で勝ちに行って、最後に内をすくわれたという感じの2着なんですけどもね、スラリとした体型でフットワークも綺麗なので、先週のような渋り気味の馬場は歓迎ではなかった。パンパンの良馬場ならコンナモンじゃないと思います。 |
10.ダノンスコーピオン | 4番人気7着ダノンスコーピオンは仕上げがもう1つだったようで、残念なレースとなってしまいました。スタートは良かったんですが、少し下げて後ろから。直線も弾けず流れ込んだだけでした。 |
11.ドンフランキー | ドンフランキーが1400mに戻って2勝目を挙げました。ドンフランキーはですね、ダート1400mの未勝利戦を逃げ切ってAランクのタイムだったんですが、昇級初戦の前走は1800mで中団待機。全く力を出せずに終わりましたが、1400mに戻して好スタートを切り、ハナを切って圧勝しました。まぁ2頭が着いてきてですね、楽な展開ではなかったんですが、1400mでハナを切れば強いですね。まぁオープンのダート1400mでも、行ければ上位可能だと思います。 |
12.ジュンブロッサム | 直接の敗因はですね、内の狭い所を狙ってスムーズでは無かった事なんですけども、そこを抜けた後も、それほど鋭くは伸びなかったのが、この馬らしさだと思います。東京2000mの未勝利戦は、平均ペースでAランクのタイムだったんですが、共同通信杯にしても今回にしても1800mで上がりが速くなるとちょっと弱点が出るようですね。今回は相手があまり強くなかったので、1800mのスローでも2着でしたが、ワールドエース産駒らしく距離は長い方が合っているはずで、2200mや2400mの1勝クラスなら、他も切れ味抜群という馬は少ないはずですから、勝つ確率が上がると思います。 |
14.タイセイディバイン | そして2着が13番人気タイセイディバイン、3着は6番人気のオタルエバーでした。2着のタイセイディバインはこれまでは1800m以上に出走して来ましたが、いきなりの1400mでも手応え良く追走。直線でしばらく進路がなく、オタルエバーをやり過ごしてからその外に出しましたが、そこから鋭く伸びました。こういう喉に難のある馬が、距離短縮で一変するというのは、まぁ珍しくはないんですけども、見事な変わり身を見せました。ただし、喉に難があるので、今後も成績は安定しないかもしれません。 |
4.ヒロノトウリョウ | 6番人気8着でした。8着なんですけども、実はですねまぁちょっと言い訳するみたいなんですけども、先行馬群の後ろを追走して、直線入り口ではもうやったというような手応えだったんですよね。ところが、直線半ばで内から寄られて3・4頭が大きな不利を受けまして、全くもう追えなくなってしまったという事で、8着ですのでこれはちょっと次回もう1回狙ってみようと思っている所です。 |
10.ダブルシャープ | それから7着ダブルシャープなんですけども、まぁ前に行けないとモロい馬で、まぁちょっと今回は出遅れが痛かったですね。馬場も少し向かなかったようです。 |
14.キングズパレス | 2着のキングズパレス、スタートは前走同様に遅めでした。外をマクって射程内まで押し上げると、よく伸びて2着を確保しました。今回も若干もたれる面もあったんですが、マシにはなってきています。流れに乗れる競馬はできていないにしても、いつ勝っても良いレベルです。3番人気2着でした。直線に入ってすぐに外の手綱を開いていたが、それでもまた内に刺さって目一杯には追えなかった。普通に走れば、楽に勝てるはずだが、左回りの方が良さそうだ。 |
2.ヴァレーデラルナ | 1000m通過1分1秒4と、まぁ速かったんですがヴァレーデラルナは2番手追走から4コーナー先頭で粘って2着。前走は、同じ阪神ダート1800mで1000m通過1分4秒0だったんですが、この時は中団から伸びて来ました。スローで差し、そしてハイペース先行で粘っての連続2着ですから、次走も崩れる事は考えにくいです。 |
8.コンクエスト | 3着のコンクエストは、内でロスのないレースをして上位2頭に離されたんですけども、脚を溜めていた分、しっかり粘れました。まだ自力で勝ちに行くと甘くなりそうな雰囲気なんですけども、次走も上位候補ではあります。 |
11.ペイシャエス | 3着のペイシャエス、2番手追走からホウオウルーレットを交わして粘り込みました。控えるよりも積極的に乗って良さの出るタイプのようです。人気薄でしたが、しぶとさを立証。フロック視できません。 |
8.レシプロケイト | 後方から最後まぁよく差を詰めて2着にクビ+ハナ差の4着。まぁこれね、今もこんな所から届く訳ですからね、いかにも次走人気になりそうなんですけども、今回はハンデ戦で55キロだったという事を忘れてはいけませんね。元々終い一手の脚質で、堅実にはありません。これでね次走人気になってしまうようだと、ちょっと危ないかなと思っています。 |
1.ダノンベルーガ | ダノンベルーガも2戦2勝で重賞初制覇です。外枠という事もあってキャリア1戦という事も考えてか、外め外めの追走になりました。残り200mからの末脚は見事。当歳セレクトセール1億7280万円で取引されている良血です。まぁこれで2戦2勝なんですが、いずれも府中で、例えば皐月賞を目指すとなると揉まれたり、後方に置かれた時のキャリア不足は心配ではあります。まぁそれさえも克服するならば、名馬コースですね。 |
2.アスクビクターモア | メンバー中ただ1頭のディープインパクト産駒、アスクビクターモアが勝って重賞初制覇です。アスクビクターモアはスローペースの2番手につけ、直線に入るまで外から並ばれず、展開は楽ではあったんですが、自身はスローペースで前半は行きたがっていましたね。これまでスローペースしか経験していないんですけども。スパッと切れるというタイプでもないので、ペースが速くなった方がもっと走れる可能性もあります。 |
6.ジャスティンロック | まず4着のジャスティンロックは4コーナーでかなり外を回りましたね。中山の内回りのスローペースで、この形になると厳しいです。 |
7.ボーンディスウェイ | その後が1番人気のドウデュース2着、3着のボーンディスウェイと続いて、ここまで3頭が皐月賞への優先出走権を獲得しました。3着のボーンディスウェイは3番手の内で折り合い、鋭くはなかったんですがジワジワと伸びていました。先行して失速したホープフルステークスの頃より大分成長していますね。 |
8.ダンテスヴュー | ダンテスヴュー・マテンロウレオの接戦になり、マテンロウレオがハナ差競り勝ちました。それから2着ダンテスヴューですが、前走東京スポーツ杯は4着とは言え、勝ったイクイノックスから1秒差。どこまで立て直して来るかと思っていたんですが、まぁ流石は友道厩舎で、キッチリ出来てましたね。もちろん成長もしていたんでしょうけども、惜しい2着でした。 |
9.サトノヘリオス | そして2着が2番人気のアライバル、3着は6番人気サトノヘリオスで、ここまで3頭が皐月賞への優先出走権を得ました。3着のサトノヘリオスは内で上手く立ち回ったとは言え、ホープフルステークスよりパフォーマンスが大分上がりました。まぁ、成長もしていると思いますけども、ホープフルステークスは中1週で長距離輸送。状態がね、そんなに良くなかったのではないかと思われます。 |
11.オニャンコポン | 主に西アフリカのガーナやコートジボワール東部に住む、同族民族によって話される言葉のアカン語というのがあるのですが、そのアカン語で「偉大な者」という意味のオニャンコポンが勝って4戦3勝。重賞は初制覇です。オニャンコポンは好スタートを切ったんですが、陣営が「これまでと同じ競馬はしない」と事前にコメントしていた通り、抑えて進み、溜めて差すレースをしていきなり好結果を出しました。今回の内容もホープフルステークスの上位馬との比較では、まぁ劣ると思いますけども、いきなりこの競馬ができるんであれば皐月賞でも侮れないと思います。 |
12.ドウデュース | その後が1番人気のドウデュース2着、3着のボーンディスウェイと続いて、ここまで3頭が皐月賞への優先出走権を獲得しました。2着のドウデュースは4番手の外につけていたんですけども、外をマクって来たロジハービンに3コーナーで内に押し込まれ、そこに内からボーンディスウェイが出てきて手綱を引いて下がる事になってしまいました。で、直線入ったところでもボーンディスウェイと接触したりして、スムーズではなかったんですが、今回のメンバーでは2000mでも力は上位という所を示した2着だと思います。まだ対戦していない別路線組との比較でどうなのかが鍵だと思います。 |
13.ビーアストニッシド | ゴール前の接戦をハナ差制したビーアストニッシドが重賞初制覇です。ビーアストニッシドは中団待機となったシンザン記念では折り合いを欠いていたんですが、共同通信杯そして今回とペースを落としすぎない逃れで好走しました。特に中山内回りの今回は、完璧な平均ペースの逃げで高速にも道中で脚を使わせましたね。若葉ステークスを勝ったデシエルトとか同じタイプですから、その兼ね合いが鍵ですけどもスローペースに慣れている馬を相手に、中山の内回りという舞台なら皐月賞でも面白いかと思います。 |
14.ジオグリフ | その後の2着がジオグリフ、3着はビーアストニッシドでした。2着ジオグリフは3戦のキャリアがあり、強い所とも当たっていて、そつのないレースができました。直線抜け出した時は鞍上の思う通りのレースだったと思いますが、誤算は1頭だけ大外にとんでもない脚を使う馬がいたということですよね。 |
15.ラーグルフ | 7番人気11着でした。結果は順当だと思いますけどもね、ホープフルステークス6着のマテンロウレオがきさらぎ賞を勝ち、11着のオニャンコポンが京成杯を勝っているのに、7番人気だったんですよね。まぁホープフルステークス5着のボーンディスウェイが今回3着に来ているように、ホープフルステークスのレベルは低くはなかったんですけども、まぁ内でじっとしていて直線でも前が詰まったりせず、内を通れたラーグルフのホープフルステークスの3着は恵まれたものだったという事だと思います。 |
16.デシエルト | 勝ったデシエルトは初めての芝だったんですが、ペースを落とさない逃げで快勝しました。3馬身差ついたのは2着以下の馬が芝路線のスローペースに慣れてしまって、追走に脚を使わされた事もありますし、この馬自身ソフトな馬場も向いていましたけども、皐月賞でも同じようなレースができれば面白いと思います。ただ、日曜中山のスプリングステークスを同じ岩田康誠騎手で勝ったビーアストニッシドがほぼ同じタイプですね。皐月賞で岩田騎手がどちらに乗るのか分かりませんけども、まぁそれとの兼ね合いがどうかという所ですね。2番手になった前走は、かなり行きたがっていました。 |
7.ヴェラアズール | 5歳馬ヴェラアズールがデビューから17戦目にして、初めての芝で勝ちました。ヴェラアズールは少し行きたがっていましたけども控えて脚を溜め、直線で前が壁になりそうだったんですが、上手く間を抜けて来ました。これまでは脚元に不安があってダートに使っていて、初めての芝でいきなり勝った訳ですけども、まぁソフトな馬場も幸いしたと思われます。硬い馬場とか超高速馬場でどうなのかが、今後の課題でしょう。 |
8.ヴァモスロード | 今回がデビュー戦。まぁスタートは普通だったんですが、少し促して進んだのと、外からタレントゥーサに絡んで来られて、前半かなり行きたがりました。1番枠から逃げた1番人気のハギノモーリスの2番手で、2頭揃って力んで先行していました。これでは折り合って進んだムーンリットナイトに勝たれたのも仕方がありません。それでも直線では一旦ハギノモーリスを交わして抜け出す場面があって、最後は苦しくなって下がりましたが、相手関係を考えれば上々の内容です。エピファネイア産駒の牡馬で、522キロの馬体も見栄えがしますし、トモの筋肉も申し分ありません。調教の水準以上には動いていました。一度使ってガス抜きになって、折り合いもマシになってくるでしょう。次走は勝てるのではないでしょうか。 |
12.スミ | 3着のスミはペースが速かったのが良かったのかよく伸びました。まぁ不安定で、次走も好走できるとは言いにくいタイプですが、通用する目処は立ちました。 |
9.ノースザワールド | 3着のノースザワールド、上位2頭より前内めにいました。スローペースだけに勝たなくてはいけない位置取りの競馬ではありました。伸びてはいるんですが、後方の馬の伸び負けした内容は着差がわずかでも若干物足りなさが残ります。堅実なんですが、勝ち味の遅さはついてまいります。 |
15.ヒストリーメイカー | その後3着はブルベアイリーデとヒストリーメイカーの2頭が同着でした。ブルベアイリーデは久しぶりの右回りでも内枠を生かした本来の戦法がとれました。重賞でもすっかり安定して来たんですが、かと言って連対には常に一歩届かない印象もあります。タイミング1つという感じなんですが、ちょっとはがゆい面もあります。その後3着はブルベアイリーデとヒストリーメイカーの2頭が同着でした。3着同着のヒストリーメイカー、枠なりに外を回っていましたから、同着のブルベアイリーデよりは上との見方も出来ますが、実績からすれば今回の56キロは恵まれていました。それを考えれば、若干物足りなさも残ります。 |
16.オーヴェルニュ | そして連覇のかかっていたオーヴェルニュが2着、ブルベアイリーデが3着でした。2着のオーヴェルニュはチャンピオンズカップでは前に行けず6着だったんですが、中京で前に行けば好走確率が高いですね。これまでの中京での3勝は不良・不良・重だったんですが、小雨で多少は脚抜きが良くなってたとは言え、良馬場で好走できた事は収穫だと思います。 |
9.ルアル | そして2着は2番人気のルアルでした。2着ルアルは逃げて半馬身差。3着馬には8馬身差をつけていて、この馬でもギリギリBランクです。以前にダート1200mでワセダタンクの2着があるんですが、この時はDランクでした。ここ2走は小倉ダート1700mで4着と9着でしたが、喉が弱くて再び距離を短縮して前進。高速馬場でパフォーマンスを上げて来ました。こちらも乾いた砂が不安で、狙い馬とするのはリスクが大きいです。 |
9.ダブルアンコール | タイム分析で取り上げた日曜の小倉5Rは3歳未勝利戦で前後半が34秒8-34秒3。小倉芝1200mとしては超スローだったんですけども、こちらは古馬1勝クラスで前後半が34秒8そして34秒2です。逃げて2着のダブルアンコールはもう恵まれたとしか言いようがありませんし、ここまで恵まれても勝てませんでした。今回ほど恵まれてもなくても2着に来たことはあるんですけども、まぁジェンティルドンナの全妹という事もあって、ただでさえ人気になる馬です。まぁ次走は嫌ってこそと思います。 |
2.クリノプレミアム | 15番人気のクリノプレミアムが勝って重賞初制覇です。クリノプレミアムは中団の後方からコーナーで動き、かなり外を回りましたけども、直線でしっかり伸びました。前走の京都牝馬ステークスは久しぶりの1400mで後ろからになり、そして直線でもう全く追っていなくて16着だったんですが、まさに一変でしたね。以前は直線入り口で前に居ないと厳しかった馬なんですが、モデルチェンジに成功したと思います。 |
12.アブレイズ | 2着も人気薄、12番人気のアブレイズ。3着が1番人気のミスニューヨークでした。2着のアブレイズも中団からよく伸びて一旦は先頭に立ちましたが、最後の最後に勝ち馬とのハンデ3キロ差が出たかという感じですかね。とは言え、56キロで好走できたのは大きいと思います。同じ56キロだったマーメイドステークスでは良い所がなかったので、成長を感じます。 |
15.ルビーカサブランカ | そして6着のルビーカサブランカ、まぁ内を突いて最高に上手く行った愛知杯が52キロでした。そこから3キロ増えてさらに1800mで2番人気というのは、過剰人気だったかなと思います。 |
9.ウォーカーテソーロ | 2着の外国産馬ウォーカーテソーロが5番人気だったのは意外でしたね。父Speightstownの産駒にはモズスーパーフレアやマテラスカイなど、芝・ダート問わず短距離で豊富なスピードを見せる馬が多くなっています。まぁこの馬自身、前走2着しており5番人気なら狙い目だったでしょうか。ただ、牝馬でデビュー後少しずつ体重が減っているのは気がかりですね。一息入れて建て直してからかもしれません。 |
11.フォアランナー | 3着のフォアランナーは直線に入ったところでまともに前をカットされましたけども、体制を立て直して、ジワジワと伸びていました。まぁスタミナがありそうなレースをしており、次走もダートの2000m以上なら圏内ですね。 |
5.サドル | 勝ったサドルは芝からダートに矛先を変えて、2走続けて2着。メンバーランクDのこのレースでは負けられない存在でした。レースでも好スタートからスンナリ先手を取ると、道中は全く楽。3コーナーで少し仕掛けると他馬はついて行けなくなり、直線はノーステッキでほとんど追う事無く逃げ切ってしまいました。それでいて2着には5馬身、3着にはさらに7馬身差がついています。小回りの同じような距離なら上のクラスで通用してもおかしくありません。 |
9.バーリンギャップ | バーリンギャップが圧勝しました。バーリンギャップの前走は昨年12月の2歳新馬戦だったんですが、その時より体重が8キロ増えて、極端に太くはなくてもまだ緩かったんですけども、新馬戦の時は最初から行きっぷりが違い、いつでも前は交わせるという手応えで2番手を進み、残り200m付近から追い出すと一気に突き放しました。今回のレース内容だけでも大幅なタイム短縮が見込める上に、馬体にもかなり良化の余地が残っているので、1勝クラスでも上位可能と見ます。 |
12.オクトニオン | オクトニオンがブリンカー装着2走目で勝ち上がりました。オクトニオンは2歳秋デビューで、これが6戦目。520キロを超える雄大な馬格の持ち主なんですが、デビュー後3戦は出遅れたり気性難を出すなどして、大敗もありました。しかし、ここ2戦は2着・2着と堅実に駆けていましたね。前走からブリンカーを着けた事で、走りに集中して来た事も大きかったのでしょう。今回は楽勝で、タイム的にも非常に優秀。上のクラスでも楽しみです。 |
5.グランデモナルカ | 2着以下は5馬身以上離された。2着から5着にも4歳馬が入りました。これら4頭はそれほど能力差はありません。 |
7.テーオーサンドニ | 2着テーオーサンドニ、前走も阪神ダート1800mで逃げて3着でしたが、ランクはE相当でした。今回同じ良馬場で時計を3秒2も短縮しました。馬場差は若干速くなっているとは言え、驚異の変身ぶりです。キタサンブラック産駒の牡馬。馬体の良さからも目覚めたとみて良いでしょう。次走は勝てるはずです。 |
5.シャンバラ | 2着のシャンバラは勝ち馬との長い競り合いに敗れましたけども、3着には9馬身差。同じ阪神ダート2000mで2着だった前走より、タイムも内容もかなり良くなりました。まぁ次走も恐らく阪神ダート2000mでしょうし、かなり有力ですね。 |
1.ハギノモーリス | そして番組注目馬で2着だったハギノモーリスにも触れておきます。さっきから言ってるように、とにかく今回はハナを切っても引っかかっていました。相変わらず気難しさは残っているんですが、能力は高いですから、もちろんこちらも3着馬同様に好勝負必死と思っています。 |
6.イズジョーノキセキ | 後方で脚を溜めてジーッとしていたんですけどもね、直線でなかなか進路ができずヤマニンサンパが抜け出した後のそのスペースに入って追い出せたのはもう、残り120mぐらいですかね。その辺でした。完全に脚を余しました。阪神芝1800m以上は9回走って、1勝・2着4回・3着2回で、G3で7着とG1で5着。東京芝1800mではその前走ですね、2番人気で5着だったように、阪神以外のコースでは信頼度が下がる点には注意したいんですけども、次走も阪神の芝1800m以上なら本命に出来ると思います。 |
16.ルチア | デビュー2戦目で、もうかなり変わって来ていました。しかし、2番枠が災いし、4コーナー回ってからはなかなか仕掛けられません。ようやく少し外めに出したんですけども、ちょうどそこへ前から下がって来る馬がいて、追えずに控えるシーンがあったんですよね。勝負所だけだっただけに、あれが堪えましたね。その後ね、もう1回追うと結構伸びたんですけども、やっぱちょっと勝負所が堪えたと思います。次走は大きく狙ってみたいですね。 |
14.レッドゲイル | その後1馬身差の2着が1番人気のレッドゲイルでした。2着レッドゲイル、そして3着クロジシジョーはすぐに勝つ番が回ってきそうです。 |
4.セラフィナイト | そして注目したいのは3着セラフィナイトですね。2走前の粟島特別は直線で内から寄られる大きな不利がありましたし、前走の福島のような小回りコースでは力が出せません。今回6番人気だったんですが、このくらいは走れる馬ですね。次走も広いコースなら面白いと思います。 |
10.ボーデン | なお1番人気で2着のボーデンは出遅れて最後方から直線鋭い脚を見せ、キタノインパクトと併せ馬で伸びて来たんですが、ゴール直前で内から寄られて接触したのが痛かったですね。こちらは未勝利戦を勝った後のスプリングステークスで3着に入った実績があります。次走2勝クラスは確勝でしょう。 |
8.レモンポップ | 1番人気に支持されたレモンポップが楽勝しました。デビューから2連勝の内容からは、ここ2走の2着がちょっと信じられなかったんですが、一年の休養から本調子に戻るまでに時間が掛かったという事でしょうね。東京に戻ってあっさりと勝ちました。それも2番手で抑え切れない手応えで、追ったのは残り300mから200mぐらいで、最後の100mは抑えての快勝。3勝クラスに壁があるとは考えにくく、次走も東京に使えるなら勝てるでしょうし、他の競馬場でも1400m前後ならあっさりではないでしょうか。カトレアステークスを勝った時はもうすぐに重賞も勝てるだろうと思ったぐらいの大器なんですよね。いずれはオープンでもやれるはずで、次走も積極的に狙いたい所です。 |
2.エリカヴィータ | そして2番人気のエリカヴィータは10着でした。4コーナーで不利を受けて外に回避した時にトモを滑らせてバランスを崩し、直線ではもう目一杯には追っていないんですが、それでも伸びてはいました。今回の着順は全くの参考外ですね。 |
6.マイシンフォニー | 4着のマイシンフォニーですが、4コーナーで追い上げた時に内からこう張られてですね、ロスもあったんですが1400mは短いと思います。1800m辺りの1勝クラスなら好勝負だと思います。 |
13.ルージュスティリア | 6着のルージュスティリアですね、大きく出遅れたんですが、直線での伸びには能力の高さを感じました。先週の馬券Summaryで現3歳世代は、夏の新潟芝1800mで勝ち上がった馬でも軽視すべきではないというお題にした裏には、実はこの馬の存在があったんですよね。桜花賞には間に合わなくなりましたけども、能力そのものは重賞級だと思います。 |
7.ロンゴノット | 7番人気9着でした。なお、今回は前走から6ヶ月以上間隔が空いているため、評価の対象外といたします。約7ヶ月ぶりでプラス8キロ。前回も長期休養明けは大敗しており、やっぱり今回はちょっとキツかったですかね。 |
1.アルマイメル | 2着のアルマイメルは直線半ばで勝ち馬にあっさり交わされてからも粘っていました。この馬自身はもう好タイムではないんですが、内容は良く、次走も圏内です。 |
11.エナジーグラン | 3着のエナジーグラン、内枠から勝ち馬を追って2番手に上がったんですが、ラストで甘くなりました。こちらも芝1600mから短縮して前進したんですが、詰めの甘さはついて回ります。兄弟馬たちがダートで実績を残していて、ダートの短距離を試してみるのも良い気がします。 |
4.スコールユニバンス | ゲートの中で体勢を崩してましてね、その体制が整うまでゲートを開けるのをしばらく待っていたんですけども、結局は出た時の体勢が悪く、ゲートを出た時にはもうジョッキーの右の鐙がが脱げてしまっていたため、ゲートを出てからズルズル後退しました。直線に入るとしばらく内を狙っていたんですけども、進路がなく外へ移動したものの、それでもなかなか進路ができず。追い出せたのはもう残り200m付近。それでも追い出すと一気に加速して伸びました。既にもう勢いがついて伸びていたプルサティーラには離されましたけども、スタート直後と直線で大きなロスがあって2着ですから、能力は高いですね。 |
4.スタッドリー | 2着のスタッドリー、勝ち馬に0秒1差でCランク相当です。スタートでプレイイットサムと接触しかかって、相手は事なきを得たんですが、こちらは位置取りが後ろになってしまいました。4コーナー手前から外を追い上げて一瞬は突き抜けたかと思わせたんですが、まぁ最終的にはコース取りの差です。前走、昇級戦のクビ差2着に続いての惜敗で、次は普通の競馬さえできれば勝てるんだと思います。 |
4.カラテ | その後2着がカラテ、3着がアドマイヤハダル、6枠2頭が続きました。2着のカラテは瞬間的や加速が速い上がりが必要なレースだと厳しいんですけども、パンサラッサがハイペースで行った今回のようなレースだと、ジワジワと伸びる末脚が生きますね。1800mや2000mのスローペースだと厳しいですけども、1800mでもハイペースなら問題ないという事だと思います。 |
9.エアファンディタ | 勝ったエアファンディタなんですけども、ほとんど1600m戦を使いながら、少しずつ強くなり、12戦かけてオープン入りした堅実派です。前走のキャピタルステークスでは向正面で挟まれて後退。4コーナー手前では前の馬が躓いてアオりを食らって、ほぼ最後方まで下がってしまいました。しかし、そこから上り600m最速の33秒8を使って5着。今回チャンスと思っていましたが、前半は後方のイン、直線に入ってもうまく捌けなかったんですけども、残り200mを切ってから大外へ出して鋭い伸び。上がり33秒3という剛脚で差し切りました。ここまで来れば、いよいよ重賞が視野に入って来ますよね。父ハットトリックの外国産馬としては出世頭です。是非重賞を制覇して、日本でも父の名を高めて欲しいものですね。 |
11.ロードマックス | まず1着のロードマックス、京王杯2歳ステークス2着・朝日杯フューチュリティステークス6着・NHKマイルカップ5着の実力馬です。今回は軽い骨折明けという事で、人気がありませんでした。最後方をポツンと進んで4コーナー大外。ここから突き抜けて、レース上がり600mを1秒7も上回る推定33秒3の鬼脚。とにかく切れましたし、重賞級の能力に陰りがない事が確認できたのは収穫でした。折り合いを考えると1400mがベスト。これから先が楽しみです。 |
13.ソウルラッシュ | 昨年暮れの2勝クラス クリスマスカップに続いて中山芝1600mで1着。1600mに距離を短縮して3連勝を飾りました。まぁこれでオープンに昇級するんですが、今回も浜中騎手が内に潜り込んでロスのない競馬をしていましたし、2着がウインシャーロットだったのは、クリスマスカップと同じでした。中山が向いていて、相手関係に恵まれていましたし、1勝クラスは中京で楽勝しており、コースを問わないタイプに思えるんですが、オープンに入ると勝手が違ってきます。ルーラーシップ産駒、母系から重賞級まで上り詰めるかと言うと、若干微妙な面もあります。オープンリステッド競走では、頭からの狙いは避けて考えたいと思います。 |
1.タガノネクステージ | タガノネクステージが距離短縮、初めての1200mで3馬身半差をつけて勝ちました。1着タガノネクステージ、中京ダート1400mで新馬勝ち。その後は同じ1400mで3着が1回あるんですが、前2走は1800mで追ってから甘くなっていました。今回初めて1200mに短縮。ハナを主張した1番人気のレベルタウンを行かしておいて、2番手でマイペースを守ったのが勝因です。ただし、Bランク勝ちは1200mに適正が高かった証明とも言えます。今回のような競馬ができれば、昇級しても通用してきます。 |
5.ダイチヴィヴァン | 2着以下は勝ち馬から7馬身以上離された。2着ダイチヴィヴァンは7馬身差でも完全タイム差はマイナス0秒4のBランク相当です。勝ち馬にマークされて厳しい展開ながら粘り通しました。着順は別として、1戦ごとにランクアップしていて、今なら東京の1300m・1400mにも対応できます。まぁ次走も上位争い必至だと思います。 |
13.アイアコス | 2着アイアコス、前走中京戦3着は今回と同じように水分を含む馬場を逃げて3着。自身のランクはEと低かったです。今回、0秒3差でもCランクとパフォーマンスを上げたのは、他が速くて控えたのと、減量騎手器用が大きいです。また1150mへの距離短縮も脚が溜まった要因でしょう。普通のレベルなら勝ち負けできると思います。 |
13.ノーブルシルエット | そして2着が1番人気ノーブルシルエットでした。2着のノーブルシルエットはスタートが速く、無理する事なくハナを切りましたが、早めに突かれて楽ではありませんでした。まぁダート1800mでは展開を問わず、安定しており、次走も有力です。 |
6.ノアチェリー | あと逃げた9着のノアチェリー、前走6着は1800mの大外枠でハナを切れませんでした。2走前5着と今回が牡馬相手の2000mで逃げたモノです。今回は1000m通過59秒1のハイペースで失速したんですが、残り200mまでは踏ん張っていました。牝馬限定戦に出走すればすぐ勝てると思いますし、牡馬相手でも展開如何ではチャンスがありそうです。この馬はどっかで馬券にしたいです。 |
7.ジュタロウ | あと1番人気で9着だったジュタロウなんですが、距離短縮で前に行けず5番枠も災いして外にも出せず。初めての揉まれる競馬になりました。で、持ち味が出せなかったようです。もう少し長い距離で先行する競馬の方が合っているようですね。 |
8.ジョイス | スタート直後にまぁ派手に躓きましてね、もうジョッキーの下半身がポーンと跳ね上がって、落馬寸前になっていました。当然前には行けなくて、3コーナーの手前まで後ろから2番目というポジションだったんですが、レースは1000m通過1分2秒6で先行有利の展開。3コーナーから4コーナーにかけて外をマクって行きましたが、ここであまりペースが遅くなっていないので、かなり脚を使わされたはずです。それでも直線ではもう1頭だけ目立つ勢いで伸びて、最後まで勝ち馬との差を詰めていました。よく落馬しなかったなぁの後は、よく2着に来たなぁ、そしてよく最後まで差を詰めたなと感心することばかりのレースでした。普通のレースをすれば勝てると思います。 |
4.プレイイットサム | プレイイットサムが休み明け2走目で勝ち上がりました。1着プレイイットサム、後方3頭目の内を確保。リズム良く折り合っていて、直線は最内を突いて差し切りを決めました。前走の中山戦も0秒2差3着に好走していましたが、M.デムーロ騎手の連続騎乗が大きかったと思います。トモがしっかりして状態が良く、0秒3の補正込みでギリギリのBランクではあるんですが、まぁ3勝クラスでも通用すると思います。良馬場なら少し上がりの掛かる馬場が理想で、道悪はかなり上手いです。 |
13.カーディナル | 1番人気のカーディナルが逃げて8馬身差で圧勝しました。新馬戦で現オープン馬ヴェローチェオロの2着。すぐに勝ち上がるかと思われたんですが、休み休みしか使えず初勝利となった5戦目は3歳6月の未勝利戦でした。しかし、その後は1着・2着・1着で今回2勝クラスを勝ち上がりましたね。ここまでの2勝が2400mであり、長距離に適性があるのかと思われたんですが、今回2000mで逃げての圧勝ですから、まぁ改めてこのくらいの距離でも問題ない事を示したと言えるでしょう。先行タイプではありましたが、逃げ切りは初めてで脚質的にも幅が出たのは頼もしいですね。当然ながら3勝クラスもすぐに勝てると言えるのではないでしょうか。 |
5.ダノンギャラクシー | 勝ったダノンギャラクシーは中団の外を回って、直線一杯に追い出すとまぁ完勝しました。ディープインパクト産駒で、全姉に重賞2勝・ジャパンカップ2着のあるんデニムアンドルビー、全兄にすみれステークスを勝ち、皐月賞5着のキタノコマンドールがいる良血です。セレクトセールで3億円を超える価格がついてますね。ここを勝った事でクラシック戦線へ進んで行くのではないでしょうか。ぜひ覚えておきたいですね。 |
8.ロンギングエーオ | ロンギングエーオが前走の7着から変わり身を見せました。ロンギングエーオは前半は中団にいましたが、3コーナー手前で外に出すとそのまま上がって行って、4コーナーでは3番手。そこから力強く伸びて差し切りました。ソフトな馬場や上がりが速すぎない展開が向いたのは確かで、高速馬場や超スローペースに対応できるかどうかが今後の課題でしょう。 |
4.フジマサインパクト | 勝ったフジマサインパクトは3コーナーから鞍上の手が動いていたんですが、手応えが悪いかと言うと、そうでもなく結局長く良い脚を使って差し切りました。フジマサインパクトは昨年1月の新馬戦から6戦しましたが勝てず、川崎へ転厩。秋にポンポンと連勝し、JRAに戻ってきました。特に川崎の2戦は2000mを使って大差のぶっち切り。これにヒントを得たのか、前走は中山ダート2400mを使って2着。そして今回は東京2100mで勝ちました。追わせるタイプのようですが、早めから追っても最後まで諦めずに走ります。今回、タイムランクCですが、こういうレースができるなら2勝クラスでも長距離ダートなら、いきなりから通用する可能性もありそうです。 |
8.モディカ | そして1番人気のモディカですが、3着から7馬身離されての4着でした。4着モディカは強い内容の2着テーオーサンドニをマークして失速した形ですが、最後は5着馬に交わされてから盛り返していました。新馬戦でハピの2着してから内容が低下してる印象がありますが、今回は見せ場がありましたし、牝馬限定戦の選択肢もあります。まだ見限れません。 |
3.レオンバローズ | 4着レオンバローズ、外枠でも道中は馬群に入れて進んでいました。0秒2差で1600mを2戦して連続2着から距離を延長したんですが、2000mはちょっと長いと思います。距離短縮してくれば前進必至に思えます。 |
2.メイショウキッド | 番組注目馬メイショウキッドが後方追走から直線だけで追い込みを決めました。スタート直前にゲート内で立ち上がってしまい、スタート自体は良かったんですが進んで行こうとしません。3コーナーで後方から3番手辺り。まぁこれはピンチかと思われたんですが、直線で外に出すと1頭だけ全く違う脚。上がり最速となる37秒5で差し切ると、最後は抑える余裕すらありました。上がり2位が38秒5ですから、まぁ1秒違うんですよね。ここまで8戦全て馬券圏内に入り、ようやく9戦目での未勝利脱出なんですが、新しい面を見せたと言えます。気難しさを見せるような事が無ければ、上のクラスでも勝負になるはずですね。 |
3.ヒロノクイーン | 2着以下は勝ち馬から3馬身半以上離された。2着ヒロノクイーンと3着サウンドプリズム、これら2頭は逃げ馬が失速して勝ち馬が千切る展開に乗じて差し込んで来ました。0秒6以上離されていて、次走以降も展開待ちの感じがあります。2着ヒロノクイーンは馬券対象の6回中5回が減量騎手起用。今回も前走比4キロ減が効いています。 |
4.レベルタウン | 1番人気6着のレベルタウン、角田大河騎手が騎乗して逃げる事を想定しての1番人気支持だったと思うんですが、少し飛ばしすぎた印象があります。4コーナーでは後ろを振り返っていました。余裕がなかったんでしょうね。また中京戦の連続2着と比較すると、勝ち時計も速かったと思います。 |
5.ブルーゲート | 勝ったブルーゲートは逃げ切りでした。先週の小倉芝の勝ち馬では唯一の逃げ切り。ペース補正が0秒4入っているように、中盤でうまく息を入れられたのも勝因ですね。先週の芝では2つ目のレースだったので、まだ傷みが進んでいなかったのかもしれませんね。 (1番人気・2番人気が信頼できない馬だったため)まぁこうして見るとブルーゲートは今回こそが狙い目だったとは言えないでしょうか。 |
13.カルド | それと3着のカルド、展開が向いたとは言っても後方から大外を回って一気に伸びて来ました。2着とハナ差でこの馬もCランク相当。上がり600m推定は上位馬では唯一の35秒台でした。休養で立て直した効果がありました。オヌシナニモノの半弟で、ダート戦の素質が高く、距離短縮も血統的に効果がありました。まぁ次走順調なら勝機だと思います。乾いた砂でも2走前が0秒2差4着。問題ないと思います。 |
16.オーブラック | その後1番人気オーブラックが4着でした。4着のオーブラックは快調に逃げて楽勝かと思うと止まりました。3走前にゴール前で他馬を蹴りに行って失速。ブリンカーを着用しましたが、その効果も半信半疑といった感じです。先頭に立っていると、他の馬が来るのを待っているようなんで、2走前のBランク2着時のように、2番手に控えてゴール前で少し交わすような、そういった戦法が適しています。能力は高いんですが、取り方が非常に難しくて気性的にアテになりません。 |
13.アイキャンドウイッ | 3着のアイキャンドウイッ、新馬でラスールの2着、その後も3着・2着と堅実に走っていました。今回2番手に上がりかけて2着馬に差されたのは、距離が長かったと思われます。全姉ホウオウラスカーズの3勝が全て芝の1600m。1600m前後がベターとみています。 |
8.タマモテラコッタ | その後にジューンヨシツネ・タマモテラコッタと続き、4着が1番人気のヤマニンサルバムでした。3着のタマモテラコッタは押してハナを主張して粘りました。平坦コースでハナを切れば、粘れるようなんですけども、4月のね福島まで平坦コースの開催がありませんし、ハナを切れないとまだ危なっかしいですね。まぁ次走に関してはコースと組み合わせ次第だと思います。 |
12.ヤマニンサルバム | その後にジューンヨシツネ・タマモテラコッタと続き、4着が1番人気のヤマニンサルバムでした。そして1番人気で4着だったヤマニンサルバムは、まぁ時計の掛かる馬場で連続2着だったんですが、速い時計が出る馬場で、もう最初から追走に苦労していました。時計の掛かる馬場でないとパフォーマンスが下がるよう。 |
7.マイネルメサイア | 2着のマイネルメサイアは2番手につけ、直線でもバトルボーンとの差を少し詰めましたが、坂で失速して突き放されました。まぁゴールドシップ産駒、こういうタイプ多いんですが、坂で甘くなるんですけども、それでも3回連続で2着なので能力は高く、平坦コースならあっさり勝てそうですし、坂のあるコースでも少し組み合わせに恵まれれば勝てると思います。 |
3.ケンシンコウ | そして2着には12番人気のケンシンコウが入りました。昨年の福島でリステッド競走のジュライステークスを楽勝。0秒8差の2着がメイショウハリオでした。気力が充実した際は強い競馬をするタイプで、今回も前を掃除して完全に抜け出したのですから、まぁ展開面からも内容は1番です。問題はアテにできない気性なんですが、暑くなって調子を上げてくる傾向があるので、今年は大丈夫かもしれません。 |
11.ドルズプライスレス | 3着のドルズプライスレスはスタートは早くなかったんですが、外枠も幸いしてスンナリ中団につけ、直線でもジワジワと伸びました。勝ちきるには相手関係や展開に恵まれる必要がありそうですが、どんどん良くなってはいます。 |
6.ルージュライゼ | まず少し出遅れるんですけども、その後で隣の馬に寄られてしまってズルッと下がって序盤は最後方になりました。直線に入る所でも、まだかなり後ろの方にいたんですけども、直線では伸びていました。今回が初めてのダートだったんですけども、ダートの走り自体は良かったですし、4コーナーで追い上げて行く時には砂を被っても大丈夫でしたね。芝の新馬戦では好スタートを切って逃げており、出遅れ癖がある訳ではなく、今回のこの出遅れて後ろに下がってしまったというのは、偶発的なものだと判断できます。ダートで互角のスタートを切って先行で切れば、大きく前進できるでしょう。 |
4.ロジマンボ | 4着のロジマンボは好位で手応えが良かったんですが、追ってから鋭くは伸びませんでした。まぁ3着・2着と好走したここ2戦よりも、単純にレースのレベルが高かったんだと思います。 |
13.カヨウネンカ | 土曜の段階から外有利の傾向は出ていて、この1600m戦も16頭立てで9番より外の馬が掲示板を占めました。カヨウネンカは3番枠。外に出そうとしても出せず、途中から次々と被されて内めを通らされました。勝ったベストフィーリングは別としても、2着から5着までの馬より下の能力とは思えず、東京での巻き返しを期待しています。東京でも2/6の芝1600m戦でアタマ差2着に入っています。 |
14.アクロビンジャー | 2着のアクロビンジャー、芝1800mの前走2着から距離を200m延長しても息の長い脚で追い込んで来ました。ハービンジャー産駒で器用さはないんですが、相手関係1つで勝てる位置まで来ています。 |
4.スキャッターシード | 2着以下は5馬身以上離された。2着から5着にも4歳馬が入りました。これら4頭はそれほど能力差はありません。しかし、中では前めにつけて早めに2番手に上りながら勝ち馬が離して行く苦しい展開から粘りきった2着スキャッターシードが上でしょうかね。これがまだ5戦目、今後に期待が持てます。 |
1.レフトゥバーズ | 勝ったレフトゥバーズは4歳牝馬。新馬戦を勝った後に挑んだ共同通信杯は3番人気に推されましたが9着。その後は休み休みしか使えず、ようやく2勝目を挙げました。今回は体重が20キロ増えて450キロに乗せての実践。最後方から2番目を進み、ハイペースにも関わらず1頭だけ上がり600m33秒台となる、33秒5を使っています。スンナリ大外に出せたのも良かったんですが、まぁ思い切って後ろからの競馬に徹したのもこの馬の能力を引き出せたと言えるでしょう。上のクラスでも東京ならかなりやれるはずです。 |
11.マベルロンジュ | 4着マベルロンジュ、前に位置した分だけマクり合戦に乗り遅れて、中途半端な形になりました。今回は展開のアヤと、そう片付けて良いと思います。 |
6.ハヤブサナンデクン | まず勝ち馬ハヤブサナンデクンに触れておくと、ここは順当勝ちですね。2番手でも全く問題なく、4コーナー手前で先頭に立つとペルセウスシチーに詰め寄られたものの、余裕がありました。 |
13.デュアライズ | ウィリアムバローズが楽勝した卯月Sはタイム分析でも触れたんですが、4歳馬の他にも特注馬がいます。3着デュアライズは道中最後方。それも縦長の展開のさらに大きく離れたシンガリ。4コーナーでも位置は変わりませんでした。いくら前が速くても、勝ち馬が強すぎて逃げ馬以外の周囲は壊滅されても、とても3着まで追い込める位置ではありませんでした。自身の上がり推定はレースの上がりを何と2秒9も上回る、35秒2。正に芝並の剛脚でした。これでダートは4戦2勝・3着1回。厩舎は元々遅生まれで、今が旬である事をほのめかしています。東京大歓迎。ただし、1600mは離されすぎる危険もあります。是非ともダート2100mを使ってほしいと思います。まず差し切れます。 |
4.ウインエクレール | 6着ウインエクレールなんですけども、ウインブライトの半弟でディープインパクト産駒です。まだ1戦のキャリアで、少し入れ込み気味でスタートで出遅れまして、隣の馬と接触する不利がありました。道中も内にもたれて、鞍上が矯正する場面もあって6着ですからね。今後楽しみです。 |
6.ラリベラ | 1着のラリベラですね、1月の小倉デビューで先行して失速すると2戦目の前走の中京の芝2000m戦を差して5着。今回は押し出されて逃げた格好なんですが、適度に息が入ってしぶとく粘り込んでいました。あと0秒1速ければBランク。半兄に京王杯2歳ステークス1着・朝日杯フューチュリティステークス2着のモンドキャンノ、父がキンシャサノキセキからハーツクライに変わって距離は融通性があります。極端な競馬しかしていないので、好位で折り合ってどうなるかはまだわかりません。 |
9.コントディヴェール | まずタイム面ですけども、ペース補正が入っているとは言え、水準以下で桜花賞の優先出走権を獲得した1着クロスマジェスティ・2着ラズベリームースともに、まぁ桜花賞で好走できるとはちょっと思えないですね。ただし、このレースの出走馬全てが、この時点で1勝クラスの馬だったので、2着以下はまだ1勝クラスに出走できます。勝ちタイムに1勝クラスの基準タイムを適用するとマイナス0秒1なので、2着でプラス0秒1、4着のアンクロワ辺りまでは、1勝クラスまでは水準レベルなので、上位馬は1勝クラスなら上位可能となります。 |
4.グッドウッドガイ | スタートが遅くて、さらに砂をかぶると嫌がってズルズルと下がり、かなり後ろまで下がっても進みが悪くて、ずっとジョッキーに促されていたんですが、外に出して砂を被らなくなると行きっぷりが良くなり、直線では外から目立つ伸びでしたね。スタートでこう遅れているのも物理的にスタート失敗してると言うよりも、周囲の馬を怖がって遅れている感じで、砂を被って進まなくなった事を含め、現状では内枠に入るとかなり厳しいと思われますが、このタイプは外枠に入れば大きく変わる可能性が十分にあります。外枠に入ったら注目です。 |
3.シエロフェイス | あと4着シエロフェイス、こちらはね外々回って早めに動いたんですよね。上位とは通ったコースの差もあると思いますね。 |
9.マテンロウマジック | 3着マテンロウマジック、3ヶ月ぶりの実戦でも仕上がり良好でした。まぁ調教は地味なタイプが動いていました。前2走に離されましたが、この馬でも完全タイム差はマイナス0秒5のBランク。水準のレベルなら勝てる計算になります。 |
1.ピュアジャッジ | 1番人気4着でした。3コーナーから4コーナーにかけて反応悪かったですね。長期休養明け好走後に中1週という臨戦過程も影響していそうですけども、昨年1月中京で1番人気で6着だった時も、コーナーで行きっぷりが悪かったと。左回りが苦手という可能性がかなりあります。 |
2.リメイク | リメイクがダート1400mで連勝しました。リメイクは2着ジレトールのすぐ後ろで手応え良く進み、4コーナーで軽く仕掛けてジレトールに並びかけ、直線でジレトールが追い出したのに合わせて追い出すと、鋭く伸びて突き放しました。これまでタイム面では目立つ結果を残していなかったんですが、3コーナーからゴールまでずっと左手前でこのタイムですから、能力は高いですね。で、1度だけ走った事がある右回りでは直線で内にもたれていたんですが、右回りの直線で左手前に変える事ができれば、かなり走りそうではあります。 |
4.グットディール | 3着のグットディールは出遅れた上に寄られてしまって、後ろからになりました。コーナーで追い上げて、直線入り口では4番手まで上がっていましたが、追い上げに脚を使ったため、直線では伸びを欠きましたね。今回はスタートが敗因です。 |
5.ジレトール | 2着のジレトールはリメイクに突かれると言うか、急かされる感じで先に仕掛けて、突き放されましたけども、バテてはいません。1600m以上では厳しいかもしれませんが、次走も1400m以下なら上位候補となります。 |
8.バトルクライ | 1番人気1着でした。差し馬が上位占めてましてね、展開恵まれたようにも見えるんですけどもね、バトルクライ直線差して来たと言うよりも、ひとマクりであっという間に先頭に立っていましたしね、かなり能力を感じさせる勝ち方ですね。この後オープンに上がるとダート1200m、ちゃんと見てないですけども、多分ないですね。今年もね3歳戦。距離伸ばしてどうなのかという所が課題かと思います。 |
9.クロジシジョー | 1着クロジシジョー、ダート1400m以下で5戦連続の馬券圏内に入りました。特に1200mに短縮してからは連続2着を続けて、今回は差し切り勝ちを収めています。牡馬にしては小柄なんですが、勝負強く良い根性をしています。オープンに入っても極端に時計が速くならなければ、善戦可能に思えます。 |
1.アイアンバローズ | そして2着がアイアンバローズ、3着が3番人気シルヴァーソニック、4着が2番人気マカオンドールでした。2着のアイアンバローズはですね、3番手でハミをガチッと噛んでいましたけども、早めに動いて最後まで止まっていません。こちらもディープボンドと同様にスタミナ豊富ですし、ステイヤーズステークスのようなハナを切れる組み合わせなら、もっと楽なレースができる可能性があります。 |
4.ユーキャンスマイル | 5着のユーキャンスマイルですけども、まぁ高速馬場ではない良馬場というこの馬には最高に合う状況だったんですが、伸びを欠きました。もう以前よりは能力が下がってしまったかなという感じです。 |
5.マカオンドール | そして2着がアイアンバローズ、3着が3番人気シルヴァーソニック、4着が2番人気マカオンドールでした。4着のマカオンドールは前にいたディープボンドを目標にして動いて行きましたが、最後直線の坂の辺りで伸びを欠きました。まぁ阪神よりは京都向きに見えますね。 |
7.テーオーロイヤル | テーオーロイヤルが勝って4連勝。重賞初制覇です。テーオーロイヤルは鞍上が自信満々の騎乗でした。4コーナーから抜け出す時の脚は迫力満点。4連勝で重賞初制覇、見事ですね。半兄のパイロ産駒メイショウハリオはダートのみやこステークスを制しており、兄弟で異なるカテゴリーの重賞制覇となりました。なお、リオンディーズ産駒は芝・ダート・距離を問わず、様々に活躍しています。長距離重賞の勝利で、さらに活躍の場が増えそうですね。 |
8.クレッシェンドラヴ | 4着クレッシェンドラヴ、半年ぶりのアメリカジョッキークラブカップ7着を叩いて調教が良化。8歳になりましたが、復調気配を示してきました。得意のローカル重賞となると、ハンデも重くなるんですが、それを踏まえてもチャンスがあると思います。 |
9.ヒートオンビート | 2着がボッケリーニ、3着ヒートオンビートと4枠2頭が続きました。3着ヒートオンビート、詰めの甘さは変わりなくても、操縦性が高く、常に馬券に絡んできます。距離が2000m以上あって、平均ペースより遅い流れなら、今後も崩れそうにはありません。 |
11.マイネルファンロン | そして2着がマイネルファンロン、3着がボッケリーニでした。2着のマイネルファンロンは洋芝や昨年夏の新潟記念など、力のいる馬場が得意です。という事で冬の中山ももちろん得意なんですけども、最後に坂があるとちょっと鈍りやすい傾向があります。 |
15.タガノディアマンテ | そしてタガノディアマンテが粘って2着でした。ステイヤーズステークス2着が示すように、長距離で先行してスタミナ勝負になると強いですね。今回も他馬がバテているところをしぶとく残しました。 |
16.タイトルホルダー | タイトルホルダーが逃げ切って重賞3勝目です。1着のタイトルホルダー、もちろん調整過程は悪くないんですが、菊花賞100点・有馬記念を90点とすると、調教の感触から今回85点ぐらいの仕上げに思えました。得意の舞台でスローの単騎逃げ。ドバイに遠征した馬もいて、手強いメンバーではありませんでした。勝って当たり前の状況なんですが、鞍上が左に傾いて走っていたと指摘したいのは、状態が完璧でなかった分だと思います。それだけ次走への上積みを残しての勝利であって、今回の着差が僅かでも、天皇賞の有力候補にある事に変わりはありません。 |
17.シルヴァーソニック | そして2着がアイアンバローズ、3着が3番人気シルヴァーソニック、4着が2番人気マカオンドールでした。3着のシルヴァーソニックは内でじっとしていて直線に入るまで動きませんでした。しっかり脚を溜めてもアイアンバローズとの差はステイヤーズステークスとほぼ同じ。逆転するのは難しそうですね。 |
18.ディープボンド | 1番人気のディープボンドが阪神大賞典連覇を達成しました。ディープボンドは3コーナーから4コーナーにかけてジョッキーの手が激しく動いていましたが、外から早めに前に並んで行く正攻法で勝ち切りました。まぁ流石と言えるですね、スタミナ溢れるレース内容で今年も春の天皇賞で好走を見込めると思います。 |
6.サパテアール | 今回を含めて昨年の暮れから2着2回・3着3回・4着1回の堅実派ですが。いずれも中山ダート1800mでハナを切ればしぶといタイプです。今回は展開が厳しく、逃げられない展開ながらも2着。脚質の幅を増した印象もありますが、勝ちタイムでもEランクですから、内容的には褒められるものではありません。いつもフワフワ走っていて、気を抜く面があって、今回はハイペースのおかげで集中力が切れなかった。そんな感じもします。福島だとメンバーにも恵まれる事も考えられるんですが、気性的な信頼度とタイムランクを加味すると、疑ってかかるのは賢明だと考えます。 |
8.イラーレ | 3着のイラーレ、前走2着がCランク。今回は0秒4差でタイムランクBにアップしました。自分の走りはできています。デビューから7戦全て馬券対象圏内の堅実ぶりなんですが、小柄な牝馬で勝ち切るだけの体力に不安も覚えます。 |
10.デルマシャンパン | 後ろで脚を溜めていたとは言え、手応え良く直線に入ってくるんですけども、直線で伸びかけた所で内から前に入られてしまってブレーキ。その後、進路を内に切り替えて伸びてはいたんですけども、間に合わなかったというレースですね。昨年も一昨年も2月下旬から4月ぐらいにかけて好走を続けていて、まぁ恐らく真夏も真冬も良くはないが、春は調子が良いという馬なんでしょう。今回の手応えや直線で伸びを見ると、今年も好調期に入ったのではないかと推測します。大きい着順が並んでいるので、次走も人気にならないと思いますが穴候補としてチェックしておきたいです。 |
5.ゲーテローズ | 2着のゲーテローズ、前走の小倉戦は重馬場で4着だったんですが、その前の2戦は良馬場でタイム差なしの3着・2着。小柄な牝馬で、良馬場なら走ります。ノヴェリスト産駒、お母さんがオークス2着のローズバドで、G1 2勝のローズキングダムの半妹にあたります。自身のタイムランクはCになりますが、距離延長で血統の良さが活きた感触があって、引き続き注目したいです。 |
12.ティーライトニング | 3着のティーライトニング、2着馬に0秒2差でこの馬はCランク相当です。若干1200mは忙しいようで、東京で少しでも距離が延びた方が良さそうに思います。あとはこれ以上体重が減少しない事だと思います。 |
15.ルパルテール | そして2着には10番人気ルパルテールが入りました。2着のルパルテール、中団待機から外に出して伸びて来ました。モーリス産駒の牝馬。ここ2走は芝1600mで5着と9着でしたが、放牧を挟んで良化したのと、お母さんのモエレフルールが芝1200mで良績があって、1400mに短縮したのもプラスに働きました。Bランク相当なんですが、小さな馬で上積みまではどうかなと思います。 |
3.エルパソ | 4着エルパソは先行勢が失速する中、逃げてしぶとく粘っていますね。展開面を考えると優秀な内容だったと思いますし、折り合い面を考えると現状は逃げる形の方が良いのかなと思いますね。 |
4.サンライズロナウド | サンライズロナウドが2着ウォータージオードに7馬身差をつけて圧勝しました。サンライズロナウドはスタート直後に少し仕掛けましたが、後は馬任せで行かせて大逃げ。そのまま逃げ切りました。これまで折り合いなどですね、制御に苦しんでいたんですけども、馬任せにする事で、今回は上手く行きました。ただし、クラスが上がるとこの同じ手が簡単に通用するとは思えないですね。 |
11.コパノニコルソン | 3着のコパノニコルソン、スムーズだったら2着は堅かったと思えるのはこの馬でした。スタートして間もなく挟まれて後退。勝負所では周囲に囲まれて動けず、外に出して追い上げたんですが、踏み遅れた形になりました。これだけロスがあって、この馬もBランクで走れています。前走小倉ダート1700mのネモフィラ賞で2着しているんですが、この時は完全タイム差プラス0秒9のEランクでした。こちらも内容が一変していて、ロスがなければ前で競馬ができるタイプです。巻き返しを期待できます。 |
4.スクルトゥーラ | 一方2着のセッカチケーン、3着のスクルトゥーラはともに初めての芝1200mでした。3着のスクルトゥーラはスタート直後に挟まれて下がったんですが、すぐに追い上げて好位の内。そして直線でもよく伸びています。すぐに追い上げる事ができたのは、3キロ減の恩恵もあったようなんですけども、初めての1200mでスピードを見せました。この馬も次走1200mなら圏内ですね。 |
10.ローヴェロ | 新馬戦2着の後、2戦目のローヴェロが逃げ切りました。1000m通過までほぼ持ったままで逃げて、残り300mぐらいから追い出して、そのまま後続を引き離してしまいました。ローヴェロは英国から輸入されたセイクリッドサイトの2番仔。母系にはDanehillやMonsunがいる明らかな欧州血統で、まぁダートで走るイメージはないんですが、父ロードカナロア譲りのスピードで、ダートもこなしているイメージですね。今後は芝もターゲットとなってくるかもしれません。 |
6.ワンデイモア | 3着ワンデイモア以下は前の2頭から3馬身以上離された。3着のワンデイモアは前走から体重が10キロ増えての540キロ。馬体に余裕がありました。中山2000mに良績があり、差して来ましたが、重い分あとひと伸びを欠きました。絞れてくれば東京でもチャンスがあります。 |
6.サンライズウルス | 新馬勝ちがダート1200m。その後ダート1400mで2勝目を挙げて、3勝目が前走東京ダート1600m。タイムランクはDでも2着に0秒6差。強烈な末脚でした。今回は中山も1800mも初めてで、4ヶ月ぶりの休養明け。しかも、昇級戦。得意の東京戦への叩き台ともとれる舞台なんですが、前残りの展開を離れた位置から伸びて、2着はあるかという3着でした。勝負所で見せたズブさは間隔が開いた影響だと思います。クラスに目処を立てて、次走の東京戦は頭から狙ってみたいと思います。距離適性もほぼ万能になりつつあります。 |
1.ショウナンマグマ | 2走前G3きさらぎ賞で外へ逸走して11着。前走の東京戦も折り合いが完璧ではなくて、1秒差の4着でした。今回は逃げた事と雨に濡れた下を気にしていた部分もあったのかもしれませんが、リズムよく運んで2着に8馬身差。タイムランクはCでも圧勝でした。デビューから3走目、芝2000mの葉牡丹賞でボーンディスウェイに0秒1差の4着で、そのボーンディスウェイは弥生賞ディープインパクト記念で3着に入りました。個人的に2000mは長いと思っているんですが、1600m・1800mならオープンでも勝ち負けできる能力を秘めています。今回は逃げ切りでしたが、本来折り合って、一瞬の脚を生かすタイプです。ザファクター産駒で、血統も地味な印象があるので、人気の面からも追いかけてみたいです。 |
11.ダノンフューチャー | 1番人気1着でした。逃げ馬に激しく抵抗されまして辛勝になりましたけどもね、相手なりに走る所があるので、上のクラスでも上位は可能かと思います。 |
13.ヴァモスロード | ヴァモスロードが2走目で勝ち上がりました。1着ヴァモスロード、デビュー戦で掛かって先行しながら、強敵相手に0秒3差3着。これには当時のタイム分析でも触れていますが、中2週の今回は逃げて折り合いもついていました。結果はBランクの完勝。馬格の割に気の小さい面があるのか、直線でしっぽを振っていたのが気になるんですが、それでいてバテてはいません。父がエピファネイア、母の父がアグネスタキオンという配合で、これから先行馬として強くなって行くと思います。大きな馬で、馬体はもう少し絞れても良いでしょう。 |
16.ディナースタ | ディナースタがマクって初勝利を挙げました。1着のディナースタ、縦長の展開の後方に位置。3コーナー手前から外を上がって行って、2番手に取り付くと長い脚を使って抜け出して後続を突き放しました。馬体は変わりなくても、緩さが徐々に薄れて、馬体を大きく見せるようになって良化しています。ジャックドールの半弟にあたるドゥラメンテ産駒。お兄さんも3戦目の未勝利戦を圧勝して軌道に乗りました。この馬にも期待がかかります。距離はこのくらいあって良いと思います。 |
7.クインズジュピタ | 2着以下は勝ち馬から7馬身以上離された。2着クインズジュピタはこれでデビュー以来3着・2着・2着の戦績なんですよね。前に行けないですし、時計が速くなると対応できない感じなんですが、次走もメンバー次第では勝機ありますね。 |
8.シャンバラ | あと番組注目馬シャンバラは2着でした。正攻法の競馬で押し切りを謀ったんですが、惜しくも差されてしまいましたね。それでも見ても分かる通り、3着馬には10馬身差つけましたからね。ダートの長丁場は合いますし、次走も引き続き勝ち負けになりますね。 |
8.ディオ | 5着ディオ・9着アスクコンナモンダは直線ごちゃついて位置を下げ、6着トゥードジボンはキングエルメスの直後で狭くなる不利がありました。それがなくても馬券対象内は難しかったと思いますが、それぞれ次走では見直して考えたいと思います。 |
9.ジュンブロッサム | 4着ジュンブロッサムはより可能性の高いG1を模索して1600mに距離を短縮。ただ、スタートが遅くて後方集団で身動きが取れませんでした。ラストは大外を凄い脚で追い込んで来ました。3着なら権利は取れていただけに、このハナ差4着は1勝馬だけにもったいない結果になってしまいました。万が一、1勝馬でもNHKマイルカップにゲートインできれば特注馬になるんですけどもね、まだ分かりません。 |
5.ソクラテス | 勝ったソクラテスは今回が初めてのダートで、芝では詰めの甘さが目立っていたんですが、今回2番手からしっかりと伸びて抜け出しました。パワー型だけにダート適性は高いと思いますね。昇級しても印は打ちたいと思います。 |
9.タヒチアンダンス | 4着のタヒチアンダンス、新馬戦のBランクで大差勝ち。以降は着順が人気を下回っているんですが、前走にしても0秒3差で、今回も自身のランクはBになります。揉まれ弱さが加わってきそうな課程で来ているので、相手次第ではチャンスも来ます。 |
1.アナゴサン | 4着のアナゴサン、昇級後の3戦は2着・3着・2着。ただ、各レースのタイムランクを見るとD・E、そして前走はギリギリのC。取り口は安定しているんですが、タイムの速い決着ではラストで甘くなって来ます。 |
3.アスクワイルドモア | 4着アスクワイルドモアですが、まぁ後方から伸びて来たのはほとんどこの馬だけと言えますね。苦しいレースにはなったんですけども、よく伸びて来ました。ズブさがあって距離は伸びるほど良さそうですね。 |
5.ミスターホワイト | 1着ミスターホワイトは2番手で手応え良くレースを進めて、残り300m辺りですかね先頭に立つと、そのまま後続を突き放しました。過去3戦はダートに使われて詰めが甘かったり、出遅れて力を発揮できなかったりしてたんですが、初めての芝となった今回レースぶりが一変しましたね。実は全兄のチェスナットコートは芝の中・長距離で4勝をマークして、2500mの日経賞でも2着した馬なんですよね。この馬も芝の中距離以上に適性がありそうですね。次走良馬場で、どんな走りをしてくれるのか、ちょっと注目したいですね。 |
7.リアド | 5着リアドは好位追走から勝ちに動いて伸び悩みました。完全な良馬場なら違ったかもしれないのですが、まだ素質に中身が追いついていない、そんな気がします。 |
10.ブラックブロッサム | 中京芝2000mの新馬戦をタイムランクCで勝って、今回が2戦目でした。前が飛ばす展開を、3着のフェーングロッテンと一緒に追い上げて、これを3着に失速させると前崩れの流れに乗じて差して来た2着サンライズエースに8馬身の差をつけました。完全タイム差はマイナス0秒1。長く脚を使っていますし、豊富なスタミナを立証しました。キタサンブラック産駒の牡馬、522キロと馬格があって、一流ステイヤーに育ちそうな予感がします。このレース自体、かつてトーセンホマレボシやリオンリオンなど、京都新聞杯や青葉賞に繋がるレースです。昨年の勝ち馬マカオンドールは、京都新聞杯3着。紆余曲折を経て、今春は天皇賞に挑戦します。ドゥラドーレスとぶつかったら一目置くとしても、ダービーの前哨戦で馬券になる可能性は高いです。 |
11.ヴェローナシチー | 3馬身差の2着ヴェローナシチーは、まぁ皐月賞では厳しいと思いますけども、この馬を含めて2着以下はまだ1勝クラスに出走できます。2着ヴェローナシチーのタイムを1勝クラスに当てはめると、完全タイム差はマイナス0秒1。3着フィデルでプラスマイナスゼロなので、まぁこの辺りは1勝クラスに出走すれば有力という事になります。 |
13.ヤシャマル | そして1番人気ステラヴェローチェが2着、9番人気ヤシャマルが3着でした。3着のヤシャマルはまぁパワータイプなので、高速馬場ではない中京芝の2000mは合っていたようですね。 |
1.ルチア | 2番人気2着でした。外から進出した4コーナー手前では手応え十分。圧勝まであるかという雰囲気でしたが、内でじっとしていた勝ち馬が追い出すと逆に力の違いを見せつけられました。今回は相手が悪かっただけですね。続けて使えるなら、次は勝てるでしょう。 |
1.ホウオウフウジン | そしてから半馬身差の2着がシュティル、さらに半馬身差の3着が1番人気のホウオウフウジンでした。3着のホウオウフウジンは逃げてマイペースに持ち込んだとは言え、残り1000mからペースが速くなっており、楽な展開ではなかったですね。まぁ同じ中京芝2200mで同じ3着だった前走よりも優秀な内容だと言います。 |
4.ボルザコフスキー | 2着ボルザコフスキーは勝ち馬にクビ差の接戦でした。ここまでの3走が1600m。距離延長に対応してタイムランクを上げて来ましたね。一息入れてリフレッシュした事も良い方に出ました。 |
15.ルージュカルミア | まずルージュカルミアですけども、4コーナーで内から寄られてしまってバランスを崩し、そのため追い始めるのが遅くなってしまったんですが、残り200mを切ってからの鋭い伸びは目立ちました。東京の新馬戦では馬群の中で進路を探しながらになり、進路ができてからも鋭くは伸びなかったんですが、今回のレースぶりも合わせて考えると加速がつくまでに時間が掛かるというタイプなので、狭い所を捌くようなレースだと力を出せないのだと思われます。東京で早めに広い所に出せれば、鋭く伸びそうです。 |
1.ヴァーンフリート | 3着ヴァーンフリート、グランシエロ相手に新馬勝ちして2走前はアスクビクターモアの0秒2差3着。水仙賞はメンタル面に問題があって7着に敗れていましたが、今回矛先を変えてのダート。追っつけての追走ながら直線はよく伸びて来ました。リオンディーズ産駒、母系はノーザンリバー・ランフォルセなどダート巧者を出すソニンクの系統で、適性は高いと思います。まぁ東京も歓迎だと思います。 |
5.ディオスバリエンテ | 2着ディオスバリエンテは母が重賞を3勝したディアデラノビアという良血。ここは1番人気でしたが、7カ月半ぶりを考慮するとまぁよく走ったと言えるでしょう。次走は確勝級ですね。 |
3.ジャングルキング | ジャングルキングがダートに転じて2走目で勝ち上がりました。ジャングルキングがノーステッキで2着に5馬身差の圧勝です。力の違いを見せつけました。2歳11月のデビュー戦で2着に3馬身差の圧勝演じた期待馬だったんですが、3歳時に芝1400から1600mで5戦し、2着2回・3着2回と上位に入るものの、勝てませんでした。昨年12月にダートへ矛先を変えて4着。兄や姉はほとんどが芝で活躍しており、ダートへの転戦はどうかと思われたんですが、この日の圧勝でそれも杞憂に終わったようですね。今後はダートで出世する可能性もあるでしょうか。なお、ドゥラメンテ産駒と言うと、どうしても芝向きと思ってしまうんですが、実は芝もダートも勝率や連対率で言えば、ほぼ変わりません。やや芝の方が良い程度で、ダートの方が人気にならないため実は単勝回収率はダートの方が良いんですよね。 |
4.アルメイダミノル | そして3着アルメイダミノルもダートの1400m戦なら堅実ですし、次走も相手次第で勝機はあると思います。 |
1.ガンダルフ | ガンダルフは少し出負けして好位に取り付くまでは押していたんですが、後は楽でした。4コーナーで軽く仕掛けるだけで先行2頭との差を詰めると、楽々と抜け出しました。直線でステッキを使ってはいますけども、内へもたれそうになっているのを修正するために内から叩いたという感じで、まだまだ余力はあったはずです。まぁ1勝クラスで差がなかったグランオフィシエや2勝クラスで小差だったリフレイムとの比較からも、3勝クラスですぐに通用すると見ます。 |
12.ルペルカーリア | 今回1800mに距離を短縮してもやはり行きたがり、直線ではちょっと抵抗できない感じで失速。客観的に見て強くないと思うんですけども、それでも次走は人気になりそうなので、取り上げます。この馬が3勝クラスで人気になる主な根拠は、毎日杯でシャフリヤールと0秒5差だった事と、京都新聞杯で2着だった事なんですけどもね、3歳限定重賞で好走した事だけを根拠に3勝クラスで人気になると危なっかしいというのは、まぁこの馬に限らず多いです。そもそも3勝クラスで人気になる根拠が非常に弱いという事ですね。 |
6.フライライクバード | それから2番人気のフライライクバードは15着に沈んでしまいました。テンションが高くて力んだ走りで、直線に入ると内にもたれて、その後は下がって行ってしまいましたね。まぁ体と言うか、心と言うか本調子ではなかったと思います。 |
9.ヴァイスメテオール | 4着ヴァイスメテオールは菊花賞以来でプラス18キロ。ちょっと太かったですかね。しかし、まぁ前々からよく粘っては来ています。 |
1.マテンロウオリオン | そのジャングロにアタマ差の2着が1番人気マテンロウオリオン、3着がリューベックでここまで3頭がNHKマイルカップへの優先出走権を得ました。2着マテンロウオリオン、シンガリ一気の万両賞は別としてシンザン記念では内で壁を作って折り合えていました。今回は外に出した事で、若干折り合いを欠いたのが敗因だと思います。調教師は一息入れた後よりも、連戦が向くタイプと話しています。今回が3ヶ月ぶり、これがガス抜きになれば本番は変わってくるはずです。 |
5.キングエルメス | 3着争いは内のキングエルメスが先着し、ここまで3頭がNHKマイルカップへの優先出走権を得ました。去年11月の京王杯2歳ステークス1着以来の骨折明けです。厩舎は本調子に一本ほのめかしていました。8キロ減の馬体も新馬戦を勝った後に、馬体減で5着だったクローバー賞と似た経緯です。この3着は能力の高さだと思います。まぁ次は調教を強化して、多分馬体を増やして来ます。これは京王杯2歳ステークス同じ課程です。一変もあります。 |
6.トウシンマカオ | 1番人気のトウシンマカオは5着でした。前走のクロッカスステークスではプルパレイに0秒2差で勝っていたんですが、今回はまず負担重量が1キロ増えて57キロ。さらに直線でしばらく進路がありませんでした。オタルエバーをやり過ごしてからその外に出しましたけども、追い出しが遅れて間に合いませんでした。まぁ力負けではないですね。 |
7.タイセイディバイン | そしてタイセイディバインは重賞で2走続けて2着でした。距離を短縮した前走のファルコンステークス2着、そして今回は1600mでも操縦性の良さを発揮。抜け出す脚の早さは特筆できます。反面、東京の1600mは脚の持続力が問われるので、微妙な気もするんですが、まぁ2戦連続しての重賞好走は軽く扱えません。 |
11.インダストリア | それから5着のインダストリアは馬群に入れないようで、向正面では折り合いを欠きながら後ろへ下がってしまっていました。4コーナー手前から追い上げようとしたんですが、外へ逃げ気味で、直線入り口では体勢が崩れ、追い出すまで少し時間が掛かっていましたが、直線でも外に行きそうになっていたんですけども伸びては来ました。課題は多いんですけども、能力は高いと思います。 |
13.ジャングロ | ジャングロが逃げ切って4勝目、重賞初制覇です。1着ジャングロは昨秋の東京芝1600mのベゴニア賞が逃げて0秒2差の6着。直線の長いコースで決め手の差が出ました。その後芝1200mを連勝。特に前走のマーガレットステークスを4番手から差して勝った事で、馬が溜める事を覚えて逃げてもムキにならなかったです。血統も体型も短距離向きだと思うんですが、武豊騎手が競馬を教えて来た事がG2勝ちにつながりました。ただ、東京のNHKマイルカップは差し馬優勢のG1です。相手も強くなって、分が悪くなる事は確かだと思います。 |
15.オタルエバー | そして2着が13番人気タイセイディバイン、3着は6番人気のオタルエバーでした。3着のオタルエバーは早めに外へ出してスムーズだったんですが、結果的に脚を溜める事になった2頭に伸び負けしました。とは言え、かなり長く脚を使っていますし、折り合って直線で脚を伸ばす競馬をして好走できた事は収穫だと思います。 |
16.プルパレイ | プルパレイが内めから抜け出して重賞初制覇です。プルパレイは前走に続いて出遅れたんですが、中団の内を確保できて、直線でも内ラチ沿いを通ってスムーズでした。他の上位馬との比較でコース取りに関してはかなり恵まれましたが、前走で出遅れながら差して来た事で、また出遅れても自信を持って乗れたのが大きいかと思います。ただし、繰り返しますけどもコース取りはかなり恵まれたので、今回の他の上位馬にこの後逆転を許す可能性はありますね。 |
18.ダノンスコーピオン | 1番人気ダノンスコーピオンがゴール前で抜き出し、重賞初制覇です。前走共同通信杯の7着について、鞍上は距離が長かったと話しています。同じ1800mの萩ステークス勝ちはキラーアビリティが引っかかったのにも助けられました。また、当時は調教や当日の気配も一息だったように思います。調教良化、200m短縮して朝日杯フューチュリティステークス3着の底力がものを言いました。本番はその朝日杯フューチュリティステークス2着のセリフォスが直行で臨戦予定。順調なら逆転しても驚けません。 |
3.ヨンク | 3着のヨンク、東京や川崎など左回りのダートに良績が集中していました。数を使っていないとは言っても、合うイメージの沸かなかった右回りの中山で3戦連続の馬券圏内。これは評価するべきだと思います。 |
12.クリーンスレイト | 1人気6着でした。冬毛を刈っていましたが太めでしたね。さらに初ブリンカーも裏目に出たのか、直線では外にもたれて伸びませんでした。 |
6.ニホンピロオーセン | そして2着以下は勝ち馬から5馬身以上離された。後続が離されるケースが目につく。2着ニホンピロオーセンは休養効果と身体が絞れたことが大きかったのか、レースぶりが一変しましたね。次走信頼となるとなんとも言えないんですが、走破時計も悪くないですし、一定の評価は出来ますね。 |
10.ブラックサウザー | 8着のブラックサウザーは少し出遅れた上に、両サイドから挟まれて下がってしまい、前半は後ろの方で追い通しになっていましたが、4コーナーでかなり外を回って追い上げ、直線でもそこそこ伸びていました。これ参考外と言える1戦で、まともなら巻き返せると思います。 |
10.スコールユニバンス | 1番人気3着でした。こちらはね、スタート直後に躓いて力んだんですよね。8キロ増も影響したのかジリジリとして伸びたんですが、スムーズに流れに乗れれば勝てるところまでは来ていますね。 |
15.ヴァレッタカズマ | 2番人気のヴァレッタカズマは7着でした。2番手につけたものの、4コーナーではもう手応えが悪かったですね。前走初ダートで3着とは言え、そのレースはEランク。レースレベルが高くなった事で着順が下がりました。 |
12.スマートラプター | 5着スマートラプター、前走ダート1400mの未勝利戦を完全タイム差マイナス0秒8。タイムランクAの逃げ切り。今回が1200mに短縮して行き切れず、好位の内で砂を被っていました。これが良い経験にはなっていて、1400mに戻して先行できれば巻き返しに期待できます。 |
5.クリノクラール | 2着クリノクラールはこれでダート中距離で5走続けて掲示板に載っている堅実タイプですね。ただ、1700mはおよそ1年5ヶ月ぶりで、小回りコースという事もあってマクって早めに動いて先頭に立って、勝ち馬の差し脚には屈した格好なんですが、ダート中距離での手堅さから引き続き上位候補だと見て良いですね。 |
13.シゲルピンクルビー | 4着シゲルピンクルビーなんですけども、フィリーズレビュー勝ち馬で1400mベストですかね。ここまで4走1200mでもう1つだったんですが、1400mなら重賞制覇もあるかもしれません。 |
16.ダディーズビビッド | まず4着のダディーズビビッドはですね、右回りだとコーナーで外へ膨れる馬なんですが、今回もそうでした。それでも直線ではよく伸びていますね。この馬は左回りの方が合うはずです。 |
2.アクセル | 1年近くダート戦に出走していなかったアクセルが、後方追走から直線で抜け出して1着となりました。その前回のダート戦は15頭立てのシンガリ負けですから、7番人気と評価が高くなかったのも頷けますね。ただ、当時は芝でも不振でしたし、こうして今回のレースが終わってみると、実質的な今回が初めてのダートという扱いで良かったのかもしれないですね。揉まれる事なく勝負所から外からスムーズに上がって行っての快勝でした。ダートに適性があることを示したのは確かで、昇級即上位候補と言えるほどのインパクトはなかったんですが、メンバー次第では注意しておきたい1頭ですね。 |
3.クランシリーニー | 3着クランシリーニーはダートの1400m戦に使われるようになって走りが安定してきました。次走も圏内になりますね。 |
4.オールイズトゥルー | スタート直後の芝の部分ではね、ハナを切れるぐらいスピードに乗っていたんですけども、ダートに入って外枠のもっと早かった馬が前に入って来て、砂をかぶるようになると頭を上げてしまって、上に飛び跳ねるような走りになって行きっぷりが悪くなりました。まぁそれでもズルズルと下がる事はなく、直線で外にスペースが出来て、そこに出してからはよく伸びていました。初めてのダートで内枠に入って、砂を被るという厳しい状況になりましたけども、最後の伸びを見るとダートも物理的には問題なかったですね。外枠に入れば大きく前進しそうです。 |
5.タイガーリリー | 6番人気13着でした。格上挑戦は想定内だったが、やはり道悪は全くダメでした。 |
5.マニカルニカ | あと2着マニカルニカは5番手でレースを進めて、残り400mあたりでの手応えは勝ち馬を上回っていたんですが、最後は惜しくも競り負けました。それでも距離延長に伴って良い位置で競馬ができるようになっているのは収穫だったと思いますし、次走も上位争いになりますね。 |
6.ダブルダブル | あと3番人気のダブルダブルは5着に敗れました。出遅れて位置取りが悪くなりました。それでもまぁ最後はジワジワと伸びてますし、スタートに難がねあるのは気がかりなんですが、発馬さえ五分なら勝負になって良いと思いますね。 |
10.チューウィー | そして3着チューウィーも伸びているんですが、上位2頭もしぶとくて、なかなか差が詰まらなかったんですよね。それでも4着馬には3馬身差つけてますし、次走も東京1600m出走なら引き続き圏内ですね。 |
3.ハッピースワニー | 2着のハッピースワニーは勝ち馬のすぐ後ろで周りを囲まれるポジションだったんですが、直線では不利なく進路を確保できました。残り100m付近まで手前が変わらなくて、ジリジリとした伸びだったんですが、勝ち馬との差を詰めて3着には4馬身差をつけています。まぁ次走も有力ですね。 |
8.カンザシ | ダート1200mの未勝利戦で勝ちっぷりが良かったのはこの馬です。デビュー戦の前走が経験馬相手に2着。後方に置かれたんですが、上がり推定最速で勝ち馬に0秒1差でした。2戦目の今回はスタートを決めて、二の脚が早く、前に取り付いて仕掛けるとしっかり伸びて0秒4差。完勝でした。父のディーマジェスティの決め手、母の父スウェプトオーヴァーボードのスピードを兼備。追って味があるんで、タイムランクCでも1勝クラスで注目できます。 |
4.ニューダイアリーズ | デビューから4走続いて2着だったニューダイアリーズが5走目で勝ち上がりました。ニューダイアリーズは初めての2000mだったんですが、距離と言うかスタミナに自信があるようで、スタートでアオっても積極的に前に行き、好タイムで勝ちました。仕掛けた時の反応はイマイチでも、長く脚は使えるので、ダートの長めの距離は合っていますね。昇級しても合う条件なら有力ですけども、しばらくはダート2000m以上の3歳1勝クラスというのは、組まれていません。 |
7.インディゴブラック | あと8着のインディゴブラック。前走の中京戦がAランクで7馬身差圧勝。今回1番人気になったのは仕方ないんですが、その前走は1900mで1000m通過は推定1分3秒2でした。まぁ今回1分1秒1の流れで、内枠では忙しくて、砂を被って頭を上げて戸惑いながらの追走になってしまいました。この経験を経て、外枠でも引けば一変があります。距離は1800mでも大丈夫です。 |
12.ナンヨーアイボリー | ナンヨーアイボリーがデビューから15戦目、初めてのダートで一変しました。勝ったナンヨーアイボリーは中団の外にいて、4コーナーでは追い通し。直線に入ってもすぐにステッキも入っていましたが、そこからの伸びは鋭く直線半ばからは突き放しました。初ダートで圧勝なので、まぁダート適性は高いのだと推測できますけども、今回は超高速馬場でした。乾いたダートでどうなのかはわかりませんし、大外枠で揉まれたり砂を被ったりする事もありませんでした。ギリギリのBランクでもあり、昇級してすぐに本命という訳にはいかないかと思います。 |
14.ワーズワース | そして2着ワーズワースはスタートで後手を踏んだんですが、すぐに挽回して好位からの競馬になりました。ラストは突き放されたんですが、いつもの差す形とは違う競馬をする中で自身もしぶとく粘っていますし、これで休み明けから連続して2着ですからね、次走も上位争いになりますね。 |
9.ボーンジーニアス | 1着ボーンジーニアス、昨年暮れに中山芝2500mの1勝クラスで1着。上がり600m推定34秒7で鋭く伸びて、完全タイム差はマイナス0秒6。長距離の新星現ると言った勝ち方でした。昇級戦は芝2200mで2着。今回はEランクの勝ち時計であることや、上がりの数字に不満もあるんですが、それについては風や馬場の影響が大きいです。後方からマクり切った段階でかなり長く良い脚を使っていて、ラストも詰め寄られたように見えて、余裕がありました。ポテンシャルの高さは3勝クラスでも上位だと思うので、高い評価は変わりありません。 |
11.ヴェラアズール | エターナルヴィテスが玉砕的な逃げを打って、縦長の展開。ただ、4コーナー先頭のブレークアップと2番手のパラダイスリーフが直線で抜け出したように、この辺りが丁度良い位置取りだったと思います。この流れを道中後方。4コーナーで離された7番手ではいくら外を追い込んでも届きません。皐月賞で言えばドウデュースに匹敵するような内容の3着でした。前走同様、芝の適正は申し分なく高いので、次走は頭から狙って行きたいと思います。 |
3.ギルデッドミラー | その後3着が1番人気のダーリントンホール、4着が2番人気グラティアス、そして5着がギルデッドミラーでした。5着のギルデッドミラー、直線は狭くなって待たされる場面がありましたが、坂上から追い出して掲示板を確保しました。ターコイズステークス3着以降は崩れていなくて、牝馬限定戦の適鞍で狙えます。 |
4.スカイグルーヴ | そして2着が1番人気スカイグルーヴ、3着が2番人気タンタラスと上位人気馬が続きました。2着スカイグルーヴなんですが、新馬勝ちから京成杯2着した時は、もういつでも重賞を勝つかと思われたんですが、意外にも3勝クラスを勝ったのは4歳秋。しかし、直後に重賞2着ですからね、凄いですね。 |
6.ワールドバローズ | それから7着ワールドバローズなんですけども、少しずつ強くなって前走でついにオープン入り。まぁしかし、中1週でいきなり重賞ではどうかと思っていたんですが、レースでは中団のインに押し込められながら、直線一時は先頭に立つかという勢いで伸びています。将来が楽しみですね。 |
9.タイムトゥヘヴン | 11番人気のタイムトゥヘヴンが鮮やかな追い込みを決めました。この馬としては異例なくらいスタートが早かった事、次に展開がハマった事、勝因はこの2つだと思います。京成杯・ニュージーランドトロフィーで2着していて、本来は中山向きのタイプです。桜花賞馬の母キストゥヘヴンもフラワーカップ・京成杯オータムハンデ・中山牝馬ステークスを勝っている中山巧者でした。あとは東京ですね。富士ステークス3着あっても、直線が長すぎるきらいがあります。 |
12.メイケイエール | ここまで3頭は同タイムの接戦で、さらに4着トゥラヴェスーラ、5着メイケイエールまで0秒1の間でした。5着のメイケイエール、外枠で出負けしました。それでも中団まで押し上げて、何とか折り合いもついていました。掲示板内で外から伸びて来たのは、この馬だけです。外枠が不利だっただけで、短距離なら計算できる存在になってきました。 |
10.テーオークレール | あと1番人気のテーオークレールは6着に敗れました。2番手でレースを進めたんですが、他馬が早めに上がって来て、厳しい展開になってしまいましたね。次走見直しは必要だと思います。 |
2.スマートドラフト | あとは3番人気で4着だったスマートドラフトですね。2番手追走から直線は一旦先頭に立つ積極的なレースを見せました。今回は約2ヶ月ぶりというのも影響したのか、最後粘り込めませんでしたが、この距離でも十分目処が立ったと言えるのではないでしょうか。 |
5.スターザサンライズ | そして4着スターザサンライズも経験馬相手のデビュー戦でよく追い込みました。こちらも次走期待できると思います。 |
14.サウンドプリズム | 2着以下は勝ち馬から3馬身半以上離された。2着ヒロノクイーンと3着サウンドプリズム、これら2頭は逃げ馬が失速して勝ち馬が千切る展開に乗じて差し込んで来ました。0秒6以上離されていて、次走以降も展開待ちの感じがあります。 |
6.ガイアフォース | 昨年9月のデビュー戦以来6ヶ月ぶりの実戦だったガイアフォースが勝ち上がりました。ガイアフォースはスンナリ好位につけて流れに乗り、手応えも良かったですね。まぁ4コーナーで徐々に差を詰めて行って、手応え通りに伸びて楽々と抜け出しました。新馬戦でドウデュースとクビ差だったように能力は高く、新馬戦と体重が同じでも、まだ締まりそうな体つき。使っての上積みも大きそうで、1勝クラスでも有力ですね。 |
7.シゲルローズマリー | 3走続けて2着だったシゲルローズマリーが競り勝ちました。3走連続2着の馬が初勝利となると、順当勝ちのように思えるんですが、ここ2走は勝ちタイムがEランクだったんですよね。対して今回は自身がBランクで勝ち上がったんですから、内容としては良化していたと見て良いですね。しかも、大外枠から出脚がもう一つで後方からの競馬になって、道中も緩みないペースでした。結果的に流れが向いたとは言え、長く良い脚は使っていますね。今回のように、ある程度時計の掛かるコンディションも向いていると思いますね。 |
2.ソフトフルート | 9番人気10着でした。次走が中山牝馬ステークスならコースが合わず、次走が金鯱賞だとコースは合うけども相手が強いという根拠で危険馬としたんですけどもね、相手が強すぎて9番人気でした。この次走危険馬が人気にならない時ほど緊張するレースはないんですけどもね、まぁ人気通りの着順で収まりました。ただ、何のお役にも立ちませんでしたということですね。 |
4.シフルマン | 13番人気で13着でした。重賞に出てくるとは思いませんでしたので、最低人気だったことはご容赦ください。このメンバーでは最下位も仕方ないと思います。 |
6.ミルヒシュトラーセ | 3着ミルヒシュトラーセは初めてのダート戦だったんですが、逃げる形で3着でした。目処の立つ内容でしたね。次走も引き続き圏内です。 |
2.グラスミヤラビ | 3走前、小倉芝1200mの未勝利戦をタイムランクBで逃げ切りました。昇級後は1400mに延長して東京戦が6着。再び1200mに短縮した前走はスタート後に他馬として接触してしまって大敗していました。それでも能力上位は確かと、本命視したんですが、スタートを決めたものの、そこから控えて4コーナー手前からはスムーズさを欠いて外に膨れて、直線もしばらくは右手前のまま。ただ、手前を変えてからはしっかりと伸びていました。4着でも2着とはクビ+クビ差。完全タイム差もプラス0秒3とロスが大きかった割りにはまとめています。今回を経て、調教でも工夫してくるはずです。再度狙ってみたいです。 |
14.コスモコラッジョ | 勝ち馬から3馬身半離された2着が1番人気のコスモコラッジョでした。2着のコスモコラッジョは勝ち馬から0秒6差でDランクになりますが、正攻法の逃げて昇級戦でも好走しました。そしてクラスに目処を立てています。一頃は集中力を欠いていましたが、まぁこれはもう本物と見て良いと思います。まぁ次走は東京戦よりもローカル戦で狙い目が高くなります。 |
5.レッドランメルト | 2着のレッドランメルト、勝ち馬から1秒1差でこの馬自身のランクはDになります。3着サンストックトンとの半馬身差は通ったコースの違いだと思いますが、それ以前に出遅れています。それを考慮に入れると、それなりに走れてはいます。ディープインパクト産駒の牡馬前走ゆりかもめ賞6着は、2400mが長かった結果だと思います。 |
3.セブンデイズ | 連闘のセブンデイズは16戦目での初勝利となりました。その1着セブンデイズ、4歳未勝利馬で格上挑戦が続いていたんですが、ここ2走は休養を挟んで中京ダート1800mの重馬場で連続2着でした。タイムランクもDからCへと上げていました。今回は連闘策。砂を被る位置を進んでいたんですが、それを我慢して直線で前が空くと一気に伸びて8馬身の大差をつけての圧勝でした。完全タイム差はマイナス0秒4。3戦連続して道悪のダートでの好走なんですが、未勝利戦で勝てなかった時期には乾いたダートでも好走していて、より力をつけた今なら心配ないと思います。再び1勝クラスで戦えるのですから、次走も首位候補と見て良いでしょう。 |
9.レーヴドゥラプレリ | ちょっと出遅れて中団からになったんですけども、4コーナーで馬なりのまま外をマクって行って、もう直線入り口では先頭に立っていました。直線に入っても余裕はあって、ゆっくりと追い出し、外からコミカライズが迫って来た所で2発だけステッキは入りましたけども、まぁ楽勝でしたね。まぁ所謂ひとマクりの楽勝というモノで、このクラスでは能力が違いました。で、昨年の10月にですね東京芝1600mで0秒2差の3着だった時の勝ち馬イズンシーラブリー、そして2着のウインシャーロットどちらも2勝クラスで既に好走しています。この2頭のその後の成績との比較からしても、レーヴドゥラプレリも2勝クラスで上位可能と見ます。 |
5.オディロン | 4着オディロン、位置取りの差が出た格好なんですが、外を回ってあと一歩まで詰めて来てはいます。物見をして集中力に欠ける面があるとの話なので、まだ気性面の成長の余地を秘めています。 |
7.ヴァルツァーシャル | ヴァルツァーシャルはここまで4走ダートで全て馬券圏内に入っています。ヴァルツァーシャルは前半末脚を温存して最後の直線に向くと外から一気に差し切りました。先行勢での対立がなかなか落ち着かず、差し有利の展開になったのは確かなんですが、勝ちっぷりは良かったですね。昇級しても展開がハマればやれると思います。 |
8.ペイシャエス | ペイシャエスが自己条件で2勝目を挙げました。1着ペイシャエス、メンバーランクBの中にあっても、前走オープンの伏竜ステークスで0秒1差3着だったこの馬の力が一枚も二枚も上でした。2番手追走から抜け出して5馬身差。勝ち時計は完全タイム差マイナス1秒5のAランクです。父エスポワールシチー、母の父ワイルドラッシュのダート向きの血統通り、ダート中距離のスピードとスタミナは別格でした。伏竜ステークスの上位馬ともう1回戦ったら勝ってしまう可能性もあると思います。新馬勝ちが東京1600m。コース変わりも問題ありません。 |
10.ホウオウルーレット | 番組注目馬となっていた1番人気のホウオウルーレットはオディロンから4馬身離れた5着でした。5着ホウオウルーレットは前2走の1000m通過が1分3秒から4秒台でした。今回1分1秒9へとペースアップして、他馬のマークも厳しかったです。ただ、それでも前2走タイムランク上位のレベルでの圧勝続きだったんで、納得いかないんですが、キャリアの浅さが出た、影響しただけとあまり深くは考えないで、改めて次走に期待したいです。 |
11.リッキーマジック | リッキーマジックは東京ダート1600mで2戦2勝です。前半からサクセスローレルが軽快に飛ばし、800m通過が46秒7のハイペース。ついて行った馬たちは厳しくなり、外から12番人気のリッキーマジックが一気に伸びました。牝馬なんですが、道中はインを追走しながら他馬を気にする所も見せず、直線は外に出して豪快に伸びています。デビュー戦よりも時計の掛かるコンディションだったのに、2秒4もタイムを短縮しており、この勝ち方が出来るなら次走以降も期待できるでしょうね。 |
12.バトルクライ | そして2番人気に支持されたバトルクライは6着に敗れました。1400mに距離が伸びた事で、少しね前半折り合いに苦労してたんですよね。この馬1400mもこなすんですが、ベストは1200mかもしれないですね。 |
13.スマートラプター | 勝ったスマートラプターはスッと2番手につけて追い出しをギリギリまで我慢して、鞍上がゴーサインを出すと、即座に反応して抜け出しましたね。前走は発馬で滑ったんですが、今回は芝からのスタートで、楽に先行できましたね。まだ揉まれた際に不安はあるんですが、内容的には完勝でしたし、昇級しても注意は必要ですね。 |
3.メイショウミモザ | 9番人気メイショウミモザが重賞初制覇です。メイショウミモザ、芝1600mはデビュー当時に2戦してともに6着。そもそも距離を芝1200mに短縮して頭角を現した経緯があって、急坂の阪神も実績がありませんでした。まぁメイショウベルーガの子供ですから距離延長もこなせた。これは終わってからの言葉だと思います。力をつけた現在だから克服できたのと、あとは内有利の流れ。鮫島克駿騎手の好騎乗も光りました。 |
4.マジックキャッスル | 5着マジックキャッスル、堅実なタイプ府中牝馬ステークス・愛知杯と大敗が続きました。メンタルな面ではないかと心配したんですが、馬体減で差し込んで来たので、前2走は馬が重かったんだと思います。ただ、良い時はあの位置からでも馬券に絡んで来ていて、まだ半信半疑ではあります。 |
5.ソダシ | そして2着がテイエムサウスダン、3着がソダシでした。3着ソダシですが、マイル・高速馬場、外めをすんなり先行と。この馬には全ての好条件揃いました。それでもちょっと真面目に走ってないと言うか、前の馬を交わそうという走りではなかったですね。今後もダートでは人気になると思うんですが、かなり条件が揃わない限り現状では厳しいかなと考えています。 |
7.レシステンシア | 6着のレシステンシアですね。同じ中京1200mのセントウルステークスを勝った際は、良馬場で前半600m33秒2の通過でした。当時より1秒1遅い決着での、33秒4というのは速すぎたのだと思います。本当は何かを行かせて、2・3番手を進みたかったんだと思うんですが、こればかりは仕方がないですね。 |
8.クリノプレミアム | そして2着は内のクリノプレミアム、1・2着馬の間でサトノダムゼルが3着でした。2着クリノプレミアムは差し決着の中、よく粘ってますよね。中山牝馬ステークス勝ちはフロックではなくて、本当に力つけていると判断した方が良いですね。今後は高速決着への対応が鍵になってきます。 |
9.アブレイズ | そして1番人気のアブレイズは9着でした。馬群に入れたのが良くなかったのか、全く伸びがなかったですよね。力はある馬なんですが、狙い所が難しい1頭だと思います。 |
11.ファインルージュ | そして2着が1番人気のファインルージュ、3着は連覇のかかったカラテでした。ファインルージュは秋華賞から約3ヶ月半ぶりでプラス16キロ。しかし、重めと言うよりは成長分だったかもしれませんね。3・4コーナーで周りにスペースがなく、直線も厳しい位置だったんですけども、残り200mから追い出すと一気に伸びました。着差はもう少し詰められたかもしれません。 |
12.ミスニューヨーク | 2着も人気薄、12番人気のアブレイズ。3着が1番人気のミスニューヨークでした。3着のミスニューヨークは内が開いた瞬間に脚を使ったんですが、粘りきれませんでした。重賞初制覇となったターコイズステークスのように、最後の最後に脚を使って間に合うという展開が理想で、早めに動くとちょっと甘くなるようですね。 |
13.レイパパレ | そして2着が昨年の覇者レイパパレ、3着がアリーヴォ、今年初戦となったヒシイグアスが4着でした。2着のレイパパレは体が大きくなくても、芯がしっかりして良い意味で枯れてきています。今は出して行っても掛からないので、鞍上の意のままに動けています。序盤はジャックドールにプレッシャーをかけ、アフリカンゴールドが2番手に上がるとスッと下げて折り合わせていました。この判断が絶妙でした。勝ちパターンに持ち込んで、クビ差惜敗したんですが、昨年の覇者らしさを見せました。 |
15.アンドヴァラナウト | そして2着が1番人気アンドヴァラナウト、3着が2番人気デゼルと上位人気馬が続きました。2着のアンドヴァラナウトは芝1600mは3走して1勝・2着2回と実績がありました。枠なりに前で流れに乗れたのも展開を考えれば、好走の要因です。愛知杯は馬が重かったので、4キロ絞れたのも大きいです。ローズステークス勝ちに秋華賞3着。このくらいは走れて当然です。 |
16.デゼル | そして2着が1番人気アンドヴァラナウト、3着が2番人気デゼルと上位人気馬が続きました。3着のデゼルは上がり600m推定タイムは勝ち馬と同じです。コース取りと位置取りの差が出ただけで、1着となった昨年と同じくらいの脚は使っています。1600mから1800mの重賞なら常に上位評価。ただ、G1ヴィクトリアマイルは昨年が0秒9差8着と、少し足りないかもしれません。 |
18.テルツェット | 5着のテルツェットはですね、56.5キロも影響していると思われますけども、坂のあるコースの1800mというのは、少し長いのだと思います。 |
5.エイシンギアアップ | 今回は2着に5馬身差の圧勝で、勝つ時はいつも派手なんで、3勝クラスでも上位人気に支持されそうです。ただ、今回を含めた5走の着順は。1着・4着・1着・4着・1着になります。これは全て1番人気のモノです。未勝利クラスを3馬身差で楽勝し、昇級戦で負けて、次走タイムランクBで完勝。また昇級戦で負けて、そして今回が1着という推移です。今回は勝ち方が強くても、タイムランクもDと落としていて、正直相手関係にも恵まれました。取り口は安定していますから、大敗はないと思います。それでも次走は4着の番です。嫌って妙味ありと思います。 |
9.ファシネートゼット | そして2着ファシネートゼットは揉まれ弱いタイプだけに、外枠でスムーズに運べた事が大きかったですね。今回走ったから次走も信用できるとまでは言わないんですが、揉まれなければこれぐらいやれる事は証明できました。 |
4.ワールドハート | 3着ワールドハートはよく伸びたんですが、脚質的にどうしても他力本願なんですよね。勝ち切るには展開の助けが欲しいと思います。 |
8.タイセイストラーダ | 2着タイセイストラーダはわずかに競り負けたとは言え、距離延長でレースぶりは良くなりましたね。今回の走りで目処は立ちましたし、次走も圏内ですね。 |
14.マヒナライズ | そして2着以下は勝ち馬から大きく離されました。2着マヒナライズは勝ち馬の直後でレースを進めて2着でした。詳しくは後ほどのコーナーで触れたいと思います。こちらは逃げて圧勝したハギノモーリスの真後ろにつけて流れに乗って、最後の直線に向くと勝ち馬には突き放されたんですが、自身はしぶとく粘って2着でした。レースぶりは確かに悪くはなかったんですが、最後は脚が上がり加減でしたし、初出走だった3着馬にゴール前では詰め寄られている点は少し気になりますね。しかも、今回休み明け初戦だったにも関わらず、馬体重は4キロ減って412キロまで減ったんですよね。デビュー時この馬426キロあったので、少しずつ減っている点も気がかりですね。これでね、2着・3着・2着なので次走間違いなく人気が予想されるんですが、不安もあるとみて今回は危険馬も選びました。 |
16.ミッキーチャレンジ | そして3着ミッキーチャレンジは経験馬相手のデビュー戦だったんですが、しかも先行馬が止まらない展開の中、中団からよく差して来ましたね。レースぶりは良かったですし、慣れが見込める次走は勝ち負けになりますね。 |
8.アオイゴールドワン | 3着アオイゴールドワン、6戦して全て馬券の圏内なんですが、2着が1回で今回は5回目の3着になります。安定した脚力があっても、詰めが甘いです。勝つには相手に恵まれないと厳しいかもしれません。 |
4.タマモタップダンス | 4着のタマモタップダンス、初勝利まで3戦連続2着。今回は0秒9差4着と着順を落としていますが、厳しい展開を考えれば上々です。まぁ小回りのローカルが向いていて、5/7の新潟にわらび賞があります。ただ、阪神に遠征しても面白いと思います。 |
5.ヴァレーデラルナ | 勝ち馬から5馬身離された2着が1番人気ヴァレーデラルナでした。2着のヴァレーデラルナも勝ち馬に離されたとは言っても、自身A寄りのBランクです。道中は2番人気のタヒチアンダンスと同位置。内・外の差もあり、先着したんですが直線の反応がこの馬の方が上だった訳ですから、それだけではないと思います。これで牡馬相手に3戦連続の2着。ドゥラメンテ産駒、牝馬としては馬格があり、すぐに勝てると思います。 |
4.カルネアサーダ | 2着のカルネアサーダ、初ダートの前走1200mの未勝利勝ちが、あと0秒1速ければBランクでした。当時休養明けで20キロ増の馬体を今回は維持。昇級でも機動力の高さを遺憾なく発揮しました。1400mに伸びてどうかは未知数なんですが、馬体を維持して再度1200mに出走なら、上位候補です。 |
14.カフジエニアゴン | カフジエニアゴンが距離短縮、初めてのダート1200mで一変です。カフジエニアゴンは元々調教は動いていたんですが、怖がりな気性が災いして実戦で結果が出せなかった馬なんですよね。今回リフレッシュ放牧で出来が上向いていた事に加えて、距離短縮そして逃げる形も良かったんだと思いますね。気性的にね、まだ揉まれた際には不安が残るんですが、時計的には昇級しても通用するレベルですね。 |
2.サトノシャローム | 3着のサトノシャロームはハナは切れませんでしたが、スローペースの2番手で手応えは良かったですね。それで前の2頭に離されたのは、流石に2600mは長いからだと思います。 |
6.アルバスドラコ | 3着のアルバスドラコはここがデビュー戦だったんですが、好走しました。新馬戦がなくなってから芝の中距離の未勝利戦でデビューする堀厩舎の馬は好走確率が高いので、これはまぁ傾向通りではあります。で、4コーナーで仕掛けて差を詰めて行ったので、最後は失速していましたけども、内容は良かったですね。次走も有望です。 |
5.ヒヅルジョウ | その後2番人気のヒヅルジョウが3着でした。楽なペースで逃げたんですが、途中でね少し他馬に絡まれて、脚を使わざるを得ない場面がありましたよね。その分ラストの踏ん張りを欠いた感じで、上位2頭とは大きな差はないと思いますね。 |
10.シンシアウィッシュ | そして3着シンシアウィッシュ、レース序盤にかなり引っかかったんですよね。やはり序盤で少し体力を消耗した事が勝ち馬に伸び負けた要因にもなってると思います。力はある馬だけに、オークスの権利を取れなかったのは残念でしたね。 |
13.コントディヴェール | 2着コントディヴェールは最後方から直線勝負に徹して、よく伸びました。優先出走権を取れなかったのは残念なんですが、道悪はかなり上手い事はわかりましたからね。この点は覚えておきたいと思います。 |
2.スパイダーバローズ | あと1番人気のスパイダーバローズ6着でしたね。良い位置で流れに乗ってるように見えたんですが、追ってから粘りを欠いたんですよね。こちらは休み明けが影響したのか、道悪が堪えたのか、敗因が掴みきれないですね。 |
2.ショウナンパラボラ | 3着ショウナンパラボラも課題のスタートを決めて、ラストもよく差を詰めてますね。デビュー戦よりもレースぶりは良くなったのは確かですし、次走も上位争いに加わってくると思いますね。 |
8.キングスタイル | 3着キングスタイル、4着ロードプレジールは内の馬が有利な馬場と展開の中、外めでなし崩しに脚を使わされた印象なんですよね。やはり1・2着馬とは通ったコースの差が大きいと思います。 |
3.ケイアイパープル | 5着のケイアイパープル、地方の交流戦とはメンバーの厚みが違います。それでも自力先行の形から粘り込んだのは立派です。少し手薄な重賞ならJRAでもチャンスがあります。 |
5.メイショウハリオ | メイショウハリオが勝って重賞2勝目を挙げました。調教本数は少なめなんですが、それで仕上がるタイプです。気配は良かったです。今回は展開が向いた面もありますが、チャンピオンズカップ7着も外を回って見せ場があっただけに、57キロでもG3なら能力上位でした。東京・福島でも好走していて、活躍の場は広いです。 |
6.ブルベアイリーデ | その後3着はブルベアイリーデとヒストリーメイカーの2頭が同着でした。ブルベアイリーデは久しぶりの右回りでも内枠を生かした本来の戦法がとれました。重賞でもすっかり安定して来たんですが、かと言って連対には常に一歩届かない印象もあります。タイミング1つという感じなんですが、ちょっとはがゆい面もあります。その後3着はブルベアイリーデとヒストリーメイカーの2頭が同着でした。3着同着のヒストリーメイカー、枠なりに外を回っていましたから、同着のブルベアイリーデよりは上との見方も出来ますが、実績からすれば今回の56キロは恵まれていました。それを考えれば、若干物足りなさも残ります。 |
7.ティーライトニング | そして2着が1番人気のティーライトニングでした。ティーライトニングは勝ち切れないんですが、とにかく芝・ダート問わず堅実に上位に入っていますね。ただ、連対したのはデビュー戦の新潟芝外回り1600mと、今回の新潟芝内回り1400m。外回り・内回りとコースが違ってはいるんですが、新潟のこの辺りの距離が合っているんだと思いますね。 |
15.ソレントフレイバー | そして3着ソレントフレイバーは1・2着馬よりも先に動いて、一旦は抜け出していますからね。ここに来て良くなって来ましたね。 |
1.タマモエイトビート | スタートで躓いていて、それで後ろからになり、4コーナーで外に出して追い上げを図ったんですが、かなり外を回っているのでそこで脚を使っていながら、あまり前との差が詰まらず。さらに直線では内にもたれていましたが、2着馬との差は詰めていました。ロスの多いレースでも、タイム面では前走から前進しています。ロスのないスムーズなレースができればもっと走れそうです。 |
6.コーリングユー | 2着のコーリングユー、前走中京のデビュー戦2着は重馬場でタイムランクはC。良馬場の今回は0秒1差でタイムランクは同じでも、完全タイム差は前進しています。今回は内枠でロスのない競馬はできていて、外枠を引いてどうかという課題は残るんですが、オープンで活躍のトラインを全兄弟のお兄さんに持ち、気性はお兄さんよりも素直そうに見えるので、順応性はありそうです。ただ、馬体はこれ以上減少しないことが条件になってきます。 |
13.グランドゴールド | 2着グランドゴールドは勝ち馬ほどの下位人気ではなかったんですが、こちらも近走からの良化を示しましたね。距離延長で初めての2000m、追走がスムーズになった事が直線のしぶとい脚に繋がりました。 |
8.タッケンアイ | スタートダッシュが鈍くてですね、しばらくガンガン押していたんですが、無事に好位の外につけて向正面では流れに乗れていました。しかしですね、3コーナーの手前辺りから外に並ばれて、さらに3コーナーでペースが速くなると砂を被ってる事もあって手応えが悪化しました。おまけに直線に入った所で、内側からぶつけられたんですけども、直線で前に馬がいなくなると、つまり砂を被らなくなるとグイグイ伸びて来ました。スタート直後とコーナーで初ダート故に気を遣っていた感じなんですけども、最後の伸びを見るとダート適性は高いですね。まぁ不良馬場で高速馬場だったので、良馬場のダートでは未知数ですけども、ルーラーシップ産駒の大型馬ですからパワー勝負は歓迎のはず。まぁ次走もダートなら上位候補ですね。 |
1.デトロイトテソーロ | 5着のデトロイトテソーロは早めにビアンフェに先頭を譲っても問題なかったんですけども、理想は平坦コースですね。 |
17.ルージュエクレール | 2着ルージュエクレール、こちら勝ち馬の決め手に屈したんですが内からしっかりと伸びました。これで3戦連続の2着ですし、次走よほどの出来落ちがない限り、勝ち負けになると思いますね。 |
9.ウェイマーク | ここがデビュー戦だったんですけども、まずちょっと太め残りでしたね。そして前半はもうフワフワとした走りでジョッキーにずっと促されていたんですが、3コーナー辺りからスピードに乗って追い上げを開始しました。そこでね、内から張られるロスもあったんですけども、追い上げてくるスピードはなかなかのものでした。ただ、直線で手前が変わらず内にもたれてしまい、ジョッキーはこう手前を変えさせようとしているだけになって、まぁあまり追えていないんですけども、伸びたとは言えませんがバテずに流れ込んでいますね。まぁ仕上がりもレース内容もいかにもデビュー戦というものでしたが、素質は高いと思います。 |
2.ヴァンダービルト | 今回がデビュー戦のヴァンダービルトが経験馬を相手に勝ちました。ヴァンダービルトはスタートを早くなかったんですけどもね、その後の行きっぷりが良く、すんなり2番手。楽な手応えで前に並ぶとあっさり突き放しました。ここがデビュー戦だっただけに価値は高く、状態面の上積みがあれば1勝クラスでも有力でしょう。 |
7.メイショウシンタケ | メイショウシンタケは昇級2走目、距離短縮で初めての1400mで勝ち上がりました。メイショウシンタケは出遅れましたが、すぐに挽回して好位へ。ペースが遅く、前半はかなり行きたがっていましたが、3コーナーでは収まりがつき、直線でスムーズに外へ出すと抜け出しました。これまでも、大きく出遅れたり、ムチに反応して派手に斜行したりと難しさを出していましたが、距離短縮で少しは乗りやすくなったようです。父ワールドエース・母の母がアドマイヤラピスという血統からは距離が短い方が良いとは思いませんけどもね、まぁどちらかといえばピッチ走法ですし、気性面からも短い距離が合っているようです。 |
1.ウォーターナビレラ | そして勝ち馬にハナ差2着がウォーターナビレラでした。今にして思えば、チューリップ賞5着は馬体が重かったです。14キロ絞れて馬が軽くなり、本来の先行力をフル回転。一旦は完全に先頭に立っていました。武豊騎手・武幸四郎調教師にとっては惜しい競馬になりました。オークスは少し距離が長いと思いますが、掛かるタイプではないので、善戦は可能です。 |
2.スタニングローズ | 芝の1800mは初めてでした、スタニングローズが重賞初制覇です。スタニングローズは枠なりに馬任せで出て行ってインの3番手にスッポリと収まって、前が詰まることもなくスムーズでした。その割に差し切るのに苦労したように見えますけども、まぁスローの上がり勝負が歓迎というタイプでもないでしょう。まぁ次走が桜花賞だとすると、もっと厳しいペースになってパフォーマンスが上がる可能性がありますし、オークスは合うタイプだと思います。 |
3.アートハウス | 牡馬相手の新馬戦でディープインパクト産駒の5億円馬ショウナンアデイブに3馬身差の楽勝。2戦目のエリカ賞では1番人気に支持されました。サトノヘリオスが2歳レコードで勝った鞍です。流石に厳しくて6着でしたが、この経験が生きたのと、リフレッシュさせて馬体が10キロ増。成長もうかがえて、レースも楽勝しました。2着馬と3着馬の狭い間を割ると、ノーステッキ。最後は流していたほど余裕がありました。スクリーンヒーロー産駒、オークスを目指す事になるんですが、直行で賞金が足りるかどうかが鍵です。中2週でスイートピーステークスに向かう手もあって、今後の動向に注目したいです。 |
4.ルージュエヴァイユ | 5着ルージュエヴァイユですね、位置取りが後ろになってペースも落ち着いてしまいました。加えて最後の直線では前も詰まったんですよね。それでもレースの上がりはメンバー中最速なので、力負けでは今回ないですね。 |
5.サウンドビバーチェ | その後先行したサウンドビバーチェが4着、3番人気ウォーターナビレラが5着でした。4着のサウンドビバーチェは2番手につけて手応えが良く、直線ですぐに先頭に立ちましたが、手応え通りには伸びませんでしたね。なぜ手応えほど伸びなかったのか、ちょっとわかりません。 |
6.サークルオブライフ | その後の3着がナムラクレア、4着がサークルオブライフ、5着がピンハイでここまで5頭がオークスへの優先出走権を獲得しました。4着サークルオブライフ、スタートは若干遅い程度。道中は少しでも内に潜り込もうと展開したんですが、それにも限界があって直線は外でした。上がり推定最速で伸びて来ました。6キロ増の馬体は先を見据えると好感が持てますし、タイプ的には2400mも問題なさそうです。オークスでは首位候補に挙げられます。 |
8.ナミュール | 1番人気ナミュールは10着。体重がチューリップ賞からさらに4キロ減って、初めての420キロ台。さらにスローで内の馬に分がある状況の大外枠。これでは伸び切れないのも無理はなかった感じがします。オークスは馬体を戻す事が条件になります。ただ、母系から距離は若干長い気もします。 |
9.エリカヴィータ | エリカヴィータが2頭の間を抜け出して、重賞初制覇。デビュー3戦目でのフローラステークス制覇は、レース史上最少キャリアタイとなります。4番手でレースを進めて、追い出しをギリギリまで我慢して、3頭並走の形から勝負根性を発揮して抜け出しました。今回は内枠とか前残りの展開に助けられた印象あるんですが、折り合い面から距離延長は問題ないですし、本番でも楽しみな1頭ですね。 |
13.パーソナルハイ | 2着争いは接戦となりましたが、パーソナルハイがハナ差シンシアウィッシュを抑えました。その2着パーソナルハイまでにオークスへの優先出走権が与えられます。2着パーソナルハイは前半競られる場面はあったんですが、1000m通過60秒2でペースとしては遅かったんですよね。その分ラストまで粘る事ができました。今回中1週での出走だったので、オークス本番に向けて上積みはどうかと思うんですが、ペースの鍵を握る馬にはなりそうですね。 |
15.ピンハイ | その後の3着がナムラクレア、4着がサークルオブライフ、5着がピンハイでここまで5頭がオークスへの優先出走権を獲得しました。5着のピンハイ、枠なりに最内を通って来ましたが、最後はナムラクレアの直後で追いづらいシーンがありました。体重が減少して馬が細かっただけに掲示板は立派です。良い根性してます。 |
16.プレサージュリフト | 11着のプレサージュリフト、出負けして最後方に待機。まぁこの流れではどうしようもなかったです。キャリアの浅さもあるでしょう。同じハービンジャー産駒でも、馬体を含めてナミュールよりは距離が保ちそうに感じます。クイーンカップの内容からも、見限れない面はあります。 |
17.ニシノラブウインク | そして2着が9番人気のニシノラブウインク、3着は1番人気シンティレーションでした。2着のニシノラブウインクはすんなり2番手につけて展開も向きましたけども、デビュー当初はですね、折り合いを欠いたり、直線入り口で急に外へ逃げたりと、そういうことがあった事を考えると、普通のレースができているという時点にもう成長を感じますね。 |
18.スターズオンアース | スターズオンアースがゴール寸前で差し切って重賞初制覇をG1で飾りました。管理する高柳瑞樹調教師もJRAのG1初制覇です。堅実な反面、ナミュールにもライラックにもプレサージュリフトにも敗れて来ました。惜敗が多いのは、もたれ癖のせい。矯正のためにハミを変えて、川田騎手が美浦に来て追い切りに騎乗。癖を掴んでいました。大一番で初めて全能力を発揮できた形です。元々素質は高く、オークス馬ソウルスターリングの姪にあたる血統からも、2冠達成は視野に入りました。騎乗した川田将雅騎手は2014年のハープスター以来となる桜花賞2勝目です。 なお、スターズオンアースが桜花賞を制したことにより、5年連続して3月の前哨戦に出走しなかった馬がこの桜花賞を制した事になります。 |
9.メイショウフンジン | そして3着メイショウフンジンは展開に恵まれた感じはありますね。詳しくは後ほどのコーナーで紹介したいと思いますね。ご覧のようにね、ゲートが開くとジョッキーがね出ムチを入れて前に行くんですよね。押して押して行って、この後実況があるんですけれども、押して押して押して1コーナーに入って行くんですよね。結果まぁ1コーナーのコーナリングでハナを奪う形になりました。その分序盤のラップは少し速くなったんですが、中盤ペースを上手く落とした事で最後までしぶとく粘る事ができて、3着に踏ん張りましたね。ただ、今回無理やりでもハナに行った事が好走の要因で、揉まれ弱いタイプうなので、控えるとしても外目の2・3番手辺りにつけないと厳しい競馬になってしまうんですよね。今回4番人気で3着ですからね、次走も極端に人気が下がる事はないと思うんですよね。ですからねぇまだ危うさあるとみて、今回危険馬に選びました。 |
3.タイガークリスエス | そして3着タイガークリスエスは出たなりの位置でリズム良く運んでラストもジワジワと伸びました。今後に目処の立つ内容でしたね。次走も警戒が必要です。 |
7.ウォーターレクラ | 2着ウォーターレクラは勝ち馬には離されたんですが、逃げてよく粘りました。前走もハナに立って2着なので、現状は逃げる形が合っていますね。次走も引き続き圏内です。 |
11.イラーレ | そして5着イラーレですね、ここまで7走全て馬券圏内に入っている堅実さが評価されての1番人気だったんですが、今回はね前の馬で決まる展開で追走に脚を使わされた感じなんですよね。これで評価を落とす必要はないと思います。 |
6.ハーツアズワン | ハーツアズワンがダートに転じて2走目、距離短縮で勝ち上がりました。ハーツアズワンは先行馬2頭を見ながらレースを進めて、馬なりのまま前に並びかけて、そのままあっさりと抜け出しましたね。初めてのダートだった前走は、1800m戦でかなり競り込まれる展開になって4着に敗れたんですが、今回距離を短くして来たんですよね。それによって走りが一変しました。この勝ちっぷりは非常に良かったですし、内容的にも良いので昇級しても勝負になると思いますね。 |
9.ライラボンド | そして3着のライラボンドはですね、こちらは勝ち馬にマークされる形で楽な競馬にならなかったんですよね。それでも先行する形で粘ったのは収穫でしたし、次走も引き続き上位争いですね。 |
2.セイルオンセイラー | 単勝1.7倍の1番人気に支持されたセイルオンセイラーが期待に応えて勝ち上がりました。セイルオンセイラーは好スタートを切ってハナを切り、直線で一旦並ばれてから伸びて突き放しました。タイムはギリギリのBランクで、オープンで同じぐらいしか走れないと上位は難しいかもしれませんが、先行してなおかつ追って伸びているので、相手なりに走れそうな予感はします。 |
5.カンピオーネ | カンピオーネが昇級2走目で一変しました。1着のカンピオーネ、デビュー3戦目に東京ダート1600mをCランク勝ち。昇級戦の前走も同条件で6着ながらCランク相当で走っていました。今回はハイペースで展開が向いたのが勝因なんですが、コーナー4回の中山にも対応。直線で抜け出す脚が速かったです。ヘニーヒューズ産駒の牡馬、半兄にダート4勝のエネスクがいて、祖母はダートの名牝ロジータ。血統的にはオープンでも通用します。 |
10.ハピ | ハピが昇級戦を勝って、ダート1800mで2戦2勝です。ハピは出遅れまして、それで後ろからになったんですが、直線でしっかり伸びましたね。3コーナー過ぎから長く脚を使った上に最後は競り勝っていて、能力の高さを感じさせます。道中フワフワする事があって、まだまだ幼いんですけども将来性は十分。ただ、多頭数でごちゃついたりすると不安も感じるので、次走に関しては組み合わせ次第ですね。 |
12.メイショウアポイ | そして2着メイショウアポイも揉まれ弱さのあるタイプなので、今回は大外枠でスムーズに運べた事が大きかったですね。次走も同様の競馬ができれば、やれて良いと思います。 |
12.ミクソロジー | そして1番人気ミクソロジーが2着なんですけども、この馬は前走出遅れて追い込んでの4着でした。 |
14.マテンロウサニー | スタートで軽く躓いて後ろからになって、直線に入るところで追い出して勢い良く外へ行き、直線でもしばらくは目立つ勢いで伸びて来たんですが、直線半ばで急に内に刺さってしまい、その後は追えなくなってしまいました。昨年の夏に1200mで6着・5着・5着。そして7ヶ月の休み明けで距離を一気に1800mに伸ばして着順は悪くなったんですが、直線で一瞬は見せた伸びからすると、短距離よりは中距離向きですね。1200mでもある程度は前に行けていた馬なので、1800mや2000mでスタートが正常なら好位につけられるはずですし、次走も中距離なら大きく前進する可能性があります。 |
4.タイゲン | 12着のタイゲン、中京芝1400mの前走が逃げてBランク相当の2着。今回も藤田菜七子騎手が押して出して行っているんですが、大外の18番枠がかわいそうでした。行ききれずに4コーナーが5頭並びの1番外。これでは失速しても仕方がありません。すんなりハナに行けば変わるはずです。左回りの方が若干良い感じもあります。 |
8.タカラマドンナ | タカラマドンナがダートに転じて2走目で勝ち上がりました。タカラマドンナはスタートを決めて序盤は好位の外につけて、3コーナーでは早々に3番手。4コーナーを回るとあっさりと抜け出して、そのまま後続を突き放しました。前走からダートに参戦して、ブリンカーもつけた事でレースぶりが一気に良くなって来ましたよね。まだまだね、揉まれる競馬を経験してないので、揉まれた際の不安はあるんですが、この勝ちっぷりなら力だけなら上のクラスでも十分通用すると思いますね。 |
6.オモルフィア | そしてチューニーの仔で3番人気に支持されたオモルフィアですね、8着に敗れました。道中は前めでスムーズに流れに乗っているように見えたんですが、最後の直線に向くとあっさりと後退しましたね。初出走とは言え、やや物足りない内容でした。良くなるにはもう少し時間が掛かるかなという印象ですね。 |
10.フィニッシュムーヴ | そして6着のフィニッシュムーヴですけども、直線で内にもたれっぱなしでしたね。ジョッキーは左の手綱を外へ開いているだけで、もう全く追えていませんでした。直線で内にもされるのは、2着だった新馬戦の時も同じだったんですけども、それがより悪化していました。まぁ今回レース間隔が短くて、苦しかったという可能性がありますから、間隔を空けて立て直してきたら注目したいですね。 |
12.ボルザコフスキー | そして2着ボルザコフスキーは2番手から良い競馬をしたんですが、今回は勝った馬が強かったですね。前走はタイムランクBのレースでクビ差の2着ですから、そして今回も悪くない時計で2着という事で、次走も引き続き勝ち負けになりますね。 |
15.パガニーニ | あと3着アルテラと4着パガニーニも5番手から7番手を追走して、ジワジワとは伸びていますね。次走もメンバー次第で勝ち負けになると思います。 |
1.アイスランドポピー | 3着のアイスランドポピー、内々の経済コースを通ったものなんですが、初出走でセンスの良い競馬ができるのも素質の高さだと思います。エピファネイア産駒、オークス馬トールポピーの孫に当たる牝馬です。ミッキーアイル産駒のお姉さんシャーレイポピーが阪神芝1600mで4勝してオープン入りしており、父が変わって2000mにも対応できたんですが、牡馬相手でしたら距離はもう少し短い方が良いと思います。 |
10.セッカチケーン | 一方2着のセッカチケーン、3着のスクルトゥーラはともに初めての芝1200mでした。2着のセッカチケーンは1600mからの距離短縮でも楽に先行できました。1600mで溜めて行くより、1200mでスピード任せのレースをした方が良いようで、まぁ次走も1200mなら圏内ですね。 |
11.モズゴールドバレル | あと1番人気のモズゴールドバレルは5着に敗れたんですよね。勝負所での反応が悪かったですし、これが休み明けが影響したのか、馬場が堪えたのか、ちょっと敗因が掴めない部分はありますね。 |
1.ビヨンドザシーン | そして2着ビヨンドザシーンはスローペースの中4番手のインで上手く立ち回りましたね。やや展開に恵まれた印象はあるんですが、走りは堅実ですし、次走も圏内ですね。 |
6.チュウワジョーダン | 2着チュウワジョーダンは敗れたとは言え、堅実に駆けているので、距離も1600mぐらいが良さそうですね。次走も上位争いになります。 |
10.プレシオーソ | そして2着プレシオーソはスタートで滑って出負けしたのが痛かったですね。それでも久しぶりのダート参戦で目処の立つ内容でした。次走も要注意ですね。 |
8.レモンポップ | 勝ったレモンポップは楽に先行して2番手でレースを進めて最後の直線に向くと馬なりのまま逃げ馬を交わして、先頭に立ってそのまま2着馬を6馬身突き放しましたね。ノーステッキで楽勝した事を考えれば、まだまだ時計短縮は可能だと思います。加えてこの馬の場合、相手が強くなってペースが速くなった方が、むしろ競馬はしやすいと思うんですよね。今回の走りなら、距離が1600mに伸びても何ら問題ないですし、次走オープン特別出走なら十分勝負になると思いますね。 |
1.アナンシエーション | そして2着が1番人気アナンシエーションでした。アナンシエーションは抜け出すタイミングも良くて、完全に勝ちパターンでしたよね。恐らくねレーン騎手も勝ったと思ったはずなんですよね。ただ、今回は勝ち馬の決め手が上でしたね。この馬自身、砂を被る形になっても我慢が効いていたのは収穫でした。次走も上位争いになりますね。 |
14.マッドクール | 3着のマッドクールはスタートダッシュが鋭く、ダートに入る頃にはもう1馬身ぐらい抜け出していました。まぁダートは合っていますし、距離は1200mの方が良いかもしれません。 |
7.ウナギノボリ | そしてウナギノボリですね。メンバー中最速の上がりで追い上げたんですが、4着でした。今回は逆にこっちは前残りの馬場と展開に泣きましたね。次走も軽く扱わない方が良いと思います。 |
1.キングリスティア | あと2番人気のキングリスティアは5着に敗れました。ゲートの中立が悪くて今回も出遅れたんですよね。もう今後も、とにかくスタートがカギになってくる馬ですね。 |
8.メイショウマントル | 2着メイショウマントルは勝ち馬に突き放されたんですが、3着馬には6馬身もの差をつけたんですよね。自身の力は発揮していますし、次走も圏内だと思います。 |
7.マジカルステージ | 逃げていたコスモアシュラを除けば、4コーナーでは全体的にやや外へ出されて直線に入って行きましたね。その中で手応えが目立ったのがマジカルステージで、4コーナーで先頭に立って先頭に並びかけると楽々と抜け出して、追い上げて来たヒルノアントラに1馬身差をつけて1着となりました。マジカルステージはちょうど1年前、矢車賞以来の実戦だったんですが、未勝利戦を勝ち上がった直後のレース、リステッド競走の忘れな草賞4着と善戦して。そして矢車賞が3着でその矢車賞の勝ち馬はその後、オークスで3着に入ったハギノピリナですからね、戦ってきた相手が違いましたね。今回、ブランクを感じさせない内容での勝利で、昇級しても注目したいですね。 |
4.ヴィアメント | あとヴィアメントは3番人気で6着でした。そしてラヴォラーレは2番人気で9着でした。ヴィアメントはやや間隔が開いていましたし、ラヴォラーレは使い込まれていました。ともに本来の出来になかったのかもしれないですね。 |
5.クリノドラゴン | あと3着クリノドラゴンはスタートで躓いて位置取りが後ろになって、それでも長く良い脚を使って追い上げましたからね、元々が差しタイプだとは言え、やはり発馬のロスが響いてる印象はありますし、まぁ末脚は安定してるので、次走も展開次第でチャンスはありますね。 |
11.ラヴォラーレ | あとヴィアメントは3番人気で6着でした。そしてラヴォラーレは2番人気で9着でした。ヴィアメントはやや間隔が開いていましたし、ラヴォラーレは使い込まれていました。ともに本来の出来になかったのかもしれないですね。 |
12.ノーブルシルエット | 1番人気5着でした。半年後の青葉賞馬を当てれたのに、目の前の競馬を外すという結果になりましたよね。ただ、この馬小回りの1700mは忙しいですね。1800mに戻れば見直せると思います。 |
5.シゲルファンノユメ | シゲルファンノユメが芝1200mで2勝目を挙げました。また、この距離では6走全てで馬券圏内に入っています。シゲルファンノユメはいつも通り後ろからになった場合、自身初の16頭立てをどう裁くかというのが焦点だったんですが、スタート直後からを押して行って、さらに3コーナーから外を回って早めに追い上げて行きました。これまでとは違うレース運びでも、直線ではしっかり伸びていて収穫は大きいレースでしたね。ギリギリのBランクなので、オープンでさらに多頭数だと楽ではないですけども、捌きやすい頭数ならオープンでも上位可能と見ます。 |
7.ウインマーベル | 勝ったウインマーベルは掛かり気味に先行して、そのままあっさりと抜け出しましたね。前走は不利があって大敗したんですが、スムーズに運んだ今回は走りが一変しました。レースぶりを見ていると、1400mでも勝ち切る力はあるんですが、1200mならより良さが出そうですね。 |
10.ケイアイオメガ | そして1番人気のケイアイオメガは7着でしたね。控える形で折り合いを欠いて、力を発揮できませんでした。今回はキャリアの浅さがモロに出た感じで、次走の変わり身に期待したいですね。 |
15.ジャスパークローネ | 2着ジャスパークローネは前半600m33秒7という、それなりに速いラップだったとは言え、思っていたほど先行争いが激しくならずに、マイペースで逃げる事ができましたね。今回は前が残る馬場と展開に助けられた印象が強いですね。 |
7.クリーンジーニアス | そして3着クリーンジーニアスは前走から着順を落としたとは言え、自身のタイムランクは上げているんですよね。この馬も引き続き上位候補だと思います。 |
11.カルド | 1番人気2着でした。こちらは惜しかったですね。外の15番と併走して逃げる形で、若干気を遣ってた面があったかと思いますね。スタートを決めて前めで戦えたのは、いずれにしろ収穫でしたし、3着には6馬身差をつけてますからね、すぐ勝てると思います。 |
11.コスモフロイデ | そして1番人気のコスモフロイデは3着ですね。ただ、先着2頭とは同タイムですし、自身の力は発揮しているんですが、先着2頭の良化度が大きかったんだと思いますね。 |
11.ララエフォール | 2着ララエフォールは後方からの競馬で、勝ち馬以外の先行勢が失速して、展開が向いたのは確かなんですが、3着馬には3馬身半もの差を付けましたからね。中山より東京の方が合っていますし、次走も東京で出走してくれば上位争いになりますね。 |
17.アルテラ | あと3着アルテラと4着パガニーニも5番手から7番手を追走して、ジワジワとは伸びていますね。次走もメンバー次第で勝ち負けになると思います。 |
2.ロードバルドル | 勝ったロードバルドルはデビュー5戦目にして、初めてのダート戦だったんですよね。道中は3番手につけて、最後の直線で早めに抜け出しすぎた影響で、ゴール前は明らかにソラを使ってましたね。その分、ゴール前結構詰め寄られたんですが、ダート適性の高さは見せました。さらなる時計短縮は可能だと思いますね。昇級しても警戒は必要です。 |
10.フィフティシェビー | 3着フィフティシェビーは馬群の中で我慢して、最後までジワジワと脚を使えました。いつもより前目で競馬ができたのは収穫でしたし、次走も引き続き圏内ですね。 |
4.ディオスバリエンテ | 1番人気2着でした。余裕十分で先頭に立ったんですが、そこでソラを使ったのか、内に寄れるような所を見せたんですよね。それを鞍上が矯正してるうちに差されてしまいました。正直、ここで負けると思ってなかったんですが、3着馬は離していますし、今回休み明けでしたからね、次走は確勝だと思います。 |
7.クリーンスレイト | 勝ったクリーンスレイトは体重24キロ減だったんですが、全く細くはなかったですね。むしろ丁度良い体つきに見えました。レースでは後方追走から、大外に持ち出して一気の差し切り勝ちでしたね。レースうの前半600mが35秒4で、決して速い流れではなかった事を考えれば、よく届いたと思いますよね。その末脚は魅力ですし、昇級しても堅実に駆けてくれると思いますね。 |
11.ディアセオリー | 1着のディアセオリー、4コーナーは好位の外め。凄い手応えでしたが、その手応え通りに逃げたコスモコラッジョを交わして、直線で突き放しました。タイムランクはCになりますが、それ以上の感触はありました。ダートは3歳1月の黒竹賞7着以来でしたが、ダート巧者の多い高木厩舎が、ブリンカー着用で使ってきただけの事はあります。まぁブリンカーに慣れてしまう前の昇級戦、あるいは2戦目辺り、その辺まで注目したい1頭です。 |
13.ルドヴィクス | ルドヴィクスが好位から抜け出して3勝目を挙げました。前走が重馬場で3着、そして今回は強風の中、稍重で勝利しましたね。タフなコンディションは向いていますし、このような条件で好走している事は今後覚えておきたいと思いますね。 |
1.アスクワイルドモア | アスクワイルドモアが芝2200mのJRAレコードを更新し、初の重賞タイトルを獲得しました。道中は後方のインで我慢させて、4コーナーで強引に外に持ち出すと力強く伸びて差し切りましたね。元々エンジンの掛かりの遅いタイプなんですが、今回はねペースが適度に流れてくれた事で、むしろ展開が向いた印象はありますね。デビュー以来実は大きく崩れたのは落鉄してたホープフルステークスだけなんですよね。結構堅実に駆けるタイプでもありますし、仮にダービーに出走してきたとして、相手が強くなったとしても堅実に駆けてくれると思いますね。 |
2.セイウンハーデス | その勝ち馬セイウンハーデスなんですが、好スタートを決めて前目でレースを進めて、直線半ばで抜け出して来たんですよね。そつのない立ち回りが勝利に結びついた感じなんですが、前走で見せた物見をする面など見せなかったですし、今回から着用したシャドーロールの効果は伺えましたね。折り合いはつく馬なので、距離が2400mに伸びても対応はできそうなんですが、今回の2・3着馬は1勝クラスの馬ですからね。ダービーではかなりメンバーが強くなりますし、勝ち負けまではどうかなという気がしますね。 |
3.アスクビクターモア | 5着のアスクビクターモア、押し出された形であっても腹を据えた逃げには見えました。ペースを落とせましたし、コーナーも内を空けて回っています。また、この馬としては折り合いも最高に近かったです。上位4頭が上だったという事ですが、ダービーも同様の展開なら一発を狙える位置にはいます。 |
5.ピースオブエイト | ピースオブエイトが逃げ切り、これで3戦3勝、重賞は初制覇です。前走のアルメリア賞勝ちは道中、力みながらの追走から共同通信杯4着のジュンブロッサムを差し切りました。昨年夏の小倉の新馬戦以来でこの芸当でしたから、能力上位は確かです。今回逃げたのは鞍上藤岡佑介騎手の好判断でしたが、行き切った事と下の馬場を気にした面もあってか、折り合いもついていました。ラストは苦しくなっても前に出た辺り、勝負根性もあります。レース傾向からはダービー直行が有力なんですが、まぁ混戦向きで皐月賞に出してみたい1頭です。アルアインの例もあります。 |
6.プラダリア | プラダリアが重賞初制覇です。5番手でレースを進めて、最後の直線に向いて満を持して追い出すとしっかりと伸びて抜け出しましたね。まだキャリアは浅いんですが、レースセンスが良いです。実はこの馬の母シャッセロールは現役時代ダート1000mで2勝。芝1200mで1勝をマークしている馬なんですよね。当初はどこまで距離が保つのかなと思ったんですが、芝2400mに適正がありましたね。次のダービーに向けては中3週で再度の長距離輸送がありますからね。その点が鍵になってくると思います。 |
10.マテンロウオリオン | そして2着はマテンロウオリオン、3着が最低人気のカワキタレブリーでした。2着マテンロウオリオンですね。これは後方で脚を溜めて直線勝負に賭ける競馬でした。外から一気に伸びた時は勝ち切るかと思ったんですが、残り100mぐらいで勝ち馬と伸びが同じになったんですよね。ただ、上がり600mの推定タイムは33秒5ですからね、メンバー中最速ですし、力は発揮していると思いますね。 |
12.ダノンベルーガ | 4着ダノンベルーガ、1000m通過時はジオグリフと並んでいました。それでも1番枠は厳しくて、枠なりに内を突くしか手がありませんでした。最後は底力でアスクビクターモアを交わしていて、キャリアを考えれば上々の結果だと思います。左回りの東京に変われば、じっくりと競馬ができます。まぁ巻き返し可能でしょう。 |
13.ドウデュース | その後の3着が追い上げたドウデュースです。武豊騎手は展開がもう少し速くなると読んだのかもしれません。私もそう思っていました。ただ、思いの他流れませんでした。上がり推定はメンバー最速の33秒8。勿体ないです。ダービーは若干距離が長い気もするんですが、ダービー5勝ジョッキーが鞍上ですからね。以前、上位候補だと思います。 |
15.ジオグリフ | ジオグリフが勝って現3歳世代が初年度となるドレフォン産駒として初のG1タイトルを獲得しました。前回の馬券Summaryで皐月賞を展望した際、首位候補とまでは評価しませんでしたが、中山の馬場適正と追い切りの動きの良さ、本命を打ちました。最後は思わず声が出ました。朝日杯フューチュリティステークスは距離不足。2000mに伸びて良いと思っていましたし、流れは少し違っても札幌2歳ステークスの圧倒的な強さが下敷きになりました。福永騎手も完璧でした。また、馬もこれまでにないくらい柔軟性が出て、充実していたと思います。ダービーは距離以上に瞬発力勝負になってどうかという心配はありますが、それでもまず崩れないと思います。 なお札幌2歳ステークス優勝馬が皐月賞を制したのは、1967年のリュウヅキ以来55年ぶり2頭ぶりだという事です。 |
16.キラーアビリティ | 13着キラーアビリティ、4番人気です。スタートが悪くて中団で掛かるのをなだめながら、内の馬場の悪いところを通らされて、ラストは失速しました。完成度の早さで2歳G1を勝っていますが、ここまでの伸びしろは意外と少なかった、そんな気がします。 |
17.ロードレゼル | その後の2着がロードレゼルでここまで2頭が日本ダービーへの優先出走権を得ました。これは完璧だったと思いますね。2番手で本当リズム良く運んで勝ちパターンに持ち込んだんですが、勝ち馬の決め手が上回ったという事でしょうね。まぁ自身、まだ乗り難しさはあるとのことなんですが、現状の力は発揮していると思います。 |
18.イクイノックス | そして2着が5ヶ月ぶりの実戦でしたイクイノックスで木村哲也厩舎の所属馬によるワンツーフィニッシュでした。体重の10キロ増は成長分です。バランスの良さと馬体の美しさ、やっぱり良い馬だと思いました。ルメール騎手が先に動いたのも、展開からは納得。最後は勝ち馬に負けを知っている者の強みがあったように思います、これは桜花賞のスターズオンアースと同じです。2400mになるのが特別プラスとも言えないんですが、東京の切れ味勝負になるのは大歓迎。逆転は有望に思えてきます。 |
2.ボッケリーニ | 2着がボッケリーニ、3着ヒートオンビートと4枠2頭が続きました。2着のボッケリーニは先行馬ペースに乗じて流れ込んだ形です。ただ、前走のアメリカジョッキークラブカップ3着もそうなんですが、道悪が上手いので、躊躇なく荒れてインを突けます。この点も強みなんですが、中央場所のG2での連続好走。ジワジワと力をつけて、中・長距離に適正を示してきたのは見逃せないです。 |
10.プリマヴィスタ | 勝ったプリマヴィスタは各馬が早めに進出を図ろうとする中、中団の位置でじっと我慢して、最後の伸びにつなげましたね。内枠が良かったですし、そしてバテ比べの消耗戦になった事もこの馬には合っていましたね。いずれにしろ、現級を卒業するのにこれで11戦を要した馬なんですよね。昇級して即通用となると、どうかと思います。 |
11.モズナガレボシ | まず4着モズナガレボシですね、早めにポジションを上げて早めにスパートして、一旦先頭に立つ場面を作って、敗れはしたんですが、見せ場は十分でしたからね。瞬発力勝負にならなかったのが、この馬には良かったと思います。 |
13.マカオンドール | 上位人気の中では11着マカオンドールですね、2周目の向正面から上がって行ったんですが、勝負所でもう、反応が悪くなって結局伸びなかったんですよね。そもそも後方からでは厳しい展開だったんですが、それにしても見せ場がなかったですね。 |
14.アサマノイタズラ | 3番人気アサマノイタズラは8着でした。前にいないと勝負にならない展開でお手上げ。そんな感じです。ただ、道中ずっと内にもたれていて、状態も一息だったようです。 |
6.テーオーサンドニ | そして番組注目馬のテーオーサンドニですね、こちら逃げて2着でした。前走タイムランクAのレースで2着だったので、差されたのはやや物足りないですが、マークが厳しかったのも事実ですし、力は発揮していますね。次走も勝ち負けになりますね。 |
2.ミロワール | 見てください。ご覧のようにねスタート直後はね結構良い感じで走ってるんですよね。ただね、この後ですね、道中からガツンと引っかかってしまって、折り合いを欠くシーンがあったんですよね。結果ね、ここでのロスが影響して最後の直線に向くと失速してしまいました。今回が4戦目だったんですが、2戦目で逃げる競馬をした事が影響しているのか、行きたがるタイプの馬になってしまっているんですよね。ただ、見ての通り二の脚は抜群に速いですし、スピードの乗りは良い馬ですからね、次走今回と同じ芝1400m戦に出走してきたら引き続き厳しいとは思うんですが、ダートのね1200m戦あたりに出走してきたら、かなり面白いと思うんですよね。いずれにしろ、距離短縮なら狙ってみたい1頭ですね。 |
10.ジャスパーグレイト | そして4着ジャスパーグレイトは最後の直線で軽く前をカットされたんですよね。ですから、スムーズならもう少し着差は詰まっていたはずですし、いずれにしろ復調気配が伺える内容でした。次走も警戒が必要ですね。 |
15.サパテアール | 1番人気1着でした。2番手からの競馬に慣れたとは言え、口を割っているし、気性的に危険な感じはするのですが、それでも押し切れるメンバーでした。ごめんなさいですね。 |
11.レッドベルオーブ | 6着レッドベルオーブですね、ゲートでちゃかついて出遅れて前半かなり引っかかりました。以前折り合い面に課題が残りますし、もう少し成長が欲しいですね。 |
2.アサヒ | 1番人気のアサヒが11着なんですけどもね、もうまたまたまたまたという感じの出遅れで、前半は最後方。早めに外を回って追い上げを測りましたが、そこでペースが速くなっていたので、まぁ所謂マクりが外で泳がされるという状況ですね。脚を使っているのにあまり差を詰められず、直線で失速した訳ですけども、まぁこの馬はとにかくスタートですね。 |
3.アーティット | 少頭数で1000m通過は1分4秒0の超スロー。後方インで4コーナーを迎えたんですが、逃げ馬の内を狙って前が狭くなって、外から差し込んで来る馬もいて、身動きが取れなくなりました。その後も他馬に囲まれた状態が続いて、追えたのはゴール前ほんのわずかの地点です。完全に脚を余しました。ディープインパクト産駒、その割に切れるとは言い難いんですが、それでも今回のメンバーだったら前が空いていれば何とかなったはずです。まぁ次走は見直してかかりたいです。 |
4.ヴェローナシチー | そして2着がヴェローナシチー、3着がボルドグフーシュでした。2着ヴェローナシチーですね、勝負所から外を通って一気にマクって、一度は先頭に立つ場面を作ったんですよね。結果、最後は力尽きたんですが、見せ場は十分でした。高速決着の中、よく頑張ってると思いますし、あともう少し器用さが出てくればさらに良くなると思いますね。 |
1.ロジーナ | 後方からこの馬のリズムでレースを進めて4コーナーでも内めで手応えは十分だったんですが、ここら辺りでね外に持ち出そうとした所で進路がなくなるんですよね。その後また内にまた進路を切り替えたんですが、こちらも前が密集しててなかなか進路が見つからなかったんですよね。結果を追う事ができたのは、ゴール前の僅かな距離だけになってしまいました。勿体ない競馬にはなったんですが、調教を見ていても休養前より馬の気配自体は上向いてるように見えたんですよね。今回がこれ11番人気で8着ですよ。次走もね恐らくそんなに人気にはならないと思いますし、馬券的な妙味もあるとみて狙い馬に選びました。 |
10.サトノファビュラス | そして2着サトノファビュラスは一旦、戦闘を伺う場面がありました。前走は外枠が影響したんですが、今回は内めの枠を生かして、上手く立ち回りましたね。次走も同じ走りができればやれて良いですが、果たして同じ走りできるかなという気はしますね。 |
15.ディモールト | それならむしろ取り上げたいのは、馬券の圏外だった馬たちですね。4着ディモールト、こちらはね内を上手く立ち回ってるように見えたんですが、最後の直線で前が壁になったんですよね。前走そして今回とレースぶりが良くなってるのは確かなので、次走も警戒が必要ですね。 |
3.ビーナスローズ | ビーナスローズが経験馬を相手に、デビュー戦で勝ち上がりました。ビーナスローズはスタートこそ早くなかったんですが、その後は折り合ってレースを進めて、最後の直線に向くとよく伸びて先に抜け出したルージュアルルをゴール前で捕らえましたね。経験馬相手の初出走できっちと勝ち切った点は評価できます。レースセンスも良いですし、昇級しても楽しみな1頭ですね。 |
2.サトミノマロン | ここがデビュー戦のヒーローシャガーラが大きく遅れましたね。一方、先手を取ったのはギンノアメガフルなんですが、サトミノマロンが4コーナー手前で動いて行って先頭に立って、後続の追撃を難なく抑えて1着でしたね。半年ぶりというブランクを感じさせない内容で初勝利を挙げました。2歳時の3走は2着2回・3着1回と全て馬券圏内だったんですよね。ここでは能力が上でした。これではもう昇級しても、注目できますね。 |
3.レッドラパルマ | 2着レッドラパルマ、展開上最も強い競馬をしたのがこの馬です。1000m通過1分1秒1のハイペースで飛ばすタマモタップダンスの2番手を追走して、4コーナー手前から仕掛けて競りかけて競り潰しました。そこを差されたものです。1馬身差で自身もBランク相当になります。中山ダート1800mには実績があったんですが、前走の芝4着を挟んで内容は一変。3走前の1着は差したもので、東京にも対応できます。 |
9.ノームストリーム | あと3着ノームストリーム、強い勝ち馬について行ったんですが、4着馬が強い勝ち馬について行ったので、それが止まったのに乗じて差し込んだ感じなんですよね。少し展開に恵まれた印象があります。 |
11.エルパソ | そして2着エルパソは東京での前走、タイムランクAのレースで逃げて4着だった馬なんですよね。ここは2馬身離されたんですが、外のコパノニコルソンには最後まで抜かせませんでした。 |
16.ドンレパルス | ドンレパルスはスタートに課題を抱えていましたが、今回はチークピーシーズ着用の効果もあったか、まずまずのスタートを切り、二の脚を効かせて2番手へ行けたのが、最大の勝因でしょう。 |
3.ソウテン | 3番人気1着でした。1600mの前走後、距離を短縮してくると好走する可能性もあるが、次走も1600mいやそれ以上だとかなり危ないという趣旨で危険馬としたが、1200mに出走。ごめんなさい。 |
3.スマッシングハーツ | まずは4着のスマッシングハーツですね、メイショウハリオの後ろから同じような感じで伸びて来ました。以前は短めの距離に使われてたんですが、現状は中距離が良さそうですね。それに本当中京だと走りが良いんですよね。次走も中京戦出走なら警戒が必要ですね。 |
8.ヒノデテイオー | 2着ヒノデテイオーは先行してしぶとく脚を使いましたね。今まで時計面での裏付けがなかった馬だけに、距離延長と時計勝負に対応できたのは収穫でした。今回の走りなら、次走も有力ですね。 |
14.ピラティス | 勝ったピラティスは他馬が早めに並びかけてくる展開にも動じることなく、自分のリズムを守り通して逃げ切りましたね。ただ、今回は最内枠を味方にした印象が強いですし、安定感は出てきたんですが、昇級して即通用するとなるとどうかと思いますね。 |
2.セブンデイズ | 勝ったセブンデイズは番組注目馬でした。レースでは3番手につけて流れに乗って、残り400m辺りで早々に先頭に立つと、そのまま後続を突き放して行きましたね。レースの残り400mは11秒6-11秒8で駆けています。これでは後続の馬が差して来れないのは当然ですね。とにかく強い勝ちっぷりでした。前走はBランクの時計で勝って、今回も圧倒的な強さで1勝クラスを連勝したんですよね。力つけてますし、昇級しても上位争いになりますね。 |
7.タイセイドレフォン | そして2着タイセイドレフォンは内々の狭いスペースで上手く立ち回りました。ヒヤシンスステークスでは引っかかって結構大敗したんですが、折り合った今回は良い競馬ができましたね。次走も引き続き圏内になります。 |
16.ディパッセ | ディパッセは初勝利を挙げた3走前と同様、先手を取って快勝です。1着ディパッセ、控えても切れないからとハナを奪った池添騎手の作戦勝ちでした。タイムランクDとは言っても、中京1800mの未勝利戦を逃げて圧勝した時も池添騎手でした。ただ、それだけではありません。2番手を進んだスマイルバックを1秒1差5着に失速させて、0秒6差の楽勝。勝ち時計は完全タイム差マイナス1秒3のAランクですから、速くでそして強かったです。サトノアラジン産駒の牡馬、前2走のように溜めて途中から動くよりも、強気に乗ってこそのタイプです。他が主張すれば2番手でも良いんですが、現状は逃げがベスト。オープンでも首位候補です。 |
1.パトリック | 一方ね、3着パトリックと4着ソフトフルートは最後の直線で進路がなくて、スムーズに捌けなかったんですよね。両馬ともまともなら突き抜けていた可能性もありますし、次走見直しは必要ですね。 |
3.サンレイポケット | 3番人気のサンレイポケットが7着でした。左回りでは安定していた馬なんですけども、ジャックドールがペースを緩めずに逃げ切るようなレースだと、脚を溜められず、伸びを欠くようですね。 |
8.カイザーバローズ | 2着争いは外のカイザーバローズがヤシャマルにハナ差先着です。カイザーバローズはスタートで挟まれて後方からの競馬になったんですが、諦める事なくラストまでよく伸びて2着でしたね。勝ち馬とはクビ差ですし、着差が着差だけに発馬でのロスがやはり痛かったですね。馬自身は着実に力をつけています。 |
9.ジェラルディーナ | 3番人気ジェラルディーナは6着。大阪杯を除外されて回って来ました。3歳6月以降1800m以上を一貫して使われて来て、実際1600mは未勝利戦の2着が最高と勝てていません。スタート直後からの進みの悪さを見ても、中距離の方が安心して馬券を買えるタイプだと思います。消耗戦になってくれば1600mにも対応できそうに思います。まぁそうなれば…ですね。 |
10.ヤシャマル | 2着争いは外のカイザーバローズがヤシャマルにハナ差先着です。そして3着ヤシャマルも勝ち馬の後ろを通ってしぶとく伸びまして、僅かに競り負けましたね。それでも休み明け初戦できっちり結果を出しましたし、近走差のない競馬が続いていますからね、次走以降も展開がハマれば重賞でもチャンスはありますね。 |
10.ジレトール | 2着ジレトールは早め先頭で頑張ったんですが、勝ち馬にはあっさりと差されました。1勝クラスを勝った時は、実はリメイク相手に勝利してるんですよね。ただ、前走そして今回ともに2着で連敗となりました。現状はやはりリメイクの方が力は上だと思いますし、この馬自身距離は1400mまでのような気がしますね。 |
14.ネオネイア | 2番人気5着でした。チークピーシーズをつけて内にもたれる面はましになっていたが、まだ体力不足でダート1800mは厳しかった。これから良くなるはず。 |
5.クールライズ | このレースではもう1頭の番組注目馬クールライズがいたんですが、1番人気で12着でした。初めての長距離輸送にも、馬は落ち着きがあったと思います。敗因は1にも2にもゲート。腰を落とした時にスタートを切られて後方。巻き返して段階で前をカットされて、モロに砂を被りました。ここまで負けてしまうと経験以前に反動が懸念されるんですが、この敗走は断じて能力ではないので、お許し願いたいと思います。 |
2.ヴルカーノ | そして2番人気のヴルカーノは4着に敗れたんですよね。久しぶりのダート戦だった事を考えれば、目処の立つ内容でしたし、次走も期待できますね。 |
4.ディオスバリエンテ | 逆に次走もね、ちょっと危ういと感じたのは3着のディオスバリエンテですね。今回からブリンカー着用したんですが、どうも最後まで本気で走ってない感じなんですよね。これで2着が4回続いたあと今回3着で、次走も間違いなく人気になるんですが、危うさもありますね。馬券はねちょっと3着付けとかで買ってみたいかなと思いますね。 |
6.サトノレギオン | サトノレギオンが距離短縮、初めての1400mで勝ち上がりました。1着サトノレギオン、ダッシュは一息だったんですが、中位に取り付いて直線で外へ力強いフットワークで抜け出しての完勝です。昨秋の東京デビュー戦2着・3着。距離を200mずつ短縮しての勝利なんですが、1400mが向いていたと言うよりも、ハーツクライ産駒の牡馬で成長して来たんだと思います。1勝クラスなら次走も上位候補。距離もマイルに戻しても大丈夫です。 |
6.ドゥラドーレス | そして2着が9番人気ベジャール、3着が1番人気ドゥラドーレスでした。そして3着ドゥラドーレス。せめて2着に上がっていれば、賞金を加算して同じ宮田厩舎の現4歳馬グレートマジシャン同様に毎日杯2着からダービー一本へ行ける可能性が高かったです。4コーナーでは泥を被って嫌がっていましたし、前が開かずに外に出してからは手前の変え方がスムーズではありませんでした。この辺り、初めての右回りも影響しているという感じです。とは言っても、東京2戦の内容は桁違いです。春の東京開催で権利獲得となれば、再浮上の余地の可能性も高いと思います。 |
8.スカーレットスカイ | 2着スカーレットスカイはビュンビュン飛ばして行って後続に脚を使わせる展開でしたね。最後は本当完全に脚は上がったんですが、見せ場は十分でした。作戦的には正解だったと思いますし、次走も同様の競馬ができればチャンスはありますね。 |
15.タイセイサムソン | タイセイサムソンが逃げ切りました。勝ったタイセイサムソンは近走は差す競馬を続けてたんですが、今回は一転して逃げる作戦を取ったんですよね。スローペースで楽にレースを進めて、最後は後続を大きく突き放しました。振り返れば未勝利クラフと1勝クラスは2番手から抜け出す競馬で勝っているので、本来は先行策が合ってるんですよね。ただ、今回は課題のゲートを決めて、かなりうまく運べたのも事実なんですよね。昇級しても力は通用すると思いますが、モロさもある馬なので、取り扱いには気をつけたいと思いますね。 |
1.カフェファラオ | カフェファラオが勝ってフェブラリーステークス連覇。東京ダートは4戦無敗です。ともかく東京ダートの1600mでは行き脚が全く違いますね。昨年のこのレースと同じように、外め3・4番手を取りきると、直線に入った時に福永騎手にはもうビクトリーロード見えてたんじゃないかと思いますね。あとは普通に仕掛けるだけであっさりと勝ってしまいました。東京マイル最強である事はもう十分わかりましたので、この馬にとっての課題はこのコース以外でどう勝つかでしょうね。騎乗した福永祐一騎手は2005年のメイショウボーラー以来、2度目の制覇です。 福永祐一騎手 レース前にね、堀調教師と色々打ち合わせをして作戦通りのポジションで行けてましたんで、まぁ後はこの馬の気分を損ねないように、そこだけ注意しながら乗ってました。 今日はスタートを一番気をつけました。やっぱり。あのポジションを取れるか取れないかで、この馬の気分というのはある程度変わるんじゃないかなというのは、何となく感じていましたので、まぁスタート、そこまで早かった訳ではないですけど、リカバリー上手く行きましたし、ある程度イメージした体列の中で、砂を被らない3番手の位置で非常に良い形で進められてましたんで、あとは抜け出して気持ちを切らさないように、僕は遊ばれないようにそれだけを気をつけてました。今日は良い仕事できたと思います。 |
3.ロータスランド | その後2着が5番人気のロータスランド、3着はなんと17番人気のキルロードでした。2着のロータスランド、以前から距離短縮して面白いと見ていました。で今回は本命を打ちました。道中は位置を下げて、揉まれ込む形から馬群を割って伸びて来ました。今回は馬体が少し絞れていたんですが、全体にボリューム感が出てスプリンターとして完成されつつあります。決して道悪巧者だけという好走ではなくて、京都牝馬ステークスの内容からも良馬場でもやれます。今後が楽しみです。 |
4.ダノンザキッド | 1番人気のダノンザキッドは7着でした。スタートでアオって後ろからになり、ハイペースで馬群が縦長になる展開で、早めに追い上げたんですけども、そこで脚を使って直線ではもう脚が残っていなかったですね。これまでスローペースとか全体の時計が掛かるレースでしか好走していないので、こういう道中で脚を使うレースは向いていないのかなと思います。 |
5.ホウオウアマゾン | そして2着争いは接戦になり、ホウオウアマゾンがファルコニアにクビ差先着しました。2着ホウオウアマゾンは2番手から一旦は先頭に立つ形を作って、結果最後は差されたんですが、見せ場は十分でしたね。今後も時計勝負に課題は残るんですが、道悪の安田記念になったら楽しみはあるかなと思いますね。 |
6.カラテ | 7着カラテ、勝負所での反応が鈍くて、他馬にぶつけられる場面もありました。そして落鉄もしていたとのことなので、次走巻き返しの可能性はあると思いますね。 |
7.ファインルージュ | そして2着が3番人気ファインルージュでした。この馬は6番手でスムーズに流れに乗って、良い手応えで直線向いて、さぁこれから伸びるぞという所で、ちょっとね寄られて躓いてバランス崩すシーンがあったんですよね。そのロスがなければ、勝っていたとは言わないんですが、勝ち馬との差は詰まっていたと思いますね。ちょっとラストは伸びてるだけに勿体ない競馬になりました。 |
8.イルーシヴパンサー | イルーシヴパンサーが外から豪快に突き抜けて4連勝、重賞初制覇です。最後方から2番目に位置したんですけども、全く慌てる事もなく、残り400mで最後方の大外に出すと一瞬にしてワープしたような鋭い伸びを見せて残り200mでは先頭に立っていました。春にはスプリングステークス4着など実績ありましたが、3歳夏に1勝クラスにいた馬が4連勝で重賞制覇ですからね。この強さには驚きしかありません。 |
10.エアロロノア | その後4着に逃げたベステンダンク、5着がエアロロノアでした。5着エアロロノアは溜めて溜めて瞬発力で勝負するタイプなので、今回はねある程度ついて行く形で、道悪も合わなかったと思うんですよね。今回で見限るには早計だと思います。 |
13.ソングライン | そして5着のソングライン、中団辺りで追走してたんですが、この馬ね3コーナーで躓いてバランス崩したんですよね。最後はよく伸びて2着争いに加わったんですが、やはり前半の位置取りであったり、3コーナーでのロスであったり、遅いペースであったり、全てがこの馬には上手く噛み合わなかった印象ですね。 |
14.ソウルラッシュ | ソウルラッシュが外から差し切って4連勝、重賞は初制覇です。ゲートの出が遅くて後方からの競馬になったんですが、4コーナー回ると一気に加速して差し切りました。強い内容だったんですが、タイムランクがEであったように、勝ち時計は実は平凡なんですよね。安田記念に仮に出走してくるとなると、速い時計への対応がカギにはなってきますね。 |
15.セリフォス | その後の4着が1番人気のセリフォス、そして5着が2番人気インダストリア。上位人気馬が続いています。4着のセリフォスですね。序盤、口を割って少し折り合いを欠くシーンがあったんですよね。最後の直線も最内を突いた事も影響したのか、もうひと伸びを欠きましたね。1・2着馬は実は休み明け2走目で、この馬は休み明け初戦なんですよね。その辺りもあたりも微妙に影響してるのかもしれないですね。 |
16.レシステンシア | 3着争いは接戦でしたが、その接戦をレシステンシアが制しました。3着レシステンシアは2番手につけて残り200m手前辺りでは、ソダシにまだ食い下がっていたんですが、そこから脚色が鈍って3着に後退しましたね。それでもベストとは言えないマイルでよく頑張っていると思いますし、力を出し切っての3着ですね。 |
18.ナランフレグ | ナランフレグが内から抜け出して、G1で重賞初制覇を果たしました。管理する宗像義忠調教師もJRAのG1はこれが初制覇です。左回りの1200mがベストです。以前から高松宮記念に出たらと思ってはいたんですが、賞金不足や状態面で噛み合わなかったです。馬群の中を突けるようになり、右回りでもすごい脚を使えるようになって本格化。内枠を引いた段階で、鞍上もコース取りに迷いはなくて、レシステンシアとトゥラヴェスーラの間の狭いところを詰まりかけながらも割ってきた辺り、人馬のファイトが功を奏したG1勝ちでもあります。あとは時計。秋のスプリンターズステークスを想定した場合、1分7秒台前半の決着になってどうか、そんなところです。 なお、勝ったナランフレグ、ゴールドアリュール産駒としてJRAの芝のG1初制覇ということです。 |
11.スマートドラフト | 一方、2着同着のスマートドラフトは道中こそ内枠を味方につけてリズム良く運んでたんですが、最後の直線でね、内に包まれて上手く捌けなかったんですよね。スムーズなら勝っていた可能性もありますね。近走は堅実に駆けてますし、次走も上位争いになりますね。そして同じく2着同着のフローレンスハニーも内の馬が粘る展開の中、よく差し込みましたね。次走も上位争いになります。 |
7.エクセスリターン | あと4着のエクセスリターン、1/5に中山ダート1800mで新馬勝ち。2着グリューヴルム同様にEランクでした。今回の自身のランクはCになるんですが、538キロの大型馬らしく、変わって来ています。道中若さを見せて口を割るシーンもありました。メンバー次第で勝ち負け可能に思えてきます。 |
8.ダノンフォーナイン | ダノンフォーナインがダートに変わって初勝利を挙げました。ダノンフォーナインはデビュー5戦目にして初めてのダート戦でした。ゲートが開くと躊躇する事なくハナに行って、そのまま逃げ切りましたね。とにかく、もう勝たせる事に主眼を置いた感じのレースぶりでしたね。走破時計は優秀ですが、昇級してまだ揉まれる形になった時どうなるかっていうのはまだ何とも言えない部分はありますからね。単純に時計だけならクラス上がっても通用すると思いますし、まぁ先々的には楽しみな1頭だと思いますね。 |
9.ヘラルドバローズ | 2着ヘラルドバローズはカトレアステークスで出遅れながら、コンシリエーレに0秒1差の3着。今回は好スタートから3番手を取り切って、好走しました。次走1勝クラスに出るなら、圧勝もありそうです。 |
11.メイショウカゲカツ | そして3着が2番人気メイショウカゲカツでした。3着メイショウカゲカツは展開に乗じて差し込んで来ました。これまで4戦良馬場のダートでは3着・4着。重・不良のダートでは2着、前走Bランク勝ちと湿ったダートの方が内容が上でした。今回乾いたダートでもこれだけ走れたのは収穫と言えます。 |
3.フォーチュンテラー | そして2着フォーチュンテラー、ジワジワと脚は使っています。前走から着用したチークピーシズの効果もありそうですね。次走も引き続き圏内です。 |
7.ボルドグフーシュ | そして2着がヴェローナシチー、3着がボルドグフーシュでした。3着ボルドグフーシュ、スタートでね隣の馬にぶつけられる場面はあったんですが、その後は自分のリズムを守って外からよく伸びたと思います。ただ、この馬にはちょっと馬場が速すぎた印象なんですよね。もう少し時計の掛かるタフなコンディションが得意なタイプですから、まぁそうなれば1・2着の争いに加われたのかなと思いますね。 |
5.ストリクトコード | 2着ストリクトコードはスタートで躓いて、前半の位置取りは後ろだったんですが、早めに仕掛ける事で2着に粘る事ができました。じっとしていたら、もう少し着順は悪かったかなと思いますね。 |
7.ニホンピロタイズ | そして5着ニホンピロタイズは勝負所での反応が悪くて、その差が着順にも反映された感じですね。今回は休み明けで厳しい流れの競馬でしたから、次走の変わり身に期待したいですね。 |
10.イクスプロージョン | 2着イクスプロージョンは速い流れの中、早め先頭に立ってよく粘ってると思いますね。中京が合っているとは言え、昇級戦で早速クラスへの目処を立てました。次走も警戒が必要だと思います。 |
2.レシプロケイト | 2番人気1着でした。申し訳ありませんでした。ペースも速かったので、流れも向きました。 |
3.オーロラテソーロ | そして2着オーロラテソーロは逃げる形でよく粘りました。今回は勝ち馬が強かったと見るべきですね。 |
8.マテンロウスカイ | その後2着が1番人気ガイアフォース、3着が2番人気マテンロウスカイと上位人気馬が続きました。そして3着マテンロウスカイも行った行ったの競馬の中、ラストまでよく伸びてますね。今回は休み明けでしたし、次走はさらにパフォーマンスを上げてくると思います。 |
1.バンデルオーラ | あと8着のバンデルオーラ、2戦して連続2着でも、厩舎は時計不足を懸念していました。その通りの結果になったんですが、大外18番枠から外外を回らされたのも影響しています。これは見直しが必要かもしれません。 |
13.アルマイメル | あと1番人気のアルマイメルですね、これはね無理せず逃げたにも関わらず、ラストはズルズルと後退して12着だったんですよね。正直、敗因がちょっとわからないですし、出来が本物ではなかったのかなと思いますね。 |
2.ケデシュ | 6着ケデシュ、芝1600mの前走、Aランクの勝ちタイムだったレースで逃げて4着。距離短縮して1番人気となったんですが、控えて揉まれる形から、直線伸びて来ませんでした。行ったら行ったで掛かるという事なんでね、ちょっと乗り難しいタイプに思います。 |
4.ロルバーンスカイ | ロルバーンスカイは序盤で躓くロスがありながらも2着でした。今回は勝ち馬が強かったんですが、それでも1馬身差まで追い上げましたし、3着には3馬身差つけましたからね、これまで連対した3回は全てダート1700mなので、1700mなら信頼度は増しますね。 |
13.ハヤブサウィッシュ | そして3着ハヤブサウィッシュもCランクの時計で走っていますし、次走もメンバー次第だと思いますね。 |
8.カルネアサーダ | あと1番人気のカルネアサーダ5着でした。先行争いに加わらず、一歩退く競馬をした結果、この馬の走りができなかったんですよね。現状はスピードを生かした方が良いと思いますし、次走変わってくる可能性はありますね。 |
6.リトス | 2着ジャスパークローネは前半600m33秒7という、それなりに速いラップだったとは言え、思っていたほど先行争いが激しくならずに、マイペースで逃げる事ができましたね。今回は前が残る馬場と展開に助けられた印象が強いですね。3着リトスも同様の事が言えると思います。 |
3.コパノニコルソン | そして3着コパノニコルソンですね、前走は序盤でロスがありながら3着で、ここもスンナリと前へ行けなかったんですが、ラストはよく追い上げて来ましたからね。1勝クラスでは力上位だと思います。 |
8.ライブインステラ | そして4着ライブインステラは芝に戻してレースぶりが良くなりましたね。次走も警戒が必要ですね。 |
14.セキテイオー | そして1番人気のセキテイオーは3着だったんですよね。緩みないペースの中、勝ちに行く競馬をしていますし、評価を落とすほどではないですね。 |
7.リンクスルーファス | 2着リンクスルーファスはスタート直後に他馬に前に入られて、最後方の位置取りになったんですよね。それでもよく伸びたんですが、展開が向いたのも確かなので、次走信頼まではどうかと思います。 土曜6R2着のリンクスルーファスは、走破時計こそ優秀なんですが、今回展開が向いたのも確かなんですよね。まだちょっと脚質的にもアテにできないと見て、今回は(番組注目馬)見送ることにしました。 |
1.タシット | 2歳11月のデビュー戦以来、3ヶ月半ぶりの実戦だったタシットが高時計で勝ち上がりました。勝ったタシットは1コーナーから2コーナーにかけて少し行きたがっていましたが、その後は先行馬の直後の内で脚を溜め、直線に入るとスムーズに前の2頭の外へ出せたので、ペースも位置取りもコース取りも上手く行ったんですけども、能力の高さを示したタイムだと言えます。前半1000m1分1秒7で、後半800mが45秒5だった新馬戦では1秒7差の4着だったので、こういう超スローペースで上がりが速くなった時にどうなるのかは半信半疑ですけども、1勝クラスでも通用しますね。 |
8.バトルボーン | ペース補正が入ってのAランクで、逃げ切ったバトルボーンにスローペースの恩恵はありましたが、ペース補正を除いてもBランクに相当するので、タイムが優秀である事には間違いありません。ゲート入りに手こずったり、4コーナーの途中で手前を変えて外に行きそうになったりと、まだ若さ丸出しなんですけども、そういう状態でこれだけ走れる訳ですから先は楽しみですね。 |
3.ユイノチャッキー | その勝ち馬、ユイノチャッキーは気合いをつけてハナに立つと、4コーナーでも良い手応えで、結局そのまま後続を突き放して2着馬に7馬身もの差をつけてゴールインしました。距離延長とブリンカー着用、積極的な競馬でレースぶりが一変しましたね。これまで控える競馬で好走・凡走を繰り返してきた馬なので、まだ信用はできないんですが、今回と同様逃げる形なら、昇級しても通用しますね。 |
9.ドンカポノ | 番組注目馬になっていました。体重の538キロはデビュー以来最高。厩舎コメントでは太め残りを危惧していましたが、栗東坂路でビシビシ追われての体重増ですから、まぁ馬が充実しているんだと思います。逃げて3着のタガノトランキーロを競り落として、差して来たプライムラインの追撃を振り切っての勝利。着差以上に余裕があって、また2着馬は3着馬は減量騎手起用。3キロ以上負担重量が軽かったです。大きな骨折があって、まだ数を使っていない4歳牡馬。これからますます良くなって来そうです。ダート1400mなら昇級しても通用すると思います。 |
11.パウオレ | パウオレが7馬身差をつけて勝ちました。1着のパウオレ、TOPIXでも挙がっていたんですが、レース終了後に掲示板を見て驚いたのが勝ち時計です。結果的に同じ日の3歳1勝クラスを1秒、古馬の2鞍を1秒以上上回りました。パウオレは昨年秋に阪神芝1200mの新馬戦を9着に敗れて以来の、転厩・放牧明けです。仕上がりが良くて、父ヘニーヒューズ・母の父Hard Spunの血統から、ダートの短距離も向いてはいましたが、この時計で7馬身差は強くて速かったです。牝馬で使い減りが懸念されるんですが、反動のないようにケアされるはずです。ダート1400mまでならオープンでも上位候補に入ります。 |
5.ソリダリティ | 今回が初めてのダートでして、スタート直後の芝の部分では何も問題ないんですけども、この後ダートに入ってその後内側に寄せて行くと、砂を被るようになって、そこでまともに頭を上げてしまって進みが悪くなりました。向正面で外に出すと、行きっぷりは良くなったんですが、そのままコーナーでも外を回り、内側の馬群が固まっていたため、6頭並んだその1番外を回ることになりました。ここでかなり脚を使いましたけども、直線で伸びてるとは言いませんけども、バテずに粘っていて、まぁダート適性は高いですね。外枠に入るなどして、まぁ最初から砂を被らないポジションを取れるか、あるいはまぁ内枠に入ってしまっても、砂を被る事に今回で慣れていれば、大きく前進できるのではないかと思わせるレースでした。 |
5.ゲーテローズ | そして1番人気で2着だったゲーテローズは勝ち切れなかったんですが、最後はハナ差までよく追い上げたと思いますね。阪神での前走が牡馬相手の2着で、母がローズバドで改めてまぁ説明するまでもなく、G1馬ローズキングダムの妹にあたるんですよね。もういつ勝っても良いと思いますね。 |
13.ソングフォーマーヤ | ゲートをね五分に出て、良い位置につけようとしたんですが、この後ですね2コーナーを回る際にね、ちょっとこう前をカットされる感じになったんですよね。その事によってちょっと位置取りが悪くなってしまいました。そしてまた最後の直線向いてからもね、ちょっとねずーっと内に押し込められるような感じになるんですよね。なかなかスペースがここ無くて、それでもねやや強引に外に持ち出すと、一気に伸びて前を行く2頭に迫ったんですよね。ただ、その2頭の間を今度また割ろうとするんですが、そこはまた前をカットされるような形になって、万事休すとなりましたね。まともなら突き抜けてた可能性もあると思いますね。いずれにしろ、前走から広いコースに使われるようになって、レースぶりが良くなってるのは確かですし、次走スムーズなら勝ち負けになると見て、狙い馬に選びました。 |
14.ハニーチャイル | まぁスタートは普通に出たんですけども、外枠でもあり無理せず中団待機。4コーナーで外に出してスーッと上がって来ると、直線に入っても伸びていたんですけども、徐々に内にもたれ初めまして、右ムチで完全に内に寄れてしまいました。ここで体勢を立て直して、なおかつ左ムチに持ち替えて再び追ったんですけども、左ムチでも内、つまり左の方に行ってしまってまともに追えず、後ろの馬にも差されてしまいました。これが常に、直線で内にもたれる馬だったりすると次走も怪しいんですけども、今回がデビュー戦でした。前半無理に前に行かなかったのも、まぁデビュー戦だったからだと推測します。慣れ見込める次走は前進が見込めますし、何しろデビュー前にですね、坂路で50秒台を出しているようにスピード十分。まぁ次走は注目ですね。 |
3.ペイシャイシュタル | ペイシャイシュタルが圧勝しました。ペイシャイシュタルはここまで7走全てダート1400m戦に出走して、2着が3回あったんですよね。今回は距離短縮で初めての1200m。しかも、最内枠に入ってブリンカーを初めて装着と、逃げる競馬をする条件が整ったようなレースでしたね。実際、スタート自体はさほど早くなかったんですが、二の脚で外の馬を制するように先手を取りました。主導権を握ってからはスムーズで、直線に入っても先頭。鞍上が気を抜かせないように追い出すと、後続との差を広げて行きましたね。この後の予定は把握できないんですが、6月以降の定量戦では古馬より軽い負担重量で出走できますし、メンバー次第では逃げ粘りに注意しておきたいですね。 |
9.メイショウミツヤス | そして2着メイショウミツヤスですね。前々で流れに乗って、追うとしっかりと伸びました。結果勝ち馬に及ばなかったんですが、3着馬には6馬身もの差をつけました。今回地方から戻って来ての初戦だったんですが、JRAの1勝クラスに早速目途を立てましたね。次走も有力だと思います。 |
11.シゲルキンセイ | あと3着ヒロノクイーン、4着レッドフランカー、5着シゲルキンセイは勝ち馬から10馬身以上離されましたからね。ちょっと高い評価は与えづらいですね。 |
10.ショショローザ | 3着ショショローザは1・2着馬と比べると、馬場の悪い所を走らされた印象ですね。この馬半兄の菊花賞を制したワールドプレミアと同様、何かこれから良くなって来そうなタイプですね。次走も引き続き警戒ですね。 |
1.リッケンバッカー | そして4着リッケンバッカーですね。この去年のNHKマイルカップの4着馬なんですよね。得意の舞台で狭いスペースを割ってよく伸びたと思いますし、こちらも次走期待できると思います。 |
11.チュウワノキセキ | 出遅れが癖になったので、中間はゲート練習。その甲斐あって、スタートをクリア。好位直後の外めでスンナリと流れに乗れていました。勝ち馬と並んで追い込んで伸びて来て、ハナ差惜敗。内容は評価できるとしても、揉まれない外枠を引いて、ゴール前のごちゃついた場面も回避できた面も大きかったと思います。以前、京都芝1600mの1勝クラスをレコード勝ちした次走が1番人気で5着。3走前に2勝クラスを1着の次走が、3番人気で8着。次走は昇級戦でなくても、疑ってかかるのが得策だと思います。 |
13.ルペルカーリア | そして3着ルペルカーリアは距離短縮によって課題の折り合い面が幾分楽になりましたよね。次走も1600m戦出走なら、期待できます。5番人気3着でした。1600mまで距離を縮めても折り合いに専念するしかなかった。これまでとは違い、直線で伸びたので左回りだと比較的マシなようだが、ラスト200mを切ってからはジリジリ。鋭くはなく、今後も人気になった時は疑った方が良いと思う。 |
3.レミニシェンザ | こちらも2着に5馬身差をつけました。レースはウィズザワールドが後続をやや離して逃げてる展開だったんですが、直線に入って8枠2頭が接近して、内から上がって来たレミニシェンザは前にウィズザワールドがいたため、1頭分外へ切り替えて、間を割って先頭に立ちました。抜け出してからが早くて、ラスト200mで一気に後続との差を広げましたね。レミニシェンザはデビューから13戦は全て芝のレースに出走したんですが、前走初めてのダートで3着だったんですよね。ダート2走目の今回は実に鮮やかな勝ちっぷりでした。ダートなら昇級しても軽視できないですね。 |
15.マヒナライズ | 1番人気4着でした。やっぱり強い馬ではあると思うんですけども、馬体が小柄でねやっぱり体調維持がすごく難しいと思うんですよね。ですから、前回同じレースに出走したミッキーチャレンジには負けた形になって、今後もねやっぱり詰めて使うと良くないと思いますし、間を空けて出てきたらむしろ狙える馬だと思いますね。 |
3.ドクターマンボウ | 1着ドクターマンボウ、前が止まる展開に乗じて抜け出しましたが、完全タイム差は先週の福島ダートで唯一マイナスの数値です。前走の小倉戦3着は、ゴール前で勝ち馬に前に入られて手綱を引っ張る不利がありました。当時1番人気だったので、順当勝ちでもあります。一息入れてリフレッシュしたのが大きく、こうした高速馬場の適正も高かったと思います。昇級後はダートの状況次第です。 |
2.グラスミヤラビ | 8番人気8着でした。直線競馬の1枠2番。1番枠の馬が後方まで下げて外に出して5着に入ったのに対し、馬群の最内から正攻法で勝ちに行ったのですから、仕方ないですね。見せ場があったように、走るのは間違いなくても肝心なツキがありません。 |
10.バルサミックムーン | 結果的には前走から3キロ減のラボエーム、2キロ減のバルサミックムーンが1・2着しています。この2頭はこれまで1度もハンデ戦を使っておらず、まぁこれが功を奏したと言えるのではないでしょうかね。 |
4.キルロード | その後2着が5番人気のロータスランド、3着はなんと17番人気のキルロードでした。3着のキルロード、好位3番手から前を捉えてラストまで伸びていました。前走のオーシャンステークス6着が目の外傷明け。叩いて良化が急だったのと、走れる範囲の時計に収まったのが好走の要因なんですが、G1初めての菊沢騎手も懸念みのない騎乗でした。 |
7.ナムラクレア | その後の3着がナムラクレア、4着がサークルオブライフ、5着がピンハイでここまで5頭がオークスへの優先出走権を獲得しました。3着ナムラクレアは1400m以下が理想なのは確かです。それでも枠順と展開を味方につければ相殺できます。また、それを可能にするのは馬の芯の強さだと思います。短距離路線の核となって行く馬だと思います。 |
8.ヴェントヴォーチェ | ヴェントヴォーチェが3馬身差をつけての快勝です。1着のヴェントヴォーチェ、前の馬を見る形で進んで、直線は馬なりのまま前に接近すると、一気に弾けて3馬身差。強かったです。勝ち時計は2012年のスプリンターズステークスでロードカナロアが記録したレコードに0秒1差。これで9戦5勝と、まだキャリアが浅く活力に満ちています。6/12の函館スプリントステークスを皮切りに、サマースプリントシリーズに参戦とのことです。この内容ならその先のG1スプリンターズステークスまで注目したいです。 |
13.ビアンフェ | その後ナランフレグが追い込んで2着。ビアンフェが3着でした。3着のビアンフェはよく粘っていましたけども、坂で伸びを欠きました。これまでの4勝は直線が平坦あるいは坂がゆるい函館と京都と札幌なんですよね。オーシャンステークスは2年続けて逃げて3着でして、ゴール前に急な坂があるコースだとちょっと好走確率が下がりますね。 |
7.ビジン | そして2着には最低人気のビジンが入りました。ビジンは芝に戻してレースぶりがほんと良くなりましたよね。こちらもパンパンの良馬場よりは、少し渋った馬場の方が得意な印象ですね。 |
4.ホイットニー | そして3着ホイットニーは距離短縮でレースぶりが良くなりましたね。前走から着用したブリンカーの効果もありそうですね。 |
1.ルージュアルル | 2着ルージュアルルは一旦完全に抜け出して、3着馬は大きく離しました。前走は馬場そのものが悪い小倉で敗れたんですが、今回は東京で一変しましたね。ホント今回は勝ち馬が強かっただけで、次走も勝ち負けになりますね。 |
3.ブラーバック | 8着ブラーバック、父ロードカナロア・母ルージュバックの良血。勝負所から外を上がって行ったんですが、手応えに余裕がなくて直線失速しました。新馬戦2着も勝ち馬には楽勝されていて、まだ能力不足なのか距離が長かったか、こんな所ですね。いずれ良くなるはずなんですが、現状はもう少し様子を見たいです。 |
8.ラクスバラディー | 番組注目馬ラクスバラディーがダートに転じて2走目で勝ち上がりました。その1着ラクスバラディー、中京でデビュー。芝で惜敗を続けて内容が低下して来てダートへ。その前走は2着で、自身はCランクでした。今回は前走よりも1列前で展開し、直線で抜け出しての勝利です。ランクを上げて来ましたが、2着のラニカイにクビ差まで肉薄されて、前につけたらつけたで甘さは変わりないと、私自身は印象を受けました。安定性を増してはいますが、昇級後は相手次第になります。 |
11.シュヴェルトライテ | 勝ち馬のシュヴェルトライテは休み明け初戦だったんですが、しっかりと乗り込まれて仕上がりは良かったですね。レースでは好スタートを決めて3番手の外で流れに乗って、最後までしぶとく脚を伸ばして競り勝ちました。2着だった前走で、後にアネモネステークスを制したクロスマジェスティと接戦を演じてたんですよね。そのことを考えれば、今の未勝利クラスでは力が上でしたし、昇級しても相手なりに駆けてくれそうですね。 |
12.セブンデイズ | 4着のセブンデイズは1勝クラスを連勝しましたけれども、今回は昇級戦で、相手も強化されていましたし、前走とはペースも違いました。使った上がりはさほどでもないんですけれどもね、クラス通用に目処が立ったという事は確かです。 |
11.テイエムマグマ | そして2着テイエムマグマは最内枠から2番手につけて、流れに乗った競馬はできました。まだ揉まれた際の不安はあるんですが、中京で3勝を挙げてるように、コース相性は良いですからね、次走も中京戦出走なら上位争いになって良いですね。 |
2.タイムトゥヘヴン | 3着がタイムトゥヘヴンでした。後方で脚を溜めて、最後の伸びは目立ってましたね。1400mの距離にも難なく対応していましたし、良い内容だったと思います。次走は恐らくベストの距離であるマイルの安田記念に出てくると思うんですよね。そこにつながる内容だったと思いますね。 |
5.ダーリントンホール | その後3着が1番人気のダーリントンホール、4着が2番人気グラティアス、そして5着がギルデッドミラーでした。3着ダーリントンホールは勝てる位置で流れには乗っていました。1600mに距離を短縮して安定してきましたし、力を出し切っています。ただスパッとは切れないんでね、ベストは東京の1600mの方だと思います。 |
8.ガロアクリーク | あと6着ガロアクリークも僅差の競馬でしたね。最後の直線で少し内に寄れて、もうひと伸びを欠いたんですが、体が10キロ絞りて気配は上向いていました。次走巻き返しは可能ですね。 |
11.ジャスティンカフェ | まず勝ったジャスティンカフェは道中後方から2頭目、15番手を追走して4コーナーで大外に持ち出すと、一気に伸びて差し切ったんですよね。実質直線だけの競馬で後続に3馬身もの差をつけました。上がり600mはレースのそれより1秒4も速いですから、今回でまだキャリア9戦で荒削りな面もあるんですが、能力は相当高いですね。この馬ほんとオープンに昇級しても勝負になりますし、近い将来重賞も勝つと思いますね。 |
12.ザダル | 10着のザダル、テンションが高くてゲートで立ち上がりかけました。そのスタートは出たんですが、直線で行き場を失いました。58キロは影響していないと思うんで、馬が落ち着いていれば重賞2勝の左回りで変わってきます。 |
10.ホウオウノーサイド | 2番手のホウオウノーサイドも勝ち馬のように外へ出して行きたかったのかもしれないんですが、外に併走していたシナモンスティックがいたので、勝ち馬と比べれば内のコース取りになったんですよね。それでも昇級戦で2着に踏ん張っていますし、しかも芝の短距離は今回が初めてだったんですよね。今週から年上の馬とも同じレースで走る事にはなるんですが、軽い負担重量で戦えますからね。引き続き圏内だと思います。 |
15.アンクロワ | まずタイム面ですけども、ペース補正が入っているとは言え、水準以下で桜花賞の優先出走権を獲得した1着クロスマジェスティ・2着ラズベリームースともに、まぁ桜花賞で好走できるとはちょっと思えないですね。ただし、このレースの出走馬全てが、この時点で1勝クラスの馬だったので、2着以下はまだ1勝クラスに出走できます。勝ちタイムに1勝クラスの基準タイムを適用するとマイナス0秒1なので、2着でプラス0秒1、4着のアンクロワ辺りまでは、1勝クラスまでは水準レベルなので、上位馬は1勝クラスなら上位可能となります。 |
7.フォーブス | あと1番人気に支持されたフォーブスは4着でした。ディープインパクト産駒で軽い走りをする馬で、今回は道悪が堪えましたね。次走良馬場なら見直せます。 |
9.フローレンスハニー | 一方、2着同着のスマートドラフトは道中こそ内枠を味方につけてリズム良く運んでたんですが、最後の直線でね、内に包まれて上手く捌けなかったんですよね。スムーズなら勝っていた可能性もありますね。近走は堅実に駆けてますし、次走も上位争いになりますね。そして同じく2着同着のフローレンスハニーも内の馬が粘る展開の中、よく差し込みましたね。次走も上位争いになります。 |
5.シュティル | そしてから半馬身差の2着がシュティル、さらに半馬身差の3着が1番人気のホウオウフウジンでした。2着のシュティルは前走に続いて出遅れて後ろからになりましたが、今回も鋭く伸びました。もう少し前でレースができないと展開に左右されますけども、勝てるだけの能力は示しています。 |
13.ワイドレッジャドロ | あと2番人気のワイドレッジャドロは5着でしたね。元々しぶとさで勝負するタイプですから、今回はスローペースの中、前半の位置取りが後ろ過ぎましたね。展開に泣いた印象で次走見直しが必要ですね。 |
3.カイカノキセキ | そして5着カイカノキセキですね。前走と同様差す競馬を選択してよく伸びました。以前は先行して粘るイメージだったんですが、今は差せるようになって来てますし、脚質に幅が出たのは良い材料だと思いますね。 |
10.フルールドネージュ | こちらはね、前に行きたい馬が結構メンバー的に多かったので、先行争い激しくなると思われたんですが、いざ蓋開けてみるとね、競り合いはなかったんですよね。結果好スタートを決めたフルールドネージュが楽にハナに立つ形になりました。その後も他馬に絡まれる事なくマイペースの逃げを打つ事ができましたね。その分ね、もうこの後ラストは一杯になるんですが、なんとか2着に粘る事はできました。今回は内枠から楽な競馬ができた事が好走の要因だと思いますね。もちろん暖かい時期が合うタイプで、これから調子を上げて来ると思うんですが、展開が噛み合わなければ惨敗もあるタイプなんですよね。まだ信頼できないと見て、今回危険馬に選びました。 |
2.ナリタザクラ | そして2着ナリタザクラは昨年2月以来、1年3ヶ月ぶりの実戦でした。ルドヴィクスの内から追い上げてクビ差まで迫って、3着マリノソフィアには2馬身半もの差を付けました。とにかく堅実で、今回を含めてここまで12戦全て5着以内に入ってるんですよね。2走目の反動を考慮する必要あるんですが、久々を叩いて次走は注目したいと思いますね。 |
5.ハートオブアシティ | 向正面が追い風で、さらに逃げたピナが飛ばして新潟外回りにしてはあまりペースが落ちなかったんですよね。直線はもう全体に外へ出されての追い比べとなって、ハートオブアシティが競り勝ちました。この馬が馬券圏内に入ったのは、今回を含めて4回あるんですが、内3回は重か稍重なんですよね。やや時計を要す馬場に恵まれた事に加えて、ペースがあまり落ちない展開で道中脚を溜めることができましたね。距離短縮でスムーズに運べた事も好走の要因だと思います。 |
2.ニューモニュメント | そして2着がグロリアムンディ、3着がニューモニュメントでした。3着ニューモニュメント、2着馬とこの馬の0秒3差は決定的な差があります。それ以下も同じなんですが、この馬は前走の名古屋城ステークスがグロリアムンディの0秒4差3着なんで、うまく立ち回ればこのくらいは走れます。距離・競馬場に関係なく、崩れなくなった点は評価して良いと思います。 |
11.スレイマン | 勝ったスレイマンは3番手で本当リズム良くレースを進めて、直線半ばから危なげなく抜け出しましたね。ジェンティルドンナの半弟に当たる馬なんですが、こちらは姉とは違ってダートで頭角を現してきましたね。レース運びに自在性があって、砂を被っても問題のないタイプですし、オープンに昇級しても見劣りする事はないと思いますね。 |
14.ホウオウルバン | あともう1頭の4歳馬、6着ホウオウルバン。人気を分け合っていました。中山ダート1800mで3連勝、前走がBランクの完勝だっただけに、どちらが勝つかが興味の的でした。結果ホウオウルバンは0秒9差6着なんですが、前3走の外枠から内枠となっても、鞍上の内田博幸騎手は早めに外に出していました。時計的にはもう少し走れて良い気もするんですが、良馬場でもマイナスの馬場差。スピードの絶対値が足りなかった気もしています。東京ダートは未経験。条件の変化に対応できるかはこれからのポイントにしても、まぁレースを見ていてオープンでもやれそうな感触はありました。 |
1.ミロワール | 津田さんの狙い馬、ミロワールが逃げ切りました。ミロワールは内枠から気合いをつけてハナを奪うと、そのまま危なげなく逃げ切りました。引っかかる面があって、チグハグな競馬を続けて来たんですが、ダートの1200mに使われた事で折り合い面が楽になって、レースぶりが一変しましたね。スピードは昇級しても通用します。 |
7.ロードラスター | 次走へ向けてという事では2着ロードラスターですね。今回は1800mから一気の距離短縮だったんですが、前走から装着したブリンカーの効果で行きっぷりが良くなって、1200mにも対応しましたね。 |
5.ドロップオブライト | 2着以下は勝ち馬から5馬身以上離された。2着ドロップオブライトはデビュー戦の前走でダートで大敗したんですが、2走目芝に変わって一変しましたね。兄弟はダートで活躍しているんですが、この馬は芝に適性がありましたね。まぁ走破時計も悪くないですし、次走も良いところだと思いますね。 |
3.サンドレス | 3着のサンドレスはペースが速くなった4コーナーで手応えは良くなかったんですが、その割には粘っています。しかし、追って鋭く伸びるという感じもしません。所謂ワンペースのタイプなので、芝ならペースの緩急がない事が多い小回りコースが良さそうですし、未勝利戦ならダートの方が勝ちやすいかもしれません。 |
7.ハギノモーリス | ハギノモーリスが5走目で初勝利を挙げました。ハギノモーリスはここまで2着3回・3着1回の戦績なんですよね。3着の時も実は1着降着で、勝ち運に見放されてたんですが、今回距離を200m短縮して待望の初勝利となりました。しかも逃げて5馬身差の圧勝でしたからね、時計も速いですし、この内容なら昇級しても引き続き1400m戦に出走して来たら勝負になると思いますね。 |
1.フィデル | 3馬身差の2着ヴェローナシチーは、まぁ皐月賞では厳しいと思いますけども、この馬を含めて2着以下はまだ1勝クラスに出走できます。2着ヴェローナシチーのタイムを1勝クラスに当てはめると、完全タイム差はマイナス0秒1。3着フィデルでプラスマイナスゼロなので、まぁこの辺りは1勝クラスに出走すれば有力という事になります。 |
1.ホワイトガーベラ | 2着ホワイトガーベラは敗れたんですが、3着馬には6馬身もの差をつけました。前走のようなスタートでロスはなかったんですが、先行グループに取り付くまでに少し脚を使ってるんですよね。それでも直線では手応え十分に一旦は先頭に立ちましたし、本当まぁあと強敵がいなければチャンスは近いと思いますね。 |
5.キングズパレス | キングズパレスは追い上げたんですが、届かずの2着でした。2着キングズパレスは最後方追走から直線勝負でよく追い上げましたね。まだゲートの中で鳴いたりしているなど、幼い面はあるんですが、素質は高いですね。これから強くなって来る馬だと思います。 |
3.イグザルト | 勝ったイグザルトは結構ね前々で流れに乗って、直線半ばで追い出すと一気に加速して抜け出したんですよね。前走は勝ち馬にクビ差の2着で、3着馬には6馬身の差をつけたんですよね。そして今回は2着馬に5馬身差をつけて1着ですから、ダートを使うようになって着実にパフォーマンスを上げているようですね。昇級しても通用します。 |
3.ジャングルキング | そして1番人気のジャングルキングは4番手につけたんですが、最後の直線で粘りを欠いて7着に敗れました。今回は休み明けが影響したのか、いずれにしろ前走1勝クラスをタイムランクBで楽勝してるんですよね。巻き返しの可能性はあると思います。 |
10.クインズジュピタ | そして1番人気のクインズジュピタ7着に敗れました。後方で揉まれる形になって、流れに乗れなかったですね。ラストはよく伸びているので、次走見直しが必要だと思います。 |
8.ブラックシールド | 2着のブラックシールドはゴール間際、グンと伸びて来たんですが、まぁ微妙な位置取りの差が出てしまいました。これで3戦連続上がり600m最速か最速タイをマークしています。1勝クラスでは瞬発力は上位です。 |
7.ブッシュガーデン | 勝ったブッシュガーデンは前走1600mに出走して、ラストで甘くなったんですが、今回距離を200m短縮した事で2番手追走から抜け出しましたね。いろいろな条件に使って来たんですが、現状は芝の1400m以下が合っているように思いますね。適条件に出走してくれば、印は打ちたい1頭ですね。 |
11.ウルトラソニック | TOPIXで挙がっていたように、このレース芝1200mで前半600mが35秒3、後半600mが34秒4のスローペースでした。さらに逃げたウルトラソニック、2番手のマイネルチューダが直線でコンディションの良い外へと出されて行って、そのまま1・2着となりました。このような展開になると、もう後続には厳しいですよね。 |
5.リノキアナ | 3着リノキアナも前残りの展開に助けられた印象ですね。 |
3.エントシャイデン | 勝ったエントシャイデンは最内からハナを奪って、その後は絡まれる事なく、マイペースで逃げました。結果そのまま危なげなく押し切りましたね。前半600mが33秒9で後半が34秒3なので、ホント理想的なラップを刻んだ事が最大の勝因ですね。もう7歳で、しかも今回は海外遠征帰りで、まだまだ衰えてないなっていう事が証明できましたよね。オープン特別なら次走以降も警戒が必要ですね。 |
7.エアファンディタ | あと11着エアファンディタ、思わぬ大敗となったんですが、馬場が合わなかったのか馬の気持ちの問題なのか、後方追走から流れ込む感じで、全く見せ場がなかったですね。現状ちょっと敗因はつかめないですね。 |
10.カイザーミノル | 7着のカイザーミノルは長距離輸送で体重が12キロ減。馬を見ても細かったです。それが敗因です。 |
11.グラティアス | 4着グラティアス、前走5着は出負けして後手。脚を余しました。今回は一転してスムーズな競馬。誤算は正攻法しすぎてハイペースの仕掛け早となった事です。前崩れの中、1番強い競馬をしていて馬体がさらに絞れて、状態も目立っていました。1600mは向きますが。1400mでも良いくらいです。1600mに距離を短縮して最初のレースとなった前走の東風ステークスは、スローペースに脚を余した5着。慣れを見込んだ今回は一転したハイペースに仕掛け早の4着と、ちょっとツキがない印象もあるんですが、今回の行きっぷりの良さを見ると、1400mに短縮して脚を温存して進められれば、突き抜けられると、そういった感触を持ちました。番組の関係もあって、京王杯スプリングカップを使う可能性は高いんじゃないかなと思います。中5週あれば、調整期間も申し分ありません。ハーツクライ産駒でも、そこはレシステンシアの弟です。1400mを使えばハマるはずです。 |
1.ライラボンド | 2着ライラボンドは近走3着・2着・3着と堅実に駆けて、今回も2着ですから安定感がありますね。次走も引き続き上位争いになりますね。 |
2.レイワホマレ | そして2着レイワホマレ、これは海外遠征明けだったんですが、勝ち馬に突き放されたものの、きっちりと力は発揮しましたね。次走も上位争いになりますね。 |
4.ベルドラゴ | 4着ベルドラゴは休み明けで昇級戦だったんですが、現級に早速目処を立てましたね。次走も引き続き圏内です。 |
14.タイセイエピソード | 5着のタイセイエピソード、昇級戦で思い通りのレースができなかったんですが、その分終いにしっかり脚を使いましたね。これは十分に目処の立つ内容と言えると思います。 |
6.ラミアヴィータ | そして4着ラミアヴィータですね。良い位置に付けたんですが、もうひと伸びを欠きました。芝の1400mは合っていそうですが、やや詰めが甘い印象ですね。 |
12.イエヴァンポルッカ | そして2着以下は勝ち馬から4馬身以上離されました。2着イエヴァンポルッカは初めてのダート戦だったんですよね。でも砂を被っても問題なかったですし、適性の高さを見せました。次走もダート戦出走なら期待ができますね。 |
10.オメガラヴィサン | あと1番人気のオメガラヴィサンは6着に敗れました。今回は上位5頭が全て内枠に入った馬だったんですよね。16番枠が影響しているのは間違いないですね。 |
13.フミロア | スタートは早くてですね、そのまま行かせればハナを切れそうだったんですが、内の馬を全て行かせて中団から。4コーナーのコーナリングは少しぎこちなかったんですが、直線に入ると伸びかけました。そこでチェアリングソングが内に入って来てまともに前をカットされてしまいました。その後、立て直して伸びて来ましたけども、1200mで伸びかけた所でまともに不利を受けたのは痛かったですね。過去3勝が全て逃げ切りで、最近5戦は全て逃げていた馬が、あえて控えてそして不利まで受けて0秒6差なら上々の結果。4コーナーの回り方を見ると、3勝全てを上げている左回りの方が良いのだろうとは思いますけども、3勝クラスにも目処は立ちましたね。特に次走が左回りだった場合は注目したい馬です。 |
14.コスモアンジュ | あと3着コスモアンジュも内枠を生かした印象ですね。 |
2.マイネルチューダ | TOPIXで挙がっていたように、このレース芝1200mで前半600mが35秒3、後半600mが34秒4のスローペースでした。さらに逃げたウルトラソニック、2番手のマイネルチューダが直線でコンディションの良い外へと出されて行って、そのまま1・2着となりました。このような展開になると、もう後続には厳しいですよね。 |
11.ブロードリーチ | あと2着ブロードリーチは強い勝ち馬には突き放されたんですが、自身は最後までしぶとく粘っていますね。次走もメンバー次第だと思います。 |
10.サヨノフィールド | 3着のサヨノフィールドはまだ馬が若くてですね、他馬を気にする面があるんですが、そうした事で内枠だと非常にレースプランの難しいんですが、前回・今回と着実な進歩が伺えました。距離延長もプラスに働いたようですから、次走はもっとやれそうです。 |
5.ヨール | ヨールは11番人気と人気薄で3着。まぁこの馬の好走の要因を探りますとね、まずは減量騎手騎乗の負担重量51キロであった事、そして父はロードカナロア。半姉にですね阪神ジュベナイルフィリーズ2着・チューリップ賞と紫苑ステークスを勝ったマルターズディオサがいるんですよね。まぁようやく血統の良さが出たと見るべきでしょう。 |
6.ランプロティタ | そして4着のランプロティタですね、芝1400mでは過去に3着・4着・7着。まぁ同じように前めにつける競馬をするにしても、芝1600mの時よりは粘りが増していますからね、現時点でのベスト舞台は芝1400mとみて良いと思います。 |
8.カヨウネンカ | そして3着カヨウネンカは後ほどのコーナーで詳しく触れたいと思います。道中は7・8番手でスムーズにレースを進めて、最後の直線に向くとねただ進路がなくて、外に持ち出そうとしたんですがスペースが無くて、仕方なく内に行くと今度内へ内へ進路を取らざるを得なくなったんですよね。結果最後は馬場の悪い所を走らされました。それでもラストはもうひと伸びして3着でしたからね、スムーズなら上位2頭と接戦になっていた可能性が高いですね。何か1頭強い馬がいたり、スムーズに捌けなかったりで、なかなか勝ち切れないんですが、力上位なのは明かですね。少なくとも1400mの距離は合ってると思いますし、ちなみにこのレースからは2着ルージュエクレールを番組注目馬としてるんですよね。まぁルージュエクレールの方がちょっと上だとは思うんですが、仮に同じレースに出てきたとしたら、2頭の馬券を買いたいと思いますね。馬連だと怖いので、ちょっとワイドぐらいにしようかなと、個人的には思ってます。 |
1.フィフティシェビー | 2着フィフティシェビーは自身、あと0秒1速ければBランクの時計だったんですよね。依然スタートで課題は残るんですが、力はある馬ですし、次走も上位争いになりますね。 |
6.トリグラフ | そして3着トリグラフ、追い込み一手で直線の長い東京、そして減量騎手起用の負担重量51キロを生かしてよく伸びました。まぁ安定した末脚を駆使できますがね、勝ち切るのには展開の助けが必要かもしれません。 |
8.サトミノマロン | 2着サトミノマロンは出遅れましたが、その後のリカバリーは上手く行きました。内めから伸びて2着は確保。まぁ昇級戦としては上首尾ですね。 |
6.ウィズグレイス | そして1番人気で9着のウィズグレイスは0秒9差なので、まぁ今回のタイムだけだと1勝クラスなら圏内とは言えないんですけども、Aランクで勝った未勝利戦も、2着だったセントポーリア賞もペースを落とさない逃げでした。スローペースの3番手で折り合いを欠いていた今回は力を出せませんでしたが、楽に先手を取れるであろう1800m以上なら1勝クラスは勝てると思います。 |
8.パラレルヴィジョン | 1着のパラレルヴィジョン、2歳6月に東京デビューの予定だったんですが、骨折のためここがデビュー戦になりました。追い切りで阪神牝馬ステークスを競走除外になりました、アカイトリノムスメと互角の動きを披露していました。ペースが流れて、展開が向いたんですが、抜け出す際の迫力あるフットワーク、首をうまく使う走法。逸材であるのは間違いないです。キズナ産駒で母は芝4勝のアールブリュット。近視に中日新聞杯勝ちのメートルダールがいます。まぁ次走オープンと言うとちょっと一考を要するんですが、1勝クラスなら首位候補。東京コースはいかにも向いていそうです。 |
7.ウインシャーロット | そして2着ウインシャーロットは理想的なペースで逃げてよく粘ってますね。今回は本当勝ち馬が強すぎただけで、現級なら能力は上ですね。次走も引き続き上位争いになります。 |
8.ショウリュウレーヴ | 1番人気6着でした。馬場が柔らかい内側を通って行きっぷりが悪かったです。直線では最内を狙って詰まってもいました。パンパンの良馬場で巻き返しを期待します。 |
1.ハセドン | 勝ったハセドンはスタートが一息で最後方からの競馬になったんですよね。4コーナーでもまだ最後方だったんですが、残り400m辺りから鞍上がゴーサインを出すと、長く良い脚を使って、ちょっと信じられないような位置から差し切りましたね。これでダートでは無傷の3連勝ですし、半兄のペプチドナイルも実はダートに切り替えてから3連勝して、現在3勝クラスで勝ち負けしている馬なんですよね。この馬も素質は高いですし、先々まで期待できますね。 |
5.ペイシャエス | あと5着ペイシャエスもAランクの時計で2勝目をマークしてる馬なんですよね。今回は前崩れの展開の中、2番手追走から一旦先頭に立ったんですから、内容的にはかなり優秀ですし、次走も期待できますね。 |
6.ジュタロウ | ジュタロウは前走9着に続く東京ダート1600mで一変しました。そうですね、スッと2番手につけて楽な手応えで抜け出して来ました。非常に強い内容でしたし、力があるのも確かなんですが、今回は揉まれない形で運べた事も大きかったですね。ただね、この馬レース前から本当入れ込みがきつくて、かなり発汗してたんですよね。それはまぁレースの映像を見てもわかる程で、腹回りが結構白くなっていました。次走恐らく人気にはなるんですが、ちょっと怖さもありますし、信頼まではどうかと思いますね。 |
7.リメイク | 勝ったリメイクは馬群の中でレースを進めて、4コーナーを回ると先に抜け出したジレトールの後ろを通って伸びて、あっさりと抜け出しましたね。他馬より重い57キロを背負っての勝利ですし、折り合いがつくので距離が伸びても1600mに伸びても大丈夫だと思いますね。次走も引き続き期待できます。 |
8.ロードジャスティス | ロードジャスティスが前走9着から一変しました。ロードジャスティスは好スタートを決めて、楽な手応えで先行して2・3番手でレースを進めました。最後の直線に向くと余裕を持って抜け出しましたね。揉まれると良くない馬だけに、今回は外枠でスムーズに走る事ができたのは大きかったと思いますね。強さと脆さが同居したタイプなので、次走もとなると何とも言えないんですが、今回と同様の運びが出来れば、昇級してもやれる力はありますね。 |
10.インダストリア | その後の4着が1番人気のセリフォス、そして5着が2番人気インダストリア。上位人気馬が続いています。あと5着インダストリア、折り合って道中はすごく良いリズムで運んでるように見えたんですが、最後の直線に向くと伸びはジリジリでしたね。上位馬には切れ負けした格好になりました。この馬ケイデンスコールの半弟という血統なので、マイルの距離は合ってるはずですからね。次走以降の巻き返しに期待したいと思います。 |
11.ヴァルツァーシャル | そして4着ヴァルツァーシャルは前走Aランクの時計で2勝目をマークした馬なんですよね。先行馬が止まる展開だったとは言え、最後までよく伸びてると思います。 |
12.バトルクライ | そして3着バトルクライもしぶとく脚を使いましたね。1200mの未勝利戦をAランクの時計で制した馬なんですが、今回距離延長に対応できた点は収穫でしたね。 |
13.ティーガーデン | 2番人気ティーガーデンは5着でした。体重が12キロ減っていたのは絞れたモノです。毛艶とか馬体の張りも良かったです。ひいらぎ賞勝ちとの落差は、時計が速くなった事ですが、ソングラインの半弟でも馬に硬さがあって、切れる脚が使えない、そんな印象を持ちました。 |
5.レイデルマール | スタート直後からジョッキーがずーっと内側、右ですね。手綱を引いていて、3コーナー手前では左。つまり外からステッキ2発。4コーナー入り口でも外からステッキ1発。4コーナー出口でも外からステッキ入りました。これらはね、パトロールビデオを見ないとわかりにくいので、是非ご覧ください。さてこのジョッキーの動いたらわかる事は、馬がずっと外へ行きたがる、あるいは行きそうな挙動だったという事ですね。デビューから船橋で3連勝し、JRA移籍後は中京で7着・2着でした。で、今回は初めての右回りだったという事ですね。初の右回りで外へ持たれていただけと推測できるので、左回りに戻しての一変に注意したいです。 |
1.ラブリアージェ | そして2番人気のラブリアージェは5着に敗れたんですよね。馬場に先出しして前回より落ち着いてたんですが、ラストはもうひと踏ん張りがなく、安定感を欠きましたね。 |
5.ルクスレガート | 3着ルクスレガートは休み明けだったんですが、内めを上手く立ち回りましたね。今後に目処の立つ内容でした。次走も引き続き圏内ですね。 |
2.クリオミニーズ | あと3着クリオミニーズは折り合い面に課題のある馬で、今回は距離短縮が良かったですね。次走も1400m以下の距離に出走なら、期待できます。 |
5.チェルノボーグ | 2着チェルノボーグ、3戦連続の2着です。直線でラリベラの内を突いたんですが、ここが狭くなって外に立て直したのは痛かったようです。勝ち馬が減量騎手、負担重量の差もあります。中日新聞杯・金鯱賞を勝ったギベオンの全弟。スパッとは切れないんですが、現級はいつ勝っても不思議はありません。 |
12.ママコチャ | 2着ママコチャはインから上手く抜けたんですけども、前半掛かっていた分末脚を欠きました。昨年の桜花賞馬ソダシの全妹で、血統的に人気になる馬なんですけども、やはり難しい所も抱えているんですかね。 |
9.メイショウフンジン | 2番人気2着でした。これはね、ハナに行けなかったらキツい競馬になるだろうという読みがあって、ハナに行けた時点でちょっと厳しくはなって、それでも最後の直線見たら4着ぐらいまで沈むかなという雰囲気だったんですが、そこから盛り返して2着なんですよね。レース見られる人はもう1回見て欲しいですけど、本当しぶとい馬なので、危険度は常にあるんですが、個人的にはこのしぶとさは好きな1頭なので、まぁ次走も注目はしたいと思いますね。 |
3.ソフトフルート | 一方ね、3着パトリックと4着ソフトフルートは最後の直線で進路がなくて、スムーズに捌けなかったんですよね。両馬ともまともなら突き抜けていた可能性もありますし、次走見直しは必要ですね。 |
4.ステイブルアスク | 5着ステイブルアスクはスローの展開でよく5着まで追い上げました。敗れはしたんですが、2着以下の中では1番強い競馬をしてると思いますね。 |
6.ヴェルトハイム | 一方1番人気のヴェルトハイムは4着でした。今回は馬場と展開に泣いた感じなので、次走巻き返してくる可能性はあると思いますね。 |
9.ルビーカサブランカ | 5着ルビーカサブランカ、スタートで出遅れて勝負所からアナザーリリックの後ろ通って、同じように伸びて来たんですが、最後は伸び負けしたんですよね。展開がハマっていることを考えれば、やや物足りない内容だったと思います。 |
10.アイコンテーラー | そして1番人気のアイコンテーラーは9着でしたね。外めに進路を取った馬の叩き合いになったレースなので、前めで内を通ったこの馬には厳しい競馬になりましたね。新潟コースはまぁ相性良いんですが、今回は流れが噛み合わなかった印象ですね。 |
3.ピュアジャッジ | ピュアジャッジが5馬身差をつけての圧勝でした。ピュアジャッジがは去勢された後、初めてのレースだったんですが、逃げる形で圧勝でしたね。まだね、ゲート中でごそごそするど、結構気性面の難しさは残っているんですが、発馬を決めたのは大きかったですね。いずれにしろ、時計面は優秀ですし、昇級しても勝ち負けできる力はありますね。 |
2.フーレイ | 3着のオマツサマ・4着のデルマカミーラ・5着フーレイは接戦で同タイムです。オマツサマは直線で接触する不利、デルマカミーラは逃げて最後の最後に失速。フーレイは外枠から内に入ったものの、ゴール前で寄られる不利がありました。いずれもですね、次走で狙える負け方という事で、ただ何にせよ勝ち馬が強かったですね。 |
4.バオバブスピリット | 一方、1番人気のバオバブスピリットは5着でした。すぐにハナへ行けているんで、スタート直後に躓く不利が、直接的な敗因とは思いませんけれども、芝スタートからダートスタートに変わると、躓く馬というのはかなりいるので、この事はよく覚えておいてほしいですね。これ以前ですね、馬券Summaryで取り上げた事があります。 |
11.デルマカミーラ | 3着のオマツサマ・4着のデルマカミーラ・5着フーレイは接戦で同タイムです。オマツサマは直線で接触する不利、デルマカミーラは逃げて最後の最後に失速。フーレイは外枠から内に入ったものの、ゴール前で寄られる不利がありました。いずれもですね、次走で狙える負け方という事で、ただ何にせよ勝ち馬が強かったですね。 |
4.アスリエル | 4着のアスリエルは3着からさらに3馬身半差。これは物足りないんですけれども、まだキャリアも浅くて良化の余地があります。相手と展開次第では前進が可能でしょう。 |
11.アクロビンジャー | そして3着アクロビンジャーは後方追走して、ゴールまで長く良い脚を使っていますね。差し一辺倒の脚質で、なかなか勝ち切れないんですが、末脚は堅実ですし、次走も圏内ですね。 |
6.トータルリコール | そして3着トータルリコール、この馬は距離短縮でレースぶりが良くなりましたね。1200mになれば、更に良さが出ると思いますね。 |
9.プルパレイ | そして15着のプルパレイ、出遅れましたけれどもリカバリーはできました。結局ですね、直線で前が塞がったということが敗因で、これは開幕週にありがちな光景です。参考外です。 |
11.タイセイアベニール | そして2着がジュビリーヘッド、3着がタイセイアベニールでした。タイセイアベニールは13番人気で3着。内枠で人気薄ですからこそできるですね、一か八かのイン狙いが上手くハマりました。同じ事をね、もう1度やって欲しいと言っても、まぁこれは無理な芸当でしょう。まぁただ、近走の安定感というのは評価できるかと思います。 |
15.ジュビリーヘッド | そして2着がジュビリーヘッド、3着がタイセイアベニールでした。まず2着のジュビリーヘッドですが、今回外めの枠でしたけれども、折り合いがついて良い形で脚が溜まりました。この馬、ペースが速ければ速いほどレースがしやすくなるタイプですね。洋芝の適正ありますから、北海道シリーズでは目が離せません。 |
3.マキアージュ | 4着のマキアージュは3着からさらに2馬身半差で、自身のタイムランクはD相当になりますが、今回が昇級戦で1000mにも対応できましたから、相手次第では前進が可能でしょう。 |
7.ポメラート | 3着のポメラートは負担重量49キロ。逃げ馬が突き放すレースでは2番手で、逃げ馬を追いかけた方が苦しくなるというのは、よくあるケースです。出脚は速いんですね。ですから、この馬がハナを切れる組み合わせなら2着馬との逆転も視野に入ります。 |
9.エバニスタ | 勝ったエバニスタはホッコータルマエ産駒で、この馬を含めてですね先週日曜ホッコータルマエ産駒は3場で3勝です。2番手から上り600m最速です。前走はですね、外へ張る左回りの新潟で3着だったんですが、右回りに戻って本来の走りができましたね。完全タイム差はマイナスですから、昇級しても相手次第では通用しそうです。 |
8.スズカダブル | スズカダブルは逃げて2着です。逃げ残りが叶うペースだったとは言ってもですね、ラストの二枚腰は目を引きました。一言で言って相手が悪かったんですが、まぁ前向きなスピードタイプという事は示しましたね。 |
12.フォアランナー | あと2番人気のフォアランナーは勝負所からの反応が悪くて、7着に敗れました。前に行けないとモロいタイプなのかもしれないんですが、いくら何でも負けすぎだと思いますし、体調が本物でなかった可能性はありますね。 |
13.レオノーレ | レオノーレが昇級戦を勝ってダート1400mで2戦2勝です。レオノーレはすんなり2番手につけると手応え良く進み、残り200mで先頭に立って押し切りました。まぁ余力十分の楽勝でもないんですけども、苦労せず先行できて折り合いがつくわけですから、オープンでも崩れないと思います。 |
14.ゼンカイテン | ゼンカイテンは単勝1.6倍の1番人気パウオレより内枠で、機先を制して逃げた事が勝因です。この辺りはですね、田辺騎手本当に上手いです。これでパウオレにですね、自分の土俵でレースをさせませんでしたね。ただ、クールユリアの仔はスピードはあるんですが、難しい面もありますから、このタイムは過信できないでしょう。 |
1.モズリッキー | モズリッキーがダート1400mで連勝です。モズリッキーが差してですね、2着馬に3馬身差をつけて、上がり600m最速ですから、これはもう大楽勝になります。これで休養を挟んで連勝。まぁダート1400m専用で使われてきていますけれども、まだ底を見せていませんしね、昇級しても通用しますね。 |
3.ビューティーワン | 3着のビューティーワン、490キロと馬格があって好馬体です。出遅れはともかく、道中の進み具合が悪くて、直線ももたついたように、ちょっとまだ集中して走れてなかったようですね。ただ、脚は見せました。使った変わり身は期待できると思います。 |
4.マイネルカーライル | マイネルカーライルはスタートで遅れたんですが4着。8番人気でしたけれども、調教より芝の実戦で良さが出ましたね。5着には4馬身差をつけていて、自身のタイムランクはCですからね、これは及第点を与えて良いと思います。 |
7.マイネルメモリー | マイネルメモリー、6番人気3着でした。出遅れましたけどもね、その後のリカバリーは大方上手く行きましたし、まぁ上がり600mは勝ち馬と並んで最速です。4着には2馬身半差をつけてますからね、スタートが改善されれば、当然もっとやれます。 |
7.プレミアムベリー | 2着プレミアムベリーは前目で運んで、しぶとく脚を使いました。レースを重ねるごとに前で競馬ができるようになっていますし、しかも走破時計も悪くないですからね。次走も上位争いになりますね。 |
8.ニホンピロクリーク | 2着のニホンピロクリークは勝ち馬には完敗ですけれども、3着には5馬身差をつけています。自身の完全タイム差はマイナス0秒5。これでBランクです。レース運びにソツがありませんから、次走も上位候補ですね。 |
9.ペルマナント | 3着のペルマナント、こちらね3コーナーからステッキが入って反応が悪かったように、まだ集中して走れないのがネックですね。今回は久々という分もあったかもしれません。 |
15.ベッロジョヴァンニ | そして4着ですねベッロジョヴァンニ、12番人気と全くの低評価でしたけれども、2着とは0秒1差です。まぁダート2戦目で慣れが見込めて、レースぶりがグンと良くなりましたね。まぁ次走も注意は必要でしょう。 |
4.ヴィスパメンテ | そして2着が1番人気ヴィスパメンテでした。注目したいのはこのヴィスパメンテですね。初出走で出遅れ、後方から2番手を進み、直線で大外に出して追い込んで来ました。勝ち馬には届きませんでしたが、順調なら次走はほぼ勝てるでしょうし、レースを覚えて行けば、将来性はかなりあります。 |
13.サニーバローズ | 3着のサニーバローズは今回ですねブリンカーを初めて着用。流れに乗れなかったんですけれども、ラストは集中して走れたようですし、まぁ次走に繋がるレースはできたんじゃないでしょうかね。 |
2.レッドフランカー | あと3着ヒロノクイーン、4着レッドフランカー、5着シゲルキンセイは勝ち馬から10馬身以上離されましたからね。ちょっと高い評価は与えづらいですね。 |
7.ゼットノヴァ | 2着のゼットノヴァはレースの形としては最高で、これで負けたらという内容でした。ただ牡馬にしては体が小さくて、体質の弱さがネックですね。このクラス卒業は時間の問題かとは思いますけれどもね。 |
9.ヒロノクイーン | あと3着ヒロノクイーン、4着レッドフランカー、5着シゲルキンセイは勝ち馬から10馬身以上離されましたからね。ちょっと高い評価は与えづらいですね。 |
16.シラキヌ | およそ6ヶ月ぶりの実戦で体重22キロ増だったシラキヌが勝ちました。先行した3着で決着したんですけれども、シラキヌが逃げて上がり600m最速ですから、これは後続は歯が立ちません。距離短縮で存分にスピードを生かしました。まぁ1400mまでは守備範囲でしょう。 |
15.ショウナンガニアン | 3着のショウナンガニアンは一言で言えば、先着2頭のスピードが上回っていたという事ですかね。まぁ勝ち鞍は芝1200mで上げているんですが、芝1400mでも安定して走れていますし、案外この距離がベストかもしれません。 |
6.カフジオクタゴン | 一方で3番人気のカフジオクタゴンはスタートで躓く、大きな不利が響いてですね8着。4番人気グレートバローズはブリンカー着用で引っかかって9着。2頭とも敗因は明白ですから、着順は度外視してください。 |
12.ミッションレール | 5着のミッションレールは骨折明けの前走を使って、今回レース間隔をしっかり開けての臨戦でした。まぁ次に繋がるレースができたのではないかと評価しています。 |
15.オディロン | 2着のオディロンは手応えの割にしぶとく頑張りましたし、まぁ平均ペースの地力勝負になった事を考えれば、まぁ中身は濃かったんではないでしょうか。 |
2.ケイアイドリー | そして1番人気のケイアイドリーは5着だったんですよね。ここ数戦は1400mに使われて結果を出してきた馬なんですが、今回のね1200mでは何かこうなし崩しに脚を使わされる感じになりましたね。現状はひと溜め効かせられる1400mの方が合ってると思いますね。いずれにしろ力はある馬ですから、次走巻き返してくる可能性は高いですね。 |
5.サイモンハロルド | このレース、前へ行った馬がそのまま上位入線したんですけれども、着差だけを見れば勝ったサイモンハロルドだけが強かったという事になります。この馬2走前に発走調教再審査になったんですが、その後の2戦はゲートも問題はなく、本来のポテンシャルを発揮しています。 |
11.サダムスキャット | 3着サダムスキャットはスタートで軽く躓いて少し位置取りが後ろになりましたね。上位2頭とはポジショニングの差もあると思います。前走も不利があって負けた馬なので、次走巻き返しは可能ですね。 |
15.タガノビューティー | 2着タガノビューティーは去年のこのレースの勝ち馬ですね。今年も馬群を捌いてよく伸びて来たんですが、勝ち馬が強すぎましたね。この馬自身は58キロを背負ってよく頑張ってると思います。末脚には安定感がありますし、次走も堅実に駆けてくれそうですね。 |
3.エクセスリターン | 3着エクセスリターン、こちら3コーナーからのペースアップに対処できず、体制が決してから伸びて来たんですが、まぁフットワークは大跳びで迫力満点です。上がり600mは最速。534キロの大型馬ですから、まぁここを使って前進あるのみだと思います。 |
8.ヴァレーデラルナ | 1番人気2着でした。これは体重12キロ増は戻ったものですね。ただ、逃げ馬を交わすのに手間取っているうちに、差された格好になりましたね。これで4戦連続2着ですからね、今後は詰めの甘さがまだちょっとネックになってくるとは思いますね。 |
15.メイショウカゲカツ | 2着のメイショウカゲカツ、大方理想的なレースはできましたが、相手が強かっただけですね。1勝クラス卒業は時間の問題です。 |
3.キューランブラー | キューランブラーは12番人気で2着。こちらは1枠1番で、いかにもね開幕週ならではの結末です。上手く立ち回りました。好走の要因は馬体回復と芝に戻して適正を示した事だと思います。 |
7.ショウナンラブリー | 2着以下は勝ち馬から3馬身以上離された。2着のショウナンラブリーは12番人気の低評価でしたが、こちらも初の短距離で着順を上げました。開幕週の初日1Rで不利な外枠でしたが、いかにも岩田康誠騎手らしいですね4コーナー最内のコース取りで2着に導きましたね。412キロの小柄な牝馬ですから、滞在競馬もプラスに働いたと思います。 |
8.オマツサマ | 3着のオマツサマ・4着のデルマカミーラ・5着フーレイは接戦で同タイムです。オマツサマは直線で接触する不利、デルマカミーラは逃げて最後の最後に失速。フーレイは外枠から内に入ったものの、ゴール前で寄られる不利がありました。いずれもですね、次走で狙える負け方という事で、ただ何にせよ勝ち馬が強かったですね。 |
5.クールライズ | あとクールライズ、1番人気で14着でした。今回もまたモロさが出てしまいました。どうにも揉まれ弱いんですね。まぁこれで2戦連続大敗が続いてしまって、次走はですね、まぁ馬具を工夫してくる可能性もありそうですね。 |
1.ソウテン | 3着のソウテンね、こちらは勝ったアネゴハダより負担重量が1キロ思ったんですが、こちらは牡馬です。差がついたのは、前走1600mを使った勝ち馬と、前走1200mで勝ったこちらでですね、道中の折り合いの差が出たかなという気がします。その分弾けませんでしたね。 |
13.グランアリエル | 16頭立てだったんですが、8枠の2頭グランアリエルとホウオウノーサイドが前へ行きました。特に大外から先手を取ったグランアリエルは4コーナーを回って行く辺りで、既に外に出されて、直線で更に外へ外へと出されながら、後続の追撃を抑えて逃げ切りましたね。 |
7.バンデルオーラ | バンデルオーラは距離短縮、初めての1200mで初勝利です。バンデルオーラの勝ちタイムは1分8秒5。同じ土曜11Rの3歳以上2勝クラス函館日刊スポーツ杯を勝ったオタルエバーの1分8秒0と比較すると、3歳未勝利クラスとすれば優秀なタイムですね。前走から16キロ増の体は滞在競馬の分で、好位から抜け出して3馬身差というのは文句なし。初の短距離出走で、適性の高さを示したと言えるでしょう。 |
9.サイキョウノオンナ | 2着のサイキョウノオンナは前走と同じ1枠1番でも、今回は手頃なポジションが取れました。上がり600mは最速タイムです。確実に力をつけていますしね、まぁこんなレースができれば、夏場の小回りダート1700mになっても大丈夫だと思います。 |
6.ジャスミンフローラ | そして3着ジャスミンフローラは休養の効果があったのか、前走のデビュー戦からレースぶりが一変しましたよね。今回は1600mだったんですが、長い距離ならさらに良いと思いますね。 |
15.カヨウネンカ | 1番人気のカヨウネンカは2着。あと一歩で、いつでも勝てるレベルの馬なんです。まぁ適度なレース間隔をあけた今回は千載一遇のチャンスだったんですが、次走が福島だとちょっとレース選択が難しいかもしれませんね。1番人気2着でした。今回はスムーズに捌き、ようやく勝ったかと思ったが、最後の最後で差されてしまった。力はある馬だが、なぜか勝ち運がない。 |
15.ベッサスタージル | 2着のベッサスタージルは今回初めてブリンカーを着用して来ました。好位差しの理想的なレースができたとは言え、まだブリンカーの効果は何とも言えず、今回は外枠だったのでね、内枠でどうかという不安は残ります。まぁ次走も続いて上位争いできれば、信頼できるレベルになると思います。 |
16.ブレットフライ | 4着のブレットフライ、こちらはですねダート2100mでも善戦したように、速い脚がなくて時計の掛かる馬場の向きですね。まぁ大崩れはしないんですけれども、勝ち負けレベルには時計にしておよそ1秒足りないかなという気がします。 |
1.マイネルヒッツェ | 2着マイネルヒッツェはこの馬が得意としない切れ味勝負になったんですが、よく粘りました。ゴールドシップ産駒で、もう少し時計の掛かる馬場なら勝ち切るレベルに来ていますね。 |
6.レッドランメルト | 2着レッドランメルトはギリギリBランクに届かないCランクの時計で走っているんですよね。まだ折り合い面に課題は残るんですが、レースぶりは大分良くなって来てますね。次走も引き続き圏内です。 |
1.トモジャワールド | それから6着のトモジャワールドはもう先手を主張してハナを切りましたけども、直線で失速。ペースが速かったと思います。 |
5.カンリンポチェ | 3着カンリンポチェなんですが、休み明けからの2走は1秒以上離されていましたが、初勝利の際は2着に8馬身差をつけており、まぁ能力はかなりあります。1600mの前走は前へ行けなかったのが堪えましたね。今後も長めの距離で先行できるレースの方が向いているでしょう。 |
4.コムストックロード | 2着争いは接戦になりましたが、内のコムストックロードが外のブレスレスリーにハナ差先着しました。2着コムストックロードは先に抜け出したウインマーベルの後ろを通って、しっかり伸びましたね。叩き2走目・距離短縮でレースぶりが一変しました。折り合い面を考えれば、やはり1200mが良いのかなと思いますね。 |
10.グレイイングリーン | 2番人気のグレイイングリーンは5着。3勝クラスでも展開が向かないと勝ち切れなかった差し馬なので、重賞で流れが落ち着いて後ろからになると厳しかったですね。 |
11.リフレイム | そして8着リフレイム、先ほどの映像にもあったように良いリズムで逃げたんですが、例によって最後の直線に向くと外に逃げる面を見せてたんですよね。ですからね、やはりまぁ重賞を勝ち切るには、その辺りの課題を克服しないと厳しいと思いますね。 |
3.バルミュゼット | そして4着のバルミュゼット、向正面で不利を受けてしまいました。今回もまたスムーズなレースができませんでしたね。ただ、この舞台はベストですからね、上手くかみ合ってくれればです。 |
7.セブンダートオー | そして2着のセブンダートオー、こちらもスタートは悪かったんですが、行きっぷりも一息でした。それでも外へ持ち出せば確実に伸びる馬で、長く良い脚を使えます。ただ、その反面自分でレースを作れない点がネックかもしれません。 |
10.ゲンパチプライド | 4着のゲンパチプライドは減量騎手器用で負担重量は51キロでしたが、3着から4馬身差ですから完敗です。まだ勝ち負けレベルとは言えません。 |
13.アイスマン | 2着のアイスマンはどう乗っても最後の詰めが甘くなって、一瞬しか良い脚を使えないイメージを持っていましたが、今回はしっかり走って好タイムの2着です。ただ、本質は変わらないと思いますから、着順は鵜呑みにできません。 |
4.ザッキング | 3着のテーオーロワ、4着ザッキング、5着エムアイリーズンはクビ・ハナの接戦です。テーオーロワは短距離の差しで新味を見せましたし、ザッキング・エムアイリーズンは勝ち馬の目標になってしまった分もあります。相手と展開次第では、前進が可能です。 |
13.テーオーロワ | 3着のテーオーロワ、4着ザッキング、5着エムアイリーズンはクビ・ハナの接戦です。テーオーロワは短距離の差しで新味を見せましたし、ザッキング・エムアイリーズンは勝ち馬の目標になってしまった分もあります。相手と展開次第では、前進が可能です。 |
11.フローレンスハニー | そして4着に2番人気フォーブス、5着に3番人気フローレンスハニーが続きました。5着のフローレンスハニーは出遅れて流れに乗り切れませんでした。まぁ差しづらい馬場の影響もあったようで、ここまで追い込むのが精一杯でしたね。 |
17.ショウナンナダル | そして勿体なかったのが7着のショウナンナダルですね。最後の直線でね、ホントスペースがなかったんですよね。道中の走りは良かっただけに、次走狙ってみても面白いと思います。 |
3.テイエムファルコン | 4着のテイエムファルコンは前2走と違って今回は能力のある3歳馬相手でしたから、先着を許しました。こちらは5歳で57キロですから、しばらくはね相手関係で着順が左右されると思います。 |
6.ヒロノシュン | 2着のヒロノシュン、外枠で揉まれない形が取れたとは言え、4コーナーで少し外へ逃げたりして、心身ともにまだまだ幼いですね。ただ、未勝利はですねダート1800mで勝ち上がったんですが、ダート1400mでレースの形ができてきたという事は言えるんじゃないでしょうか。 |
10.クレスケンスルーナ | 3着のクレスケンスルーナは先行争いに加わらず、出たなりで中団。早めにステッキが入ったりと手応えが良くなかったんですが、直線で伸びてはいますね。クラスに目処は立ちました。 |
5.アーティット | 3着アーティットは逃げ馬に残られて、ヴェローナシチーにも競り負けたんですが、自身はまだ1勝馬ですからね、次走1勝クラス出走なら勝ち負けになりますね。 |
11.ゲーテローズ | 1番人気1着でした。未勝利クラスで地力上位という事は、近走の成績で既に示されていましたから、これは順当勝ちですね。まぁ今回は緩やかなペースの中、前につけた事も勝因でしょう。 |
3.ポーカー | 今回は前走から6ヶ月以上間隔が空いているので評価の対象外なんですが、2番人気1着でした。これ「5」にしてくれても良いんじゃないですか。ちょっとね、休み明けを憂慮して私も▲の評価にしたんですが、やっぱり強かったですね。昇級して即とは言わないんですが、長い目で見て行きたい強い1頭だと思いますね。 |
10.エバーシャドネー | まず3番人気のエバーシャドネーは9着でした。直線で内にもたれてきたスターズオンアースに内ラチの近くまで押し込まれて、その後こちらも内にもたれてしまってまともに追えず、最後はもう流してしまってましたね。新馬戦でですね、シンザン記念勝ちのマテンロウオリオンを悠々と差し切っていますから、これが実力ではないと思います。 |
7.ルピナスリード | ルピナスリードが自己条件で2勝目を挙げました。内枠の先行馬が上位を独占したレースうです。勝ったルピナスリードは好位の内で手応えは十分で、直線は楽に抜け出しました。4コーナー3番手から上り600m最速ですから、これは完勝も完勝です。ダイワメジャー産駒でですね、平均ペースの芝1400m。この舞台がベストかもしれません。 |
2.アルメイダミノル | 勝ち馬のアルメイダミノルは前走タイムランクBのレースで3着だったんですよね。そして今回は逃げ危なげなく、押し切りました。楽勝になった分、最後は流す感じになったんですよね。追っていればBランクになっていた可能性は結構高いと思いますね。ですから、2着馬を5馬身ちぎった走りは目を引くモノでした。いずれにしろ、徐々に脚質に幅が広がって、速い時計にも対応できるようになってきていますし、昇級しても注意が必要ですね。 |
11.ゴールドパラディン | それから2着のゴールドパラディンですね、東京ダートの1600mでは2回走って、いずれも先行して末が甘くなっていたんで、1400mの距離短縮はプラスに出ると思っていました。今回は相手が悪かっただけで、ダート1400mなら次走も好レースになりそうですね。 |
4.エフフォーリア | その後の5着が2番人気のジャックドール、そして1番人気エフフォーリアは9着でした。9着のエフフォーリア、3コーナー過ぎ、ヒシイグアスが上昇を開始した際に手が動いていたんですが、ここで置かれてしまいました。同じ2000mでも皐月賞・天皇賞・秋と違って、厳しいペースでした。まぁ進みが悪かったのはこの辺りでしょうか。それに1週間前の調教の動きが鈍かった事、デビュー以来最高の馬体重。こういったものも影響したかもしれません。憶測ではあるんですが、どこまで崩れると色々探りたくもなって来ます。 |
5.アイアンバローズ | その後の4着が5番人気のヒートオンビート、5着が3番人気アイアンバローズと上位人気5頭が5着までを占めました。そうなんですよね。今年はちょっと春は荒れてたんですけども、堅く収まりましたよね。そして5着アイアンバローズ、こちらは本来は先行して勝負所から自分で動いて行きたいタイプなんですが、レース序盤でね実は一歩退く形になって、ディープボンドとタイトルホルダーより後ろのポジションになったんですよね。それが痛かったですね。最後はその分の差もあると思いますね。 |
6.タイトルホルダー | 昨年の菊花賞馬タイトルホルダーがここも逃げ切ってG1 2勝目。菊花賞馬の天皇賞・春制覇は4年連続となります。1000mの通過が60秒5で、中盤の1000から2000が63秒1。そしてその次の2000から3000が59秒4なんですよね。ですから、前半速めのラップで入って、中盤一気にペースを緩めて、後半は前走より速めのラップを刻んで突き放すという絶妙なペース配分でしたね。結局、これラスト200mが13秒2掛かってるんですが、それでもおつりがあった分、逃げ切る事ができましたね。馬の出来が良かったことも確かなんですが、鞍上の好騎乗も光ったレースでした。その鞍上の暗証の横山和生騎手は、G1初制覇です。祖父の横山富雄元騎手、父の横山典弘騎手に続き天皇賞・春は史上初の親子3代制覇となりました。 横山和生騎手 ありがとうございます。とっても嬉しいです。 あの前走乗せていただいて、タイトルホルダーと感じたものを、今日は大切に乗せていただきました。 そうですね、あのー返し馬の雰囲気で、馬の良さは感じていたので、タイトルホルダーの力を信じて僕が邪魔しないようにと、思いながら乗りました。 タイトルホルダーはこの先まだまだ良くなる余地がたくさん残っている馬だと思っていますし、その中でこのような結果をしっかり出してくれるというのは、もうこの先楽しみが本当広がる、今日も競馬でしたので皆さん本当タイトルホルダー応援してください。 |
7.デアリングタクト | 6着デアリングタクトですね、マイルでも流れに乗った競馬はできてたんですが、追ってからピリッとした脚が使えなかったですね。今回は1年以上の休み明けで、少しね体も緩く映ったんですよね。これからの復活に期待したいと思います。 |
10.ヒシイグアス | そして2着が昨年の覇者レイパパレ、3着がアリーヴォ、今年初戦となったヒシイグアスが4着でした。4着のヒシイグアス、昨年の中山記念を勝った時より落ちるんですが、天皇賞・秋5着、香港カップ2着時よりは上。というのが調教師の仕上げの見立てでした。馬体に張りがあって状態は良く見えました。外を追い上げて、上位3頭に少し離されたのは不満があるのですが、まだ良くなる余地を残しての結果でもあります。 |
13.アリーヴォ | そして2着が昨年の覇者レイパパレ、3着がアリーヴォ、今年初戦となったヒシイグアスが4着でした。3着のアリーヴォ、小倉の鬼なんですが、ドゥラメンテ産駒でお母さんはダート重賞の勝ち馬です。少し時計の掛かる馬場が合っています。そして調教の動きが抜群でした。ピークの出来にあったんだと思います。テン乗りの武豊騎手が巧みに立ち回って、4歳勢では最先着。この状態を維持できれば、宝塚記念でも出番があるかもしれません。 |
15.ディープボンド | そして2着が1番人気のディープボンド、3着が4番人気テーオーロイヤルでした。ディープボンドは18番枠からスッと前めにつけて、ポジションとしては申し分なかったと思いますね。ただ、自ら上がって行きたい所で差が縮まらずに、逆にタイトルホルダーに突き放されたのが痛かったですね。ラストは盛り返してるだけに、勝負所での反応の差が明暗分けた格好になりました。それでも一旦突き放されたテーオーロイヤルは交わしましたからね、十分力は示したと思いますね。 |
16.グロリアムンディ | そして2着がグロリアムンディ、3着がニューモニュメントでした。2着グロリアムンディはダートに転じて前走まで4連勝。今回ダートでは初めて土がついた訳なんですが、好位から前を掃除して一旦は完全に抜け出していました。強い競馬はしています。先に挙げた3頭に破綻があれば、この馬の時代が来ると思います。今回は初めての重賞で、一応強い馬の洗礼を受けたと言ったところだと思います。 |
17.ギベオン | そして4着には昨年の金鯱賞を最低人気で勝ったギベオン、5着はキングオブドラゴンでした。まず4着のギベオンですが、好位のインを確保して理想的なレース運びができました。先行力があって、器用に立ち回れるのは長所なんですけれども、まぁ速い脚を繰り出せませんからね、まぁ自身の上がり600m推定が34秒3。1分57秒9で走破なら健闘と言うべきでしょう。 |
18.ポタジェ | ポタジェが勝ってG1で重賞初制覇となりました。昨年の天皇賞・秋6着の後、筋肉の損傷でハ行気味になる事をスクミと言うようなんですが、このスクミを発症。今年の初戦アメリカジョッキークラブカップ5着は状態が万全ではありませんでした。金鯱賞では持ち直したんですが、内が伸びる馬場を後方外から差して4着。同じ轍は踏まないと吉田隼人騎手が積極的に運んで、好位の後ろにつけた事。これが大きかったです。速い流れで適度に上がりが掛かった事も功を奏しました。高速決着の芝の瞬発力勝負では、まだ差があると思うんですが、宝塚記念は今回と似た質のG1です。これなら有力視できるんじゃないでしょうか。騎乗した吉田隼人騎手はG2だった頃を含めて、大阪杯は初制覇です。 吉田隼人騎手 あの、やったぞ!という感じでした。 なお、今回のポタジェの単勝払い戻しは5870円でした。大阪杯でこれより高い単勝配当はG2だった2001年トウホウドリームの7340円まで遡る事になります。前走金鯱賞で乗せてもらって、馬のリズムでスタート切ったんですけど、あまり進んで行かなかったので、今回ちょっと気合いをつけて二の脚つけて行きました。前にレイパパレいましたんで、並ぶ時に結構しぶとかったですけど、良い叩き合いで差してくれたと思います。ポタジェは競馬上手なんで、立ち回りの上手さが光ったかなと思います。 そうですね、これで馬の方も自信つけてくれれば、もっと馬良くなってくると思うんですけど。 |
1.タロファイター | 2着のタロファイターは序盤から良いポジションを確保できたんですが、ペースアップに対処できませんでした。それでも上がり600mは最速です。小回りコースに対応できたという点では収穫があったと思います。 |
1.アウグスト | 2着のアウグストは序盤から行く気を見せていたんですが、2番手に控える競馬でしたね。今回は裂蹄放牧明けで昇級戦でしたが、クラス通用の能力は示しました。3着は離していますからね、次走も上位候補になります。 |
10.トランセンドパスト | 3着以下は2着馬から5馬身以上離された。まず3着のトランセンドパストですね、2着から5馬身差ですけれども、自身のタイムランクはC相当です。2走前は東京ダート1600mで引っかかっていましたから、今回逃げる事で折り合いをつけて力を出し切りました。小回りダート1700mは合っていると思います。 |
6.グランシエロ | あと4着グランシエロ、4コーナーでは勝ち馬の後ろ辺りにいたんですが、伸び負けして4着でした。とは言っても、バテずに長く脚を使ってますからね、長めの距離に対する適性は高いと思いますね。 |
9.ヴィブラツィオーネ | 1着のヴィブラツィオーネ、3/13に今回と同じ中山2000mでタイムランクAの決着だったタシットが勝った組の上位馬から2着馬が順当に勝利です。追い込んだ前走との違いは、好位直後を折り合って進めた事、馬が競馬を覚えて来たと言っても良いです。抜け出す脚の早さ、持続力はなかなかのモノがあります。昇級しても通用して不思議はありません。 |
5.サンカルパ | サンカルパが逃げ切って2勝目です。その逃げ切った1着サンカルパ、津村騎手の積極的な逃げが潜在的なスピードを引き出しました。前走のデイジー賞も2番手を追走して、一旦先頭の2着でしたが、スローペースでルージュエヴァイユの切れに屈していました。平均速めの流れに持ち込んで、2着に4馬身差。Mr. Prospector色の強い血統だけに、この強気な戦法が功を奏しました。この後どこを使うかなんですが、オープンでも通用しても良いでしょう。 |
9.ワーフデール | ワーフデールが距離延長、初めての芝2200mに対応して2勝目を挙げました。ワーフデールは体重が16キロ増だったんですが、太め感は全くなくて、むしろ細く映るぐらいの仕上がりでしたね。レースでは中団追走から最後の坂でよく伸びて差し切り勝ちでした。初勝利を挙げた2走前が稍重で、前走が3着だったんですが、その時も稍重だったんですよね。今回は良馬場発表なんですが、朝の時点では稍重のコンディションでしたから、道悪が合っている印象はありますね。次走も同様の馬場なら出番があるかもしれないですね。 |
8.ロジーナ | 4番人気6着でした。前走で不利を受けたので、それを考えて今回推したんですけども、今回もね不利を受けたとまでは言わないんですが、本当スムーズに捌けなかったんですよね。常にこういうタイプの馬はいてるんですが、まだ見限れないですし、次走も懲りずに馬券を勝ってみたいと思いますね。 |
1.サクセスミノル | 5着のサクセスミノル、良馬場の未勝利戦をCランク勝ち。今回は1秒1差でギリギリBランクとパフォーマンスを上げました。湿ったダートが適してはいますが、馬自身も力をつけています。まぁ乾いた馬場でもメンバー次第では狙って行けます。 |
8.レッドラパルマ | 2番人気で4着でした。パドックからテンションが高くてうるさかったですね。返し馬でなだめて実践でも折り合いがついていたんですが、ひと伸びを欠いたのはその辺りという事と、中山の方がですね、適している面があるという事ですかね。まぁ能力上位はね間違いありませんから、落ち着いていればね東京でも巻き返せると思っています。 |
2.ホウショウルイーズ | 4着のホウショウルイーズも2着馬と同じく初めて芝のレースに出走して来ました。調教は水準に動く馬で、今回は体が絞れて来た事も好走の要因かもしれません。次走も走れば本物でしょう。 |
12.マメコ | 2着マメコは前走から体重が10キロ増えて、放牧を挟んで馬体が良くなっていました。その上初めての芝のレースに出走した事が上手くかみ合いましたね。手応え以上にしぶとく伸びました。これで使う路線は定まったようですね。 |
15.アンブロジアーナ | 2着のアンブロジアーナ、2歳新馬戦以来の芝1400mの出走でした。スタートが良くなった事もあって、手頃な位置で脚が溜まりましたし、その分終いにしっかりと脚を使いましたね。これで短距離の芝で、この馬の方向性が定まったかもしれませんね。 |
17.プリモカリーナ | 5着プリモカリーナも初めての芝で、4コーナー大外から上がり600m最速で伸びました。今回芝向きをアピールしましたから、スタートを含めて流れに乗って行ければ良いと思います。 |
5.ウォーターレクラ | そして3着ウォーターレクラは後ほどのコーナーで詳しく触れたいと思います。逃げ馬を見ながら2番手でレースを進めて、リズム良く運んでいるように見えたんですが、4コーナー手前での手応えはもう一つなんですよね。それでも何とか離されずについて行ったんですが、直線半ばに差し掛かると脚色が鈍って勝ち馬に突き放されて、最後は伸びて来たルージュラジョアにも差されて、結果3着に後退したんですよね。ここ2戦が2着・2着で今回が3着で、成績はとても安定してるんですが、相変わらず詰めが甘さが残っていますよね。加えてこの馬410キロ台代から420キロ台の小柄な馬なので、馬自身の体調管理も難しいと思うんですよね。今回は単勝3.6倍の2番人気で3着なので、次走も極端に人気が下がることはないと思います。ただ、まだ危うさはあるとみて危険馬に選びました。 |
2.テイエムシルバー | 2着テイエムシルバーは勝ち馬とほぼ同等のレースをして最後までしぶとく踏ん張りました。今回は発走調教再審査明けで、かなり厳しいレースをしたので、まぁ次走はレース間隔を明けた方が良いかもしれませんね。この馬タイム分析でも取り上げたレースです。2着でも完全タイム差はプラスマイナスゼロで、3着には大差をつけています。本来なら番組注目馬の候補なんですけど、3歳の未勝利馬は後がありませんから、レース間隔を詰めて使ってくると推測して、危険馬としました。その理由はですね、2走ボケがあり得るケースなんです。2走ボケのメカニズムというのは解明されていませんけれども、まぁ休み明けで優れた記録で走ったり、厳しいレースをした後というのは、パフォーマンスが落ちることが非常に多いですね。 |
1.ダイシンビヨンド | デビュー戦の前走で14着だったダイシンビヨンドが2走目で一変しました。ダイシンビヨンドは11番人気でしたけれども、デビュー前も今回も調教では動いていたんですね。まぁ2戦目で一変しました。それも正攻法で圧勝です。上がり600mは最速です。これはもう昇級しても通用する勝ち方と記録ですね。 |
6.サンクフィーユ | クイーンステークスの勝ち馬キャトルフィーユを母に持つサンクフィーユが、初出走で勝ち上がりました。このレースは前半800mが46秒2、後半800mが47秒1で1分33秒3。同じ日のチューリップ賞が前半46秒5、後半46秒7で1分33秒2なので、ここがデビュー戦だったサンクフィーユはいきなりチューリップ賞と変わらないレベルのタイムで勝ったという事になります。ロスなく内を通ってラッキーだった面はありますが、能力は高いですね。1800m付近で活躍した馬が多いファミリーで、父がロードカナロアなのでまぁオークス路線では厳しいかもしれませんが、マイル路線なら重賞でも期待できそうです。 |
2.シュライエン | そしてシュライエンが逃げ粘って2着でした。2着のシュライエンは逃げて自分でレースを作って、自身の完全タイム差はマイナス0秒3ですから、相手が悪かったです。相手と展開次第では次走も上位候補でしょう。 |
6.キタサンユーダイ | 4走ぶりに芝レースの出走したキタサンユーダイが変わり身を見せました。キタサンユーダイはデビューから芝を3戦、ダートを3戦して再び芝を使って来たんですが、ダート1200mを使って来た事が生きてですね、ハイペースの2番手から抜け出す良い勝ち方が出来ました。結局、適性は芝の短距離にあったという事ですね。 |
8.テンジュイン | ただ3着テンジュイン・4着ヤマニンガラッシアは2着馬に0秒1差まで追い上げています。 |
12.ヴァンヤール | ヴァンヤールはデビューから5戦して2着が2回・3着が1回ありましたが勝てず。地方名古屋へ移籍して連勝。再転入していきなり1勝クラスを勝ち、2勝クラスも5着の後、今回快勝しました。あれよあれよと3勝クラスまで出世した訳ですね。流石に上のクラスですぐにと言うのは厳しいかもしれませんが、潜在能力はかなりあり、いずれはオープン入りも夢ではないでしょう。 |
15.トーセンアラン | あと1番人気のトーセンアランは8着だったんですよね。前を追いかけたとは言え、失速するのがね、あまりに早いなと思って見てたんですが、どうやら落鉄した感じなんですよね。次走巻き返して来る可能性はありますね。 |
1.サリーチャン | 3着サリーチャンは前走と違ってスタートが決まりましたし、外枠も良かったんですが、2着からは2馬身の差がありました。まだ安定感に欠けるかもしれません。 |
8.キリシマタウン | 2着のキリシマタウン、中央場所だと勝ち負けレベルには約1秒足りないので、函館のダート1000mで減量騎手起用というのは、力を不足をカバーできるお膳立てだったと思います。3着には2馬身半差ですから、相手次第では勝利も見えて来ました。 |
10.イデアファイブ | 5着のイデアファイブ、滞在競馬2戦目で前走で減った体が回復。それとダート変わりで善戦できました。ただし、まだ勝ち負けレベルと言えるかどうかがクエスチョンマークですね。 |
7.キタノセレナード | そして3着キタノセレナードは上位2頭よりも後ろからの競馬になりました。この着順は単に位置取りの差だと思いますね。自身はしっかりと走り切っていますし、こちらも次走勝ち負けになりますね。 |
9.ロルバーンスカイ | 連闘のロルバーンスカイは1番人気で5着でした。前走がね1分47秒3、今回が1分47秒1ですから、良馬場での時計勝負に課題を残したと言えるかもしれません。軽いダートの方がね良いのかもしれませんね。 |
11.マヒナライズ | 3着のマヒナライズは前走からの距離短縮で、芝1200mの出走はプラスに出ると見ていたんですが、期待ほど脚を使ってくれませんでした。とは言え、こちらは8枠15番。内枠と外枠の差が如実に反映されたという事も言えますよね。 |
12.チャプリ | チャプリは1番人気で6着でした。スタートが悪くてペースも速くて全く流れに乗れなかったですね。さらに直線で内へもたれてもいました。今回はポテンシャルを発揮できていません。 |
2.ダイム | そして1番人気ダイムが2着でした。2着のダイムはこの春のG3のフラワーカップで4着。忘れな草賞で5着と善戦。まぁ1勝クラスでは力上位で、これは1番人気でしたね。4コーナーで最内にいて、ロス無く立ち回ったんですが、今回は先に抜けたハーツラプソディのレースでした。次走もかなり有力です。 |
5.ブラッティーキッド | ブラッティーキッドがJRAに戻って最初のレースで勝ちました。ブラッティーキッドは3歳4月の遅いデビューで、昨年の夏この北海道シリーズで未勝利を勝てる寸前まで行っていた馬なんですね。地方競馬で5連勝して中央再転入の初戦だったわけですが、圧倒的な強さでした。これは昇級しても通用します。 |
8.サクセスエース | 4着のサクセスエースは勝ち馬の後ろに位置したんですが、ペースもタイムも速くて対処しきれなかったです。これは新潟ダート1800mを2戦使った後だったからで、まぁ次走は本来の先行策が取れそうです。 |
10.カルネアサーダ | それからカルネアサーダ、1番人気で2着です。こちらは52キロ。滞在競馬でもテンションは高かったんですが、安泰の2着でした。3着には2馬身半差をつけていますから、次走もかなり有力です。 |
6.タイセイサンダー | 2着以下は3馬身半以上離された。まず2着のタイセイサンダーですが、好スタートを決めた後で一旦3番手に控えたんですが、折り合いもスムーズで一言で言って好センスでした。今回は相手が悪かっただけで、すぐにチャンスがありそうです。 |
8.フラッシュアーク | 2着のフラッシュアーク、1枠2番で好位の内から、そのまま4コーナー最内へ行きました。まぁロスのないレースはできたんですが、この着差ですから完敗です。それでも前走からの距離短縮策が功を奏して、まぁ現状芝1400mがベストである事を示しました。 |
1.セイルオンセイラー | そして3着セイルオンセイラーは2番手から競馬をして、4着馬は4馬身離してるんですよね。レースぶりに安定感がありますし、次走も上位争いになりますね。 |
3.フェーングロッテン | 勝ったフェーングロッテンは後続を離して逃げる形になったんですが、ペース補正が入ってるように、ラップとしては1000m通過が60秒6のスローペースだったんですよね。中盤ラップを落として、上がりはまとめるという理想的なペース配分でしたし、前走から着用したブリンカーの効果も感じられました。ただ、今回は展開面で恵まれた印象なので、次もとなると、どうかなと思いますね。 |
9.ベジャール | そして2着が9番人気ベジャール、3着が1番人気ドゥラドーレスでした。2着ベジャールは新馬戦では勝ち馬オニャンコポンから1秒差の5着でした。3戦目に初勝利を挙げたんですが、未勝利クラスの対戦相手から、ここまでやれたのはちょっと驚いています。超大型馬だけに、地力強化の振り幅も大きかったとしか言えません。モーリス産駒でも母の父がアフリート。馬場の悪化も好走の要因でしょうか。 |
13.ゴーゴーユタカ | ルーラーシップ産駒の牡馬、これで中山芝1600m専門に4戦2勝・2着2回。連対10割です。今回は展開が流れた事と、控えた事が相乗効果となって、今までにない切れる脚を使えていました。連闘だけに登録はないんですが、今週のニュージーランドトロフィーに出走していたら上位候補でした。NHKマイルカップとなると、相手強化とともに東京をこなせるかですが、メンバー次第で印の回る範囲内にいるかもしれません。 |
14.トラストパッキャオ | トラストパッキャオが断然の支持に応えて勝ちました。トラストパッキャオは好スタートを切ると、鋭いダッシュでハナを切って逃げ切りました。まぁ危なげない勝ち方でBランクなので、1勝クラスで通用する能力はありますけども、今のところハナを切れないと怪しいという成績ですから、昇級してもっと速い馬がいると厳しいかもしれません。 |
13.クリオミニーズ | 3着以下は2着馬から3馬身半以上離された。まず3着のクリオミニーズですけれども、まぁ出遅れた分ですね、微妙な位置取りの差が出てしまいましたが、これで芝1400mで2走続けて3着。今回はほぼ水準のタイムはクリアしています。 |
6.ゴーウィズフェイス | ゴーウィズフェイスは逃げて2着。二枚腰が目を引きました。今回が初めてのダートで、適性の高さも示しました。3着には5馬身差をつけていますからね、次走も上位候補です。 |
8.テイエムフェロー | 3着のテイエムフェロー、レース運びは前走とは一変しました。次走も五分のスタートを切って先行できればチャンスがありそうです。 |
6.シャウビンダー | そして2番人気のシャウビンダーですね、こちら好位でロスなく運んだんですが、伸びを欠いて7着に敗れました。今回マイナス6キロで、398キロの馬体重だったんですよね。ですからね、その辺りも多少影響しているのかもしれないですね。 |
8.ニューダイアリーズ | そして3着ニューダイアリーズは前走Aランクの時計で未勝利戦を制してる馬なんですよね。これくらいやれて当然です。常に堅実に駆けるタイプで、次走も崩れる事はないと思いますね。 |
4.カフジテトラゴン | あと2着カフジテトラゴンは敗れたとは言え、控える競馬。そして、芝で結果を出せた事は収穫でしたね。次走も芝・ダート問わず1400m以下の距離に出走なら、警戒が必要ですね。 |
2.ガイアフォース | その後2着が1番人気ガイアフォース、3着が2番人気マテンロウスカイと上位人気馬が続きました。2着ガイアフォースは勝ち馬に逃げ切られたんですが、自身は2番手からしぶとく粘りましたね。前走はBランクの時計で勝利して、今回も昇級戦でいきなり2着ですから、デビュー戦でドウデュースとクビ差の接戦を演じてる馬でもありますし、現級卒業はもう時間の問題でしょうね。 |
2.アネゴハダ | 勝ったアネゴハダ、52キロのハンデだったとは言え、3馬身差の圧勝ですから、これはもう力が違いすぎましたね。2走前にはタイムランクAだったG2のフィリーズレビューで3着と、重賞でも好走していた馬です。今回は瞬発力を要求される東京への対応が課題と見ていたんですが、上がり600mを最速で難なくクリアしました。昇級しても通用します。 |
5.テイエムスパーダ | 勝ったテイエムスパーダ、休み明けの前走G3の葵ステークスは体も減っていましたし、スタートで躓いて力を出し切れなかったんですが、今回は体も戻っていましたし、1度使った事で落ち着いた良い走りができましたね。これはもう完勝と言える内容で、昇級しても相手次第では通用します。 |
8.タイセイビジョン | 2着のタイセイビジョン、重賞2勝。朝日杯フューチュリティステークス2着の実績馬なんですが、時として前走阪急杯8着のようなポカがあります。今回は自力で差し込んでCランク相当です。勝ち味に遅いんですが、このレベルでは常に上位候補にいます。 |
11.カリボール | 勝ったカリボールは3コーナー辺りで少し狭くなるシーンがあって、位置取りは悪くなったんですが、最後はきっちりと伸びて差し切りました。今回は良馬場発表だったんですが、少し渋った馬場も味方した印象がありますね。この馬ね、現級勝つまでに14戦を要したんですよね。ですから、まぁ昇級して即通用となるとどうかと思いますね。 |
12.スマートリアン | そして勿体なかったのがね、1番人気で5着だったスマートリアンですね。道中は良い感じで運んでたんですが、最後の直線でスムーズに捌けなかったんですよ。ただ、1400mに対する適性は感じましたし、次走も1400m出走なら注意したいですね。 |
2.イコサン | イコサンは逃げ切る寸前で交わされてしまいました。まぁハナ差2着で、3着には5馬身差ですから、これはもうついてなかったですね。スピードとセンスがあって、次走もかなり有力です。と言うか、まぁ次は普通に勝てるんではないでしょうか。 |
5.ベッラフロー | そして3着のベッラフロー、スタートダッシュが鈍かったですし、追い上げの形は悪くなかったんですよね。まぁ五分に流れに乗れれば前進が見込めそうです。 |
6.スノーパトロール | 4着のスノーパトロールは結果的には流れ込んだだけで、まぁ速い脚を使えませんでしたけれども、まだねスイッチが入らなかった節もあります。使いつつ変わってくるのではないでしょうか。 |
10.カルーナブルガリス | 2着のカルーナブルガリスはテンからずっと追っつけ追っつけ。まぁ追走に余裕がなかったんですが、まぁ流れ込みが叶いました。この馬は好走と凡走を繰り返すタイプなので、2着でも過信は禁物です。 |
12.フェアリーランド | 4着のフェアリーランドは函館開催週にデビューしたばかりで、ここが中1週で2走目です。今回も出遅れましたが、前走と同じ4着でも2戦目で進境はうかがえました。五分に出て、流れに乗って行ければ…ですね。 |
3.シャノワール | 2着のシャノワールは好位の内で上手く立ち回れたんですが、もうひと押しがありませんでした。滞在競馬向きなので、この北海道シリーズで何とかしたいところですね。 |
9.ミラモンテ | 3着のミラモンテは今回は競走除外後で、初めてブリンカーを着用しました。ハナを切ってしぶとい粘り腰を見せて、2着馬を交わすのに手を焼いていましたね。特にハナにこだわるタイプではありません。要するに集中力の問題でしょう。 |
14.イルモンド | 次走を狙うとすれば3着イルモンドです。これでここ5走2着2回・3着3回となりました。流石にそろそろ勝つ番が巡ってきそうですね。 |
7.パーティーベル | まずはスタートですね。2馬身ほどのロスがあったんですよね。ただ、この後は二の脚ですぐに挽回して、馬群に取り付いて、道中は内々でレースを進めたんですよね。そして良い手応えで4コーナーを回って来たんですが、この辺り見てください。前にスペースがなく、追えない場面が続いたんですよね。その後一旦前が開いて伸びて来たんですが、ゴール前でまたもう1回前が詰まって万事休すとなりましたね。今回はですから、出遅れと最後の直線でスムーズに捌けなかった事が敗因ですね。この馬、未勝利戦をEランクのタイムで勝ち上がった馬なんですが、その後レース重ねて力をつけてきた印象なんですよね。次走、ロスなく運べれば巻き返すと判断して、狙い馬に選びました。 |
7.フローレスクイーン | 2着同着のフローレスクイーンは前走に比べれば数段楽なペースで逃げる事ができました。ペース補正が入っているように、かなり緩やかな流れでしたから当然逃げ残りの叶う展開でした。とは言え、流石に相手が悪かったという事ですね。もう1頭の2着カンティプールはダート1700mで勝ち上がって、ここは連闘でした。2番手から流れ込んだだけで、芝とダートどちらの適性が高いかは何とも言い難いんですが、洋芝の適性はありそうですよね。 |
5.バティスティーニ | TOPIXで上がっていましたし、前回の馬券Summaryで取り上げたオープンクラスのダート短距離は高齢馬に注目の通り、ここも1着スマートダンディー、2着メイショウアリソン。8歳馬同士の決着になりました。ただ、いの一番で取り上げた9歳馬バティスティーニが3番人気で5着に敗れたのですから、あまり自慢にはなりません。ただ、今回はこれまでのように馬群に入れて追走する事ができず、最後方追走から大外に持ち出すロスがありました。さらに前が前半600m通過33秒7と速かったにしても、あまりに前と離されすぎていました。結果は5着でしたが、0秒4差まで詰めていて、上がり推定は最速を記録。着順を落としても衰えは感じられません。調教でも前向きさが感じられて、元気いっぱいの動きを見せていました。今回の敗走で次走も上位人気にはならないと思います。まだ馬券的に妙味はありそうです。 |
9.プリティーチャンス | 4着プリティーチャンスは3勝クラスとは言っても中山の内房ステークスを勝った時の強さから、馬券的に追いかけています。牝馬限定の交流重賞では地力上位なんですが、左回りがネックになっています。大井の番組に出走なら、また馬券を買ってみたいです。 |
4.ドロップオブライト | 1番人気1着でした。前が詰まる場面がありながらも差し切りましたね。これは着差以上に強い内容で、期待通りの走りでした。 |
1.ピンクジン | 3着のピンクジンは11番人気と人気がなかったんですが、半兄のオーバースペックはですね2016年の新潟2歳ステークス2着馬で、実はこれ地味ながらコンスタントに走る牝系なんですね。使ってテンションが上がらなければ、次走も好レースでしょう。 |
6.マイネルフォルツァ | 5着のマイネルフォルツァ、10番人気でしたけれどもこの馬取材の段階ではですね、柴田大知騎手が好感触を持っていたと聞いていました。調教は目立たなかったんですが、いわゆる実戦の芝向きでしたね。 |
12.エムアイリーズン | 3着のテーオーロワ、4着ザッキング、5着エムアイリーズンはクビ・ハナの接戦です。テーオーロワは短距離の差しで新味を見せましたし、ザッキング・エムアイリーズンは勝ち馬の目標になってしまった分もあります。相手と展開次第では、前進が可能です。 |
15.セオリーリターン | そして2番人気サリーギャップが3着、3番人気セオリーリターンが4着と上位人気馬が続きました。4着のセオリーリターンは8枠16番から出遅れました。まぁずっと外を回るロスが堪えましたね。まぁ枠順と位置取りの差が着順に反映されただけですが、こちらもテンションが高いので次走はその点が鍵になります。 |
9.リュウバター | 5着リュウバターは2歳時の新馬戦以来のダートでしたが、ラニ産駒で本来の適性はダートにあったようですね。10番人気の低評価だったので、まぁ次走も走れば本物ですが、まだですね全幅の信頼をおけるレベルかどうかというのは、ちょっと悩まされますね。 |
14.コンクエスト | そして1番人気コンクエストは15着でした。1枠1番で悪いポジションに収まってしまいましたね。直線で前が塞がって万事休す。まぁ今回は参考外という事ですね。 |
15.メンアットワーク | メンアットワークが圧勝しました。メンアットワークは初めてのダート戦で圧倒的なパフォーマンスを見せました。ラスト400mが12秒0-11秒9の加速ラップで、9馬身差ですからまぁ文句なしのAランクです。まだサンプル数が少ないんでね、ネタにしづらいんですけれども、父ドゥラメンテ・母の父シンボリクリスエスという配合は、ダートの好走率が高いですから、馬券Summaryで取り上げる日も近いかもしれません。 |
4.ヤマニンガラッシア | ただ3着テンジュイン・4着ヤマニンガラッシアは2着馬に0秒1差まで追い上げています。特にヤマニンガラッシアは前半からある程度出して行きながら、内の馬に先に先にと行かれて、引きづらいポジションになってしまいました。それでも近走芝1200mで安定して上位に入っていますからね、タイムランクは優秀ではないので、強く推奨するというレベルではないんですが、巻き返してもおかしくはないと思いますね。 |
5.パウオレ | そして3着のパウオレ、タイムランクAで未勝利戦を勝って、今回昇級戦でも52キロなら単勝1.6倍に指示されたのも当然ですが、ゼンカイテンにハナに行かれて力んでしまいましたね。スピードで押し切った馬がですね、この形になった時はよくあるケースなんですが、それでも1着と同タイムの3着ですから、ポテンシャルは示しました。 |
1.リヤンドメテオール | 4着のリヤンドメテオールはスタートが悪かったですし、道中の進み具合が悪かったですね。それでも上がり600mは最速タイです。2戦目で行きっぷりが良くなれば、大幅な躍進もあり得るでしょう。 |
3.ガルヴァナイズ | 3着のガルヴァナイズ、見た目には好位から伸び負けしたという形ですけれども、センスの良い走りはできました。福永騎手もね「すごく優等生」とコメントしていますから、まぁデビュー戦としては上首尾でしょう。 |
12.クリーンジーニアス | 2着のクリーンジーニアスは前走2着が3着に4馬身差。今回が3着に2馬身半差です。ですから、自身の詰めが甘い訳ではなくて、たまたま相手が悪かったという事。まぁ次走もかなり有力です。 |
1.イヴィステラ | 実は私の狙い馬だったので、映像をご覧いただきながら言い訳をするというコーナーになりますが、直線でですね馬の顔がずっと右、スタンドの方を向いています。で、それを修正しようとしてジョッキーは右からステッキを入れたり、右の手綱を激しく動かして操作したりしてるんですけども、それでも顔は右を向いたままでした。これが所謂物見をしているという状態で、全く真剣に走っていません。前走も直線でしばらくフワフワしていたんですけども、それが悪化してしまいましたね。まぁ次走ですぐに治まるかどうかわからないですけども、素質は高くて晩成タイプのはずなので、この1戦で見捨てないでください。 |
11.ルージュラジョア | 2着ルージュラジョアは休養した効果が大きいのか、一気にレース内容が良くなりました。走破時計も水準レベルですし、次走相手次第では勝てるレベルにはありますね。 |
8.タガノタンゴ | 5着のタガノタンゴは初めての芝1400mの出走で、流れに乗り切れませんでした。ただ、これまでの先行策から距離を縮めてですね、脚を溜める形にシフトできたという事は収穫かもしれませんね。 |
11.ヴェールランス | それから番組注目馬のヴェールランスは14着でした。前回の放送でね、いきなり重賞挑戦では強くはお勧めできないと言いましたけども、まぁやはり厳しかったですね。まぁそれにしても負けすぎなんですけども、直線で前が詰まった後はもう流していて、まぁスムーズならもっと差はなかったと思います。自己条件での巻き返しを期待できます。 |
8.タイキドミニオン | 4着のタイキドミニオンは内ラチ沿いから伸びて来ましたが、ゴール前で寄られるロスがありました。1分23秒台で走破できた事は収穫ですし、こちらもダート1400mで軌道に乗って来ましたね。 |
9.ジゲン | 3着のジゲンは上手く立ち回っているんですが、結果的には前へ行った2頭が強くて、向こうが速いタイムで走ったという事です。常に相手なりに走って、大崩れはしないんですが、ワンパンチ足りない印象です。 |
2.メイショウグラニー | 逃げるペイシャカレンの600m通過が32秒9という超ハイペース。その2番手でこの馬自身33秒0のラップを踏んでいました。勝ったブレスレスリーよりも荒れた内を通ってもいました。その中で一旦2番手の0秒4差4着は強い内容です。前走阪神戦の4着も4コーナーでトモを引っ掛けられる不利があったという事です。まともな競馬ができて、パンパンの良馬場になればすぐ勝てる存在だと考えています。 |
6.ウォータールグラン | ウォータールグランが4戦目で初勝利を挙げました。ウォータールグランはデビューから3戦はダートで6着・6着・15着だったんですが、今回はブリンカーを着用してですね、初めての芝を使ってきました。追いかけて来た好位組が苦しくなる展開で、楽に逃げ切りましたね。1200m通過が1分8秒1、昇級して芝の1200mでも対応できますね。 |
9.エイシンピクセル | 2着のエイシンピクセルは好スタートを切って先制。普通だったら逃げ切っているレースなんですが、今回は相手が悪かっただけです。次走も5分のスタートを切れれば、上位争いになるでしょう。 |
14.インペラートル | 4着のインペラートル、後方で流れに乗れなかったんですが、さらに直線でスムーズさも欠きましたけれども、何とか捌いてですね、ここまで差を詰めて来ました。今回は裂蹄で5ヶ月半ぶりの休み明けでしたから、叩いて前進あるのみでしょう。 |
12.キスアンドテル | 5着のキスアンドテルは外国産馬ですから、どうしても使うレースが限定されてしまいます。レースの形は良かったんですが、まぁラストは止まっていますから、1800mは小回りでも明らかに長い。そう思いますね。 |
1.イラーレ | イラーレは1番人気で3着。伸び負けして歯がゆい3着に映りました。前走2着、そして今回3着と着順からだけならですね、あと一歩で勝てるレベルなんですけれどもね。タイム分析でも触れましたけれども、歯がゆい3着でした。次走も上位人気になるでしょうが、これで2着3回・3着6回ですから、もう単に詰めが甘い云々では片付けられない要因も考える必要もあります。前走からチークピーシズを着用してるんですが、連続騎乗の幸英明騎手は集中し切れていないとコメントしています。そっくりそれを危険馬とする理由でですね、採用したいと思います。競馬の勝負というのは、突き詰めれば最後まで一生懸命に走るかどうか、メンタルの勝負なんですよね。 |
5.カンティプール | 2着同着のフローレスクイーンは前走に比べれば数段楽なペースで逃げる事ができました。ペース補正が入っているように、かなり緩やかな流れでしたから当然逃げ残りの叶う展開でした。とは言え、流石に相手が悪かったという事ですね。もう1頭の2着カンティプールはダート1700mで勝ち上がって、ここは連闘でした。2番手から流れ込んだだけで、芝とダートどちらの適性が高いかは何とも言い難いんですが、洋芝の適性はありそうですよね。 |
11.デルマタモン | 5着のデルマタモンは休み明けを1度使ったんですが、滞在競馬の分があるとは言え、身体が絞れていなかったですし、タイムも速かったです。直線は伸びていますが、流れが向けばね上位争いも可能でしょう。勝ちタイムが完全タイム差マイナス1秒2のAランクのレースで、流石にシンガリから4コーナー12番手では為す術もなかったんですが、まぁここまで差を詰めれば上首尾ですね。追い込み一手ではあるものの、この馬は小回りに対応できる機動力と瞬発力を兼備していますしね、ずっと横山和生騎手とコンビを組んできた馬で、この北海道シリーズのねどこかで一発を狙って来ると思っているんです。それが次走なら妙味があると思いますね。 |
12.アスクビックスター | 勝ったアスクビックスターですが、連闘そして初めてのダートでした。序盤から行きっぷりが良くてですね、3コーナーで早々と先頭。ちょっと大味なレースでしたけれどもね、楽々と押し切りました。タイムランクはCになりますけれども、昇級しても今回と同じく減量騎手起用なら注意が必要です。 |
1.アスティ | 3着のアスティ、最初に動いたのが5着のタイセイドリーマー、これに連れて動いて最後までしぶとかったです。時計が少し掛かったのも幸いしたんですが、ここ2週は中山芝2500mで連続4着しており、父オルフェーヴル・母クィーンスプマンテの血統の良さが出てきた感触があります。 |
3.スワーヴエルメ | 番組注目馬スワーヴエルメが勝ち上がりました。スワーヴエルメはですね、3番手追走から早めに先頭に立った前走と比べると、かなりじっくりと構えていましたが、直線に入ってから追い出すと残り200mではもう先頭。そのまま勢いは衰えず、2着馬を突き放しました。余力十分でタイム短縮は可能であり、2勝クラスでも上位候補ですね。 |
11.フィデル | 勝ったフィデルはG3の京都2歳ステークスで3着、G1のホープフルステークスで4着ですからね、1勝クラスでは能力が違いました。前へ行った4頭がそのまま2着から5着に流れ込むという典型的な先行馬ペースを、余裕で差し切ったんですけれども、この馬のポテンシャルからしますとね、まだまだ物足りないパフォーマンスだと思いますね。 |
1.スタッドリー | 1番人気1着でした。前を射程圏に入れて抜群の手応えで、ラストは余裕をもって抜け出しましたね。頭数・相手関係にも恵まれました。中2週空けて状態も良かったと思いますし、消耗せずに勝てたことは良かったと思うので、上に行っても楽しみな1頭ですね。 |
2.チェイスザドリーム | チェイスザドリームはダート短距離で3戦2勝・2着1回となりました。いつも言ってる事なんですが、逃げたチェイスザドリームが上がり600m最速をマークしては、後続はなす術なしです。おいでおいでの大楽勝です。3歳牝馬の減量騎手起用で負担重量が49キロ。この点を差し引いても高く評価できる内容です。2勝クラスまでは負担重量のアドバンテージで突破できるんじゃないでしょうか。 |
4.エターナルプライド | 3着のエターナルプライドは近走はずっと牝馬限定戦で上位に入線して来たんですが、今回は牡馬相手で、走破タイム的にも頑張ったと言えるんですが、詰めの甘さはネックです。中1週が続いていますからね、次走は連戦の疲労も気になる頃です。 |
6.スズノテレサ | そして5着のスズノテレサ。一息入れて良い状態に仕上がっていたんですが、距離短縮もですねまプラスに働きました。まぁこの馬は前向きな気性ですから、次の福島開催が芝1200mでも良いと思いますね。 |
15.デアリングヒューズ | 2着以下は勝ち馬から離されましたね。ただ2着デアリングヒューズは勝ち馬が内から先に制した事で、逃げる事ができなかったんですよね。それでも崩れていないですし、次走も圏内ですね。 |
1.ウインエイムハイ | 3着のウインエイムハイは前走の新潟戦ではですね、勝ち馬に先着していて決定的な力差はありません。今回は逃げて目標になった事と、直線の不利が痛かったです。 |
11.プリンスミノル | 2着プリンスミノルは平均に速い流れで勝ち馬以外の逃げ・先行馬にとっては厳しい展開でした。その中で2着に踏ん張った中身は濃いです。次の開催以降で小回りコースに変わっても好勝負でしょう。 |
6.ヒートオンビート | その後の4着が5番人気のヒートオンビート、5着が3番人気アイアンバローズと上位人気5頭が5着までを占めました。そうなんですよね。今年はちょっと春は荒れてたんですけども、堅く収まりましたよね。ヒートオンビートは前を行く馬たちが勝ちに行くため、まぁ勝負所から早めにこう動こうとしている時に、この馬逆にね少し捌きに手間取ったんですよね。それでも差は詰めましたし、折り合い面もスムーズでした。敗れはしましたが、収穫のある内容でしたね。 |
8.フォルコメン | 2着にも人気薄でした12番人気フォルコメンが入っています。1週前に大阪杯出走のヒシイグアスと併せ馬。ほぼ五分に動いて状態が上がっていました。それと展開・軽ハンデ、好走の要因はこんな所なんですが、中山特に1600mのM.デムーロ騎手は決め打ち的な追い込みが上手いです。これも大きかったと思います。 |
9.ショウナンバルディ | それから7着のショウナンバルディ、昨年の2着馬で、昨年は2番手からの流れ込みが叶ったんですが、今年は2番手から失速しました。まぁ馬場もペースが違ったんですが、今回逃げ馬のね、土俵でレースをさせられた事もあったかもしれませんね。 |
15.コスモノアゼット | 3着のコスモノアゼットは4コーナーでの手応えは良くありませんでしたが、そこからしぶとく伸びました。この内容だともう少し距離は長い方が良さそうですね。 |
10.タガノヴァレンチ | 5着のタガノヴァレンチは砂をかぶったせいか進みが悪かったですが、直線はしっかり伸びていました。3歳4月デビューで、今回がまだ2戦目。キャリアの浅い中でね、次走以降に繋がる、そういう経験は積んでいますね。 |
1.シャドウアイル | 3着のシャドウアイルは2着から1秒8も離されましたけれども、今回はね意識的に脚を溜めた節もあります。前走からつけたチークピーシーズの効果はあるようですし、1つ上の全兄は昨年のジャパンダートダービー2着のゴッドセレクションです。これはタイムで判断すべきではないケースかと考えます。 |
6.アダマスミノル | 4着のアダマスミノルは3着からさらに3馬身差ですが、こちらはハイペースの逃げで1・2着馬のマークがキツかったですから、これは仕方のない部分はあります。単騎逃げのマイペースに持ち込める組み合わせなら、再考の余地はあります。 |
7.テイエムファクター | 2着のテイエムファクターは4コーナーは持ったままで、勝ち馬より手応えは良かったんですが、これはもう一言で言って相手が悪すぎただけです。2着でもBランク相当ですからね、反動がなければ次走もかなり有力です。 |
12.メイショウアジロ | 4着のワンダークレイモアは先行流れ込みですけれども、3着テイエムフェロー・4着ワンダークレイモア・5着メイショウアジロは着差的に見て、一括りに評価する必要はあるでしょう。 |
14.アークデトリオンフ | そして5着のアークデトリオンフですけれどもね、体制が決してからの追い込みで、着順ほどの価値は見い出せないんですが、再び距離を伸ばした事、そして減量騎手が騎乗した事でですね、新味が出たと言えないこともないですね。 |
1.バハルダール | あと2番人気のバハルダールは3番手につけたんですが、もう勝負所の手応えが悪くてそのまま8着まで後退したんですよね。初めてブリンカーを着用したんですが、今回については効果は感じられなかったですね。 |
3.モズブーナー | 勝ったモズブーナー、ルーキーの今村騎手が騎乗して2着テイエムシルバーとは負担重キロ差があったとは言え、ハイペースを先行して抜け出したんですからね。これは強い内容です。しかも上がり600mは最速です。昇級しても今村騎手騎乗なら49キロですから、通用するでしょう。 |
14.シェイリーン | あと3着シェイリーンはよく盛り返したんですが、砂を被ると嫌がるシーンもありましたからね、3着に来たとは言え課題の残る一戦となりました。 |
15.サンライズウルス | 1番人気1着でした。いつもの位置取りよりも前で、引っ張り切れない手応え。抜け出す脚が力強く、最後は流しての楽勝。強かったです。再び進化モードに入ったようで、オープンでも目が離せません。 |
7.テイエムトッキュウ | 2着のテイエムトッキュウ、こちらは昨年の葵ステークス以来でおよそ1年1ヶ月ぶりの休み明けでした。スタートが早くてあっという間にハナへ行きました。勝ち馬より負担重量が5キロ重かったですしね、まぁ2勝クラス通用のスピードは見せました。まぁ次走は2走ボケがなければ…でしょう。 |
11.ベッラアルバ | 4着のベッラアルバはいくらも負けていませんし、ラストは伸び負けしているんですが、この辺りはね、まぁ決めて不足と見るべきでしょうか。まぁ大崩れはしないけれども、相手と流れに左右されやすいタイプです。 |
10.イラーレ | 1番人気2着。チークピーシーズを外しても最後まで集中して走れたようですが、常に相手なりで勝ち味に遅い点は変わりません。とは言え、危険馬とすれば失敗でした。ごめんなさい。 |
6.キセキノエンジェル | その後の2着争いは接戦でした。2着キセキノエンジェルは、まぁ1着馬とは逆に瞬発力で勝負するタイプです。ただし、使えるはそれほど長くないですね。従って函館の平均ペースがむしろ合っていたのではないでしょうか。 |
3.グリュレーヴ | そしてその後は接戦で、16番人気グリュレーヴが1番人気のレッドラマンシュに先着しました。5着のグリュレーヴ、1枠1番からね馬込みの中で力んで走っていましたし、直線もインで窮屈でした。心身のバランスがまとまればね、もっと脚を使えるのではないかと思います。 |
7.メイショウソウゲツ | 先行した3着で決着したんですが、3着メイショウソウゲツは2着馬からは5馬身差。それでもですね、自身Cランク相当で走破しています。初めての芝のレースで適性は示しました。 |
14.トラーパニ | トラーパニが芝に戻って初勝利を挙げました。1着のトラーパニ、デビューからの2戦は芝1800m・1600mで4着・6着。その後ダートに転じて5着・3着でしたが、福永騎手の進言もあって、芝に戻り、好位の内から抜け出して来ました。ドレフォン産駒の牝馬、馬格も大きくはなくて、母の父サクラバクシンオーで芝の短距離がベストでしょう。今回は1番枠。内をロスなく回って来られたのも勝因です。昇級後は枠順とかなどをチェックする必要があります。 |
5.キタノセレナード | キタノセレナードが圧勝でした。キタノセレナードはここまでダートで5戦して2着2回・3着2回。今回およそ2ヶ月半ぶりだったんですが、行き脚がついて3コーナーで先頭に並びかけると、直線は独走。凄い勝ち方見せてくれましたね。祖母に小倉2歳ステークスの勝ち馬リキセレナードがいて、まぁ曾祖母の父に三冠ミスターシービーを持つ珍しい血統です。父ホッコータルマエは今年の2歳馬が3世代目なんですが、兵庫チャンピオンシップを8馬身差でぶっ千切ったブリッツファングなど、産駒は本当によく走っていますね。未勝利戦ではありますが、これだけの勝ち方を見せたとなると、将来に期待が持てます。上のクラスはすぐに卒業できるでしょうし、いずれはオープン入りの期待も持てそうですね。 |
7.フームスムート | フームスムートは積極策を取ったんですが、最後までバテずに3着。基本的には後方からの差しが持ち味なんですけども、このレースができるなら脚質の幅が広がりますね。 |
2.ローゼライト | 1枠から3番手のインを進んで直線一旦は抜け出すかというシーンもあったんです。ところが残り100mで進路が狭くなって、後退してしまいました。左回り走るんですが、先行脚質なだけに、新潟の内回りがベスト条件かもしれません。ただ、まぁ新潟はちょっと遠いですので、まぁ他の競馬場でも狙ってみたいですね。 |
5.ハーツラプソディ | ハーツラプソディが函館2走目、中1週で勝ち上がりました。ペース補正が入っているように、緩やかな流れで前めで立ち回った馬に有利でしたが、勝ったハーツラプソディは好位から楽に抜け出しました。これまで入れ込みや輸送減りがあった馬で、いかにも滞在競馬は合っていますね。 |
10.コリコ | そしてコリコ、逃げて5着です。前半1000m58秒8は同じ日曜の10R3歳以上3勝クラス甲州街道ステークスの58秒7とほぼ同レベルです。このペースで5着に逃げ粘ったは凄いですよね。この後、今週以降の開催でチャンスが出てきたと思いますね。 |
8.ヨール | 4着のヨール、直線で追い出しを待たされたんですが、前走と違って流れに乗せてひと脚使えた点で進境がうかがえましたね。 |
2.ショウナンアメリア | 4着ショウナンアメリアは前走から16キロ、ちょっと体重が減っていて相変わらずうるさかったんですが、この馬とすれば落ち着いていた方ですね。テンション面は課題ですが、適距離つまり芝の1400mなら通用の能力を示しましたね。 |
12.ラッキークローバー | 2着のラッキークローバーは減量騎手が騎乗して負担重量が49キロ。また先行有利の流れだったと言え、3着に3馬身差これ決定的な着差です。昇級戦で早々と目処を立てました。この後、夏の福島・新潟戦に出走すればチャンスです。 |
2.テラフォーミング | 4着のテラフォーミングは前走ゲート内で立ち上がりましたから、この中間はゲート練習を積んで、その成果はうかがえました。折り合い面でも進境がうかがえますしね、高い評価をしておきたいです。 |
2.ホウオウルーレット | あと2着ホウオウルーレット、惜しい競馬だったんですが、砂を被っても大丈夫でしたし、最後までよく伸びてるんですよね。差す形で競馬ができたのは収穫でした。 |
4.リュウグウハヤブサ | 5着のリュウグウハヤブサは前走と同じ着順ですが、前走より脚が溜まっていましたし、差す競馬を完全にマスターしたと言って良いと思います。相手と展開次第ではもっとやれるかもしれませんね。 |
7.メタスペクター | 3着のメタスペクターは11番人気と評価は低かったんですが、それもそのはずの2勝クラスでは8着が最高着順だった訳で、今回は放牧で立て直した効果と改めて東京ダート1400mがベストである事を示しました。ゴール前で内へもたれなかったら2着は取れたかもしれません。 |
11.チェインストーリー | およそ半年ぶりの実戦で、しかも休養前の前走が9着という事で7番人気だったんですが、初めて先手を取る形で一変しましたね。スムーズに逃げて直線に入っても余力十分で、後続との差を広げて行って2着に5馬身の差をつけました。完全タイム差はプラス0秒6でタイムランクはDなんですが、最後まで追われていませんでしたからね、先手を取る競馬が向いていたとすれば、昇級しても同型のいない牝馬限定戦なら注意はしておきたいですね。 |
14.ブリエヴェール | 5着ブリエヴェールは1勝クラスは逃げ切り勝ちでしたが、前走から脚質転換を試みていたようです。今回で形が出来上がったのではないでしょうかね。小回りのダート1700mでも展開がハマれば要注意です。 |
4.ショウナンバービー | 前へ行って2着ジャスパージャック、3着ショウナンバービーでした。3着ショウナンバービーなんですけれども、スタート抜群で特に無理をせずハナを切れるのが武器です。3勝クラスでも先行馬有利の馬場なら、まぁまず勝ち負けになると思います。 |
2.ミティエラ | 4着ミティエラは好位のインから流れ込んだ程度なんですが、初めての1200mにも対応できましたし、まだ集中して走り切れていないという感じがありますから、休み明けを使った次走は前進が見込めそうです。 |
7.ロックユアハート | 2着以下は勝ち馬から4馬身以上離された。後続では力を出し切れなかった馬もいますね。4着ミスティファイ・5着ロックユアハートという先行力のある2頭が出遅れてしまった事がありますね。その点で勝ったイプノーズにとって今回はラッキーな面があった事も見逃せません。特にロックユアハートの出遅れは大きかったですね。スタート直後は最後方だった程で、まぁあれではどうにもなりませんね。もし2頭のうちどちらかが出遅れなかったら、イプノーズに競りかけたり、逃げの手に出たりする可能性がありましたし、そうなればイプノーズの単騎逃げが叶ったかは分かりません。まぁそこで次に狙うとすればロックユアハートを上げておきたいですね。ダート1000mから1200mの未勝利戦なら、あっさり勝つだけの力はあります。今回のイプノーズのような強力な先行馬がいなければ、多少出遅れても何とできるかもしれません。 |
11.ピンクムーン | そして5着のピンクムーン、1400mからの距離短縮でもう少しやれると思っていたんですが、外枠でポジションを上げるのに脚を使ってしまった分、伸びを欠いてしまいました。次走も連続騎乗なら、これはひと工夫してくると思います。 |
12.ワンダークレイモア | 4着のワンダークレイモアは先行流れ込みですけれども、3着テイエムフェロー・4着ワンダークレイモア・5着メイショウアジロは着差的に見て、一括りに評価する必要はあるでしょう。 |
8.ルージュラジョア | 次走の狙いはハナ差2着に敗れたルージュラジョア。これで3戦して2着2回。前に行く足もありますし、末脚も持っています。まぁこれだけの馬が未勝利で終わる訳にはいかないでしょう。残る未勝利戦も徐々に少なくなってきていますが、次走は勝ちたい所ですね。 |
8.サンライズアリオン | 1番人気サンライズアリオンが人気に応えました。サンライズアリオンは4コーナーの反応は鈍かったんですが、2頭で後続を引き離して相手をねじ伏せるようにして退けましたね。ソエが良くなって攻めを強化できた事で本来の能力が引き出されました。 |
7.エピプランセス | 勝ったエピプランセスはここまで4戦して2着2回・3着1回。祖母にビワハイジがいる牝系で、母のサングレアルはフローラステークス勝ち馬です。さらに父エピファネイアと来れば、実績的にも血統的にも負けられない1戦でしたね。 |
8.エグランタイン | エグランタインが接戦を制しました。エグランタインは16頭中15番人気と、かなりの人気薄での勝利なんですよね。この勝利について、なかなか説明はしづらいんですが、これまでと比べて前めに位置した事で、馬自身が走る気になったのかなと思いますね。実際、直線での激しい追い比べで内・外の馬に競り勝ちました。これが本来の姿とすれば、今後も注意が必要ですね。 |
8.モラトリアム | 3着のモラトリアムは14番人気の低評価でした。まぁJRAに戻っての2戦はダート1400mで15着・9着。今回は久しぶりの芝1400mで一変しました。本来の適正を見つける事ができましたね。 |
9.バンベルク | 4着のバンベルクは出遅れはすぐにリカバリーできました。これでJRAに戻って4戦目ですが、以前から短距離指向は見せていて、前走から芝1400mに出走してですね軌道に乗って気が感じはありますよね。 |
12.パリヘンジ | 3着のパリヘンジはですね、逃げて3着。2着から2馬身半差ですが、初めてのダート戦で適性を見せたとは言えます。 |
9.サハラヴァンクール | 3着のサハラヴァンクール、状態の良さが目を引いた1頭ですが、まぁ追い込み一手では上がり600m最速でも、ここまでが精一杯でしたね。 |
5.マイネルウィルトス | その後2着がマイネルウィルトス、3着ウインキートス、4着ディアマンミノルは同タイムの接戦でした。2着マイネルウィルトスは中団追走で向正面から少しずつポジション上げて行く形は、2着だったアルゼンチン共和国杯の時と同じなんですよね。近走は追ってから甘かったんですが、今回はしぶとく伸びました。出来の良さに加えて、鞍上の好騎乗も光りましたね。 |
9.アラタ | あと2番人気で5着だったアラタも最後の競り合いで他馬と接触してバランスを崩す場面はあったんですが、それよりも今回はいつもと違う逃げる競馬をした事で、馬自身が戸惑った印象が強いですね。こちらも次走まだ見直しは必要だと思います。 |
12.サンレイポケット | そして3着サンレイポケットも歯がゆいと言えば、歯がゆいですけれども、2000mではポジションを取りに行って、対応できるタイプでありませんし、上がり600m最速タイで伸びているんですから、力は出し切ったと見たいですね。この馬、相手なりに走る点は長所なんですけれども、相手になりにしか走れないという点は短所ですかね。 |
9.マイショウチャン | それから4着のマイショウチャン、勝ち馬を見ながらレースの形は悪くなかったんですが、直線は完全に伸び負け。父はディスクリートキャットで、断定はできませんけれどもダート向きの可能性も否定できません。 |
10.ピアツァサンマルコ | そして5着のピアツァサンマルコ、3歳5月の遅いデビューで、今回が2戦目でした。前走8着から確実に着順を上げてきましたしね、ポテンシャルはありますね。 |
12.コスモエクスプレス | まず3着のコスモエクスプレス、テンションは高いんですけれども、以前に比べれば落ち着きが出てレース運びに安定感が出て来ました。こちらも次走が1800mでも小回りコースなら大丈夫。むしろ良いかもしれませんね。 |
10.シナモンスティック | シナモンスティックが休み明け2走目で勝ち上がりました。前へ行った3頭で決着したんですが、ペース補正が入っているように、緩やかな流れだったんですが、その流れでシナモンスティックは1馬身差をつけました。これは快勝です。半姉に2年前の函館2歳ステークスを勝ったリンゴアメがいるんですが、まぁシナモンスティックは成長力があって、地味だけれども走るイメージです。 |
3.ブラックブロッサム | 1番人気5着のブラックブロッサムですね。速い流れの3番手につけて少し力んでるようにも見えました。加えて2着馬にマクられて厳しい展開になったんですよね。キャリア3戦目で初めて厳しい競馬を経験する事となりました。これから良くなって行く馬だと思いますね。 |
2.ゲンパチプライド | 3着のゲンパチプライドはダート1400mで安定した走りを見せて、これでこの春は4着・4着・3着です。確実に持ちタイムも短縮して来ましたね。次走が次開催の福島ダート1700mでも、減量騎手起用なら好レースになりそうです。 |
14.ピュアブラッド | 2着ピュアブラッドは1/30のレースの2着馬で、ローズボウルに先着していました。まぁしかし今回は4コーナー手前から前が壁になり、追い出しを待たされたのが堪えました。それでも残り50m辺りで前にいたカンリンポチェを交わした末脚は見事でした。いずれにせよ、次走は勝てるでしょう。 |
4.ハルカナネガイ | 4着のハルカナネガイも出遅れ。3走ぶりの芝1400m出走だったんですが、同じようなレースで追い込んで来ました。適性は示したものの、1戦ごとに体が減っている点とスタートが遅い点は問題になりますね。 |
9.ヴィスパメンテ | 2番人気2着でした。スタートが悪く、後方から上がって行ったんですけれども、中団のインで揉まれる形になって、これはもうキャリアの浅いの馬にはちょっと厳しかったですね。それでも最後は能力の片鱗を見せて2着。次走も有力ですね。 |
10.アドマイヤラヴィ | 2着のアドマイヤラヴィは放牧で立て直して、およそ9ヶ月ぶりの出走です。減量騎手が騎乗して50キロで逃げて2着なんですが、自身のタイムランクはCになりますから、反動がなければ次走も上位候補です。 |
6.サンライズヘルメス | 3着のサンライズヘルメスは芝2000mを主体に使って来たんですが、まぁ1800mでも楽にハナへ行けるものの、若干の力みがあったかもしれません。まぁこの点がね、改善されれば良いかなと思います。 |
1.スキップ | 4着のスキップはスタート直後に挟まる不利が痛かったです。上がり600mは最速でしたけれども、流石に序盤のロスが最後まで響いてしまいました。まぁ大崩れはしないんですけれども、勝ち負けには展開の助けが必要でしょう。 |
8.ゾンニッヒ | ゾンニッヒが昇級2走目で勝ち上がりました。1着のゾンニッヒ、2000mで前半1分0秒3のスローですが、後半が58秒9と速く、ペース補正が入ってBランクです。ゾンニッヒは3コーナーから外を上って行って、先頭のモーソンピークを捉えたんですが、追ってから頭が高くなるので、ラストで詰め寄られました。ただし、勝ち方は辛勝でもダービー馬マカヒキの甥にあたる血統。昇級しても通用するでしょう。小倉で2勝しており、直線が短い方が向いています。 |
10.ベッサスタージル | その後1番人気ベッサスタージルが4着でした。4着のベッサスタージルは正攻法でですね、強いレースをしたんですが、これ結果論になりますが、早仕掛けと言う他ありませんね。この着差ですからね、何とも言い難いんですが乗り方1つでは勝ち負けになったのかもしれません。 |
12.ルージュエクレール | そして2着ルージュエクレールは5・6番手追走からよく伸びたんですが、勝ち馬に半馬身届かなかったですね。それでもレースぶりは堅実ですし、次走も勝ち負けになりますね。 |
2.デルマアシュラ | 最後5着のデルマアシュラ、自分から行く気がなくての後方からで、ショートカットで追い上げて上がり600m最速で伸びてるんですがね、まぁ流石に差し・追い込み馬には出番がありませんでした。 |
12.エンジェリックアイ | 2着エンジェリックアイは楽なペースで2番手から粘り込んだという訳ではありません。しっかり及第の上がりでまとめています。今回はね、相手が悪かっただけで非常に良いセンスをしています。 |
7.スカイコップス | 4着のスカイコップスは上がり600mは勝ち馬に次ぐものでしたが、戸崎騎手はね使える脚は一瞬という感じですねとコメントしています。今年の東京新聞杯を勝ったイルーシヴパンサーの半弟ですけれどもね、まぁ未勝利クラス脱出には脚の使い所がポイントになりそうです。 |
16.モネ | 2着モネも先行してよく頑張ったんですが、次走を狙うなら番組注目馬で3着だったパウオレですね。 |
8.エルパソ | 勝ったエルパソ、このレース平均して速い流れの中、好位から楽に抜け出した内容は強いです。序盤で少し行きたがったんですが、前走1800mで我慢させた経験が生きて、理想的な勝ち方ができました。昇級しても通用するんですが、次走がユニコーンステークスだとしますと、中1週での出走になりますので、取捨はちょっと微妙です。 |
5.アティード | 勝ったアティードは地方大井で11戦3勝。4月のJRA転入初戦は12番人気だったんですが、2着に入り驚かせました。その後東京1300mで後方に置かれてしまい大敗。今回はそこからおよそ2ヶ月の間隔をあけての出走でした。直線で逃げるフレーズメーカーを捉えると、150mほどで一気に4馬身差をつけて圧勝しました。どうやら短距離かつ直線の短いコースが得意のようですね。3勝クラスでも条件が整えば、勝ち負けでしょう。 |
8.グレートバローズ | 一方で3番人気のカフジオクタゴンはスタートで躓く、大きな不利が響いてですね8着。4番人気グレートバローズはブリンカー着用で引っかかって9着。2頭とも敗因は明白ですから、着順は度外視してください。 |
9.アイスグリーン | アイスグリーンは5着とは言っても3着と同タイムでした。ゴール間際はよく伸びていましたしね、まぁ微妙な位置取りの差が出た感じです。こちらも2戦目で大きく前進できるのではないでしょうか。 |
14.ミスティファイ | 2着以下は勝ち馬から4馬身以上離された。後続では力を出し切れなかった馬もいますね。4着ミスティファイ・5着ロックユアハートという先行力のある2頭が出遅れてしまった事がありますね。その点で勝ったイプノーズにとって今回はラッキーな面があった事も見逃せません。特にロックユアハートの出遅れは大きかったですね。スタート直後は最後方だった程で、まぁあれではどうにもなりませんね。もし2頭のうちどちらかが出遅れなかったら、イプノーズに競りかけたり、逃げの手に出たりする可能性がありましたし、そうなればイプノーズの単騎逃げが叶ったかは分かりません。 |
2.ヨシノイースター | 2着のヨシノイースターは2番手から一旦は抜け出しかかったんですが、ラストは甘くなってしまいました。勝ち馬とは負担重量で5キロの差もありましたね。昇級2戦目でレースぶりは向上しています。 |
3.マッドクール | マッドクールが初めての芝1400mで逃げ切りました。マッドクールは好スタートを決めてスムーズにハナに立って、そのまま危なげなく逃げ切りましたね。前走はダートに使われて、もうひと踏ん張りを欠いたんですが、芝に戻した事でレースぶりが一変しました。まだ体にね、結構緩さはあるんですが、潜在能力は高いですし、昇級しても十分通用しますね。 |
1.ゼッフィーロ | ただゼッフィーロ、以前のズブさが抜けて来ましたしね、余力十分の勝利でしたから、今後の成長が期待できそうです。 |
8.プレミアムベリー | 3着プレミアムベリーは微妙な位置取りの差が出たとは言え、自身のタイムランクはD。現状、相手と勝ちタイムに影響される面があります。 |
4.パーティーベル | あと2番人気パーティーベルは6着。この馬も前走直線で不利があった馬なんですけども、この馬の場合はスタートに難があって、前に行けないのは厳しかったですね。3コーナーから外を回って上がって行ったんですが、前の馬のペースになってしまっては厳しかったと言えると思います。2番人気6着でした。小回りに勝利実績があるとは言え、本質的には広いコース向きかもしれない。次走適した舞台に出走して来たら見直せる。 |
9.アスクビックスター | 2着アスクビックスターもよく粘りました。一時は3番手に落ちながら差し替えしての2着。古川奈穂騎手も軽い負担重量をうまく活かして騎乗していますね。 |
9.ローゼライト | 7番人気6着でした。申し訳ございません。この馬もただ休み明けで5ヶ月半ぶりだったんですね。パドックからチャカチャカしてました。前めにはつけられたんですが、休み明けで最後の伸びを欠いてしまいました。 |
10.ジャスティンスカイ | 3番番人気だったジャスティンスカイが11着に敗れたんですよね。本当良い位置でリズム良く運びましたし、まぁ良い形で運んだんですが、ラストは後退しました。ここまで本来負ける馬ではないですからね、ちょっと現場では敗因がわからない感じですね。 |
3.ステイブルアスク | まず5着のステイブルアスクですね、掲示板に載った5頭の中では1番ハンデが軽かったです。出遅れて後方からになったんですが、こちらもショートカットでロスを補って、4コーナーで外へ持ち出してからはよく伸びました。 |
7.ブラッティーキッド | 勝ったブラッティーキッドは地方を合わせるとこれで7連勝。さて3勝クラスも勝つかどうか、注目されますね。 |
8.レイヴンズコー | 勝ったレイヴンズコーは前々で運んで、直線半ばで抜け出す競馬ですね。最後は後続に迫られたんですが、何とか凌ぎ切りました。これまで2000mや1600mに使われて来たんですが、スピードを生かせる分どうやら現状は1400mが合っている印象ですね。昇級しても適距離に出走してくれば、相手なりに走ってくれそうです。 |
11.セッタレダスト | セッタレダストは逃げて3着う。前走未勝利クラスを15番人気で勝った馬なんですが、改めて芝向きのスピードタイプである事を示しました。相手と展開次第ですね。 |
10.フォーグッド | そして次走狙いたいのは2着フォーグッドですね。まぁこれで8戦して2着3回・3着3回。芝中距離ではもうライバルも少なくなってきましたね。父はディープインパクトで、当時G2だったホープフルステークスを勝ったハートレーの全弟となります。次走はきっちり勝っておきたいところです。 |
10.ミストルティン | 2着はミストルティンでした。次走狙えるという点から言えば、このミストルティンでしょうね。2着ではありますが、3着10馬身離しました。未勝利クラスを勝った時も2着を8馬身離しており、メンバーと展開次第では次走圧勝まであります。気になるのはデビューから11戦して1度も2ヶ月以上の休養がない事なんですが、今の調子をキープできればそれも問題ないでしょう。 |
1.ナックドロップス | ナックドロップスが逃げ切りました。ダートは土日ともに逃げ・先行馬の活躍が目立ち、このレースも結果的には逃げたナックドロップスと2番手を進んだモネとの行った行ったに終わりました。勝ったナックドロップスの勝因も、是が非でも逃げるという姿勢を見せたことに尽きるのではないでしょうか。まぁ昨年9月から今年4月までの8戦は2ヶ月以上の間隔を開ける事なく出走。今回はそこから2ヶ月半休んでの1戦でした。フレッシュな状態で逃げ馬有利のコース。今回は勝つべくして勝ったと言えるでしょうか。 |
9.ゼンカイテン | それから3着のゼンカイテン、昇級しても通用する下地ありましたが、強い逃げ馬を追いかけて3着に粘った中身は濃いです。先行有利の馬場傾向を差し引いても評価できますね。 |
15.フレーズメーカー | 2着フレーズメーカーは逃げ馬有利のコースに恵まれましたが、勝ち馬にちぎられながら最後まで3着ブルースコードに抜かれなかった点は評価したいですね。 |
3.エリオトローピオ | 勝ったエリオトローピオは道中3番手のインを追走。4コーナーでうまく外に出して直線で逃げるロムネヤを差し切り、前走の未勝利戦に続く連勝で1勝クラスを卒業しました。ちなみに前走は4月の福島での勝利。いかにも福島巧者であり、このくらいの距離も良いようですね。父はゴールドシップ、そして半兄マイネルスフェーンは当時G2だったホープフルステークスで2着しています。将来的にはもう少し長い距離でも面白いかもしれませんね。 |
3.デュアライズ | 2番人気8着でした。雨の影響を受ける馬場になり、超高速ダートに。この時計で後ろからでは厳しかったです。脚が上がったのも、馬場のせい。距離が長いからではないと思います。 |
5.ラコンタール | その後3番人気のラコンタールが5着、1番人気ダイバリオン6着でした。5着のラコンタールは4着とクビ差です。常に人気先行で、まだね本来のポテンシャルを最大限に発揮できていないように思います。 |
3.メイショウソラフネ | 次走を狙うならやはり1番人気で2着だったメイショウソラフネでしょうね。今回は初の小倉、スタートはまずまず早かったんですが、前が壁になって3コーナーでは9番手と厳しい位置になりました。そこからインを突いたのが正解で、グイグイ上がって行って直線ではインの3番手。距離を縮めながら成績を上げており、小倉1200mでもう1度使えればチャンスですね。 |
11.ペルマナント | 3着以下は2着テイエムファクターから9馬身以上離された。まず3着のペルマナント、この馬は前向きさに欠けるきらいはあるんですが、案外相手なりに走って大崩れしないですね。 |
16.リリーアロー | 2着のリリーアローはブリンカー着用後は着実な進展が見られますし、今回のレースの形は悪くありませんでした。相手次第では勝てるレベルには到達しましたね。 |
1.セリシア | 5着セリシアはこれで昇級して5着・5着です。持ちタイムがですね、札幌と小倉の芝1200m1分9秒0なんです。今回が高速決着で1分8秒5。6着以下は離しているんですけれども、少し時計の掛かる馬場が理想かもしれませんね。 |
2.ブレスレスリー | 3着ブレスレスリー、道中は勝ち馬の後ろのポジションにつけて、一旦2番手に浮上したんですよね。差す形で結果を残せたのは収穫ですし、今後に向けては明るい材料ですね。 |
6.ジョウショーリード | 2着ジョウショーリードは3コーナーから早めに2番手に上がったのが大きかったですね。 |
15.ラルフ | 4着ラルフは枠順にちょっと泣きましたかね。終始インでレースをせざるを得ず、動きたい所で動けないというレースになってしまいました。 |
1.ベステンダンク | その後4着に逃げたベステンダンク、5着がエアロロノアでした。4着ベステンダンクは逃げて1頭だけ最内に進路を取って、見せ場を作りましたね。10歳馬でよく頑張ってますね。他人ごとには思えない感じがあります。 |
4.ダブルシャープ | そして2着ダブルシャープはペースが遅かった事を思えば、よく追い上げてますね。開幕週のような超高速馬場ではなく、少し渋ったのも良かったかなと思いますね。 |
8.モズナガレボシ | それから7着モズナガレボシなんですけども、最後方になってしまいました。最後方のインですね。3コーナーから発進して外へ行こうとしたんですけども、ここで前が詰まる場面もあって直線は良い瞬発力を見せたものの、やっぱりちょっとあの位置からでは届かなかったという結果でしたね。 |
15.ファルコニア | そして3着ファルコニアはホウオウアマゾンを見る形でレースを進めたんですが、最後競り負けて3着だったんですが、うーんどうなんでしょうね…常にこう堅実には駆けるんですが、どうしても詰めが甘くなりますし、今後もその辺りが課題になってきますね。 |
13.クインズステラ | そして4着クインズステラ、初めてのダート戦だったんですが、内めを上手く立ち回って2着争いに加わりました。兄・姉はダートで堅実に駆けている血筋ですし、この馬も適正はありそうなので次走も圏内ですね。 |
12.レオプレシード | 次走を狙うなら3着レオプレシードの方でしょう。レオプレシードは中山の新馬戦で2着した後、中山・東京で4戦して結果が出ず、川崎の交流戦を使ってここへ出てきました。この結果を見ると、広いコースや坂のあるコースより小回りコースで逃げるのが1番良さそうですね。次走狙ってみたい馬です。 |
4.シャノワール | 上位で評価できるのは2着シャノワールだけでしょうか。 |
1.ジョイス | そして番組注目馬ジョイスは3着でしたね。4番手につけて一瞬伸びたんですが、残り200m辺りからもうひと伸びを欠きましたね。まだ今回の1戦では何とも言えない部分もあるんですが、初コースが影響したか、また脚抜きの良い馬場より良馬場の方が合っているのかもしれないなとは思いました。 |
6.デルマタモン | 5番人気5着でした。5番人気で5着だから適正の着順に落ち着いたとも言えますが、レース自体は全く蚊帳の外でした。何かしらの工夫をしないと、ダート1700mでは勝機はありません。 |
8.テーオーバフェット | そして3着テーオーバフェットはズブさがあるので、常に展開の助けが必要なタイプなんですよね。次走も流れ次第だと思いますね。 |
12.リアルシング | ロードヴァレンチにクビ差まで迫ったのがリアルシングでした。2着リアルシングは前走直線で進路が狭くなり、最後の200mはほとんど追えないままゴールして6着でした。今回狙い目だと思ってましたが、3番人気だったのはやっぱ競馬ファンのレベルが上がっている証拠でしょうね。次走以降も注目したいですね。 |
3.ナックフローラ | まぁ勝ったナックフローラなんですけども、恵まれたと断言しておきたいですね。上のクラスでは厳しいでしょう。 |
1.マリノアズラ | 3番人気で2着のマリノアズラは直線で勝ち馬との一騎討ちに持ち込み、3着馬を4馬身千切っています。昨年秋2勝クラスで3着した後、2度の休養があってもう一つの成績でしたが、今回は前走から中3週。体重も4キロですが絞れて完璧な出来でした。2勝クラスの長距離戦ならいつでも勝てる器で、次走以降楽しみにしておきたいと思います。 |
11.ウインエクレール | その勝ち馬ウインエクレールは序盤からかなり行きたがって抑えるのに苦労してたんですよね。それでも最後の直線に向くと、最内を突いてあっさりと抜け出して来ました。単純にここなら力が上だったと思いますね。半兄のウインブライト、これも1800mから2000mで活躍した馬なんですよね。この馬もそれくらいがベストかなという気がします。オークスの2400mをこなすには、折り合いがポイントになってきますね。 |
3.ブランデーロック | 2着ブランデーロックはスタートに難があり、前に行けません。今回も4コーナーは最後方のインにいたんですが、そこからスルスルと前に上がって行き、直線半ばで外へ出して強烈な末脚で2着へ持ってきました。流石は武豊騎手と思われた方も多いでしょうね。 |
5.メイショウアジロ | 2着以下は離されてしまいましたが、勝ち馬が強すぎた印象もありますね。狙ってみたいのは4着メイショウアジロ。いきなり500mの距離延長に戸惑った感もあります。1番しっくり来るのは1400mでしょうか、しかし今回と同じ1700mでももう1戦すれば、一変の可能性はあるでしょう。 |
13.トーセンクライスト | そして2着トーセンクライストは中団から長く良い脚を使ってよく追い上げましたね。近走は芝であと一歩足りない競馬を続けてたんですが、ダートに戻した事でレースぶりが良くなりました。走破時計も優秀ですし、次走もダート出走なら期待できますね。 |
1.タイキフォース | むしろ次走を狙うなら2着タイキフォースの方ですかね。これでこのクラスは3着・2着。今回はスローになったのがマイナスに働いた感があります。普通のペースで先行して後続に脚を使わせるパターンの方が勝ちやすいでしょう。 |
3.ルージュラテール | 3着ルージュラテールは直線頭まで突き抜けるかと思われましたが、休み明けの分かもう一つ伸びませんでした。次走もう1度狙ってみたいと思います。 |
9.ママコチャ | 断然の1番人気だったママコチャが期待に応えました。ママコチャは実績からもここは負けられない一戦でしたね。まぁ逃げ粘った相手がしぶとくてクビ差でしたけれども、これは着差以上に強い内容で、当然昇級の壁は全くありません。 |
13.ヤマニンガラッシア | 勝ったヤマニンガラッシアはデビューから4戦勝てずに中央転出。盛岡・水沢で3勝して中央再転入を果たしましたが、その後しばらくは不審でした。ところが昨年秋の福島で3着に入ると、小倉・福島で3着・2着。前走5月の新潟で4着の後ここへ出走して来ました。ディープインパクト産駒なんですが、いかにも小回りが得意で短距離での中団や好位からの差し脚が武器です。昨年秋以降はこのクラスで堅実に走っており、上のクラスでもペースに慣れてくれば、通用するでしょう。 |
15.ヴァモスロード | 勝ったヴァモスロードは前走ダービートライアルのプリンシパルステークスで逃げて6着。東京のオープンであそこまで頑張れるなら、小倉1800mなら楽勝も当然でしたね。上のクラスでも単騎逃げが可能なメンバーなら、かなりやれるでしょう。 |
16.グラティアス | 2番人気9着でした。仕掛けの早かったダービー卿チャレンジトロフィー4着から距離を短縮して京王杯スプリングカップを使ったら好勝負と踏んでの狙い馬でした。しかし1600mの米子ステークスに出走。それでも有力視しましたが、1週前追い切りに騎乗した北村友一騎手が集中力に問題ありと言っているのが気になっていました。前走後、放牧に出さず在厩で出走なら結果は違っていたと思います。 |
3.ホーリーウェル | 10番人気ホーリーウェルも2・3番手をついて行ったら、後ろから何も来なかった3着で、ちょっとこれも評価できませんね。 |
6.フームスムート | 2着フームスムートも次走有望なんですが、3歳で負担重量面の有利さから3着アウグストを取り上げたいですね。この馬は先行力があって堅実です。あとひと押し、展開やペース・相手関係に恵まれればすぐに勝てそうです。 |
7.クルル | なお2着クルルは上手く先行できたのが好走要因で、狙うならむしろ3着トロンアゲインなんですが、ほぼ馬なりのメンアットワークに0秒6離されたのはいただけないですね。まぁ今回たまたま先行できたんですけどね、こういう展開に恵まれないとちょっと苦しい・厳しい馬なんですよね。基本的にはスタートに難があって、今回は前に行けたんですけども前に行けない事の方が多い馬です。今回の2着で次走人気になるようなら、ちょっと危険ではないかと見ました。 |
10.シーヴィクセン | 3着シーヴィクセンは9番人気と、意外な低評価でした。しかし、これまでダートを使った2戦は未勝利戦で7馬身差の圧勝。1勝クラスでスローで逃げた逃げ馬を捕まえられずに2着と。まぁ内容は濃かったですね。この馬も次走1勝クラスなら勝てそうです。逃げる形になるんですけども、よく粘りました。ダートでは毎回能力の高さを発揮してますね。逃げなくても好走経験があり、先行力は大きな魅力です。まぁダートなら1勝クラスはもちろん、オープンに出てきても買ってみたいですね。このレースに関して言うと、ちょっとインから抜けられてしまいましたんでね、ちょっとここで厳しくなりましたよね。まぁそれでも外からの差し馬に抵抗してよく3着まで粘っていると思います。 |
5.ゴーゴーユタカ | その後4着がソネットフレーズ、5着がゴーゴーユタカでした。5着ゴーゴーユタカについては、まぁちょっとこれが精一杯という感じですかね。 |
2.ローザノワール | そして4着ローザノワール、一言で言えば気合いで掴んだ4着ですね。もうジョッキーが何が何でも行くという気合が感じられました。最後の直線では一瞬やったかと思われる瞬間もあったんですが、まぁ1800m・2000mでね勝ち鞍のある馬ですから、本当しぶとさを活かした会心の騎乗だったと思いますね。 |
3.ホウオウピースフル | 巴賞を勝った馬が函館記念に出走したとしても、3着以内には来ない。これあの誰もが知ってるジンクスなんですけれども、ホウオウピースフルが函館記念に出るかどうか、今の時点で全く分かりません。分かりませんが、いずれにしても消さなくてはならないと思っております。巴賞から函館記念でなくても、もういきがかり上そうなりますね。 |
4.サトノセシル | 4着のサトノセシル、3着グランオフィシエを目標にレースを進めて、直線は大外から伸びかかったんですが、ラストは脚色が一緒になってしまいました。とは言っても、前走と走破タイムは一緒。まぁ先着3頭が強かったと見るべきかもしれません。 |
12.ルビーカサブランカ | 7着のルビーカサブランカは出遅れはともかく、窮屈なレースになってしまいました。ましてや55キロのハンデを背負っていますから、僅かなロスが響いてしまいましたね。 |
5.メイショウホマレ | 勝ったメイショウホマレは3歳馬。この馬だけではなく、3歳馬が1着から5着を独占しました。1勝クラスでこういうケースは多いんですが、やはり1年経っても1勝クラスを抜けられない古馬は能力的に厳しい事、そして3歳馬はこの時期負担重量の面で優遇されている事がその理由だと言えるでしょうね。レースはメイショウホマレの逃げ切りでしたが、3歳馬でしかも3キロ減の減量騎手、49キロでした。平均ペースで逃げ、後続を引き離して直線に入ってそのまま抜かせませんでした。 |
3.レゾルシオン | 2着のレゾルシオンは好スタートからハナを切って、4コーナー最内を回って逃げ粘りました。前向きなスピードタイプですね。ペース補正が入っていないように、2歳新馬戦としてはペースが流れていますから、これ決して展開に恵まれた訳ではありません。 |
11.エバーシャドネー | 5着のエバーシャドネーは出遅れはすぐにリカバリーできましたけれども、直線はジリ脚になってしまいました。久々の分もあったかもしれないんですが、もう少しね脚を溜めた方が良いのかもしれませんね。 |
4.スティクス | 7着スティクスなんですけれども、スマートリアンの外め2番手を進んで、前半はプレッシャーをかけ続けました。3コーナー過ぎからは2番手に収まったんですが、4コーナーではもう手応えがなく、幸騎手が後ろを振り返りながら下がって行ったという感じでしたね。ここ3戦、2桁着順だった事を考えればよく走っています。 |
13.ヴェントヴォーチェ | 2番人気のヴェントヴォーチェは7着。全く流れに乗れず、よそ行きのレースになってしまいました。このレースはですね、他場とはラップ構成が違いますから、こういうケースはあり得るんですよね。 |
9.イラーレ | 1番人気イラーレは3着。今回を含めて12戦して2着4回・3着7回という、もう非常に堅実な成績でここも最有力だったんですが、いつものようにあと一息というところで伸び切れませんでした。芝1200mの未勝利戦が少頭数になる事は今後も考えにくいだけに、この馬が勝ち上がるためには相手関係と展開、そしてペースが全て噛み合う事が重要になってきますね。 |
10.ミッキーチャレンジ | あと1番人気のミッキーチャレンジは5着でしたね。外枠で前に壁を作る事ができず、かなり引っかかった事が敗因ですね。次走内枠なら、見直せると思います。 |
13.アトランティス | 2着アトランティスは勝ち馬が強すぎてレオプレシードが苦しくなったための、ごっつぁん2着感が強いですね。 |
11.スカイフォール | スカイフォールは3ヶ月半ぶりだったことも影響したのかもしれませんけれども、この5着は物足りなかったですね。札幌芝1800mで2歳の新馬戦を勝っていて、洋芝の適性はあるんですけれども、ちょっとワンペースのきらいがありますかね。 |
5.サスケ | そしてサスケ、2番人気で6着でした。まぁ出遅れましたし、直線でこれからという時に大きな不利を受けました。調教は動きますからね次走改めて注目して良いと思います。 |
14.クリーンジーニアス | 1番人気2着でした。勝ちパターンのレースだったんですけども、キャリア1戦で休み明け。初めてのダートだった勝ち馬が強かったという事ですね。 |
15.ラッキーガブリエル | タイムランクはCだったんですが、あと0秒1速ければBランクだったんですよね。レース前のポイントは1・2番人気ダレモトメラレナイとフエキのどちらが行くかでした。スタートが早かったのはダレモトメラレナイ、しかしインから先手を主張してフエキが逃げると、ダレモトメラレナイは競り合いを避けて2番手を追走。これで2頭は1150mにしては、さほど速くないペースに持ち込み、直線は一騎討ちとなりました。2頭が競ると考えた人はこの組み合わせは買いにくかったかもしれません。まぁしかしちょっと考えてみて欲しいんですが、競ったところでいずれにも利益はないですからね。能力的には2頭が抜けていて、先行力もほぼ互角。ならばどちらかが控える、あるいは1番枠を引いたフエキが行って、ダレモトメラレナイは2番手マークと考えるのが、まぁ普通かもしれないですね。そしてそう考えられた人に、この馬連650円は美味しかったのではないでしょうか。ただ、個人的には3着には差し馬が来るとみまして、3連系は4番人気モンサンレジャンドを狙ったんですが、前が折り合ったために3着にも3番人気の先行馬ラッキーガブリエルが入ってしまいました。残念でした。まぁそうなるほど前の2頭が上手いレースを組み立てたという事でしょうね。 |
12.セキテイオー | セキテイオーは逃げて2着。比較的緩やかな流れでしたから、逃げ切りの叶うペースでしたが、これは相手が悪かったです。東京の芝1600mをしっかり走り切れるので、次走が1800mでも小回りコースなら問題はないと思います。 |
1.ボンジューママ | 2着ボンジューママは7馬身離されてはいますが、今回がおよそ半年ぶりのレースで、初めての1200mでした。その辺りを考えれば未勝利クラス脱出の可能性はもちろんあるでしょう。次走が楽しみになってきました。 |
2.ハイエンド | ハイエンドが前走に続いての阪神ダート2000mで初勝利を挙げました。ハイエンドがは発馬を決めて道中は3・4番手を追走して、最後の直線に向くと早めに抜け出して勝ちパターンに持ち込んだシャンバラをね、力づくでねじ伏せました。課題のスタートを決めた事でレースぶりが良くなりましたね。今回の内容なら、昇級しても通用します。 |
11.テイエムファクター | 2番手を進んだ番組注目馬テイエムファクターが直線入り口で先頭に立ち、最後の200mで2番手以下を一気に引き離して4馬身差の圧勝劇を演じました。まぁ流石に未勝利戦では抜けた存在でしたね。テイエムファクターは東海Sなど重賞2勝したテイエムジンソクの従兄弟にあたります。まぁ厩舎も同じで、前へ行って千切る力強いレースぶり。よく似てますね。まだまだこの辺りで終わる馬ではなく、上のクラスもすぐに勝つでしょうし、いずれはさらに出世する可能性も高いと見ています。 |
2.ブーケファロス | 1番人気ブーケファロスが4コーナー10番手から差し切りました。ブーケファロスの前走はタイムランクEの新馬戦だったんですが、前有利な流れをただ1頭追い込んで、メンバー中上がり最速で2着しています。今回はメンバーランクDが示すように、多頭数ですけどもそれほど強い馬のいないレース。また、前に行きそうな馬が比較的多く、いかにも差しが決まりそうということで1番人気になったと思われます。今回は優秀なタイムを出しましたが、上のクラスでは展開を考えながら取捨を決めるべきでしょうね。 |
5.フミサウンド | 前へ行った2頭の決着で、イコサンがほぼ逃げ切るかに思えたんですが、フミサウンドが手前を変えてからグンと伸びて、かろうじて差し切りました。父はジャスタウェイ。牡馬で424キロと体は小さいんですが、ポテンシャルはありますね。 |
4.レプンカムイ | あと2番人気のレプンカムイ、11着でしたね。勝負所で馬群に入ると反応が悪くなって、そのまま後退しました。自分のリズムで先行できた際は強いんですが、揉まれると途端に走る気をなくす感じなので、力はあるんですが、現状は難しさの方が目立ちますね。 |
6.シナモンスティック | 勝ったシナモンスティックは前走で1勝クラスを勝っており、これで連勝。これまではどちらかと言えば1200mより1400mの方が走っていたんですけども、初の福島というよりも、この馬自身の成長が大きかったと言えるのではないでしょうか。 |
3.トキメキナイト | あとトキメキナイトですけれども、1番人気で12着でした。スタートで躓いたのは前走と同じなんですが、今回は全く挽回できませんでした。これはもう参考外ですね。 |
1.ソングフォーマーヤ | 2番人気8着でした。前走は前が詰まりながらも3着に来たのに、今回は何らロスなく運んだにも関わらず、8着に敗れた。出来が落ちていたんだと思う。 |
13.ウォーターレクラ | 1番人気11着でした。詰めの甘さを憂慮して危険馬としたが、今回は息の入らない展開になり、いつもより後退した。読み通りの結果だった。 |
15.イルモンド | そして番組注目馬イルモンドは4着でした。イルモンド、スタートを5分に出たんですが、大外枠を気にしてか最初から控える作戦だったようで、直線だけで一気に伸びたものの4着止まりでした。逃げ・先行策で5走連続2着・3着を取っていましたからね、ちょっと首を傾げたくなる戦法ではありました。 |
12.スズカマジェスタ | スズカマジェスタがハナ差競り勝ちました。勝ったスズカマジェスタは各馬が勝負所から早めに仕掛けてくる展開の中、しぶとく伸びて接戦を制しました。前走から距離を伸ばして良さが出て来たとは言え、前々で上手く運べたのも事実ですね。昇級して即通用となるとどうかと思います。 |
1.ブルーゲート | 出遅れてはいないんですけどもね、これゲートを出た瞬間外へ行きそうになって、そのためダッシュがつかず後ろから2番目を追走する事になりました。そして3コーナーから追い上げを開始したんですけども、4コーナーでは目分量で言うと8頭分ぐらい大外を回っていますね。今の高速馬場の札幌芝、しかもスローペースで上がりが速い展開で、あれだけ外を回ってしまうと厳しいです。さらに直線半ばでは内にもたれそうになって、立て直したりもしているんですが、ゴールまで勢い良く伸びていました。骨折明けから2回使って良くなっている事が伝わる内容でしたし、いつも後ろからになるという馬でもありません。次は狙って面白いと思います。 |
2.ホウオウプリンセス | 4着のホウオウプリンセスは着差は僅かですが、勝負所の反応が鈍い分、どうしても内を上手に立ち回った馬との差が出てしまうんですね。ただ、この馬も滞在競馬向きのタイプです。 |
6.アケルナルスター | 勝ったアケルナルスターは3歳馬。2走目で未勝利戦を勝った後は、ホープフルステークス・共同通信杯・弥生賞ディープインパクト記念とクラシック戦線の重賞を使って掲示板を外していましたが、自己条件に戻るとここ2走は3着。そろそろ勝てるのではと1番人気に推されていました。 |
5.ドロップオブライト | 勝ったドロップオブライトは昇級戦で4番人気だったんですが、差して勝った前走とは違って先行策。4コーナーでは先頭に立って、そのまま粘り込みました。鷲頭騎手の好判断だったと言えるでしょう。 |
7.ヒストリーメイカー | その後の2着・3着は人気薄の5枠両頭でした。ヒストリーメイカー・サクラアリュールの2頭です。ヒストリーメイカーはオープン勝ちは一昨年の仁川Sだけなんですが、重賞でコンスタントに入着するのがこの馬の持ち味なんですね。ここ2走の大敗で人気は14番人気だったんですけども、長く良い脚を使える良さを2年目の小沢騎手が上手く引き出しました。小沢騎手初の重賞2着となりましたね。 |
9.シンゼンコイチャン | 勝った7番人気シンゼンコイチャンは4・5番手を進んでいたんですが、残り200mを切ってから前の馬たちを飲み込み、内から伸びて来た2番人気はワンリオンと併せ馬のような形になってゴールしました。シンゼンコイチャンはここまで6戦して最高が5着。7番人気になるのも当然でしたが、前崩れの展開に助けられての勝利と言えるでしょうか。 |
10.メルヴィル | 勝ったメルヴィル、同じ日曜に行われたG3函館スプリントステークスを勝ったナムラクレアと同じですね、ミッキーアイル産駒です。逃げておいでおいでの楽勝でしたね。開幕週で1枠2番ですから、これしか無いという戦法なんですが、完全タイム差はマイナスで、タイムはいくらでも詰まりそうです。昇級してもスピードは通用しますね。 |
5.エルゲルージ | 3着エルゲルージは前につけた馬たちの中ではよく頑張りました。ただ、直線で狭いところに入って抜け出すのに手間取ったのが痛かったですね。この馬も次走は勝ち負けでしょう。 |
6.コンジャンクション | 2着サハラ・3着コンジャンクションはインブレッドセンスの勢いがなくなった事に乗じた形ですね。 |
4.サトノリーベ | あとそして意外だったのが、単勝2.0倍の1番人気に支持されたサトノリーベですね。ホント早々に手応えが悪くなって、あっさりと失速して5着でした。出来が本物ではなかったのか、2走前は格上挑戦で3着している馬ですから、今回の1戦だけでは見限れないですね。 |
10.バラジ | 3着のバラジは2着と同タイムです。自身33秒台の上がりを駆使していますしね、4着は離していますからすぐにチャンスがありそうです。 |
12.エイカイマッケンロ | 2着のエイカイマッケンロも1勝クラスにいる馬ではないんですが、流石に相手が悪すぎました。勝ち馬とほぼ同等のレースをして突き放されたのですから、これは仕方ありません。次走も左回りなら何とかなって良いと思います。 |
7.ルヴェルジェ | ルヴェルジェは今回がデビュー2戦目だったんですが、前走は先行して直線で一杯になって7着。今回は控えて一変しましたね。減量騎手起用で負担重量が軽くなった事も勝因でしょうが、レースぶり自体が変わって、追われてからの伸びも目立ちましたね。 |
8.セントカメリア | メンバー中唯一の牝馬だったセントカメリアが逃げ切りました。セントカメリアはマイペースで逃げて、そのまま危なげなく押し切ったんですよね。マイルに使われていた頃は自分のリズムで走ることができなかったんですが、前走から距離を2000mに伸ばした事で楽に先行できて、それでまぁ連勝を果たしましたね。この馬の半兄がアドマイヤラクティで、実はオーストラリアのG1コーフィールドカップの勝ち馬なんですよね。ですから、この馬も長めの距離が良さそうですね。 |
1.ヘラルドバローズ | 勝ったヘラルドバローズですが、単勝オッズは1.5倍でした。まぁ下馬評通りここは勝ち方が焦点で、まぁ順当勝ちと言えますね。相手のペースに合わせただけですからね、タイムランクはCですが、これは勝ち方を評価するべきです。もちろん、昇級しても即通用するんじゃないかと思います。 |
2.タイセイドレフォン | タイセイドレフォンが自己条件で3勝目を挙げました。タイセイドレフォンは4番手から直線は自ら逃げ馬を交わして、あとは突き放す一方でした。先行して上がり600mはずば抜けて最速でしたから、8馬身差のワンサイドゲームになりました。まぁ当然昇級しても通用します。ヒヤシンスステークスはですね、引っかかった事が敗因と見てますから、ワンターンのコースにも対応できると思います。 |
3.メイショウユズルハ | メイショウユズルハは昇級後の4走は2着3回・3着1回。2走前を除けば、それぞれ勝ちタイムランクはCランクで、そこで僅差の競馬をしていたんですから、1勝クラスでは力が上でしたね。先行してスピードを持続させた辺り、新潟のダートも合っているように思いますね。 |
4.インディゴブラック | インディゴブラックが距離延長、初めての2100mで完勝しました。インディゴブラックは序盤から引っかかって、かなり折り合いを欠いてたんですが、途中からは我慢が効いてラストの伸びにつなげましたね。前走は砂を被って大敗したんですが、今回は揉まれない形で一変しました。初勝利をAランクの時計で勝利して、今回もBランクなんですよね。能力の高さは疑いようがないですし、クラスが上がっても力は通用しますね。ただ、とにかくレースぶりが若いですね。まだ危うさはあると見て、次走上位候補とはしませんでした。 |
5.レッドラパルマ | 勝ったレッドラパルマなんですけれども、2戦目で初勝利を挙げると強い3歳1勝クラスのライバルたちと切磋琢磨しながら強くなって来ました。ついに1勝クラスも勝って今後がさらに期待できます。 |
8.トウセツ | とすれば次走の狙いは2着だったトウセツでしょう。今回は昇級戦でしたが、全く問題にせずに並んでいたタイキドミニオンを直線だけで3馬身千切っています。勝ち馬に届かなかったのは展開と馬場傾向が理由だとすれば、次走はこのクラスでもあっさり勝って不思議はありませんね。 |
10.ホウオウルーレット | 勝った3歳馬ホウオウルーレットは基本的に前で勝負するタイプです。しかし、伏竜ステークスで逃げて5着に敗れた後、前走は差しに回って2着に入っています。今回も好スタートを切ったのに行かず、中団外の追走となりました。そしてようやく3コーナーから発進すると、大外を通って桁違いの脚で圧勝しています。半兄には東京大賞典4連覇の現役馬オメガパフュームがいます。条件戦は通過点でしょうが、それにしても強かったですね。次走3勝クラスを使うならほぼ勝てるでしょうし、レパードステークスを使うという手もあって、まぁそれも面白そうですね。 |
3.キタサンシュガー | 4着のキタサンシュガーは今回を含め、まぁデビューから4戦連続で出遅れています。その要因はやはりテンションの高さからで、まぁ落ち着いてレースに臨めるようになれば、もっと上を目指せるんですけどもね。 |
11.ミスボニータ | それにしてもミスボニータは差しての2馬身半差でしたから、鮮やかでした。これまでの先行策から一転してですね、脚を溜めて結果を出した横山和生騎手の好騎乗なんですが、まぁテン乗りでこれをやってのけた事は凄い事ですね。 |
9.モリアーナ | 勝ったモリアーナ、そんなペースの中で3馬身差はもう圧勝も圧勝です。上がり600m33秒0も凄いですね。父はエピファネイアです。2戦目以降もスイッチが入らず、きっちんと折り合えれば、楽しみな馬になるんじゃないでしょうか。東京芝1600mの2歳戦で、上がり600m33秒0以下で勝った馬は、この馬を含めて3頭しかいないんです。昨年の赤松賞のナミュール、それから19年アルテミスステークスのリアアメリアなんですが、とすれば新馬戦とすれば出色の記録と言えますね。父はエピファネイアで、牝系からはディープインパクトが出ているように、非常に筋が通っているんですよね。記録・血統この辺から見ても、次走が重賞でも本命を打てるレベルと見ています。 |
2.ワザモノ | 3着ワザモノから5着ゴーゴーユタカまでは同タイムでした。まず3着のワザモノは外を回って追い上げたため、距離を損していますし、ジネストラがマクりに合わせて発進したので、直線入り口まで外を回る事になってしまいました。そこで脚を使った割にはしっかり伸びていて、今回初の札幌でしたけども、洋芝は合うようです。 |
7.シティレインボー | 3着ワザモノから5着ゴーゴーユタカまでは同タイムでした。 |
13.アバンチュリエ | 2着のアバンチュリエはスタートはそれほど早くなかったんですが、その後の加速が良くてハナを切るとマイペース。勝ち馬には競り負けましたけども、粘りました。逃げなければダメというタイプではないんですけども、スパッと切れるというタイプでもないので、前で運んだ方が良いのでしょう。その点で札幌は合っていますね。 |
5.モズピンポン | 先々週函館ダートの駒場特別で13着。そこからの連闘なんですよね。まぁなんで、ちょっとあんまり人気がないんじゃないかと思ってたんですけど、なんと1番人気。ちょっとがっかりでした。まさか先週の当番組ご覧になった方が大量に買われた訳ではないんでしょうけどもね、で、厩舎を見ると矢作厩舎です。矢作厩舎の連闘成績の良さは有名ですよね。なるほど、だから人気なのか思いました。レースではスッと2番手につけ、4コーナーで仕掛けてあっさり。まぁこのレベルでは負けようがないと言うレースでしたね。 |
10.マイネルクロンヌ | ここは昇級戦だったんですが、2着に7馬身差をつける圧勝でした。外枠という事もあって、序盤は何が何でもハナという様子ではなかったんですが、1コーナーを回って行く辺りでスッと動いて先頭に立って行きました。そこで主導権を握ってからは、危なげのない内容でしたね。直線後続は空馬のことを気にしながらの競馬という事もあったのかもしれないですが、リードが広がっていく一方でしたね。マイネルクロンヌはデビューから21戦、全て芝のレースに出走していて、前走で初めてダート戦に出走して5馬身差で1着だったんですよね。ちょっとTOPIXっぽい話かもしれないんですが、その前走はマイネルクロンヌ自身が空馬の影響を受けながらの勝利だったんですよね。そして今回は、逆に受けなくて7馬身差という結果になりました。どうしても逃げないとダメなタイプではないと見ていますし、ダート2戦はいずれも後続を大きく離しての勝利ですからね、3勝クラスになるとそう簡単ではないとは思うんですが、注意はしておきたい1頭ですね。 |
8.ナカガワフェイス | なお、2着争いは5頭による接戦でした、中では勝ち馬を追いかける2番手で行き、直線引き離されても3着に粘ったナカガワフェイスに注目したいですね。 |
14.サリーギャップ | そして2番人気サリーギャップが3着、3番人気セオリーリターンが4着と上位人気馬が続きました。3着のサリーギャップですが、逃げ馬を追いかけたグループでは最先着です。距離は守備範囲ですから、今後はテンションが高くならなければ良いと思います。 |
6.ハイハロー | スタートがね、ちょっと一息で後方からの競馬になったんですよね。しかもその後は、少し行きたがる面を見せていました。それでも途中からピタリと折り合って、勝負所を迎えたんですが、4コーナー回った所でスムーズに捌けない場面があったんですよね。その後ちょっと一瞬画面から消えてるんですが、今度は内に内にね、進路を切り替えながら伸びて来たんですが、結果3着までが精一杯だったんですよね。折り合い面など、まだ走りに若さが残る現状なんですが、結構調教は動きますしね、競馬ぶりから能力があるのは確かなんですよね。そろそろレース慣れも見込めるかなと思いますし、次走は期待できると見て、狙い馬として選びました。 |
8.リアド | そして3番人気のリアドは7着でした。この馬はね、ホント4コーナーで他馬に寄られて、不利を受ける場面があったんですよね。今回はそのアクシデントが全てだと思いますし、力負けではないですね。 |
7.リヴェール | 2番人気2着でした。前走ほどの超スローではないが、楽な逃げ。どんなに恵まれた場合でも、逃げ馬を危険馬とするのは良くないのかなとは思いますが、次走も本命にはできないと感じています。 |
8.ブライトオンベイス | ブライトオンベイスが初めての1400mで逃げ切りました。ブライトオンベイスはハナを切ってしぶとい二枚腰を駆使しましたね。まぁゴール前で盛り返したのはですね、負担重量52キロと軽かった分もありますが、ハイペースを押し切った中身は濃かったと思います。 |
3.ジャスパージャック | 前へ行って2着ジャスパージャック、3着ショウナンバービーでした。2着ジャスパージャックは先行力はこのメンバーでもトップクラスですね。まぁ昨年の夏、今回と同じ福島芝1200mのさくらんぼ特別で2着しているように、福島コースも得意で、何より先行馬有利な馬場にも恵まれたと言えそうです。 |
1.ミラビリス | あと2着ミラビリスも逃げてBランクの時計で未勝利戦を制してる馬なんですよね。今回は控える形で結果を残せたのは、今後に向けて明るい材料ですし、次走も有力ですね。 |
6.テイエムフェロー | 2着テイエムフェローは1000mが得意で、これで連続して2着。母トシキャンディは中京1400mのプロキオンステークスをレコードで勝った重賞ウイナーです。使い詰めなのは心配なんですけども、相手次第で未勝利クラスは楽に勝てる能力があると思います。 |
8.ピンクムーン | ピンクムーンは使われる毎に良くなってついに3着に入りました。すぐに勝てるとまでは言いませんが、まぁメンバーに恵まれれば未勝利クラスは勝てそうですね。 |
6.ブランアルディ | 次走を狙うとすれば2着のブランアルディ。今回を含め、3走連続して1番人気で3着・3着・2着、必ず前に行ける脚は魅力で、勝ち味に遅いという難点はあるんですけども、流石にもうこの馬を負かせる馬はダートの未勝利クラスにはあまりいないのではないでしょうか。 |
4.スエトニウス | 勝ったスエトニウスはブルーグラスステークスなどアメリカでG1を2勝したCarpe Diemを父に持つ外国産馬です。同じCarpe Diem産駒に現役3勝のリンカーンテソーロがいて、日本のダートで活躍馬を出しています。この勝ち方ができるなら、上のクラスでもすぐに通用するでしょう。 |
11.ダンツターセル | 2着以下は勝ち馬から9馬身以上離された。2着のダンツターセルは追い通しの手応えながらも、直線入り口まではアネモスに着いて行きましたけども、まぁ手応えの違い通り9馬身もちぎられました。これでダートでは3着・2着と来ているので、次走も上位候補であるんですけども、今回はタイム面ではあまり高くは評価できません。 |
10.マヨン | 1番人気マヨンは2着。これでここ5走で4度目の2着です。どうしても勝ち味に遅いんですけど、今の未勝利戦なら上位ですね。未勝利戦もあと1ヶ月とちょっと。まぁなんとか勝っておきたい所です。 |
14.ロードマグマ | まずスタートなんですが、出遅れている程ではないんですけども、全くダッシュがつかず前半は最後方となります。そして、この後3コーナーに入る前からかなり外へ出してジョッキーが手を動かし、3コーナーから外をマクって行ったんですが、もう4コーナーでは外へもかなり張っていますね。内側の手綱を引きつつ、右からステッキ軽く当てたりして、修正しているんですけども、まぁ前に進む推進力がここでなくなってしまっていました。それでも直線では目立つ伸びを見せていますから、基本的な能力は高いと思われます。3歳未勝利戦終了まであと5週という状況で、この外へ張る癖を直せるかどうかなんですけども、普通に回って来れるようなら、好勝負可能でしょう。 |
4.ワンダフルヘヴン | ここ2走続いて函館ダートで2着の1番人気ワンダフルヘヴンが力通りの圧勝。4コーナー手前で逃げるレオプレシードを交わす時に少し仕掛けただけで、直線は離す一方。このタイムが出せるなら、上のクラスでもいきなりから通用するでしょうし、まぁ将来的にもかなりの出世が期待できそうです。 |
13.クルル | 9番人気11着でした。そもそも9番人気と人気にもなりませんでしたが、このクラスでは楽に先頭を取れるようなペースにはならなかったという事です。 |
3.ルージュエクレール | これまで4走全て2着だった番組注目馬ルージュエクレールが5走目で勝ち上がりました。ルージュエクレールが楽勝して能力を見せつけましたね。過去4走の2着は全て0秒1差か0秒2なんですよね。今回は逃げた1番人気コーリングユーが道中絡まれて厳しいレースになってしまいました。3番手を進んでいたルージュエクレールにとっては、コーリングユーが直線丁度良い目標となって、後は差すだけでしたね。2着に4馬身差をつけていました。血統的には母マーブルケーキが白毛。つまりソダシやメイケイエール・ハヤヤッコなどと同じ一族なんですよね。 |
5.リアルシング | 2番人気2着でした。勝った1番人気の3歳ジョイスはまぁ強かったですね。まぁこういう強い3歳馬ともまた当たる可能性あるんですけども、まぁ相手がもう少し普通のメンバーになってくれば、勝てるんじゃないかと思います。 |
2.サンストックトン | 2着サンストックトンは上がり600mは最速で、勝ち馬と半馬身差ですけれどもね、着差以上に相手が強かったですね。まだトモが甘くて瞬時に加速できないんですが、1勝クラスはポテンシャルで突破できます。 |
3.マカンマカン | 勝ったマカンマカンですが、この馬昨年9月に栗東の坂路調教で好タイムをマークしていた馬で、蹄の不満でデビューが遅れたとの事です。函館入厩後も好調教の連発で、まぁそもそもポテンシャルが違うんですね。父はブラックタイド。まぁ昇級の壁はないでしょう。 |
10.ポメラート | 1番人気1着でした。減量騎手が騎乗して49キロと軽い負担重量で、ハナを切れる組み合わせでした。さらに2番人気で2着の馬との負担重量の差がかなりありましたからね、これも順当勝ちですね。 |
4.バイオエックス | 2着のバイオエックスは勝ち馬から5馬身差の2着でも、自身のタイムランクはCになります。ハイペースで上がりが掛かった事で、漁夫の利があった事は否めません。まだトモが甘くてツーターンのコースでは不安がありますね。 |
11.ベイビールビオ | そして次走狙いたいのは3着ベイビールビオです。2100mを2度使って、今回距離短縮。4コーナー手前から勝ち馬を追って勝ちに行く競馬をしました。最後は勝ち馬が強かった分、2着馬に差されてしまいましたが、未勝利クラスは勝てる器です。できれば次走で決めたいですね。 |
9.クールムーア | むしろ狙うなら距離短縮で比較的前につけながら3着に粘ったクールムーアの方でしょうかね。 |
10.マホロバ | 2着マホロバもまた、展開に恵まれた1頭です。 |
17.ショッキングブルー | 2着ショッキングブルーは逃げて3コーナーから絡まれたりもしましたが、差し替えしての2着。勝ち馬には大きく離されたとは言え、見どころ十分なレースぶりだったと言えるでしょう。次走は期待できます。 |
5.フエキ | タイムランクはCだったんですが、あと0秒1速ければBランクだったんですよね。レース前のポイントは1・2番人気ダレモトメラレナイとフエキのどちらが行くかでした。スタートが早かったのはダレモトメラレナイ、しかしインから先手を主張してフエキが逃げると、ダレモトメラレナイは競り合いを避けて2番手を追走。これで2頭は1150mにしては、さほど速くないペースに持ち込み、直線は一騎討ちとなりました。2頭が競ると考えた人はこの組み合わせは買いにくかったかもしれません。まぁしかしちょっと考えてみて欲しいんですが、競ったところでいずれにも利益はないですからね。能力的には2頭が抜けていて、先行力もほぼ互角。ならばどちらかが控える、あるいは1番枠を引いたフエキが行って、ダレモトメラレナイは2番手マークと考えるのが、まぁ普通かもしれないですね。そしてそう考えられた人に、この馬連650円は美味しかったのではないでしょうか。ただ、個人的には3着には差し馬が来るとみまして、3連系は4番人気モンサンレジャンドを狙ったんですが、前が折り合ったために3着にも3番人気の先行馬ラッキーガブリエルが入ってしまいました。残念でした。まぁそうなるほど前の2頭が上手いレースを組み立てたという事でしょうね。 |
15.アイスランドポピー | 2着アイスランドポピーは折り合い重視で運んで、最後までジワジワと伸びましたね。次走も引き続き上位争いになります。 |
7.コースタルテラス | そして3番人気ですね、コースタルテラスは6着でした。勝負所からの反応が悪くて、最後まで伸びるシーンはなかったですね。今回大型馬の休み明けでしたからね、次走の変わり身に期待したいですね。 |
1.ファーンヒル | あと3着ファーンヒルは阪神コースで連勝実績のある馬なんですよね。得意のコースで目処の立つ内容でした。次走も立ち回り次第だと思いますね。 |
15.アレクサンドラ | アレクサンドラがダート短距離で連勝しました。アレクサンドラは前走から体重が16キロ増え、パドックでも雄大な馬体を見せつけていました。それでも流石に半年ぶりではどうかと思われたんですが、このメンバーでは力が一枚上だったようですね。次走上のクラスでも注目したいと思います。 |
8.ストーリア | 勝ったストーリアはチャレンジカップを制したロードマイウェイの半妹に当たる馬なんですよね。今回は先行して、一旦は2着馬に前に出られたんですが、そこから差し替えして1着でした。広いコースでしぶとさを生かす形が合っていますし、昇級しても相手なりに走れると思いますね。 |
1.イルーシヴパンサー | そして1番人気のイルーシヴパンサーは8着に終わりました。イルーシヴパンサーは自分でレースを作れない弱みが、まぁ大一番で出ててしまったという所でしょうか。上がり600m32秒6というのは、最速タイなんですが、ペースを含めて全体を俯瞰しますとね、蚊帳の外にいたという感じがします。今後の課題が見つかったと言えますね。 |
4.ザダル | まず昨年の勝ち馬のザダルですね。昨年が56キロ、今年は58キロでしたが負担重量よりも馬場が堪えた節があります。それでも接戦の6着ですから、地力は示したと見たいですね。 |
5.リアアメリア | そして2着がマリアエレーナ、3着がソフトフルート、4着がトップハンデのリアアメリアでした。4着のリアアメリアは序盤、かなり頭を上げていました。スムーズに折り合えなかったのにここまで頑張ったのだから立派です。とは言えね、案外先行流れ込みが叶う、そんなペースだったのかもしれませんね。 |
7.スカイグルーヴ | そして2着が2番人気のスカイグルーヴで、このレースでの牝馬によるワンツーフィニッシュは91年以来31年ぶり、2回目だという事です。スカイグルーヴは勝ち馬の後ろにつけてよく伸びてるんですが、なかなか差が詰まらなかったですね。それでも折り合い面はスムーズでしたし、良い競馬はできたと思います。距離も1400mがベストでしょうね。 |
8.ダノンザキッド | それから6着のダノンザキッドですが、内枠の先行馬はコース選択が限られてしまうので、今回の先行策、その戦法はね仕方なかったと思います。ペース的にも間違っていません。ただ、芝の1600mのG1勝つには、何か足りないと言うか、何か工夫が必要かなという気もしましたね。 |
2.スターライトキス | 3着スターライトキスは好スタートから下げて後方を追走。直線勝負にかけて、大外から3着を奪い取りました。前走も同じコースで差して3着。どうやら戦法が確立されて来たようです。JRAで勝てずに岩手競馬へ行って、水沢・盛岡で全て逃げ切りで6連勝して再転入しています。まぁ7歳なんですけども、いよいよJRA初勝利なりそうですね。 |
4.ヨール | 距離短縮、初めての1200mでヨールが勝ち上がりました。ヨールは4コーナーまでは持ったままで2番手でした。直線も仕掛けたのは残り200mからで、逃げるセイグッドバイを交わすと、あとは離す一方の7馬身差圧勝でした。ヨールはここまで5走は全て芝1400m以上だったんですが、最高が東京1400mの3着。今回のレースぶりからは、やはりスプリンターで福島のような小回りもこの馬向きではないでしょうか。半兄アルタイルは父がカネヒキリで、ダートのオープン特別を2勝。半姉マルターズディオサは父がキズナで、チューリップ賞・紫苑Sを勝っています。この母は父の良さを存分に出して行くと考えられますよね。ならば、父ロードカナロアのこの馬がスプリンターなのは合点が行くのではないでしょうか。 |
4.ピヌスアモリス | それから2着のピヌスアモリスは2番手から理想的なレースはできましたが、勝ち馬の方が切れる脚を使いました。ペースを考えれば3着との2馬身半差は決定的な着差ですから、次走も上位候補でしょう。 |
1.ヒノデテイオー | 4着のヒノデテイオーは見た目にも伸びませんでした。ただ、横山典弘騎手が「最後はフラフラだった、暑いだけにね」とコメントしてるんですよね。先週はね、こうしたコメントが非常に多くて、暑さが堪えた馬がかなりいたと思われます。 |
10.フォーブス | そして4着に2番人気フォーブス、5着に3番人気フローレンスハニーが続きました。まず4着のフォーブスですが、前走は重馬場が堪えたとしても、今回は良馬場でその割にはパフォーマンスが上がらずジリジリとしか伸びませんでした。ディープインパクト産駒でですね、ちょっと人気先行のきらいがありますね。 |
2.ジーツーガッキー | なお2着のジーツーガッキーはこれで4戦目で初の2着なんですが、新馬戦では3コーナーで内ラチと接触する大きな不利がありながら3着。まぁ能力は十分あって、後は展開待ちという事になるんでしょうかね。 |
11.シュガーフロート | このレースのラップは前半600mが34秒8で、後半600mが34秒3。前半が下り坂で直線が平坦の小倉芝1200mでは、もう超スローと言える流れで、それで中団の内。4コーナーで上手く捌いて上がって行ったんですが、直線入り口で前の馬が少し外へ動いた影響で、必要以上に外へ行き、ここで少し体勢を崩して勢いが落ちたんですけども、直線半ばからの鋭い伸びは目立ちました。完全な前残りの展開を1頭だけ差しているだけでなく、直線入り口でのロスもあったので能力は高いですね。次走は有力です。 |
15.メイショウソラフネ | 2着メイショウソラフネはこれで5戦して2着3回・3着1回。以前より先行力がついていよいよ次走は勝つ番ではないでしょうかね。何とか一発で決めたいところでしょう。 |
1.スタティスティクス | そして1番人気のスタティスティクスは6着に敗れたんですよね。今回体重が10キロ減で422キロまで減ったんですよね。元々細めの馬なんですが、今回はかなり細く映りました。敗因はその点に尽きると思います。 |
5.アドマイヤグリーゼ | アドマイヤグリーゼは新人の今村騎手が騎乗して、2着馬より4キロ軽い負担重量だったんですよね。この馬自身のここまでの4走と比べても、4キロ軽くなっていました。これが大きな勝因だと思いますね。兄弟には3歳時から2000m以上の距離で活躍した馬が複数いてて、この馬もハーツクライ産駒ですからね、今後距離を伸ばしても期待できますね。 |
11.エグランタイン | 2着エグランタインはラリュエルを追いかけた有力馬が、末脚をなくしたところで大外を差して来ました。やや恵まれた感があるのは否めないですね。 |
13.サエールフェイス | 2着サエールフェイスはこれでこのクラスのダート1000mで連続2着。近視には東海ステークスのなどダート重賞2勝したアスカノロマンがいます。父ザファクターは今年の3歳が初年度産駒なんですが、ダートでコンスタントに走っており芝で走る馬も出ていますね。サエールフェイスは次走大いに注目したいと思います。 |
2.ベンガン | そして3着ベンガンはいくらかスタートが遅かったんですが、そもそも抑える競馬をしている馬ですからね、ここも控えて1・2着馬と比べれば、内から追い上げて来ました。今年に入ってから全て芝1200m戦に出走して、5走の内2着2回・3着2回、堅実さは評価できますね。 |
7.ヨシノイースター | 2着ヨシノイースターも距離短縮組。これで2戦連続2着です。このクラスはすぐに卒業できるでしょう。次走は頭から狙いたいですね。 |
9.アスターディゴン | 4着のアスターディゴン、2番手からラストは交わされてからしぶとい二枚腰を使っていましたね。まぁ1400mは守備範囲で、常に相手なりに走れますけれども、やや勝ち味に遅いタイプにも映ります。 |
2.マリアエレーナ | そして2着がマリアエレーナ、3着がソフトフルート、4着がトップハンデのリアアメリアでした。まず2着のマリアエレーナ、ハンデは55キロと重かったんですが、先行して流れに乗れる強みは大きいです。ただ、瞬時に反応できずジリジリという感じで、つまりまぁ地力だけで伸びたという感じでしたね。まぁこの馬はもっと強くなる可能性があると思います。 |
4.ジェラルディーナ | そして2着争いは外のジェラルディーナがアタマ差サンレイポケットに先着です。2着のジェラルディーナは3勝クラスまではね、3連勝してトントン拍子で突破してきたんですが、オープン入り後はちょっと人気先行で、どうにも歯がゆいレースが多いです。今回はスタートこそ良かったんですが、流れに乗って行けず、4コーナー大外ではですね、ここまでが精一杯です。まぁ奥手のねモーリス産駒と見ていますんで、使いたいレースに出るためには、賞金加算しないと、まぁこれが早急のテーマになりますね。 |
9.シフルマン | 勝ったシフルマンは2番手から抜け出しましたね。自分のリズムで走れないとモロいタイプだけに、今回は少頭数・スローペースそして揉まれない形で運べた事が大きかったですね。やや恵まれた印象の勝利でした。 |
14.カテドラル | 2着争いは接戦となりましたが、10番人気カテドラルが1番人気ファルコニアにハナ差先着しました。 2着カテドラルなんですけども、昨年も2着しているこのコースで、前半スローからの後半厳しいペース。メンバー的にもそれほど高い訳ではなく、恵まれたのは確かです。しかし、ハンデ57キロ克服して逃げ切りの決まる馬場で2着に差したのは大きいですね。今回は得意の小倉・スローペース。それにタイムランクEと時計を要する形になり、恵まれました。次走以降、ハンデ戦だと58キロの可能性もあって、昨年同様秋の京成杯オータムハンデに出走するならば、もし57キロでもちょっと厳しいのかなという感じがしますね。ここでね、最後一気に外から突っ込んで来たんですけど、小倉は前が残ってましたからね。この脚は確かに目立ちました。 |
16.ヒュミドール | それから5着のヒュミドールですね、3番人気でしたね。3コーナーを回ったところで下がってきた馬を避けきれず、少しロスがあったのが痛かったですね。その後はインを突いて一気に伸びたんですが、もう1つ足りませんでした。 |
7.ドゥラエレーデ | 2着のドゥラエレーデは気合をつけてハナを切りましたけども、ハミにぶら下がるようなフォームで、体がもうずっと前後に伸びきっちゃっているので、マイペースで行ってもいざ追ってから伸びないですね、現状は。現状はワンペースというタイプなので、ハナを切るのが最善のはずで、次走も同じように先手を取れれば上位候補。ただ、今のままの走りだと直線で切れ負けする恐れはありますね。 |
5.スコールユニバンス | その後2番人気トーセンシエロが3着、3番人気スコールユニバンスが4着でした。4着のスコールユニバンスは1400mから2000mへの距離延長で楽に先行できましたが、3コーナーでマクって来た馬に合わせて動いてラスト200mから苦しくなりました。恐らく2000mは少し長くて、札幌なら1800mが合うと思います。 |
11.マイネルイージス | 好位の内にいたんですけども、向正面で外から追い上げて行く馬がいてポジションが下がり、3コーナーから4コーナーにかけてもずっと外と前に馬がいて、外へ出す機会がありませんでした。内でジッとしていたので、脚は溜まっていましたし直線でも前が詰まったりせずスムーズだったんですけども、脚を溜めて行っても追ってからすぐに鋭く伸びるというタイプではないので、5着まででした。3コーナーから4コーナーにかけて前との差を詰めて行くのが好走パターンですから、内で身動きを取れなかったのが痛かったですね。小回りの平坦コースがベストなので、次走でコーナーで早めにポジションを上げて行く、いつものレースができれば前進必至だと思います。 |
13.トーセンシエロ | その後2番人気トーセンシエロが3着、3番人気スコールユニバンスが4着でした。3着のトーセンシエロはハイペースで逃げた上に3コーナーから突かれて、厳しい展開になりましたが、よく粘りました。休み明けでこの内容なら、次走は期待したいんですけども休み明けでこういうキツいレースをしているだけに、休み明け2戦目で中1週などになった場合はちょっと危険な面もあるかと思います。 |
10.メルシー | メルシーがダート1000mに転じて2走目で勝ち上がりました。メルシーはスタートは一番早かったんですが、外枠という事もあり、内の行きたい馬を行かせて悠々と2番手。楽な手応えで進み、直線に入るとすぐに先頭に立って押し切りました。まぁ楽勝と言える内容でタイムも速い訳ですから、1勝クラスでも圏内ですけども、2着だった前走そして今回と続けて12頭立ての12番枠で、レース運びが楽でしたね。内で揉まれたりした時の不安はあります。 |
17.スピアヘッド | その他でちょっとチェックしておきたいのが6着のスピアヘッドですね。直線でジョッキーが手綱を操作して手前を変えさせたんですが、そこで手前を変えると外へヨレてしまって、そこでロスがありましたね。立て直してからは伸びていて、洋芝は合いそうなので次走も札幌なら注目です。 |
2.クリーンドリーム | あと4着のクリーンドリーム、1月の中山で1勝クラスをAランクで差し切っているんですが、この時はハイペースにも恵まれました。クラスが上がって流れが落ち着くと5着・4着。展開待ちの面がネックになっています。 |
7.カワキタアジン | それから4着のカワキタアジン、5歳にしてですね初めてダート戦に出走して、上がり600m最速をマークしました。全く流れに乗れない中で、しかも、差し・追い込みが不利な馬場傾向の中での健闘ですから、ダート適性は高いですね。なるほどお父さんはヘニーヒューズなんですよね。 |
9.マーチリリー | 一方、2着マーチリリーは先手が取れず、最内の4番手と我慢の競馬となりました。直線に入っても位置取りはそのままで、2番手のアティードが苦しくなった所を最内から差してきっちりと2着に届きました。前走からおよそ3ヶ月の間隔の空けて、1700mからの距離短縮が成功したとも言えるでしょうね。 |
3.プリュムドール | 4着のプリュムドールはペースを考えれば最も理想的なレースができました。まだ馬場のね内・外のトラックバイアスは無かったようでしたし、上位3頭より負担重量が軽かったんですから、先着した逃げ馬はともかくはトップハンデの1着・3着馬が強かったという事でしょう。 |
10.スルーセブンシーズ | そしてスルーセブンシーズ、2番人気で10着でしたね。まぁ1枠1番の馬が4コーナーで12番手の大外。およそイメージと違うレースになってしまいましたけれども、脚も使っていませんからね。体調に問題があったのかもしれません。 |
2.ロムネヤ | そして次走狙いたいのは1番人気で2着のロムネヤです。これで1勝クラスを連続2着。ディープインパクト産駒なんですが、逃げた3戦で全て連対を確保しており、すんなり逃げられそうなメンバーならあっさり勝てるでしょう。 |
4.ルージュリナージュ | 2着以下は接戦だった。2着ルージュリナージュは一旦前に出たんですが、最後は僅かに競り負けたんですよね。それでも折り合い面に進境を見せましたし、レースぶりは良くなりました。次走も圏内ですね。 |
6.エターナルタイム | 勝ったエターナルタイムは母が芝1600mで6勝したマジックタイムなんですよね。この馬も新馬戦から200m距離を短縮して1600mで良さが出ました。前が詰まりながらも一瞬で抜け出した内容は優秀ですし、加速ラップでゴールしている点も評価できますね。昇級しても注意が必要です。 |
6.スプレンディダ | 3着のスプレンディダはスタートは互角だったんですが、ジョッキーに促されながらの追走。前半にそれなりに脚を使っていそうなレースをしていますが、直線でも伸びていて1戦ごとに内容は良くなっています。 |
1.サハラ | 2着サハラ・3着コンジャンクションはインブレッドセンスの勢いがなくなった事に乗じた形ですね。 |
2.インブレッドセンス | 2着サハラ・3着コンジャンクションはインブレッドセンスの勢いがなくなった事に乗じた形ですね。まぁ次走の狙いは4着インブレッドセンスでしょう。今回のスタートはアクシデントで、出遅れた訳ではありませんからね。まぁ普通のレースであれば次走は勝てるでしょう。近親にはスプリングステークスを勝った現役4歳ヴィクティファルス、5戦4勝で種牡馬入りしたシルバーステートなどがいます。インブレッドセンスも今後注目したいと思います。まぁこれスタートでここを挟まれるんですけどもね、後方になってしまいました。向正面でマクりを打って、逃げるスエトニウスに並びかけたんですけども、勝ち馬が譲らず。直線で競り合う形になりました。まぁ次走の狙いはこれでね、競り負けたという事なんですけども、この馬でしょう。今回のスタートはアクシデントで、出遅れた訳ではありません。今回は厳しいレースになりましたが、普通のレースになれば次走は勝ってくれるのではないかと思っていますね。 |
11.モディカ | あと1番人気のモディカ、15着でした。途中からズルズルと後退して全く競馬になりませんでした。まぁキックバックを嫌がりましたね。ここに大きな課題を残したと言えます。 |
7.ダノンフォーナイン | 4着のダノンフォーナインは3着から5馬身差で自身のタイムランクはE相当になります。ただ今回は、昇級戦でしたし逃げて勝ち馬の目標になってしまいましたからね、ポテンシャルはありますから、次走はもっとやれるはずです。 |
6.アンフィニドール | 4着アンフィニドールも3着ダノンジャッカルとクビ差の接戦でした。4着アンフィニドール、まぁ掛かると言うよりも上に抜けてしまう感じと、福永騎手はコメントしているんですけれども、まぁ見た目にはちょっと力んで走っているようには映るんですよね。まぁそれでも接戦の4着ですから、走りが改善されれば当然パフォーマンスは上がると思います。 |
7.エーデルブルーメ | 次走を狙いたいのは2番人気で3着だったエーデルブルーメです。スローを見越して向正面マクりで勝ちに行った果敢な騎乗が目立ちました。結果だけを言えば、後方でそのまま構えていた方が2着の可能性は高かったかもしれませんが、あえて勝ちに行った姿勢を評価したいですし、今後のレースにも活きてくると信じたいですね。スローペースを見越して向正面マクリを打ったんですよね。1番人気ラリュエルがここ逃げてるんですけども、これが強いのは承知の上で3コーナーから、もうこれ勝負を挑みました。ただ、ラリュエルはやはり強く引き離されて最後はエグランタインにも差されて3着になってしまいます。ただ、この強い馬に挑んだ経験、必ず生きてくると思うんですよね。この馬ね近親もかなり走っておりまして、母の母はビワハイジなんですね。血統的にも次走ね是非買ってみたいと思わせる馬です。 |
6.フルールドネージュ | 7番人気4着でした。そもそも7番人気なので、危険馬とは言えない感じ。最後の最後で4着に後退した事で、何とか評価「1」を免れた。 |
11.テラステラ | 3着のテラステラは出遅れた上に前が狭くなって、後ろからになりましたがその後外へ出すと一気に前へ進出しました。ただ、4コーナーではもう反応せず、直線でも鋭くは伸びなかったですね。使って何か変わり身がないと次走も厳しいようなレース内容かと思います。 |
1.ダノンフロンティア | 2着のダノンフロンティアはマイペースで逃げて早めに差を広げましたけども、差されました。馬場差設定不能の重馬場だった前走も、そして今回馬場差マイナス1秒台の馬場でも続けて2着ですから、洋芝なら馬場状態を問わず走れるという事なんですが、少なくても良馬場ではスパッとは切れないですね。勝ち切るためには直線入り口でもっとリードが必要なのかもしれません。 |
4.ルヴェルディ | 3着のルヴェルディは出遅れて後方、後ろの方になりましたけども2周目の3コーナーから追い上げて最後まで伸びています。今回は離された3着ですが、最初からもう少し前の位置を取れれば好勝負になりそうです。 |
6.イコサン | 勝ったイコサンは開催5日目の新馬戦で2着。この時は3着馬を5馬身離していました。1着フミサウンドとはハナ差であり、ここで負ける訳にはいきませんでしたね。今週の函館2歳ステークスに登録しているんですけども、出走してくれば少なくともハナを取り切る事は可能なはずで、あとはどの程度競られるか。相手関係次第という事になるでしょう。 |
9.ミシェラドラータ | 2番人気11着のミシェラドラータ、これは函館3戦目で入れ込み気味でした。出負けして後方を追走しましたが、3コーナーで挟まれる形になって4コーナーでもバテてきた馬に進路を塞がれてしまいました。ただし、だからと言って直線はあまり伸びていません。 |
1.キタノセレナード | 勝ったキタノセレナードは中団を追走していましたが、3コーナー過ぎにバテた馬たちを交わしながら上がって行き、4コーナーでは内の3番手。残り200mからは外に2着フームスムート・3着アウグストを従えて4着以下に3馬身差をつけました。前走の9馬身差から今回はクビ差と。連勝したものの、かなり差は詰められています。ただ、これはハイペースになった事も大きな要因でしょうね。2勝クラスもすぐに卒業できるとまでは言えませんが、いずれ上のクラスでも通用するに違いありません。 |
11.モズマゾク | 中団の内にいたんですけども、先に外からどんどんマクられてしまって、外にも出せず前も開いていないという状態で直線に入ります。直線で馬群がバラけると進路ができて伸びてはいるんですけども、完全な仕掛け遅れとなりました。仕掛けが遅れたからこそ、脚が溜まっていて伸びたというのは確かなんですけども、まぁジッと脚を溜めていて、追ってすぐに伸びるというタイプではなく、好走パターンは4コーナーでポジションを上げて前を射程圏に入れているというレース運びです。小回りコースならそれはなおさらで、今回のような展開になってしまうとちょっと力を出せないですね。この展開でも大きくは崩れなかった辺り、ブリンカーの効果が感じられるので、次走での巻き返しに注目です。 |
3.パンサラッサ | 8着のパンサラッサは福島記念を逃げ切った時の上がり600mが37秒6。中山記念が37秒3。これがこの馬の本質ですよ。今回はね、上がり600m37秒4で2分10秒8で走破していますからね、この馬のレースをして力を出し切ったと見て良いんじゃないでしょうか。 |
4.ジャックドール | その後の5着が2番人気のジャックドール、そして1番人気エフフォーリアは9着でした。5着のジャックドールは右後脚を落鉄していたらしいんですが、それ以上に展開だと思います。ペースが速かったのは先に述べたんですが、スタートして2ハロン目の10秒3。これはこれまでの最速が金鯱賞の11秒0だけに、相当な負担になっていたはずです。ここをもう少し遅く入れていたら違っていた、そんな気がします。好位に控える競馬を実践すれば…との思いもあるんですが、小回りコースは得てして展開が速くなりがち。例えば天皇賞・秋の東京だったら、息を入れた逃げも可能に思えてきます。まだまだ勝負はこれからです。 |
7.ハヤヤッコ | ハヤヤッコは1年1ヶ月ぶりの勝利。重賞制覇は3歳時に勝ったレパードS以来で、およそ3年ぶりです。1着ハヤヤッコ、普通の重馬場ではなく力のいる馬場になりましたよね。ダートで重賞勝ちのあるハヤヤッコにとっては、もってこいの馬場だったかもしれません。前半から前につけましたが、周囲にいる馬とは手応えの違いが歴然としていました。3コーナーからは外を通って勝ちに行って、1頭だけマイネルウィルトスが外から並びかけて来たんですが、逆に突き放す芸当を見せ、母父クロフネと同じ芝・ダートの重賞制覇を達成しました。クロフネはG1だったんですけどもね。ファンの多い馬なんで、えーって言われそうですけど、ダートも芝もこなします。時々大仕事をやってのける血統であるのは認めます。しかし、今回もダート・芝含めて6戦凡走してからの2着なんですよね。ハンデ57キロも大きかったと思います。定量の重賞では厳しいですし、一度勝つとハンデも上がってしまいますからね。しばらくは買わずに人気が落ちてから狙いたいですね。 |
9.ウインマリリン | 7着のウインマリリンですね、4コーナー最内のコース取りは良かったんですが、そのまま流れ込んだ程度で、さほど見所はなかったと思うんです。ただね、今回は前走から馬体増で臨めたように、体調面の良化はうかがえましたよね。復調の兆しは見えたと言えます。 |
10.ソダシ | 4番人気のソダシがG1 3勝目を挙げました。これでヴィクトリアマイルは3年続けて桜花賞馬が勝った事になります。ソダシはスッと先行して、インコースで脚を溜めて最後の直線に向くと長く良い脚を使って抜け出しました。先程話したように、マイル戦にして遅い流れでこの馬に展開的に味方したのは事実なんですが、それにしても強かったですしね、ホント完勝と言える内容でした。いずれにしろ、この馬芝・ダート問わず、ワンターンのマイル戦が一番集中して走れるような感じはしますね。 |
12.アラタ | そして6着が2番人気アラタでした。函館2勝・福島記念3着の実績もあり、2番人気も頷けます。しかし今回はちょっと馬場が悪すぎましたね。道中はハヤヤッコの直後ぐらいにいたんですが、脚質的にハイペースもあまり良くなさそうです。 |
13.レッドガラン | レッドガランが追い比べを制して、重賞2勝目です。序盤は後方に位置してたんですが、向正面の後半で4・5番手まで位置を上げていく競馬になったんですよね。4コーナーを回って、直線半ばでは一旦伸びを欠きそうな感じもあったんですが、そこから盛り返して抜け出しました。他馬より重い57.5キロでの勝利ですからね、もう7歳なんですが今年だけで重賞2勝ですからね。まだまだ活躍できると思います。 |
16.アンティシペイト | そして2着が1番人気のヒートオンビート、3着が2番人気のアンティシペイトでした。それから3着アンティシペイトなんですけども、この馬も5歳なんですよね。昨年8月にオープン入りして重賞では3戦して全て8着以下と結果は残せませんでしたが、前走初の福島で福島民報杯を使うと一変。2着以下に5馬身差をつける圧勝を見せました。ハンデ56.5キロはやや厳しいかと思われたんですけども、見事に克服しましたね。 |
6.バロックダンス | 3着のバロックダンスはスタートで遅れましたが、いたずらに動かず終い勝負に徹して勝ち馬に次ぐ上がり600mをマークしました。まぁ及第点はつけられますね。こちら父モーリスで、実はこのレース、1着・3着全てサンデーサイレンス4×3、あるいは3×4のクロスがあるんですね。余談ですけどね、サンデーサイレンスのクロスが席巻する時代になって、それを保管する血脈は何かを考えるという事はね、今後極めて重要なポイントだと思います。 |
13.ミニョンルミエール | スタートで本当に軽く躓いた事で一旦下がり、その後1コーナーから2コーナーにかけて、外から中団あmで追い上げて行って、さらに3コーナーの手前から動いて前に押し上げて行き、3コーナーから4コーナーにかけて外を回って前を追ったんですけども、この時点でもう既にあまり手応えが良くなくて、直線に入ると早々に苦しくなってしまいました。前半そして中盤に脚を使った訳ですから、仕方がない結果と内容ではありますけども、そもそも1800mは長いのだと思います。ずっと1200mや1400mで好走して来て、前走の福島1700mは2着だったとは言え、勝ち馬から1秒2差。そして今回はチグハグなレース運びになったとは言え、5着。新潟なら1800mよりも1200m向きのはずで、次走が1200mなら大きく前進できると見ます。 |
8.ロサロッサーナ | ロサロッサーナが初めての直線1000mで圧勝です。2着以下に5馬身以上の差をつけた勝ち馬ロサロッサーナだけがAランクの対象ですね。新潟の直線1000mでAランクの3歳未勝利戦というのは珍しいんですよね。さらにペース補正も入っているんですが、このレースの場合、補正が入らなくてもAランクでしたね。先ほどのTOPIXでも挙がっていたように、本当に優秀なタイムでした。あとロサロッサーナは、そもそも芝は今回が初めてなんですよね。ダート短距離で戦ってきた馬が直線1000mで良い競馬をするというのは、しばしばあることで、しかもこの馬はダート1000mでの連対例がありました。序盤のダッシュ力で勝って、有利な外ラチ沿いを確保して、スピードの持続力でも勝りましたね。初めての直線1000mでこのような勝ちっぷりだったんですから、適正があるのは確かですね。今週3歳1勝クラスには直線1000mのレースがないので、この後新潟の直線1000mに出走するなら夏の開催という事になるんですよね。その際には注意が必要ですね。 |
5.セレシオン | そして2番人気のセレシオンは7着に敗れました。枠順的に外を回る事にはなったのも敗因の1つだとは思うんですが、本質的にこの馬の場合は2000mでも短い印象がありますね。もっと長い距離なら巻き返してくると思います。 |
2.クインズメリッサ | 最内枠を引いたマーチリリーが逃げるだろうと思われてたんですが、スタート今ひとつで、2番人気クインズメリッサが逃げる展開となりました。かなり速いペースとなりましたが、クインズメリッサは過去に新馬戦と1勝クラスは逃げて連勝しています。2勝クラス・3勝クラスでは逃げられないレースが続いていましたが、今回逃げて3勝目。逃げたら強いというというのは覚えておきたいですね。 なおクインズメリッサは今回ハンデ戦で53キロと軽量だったのも幸いしました。オープンですぐ通用するとまでは言えませんね。逃げられるようなメンバーなら別ですが、そうでなければしばらくは辛抱する必要があるでしょうか。 |
3.イバル | 勝ったイバルは後方追走から一気の差し切り勝ちでした。レースの200mが13秒9も掛かる展開に助けられたのは確かなんですが、どの馬もなし崩しに脚を使わされて全く伸びてこない展開の中、勝ち切った点は評価できますね。左回りなら末脚は確実ですし、特に中京とは相性が良いですからね。次走も中京の短距離戦出走なら三角印ぐらいは打ちたいかなと思いますね。 |
8.デュアリスト | 勝ったデュアリストは好位でレースを進めて、直線半ばから力強く伸びて抜け出しました。以前はもう逃げるか、揉まれない位置で競馬をしないと、全く力を発揮できなかった馬なんですが、そつのないレース運びで勝ちきったのだから驚きましたね。この馬、2歳時には兵庫ジュニアグランプリを制した実力馬なんですよね。ようやくレースを覚えてきましたね。この内容なら、次走も崩れないと思いますね。 |
11.テイエムアトム | 2着のテイエムアトムは手応え十分に抜け出した時、ほぼこの馬が勝つと思ったんですけれどもね、勝ち馬が切れすぎましたね。1800mで未勝利クラスを勝った馬なんですが、本質的にはね1400m向きで小回りコースならダート1700mが向くと思います。 |
10.メイショウブレゲ | これまで芝では1800m以上にしか出走しておらず、今回も当初の想定ではね2000mの予定だったんですが、1600mに出走しました。ダッシュがいまいちで後ろからになり、スローペースで前の馬が有利な展開のため4着までだったんですが、直線に入ると早めにポジションを上げて行き、残り400m付近から本格的に追い出すと、まぁ内にもたれ気味になっていましたが、よく伸びていました。これまでの2着3回と3着1回は新潟と小倉で直線に坂がある中京と阪神の芝では12着・4着・11着なんですけども、直線が平坦なコースだと伸びが違うという事を今回も示していました。ただし、今回は距離不足で展開も向かなかったという事ですね。まぁ次走は小倉の1800mか2000mだと思われますが、そこは力を出せる舞台のはずなので注目です。 |
8.レッドアクトゥール | そして1番人気のレッドアクトゥールは6着に敗れました。ここ2戦1200mに出走して、何か詰めの甘さ解消したかなと見えたんですが、結局そうではなかった感じなんですよね。ですからね、次走も人気になるようなら、ちょっと危ういと考えたほうが良いと思いますね。 |
2.ポメランチェ | 2着以下は勝ち馬から2馬身以上離された。2着に入ったポメランチェは今村騎手で、逃げの手に出てよく粘りました。実は3走前のりんどう賞で逃げて4着してるんですが、この時直線で大きな不利があったんですよね。今回のようにスンナリ逃げればこのクラスを勝つ力もあると言えるでしょう。 |
7.カフジテトラゴン | 1番人気の3歳馬カフジテトラゴンが2番手から抜け出して快勝しました。芝の新馬戦で11着だった後はダートに転じて初勝利を挙げました。そして再び芝に転じて最低人気ながら桜花賞を使ったんですけれども、12着。ただし、ただし勝ち馬から0秒8差でしたからね。惨敗という訳ではありません。そして芝1400mを使って2着、さらに今回は距離短縮で1200mに挑んできました。まぁダートでもそこそこ走りますが、どうやら芝の短距離が1番良いのではないかという印象はありますね。今回もスピードにモノを言わせての先行抜け出し。芝1200mなら上のクラスでもかなりやれそうです。 |
5.アラジンバローズ | 逃げ切ったアラジンバローズは強かったんですけども、土曜の馬場傾向に上手くマッチした感もあります。まだ底を見せていないだけに、上のクラスでもやれる可能性はあるんですけども、3連勝まではどうでしょうかね。 |
2.アネゴハダ | そして2着争いは内を突いたタイセイビジョンがアネゴハダに半馬身先着。そして4着にはスマートリアンが入りました。3着アネゴハダは1着馬と同じように2勝クラスを勝ってハンデ49キロで参戦して来ました。内の3番手を取り切ったんですけども、速すぎると見たのか前半はやや離れ気味に追走し、3コーナー過ぎに一気に進出しましたが、4コーナーを回ると逆に引き離されてしまい、万事休してしまいました。 |
3.タイセイビジョン | そして2着争いは内を突いたタイセイビジョンがアネゴハダに半馬身先着。そして4着にはスマートリアンが入りました。2着タイセイビジョンなんですけども、いつものように中団のイン進み、4コーナーから馬群を縫うよう上がって行きました。残り200mを切って内からアネゴハダを交わして2番手に上がったんですけども、もうその時には前がもうゴールしていましてね。斤量差を考えれば大健闘でしょう。次走以降にも注目したいと思います。 |
4.テイエムスパーダ | 負担重量48キロの3歳牝馬テイエムスパーダが逃げ切りました。3歳限定の重賞では2走続けて2桁着順だったんですが、1400mのフィリーズレビューは距離が長く、葵ステークスは発馬で躓いたのが影響したんではないでしょうかね。52キロの皆生特別を圧勝し、今回は48キロで逃げられたのが何と言っても大きかったですね。道中スティクスに絡まれたんですが、毅然としてハナを切り続けて、4コーナーで2番手を突き放した時に勝利は決まりました。ともかく今村聖奈騎手おめでとうございます。 |
7.シンシティ | そして2着がシンシティ、そして3着がロードベイリーフでした。まず2着のシンシティは外枠からハナを切って、ゆったりとしたペースに落とせました。こちらも最高のレース運びができたと言えますけども、まぁ楽に前に行けるスピードがあるので、まぁ次走は危ないとは言えないですね。 |
13.ファストフォース | そして12着ファストフォースなんですけども、昨年同じレースで1分6秒0のレコードを出した馬なんですが、まぁその時からは斤量も4キロ増で、いくら小倉1200mが得意でも厳しかったですかね。大外枠から好スタートを切りましたが、内に入れる事はできず、辛いレースとなってしまいました。 |
16.ナムラクレア | 3歳牝馬ナムラクレアが勝って重賞2勝目です。芝1200mでは2戦2勝。そして桜花賞3着のナムラクレアが50キロで出走できるというのは、とにかく有利ですよね。函館施行に限定しますと、レース史上50キロの3歳牝馬は3勝着外3回で、これでですね出走機会3連勝になりました。レース運びも減点なしで、2馬身半差。これは当然の成り行きかなという気がしますね。 |
1.マテンロウスカイ | 2着マテンロウスカイは新馬戦を勝った後、このレースを含め5戦して2着3回・3着2回。まぁもどかしいレースが続いているんですが、メンバーと展開に恵まれれば、このクラスならいつでも勝てる器です。 |
3.トーセントラム | 3着のイッツオンリーユーはペースが速くなった4コーナーで手応えが悪化して離されましたが、この馬と4着のトーセントラムは水準級のタイムです、実は。普通のレベルのレースならどちらも好勝負になります。 |
8.フォルテース | 逃げて前半の600m通過が33秒9なんですけども、スタートから3コーナーまでが短い札幌芝1200mで33秒台というのは、2歳未勝利戦としてはかなり速いです。それも何が何でもハナという乗り方ではなくて、眺めつつの逃げでこのラップですから、芝適性は高いですし、スピードもかなりあるんですけども、4コーナーを回り切る前にもう左手前に変えてしまって、それで左手前になったらスピードも落ちて直線では失速しました。ダートでも直線で左手前になると失速していたので、恐らく左手前が得意ではないですね。このタイプは左回りの方が合っている事が多いので、左回りに出てきた時には要注意とします。 |
7.ベジェサ | 3着のベジェサはスタート後に狭くなって下がったんですけども、外枠が幸いして早めに追い上げて行けました。このレースぶりだとまだ信頼度は高くないと思います。 |
10.サリーチャン | 2着のサリーチャンは前走、内枠で出遅れて砂を被って7着だったんですが、今回は外枠からスンナリか運んで砂を被る場面がありませんでした。次走に関してはとりあえず枠順が気になる所ですね。これまで内枠で好走した事がありません。 |
4.パンドーロ | 4着のパンドーロは先々週1500mで取り消しになって、今回が初の芝1200m、位置取りが悪くなったんですけども、直線でよく伸びました。まぁ1500mの方が合っているというレースぶりでしたけれども、1500m出走だと連闘になるので、こちらは状態をキープできるかどうかが鍵となります。 |
5.シウン | 4着のシウンは出ムチを入れて前に行き、内でロスなく立ち回っているので、2着・3着との比較でも力負けと言えます。 |
7.ジャスティンエース | 2着のジャスティンエースは距離短縮で好走しました。最内枠から好位の内に収まって、手応え良く進んで、手応え通りに伸びました。コースロスのないレース運びだったので、次走も同じだけ走れるという保証はありませんが、この距離は合っていますね。 |
10.シャノワール | 8馬身差の2着マヒナライズ、そしてさらに3/4馬身差の3着シャノワールでも水準レベルのタイムで、これは次走も有力です。 |
11.ホートンプレインズ | 5着のホートンプレインズは出遅れて後ろからになり、4コーナーではもう進路がなくてうろうろしていましたけども、直線で伸びていました。よく出遅れる馬なので、次走も軸にはしにくいんですけども、力はあります。 |
14.エアシャロウ | 3着のエアシャロウはデビューから中京で11着、阪神で14着だったんですが、札幌で一変しました。500キロを超える筋肉質の馬体で、4コーナーでは手応えイマイチでも伸びたように、パワー型という事ですね。洋芝が合うという事でしょう。次走も札幌なら上位候補となります。 |
10.エスコバル | 今回、1年以上の休み明けが影響したのか、前半は行きたがるのをなだめるようなレースぶりになりました。それでも手応え良く直線に入りましたけども、伸びきれませんでした。ここにも長期休養明けが影響したという印象ですけども、切れ味は一息という大型馬なので、洋芝そのものは合っていますね。札幌でわざわざ後方待機を選択するとも思えないので、順調に次走も使えて札幌出走なら、次は能力を発揮できると見ます。ちなみにですね、エフフォーリアって勝つ時もあまり差をつけない馬なので、比較対象にはふさわしくないんですけども、札幌の新馬戦ではエフフォーリアから3/4馬身差の2着だった馬です。 |
11.メイショウソウゲツ | その他では6着のメイショウソウゲツですね。出遅れて後ろからになって、直線に入ってからも暫くはコースを探している感じでしたけども、ラスト150mほどの鋭い伸びは目立ちました。本来出遅れなければ先行できる馬ですから、巻き返せる確率は高いと思います。 |
2.スカイテラス | 3コーナーから4コーナーにかけて、外からどんどん先に行かれてそれなのにこちらは手応えが悪化してモタモタしていたんですけども、それなのに直線では伸びていました。急なペースアップに対応できないのか、コーナーで気を抜いているのかそれは断定できませんけども、直線で早めに先頭に立った所で、いわゆるソラを使うという、気を抜いたという事が何度か過去にあるので、コーナーで恐らく気を抜いているんだと思います。今回のレースを踏まえて次走は狙えるという事ではありませんで、能力はあるんですけども扱いが難しい馬だという事です。ずっと好走を続けていますから、次走も上位人気になると思いますが、まず単勝は買いにくい馬ですね。馬連の軸にするのもちょっと怖いんですけども、まぁ能力はある訳ですから消す事もできないという事になります。 |
4.トラウンシュタイン | 2着の4歳馬トラウンシュタインは昨年夏に未勝利戦を勝った後、およそ10ヶ月の休養。今回は函館最終週からの連闘で2着に来ました。実は前回の放送でダートでの函館から札幌開幕週の連闘は注意しましょうと、馬券Summaryで述べたんですが、芝でも穴を開けるとは思いませんでした。 |
7.ベッラアルバ | ベッラアルバが芝に戻って初勝利を挙げました。ベッラアルバは好位の内を進んで最後の直線に入る所でも絶好の手応え。その手応え通りに伸びて差し切りました。函館で3戦して今回も中2週ですから、かなり使い詰めです。まぁ疲れも気になる所なんですが、この距離なら1勝クラスでも通用する能力があります。 |
13.サクラトゥジュール | 4コーナーでね、外をマクる馬がいたために、内にスペースがあってそこを通って追い上げたんですけども、この4コーナーで外を回っていた馬たちも直線で内の方へ寄って来たため、直線では全く進路がなくなりました。前にいるアウスヴァールが失速してくる後ろでしばらく待たされ、その後1頭分だけ外へ移動して2完歩ほど追った所でまた詰まって、その後は追ったり、手綱を控えたりというのを繰り返しているだけで、まぁ全く力を出せずに終わりました。とは言え、まだ衰えは感じさせない内容でしたから、次走も1800mなら好走を期待できると思います。先ほど取り上げましたが、今回に関してはもうインで詰まってどうにもならなかったんですが、そもそも直線に入る辺りまで抑えて行って、直線で鋭く伸びるタイプでもないので、中団を進んで直線で内を狙うしかなかった時点で今回は詰んでいたとも言えます。切れ味不足でも脚が長続きする馬なので、札幌のようなコースでじんわりと進出して直線入り口では前に並んでいるというのが理想。これまで休養明け2戦目には先行したり、早めに前に並んで行くレースをしたりする事が多かったので、次走続けて札幌に使えるのなら、力を発揮できるレース運びになるとも読んで、狙い馬とします。 |
1.アウグスト | 2着フームスムートも次走有望なんですが、3歳で負担重量面の有利さから3着アウグストを取り上げたいですね。この馬は先行力があって堅実です。あとひと押し、展開やペース・相手関係に恵まれればすぐに勝てそうです。 |
11.サクラソーレ | ここがキャリア2戦目で初めてのダートだったんですが、前半は砂を被って頭を上げていました。しかし、3コーナーから馬群の中をスイスイと追い上げており、初めて砂を被ってビックリしたけどもすぐに慣れたという事だと思います。ただし、序盤後方にいて結果的に3着まで来てるとは言え、ダートが合っているとは思えない走り・フットワークをしています。しかし、手応えの割には直線でしっかり走っていて、直線が平坦なのは良いという印象を受けました。次走新潟または札幌の芝に出てきたら注目。ダートでも上位候補でありますが、まぁ今回のタイムは遅いのダートだと連下級という評価になります。 |
14.マジョリー | これ横からの映像だとちょっと分かりにくいんですが、ゲートを出てすぐに隣の馬と接触しており、そのため下がってしまって後ろからになりました。直線で外に持ち出すと、内回りの短い直線でよく差を詰めて来ましたが、まぁ高速馬場の内回り1200mで、後ろから外を回っていると苦しいですね。とは言え、ゴール前の伸びは目立っていましたし、ゴールを過ぎても勢いがありました。今回のようなスタートでのアクシデントがなくても後ろからになる事が多い馬だけに、勝ち切るためには馬場や展開の助けが必要なんですが、まぁ開催後半に外が伸びるような馬場になっていれば、勝ち切れる可能性がありますし、そうでなくても連の相手にはマークしておきたい馬です。 |
9.ブレイクフォース | 勝ったブレイクフォース、休み明け2戦目でパフォーマンスが大幅に向上しましたね。4コーナー3番手から上り600m最速をマークします。レースのラップを見ますとね、ラスト400mが12秒0-12秒1ですからね、ほとんど減速していない訳です。タイムランクはCでも、高く評価できるラップ構成です。父はアジアエクスプレス、Henny Hughesの後継種牡馬として注目しています。 |
12.ロードバルドル | まずスタートで少しつまずいてバランスを崩してしまいます。そこから押して行って、2番手に収まったんですけども、そこまでに脚を使っている上に、今度は向正面で外から並んで来る馬もいて、ペースが落ちず1000m通過は1分0秒9と速くなりました。外からかぶされたままなので、包まれるのを嫌ったのか3コーナーに入る辺りで押して前に出て行って先頭に立ちましたが、展開は厳しかったですね。新潟ダート1800mで3コーナー12番手と13番手の馬が1着と3着という結果からも、先行馬に厳しかった事がわかります。それでも残り100m付近までは先頭争いをしていて、最後まで完全にはバテていません。少しレース間隔が空いていた事も考慮すると上々の内容で、少しでも楽なペースでスムーズに先行できれば、大きく前進しそうです。 |
4.テイエムフェロー | 2着のテイエムフェローは出遅れましたが、3コーナーから動いて行って長く脚を使えました。休まずに使っていて、そろそろ疲れも心配になりますが、まぁ次走も上位候補となります。 |
15.チェルノボーグ | 先に言っときますけども、これはねかなり無理気味の勝負手です。この馬の特徴と言うかですね、ここまで勝てない要因はですね、前の馬を抜かそうとしないという事ですね。前の馬を差せない、あるいは前の馬を交わせないうちに外から先に抜けられるというレースを繰り返して2着が5回続いたんですけども、2番目にゴールはしているんですけども、もう勝てる気がしないという内容ばかりでした。今回は早めに先頭に立ったんですが、その後馬が後ろを待っているような素振りをしていて、前に馬がいないと不安になるんじゃないかと推測します。まぁ外から見ているだけでこんな事を言うのは失礼だと重々承知していますけども、競走馬向きの性格ではないと思います。ブリンカーなどが効く可能性はありますし、相変わらずのレースをしても2着に来る可能性はあるので、無理気味の勝負手なんですけども、単勝1倍台にして良いタイプの馬ではないですよという意味で取り上げました。 |
6.ジョーリベリカ | 2着のジョーリベリカは押して行っても前半は後ろの方になりましたが、4コーナーで外を回って追い上げ、直線に入ったところで内から寄られたりしてましたけども、そこからよく伸びていました。間隔を開けて立て直しに成功したという結果ですけども、3歳未勝利戦はもう残り2週です。連闘や中1週で力を出せるかどうかが鍵になりますね。 |
11.シュガーフロート | そして3着のシュガーフロートも番組注目馬だったんですが、4コーナーで外から先に行かれて少し前が詰まり、その後4コーナー出口では前の馬たちの複数の馬たちの動きの連鎖で大きく外へ振られる事になってしまいました。そこからの伸びは目立ちましたから、次走で普通のレースができれば勝ち上がれそうです。 |
17.ハルカナネガイ | 2着のハルカナネガイはいつも後ろからになるので信頼しにくいですけども、小倉1200mでは連続で好走しています。まぁ平坦コースの1200mが合っているのは確かで、次走も上位候補です。 |
13.フラップシグナス | あと3着フラップシグナスは外からよく追い上げたんですが、前走そして今回と発馬が悪くなってるんですよね。その点は少し気がかりですし、次走も信頼まではどうかと思います。 |
7.パレフォーコン | 3着のパレフォーコンは押して3番手につけましたが、追ってからが一息。こちらも次走が3連闘または連闘後の中1週という風になりそうなので、体調維持が鍵となります。 |
11.ミルニュイ | 2着のミルニュイはスムーズに前に取り付きましたが、今回に関しては勝ち馬が強すぎましたね。まぁもう順番というところまで来ていますけども、次走も3歳未勝利戦だと3連闘または連闘後の中1週となりますので、それで体調維持できるかどうかが鍵ですね。 |
1.サクラジェンヌ | 出遅れているんですけども、すぐに追い上げて好位につけ、そして4コーナーでさらに追い上げようとしていましたが、そこから直線入り口にかけて前が狭くなって、待たされ、結局は追い出しが遅れてしまいました。まぁ待たされたとは言っても、大きな不利ではなく、さらに長い間待たされていた訳でもないんですが、札幌の4コーナーで追い上げようとした所で、待たされるのはまぁ直線が短いので、ロスが大きくなりますね。とは言え、札幌コースには対応できたという内容ですから、今回が休み明けだった事も含め、次走は前進可能と見ます。 |
5.キットクル | 勝ち馬から3馬身差2着がキットクルでした。キットクルはここまでの4戦の内、3戦で逃げている馬です。当然ここも逃げる予定だったはずなんですが、勝ち馬にハナを奪われて2番手からの競馬になってしまいました。まぁ普通なら大敗してもおかしくない展開なんですが、2番手をしぶとく粘って3着以下には5馬身差をつけています。今回およそ3ヶ月半ぶりの実戦であり、まぁそれでここまで走るなら次走はかなり期待できそうです。キットクルは曾祖母にロンドンブリッジを持ち、キセキやグレーターロンドンの近親にあたります。血統的にも面白そうですね。 |
13.イルモンド | 1番人気で2着だったイルモンドは先行して差されるレースが続いたので、あえて控えた前走が超スローペース。その時は間に合わず4着だったんですが、控えるレースをしていたことが、今回のハイペースで実を結びましたね。自在性も身につけただけに、次走も勝ち切れるかどうかは別として有力です。 |
14.ムガ | まぁ後方待機になったと言え、手応え良く回って来て、直線で追い出すと伸びかけたんですけども、狙った内側に進路がなくてブレーキ。そこで一旦最後方まで下がって、そこから外に出しながら伸びては来ましたけども、一か八かのイン狙いとは言え、まともにブレーキをかけることになったのは痛かったですね。まぁ鋭くはなくて、ジリジリ伸びるジリ脚タイプというのは確かなんですけども、函館で3着に来た事があるように、洋芝は合っていますし、今回にしても、もし前が開いていればもっと上位に来れたと思われます。まぁ次走で本命には流石にしにくいですけども、人気になりにくいので、連の相手には入れておきたいですね。 |
1.ディオアステリア | 2着のディオアステリアは馬場差設定不能の函館芝で勝ちましたが、昇級して速い芝でも好走しました。今回は楽なペースでの先行だったのも確かですが、洋芝が合っていると思われます。ただ、野芝のコースでは実は1400m以上しか走っていないので、野芝のコースでも1200mなら走れるという可能性はあります。 |
6.メンアットワーク | 前走未勝利戦で1秒5差の圧勝劇を演じ、番組注目馬となっていたメンアットワーク。終始楽な手応えで、直線に入ってから仕掛け、追ったのは正味150mくらいですね。最後は抑える余裕を見せて圧勝しました。中盤に入った辺りでペースが落ち、タイムランクはSL。メンアットワークがもっと早め仕掛ければ、時計はいくらでも縮まったと思いますが、疲れを残さないようにか、終始馬なりだったために時計は速くありません。しかし、レースぶりを見れば明らかに上のクラスも突き抜けるだけの能力はありそうですね。メンアットワークの祖母スターアルファは牝馬2冠馬ベガの半妹にあたります。米国からの輸入馬アンテイツクヴアリユーを祖とする名牝系ですね。この牝系からは芝で走る馬も多く輩出していますが、アドマイヤドンのようにダートの名馬もいます。次走上のクラスも楽勝するようだと、オープンあるいは重賞での期待も出てきますね。 |
2.ビリーバー | 結局は8枠の2頭で決着し、ビリーバーが初の重賞タイトルを獲得しました。鞍上の杉原誠人騎手、そしてモンテロッソ産駒もこれが重賞初制覇です。ビリーバーは外枠から出て、外ラチ沿いに寄せてじっと脚を溜め、後半で前が開いてスムーズに抜けて来るという、まぁこれ以上は望めない理想的なレースができました。アイビスサマーダッシュの勝ち馬は、ここ3年次走凡走していますけども、まぁここまで恵まれたレースができて、それでタイムは遅いので、この馬も次走は期待しにくいかなと思います。 |
5.ウインマーベル | 唯一の3勝馬だったウインマーベルが抜け出し、重賞初制覇です。馬群の中で折り合いに専念して、最後の直線に向いてスペースができると、力強く伸びましたね。1400mでも勝ったんですが、1200mが良いと思いましすし、他馬より重い57キロを背負っての勝利ですからね、ここなら力が上だったという事でしょうね。 |
6.シゲルピンクルビー | 10着のシゲルピンクルビーは勝った前走と同じ好位追走でも、ラップが違って速すぎますから、脚が溜まる所がありませんでした。 |
8.ヴェントヴォーチェ | 1番人気のヴェントヴォーチェが9着でしたね。序盤は前の方にいて、外に寄せて行けそうだったんですけども、馬自身がずっと左、つまり内の方に行こうとしていたために外へ行けず、そうこうしてる内に前に入られてしまい、仕方なく内の方に進路を切り替えましたが伸びませんでした。残り200mを切ってから外から寄られたりもしていたんですけども、まぁその影響はあまりなかったはずで、単純に伸びなかったという内容ですね。1200mで遅い流れになった時に強いという馬なので、はやぶさ賞を勝ってるとは言え、1000m向きではないだろうと思って、まぁ白三角しかつけませんでしたが、やはり1000mは合わないんだろうと思います。 |
12.カフジアスール | スタートから仕掛けて行って、好位の内に収まったんですが、直線に入る頃には前にも外にも馬が密集していて、もう内を突くしかないという状況になってしまいました。そして直線に入ると、前の先行馬3頭がですね並んだままバテて、一緒に下がってくるもんですから、もうどうにもならなくて、そうこうしている内に後ろにいたアケルナルスターにも先を越され、その後少し外へ移動して追い始めたんですけども、またすぐに前が詰まって結局は何もできないままでした。昨年も函館で5着・4着・2着の後に札幌で6着。そして今年も函館で3着を続けた後に札幌で9着と、まるで札幌が苦手のような成績になっていますけども、今回の9着に限っては全くの参考外ですね。次走での巻き返しを期待できると思います。 |
2.モントブレッチア | モントブレッチアはデビュー6戦目となった3走前からダートに活路を求め、1300mで2着・3着と好走。ここは距離延長でさらに良化しました。1番枠から好スタートを決めますと、道中は素晴らしい手応えで3番手をキープ。4コーナー手前から馬なりで前を捕まえ、残り200mから少し仕掛けただけで2着に3馬身差をつけて圧勝してしまいました。普通に追っていたら時計はいくらでも詰まったでしょう。近親にはオープン特別勝ちを含め、ダート5勝の現役馬スマートアルタイルがいます。芝ではもう一つでしたが、まぁダートならかなりの所まで行けそうですね。 |
5.カワキタレブリー | そして2着はマテンロウオリオン、3着が最低人気のカワキタレブリーでした。そして驚いたのが3着カワキタレブリー。この馬ねマイナス12キロで、馬体重からしてまぁ細く見えましたし、パドックでもねほんとテンションが高くて、馬っけも出していたんですよね。しかもレースでスタートで出遅れたんですが、最後はよく伸びて3着という事で、前崩れの展開に助けられたのは事実なんですが、そもそもこの好走には正直驚かされましたし、なんかこう意外性のある馬で、今後が楽しみな1頭ですね。 |
12.タイセイディバイン | その後4着が追い込んだヴァルツァーシャル、5着が11番人気タイセイディバインでした。5着のタイセイディバインは持ったまま抜け出した時はですね、正直言って驚きました。しかもこのハイペースですからね、初ダート器用でダート適性の高さを示しただけでなく、そもそものポテンシャルが相当高いという事も証明しましたね。 |
15.シャインガーネット | まず7着のシャインガーネットですね、良い位置で運んでるように見えたんですが、最後の直線に向くとピリッとした脚が使えなかったですね。ちょっとね、この馬ね道悪を見込んで3番人気に支持されたんですが、思いの外馬場が乾いて、そこがまぁちょっと誤算だったかなという感じはしますね。 |
8.シーウィザード | 勝ったシーウィザードはビーチパトロールの初年度産駒。まぁこれが同産駒のJRA初勝利なりました。ビーチパトロールの父はLemon Drop Kid。Mr. Prospectorの3×4という血脈を持ち、現役時代はアーリントンミリオンなどアメリカの芝G1を3勝しています。父と同じように芝でもそこそこの成績を収めそうなんですが、まぁダートでも走る産駒は出るのではないでしょうか。 |
9.フレーゲル | そして5着のフレーゲル、前走から距離を伸ばしましたが、まぁレースの形は変わりませんでした。それでも上がり600mはメンバー中最速。中央場所でやれたという自信は大きかったと思いますね。 |
11.ヤマトコウセイ | この馬が逃げて600m通過が32秒9だったんですが、新潟ダート1200mで600m通過が33秒を切ったのは過去6回。その内、今回と同じ良馬場だったのは2回だけで、その時に逃げたのはエーシンジェイワンとマラードザレコード。一部界隈では、この馬が出ていれば必ずハイペースになりますというレベルでおなじみの快速馬しか記録していません。負担従量が49キロと軽かったとは言え、32秒台で行って3着に残った事にはかなり価値があって、次走も有力。このスピードがあるのなら、ダート1000mも合うと思います。 |
6.ルージュラジョア | 2着ルージュラジョアは先々週の2着からの連闘です。当時の勝ち馬エピプランセスも連闘しており、都井岬特別で4着に入ったんですけども、ルージュラジョアもよく頑張って差して来ました。連闘でここは勝負だったんでしょうが、小倉開催が8月にもありますし、未勝利戦は9/4まで組まれています。何とか勝ち抜いてほしいですね。 |
1.タイキモンストル | 3着のタイキモンストルは追っ付けながらの追走だったんですが、好位を取れていてその点で以前より進境がありましたから、次走も注意です。 |
12.タイセイストラーダ | 一方、1番人気のタイセイストラーダですね。見せ場なく7着に敗れました。一言で言えば、とにかくズブい。ですからね、次走もまだ信頼できないと思いますね。 |
2.シンシアウィッシュ | そして5着シンシアウィッシュは前残りの展開に泣きましたね。前走はフローラステークスで3着している馬ですから、今回は力負けではないと思います。 |
10.エヴァーガーデン | 4着エヴァーガーデンですが、人気なかったんですけども直線半ばでは2着もあるかと思わせました。ハンデ52キロを活かして前へ行った馬では一番良いレースを見せています。これも5歳。今年4月にオープン入りして得意の福島で福島牝馬ステークスに出たんですが大敗し、2ヶ月半の休養を経て今回よく走れました。 |
11.レッドベルオーブ | あと2番人気のレッドベルオーブは6着でした。引っかかるので、距離を今回短縮したんですが、それでも折り合いを欠いたんですよね。ですから、ちょっと次走以降も信頼しづらいなという印象は持ちました。 |
6.シゲルカミカゼ | 2着のシゲルカミカゼは出遅れましたけども、無理なく好位まで押し上げ最後まで止まっていません。まぁ2戦目で大きく前進しましたけども、何かに恵まれたという好走ではない訳ですから、次走も期待できます。 |
6.スコールユニバンス | 積極的な競馬をした前走でハイペースに巻き込まれてしまったからなのか、最初から馬任せで脚を溜める乗り方をしましたが、今度は超スローペースになりました。超スローペースなので、向正面で上がって行く馬が多く、3コーナーから4コーナーにかけてはバテる馬がいないので、上がって行けず。4コーナーでは前が詰まってしばらく待たされ、その後かなり外を回ったんですけども、もう仕掛け遅れになりましたね。直線でよく伸びてはいますが、物理的に間に合いませんでした。ここ2戦のこの展開の噛み合わなさを見てるとですね、勝負ごとで最も大事な「運がない」という印象も受けますけども、未勝利クラスは勝てる馬です。次走も上位候補として扱いたいですね。 |
7.グランドゴールド | 3着のグランドゴールドは馬群の中にいて追い出しを待たされましたが、進路ができてからは伸びていましたね。と言っても前とは差がありまして、スムーズでも勝ち切れるかどうか微妙です。 |
15.イルモンド | 番組注目馬だったイルモンドは2着でした。ここ2戦差す競馬をしていましたが、今回は積極策。勝ち馬が強かったという2着だけに、次走も有力ですけども、連闘で決められるかどうかですね。函館で連闘した時は差し構えてスローペースにハマったとは言え4着でした。 |
3.サンランシング | 2列目の1番外にいて4コーナーを回り、外から追い上げて来ている馬はいるんですけども、直線に入った所で外に出すスペースはありました。しかし、外に出そうとしてるんですが、内にもたれてしまって結局自ら前の馬に突っ込んで行くような形になって、そこでブレーキ。立て直して外へ移動してから伸びましたけども、ダート1000mであの地点でのブレーキは痛かったですね。直線で内にもたれてしまった理由が、疲れが残っていて苦しくなったとかいう事だとすると、間隔を明けないと次走は危ないんですけども、そういう問題がなければ次走は連下には狙えると思います。 |
10.バオバブスピリット | バオバブスピリットが前走9着から一変しました。バオバブスピリットは素晴らしいスタートダッシュで飛び出すと絡まれる事もなく、脚を溜めて直線に入り、リードを保って逃げ切りました。このロケットスタートから絡まれずに逃げた事が最大の好走要因で、昇級して同じレースができるかどうかが鍵となります。 |
5.クロニクルノヴァ | 昨年6月にデビューしたクロニクルノヴァが10戦目で勝ち上がりました。勝ったクロニクルノヴァは瞬発力に欠けるんですが、平均ペースや渋った馬場に強いですね。上がり勝負にならなかったのが幸いしました。 |
11.ゴルトシュミーデ | 3着のゴルトシュミーデは向正面から動いて最後は伸びを欠いたんですけど、長く脚を使っています。スタミナはありそうですから、こういうレースをするなら2600mの方が良いかもしれません。 |
4.ダブルアンコール | 2番人気1着でした。超スローペースの逃げの後のレースで、押しても行けなかったが結果的に展開が向いた。かなり驚いたが、結果的には私の負けです。 |
16.グラスミヤラビ | 負担従量49キロのグラスミヤラビが鮮やかに差し切りました。前半が向かい風とは言え、前半600mが後半600mよりも遅く、先行した2頭が2着・3着ですから、外から差し切ったグラスミヤラビは目立ちましたけども、ペースが遅かったのでここ2走よりは前の位置を取れましたし、これをですねスローペースを差し切ったから価値があるとして良いのかどうか、ちょっと判断がつきかねます。 |
1.ダイヤモンドハンズ | 勝ったダイヤモンドハンズ、新種牡馬サトノダイヤモンドの産駒で、その父はディープインパクトです。今回はねポテンシャルだけで勝ったという印象ですね。レースぶりからはマイラーではありませんね。父は菊花賞・阪神大賞典を勝ったステイヤーですし、距離が伸びてね頭角を現してくると思います。このレース、タイムランクはCになるんですが、ペース補正が入っているように、そもそもペースが遅かったんですね。記録よりも勝った事を評価するべきでしょう。 |
12.ドゥーラ | ドゥラメンテ産駒のワンツーフィニッシュでした。勝ったドゥーラは出遅れた新馬戦とは違い、スタートを決めて3番手。直線で外にヨレたりしましたが、楽々と差し切りました。ペース補正が入ってのAランクとは言え、向かい風の向正面でラップが落ちた分が補正されているだけなので、純粋に優秀なタイムです。まだ余力もあっただけに、上のクラスでも通用しそうです。 |
10.ロムレーン | あと1番人気のロムレーンは5着に負けました。途中からまともに引っかかってハナに立つ形になって、ですからね折り合い面に課題が残る現場ですから、もう少し短い距離の方が良いのかなと思いますね。 |
11.ジュエルラビシア | そして1番人気のジュエルラビシアは3着でした。この馬については、後のコーナーで詳しく取り上げたいと思います。この馬、序盤からね、結構加速が良くて逃げ馬をマークする形で2番手を追走してたんですよね。この後、勝負所の手応えも良いように見えたんですが、いざ追い出すと案外伸びがなかったんですよね。結果ラストは失速して最後は4着馬にも迫られました。今回は転厩初戦で、およそ3ヶ月ぶりの実戦で、取り巻く状況が楽ではなかったのは確かなんですが、それにしても2着馬から6馬身離されて、負けすぎの印象がありますよね。一応着順は3着ですし、休み明け2走目となる次走も今回の単勝1.6倍ほどではないにせよ、人気にはなると思うんですよね。まぁ今回のレースぶりから、引き続き危うさはあると見て危険馬として選びました。 |
4.ミラビリス | 新潟ダート1200mでスローのSLというランクは初めてだと思う、と言うか初めてだと思います。TOPIXでも取り上げましたが、前半600mが36秒2で、後半600mが35秒7。芝スタートで3コーナーまでが長い新潟ダート1200mは、前半が3秒近く速い前傾ラップが普通なので、かなりのスローペース。中団で進めたミラビリスには、流れそのものが向きませんでしたし、超スローなので馬群が固まってバテる馬が少ないので、4コーナーから直線にかけて馬群を捌くのにも苦労していました。全く力を出せていません。それでもしっかり追えるようになってからは伸びていますから、次走での巻き返しを期待できます。 |
2.アドマイヤハレー | 勝ったアドマイヤハレーは今回はゲートで出遅れたんですが、スローペースで上がりの速い決着の中、最後はきっちりと差し切りましたね。今回は少頭数の分、出遅れ癖を補えた感じもあるんですが、末脚は堅実ですし、昇級しても大きな差はないですね。 |
1.カーペンタリア | 勝ったカーペンタリアは2歳新馬戦以来、7ヶ月半ぶりの実戦でした。骨折放牧を挟んで体重が20キロ増えてですね、馬体が成長。まだ随所に幼さを見せながらも、2馬身差の完勝でした。父はロードカナロア。半姉に東京新聞杯など芝1600mの重賞3勝のプリモシーンがいて、相当なポテンシャルがあります。 |
6.ダイバリオン | その後3番人気のラコンタールが5着、1番人気ダイバリオン6着でした。そして6着のダイバリオンは出遅れましたし、ペースも不向きでした。馬群のね内を突く形も良くなかったかもしれませんね。 |
12.ソレントフレイバー | ソレントフレイバーが9戦目で勝ち上がりました。ソレントフレイバーは4月以降で4戦目で、流石に上積みに乏しかったんですが、しっかり脚を溜めた事でギリギリ差し切りました。芝1400mなら昇級しても通用しそうです。 |
16.ゴライコウ | 4秒以上も差がついた2着以下はかなり遅いタイムという事になりますけども、2着のゴライコウは太め残りだったので前進を見込めますし、3着のオーヴァーストームは追っ付けながらの追走だった上に、強すぎる勝ち馬を追いかけて、勝ちに行く動きをして失速したものですから、まぁ内容は悪くなかったと思います。 |
9.ダイヤモンドフジ | 3着のダイヤモンドフジは函館の洋芝の前走は全くね、洋芝の「稍重」で全く動けなかったんですが、小倉の「良」馬場で一変しました。次走も小倉の「良」馬場なら上位候補となります。 |
15.タケトンボ | 序盤はメイショウサキガケが離して逃げていたとは言え、1000m通過の時点では大分差が詰まっていて、その1000m通過58秒9は3歳未勝利戦の2000mとしては速いですし、タケトンボでも59秒1ぐらいなので速かったですね。さらに1000m通過後にペースが上がって、そこで追い上げて来る馬に合わせるように前へ出て、4コーナーに入る時には既に先頭でした。速い流れを追いかけて、早めに先頭に立ったにしては手応えは良かったんですけども、残り200m付近から失速してしまいました。展開がきつかったことももちろんありますが、恐らく2000mは長いですね。まぁ次走で1800mに出走してきたら狙えると思います。 |
16.アールフォルス | いつも序盤・前半は中団か後方からになる馬で、そのためコーナーで不利を受けたりすることも過去に複数回あったんですけども、今回は前半は定位置だったものの3コーナー手前のペースがあま緩んでいない所で追い上げて行き、3コーナーでは先頭に並ぶところにいました。まぁここで動くならマクり切ってしまった方が良さそうだったんですが、そのまま外を回って直線に入ると、一旦は単独で先頭。最後は厳しくなりましたけども、ギリギリまで粘っていました。まぁ、いつも後ろから行って届かないので早めに動いた訳ですけども、まぁいつも後ろから直線勝負の馬が、突然先行したり早めに動いた場合、その次というのは好走しやすいので、注意したいですね。 |
7.フィオリーカズマ | 3着のフィオリーカズマは内枠から押して前に行って先行2頭のすぐ後ろ。絶好の位置かと思いましたが、伸びを欠きました。直線で手前を変えていない事も伸びを欠いた原因の1つですけども、どうにも現状終いが甘いですね。 |
8.ココシルフィード | 4着のココシルフィードはゲートで立ち上がって遅れたんですが、その後追い上げて行くスピードは目立ちました。1000mは合っているようなので、スタートが正常ならもっと走れると思います。 |
8.アスクコンナモンダ | 5着ディオ・9着アスクコンナモンダは直線ごちゃついて位置を下げ、6着トゥードジボンはキングエルメスの直後で狭くなる不利がありました。それがなくても馬券対象内は難しかったと思いますが、それぞれ次走では見直して考えたいと思います。 |
4.ヤマニンアンフィル | 勝った3番人気ヤマニンアンフィルはデビューからダートで2戦して、このレースが初めての芝。父はダイワメジャー。現役オープン馬ヤマニンサンパの半妹で、芝はいかにも走りそうでしたね。スタートはそれほどでもなかったんですが、ジワジワと前へ上がって行き、3コーナーではいつのまにか2番手につけていました。土曜の小倉はこの位置につけるのがビクトリーロードであり、今村聖奈騎手の面目躍如と言ったところでしょうか。 |
15.マメコ | ここ2走2着だったマメコが今回は勝ちました。マメコは2番手追走から快勝。まぁダートでデビューして2走着外の後、芝に転じて1200mで2着・2着。まぁ当然の1番人気でありましたが、ハイペースを追いかけてあっさり抜け出し、タイムランクB。今後が非常に楽しみになる勝ち方でした。マメコの父リヤンドファミユなんですけれども、これオルフェーヴル全弟なんですよね。重賞勝ちはないんですが、3歳時にはオープン特別の若駒ステークスを勝っています。産駒は今年の4歳馬がファーストクロップで、中央に在籍している馬は抹消馬を含めて15頭。そしてダートでは1勝していますが、芝で勝ったのはマメコが初めてなんですね。記念すべき勝利でした。 |
10.オラヴェリタス | このレースのラップがですね、1200m通過1分13秒9で、その後上がりの600mが33秒4という上がりだけのレースなのでSLなんですけども、それとは別にレースレベルはかなり低いと私は感じました。私が感じたというだけで、それ具体的な根拠はないんですけども、個人的な次走危険馬なのでそれで良いんじゃないかと思います。従って格上挑戦だったこの馬が2着と好走できた要因は、レースレベルの低さにあると思うので、次走ね自己条件の1勝クラスでは人気になると思いますけども、信頼度は低いと見ます。 |
14.ヒロノシュン | まずスタートで軽くつまずいた後に、こうラチの方に寄れる感じになって、その後ですね先行争いで少し遅れて参加するという感じになったんですけども、まぁ内枠ということもあって、引かず行き切りました、けども向正面でマクられて3コーナーでは2番手。その後も引かずに突っ張って4コーナーでは先頭を奪い返したんですが、最初に先行争いで脚を使った上に、息が入らない展開で苦しくなりましたね。もう少し脚を温存する先行になれば1700mでも大きく前進できると思いますが、1800mと1700mで勝っているとは言え、本当は1400mの方が合っているのではないかと思います。次走も1700mなら軸ではなく、相手候補の1頭。1700mでもう1回凡走した後に1400mに短縮というようなパターンなら、そこでは狙いたいですね。 |
6.マヒナライズ | 8馬身差の2着マヒナライズ、そしてさらに3/4馬身差の3着シャノワールでも水準レベルのタイムで、これは次走も有力です。 |
12.ミッキーチャレンジ | 2着には10番人気シナモンロール、3着が1番人気のミッキーチャレンジでした。3着のミッキーチャレンジは外枠で前回よりスタートも良く、流れに乗りましたが直線に入る頃には手応えが良くなくなっていて、伸びを欠きました。時計の掛かる馬場が合わなかった可能性はありますけども、次走も札幌だともう軽い馬場ではないはずなので、同じような結果になる恐れがありますね。 |
14.シナモンロール | 2着には10番人気シナモンロール、3着が1番人気のミッキーチャレンジでした。2着のシナモンロールは気性や馬体減りの問題で、軽めの調教で臨むことが多いんですが、今回は間隔を空けてしっかり追いながら体重が増えていて、さらにブリンカーの効果もあったようですね。まぁ次走も3歳未勝利戦だとすると、連闘か中1週になるので、この状態を維持できるかどうかが鍵。特に体重が大きく減ってるようだと、ちょっと怪しいと思います。 |
15.コーリングユー | 2着以下は離れてしまっただけに評価しづらいです。むしろ次走を狙うなら7着に終わったコーリングユーでしょうか。今回距離短縮で初めての逃げ。終始ミュステーリオンに絡まれ、息を入れられなかったのが大きかったですね。全兄にトライン・全姉ビューティフルデイがいずれも現役のオープン馬です。3歳未勝利戦の終了時期が近づいてますからね、次走出走時が最大のチャンスだと思うんですが、何とかモノにして欲しいところです。 |
13.スプレモフレイバー | 1番人気8着のスプレモフレイバー、好スタートからクリダームをマークして4コーナーでは並びかけようとする所までは行ったんですが、直線では完全に末脚をなくしていました。前走のように逃げる展開の方が良かったんでしょうかね。それにしても少し負け過ぎの感はあります。 |
9.アンダープロット | 初ダートだったんですけども、馬群の中に入って砂を被っていたんですけども全く問題なく、直線でもしっかり伸びたようにダート適性は高いですね。初ダートで砂を被っても全く問題がなかったので、ダートに慣れが見込める次走はもっと走れるはずという期待の込め方は出来ないんですけどもね、直線で入ってしばらく内にもたれていました。で、2勝とも東京の芝、左回りの芝なので左回りのダートならもっと良いかもしれませんと考えられます。次走も右回りのダートなら相手候補という扱いだと思いますが、左回りのダートなら単勝も買ってみたいですね。 |
8.アップリバー | この馬はですね、スローペースの先行というのが好走パターンという馬なので、スタート直後からジョッキーが押して行って、先行させようとしていたんですけども、ノメってしまってあまり進んで行かなかったですね。直線に入った所では手応えはあったんですけども、いざ追い出すとヨレたりしてるのは多分ノメってるんだと思うんですが、ちょっと道悪でノメってしまってるので、最後の方はもう無理していませんでした。リヴェールは「稍重」で勝った事があるんですが、このレースの馬場発表は「稍重」でもレース直前からレース中に大雨が降っていたので、もう実質「重」馬場だったと思います。昨年9月に中京の「重」馬場で惨敗したことがあるように、こういう完全な道悪は苦手なので、今回の敗因は馬場ですね。どこかに2022年の新発田城特別は実質的には「重」だったとメモしておいておくと良いと思います。 |
4.サンレイポケット | それから5着3番人気サンレイポケットですね、後方から向正面で進出。4コーナー手前でハヤヤッコの後ろにとりついた辺りではかなり期待させましたが、直線に入ると力尽きたように下がってしまいました。洋芝は合っていそうなんですけど、道悪が今回の敗因だと言えそうですね。 |
5.ヒートオンビート | そして2着が1番人気のヒートオンビート、3着が2番人気のアンティシペイトでした。2着ヒートオンビートはまぁ勝ち馬と同じく5歳馬なんですけども、こちらは昨年1月にオープン入りしてその後中長距離の重賞で7戦して2着2回・3着2回と、確実に力をつけています。重賞制覇は時間の問題と思われていますが、もう一つ足りない状況ですね。そろそろどこかで勝ってG1戦線へ向かいたいところです。 |
8.ディアマンミノル | その後2着がマイネルウィルトス、3着ウインキートス、4着ディアマンミノルは同タイムの接戦でした。4時ディアマンミノルはスローペースで前が残る展開の中、後方からメンバー最速の上がりで追い上げて来たんですよね。これはね展開を考えれば相当強い競馬してると思いますし、前走の勝利で一皮剥けた印象がありますね。 |
9.エヒト | エヒトが鮮やかに突き抜けて重賞初制覇です。3歳時までは1勝馬に過ぎなかったんですけども、昨年4歳になってから少しずつ力をつけて4歳時だけで3勝してオープン入りしていました。今年初めのアメリカJCCや京都記念はもう一つだったんですけども、今回は5ヶ月休養を経てパドックでは程よく気合が乗り、大人びた様子を見せていました。久々の54キロも良かったのでしょうが、それにしても強かったですね。 |
15.スカーフェイス | その後2着が1番人気のマイネルウィルトス、3着はスカーフェイスでした。それから3着スカーフェイスですね、後方から進んで4コーナーでもまだ中団だったんですが、直線は大外から凄い脚を見せて3着まで上がってみせました。今年は6歳にして円熟してきており、中山金杯2着・前走大阪杯では0秒5差6着など、重賞でも軒並み上位に来ています。 |
16.カイザーバローズ | 1番人気で6着でした。返し馬から良い走りができていなかったと、川田騎手はコメントしています。前走の新潟大賞典2着はですね、まぁ思い通りに力を出し切れた訳ではなかったんですけれども、その反動があったのかもしれませんね。まだ4歳で9戦のキャリアです、まだまだねいくらでもチャンスはあります。 |
18.フェーングロッテン | フェーングロッテンが内から抜けて重賞初制覇です。フェーングロッテンは抜群の手応えで好位の最内を進みました。4コーナーを回って外へ出すかと思われたんですが、ソネットフレーズが外にいたため、1頭分僅かに開いたインへ突っ込みました。やや危険な賭けにも見えましたが、ショウナンマグマがソネットフレーズを気にした瞬間に一気に差し込んで、最後はショウナンマグマを競り落としていました。厳しい叩き合いを制した勝負根性は見事でしたね。 |
6.ビッグシーザー | 3着のビッグシーザーは直線入り口で内から張られて外に膨らんだのが痛かったんですけども、まぁその後も手応えほどは追って伸びてなかったですね。まぁ行き切ってハナを切った方が良いのかもしれません。 |
10.エイシンブラボー | 4コーナーで前との差を詰めて来て、直線に入ったところで伸び始めましたけども、狙った最内・内ラチ沿いですね、ここが閉まってブレーキをかけました。その後に前の2頭が並んだままバテて下がって来たので、それと一緒に下がる事になり、外の馬をやり過ごしてから外へ出して追い始めましたけども、もう手遅れでしたね。まぁいつも後ろからになっているので、次走もこういう風に前が詰まるリスクというのはありますけども、スムーズならもっと走れる事は言うまでもありません。まぁ本命にはしにくいですけども、連の相手には買っておきたいですね。 |
1.アダマスミノル | 2秒以上の差がついた2着以下はEランクに相当するタイムになりますが、2着のアダマスミノルは速いペースで逃げる勝ち馬に途中までついて行き、早めに離されて苦しくなりました。落ち着いた流れで先行すれば、もっと走れる馬ですから次走は消しとは言えないですね。 |
13.シャンバラ | そして番組注目馬のシャンバラは2着でしたね。自身3着馬には2秒3もの差をつけています。今回は本当勝った馬が強かったと考えるべきですね。毎回速い時計で走っているのに勝ち切れないのはもどかしいんですが、力上位なのは確かなので、まぁ次走も引き続き勝ち負けになりますね。 |
8.イプノーズ | 好スタートを切った1番人気イプノーズでした。ここ3走ダート短距離で好走していましたし、まぁ単騎逃げで負担重量が50キロと軽かったので、まぁここは当然の勝利と言えるでしょうね。 |
11.フィロロッソ | 3着フィロロッソは内で脚を溜めて直線でもスムーズでした。それから「良」馬場ではないダートというのも合っていて、次走も同じように走れるかどうかは、馬場状態や展開次第となります。 |
2.アウクソー | 1番人気のアウクソーが5馬身差で圧勝です。アウクソーがここでは力が違うところを見せました。好スタートから内枠の先行勢を先にやって、序盤は5番手にいましたが、抑え切れない手応えで3コーナーでは3番手。馬なりで直線を向いて先頭に並びかけ、あとは差を広げるだけというレースでしたね。この楽勝ぶりなら次走も楽しみです。ただし、かなり掛かり気味の気性で、距離が伸びると苦労しそうですね。しばらくは短距離に専念すべきでしょうか。 |
5.クリダーム | そしてクリダームが2着に粘ってオマツリオトコが追い上げて3着でした。2着は3番人気クリダームですね。鞍上は逃げたくなかったかもしれませんが、まぁ他に主張する馬もいなくて、意外にあっさりと先手を取りました。ハナに立ってからは楽で、残り100mでは楽勝かとも思われたんですが、最後の最後に大外からやられてしまいましたね。強いレースでした。 |
6.メイショウヒュウガ | メイショウヒュウガが先行2頭の内から抜け出しました。メイショウヒュウガは序盤は前の集団にいたんですけども、そこから一旦引いて4コーナーで追い上げ、直線で前の2頭が外へ行ったところで内に入ってよく伸びました。どちらかと言うとパワータイプかなという風に見えるので、もっと速い時計が出る馬場でどうかが、今後の注目ポイントとなります。 |
3.ロックバウンド | 2着以下は勝ち馬から3馬身以上とちょっと離されています。2着のロックバウンドは先行しているので、ペース補正の恩恵を受けた部分もありますが、押して行って前の位置を取ったので前半は折り合いに苦労しており、さらに2周目の3コーナーからは3頭が並んで先頭になり、かなりプレッシャーを受けていましたが、直線で一端前に出た3着のカルトゥーシュを差し替えしています。スタミナは豊富ですね。もし未勝利戦を勝てなくても、ローカルの1勝クラスの芝2600mと言った条件は手薄なメンバーになりやすいので、そこで好走も期待できると思います。 |
14.カルトゥーシュ | そして3着のカルトゥーシュは差し返された訳ですが、早めに動いて勝ちに出た結果で、悪い内容ではないと思います。 |
12.ヘキクウ | 勝ったヘキクウ、こちら前走東京ダート1600mでハイペースで逃げて7着だったんですが、その経験が小回りダート1700mで生きました。ゲートに不安定な面はねあるんですけれども、自分の形に持ち込めれば昇級してもやれそうです。 |
3.オードゥメール | オードゥメールが好位から抜け出して芝では初めての勝利です。3歳馬のオードゥメールが強いレースを見せ、2勝目を飾りました。現役3勝の4歳馬ロードシュトロームや現役5勝の6歳オープン馬ロードアクアの半妹にあたります。ダートでデビューし、初勝利はダート。今年2月からは芝短距離に転じて、徐々に力を付けて1勝クラスも勝ちました。今回は1200mにしては比較的前に行く馬の少ないメンバー構成で、平均ペースの3番手を進んで馬場の悪い内を避けて真ん中に出して、差し切りました。 |
2.サークルオブライフ | 一方、2番人気のアートハウスが7着、1番人気サークルオブライフは12着でした。そして12着サークルオブライフですね、これ発走がねちょっと遅れたんですよね。放馬と競走除外があって。それでスタート待たされた事で入れ込みがキツくなって、ゲートで出遅れて他馬に挟まれて、その点で勝負あったという感じなんですよね。今回は全く力を発揮できてないですね。 |
12.スタニングローズ | そして2着がスタニングローズ、3着がナミュールでした。ともにね、高野厩舎の馬という事になったんですが、2着スタニングローズはフラワーカップからオークス一本に絞ったローテーションが上手く行って、パドックの気配は非常に良かったですね。レースでも前めで運んで、しぶとく脚を伸ばして2着。勝ち馬には伸び負けしたんですが、きっちりと力を発揮しましたね。レーン騎手も上手く導いたと思います。 |
5.タイセイエピソード | ダートに関しては1400mしか経験がないので、まぁ今回折り合いが鍵だったんですが、そろっと出してから好位の内に入れて折り合えました。そのまま手応え良く進んで、直線で伸びそうな格好をしていたんですけども、外へ出せそうな所で先に入られて前が壁になりまして、結局残り150mぐらいまで手綱を引いたまま。追ってからは伸びていますけども、完全な仕掛け遅れで脚を余しましたね。まぁ1700mも問題なかったというより、むしろ1400mより合っていた印象さえありますから、次走でスムーズなレースができれば大きく前進する可能性があると思います。直線で勢いをつけたまま外にスムーズに出せていれば、かなり伸びただろうと思います。これレース映像だと写ってませんけども、パトロールビデオを見るともう外に出せた時点で間に合わないのが明白なので、その後ちょっと流し気味になっています。従って、かなり伸びただろうというのは、手応えや前が詰まった時点での勢いから私が推測しただけなんですけどもね、個人的な狙い馬なのでそれで良いんじゃないかと思います。まぁレースぶりを見る限り1400mより1700mの方が合っていると思います。 |
1.ブラックシールド | 1番人気3着でした。スタート直後に躓いた事が敗因ではなくて、途中でポジションを上げたために脚が溜まらなかった事が敗因でしょうね。つまりね、抜けた力がある訳ではなかったので、これは番組注目馬として取り上げたことは失敗でした。ごめんなさい。 |
1.キングスタイル | 6着キングスタイルは進出開始が遅れましたね。切れるタイプではないので、今回の形では厳しいですし、次走見直しが必要ですね。 |
12.スタッドリー | 中団の馬群の中で手応え良く進んでいたんですけども、3コーナーから4コーナーにかけて前が壁になってる上に、外をマクって行く馬が多数いて動けず、直線に入って前にも外にも馬がいて外には出せず。やむを得ず開いている最中に進路を取ったんですけどもね、残念そこは馬場が掘れていて伸びないという事でしたね。最内に入って行く前の手応えや、入って行く時の勢いからすると信じられないレベルで伸びませんでした。まぁ敗因はポジションが悪くて仕掛けが遅れた上に直線で伸びないコースに入ってしまった事で、まぁ普通の馬場でこの馬本来のレースができれば巻き返せると思います。 |
11.ブルースコード | 3着ブルースコードは左回り巧者で中山・阪神は苦手としています。初の福島ではこんなものでしょうかね。 |
12.バーニングソウル | バーニングソウルが2年3ヶ月ぶりの勝利を挙げました。バーニングソウルはこれまでダート1400m中心に使われて来たんですが、この春から距離を縮めて1150m・1200mと連戦して2着・4着・1着です。今回はですね、差し馬向きの流れになったとは言え、短の差し・1200mの差し馬として形が出来上がったように思います。 |
15.カフジエニアゴン | 勝ったカフジエニアゴンは開幕週の未勝利戦をBランクの時計で勝ち上がった馬なんですよね。前回が逃げ切りだったので、今回連闘でしかも揉まれる競馬になった際にどうかと期待半分・不安半分の気持ちだったんですが、今回も思い切ってハナに行って、前走と同様Bランクの時計で逃げ切りましたね。単純にダッシュ力とか走破時計は上のクラスでも通用するレベルなんですが、ただ揉まれてどうなるかはわからないので、次走メンバー・人気とのバランスを見ながら評価を決めたいと思いますね。 |
6.ファイナルヒート | スタート、そんなに出遅れてはいないんですけども、ダッシュが一息で後ろの方になって、レースは超スローペースになりました。ただでさえ厳しい展開だったのに加えて、直線で外へ出そうとしているんですけども、そこにスペースがなく、詰まってしまってからブレーキをかけて、内に切り替えたんですけども、そこにも進路がなくて、ようやくその後内にスペースができて、追い出したのはもう200mも間近という地点でした。その時点で前とはもうかなり離れていて、そこから鋭く伸びてはいますけども、間に合うはずがなかったですね。まぁ2回続けてスタートと言うか、ダッシュが鈍いので、次走も楽観はできませんが直線で外へ出してからジワジワとしか伸びなかった初戦より、鋭さが出ていました。次走で普通に力を出せるレースができれば、上位可能と見ます。 |
12.ベルウッドウズメ | 新潟ダート1200mの中では歴史に残るレベルの超スローペースだったので、前に行っていた馬はどれも過信禁物で、こういうレースからは危険馬を挙げておきたいんですけどもね、2着のオールフラッグと3着のマイネルシトラスは前に行ってますけども、4コーナーで前が詰まり気味になっている時に外から先に行かれたという不利はありました。それに対してこちらは外でスムーズなレースができており、2着馬・3着馬に伸び負けしての4着はちょっといただけないと思います。まぁ次走で人気になるのかどうかという問題はありますが、まぁ今回3番人気だったので、そんなに人気薄にはならないと思います。 |
2.ゴーゴーユタカ | 3着ワザモノから5着ゴーゴーユタカまでは同タイムでした。1番人気のゴーゴーユタカは5着でした。直線で前が塞がってはいましたけども、仮に進路がクリアでも多分伸びなかったでしょうという内容ですね。実は2勝クラスでは力が上位ではないのか、あるいは距離とかコースが合わないのか、まぁどれがどうと言う断定はできないですね。 |
6.エピファニー | 勝ったエピファニーは序盤から行きたがる面を見せて、折り合いを欠くシーンはあったんですが、抑えたりせずにハナに行かせると逆に折り合いついて、結局そのまま逃げ切りましたね。未勝利戦をDランクの時計で勝ち上がって、今回はBランクですから時計を短縮した点は評価できるんですが、まだレースぶりが荒削りで安定感がないんですよね。昇級して人気になるようだとちょっと危ういかなと思いますね。 |
1.ベレヌス | ベレヌスが逃げ切り、重賞初制覇です。好スタートから一気にハナを取り切ったのが、まぁ勝因ですよね。これによって他馬は競るのを諦め、400m通過からの400mでペースを落として、スローにする事ができました。まぁ以前は中距離の逃げ馬だったんですが、マイルを使っているうちにマイラーらしくなってきましたね。ハンデ戦ではありますが、初重賞制覇というのは大きいです。秋のマイル路線でもうひと暴れあるでしょうか。 |
4.シャーレイポピー | それから4番人気7着シャーレイポピー、ハンデ52キロで4番人気に推されたんでしょうが、まだオープン入りして3戦目、重賞で勝ち負けする能力はないようです。また、ミッキーアイル産駒で基本的には1400mからマイルぐらいが得意なのではないでしょうかね。 |
6.ミスニューヨーク | 2番人気4着ミスニューヨークですね、中団から早めに上がって行って一時は上位が狙える体制まで持って行きました。ただ、ピリッとした脚を使えないでいる所へ、外からゴール直前カテドラルに寄られる不利もあって、4着止まりとなってしまいましたね。 |
8.ダーリントンホール | そして2着がガロアクリーク、3着が2番人気のダーリントンホールでした。3着のダーリントンホールはレースの形は良かったですし、直線のコース選択も良かったと思うんですが、ジリジリとしか伸びませんでした。それでも劣勢になりながら3着を確保したんですね。しかしまぁ何かこう物足りなさも残ったという感じはしましたね。 |
9.シュリ | そしてシュリが逃げ粘って2着。3着がダノンザキッドでした。2着シュリの最大の好走要因は、レース史上最も遅いペースで逃げた事でしょうね。昨年新潟でオープン特別を勝った時と同じ展開でした。で、これはまぁ普通は次走は危ないというケースなんですけども、まぁ先行馬なので、続けて恵まれる可能性もゼロではありません。 |
11.ファルコニア | それから3着ファルコニアなんですけども、昨年4月にオープン入りしてから8戦してこれで6回目の3着以内。あとの2戦も4着と6着で非常に堅実です。ただし、裏を返せば勝ち味に遅いですね。今回は勝ち馬に上手く乗られたんですけども、早め進出からの2着は欲しかったところでした。 |
4.ペイシャフラワー | 2着以下は2馬身半以上離された。2着のペイシャフラワーはダッシュ一息で前に行けませんでしたが、直線でよく伸びました。トールキンについて行った馬たちが失速したからという面はありますけども、小回りコースの1200mがベストというタイプではないと思います。近い開催で言うと、中京の1400m辺りが合うイメージがあります。 |
8.ナムラフランク | 番組注目馬ナムラフランクは3着。パドックで前肢の出が硬く映ったのが不安でした。ダッシュが鈍かったのは、それもあります。ただ、そこから前にとりついて勝ちに行ったのは見込み通りでした。最後に甘くなったのは、無理して追い上げた分だと思います。6番人気だけに、これは番組注目馬、悪くなかったと言い訳なんですけどもね。 |
2.フォーチュンテラー | そして1番人気フォーチュンテラーが3着でした。3着のフォーチュンテラーは2着馬とクビ差で自身のタイムランクはギリギリCです。まぁあと一押しで勝てるレベルですから、もう相手関係1つですよね。 |
4.スカーレットスカイ | そして3着のスカーレットスカイですが、先週は逃げ・先行馬に有利な馬場でしたから、もうひと踏ん張りして欲しかったんですが、4着には2馬身差をつけていますから、力を出し切ったと見たいですね。 |
7.コパシーナ | そしてコパシーナは1番人気で5着でした。遅めのスタートで流れに乗り切れなかったものの、良い形でね脚が溜まっていたようにも見えたんです。まぁいずれにしても先行馬同士の高速決着でしたからね、仕方のない部分はあったかと思います。 |
16.エイシンバッカス | 2着のエイシンバッカスは4コーナーで引き離して、後続に脚を使わせる逃げを打ちました。このクラスでも通用する目処は立てました。 |
1.ボンボヤージ | 16番人気ボンボヤージが内めから抜け出して重賞初制覇です。北九州記念で16番人気以下の馬が勝ったのは初めてという事です。ボンボヤージは差しの練習と言うかね、差しに脚質転換していたんですけども、それでここ3戦よりは前目の位置取りになって、そして内枠を最大限に活かした乗り方が軽いハンデもあってハマりましたね。まぁ次も連続で好走できるとはちょっと思えない内容でした。 |
5.メイケイエール | 1番人気のメイケイエールが重賞5勝目を挙げました。序盤からもうかなり引っかかってジョッキーが抑えるのに苦労してたんですよね。それでも一瞬で抜け出して、他馬に来られるともうひと伸びしてたんですよね。とにかく能力そのものが一枚上だった印象ですね。ちなみに前走の高松宮記念の前半600mは33秒4だったんですよね。今回34秒4ですから、1秒のラップの違いがこの馬をよい引っかからせた印象なんですよね。仮にこれマイルに使って遅い流れになった際は心配の方が大きくなってきますよね。 |
8.モントライゼ | まず5着のモントライゼなんですが、もう調教から終いを伸ばすようにやり方を変えていて、競馬でも直線勝負になりました。最後の最後に前が狭くなってちょっと追えなくなっているんですけれども、そこまでは伸びていて、差す形に目処が立ったと思います。まぁ次走も注意したいですね。 |
9.ダディーズビビッド | 2着ダディーズビビッドは中団の外で末脚を温存して、最後までしっかりと伸びて接戦の2着争いを制しました。以前より引っかかる面がマシになってる点は良いですね。 |
11.ソングライン | ソングラインが待望のG1初制覇を果たし、ソングラインを管理する林徹調教師もJRAのG1初制覇です。ソングラインは4コーナー大外で、一見ですね外を回らされて、まぁロスが大きく思えるんですが、実は自分で動い行けるポジションを確保したからそうなっただけで、4コーナーから直線にかけての動きが機敏で、そこからスムーズに加速して行けた訳ですね。まぁ馬も強かったんですが、恐らく池添騎手は自らのレースプランを見事に達成したという事になるんじゃないでしょうか。 |
14.トモジャミ | 2着のトモジャミは勝ち馬には一気に離されましたが、3着には6馬身差つけています。まぁ次走が普通の組み合わせの未勝利戦なら、かなり有力となります。 |
4.シーオブドリームス | 4着のシーオブドリームスは1600mからの距離短縮で、溜めるレースをしてそして伸びたんですけども、3着馬との比較では外を回ったロスが大きかったですね。ベストの1400mで見直したいところです。 |
6.フジマサインパクト | 4着のフジマサインパクトは初めてブリンカーを着用。出遅れて後方からと、ちょっとイメージとは違うレースになりましたが、あえて馬込みを避けるレースをした節もありますから、終いに脚を使えたという点では収穫です。 |
9.ヤマノマタカ | 勝ったヤマノマタカは5歳馬。ダートの長距離を得意として、ここ8戦で2着1回・3着5回と堅実ではあるんですが、なかなか勝ち切れないという事で、まだ1勝馬でした。いつもは前へ行っても後ろから行っても少し足りません。しかし、今回ちょっと違いました。2周目向正面で外から一気に仕掛けて先頭に立つと、3コーナー手前からビシビシ鞭を入れて先頭を譲らず、直線ではどんどん2番手以下を離して行き、最後は抑える余裕を見せてして圧勝してしまったんですね。レコードタイムとは言え、タイムランクはCなんですけど、2着馬との差は10馬身。果たしてヤマノマタカ、これで覚醒して出世して行くのか、興味津々です。まぁ少し足りなかった馬が5歳にしていきなり覚醒ですからね。これ10馬身というのは、なんて言うんですかね。前走もめちゃくちゃ強かったって言うなら分かるんですけど、もう本当にねこの勝ち方にはびっくりしました。これを手土産に破竹の快進撃と行くかどうか、是非とも見守りたいですよね。 |
14.セブンデイズ | 2着のセブンデイズは先々週中京を使って連闘です。馬の状態は良かったですし、やはりこれぐらいの距離の方がレースはしやすいですね。千切られた2着ですが、クラス通用の能力と、コース・距離適性を示しました。 |
8.ルルローズ | 2着ルルローズはここが昇級戦でした。前走の1600mから距離短縮でしたけれども、労せず流れに乗って行けましたし、まぁレース巧者ぶりを生かしました。テンションの高さが今後の課題でしょうかね。 それから今後触れる機会があると思うんですが、鞍上の杉原騎手は今本当に目が離せない存在です。覚えといてください。 |
10.ファイアランス | そして5着ファイアランス、この馬は脚質転換に成功して、差しをマスターし始めた段階です。ただ、溜めても切れる脚を使える感じはありませんでしたね。もう少し流れに乗せて行った方が良かったかもしれません。 |
14.アティード | 3着アティードは大井で3勝してJRA入りし、前走で2勝クラスを勝って注目されています。まぁその前走が圧勝だったように、福島1150mは得意なんでしょうね。昇級戦でも3着に入り、存在感を示しました。しかも今回はトップハンデの56キロでの3着だけに、次走は大いに期待したいですね。 |
1.ブルーゲート | 直線に入って内回りとの合流地点辺りから本格的に追い出したんですが、左手前で走ってる馬に右からステッキを入れているので、左つまり内側に行こうとして、それを修正するために右の手綱を外に開きつつ引いているんですけども、右ステッキのままなので。そのステッキを入れるたびに、その右手綱を離す事になり、その時には手綱による修正立が効かなくなって、内にもたれるのを治まらず、残り100m付近でようやく左無ムチに持ち替えてからもうひと伸びしたんですけども、時すでに遅しでしたね。実はこれでデビュー以来初めての左回りでして、そのため左回りの直線で左手前になっていて、そのため内にもたれていただけだと思います。つまり、慣れや経験の問題であって、根本的に左回りが苦手とは思えませんけども、札幌の短い直線でもかなり外を回りながら伸びていたので、右回りで直線の長いコースが最適ではないかと推測できます。問題は関東圏にそういうコースがない事なんですけどもね、もし阪神外回りに出走する事があれば、大いに注目。まぁ中山でも狙えない事はないと思います。 |
12.マイネルクリソーラ | そして3着マイネルクリソーラはバテる事なくしぶとく脚を伸ばしましたね。まだテンションが高かったりと、こちらも課題は残るんですが、自己条件に戻れば圏内だと思いますね。 |
8.セレスティアリティ | そして3着のセレスティアリティは4コーナーから勝ち馬にプレッシャーをかけて行って、見た目には良いレースができているんですけれども、随所に幼さを見せていて、集中して走れたとは言えません。ただ、ポテンシャルは示しましたから、この点が改善されればすぐに勝てると思います。 |
2.シャンバラ | 1番人気7着でした。小回りは得意ではないと思われるんですが、それにしても負けすぎですね。この週の3歳未勝利に休み明けで出てくるというのは、まぁあまり普通の事ではなくて、出来が本物ではなかったのだと思われます。 |
6.ハギノロックオン | スタートは早くなかったんですけども、かなり押して行って1コーナーでは2番手。そのまま2番手を進んでいましたが、4コーナーで手応えが怪しくなり、直線入り口では逃げていたワンダーブレットにスーッと離されてしまいました。そして、もう残り200m付近では2馬身ほど離されていましたけどもね、そこからグイグイと伸びて差し切り勝ちでした。それもギリギリ届いたというものではなく、まだ伸びている所でゴールを迎えていて、4コーナーでの手応えからは想像できない伸びでした。要するに反応は良くないけども、スタミナはあるというタイプで距離はもっと長い方が良さを生かせると思います。ちなみにこちらもワンダフルトゥデイと同じマジェスティックウォリアー産駒です。 |
14.アイヴォリーアイ | 先ほどタイム分析で取り上げた、前半600m32秒9のレースです。内枠で出遅れて後ろからになりましたけども、ハイペースで馬群が縦長になって、さらに早めにバテる馬も多かったので、コーナーを外を回るロスもなく、直線で前が詰まったりする事もなくスムーズでした。超ハイペースで展開が向いた上に、スムーズに運べたのでこれは二度は続かないと見ます。今回は休み明けでもあって、8番人気だったんですけども、これでダート1200mの1勝クラスでは3着・2着となりました。次はもし小倉1000mでも人気になると読みますけども、今回展開が向いた上にスムーズに運べた訳ですが、同じことが起こる確率は低いと思います。 |
8.ビヨンドザファザー | 4着のビヨンドザファザーと5着のホウオウルーレットは4コーナーでのカフジオクタゴンの斜行の影響を受け、外へ弾かれたり手綱を控えたりしていました。3着から5馬身差付いていますから、ここがスムーズだったとして着順は変わっていないと思われますが、もっと差は詰まっていたと思われます。 |
11.スプラウティング | 3着スプラウティングは逃げ馬をマークしてよく粘りました。今回初めて着用したブリンカーの効果は大きかったですね。この内容なら、次走も期待できます。 |
5.エクサープト | 勝ったエクサープトは新馬戦5着以来の1000mでしたが、近3走は1200mで前へ行ってはバテるレースを繰り返しており、今なら1000mの方が良いと考えられましたね。上のクラスでも1000mなら注目です。さてこういう思考で行けたら、馬連740円・3連単8430円ですけども、割と簡単にまでは言わないすけどね、取れる馬券ではなかったでしょうか。 |
8.グランオフィシエ | 3着のグランオフィシエは勝ったトゥーフェイスと同じく、センスが良くて流れに乗って理想的なレースはできました。もうひと押し欲しかったような気もするんですけれどもね、まぁ2着馬とは同タイムですし、クラス脱出は時間の問題です。 |
4.ウィリアムバローズ | 1着ウィリアムバローズ、3勝クラスの韓国馬事会杯に続いて中山ダート1800mでオープンも突破しました。完全タイム差は前走がペース補正込みのマイナス0秒2、今回がプラス0秒1と、共にCランクなんですが、前走が2着に1秒差。今回は0秒6差と、いずれも楽勝です。今回のように、前が飛ばす展開でも離れた3番手で折り合いがついて、馬なりのまま前に接近できます。この操縦性の高さ、余力、既に重賞級であることは間違いないと思います。先々週の馬券Summaryで指摘しましたが、ダートの中距離は伸びしろの大きな4歳馬が頭角を現して来ます。 |
13.ウシュバテソーロ | 1着のウシュバテソーロは道中は後方追走して最後の直線向くとね、ここら辺りから一気に伸びて4馬身差の勝利でした。5歳にして初めてのダート戦で、しかも砂を被る形でも怯む事なく、あっさりと抜け出した点は評価できますね。母のミルフィアタッチはダートで3勝をマークしています。ダートに対する適性が高かったという事でしょうね。昇級しても期待できる勝ちっぷりでした。 |
10.スクリーンショット | 3着のスクリーンショットは逃げて直線でも馬場の良いところを通れましたけども、少しペースが速かったですかね。それで3着ですから上々で、このクラスはいずれ勝てそうです。 |
15.ダレモトメラレナイ | タイムランクはCだったんですが、あと0秒1速ければBランクだったんですよね。レース前のポイントは1・2番人気ダレモトメラレナイとフエキのどちらが行くかでした。スタートが早かったのはダレモトメラレナイ、しかしインから先手を主張してフエキが逃げると、ダレモトメラレナイは競り合いを避けて2番手を追走。これで2頭は1150mにしては、さほど速くないペースに持ち込み、直線は一騎討ちとなりました。2頭が競ると考えた人はこの組み合わせは買いにくかったかもしれません。まぁしかしちょっと考えてみて欲しいんですが、競ったところでいずれにも利益はないですからね。能力的には2頭が抜けていて、先行力もほぼ互角。ならばどちらかが控える、あるいは1番枠を引いたフエキが行って、ダレモトメラレナイは2番手マークと考えるのが、まぁ普通かもしれないですね。そしてそう考えられた人に、この馬連650円は美味しかったのではないでしょうか。ただ、個人的には3着には差し馬が来るとみまして、3連系は4番人気モンサンレジャンドを狙ったんですが、前が折り合ったために3着にも3番人気の先行馬ラッキーガブリエルが入ってしまいました。残念でした。まぁそうなるほど前の2頭が上手いレースを組み立てたという事でしょうね。 |
1.ビッグシーザー | 2着のビッグシーザーは3番手から4コーナーで追い上げ、直線でも伸びてはいるんですけども、鋭くは伸びなかったですね。まぁ新馬戦でもそうだったんですが、追って鋭く伸びるタイプではなさそうなので、勝ち切るためには逃げるのが最善かと思います。 |
5.ヘクトパスカル | 勝ったヘクトパスカルは好スタートを決めてハナに立って、勝負所からは自ら後続を離していく形でしたね。強い内容だったと思います。前走は大敗したんですが、2走前・3走前はタイムランクBのレースで連続2着に入ってる馬なんですよね。今回の走りに驚きはなかったですね。昇級しても逃げる形なら通用します。 |
7.サクハル | サクハルは1800mから一気の距離短縮でしたが、初勝利を挙げました。1着のサクハルは新馬・2戦目とダート1400mで3着と6着。芝発走でスタートに難がありました。前走はオールダートの1800m。距離が長くて3コーナーで失速しての9着でした。今回はダートスタートでも1200mに短縮。これが上手く行ったんですが、好位の内々で折り合って、これまでになく最後まで伸びていました。ヘニーヒューズ産駒の牡馬、脚抜きの良い馬場も味方したんだと思います。タイムランクはBなんですが、次も高速ダートとは限りませんし、昇級後はメンバー次第になります。 |
11.メイショウフジタカ | 4着のメイショウフジタカは中央再転入初戦だったんですが、まぁ手頃な位置で折り合いをつけて、終いの脚を生かせました。以前はダート1000mで勝ちあぐねていただけに、今後に繋がる良いレースをして、目処を立てたと言えると思います。 |
10.チュウワノキセキ | 7番人気13着でした。先団で揉まれて折り合いを欠いていました。もっとも、メンバーの粒が揃っていて人気になりませんでした。条件が整えば巻き返す力はある馬です。 |
5.ラリュエル | 逃げた1番人気ラリュエルはそういう変則的なペースにも全く動じず、手応え満点。4コーナーを回ると2番手以降を3馬身ほど離し、そのまま逃げ込みました。さすがは新馬勝ちの後、重賞を2度使った素質馬。1勝クラスではモノが違いましたね。 |
8.アートハウス | 一方、2番人気のアートハウスが7着、1番人気サークルオブライフは12着でした。アートハウスに関しては積極的な競馬をして一旦は先頭に立ったんですが、直線半ばから後退しました。今までスローの上がりの勝負には対応できてたんですが、今回のようなG1の消耗戦ではなかなか対応できなかったですね。一言で言えば、まだ芯が入ってないという事になりますね。秋以降に期待したいと思います。 |
10.マイシンフォニー | 2着のマイシンフォニーは後方待機から4コーナーで追い上げたんですが、コーナーではスピードに乗り切れない感じ。直線では伸びていますけども、時計の掛かるような洋芝というのは合わなそうな走りをしていました。距離は2000mが合っていますけども、2000mなら中京のようなコースの方が合っていそうです。 |
12.ヒヅルジョウ | ヒヅルジョウがここは先手を取って逃げ切りました。前走は出遅れていないのに後ろからになったヒヅルジョウなんですが、今回は未勝利を勝った時と同じ逃げの手に出ました。速すぎず・遅すぎずの見事なペースで逃げ切りましたね。4コーナーを回ってる最中に手前を変えて、逆手前になったり、その後直線で内にもたれたりと、もう危なっかしい走りではあるんですが、それだけ成長の余地があるとも言えます。昇級してすぐに通用するかどうかはまぁ展開などに左右されそうですが、いずれは勝てるだけの能力がありますね。 |
14.ルージュリナージュ | 前半は行きたがっていまして、折り合いをつけるまでに時間が掛かり、それを考慮したのか直線で追い出すのを待っていたんですが、内回りとの合流地点を過ぎてから追い出すと一気に伸びました。2着のエターナルタイムと一騎打ちの体制になってから、もう一度グイっと伸びた上に、まだ余力もあったように見えました。「重」馬場だったミモザ賞でも「稍重」とは言え、かなり時計の掛かる馬場だった今回も行きたがっているぐらいなので、力のいる馬場が得意なのは確かですけども、前半に行きたがっていながら余力を残して勝てているので、2勝クラスでも通用すると思います。 |
12.エルダーサイン | そして4着のエルダーサイン、こちらコマンドラインの半妹で1番人気でした。お父さんがディープインパクトからハーツクライに変わった事もあってか、このペースに対応する瞬発力は足りなかったですね。ですから、もう少しねこちらは距離が伸びて良いタイプかもしれませんね。 |
3.メタルスピード | 手応え良く直線に入ったんですけども、残り600mを切って右手前に変えると急に左右に蛇行し始めました。で、ジョッキーは何度か追い出そうとしていたんですけどもね、その蛇行が止まらないので、危なくて本格的には追えず、後ろを確認したりもしていました。残り200mを切ってから左手前に戻すとまっすぐ走るようになりましたけども、すでに前との差は開いていて、手遅れという状況。あとは流れ込んだだけになりました。右手前になると蛇行して左手前に戻ると真っ直ぐ走ったという事は、もうこれは気性の問題ではなくて、右手前が苦手なんでしょう。通常右手前が苦手な馬は、直線で左手前になる右回りなら狙えるという事が多いんですが、ここまでの蛇行を見せられると右回りのコーナーが不安ではありますね。とは言え、何らかの対策はしてくるはずなので、次走が右回りだった場合大きく前進する可能性はあります。 |
5.ブレイクフォース | タイムは水準レベルでも、楽勝で余力十分というのが今回のレース内容なんですけども、注目は父がアジアエクスプレスという点ですね。アジアエクスプレス産駒の距離別の成績は1600mに明確な壁がありまして、1400m以下と1600m以上ではもう勝率が大きく違います。これまでダート1800mで勝った馬はブレイクフォースを含めて5頭しかいません。1勝クラスのダート1800mを勝ったのは3頭だけ。ダート1800mの1勝クラスを勝ったムエックスとラルフは2勝クラスでも好走しているので、ブレイクフォースも2勝クラスで通用するだろうと推測できます。もちろん楽勝だった今回のレース内容も、その根拠となります。 |
1.ローシャムパーク | TOPIXでも挙がっていたように、ローシャムパークが後続を離しての圧勝でした。1着ローシャムパーク、ジュンブロッサムがAランクで勝った東京芝2000mの未勝利戦で0秒1差2着。この馬もAランク相当で走り、続く東京芝1800mの未勝利戦をBランクで楽勝していました。まぁ負けることはないと見ていたんですが、6番手追走から800m過ぎに上がって行って先頭。雄大なストライドで4コーナーでは外を回ると、ラストは流して7馬身差。強かったと思います。0秒3のペース補正を入れて完全タイム差はマイナス0秒5。後半1000mの58秒8はその馬自身のラップです。ハービンジャー産駒の牡馬で、3代母エアグルーヴの良血を考えると、ダービーに出走させたい逸材。そう考えます。次どこを使うかなんですが、中2週でプリンシパルステークスに行っても、未勝利戦とは言えAランクのコース・距離だけに首位候補だと思います。 |
7.アスクビクターモア | 3着争いも接戦でしたが、アスクビクターモアがクビ差1番人気のダノンベルーガを抑えました。アスクビクターモアは折り合い面に課題のある馬なんですが、縦長でそこそこ速い流れになった事で、スムーズに折り合ってましたね。先行馬が失速する中でよく粘ってると思いますし、中山よりねどうやら広い東京で伸び伸び走らせた方が良さそうなタイプですね。好内容の3着だったと思います。 |
8.ショウナンマグマ | 2着争いは接戦でしたが、逃げたショウナンマグマがサトノヘリオスをクビ差抑えました。2着ショウナンマグマは現2勝クラスのゼッフィーロに8馬身差をつけて逃げ切った3月の3歳1勝クラスを思い出すレースでした。まぁ逃げると本当にしぶといですね。最終的に勝ち馬にインを掬われる格好にはなりましたが、まぁ素晴らしいレースを見せてくれました。 |
9.ガイアフォース | 断然の1番人気に支持されたガイアフォースが期待に応えて勝ちました。単勝1.4倍の3歳馬ガイアフォースが同じ3歳で2着のサクセスドレークに7馬身差をつけて圧勝しました。道中は2番手だったんですけども、いつでも交わせるような楽な手応え。4コーナー手前で先頭に立つと、気合をつけた程度で2着をどんどん離して行き、レコードタイムでの圧勝でした。まぁレコード自体はこの高速馬場なら取り立てて驚くべき事ではありませんが、高速馬場という事を踏まえても、タイムランクBなら優秀ですね。さらに2着との着差、道中の手応えを考え合わせると、まぁやはりかなりの大物と考えるべきでしょうね。血統的にはそれほどの良血馬とは言えません。しかし、曾祖母にはデビューから3連勝を飾ったクリスマスローズがいます。流行りのサンデーサイレンス3×4という血脈であり、父キタサンブラックの成功を考えると、まだまだ奥があると考えて良いのではないでしょうか。条件戦で燻っているタイプではなく、2勝クラスはアッサリ抜けて欲しいものですね。 |
13.ボーンディスウェイ | 1番人気のボーンディスウェイは6着でした。スタートは上手く出たんですけれども、内から主張されていつものように前には行けず、結果的に外を回らされる形になったのが堪えましたね。3コーナー過ぎに早めに仕掛けたんですが、元々瞬発力のあるタイプではなく、伸び切れずに終わりました。 |
15.ナツイチバン | ナツイチバンが前走10着から一変しました。ナツイチバンはスタートで躓いたんですが、労せずハナを奪って4コーナーで後続を引き離しました。今回、距離短縮策でスピードを発揮する事ができました。 |
6.ジュンウィンダム | 2着のジュンウィンダムは3コーナーでは単独先頭になっていましたが、そこでもうずっと外に張っていて、直線入り口では大きく外へ膨らみました。直線でももう外へ行きそうになっていて、そのためほとんど追えていないんですけども、それで2着という事ですから能力はありますね。この口向きの悪さを修正できるかどうかが鍵となります。 |
6.ヴィースバーデン | 5着のヴィースバーデンは成績が安定しなかったんですが、5月に復帰して前走4着・今回5着馬。今回は意識的に脚を溜めるレースをしたようで、まぁ相手と展開次第では着順も上がると思いますね。 |
13.エンジェルシリカ | 2着のエンジェルシリカは押して行ってハナを切り、直線に入るまで並走状態だったフィルムスコアは振り切りました。休養を挟んで体重が14キロ増えてからは、前に行けるようになっており、筋肉がついてダッシュが効くようになったのだと思われます。まだ直線に坂のあるコースには不安がありますけども、次走も上位候補となります。 |
2.ベルウッドタイガー | 3着ベルウッドタイガーは2着から0秒4差で、自身のタイムはEランク相当です。芝の新馬戦も6着とまずまずの競馬はしていました。特にダートが向いているとも言えない言えないんでね、まだ全体的に馬体を見てもパワー不足、そんな印象もあります。 |
11.スズカコーズ | 2着のスズカコーズ、名前の通りのスズカコーズウェイ産駒です。牡馬で馬体に若干の余裕がありました。勝ち馬は交わせそうで交わせませんでしたが、3着馬には8馬身差をつけています。全兄スズカゴーディーはダートで3勝。上積みは大きそうなんで、次走は首位候補に挙げられます。 |
3.セフィロ | 2着のセフィロは出遅れましたけども、すぐに追い上げて直線で鋭く伸びました。これは次走も上位候補ですね。 |
6.ディナトセレーネ | 前半の600mが35秒3。800mが47秒4で、後半の800mが47秒2。そして後半の600mが35秒1というレースラップです。まぁ後半の方が0秒2だけ速いんですけども、新潟芝1400mの前半600mはずっと直線で、そして内回りなので後半600mの内、200m以上は急カーブというコース。なので、後半の方が少し速いだけでもかなりのスローペースで、前有利となります。実際、このレースも前に行った3頭が1着から3着までを占めました。そういうレースで、ディナトセレーネは少し出遅れて中団からになり、しかもコーナーでずっと外を回っていました。まぁこのレース運びでは、まぁ間に合うはずがなくて、ゴールを過ぎても勢いがあったぐらいなんですなんですが、展開負けしました。このレースはタイム面では低レベルなので、次走に関しては相手次第となりますけども、近い内に未勝利戦は勝てると思います。 |
11.ダイシンカタナ | 出遅れて後ろからになった上に、行きっぷりも悪かったんですが、3コーナー辺りでようやくスピードに乗ったところで前が詰まってブレーキ。それも1度引いた後にもう1度強く引いており、内回りでは致命的なロスだったんですが、4コーナーで外に出すとスムーズに追い上げ、直線でも外から伸びて来ました。小さいフットワークで回転が速い馬、いわゆるピッチ走法なので直線の長いコースが合うという感じではないですし、スタートが遅いのは練習の時からそうだったという事なので、すぐには治らないかもしれませんが、中山の1200mや1600mが合いそうなスピードがありますね。 |
7.ラピカズマ | 3着のラピカズマは直線でジリジリと伸びました。内容は上位2頭には乾杯なんですけども、この馬がですね間隔を詰めても好走できたという事は収穫だと思います。 |
3.エスコバル | 2着以下は勝ち馬から3馬身以上離された。2着のエスコバルは前につけようとしていたんですけども、行こうとする馬が多かった上に、この馬は外枠で1コーナーまでが短い札幌芝1800mでは前に行けませんでした。それで序盤は力みもあったんですが、ペースが速かった事もあって、すぐに落ち着き直線でもしっかり伸びています。このクラスはまもなく勝てそうですね。 |
7.カヨウネンカ | 5着カヨウネンカ、直線で前が壁。ライラックが行き切ってから外に出すロスがありました。ラストは良い脚で伸びています。相手なりの面はあっても、初勝利が12戦目。距離延長が味方した面もあるのでしょうか。ただ、この馬が0秒2差5着に入った点からもレース自体のレベルは低めと考えます。 |
5.トールキン | 単勝1.2倍の支持を集めたトールキンが逃げ切りました。トールキンは全く無理することなくハナを切ると、600m通過32秒9でも抑えるのに苦労しているように見えるぐらいの行きっぷりの良さで、まぁスピードが違いましたね。タイムはギリギリのBランクですが、最後まで楽なままで、タイム短縮は可能。距離延長は歓迎とは言えないスピードタイプだと思いますが、これから成長すれば1600mぐらいはこなせるかもしれません。 |
6.モーソンピーク | 2着のモーソンピーク、プリモシーンの全弟ですが、お姉さんほど切れない変わりにしぶといです。今回は太かった馬体が絞れて粘りを増し、あと一歩というところまで差し替えしていました。まぁこの条件では能力上位ですが、直線の長い東京では切れ負けの恐れがあります。 |
16.ミスズグランドオー | そして3着ミスズグランドオーは外枠で揉まれなかったのが良かったですね。次走も同様の競馬ができれば、出番があるかもしれないですね。 |
12.バールデュヴァン | 3着のバールデュヴァンは先行してコーナーで外へ膨れてしまった新馬戦を踏まえ、後ろからコーナーも慎重に回って直線で外へ出しました。そして直線ではよく伸びましたね。次走も同じように後方待機だと展開次第になりますけども、コーナリングが良くなったのは収穫ですね。 |
4.エゾダイモン | 4着のエゾダイモン、勝ち馬と拮抗した2番人気でしたけれどもね、それもそのはずですよね。半兄はですね香港ヴァーズ2勝のグローリーヴェイズです。ただ、レースセンスは良かった反面ですね、追ってからギアが上がらなかったですね。この辺りはまだ体の緩さに起因していて、まぁ仕上がり切っていなかったという事でしょう。機が熟すのを待ちたいと思います。 |
6.リアリーホット | 4着のリアリーホット、こちら2021年セレクトセール1歳部門1億7600万円の高額で取引された牝馬です。道中の進みが悪くてですね、まだ馬に気が無いという感じだったんですが、半兄がですねエタリオウで、この兄姉はですね、乗り味は非常に良くてもちょっと気性面がポイントになりますので、とにかく健やかに育ってほしいと思います。 |
7.メイショウポペット | スタートは遅くなかったんですけども前には行けず、その後も何度かジョッキーが気合をつけていて追走に苦労していましたが、3コーナーから追い上げて行く時は手ごたえが良かったです。その割に直線で外に出して本格的に追い出した時の反応は良くなかったんですけども、その後エンジンがかかってからの伸びは良かったですね。まぁいかにもデビュー戦というレース内容だったんですけども、最後の伸び脚には能力の高さを感じました。調教でも当初は遅れがちだったんですが、追い切りを重ねて先着するようになっていて、まぁ目覚めるのに時間がかかるタイプなんでしょうけども、今後が楽しみですね。 |
7.ルージュスティリア | そして15着ルージュスティリアですね。こちらはね前に壁を作れなかった影響なのか、全く折り合いがつかなかったんですよね。安定して力を発揮できるようになるには、もう少し時間がかかると思います。 |
3.メイショウサトワ | 2着以下は勝ち馬から5馬身以上離された。2着のメイショウサトワですね、ブリンカー着用の前2戦はダート1000mで、それなりに前に行っていて今回好走の兆候がない訳ではなかったんですが、今回1番枠から逃げて前が止まらない状況に乗ったと、まぁそれ以上は何とも言えないと。人気薄でしたしね。次走となると過信禁物になります。 |
8.サンライズアムール | サンライズアムールが初めてのダートで一変しました。サンライズアムールはですね、デビューから芝1600mを2戦した後、今回はダート1200mと条件をガラッと変えて来たんですが、これが大正解でした。1200mでも序盤は力んでいたぐらいですが、高い適性を示しましたね。文句なしのAランクですから、昇級しても通用します。 |
13.トーホウデュラン | 2着のトーホウデュランはスタートが良く、すんなり前につけて直線でも伸びていますが、勝つ馬の伸びが凄すぎましたね。展開に恵まれた好走でもないので、次走も注目ですけども、芝に関してはまだ洋芝でしか好走していません。速い時計が出る馬場に対応できるかどうかが鍵となります。 |
1.ファントムシーフ | 勝ったファントムシーフは自身の上がり600m33秒9なら及第点を与えられるでしょう。阪神の外回りで外枠・ペースなど好条件が揃ったが、父はハービンジャー。距離が伸びてさらに良いでしょう。 |
2.トップナイフ | トップナイフが初めての2000mで逃げ切りました。トップナイフは好スタートを切って先手を取ると、ペースを落とさない逃げで後続を離して行き、余力十分の圧勝。ペースを落とそうとした前走は、折り合いを欠きましたが、自分のペースで行けば強いというところを見せましたね。クラスが上がってもスローペースに付き合わず、自分のペースで行く競馬をすれば通用すると思います。 |
3.エンライトメント | 3着エンライトメント、札幌で2着・3着と来ていましたがともに「稍重」の1800mで走破時計が平凡でした。開幕週の速い時計の決着ではこんなものでしょうか。ストーミーシーの半弟で、父がゴールドシップ。近親に今年の新潟2歳ステークスを勝ったキタウイングはいるんですが、この馬は少し奥手のタイプかもしれません。 |
9.パウオレ | 2着モネも先行してよく頑張ったんですが、次走を狙うなら番組注目馬で3着だったパウオレですね。スタートが遅く、ダートでは初めて控える競馬で中団。3コーナー手前から進出したんですが、前が止まらないコースでは3着が精一杯でしたね。次走、スムーズに先行できれば勝てると思います。 |
10.ディープレイヤー | 3着のディープレイヤーは4コーナーでレッドランメルトを追いかけて勝ちに行った分、最後は甘くなりましたけども、悪い内容ではありませんしクラスに目処が立ったと言えます。 |
4.ダノンブレット | 勝ったダノンブレットですが、これまでは追い込みに徹していたんですが、嘘のような理想的なですね好位差しで、4馬身差の楽勝です。申し分のないレースでした。この馬は体調とかメンタルに左右されやすいタイプなのですが、余力十分のレースでCランクをクリアしました。昇級しても通用しそうです。 |
2.ジェラルディーナ | 勝ち馬から離れた2着争いは接戦で、外のヒンドゥタイムズが内のジェラルディーナにハナ差ジェラルディーナにハナ差先着しました。3着のジェラルディーナはもう少し前につけたかったようなんですが、まぁ行けず3コーナーから4コーナーにかけては前が詰まり気味。まぁこちらもそこで脚が溜まってはいるんですけども、この位置取りが続くと重賞では何かに恵まれないと勝ち切れないんじゃないかと思います。 |
3.ウインキートス | その後2着がマイネルウィルトス、3着ウインキートス、4着ディアマンミノルは同タイムの接戦でした。3着ウインキートスはスローペースに落として、本当思惑通りの逃げが打てたと思いますね。その分、実にしぶとかったです。まぁ昨年に続いての連覇はならなかったんですが、復調気配はうかがえましたね。 |
5.ヴェルトライゼンデ | TOPIXでも取り上げたように、ヴェルトライゼンデが長いブランクからの復帰戦を制しました。ヴェルトライゼンデはですね、屈腱炎でおよそ1年4ヶ月ぶりの休み明けでした。今の時代、こうしたケースで勝ち負けするのは枚挙に暇がないとは言ってもですね、まぁ見事な復帰戦でしたね。まさに減点なしのパーフェクトに近いレース運びで、これは着差以上の内容で、まぁ地力が違ったという事でしょう。コントレイルとね同期ですから、この後も無事に行って欲しいですよね。 |
8.デアリングタクト | 3着争いは接戦で、外のデアリングタクトが内のディープボンドにハナ差先着です。3着デアリングタクトは1週前の追い切りが上手く行かなかったので、今回はですね心身のバランスが取れていないと感じていたんですけれども、直前の追い切りで帳尻を合わせて、実戦ではさらにパフォーマンスを上げてきましたね。まだね、体調は完璧ではなかったと思うんですよね。ですからね、改めて凄い馬だと思いましたね。 |
10.テーオーロイヤル | そして2着が1番人気のディープボンド、3着が4番人気テーオーロイヤルでした。そして3着テーオーロイヤル、こちらもタイトルホルダーをマークして理想通りの位置で勝ちに行く競馬をしたんですが、突き放されてしまいました。この馬はねダイヤモンドステークスから4キロ増の斤量でしたし、しかもG1初挑戦でしたからね。それを考えればよく頑張っていますし、まだキャリアが浅いですから今後が楽しみな1頭ですね。 |
11.キングオブドラゴン | そして4着には昨年の金鯱賞を最低人気で勝ったギベオン、5着はキングオブドラゴンでした。5着のキングオブドラゴンはハナを切って単騎逃げのマイペースに持ち込みました。直線も二枚腰を駆使しているんですが、スタミナはあっても速い上がりでまとめられない逃げ馬ですからね、まぁ舞台設定がベストではなかったと思います。 |
6.ヤマトコウセイ | 1番人気1着でした。まぁこの馬について行ったら潰れるとでも思われたんでしょうかね。絡んでる馬がおらず、マイペースの逃げとなりました。前半600mは前走より1秒以上遅くて、余力十分に直線に入って突き放しました。2勝クラスでもスピードは通用しますけども、クラスが上がっても今回ほどの楽な逃げになるかどうかが鍵となります。 |
11.ビーオンザマーチ | ビーオンザマーチが初めてのダートで差し切りました。ビーオンザマーチはスタートは早かったんですが、手綱を抑えたままで、そのため一旦ポジションは下がりましたが、3コーナーから持ったままで前との差を詰めて行き、直線入り口ではもう3番手。直線に入ると内にもたれたので、しばらく追えず、右ムチに持ち変えてから追い出すと、楽々と差し切りました。初めてのダートでしたが、しっかりグリップする走りなので合っていましたし、恐らく距離が伸びても対応できますね。オープンでも注目です。 |
5.メイクザビート | マインドユアビスケッツ産駒の牡馬なのでダート1700mの適性が高い事はまぁ予想通りだったんですけども、2着とは言え勝ち馬とは5馬身差。離されてしまった主な要因はダートでも右回りだと内にもたれるのは変わらなかったという事ですね。向正面で何度か外の手綱を開いたり右からムチを見せたりしていたんですけども、4コーナーを回る時には内側からステッキを連打。直線ではジョッキーが外側に体を傾けて、内からステッキを入れていたんですけども、それでも治まらなかったですね。まぁそのためしっかりとは追えていません。中京の芝、つまり左回りの新馬戦ではコーナーで外へ行きそうになっていて、まぁ要するに右に行こうとする訳なんですけども、直線では内にもたれるよりは外に行こうとする方が追いやすいですよね。ということで、左回りのダートで注目したい馬です。 |
13.ミルトクレイモー | 2着のミルトクレイモーは好スタートから楽にハナを切りましたが、勝ち馬にピッタリとマークされて楽ではありませんでした。1500mでも少し長い感じですけども、安定した先行力は長所だと思います。 |
2.ジュリエットパール | その他では5着のジュリエットパールをチェックしておきたいですね。まぁ内で前が詰まったんですが、進路ができてからはよく伸びました。芝の新馬戦・未勝利戦で3着以内がなくて、地方へ移籍。名古屋と川崎で4勝して戻って来たんですけども、ダートなら中央の1勝クラスで通用しそうです。中央に戻っての初戦だったんですが、直線で前が詰まって残り200mを切るまで追えなかったのが、ここで挙げる直接の根拠です。それからですね、やはりこの血統はダート適性が高いという事もあります。4代母がマツクスビユーテイなんですけどもね、マツクスビユーテイの父がブレイヴエストローマンなだけあって、その直仔のマックスウィンザーがダート4勝。チョウカイライジンがダート8勝。その他にもダートで活躍した子孫は多いです。また、マツクスビユーテイ自身のイメージとは違って、子孫には年齢を重ねて強くなる馬も多かったので、その点でも今後期待できると思います。 |
6.クロニクル | クロニクルがダートに転じて2走目で勝ち上がりました。1着のクロニクル、初めてのダートだった前走が2着。出入りの激しい展開に順位を下げて、砂を被りながらも直線で盛り返していました。今回は好位キープから逃げた2着馬のペースアップにもついて行って、最後に競り落としました。ハーツクライ産駒。朝日チャレンジカップなど芝6勝のアルキメデスの半弟なんですが、早い脚に欠けるので、砂が合っています。土曜5R3歳1勝クラスの勝ちタイムを0秒3上回っていて、1勝クラスでも上位争い必至に思えます。 |
13.ダノンジャッカル | そしてダノンジャッカルは1番人気で3着でした。コースロスなく上手に立ち回って、直線も内ラチ沿いからしっかり伸びているんですが、あと一歩及ばなかったです。まぁダノンプレミアムの全弟で、やや人気先行のきらいもあるんですが、まぁ2勝目は時間の問題でしょうね。 |
10.マッドクール | マッドクールが距離短縮に対応して連勝しました。1番人気マッドクールが好スタートから先頭に立ったんですが、内から600m33秒2の速いラップを踏んで2番人気ヨシノイースターが強引に逃げました。ならばどうぞと2番手を追走したマッドクールなんですが、直線仕掛けるときっちり競り落として快勝。馬場が良かったとは言え、同じ土曜の11R3勝クラスの佐世保ステークスより0秒2速い1分6秒台は見事としか言いようがないですね。マッドクールは未勝利戦・1勝クラスを連勝して、これで4戦2勝。1戦毎に強くなってますし、今回は距離短縮で好時計を出したことを評価したいですね。明らかに1200mが一番良さそうで、次走上のクラスでも勝つようなら、オープンへ夢も広がります。 |
6.ナンヨーアイボリー | そしてナンヨーアイボリーは1番人気で10着でした。まぁスタートでアオって万事休すと。まぁ砂を被ってですね、進みも悪かったですね。まぁ語弊はありますけれども、昇級戦の今回という事は、いろんな面でですね、洗礼を浴びたという事で、まぁこの経験が次走以降に繋がってくれれば良いと思います。 |
8.ブッチーニ | 3着ブッチーニは序盤力んでるように見えたんですが、ラストはしっかりと伸びましたね。近走はレースぶりが安定していますし、次走も引き続き上位争いになりますね。 |
5.ヴェローナシチー | 2着ヴェローナシチーは中団から自ら動く形で、よく差を詰めました。使い詰めで疲れは心配なんですが、状態維持なら次走古馬相手の3勝クラスに出て来たとしても、上位争いになりますね。 |
9.サトノヘリオス | 3着サトノヘリオスは中団のインでジッと我慢。3コーナー過ぎに外へ出して差して来ました。同じ3着だったスプリングステークスとほぼ同じようなレースで、前に行った2頭を交わせずに3着でした。今後成長して、もう少し前に行けるようになればもっと面白くなるのではないでしょうか。 |
10.レヴァンジル | そして5着レヴァンジルですね、4番手でレースを進めて勝負所の手応えもホント良いように見えたんですが、最後の直線でもうひと伸びを欠いて、ラストはちょっと寄れるシーンも見られたんですよね。もともと堅実に駆けていた馬だけに、ちょっと出来がもしかしたら本物じゃなかったのかなという気はしますね。 |
11.パラレルヴィジョン | パラレルヴィジョンが鮮やかな追い込みを決めました。パラレルヴィジョンはですね、骨折がなくて昨年6月のデビューが叶っていましたら、間違いなくクラシックに駒を進めていた逸材です。ここはまだまだ通過点でしかなく、勝ち方が焦点だったんですが、上がり600m33秒5で3馬身差ですから、モノが違いました。父はキズナ。次走ですね、どのレースを使ってくるかが楽しみです。 |
12.ジュンブロッサム | 3歳馬ジュンブロッサムが圧倒的な支持に応えて勝ちました。前半の1000m通過が58秒9、超高速馬場であることを考慮すればハイペースではありませんが、極端に上がりが速くなる展開ではなく、直線で200mの区間10秒台のラップが出現しやすい新潟外回りで、10秒台がありませんでした。で、急にペースが速くなるようなレースは得意ではないジュンブロッサムにとっては大歓迎の流れ。スパッと切れる脚はなく、ジワジワと伸びるので2着馬を交わすのに苦労しているようにも見えましたが、最後まで勢いは衰えず、かなり余力はあったように見えました。2000mで1勝目を挙げた後、1800m・1600mとなぜか徐々に距離を縮めて行きましたけども、スローペースではない1800mで力を発揮する事ができました。本当はもっと距離があった方が良いんだと思います。 |
14.プラダリア | まず5着プラダリアですね。1000m通過58秒9は実はこの馬が勝った青葉賞と同じラップなんですよね。ただ、今回は勝ち時計が2秒3も速かったんですよね。この馬自身、青葉賞より速い時計で走ってるんですが、今回は相手が強かったと見るべきでしょうね。ただ1月デビューでダービー5着は立派ですし、今は期待しかないですね。私自身これ本命でね、52歳1ヶ月でのダービー的中が逃したんですが、悔いのない印は打つことができました。 |
2.クールムーア | スタートが早くなかったので、その後すぐにね置いて行かれないように気合いをつけていたんですが、その影響で好位に収まった後も、しばらく押さえが効かなくなってかなり行きたがっていました。それでも外を回って手応え良く直線に入ったんですけども、先頭に立ちかけたところで、左右にフラフラしはじめました。ジョッキーがムチを何回も持ち替えていますね。その後また伸びている訳ですから、直線で苦しくなってフラフラしていた訳ではなくて、気を抜いていますね。既にチークピーシーズをつけていながら、こういうレース内容になってしまっているので、これはすぐには治らないかもしれないんですけども、こういう風にね、まともなレースができない状態でも、上位に好走はしています。どこかで精神面の成長が見られるようなら、注意したい馬ですね。 |
5.カリュウ | そして2着が2番人気カリュウでした。2着カリュウは道中3番手を進み、デムーロ騎手が相手はアレクサンドラと見極めたように、早めに外から仕掛けたんですが、直線並ぶ事ができないまま最後は3着ニシノラーナにハナ差まで追い詰められてしまいました。しかし、勝ち馬を除けば明らかに格上的存在で、次走は勝てるのではないでしょうか。 |
16.アーサーテソーロ | そして好位追走の3番人気アーサーテソーロは4着。4コーナー手前から前が壁になり、追い出しが遅れたのが堪えました。またリメイクが強すぎて離されたのも痛かったですね。ただ、最後併せ馬になったプリーチトヤーンには先着してほしかった所です。いずれにせよ次走は注目したいですね。 |
4.シーウィザード | 3着のシーウィザードはウインオーディンとの比較では今回に関しては力負けですけども、前走逃げ切り勝ちのキャリア1戦の馬が差しに回って好走できたという点は評価したいですね。 |
9.モリノドリーム | モリノドリームが札幌芝1200mで連勝です。前半は後ろから3番目にいたモリノドリームが直線で1番外を通って差し切りました。外が伸びる馬場が幸いしたのは確かですが、前が全て止まるような超ハイペースでもなかったので、展開がハマったという感じではありません。芝1600m以上やダートで勝てなかったんですが、芝1200mでは2戦2勝。ようやく合う条件に巡り合ったという感じですね。普通の馬場の芝1200mの2勝クラスで、後ろからの追い込みはなかなか決まりませんけども、2勝クラスでも馬場や展開が向けば上位可能と見ます。 |
4.アサヒ | そして2番人気のアサヒですね、最後の直線で不利があって5着に敗れました。スムーズなら勝ってたとは言わないんですが、2着に来ていた可能性はあったのかなと思いますね。東京スポーツ杯2歳ステークスではイクイノックスの2着という実績がある馬ですからね、今回の走りだけでは見限れないですね。 |
8.ジネストラ | メンバー中唯一の牝馬ジネストラが勝ちました。ジネストラは好スタートから3番手を進み、外からワザモノが追い上げて来たのに合わせて進出して直線入り口では2番手。逃げ粘るアバンチュリエに競り勝ち、さらに突き放しました。先行力を活かせる札幌1500mはかなり合っているようで、昇級してもまた札幌1500mなら…と言いたいところですけども、これまでですねレース間隔を詰めた時は良い結果が出ていないので、それがどうかという事ですね。 |
3.タヤスゴールド | 中山ダート1200mで新馬戦・1勝クラスともにBランクで勝っている馬です。一時は暴走気味になった事もありましたが、このところ普通に近い競馬ができるようになって、ここは1番人気となりました。まぁただ、元々スタートも早くなくて、そこから出して行くと掛かります。今回は内枠で、前3頭の直後のエアポケットに入って、鞍上もなだめて御すのに苦労していました。直線は何とかスペースができたんですが、大跳びなんで、即座に反応しません。何とか3着まで押し上げたところがゴール。能力的には抜けているはずなんで、勿体ない競馬です。1勝クラスを勝った際は、600m通過が32秒9で逃げ切っています。まぁこれを再現できるかと言うと、難しい面があるんですが、外枠を引けば大丈夫だと思います。中山の後半戦を使って来て、外枠なら見直したいところ。福島の1150mでも良いと思います。 |
1.サクセスローレル | 一方、2番人気に支持されたサクセスローレルは14着に敗れたんですよね。スタートで躓いて、その後逃げて息の入らない展開にはなったんですが、とは言っても負けすぎだと思うんですよね。休み明けで今回は本調子になかったのかもしれないですね。 |
2.スーサンアッシャー | 2着以下は勝ち馬から3馬身以上離された。2着のスーサンアッシャーは出遅れて最後方。4コーナーでサンクフィーユの内に潜って来て、並んで追い込んで、持久力の差で競り勝ちました。デビューから3戦目に初勝利を挙げた後、毎日杯に出走して9着。それ以来の一戦も好仕上がりでした。まぁ出して行くと掛かるので、この戦法が現状ベター。後はスタートを決める事です。タイムランクはC相当ですが、破壊力は上のクラスでも通用します。フランス産の種牡馬Siyouniは凱旋門賞馬ソットサス、中距離の名馬St Mark's Basilicaを出して成功。日本に入った産駒は少ないんですが、この内ヴィズサクセスがオープン入りして、サトノジヴェルニーも3勝クラスにランクされており、この2頭はなぜか短距離戦で活躍中です。スーサンアッシャーは短距離向きではないんですが、今回1600mへの距離短縮で圧倒的な脚を使いました。産駒の傾向は踏襲していると思います。今回のレースの内容はタイム分析で述べたんですが、1勝クラスにいる器ではないと、そう考えます。 |
9.ポーカー | 4着のポーカーは3着から2馬身半差で、自身のタイムランクはDになるんですが、今回は昇級戦でしたし、5分に出て流れに乗って行けたレース内容、これは悪くなかったと思います。 |
10.ボルザコフスキー | 5着のボルザコフスキー、掲示板に載った5頭では最も前目に位置していました。ハイペースだけに中身があります。ただ、東京での初勝利は1800mで、ゆったりとした競馬ができていました。タイプ的には1600mよりももう少し長めの距離の方が向いている、そんな気がします。 |
14.オラヴェリタス | 4番人気5着でした。前走は高速馬場の超スローペースで瞬発力を発揮しましたが、今回は「重」馬場の平均ペースでなし崩しに脚を使ってしまいました。まぁ折り合いはつきますし、瞬発力もあるんですが、本質的には中距離向きではなく1800mだと1勝クラスでも怪しいかなと思います。 |
1.トウセツ | 6番人気6着でした。スタートで挟まれて、最後方まで下げることになってしまったのは痛かったですね。それでも6着までは来ています。まだ2勝クラスに出走できる馬ですからね、2勝クラスならあっさり勝てるレベルにあると思います。 |
5.マルモリスペシャル | スタートはこの馬としては出た方でした。押して前に行き、一旦は先行馬群の直後まで進出したんですが、内枠で詰まります。引いてから4コーナーは出る場所を探していたんですが、隙間が無くて仕方なく内に突っ込んで詰まり、一度も満足に追えませんでした。2走前の中京戦は基本前残りの流れを1頭だけ後方から上がり最速で3着した実績があります。また、このレースについては勝ちタイムはEランクでしたが、キャリアも浅く能力は2勝クラスを通過点とするくらいのものを秘めています。次は狙い。できれば外枠が望ましいと思います。本命視して、やけに人気が無いのだなとそれは不安になったんですが、内心は自身もありました。初勝利が2戦目の長期休養明けで、体重30キロ増と太めで完勝だった事、前走門別の交流戦を楽勝して、上積みも大きいと思えた事です。タイム分析の理屈に加えれば以上なんですが、今回は一にも二にも内枠が災いしました。またひどい馬場状態だったのも影響しています。走る馬と信じていて、できれば外枠が理想と知りつつも追いかけたいですね。 |
14.ダッシュダクラウン | まずダッシュダクラウンなんですが、外枠から外を回って砂をかぶりにくいレースはしているんですけども、コーナーでは外を回っていても砂をかぶるので進みが悪く、直線で一番外へ行ってですね、伸びてはいるんですけども、間に合いませんでした。左回りでは安定しているという風にこの馬は言われるんですけども、実は中京の1900mが合っているだけであって、コーナーがきつい新潟の、しかも多頭数では厳しいタイプですね。まぁ中京1900mの少頭数、または外枠になるまで狙うのは待ちたいと思います。 |
2.スクーバー | スクーバーが2走目で大きく良化を見せました。スクーバーは速い流れの3番手を楽々と追走し、直線に入るとすぐに先頭に並び、残り200m付近から一気に突き放しましたが、ノーステッキで目一杯には追っていません。デビュー戦は出遅れ、さらに3コーナーから4コーナーにかけて引っかかって外に逃げ気味になりながら、一気に追い上げて直線では失速というチグハグなレースをしていたんですが、スムーズに運べれば、こんなに強かったのかと言う勝ちっぷりです。少なくとも、1200mまでの馬ではないでしょうし、距離が延びても昇級戦でも上位可能でしょう。 |
5.オマツリオトコ | そしてクリダームが2着に粘ってオマツリオトコが追い上げて3着でした。3着オマツリオトコなんですけども、大きく出遅れ。さらにダッシュも効かず最後方から5・6馬身離されたんですよね。しかし、鞍上は全く慌てず3コーナーから前を追うと、4コーナーでは大外へ出して、驚きの末脚で3着まで持って来ました。数少ないヴィットリオドーロ産駒だけに、まぁ期待したいですね。 |
3.リフレーミング | 2着のリフレーミング、道中はプログノーシスの1馬身ほど前。動かない相手に対して3コーナー手前から順位を上げて勝ちに動いて行きました。それで完敗は素質と能力の差なんですが、3着馬には3馬身差をつけています。2000mの時計勝負にも対応してきました。昇級戦でこの馬自身、オープン入りに目処を立てた2着ではあります。 |
13.カレンルシェルブル | そして5着のカレンルシェルブル、出遅れてインをショートカットして前へ取り付いたんですけれども、直線は逃げ馬の内しか進路の選択肢がありませんでした。川田騎手のコメントから察しますとね、急激な暑さが堪えたのかもしれませんね。 |
8.ハピ | そして内のタイセイドレフォンが2着。外のハピが3着でした。3着のハピは前走のジャパンダートダービーは最後方からかなり外を回って4着でした。新潟で同じレースをしては厳しく、もう少し前につけたかったんですが、スタート直後に狭くなった事もあって結局は後方。3コーナー入り口から脚を使いながら最後までよく伸びているんですが、上位2頭とは前半の位置取りの差が出たという結果ですね。今後も多頭数だと似たようなレースになりかねないんですが、もう能力はかなり高くて、前半から良い位置を取れるようになれば、もう無双状態になる可能性までありますね。 |
11.サクラアリュール | その後の2着・3着は人気薄の5枠両頭でした。ヒストリーメイカー・サクラアリュールの2頭です。それから3着サクラアリュールなんですけども、出遅れて後方からだったんですが向正面から上がって行くと、直線は内めを選んで一度は差し切るかという脚を見せました。前走オープン2着なのに12番人気と人気はありませんでしたが、この馬意外に続けて好走するタイプなんですね。これは覚えておいた方が良いかもしれません。 |
14.ハセドン | まず8着のハセドン、出遅れはいつもの事でこの馬の戦法に徹したんですが、前走ほどの脚が使えませんでした。まぁ鬼脚を使った後というのはですね、パフォーマンスが下がる事はよくあるケースです。 |
15.アルドーレ | 3番人気で10着のアルドーレです。小倉でオープンを勝ってはいるんですが、基本的に長距離でゆったり走らせた方が良いタイプなんですよね。1700mの平均ペースでは脚が溜まりませんでした。 |
1.ポポラーレウーノ | 2着以下は勝ち馬から6馬身以上離された。2着のポポラーレウーノ、前走芝の新馬戦で13着と大敗。ホッコータルマエ産駒でダートに変わった事が良かったのと、この馬も減量騎手が騎乗して前走から3キロ負担重量が軽くなった事が効きました。ただ、勝ち馬から6馬身離されて完全タイム差はプラス0秒5。次走となるとメンバー次第になります。 |
2.リリージェーン | 2着のリリージェーン、こちらは福島・新潟で連続3着の後、今回が3戦目。勝ち馬に3馬身差をつけられましたが、3着馬には7馬身差をつけています。新馬戦の3着は当時2着のトモジャミと0秒6差だった訳ですから、今回相手も悪かったですね。ただ、小さい馬が今回体重が8キロ減。細く見えた割に走っています。根性がありそうなんで、実践に行って良いタイプです。 |
4.ダンスインザリング | 4着ダンスインザリング、メンバー中唯一の連対経験馬でした。その前走2着もタイムランクはE相当で、押し出された人気でもあったんですが、今回はちょうど砂をかぶる位置にいたのも影響していそうです。もう少し伸びて来て良い、そんな馬です。 |
8.オールパルフェ | 2着以下は勝ち馬から3馬身以上離されました。オールパルフェ、逃げて2着でした。新馬戦の逃げですからね、まぁ物見をしてペースアップはしないんですが、リアルスティール産駒は結構前向きなタイプが多く出るような気がしますね。3着には2馬身差ですからね、まぁ相手が悪かったという事で、次走テンションが上がらなければ上位候補でしょう。 |
9.ペイシャジュン | 2着のペイシャジュン、勝ち馬から0秒7差でタイムランクはC相当。勝ち馬の1列後方から展開に乗じて差して来ました。堅実なタイプ。常に脚は使って来るんですが、今回は勝ち鞍のある中山で、展開面など恵まれた面が大きかったと思います。 |
12.ベルウッドウズメ | 1人気4着でした。4着だった前走の3着馬と5着馬が次走2着なので、1番人気と言うよりこの時期の1勝クラスらしい低レベルのメンバーなので、1番人気。相手が相手なのでちょっとドキドキでしたが、得意の平坦コースから中山に移った事も考慮すれば、4着というのは健闘の部類だと思う。 |
8.ロードヴァレンチ | 勝った1番人気ロードヴァレンチは逃げる手もあるかと思われたんですが、ヴィクトリオンが行くと2番手を選択。3コーナーで競りかけて先頭に立つと、リアルシングとミラキュラスライトが外から差して来たものの、最後まで抜かせずにゴールしました。結果的にはギリギリの逃げ切りで、まぁちょっと上のクラスですぐに通用するとまでは言えないかもしれませんね。 |
14.ターニングアップ | 2着以下についてはホウオウルーレットに離されすぎたのと、前につけた馬が厳しくなってしまったので、上位馬はあまり信用できません。むしろ狙いたいのは10番人気ながら厳しい流れを逃げて5着に入ったターニングアップでしょうね。ペースと展開次第では一発あって不思議はないと思います。 |
4.サンティーテソーロ | サンティーテソーロが2走目で勝ち上がりました。1着のサンティーテソーロ、2回福島3着だった芝1800mの新馬戦以来でした。体重は12キロ減りましたが、細くはなくてそれなりに落ち着きもありました。開幕週の内枠で1馬身ほど早いロケットスタートを決めて逃げて、後続を5馬身差に切って捨てました。エピファネイア産駒の牝馬で母のナガラフラワーはCBC賞2着など、晩年は短距離で活躍しています。脚質は違うんですが、前向きな気性を受け継いでいて今回は1600mへの距離短縮が功を奏した形です。クラスが上がっても1600mでもスピードはもちろん通用するんですが、1400mに短縮すればさらに前進できる。そんな気がします。 |
2.レッドランメルト | 3走続けて2着だったレッドランメルトが今回は3馬身差をつけての完勝でした。スタートからですね、前に行こうとしてる馬は多かったんですが、レッドランメルトも仕掛け気味に出して行って3番手。ペースは速めで、馬群が縦長になりましたけども、それに楽について行って4コーナーでは持ったままで単独の先頭。直線に入る前から追い出して差を広げ、そのまま押し切りました。早い流れでもまぁ押してはいましたけども、前に行けた事自体が今までと違いますし、早めに先頭に立って押し切ったのも、コースを意識したという部分もありそうなんですが、これまでと違いました。まだまだ成長を期待できますし、2勝クラスでも上位候補ですね。 |
1.テイエムスパーダ | 2番人気で7着のテイエムスパーダは前走のようなパンパンの良馬場ではなかった事も影響していそうですけども、これ結果的には直線で内を開けたのも良くなかったんじゃないかという課題になりましたね。 |
7.ウインマーベル | その後2着がウインマーベル、3着がヴァトレニでした。2着のウインマーベルも集団の内にいても内が開いているため、狭くなったりする事もなく、直線入り口では外に広がった集団の中では最も前にいました。さらに内の方を通った勝ち馬には差されましたけども、結果的に内枠が幸いしましたね。まぁ特殊な馬場と特殊な展開で、内枠で相対的に内を通っていながら揉まれたり狭くなったりする事がなく、さらに直線で伸びない内ラチ沿いを通る必要もなかったという、まぁ夢のようなレース運びでの2着で、高くは評価できないと思います。そもそも勝った葵ステーキのレベルがちょっと怪しくてですね、2着のコムストックロードはその後あまりレベルの高くないオープン特別で連続の4着。3着のブレスレスリーは2勝クラスを勝てていません。2馬身半も差をつけた2着・3着馬のその後なんて関係ないというのは、まぁ正論なんですけどもね、今回の2着が恵まれたものであると判断する私にはそれを含めて次走は危険と思われます。 |
8.ファストフォース | そして2着がファストフォース、3着争いは内のサンライズオネストが先着しました。2着ファストフォースは休養明けのCBC賞12着時に減少した馬体が、10着だった前走の北九州記念では戻っていませんでした。それが今回は12キロ増。馬体回復が好走の要因です。それと昨年7月、小倉1200mのCBC賞を当時の日本レコードで制覇した実績から、高速決着に強い点も大きかったです。 |
9.ナムラクレア | そして2着が3番人気タイセイビジョン、3着が1番人気ナムラクレアと上位人気馬が続きました。それから3着のナムラクレアは直線入り口で外へ行きかけてから内に入って来て、狭い所を捌きながら、それでも鋭く伸びました。これスムーズならとちょっと悔やまれる結果なんですけどもね、1400m以下ならどんな展開や位置取りになっても崩れないという辺りが能力の高さだと思います。 |
10.タイセイビジョン | そして2着が3番人気タイセイビジョン、3着が1番人気ナムラクレアと上位人気馬が続きました。2着のタイセイビジョンも内でロスのないレースができましたけども、まぁこちらはハマったという印象はなくて、実に堅実ですよね。まぁG1ではない1200mでは常に上位候補となります。 |
11.トゥラヴェスーラ | ここまで3頭は同タイムの接戦で、さらに4着トゥラヴェスーラ、5着メイケイエールまで0秒1の間でした。4着のトゥラヴェスーラは内に入れて勝ちに行く競馬ができました。ある程度の位置につけた分、ひと伸びを欠いた格好でも、2年連続の4着は立派です。7歳にして崩れなくなった点を評価したいです。 |
12.ヴェントヴォーチェ | ヴェントヴォーチェが抜け出して重賞初制覇。管理する牧浦充徳調教師もJRAの重賞初制覇となりました。ヴェントヴォーチェは出遅れてはいないんですけども、スタートの後に隣の馬と接触して下がり、理想のポジションは取れなかったんですが、上手く内から捌けましたね。揉まれるレースがあまり得意ではない馬が、馬がいない内を通れたのはラッキーでしたし、勝った春雷ステークスがそうだったように流れが速くない1200mが得意でもあります。今回は何から何まで上手く行ったと思います。 |
13.メイケイエール | メイケイエールが秋初戦を完勝し、重賞6勝目を挙げました。同じ中京1200mのシルクロードステークス勝ちの自身の600m通過が33秒9、今回は33秒3で掛かるのが通例のこの馬でも忙しく感じたのかもしれません。ただ、これまでにない折り合いの良さが上がり600m32秒9と圧巻の瞬発力を引き出しました。調教でも余裕の動き、やんちゃな面が薄れて、風格すら感じられます。だから食べたモノが身になって馬体も増えました。悲願のG1制覇へ気性の成長が不安点を打ち消しています。 スプリンターズステークスで不安があるとすれば、レコード勝ち後の反動という事なんでしょうが、タイムランクはCなんでね、まぁ今回時計ほど負担は少なかったと読みます。 |
15.シュネルマイスター | その後の2着争い接戦でした。シュネルマイスターがサリオスにアタマ差先着です。シュネルマイスターは太く映る体型で、最終追い切りで何とか仕上げの帳尻が合ったんじゃないかと思ってます。直線で進路ができてからの伸びは流石で、私は再三使い古している言葉なんですけどもね、この馬のラストの伸びというのは、もう鬼気せまるものがありますね。数字や記録では語れない、やはりね今後のマイル戦線を担うのは、この馬だという事だと思います。 |
10.チェイスザドリーム | 1番人気チェイスザドリームが逃げ切り。これで4戦3勝。デビュー戦は1200mで2着を0秒7千切っており、1200mでも十分やれるはずですね。しかし、2戦目の1400mでは2着に敗れており、まぁ前回・今回と連勝した1000mが一番向いているのは確かでしょうね。スタート自体はダンスウィズジョイの方が早かったんですが、チェイスザドリームは二の脚が抜群で、上のクラスでも1000mから1200mならいきなり一発があってもおかしくありません。 |
12.メイショウヒューマ | 4着のメイショウヒューマは促しながらで、追走に余裕がありませんでした。流れ込みが叶うレースだったとは言え、今回は前向きさに欠けていた感じがします。 |
13.レッドラマンシュ | そしてその後は接戦で、16番人気グリュレーヴが1番人気のレッドラマンシュに先着しました。6着のレッドラマンシュは序盤の力みは許容範囲だったと思うんですよね。この馬にとっては初めて経験するハイペースでしたから、その流れの中で脚が溜まらなかったのかもしれません。まぁ本質的にはね、短距離馬ではないんじゃないでしょうかね。 |
2.ペプチドナイル | 2着ペプチドナイルは好位につけて追い出しをギリギリまで我慢して、最後までしぶとく脚を使ってるんですが、今回は勝ち馬が強すぎましたね。レースぶりは安定していますし、次走も上位争いになります。 |
2.ヘイセイメジャー | 3着のヘイセイメジャー、ムラなタイプなんですが、以前に阪神ダート1400mで5ヶ月ぶりだった2勝クラスのドンカスターカップにおいて。勝ち馬とのタイム差なしの3着がありました。当時の完全タイム差がプラス0秒6、今回が4ヶ月ぶりでプラス0秒7ですから同じくらいの走りです。フロックではありませんが、連続好走も難しいタイプに思います。 |
2.ルーフ | 栗東清水久詞厩舎の所属の牝馬。土曜中京3レースの2歳未勝利戦を完勝したショウナンアレクサや新馬勝ちのフルメタルボディなどに調教で食い下がっていて人気を集めました。芝1200mでスタートは出たんですが、その後に前に入られたのか、雨に滑ったのか急に下がってしまい、道中は後方から。ただ、3コーナー過ぎに外を追い上げた脚勢が良くて、ラストまで伸びて0秒3差3着まで肉薄してきました。このレースの前後から雨が激しさを増して、馬場発表は「良」でも、良馬場としては時計を要する中、自身の上がり600m推定33秒3は驚いて良い数値です。ダイワメジャー産駒、牝系は名牝Dahliaに遡ります。血統的には距離不足と思われる1200mでの鬼脚。能力は相当高いです。 |
5.ルージュカルミア | 勝ったルージュカルミアは3ヶ月半ぶりの実戦ながら、体重は8キロ減って、404キロだったんですよね。ですから、見た目に細く映ったんですが、レースに行くと父のディープインパクト譲りの末脚で差し切りました。前走は不利があって敗れたんですが、今回はロスなく運んで勝ち切りましたね。今後は馬体の成長は鍵になってくると思いますが、能力は上のクラスでも通用しますね。 |
9.カヨウネンカ | 1番人気で3着だったカヨウネンカ以下は2着馬から3馬身以上離された。3着カヨウネンカは不利な展開ながら内目を追い上げて来ました。重賞の紫苑ステークスでは不利がありながら5着。自己条件でも3着というのはこの馬らしい感じなんですが、走破時計は馬場状態を加味すると大差ありません。仮に東京なら2000mよりも距離を短縮した方が良いと思います。 |
1.ユイノザッパー | まぁハナを切れないとほぼ凡走が確定してしまうアメリカンピースが、好スタートを切ったんですが、その後ユイノザッパーが仕掛けて前に出て行って、1コーナー手前までは先頭。アメリカンピースも押して行って、コーナーワークで前に出て、ユイノザッパーもですね、ジョッキーは2番手でもOKという抑え方をしていたのですけども、もう馬は行きたがっていて、抑えきれず3コーナーでは先頭。ここでアメリカンピースは一気に失速しました。1000m通過は1分0秒9と速く、ユイノザッパーも共倒れになっても不思議ではなかったんですけども、粘りに粘って2着でした。直線半ばではね、あ、これ4着に落ちちゃうかなという感じだったんですけどもね、ゴール寸前まで先頭でした。東京2100mの1勝クラスでは2回とも逃げて7着でしたが、1800mならハイペースの先行でも粘れるところを示しました。かなりね、疲れそうなレースをしたので、間隔を詰めると危ないかもしれませんけども、次走も1800mなら有望ですね。 |
12.ピュアブラッド | 2番人気8着でした。およそ5ヶ月の休養明けで、体重も12キロ減でした。まぁ今回ちょっと馬体ができていなかったでしょうかね。また、出遅れて後方になったのも痛かったと思います。 |
2.タイセイエピソード | 3番人気1着でした。さらに距離を伸ばして来たので3番人気に止まったのではないかと推測するが、前走で1400mより1700mの向きというレースをしており、さらに100m伸びるのはむしろ歓迎。少頭数のスローペースでもあり、追走が楽になり、力を発揮する事ができた。 |
10.アルマドラード | ここまでダートでは2戦して1着・2着のアルマドラードが1番人気に応えて快勝しました。兄にダービー馬レイデオロがいる良血。この兄弟は全て中央2勝以上ですからね、堅実に走る血統です。レイデオロの全弟という血統からも、芝で期待されていたはずなんですが、芝では5戦して未勝利。しかし、ダートは本当によく走ります。この兄弟ではダートで2勝している現役3勝馬、ソルドラードと似たタイプかもしれませんね。今回は持ったままで4コーナーを回って上がって来ると、逃げたジッピーレーサーを競り落として快勝しました。4コーナーの手応えからはもっと圧勝するかと思われたんですが、意外な逃げ馬の抵抗に逢いましたね。もしかすると先頭に立つと気を抜く、いわゆるソラを使うタイプかもしれません。 |
14.キングスバーンズ | 3着のキングスバーンズは2着オディロンとクビ差です。離れた2番手で、2着オディロンとまぁほぼ同等のレースをしましたからね、これは評価して良いと思います。この馬脚部不安で大事な4歳時を棒に振ってしまっただけでね、ポテンシャルは高かったという事です。 |
16.バトルクライ | そして9番人気セキフウが2着、8番人気バトルクライが3着でした。3着のバトルクライはスタート直後躓きましたが、追い込み馬なりにリカバリは上手く行きました。直線は捌くのに手間取ったんですが、これはこれで仕方ないと思います。 |
5.ノッキングポイント | この馬に騎乗したルメール騎手はよくですね、「段々と加速してくれた」というようなコメントするんですけれども、正に今回ね、そのラップ構成なんですよね。まぁスタートからゴールまで、本当に優等生のレースで、ノーステッキで大楽勝でした。まぁ次走は当然重賞を使って来ると思いますが、本命を打てるレベルですね。お父さんはモーリス。母はチェッキーノで、16年のフローラステークス優勝馬。続くオークスでは、シンハライトの2着だった馬です。 |
2.ハイエンド | 4着のハイエンド、休み明けの前走新潟戦6着を使って良化。ジリっぽいんですが、ゴール間際は伸びていました。初勝利の時は阪神ダート2000mで、シャンバラを差した実績があります。いつ勝っても不思議はありません。 |
8.ウラエウス | 3着ウラエウス、長期休養明けも仕上がり良好でした。以前からハナに行き切るとしぶとかった馬です。今回は序盤に来られて、ペースが速かった。まぁこの辺が敗因でしょうかね。次走も反動がなくて逃げられれば圏内。 |
13.グローツラング | グローツラングが後続に2馬身半差をつけて逃げ切りました。グローツラングは出遅れて後方からの競馬になるケースが多かった馬なんですが、今回はスタートを決めて躊躇することなくハナに立ちましたね。結果、自分のリズムで運ぶ事ができてそのまま危なげなく逃げ切りました。まだ出遅れる可能性がありますし、揉まれた際の不安も残っているんですが、ですから次走上位候補とはしないんですが、高速で走るだけの素質がある事は覚えておきたいと思いますね。 |
7.アイヴォリーアイ | 4番人気3着でした。3着とは言え、勝ち馬には0秒7離された。超ハイペースだった前走で先行して7着・11着だった2頭はその後1着・2着だが、差して2着だったこちらは、普通のペースならこのぐらい。前走がいかに展開に左右されたレースだったのかがよく分かると思います。 |
2.ララヴォルシエル | 1着ララヴォルシエル、後方から3頭目とは言っても2着馬・3着馬よりは前に位置していましたが、抜ける脚の早さと爆発力は「強い」の一語でした。デビューから3着・2着・2着と来て勝ち上がった堅実派なんですが、持ち時計的には平凡でした。高速馬場で眠っていた潜在能力が活きたという事と、1600mへの距離短縮も良かったんでしょう。牡馬にしては小柄なんですが、モーリス産駒特有のバネがあります。母系はゴールデンサッシュに遡る名牝系。遅いペースの瞬発力勝負でどうかなんですが、折り合いさえ大丈夫なら2勝クラスはすぐ突破できます。 |
3.アルナシーム | 勝ったアルナシームは昨年の朝日杯フューチュリティステークスで4着だった馬です。1勝クラスのここは取りこぼせない1戦でしたね。スピードを制御できなかった2歳秋の東京スポーツ杯を思い起こしますとね、随分大人びたレースができるようになりましたが、まだ折り合い面は完璧ではなさそうですね。まぁ次走以降、注視したいと思います。 |
7.ルチェカリーナ | あと3着のルチェカリーナですね、ロードマックスの一列前から直線は並んで追い込んだんですが、勢いで劣りました。ただ、2着に上がりかけてはいました。以前アネモネSを1番人気で3着した際に1600mは長いと思っていました。今回は久々の芝1400mだったんですが、実際1600m6着の前走から前進しています。今後芝1400mにこだわると思うんでね、注目です。 |
2.クロジシジョー | 1着のクロジシジョー、これでダート1200mは6戦3勝・2着2回・3着1回と全て馬券の対象内。今回は展開も向いたんですが、勝負にかかってからが強くて、ここまで3着2回の中京ダートで勝った事は持久力が強化された証明です。オープンに入ると全体の時計も速くなりますし、パサパサの砂でどうかの問題もあるんですが、この距離なら相手なりに走れそうな感触もあります。3歳馬で、負担重量も恐らく軽くなります。 |
16.レシプロケイト | ハコダテブショウがレコードで逃げ切り、3番手追走からミラーウォーカーズが2着。前が止まらない馬場の典型的な行った行ったでした。上位2頭はともに外枠でもありました。1番人気のレシプロケイトは内枠。4月に中山ダート1200mの京葉ステークスを差し切っていて、川田騎手で内を突いて0秒4差の楽勝でした。まぁその時は時計的に内を突くだけの隙間があったんですが、これだけ決着時計が速いと、内に突っ込む余裕がありません。仕方なく内から外に出さざるを得ませんでした。それでも3着まで追い上げたのは脚力。立て直して今は状態が良く、普通の馬場のダート1200m戦なら首位候補として狙えます。 |
6.ヴァイルマティ | スタート後に少し気の悪さを出したのか、進んで行かなくて道中は離れた最後方に取り残されました。少頭数でもあり、圏外と思われたんですが、残り600m手前から一気に大外を追い上げて、先団に取りつき4コーナーも大外。脚が上がっても驚けないくらい長い脚を使いながら、最後までしぶとく伸びてゴール寸前で2番手に上がりました。1番人気で1着のロッククリークは好位の内に収まって、ロスのない競馬をしていました。そして3着が逃げたスマイルスルー、これら2頭とは真逆の競馬をしたヴァイルマティは、今回のタイムは評価できないものの「強い」と印象に残りました。ゴールドシップ産駒の牝馬、母マイネヌーヴェルの子供も走っていて、半兄で同じ系統のステイゴールド産駒マイネルクラースはダートで長距離を中心に5勝。血統タイプから、時計の掛かる芝の中距離がベストと推測するんですが、今後の成長如何では大化けの可能性もあるのではないかと感じています。調教については、調教はね根が動かないんで、あまり信用しない方が良いと思います。 |
4.セイゲン | 1番人気1着でした。初の中山も克服していますしね、次走も逃げられる組み合わせになれば上位可能かと思います。 |
5.モカフラワー | そして4着モカフラワーはアサマノイタズラの半妹にあたります。併走していたショショローザには競り負けたんですが、見せ場は作りました。舌を縛った効果は伺える内容でしたね。 |
2.ノースブリッジ | 4ヶ月ぶりの実戦だったノースブリッジが勝って重賞初制覇です。ノースブリッジは緩やかな流れで行きたがっていたんですが、何とか我慢させて正攻法に近いレースで抜け出しました。タイムランクはEですけれども、着差も僅かなんですが、しぶとい二枚腰は完勝と言える内容で、今後が楽しみになったと思いますね。この馬タイム分析でも触れましたけれども、さらに話を一歩進めます。勝つには勝ちましたけれども、序盤で行きたがっていたように、まだまだ自身のスピードをコントロールしきれていません。落ち着きが出てきたとは言え、まだ安心できない面もあります。タイムランクもEでした。それでもですね、この馬の大きな可能性に賭けてみたいんです。この馬が折り合ってキチンと走れた時に、どれぐらいの脚を使えるのか、あるいはマイル路線への転向もあり得るのか、秋はですね恐らく毎日王冠がターゲットになると推測していますけれども、エプソムカップと言うのは毎日王冠の隠れたステップレースですから、ここを使ってくれば連勝を期待したいと思います。 |
3.サリオス | 3着のサリオスは国内では2020年の毎日王冠以来、久しぶりに馬券圏内に入りました。今回はですね、入厩当初から大幅に体が減っていて、体調を整えるのに苦慮した仕上げだったんですね。そんな状態で、直線半ばでは勝つかの場面を作りましたからね、まぁ近走は不本意なレースが多かったんですが、改めてこの馬の地力を示しましたね。 |
4.ダノンザキッド | そしてシュリが逃げ粘って2着。3着がダノンザキッドでした。そして3着のダノンザキッドは展開負けですけども、ゴール前の伸びを見ると一時の不振は脱したようです。まだ4歳ですからね、今年の秋のG1も期待できそうです。 |
5.レイパパレ | そして1番人気のレイパパレは12着。何か3番手でね流れに乗ってるように見えたんですが、いざ追い出すと反応がなくて、そのままズルズルと後退しました。レース直後はちょっと敗因わからなかったんですが、後からパトロールビデオ確認するとスタートで躓いて、本当落馬寸前の不利があったんですよね。流石にこれでは力発揮できないも当然ですし、マイルは適性あると思うんで、巻き返してくる1頭だと思いますね。 |
9.ジャスティンカフェ | その後の4着が1番人気のジャスティンカフェでした。ジャスティンカフェはですね、この馬のレースに徹しながら、4コーナー最内という見事なショートカットだったんですけれども、最後は伸び負けしてしまいました。敗因は馬場だと思います。瞬発力は重賞でも通用しますから、次走改めて期待できると思います。 |
6.ジョンソンテソーロ | 勝ったジョンソンテソーロ、放牧で立て直して馬体が良くなっていました。そして初めてブリンカーを着用してきました。出遅れましたがね、外を回って大味なレースで楽勝です。まぁ気性的にアテにはできないんですけれども、まぁワンターンの東京なら昇級しても通用しそうですね。 |
9.レッドゲイル | レッドゲイルは完敗の2着で、それも安泰の2着ではなかったですが、まぁスタート直後に躓く不利が痛かったです。それでもレース運びに安定感があって、2勝クラスまでは難なく突破できるでしょう。 |
11.フォーヴィスム | 4着のフォーヴィスムはスタートで躓いたんですが、その後のリカバリーは上手く行きました。初めての1400mのペースに戸惑っていた節もあるんですが、能力は優に通用します。ただ、現時点ではワンターンに限定されます。 |
14.キタノエクスプレス | 2着以下は勝ち馬から5馬身以上離された。2着のキタノエクスプレスは控えても味のないタイプ。ドンフランキーが強気に来ても、ハナを譲る訳にはいきませんでした。勝ち馬が強すぎて2着に粘るのは、能力の高さプラス休養明けに実績があるという事です。ただ、休み明けで好走した後、2戦目で2度大敗があります。次走は間隔を空けて使って来なければ危険です。 |
4.ジュリエットパール | 2番人気10着でした。前走から6ヶ月以上間隔があいていますので、評価については対象外です。出負けして寄られる不利もあったが、悪くない手応えで直線へ。それで伸びないのだから、休み明けの影響としか思えない。次は良いはず。 |
2.プレミアムスマイル | 2着プレミアムスマイル・3着セレッソはともに52キロ。この3キロ差かなり大きいですね。ましてや古馬は1番人気リキサンハートが55キロです。まぁそれでは古馬は厳しいと言えるでしょう。次走狙えるとすれば、やはり2着プレミアムスマイル。ただ、今回と同じ牝馬限定戦であまり先行馬が多くないレースという条件がつきます。 |
14.ピンクマクフィー | そして勝ち馬にクビ差の2着がピンクマクフィーでした。2着のピンクマクフィーは2番手追走から先頭に立って惜敗。前走で短距離から距離を延長して連続2着。今回は馬体が増えて成長も認められました。勝ち馬と同タイムでBランク相当。まぁ次走辺りチャンスに思います。 |
1.スマートリアン | そして2着争いは内を突いたタイセイビジョンがアネゴハダに半馬身先着。そして4着にはスマートリアンが入りました。4着スマートリアンなんですが、まぁスタートやや休め。後方から3頭目とかなり厳しい位置取りでしたが、3コーナーで大外へ回すと強烈な伸び脚。通ったコースを考えると、かなりの価値があるレースだったのではないでしょうか。初の1200mだったんですが、これも合っていそうですね。 |
9.サンライズオネスト | そして2着がファストフォース、3着争いは内のサンライズオネストが先着しました。3着サンライズオネスト、調教の動きは抜群でした。状態が良くて、鞍上もそつなく運んでいます。時計が速すぎたという事とと、G2レベルでは底力がちょっと足りない、そんな気がします。 |
16.トウシンマカオ | 1番人気で4着のトウシンマカオですけども、外枠からずっと外回り、4コーナーではかなり外へ行ってさらに直線入り口では内から寄られて外に振られましたけども、そこからの伸びは目立ちました。今回が初めての1200mだったんですが、ビッグアーサー産駒らしくこの距離は合っているようで、今回のような特殊な馬場の特殊な展開ではない1200mで見直したい所です。 |
4.クレア | クレアが新馬戦以来のダートで圧勝。3歳以上1勝クラスでレコードが更新されました。1着クレアはキャリア3戦、2走前に芝のレースではあるんですが、出遅れから上がり最速をマークして8着ながら0秒3差と1勝クラス通用の能力がありました。そして遡れば、新馬勝ちが阪神ダートの「重」馬場と脚抜きが良い馬場に適正がありました。また1週前の栗東坂路で49秒5と状態面も含めて覚醒しつつもありました。これらの要素が全て合わせての楽勝でした。同じような高速ダートなら上でも通用するんですが、乾いたダートならむしろ芝の方が良いかもしれません。 |
5.スカーレットジンク | 2着スカーレットジンクと3着テキサスフィズ、これら2頭も内枠でした。勝ち馬が強くて、テキサスフィズが甘くなったのをスカーレットジンクが交わしたという感じですね。ただテキサスフィズは現在連勝中でした。状態が良くて、現3勝クラスのカルネアサーダと半馬身差2着があります。これはこれで目処が立つ内容でした。 |
11.ウォームライト | 勝ったウォームライトは今回が初めての1000m。流石に1200mのように前へ行くことはできず、5・6番手が精一杯でした。しかし、最後の最後に強烈な脚を披露して勝ち切りましたね。ウォームライトの近親には現役4歳3勝のスーパーウーパーがいます。2勝クラスですぐに勝ち負けは厳しいかもしれませんが、いずれ勝ち上がってくるはずですね。 |
7.ツインクルトーズ | このレース、2着以下の馬は勝ち馬から5馬身以上離されました。2着のツインクルトーズ、逃げて5馬身差なんですが、3着馬には4馬身差。新潟芝1600mの新馬戦で好位を進んで、0秒4差5着の後、ダートで着順を上げて来ました。父マインドユアビスケッツは自身の競走成績以上に、産駒は距離に融通性があります。ただ、この馬の場合お母さんのツインクルスターがサクラバクシンオー産駒の短距離馬で、字面的には1800mは長く感じるところなんですが、このお母さんの下がサウンドトゥルー・ルールソヴァール・アナザートゥルースとおなじみの血統です。だから折り合いがつきます。東京ダート1600mももちろん視野に入りますし、距離短縮も良いでしょう。上積みもありそうで未勝利戦では上位候補に入ります。 |
2.エバーハピネス | あと3着のエバーハピネス、6月の東京の新馬戦がシャンドゥレールの2着。今回は牝馬で仕上がっていました。前2頭からは2馬身以上離されたんですが、内の回りの外枠、途中から流れが落ち着いた事を踏まえれば、能力通りの走りはできています。ドゥラメンテ産駒、勝つのに時間は掛からないでしょう。 |
4.イコノスタシス | 2着のイコノスタシス、前回の馬券Summaryで取り上げた7/30新潟芝1600mリバティアイランドが勝った新馬戦の4着馬です。当時は2番目の上がりで差して来ましたが、今回は内枠を引いてルメール騎手は逃げの手に出ました。惜しかったのは、2ハロン目から3ハロン目を連続11秒7。馬がその気になって行ってしまった点です。その後一旦ペースを落としたんですが、差されたのはその分だと思います。馬体増は成長分。東京ならじっくり乗るはずで、よほどの有力馬が出てこない限りはチャンスだと思います。 |
13.アクアマリンブルー | 2着以下は勝ち馬から5馬身以上離された。2着デフィデリ、3着アクアマリンブルーこれら2頭は好位の内を粘り込みました。コース替わりに展開利が加わって、内枠の特性が来た形です。ただ、勝ち馬に0秒8以上離されており、タイムランクはC相当でも連続好走となると微妙なところです。 |
3.ブレークアップ | そして逃げたですねブレークアップが2着です。前半1000m1分3秒8ですから、逃げ残りが叶うペースです。好位組がジリっぽくて、難なく突き放して2着は確保しました。今回東京コースを克服したとは言え、本質的には小回り向きで、今回は展開に恵まれたと思います。 |
4.マリノアズラ | 3番人気1着でした。スローペースで逃げた上に1番人気で3着のスワーヴエルメがちょっと仕掛け遅れになったと、まぁ展開に恵まれた要素はあるんですが、上のクラスでも同じような展開に持ち込める可能性はあります。その場合は通用する可能性はあるでしょう。 |
9.レッドヴェロシティ | そして2番人気のレッドヴェロシティが3着でした。レッドヴェロシティ、出遅れはいつもの事で、今回はですねいたずらに動かず、直線勝負で馬群を割って伸びて来ました。この馬はソラを使いますから、常に全力疾走とは言えないんですが、青葉賞で3着しているようですねポテンシャルは高いです。心身上手く噛み合えばと思います。 |
7.セッカチケーン | 6着のセッカチケーン、本来ならこの馬が内枠の利がある所ですが、スタート後モロに躓くアクシデントがありました。ラストは伸びていて、次走は巻き返して不思議はないと思います。 |
11.エルデストサン | 2着以下は勝ち馬から4馬身以上離された。2着のエルデストサンは後方待機から早めに追い上げて、直線入り口では単独の2番手。しかし、勝ち馬との差は詰まらず直線半ばからはむしろ差が開きましたね。とは言っても、これは勝ち馬が強すぎたという離れた2着で、次走も上位候補となります。 |
1.ニホンピロクリーク | 勝ったニホンピロクリーク、2番手でいつでも前を交わせる手応えでしたが、まぁちょっと逃げ馬のしぶとさに手を焼いて、結果的には辛勝でした。とは言っても完全タイム差はマイナスで、3歳牝馬は負担重量で有利ですから、昇級しても通用しそうです。 |
6.セルバーグ | 3着セルバーグ、坂上では勝ち馬よりこちらの方が手応えは良かったくらいです。外外を回った分もあるのでしょうか。それでも上がり3F推定はメンバー最速。牡馬にしては小柄なんで、体重維持なら次走も期待できます。 |
7.トゥデイイズザデイ | 3着のトゥデイイズザデイは少し出遅れて後方待機。直線でしっかり伸びていますけども、これ以上速い上がりは見込めない馬だけに、位置取りで負けたという3着ですね。阪神内回りや中山では人気ほど走れていないので、次走が小倉だとま全面的に信頼するのは怖いんですけども、1勝クラスはいずれ勝てる馬です。 |
4.ランドボルケーノ | 2着のランドボルケーノ、好位直後から先に抜け出したコパシーナを追って一旦先頭。ハイペースだけに着差がクビなら勝ち馬と同等かそれ以上の価値があります。前走新潟の上越ステークス2着もハイペースを好位から抜け出して、後方から来たカワキタアジンに差されたもの。強い競馬が2度続いたのは、これはもう本物と見て良い証明だと思います。あとは装鞍など、ちょっと敏感なタイプのようでね、少し間隔を空けて使ってくれば次走も首位候補に挙げられます。 |
10.ラインガルーダ | ラインガルーダは先ほどの7Rのレコードを更新。1200mでは初めての勝利です。1着ラインガルーダ、超高速ダートで1200mはまたもレコード。内枠で行き切ると止まらず、逆に外の馬は距離を走らされて、その差が顕著に出ると。土曜の傾向通りの決着でした。前2戦は小倉1000mで連続3着しているんですが、昨年夏に同じ小倉の「重」馬場で、タイムランクBの逃げ切りがあって、高速馬場に実績があったのは確かです。ただ、それだけで買えるかと言うと首を傾げます。5馬身差の楽勝なんですが、この着差も行き切った者勝ちと、そういった傾向に入ってくるんじゃないかと思います。 |
2.ボッケリーニ | ボッケリーニが重賞2勝目を挙げました。スローペースで3・4番手のインで流れに乗って、スムーズに進路を確保できたんですよね。あと一歩勝ち切れない競馬続いてたんですが、今回は理想通りの競馬ができた事が最大の勝因ですね。現状は2000m以下の距離より長めの距離の方が合ってると思いますね。 |
4.ヒンドゥタイムズ | 勝ち馬から離れた2着争いは接戦で、外のヒンドゥタイムズが内のジェラルディーナにハナ差ジェラルディーナにハナ差先着しました。2着のヒンドゥタイムズは、コーナーで動けない位置にいたことで脚が溜まったという面もありますけども、去勢明けの休み明けでいきなり好走できました。これは次走も侮れないですね。 |
10.ヴェラアズール | 勝ったヴェラアズールは3走前からですね、芝の長距離戦に転じて以降、上がり600mの推定タイムが最速・最速・最速タイ、そして今回は最速で4戦2勝です。父はエイシンフラッシュで、叔母トールポピーは2008年オークス、叔母アヴェンチュラは2011年の秋華賞を勝っている芝の血統です。芝の長丁場の重賞も視野に入ったと思いますね。 |
11.ウインマイティー | 1番人気の単勝オッズが6.2倍という混戦を制したのは、10番人気ウインマイティーでした。ウインマイティーは好位の内で最も理想的なレースができましたし、まぁ状態も上がっていたと思いますね。千切れない重症でこの着差は完勝です。一昨年のオークスでね、1着デアリングタクト・2着ウインマリリンの3着馬です。まぁスランプを脱して完全に復活したと見て良いと思います。 |
12.マイネルファンロン | その後マイネルファンロン、こちら14番人気で5着でした。一見ムラな大駆けタイプですけれどもね、速い流れを好むタイプで、折り合い面を考えるとむしろ乗りやすかったのではないかと思います。出遅れをリカバーして、今回できる最大限のことをねM.デムーロ騎手はやってのけたと思います。 |
6.カフジエニアゴン | 8着ファーンヒルと9着カフジエニアゴン、人気2頭の敗因は外枠に尽きるでしょう。これだけ時計が速いと距離ロスによる不利は絶大となって、どちらも前走で「重」馬場のダートで好走しているとは言っても、ダートの質そのものが違いますから参考になりません。まぁともに次走は見直す手です。 |
7.レオノーレ | 2着レオノーレは勝ち馬に4馬身差で完敗ですが、今回はいかにも相手が強すぎたと。放牧を挟んで馬体が成長して、次走はねなんとかなるのではないかと思います。 |
9.モディカ | ブリンカーを初めて装着したモディカの圧勝です。これまで1800mでは先行して甘くなり、短距離では先行できなかったモディカなんですけども、今回はブリンカーを着用しての1700mで、軽く仕掛けて先手を主張すると3コーナーから差を広げて行って独走となりました。文句なしの好タイムですけどもね、気性に難のある馬が多いAmerican Pharoah産駒です。ブリンカーを着けたり、ハナを切って気分良く走ったりするとAmerican Pharoah産駒は一変したり、こういうハイパフォーマンスを発揮したりする事が多いんですけども、これもそのパターンだと思います。従って、次走も同じだけ走れる保証はないかなと思います。 |
12.エーデルブルーメ | ここ勝つのは力上位のリカンカブールで、まぁそれは仕方ないとしても、これをマークするように上がって行って直線で並びかけた辺りでは、これ楽に2着かなと思えたんですけども、そこから伸びを欠いて3着でした。4コーナーであまり手応えが良くなかったサトノマジェスタに差されてしまいました。で、このレースのラスト400mのラップは12秒2-11秒7と速くなっていて、まぁ高速馬場で切れ味を要求すると厳しいという事だと思います。この馬の1勝目は2月の小倉のあまり良くない状態の芝の「稍重」。そして1勝クラスでの2着は中山の「重」と5月の新潟の傷んだ芝。小倉では2回続けて切れ負けという感じの3着なんですよね。まぁ次走も高速馬場なら連下級の扱いが妥当ですが、馬場が重ければ軸にできるので、まぁ馬場状態によって狙いを変えたい馬です。2番人気3着でした。前が離して逃げて厳しいレースになった。上手く中団に構えて3コーナーから外へ出して差してきたが、惜しくも3着。現状では展開がハマらないと厳しいか。 |
4.ウィリン | 次走注目したいのは断然の1番人気で2着に敗れてしまったウィリンですね。新馬戦を逃げて圧勝した後、リステッド競走の紅梅Sで3着。桜花賞トライアルのG2フィリーズレビューでは15着と通用しませんでしたが、まぁ1勝クラスでは力が違います。今回はハイペースの好位からレースを進め、直線はアッサリ抜けるかと思われたんですが、まぁ外から古馬にやられてしまいました。次走はメンバーに関わらず勝てそうですね。 |
9.キャニオニング | 2着のキャニオニングの前走はスローペースの前残りに泣いて届かずの4着。今回は差せる展開と馬場で2着に入りました。1200mで後方待機策なら伸びては来ますから、今後も展開や馬場がハマるかどうかが鍵となります。 |
10.デフィデリ | 2着以下は勝ち馬から5馬身以上離された。2着デフィデリ、3着アクアマリンブルーこれら2頭は好位の内を粘り込みました。コース替わりに展開利が加わって、内枠の特性が来た形です。ただ、勝ち馬に0秒8以上離されており、タイムランクはC相当でも連続好走となると微妙なところです。 |
11.フラッシュアーク | 2着フラッシュアークは前走で未勝利戦を勝ったばかりでしたが、負担重量が49キロだった事もあり、1番人気に支持されていました。スタートそれほど早くなかったんですが、内から進出して残り800mで先頭へ。勝ち馬には屈しましたが、よく粘って2着。今後も期待できそうです。 |
15.アヴァノス | このレースで今後狙えそうなのが9番人気で8着だったアヴァノスです。直線外から上がって行こうとしたんですが、前が壁になってなかなか追い出せませんでした。その後も行く所行く所狭くになったという事ですね。しかし、それで0秒6差なら今後追いかけてみるのも悪くないでしょう。まぁこれ先ほども言いましたように、直線外から上がって行こうとしたんですけどもね、この後前が壁になるんですよね。なかなか追い出せませんでした。その後もこれ内に行くんですけども、行く所行く所狭くなってしまいました。しかし、それで0秒6差ですからね。まぁ今後追いかけてみる価値は十分あると思います。9番人気で8着だっただけに、次走も人気にはならないでしょうね。 |
16.プリモカリーナ | 勝ったプリモカリーナは2番人気。最後はメイショウソラフネとの一騎打ちになりましたが、メイショウソラフネが終始最内で競られて苦しかった分、プリモカリーナにハナ差で軍配が上がりました。アンタレスステークス2着の現役オープン馬グロリアムンディ、現役3勝馬ナイントゥファイブの半妹です。兄弟が走っているだけに、今後も期待できるでしょう。 |
12.ポルタフォルトゥナ | あと8着のポルタフォルトゥナ、高知からJRAに再転入初戦の前走が後方から追い上げて、上がり600m最速をマークして0秒4差の6着。今回は穴人気になったんですが、高速馬場を早めに仕掛けて甘くなりました。パサパサの馬場で、前が止まる展開なら変わって来ます。これ覚えておきたいです。 |
7.ウィルソンテソーロ | 初めてのダートだったウィルソンテソーロ圧勝でしたね。という事でウィルソンテソーロは初めてのダートだった訳なんですが、全くの馬任せで3番手に収まり、3コーナーから抑えるのに苦労しているぐらいの行きっぷり。直線に入る頃には1頭だけが持ったままという状態で、追い出すとアッと言う間に突き放し、ラスト100mはほとんど流していながら2着に1秒8差。土曜の古馬オープンのBSN賞より0秒3遅いだけで、馬場差を考慮しても0秒9遅いだけ。今回と同じだけ走れば、1勝クラスも勝てますし、余力も十分にあっただけにタイム短縮も期待できます。 |
5.モンドプリューム | 1着モンドプリューム、好位のインで引っ張り切れない手応え。直線は楽々と抜けて来ました。東京芝で5着・新潟芝で2着と6着。切れ負けしていましたが、今回初めてダートに出走して、それを補っての勝利です。まぁ適性が高かったの一言だと思います。新種牡馬サトノダイヤモンド産駒がダートで特に良いとも思えないんですが、シニスターミニスター産駒の母がダート短距離で4勝。母方から砂適性、父から距離適性を受け継いだ感じです。タイムランクはCでも、1勝クラスのダート中距離なら通用すると思います。 |
17.レイモンドバローズ | 1番人気1着でした。このレース、スローペースだったんですよね。レイモンドバローズあえて2番手に控えている感じで、ちょっと行きたがってるような所も見せていて、まぁ相手に合わせたようなレースをして、それであまり着差が開かなかったという感じもするんですが、どうも手応えほどは伸びなかった感じはしましたね。本来、この馬もっと能力あるはずなんで、まぁ今回の勝ちっぷりだけでもなかなかのモンですが、まぁ昇級しても上位。 |
2.ソダシ | そして1番人気のソダシ5着でした。ソダシはもうベストは1600mですよね。1800mや2000mだとスローペースにならないと厳しくて、2200m以上は明らかに長いという馬だと思います。今回は昨年よりも重くて時計の掛かる馬場で、ペースが速くなったために失速したんだと思います。 |
3.ローザノワール | そして2着は外のサトノセシル、逃げたローザノワールは3着でした。3着のローザノワールは出ムチまで入れて先手を主張しつつ、マイペースに持ち込んで絡まれませんでした。まぁ展開次第というタイプではありますけども、こういう何が何でもと先手を主張する馬は展開に恵まれやすいという事があります。 |
4.ホウオウピースフル | 4番人気5着でした。巴賞を勝ったからと言って人気にしてはいけない。今も昔も不変の真理です。まさか4番人気とは驚きましたが、5着とはよく頑張りましたね。 |
5.クリノプレミアム | その後の2着にはミッキーブリランテが残って、3着争いは外クリノプレミアムが先着です。3着のクリノプレミアム、今年3月に中山牝馬ステークスを勝った際が大外枠でした。当時は中団からの差しでしたが、揉まれなければどんな競馬も可能なタイプ。ラストで少しを劣ったのは、1600mの分もあるでしょうか。1800mなら勝っていた可能性もあります。 |
10.サトノセシル | そして2着は外のサトノセシル、逃げたローザノワールは3着でした。2着のサトノセシルは昨年の函館でのクイーンステークスで3着でした。野芝のコースでは3勝クラスを勝てないんですけども、洋芝では重賞で2着に来れるというタイプですね。まぁ今回の内容も恵まれたものではなくて、4コーナーで外を回って進出し、なおかつ直線でも脚を使っています。今後もパワーが生きるコースでは注目ですね。 |
14.シャドウディーヴァ | 8着のシャドウディーヴァですが、こちらはね最内枠に入ってレースプランが難しかったんですが、直線までは上手く立ち回れたと思いますね。直線で不利がなければ接線の上位争いに加われたかもしれませんね。 |
6.ジュタロウ | 10着のジュタロウ、砂を被らない外に持ち出してスムーズなレースができたように見えたんですけれども、逆に急流の外を回らされてきつくなったとも言えます。まぁいずれにしても1600mを高速タイムで走った後の次走というのは、落とし穴があるモノです。 |
5.サンライズウルス | それから2番人気11着のサンライズウルスですが、これ出遅れて離れた最後方になってしまいました。まぁこの時点で、かなり厳しくなってしまいました。初めての小倉で少し気を遣ったのでしょうか。まだ9戦のキャリアで、先行すればかなりの能力を見せているだけに、次走以降もう1度狙ってみたいですね。 |
1.ダンシングニードル | 2着以下は勝ち馬から2馬身半以上離された。2着ダンシングニードル、勝ち馬から0秒4差でCランク相当です。最初は逃げたんですが、勝ち馬ともう1頭に外から交わされて、窮屈になる場面がありました。盛り返しての2着は地力の高さ。普通の未勝利クラスは勝てるレベルです。 |
9.ミラビリス | 2着以下は勝ち馬から5馬身以上離された。2着のミラビリスは番組注目馬だったんですけども、勝ち馬が強すぎましたね。とは言え普通のペースのダート1200mなら安定感があり、次走もダート1200mなら上位候補となります。 |
3.トーセントラム | 2着から5馬身差の3着以下はもう遅いタイムなんですけども、2番人気で5着のトーセントラムについて触れておきます。これで4戦続けて札幌出走なんですけども、前走は実は美浦からの直前輸送で、そこからの連闘では流石に厳しく、パドックからイレ込んでいましたね。立て直せば巻き返せるはずです。 |
3.ラニカイ | 勝ったラニカイはここまで11戦して9回掲示板に載っているという堅実派ですか。特にここ6戦は2着3回・3着3回。2走前6/4中京の未勝利戦では直線で不利がありまして、勝てるレースを落としています。今回は重馬場、そして過去に1800mで大敗している事が嫌われたか、2番人気でした。ただまぁきっちり勝ち切りましたね。 |
7.アーテルアストレア | これレース映像ですと、4コーナーで追い上げを測ってる最中に1度手綱を引いているという動作が目立つんですけども、これ何が起こってるのかと言うと、馬が急に内にもたれているので立て直しています。これパトロールビデオだとわかりやすいので確認してください。そのシーンだけではなくて、もう3コーナーから何度か内にもたれていて、そのため4コーナーでブレーキをかける事になっていますし、直線入り口で外へ出す為に内側からステッキを入れています。小回りコースの4コーナーでこういうロスがあると厳しいですし、さらに直線に入っても体制が整うまで少し時間が掛かっているので、間に合わなかったんですがよく伸びています。これまでの2勝が左回りだったのも納得できるレース内容で、それで4着ですからクラスに目処が立ったと言えます。次走は恐らく左回りの中京なので、そこで注目ですね。先ほどですね、小倉の番組注目馬を無しとした言い訳の中の1つにですね、次に合うと思われる条件に出走して来る保証がないというような事を挙げましたけどもね、こちら個人の推奨馬は次走がどこかという読みも勝負の内だと思いますので、こちらで取り上げます。ズバリ次走は左回りの中京と読んで、左回りなら2勝クラスでも通用すると判断します。6月に中京で勝った1勝クラスのレースのレベルはまぁ決して高かったとは言えないんですけども、前残りの展開を差して突き放したものでしたから、他の出走馬の次走以降の成績は直接の参考にはならないと思います。 |
11.ダディーズビビッド | 4着ダディーズビビッドは中京巧者です。この馬の競馬はできていますが、3着サンライズオネスト同様に時計的な限界でしょうか。 |
13.サトノファビュラス | 勝ったサトノファビュラスは昨秋2勝クラスを勝って、3勝クラスを2着したんですけれども、この時期は2番手につけるレースを見せていました。しかし、今年に入ってからあまり前に行けなくなり、後方のまま敗れるレースも多かったんですね。ところが今回は3番手のインという、まぁ願ってもない好位置。直線で外へ出すと、きっちり抜け出して勝っています。初の福島コースも合っていた可能性がありそうですね。今後も同じような位置を取れれば、オープンでも勝ち負けできる能力があると思います。 |
10.マテリアルガール | 4着マテリアルガール、前半は少し置かれたんですが3着馬と並んで差し込んで来ました。コパノリッキー産駒の牝馬、馬体に余裕があったんで、時計短縮は可能に思えます。 |
4.シンキングサベージ | 逃げて1000m通過が1分1秒1。スローではないにしても、マイペースで行けましたし、決着時計がEランクの一戦。本来なら押し切っても不思議のない展開だったと思います。それが外2頭に差し込みを許して、0秒4差をつけられました。考えてみれば、新馬戦2着が福島1800mで超スローの逃げ。前走の新潟戦3着も内回り2000mでスローの逃げでした。安定しているんですが、どう乗っても甘くなる、そんな気がします。次走が東京だとすると不安が先に立ちます。 |
1.アイスマン | 5着のアイスマンは前走たまたま上手く行ったという感じで、コンスタントに走るタイプではありません。大崩れはないんですが、勝つためには全てが上手く噛み合わないと…というですかね。 |
4.ニルアドミラリ | 3着のニルアドミラリは外枠でしたから、2番手でもスンナリ先行の形は取れました。着順は下がりましたけれども、この馬のレースをして、力は出し切りました。 |
7.オーロラアーク | 4着のオーロラアークは3着から3馬身半差をつけられたんですが、今回が昇級戦でしかも出遅れ。いつもね、一生懸命に走るこの馬には頭が下がります。その前向きさ、相手なりに走れるのが長所ですね。 |
8.シーヴィクセン | ベネロングポイントがもうずーっと外にピッタリ並んでいて、展開がキツかったのは確かなんですけども、まぁそれでも4コーナーを回って来る辺りの手応えは悪くありませんでした。にも関わらず、直線に入る頃には急に手応えが怪しくなって失速。1700mは長いのだと思います。この馬の父はInto Mischiefなんですが、Into Mischief産駒は1700m以上で4勝してはいるんですけども、1800mで2勝したイモータルスモークは1400mの2勝クラスと1200mの3勝クラスを勝ち、1200mのオープンで3着。1勝目が1800mだったコズミックマインドは2勝目が1200m。1勝目が2100mだったナイトフローリックは2勝目が1600mです。まぁ能力だけで勝てるクラスは距離が長くても何とかなるんですが、クラスが上がるにつれて短めの距離でなければ勝てないという傾向があります。1勝目が1400mだったシーヴィクセンが、1700mの1勝クラスを勝つのはまぁ難しいと思われ、次走も1700mなら抑えまでの評価。距離を短縮してきたら大きく前進できると思います。1番人気8着でした。思い切って先頭を取ったのは良かったのですが、道中かなり絡まれて厳しい展開になってしまいました。引くに引けずに4コーナー先頭で行きましたが、既にオーバーペースになっていました。 |
11.レッドミラージュ | まぁ出遅れと言っても本当に少しなんですけども、その後すぐに挽回しようと押して行くんですけども、前には取り付けことができず後方待機を余儀なくされます。この後3コーナーを迎えるんですが、そこで外に出すのにちょっと手間取っている間にポジションが下がってしまい、4コーナーでかなり外を回って追い上げて行ったところ、直線入り口で内側の馬と接触して外に弾かれると、まぁロスの多いレース運びになりましたが、内回りの短い直線で楽々と差し切って、かなり余力もありました。現時点で1勝クラスでも通用しそうですし、母ラキシスは3歳夏の時点では1勝馬だったんですが、秋にはもうエリザベス女王杯で2着。ラキシスの弟サトノアラジンは、5歳春に重賞初勝利で6歳の春にG1初勝利。その他の近親馬にも晩成型が多く、まぁ今回の体重プラス14キロも、まぁ成長分ですけども、これからさらなる成長も見込めます。期待通りに成長すれば秋以降にはもっと上のクラスでも好走可能とみます。 |
1.エコロファルコン | あと3番人気のエコロファルコンは16着に敗れたんですよね。3番手でリズムよく運んでるように見えたんですが、最後の直線に向くとズルズルと後退しました。休み明けで、出来が本物ではなかったのか、まぁとにかく今回見せ場のない走りになってしまいましたね。 |
10.ナンヨーアイボリー | 初めてのダートだった3月の中京1400mの1勝クラスをタイムランクBで差し切り勝ち。続く東京1400mの2勝クラスも、Dランクながら0秒4差の完勝。ともに「重」馬場のダートでした。このあと3勝クラスの東京戦は1番人気で10着。出遅れが1番の敗因なんですが、乾いた「良」馬場、それから小さな牝馬で、中2週の再輸送というのも影響したと見ています。今回はリフレッシュさせて、体重が14キロ増とふっくら。走りごろと見えたんですが、ペースが速かったとは言え、中団で追っつけ追っつけ。手ごたえが悪すぎたのは、馬はよく見えても馬体が重かった部分があるのと、「良」馬場まで回復したのもあったんでしょうか。それでもラストは伸びていて、前走よりはクラスに目処を立てています。ここを使って馬体が絞れて、雨の残る馬場なら狙い目が高まります。実績のある東京で、状況が叶えば勝負と出たいです。 |
2.バジオウ | そしてバジオウは10着に敗れたんですよね。こちら思惑通りのレース、2番手でできたと思うんですが、どうなんでしょうね。距離不安がちょっと戦前からあったんですけども、それが出た感じで、2500mは少し長いのかなと思いました。 |
4.トゥーフェイス | 勝ったトゥーフェイス、2番手で折り合って直線は楽に抜け出して来ました。とにかくセンスがあって、好位から早い脚を繰り出せる点がこの馬のセールスポイントなんですが、ペース補正が入っているように緩やかな流れで後続を離して勝てるペースではありませんですからね、これは着差以上の評価をしたいです。 |
8.ラストドラフト | 5着ラストドラフトは中2週のローテだったんですが、出来は良さそうでしたね。こちらも展開不向きの中、よく追い上げて来ていると思います。 |
13.サクラトゥジュール | 3番人気1着でした。馬群の中に入れて折り合いをつけていたんですけども、それでいて詰まったりする事もなく、捌いて来て直線で外に出すとしっかりと伸びました。流石という騎乗だったと思います。 |
18.ボルザコフスキー | 1着ボルザコフスキー、前走はこの開催2日目レコードが更新されたタイムランクBのレースで5着。当時はペースが速く、脚が溜まりませんでした。1800mからの距離短縮でもあり、本質はマイルよりも中距離向きかもと指摘したんですが、今回は1600mにも対応してセンスの良い立ち回りができました。流れが遅いのも幸いしたようです。昇級してメンバー次第では通用します。ただ、上のクラスに入ると私は1600mより1800mの方が良いと思います。 |
10.サクセスローレル | 2着サクセスローレル、東京ダート1600mで新馬勝ちの後、3戦続けて東京ダート。前走はスタートで躓いて大敗したんですが、全て逃げて1月から2月に4着・2着。その内4着の時は、Aランク決着のハイペースで、強い内容でした。経緯が勝ち馬と似ていて、この馬も距離短縮です。特筆できるのはこれまでと違って、好位の内で折り合えて抜けて来た事です。1400mが適してること以上に、この差す形が取れた事を評価したいです。馬体に少し余裕があったので、次走は勝てると見ています。 |
11.マルモリスペシャル | 前走中山ダート1200mの浦安特別が内枠に泣いてごちゃついて10着。能力はこんなものではないと、個人の狙い馬としていました。まさかダート1900mの中距離を使ってくるとは考えていませんでした。それでも好発を決めて逃げて、サワヤカコーズサンにマクり切られても再び先頭を奪い返しました。勝ったと思ったんですが、そう甘くはなかったという事です。内容は上位馬に切れました格好です。見せ場はあっても、タイムランクが低いんで、何とも言えないんですがダート1400mあたりを選択すれば面白いと思っています。東京の1600mでも良いと思います。 |
4.アスクドリームモア | そして5番人気で9着のアスクドリームモアですね、前半は後方にいたんですが、向正面からマクって3コーナー過ぎには3番手に。しかし4コーナーではもうお釣りがなくなってしまいました。連闘もプラスには働かなかったようですね。距離的にもう少し長い方が良いのかもしれません。 |
5.ウンブライル | ウンブライルが後続を離して快勝です。ウンブライルはロードカナロア産駒でマイルチャンピオンシップを制したステルヴィオの全妹です。評判馬が期待に違わぬ勝ち方で初陣を突破しましたけれども、まぁお兄さんのステルヴィオも、1歳上の全姉ステルナティーアもですねサウジアラビアロイヤルカップ2着馬で、そう考えますと次走のターゲットはですね、そこかアルテミスステークスになると思われるんですが、もちろん有力候補ですよね。 |
8.ピンハイ | その後4着にピンハイ、5着がプレサージュリフトでした。4着ピンハイはミッキーアイル産駒で頭の高い走りをしているので、しかも外枠という事で距離面を不安視されたんですが、何ら問題なくラストまでしっかりと伸びましたね。この馬ね、毎回人気はないんですが、堅実に走るんですよね。ほんとこの馬にとって距離に目処が立ったことは大きいと思いますし、秋に向けて明るい材料が揃って来ましたね。 |
2.ライラック | その勝ち馬にクビ差2着がサウンドビバーチェ、さらにクビ差で3着ライラック、ここまで3頭が秋華賞への優先出走権を手にしました。3着ライラック、調教の動き・当日の気配ともに良好で、8キロ増えていた体重も新馬時に戻ったものなんですが、小さな馬だけに好感が持てました。中山でフェアリーステークス勝ちがあって、脚を溜め折り合えば切れる脚を使えます。問題は関西への輸送。京都2歳ステークスでパニクってアウト。桜花賞惨敗と結果が出ていません。 |
7.スタニングローズ | オークス2着のスタニングローズが勝って重賞2勝目です。体重14キロ増加は成長分と良化余地を残した分が半々。開幕週の馬場を見越して前に位置したんですが、枠の違いはあっても、フラワーカップ同様の競馬ができていました。中山巧者と言って良いでしょうし、1800m以上に距離を延長してからは安定しています。問題は紫苑ステークスが重賞に昇格して、「良」馬場で行われた中で1番遅い勝ち時計をどう取るか。ということなんですけどもね、この馬は上積みに期待できますし、オークス2着の中身が濃いので、まずは視界良好としておきたいと思います。 |
8.ナミュール | そして2着がスタニングローズ、3着がナミュールでした。そして3着ナミュールは、今回はスタートを決めた事で中団辺りでレースを進める事ができたんですよね。道中も折り合いスムーズでしたし、阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞と、G1では本当スムーズな競馬ができてなかったんですが、今回はロスなく運んで力を発揮しましたね。敗れはしたんですがよく走ってると思います。 |
9.スターズオンアース | 桜花賞馬スターズオンアースが勝って2冠達成です。大外枠だったんですが、序盤上手く脚を溜めて、その後縦長の展開になった事もあって、距離ロスなく上手く流れに乗れてたんですよね。結果最後の直線は、長く良い脚を使って差し切りました。どんな競馬にも対応できて、スタミナも豊富で結局昨年とそして年明けに負けた相手を今回桜花賞・オークスと連勝で負かしているんですよね。その事を考えれば、馬自身力をつけてるのは確かですし、何かね3冠という言葉も現実味を帯びてきましたね。騎乗したC.ルメール騎手は今年に入ってからJRAの重賞はG1に限らず、今回が初制覇という事でした。 C.ルメール騎手 やっぱり本当に嬉しくと思います。特に今日はあのーファンが競馬場に戻って来た。今日7万人ぐらいいるから、それが良かったです。お客さんのなしで競馬は楽しくないですから、今日来てくれて本当にありがとうございます。 まぁ馬の状態は凄く良かったですけど、まぁやっぱり18番から結構大変なレースになりました。だからまぁ最初、優しくで乗りたかった。そして直線することができるかどうか、ちょっと見ていましたけど、やっぱり最初から冷静に走ってくれましたし、最後あのすごく良い脚を使ってくれました。 今日はすごく良い能力を見せた。1600mで勝って、2400mで勝って、だから2000mも勝つことができると思います。 なお、桜花賞では川田騎手が騎乗したスターズオンアースですが、桜花賞とオークスを異なるジョッキーで制したのは史上3頭目。そして今年に入って平地G1での1番人気の馬の連敗がまだ続いています。 |
10.アートハウス | 1番人気アートハウスが抜け出して重賞初制覇です。オークスでは一旦先頭に立っての7着。攻めの競馬をした川田騎手でしたが、今回忘れな草賞を念頭に入れた競馬のように思いました。次を見据えて、またメンバーを考えて、勝つにはコレと踏んだんでしょう。序盤は少し行きたがっていましたが、すぐに折り合いましたし、距離の2000mも丁度良い感触でした。今回が5戦目、ハードルを上げて敗れ、次に勝つ。これを繰り返して自力を強化してきました。内回りのスローになれば1列前の追走も可能です。お母さんは秋華賞2着のパールコード、G1でも素質は見劣りしません。 |
11.エグランタイン | そして2番人気サリエラが2着、エグランタインが3着に入り、ここまで3頭に秋華賞への優先出走権が与えられます。3着エグランタイン、G1の前哨戦に強いキズナの産駒です。アートハウス本命の対抗に据えて、やったと思っただけに最後に交わされたのが悔しかったです。キャリア的にこれ以上の上積みがかるかどうかと言うところなんでしょうが、操縦性が良くて混戦向きのしぶとさがあります。本番でも馬券3着には入れておきたい、そんな馬です。 |
12.ウォーターナビレラ | 1番人気のウォーターナビレラが10着でしたね。直線に入る辺りで手応えは悪くなかったのに全く伸びなかったという内容からすると、距離が少し長いんじゃないかなと感じました。 |
15.サウンドビバーチェ | その勝ち馬にクビ差2着がサウンドビバーチェ、さらにクビ差で3着ライラック、ここまで3頭が秋華賞への優先出走権を手にしました。2着のサウンドビバーチェはニシノラブウインクが控えて、コルベイユも2番手だったのでハナを切りました。スローで折り合いもつきました。4着だったチューリップ賞は差し決着の所を一旦先頭の強い競馬をしていて、能力自体は高いものがあります。距離も中山だけに我慢が効きました。この馬も体重増。状態面の前進は可能なんですが、鞍上の横山武史騎手は2000mがやはり長いとコメントしていました。本番と同じ芸当まではどうでしょうか。 |
16.プレサージュリフト | その後4着にピンハイ、5着がプレサージュリフトでした。そして5着プレサージュリフトは残り200mあたりまで上位争いには加わりそうな気配あったんですが、残り100mあたりで勢いが鈍って5着でしたね。この馬母のシュプリームギフトは1200mで活躍した馬なんですよね。もしかしたら距離が微妙に長いのかもしれないですね。 |
15.ディパッセ | ペース補正が0秒5入って、タイムランクはSLです。特に300m通過からの12秒6-12秒9というラップが遅かったですね。残り1000mから速くなったんですが、もうその時にはもう逃げる1番人気ディパッセの勝ちはもうほぼ決まっていましたね。ゆっくり息を入れながらの逃げで、最後は軽く気合をつけるだけで突き放してしまいました。上のクラスでも単騎逃げの形ならかなりやれるはずです。 |
15.イサイアス | 2着イサイアス以下は離れての入線でした。2着イサイアス、アメリカのG1を6勝し、ドバイワールドカップも制したCalifornia Chrome産駒です。新馬戦からダートを選択して3着でしたが、自身Eランク相当。今回は外め3番手からデルマソトガケをマークして進んで、勝てそうな感触もあったんですが、ラストは離されました。ランクはC相当、2戦目に前進はあったんで、2・3戦以内には勝てると思っています。 |
13.ストリンジェンド | 2着のストリンジェンドは外枠から上手く内へ入れましてですね、理想的な好位のイン差しの形に持ち込めたんですが、上がり600mのタイムを見ると、逃げ切った勝ち馬がこの馬とほぼ同じでしたから、着差は詰まりませんでした。ただ3着馬には4馬身差をつけてますからね、次走もかなり有力です。 |
14.ブランデーロック | それから1番人気のブランデーロックは5着でした。伸び負けしたんですけども、馬場や展開の問題ではなく休まず使って来ての連闘で能力全開とはならなかったと思われます。 |
8.シュトルーヴェ | まず歩くようなスタート、ゲートの出方をしてですね、それでダッシュがつかず後方待機となります。中盤が遅くなっている内回り2000mではもう展開負けしそうだったんですけども、3コーナーで軽く仕掛けるとすぐにスピードが上がり、そのおかげで4コーナーでは持ったまま回ってくる事ができて、直線入り口では自信満々に1番外へ出します。残り200m付近で一気に先頭に立つと、あとは突き放す一方で5馬身差の圧勝でした。外が伸びる馬場とは言え、内回りでは直線入り口で一気に外へ出すのはそれほど得ではないというレースが多かっただけに、前が残りそうな展開で外から一気に飲み込んで、さらに突き放した勝ちっぷりは目立ちました。まだキャリア3戦でして、兄のアンティシペイトと同じような晩成タイプと思われるだけに、この時期の勝ち上がりとは言え、上のクラスでも活躍を期待できると思います。 |
10.ダイム | 今回のタイムがEランクであることも根拠の1つなんですけども、函館で2着・2着・1着。そして札幌で昇級戦2着と洋芝の適正があまりにも高いと思います。特に函館で勝った時は「重」馬場で、馬場差は設定不能と、そういう馬場でした。1勝目は小倉だったんですけども、その時も「重」馬場で馬場差はなんとプラス2秒2。野芝の「良」馬場では厳しいと見て、次走危険馬とします。野芝の「良」馬場ではフラワーカップ4着や忘れな草賞5着があるんですけども、フラワーカップでほぼ同タイムのデインティハート、そして忘れな草賞の2着・3着・4着馬はその後1勝クラスを勝てていません。 |
1.エコロブラスト | そして3着エコロブラスト、4着グットフォーチュン、5着ミンナノユメミノルの3頭は同タイムで、タイムランクはD相当です。エコロブラストは良い脚は一瞬だけで、直線が短いコースの方が良さそうです。 |
11.シュヴァルツリーベ | 3着シュヴァルツリーベ、勝ち馬に1秒4差でこちらもEランク相当なんですが、この馬は出遅れて後方から追い込んで来ました。ダート1200mにしては前半が速くなく、流れからは上々の結果です。さらに調教の本数も少なかったです。ドレフォン産駒の牝馬、これは軽く扱うべきではないと思います。 |
1.ゴーマックス | 札幌芝1500mで4着・6着。好馬体で素質を感じさせていましたが、若さがネックでした。今回はダート1400m、スタートで2馬身ほど出遅れて、後方追走を強いられたんですが、4コーナーで大外に持ち出すと直線は内にもたれながらも長い脚を使ってきました。レース上がりを1秒1上回る最後の脚で5着まで追い上げています。ダイワメジャー産駒の牡馬、もっとダート志向の強い父を持つ半兄アグリという馬が、芝で2勝しているので芝・ダートは問わないと思うんですが、能力そのものは1勝級だと思うので、注目したいです。 |
3.レヴール | 勝ったレヴールはダッシュを効かせてハナに立って、マイペースの逃げになりました。4コーナーを回って直線半ばで後続に一旦接近されたんですが、そこからもう一度突き放しましたね。現場、ダート1600mはベストの条件だと思いますし、昇級しても堅実に駆けてくれそうですね。 |
12.ブレットフライ | 昨年6月デビューのブレットフライが12戦目で勝ちました。ブレットフライはスタートで外へヨレて、その後少し力んだんですけれども、3コーナーで内へ入れた所、ここが勝負所ですかね。4コーナー最内から外へ持ち出して抜け出した後は独走です。チークピーシーズからブリンカーに変えて、集中力もアップしたようですね。 |
7.ロードアラビアン | 1着ロードアラビアン、3月に阪神ダート1800mの未勝利戦を経験馬相手に1秒1差で楽勝していました。3着だった2戦目の勝ち馬は、後にジャパンダートダービーで3着に入ったブリッツファングですね。この実績を考えれば、1勝クラスでは1枚上。今回は5ヶ月ぶりの実戦で距離を短縮しての1400m。芝スタートは初めてで、前半は置かれたんですが、内めを追い上げて直線は1頭だけ違う伸びを見せました。大幅な馬体増は成長分が大なんですが、若干の緩さも感じられました。サトノアラジン産駒の牡馬。母の父がサクラバクシンオーなんで、短距離自体は向いており、叩いた上積みを見込めば上のクラスでも上位候補に入って来ます。 |
10.タイキフォース | 続いて10着のタイキフォースなんですが、何の不利もないレースをして失速しているんですが、昨年の7月から8月にかけて1番人気が続いて4着・6着だった時も、こんな感じ。同じでしたね。ここまで夏に謎の失踪を繰り返すという事は、暑さが苦手なのだと思います。まぁ次走も夏なら静観したいんですが、間隔を開けて秋以降に出てきたら狙えると思います。 |
16.バルミュゼット | バルミュゼットが追い込みを決めました。バルミュゼットは展開がハマった感じがあったんですが、上がり600mが34秒台ですからね。今回は出色の瞬発力を見せた事になります。このパフォーマンスを見ますと、現状はワンターンの東京向きと言えますね。 |
1.シャンドゥレール | それから2番人気のシャンドゥレールが7着でした。出遅れて最後方追走となって、外を回って追い上げはしましたけども、直線でも右手前のままでした。心身ともに幼いという印象ですね。 |
2.チャンスザローゼス | 6/26阪神芝外回り1800mの新馬戦で2着。勝ったカルロヴェローチェは強かったんですが、この馬も内枠で包まれて踏み遅れた印象がありました。ここで0秒2以上離した3着馬から5着馬までが、それぞれ勝ち上がり。3着ゴッドファーザーは福島戦で10馬身差の圧勝。5着ドゥラエレーデは札幌の芝とダートを連続高レベルで2着・1着と、このレースは出世レースでもありました。今回はスローペースの中、後方を追走して自身の上がり600m推定33秒5で抜け出して、2着馬に0秒6差の楽勝です。初めての左回りに手前変換にもたつく面もありましたから、まだまだ伸びしろが大きいです。エピファネイア産駒の牡馬、母系はまぁご存じ薔薇一族なんでね、それプラス馬体の良さも際立っているんで、重賞級の素質を持ってると、そんな馬です。次走が楽しみです。 |
2.タイムトゥヘヴン | それから5着のタイムトゥヘヴン、ペースに捕らわれず、この馬のレースに徹して直線のコース取りも悪くはなかったんですが、もうひと伸びがありませんでした。敗因は距離が長かったか重馬場が堪えたか、まぁどちらかと見ています。 |
10.セリフォス | その後3歳馬セリフォスが4着。3番人気ファインルージュ5着でした。4着のセリフォスは勝ち馬の後ろにいて、直線は伸び負けしてしまいました。タイムランクSLのG1の1600m戦でですね、半馬身あれば完敗です。負担重量が古馬よりも軽いというアドバンテージがあったんですがね、現時点の力の差と見るべきだと思います。 |
13.ソウルラッシュ | まず13着のソウルラッシュですね、序盤にポジションを取りに行けなかったという事に尽きるかと思います。ただね、私は勝つべき馬は勝つべきポジションに収まっていて、そうでない馬は不利を受けやすいという風に考えてますんでね、直線で前が塞がったのは初動が上手く行かなかったからだと思います。今回は6番人気でした。適正な人気だったと思うんですが、ご覧の通り直線で前が塞がってですね、全く力を出し切れませんでした。もちろん度外視できるレースです。ただ、今はですね、こうした負け方をする馬って、まぁ次走で過剰人気になってしまうんですよね。あまり妙味がないんですよね。それでもってして、私自身はですね実はこの今年のマイラーズカップをあまり評価していないんですよね。改めてですね、このマイラーズカップがタイムランクEだったという事も踏まえてですね、次走危険馬としたいと思います。 |
14.ダノンスコーピオン | ダノンスコーピオンがゴール前の追撃を抑えて、G1初制覇です。中団の外でピタリと折り合って、馬なりのまま先団との距離を詰めて、絶妙なタイミングで抜け出してそのまま押し切りましたね。2走前の共同通信杯で7着に敗れたので、東京に遠征してどうなるかっていうちょっと不安はあったんですが、それを覆す良い走りだったと思いますね。出来が上向いてたのは確かですし、鞍上も見事にエスコートしましたね。着差は今言ったようにクビ差だったんですが、それ以上に強さを感じさせる勝ちっぷりでしたね。 |
15.ピースオブエイト | 5着のピースオブエイトはコーナーで外へ膨れ気味だったとは言え、直線で鋭くは伸びなかったですね。まぁ2000mでも少し長いんじゃないかという印象を受けました。 |
5.マリネロ | 8ヶ月ぶりの実戦だったマリネロの圧勝でした。マリネロは好スタートを決めてハナに立って、その後引っかかって来た馬にハナを奪われる展開になったんですが、終始自分のリズム守って、最後の直線に向くと先頭に立って後続を大きく突き放して行きました。今回は骨折からの休み明けで、過去の走破時計はいずれも平凡だったんですが、いきなり高速決着に対応しましたね。馬体は小柄なままなんですが、能力は高いですし、昇級しても警戒は必要ですね。 |
7.ハイハロー | 1番人気1着でした。スムーズに捌いた今回は楽勝だった。折り合い面に進境を見せていた点も好感が持てる。昇級しても通用しそう。 |
8.チュウワダンス | 直線でね、追い出すと手前を急に変えてしまいまして、外へ流れながら頭が高くなって、上へ伸び上がるような走りになっていたんですが、内からスーサンアッシャーが抜け出して来ると、そこに馬体を合わせに行き、一旦は出られた辺りでグッと重心が下がって鋭く伸びました。こういう競馬をしてハナ差とかアタマ差で勝つのならともかく、半馬身差つけている訳ですから、瞬発力は相当なモノですね。バネがありすぎて、こうフワフワすると上に飛び上がるような走りになってしまうのだと思われますが、そのバネが前への推進力になると素晴らしくよく伸びます。まぁかなり素質は高く、昇級してすぐに通用すると思います。 |
9.タシット | あと5着のタシット、2戦目に中山芝2000mの未勝利戦をAランクで勝ち上がりました。その後出走取り消しを挟んで休養。今回はトモの状態がイマイチと、そういった厩舎コメントがありました。その割には格好はつけていて、これは変わってくるでしょう。 |
3.ルーフ | 3着のルーフ。今回が2戦目で集中力がアップしました。勝ちパターンのレースはできているだけに、先着2頭が強かったと見て良いでしょう。次走も当然、上位候補にはなります。 |
6.グランツベリー | 3着グランツベリー、新馬戦10着から大きく前進しました。馬体が絞れて差せたのが収穫でしょう。ただ、スケール的にもうワンランク上の良化というのは、微妙なところです。 |
3.メイショウホタルビ | そして13番人気のメイショウホタルビが2着です。ただ、勝ち馬に9馬身差をつけられていますし、自身のタイムランクはE相当になります。距離延長がプラスに働いた事は確かですが、漁夫の利があった事も確かですから、これは着順は鵜呑みにできませんね。 |
5.インザオベーション | 3着のインザオベーションは2着から2馬身差なんですけれども、完全タイム差はプラスマイナスゼロです。一旦は2番手に上がったんですが、逃げ馬を追いかけた分、苦しくなってしまいましたかね。この馬も1勝クラスはいつ勝っても良いレベルです。 |
1.ワンダフルトゥデイ | スタート直後からかなり押して行ったんですけども、前の位置は取れず最内枠だったので中団の内。自力で動く事ができないポジションになってしまいました。4コーナーで前の馬群がバラけ始めたところでようやく前との差を詰めて、直線で外に出すと力強く伸びて来ましたけども、エンジン全開になる前にゴールを迎えてしまいましたね。まぁ根本的に小回り1700mは合っていないという印象が強く、中京の1900mや阪神2000m、小倉なら2400mが合っていると思われます。父のねマジェスティックウォリアー産駒にはダート2000m以上で本領発揮となっている馬も多く、この馬もそのタイプだろうと推測します。 |
8.ハイエンド | 勝ったハイエンド、3コーナーで一気に先頭に躍り出て、そのまま押し切るという強い内容でした。随所でステッキが入っていたんですが、こういうタイプで、要は自分のタイミングで動いて行ったという事ですね。この馬、阪神ダート2000mは3回走って、いずれも上がり600m最速で、2勝・2着1回です。よほどこの舞台が合っているんでしょうね。 |
1.テキサスフィズ | 2着スカーレットジンクと3着テキサスフィズ、これら2頭も内枠でした。勝ち馬が強くて、テキサスフィズが甘くなったのをスカーレットジンクが交わしたという感じですね。ただテキサスフィズは現在連勝中でした。状態が良くて、現3勝クラスのカルネアサーダと半馬身差2着があります。これはこれで目処が立つ内容でした。 |
13.ボルタドマール | 3着のボルタドマール、パウオレの2番手で自身の600m通過が33秒6。勝ち馬が強すぎて甘くなりましたが、普通の1勝クラスなら押し切れるとの確信も得ました。東京よりも福島や新潟の方が良いと思います。 |
15.タイゲン | 4着タイゲン、クラス2走目で前進しました。切れ一歩でも、内めを生かしたこうした競馬が理想のタイプです。以前に中京芝1400mの未勝利戦でBランク相当の2着があります。1600mも良いですが、勝ち上がるには1400mの方が早いかもしれません。 |
3.ソフトフルート | そして2着がマリアエレーナ、3着がソフトフルート、4着がトップハンデのリアアメリアでした。ソフトフルートはですね、1番人気で3着でした。中盤までは後方集団に位置していたんですが、見事なショートカットで4コーナー最内です。ラストは追い負けしましたけれども、僅かな差。力は出し切ったと見て良いと思います。 |
13.アサクサヴィーナス | まずスタートで遅れるんですが、その後さらにゲートを出てから、こう嫌々するような仕草をして下がって、後方追走となりました。レースは超スローペースで進んで、1着馬と2着馬は前の方につけていて、上がり600mが33秒4と33秒9ですから、とても後ろから届く展開ではなかったんですけども、外からかなり長く脚を使って伸びて来ました。残り200m付近までは左手前のままで差を詰めて来て、右手前に変えてからもうひと伸びしていますから、これ脚を余しているぐらいだと思います。能力は高いですね。ただ、こうスタート直後の下がり方を見ると、他馬を気にするタイプだろうと思われます。今回は新潟外回りのそれも外めに出した方が伸びる馬場だったから、ここまで来れたのだという、まぁ意地悪な見方もできると思います。という事で次走が中山の多頭数だったりすると危うさはあるんですけども、普通のレースができるようになれば、かなり上のクラスまで行けるのではないかと思います。 |
3.メイクアスナッチ | 上位人気3頭で決まりましたが、勝ったのは3番人気のメイクアスナッチでした。メイクアスナッチは胴が短い体型で、ピッチ走法。いかにも短距離向きという馬で、スタートは早くなかったんですがスピードに乗ると先頭に並びかけた辺りで抑えるのに苦労する程の行きっぷりでした。4コーナーで先頭に立ち、直線で差を詰められましたが押し切りました。前半が向かい風とは言え、600m通過36秒1という遅いペースで行きたがったという事ですけども、クラスが上がってペースが速くなればレースはしやすそうです。ただ、追って鋭く伸びるタイプではないように見えます。 |
7.キャリックアリード | スタートは早くなかったんですが、特に仕掛けたり・押したりする事もなく1コーナーでは5番手。楽な手応えで直線に入るとほぼ持ったままで残り200m付近で先頭に立ち、そこから追い出すと一気に突き放して最後は流す感じで7馬身差でした。ラスト200mが12秒2と速かったですね。で、あと0秒1速ければBランクというタイムなんですが、0秒1よりももっとタイムを短縮できるレース内容なので、1勝クラスでもすぐに通用するでしょう。脚部不安のため、坂路で馬なりが中心という調教で、これだけ走る訳ですからパンとして長めからしっかり追えるようになれば、かなり活躍できそうです。 |
6.シーオブドリームス | 4着のシーオブドリームスは3着から3馬身差ですが、連対した2回はともに東京ダート1400mですからね、まぁこの舞台が一番合っているんでしょうね。 |
3.ラーグルフ | 4着セイウンハーデスと5着ラーグルフ、これら2頭は3着ローシャムパークからさらに0秒4以上置かれました。G2では少し足りないかもしれませんが、4着セイウンハーデスは2番手から逃げ馬を交わして、直線でも踏ん張っていました。相手なりに走れて常に気にはなりません。まぁ3勝クラスでは馬券になる馬だと思います。 |
1.レクセランス | それから1番人気9着のレクセランスなんですが、向正面から動いて勝ちに行って、直線はテーオーロイヤルを負かしに行ったんですけども、逆に引き離されてしまいましたね。まぁ途中から動くよりも、ジッとしておいて直線勝負の方が良いタイプなのかもしれません。 |
1.カレンアルカンタラ | 4着のカレンアルカンタラ、レースの形は悪くなかったですし、直線も一瞬伸びそうな格好をしたんですがね、あそこまでが精一杯でした。これはまぁ先着3頭のレベルが上だったと見るべきですかね。 |
6.ベルビューポイント | そして2着には2番人気ベルビューポイントが入り、上位人気馬で決着しました。2着のベルビューポイントはキタサンブラック産駒の牝馬です。フィリーズレビューを勝ったリバティハイツ、きさらぎ賞3着のランドオブリバティ、今年のプリンシパルステークス2着のキングズパレスの半妹。小柄でひ腹の線も薄めなんですが、レースセンスが良くて手応え以上に伸びて来ました。これは初勝利は時間の問題だと思います。 |
5.ファームツエンティ | 3着ファームツエンティ、デビュー戦の前走は少頭数。超スローで0秒4差の6着。今回はスタートで挟まれて後方2頭目に置かれながら、直線だけで追い込んだ点が注目できます。キズナ産駒の牡馬、馬体は小ぶりなんですが、子供っぽさが抜けていけば勝ち上がれると思います。 |
2.メイショウフンケイ | 2着のメイショウフンケイは4コーナー2番手から逃げ切った勝ち馬に突き放されましたけれども、3着・4着・5着が差し・追い込み馬でしたから、この2着は中身が濃くて、5馬身差2着でもタイムランクC相当ですからね、評価して良いと思います。 |
10.オースミリン | それから4着のシンリミテス、それから5着オースミリン、それから6着のスナークシュンソウはアタマ・クビの接戦で、3頭とも追い込みでしたから、これひとくくりにして良いと思います。つまりですね、漁夫の利があってタイムランクD相当だったということです。 |
7.マニバドラ | マニバドラがダートに転じて2走目で初勝利を挙げました。マニバドラは前走ですね、函館のダート1000mで逃げてハナ差2着。ここではスタートダッシュを含めて、アドバンテージが大きかったと思います。完勝と言える内容で、昇級してもダートの短距離なら通用しそうです。 |
4.コスタボニータ | 通常危険馬は次走も人気になりそうで、今回のレース内容を弱く感じる馬を選ぶ場合が多いです。ところが、この馬は今回だけでなくいずれも強い勝ち方で3連勝しています。これは危険馬の趣旨に反しているんですが、この3連勝に共通するのは全て「稍重」の芝1600mであるという事です。中でも今回は、大雨が降り出したあと、「重」馬場に近い状況だったと思います。また相手と目される存在が2着馬・3着馬くらいで、メンバーにも恵まれていました。3勝クラスに入ってパンパンの「良」馬場の高速決着になってどうか。人気になら嫌って妙味ありだと考えます。 |
1.ガイアフォース | 直線は激しい追い比べとなり、外のガイアフォースがアタマ差競り勝ちました。勝たれて見て、昨年夏の小倉の新馬戦でドウデュースにクビ差2着の価値がわかりました。キタサンブラック産駒、スパッとは切れないんですがスタミナが豊富でラップが速くなっても楽についていけるスピードもあります。3000mを乗り切るのに、これと言った心配事がないのが良いですね。負かした相手のダービー3着の内容を思えば、菊花賞は立派な本命候補でしょう。 |
3.プラダリア | 一方で1番人気パラレルヴィジョンは7着、2番人気プラダリアは8着でした。8着プラダリア、青葉賞を完勝。ダービー5着の実績馬です。直前追いで間に合ったと思っていたんですが、秋初戦としては、追い切りが1本足りなかったと、そんな感じだと思います。まぁただ今回はあまりにも見せ場がなかったので、使って変わるかどうかは微妙な面もあります。 |
4.ボルドグフーシュ | そして2着がヤマニンゼスト、3着がボルドグフーシュでここまで3頭が菊花賞への優先出走権を獲得しました。3着ボルドグフーシュ、後方2頭目から大外を回って長い脚を使って来ました。上がり600m推定はメンバー中最速で、内有利の状況からは強い競馬をしています。阪神芝外回り2400mのゆきやなぎ賞を勝っており、菊花賞の舞台は向いています。今年のメンバーなら一発があると思います。 |
5.ヤマニンゼスト | そして2着がヤマニンゼスト、3着がボルドグフーシュでここまで3頭が菊花賞への優先出走権を獲得しました。2着ヤマニンゼスト、後方から内を突いて追い上げ、最後も内の馬群を突いてグイッと伸びました。春から夏にかけて2連勝した当時の一瞬の切れを引き出した武豊騎手らしい仕事です。まぁ菊花賞となると、底力の差が出て当然に思えるんですが、母系にSadler's Wellsが入っていて、距離自体は大丈夫に思います。 |
8.マイネルトルファン | 映像は3コーナー入っていますけども、その前の向正面の時点でもう何度かジョッキーに気合いをつけられていまして、3コーナーの入り口ではもう1頭だけジョッキーの手が激しく動いていたんですけども、この手応えで回ってきながら直線ではしっかり伸びて差し切りました。あれだけ手応えが悪くて最後だけは伸びるというのは、もうこれ道中で気を抜いているという事ですね。そして最後は伸びたとは言いましたけども、まだ真剣ではなかったという感じでもありまして、まだまだ余力はあったと思います。こういうタイプの馬はもう勝ちタイムが遅いという事は気になりませんし、昇級しても相手なりに走れると思います。 |
10.セイウンハーデス | 4着セイウンハーデスと5着ラーグルフ、これら2頭は3着ローシャムパークからさらに0秒4以上置かれました。G2では少し足りないかもしれませんが、4着セイウンハーデスは2番手から逃げ馬を交わして、直線でも踏ん張っていました。相手なりに走れて常に気にはなりません。まぁ3勝クラスでは馬券になる馬だと思います。 |
11.ドゥラドーレス | えーもうじっくりと追走していまして、手応えは抜群。後は毎日杯のように前が詰まったりしなければという体制で直線に入って来ましたけども、しっかり進路があって、しかもそこへ反応良く飛び込んで行って、難なく抜け出して来ました。まぁ見た感じ特に苦労する事もなく、馬の間を抜けているので特筆するような内容ではないんですけども、特に抜けた後ですね、フットワークの大きさとか力強さというのはやっぱり重賞級なんだなぁと再認識させられました。それからですね、毎日杯の時は進路ができた後は、左手前のうちはもたもたしていて、右手前に戻してから鋭く伸びたんですが、今回は直線で左手前になって、そのまま伸びていました。この辺りに成長を感じるので、次走はおそらく菊花賞トライアルの重賞だと思いますが、そこでも期待できると思います。まぁ次走は恐らく菊花賞トライアルの重賞で、もうそこでも人気になるのが目に見えているので、まぁセンスの良い狙いとは言えませんけども、非常に身内の話で恐縮ですが、炎の十番勝負の番組対抗戦でダービーはドゥラドーレスと強く推したのは私です。まさかダービーに出走すらできず、さらに2勝クラスを勝つのに2戦かかるとは思いませんでしたけどもね、今回も走り・フットワークを見て、まぁそんなには間違っていなかったと思いましたので推奨馬とします。現状、菊花賞でもその候補に指名するかどうかは保留中ですけどもね。 |
12.ヴェローナシチー | その後4着がジュンブロッサム、5着ヴェローナシチーでした。5着ヴェローナシチー、同じ舞台でレコード決着の流れをマクった京都新聞杯2着が強い競馬でした。今回は出遅れて後方からの苦しい展開だったんですが、ラストは中を割って地力で伸びていました。気性的な難しさは治っていなくても、力はあります。本番に出走可能の場合は穴候補になれます。 |
14.アスクビクターモア | そして2着が1番人気のアスクビクターモア、3着に2番人気ローシャムパーク、この上位人気の3頭が菊花賞への優先出走権を得ました。2着のアスクビクターモアはこれまでと違って1・2列後ろからの競馬です。元より自在性があり操縦性が高い馬。先に仕掛けて目標にされましたが、それに着いてきた相手が強く、この馬自身の走りは出来ていました。菊花賞か天皇賞・秋かの二者択一のようなんですが、どちらに出走しても崩れないと思います。 |
16.フェーングロッテン | そしてユーキャンスマイルが2着。3着には8枠のフェーングロッテンでした。3着のフェーングロッテンは入れ込んでいましたし、直線では舌を出してフラフラしつつ、頭を上げて伸びきれませんでしたけども、バテたというよりも気性の問題のように見えます。とは言え、ブリンカー着用後は安定していますし、折り合いはついていたので、更なる成長を期待できると思います。 |
17.ジャスティンパレス | ジャスティンパレスを管理する杉山晴紀は19日に中山のセントライト記念をガイアフォースで勝ち、27年ぶりに同じ歳のセントライト記念・神戸新聞杯制覇となりました。スタートを決めた後、好位のインを取り切ったのが1番の勝因。鮫島克駿騎手の好騎乗なんですが、4コーナーで2番手に上がってから抜け出す脚が抜群に速かったです。ロスが全くなかったとは言え、スローペースの中の0秒6差は圧勝に近いです。春2冠は連続9着、まさしく成長したんだと思います。ディープインパクト産駒で小ぶりの体型、半兄にステイヤーズステークスと阪神大賞典2着、春の天皇賞5着のアイアンバローズがいます。3000mは血統的に歓迎と言えそうです。 |
8.ジレトール | 2着のジレトールは3歳馬です。3歳夏の時点だと1600m以上の3勝クラスでは苦戦という傾向が、降級制度が廃止されてからも続いているんですが、加えてこの馬はこれまで1400mしか経験がなかった訳ですし、ハンデ54キロというのはアローワンスを考慮すると、実質トップハンデでした。不安材料が複数あっての好走ですから価値は高く、次走も有力ですね。 |
8.マイネルラッシュ | 3着のマイネルラッシュ、調教が地味で10番人気の低評価でしたけれども、センスが良くて流れに乗って行けました。まぁいわゆる実践の芝向きでした。お母さんは芝の短距離馬でしたから、いずらは短距離志向が強くなるかもしれませんね。 |
11.ビートザレコード | ビートザレコードは11番人気で3着でした。スローのヨーイドンでは上位に食い込めたかどうかというところで、今回適度に上がりが掛かって、漁夫の利があったと。そんな感じがしますね。 |
3.カンティーユ | 3着カンティーユ、600m通過33秒4は速くなく、マイペースの逃げが打てたのが大きいです。ただ、道営・南関東と転戦して今回がJRA初戦。スピードが通用する事は立証できています。オルフェーヴル産駒の牡馬、船橋で連勝していて、次走が左回りの新潟でも対応できそうです。 |
10.メイショウフジタカ | 2着のメイショウフジタカの方、こちらはね序盤は何とか我慢してたんですけど、どうしても力んでしまいますね。それでいてここまでやれるんですから、1勝クラスではそもそも能力が上です。折り合い面で課題を残すものの、ローカル開催ならすぐに勝てると思います。 |
11.ルワンジュ | そして4着のルワンジュはですね、さらに人気がなくて12番人気でした。これね好走の要因を探りますと、まぁ馬体が良い事ですかね。競走馬もまたね優れたスポーツ選手とすれば、体格の良い選手と同じことでね、1勝クラスまでならば馬格のある馬というのがね、走るケースはよくあるんです。これ、迷った時は大型馬というのは覚えといて損はないと思いますよ。 |
8.シャイニースイフト | 4着のシャイニースイフト、仕上がりは良かったですしまぁ牡馬で426キロと小柄ですから、減量騎手起用は大きかったかもしれません。ただ、序盤で少し力んでいましたからね、追走の面ではまだ改善の余地があります。 |
8.ルイナールカズマ | 3着のルイナールカズマはチークピーシズから今回はブリンカーに変えて来ました。まぁ揉まれ弱いので、外枠も良かったんですが、初めてブリンカーを装着した効果はあったようですし、展開とペースを考えれば頑張っていますね。 |
6.ゲンパチプライド | 3着のゲンパチプライドは結果論で言えば、若干仕掛けが早かったんですが、勝ち馬には完敗ですし、減量騎手起用で負担重量52キロでしたからね、積極的に乗った事が悪い訳ではありません。 |
11.メテオフリューゲル | 2着メテオフリューゲルは返し馬を見た印象ですが、まだ良化の余地を残す状態に思えましたね。まぁある程度の位置で流れに乗れた事は収穫で、前走の先行策が今回活きて来たからだと思います。現状はワンターンがベストでしょう。 |
4.ウィズグレイス | 一方で2番人気のウィズグレイスは大差のシンガリ負けでした。直線は全く無理をしていないんですが、明確な敗因がない限りこの負け方は尾を引きますね。 |
3.ヤマノマタカ | 2番人気5着でした。2周目3コーナーまでは良い手応えで進みましたが、勝ったトモジャリアが強すぎて、勝負所からは追走い一杯となり厳しいレースとなってしまいました。今回はどうしようもなかったですね。もうしばらく追いかけたいと思います。 |
6.オクトニオン | オクトニオンが今年1月以来のダート1800mで1勝クラスを勝ち上がりました。1着オクトニオンは中団追走から直線勝負。あっさり差し切って4馬身差。切れましたし、強かったです。新馬戦で大きく出遅れながら3着に追い込んで注目されたんですが、以後は砂を被って止め、勝てるところを自分から辞めなど気性難がありました。この間に横山武史騎手が競馬を覚えさせて、2月に東京ダート1600mの未勝利戦をタイムランクBで楽勝。これで前途洋々と思われたんですが、まぁ昇級して再び揉まれ弱さをさらけ出していました。今回勝手知る鞍上で、少なめの頭数・スムーズな運びと今回の高レベルに繋がった訳なんですが、まぁ昇級するとまだ予断を許せません。枠順とか頭数などに注意してかかりたいです。 |
6.アサヒ | 新馬戦でジオグリフに0秒2差の2着。2戦目がアスクビクターモアに0秒2差の2着。3戦目に勝ち上がって、続くG2東京スポーツ杯2歳ステークスがイクイノックスの0秒4差2着。2歳時はクラシック上位馬相手に食らいついていた存在です。共同通信杯5着時からスタートに難が出て、その後リズムを崩していました。自己条件の再出発はゲート練習を行って万全の態勢。パドックの気配もどっしりと映りました。問題は芝1600mに距離を短縮した事。内枠でスタートを決めた事で、前に行った事です。1000m通過が57秒3のハイペース、好位から抜け出して残り200m手前で先頭に立つというレース内容は悪くないんですが、まぁこの馬を先行馬にして、マイラーにして良いのかそんな気もします。カレンブラックヒルの産駒でも、イメージとしては中距離の差し馬です。次走が鍵を握ります。東京の中距離で末脚を活かす競馬ができれば、その先が楽しみになります。 |
3.リバティアイランド | 先ほどトピックスでも挙がっていた、上がり600m31秒4なんですけども、それもさる事ながら、残り400mから200mの区間のレースラップが10秒2でした。で、リバティアイランドは残り400mの時点では先頭から0秒2差ぐらいの位置にいて、残り200mではもう先頭に立っているので、この区間を10秒ジャスト、もしかすると9秒台で通過しています。しかもこの区間の途中で手前を変えて、そこから一気に伸びている訳ですから、残り400mから200mの区間をずっとトップスピードで駆け抜けている訳でもありません。残り400mから200mの区間をもの凄いスピードで通過した後もスピードは衰えず、超スローペースで差がつきにくい展開なのに、2着に3馬身差。さらに余力もありましたね。新潟芝の新馬戦で目立つ勝ち方をした馬が、実は坂が苦手でしたなどの理由で、その後重賞で通用しない事もあるんですけども、そういった事がなければ重賞、さらにG1でも好走できる馬だと思います。 |
6.アリスヴェリテ | 2着のアリスヴェリテ、全兄にダートで交流重賞逃げ切り、芝で好時計決着の若葉ステークスを逃げて2着したキメラヴェリテ、半兄にJRAのダートで7勝の逃げ馬リアンヴェリテがいます。新馬戦は差し切りだったんですが、相手が強化したら逃げてこそナンボという、そんな血統だったと思います。3着以下は1秒以上離していて、自己条件なら戦法に関わらず勝てるはずです。 |
9.マラキナイア | 単勝1.7倍の1番人気に推されたマラキナイアが期待に応えて勝ちました。マラキナイアは4コーナー大外の3番手から上り600m最速で完勝です。父はジャスタウェイ、半兄はですね今年サウジアラビアのG3レッドシーターフハンデ、そしてドバイのG2ドバイゴールドカップを連勝したステイフーリッシュです。こちらは422キロと小さいんですが、バネがあって良いフットワークで走れますね。 |
4.ヴァルツァーシャル | その後4着が追い込んだヴァルツァーシャル、5着が11番人気タイセイディバインでした。まず4着のヴァルツァーシャルですけどもね、スタートでアオったんですが、脚質的に大きな問題はなく、ロスのない周回で直線だけで外へ持ち出せました。ただ、なぜか上位3頭はインにいた馬でしたけどもね。まぁ見せ場はたっぷりでした。 |
16.テイエムアトム | 勝ったテイエムアトムは1800mでも上位争いできるんですが、この馬のポテンシャルの高さでですね、本質的には3走前にタイムランクBのレースで2着した、1400mがベストです。今回改めてそれを証明するパフォーマンスだったと思いますね。昇級してもダート1400mなら通用します。 |
2.タイキクラージュ | 3着のタイキクラージュも初めてのダートでしたが、まぁ流れに乗って行けないのは芝の時と一緒でした。まぁ着順がですね上がったので、ダート適性は示したんですが、まぁ漁夫の利があった点は否めないでしょう。 |
5.カルンウェナン | さらに4着のカルンウェナン、軽めなこちらも初めてのダートでした。強い逃げ馬を追いかけて、1番割を食った形ですかね。それでも3着とクビ差ですから、よく頑張りました。2着から5着の4頭の中では、一番強いレースをしたかなと思いますね。 |
1.ジャスパーロイヤル | 3着のジャスパーロイヤルは2着スマートハンターから3馬身半差。逃げ馬について行った分苦しくなった面もありますし、そもそもね良いスピードを見せていましたから、初戦とすれば上首尾ですね。 |
8.サンライズプルート | 3着サンライズプルート、リオンディーズ産駒の牡馬で母の父はディープインパクト。仕上がっていて調教でも坂路で好時計が出ていました。上位2頭とはラップの速い段階で遅れたんですが、進路が定まらない部分もありました。これも勝つのに時間は掛からないと思います。 |
7.スーサンアッシャー | 2着スーサンアッシャー、この馬もララヴォルシエルの勝ったレースで2着となり、タイムランクはC相当でしたが、休養明けを長い脚を見せていて、個人の推奨馬としていました。まず勝てると思っていたんですが、1000m通過タイムが前走より1秒6遅くて、脚を余してのクビ差2着と惜しい結果。ただ、流れが遅くて道中の折り合いを考えると、ちょっと苦労した面も見受けられました。将来的にはSiyouni産駒の日本での適正通り、短距離寄りにシフトして行くかもしれません。 |
16.ポーカー | あと3着のポーカー。厩舎コメントはいくらか体に余裕があったとの事だったんですが、仕上がり自体は良かったと思います。スタートで出遅れたのは痛かったです。まぁ上位2頭とはその差で、クラス上位の脚力は示しています。 |
3.トップナイフ | あと4着のトップナイフ、札幌芝2000mの未勝利戦をAランクで逃げ切っていましたが、今回は控えて4着。それでも折り合いはついていました。逃げた方が良いとの問題ではなくて、これは洋芝と野芝の違いだと思います。父デクラレーションオブウォーは欧州のG1ホース。本来力のいる馬場の方が向いています。 |
4.タイセイクラージュ | グロンディオーズの半弟タイセイクラージュが勝ち上がりました。タイセイクラージュの父はサトノクラウンです。枠入り不良、さらに序盤はかかり気味で、ゲートを含めてまだまだ課題を残した中で、正攻法で完勝でした。勝ちタイム1分47秒0は、東京芝1800mの2歳新馬戦史上最速です。 |
2.ヴァトレニ | その後2着がウインマーベル、3着がヴァトレニでした。3着のヴァトレニは重賞としては遅いペースの逃げに持ち込み、一切の距離ロスがない最内で粘りました。この戦略が良かったのは確かで、流れにも恵まれましたけども、力のいる馬場に自信があるから、最内を通れたのだと思います。 |
4.ダイアトニック | その後今年の高松宮記念を制したナランフレグが3着、4着ダイアトニック、そして5着ナムラクレアまで3頭が同タイムで並びました。4着ダイアトニック、ゴール前は甘くなったんですが内を立ち回って一足使えていました。内有利に便乗した善戦でもありますが、揉まれない展開のG2・G3ならまだやれると思います。 |
15.ミッキーブリランテ | その後の2着にはミッキーブリランテが残って、3着争いは外クリノプレミアムが先着です。2着ミッキーブリランテは2桁着順が続いていたんですが、中山1600mは去年のニューイヤーステークス1着。今年春に東風ステークス2着の実績がありました。年齢的に差しに回っては限界があり、タイミング良く先頭を奪った岩田康誠騎手の判断が、好走要因の全てだと思います。外枠で動きやすかったのも大きいです。 |
17.スカイグルーヴ | 4着のスカイグルーヴは久しぶりの1600mだったんですが、それが超スローペースになりました。という事で向正面ではウインカーネリアンの後ろで頭を上げたりしていましたけども、我慢はできていましたね。まぁ依然としてベストは1400mだとは思いますけども、1600mもこなせる範囲だという事は示したと言えます。 |
3.レイデルマール | そしてレイデルマール、1番人気で8着でした。敗因は大外枠で、外々を回らされて流れに乗れなかったという事なんですけれども、まぁ1着から6着まで減量騎手が独占したように、負担重量の差というのも少しあったかもしれませんね。 |
7.ネオレインボウ | そして4着ライヴクラッカー、3着から4馬身差、ペースを考えればこれは大差に近い間隔で、さらに3馬身半離されましたね。5着のネオレインボウ共々、これ着順通りの評価というのは禁物でしょう。 |
6.タケルジャック | まぁ勝ち馬が強すぎて好位組は壊滅状態。2着タケルジャックは後方から4コーナーで最内のコース取りも良かったんですが、漁夫の利があった事は確かですね。安定して走れるかはまだ半信半疑です。 |
11.アメリカンピース | まぁハナを切れないとほぼ凡走が確定してしまうアメリカンピースが、好スタートを切ったんですが、その後ユイノザッパーが仕掛けて前に出て行って、1コーナー手前までは先頭。アメリカンピースも押して行って、コーナーワークで前に出て、ユイノザッパーもですね、ジョッキーは2番手でもOKという抑え方をしていたのですけども、もう馬は行きたがっていて、抑えきれず3コーナーでは先頭。ここでアメリカンピースは一気に失速しました。1000m通過は1分0秒9と速く、ユイノザッパーも共倒れになっても不思議ではなかったんですけども、粘りに粘って2着でした。直線半ばではね、あ、これ4着に落ちちゃうかなという感じだったんですけどもね、ゴール寸前まで先頭でした。東京2100mの1勝クラスでは2回とも逃げて7着でしたが、1800mならハイペースの先行でも粘れるところを示しました。かなりね、疲れそうなレースをしたので、間隔を詰めると危ないかもしれませんけども、次走も1800mなら有望ですね。 |
1.ワンダーヘイルネス | 2着のワンダーヘイルネス、この馬なりに良い形でレースはできたので、まぁこれ相手が強かったという事でしょう。新潟とは相性が良いですけれども、ちょっと良い脚が長く続かない。そんなタイプにも映りますから、過信は禁物かもしれませんね。 |
8.オーソレミオ | そして4着のオーソレミオ、直線は勝ち馬に次いで手応えが良かったんですが、前走思い切った待機策を取って、終いに脚を使わせたという事がね、今回のレースに生きてきた感じがします。脚質転換に成功したという事であれば、これで軌道に乗って来そうです。 |
2.ロードベイリーフ | そして2着がシンシティ、そして3着がロードベイリーフでした。3着のロードベイリーフより内枠の4頭は内ラチ沿いに進路を取りましたが、こちらは一旦下がって外ラチ沿いへ寄せて脚を溜め、勝負所から馬場の中ほどに移動してよく伸びました。外ラチ沿いで理想的なレースをした上位の2頭には敵いませんでしたけども、内枠なりにできる最善のレースはしたと思います。 |
6.ミッキーチャレンジ | このレースも1番人気のミッキーチャレンジが4馬身差をつけての完勝でした。ミッキーチャレンジは好位の外を進み、直線で馬場の良い外を通って鋭く伸びました。1200mなら折り合えるようになった事、前走ほど重い馬場にならなかった事が勝因ですけども、まぁすぐに1勝クラスで通用するとは言い難いですかね。 |
7.エーティーマクフィ | 4コーナーで外を回って勢い良くマクって行ったんですけども、直線で内にもたれてしまって目一杯に追えず、伸びを欠きました。右回りのコーナーでマクって来て、そのまま直線でも右手前のままになって、内にもたれるというケースはまぁよくあるんですけども、直線に入ったところで左手前になっているにも関わらず、内にもたれました。なぜそうなったのか分からないですけども、約1年ぶりの右回りだった事の影響はありそうですし、今年になってから左回りの中京と新潟で連続2着と好走しているので、左回りの方が得意なのかもしれません。理由が何であれ、次走が左回りなら巻き返しを期待できます。 |
12.ピースキーパー | 札幌から連闘したピースキーパーが初勝利を挙げました。何度も言いますが、ピースキーパーは札幌から連闘で小倉という凄い臨戦過程だったんですけどもね、中団追走から直線バラけた内に入り、残り100m付近から鋭く伸びて快勝しました。ロスのないレースができたとは言え、厳しい日程と長距離輸送での勝利ですから、評価は下げられないですね。しっかり疲れを取れば、1勝クラスでも上位可能でしょう。 |
14.オラヴェリタス | 4着のオラヴェリタス、こちら思いのほか位置取りが悪くなったんですがね、近走は先行して伸び切れないレースが続いていましたから、結果的には待機策で終いに脚を使えたという事で、一旦リセットできたんじゃないかと思います。上がり600mは最速でした。 |
16.ヴェールクレール | 2着のヴェールクレールは内枠だったので、インコースで上手く脚が溜まりました。コースロスがなく、ほとんど減点のないレースでしたが、休み明けで体重が12キロ増えていたように、放牧休養の効果も大きかったようです。 |
8.ジャーニーメモリー | 3着のジャーニーメモリーは2着レヴォルタードから8馬身離されました。これはもう大差に近い感覚で、3着から10着までが0秒3差以内ですから、非常に評価に迷わされるところです。ただ、直線の坂でですね、加速できませんでしたから、まだ非力な面がありそうです。 |
10.リュクスフレンド | それから外枠からスタートし、4コーナーでですね中から外に位置した差し・追い込み馬はですね結構苦戦を強いられちゃったんですね。5着ソバナから7着同着のライラスター・デコラシオンまでは同タイムでしたから、これひとくくりにして良いと思います。 |
12.ローブエリタージュ | そして3番人気のローブエリタージュは4着でした。キャリア2戦目で休み明け初戦、加えて道悪・出遅れと厳しい状況が揃いましたね。長い目で見て行きたい1頭ですね。 |
2.インディゴブラック | それから13着のインディゴブラックはその4コーナーでまともに前をカットされているんですが、その時すでに下がり始めていたので、大きな影響はなかったと思われます。 |
10.タイセイサムソン | 勝ったタイセイサムソン、前走ダートの短距離ながらですね、補正が入ってのBランク勝ちでした。昇級戦で外枠の今回は試金石で、出遅れは許容範囲でしたけれどもね、その後のリカバリー上手く行きましたね。今まででしたら、出遅れてガツンと引っかかってしまうんですんが、今回は前に馬を置いて我慢ができました。大きな進歩と言えます。ただ、まだ油断できないと横山和生騎手コメントしてるんですね。しかしこれね、裏を返せば期待の大きさからの辛口なコメントだと思います。間違いなくね、重賞で勝ち負けできる素材です。 |
13.レモンポップ | 勝ったレモンポップなんですが、前走の勝ち時計はDランクながら、勝ちっぷりの良さから次走上位候補として取り上げていた馬なんですよね。今回も楽な手応えで先行して、追い出しをギリギリまで我慢して、残り300mあたりでジョッキーが軽く仕掛けると、後続をあっさりと突き放しましたね。強さだけではなく、折り合い面に課題がなくて、レースセンスが良いのは大きな強みになりますね。距離は1600mに伸びても何ら問題ないと思いますし、近い内に重賞は勝てる1頭ですね。 |
16.エイシンギアアップ | 2番人気1着でした。能力を承知の上で、この馬の着順パターンから危険とした愚かさ。その一言です。ひたすら反省ですね。 |
1.マリアエレーナ | マリアエレーナは重賞初制覇です。マリアエレーナは好スタートを切って、好位の内に収まり、向正面では行きたがってるように見えるぐらいの行きっぷりでした。3コーナーから4コーナーにかけてごちゃついた時に、内からスムーズに上がって行けた事も勝因の1つですが、まぁスタートが良くて前の方の位置を取れたという事で不利を受けていない訳ですから、それも実力の内だと思います。まぁタイムは遅いんですけども、余裕の圧勝で芝2000mでは安定していますね。今後も活躍しそうです。 |
2.カラテ | カラテが距離延長・トップハンデタイの57.5キロもモノともせず、重賞2勝目を挙げました。カラテは2年前の4月以来の2000mでした。その後に1600mで5勝したので、2000mで人気が下がるのも仕方ないですけども、まあ1800mの中山記念でも2着でした。2000mをこなせても不思議ではありませんし、スパッと切れるのではなくジワジワと脚を使う馬です。高速馬場ではない新潟の外回りは合っていましたね。まぁ同じ2000mでも秋の天皇賞のような、上がりが速いレースだと厳しいとは思います。 |
3.パンサラッサ | その勝ち馬とクビ差2着がパンサラッサでした。そして2着のパンサラッサはですね、後続にも脚を使わせるような逃げというのが、これまでの好走パターンだったので、直線入り口で並ばれる展開は苦しかったはずなんですが、粘り強かったですね。力のいる馬場の2000mというのはかなり合っています。 |
4.ポタジェ | 6着のポタジェですね、レースの形は良かったんですがね、今回はまだ完璧な状態ではなかったようで、追い比べで伸びを欠いてサリオスにですね、進路を譲る形になりました。ここを使って次は変わってくると思います。 |
5.ダノンベルーガ | そして4着ダノンベルーガはお客さんが多数見守る中、あのスタンド前からのスタートという事もあってね、ややテンションが高かったような気がしましたね。レースでは内に進路を取りつつ伸びて来たんですが、1・2着馬には切れ負けした格好ですね。着順そのものは悪くないんですが、期待ほどは動けてなかった印象なので、今後に期待したい1頭ですね。 |
6.ジオグリフ | あと7着のジオグリフですね、前に馬を置くことができずに皐月賞と比べると溜めが効いていなかった印象なんですよね。その分、ラップはダラッとした走りになってしまいました。あと距離もちょっとどうかなと思ったので、もう少し短い距離の方が良いのかもしれないですね。 |
7.イクイノックス | そしてドウデュースにクビ差2着がイクイノックスでした。皐月賞と同じで、大外枠からのスタートになったんですが、前回と比べると道中の我慢は効いていたと思いますし、ラストも本当よく伸びてるんですよね。メンバー最速の上がりタイムを駆使して勝ち馬と同タイムの2着ですから、負けて強しの内容だったと言えますね。力は発揮してると思います。 |
9.ジャックドール | ジャックドールが今回は好位から競り勝ちました。ジャックドールは久しぶりにハナを切らない展開になりましたが、全く問題なく手応え良く進んで、直線入り口で先頭に並びかけると競り勝ちました。これまでもですね、逃げ切った時でも後続に脚を使わせるようなレースはしていないので、行く馬がいれば行かせて好位差しに構えた方が、脚の使い所がわかりやすいのではないかと思います。実は現状ではそんなに速い脚が長続きしないので、G1ではその点が課題となります。 |
10.ノースブリッジ | その後2番人気レイパパレが4着、ノースブリッジが5着でした。そしてノースブリッジ、取材の感触は凄く良かったんですよね。その段階でね奥村武調教師は「かなり良い状態で、こんな時は空回りして出遅れることがある」と指摘していたんですが、ちょっとその通りになってしまったのは非常に残念です。ただ、怪我の功名だね、この形でもやれるという事が分かったですしね、先着を許した4頭中3頭頭がG1馬ですからね、まぁ推奨馬で残念でしたけれども、健闘したと言って良いと思います。 |
12.バビット | その後4着がバビット、5着がテーオーロイヤルでした。4着はバビットは坂路の追い切りが元気いっぱいに見えました。走る気は戻っていましたが、それでも体重14キロ増。馬体は太く映りました。1年7ヶ月ぶりで、ここまで粘れば十分です。次走が楽しみです。 |
13.アブレイズ | 5着のアブレイズはこの馬本来の勝ちパターンのレースは出来ました。ほとんど減点なしで、一瞬はですねこの馬が勝ったと思ったほどです。スタートを含めてですね、安定感が出てくれば良いと思います。 |
4.イグザルト | イグザルトが東京ダート1400mで連勝しました。勝ったイグザルト、これは強かったですね。2着レッドゲイルと単勝オッズが拮抗していたように、さほど能力差は無いと思っていたんですけれども、5馬身差のワンサイドゲームでした。逃げ・差し自在の脚質ですからね、今後の活躍が楽しみです。 |
4.ゼットスティール | 2着以下は勝ち馬から8馬身以上離されました。まず2着のゼットスティールですね、こちらも初めてのダートでしたが、勝ち馬がちぎる展開で、結果的にはね最も良い位置に収まっていたと思います。まぁダート適性は示しましたから、次走以降は相手次第になると思います。 |
1.パトリオットラン | 4着のメイショウマントルは3着から3馬身離されて、5着のパトリオットランとハナ差の接戦ですが、この2頭はねタイムランクD相当になるんですけれども、4着のメイショウマントルはねいかにも休み明けというような、そういうレースぶりでしたからこれは使って変わる余地があると思いますね。 |
2.メイショウマントル | 4着のメイショウマントルは3着から3馬身離されて、5着のパトリオットランとハナ差の接戦ですが、この2頭はねタイムランクD相当になるんですけれども、4着のメイショウマントルはねいかにも休み明けというような、そういうレースぶりでしたからこれは使って変わる余地があると思いますね。 |
6.ファンウワーズ | 4着のファンウワーズ、それから5着のテイエムシップは3着ルイナールカズマと同タイムなんですが、勝ち馬がちぎる展開の利があったと、この点は否めないですね。 |
9.ドーブネ | そして上位人気馬は揃ってた馬券の圏外になったんですよね。まず1番人気のドーブネは4着でした。かなり引っかかっていた事を考えれば、むしろよく粘ってると思うんですが、距離的にはねやはり1600mまでが良さそうな感じはしましたね。適した条件に出走してきたら勝負になりますね。 |
7.プログノーシス | 1着プログノーシス、今出遅れて最後方ですけれどもね、シャフリヤールが勝ち、グレートマジシャンが2着となった昨年の毎日杯で0秒3差3着。高い将来性の持ち主が、休み休み使われて3連勝。今回も出遅れて後方待機から直線だけでごぼう抜き。TOPIXでも挙がっていましたが、レースの上がりを1秒2も上回る上がり600m推定33秒1で決着をつけました。これでオープン入りなんですが、陣営は今回含めて完調には仕上げていません。それでいて今回も楽勝。完全タイム差はあと0秒1速ければBランクです。オープン特別や普通の重賞くらいなら、今のままの状態でも通過してしまいそうです。まぁスタートを初め、課題は残るんですが、行く行くはG1を狙える器。そうであることは間違いないと思います。 |
9.オカリナ | 5着のハクサンライラック、6着シホノディレット・7着サウンドサンビーム・8着オカリナの4頭は、0秒2差以内の接戦です。レースぶりに関係なくですね、ひとくくりにしておいて良いと思います。 |
7.グラスヴィガー | 2着グラスヴィガーは勝ち馬から6馬身離されましたが、さらに内枠の3番枠でしたし、こちらも初めての直線競馬で適正を示しました。次走で芝1200mを使っても問題はないと思います。 |
8.ビルカール | 4着のビルカールは芝の前走はタイムオーバーでした。これはね左回りに原因があったと思われます。右回りに戻し、初めてダートに出走して、まぁレース内容が良くなりました。これでね、方向性は定まったんじゃないかなと思います。 |
6.トランペットシェル | そして3着トランペットシェル以下は前の2頭から大きく離された。まず3着のトランペットシェルですが、ダート1000mでも詰めが甘くなるんですが、減量騎手が騎乗して軽い負担重量なら新潟ダート1200mでも距離はギリギリ保っている感じでした。 |
3.エコルフリューゲル | 2着のエコルフリューゲル、見た目ジリジリと伸びていて切れる感じではなかったんですが、使った上がり600mは勝ち馬と同じで、1着から4着までの4頭が最速タイでした。ただ、どちらかと言えば、上がりの掛かる2ターン向きのタイプのイメージがあります。 |
8.サトノゼノビア | これまで5着が最高着順だったサトノゼノビアが7走目で初勝利を挙げました。前半1000mが59秒8で後半1000mが1分1秒0。コーナー4つの芝2000mで速いタイムが出るタイムではあります。 そして勝ったサトノゼノビアはこれまで芝のスローペースでは好走していないように、今回はハイペースでハマったという面はあります。昇級してスローペースになってしまうと厳しいですけども、ペースが合えばこのタイムで走れるだけのポテンシャルがあるという事は覚えておきたいですね。 |
13.エレフセリア | 4着までは上位人気の4頭でした。5着のエレフセリアはこのペースで4着から3馬身差をつけられましたから、これはちょっと決定的な着差とみるべきでしょうね。 |
1.フィルムスコア | 3着のフィルムスコアは押して先行しましたが、直線で手前が変わらず伸びを欠きました。これ連闘が影響したのかもしれませんですけども、だとすると間隔を空けないと次走は危ない感じがします。 |
6.バーニーフォールズ | バーニーフォールズが逃げて一変しました。序盤は4頭がね、先頭で並んで走っていたんですけども、内のバーニーフォールズが譲らず3コーナーでは単独先頭。馬場状態を考えると600m通過が34秒1は遅くないんですけども、そこから更に差を広げリードを保ったまま逃げ切りました。小細工なしでスピードを生かす競馬が合っていたという事なんですが、このタイプは恐らくダートも合います。この後クラスが上がって、もし芝で通用しなかったという場合でも、ダートに変えてきた時には注意したいですね。 |
3.プリーチトヤーン | 2走続けて12着だったプリーチトヤーンが一変しました。39年間破られていないキヨヒダカのレコードに0秒7差の勝ちタイムだったのは、1勝クラスだけに驚きです。減量騎手が騎乗して50キロの軽量。そして気分良く逃げられたのが勝因ですが、それだけではなく特殊な馬場状況が潜在的な能力を引き出した、そう思います。パイロ産駒の牝馬、血統表を見るとアメリカの著名種牡馬が並んでいて、それだけの質も持っていました。理想は高速ダートですが、今回で吹っ切れた部分があったとすいならば、昇級して乾いたダートでもそこそこやれて良いです。もちろんハナに行き切るか、揉まれずに運ぶ事が条件になります。 |
6.ミッキーヌチバナ | 逆に3着のミッキーヌチバナは出遅れて中団からのレースになってしまったのが痛かったと思います。外からマクって行くレースになってしまい、これでは厳しいかと思われたんですが、最後3着に上がったのは地力と言えるでしょう。 |
4.メルヴィル | 3着のメルヴィルは楽なペースで逃げただけに物足りない結果ですけども、安定感はありますね。次走も上位候補です。 |
9.キタサンユーダイ | あと8着と敗れたキタサンユーダイなんですけども、前走大きな不利があって注目ていましたが、今回はペースを考えてか前へ行かずに中団のままで終わってしまいました。前へ行かないと持ち味が出ませんね。 |
3.マラマプア | このレースは3番人気で2着だったんですけども、今回とりあえずこのオーソドックスにですね、タイムランクがDそしてメンバーランクEというレースの2着馬だと、だから過信はしない方が良いという、そういう老婆心からなんですけれども、これはオーソドックスな手法ではあるんですけれどもね、もちろんね次走も相手に恵まれる可能性はありますよね。ただ、今回は少しテンション上がってきた点は気になります。もし、これでレース間隔を詰めて使ってきた場合、危険馬になるんじゃないかなという風に判断した訳です。 |
7.オーサムデアラー | 2着オーサムデアラー、後方で進みが悪かったんですが、4コーナー12番手から上がり600m最速で伸びた、この瞬発力は目を引きました。2戦目で慣れを見込めれば、もう少し流れに乗ったレースができるんじゃないかと思います。 |
2.スティルディマーレ | 2着のスティルディマーレ、この馬のポテンシャルから逃げて勝っても今後に繋がらないんですけどもね、まぁ今回は逃げる事で折り合いをつけましたね。次走も上位争いになりますが、課題もあります。 |
1.スノーグレース | スノーグレース、こちら13番人気で4着でした。好走の要因を探りますとね、柴田大知騎手が「揉まれ弱い面がある」とコメントしているように、バラける東京が合っているという事ですかね。ただ、まだまだね気を遣って走っていますね。 |
5.アーレンダール | すぐ外枠のですね、ゴールドブリーズが勢い良く出て行ったのに釣られたのか、序盤から行きたがって抑えるのに苦労している向正面で、外を一気に追い上げて行く馬も気になったのか、ずっと力んだままでした。さらに3コーナーの入り口では、内にいた馬に寄られていて、落ち着くところがなかったですね。そして直線に入る頃にはもう手応えが怪しくなっており、ほとんど抵抗できずに下がってしまいました。主な敗因は折り合いを欠いた事なんですけども、そもそも1800mは長いのだと思います。ということで、距離短縮で注目ということですね。1600mで勝っているんですけども、今回の感じだと1400mの方が良いかもしれません。 |
11.ラブベティー | それからラブベティー、逃げて3着でした。未勝利戦を楽勝した時と同じ舞台で、同じ戦法。つまり現状はワンターンでの逃げがベストという事です。勝ち馬のマークがキツかった中、よく頑張ったと思います。 |
3.ミンナノユメミノル | そして3着エコロブラスト、4着グットフォーチュン、5着ミンナノユメミノルの3頭は同タイムで、タイムランクはD相当です。ミンナノユメミノルはレース前に放馬のアクシデントがあったんですが、やや人気先行のきらいが出てきましたね。ちょっと過信は禁物かなという気がします。 |
4.オーロラアーク | そして2着のオーロラアーク、ゴール前の追い比べでしぶとかったです。この馬はソラを使いますからね、接戦に強くて相手なりに走る反面、ポカもあるタイプですから、まだアテにはしづらいでしょう。 |
6.アイスマン | 3着のアイスマンは放牧でリフレッシュして、まぁ良い体つきでしたけれどもね、短距離にしたらペースが落ち着いてしまったのがこの馬には痛かったと思います。上がりの速いレースはちょっと苦手で、ちょっとジリっぽいところ露呈した感じですね。 |
8.グットフォーチュン | そして3着エコロブラスト、4着グットフォーチュン、5着ミンナノユメミノルの3頭は同タイムで、タイムランクはD相当です。グットフォーチュンは距離短縮で本来のポテンシャルを発揮しました。クラス通用の能力を示しましたね。 |
16.ライヴクラッカー | そして4着ライヴクラッカー、3着から4馬身差、ペースを考えればこれは大差に近い間隔で、さらに3馬身半離されましたね。5着のネオレインボウ共々、これ着順通りの評価というのは禁物でしょう。 |
6.サクセスローレル | 2番人気のサクセスローレルが2馬身差をつけての完勝でした。サクセスローレルはですね、前走休み明けで初めての1400m起用で2着。ひと叩きしてさらにパフォーマンスが向上しました。デビュー当初はスピード任せのレースをしていたんですが、距離短縮で大人びたレースができるようになりました。今回は初めての右回りを克服できた点でも収穫がありましたね。 |
4.ペースセッティング | ペースセッティングが今回は先手を取って逃げました。ペースセッティングは出遅れてダッシュも鈍かった新馬戦とは違い、好スタートから手応え良く進んで行って楽に逃げ切りました。距離が伸びて良いタイプには見えませんが、1200mならオープンでも好走できそうです。 |
6.マーブルマカロン | 1着マーブルマカロンですね、スタートが抜群でした。2着馬とはその差と言って良いと思います。時計の掛かる美浦の坂路で水準以上の時計が出ていましたし、小柄な牝馬なんですが、並んでから抜かせない勝負根性も光りました。ダノンレジェンド産駒、完全タイム差のプラスマイナスゼロは新馬戦としては悪くなく、昇級しても天性のスタートセンスを活かせば、そこそこやれて良いと思います。 |
14.ヤクシマ | 小倉芝1200mの新馬戦で1着。時計は遅いんですが、前半600mが後半よりも1秒3遅い流れのためで、タイムランクはSLでした。出遅れてこれを差し切った勝ち方は強かったです。ただ、今回は中京の堅い芝のレコード決着。状況が違います。発馬は五分と言うか、むしろ早かったです。ここから置かれたんですが、直線は外から伸びて0秒2差の3着。推定上がりは最速でした。見ていて脚の回転は遅く感じられるんですが、それでも伸びて差を詰めて来ていました。まぁ血統を見ると、父がほぼ無名のHavana Greyという種牡馬。これはアイルランドで1000mのG1を勝っているんですが、著名G1ではスピード負けしていました。この実績とGalileoにさかのぼる父系を見てわかりました。時計を要する短距離がベストだと思います。それを念頭に入れれば、ランクはDと言ってもレコード決着の上がりの速い競馬の中、今回は頑張っています。秋の福島とか、先の話になりますが北海道の洋芝とか覚えておけば、楽しみな存在。東京1400mでも相手関係と馬場次第で出番があると思います。 |
18.ロンドンプラン | ロンドンプランが凄い追い込みを決めて2戦2勝で重賞初制覇ですね。ロンドンプランはスタート前に蹄鉄の打ち直しがあり、さらにスタートで大きく出遅れて最後方。直線で本格的に追い出してから一瞬前が詰まって、外に進路変更する場面もあったんですが、素晴らしい伸びで差し切りました。フットワークが大きくて柔らかい走りをするので、1200mがベストとも思えず1600mやそれ以上の距離でも期待できると思います。 |
1.パラレルヴィジョン | 一方で1番人気パラレルヴィジョンは7着、2番人気プラダリアは8着でした。7着パラレルヴィジョンのスタートでゆっくりは前走同様です。まだキャリア3戦目、調教で負荷をかけていても、実戦経験の少なさは多頭数の激戦だけにマイナスになってきます。これからの馬だという事でしょう。 |
10.スマートハンター | 2着スマートハンターは勝ち馬を追いかけた2頭が苦しくなった間隙を突いて2着と、そう言えない事もないんですが、色々な事を経験させつつのレースでしたからね、今後につながる内容で、次走も上位候補です。 |
8.トーホウガレオン | そして1番人気トーホウガレオンが2着でした。2着トーホウガレオン、2番手追走から逃げ馬を交わして先頭に立ったんですが、結果的に決め手の差です。新馬戦から3戦連続の2着でしたが、新馬戦では負けた相手は土曜の9Rのオープン野路菊ステークスで2着。前走の勝ち馬は1週目のタイム分析で取り上げたチャンスザローゼスと相手が悪く、それは今回も同様でした。中1週だったんで、多少間隔をあけて使ってくればすぐ勝てます。 |
1.レッドラマンシュ | 2着レッドラマンシュは、芝では常に人気になって、歯がゆいレースが続いていましたが、今回初めてダートに出走して結果を出しました。2着でもね完全タイムタイム差はマイナスですから、次走ダートなら上位候補になります。 |
4.イフティファール | そして1番人気イフティファールは3着でした。前走と同じくですね、今村騎手が騎乗して今回の1着・2着馬に比べて負担重量が4キロ軽かったんですから、まぁ馬場と展開を考慮しても力負けで、この馬の能力は出し切ったと見たいですね。 |
6.カネトシブルーム | それから3着のカネトシブルーム、前走は思い切った待機策を取ったんですが、結果的には位置取りが悪すぎました。連闘で望んだ今回は手頃な位置で流れに乗れたんですけれども、ただ次走も好走できるかどうかは何とも言えません。 |
10.シンリミテス | それから4着のシンリミテス、それから5着オースミリン、それから6着のスナークシュンソウはアタマ・クビの接戦で、3頭とも追い込みでしたから、これひとくくりにして良いと思います。つまりですね、漁夫の利があってタイムランクD相当だったということです。 |
13.オースミリン | 4着オースミリンは3着ウインアウォードから2馬身半差で、勝ちタイムレベルにはもう少しですね、展開の助けがあればというところでしょうか。 |
16.テイエムエメラルド | 3着のテイエムエメラルドは4コーナーの手応え以上にしぶとく伸びていました。前走から右チークを着用しているんですが、その効果が伺えるようですから、今後はもう少し安定して走れるのではないでしょうか。 |
2.マテンロウマジック | マテンロウマジックが5ヶ月半の休養を挟んで連勝です。マテンロウマジックは初勝利を挙げるのに7戦を要したんですけれどもね、1勝クラスは一発でクリアしました。勝てないなりに経験を積んできた事、それから放牧の効果が大きかった事、それが今回の勝った要因と思われるんですけれどもね、これで軌道に乗ったかもしれませんね。昇級しても注意が必要です。 |
10.プロミストウォリア | 勝ったプロミストウォリア、これはちょっとびっくりしましたね。新馬戦でね評判馬が大楽勝しているかのような、そんな光景でしたよね。骨折でおよそ1年2ヶ月ぶりの出走だったんですが、もう能力が違いすぎました。これはもう昇級しても即通用です。 |
9.セントカメリア | あと9着セントカメリア、ゲートの中立が悪くて出負けして後方。スローで絶望的な位置になりました。それなりに伸びていますし、これが能力でないのは確かです。 |
9.ペプチドヤマト | 2戦連続して内枠に泣いた形です。今回は2番枠。押して出して行って超ハイペースの好位直後を追走。手応えに余裕はなかったんですが、直線は一旦2番手に上がりかけるシーンがありました。外枠の2頭がタイミング良く上がって行って、上位を占めたように枠順と位置取りが明暗を分けた1戦です。4馬身差圧勝のベイビーボスは、まぁ強かったんですが、それこそタイミング的には絶好でした。前走中京ダート1200mの浜松ステークス12着も、1番枠で激しい先行争いに巻き込まれていましたが、今回はそのようなキツイ展開で踏ん張っていたのは収穫です。長距離輸送を経て14キロ増、馬体に余裕があったのも次走への布石になります。3走前に完勝の2着馬メズメライザーは3勝クラスの初風ステークスで2着。能力は上位のはずで、外枠を引いた際は頭から狙ってみたいです。詳細はタイム分析で述べた通りです。実は日曜は家が遠いんで、メインの11Rが終わったら中山競馬場を後にしています。帰ってこの番組の原稿書きも待っているからです。で、最終12Rのパドックだけ見て、少し重いけど大丈夫と判断。馬券だけ買って電車に乗り、携帯で結果を見てがっかり。その後レース映像を見て悔しがったという次第。内容とちょっと関係ないことばっかり言ってしまいましたが、内容について補脚しておきますと、内枠で厳しい追走。ハイペースの外枠天国の中、頑張っていました。次は外枠を是非と願いを込めて狙います。 |
5.ブトンドール | ブトンドールが差し切ってこの世代最初の重賞を制しました。1着ブトンドールなんですけども、中1週馬体重マイナス8キロで出走して来ました。パドックでは入れ込まず、出来は良かったですね。後方集団にはなりましたが、鞍上が急がせず3コーナーを回ってから仕掛けたのも良かったでしょう。残り400mから大外通って一気に伸びて来ました。最後は届くかと思わせたんですが、意外にも1馬身1/4差をつけての快勝。作戦もハマりましたが、馬場適性もあったのではないでしょうか。 |
10.バレリーナ | そして2着は9番人気バレリーナ、3着が11番人気シルフィードレーヴと人気薄の馬が続きました。2着のバレリーナは新馬戦を逃げ切った後の連闘で、差しに回って好走しました。力のいる馬場が合っていそうというのは確かなんですけども、センスが良いですね。今後が楽しみです。 |
12.シルフィードレーヴ | そして2着は9番人気バレリーナ、3着が11番人気シルフィードレーヴと人気薄の馬が続きました。3着のシルフィードレーヴはスタートが遅く後ろから。直線では外に進路変更して来た時の勝ち馬に押されたりしたんですけども、その後もよく伸びました。恐らくパワータイプなので、もっと速い時計が出る馬場でどうかなんですけども、力は見せたと言えます。 |
4.バレエマスター | 勝ったバレエマスターは中団を進んでいましたが、向正面でマクリ気味に進出。4コーナーでは3番手の外に出て、内から来たエルゲルージを抑えて快勝しました。デビューからここまで5戦、4コーナー後方から追い込んで掲示板を確保するというレースばかりだったんですが、初の小倉で一変。早めの競馬をして勝ち切っています。 |
7.エバーシャドネー | 3着のエバーシャドネーは内枠から好位で流れに乗って、全くロスのない理想的なレース運びはできました。もう一押しに欠けたとは言え、安定感はありますからもう一踏ん張りいうところでしょうかね。 |
11.トゥデイイズザデイ | そして2着が1番人気トゥデイイズザデイでした。トゥデイイズザデイは大逃げの勝ち馬にしてやられたという形ですけれどもね、自分のリズムを崩さずにしっかり伸びて安泰の2着でした。上がり600mは最速です。ポテンシャルは高いですからね、まぁ次走は何とかなるんではないでしょうか。 |
12.ジューンレインボー | 4着ジューンレインボー、小柄な牝馬が10キロの体重増は好感が持てました。前走が逃げて2着、今回はハイペースで差しに回ったんですが、格好はつけています。牡馬相手でメンバーも骨っぽかったです。牝馬限定戦なら首位候補に入ります。 |
1.ライトブラーヴ | 3着のライトブラーヴは前走が初の直線競馬で、内の2番枠から9着。今回は外の15番枠で3着。適正はあるんですけれども、枠順に左右されます。とは言えね、これが直線競馬の本質ですから、仕方ありません。 |
4.トロピカルヒーロー | 2着以下は勝ち馬から3馬身以上離された。まず2着のトロピカルヒーロー、芝1400mの前走に続いての2着です。1200mへの距離短縮で、位置取りは下がったんですがね、その分脚が溜まって上り600m最速タイで伸びました。平坦の芝ならチャンスは近いと思います。 |
6.ペイシャコリン | 11番人気でした。今回の出遅れは気にしなくて良いと思います。というのもね、今回は初めてのダートでしたし、これまで力んで走っていましたから、折り合って終いに脚を使うことをやってみると言うね、意味合いもあったと思われるからです。このレースですね、タイムランクはEで、さらにこの馬は離されていたんですけれども、上がり600m最速の脚を使いましたからね、課題に取り組んだ成果はあったと見て良いと思います。まぁ次走も松岡騎手が騎乗するとして、勝負をかけて乗ってくれるかどうかの読みは非常に難しいんですけれどもね、馬券的には妙味たっぷり、人気はないと思います。狙ってみてもいいんじゃないかなと思いますね。 |
8.ラートリー | ラートリーはここまで4戦して2着2回。2着時にしても先行力はあるんだけれど、末脚が甘くて勝ち切れないレースでした。今回は好スタートから2番手につける展開だったんですが、1コーナーで強引に前へ。2コーナーからは単騎逃げの展開に持ち込みました。これが奏功して、後続を離す強いレース。先行集団につけるよりも、強引に行った方が持ち味が生きるのかもしれませんね。 |
13.シンキングサベージ | 2番人気6着でした。中山のスローペースでも差し馬に交わされた前走から東京では厳しいと見たのが正解でした。若干、坂が苦手な気もします。 |
3.カップッチョ | そして3着のカップッチョ、11番人気でした。この馬ね、ダートの1200mが最も適してというのは、それは分かってるんですけれども、何せ近走の着順からはとても手が出ないですね。ですからね、フロックではないんですけれども、続いて好走する保証というのはありません。 |
11.ルプランドル | 4着のルプランドルは好位追走とは言ってもですね、馬込みの中で行きっぷりは良くなかったですし、直線で外に持ち出してからも伸び負けしていました。能力はあるんですけれどもね、安定して走れないのがネックです。 |
11.ゲンパチムサシ | 今回に限らず、後ろからになる事が多い馬で、前が壁になったりするのは宿命に近いんですけども、直線に入った所で一旦外へ行きかけた後で内に行こうとして、結局は外へ行くというロスが痛かったですね。残り200mで進路を確保したんですけども、レースがスローペースで上がりが速いので、3着まででした。ただ、進路を確保してからの伸びは鋭く、平坦コースは合っていますね。札幌で未勝利戦を勝ち、中京の1勝クラスでは17着・11着だったんですが、平坦コースなら1勝クラスでも上位に来れる事がわかりました。小倉の開催が進み、4コーナーで馬群がバラけるような馬場状態になれば、もっと上位も可能でしょう。 |
13.カレンマックナイト | 4着のカレンマックナイトは自身のタイムランクはD相当になるんですが、高速決着にも対応できましたし、1800mを上手に走れたという事はね、今後に繋がるんじゃないかと思います。 |
3.シュブリーム | そして3着のシュブリームですけれども、このレースペース補正が0秒7入っているように、かなり緩やかなペースの中で、2着キングズパレスに10馬身差もつけられたんですよね。先着2頭とはもう能力差がありすぎたという事。今回はですね、平場で減量騎手起用だった訳ですから、尚更ということは言えると思います。 |
15.スカイテラス | 前走3着だった時にですね、コーナーで気を抜いていて手応えが悪くなる上に先頭に立つと気を抜くので勝ち切れない馬と紹介したんですけども、今回もコーナーで気を抜いて手応えが悪化し、直線でも先頭に立つと楽勝っぽかったんですけどもね、まぁ気を抜いて差し返されそうになったんですけども、何とかしのぎ切りました。これほど難しい馬をテン乗りで勝たせるルメール騎手は、まぁ流石としか言う他ないんですけどもね、1勝クラスをなかなか勝てなかったのは気性の問題。こういうタイプはクラスが上がっても相手なりに走る事が多いので、2勝クラスでも2着や3着の候補として馬券の買い目には入れたいですね。 |
3.テーオースパロー | 1番人気のテーオースパローは12着でした。もう3コーナーではもう手応えが悪かったですね。良馬場とは言え、もうボコボコになっている馬場が合わなかったのではないかと推測します。 |
16.フラッシュアーク | 4番人気13着でした。外めの枠で流れに乗り切れなかったんですが、終いも脚を使っていませんから、これは案外の内容でした。1200mで勝っているんですが、このクラスだと1400mの方が良いかもしれませんね。 |
3.ラフエイジアン | そして2着のラフエイジアンも最後まで食らいついて行ったのは立派です。出遅れなければ次走も勝ち負けでしょうね。 |
4.タマモロック | 5着のタマモロックはレイズカイザーから4馬身離されてます。使いつつ、時計を短縮できればというところでしょうか。 |
6.アテンヒーロー | そして5着のアテンヒーロー、出遅れたんですけれども最内をコースロスなく周回して、ちょっと速い脚はないんですけれども、レースぶりは良くなりましたし、まぁ一歩ずつ確実に前進中というところでしょうか。 |
7.イッツオンリーユー | 3着のイッツオンリーユーはペースが速くなった4コーナーで手応えが悪化して離されましたが、この馬と4着のトーセントラムは水準級のタイムです、実は。普通のレベルのレースならどちらも好勝負になります。 |
14.アフターグロウ | 3着のアフターグロウは9番人気と低評価でしたが、内枠でロスなく上手く立ち回りましたね。上がり600mは2着馬と同じで、4着に3馬身差ですから、これは上位2頭が強かったという事です。普通のメンバーならすぐにチャンスがありそうです。 |
6.ハイアムズビーチ | ハイアムズビーチが初めてのダート圧勝でしたね。ハイアムズビーチがスタートから追い通しで行って先頭に立ったのは、もう200mを過ぎてからだったんですが、その後は折り合いもついて楽な逃げ。楽な逃げでもペース自体はは遅くなく、途中から自然に後ろが剥がれました。そして直線で追うとしっかりと脚を使い、最後は流し気味で圧勝。タイムはギリギリのBランクなんですが、まだまだ時計は詰まりそうです。大跳びでハナを切るまでに脚を使っている事や、その後は楽な事。そして直線でも脚を使えている事から、1200mがベストという馬ではないですね。2勝クラスの1200mではかなり忙しいはずで、次走が1200mという事はほぼないと思われますが、東京の1400mや1600m、あるいは中京の1400mならすぐに通用すると思います。 |
12.レオノーレ | 1番人気4着でした。出遅れてイメージと違うレースになってしまいましたけれども、まぁリカバリは上手く行ったと思うんですよね。ただ、内で躊躇したのか伸び切れませんでした。ただね、初めてキックバックを経験した事は次走につながるはずですよ。 |
5.マイネルケレリウス | 5着のマイネルケレリウスも出遅れました。使った上り600mはノッキングポイントと同じで、ほぼ同等のレースできたと思います。418キロと牡馬にしては小さいんですが、良いフットワークで走りますからね、今後の成長に期待したいところですね。 |
13.クリーンスレイト | 昨年の夏に新潟の2勝クラスで4着だった時に、全く小回りコースは合わないので新潟で4着なのは仕方ない。東京で注目という趣旨で、取り上げた事があるんですが、今年もまた新潟で1番人気になりました。ただし、昨年の2勝クラス4着の時とは違い、今回は離れた最後方で追い通しでの追走になり、直線でもほとんど伸びなかったですね。コース形態が合わないのは言うまでもないんですが、今回は体調に問題があったとしか思えません。東京コース向きである事と、今回は体調が思わしくなかったであろうという2点から、ここから間隔をあけて秋の東京に出てきた場合に注目としたいですね。 |
3.ユーキャンスマイル | そしてユーキャンスマイルが2着。3着には8枠のフェーングロッテンでした。2着のユーキャンスマイルは実は3年前の新潟記念の勝ち馬で、左回りで直線が長ければ2000mでも距離不足ではありません。まぁG3に出走するのがその3年前の新潟記念以来で、G3でハンデが57キロなら格が違うという好走でしたね。 |
5.テーオーロイヤル | その後4着がバビット、5着がテーオーロイヤルでした。5着テーオーロイヤル、個人的に本命を打って自信もあったんですが、パドックでは少しこじんまりしているように見えました。4コーナー手前からもっと攻めて良い馬です。動きたくても行けなかった、そんなところだと思います。叩いて見直したい所です。 |
6.キラーアビリティ | 6着キラーアビリティですね、馬体が引き締まって見えましたし、折り合い面も皐月賞よりスムーズだったんですよね。結局伸び負けしたんですが、復調気配は伺える内容でした。 |
16.ヒートオンビート | まず1番人気のヒートオンビートは5着でした。直線半ばでは勝ったカラテと並んでいたんですけども、あっという間に差を広げられました。その後を追うようにしてジリジリと伸びてはいますけども、相変わらずじれったいという感じのレースぶりですね。ただ、直線の長いコースの2000mというのはこの馬には合わないのだと思います。もっと長い距離か、4コーナーでは既にペースが速くなっている小回りコースが向いていると思われます。 |
5.テイエムヒショウ | 5着のテイエムヒショウは追っ付けて追走していたように、砂を被って嫌がっていたようです。バラけてから伸びて来ましたからね、今回が良い経験になったのではないかと思います。 |
3.フーリッシュホビー | 3着のフーリッシュホビーは、楽にハナへ行きましたが、2戦目からですね前向きさが全面に出るようになりましたので、逃げて折り合うという戦法は合っているかもしれませんね。交わされてからもしぶとかったですから、相手次第でチャンスがあるでしょう。 |
5.モズタンジロウ | 2着のモズタンジロウは芝だと大崩れはしないものの、勝ち負けには加われないレースが続いていましたが、今回はね初めてのダート戦に出走して適正を示しました。お母さんのモズハツコイは芝で3勝して芝馬でしたが、この馬はダートで良いようです。 |
1.サウンドサンビーム | 5着のハクサンライラック、6着シホノディレット・7着サウンドサンビーム・8着オカリナの4頭は、0秒2差以内の接戦です。レースぶりに関係なくですね、ひとくくりにしておいて良いと思います。 |
6.ニューフロンティア | それから4着のニューフロンティア、この春に2走続けて0秒1差の3着。まぁ2勝クラスを勝てる寸前まで行った馬で、今回は休み明けでしたし、離された4着でも地力は十分に示したと思います。一度使った次走は上位争いになっても良いですね。 |
4.エルデストサン | ダートに変わってエルデストサンが圧勝しました。エルデストサンはここまで芝で2走とも2着です。前走の内容から、これ番組注目馬となっていました。今回は初めてのダート、しかもそしてですね初めてブリンカーを着用して、逃げて大楽勝でした。好位追走組が4コーナーでみんな苦しくなってしまうほどですからね、これは昇級してもダートなら通用しますね。 |
6.デルマソトガケ | 1番人気デルマソトガケがダート2走目で完勝です。2番手を引っ張りきれない手応え。先頭に立った4コーナーから直線にかけては、2着馬と五分の手応えだったんですが、追ってから差が出て4馬身突き放しました。初めてのダートだった前走、小倉戦3着がEランク相当。小回りでテンに置かれたんですが、今回は一変の行き脚を見せて、そして最後まで伸びていました。マインドユアビスケッツ産駒の牡馬。お母さんのアムールポエジーが関東オークスを制しており、質の高さからも昇級して上位候補に扱えます。 |
8.ハピ | そして2着がハピ、3着がオーヴェルニュでした。2着ハピは中京ダートで2戦2勝ですが、前2走のレパードステークス3着・ジャパンダートダービー4着が回りに関わらず、外に膨れていた事から外を通るとコーナーワークが心配だったんですが、横山典弘騎手が内に入れて事なきを得ました。距離ロスが全くないとは言え、窮屈な位置からあと一歩のところまで詰めています。脚力は本物で、ひょっとすると3歳世代では1番かもしれません。 |
9.タイセイドレフォン | そして内のタイセイドレフォンが2着。外のハピが3着でした。2着のタイセイドレフォンは最後に競り負けましたが、コースロスがなかったとは言え正攻法で進めて早め先頭。能力の高さを見せました。以前は折り合いを欠いたり、途中で気を抜いたりしていたんですが、そういう若さが抜けて安定して来ました。 |
2.セルバーグ | 大逃げを打ったセルバーグがそのまま逃げ切りました。セルバーグは元々折り合いの難しい馬でして、前走は何とか我慢させて終いに脚を使えたんですが、今回は逃げる事で折り合いをつけて、4コーナーセーフティリードを取ってですね逃げ切りました。自分でレースを作ってBランク走破ですから、記録自体は評価できます。タイムランクB、完全タイム差マイナス0秒5での逃げ切り勝ちは立派なんですが、私はタイム分析の中で記録自体は評価できる、としか言わないで、それ以上には言及しませんでした。それはですね、折り合いの難しい馬が逃げる事で折り合いをつけるという事はよくあってですね、勝つためにはこの戦法で良いんですけれども、あまり次走には繋がらないという事なんですね。昇級戦で逃げればですね、次回は相手も強くなるので、そう楽ではありませんし、控えればね恐らく引っかかる危険性が高いんです。まぁどっちに転んでもリスクがありますからね、1戦は様子を見たいと、そういう風に思う訳です。 |
4.ルージュスティリア | 5ヶ月ぶりの実戦だったルージュスティリアが自己条件で2勝目を挙げました。昨年夏の新潟芝外回り1800mの新馬戦で、スターズオンアースを負かして1着。休養明けのチューリップ賞は出遅れて6着も、上がり最速タイと、G1でも通用するのではないかと思わせていた存在です。1番人気のフローラステークスを大敗して放牧に出し、今回は体重が増加。同時に1600mに短縮して結果が出ました。クビ差でも勝ち時計は速く、直線で少し反応が悪かったのは序盤に掛かった点と、成長分としてもディープインパクト産駒の牝馬としては少し重いのもあったんでしょうか。まずは好発進。素質的に2勝クラスも通過点になります。 |
8.ダノンティンパニー | 勝ったダノンティンパニー、地方園田で3戦3勝してJRAでは初出走です。ただ、JRAに在籍していてデビュー寸前まで行った馬なんですね。これ一言で言ってですね、能力が違いすぎましたね。返し馬なんか見ますとね、まだ頼りない走りなんですが、まぁいかにもディープインパクト産駒の優等生というところで、今後の成長は非常に楽しみです。 |
5.ゴットリープ | 4着のゴットリープは直線で2着馬に追い抜かれて、一旦劣勢になったんですがね、そこから盛り返して来ました。これはね、トモの甘さからまだ瞬時に反応できないという事じゃないかと思います。 |
6.スイープラン | そして5着のスイープラン、ペースが遅かったとは言え、1200mでもちょっと行きたがっていましたね。半兄レッドライデンもちょっと乗り難しいタイプだったんですが、早いうちに終いに脚を使うという事を教えて行けば、まぁ伸びる可能性はあります。初めての芝で、適性を示していましたしね、内容は良かったと思いますよ。 |
10.シャトーボビー | 3着のシャトーボビー、前走逃げた後でさらにこの馬は前向きですから、ちょっと序盤に力みがあったんですが、今回は強い逃げ馬を追いかけて、割を食ったと見るべきでしょう。これは中身のある3着ですね。 |
14.ワックスフラワー | 5着のワックスフラワーは今回は減量騎手起用で、前走から負担重量が3キロ軽くなった訳ですけれども、もうひと押しに欠けましたね。現状は善戦の域を出ない、そんな感じがしました。 |
13.キュートヘスティア | 3着のキュートヘスティアはややポジションが悪くなったんですが、これまで逃げて結果を出していた馬が、昇級戦しかも控えるレースで、上がり600m最速で伸びて来ましたから立派です。2着馬から3馬身差あってもこれは評価したいと思います。 |
6.アイアムイチリュウ | それから4着のアイアムイチリュウですが、外枠で外々を回らされるロスがあったとは言え、着差が着差だけに、着順ほどの評価はできません。とにかく勝ち味に遅いのはネックです。 |
8.メイショウサンガ | そしてメイショウサンガは9番人気で3着でした。今の田中勝春騎手は非常に乗れていますね。10月に入ってですね、12頭に騎乗して3勝と高い勝率です。さらにですね、馬券の対象になった馬は6頭で、それが6・11・3・10・9・6番人気ですから、これ少数精鋭で穴メーカーになっています。馬券Summaryでね、取り上げたいぐらいの、好走率と言えると思います。 |
14.コスモフロイデ | 4着のコスモフロイデも昇級戦で、こちらも先行流れ込みなんですが、一応目処の立つ内容だったとは言えますから、相手と展開次第でしょうかね。 |
16.リッチブラック | あとリッチブラック、2番人気で7着でした。入れ込みはありましたけれどもね、これまで緩やかなペースしか経験していませんでしたから、昇級して厳しい流れに対処できなかった。そういう見方ができると思うんです。ポテンシャルはあると思いますね。 |
13.カシノブレンド | ペースが結構速くてですね、今回は上手くハマりましたね。休み明けから4着、そしてまぁ今回3着と来て次走人気になるんではないかと思われるんですけども、まぁこの馬自体がね、あくまでペースと展開次第の馬です。人気ならやっぱりちょっと嫌いたいですよね。 |
6.アヴァノス | 11番人気で14着でした。前走函館のレースで8着。次は札幌で出走すると見て狙い馬にしましたが、秋の新潟での出走となり、18頭立ての15番枠に入ったことも誤算でした。しかし、それにしても走りませんでした。申し訳ありません。 |
13.リヨン | 最後5着のリヨンですが、4着マーブルロックから3馬身半差ですけども、外から一瞬伸びかかって見せ場は作りましたから、これはタイム以上の評価も可能だと思いますね。 |
7.シャドウフューリー | 2着のシャドウフューリーは序盤で若干の力みはあったんですけれども、まぁ大方流れに乗って行けたと思います。ただ、手前変換が不器用ですし、直線で大きく外へヨレてしまったように、荒削りでまだ馬が若いですね。換言すれば、ポテンシャルだけで走っているという事ですね。 |
6.サイモンバロン | サイモンバロン、1番人気で2着でした。休み明けのセントライト記念は11着でしたが、今回自己条件に戻ってしっかり能力を出し切りました。2400mの距離を難なくクリアしたっていう事でね、今後の選択肢が増えましたね。 |
10.イヴニングスター | 勝ったイヴニングスターはデビュー3戦目。初めての福島で先行力が生きる展開となりました。前半は前の2頭を見ながら3番手を追走。4コーナー手前で仕掛けると、1番人気フォーグッドの差し脚を封じて粘り込みました。イヴニングスターの母サンテミリオンは2014年のオークスでアパパネと1着同着だった馬です。ここまで地方を含め6頭の仔がデビューし、イヴニングスターが初めてJRAで勝利を挙げました。まぁこの馬の今後が母の繁殖成績を左右する事になりそうです。 |
6.ワープスピード | 平均に速い流れで、逃げ馬はシンガリ負け。好位組も苦しくなった中で、先行馬ではこのません工場ではこのワープスピードがですね、唯一踏ん張って4着です。やはりこの馬はですね、先行策でこそ持ち味が活きるんではないかと思います。 |
1.タイキフォース | そして3着のタイキフォース、初めての1400mでしたが距離短縮にも難なく対応して、理想的なレース運びはできました。先着2頭が一枚上というだけで、ワンターンは合うイメージですね。東京ならね1600mでも大丈夫でしょう。 |
6.ウィルソンテソーロ | 1番人気1着でした。3番手追走から持ったまま、残り400mで先頭です。そしてゆっくり追い出すとあっという間に突き放して、余力も十分でした。かなりのタイム短縮も見込めると思いますので、2勝クラスでも上位は可能です。 |
2.ペリエール | ヘニーヒューズ産駒のペリエール、好タイムをマークしてのデビュー勝ちですね。ペリエールは好位の外で折り合って進み、3コーナーで前に並んで行って4コーナーでは先頭。直線入り口で一発ステッキは入りましたが、その後は楽な感じのまま伸びて圧勝しました。ダート1700mの2歳新馬戦、未勝利戦をAランクで勝った馬の次走成績というのは、実はあまり良くないんですけども、この次走で凡走した馬はAランクと言っても完全タイム差がマイナス1秒0程度だったり、スピード任せに逃げ切ってタイムトライアルのようなレースをしたものでした。好位で折り合って直線で差を広げて完全タイム差マイナス1秒8なら信頼できるはずで、1勝クラスのダートでも有力です。 |
9.オメガシンフォニー | 1着オメガシンフォニー、牝馬で490キロと馬格があり、トモのたくましさが印象的でした。二の脚の速さでハナを切るとマイペースの逃げから直線で差を広げ、7馬身差の圧勝です。ヘニーヒューズ産駒、近親にオークス馬ヌーヴォレコルトを持つ良血。ランクはCでも伸びしろは大きいと思います。鞍上は1200mは忙しいかもしれないと言っており、次走は1600m以上を使う可能性もありますが、1勝クラスは突破できる、そんな器だと思います。 |
12.スクーバー | そして2着が1番人気のスクーバーでした。2着スクーバーは新潟ダート1200mをレコード勝ちした前走は、完全タイム差がマイナス0秒7。今回は1200m通過が1分10秒8と速く、ラスト200mで13秒5を要した分、差し込まれました。自ら逃げるだけのスピードがありながら、番手で折り合えるのが強み。0秒3差のCランク相当です。次走は勝てるのではないかと思っていますが、1200mに仮に短縮すれば楽勝だと思います。 |
13.タカネノハナコサン | タカネノハナコサンが5馬身差で逃げ切りました。カレンブラックヒル産駒のタカネノハナコサンは栗東の坂路調教で好タイムで動いていたんですが、二の脚でハナを奪い好位組を突き放しました。ステッキの必要も無くて5馬身差の楽勝でした。昇級しても通用しそうですね。 |
7.レモンポップ | レモンポップは東京ダートで6戦6勝となりました。レモンポップはトップハンデタイでしたね。この馬にはハンデも相手も全く関係なくて、平然とですねこれまでと同じレースをして、4馬身突き放すワンサイドゲームでした。まぁ次走が重賞でもですね、本命を打てるレベルと言いますか、天井知らずのポテンシャルを秘めますね。 |
13.ブラッティーキッド | 4着のブラッティーキッドですね、まず3勝クラスを勝った直後に重賞で1番人気というのに驚いたんですけども、それで4コーナーでもう下がってしまったので、重賞の壁はやっぱり厚かったかと思いましたけども、そこから盛り返して来て伸びて来ましたね。コーナーで気を抜くので下がったようなんですけども、早くも通用する目処は立ったと言えます。 |
14.ハヤブサナンデクン | 一方、1番人気のハヤブサナンデクンが7着。3番人気バーデンヴァイラーは15着でした。7着ハヤブサナンデクン、本格化がうかがえた前走でしたが、この時は2コーナーで外に出せていました。スタート後に吉田隼人騎手は外に出そうとしているんですが、外の馬の動きもあって、直線まで包まれ通し。勝ち馬が抜けた段階で前は開きましたが、それまでストレスが溜まっていて、元より差し馬ではありません。強くなっているのは確かなんですが、現状枠順に左右されるのが弱点になります。 |
7.タガノトランキーロ | そして5着のタガノトランキーロは出遅れました。伸びてはいるんですが、使った上がり600mは勝ち馬と同じです。差す形がね、板についてきたとは言えますけれども、善戦の域を出ませんね。 |
13.サトノテンペスト | 4着のサトノテンペストは2走前にレイワホマレに先着しているんで、決定的な力差はありません。自身のタイムランクはD相当になるんですけれども、次走ですねレース間隔を空けて使ってくれば前進は可能です。 |
13.フィロロッソ | 外枠からですね、上手く好位の内に潜り込んで手応え良く追走していたんですが、4コーナーから直線入り口にかけては前にも外にも馬がいて外に出せず、直線でそのまま内を進むしかなくなったんですが、しばらく前が壁。失速して下がって来る馬が出始めてようやく進路ができ、そこで追い出したんですが、既にゴールまで150mほどの地点。進路ができたとは言え、前に2頭いてその2頭の外に少しずつ移動しながら追っていましたが、完全な仕掛け遅れで脚を余しました。展開や馬場状態に左右される面はありますけども、今年夏の小倉での2戦を見るとパワーアップしている印象があります。次走で巻き返せる確率は高いと思います。 |
1.ショーモン | 1番人気のショーモンが4馬身差をつけての完勝でした。ショーモンはね、新馬戦では完全に口割って行きたがっていましたけども、今回は行きたがっているように見えるぐらいの良い手応えで追走していました。で、その手応え通りに楽々と抜け出しましたね。パワフルな馬体で、パワフルなフットワークなので洋芝は合うんですけども、野芝で速い上がりの瞬発力勝負になるとどうかですね。まぁいずれはダートという可能性も感じます。 |
2.ダノンタッチダウン | 1着ダノンタッチダウン、G1のホープルステークス・当時G3の東京スポーツ杯2歳ステークスを制したダノンザキッドの半弟で、ロードカナロア産駒。そしてダノンザキッドと同じ栗東安田隆行厩舎所属です。セレクトセールで2億6400万円の高値が話題を呼びました。お兄さんと違うのは、頭が高くならない事なんですが、TOPIXでも上がっていた532キロの馬体は、全体に重くは映りました。1000m通過1分2秒0の超スローを後方から差し切って、上がり600m推定が33秒6。流石と言えるだけの脚を見せて、1番人気に応えています。今後、どこまで変わって来て、相手強化に対応して行くかでしょうが、福永騎手の感触も良かったようで、現状でも普通のオープンなら上位候補に入ります。 |
3.フォーサイドナイン | 勝ったフォーサイドナインは新種牡馬サトノダイヤモンド産駒で、これが同産駒のJRA5勝目でした。一言で言いましてセンスが良くて、好位の内に収まった訳ですけれども、まだね頼りない走りでしたから、良化の余地は十分あります。 |
6.シルヴァーデューク | その後2着がグラニット、3着がシルヴァーデュークでした。そして3着のシルヴァーデューク、2番手以降の集団で見ますと逃げ馬の2番手から流れ込んだだけですから、勝ち馬に突き放された内容はちょっと物足りないです。ただ、まだね力をつけている段階ですから、まぁ現時点ではこのセンスの良さを評価するべきかと思います。 |
8.クルゼイロドスル | クルゼイロドスルは評判馬リバティアイランドの勝った新馬戦で2着ですから、ここは取りこぼせない1戦と見ていました。父はファインニードルです。スタートで後手を踏んだんですが、終始外々を回って上がり600mは最速の33秒8です。ここでは能力が違っていたということで、昇級しても通用しますね。 |
9.エミサキホコル | あと4着のエミサキホコル、不良馬場の前走勝ちがEランク。流石にペースが違って離されましたが、ゴール前は差を詰めて来てもいます。良馬場のダートにも目処が立ったという事ですね。ドレフォン産駒の牡馬で、センスは買います。 |
10.オールパルフェ | 6月に東京芝1600mの新馬戦で2着。勝ち馬には離されましたが、物見しながらの逃げで若さを見せていました。今回4ヶ月ぶりの2戦目でしたが、体重が16キロ増と成長。ジワッと先頭に立ち、引きつけた逃げから後続に影を踏ませませんでした。2馬身差の完勝で、タイムランクもペース補正込みですがCと悪くありません。リアルスティール産駒の牡馬、母のクイーングラスは紫苑ステークス7着以外、6戦5連対で引退しており、高い素質の持ち主でした。その半弟アルピニズムも芝短距離で4勝しています。血統面からも1勝クラスは壁にはなりません。ちなみにオールパルフェの新馬戦2着はノッキングポイントが勝った鞍です。ここからは4着のエゾダイモンが、先々週中京芝2000mの未勝利戦をタイムランクBで1着。こちらも体重増で成長が見られました。また、5着のロードスパイラルが4戦目に中京芝1400mで勝ち上がり、3着バロックダンスは夏の新潟で芝1600mを1走しただけなんですが、これがハナ差2着で、勝ち馬はその後新潟2歳ステークスを制したキタウイングでした。これらを3馬身以上離したノッキングポイントは今週、東京サウジアラビアロイヤルカップに登録があります。どこまで成長しているか少しワクワクします。 |
11.ブランアルディ | 1番人気1着でした。先行争いが激しくなったんですが、前の2頭を先にやって向正面中ばで先頭に立つと、じわじわと引き離しての完勝。すぐにとはちょっと言いづらいですけども、いずれは上のクラスでも通用すると思います。 |
13.ウィズザワールド | ウィズザワールドは10番人気で2着。私自身も前走3着を全く評価していなかったんですが、勝ち馬がちぎる展開で、逃げ馬の失速に乗じた2着という気もしますんでね、まだ過信はしません。 |
11.ウインアウォード | その後の3着が2番人気ウインアウォードでした。ウインアウォードは4走続けてダート1700mに出走した後の距離短縮だった訳ですが、芝からのスタートでも難なくハナを切って、この馬の力は出し切ったと思います。つまり、先着2頭が強かったという事です。相手次第で勝てるレベルです。 |
10.ディープレイヤー | 休養明けを8着・3着と上昇を示し、1600mに短縮して川田騎手を配して来ました。待機策もペースは流れていて、4コーナーの手応えも良かったんですが、馬場を捌いて来た時に大外をマクって追い込んで来たデコラシオンの内で前が狭くなり、鞍上が立ち上がるほどのロスがありました。本来なら万事休すなんですが、その後もめげずに伸びてはいました。不利がなければ馬券圏内もあったように思います。未勝利時代にボーンディスウェイと接戦した実績もあります。このクラスでは力量上位の馬だけに、巻き返しに期待したいと思います。 |
4.ビッグシーザー | ビッグシーザーが中京芝1200mの2歳レコードを更新しました。1着ビッグシーザー、小倉芝1200mの新馬戦はBランクの勝ちタイムに0秒4差の3着。自身はCランク相当で、2戦目はAランクの勝ちタイムに0秒5差の2着。ギリギリでも自身Bランクに相当していました。今回は完全タイム差マイナス0秒5で堂々のBランク。ジャングロのレコードを0秒5更新しました。幸騎手は後続を確認してから追い出していて、着差以上に余力もありました。ビッグアーサー産駒の牡馬、現状1400mよりも1200mの方が向いてると思いますが、上で通常のスピードはあります。 |
10.メイショウカゼマチ | まず勝ったメイショウカゼマチですが、これまでに見せた課題は「怖がりである事」なんです。スタートが決まって、前走と同じくハナへ言った事で、この問題点をカバーできました。さらに負担重量が軽い永島まなみ騎手の騎乗で上手く行った感が強かったですね。 |
4.カテドラル | 6番人気4着でした。6番人気ですから人気馬ではありませんね。後方で気楽に乗ってきたのもありますが、4着とは驚きです。直接スムーズに捌ければもう少し際どかったでしょう。 |
7.サトノセシル | まず4着のサトノセシルですが、4コーナーから直線のコース取りでは上位6頭の中では最も割を食った形なんですが、勝つためには上がり600m33秒台の瞬発力が要求されましたから、この馬には限界があったと思います。 |
8.ベレヌス | 5着ベレヌス、新潟の谷川岳ステークス2着は相手関係に恵まれました。元々2000mのに逃げ馬で、自分のペースに持ち込むには中京記念のように、最低1800mは欲しい感じがします。マクられて位置を下げた割にしぶとさを発揮しているので、適距離で狙い目はあります。 |
12.オニャンコポン | あと7着のオニャンコポンですね、皐月賞・ダービーの着順が悪くないんで、若干人気先行なきらいがありました。まぁ個人的に底力的にはこんなものではないかなと考えています。 |
1.ザアトム | 4着のザアトムは見た目はですね、3番手から流れ込んだ程度なんですが、1・2着馬に早めに来られてしまいましたから、この馬の形には持ち込めなかったと。その点は考慮するべきだと思います。これは良い経験になったかもしれませんね。 |
12.シュロス | そして5着のシュロスは4着馬に2馬身差をつけられましたけれども、終いは確実に脚を使えますから、展開次第では前進が可能でしょう。 |
9.サイタブラウン | 4着以下は3着ダンスクラブから3馬身以上離された。まず4着のサイタブラウンですけれども、4コーナー手前から追っ付け追っ付けになったんですが、まぁ手応えの割に最後までしぶとく伸びたかなという感じしました。今回は距離を伸ばして来たんですが、この走りなら1600mまでは大丈夫ですね。相手次第でしょうか。 |
12.ハルオーブ | 4着のハルオーブは3着馬からですね4馬身離され、自身のタイムランクは「C」相当です。ただ、センスが良いのでね、どうしてもこういやいや正攻法に近いレースになってしまい、その結果は東京では力負けという感じですか。しかし、とは言ってもですね、相手次第で勝てるレベルにあります。 |
5.フジリョウエイ | その4着のフジリョウエイですが、地味ながら着実に力をつけていますね。 |
10.フライウィズミー | そして2着のフライウィズミー、折り合い重視で乗らざるを得ませんので、出遅れはさほど問題なかったと思います。これでデビュー2戦上がり600m最速。瞬発力はあるんですが、ポジションを取りに行けないというのが、現状の課題です。 |
9.トーセンローリエ | 2着のトーセンローリエは一言で言えば勝ち馬が強かったです。4コーナーで接触する不利は致命傷とは言えず、むしろね位置取りが悪すぎた事が敗因でしょう。それにしても凄い脚を使いました。次走は何とかなるんじゃないでしょうかね。 |
11.サクラトップクリス | それから2着のサクラトップクリス、行きっぷりは良いんですけれどもね、団野大成騎手は「口向きが良くなくて乗り難しい面がある」とコメントしています。それでも前走の1600mから1400mへの距離短縮が功を奏しました。 |
9.ダンスクラブ | 3着のダンスクラブは実践を一度使って良くなっていたんですが、まぁ逃げ馬を追いかける形になってしまった分、さすがにラストは苦しくなってしまいました。これ相手がね強すぎただけで、まぁレースの中身は濃いので、次走も有力ですね。 |
11.ナイトブレーカー | その後の4着以下はさらに離された。まず4着のナイトブレーカーですが、輸送競馬が苦手で、テンション・折り合い面などまだ課題を抱えてる中で、今回しっかり脚を溜めるレースに徹して、今後に繋がるレースはできました。3着から4馬身差でも、課題に取り組んだ調整過程と、レースぶりというのは評価する必要があります。 |
1.ホワイトガーベラ | ホワイトガーベラが東京ダート1300mで連勝しました。このレースはペース補正が0秒5入っているようにですね、ダートの短距離としては緩めのペースでした。とは言え、ホワイトガーベラは上がり600m最速での逃げ切り勝ちですから、価値があります。プラス28キロの体重増はですね、全て成長分です。昇級しても楽しみですね。 |
3.バクシン | 4着のバクシンは最内枠からハナを主張して、直線も二枚腰を駆使しました。見せ場たっぷりでしたね。近走とは違うレースをしたんですが、今回久々に逃げた事がカンフル剤になりそうです。ですから、次走も要注意です。 |
13.ダイチヴィヴァン | 1・2着馬の使った上がり600m・走破タイムともに同じなんですが、勝ったダイチヴィヴァンは2着メイショウフジタカにプレッシャーをかけられた事、この点を考えますとクビ差の接戦でも今回はこちらの方が強かったと見ます。ローカル開催なら、相手次第で昇級してもやれそうですね。 |
3.ウインアキレウス | 4歳牡馬ウインアキレウスは最内枠からハナを主張しておいでおいでの大楽勝でしたね。2着が負担重量52キロの3歳牝馬ですから、完勝も完勝で強かったです。どんなレースでもできるんですが、逃げ馬としての資質が高いですね。 |
9.フォーウィンド | それから4着のフォーウィンド、出遅れは上手くリカバリーできたと思います。3着とは0秒1差ですから、相手次第で前進は可能です。 |
11.ヴゼットマシェリ | それからヴゼットマシェリは1番人気で4着でした。まずスタートが遅かったですね。新潟の内回りの芝1400mの外枠ですから、このロスはかなり大きかったと思います。4コーナー最内から内の3頭が上位に入線した中で、4コーナー大外では厳しかったです。 |
2.ローズバルサム | 5着のローズバルサムは出遅れました。4コーナー大外の14番手で、とても届かないような位置から伸びて来ました。自身の上がり600mはレースの上がりを1秒上回りました。次走は狙えるんじゃないでしょうかね。 |
6.ユリーシャ | 2着のユリーシャは1枠1番から上手く好位の内に収まって、ラストにサッと脚を使いました。先行馬と内枠の馬に有利なレースとは言え、センスの良い走りはできましたね。 |
12.オメガレインボー | そして2着がウェルドーン、3着がオメガレインボーでした。3着のオメガレインボーは昨年の函館で行われたエルムステークスの2着馬。スローペースにハマっての不発というのもある馬なんですけども、1700mでスローペースにならなければ安定しています。 |
4.デアリングタクト | 一方、上位人気3頭は全て着外でした。1番人気で6着のデアリングタクト、馬の気配は良かったと思います。宝塚記念3着はハイペースの展開が向いた面もあり、ギベオンの2着だった金鯱賞以降は、休養も挟んでいますが、どこまで復活しているか疑わしい部分があったのも否定できません。今回は外を回ったのも敗因でも、3歳時と同評価は禁物ではないでしょうか。 |
7.イズジョーノキセキ | イズジョーノキセキがソダシを捉えて重賞初制覇です。イズジョーノキセキについてはですね、岩田康誠騎手が「ソダシの後ろから運べば必ず進路ができると思っていた」と、そうコメントしているんですが、これが全てを物語っていますよね。なんせ見事な決め打ちで、狙いすましたイン狙いなんですけれども、こういう事は人気がないからこそできるという事は言えるんですけれどもね、岩田騎手ならではと言うか、彼にしかできない乗り方ですよね。 |
8.アンドヴァラナウト | そして勝ち馬にアタマ差の2着がソダシ、3着がアンドヴァラナウトでした。それから3着のアンドヴァラナウト、1枠1番からほぼイメージ通りのレースプランできたと思いますね。その通りのレースができたと思うんですが、今後に繋がる非常に良い走りだったとは思います。ただ、見た目にはですねソダシをマークして、追い比べで劣っただけなんですけれども、着差はわずかでもね、これは現時点での力差を感じさせたと思います。 |
9.ウインキートス | そしてロバートソンキーが2着。3着争いではウインキートスが先着です。3着ウインキートス、馬体は変わらなく見えましたが、張りが一息でした。昨年の2着馬で、内枠を活かした立ち回りは昨年同様。ラストで甘くなったのは、状態面と見ます。エリザベス女王杯で良化があるかどうかが鍵です。 |
10.スタニングローズ | スタニングローズは重賞3勝目でG1初制覇。鞍上の坂井瑠星騎手もJRAのG1初制覇となりました。スタニングローズの勝負所は1コーナーで、坂井瑠星騎手がコメントしているようにですね「アートハウスの後ろを確保できた」という事なんですが、厳密に言いますとね、『アートハウスの後ろのインを確保できた』ということですね。操縦性が高くて、先行して速い脚を繰り出せる現代競馬向きのタイプですからね、あとのレースプランは極めて簡単だったと思うんです。半馬身差で十分完勝と、そういう内容だったと思いますね。 |
11.ナミュール | 2着争いは接戦でしたが、外のナミュールがハナ差内のスターズオンアースを抑えました。ナミュールは20キロの体重増、これは成長分で、使い減りする休み明け全力投球型ですからね、これは思惑通り仕上がっていたと思います。折り合いもついてスムーズでしたけれども、痛恨だったのはね、4コーナーで外に膨れた事です。しかし、辛口に言いますとこの点は事前に対策を講じられた可能性ありますよね。 |
13.ウインマリリン | そして3着のウインマリリンはG2までなら堅実であるという事を今回も示しましたね。牡馬相手のG1だと厳しいですけども、万全の状態でエリザベス女王杯を迎えればチャンスはあると思います。 |
16.テルツェット | ゴール前は3頭の接戦となりましたが、最内を突いたテルツェットがクイーンステークスを連覇しました。テルツェットはですね、これ直線で前が詰まりっぱなしになっていても文句は言えないレースをしたんですけども、上手く前が空きましたね。ただし、こういう狭い所に突っ込んで、なおかつ真っ直ぐ走れるというのも才能のうちで、中山1600m・函館1800m、そして札幌1800mで重賞を勝ったと言うのは、馬のタイプとして納得できますね。こういう器用さを生かせるコースなら今後も注目したい馬です。 |
17.ウインマイティー | そして2着が1番人気ボッケリーニ、3着が3番人気ウインマイティーで上位人気3頭が3着までを占めました。3着のウインマイティー、こちらオークスでですねデアリングタクト・ウインマリリンに次いで3着だったんですが、この春から本格化ムードですね。爪の不安がなくなって心身共に充実期に入ってきた感じです。上位2頭とは決め手の差ですけれども、レース運び自体は申し分なかったと思いますね。 |
18.ジェラルディーナ | 鋭く抜けて上がって行ったジェラルディーナが重賞初制覇です。名牝ジェンティルドンナの子供として重賞初制覇。これまで詰めが甘くなったのは、馬場や距離、外を回った分もありました。少しずつ馬は進化していて、枠なりの競馬に徹した鞍上に応えるだけの順応性を身につけていた。という事だと思います。タイムランクはEで、G2にしては時計を要したのも勝因だと思います。まぁ天皇賞・ジャパンカップは足りないと思うんですが、仮にエリザベス女王杯なら、上位候補に入ります。 |
11.メタモルフォーゼ | 4着のメタモルフォーゼは出遅れましたが、上がり600m最速で伸びてまぁ13番人気で勝った前走がフロックではなかった事を証明しました。昇級戦で目処を立てたと言えますが、展開次第のところありますね。 |
7.サイモンソーラン | サイモンソーランは過去7戦して前走の5着が最高。今回7番人気にすぎなかったんですが、逃げて一変しました。先頭に立った途端、きっちりと折り合い3コーナー手前では逃げている馬が1番手応えが良い状況。直線では後続が必死で追っているのに、少し仕掛けただけで引き離し行きました。もう、こうなると後続はどうしようもないですね。今後も逃げの手に出そうなケースでは、警戒が必要でしょう。スピードを武器に一気に出世するケースも考えておきたいですね。 |
6.トロピカルヒーロー | 後続はね、この後離して行ってBランクの対象にはならないんですが、2着トロピカルヒーローについては、これで3走続けて2着なんですよね。芝短距離で堅実に上位へ来ていますし、次走も圏内ですね。 |
8.コンテナジュニア | それから3着のコンテナジュニア、勝ち馬に1秒3差。2着からは0秒5差つけられたんですけれども、西村淳也騎手はですめ「今日は僕の失敗です」と非常に潔いコメントをしていますから、これは次走のモチベーションは高いはずですよ。 |
4.マイネルレノン | マイネルレノンが芝に戻って初勝利となりました。マイネルレノンは好スタートから手応え良く進んで、直線での競り合いを制しました。前走はダート1400mで2着。今回が初めての芝1200mだったんですが、雨が降ってダートもこなせるパワーがモノを言いましたし、外枠で馬場が比較的良いところを通れました。恵みの雨と恵みの外枠でしたね。昇級して普通の馬場の芝だと厳しいように感じます。 |
7.ポルタフォルトゥナ | あとポルタフォルトゥナは12番人気で3着でした。デビューから2走した後、地方高知に移って7勝を挙げて再転入という事だったんですよね。JRAでは今回初めて馬券圏内に入りました。芝1200m自体今回が初めてで、直線しぶとく伸びていましたからね。次走で一気に人気になる事は無いと思うので、こちら押さえておきたい1頭だと思います。 |
7.スーパーラッキー | あと3着スーパーラッキーですね。10ヶ月半ぶりの実戦だったんですが、ダートに戻して善戦しました。こちらもダート短距離では堅実ですね。 |
4.グラストンベリー | グラストンベリーがダートに転じて2走目、距離短縮で逃げ切りです。グラストンベリーは芝で未勝利戦を勝った時が逃げ切りで、ダート2戦目の今回は、大外枠でしたけれども何が何でも逃げる気持ちだったようですね。逃げて突き放したようですね、まぁ現状はこの形がベストでしょう。 |
12.ブラックボイス | あと最後、5着のブラックボイスですけれども、馬体は良いんですけれどもね今回はおよそ4ヶ月ぶりの実戦で、ちょっと良い頃状態には一息だったと思います。という事で、ここを使って良くなると思いますね。 |
7.エコロドゥネス | 2着エコロドゥネスはノーブルヴィクターの2番手を進み、綺麗に抜け出したんですけどもね、惜しかったですね。次走を狙うとすればこの馬でしょうか。 |
10.ゴルトレオパルト | 3着のゴルトレオパルトはまだ少し太ってモサっとしていましたね。レースもそんな感じだったんですが、しっかり脚を使って伸びましたから、1度使って次走は一変もあり得ると思います。 |
2.バルミュゼット | 2着のバルミュゼットは申し分のない仕上がりで、この馬のレースをして大外からしっかり伸びたんですが、上がり600mが勝ち馬と同じですから、これは位置取りの差が出てしまいました。何にせよ相手が悪かっただけですから、次走も上位候補ですね。 |
3.テイエムアトム | 3着のテイエムアトム、今回が昇級戦で前走に続いての東京ダート1400mだったんですが、改めてこの距離に適性がある事を示しました。一旦は抜け出しましたけれどもね、最後はソラを使ったようでしたね。 |
4.テーオーステルス | あと6着のテーオーステルス、3ヶ月ぶりで体重が12キロ減っていました。極端に細くはないんですが、張りとか馬体、気合いともに一息でした。もう少し走れて良い馬です。馬体が戻って来れば、巻き返しがあります。 |
7.ベストリーガード | 4着のベストリーガードは1200mでもハナへ行けるスピードあるんですが、ベストは今回の1400mで2番手でリズム良く走れました。まぁこの馬は揉まれずにすんなり先行できれば、次走も好レースになりそうです。 |
13.オレデイイノカ | そして5着のオレデイイノカ、近走はスタートが安定してこの馬としては流れに乗って行けるようになりました。上位はハイレベルとね見て良いです。元々が叩き良化型ですからね、次走は相手次第ではというところだと思います。 |
1.アルナシーム | 勝ったアルナシーム、この馬の能力を評価する元値はまぁドウデュースの勝った朝日杯フューチュリティSで4着である事なんですけれども、その前の東京スポーツ杯2歳Sでは、引っかかってコントロール不能に陥っていました。それが今ではですね、こんな優等生のレースができるようになったんですから、もう鬼に金棒でしょう。母はシャフリヤールのお姉さんで、いずれは重賞を狙えるポテンシャルがあると思いますね。 |
12.コスタボニータ | 2番人気4着でした。少し窮屈な位置取りにはなりましたが、昇級して楽な競馬にはならなかったという事。時計面も含めて一応の壁と見て良く、取り上げて正解だったと思います。 |
7.ドゥラエレーデ | ドゥラエレーデは初めてのダートでしたが、単勝1.5倍の支持に応えて勝ちました。ドゥラエレーデはスタート直後に躓きそうになっていましたけども、その後押して行って2番手につけ、3コーナーでは先頭。手応え良く直線に入りながら、相変わらず追ってからの伸びはイマイチだったんですが、押し切りました。これハミにぶら下がって体を伸ばした走りなので、追ってから伸びなんですけども、ダートで平均的なスピードで先行すれば、その短所が影響しにくいという結果です。ただ今回は、手綱をジョッキーが引いてですね、体を起こさせるようにしていたので、多少は良くなっています。体の収縮をもっと使えるようになれば、走れそうですし、芝でも問題ないと思います。 |
8.ハーツコンチェルト | 先週の新馬戦からはやはりこの馬を取り上げなければいけないなと思いました。美浦武井厩舎所属の牡馬。調教の動きが良くて、評判を集めてあえて中京の芝2000mを選択。超スローペースにも中団で折り合って、3コーナー手前でジワッと順位を上げて、直線は坂上で先頭に立つと残りの200mをほとんど流してゴールイン。それでいて8馬身差、ちょっと衝撃的だったですよね。492キロの好馬体でも、パドックでは少し重く感じられましたし、トモが甘いタイプが多いと言われるハーツクライ産駒でも、深く踏み込めているのには好感が持てました。まぁ次走に注目。大舞台に乗ってくる器なのは間違いないと思います。 |
11.タイセイクラージュ | そして1番人気のタイセイクラージュ、こちらは4着でした。タイムランクBで東京の新馬戦を勝って、中2週。走り切った後ですね、レース間隔が詰まってパフォーマンスが低下するという事はよくあるんですね。まぁその辺りが出遅れにも出ていましたし、反応の悪さにも出ていましたから、これは2走ボケに近いレースと処理したいと思います。 |
1.ジュエルラビシア | スタートでアオって後ろからになり、さらに行きっぷりが悪く、外回りなのに直線に入る前からジョッキーの手が動き、直線に入るとすぐにステッキも入りましたが、その後追いまくって伸びて来ました。追わせるタイプというより、まだ子供と言うか目覚めていないのだと思います。体重が10キロ増えて体の張りが良く、体は成長して来たんですけども、精神面がまだ追いついていないですね。まぁそういう状況でも勝てた事は大きく、精神面が成長すればいずれは1勝クラスでも通用すると思います。1番人気1着でした。荒削りながら勝ち切った。休養前当時の未勝利戦と比べるとメンバーの質が落ちていた。その事も勝利できた要因だろう。 |
6.ホウオウプレミア | そして2着のホウオウプレミア、まだトモが甘くて返し馬を見るとね、まぁこの完成形の半分にも達していないという感じなんですよね。まぁ今ポテンシャルだけで走っていますね。パンとすればね、相当走ると思うんですけれどもね。 |
8.グレイスフル | 4着のグレイスフルは放牧で立て直して、昇級2戦目で本来の能力を発揮したんですが、もうひと伸びが無かったですね。評価ちょっと迷うんですけれども、まぁタイム的には走っていると見るべきでしょう。 |
12.シャドウエリス | そしてシャドウエリスは10番人気で4着でした。こちらの好走の要因を探りますとね、後方を追走していた近走と比べますと、まぁ前につけた事ですかね。まぁこれでね安定して走れるようになれば良いと思います。 |
17.テラフォーミング | 2着のテラフォーミングは前走が枠内中立不良で、発走調教再審査明けでした。今回はゲートをクリアして流れに乗って行けましたね。ただ、いかにも相手が悪すぎたという事です。それでも芝1600mの高速決着に対応できた、この自信は大きいと思います。 |
10.テクノゴールド | あと6着テクノゴールド。モーリス産駒の牡馬。前向きな気性で逃げましたが、直線で失速。馬体重以上に太かったと思います。調教ではコース・坂路ともに動いており、1度使って体が締まれば一発があります。 |
14.マーブルロック | 4着のマーブルロックは直前の追い切りで大きく遅れていましたが、実践のダートでは良い走りができましたね。レースとすれば強い逃げ馬に真っ向勝負を挑んだ形で、これは次走に繋がる中身の濃い内容でした。 |
10.フクノカトレア | 3着のフクノカトレアは4コーナー最内から及第の上がり600mを駆使して伸びて来ました。兄・姉はダートで勝ち上がっている馬ばかりなので、芝で勝ちあぐねたとしてもダートに適性を見せるかもしれません。 |
9.ジューンレインボー | そして2番人気のジューンレインボーですね、この馬勝ち馬をマークする形で運んで後退して8着でした。どうでしょうね、もう少し溜めて行く形の方がこの馬には合ってるのかもしれないですね。 |
5.イスラアネーロ | 2着イスラアネーロは4コーナー馬なりの手応えと言うよりも、ダート1200mでも引っかかるぐらいですね、一生懸命に走りすぎていると言った方が適切です。もう少しね、力を抜いて走れるようになれば良いんですが、いずれにしても次走も上位候補です。 |
11.フォックススリープ | 3着のフォックススリープ、砂を被って嫌がっていたんですが、外へ出してからはスムーズでした。近走の成績から見ますとね、大健闘なんですけれども、次走も走るかどうかは何とも言えません。 |
14.ファーンヒル | 8着ファーンヒルと9着カフジエニアゴン、人気2頭の敗因は外枠に尽きるでしょう。これだけ時計が速いと距離ロスによる不利は絶大となって、どちらも前走で「重」馬場のダートで好走しているとは言っても、ダートの質そのものが違いますから参考になりません。まぁともに次走は見直す手です。 |
5.フランスゴデイナ | 2着フランスゴデイナはおよそ7ヶ月ぶりの実戦だったんですが、体重も18キロ増えてたものの、極端に太い感じはなかったですし、レースではハナを奪って最後まで勝ち馬にしぶとく抵抗しました。この内容なら現級突破は近いと思いますね。 |
6.ロードプレジール | 3着キングスタイル、4着ロードプレジールは内の馬が有利な馬場と展開の中、外めでなし崩しに脚を使わされた印象なんですよね。やはり1・2着馬とは通ったコースの差が大きいと思います。 |
14.バレエマスター | そしてその後7番人気バレエマスターが3着に入りました。3着バレエマスターは休み明け昇級戦で好走しました。早速現級に目処を立てましたね。末脚の安定感は光りますし、次走も圏内でしょうね。 |
3.ブラーヴ | 4着のブラーヴはスタートで躓きましたけれども、二の脚でハナへ行けるぐらいでした。2番手に控えましたけれども、いざ追ってからが案外でした。見た感じまだですね、体を上手に使えていない。そんな風に見えましたね。 |
4.ケイティソルジャー | あと勝ち馬と同じ8枠から先に上がって行ったケイティソルジャーが2着でしたね。これで2走続けての2着なんですが、今回は勝ち馬が強かったですし、安定して走っている事は確かなので、減量騎手起用も好走の一因だと思いますね。 |
2.ヒットザシーン | 4歳牝馬ヒットザシーンが3歳馬を抑えて2勝目を挙げました。函館で4着、札幌に転じて2着・4着・2着と善戦を重ねていました。本来は洋芝のようなタフな馬場が向くと思うんですが、雨の影響が残る状況なら野芝でも問題ありませんでした。道中は離れた3番手を進み、一旦下げて2番手の馬の内に進路を取る、好調丹内騎手の絶妙な裁きもありました。逃げ馬を半馬身ゴール前で捕らえました。ペースは平均でも、後方の馬にとってはスロー。切れる脚の使えない馬場です。理想の競馬ができていて、昇級はこう上手くは運べない。そんな感じがします。 |
10.ダイム | 3番人気3着でした。新潟の良馬場は最適条件の正反対と思われ、実際に決め手で劣ったが3着。力はある。 |
4.サルヴァトーレ | そして3着のサルヴァトーレ、2着アサクサヴィーナスから2馬身半差で自身のタイムランクはC相当になるんですが、新馬戦10着の悪い走りをしっかり修正して、本来のポテンシャルを発揮しました。良血馬ですから、タイム以上の評価をしたいですね。 |
11.パルティキュリエ | そして1番人気のパルティキュリエが2着でした。パルティキュリエは勝ち馬とほぼ同等のレースをしたんですが、初戦に関しては相手が1枚上だっただけで、及第点を与えて良いと思います。父はキタサンブラックで、距離はもう少しあった方が良いかもしれません。 |
14.ノットファウンド | 3着のノットファウンド、7月の福島での新馬戦は13着とさっぱりでしたけれども、一息入れて立て直して2戦目。本来のポテンシャルを発揮しましたね。2着フライウィズミーに3馬身半差をつけられましたけれども、自身は4着馬には3馬身差をつけています。という事で、次走は相手次第でしょう。 |
16.ゴールドプリンセス | そして3着ゴールドプリンセスですね。こちらはモルトヴェローチェの後ろからよく伸びました。デビュー戦としては上々の内容でしたし、こちらも引き続き上位争いになりますね。 |
5.エレボアブランシュ | 5着のエレボアブランシュですが、牝馬限定の1勝クラスはすぐ勝てると思っていたんですが、どうも近走の走りに物足りなさを覚えますね。2着・3着・4着とはこれ接戦なんですが、何かこうジリジリとしか伸びなかったという印象です。 |
10.ホワイトクロウ | そして3着ホワイトクロウはおよそ4ヶ月ぶりの実戦だったんですが、よく頑張ったと思いますね。馬券圏内に絡んだのは今回も含めて全て東京ですから、次走も東京での出走なら、注意は必要だと思います。 |
2.ビヨンドザヴァレー | フルゲートの大外枠ビヨンドザヴァレーが勝ちました。ビヨンドザヴァレーの父はイスラボニータです。半兄にですね2016年青葉賞を勝ったヴァンキッシュランがいる良血です。スタートが決まった事で、大外枠が不利にならず、まぁ好位で流れに乗って行けましたね。右に張る面があるとのことでしたけれども、まぁ口向きなど課題を残す中での勝利ですから、ポテンシャルはあります。 |
9.レッドミラージュ | メンバー中唯一の牝馬レッドミラージュが芝2400mで連勝です。このレースですね、最初の200mを除いて最も遅かったタップが12秒5です。まぁ平均に速い流れだったために、能力差がはっきりと出ましたね。レッドミラージュはその中で楽勝だったんですから、これは恐れ入りました。お母さんはですね、エリザベス女王杯を勝った名牝のラキシスで、まぁ奥手の血統ですからね馬体も含めて今後の成長を待ちたいところです。 |
1.アバンチュリエ | 2番人気9着でした。ゲートで立ち上がって外枠発走になったんですけども、その後のスタートで出遅れ。もう、ちょっとレースに参加してない感じで終わっちゃいましたね。気性難というのは、以前から言われてる事なんですけども、中1週でメンタルがキツかったのか、今回は特にひどかった感じでしたね。まぁ1度好タイムで走ったからと言って、注目馬にしてはいけないタイプだったと反省しております。 |
6.サイヤダンサー | 直線2番人気のサイヤダンサーが抜け出そうとする時に、内から1.トーセンサンダー、外から10.シナモンスティックに寄られ、進路を塞がれる不利がありました。これはかなり厳しい不利で、あれがなければ少なくとも3着はあったのではないかと考えた方も多いかもしれません。ただし、勝ったシナモンスティックは52キロ、2着トーセンサンダーは54キロ。ともに3歳馬で負担重量が軽かったんですね。サイヤダンサーは57キロで、3頭並んだ時点で既に厳しかったのかもしれません。先に抜け出していれば不利は受けずに済んだかもしれませんが、それはちょっと難しかったでしょうか。従ってあれがなくても良くて3着止まりだったかなという気はしています。 |
5.ジュンウィンダム | 2着ジュンウィンダム、小倉芝1200mの新馬戦は逃げて外に張りながら2着。タイムランクBの相当していました。ダートに変わったんですが、戸惑いがあったのか道中はズブいくらいの追走でした。能力で連対した印象があって、芝の方が良いという見方もできるんですが、3着馬には7馬身差をつけています。慣れを見込めば、次走がダートでも問題ないと思います。 |
1.レッドマグナス | そしてレッドマグナスは逃げて3着でしたが、こちらはずっと物見して集中して走っておらず、まぁ4コーナーのコーナーワークもぎこちなかったです。まぁ現時点では前に馬を置いて走らせた方が良いかもしれませんね。 |
10.メイショウコジロウ | メイショウコジロウ、1番人気で5着でした。まぁ出遅れもありましたし、4コーナーで外へ振られる不利もありましたし、まぁ色々あって人気を裏切ったんですが、8月の新潟デビューで今回が4戦目。流石に連戦で苦しい面が出てしまいましたかね。まぁ初めてのダートでしたけれどもね、適正はありそうでしたよ。 |
2.サジェス | それから4着のサジェス、速い上がりの勝負に対応できたとは言え、オッズの形成の仕方から見ますとね、実質5頭立ての様相を呈していましたから、着順ほどの評価は禁物でしょう。 |
6.フィデル | 1番人気13着でした。これはよもやのシンガリ負けですね。ちょっと信じられない感じです。武豊騎手のコメントを参考にすれば、距離が長かった事になりますがそれだけで敗因を処理して良いのかどうか、ちょっと迷わされますね。 |
1.マテンロウオリオン | それからマテンロウオリオン、こちらは2番人気で7着でした。最後方追走して4コーナー大外ですから、これは流石に厳しかったです。ただ、今回はですね先を見据えた次に繋がるレース。何かこう脚を測ったようなレースをした節もありますからね、次走以降を常に注意が必要でしょう。 |
2.ウインカーネリアン | ウインカーネリアンが勝って芝1600mで3連勝。重賞は初制覇です。JRAの重賞で1番人気馬の勝利は6/12函館スプリントステークスにおける、ナムラクレア以来となりました。ウインカーネリアンの最大の要因は、超スローペースの2番手で進められた事ですけども、これで3連勝となりました。まぁ故障などで休む以前よりも強くなっているのは確かで、先行馬は展開に恵まれやすい訳ですから、今後も軽視はできませんね。 |
3.ダノンザキッド | そして2着がジャスティンカフェ、3着がダノンザキッドでした。3着のダノンザキッドはレース前までは、この馬としては落ち着いていた方で、良い雰囲気だったんですね。ただ、ゲートで突進してね外枠発走になってしまいました。序盤の力みは許容範囲で、大方冷静に走れましたし、アクシデントの影響があったにせよですね、メンタル面での強化を感じさせましたね。 |
4.シュネルマイスター | 一方、3番人気シュネルマイスターが9着、1番人気のメイケイエールは14着でした。9着シュネルマイスターは1頭だけ逆方向の返し馬が入念で、状態は悪くなかったと思います。好スタートから下げてからが進んで行かず、勝負所では追っつけ通し。直線は少し不利もあったんですが、明らかに距離不足と、そんな感じです。 |
5.サリオス | サリオスは2年前の毎日王冠以来2年ぶりの勝利となりました。サリオスは安田記念の時と違いましてね、この馬とすれば久しぶりに良い状態でレースに臨めましたし、スタートからゴールまでの馬の集中力も素晴らしかったですね。一昨年の毎日王冠以来の勝利になりますが、その毎日王冠以来のG2出走で、56キロですから地力が違いました。15年前ですね、チョウサンのレコードを0秒1更新したんですけどれどもね、当時とほぼラップ構成が同じですから、馬場差を考慮すればタイムランクDもやむを得ないのかなと思います。 |
6.ソダシ | そして勝ち馬にアタマ差の2着がソダシ、3着がアンドヴァラナウトでした。まず2着のソダシですが、落ち着きがありましたしスタートも決まって、ハナへ行けるぐらいだったんですけれどもね、まぁ的確なペース判断から一旦下げて、勝ちパターンのレースができたと思います。勝ち馬に展開が向いた訳ではなくね、勝ち馬にしてやられたと言った方が適切で、勝ち馬が54キロ、それからこちらが56キロとまぁ負担重量の差もあったかもしれませんね。 |
7.ジャスティンカフェ | そして2着がジャスティンカフェ、3着がダノンザキッドでした。まず2着のジャスティンカフェについてですが、これはね屯田に油揚げをさらわれたと、まさにそんなレースでしたね。大方の人がですね、この馬の勝利を確信したんじゃないかと思いますね。勝ちに等しいと言うか、まぁ普通なら勝っているレースですよね。逆にそれがサリオスの強さを際立たせてしまいましたね。まぁ重賞未勝利馬ですが、G1レベルのポテンシャルがある事は示しました。 |
8.ロータスランド | 一方で上位人気3頭は着外に終わりました。まずロータスランド、こちら3番人気で6着でした。一瞬伸びかかって止まってしまいましたね。これはいかにも休み明けにありがちという負け方で、レースの形にはなっていましたから、1度使った次走は確実に変わってくるはずです。 |
9.ピースオブエイト | まず4着のピースオブエイトですね、出遅れを差し引いても上位馬には完敗の着差と見ているんですが、距離短縮で初めての芝1600mにも対応できたという点では、今後の選択肢が広がりました。ただ、本質がマイラーかどうかね、それはまだ分かりません。 |
10.セリフォス | ゴール前は3頭の追い比べから、外の3歳馬セリフォスがその競り合いを制しました。NHKマイルCと安田記念ともに4着でしたが、2戦とも道中で力みがありましたね。この辺りをね、しっかり修正してくるのが藤岡佑介騎手の上手さなんですけれども、当面の相手2頭を見ながら、しっかり脚を溜めた事が最大の勝因。もちろん、負担重量の差もあったかもしれません。 |
11.ソウルラッシュ | そして2着がソウルラッシュ、3着がダノンスコーピオンで上位人気3頭での決着でした。2着ソウルラッシュは私の危険馬でしたから、これには参ったというのが正直な感想で、これは大変申し訳ありませんでした。ただね、ダノンスコーピオンをマークして、ねじ伏せたレースぶりはちょっと今までとイメージが違いましたね。この馬、スローペースに向かず、今回は向く流れになった事は確かだと思うんですが、4歳馬の成長力を示して、何かこう頼もしいぐらいの地力強化が伺えました。 |
12.ホウオウアマゾン | そして1番人気のホウオウアマゾン、10着でした。出遅れもありましたしね、流れに乗り切れなかったんですが、直線は反応していませんからまぁ休み明けでまだ体調が整っていなかったと見て良いと思います。ここを使った後ですね、良化度合いが鍵になりそうですね。 |
13.エアロロノア | それから5着のエアロロノア、大外一気というこれまでのレースパターンから脱却しつつあるんですが、少しずつそうした自在性を身につけないと重賞では通用しませんから、レース内容には進歩がうかがえますね。 |
15.ダノンスコーピオン | そして2着がソウルラッシュ、3着がダノンスコーピオンで上位人気3頭での決着でした。3着ダノンスコーピオンについては、勝ったセリフォスとは同じ3歳でも負担重量が2キロ重かったんですね。完璧な仕上げではない中で、さらにソウルラッシュの必用なプレッシャーがあった中での僅差3着ですから、もうG1馬の貫禄は十二分に示したと思いますね。 |
17.ファルコニア | あと一歩のレースが続いていたファルコニアが重賞初制覇です。1着ファルコニアはこれまで重賞で3着4回。詰めの甘さがネックのこの馬が勝つには、スローペースで先行して上がりも極端は速くならない。今回のような競馬でした。まぁ惜敗を重ねて海千山千のしたたかさを身につけたとも言えます。それを生かした吉田隼人騎手のそつのない騎乗も光りました。賞金を加算できたのが1番の収穫です。G2からG3では馬券圏内有力に変わりはありません。 |
2.ドンフランキー | 5ヶ月ぶりの実戦だったドンフランキーが3勝目を挙げました。1着ドンフランキー、5ヶ月ぶりの今回10キロ増えて584キロの馬体はパッツンパッツンでした。パドックでも走りたくてうずうずしていた感じでした。キタノエクスプレスに外から競りかけて行って、少し引いて余裕の追走から5馬身差の圧勝。強い一語だったと思います。ダート1400mは3戦3勝。実績の薄い左回りも問題ありませんでした。3勝の完全タイム差を見ると未勝利がマイナス1秒2、1勝クラスがマイナス0秒7、そして今回はマイナス0秒5と全て高レベルです。この距離なら昇級即通用、首位候補だと思います。 |
6.ロードアラビアン | 勝ったロードアラビアン、体が絞れてさらに良くなっていましたね。レースも見た目にも優等生のレースぶりで、楽な手応えで抜け出して来ました。まだ良化の余地はあるんですが、ダートの短距離で軌道に乗りましたね。これは連勝も狙えるんじゃないでしょうか。 |
7.ドライブアローカス | 2着以下は勝ち馬から3馬身以上離されました。2着のドライブアローカスですが、最内枠で好位の内に収まったんですが、若干の力みはあったものの、大方次走的なレースはできたと思います。勝ち馬には完敗ですが、相手が悪かっただけで自身のタイムランクはC相当です。 |
15.グスタール | 3着のグスタール、距離短縮・外枠でも楽に先行できるんですから、スピードがありますね。逃げ馬は総じて怖がりで逃げれば強いタイプですから、勝ち馬を追いかけて3着になったのは、ちょっと仕方のない面もあります。 |
2.バスマティ | 9着バスマティ、中京ダート1400mで連勝中で今回は3番人気でした。ただ、前走は牝馬限定戦で勝ちタイムはEランク。今回は時計が速すぎました。出遅れもありました。もう少し現級で揉まれてからだと思います。 |
12.バルミュゼット | 1番人気4着でした。こちらは好スタートを切って後方に下げる形になったんですよね。結果ちょっと展開がかみ合わずに4着だったという事なんですが、まぁ番組注目馬は結果が全てですからね、そこはちょっと申し訳ないと思いますね。 |
6.ヤングワールド | ヤングワールドが2走目で変わり身を見せました。ヤングワールドは2番手追走から逃げるプラチナジュビリーを捉えて1着でしたね。デビュー戦とは違って、スタートを決めた事と砂を被らなかった事で能力を発揮しました。今回着用したパシファイヤーの効果もあったと思いますね。昇級しても揉まれなければ通用します。 |
7.ミラーオブマインド | 勝ったミラーオブマインドは現役オーブン馬ホウオウエミーズの半弟。父マインドユアビスケッツは今年の2歳が初年度産駒で、これで2勝目を挙げました。産駒は多く今後活躍が出るんじゃないでしょうかね。 |
13.ヴァルツァーシャル | 勝ったヴァルツァーシャルは前走が6月のG3ユニコーンステークスで0秒1差の4着ですからね、2勝クラスで断然の1番人気に支持されたのは当然です。今回は1400mへ距離を短縮しましたがね、むしろこれぐらいの距離の方が合っていそうですね。昇級しても東京ダート1400mなら通用します。 |
3.タイムトゥヘヴン | それから7着のタイムトゥヘヴンですが、二の脚がつかないと言うかどうしてもこういうレースになってしまうんですが、それほど今回は脚を使っていませんね。まぁどちらかと言えば直線の短いコースで、一瞬の脚を生かすそういうタイプじゃないかと思います。 |
4.ララクリスティーヌ | そして2着争いは接戦となりましたが、10番人気ララクリスティーヌが先着。アタマ差で11番人気ルプリュフォールが3着でした。2着のララクリスティーヌ、内枠・インコースの馬に有利なレースになりましたので、まぁ内をロス無く立ち回れた事が大きいんですが、一瞬の脚を上手く引き出せましたね。10番人気でしたが、4歳秋を迎えて確実に力をつけて来ていますね。 |
16.ダーリントンホール | 2番人気ダーリントンホールは12着。展開が向かなかったとは言え、進みが悪くて最後も伸びて来ませんでした。休養明けで馬が目覚めていなかったと、そう考えます。 |
5.ライラボンド | ライラボンドが2勝クラスを3走目で勝ち上がりました。ライラボンドは序盤、行き脚がつかなかったんですが、向正面でジワジワとポジションを上げて、3コーナーでは早々に2番手。最後は逃げたフランスゴデイナとの競り合いを制しましたね。いつものような差す形ではなく、積極的な競馬で持ち味を引き出した鞍上の好騎乗が光りましたね。 |
4.トップナイフ | ペース補正が0秒4入っているようにですね、緩やかなペースの中勝ったトップナイフは2着馬に2馬身差をつけており、完勝でした。4コーナーではですね、他の6頭の騎手の手が動いているのに対して、こちらは持ったままでした。父はデクラレーションオブウォーです。先行して早い脚を繰り出せるのが最大の長所でしょう。 |
5.エゾダイモン | エゾダイモンが2走目、芝2000mで初勝利を挙げました。6月の3回東京初日芝1600mの新馬戦でノッキングポイントの1秒差4着。この当時はひ腹の線に幼さを感じましたし、香港ヴァーズを2度制したグローリーヴェイズの半弟に当たるハーツクライ産駒。マイルが短い印象もありました。今回は馬体が12キロ増。テンションは高めでも成長はうかがえました。そして距離延長も味方しました。直線で狭くなり、そこから外に出した分を考慮すれば着差以上。1勝クラスでも上位ですが、奥手のタイプだけに先々まで注目したいです。 |
7.グリューネグリーン | レースとしてはハイペースなんですが、勝ったグリューネグリーン自身は離れた2番手を進んで、1200m通過1分11秒7ですから、まぁ平均ペースで乗り切った事になりますね。相手関係も楽でしたが、2戦目で順当勝ちです。父はラブリーデイで、半兄にですねオールカマーとアメリカジョッキークラブカップ勝ったヴェルデグリーンがいます。今後が楽しみですね。私、個人的に今注目している種牡馬ラブリーデイで、その産駒なんですけれども、いわゆる先物買いといきたいんですがね、この馬はタイム分析でも触れたように、ヴェルデグリーンの半弟で、将来的にもね良い所まで行けないかなと期待しているんですね。今回は少しテンションが高かったんですね。ただ、走破タイムもあと0秒1速ければBランクの好タイムでした。これちょっと走ってますから、間隔を詰めて中2週で東京スポーツ杯2歳ステークスはちょっと使ってほしくはないんですけれどもね、まぁもちろんクラスが上がっても好勝負できる。それだけの馬だと思っています。 |
13.ナイトキャッスル | 2着のナイトキャッスルは好位のインで流れに乗って行けたんですが、追い出して瞬時に加速できませんでした。この点についてルメール騎手ですね、「跳びが大きい。2000mの方が良い」とコメントしてますから、距離延長で期待ができると思います。 |
3.ヨシノイースター | その緩みのないペースの中、2番手から抜け出したのがヨシノイースターですね。芝に転じてから崩れてないですし、特に3走前・2走前はBランクのレースで連続連対しました。前走7着後一息入れて、開催初日の馬場でスピードを活かして順当勝ちでしたね。こちらは昇級しても注意が必要ですね。 |
5.ヒルノローザンヌ | ヒルノローザンヌは今年の北海道でこれで2勝目となりました。600m34秒0と馬場状態を考慮すれば速めのペースで、ヒルノローザンヌが差し切りました。外枠で外の揉まれない位置で運ぶ事ができて、直線は外が伸びる馬場。しかも、差しが決まりやすいペースと好走の条件が揃いましたね。2勝クラスでも展開や馬場などの助けは欲しいところです。 |
14.プラチナジュビリー | そして2着プラチナジュビリーは逃げて一旦は後続を突き放す場面もありました。距離短縮でレースぶりが良くなりましたし、初勝利は近いと思いますね。 |
2.イコノスタシス | 3番人気5着でした。メンバーの揃ったところちょっと使った帰来はあったんですけれどもね、ルメール騎手が有力馬を前にじっくり構えて騎乗した割に、追ってから反応しませんでしたね。時計不足、馬体減など敗因は考えられるんですけれども、これは物足りなかったです。 |
14.アサクサヴィーナス | 2着のアサクサヴィーナスも出遅れたんですが、途中から行きたがって早めに動く形になってしまいました。それでも安泰の2着ですからね、能力は高く、未勝利クラス脱出は時間の問題です。ただ、折り合いに課題が残りましたね。 |
2.スノーパトロール | あと2着スノーパトロールはダート2戦目。3着タマモロックはパシファイヤー着用で変わり身を見せたんですが、自身のタイムランクはDランク・Eランク相当なんですよね。高い評価は与えづらいと思います。 |
8.フレスコバンクール | そして3着フレスコバンクールは出遅れて1馬身ほどのロスがありましたね。レースそのものが行った行ったの決着だった事を考えれば、よく差を詰めていますし、次走も引き続き圏内ですね。 |
9.トルズイーガー | 2着以下は勝ち馬から5馬身以上離された。2着のトルズイーガーですが、勝ち馬から5馬身離されましたけれども、2着以下の馬では上がり600mは最速ですから、今回は相手が悪かった訳です。次走も上位候補になります。 |
2.レヴォルタード | レヴォルタード、こちら完敗の2着でしたけれどもね、まぁ序盤で力んでいましたし、完璧な走りができた訳ではありません。ただ、頭の高い走法で、折り合い面を含めますとね、次走は1600mで良いかもしれません。 |
6.ライラスター | それから外枠からスタートし、4コーナーでですね中から外に位置した差し・追い込み馬はですね結構苦戦を強いられちゃったんですね。5着ソバナから7着同着のライラスター・デコラシオンまでは同タイムでしたから、これひとくくりにして良いと思います。ただね、1番人気のライラスターは返し馬から気負っていましたし、今回硬さもありましたから、本来の能力を発揮したとは言えません。参考外と言っても良いかもしれませんね。それから外枠からスタートし、4コーナーでですね中から外に位置した差し・追い込み馬はですね結構苦戦を強いられちゃったんですね。5着ソバナから7着同着のライラスター・デコラシオンまでは同タイムでしたから、これひとくくりにして良いと思います。 |
7.スパークインザアイ | あと2着スパークインザアイはスムーズに捌けなかった前走とは違って、今回はロスなく運んでよく追い上げましたね。現級での走りは安定していますし、次走も引き続き圏内ですね。 |
5.カリカ | 3着のカリカは出遅れてはいないんですけども、最後方待機。内を通って追い上げて、直線でも馬群を捌きながら伸びて来ましたが、まぁ1200mがベストという感じではないですね。ただし、距離を問わず差せる展開になるかどうかがポイントとなります。 |
8.ジュンブロッサム | その後4着がジュンブロッサム、5着ヴェローナシチーでした。4着のジュンブロッサムは新潟芝外回り1800mの前走をレコードで突き抜けた馬です。距離延長はプラスと言えない中、積極的に先行して踏ん張ったのが能力の高さですね。自己条件に戻り、距離を短縮すればすぐ勝てます。2勝クラスの身でG2に格上挑戦。これは2着のヤマニンゼストも今回人気を集めたパラレルヴィジョンも一緒なんですが、実績はこの馬が1番。共同通信杯4着、アーリントンカップ4着などの重賞実績がありました。で、三角を打ちました。前走の1勝クラス新潟の出雲崎特別勝ちが強く、コースレコードだった事もあります。ただ、ローシャムパークを負かした未勝利戦勝ちが東京2000mで、当時の2歳レコードと言っても新潟1800mで切れに切れた点からすると、2200mは長いのではとも思っていました。そんな中、先行グループから勝ちに行って4着。2着馬と半馬身プラスクビ差は上々だと思います。能力の高さを再認識しました。次は恐らく東京の自己条件でしょう。反則に近いくらいの存在だと思うんで、勝てるはずです。 |
3.パーティーベル | パーティーベルが追い込みを決めました。勝ったパーティーベルは小回りでは脚の使い所が難しくて、勝ち損じを続けて来たんですが、今回は春以来の広いコースで快勝しましたね。展開に左右される点、1勝クラスを卒業するのに、まぁ8戦もかかっている点を踏まえて、次走上位候補とはしなかったんですが、昇級しても流れがかみ合えば出番はあると思いますね。 |
5.ダイシンピスケス | 2着ダイシンピスケスは先行してよく粘りました。ムラ駆けタイプではあるんですが、3着馬を4馬身離して好タイムで駆けた点は評価できますね。次走も上位争いになると思います。 |
16.タガノエスコート | そして3着タガノエスコートは休み明けで昇級初戦だったんですが、内からしぶとく脚を伸ばして見せ場を演出しましたね。まだ今回でダート2戦目ですし、今後の伸びしろは大きいと思いますね。 |
3.ヴェルトライゼンデ | 3番人気7着ヴェルトライゼンデ、長期休養明けで鳴尾記念を勝ったんですが、その当時と比較するとあと一歩との関係者のコメントもありました。今回の敗因は外々を回ったロスだけではないと思います。 |
6.ヴェラアズール | 重賞初挑戦のヴェラアズールが外から差し切りました。ヴェラアズールはこれでですね、芝を使い出して3勝・3着2回なんですが、まぁダートで勝ち上がって来たとはとても思えない戦績です。芝での5戦中ですね4戦が上がり600m最速。あとの1戦が最速タイですから、この馬の瞬発力は凄いです。父はエイシンフラッシュで、やっとね父らしいタイプが出てきたかなと思いますね。 |
8.デアリングタクト | 一方、上位人気2頭は着外でした。そうですね、なかなか1番人気のデアリングタクト6着でした。道中力んでいた影響もあったとは思うんですが、最後は伸び切れなかったですね。元々道悪は得意としている馬だけに、物足りない内容だったと思います。正直まだ本調子に戻り切っていないのかなと思いますね。 |
9.ユニコーンライオン | 今回は10番人気でしたユニコーンライオンが逃げ切って、昨年6月の鳴尾記念以来の勝利を挙げました。そうですね、同じく矢作厩舎の管理馬で去年の勝ち馬のパンサラッサはハイペースで飛ばして逃げ切ったんですが、こちらはマイペースの逃げで、終始リズム良く運んで押し切りましたね。元々、宝塚記念の2着馬ですからようやく復調してきた感じはありますね。しかも先週の芝で逃げ切った点は評価できるんですが、やはりこれタイムランクはEなんですよね。その点は皆さんちょっと覚えておいた方が良いかなと思いますね。 |
10.ハーツイストワール | 2着が8枠2頭の争いでしたが、内のハーツイストワールは外のヒートオンビートにクビ差先着です。2着ハーツイストワールは4コーナーでの手応えは良かったんですが、その後バランスを崩すくらいの不利を受けたんですよね。着差が着差だけにこのロスは痛かったですね。ただ、これで東京コースは10戦して9連対ですからね。適性が高くて今後も注目ですね。 |
12.シャドウディーヴァ | あと昨年の勝ち馬シャドウディーヴァ、7着でした。返し馬を見た感じではですね、昨年の方が状態は良かったかなという気はしたんですけれども、まぁ不向きな展開の中でここまで伸びたのは立派です。やはり地力はありますよね。 |
13.テーオーロイヤル | その後カントル・ラストドラフト・テーオーロイヤルを含めて、2着から6着までが同タイムの接戦でした。あと6着テーオーロイヤルですね、こちらは人気だったんですが、さぁこれからという時に不利があったんですよね。その後もジワジワと脚を使っているんですが、6着までが精一杯でした。まぁ今回ね不利を受けた馬が多かったレースですから、この馬の評価もちょっと難しいところだと思いますね。 |
14.ダノンベルーガ | そして上がり600m32秒台の脚を使ったのは、勝ったイクイノックスと3着のダノンベルーガだけで、まぁ使った上がりはほぼ同じでした。ただ、先ほども言いましたよ、離れた2番手以下の究極の瞬発力勝負で、1馬身+クビはこれ決定的な差ですから、春の序列というのは変わらなかったという事ですね。 |
15.シャフリヤール | その後の4着が3番人気のジャックドール、5着が2番人気シャフリヤールでした。5着のシャフリヤール、こちらはねレースの形は良かったんですが、直線はこの馬らしい反応が見られませんでした。結局、スイッチが入らないまま終わってしまったかのようでですね、4着から2馬身差は完敗の着差です。語弊はありますけれどもね、ここは叩き台の節がありましたから、次のジャパンカップは渾身の仕上げで臨んでくるんではないかと思います。 |
18.ボッケリーニ | そして2着が1番人気ボッケリーニ、3着が3番人気ウインマイティーで上位人気3頭が3着までを占めました。まず2着のボッケリーニですが、内枠でほとんど減点のないレースができており、普通なら勝っているケースですね。近走はG2でずっと安定していて、6歳馬になって奥手の血が本格化した感があります。次走がG1でも相手なりに走る可能性もありますね。 |
3.アスクエピソード | 4コーナーで逆手前になって外へ膨らみ気味だったんですけども、外を回ること自体は不利ではない馬場状態なので、それはOK。ただし、4コーナーを逆手前つまり左手前で回って来て、ゴールまで左手前のままでした。残り100mを切ってから脚の回転が遅くなって、もうそこで失速と言うかもう止まり気味になっていたんですけども、ずっと左手前だったからため疲れてしまったという感じですね。コーナーを普通の手前で回って、直線でちゃんと手前を変えれば、あっさり勝てると思います。 |
1.メイクアリープ | そして2着メイクアリープは休み明け昇級初戦という状況で、3着馬を9馬身離して2着でした。走破時計も早速かったですね。こちらはねヴェンジェンスの半弟という血筋で、将来性は十分にありますね。次走も勝ち負けになると思います。 |
11.オカリナ | 最後5着のオカリナですが、ラストが伸び負けしていました。この辺りは距離が長いのか、力不足なのかちょっとこれは判断に迷わされるところですね。 |
13.ネイチャーカレン | 5着のネイチャーカレンは後方からよく伸びて、これで昇級後は前走4着・今回5着です。確実に終いに脚を使えるんですが、東京だと脚の使い所が難しい様ですね。とすれば、ベストはダート1200mという事になるかと思います。 |
14.プレシオーソ | そして3着プレシオーソは勝ち馬に切れ負けしたんですが、ジワジワと脚を使いました。こちらは次走圏内だと思いますね。 |
2.レッドヒルシューズ | その後ブトンドールが外から2番手に上がり、内のレッドヒルシューズが3着でした。そして3着がレッドヒルシューズでしたね。道中は1400mの流れに対応してたんですが、勝負所でもたもたしてたんですよね。ただ、ラストまでしぶとく伸びているので、距離はね恐らくもう少しあった方が良いと思うんですよね。もし阪神ジュベナイルフィリーズに出走が叶えば、ちょっと前進してくる可能性っていうのは大いにあると思いますね。 |
4.スマートクラージュ | そして1番人気のスマートクラージュは10着でした。3コーナーで外から来られてですね、ごちゃごちゃした時に内ラチに接触していまして、そこでどうも戦意を喪失した感じでした。 |
6.キルロード | まず6着のキルロード、勝ち馬と同等のレースをしたんですが、速い上がりでまとめる事が出来ませんでした。7歳馬で持ちタイムがありませんよね。これがネックです。もちろん、勝ち馬とは負担重量の差も大きかったと思います。 |
13.ジュビリーヘッド | それから3番人気で7着のジュビリーヘッドは直線残り150m付近まで前が壁で、完全に仕掛けが遅れました。まぁ進路ができてからは伸びていましたけども、もう手遅れでしたね。 |
16.ビアンフェ | そして3番人気のビアンフェは16着でした。自身の前半600mは昨年勝った時と同じです。同等のレースをしたレイハリアが4着に頑張っていますからね、このシンガリ負けは解せません。明確な敗因のコメントを待ちたいところです。 |
8.マラマプア | 3番人気3着でした。高めのテンションと道中の力みは許容範囲で、ごく普通の良いレースができました。つまり危険馬ではなかったという事です。申し訳ありませんでした。 |
10.テンプーシャオン | 2着以下は勝ち馬から5馬身以上離された。2着のテンプーシャオン、中団から4コーナーで中を突いて伸びて2番手に上がりました。この馬も2回福島の新馬戦3着以来でしたが、こちらは1200mからの距離延長で味が出ました。ドレフォン産駒の牡馬、前と離されたんですが、一瞬の切れは秘めているのでメンバー次第では次走も上位争いできると思います。 |
15.レッドバレンティア | あと1番人気のレッドバレンティアは序盤から折り合いを欠いて4着に敗れたんですよね。次走に向けて課題の残る1戦だったと思います。 |
3.ヨシイチ | 4着のヨシイチはデビュー戦の前走、芝の新馬戦でシンガリ負けという事もあって9番人気でした。今回初めてのダートで着順を上げて来ました。 |
5.レイズカイザー | 4着のレイズカイザーは出遅れましたが、二の脚で好位を確保。キックバックは全く問題ありませんでしたしね、まだ体に余裕がありましたから、使って大きく変わってくる可能性もあります。 |
8.エレガントルビー | それから3着のエレガントルビー、センスは良いんですけれどもね、この1戦に限れば速い上がりに対処できなかったと見るべきでしょうか。2020年の日経新春杯を勝ったモズベッロの半妹でですね、ポテンシャルはあるはずです。 |
13.ブラストウェーブ | 3番人気で5着のブラストウェーブは1コーナーで外から寄られた事もあって、口を割ってその後も行きたがっていましたけども、その割に崩れていませんね、まぁまだ若いですけども、成長すればもっと走れそうです。 |
18.スーパーマン | 1着スーパーマン、前走新潟芝1800mの新馬戦が6着。外回りで瞬発力負けした格好ですが、中山内回りの適度に上がりの掛かる設定で前進しました。内をロスなく立ち回った、木幡巧也騎手の好騎乗もありました。ただ、それ以上に光るのが美浦のウッドチップコースでの豊富な調教量でしょう。中身の面が違っていた、そんな気がしますが。完全タイム差もマイナス0秒3。東京はどうかと思うんですが、新馬当日とは出来が違うのなら、そこそこやれて良いです。 |
5.マイステージ | そして2着マイステージは馬群の中から抜け出して、一旦は完全に抜け出すシーンを作ったんですが、結果敗れはしたんですが、自身Bに近いCランク相当の時計で走っていますし、次走も上位争いになりますね。 |
13.パウオレ | パウオレは中山ダート1200mでは2戦2勝となりました。春の中山3歳未勝利戦では、タイムランクAでぶっちぎり。その後2戦は一本かぶりとなったんですが、東京ダート1400mでタイム差なしの3着。福島ダート1150mで出遅れて3着と期待を裏切っていました。圧勝した舞台で逃げれば、Bランク勝ちは当然。昇級後も1200mで好発を決めれば、上位候補です。1400mも東京戦の内容から対応可能なんですが、個人的に返し馬で汗をかいていて、ちょっと危険な雰囲気が漂っていたというのが気がかりなんですよね。今回は大丈夫でしたが、暑さや環境の変化に弱い恐れがあります。 |
1.ディアスティマ | 5着のディアスティマ、こちら脚部不安でおよそ1年2ヶ月ぶりだったんですが、久々の分とこの所ずっと逃げていたせいですかね、控える形で力みっぱなしでした。あれだけ気負って5着に踏ん張れるんですから、この後順調でハナへ行ける組み合わせなら、あっさり勝つという風に思いますね。 |
9.ディバインフォース | そして7着のディバインフォース、これもアイアンバローズと同じ事が言えます。ただ、2400mで33秒台の脚を使いましたからね、今後は長丁場でなくても注意が必要かと思います。 |
13.アイアンバローズ | それから6着のアイアンバローズ、鉄砲が効くタイプとは言ってもですね、本質はステイヤーですからここまで善戦できれば上首尾でしょう。次走がこの馬のテリトリーなら、パフォーマンスは上がりますね。 |
9.ミッキーハーモニー | 8ヶ月ぶりの実戦だったミッキーハーモニーが勝ちました。先ほどのトピックスでも上がっていましたが、600m通過が34秒8のスローペースでミッキーハーモニーが逃げました。「不良」馬場としては速い時計の出るコンディションとは言え、後半600mを33秒5でまとめて5馬身差。強かったです。前走が1月の小倉芝1200mの「重」馬場で、馬場差が設定不能の未勝利戦で1着でした。このレースの2着馬・3着馬・5着馬・6着馬この4頭はその後全て未勝利戦と1勝クラスを勝ち上がっています。この比較から、ここでは一枚上の存在でもありました。キタサンブラック産駒の牝馬、今回の勝ち方からすると折り合って差す脚もあるはずなので、2勝クラスでも上位候補に入ります。 |
14.モーメントキャッチ | そして勝ち馬から2馬身離された2着は2番人気モーメントキャッチでした。2着のモーメントキャッチはスタートで躓いたのが痛かったです。それでも中盤までにリカバリーできたんですがね、今度は4コーナーで外へ振られる不利がありました。まぁロスが重なって2着はやっとでしたがね、相手次第で勝てるレベル。ただ、時計は遅いですね。2番人気で2着でした。スタートで躓いて4コーナーで外へ振られる不利もありました。そしてこれでダート1800mを使い出して3戦連続2着ですからね、これはもあと一歩で勝てるレベルと言えないこともないんですが、ただ何と言ってもですねタイムが遅すぎるんですよね。タイムランクE・メンバーランクD、それはまぁ良いとしましても、完全タイム差はねプラス3秒0でしょう。同じEランクのレースでも、日曜3Rの2歳未勝利戦はですね、完全タイム差プラス1秒0なんです。ですから、これいかに遅いかという事がわかる訳で、その分ですねやはり2着続きとは言え、思い切って評価を下げる理由はありますよね。 |
4.ミヤジシャルマン | そして3着ミヤジシャルマンはバテずに頑張っているんですが、まだコーナリングがぎこちない印象ですね。勝ち切るにはもう少しレース慣れが必要でしょうね。 |
11.ミレクイーン | 3着のミレクイーンは1枠1番で、好位の内で流れに乗って行けましたが、ペース補正が0秒5入っているようにですね、1200mとすればかなり遅い流れです。流石に前の馬は買わせませんでした。 |
5.モネ | あと1番人気のモネは好スタートを切ったんですが、大外枠を意識してか控えたところ、意外に動きが悪かったですね。ほとんど見せ場も作れないまま9着に終わりました。間隔を詰めると良くないのかもしれないですけども、評価は考え直さなくてはならないでしょうね。 |
13.メイショウトール | 5着のメイショウトール、元々スタートの早い方ではないんですが、芝スタートの部分で出遅れました。この馬通用の下地はありますからね、流れに乗って行ければというところでしょうか。 |
7.コンテナジュニア | 3番人気9着でした。こちらは新潟ダート1800mの番組注目馬が、福島のダート2400mに出走してきたんですよね。ですから、まぁちょっとね条件的に合わなかったと思うので、適した条件になると巻き返して来ると思うので、今回は度外視して良い1戦だと思います。 |
9.サトノスライヴ | そしてサトノスライヴはこれで2戦続けて2着ですね。最後はトーセンマークにやや差をつけられてしまったので、番組注目馬にはしないんですが、3着馬には3馬身半の差をつけてますからね。次走も相手次第で勝ち負けですね。なお、これら1・2着馬さらに3着馬は近走からね、ブリンカーを装着してるんですよね。ですから、ブリンカーの効果を再認識させられた一戦となりましたね。 |
16.メイショウソラフネ | 番組注目馬となっていたメイショウソラフネが勝ちました。メイショウソラフネは好位の外を楽に追走し、直線入り口では単独の2番手。早めに抜け出して危なげなかったですね。余力もあり、同じようなレースができれば1勝クラスでもすぐに上位可能でしょう。 |
2.ジュリエットパール | ジュリエットパールはJRAでは今回が初勝利になりましたね。振り返ればデビューから芝で5戦して未勝利だった後、地方で4勝してJRAに戻って来ました。ここ3走ダート1400mでは振るわなかったんですが、今回は距離を伸ばして一変しましたね。道中の行きっぷりが良かったですし、4コーナーで3番手。最後の直線半ばで抜け出すと一気に6馬身差をつけました。ダートでは地方在籍時を含めて今回が最も長い距離だったんですが、そこで強い勝ちっぷりでしたからね、引き続きコーナーが4つのダート中距離戦なら注目したいですね。 |
3.アーテルアストレア | 3番人気2着でした。コーナーで内にもたれていた前走とは違い、左回りだとコーナリングがスムーズ。直線でもよく伸びた。次走も左回りなら上位候補。 |
1.ユティタム | 2着のユティタムは少し出負けしましたが、1コーナーでは前につけていました。そこから2コーナーにかけて外へ膨らむなど、子供っぽいレース運びでしたけども、勝ち馬から3馬身半差でも完全タイム差はマイナス1秒2。まぁ次走で勝つ確率はかなり高いと思います。 |
5.ドンカルロ | あと1番人気のドンカルロ、これは6着に敗れました。序盤から行きっぷりがもう一つで、3・4コーナーでは外に振られる場面もありました。まだ次走巻き返してくる可能性はあると思いますね。 |
6.アンリーロード | そして2着アンリーロードですね。レース前半、少し折り合いを欠いてるように見えたんですが、ラストはよく伸びて2着でした。上がりタイムはメンバー最速でしたね。もう少し落ち着きが出れば、さらに良くなってくると思います。 |
7.ポワンキュルミナン | そして3着ポワンキュルミナンはゲートの出は遅かったんですが、ジワジワと追い上げましたね。次走もあくまで発馬次第なんですが、1600mの距離は合っていると思いますね。 |
5.ピンクムーン | ピンクムーンが前走に続いてのダート1000mで逃げ切りました。ピンクムーンは好スタートからあっという間に1馬身ほどリードを取り、外から追い上げてきた着たココシルフィードに並ばれたものの、3コーナーからは先頭を譲らず、直線に入るとすぐに振り切って差を広げて圧勝しました。ただ5馬身差とは言え、余力十分とは言えず、そしてタイムはギリギリのBランク。すぐに1勝クラスで通用するかどうかは相手次第となります。 |
1.モナルヒ | あと3着モナルヒは砂をかぶるのを嫌がって外を回る形を選択して、上位2頭とはその分の差もあると思いますね。次走も立ち回り次第だと思います。 |
9.セイクリッド | あと1番人気のセイクリッドですね、こちら12着に敗れました。今回は休み明けで体重が16キロ増えてたんですよね。少しテンションも高かったですし、こちらは次走の変わり身に期待したいですね。 |
1.シルバーエース | そして2着シルバーエース・3着シェイリーンは勝ち馬に突き放されました。元来自分のペースで走れないとモロいタイプなので、次走まだ信頼とまでは行かないと思いますね。 |
4.サンレイポケット | 8着のサンレイポケットはこういう馬群がバラける馬場状態の左回りは合っているはずなんですけども、追われても反応しませんでした。どうも函館記念からつけているブリンカーが逆効果なのではないかと思います。 |
10.ソーヴァリアント | 2番人気13着ソーヴァリアント、3・4コーナー中間で急にスローダウン。何かあったと思ったら、まぁ恐らくと言うか心房細動をどうやら発症していたという事ですから、これは基準外でしょう。 |
12.ヒンドゥタイムズ | まず4着のヒンドゥタイムズ、結果論ですけれども、仕掛けが早かったです。一瞬は突き抜けるかと思ったぐらいで、この一瞬の切れが身上だとすれば、要は脚の使い所1つですよね。直線の短いコースの方が良いかもしれません。 |
6.スズカコーズ | 1番人気1着でした。単勝110円というのはちょっと驚きですね。相手に恵まれての順当勝ちです。超高速馬場にも問題なかったんですが、タイムランクはDなんでね、昇級後はしばらく苦戦するかもしれません。 |
9.スクーバー | 2番人気2着でした。札幌の新馬戦をタイムランクAで楽勝した勝ち馬が強くて、今回はホント相手が悪かったと思いますね。ただ、砂が乾燥してスタミナを要す状況の中でよく頑張っていると思います。1400mなら軽いダート向きですし、本質は1200mがベストだと思いますね。 |
11.ネバレチュゴー | ネバレチュゴーが初めてのダートで一変しました。1ネバレチュゴー、ルーキー水沼元輝騎手のJRA初勝利でした。前走新潟の直線競馬が先行して0秒5差の7着と、今回の布石となるスピードは示していました。鞍上の連続騎乗で、他馬を制し、ハナを切った事が大きいです。この辺りは、初めてのダートがプラスに働いた面が大。アメリカンペイトリオット産駒で、母の2勝はダート短距離でした。4コーナーでは少し外に膨れたんですが、直線も伸びて6馬身差。荒削りな面は残るんですが、行き切れば1勝クラスでも通用します。 |
7.ビービーキング | そして4着ビービーキングは、これは先行勢が失速する中よく粘ったと思いますね。地方からの転入初戦だったんですが、早速目処も立ちましたし、次走は期待できると思います。 |
15.セイウンハルカニ | 2着以下は勝ち馬から4馬身以上離されました。2着のセイウンハルカニ、不振が続いていただけに、意外と人気になっていて驚きました。3月に中山ダート1200mで初勝利。「重」馬場で完全タイム差マイナス0秒1でした。こうした湿ったダートが得意なタイプ。ランクはC相当で、「重」「不良」のダートなら、東京でも出番があると思います。 |
10.パワーブローキング | 完全タイム差はプラス0秒1でしたが、5馬身差の圧勝でした。3歳以上2勝クラスの9Rよりも時計がいくらか出やすかったとは言え、勝ちタイムは0秒7上回っていました。札幌での近走は馬体が絞れた事もプラスでしたが、直線のフットワークはダイナミックで、上でも通用の迫力がありました。半姉ピクシーメイデンはダート3勝馬でしたが、2着が12回もあったタフな堅実派。またお母さんのピクシープリンセスはディープインパクト産駒ながら、道悪のエリザベス女王杯で3着。スタミナがあって、パワーも優れた血統です。軌道に乗れば崩れる事はないと思います。 |
5.ケイアイロベージ | それから1番人気で6着のケイアイロベージですけども、こちらは後のコーナーで取り上げます。少し出遅れたんですが、それほど無理する事なく先行できて、直線で失速しました。これだけ見ると単純に力不足なんですが、この馬が人気になる根拠はユニコーンステークス3着という実績です。同じ日の中山10Rで1番人気になって11着だったルペルカーリアにも言える事なんですが、3歳限定重賞での好走実績というのは、それだけでは3勝クラスで上位とする根拠にはなりません。ケイアイロベージの3勝クラス3着はEランクだったので、まだ普通のレベルの3勝クラスで通用する根拠がありません。それでもユニコーンステークス3着を根拠に人気になるようなら危険だと判断します。 |
11.マイネルクロンヌ | スタートが早くなかったので、前半は中団追走になっていましたけども、ペースが遅くなった2コーナー辺りから向正面にかけてかなり行きたがっていて、3コーナーでもまだ力んだ走りだったんですけども、そこから早めに追い上げて行って、直線でも逃げ切った勝ち馬との差を詰めていました。これまでダートでは2戦2勝だったんですけども、その2勝は3コーナー先頭と逃げ切りであり、初めて中団からになって、しかもペースが遅くなってちょっと行きたがった今回は凡走してしまっても不思議ではなかったんですけども、これは力を見せたと言える2着です。まぁタイムは平凡なんですけども、次走も有力。ただ、小回りコースの1700mが歓迎というタイプではないと思われます。 |
2.シャンバラ | 未勝利馬が快勝。以前に騎乗していた川田騎手に戻って、少し変則的な流れにも対応して、内めで脚を溜めていました。このそつのない騎乗も勝因なんですが、前走1番人気で7着の小倉戦は休み明けに加えて、小倉1700mが忙しかったものです。ダートに転じて1900mから2000mで4戦連続2着していた馬で、適距離の1勝クラスではむしろ一枚上でした。元々立ち回りは上手なタイプ。キャリア的にまだ伸びしろもあって、長めのダートなら次走も首位争い。再び1勝クラスに出走できます。 |
4.ソールズベリー | 2着ソールズベリーは今回タイミング良くスタートが決まりました。まずこれが大きかったです。もちろん、必ずしもスムーズなレースができた訳ではないんですが、勝ち馬と比べて負担重量が5キロ軽かったんですから、今回は完敗です。相手次第ですね。 |
1.アッティラ | 4着のアッティラですね、これは外枠だったんですけれども、4コーナー内のコース取りから最内を突いて伸びて来ました。ただ、石川裕紀騎手のコメントは「気の悪さがある」と言っているんですよね。ですからね、まだコンスタントに走ってくれるかは半信半疑です。 |
8.ケデシュ | ケデシュの圧勝です。ケデシュは好スタートからハナを切ったんですが、先頭に立っても力んだ走り。それでも変に後ろを引きつけたりせず、3コーナーから差を広げていて直線でさらに差を広げて独走になりました。まぁハナを切って気分良く走れた事で力を発揮できたと言えますけども、3月にもですねハナを切っていながら力んだ走りになっていた事があって、ハナを切っても必ずしも力を出し切れる訳ではないのがこの馬の難しいところなんですが、札幌滞在で輸送がないというのも良いんだと思います。1勝クラスも楽に勝てるぐらいの能力はあるんですけども、力を出せるかどうかは事前には分かりにくいという馬なので、扱いは難しいですね。 |
10.ピラティス | そして5着のピラティス、高速決着で出遅れが痛かったんですが、後方待機組で気を吐いたのはこの馬です。1600mで先行できるスピードを短距離の瞬発力に転化できたんでね、まぁ所謂短の差し馬として、今後期待できるかもしれませんね。 |
7.ファーンヒル | 3着ファーンヒルに関しては、後ほどのコーナーでお話ししたいと思います。この馬まずスタートですね、ちょっと出遅れて後方からの競馬になったんですが、最後の直線に向くとねジワジワと3着まで追い上げて来たんですよね。ですから、この結果だけを見るとね、出遅れなければと思わせるレースぶりだったんですが、このレース実は強い勝ち馬を追いかけた馬の多くが失速する形になって、展開的には差し馬に見方したんですよね。ですから、むしろ出遅れた事が幸いした印象も少しあるんですよね。加えて、映像を見てもゲートの中でソワソワしてたのも気がかりなんですよね。次走も再びスタートで後手を踏んでしまう可能性はあると思いますし、前めにつけて失速した前走と同様、不安を感じる内容ではありました。ですからまだ次走はまだ信頼は置けないと見て今回危険馬として選びました。 |
1.グロリアムンディ | あと番組注目馬だったグロリアムンディは13番人気で12着でした。流石にレコード決着では厳しかったですが、時計の掛かる馬場ならねもう少しやれたかもしれません。いずれにしてもね、次走がダートなら当然これは上位候補になります。 |
2.サンライズホープ | サンライズホープは1年1ヶ月ぶりの勝利、重賞2勝目となりました。去年のねシリウスステークスの勝ち馬で、力はあるんですよね。ただ、何かねちょっと気を抜く面があって力発揮できてなかったんですが、今回スタートでトモを滑らせて後方になったんですよね。結果、外からマクる形で上手くハマった感じなんですよね。ですから、集中力の課題を克服したとは見れるんですが、復活遂げたのも事実なんですが、タイムランクがEということは少し強調しておきたい事実だと思いますね。 |
3.ハピ | そして2着が2番人気のハギノアレグリアス、3着が1番人気オメガパフューム、4着は3番人気ハピと上位人気馬が続いています。そして4着ハピですね。こちらハギノアレグリアスの後ろの位置からジワジワと脚を使ったんですが、わずかに伸び負けて4着でした。ただ、3歳馬で古馬相手に馬群が密集する競馬で、よく頑張ってると思うんですよね。この馬は今後の成長が楽しみな1頭ですね。 |
4.スマッシングハーツ | まずは4着スマッシングハーツですね、ダッシュがつかずに後方からの競馬になったんですが、最後の直線だけでよく差を詰めてると思いますね。上がりタイムは勝ち馬と同じですし、やはり今回は位置取りの差もあったかなという感じはしますね。 |
5.ジュンライトボルト | ジュンライトボルトが抜け出して重賞初制覇。鞍上の石川裕紀騎手、管理する友道康夫調教師ともにJRAのダート重賞は初制覇です。ダートに転じてこれで3戦2勝。初めてのダートで2着だったジュライステークスは落鉄がありましたから、底が割れていないまま重賞も突破しました。石川騎手は4コーナーからの加速力が長所と語っていますが、今回もその通りの速い脚を見せています。そして着差以上の完勝でした、砂での変身ぶりをね血統で言うなら、母の父がスペシャルウィーク。祖母の父フレンチデピュティから受け継いだ、強力なパワーという事になると思います。順調に行けば、チャンピオンズカップも視野に入って来ます。とりあえずは、次走に注目です。 |
11.バーデンヴァイラー | 一方、1番人気のハヤブサナンデクンが7着。3番人気バーデンヴァイラーは15着でした。15着バーデンヴァイラー、2走前のアンタレスステークスに続く大敗です。オープン特別や交流重賞は凌げても、JRAの重賞では力不足と言ったところでしょうか。まぁトモの甘さがネックになっているかもしれません。 |
3.ミルトクレイモー | ミルトクレイモーが単勝1.9倍の人気に応えました。ミルトクレイモーは体重が12キロ増えてたんですが、太くはなくて好仕上がりでしたね。内枠からスムーズに出てハナに立つと、警戒に逃げて後続を離して行きました。ラストは抑え気味い入着しながらも、2馬身半つけましたし、距離短縮でスピード上位を示しましたね。昇級してこの形に持ち込めるかどうかが、今後のポイントになってくると思います。 |
4.ダンシングニードル | デビューから3着・2着と来たダンシングニードルが勝ち上がりました。ダンシングニードルは二の脚でハナを奪って、突き放して大楽勝でした。土曜10R番組注目馬のウィリンが勝った3歳以上1勝クラスの十日町特別と同じタイムなんですね。お父さんは芝1200mのG1を2勝したファインニードルですから、まぁ優秀な短距離馬に育ちそうです。 |
1.ドーブネ | 勝ったドーブネ、スタートが決まったのでハナへ行きました。この馬2戦2勝で朝日杯フューチュリティステークスに出走した馬で、まぁ2勝クラスでは能力上位です。楽なペースだったとは言え、2馬身半差ですから完勝ですね。案外ですね、逃げ戦法が合っているのかもしれませんね。 |
7.エイシンギアアップ | 5着のエイシンギアアップは今回が休み明けで昇級戦でした。まぁダート1400mならオープンでやれる目処を立てた1戦でしょうね。 |
16.トーセンサマンサ | 3着のトーセンサマンサは出遅れて後ろからになりましたが、直線で馬場の良い外を通って伸びて来ました。パワータイプではないので、新馬戦は「稍重」の洋芝で動けませんでしたが、この日の馬場では外を通って脚を使えたという事ですね。軽い野芝ならもっと走れそうかと感じました。 |
5.ソバナ | それから外枠からスタートし、4コーナーでですね中から外に位置した差し・追い込み馬はですね結構苦戦を強いられちゃったんですね。5着ソバナから7着同着のライラスター・デコラシオンまでは同タイムでしたから、これひとくくりにして良いと思います。 |
10.デコラシオン | それから外枠からスタートし、4コーナーでですね中から外に位置した差し・追い込み馬はですね結構苦戦を強いられちゃったんですね。5着ソバナから7着同着のライラスター・デコラシオンまでは同タイムでしたから、これひとくくりにして良いと思います。ただね、1番人気のライラスターは返し馬から気負っていましたし、今回硬さもありましたから、本来の能力を発揮したとは言えません。参考外と言っても良いかもしれませんね。それから外枠からスタートし、4コーナーでですね中から外に位置した差し・追い込み馬はですね結構苦戦を強いられちゃったんですね。5着ソバナから7着同着のライラスター・デコラシオンまでは同タイムでしたから、これひとくくりにして良いと思います。 |
4.アルファマム | 勝ったアルファマムは出遅れた後、後方を追走したんですよね。ただ、最後外に持ち出すと一気に伸びて差し切りました。前走は前が狭くなって2着に敗れたんですが、今回は外枠だった事もあって、道中不利なく運んで勝利しました。末脚には安定感がありますし、昇級しても展開が向けばチャンスはあると思いますね。 |
3.ディアセオリー | それならです、スタートで躓きながら差し込んだ3着ディアセオリー。展開不向きの中、外から追い込んだ6着のナンヨーアイボリー、こちらの方が次走期待できるかなと思いますね。 |
15.アラジンバローズ | アラジンバローズが勝ってダート中距離で3連勝です。アラジンバローズは主張すればハナを切れるぐらいのスタートと行きっぷりだったんですが、あえて下げる感じで好位の内。直線入り口で仕掛けると、一気に前に並び、追い比べを制しました。ダートのオープンは3勝クラスを勝った直後だとなかなか通用しないんですけども、この馬は通用可能なレベルにありそうです。Aランクに近いタイム面もその根拠の1つですが、まだキャリアが浅くあえて下げる練習のようなレースをしても勝てた点も根拠となります。 |
4.シークレットトーク | 11着のフェアムーンと15着のシークレットトークです。直線で3番のレゼルノワールが進路を求めて外に動きます。そして押された2番のステラヴェスパーが外に動いて、16番のニシノクラウディアを外に弾き、その外のフェアムーンとシークレットトークは大きな不利を受けました。これが新馬戦ですから、不利がなければどのくらい伸びたのかを判断するのは、まぁ難しいんですけども、フェアムーンはまだ伸びはじめた所でしたし、シークレットトークは騎手がまだ追っていませんでした。どちらも今回人気がなかったので、次走も人気にはならないと思いますけども、連の相手には入れておきたいと思います。 |
12.ゴイゴイスー | ゲートが開くとね、手綱をしごいて先行して先団のインでレースを進めたんですが、最後の直線向くと見てください。ちょっとね最内の窮屈なポジションに入ってしまって、動くに動けない形になったんですよね。後からパトロールビデオを見てみると、ちょうど1頭分開くか開かないかのスペースで、流石にあそこには入って行けない感じでしたね。前走は少し追い出しが遅れて2着で、今回はスムーズに捌けずに4着でしたから、レースぶりを見ていると復調してるのは確かだと思いますし、次走ロスなく運べば勝ち負けになると判断して、狙い馬に選びました。まぁ津田つながりでゴイゴイスーを選んだ訳ではないという事はご承知おきください。 |
5.フェルドランス | 直線でずっと前が壁になっていて、追えたのはもう最後の5完歩ぐらいでしたかね。内が有利な馬場状態なので、中団の内にいるとこういう不利を受ける確率は高いんですけども、中山1600mの内枠で最初から外に出す訳には行きません。また今回中団まで下がる事になった要因は、序盤に着いていけなかった事もあります。デビューから2戦連続で中山1600mで2着だったんですけども、前半800mが52秒0と48秒8でした。まぁスローだったので前につけられたんですが、47秒2の今回は着いていけませんでした。もう少し長い距離でゆったり追走できた方が勝ちやすいのではないかと思いますけども、まぁ1600mでも不利なく運べれば好勝負になると思います。 |
14.シャドウフューリー | あと2着シャドウフューリーは勝ち馬を楽に逃がしすぎた感じもありますね。その分追いつかなかったんですが、3着馬には4馬身差をつけて、タイムランクC相当の時計では走っていますからね、初勝利は近いと思います。※こちらは左回りならという条件付きですね。 |
4.ジェモロジー | そして4着ジェモロジーは出遅れが響きましたね。さらに前が残る展開にもなったため、余計に厳しくなりましたよね。次走巻き返しは可能だと思います。 |
13.ジーニアスバローズ | あと2着ジーニアスバローズは2・3番手につけて最後までバテる事なく脚は使ってますね。今回は本当勝ち馬が強すぎただけで、3着以下は5馬身離してますしね、次走も上位争いになりますね。 |
3.インテンスフレイム | そして3着インテンスフレイムは1コーナーで他馬に外に振られる感じになったのが痛かったなと思いますね。ブリンカーを外した効果はあったと思うので、まぁ次走は警戒必要ですね。 |
3.モズメイメイ | 勝ったモズメイメイは好位のインでピタリと折り合って、直線に向いて少し内に押し込められる場面はあったんですが、前にスペースができるとしっかり伸びて抜け出しましたね。デビュー戦とは思えないほどレースセンスが良かったですね。この馬栗東の坂路コースでね、59秒の時計をマークしているように、脚力は相当高いと思いますね。クラスが上がっても通用するレベルにありますね。 |
6.アリスヴェリテ | その2着リバティアイランドと同タイム、クビ差3着が逃げたアリスヴェリテ。さらに半馬身遅れて4着が2番人気のデインバランスでした。3着のアリスヴェリテは逃げて上がり600m33秒9です。まぁ現状はこれが精一杯で、先着2頭の瞬発力が凄かったという風に見ています。力は出し切りましたね。 |
9.ユリーシャ | ユリーシャは新馬戦から距離延長となりましたが、鮮やかに逃げ切りです。タイムランク・メンバーランクともにBで中身の濃い一戦となりました。勝ったユリーシャはラップを落とす事なく逃げて快勝でしたね。このレースから稍重発表で、ちょうどね馬場の内側が悪くなるかならないかの微妙なタイミングだったんですよね。その点を上手く読み切って逃げの手に打って出た、松山騎手の好判断が光りましたね。 |
1.キラーアビリティ | 8着だったキラーアビリティですね。注目を集めてたんですが、スタートで少し狭くなって位置取りが悪くなったとは言え、ラストの伸びも案外でしたからね。今回休み明け初戦で、まだ本調子には一息だったのかなというイメージを持ちました。 |
3.ハヤヤッコ | 8番人気10着でした。人気にならない馬ですみませんでした。後方からになった時は展開待ちになる馬。前に行かないと話にならない馬場で、このメンバーではよほど展開に恵まれても厳しかっただろう。 |
7.フォワードアゲン | 5着フォワードアゲンですね。53キロを生かしてしぶとく脚を伸ばしました。これで重賞で2戦連続4着・5着ですから、力をつけてるのは確かですし、オープン特別なら十分チャンスはあると思いますね。 |
11.カントル | その後カントル・ラストドラフト・テーオーロイヤルを含めて、2着から6着までが同タイムの接戦でした。4着カントルですね。少し不利を受けたんですが、他馬と比べるとこちらもまだマシなほうだったと思いますね。一旦は先頭に立つ場面を作りましたし、オープンで目処の立つ内容でした。 |
4.ヨリノサファイヤ | 2着ヨリノサファイヤは楽に先行してしぶとく粘りました。今回はもう勝ち馬が強かったと見るべきですね。こちらはね叔父にサンライズバッカスがいる血統なんですよね。自身の能力も高いですし、初勝利は時間の問題だと思いますね。 |
2.アルルカン | そして5着のアルルカン、強い逃げ馬追いかけて行って苦しくなったという見方もできるんですけれども、デビュー当初から見せていたもたれる面が一向に改善されて来ないんで、まだこれポテンシャルを出し切っていませんね。 |
9.サトノテンペスト | そして2着サトノテンペストは3番手を追走して、最後の直線では一旦先頭に立つ場面がありました。休み明け2走目でレースぶりが良くなりましたし、次走も上位争いになりますね。 |
4.フォトンブルー | あと3番人気のフォトンブルーですね。これはね6着に敗れたんですが、出遅れた上に馬場も影響している印象なので、こちらもまだまだ見限れない1頭だと思います。 |
8.ユイアングレイス | そして3着のユイアングレイスは前めにつけてしぶとく粘りました。こちらは次走メンバー次第だと思いますね。 |
3.スリーエクスプレス | そして2着スリーエクスプレスは長く良い脚を使って追い上げて来たんですが、今回は勝った馬が強かったですね。これで3戦連続の2着ですし、走りは堅実なので、現級突破は近いですね。 |
9.フスカル | 7着フスカルはスタートを決めて3番手から。レースの形は良かったんですが、直線はあれれっという感じで伸びを欠きました。まぁ栗東の坂路調教で動いていましたからね、こんなはずはないはずです。 |
12.ベガリス | それから4着のベガリスは調教タイムが地味で10番人気の低評価でしたが、実践の芝で良さが出ました。外枠で若干力んでいましたが、それでも流れ込みが叶いました。今後はね、テンションと折り合いが鍵でしょうか。 |
3.メイショウブレゲ | メイショウブレゲ、デビューから13戦目初めてのこの2600mでの勝利となりました。このレースはペース補正マイナス0秒5で、完全タイム差マイナス0秒6なんですけども、勝ったメイショウブレゲはペースが遅くなっている時には中団にいて、ペースが速くなった辺りから追い上げて行って差し切っている訳ですから、ペース補正の恩恵を受けておらず、純粋に好タイム勝ちだと言えます。ゴールドシップ産駒なので、平坦コースの芝2600mという条件はかなり合っていたようですけども、それにしても長く脚を使って最後まで勢いが衰えず、スタミナがありますね。これまで平坦の小倉と新潟でしか好走しておらず、芝で1秒以上負けた3回は中京と阪神。坂コースを克服できるかどうかが課題となります。 |
2.メイショウゲキリン | メイショウゲキリンは休み明け、しかも久々のダートで強い勝ち馬に勝負を挑んで2着でした。次走も上位争いになりますね。 |
2.ヤマニンサルバム | 3着のヤマニンサルバムは逃げ候補でしたが、勝ち馬がスタートを決めましたから2番手から。ペース補正が1秒1入ってるようですね、かなり遅い流れでしたから、先行流れ込みは叶いました。どちらかと言えば2ターン向きの先行馬でしょう。 |
9.ジェントルタッチ | スタートは早かったんですけども、無理には行かず好位の内に収まりました。しかし、砂を被るのを嫌がっていて、向正面ではそれが影響してズルズルと後退してしまいました。その後に前と後ろの馬群が離れて、馬群の切れ目に入った所で砂を被らなくなると行きっぷりが良くなり、前の馬群と後ろの馬群が離れた事で4コーナーでは差を詰める事ができて、さらに直線で外へ出すと伸びて、この後ゴールを過ぎた辺りにもまだ勢いが十分ありましたね。砂を被らないレースをするか、砂を被ることに慣れさえすれば、大きく前進しそうなレース内容。という事で、次走は注目です。 |
8.ユイノシノビアシ | スタート直後なんですけどもね、いかにもトモが甘い、トモに力がないというね、もう小さな走りになっていてスピードに乗るまでには時間が掛かっています。最後方になっていたんですが、スピードに乗ると今度は行きたがるというチグハグなレース運び。しかし、直線に入ると前の馬を避けるために急に進路を変えたりしているんですけども、それでも鋭く伸びて来ました。これトモの甘さに由来する出脚の鈍さが急に改善される事はなさそうなので、次走ですぐに狙えますよという事ではないんですけども、この緩さが解消すればかなり走りそうな馬なので、チェックしておきたいですね。 |
4.パラシュラーマ | ここまでの2走、芝1200mで2着だったパラシュラーマがダートに転じて圧勝でした。パラシュラーマの新馬戦は、後に小倉2歳ステークスを勝ったロンドンプランの2着でした。ただ、今回初めてダートに出走して来てパフォーマンスがさらに上がりました。父はダートで活躍したトランセンドです。見ての通りの完勝です。 |
1.ボーンジーニアス | そして5着のボーンジーニアスは前走は前へ行ったんですが、今回は待機策を取りました。この馬は私そう乗った方が良いタイプだと思います。ただ、とにかくペースが遅くて子後方で引っかかってしまいました。折り合いがスムーズなら、あの位置からでもですねもっと切れる脚を使ったと思います。 |
2.ムジカ | 6着のムジカは4コーナーで窮屈になったりもしていましたが、この馬は脚が長続きしないんですよね。好位で立ち回って、コーナーでも脚を使っていると直線ではジリジリとしか伸びません。 |
4.リリーピュアハート | そして9着リリーピュアハート、この馬については後ほどのコーナーで詳しく触れたいと思いますね。超スローペースの中、後方で何とか折り合いをつけて勝負所迎えたんですが、そこから見てください。最後の直線に向くとね、ホント進路がなくて外に持ち出してスペース求めたんですが前が詰まって、そして今度は切り返して内に進路を取ったんですが、また前にズラリと馬が並んで、全く前が開かなかったんですよね。結局、まともに追えたのが他馬が抜け出した後の残り50mほどだったと思うんですよね。前走もスムーズに捌けず7着に敗れているので、これで2戦連続ロスのある競馬になっています。3着時には忘れな草賞で3着に入って、オークスにも駒を進めた馬なんですよね。能力自体はあると思いますし、次走スムーズなら変わり身が期待できると見て今回狙い馬として選びました。 |
6.ロードプレジール | あとロードプレジールですね。こちらは最後の直線でレッドヴェロシティに寄られる不利がありました。この馬はもう11着敗退もやむなしだと思いますね。 |
11.カーディナル | 危険馬を挙げる場合のオーソドックスな手法で行けますと、タイムランクがD・メンバーランクがDだったレースの2着馬だという事ですね。私自身はね、この馬、ハイペースの逃げ馬を追いかけて2着に粘るんですからね、相当フィジカルは強いと思うんですよね。ただ、裏を返すと速い上がりを繰り出せない先行馬で、あまり今の競馬にマッチしないタイプという気がしてるんですよね。ですから、スローペースになった場合は、取りこぼす公算が強いんじゃないかなという事で危険馬にしてみました。 |
2.キタウイング | キタウイングが他の馬より内から抜け出し、3戦2勝です。キタウイングはですね、出遅れた事もあって、結果的には直線で外に行かないという選択が功を奏しましたね。これ今回連闘で出走だったんですけども、特に問題はなく勝ったという事です。ダノンバラード産駒なんですが、ダノンバラード産駒は平坦コースでの好走が多いので、今後は坂のあるコースでも走れるかどうかが課題となると思います。 |
3.シンリョクカ | 前半1000m1分2秒9の超スローペースで、これ補正しきれずにタイムランクは「SL」になったんですが、この流れで勝ったですね、シンリョクカは2着馬に3馬身半差をつけたのはびっくりです。父はサトノダイヤモンドで、半姉に現オープンのインターミッションがいるんですが、この瞬発力はですね重賞でも通用しそうですね。 |
4.アロマデローサ | そして1番人気のアロマデローサですね。こちらは10着に敗れたんですが、後方追走して道中は良いかなと思ったんですが、勝負所から反応が悪くなって、かなりもたもたしてたんですよね。最後の直線は他馬に寄られて不利はあるにはあったんですが、恐らくね不利がなくても伸びてなかったと思うんですよね。休み明けでも仕上がりは良さそうに映っただけに、ちょっと今回の敗因はつかめないですね。 |
5.モリアーナ | 1番人気1着でした。序盤の力みと直線の手前変換が遅かった点は課題として残りましたが、本質はマイラーであり、今後はしっかり脚を溜めて瞬発力を引き出すレースを覚えてほしい。 |
6.ミスヨコハマ | 勝ったミスヨコハマなんですが、函館2歳ステークスが5着で、すずらん賞3着と夏の北海道で上位に入った馬なんですが、今回はねやはり超スローペースの展開に助けられた印象がありますね。次走、仮に阪神ジュベナイルフィリーズに出てきたとしても、ちょっと高い評価まではどうかなと思いますね。 |
9.リバティアイランド | そして番組注目度でもあった1番人気のリバティアイランドが2着でした。リバティアイランドは勿体ないレースになってしまいました。包まれて勝ち馬が仕掛けた後で外へ持ち出すしかなく、そこから猛然と伸びました。これはもう負けてなお強しという内容で、こちらも相当に高いポテンシャルがある事を改めて示しましたね。こちらもクラシック級だと思います。 |
12.リバーラ | リバーラが逃げ切って重賞初制覇です。ホント馬なりでハナに立ってマイペースの逃げになって、4コーナーから引き離して行く作戦が本当ハマった感じがしますよね。ここが最大の勝因だと思います。さらに距離が伸びてどうかとは思うんですが、スピードの持続力は非凡ですし、上位争いには次も加わってくるのかなという気はしますね。 |
13.ドゥアイズ | その後の2着がドゥアイズ、3着がダイヤモンドハンズでした。2着のドゥアイズは先に動いて目標にされましたけども、先頭に立ってからも気を抜かずしっかり伸びました。こちらも牝馬ですけどもね、将来は明るいと思います。 |
14.ブトンドール | その後ブトンドールが外から2番手に上がり、内のレッドヒルシューズが3着でした。2着ブトンドールは後方で脚を溜めてラストまでよく伸びました。結果、逃げ馬に残られたんですが、1400mの距離には対応できましたし、前半無理しなかった事で次のね、マイル戦に対応できるだけの下地は作ったと思うんですよね。今回の内容なら、阪神ジュベナイルフィリーズに出走してくればほんと楽しみですね。 |
16.ドゥーラ | ドゥーラが札幌芝1800mで連勝。管理する高橋康之調教師は重賞初制覇です。ドゥーラは中団の外で折り合い、いつでも動ける態勢からタイミング良く動いて危なげのない勝利でした。まぁ直線で少し外に行っていましたけども、急に外へヨレた前走に比べればマシでしたね。スローペースではない札幌2歳ステークスを勝った牝馬というのは過去に2頭しかいなくて、その2頭はレッドリヴェールとソダシなんですけども、まぁ2頭ともG1を勝っている訳ですから、ドゥーラの将来も明るそうですね。 |
18.ラヴェル | 3ヶ月半ぶりの実戦だったラヴェルが勝って2戦2勝です。出遅れたんですが、慌てず騒がずというところで坂井瑠星騎手は自信を持って乗っていましたね。楽な手応えで直線へ向くと、仕掛けてからの反応も抜群で、圧巻のパフォーマンスでした。ちぎれるペースでありませんからね、クビ差でもを完勝と評価しています。父はキタサンブラックで、半姉に今年のオークス3着・秋華賞2着のナミュールがいますからね、クラシック級と言って良いと思います。 |
2.シホノディレット | 5着のハクサンライラック、6着シホノディレット・7着サウンドサンビーム・8着オカリナの4頭は、0秒2差以内の接戦です。レースぶりに関係なくですね、ひとくくりにしておいて良いと思います。 |
12.ユスティニアン | 2着ユスティニアンは夏の函館・札幌で2着を5回続けた後に1勝クラスを勝ち上がった馬なんですよね。とにかく堅実で安定感がありますし、2勝クラスでも大崩れなく駆けてくれそうですね。 |
13.テイエムランウェイ | ブリンカーを再装着したテイエムランウェイが勝ちました。テイエムランウェイは前を行く3頭を見ながら、4番手で理想的なレース運びができましたね。距離延長とそして今回着用したブリンカーの効果もあったと思いますね。立ち回り上手いタイプなので、昇級しても相手なりに走ってくれそうです。 |
4.ダークンストーミー | ダークンストーミーは初めてのダートで1番枠に入り、そして出遅れるという最悪の状況に陥ったんですけども、すぐに追い上げて砂をかぶる位置になっても問題なく、直線入り口でスムーズに外へ出せたとは言え、直線でしっかり伸びました。砂を被っても問題ないというのは強みで、次走も上位候補ですね。 |
14.ホロニックパス | そして2着ホロニックパスは先行して最後まで勝ち馬に食い下がって、3着以下を大きく離しました。半兄のアドラメレクはダートの中・長距離で4勝をマークした馬で、この馬もダート適性は高いですね。この内容なら次走も勝ち負けになります。 |
3.ホウオウドラッカー | あと3着ホウオウドラッカーは休み明けで、初めてのダート戦でそれでも見せ場を作りましたからね。パワー型で適正は高そうですし、次走も引き続き有力ですね。 |
16.キープブライトン | そして2着キープブライトンはデビュー戦と同様、走りっぷりは安定していました。次走もメンバー次第だと思いますね。 |
13.グラシアス | そしてグラシアスは3着から8馬身差の4着でしたが、これ序盤から力んでちょっと自滅してしまったなという感じありますね。ですから、この1戦はね大目に見ても良いかもしれないかなと思っています。 |
5.ティファニードンナ | 外枠から好位に取り付いて、4コーナー手前から軽く促してスノードームに並びかけて、直線で競り落としました。クビ差での勝利なんですが、鞍上のルメール騎手がステッキを使いませんでしたし、相手も1番人気で走る馬です。3着馬には0秒7差をつけています。スローペースの中、上がり600m34秒3をマークしての勝利は合格点がつくんですが、それでも飛び抜たというほど内容的には凄くはありません。ただ、それでもあえて取り上げたのは馬体のバランスが良くて、柔軟性があり、何よりも馬に品がある点です。ドゥラメンテ産駒の牝馬はこのタイプが結構いて、今春の牝馬2冠を制したスターズオンアースが代表例。この馬も新馬戦当時から気になる良い馬でした。こちらティファニードンナも少し時間は掛かる可能性はあるんですが、出世する馬の原型としては申し分ないと感じました。スターズオンアースの祖母はフランスオークス馬Stacelitaで、その子が日本のオークス馬ソウルスターリング。一方、ティファニードンナの祖母も牡馬相手のクラシック、ベルモントステークスなどアメリカG1 4勝のRags to Riches。近親にフェブラリーステークス2着のカジノドライヴがいます。まぁスターズオンアースより少しダート寄りですが、確かな牝系の裏付けもあります。 |
9.マラキナイア | 5着以下はマラキナイア・ディナトセレーネ、それからマスキュリンと続きました。まずマラキナイアですが、タイムランクBで中京芝1600mの新馬戦を勝ったんですが、今回に関して言えば逃げ馬以外の上位馬とはですね、決め手の差が出たと見たいですね。ステイフーリッシュの半妹ですから、距離が延びた方が良いかもしれません。 |
15.トーセンマーク | 勝ったトーセンマークは初勝利を挙げるのに8戦。その後1勝クラスを勝ち上がるのに6戦を要しているので、昇級戦から勝ち負けとは言えないんですが、注意はしておきたいと思います。なお、これら1・2着馬さらに3着馬は近走からね、ブリンカーを装着してるんですよね。ですから、ブリンカーの効果を再認識させられた一戦となりましたね。 |
16.メイプルリッジ | 1着のメイプルリッジは初めてのダートだったんですが、道中砂を被っても怯む事なく馬場の内寄りから抜け出して来ました。直線半ばから一気に7馬身突き放した内容は優秀ですね。スッと切れる感じはなくて、長くしぶとく脚を使うタイプなので、ダート適性は高いと思いますね。こちらは昇級しても上位争いになりますね。 |
11.ライティア | そして6着のライティア、序盤で若干の力みはあったんですけれども、これは許容範囲でしょう。昇級戦で大幅に相手が強化された中で、この馬のレースをして力を出し切りました。ただね、先ほども言いましたように実際のラップとは裏腹に、先行有利の流れだったように思います。 |
13.ミスニューヨーク | 4着ミスニューヨークは展開を見越して早めに踏んで行ったのは予想通りです。最後は3頭の真ん中で、追いづらい面があってこれが勿体ないんですが、理想はターコイズステークスのようなハイペースを利した追い込みです。得意の中山でもスローになると過信できません。 |
10.グランディア | 最後5着のグランディア、去勢明けでした。まぁ出遅れたのに加え、後方で折り合いを欠いていましたね。まぁポテンシャルはあるんですがね、この血統はまたこう難しいんですよね。まだこの馬も難しい面があります。 |
8.サンライズジャスト | デビューからの7戦、全て1800mか1900mで、今回は初めての1400m。しかもスタート地点の芝の部分で全くダッシュはつきませんでした。それでも直線で外に出しつつ鋭く伸びていて、1400m自体は合ってると思います。従って、芝スタートではないダート1400mなら期待できると思いますが、芝スタートではないダート1400mというのは、実はJRAでは東京にしかありません。栗東所属馬が東京ダート1400mのしかも1勝クラスに出走するのは、まぁルール上ちょっと難しいので、狙い所が難しいですけども、慣れの問題という可能性もあります。もう次走がね、万が一東京ダート1400mなら本命にしてもOK。仮に芝スタートのダート1400mでも連下には入れたいですね。 |
15.エーティーマクフィ | その後3番人気のリヴォリが3着。1番人気エーティーマクフィが4着でした。4着のエーティーマクフィは直線半ばで外に出してからは目立つ伸び。まだ内有利の馬場だっただけにこれは評価できると思います。 |
14.リリーバローズ | 直線でですね、逃げていた馬のすぐ後ろに入っていて、その時に外にも馬がいてしばらく追えませんでした。結果的に、この追い出しを待たされてる時に脚は溜まってるはずですが、スペースが出来てからも鋭くは伸びていません。これは恐らく距離が長いんだと思います。父がルーラーシップとは言え、母は1200mで4勝した馬。それにルーラーシップ産駒の牝馬は、マイラーも多いですね。前走1800mで2着だったんですが、その時はスローペースの逃げ。むしろ1600mが合うような感じがします。 |
5.スコールユニバンス | スコールユニバンスがデビューから14戦目で勝ち上がりました。スコールユニバンスは直線入り口で外に出すスペースがなかったとは言え、直線で内に行ったのが結果的に正解でしたね。この時点では内を通っても全く不利でありませんでした。勝ち上がるのに苦労しましたけども、ギリギリの距離だと思われる2000mで勝てたのは大きいですね。ベストは1600mとか1800m辺りなので、疲れを抜いて適した距離に出走すれば1勝クラスでも上位可能でしょう。 |
15.ラリベラ | 3着ラリベラは残り200mで伸びを欠いたんですが、見せ場は作りました。ただね、体重が14キロ減って馬体はかなり細く写ったんですよね。次走狙えるかどうかは、あくまで体重次第だと思いますね。 |
4.メイショウトール | 出遅れは少しだけで、ダッシュがつけば前に行けそうだったんですけども、1200mの流れは忙しく、位置が後ろになった上に追走に苦労していました。しかし直線では左手前のまま鋭く伸びて来ています。この馬はダート1400mがベスト。実際、10月には中京ダート1400mで勝ち馬から0秒7差とは言え、3着に入っています。1400mに伸ばしても差しに回るのは確実なので、そこで勝ち切れるかどうかというのは分からないですけども、中京のダート1400mはハイペースになりやすいので、まぁ展開がハマる確率は高いと思います。 |
6.ヴィトーリア | 手応え良く進んでいたんですけどもね、3コーナーから4コーナーにかけて前が詰まっている上に外をマクっている馬が多くて動けず。大分下がった挙句に直線でもしばらく前が壁になっていました。まともに追えるようになったのは残り200mを切ってからで、その後は伸びていますけども、脚を余しました。1勝目は札幌2000mだったんですが、その時はハイペースで隊列が縦長になり、内で脚を溜めて容易に外へ出せたものでした。根本的に直線が短いコースは合っていないと思われます。1勝クラスでの2着が全て中京なのは偶然ではなく、直線の長いコースでこそですね。まぁ次走が中京なら大きく前進できると見ます。 |
1.エコロアレス | 距離短縮となったエコロアレスが逃げ切りました。エコロアレスはスタートですね、隣の2着馬と接触しましたが抜群のダッシュ力で馬任せのままで4コーナーではもう先頭。手応え通りに逃げ切りました。1800mの前走は、単純に距離が長くて失速しましたが、ダートの短距離ならオープンでも通用すると思います。 |
3.ヤクシマ | その後番組注目となっていた2番人気ペースセッティングが4着、3番人気ヤクシマが5着でした。あと5着ヤクシマですね。体型的なものもあるとは思うんですが、プラス12キロの馬体重で太く映ったんですよね。レースで引っかかった事と、太めだった事がラストの伸びに影響したのかもしれないですね。 |
8.クリダーム | そして2番人気で11着のクリダームは函館2歳ステークスが2着とは言え、楽勝かという手応えで直線に入りながら残り100mを切ってから急激に失速していました。今回も手応えは悪くなかったんですけども、全く粘れずスタミナにかなり課題が残ります。 |
9.ミルトクレイモー | ミルトクレイモーが前走の福島に続いて芝1200mで連勝です。勝ったミルトクレイモーは好スタートを切りましたが、ダンシングニードルを行かせて2番手。しばらく行きたがっていましたけども、やがて落ち着いて手応え良く直線に入ると、手応え通りにダンシングニードルを交わしました。1400m以上で3回負けた後に1200mで連勝しているので、今後の課題は1400m以上をこなせるかどうかになります。 |
10.トロピカルヒーロー | その中で1番人気に支持されたのはトロピカルヒーローですね。ここ3走全て2着で、2週前の放送でも取り上げていました。その前走は、タイムランクBのレースで2着だったので、1番人気なのも頷けますね。レースでは好位3番手の外へ進んで、4コーナーでも外を回りつつ自ら先行馬を捕らえにかかった競馬で、そして残り200mを切ってから先頭に立つと、リードを広げて2着馬に3馬身半の差をつけました。この開催前半から折り返して出走して来た馬が多かったので、結果自体はまぁ順当勝ちなんですが、内容面で良化した事は強調しておきたいと思いますね。あと福島で勝ち上がっての昇級戦となると、次走は今回のような人気になる事は恐らくないとは思うんですよね。ですから、まぁ即首位候補と言えるまでのレベルではないんですが、芝の1200mなら圏内の1頭には入れておきたいですね。 |
2.タイキフォース | あと2番人気のタイキフォースですね、この馬は逃げて11着に敗れました。1600m自体は合ってると思うので、もしかしたら今回は状態が本物ではなかったのかもしれないですね。 |
1.コズミックフロスト | 2着のコズミックフロストは競り負けたとは言え、1400mは合いますね。次走も1400mなら上位候補です。 |
12.リヴォリ | その後3番人気のリヴォリが3着。1番人気エーティーマクフィが4着でした。3着のリヴォリは内から一瞬鋭く伸びましたけども、その後は失速気味。ただ、出負けして差す形になって好走できた事は収穫だと思います。 |
6.アイリスバローズ | そして3番人気だったアイリスバローズは5着に敗れました。スタート直後に隣の馬に接触して、前走以上に折り合いを欠いてたんですよね。その影響はあると思いますし、次走まだ見直せる1頭ですね。 |
4.ファイアネイド | スタートで少し遅れたんですが、枠なりに内を勢い良く追い上げて行きました。ただ、その後に前が狭くなってバランスを崩し、一旦下げて砂を被る位置から4コーナーで大外に出す、こういったロスがありました。前半600m36秒0の遅い流れの中、これだけのロスがありながら、直線は一旦突き抜けるかの脚勢でした。流石にラストは止まり気味で、道中は上手に流れに乗れていた1着セラドナイト・2着ハンベルジャイト、この2頭に遅れを取ったんですが、外枠だったら勝っていたと思います。パイロ産駒、レースぶりから勝負根性もうかがえたんで、次走は頭から買ってみたいです。 |
1.トーホウディアス | 3着のトーホウディアスは随分と力んでずっと収まりがつかなかったんですが、それでいて上位争いに加わってくるんですから、能力は高いです。レース前のテンションが高かったと、武豊騎手はコメントしていますからね、まぁ落ち着いてレースに臨めればすぐ勝てるという感じはします。 |
7.スマートクラージュ | そして2着は10番人気キルロード、3着はスマートクラージュでした。一方、3着のスマートクラージュですね。こちらも行きっぷり良くて、もうなだめるぐらいの行きっぷりだったんですよね。4コーナーでまぁキルロードの後ろにつけて頑張ったんですが、こっからがねちょっとジリっぽくなったんですけど、見せ場は作りましたし、こちらまぁキャリア的にもまだまだ伸びしろのある1頭だと思いますね。 |
16.サンライズオネスト | 一方、3番人気テイエムスパーダ6着、2番人気サンライズオネストは13着でした。そして2番人気のサンライズオネスト、これは13着ですね。まずまぁスタートがね良くなかった事が敗因の1つだと思いますし、映像を見てもわかる通り、本当前が残る競馬になってしまいましたからね。あの位置からではちょっと厳しい形になったので、次走もあくまでスタート次第だと思います。 |
9.ムガ | 3走続けて着外だったムガが変わり身を見せました。ムガは内枠から内回って直線で前が詰まった前走とは違い、外枠から外のいつでも動ける位置をキープし、4コーナーで早めに上がって行って、直線でもしっかり伸びました。スムーズな競馬ができた事が最大の勝因ですけども、力のいる馬場になってきた事もこの馬には良かったと思います。速い時計が出る馬場でどうなのかはまだ分かりませんけども、昇級後に仮に高速馬場で苦戦したとしても、力のいる馬場で見直せると思います。 |
12.グランサバナ | 初めてのダートで内枠でした。砂を被りたくないので出ムチまで入れて前に行こうとしたんですけども行けず。外から前に入ってくる馬がいたので、そこでは頭を上げていました。前に行く馬をやり過ごして1コーナーでは外へ出していたんですが、それでも行きっぷりは悪く、向正面でも追い通し。4コーナーではステッキも入っていましたけども、直線で追いまくって伸びて来ました。レースのねラスト200mが14秒以上掛かっていまして、その区間で一気に差を詰めて来たので鋭く伸びたように見えたという面もあるんですけども、追いまくって直線半ばでようやく反応して伸びていますね。まぁダートに慣れるであろう次走は前進を期待できます。 |
16.ニシノトレンディー | そして2着がニシノトレンディーでした。楽な感じで逃げてよく粘りましたね。牝馬ながら大型で迫力のある馬体が目を引きますし、次走も上位争いになりますね。 |
1.メンアットワーク | そして5着のメンアットワークはいつも通りに徐々に脚を使って追い上げようとしたんですけども、流れが速くてなし崩しに脚を使ったという感じですね。1800mのハイペースにはまだ対応できなかったという印象です。 |
4.カシノブレンド | 9番人気12着でした。9ヶ月ぶりの実戦で、体重が16キロ増。今回は参考外のようなのですね。良くなるまでには少し時間が掛かるのではないでしょうか。なお、カシノブレンドは前走から6ヶ月以上間隔が空いていますので、評価の対象外となっています。 |
9.キングストンボーイ | 7着のキングストンボーイも、こちらもレースの形は良かったんですが、勝ち負けの攻防に加われませんでした。着差から見てもですね、現場の力の差が出たと見るべきだと思います。 |
6.エリカヴァレリア | 1番人気5着でした。反応が悪くてちょっと動けませんでした。懸念した通り小倉から栗東に戻って中1週でまた小倉という出走が影響したとしか思えません。 |
14.サルビア | 今回が初めてダートだったんですけども、まずはスタートで出遅れてしまいました。そしてその後に、ダートに入ると進みが悪くなってさらに下がってしまいました。直線に入るとですね、何か伸びそうな格好はしていたんですけども、脚が空転、空回りする感じで全く伸びませんでした。まぁ結論としてはダートは全く合わないですね。良馬場ではない芝では3着以内率が実は100%なので、まぁダートを試したのではないかと思いますけども、力のいる馬場状態の芝とダートはイコールではないという事ですね。次は芝に戻すはずで、上がりの速いレースでは厳しいですけども、力のいる馬場の芝なら一変可能と見ます。 |
3.タイセイサムソン | そして番組注目馬のタイセイサムソンは2着でした。勝ち馬よりハンデが2キロ軽かったんですが、もう完敗でした。しかしね、こんな大人びたレースができたのは初めてですから、メンタル面での成長は十二分にうかがえました。 |
7.ナンヨーアイボリー | それならです、スタートで躓きながら差し込んだ3着ディアセオリー。展開不向きの中、外から追い込んだ6着のナンヨーアイボリー、こちらの方が次走期待できるかなと思いますね。 |
12.リフレイム | 3着のリフレイムは逃げて勝ち馬の目標になってしまいましたが、まぁ久しぶりにダートを使って来たんですがね、こうなると芝とダート両方の選択肢ができてしまうので、まぁレースの選択肢が広がったと言えるんですけれども、ただどちらの方にね適性が高いかって言うとちょっと迷わされます。 |
8.シャドウソニック | そして3着シャドウソニックは上位2頭には切れ負けしたんですが、ジワジワと脚は使ってますからね。次走は圏内だと思いますね。 |
4.ショウナンバシット | そして3着ショウナンバシットは良い手応えで4コーナーを回ったんですが、最後の直線でねちょっと内外にフラフラしたのがもったいなかったんですよね。それがなければ上位2頭と接戦にはなっていたと思いますね。この馬も能力は高いですし、次走は勝ち負けになりますね。 |
8.プレミアムスマイル | ただ、勝ち馬のプレミアムスマイルは見所がありましたよね。楽なペースで逃げたとは言え、5馬身差の圧勝でした。砂をかぶるとモロいタイプなので、次走上位候補とはしないんですが、スタートが速くてスピードの持続力もありますからね。昇級しても自分のリズムで運べば上位争いになりますね。 |
13.ラレイナ | 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。ゲートで潜るような仕草をしたその反動で、ゲートが開くと上へ飛び上がるようなスタートになって後ろからになりました。3コーナーでは外から先に行かれて動けず。4コーナーでも前と外に馬がいて、広い所に出せず、その後内側に進路を見つけてそこから伸びてはいるんですけども、まぁ仕掛け遅れという結果ですね。恐らく小回りコース向きではなくて、東京1600mがベストなんですが、札幌でもコーナーでスムーズに追い上げられるようなら上位可能というところは示しました。まぁ次も小回りだと軸にはしにくいですし、今回のように1番人気では買いにくいんですが、少しでも人気が下がるような、連の相手には入れたいですね。 |
10.ミユキアイラブユー | あと2番人気のミユキアイラブユーは6着に敗れたんですよね。大外の16番枠から外を回る形にはなったんですが、ちょっと物足りない内容でしたよね。次走が試金石になりそうですね。 |
7.チュウワノキセキ | そしてね、面白いのが4着チュウワノキセキですね。この馬まぁ隣の馬を噛みつきに行ったりね、気性的に難しさのあった馬なんですが、去勢明けの前走13着に敗れて、今回ね内容は良くなってるんですよね。ちょっと矯正効果が出始めてますし、次走辺り面白いのかなと思いますね。 |
2.ドルチェモア | 勝ったドルチェモアのラップで言いますとね、前半1000mは1分丁度。上り600m33秒4まとめたという事ですね。桜花賞馬アユサンの仔、ドルチェモアが勝って重賞初制覇です。ドルチェモアの父はルーラーシップです。離れた2番手はこの馬が逃げているようなもので、それで上がり600m最速ですからまぁ数字的には非の打ち所がありません。ただ、前へ行った3頭が上位を独占したように、高速馬場の恩恵があった事は確かで、レース自体は単調だったような気がしますね。 |
3.オールパルフェ | オールパルフェが逃げ切り、重賞初制覇です。まぁ戦前からね先ほど言ったように競って来る馬がいなくて、無理することなくハナに立って遅いラップでの逃げになりましたね。その分余力十分で走り切る事ができました。もちろん展開に恵まれたのは事実なんですが、スピードの持続力は非凡ですし、朝日杯フューチュリティステークスに出てきたら、展開の鍵を握る馬にはなると思いますね。 |
7.オオバンブルマイ | オオバンブルマイが抜け出して新馬・重賞と連勝です。スムーズに先行して道中は内めをうまく立ち回ったんですが、最後の直線で少し前が壁になったんですよね。追い出しを待たされたんですが、逆にそこで上手く脚が溜まった印象ですね。とにかくレースセンスの良さが光りました。今後は距離延長への対応がカギになるんですが、個人的にやっぱり1400mまでがベストかなというイメージは持ってます。 |
8.グラニット | その後2着がグラニット、3着がシルヴァーデュークでした。グラニットは逃げて2着。ラスト200m地点ではまだ先頭にいましたから、レースのラップがこの馬自身のラップになります。そこで前後半800mで分けますと、前半46秒3・後半47秒3なので、まぁハイペースに近いラップを刻んだ事になります。スローの逃げでは分が悪いので、この戦法がハマったんですが、やはり開幕週の馬場が味方した部分は大きかったと思います。 |
12.ダノンタッチダウン | 勝ち馬に半馬身差の2着がダノンタッチダウン。3着が先行したショーモンでした。2着ダノンタッチダウンは勝負所での反応が鈍くて最後は差し届かなかったんですが、上がり600mの時計は33秒1ですからね。これは凄い脚でした。まだパドックで馬っ気を出すなど若さはあるんですが、能力は相当高いですし、今後が楽しみな1頭ですね。 |
13.スズカダブル | 最後スズカダブル、逃げて5着でした。楽なペースだっただけに、前向きな気性と距離適性の差が出てしまったような気がしますね。本質はマイラーではないかと思います。 |
15.フロムダスク | 2着は内の2頭の接戦でしたが、フロムダスクがハナ差スピードオブライトを抑えました。2着フロムダスクは前走入れ込んで出遅れたんですが、今回は比較的落ち着きがあって、スタートが決まった事が大きかったですね。元々新馬戦の走りは良かった馬ですから、今回人気薄で走ったんですが、特に驚きはなくて実力通りの結果かなと思いますね。 |
2.タガノクリステル | 勝ったタガノクリステルですけれどもね、押して押して逃げ馬を目標にレースを進めました。前へ行った2頭の争いになりまして、ゴール寸前で交わしたんですが、この完全タイム差なら昇級してもですね、相手次第では通用しそうです。 |
3.ジレトール | 1番人気8着でした。超ハイペースに巻き込まれた上にですね、揉まれる位置で力んだ走りになってしまいました。巻き返しが期待できますね。 |
16.スカーレットスカイ | あとスカーレットスカイは3番人気で16着。前半は3頭で競って600m通過が33秒5。途中からこれらを振り切って先頭に立つ展開。これではたまらなかったと思います。シンガリ負けは逃げ馬だけに納得できます。ただ、1200mも高速ダートも向いていないと、そんな感じもしました。2走前の中京1400m5大垣ステークスでは、乾いた「良」馬場で今回と同じ33秒5の通過。今回の勝ち時計よりも0秒2速い、1200m通過1分10秒0で逃げて、半馬身差2着しています。立て直して来て、「良」馬場の1400mなら見直したいです。 |
7.フェーレンベルク | そして2着フェーレンベルクは決め手の差で差し切られたんですが、一戦ごとにね内容は良くなってるんですよね。次走中山に変わって距離が1200mになったとしても、十分にやれますね。 |
15.スズカコーズ | 2着のスズカコーズはスタート直後にヨレて勝ち馬と接触し、それで行き脚がつかなかったんですが、徐々に追い上げて直線では目立つ伸び。逃げ切ったレースの直後の競馬で、こういうレースをして2着に来るなら、次走も有望だと思います。 |
3.グリューヴルム | 2着以下は勝ち馬から3馬身半差以上離された。2着のグリューヴルムは中山ダート1800mの新馬勝ちがEランク。今回は離されたとは言っても完全タイム差がマイナス0秒7の2着ですから、大幅にパフォーマンスを上げました。ただ、勝ち馬が強くて、上位には差し馬が台頭するような展開。後方待機から4コーナーでショートカットして内に潜り込むなど、鞍上の判断も良かったです。よって、番組注目馬は避けたいです。 |
3.タイミングナウ | 2着タイミングナウは逃げて2着でした。差し返すしぶとさを見せたんですが、あと一歩及ばなかったですね。どんなレースでもできるんですが、安定感に欠けるのがネックで、まぁ次走も上位候補とは言えません。 |
4.テンノメッセージ | テンノメッセージが鮮やかに逃げ切りました。テンノメッセージは馬なりで先行してハナに立つんですよね。道中は他馬にマークされる形になったんですが、4コーナーを回ってからも脚色は警戒で、後続を全く寄せ付けなかったですね。完勝と言える内容でした。昇級しても通用しますね。 |
5.ペースセッティング | その後番組注目となっていた2番人気ペースセッティングが4着、3番人気ヤクシマが5着でした。ペースセッティングは、3コーナー辺りで頭を上げて折り合いを欠くシーンがあったんですよね。しかもまぁ4コーナーの手応えも良くなかったんですが、それでもしぶとく伸びて来ました。前残りの決着だった事を考えればよく差を詰めていると思いますね。能力の高さは示しました。 |
7.ダンシングニードル | その後2着が2番人気ダンシングニードル、3着が1番人気イコサンでした。レースのラップは前半600mも後半600mも34秒1だったので、まぁ1200mならこのラップだと前の馬が有利ですね。2着のダンシングニードルは上手い逃げに持ち込みましたが、勝ち馬には力負け。とは言え、先行力があるので、普通の馬場の1200mでは崩れにくいタイプです。 |
4.トゥラヴェスーラ | その後4着トゥラヴェスーラ、5着キングオブコージまで2着馬と同タイムでした。まず4着のトゥラヴェスーラですけれどもね、中団から追い上げましたけれども、全くロスのないレースができました。2着とはタイム差なしですからね、これは悲観する必要はありませんが、どうも一瞬しか良い脚が使えない感じがして、そこがネックでしょうか。 |
7.バスラットレオン | 勝ち馬にハナ差の2着が1番人気レモンポップ、3着が逃げたバスラットレオンでした。そして3着バスラットレオン、海外遠征明けだったんですが、パドックを見てても調子は良さそうに見えましたね。レースでは上位2頭よりも重い58キロを背負って、ゴール寸前まで粘りましたから、改めて地力の高さを証明しました。 |
14.ダイアトニック | ダイアトニックが2019年以来2回目のスワンステークス制覇。阪神芝1400mの重賞も2勝目となりました。好スタートを切った事で、まぁ語弊はありますけれども、レースを支配する事ができましたね。つまり、思い通りのレースができたという事です。内からハナを主張して来ました馬がいましたから、一旦控えましたけれども、まぁ後のレースプランは簡単だったと思いますね。4コーナーで外へ持ち出して、あっさりと勝負を決めました。戦績通りですね芝1400mのスペシャリストですね。 |
15.キングオブコージ | その後4着トゥラヴェスーラ、5着キングオブコージまで2着馬と同タイムでした。5着のキングオブコージ、この馬目黒記念とアメリカジョッキークラブカップを勝っている馬で、6歳にして2歳新馬戦以来の芝1400mを使って来ました。まぁ難なく対応しましたから、正直言ってびっくりしました。この辺り何て言うのかな、ロードカナロア産駒の距離の万能性っていうのをね改めてすごいと思いましたね。 |
16.ルプリュフォール | そして2着争いは接戦となりましたが、10番人気ララクリスティーヌが先着。アタマ差で11番人気ルプリュフォールが3着でした。3着のルプリュフォールは4コーナー16番手でしたが、直線の進路取りが絶妙で、ロータスランドの通った跡を辿って伸びて来たんですね。11番人気でしたけれども、上がり600mは最速タイで、芝1400mならな瞬発力は重賞でも通用するという事を示しましたね。 |
2.ブルーゲート | 3着のブルーゲートは脚を溜めて直線で伸びました。夏の新潟では直線でも左手前のままで内にもたれていましたが、今回は手前を変えて真っ直ぐ伸びており、進境がうかがえました。 |
11.セイウンパシュート | そして2着セイウンパシュートはデビュー戦と同様センスの良い走りを見せました。今回は勝った馬が強かっただけで、自身の力は発揮して、タイムランクもC相当で走ってるんですよね。次走も上位争いになります。 |
1.アカイイト | そして4着が昨年の勝ち馬アカイイト、5着がナミュールでした。4着アカイイトはジェラルディーナ・ライラックの後ろから追い上げて来たんですよね。昨年はもういち早くマクって勝って、今年はじっくり溜める競馬で4着だったんですよね。もうこれは結果論になるんですが、もう少し早くスパートしていれば、もしかしたら2着争いに加わっていた可能性もありますからね。少し惜しい内容だったなとは思います。 |
3.ボルドグフーシュ | そしてハナ差2着に惜敗したのがボルドグフーシュ、さらに半馬身差でジャスティンパレスが3着でした。ボルドグフーシュはね、いくらハイペースと言っても、コース形態と馬場傾向から見てもですね、差し・追い込み馬にはレースプランが難しかったはずなんですが、こんなにも器用な追い上げができるのかと感心するぐらいでした。ただ、惜敗ですけれども、先ほど言ったように、やはり勝った馬の方が強いレースをしていますね。 |
5.ジェラルディーナ | 18番枠のジェラルディーナが抜け出してG1初制覇です。パドックでは少しテンション高かったんですが、この馬にとっては許容範囲でしたね。レースでは道中自分のリズムで運んで、外から進出すると力強く抜け出しました。まぁ外有利の馬場でしたし、そういう展開になったのも確かなんですが、後続の追い上げを全く寄せ付けず強い内容だったと思いますね。良血馬が4歳秋にして本格化なった印象ですし。これからね牡馬と戦って行っても楽しみな1頭だと思いますね。 |
6.ヴェラアズール | ヴェラアズールがG1初挑戦で初制覇となりました。そうですね、元々大きい馬で脚元に不安があったという事でダートで使って来たんですが、脚元が固まったという事で芝に使って頭角を現して来たんですよね。近年は割と3歳の時点から強くて、その強さをどこまで維持するかみたいなタイプの馬が多いんですが、この5歳になってね1番力つけて来たというのは、すごくと言うか素晴らしい事だと思うんですよね。折り合いもつきますし、狭いスペースも割って来ますし、今後ねこのG1の中距離のところを背負って立つレベルの馬に成長したと思うので、ますますの成長が楽しみですね。 |
7.エフフォーリア | 一方、1番人気のエフフォーリア6着でした。エフフォーリアなんですけれども、ペースが速くてね追走に全く余裕がありませんでした。4コーナー10番手では勝負の圏外だったんですが、ゴール間際ねよく伸びて来たようにも映るんですよ。それで光明が見えたとするかね、しかしまだ物足りないパフォーマンスとするか非常に悩まされるんですよね。ブリンカーを初めて着用した効果もですね、このレースだけで判断しづらいですよね。宝塚記念が終わった今でもですね、私はその前の大阪杯の敗因を未だに処理できていません。自分なりの推測はあるんですけれども、確信が持てませんし、結局今回重い印は打てなかったんですが、これね大阪杯の敗因をしっかり処理できた人はね、前へ進めるから、まぁそうであれば今回本命にしたとしても、これは決して間違えではありません。ただ、処理できないと困るんですよね。その人は。今回ね、ブリンカーを付けて来ました。そして6着でした。ゴール過ぎの伸びにちょっと復調の兆しがあるようでいてですね、実はそうでもないような気もして、これ最も中途半端なね着順で終わってしまいました。結局ね、今回の敗因もまだきちんと私処理できない。という事で前に進めないんですよね。ということは次走で本命は打てないし、本命を打てないという事はこれはもう危険馬と同等に扱うしかないという事です。 |
9.イクイノックス | 春のクラシックで2着が続いた3歳馬イクイノックスが1番人気に応えてG1初制覇です。2コーナーの入りで位置取りが悪くなった点はちょっと心配したんですけれども、隊列が決まってからもう非常にリズム良く走っていましたし、まぁルメール騎手もね冷静沈着で、馬の能力を信じたレースをしましたね。ラストは究極の瞬発力勝負と言って良いと思うので、1馬身差というのは、とてつもなく大きな着差で、これは強かったです。クラシックは無冠でしたけれどもね、3歳最強馬と言って良いんじゃないでしょうか。 |
10.ジャスティンパレス | そしてハナ差2着に惜敗したのがボルドグフーシュ、さらに半馬身差でジャスティンパレスが3着でした。そして3着のジャスティンパレスですが、外枠が不利にならない乗り方をして、直線までうまく誘導できたと思います。内に入れた分、勝負所でスムーズに運べなかった。その部分を差し引いてもね、力を出し切ったと見ています。追い比べでね、わずかに劣っただけです。 |
11.ラストドラフト | その後カントル・ラストドラフト・テーオーロイヤルを含めて、2着から6着までが同タイムの接戦でした。あと5着ラストドラフト、この馬も寄られる場面はあったんですが、一瞬は突き抜けそうな勢いで伸びて来ましたね。力は発揮していると思いますし、長めの距離なら堅実に駆けてくれます。 |
15.ブレークアップ | 今回が昇級戦だったブレイクアップが勝って、重賞初制覇です。3番手の内でロスなく運んで最後の直線で多数の馬が不利を受ける中、この前は比較的影響を受ける事が少なくて、対応できたのかなと思いますね。切れる感じはないんですが、スタミナは豊富ですし、今後も長めの距離で活躍できそうですね。 |
4.トーセンサンダー | 2着トーセンサンダーは前走福島1200mで1勝クラスを勝った後の2着。こちらは明らかに福島巧者と言えるでしょう。 |
14.ヒルノローザンヌ | この馬は非常に揉まれ弱いという馬で、これまでの2勝は芝1200mで外枠に入った時なんですけども、今回は待望の外枠。そして狙った通りに外の揉まれない位置を進み、4コーナーで外から接近されると被されないように仕掛けて行き、その勢いのまま直線でもよく伸びているんですが、スローペースだった事で前が止まらず4着まででした。このレース、芝1200mで前半34秒5、後半34秒1ですから、まぁ後ろから外を回っていては物理的に間に合わなかったですね。つまり、この馬は枠順次第であると同時に、展開次第でもあるんですが、小回りコースの芝1200mならスローペースにハマる確率は低いですし、冬の小倉、特に後半に外差しが効く馬場になり、外枠に入ったらそこはビシッと狙いたいと思います。 |
5.セザンワールド | 2着のセザンワールドは先々週阪神の新馬戦でデビューして連闘で出走して来ました。お世辞にもまだシャープな走りとは言えないんですけれども、勝ち馬がちぎる展開と距離延長・コース替わりなどの要因が上手く噛み合って、上がり600m最速で2着でした。 |
14.ブリリオ | 2着以下は2馬身半以上離された。2着のブリリオは中団待機からコーナーで内を通って差を詰め、直線でもしっかり伸びました。3着に6馬身差をつけて自身のタイムも上々です。次走は有望ですね。 |
4.スマートハンター | 3着のスマートハンターは押してもあまり行けず、砂を被った事もあって追走に苦労して、直線では伸びるほどの余力はなかったですね。こうなってしまった原因は特定できませんけども、あまり良い印象は受けません。 |
8.サブエガ | 3着のサブエガ、新潟芝1600mの新馬戦が1番人気で0秒6差の6着。ダートに転じて着順を上げた格好ですが、上位2頭に離されていました。スプリンターズステークスを制したジャンダルムと同じKitten's Joyの産駒。馬体が絞れた分、内容がアップしただけで芝・ダートは問わないと思います。今は少しずつ力をつけている、そんなところです。 |
9.ヒビキ | 前半は行きたがるのなだめているぐらいの行きっぷりで、手応え良く直線に入り、軽く仕掛けると反応も良く前が空いたところで追い出したんですが、その1頭分のスペースに先に入られて、ジョッキーが派手に立ち上がり、その後は全く何もせず流したままのゴールになりました。着順そのものは全くの参考外です。兄、全兄スカリーワグがダートで2勝してるように、こちらもパワータイプという可能性はあり、そうであるなら手応えや反応が良くても芝で鋭くは伸びなかったという可能性もあるんですが、普通の競馬ができれば芝でも上位可能とみます。 |
2.メタルゴッド | あと2着メタルゴッドですね、こちらは勝ち馬に突き放されたんですが、先行力があって堅実ですし次走も引き続き圏内ですね。 |
7.ハイエログリフ | 3着のハイエログリフは連闘でした。前走は特別戦で3着でしたが、今回9番人気と人気がありませんでした。滞在競馬向きなので、北海道シリーズでは常に注意が必要です。 |
6.ダイリュウブラック | 2着のダイリュウブラックは初めてのダートで、スタートで躓いたんですがすぐに中団まで追い上げ、その後初ダートながら砂を被っても大丈夫でした。そして直線でしっかり伸びていますね。離された2着とは言え、次走は色々上積みを見込めるだけに、上位候補となります。 |
2.ビッグリボン | 1番人気6着でした。中京芝で連勝して中山という臨戦過程に若干嫌な予感はしたんですけども、それが現実になってしまいました。中京の芝で強かった馬が、他のコースに行くと信じられないような凡走をするという事はちょっと珍しくないので、この事は今開催中に馬券Summaryで詳しく取り上げたいと思います。 |
5.リフレーミング | そして3着リフレーミングは近走差す競馬に徹して、着実に脚が使えるようになりました。次走もあくまでこの馬の場合、展開次第なんですが、ハマれば突き抜ける脚は持っていますし、常に警戒が必要な馬だと思いますね。 |
2.ブッシュガーデン | 3着のブッシュガーデンは最後まで一生懸命に走っているんですが、高速決着で位置取りの差が出ましたかね。久しぶりの1200mにも難なく対応できましたし、昇級戦でも目処の立つ走りもできました。次走も有力です。 |
9.ケデシュ | ケデシュが3ヶ月半ぶりの実戦を勝って休養を挟んで連勝です。ケデシュは楽に好位を確保して、4コーナーでは3頭が並んだ2番手の外。直線入り口で単独2番手。そしてすぐに先頭に立ちました。内のリヴォリに一瞬は出られたようにも見えましたけども、外のコズミックフロストと併せ馬になってから、しぶとく伸びて競り勝ちました。初勝利が8戦目だったのに逃げて8馬身差でした。揉まれなければ力を出すタイプかと思いましたけれども、今回道中は揉まれない位置にいたとは言え、直線で外から並びかけられてから伸びた訳ですから、まぁ良い意味で裏切られましたね。まぁ落ち着きも出てきたようですし、2勝クラスでもやれそうです。 |
2.オコジュ | 今回本命を打ったんですけれども、直線競馬で1枠1番ではお手上げでした。それでもね、2着とは0秒4差ですから、最内枠の不利を考慮すれば、善戦したと評価しています。実はですね前走、芝1400mの新馬戦でも単穴の印を打って、ちょっとデビュー当初からね密かに狙っていた馬なんですよ。ただ、スピードはあるんですけれどもね、恐らく本来の適性はダートの短距離にあるんじゃないかなと考えています。次走ダートを使ってくれれば良いんですが、たぶん使ってくれるんじゃないかと思っていますが、ダートの短距離なら思い切って狙って行ける馬だと思いますね。 |
11.モーメントキャッチ | 2番人気2着でした。危険馬のレースぶりではありませんでした。ごめんなさい。ダート1800mの未勝利戦はメンバーが弱くなりやすいので、選択肢から外すべきでした。 |
1.ポリーフォリア | あと4着デッドリー、5着オールマイデイズ、6着ポリーフォリアも水準レベルの時計では走ってますからね。これらはまぁ次走相手次第だと思います。 |
3.マイネルシーマー | もうゲートを出てすぐに抑えたんですけどもね、超スローペースでブリンカーが効きすぎたのか、かなり行きたがっていて向正面で、もう仕方なくという感じで先頭まで行きました。ところがですね、これをきっかけに一気にペースが速くなって、さらにマイネルシーマーを目標に上がって来る馬もいて、1000mから1600mにかけて11秒5-12秒0-11秒3というラップ。これはキツかったですね。1000m通過が遅くても、残り1000mからもうペースアップしてしまうと、差し馬が好走するという中京芝2000mらしいレースを作り出してしまったんですけども、これで粘って4着なら上々ですね。次走でブリンカーをつけるのか外すのか分かりませんけども、折り合って運べればこのクラスにも馬券の対象になりそうです。 |
12.レディナビゲーター | 3着のレディナビゲーターは好位のインコースを立ち回ったので、まぁウイニングポジションには収まっていたと思います。敗因は休み明けの影響と言うよりは、ラストの切れ味の差、そういう風に思います。 |
15.カンピオーネ | 出遅れて後方待機となりました。そこまでは仕方ないんですが、前に出て行く事も外に出す事もできない位置にハマってしまって、直線に入るまで仕掛ける事もできませんでした。まぁここで動けなかった事によって、結果的に脚が溜まっていたとは言え、直線では流石という伸びで、2着とは0秒3差まで追い詰めました。もう少し早く追い上げる事ができていれば…という内容ですね。3走前にはハナを切っている馬が、2回続けて出遅れているのはまぁ気になりますけども、スムーズなレースができれば好勝負になるだけの能力があります。 |
16.ホワイトガーベラ | あと1番人気のホワイトガーベラは10着に敗れました。差し有利の決着になったとは言え、物足りない内容でしたね。ただ、この馬1勝クラスをBランクの時計で勝っているんですよね。もう少しやれて良いと思います。 |
1.ファントムシーフ | 6月阪神芝外回り1600mの新馬戦を完勝しましたが、父ハービンジャー、その父が中長距離向きの名手牡馬Dansili、母の父がMedaglia d'Oroという重厚な血統。2000mに延長してパフォーマンスを上げて来ました。上がり600m推定33秒5、1週前の栗東Cウッドチップの調教で、ラスト1ハロン10秒9を記録した通りの瞬発力がありますし、操縦性の良さも強調点です。次走京都2歳ステークスに出走するとすれば上位候補。ホープフルステークス直行の際はメンバー次第となります。 |
2.ハーツコンチェルト | その後2番人気ダノンザタイガーが2着、1番人気ハーツコンチェルト3着でした。そして3着がハーツコンチェルトでした。メンバー最速の上がりタイムで追い上げたんですが、やはりね序盤2馬身ほど出遅れたのが響きましたよね。そしてレースぶり見てると、距離もね1800mよりかもう少しあった方が良いような気がするんですよね。こちらも距離伸びて期待したいと思います。 |
5.フェイト | そして5着がフェイトでした。こちらは先行勢を見ながら、理想的なポジションで競馬をしたんですよね。でも最後の直線に向くと、上位馬に伸び負けしました。まだこれでねキャリア2戦目だったので、確定的な事は言えないんですが、現状ねやっぱり上位馬とは少し力の差があるのかなと感じさせる内容でしたね。 |
6.グリューネグリーン | グリューネグリーンが逃げ切って重賞初制覇です。そうですね、グリューネグリーンはハナに立って、引っかかったり物見をしたり、まだまだ荒削りなレースぶりだったんですよね。一方で、他馬も不利を受けたりとかして、そこに助けられた部分もあって、何かいろんな要素が重なって、これタイムランクEになったんですよね。ただ、まぁEだからと言って、この馬の素質を疑う必要はないと思いますし、むしろ競馬を覚えてくれればどんどん良くなって来る馬だと思うので、まぁこれは今後も注目して行きたい1頭ですね。5番人気1着でした。逃げ切り勝ちは意外でした。サンデーサイレンスの4x3を基軸とした配合なので、本来は瞬発力を引き出してこそのタイプと見ています。今回は結果オーライでしたが、いつの日か鋭い決め手を発揮してくれるはずです。 |
8.トップナイフ | そしてアタマ差の2着にトップナイフが入り、3着ヴェルテンベルク、4着シュタールヴィントと続きました。そうですね、2着トップナイフはね、これ4コーナーでね弾かれる不利があったんですよね。そこで戦意喪失したかに思わせたんですが、もう一度伸びて来たのでこの馬経験積んでね、どんどん良くなって来ているんで、こちらはねまぁ次以降も馬券の買い目には常に入れておかないとダメな1頭だなという認識を持ちましたね。 |
9.セブンマジシャン | 1着セブンマジシャンは叔母にクロノジェネシスがいる血筋なんですよね。ですから、こういう馬場は得意だと思います。ただ、言ってもスローペースの中後方から一気に差し切った点は評価できますし、今後が楽しみな素質馬ですね。 |
10.ガストリック | ガストリックは東京芝1800mで新馬・重賞と連勝です。初戦はスローペースの瞬発力勝負を制して、今回はスタミナも問われるペースの中でしっかりと伸びて勝った点は評価できますね。ただね、今回もスタートが一息だったんですよね。今後はですからゲートをね5分に出られるかどうかっていうのが1つ鍵になって来ると思いますね。 |
11.ドゥラエレーデ | 4着ドゥラエレーデですね。これはホント頑張りましたよね。先行して最後の直線は一旦先頭立つと言うか、しばらく先頭に立つ場面を作ったんですよね。上位3頭に差し馬が台頭した事を考えれば、負けて強しと言える内容だったと思いますね。この走りなら、もう芝でも十分やれる事を証明しましたし、こちらはもう次走楽しみですね。 |
13.ヴェルテンベルク | そしてアタマ差の2着にトップナイフが入り、3着ヴェルテンベルク、4着シュタールヴィントと続きました。そして3着ヴェルテンベルク、これもねこの馬も弾かれる場面があったんですよね。でも諦めずに長く良い脚を使ってゴール前の伸びは1番目立ってたので、不利がなければという内容でしたし、この3着に負けたからと言って評価を下げる必要はないんですね。 |
14.ジェイパームス | 1着ジェイパームスはキラーアビリティの半弟という良血馬なんですよね。パドックではスラリとした体型で無駄肉がなくて、均整の取れた体が目を引きました。レースでは2番手追走から追い出しをギリギリまで我慢して、鞍上がゴーサインを出すと、あっさりと抜け出しましたね。レースのラスト400mは11秒3-11秒1という加速ラップだったんですが、まだまだ伸びそうな感じもありましたね。いずれにしろ期待の大きい馬ですし、昇級しても勝ち負けになると思います。 |
18.ミッキーカプチーノ | ミッキーカプチーノが人気に応えて新馬・特別を連勝です。前半1000mが1分ちょうどで、後半1000mが59秒1。速すぎず遅すぎずのラップはコーナー4回の芝2000mで、好タイムが出やすいものなんですが、ミッキーカプチーノのタイムや勝ちっぷりは割引く必要はないものです。外へ出す必要もなく、自然にバラけた所から抜けることができたのはラッキーですけども、それだけ早めに脱落する馬が多い流れだったという事です。直線で一瞬にして前を交わすと、あとはもう流している感じの楽勝でした。新馬戦を勝ったのに、その直後のレースでハミをリングハミに変えて来て、それで初めての右回りという事ですから、若干の不安もありましたけども、何の問題もなかったですね。体が大きくてフットワークも大きいので、中山よりは東京向きのはずで、まぁ次走がね共同通信杯辺りだと重賞でも好勝負になると思います。まぁ迫力のフットワークで楽勝してタイムランクはA。東京の超スローペース、新馬戦ですね。これと緩みのない中山の今回で連勝していますし、能力は重賞級と見ます。そしてですね、勝った新馬戦の2着から4着までが次走1着というのは、まぁ今回のレース前に散々色んな所で語られていたと思いますけども、当時の3着グリューネグリーンは京都2歳ステークス、これタイムランクEだったとは言え重賞勝ち。そして2着のフリームファクシも次走楽勝していて、相当な素質馬。単に2着から4着が次走1着だというだけではないハイレベルの新馬戦だったというのも、補強証拠みたいな感じですね。 |
6.インダストリア | それから13着インダストリアですね、スタートでアオってレーン騎手はね、熱中症のような症状が出たとコメントしていますので、初めてのダートのこの1戦だけでね、ダート適正云々というのはちょっと判断しかねますね。 |
11.アステロイドベルト | あと3着アステロイドベルトは1・2着馬の後ろを通って伸びて来ました。前走から1600mに使われるようになって着実に内容は良くなってますし、次走も圏内ですね。 |
2.ジャスパーバローズ | これの前にですね、1コーナーから2コーナーにかけて砂を被って頭を上げてしまい、砂を被らない位置まで下げてそれは治ったんですが、4コーナーで砂を被らないように外を回って追い上げた所、内から寄られて外に弾かれ、体勢を崩してしまいました。4コーナーで外に弾かれたり、そのアオりを受けて振られたりした馬は他にも複数いたんですが、それらの馬は直線で苦しくなったのに対し、こちらは体勢を立て直してもう一度伸びて来ました。ラスト200mのレースラップが13秒8なので、実際のスピード以上に鋭く伸びているように見えるというのは確かなんですが、目立つ伸びでした。スタミナは充分。ダート1800mでも上位候補なんですが、いずれダート2000mやそれ以上の距離に出てくるようだと、狙いやすいと思います。 |
7.ユティタム | いわゆる持ったままという勝ち方ではないですし、気を抜かせないためか一発ステッキも入っていますけども、全くの楽勝でした。この内容ならかなりのタイム短縮を見込めますし、それなら1勝クラスでも上位可能でしょう。新馬戦ではですね、勝ったペリエールから0秒6差の2着だったんですけども、そのペリエールは次のオキザリス賞(1勝クラス)、ここでも2着に0秒6差をつけました。その比較からも普通の1勝クラスなら上位可能。ちなみに新馬戦でペリエールから1秒6差、そしてユティタムから1秒差の3着だったピッチパーフェクトはプラタナス賞で勝ち馬にはちぎられはしましたけども、2着と0秒2差の3着でした。 |
6.モズタンジロウ | あと勿体なかったのが3着のモズタンジロウですね。スタートで大きく躓いて、最後の直線も包まれて動けなかったんですよね。こちらも次走見直しが必要だと思いますね。 |
6.メイショウフンケイ | メイショウフンケイが2歳新馬戦以来およそ2年ぶりの勝利です。メイショウフンケイはメンバー的に順当勝ちですね。まぁレース運びが上手で、安心して見ている事ができました。2勝目を挙げるのに随分手間取りましたけれども、これで軌道に乗ったと思いますね。相手次第ですが、昇級即通用でしょう。 |
12.アイリッシュセンス | そして1番人気のアイリッシュセンスですね、ほんと好位でロスなく運んだんですが、直線に向くと伸びずに8着でした。敗因はまだ何とも言えない部分はあるんですが、今回はね久しぶりの中2週というローテーションだったんですよね。その辺りが影響したのかもしれないですね。 |
11.ジュンブロッサム | 1番人気2着でした。少しハミを噛みながらの追走、直線は内に切れ込みながらも地力で2着した感じです。2000mよりは1600mから1800mの方が切れる脚が使えそう気がします。 |
7.ピュアジャッジ | ピュアジャッジが前走16着から一変しました。ピュアジャッジはスタートは早かったんですが、無理には行かず前半は2番手の外で砂を被らない位置。3コーナー入り口で先頭に立つとリードを保ったまま押し切りました。流石にラスト200mで失速していますけども、1000m通過59秒9を追走して3コーナー先頭では、まぁ最後に失速しない方がおかしいと思います。これで3コーナーで先頭なら4戦4勝。それ以外は4回あって、2着1回で他は4着以下が3回と。極端な成績になりましたけども、オープンでも揉まれず3コーナー先頭なら、通用する可能性はあると思います。 |
12.ハヤブサナンデクン | そして5着ハヤブサナンデクンですね、最後は瞬発力勝負になった分、伸び負けした印象なんですが、決して得意とは言えないマイル戦でよく頑張ってると思いますね。この馬の場合、もう少し長めの距離で早めにスマートする競馬が合ってますし、条件が変わればもっとやれると思います。 |
7.エイシンスポッター | 2着のエイシンスポッターはスタートは早かったんですが、どんどんポジションが下がりました。とは言え、これはいつもの位置取りで内で窮屈になった前走とは違い、外に出してからは鋭く伸びました。まぁ短距離の差し馬なので、多頭数だと常に不利を受ける危険をはらんでいますけども、このクラスもいずれは勝てるでしょう。 |
6.ペイシャコリン | 6番人気13着でした。芝1200mは悪くない選択だと思いましたが、見せ場を作ったのは序盤だけでした。芝にしろダートにしろ、まだ経験が必要だと感じました。 |
11.アフタヌーンドレス | 3着のアフタヌーンドレスは平均ペースの良い逃げが打てたんですが、勝ち馬が強すぎて全く抵抗できなかったですね。それでもこのスピードとセンスがあれば、すぐにチャンスがあります。 |
12.フクノブルジュ | 2着のフクノブルジュは新馬戦とは違って出遅れず、すんなり2番手を追走。3コーナーで引き離しにかかる勝ち馬を追って3番手以下を離して行き、直線で前との差は詰まりませんでしたが、3着には9馬身差。ハイレベルにはなりにくい冬のダート1800mの未勝利戦なら、勝ち上がるのは近いと思います。 |
13.ニシノファンフェア | 3着以下はもうタイム面では評価できないんですが、5着のニシノファンフェアはチェックしておきたいですね。1コーナーに入る前に内側の馬にぶつけられて下がり、向正面では手応えが悪化していましたが、それでも直線でジリジリと伸びていました。スムーズならもっと走れると思います。 |
13.トクシーカイザー | 3着のトクシーカイザーは、今回も無理することなく先行できて崩れませんでした。まぁ決め手には欠けますけども、崩れにくいタイプです。 |
4.ビターグラッセ | 2着のビターグラッセは内でロスなく立ち回れたとは言え、勝った前走より同じ中山芝2000mで2秒9も時計を短縮しました。かなり成長していますし、今後の成長も期待できそうです。 |
7.ミロワール | そんな中、ミロワールは今回先手を取って後続を突き放して、5馬身差の圧勝でした。元々先行タイプであるんですが、逃げたのは4年ぶりで、そして初勝利を挙げた時も逃げ切りで、このパターンが最も持ち前のスピードを生かせますね。昇級するとね、なかなかこのように上手く運べないかもしれないんですが、転厩していきなり圧勝した辺りも含めて、今後のレースぶりは注意しておきたい1頭ですね。 |
3.トラモント | そして3着のトラモントは中団で脚を溜めていて、さらに3コーナーから4コーナーにかけて馬群に入ってしまって動けず、かなり脚は溜まっていて、直線で伸びました。この展開で追い込んで3着というのは、それ自体はあまり評価できないと思います。 |
9.ウィルソンテソーロ | ウィルソンテソーロは馬群で揉まれる形になったんですが、何ら問題なくスペースを確保すると力強く抜け出して来ました。これでダートに使われるようになってから無傷の3連勝で、2走前にはAランクの時計で初勝利を挙げて、今回はBランクに近いタイムでの勝利となりました。レース内容も良くなっていますし、クラスが上がっても十分勝負になりますね。 |
10.ノッキングポイント | そして1番人気のノッキングポイントは4着でした。ノッキングポイント、入れ込んでいましたしね返し馬でも気負いがあったんですが、出遅れを除けばレース自体の形は良かったです。ただ、自身の上がりは勝ち馬より劣るんでで、敗因はですねレース展開云々ではなくて、この馬のギアが上がらなかったという事です。母チェッキーノは2016年のフローラステークス優勝馬で、オークスは2着でした。本来距離が伸びですね、良いタイプかもしれません。 |
11.ニシノライコウ | ニシノライコウが距離短縮で初勝利です。ニシノライコウは前・後半ともの800mとも46秒8という淀みのないラップを刻んで逃げ切り勝ちでした。デビュー以来1800mか2000mに使われて来たんですが、今回1600mに使った事で、詰めの甘さを補いましたね。先行力があって堅実に駆けるタイプですし、昇級しても相手なりに走れそうです。 |
13.クルゼイロドスル | そして5着ですね。クルゼイロドスル、これはスローペースの影響もあって道中ね少し力んでるように見えましたね。その分もあって、最後の坂で粘りを欠いた印象です。今回は初めての右回りでしたし、色々と経験を積めば変わってきそうなタイプではあると思いますね。 |
1.マテンロウレオ | その後2着マテンロウレオ、3着アイコンテーラーも接戦でした。まず2着のマテンロウレオは外枠だったので、いわゆる枠なりの競馬をすると危なかったんですが、1コーナーまでに前の位置を取れた事でロスのない競馬ができました。と言っても恵まれた2着ではなくて、有利になる競馬に自ら持ち込んでの好走という事です。 |
7.アラタ | その後3番人気のサトノセシル2着、1番人気アラタが3着、2番人気オニャンコポン4着と上位の人気の馬が続きました。そして3着アラタですね。前走の札幌記念でジャックドール・パンサラッサと0秒3差でした。そして2着同着のウインマリリンと僅差の競馬をしてるんですよね。今回も中団から長く脚を使ってよく追い上げました。敗れはしたんですが、力は発揮していますね。 |
1.ローシャムパーク | そして2着が1番人気のアスクビクターモア、3着に2番人気ローシャムパーク、この上位人気の3頭が菊花賞への優先出走権を得ました。3着ローシャムパーク、ルメール騎手は馬場を考えて理想の捌きでした。マクり切って独走の山藤賞とは相手が違いますし、距離も当時よりは200m長いです。ガイアフォースが前との差を詰めに行った段階で、離されたのが現状の力関係。ただ、仮に菊花賞に出走しても大駆けが可能な魅力は秘めている馬です。 |
3.フリームファクシ | 勝ったフリームファクシは4番手を追走して、手応え良く4コーナーを迎えたんですが、最後の直線でね前の馬が少し躓いて、この馬自身もバランス崩す場面があったんですよね。それでも立て直してからご覧のように鞍上が軽く促しただけで一気に差し切りました。不利がなければもっと楽勝だったと思いますね。この馬ディアドラの半弟という良血馬なんですよね。今後の活躍が大いに期待できると思います。 |
2.ヴァルキュリア | そして見直せるのが4着だったヴァルキュリアですね。今回は出遅れた上にスローの中、よく追い込んでると思いますね。こちらは次走巻き返して来ると思います。 |
3.ピースワンパラディ | それから6着のピースワンパラディ、スタート直後に挟まれる不利があって、これでリズム良く走れませんでした。今回は左前屈腱炎で長期休養した後の、復帰2戦目。まだ良化の余地がありますからね、次走も軽視はできません。 |
7.イルーシヴパンサー | そして3番人気のイルーシヴパンサーは11着でした。もちろん、追い込みのこの馬に展開も向かなかったんですが、それ以前に3コーナーで既に手応えが怪しくなっていました。まぁ状態が万全ではなかったのかなとしか思えないレースぶりでしたね。 |
13.オニャンコポン | その後3番人気のサトノセシル2着、1番人気アラタが3着、2番人気オニャンコポン4着と上位の人気の馬が続きました。そして4着オニャンコポン、差す競馬を選択したんですが、思いの外ねペースが速くならなかったんですよね。ただ、最後の直線で隣にいてアラタには伸び負けしましたし、少し物足りなさも残る内容でしたね。 |
8.シンデレラスマイル | まず出遅れと言ってもですね、まぁ全体の中では遅い方ではなかったんですけども、その後スタート後にダッシュがつかず、どんどんポジションが下がって3コーナーでは後ろから3番目。しかし、そこで砂を被るようになっても嫌がる素振りは見せず、途中からは後方待機とは言え、余裕のある追走でした。なおかつ折り合いもついていて、直線で外に出すとよく伸びています。今回、初めてのダートだったんですけども、まぁ適正は示した内容で、慣れも見込める次走は前進可能でしょう。 |
2.モルトヴェローチェ | そして2着モルトヴェローチェはペースアップした時にズブさを見せたんですよね。ただ、その後もしぶとく脚を使いました。調教よりも実践で良さが出ましたし、次走も上位争いになると思います。 |
3.アフトクラーティラ | タイムは遅いですけども、ロードカナロア産駒は中山ダート1800mの新馬戦はこれが初勝利です。母のメーデイアがダート1800mの重賞を3勝していますので、その長所を受け継いだ可能性はありますが、馬単体で見ると脚が短くて重心が低く、距離が長い方が良いタイプには見えません。昇級してまたダート1800mだと通用しなさそうですけども、距離を短縮してきた場合は新馬戦のタイムが遅い事は度外視して検討の対象にしたいですね。 |
4.ドライブアローカス | 勝ったドライブアローカスはもたれる面があるので、今回は片側だけチークピースを装着したんですよね。それでも右に張る面を見せてたんですが、3馬身半差で勝利しました。デビュー戦の前走はタイムランクBのレースで2着して、今回もBに近いCランクの時計で1着ですからね。まだ課題が残る分、次走上位候補とはしないんですが、先々は楽しみな1頭ですね。 |
5.ベルクレスタ | 2着のベルクレスタは桜花賞・オークスに出走した馬で、やはり2勝クラスでは能力上位です。逃げ馬と上がり600mが同じですから、これは差は詰まらないんですけれども、まぁ放牧を挟んで馬体が良くなっていましたから、次走も上位候補です。 |
5.アウトリーチ | 2着のアウトリーチはスタートは早かったんですが、行かせるつもりはない感じでしばらくは4頭で並んだまま。内の馬を見ながら一旦下がり、4コーナーで勝ち馬を追うように動いて、直線で一旦外の3着馬に出られましたけども、しぶとく差し替えしました。勝ち馬から9馬身差でタイムは遅いんですけども、内で砂を被っても問題なかったのは次走へ向けての収穫だと思います。 |
9.スマートメイプル | 3着以下は2着馬から4馬身以上離された。3着のスマートメイプル、自身のタイムランクはD相当になります。逃げ馬を追いかけた分苦しくなったと見ることもできますし、中1週で前走と同等の走りができなかったと考える事もできるんですが、まぁいずれにしても相手次第です。 |
13.ブリリオ | 出遅れて後方待機になった上に、1000m通過が1分5秒1とスローペース。2着だった新馬戦は出遅れず、それでも中団だったんですけども、1000m通過が1分2秒3でした。なおかつその新馬戦は頭数が少なくて、さらに馬群が縦にバラけていたので内を通って追い上げる事ができたんですが、多頭数の今回はそうは行かなかったですね。コーナーで外を回らないようにはしているんですけども、その分前との差はあまり詰められず、直線入り口ではもうちょっと絶望的な差がありました。しかもスローだったので、前が止まらなかったんですけども、まぁ能力の高さだけで差は詰めて来ました。普通のスタート、そして普通の位置取りならすぐに勝てると思います。 |
2.マチカゼ | そしてデビュー戦から着順を上げたマチカゼが2着です。2着マチカゼも一旦は抜け出す場面を作ってBに近いCランク相当の時計で走っていますね。デビュー戦は他馬と接触して4着に敗れたんですが、今回はスムーズに運んで力を発揮しましたね。初勝利は近いと思います。 |
8.エアメテオラ | 2着のエアメテオラは逃げて競り負けたんですが、力は示しましたね。この馬兄にはエアアルマスを筆頭に活躍している馬が多くて、この馬も将来性は十分にありますね。初勝利も近いと思います。 |
1.ヤクシマ | そして4着のヤクシマはですね、流石に最後方待機では厳しかったんですけども、しっかり伸びてはいます。ただ、こうスパッと切れる感じではないので、できればもっと前につけていたいタイプですね。 |
2.フォルテース | シルバーステート産駒のフォルテースが勝ちました。ここ2走は札幌の芝1200mで逃げて3着だったんですが、今回初めての直線競馬に出走して6馬身差の圧勝です。3枠5番からハナを奪って、上がり600m最速ですから直線競馬の適正は非常に高いですね。 |
4.プロトポロス | 一方で、上位人気馬は馬券圏外でした。まず1番人気で4着のプロトポロスですけども、結果的には距離損を避けて内を通ったのが良くなかったと思われます。内を通った馬の中では最先着であり、まだ見限れないと思います。 |
6.メイショウオトギ | メイショウオトギが1200mで逃げ切りました。メイショウオトギは距離短縮で初めての1200mでしたが、ロケットスタートを決めてそのまま逃げ切りました。まぁ残り200m辺りまで追い出しを待つ余裕もあり、さらなるタイム短縮は十分に可能。そうであるなら、昇級しても上位可能でしょう。 |
1.メイショウブレゲ | メイショウブレゲが追い込みを決めました。ペース補正マイナス0秒4というスローペースで、完全タイム差マイナス0秒4となっているんですが、メイショウブレゲは追い込んで勝っているので、完全タイム差以上に高く評価できます。これまでは新潟と小倉、つまり直線が平坦なコースでしか3着以内に入っていなかったので、中京で追い込み勝ちを決めたのは成長の証でもあります。2勝クラスでも上位を争えそうです。 |
1.オーヴァーネクサス | 4着のオーヴァーネクサスと5着のオメガレインボーは後方待機から内を通って伸びて来ました。かなり展開は向いているだけに、上位3頭には力負けという評価になります。 |
7.メイショウテンスイ | そして3番人気で2着だったケイアイターコイズ。あと2番人気で4着だったメイショウテンスイは前が残る展開に助けられたにも関わらず、勝ち切れなかったのは少し不満が残る所ですね。次走も信頼まではどうかと思いますね。 |
12.ドライスタウト | 勝ったドライスタウトなんですが、故障明けでおよそ6ヶ月半ぶりの1戦で534キロも大型馬なので、休み明けはどうかと思ったんですが、3番手追走からあっさりと抜け出して来ましたね。この馬2歳時には川崎の交流重賞の全日本2歳優駿を勝った実力馬なんですよね。まだまだ今後成長すると思いますし、楽しみな1頭ですね。 |
13.ケイアイターコイズ | そして3番人気で2着だったケイアイターコイズ。あと2番人気で4着だったメイショウテンスイは前が残る展開に助けられたにも関わらず、勝ち切れなかったのは少し不満が残る所ですね。次走も信頼まではどうかと思いますね。 |
9.ニトロジャーニー | 後続は大きく離された。2着のニトロジャーニーでも1秒9差ですから、まぁタイム面では低評価になりますけども、好位から早めにスパーとして伸びてはいます。Speightstown産駒らしく、1600mから1200mに短縮して良さが出たと思います。 |
11.フォードテソーロ | 3着のフォードテソーロは1400mから1800mに伸ばしてハナを切って粘れましたけども、まぁ1800mがベストなのかどうかはちょっと保留としたいですね。ハナさえ切れれば短い距離の方が良いという可能性はあります。 |
15.トロピカルタウン | そして3着以下は上位2頭から離されました。2着から8馬身差以上ですね、差をつけられた3着以下はタイム面ではもちろん評価できません。そして1番人気のトロピカルタウンは5着なんですけども、2着だった新馬戦とほぼ同じタイムで走っていて、まぁ順当言えば順当なんですが、1度使ってもあまり上積みがなかったとも言えます。ただ、新馬戦とは違って砂を被る位置になった影響はあるはずで、レベルの低いレースなら上位可能だと思います。 |
4.フォトスフィア | 出遅れてダッシュもつかず、後ろからになります。直線で外に出さなかったので、もう長い間前が壁になってしまいます。まぁしばらくですね、こう進路を探して右へ左へとうろうろしているだけだったんですけども、その後馬群がバラけてからはよく伸びています。毎回のように出遅れる馬なので、出遅れなければとは言えないんですけども、以前はですね、出遅れる事に加えて他馬を気にするところがあった馬です。馬群がバラけてからとは言え、回りに馬がいる所を伸びて来たのは、これは気性が成長したからだと判断できると思います。何しろ出遅れる確率が高いので、次走は狙えると言いませんけども、3連系のですね馬券の2着や3着の穴候補には出来ると思います。 |
3.クリノゴッホ | 2着のクリノゴッホはスタート直後にヨレて4コーナーで追い通しになっていましたが、直線で外に斜行はしましたけども、粘りました。気性面に課題はありそうですが、能力は十分ですね。 |
12.スプレモフレイバー | それから5着のスプレモフレイバーなんですが、直線でクリノゴッホが斜行した時にまともに不利を受けていました。参考外と言えます。 |
1.ウィリアムバローズ | そして意外だったのが14着に敗れたウィリアムバローズですね。1000m通過が61秒7なので、そんなにラップは速くはなかったんですよね。にも関わらず、最後はあっさりと後退してしまいました。ダートに使われるようになって崩れたのも今回が初めてなんですよね。うーん、展開が厳しかった訳ではないので、ちょっと出来が本物ではなかったのかなという印象を持ちました。 |
1.ティーガーデン | 前半の800mが48秒3、後半の800mが46秒9というスローペースで、1着から4着までは全て前に行っていた馬です。こういう展開で、少し出遅れ。前半は後ろの方で折り合いをつけるのに苦労していた訳ですから、厳しいですね。鋭い差し脚が持ち味で、直線が長いコースだと良い感じで伸びて来ても最後は失速します。そういうことで、中山は合っているんですけども、この展開では厳しかったという事ですね。直線が短いコースが合っている、一瞬の脚が武器の差し馬は展開に左右されやすいというのは確かなんですけども、今回にしてもしっかり脚は使っていますから、この着順で評価は下げない方が良いと思います。 |
10.アルママ | 前半800mが48秒3という超スローペースの逃げでした。その800m通過後も、さほどペースが上がらずかなり楽な逃げとなりました。この馬の好走パターンはこういうこの超スローペースの逃げが基本で、今回を含めて芝での1着・2着計7回の内、5回は4コーナー2番手以内、3番手が1回でした。そしてその前に行けさえすれば、ペースが速めでも粘れるという訳でもありません。こういうタイプは連続で好走するのは難しく、これまで2戦連続で2着以内に入ったことが1度しかありません。それも未勝利戦でのことでした。超スローペースの逃げて2着と好走したので、それはすなわち次走は危ないという事だと思います。 |
2.ジャスティンカプリ | 3着のジャスティンカプリは前走が枠入り不良で、発走調教再審査明けでしたが、今回は五分のスタートを切れました。ただですね、1200mは忙しい印象を受けましたね。次走は距離を伸ばしてくると思います。 |
12.ファイアネイド | スタートは互角でして、その後のスピードの乗りも良く、行かせれば行けるぐらいだったんですけども、あえて好位の内につけました。そこで砂を被って頭を上げそうになっていましたけども、下がる事はなく、我慢していました。直線ではジリジリとしか伸びなかったんですが、まぁなぜあえて好位に控えて我慢させたのか、なんですよね。3着だった前走の新馬戦は出遅れてダッシュがつかず、ダートに入ってから追い上げたんですが、前が詰まって下がり、直線で大外に出して伸びるというまぁチグハグな競馬でした。それを踏まえての乗り方だったのだと思われます。新馬戦3着で能力は示しているので、2戦目で着順を下げたからと言って評価を下げない方が良いと思います。 |
9.サンテックス | 3着のサンテックスはラフエイジアンから5馬身差をつけられました。4コーナーですでに前2頭より手応えで劣っていましたからね、後続馬との能力差が大きく、4着テンコマンドゥールはさらに2秒近く離されていますからね。なお、3着サンテックス自身のタイムランクですが、これはD相当になります。 |
3.ロックユアハート | 番組注目馬ロックユアハートが前走から中1週で出走し、2番人気で快勝しました。ロックユアハートは前走2番人気で5着だったんですが、前走時に述べたように大きく出遅れたのが敗因でした。毎回出遅れると言うなら問題なんですけれども、前走は躓くようなスタートを切ってしまっただけで、明らかにアクシデントでしたね。今回は普通にスタートを切るとダッシュ力の違いで逃げの手に出て、直線1番人気テイエムフェローに迫られても動じず、最後まで抜かせずにゴールインしています。タイムランクはCなんですけども、まだ時計は詰められるでしょう。ダートの短い所ならすぐにでも上のクラスで通用しそうです。 |
15.ビーストアタック | 2着のビーストアタックは良いスタートを切ったんですが、ハナを切ると物見をするんで、控えてレースを進めたいようです。この形から逃げ馬を捕まえきれなかったように、まだ集中し切れていないという感じはします。 |
8.ダイシンピスケス | なお14着のダイシンピスケスについては、後ほどのコーナーで触れたいと思います。内めの5番枠だった事もあって、道中は内の4番手キープしていたんですが、ご覧のようにねこれ前がもう詰まっちゃいましたよね。これね、揉まれると良くないタイプの馬なので、詰まった時点で既に手応えなくて詰まってなくても来てなかった可能性はあるとは思うんですが、道中は馬群の中で対応して、内容そのものは悪くなかったと思うんですよね。この馬の場合、もともと好走・凡走がハッキリしてるタイプで、いずれにしろこの14着という数字は重いですからね。この大敗で次走はもう一気に人気がなくなると思うんですよね。発馬を決めて先団辺りに付けられれば、前走のように好走する可能性は大いにある馬ですから、実は凡走の可能性もあるんですが、リスクを承知でもう一度狙ってみたいと思いますね。 |
11.メイショウゲキリン | 3コーナー手前で一旦先頭を譲ったものの、直線半ばで左手前のままで先頭に立ったんですが、そこで気を抜いたようで頭を上げそうになりましたね。まぁそうはさせじと、ジョッキーがガンガン追っていたんですけども、手前は変わらずまぁ2着馬に並びかけられたんですけども、最後の最後に右手前になってしのぎました。まぁタイムランクD、速くないんですけども、いかにも相手なりに走るタイプでこれなら昇級しても上位候補としたいですね。 |
10.ソウテン | まぁ先行馬、何頭かいますけども、その集団の後ろの内側で手応え良く追走していましたが、直線で見事に前が壁になってしまいました。この後ですね、最後の方に前との差が開いてからスペースはありましたけども、まぁもはや手遅れなので、ほとんど追っていませんでした。前走はですね、休み明けだったんですが、当時トレセンに入厩してからはまぁ全然強い追い切りがなくて、太めが残っていました。そこからまた少し間隔を開いたんですが、身体が絞れ良くなっていただけに悔やまれますけども、太め残りで0秒2差だった前走の時点で、クラスに目処は立っています。まぁ順調に使えれば早いうちにこのクラスは勝てるでしょう。 |
2.ライトクオンタム | 現2歳世代では数少ないディープインパクト産駒ライトクオンタムの逃げ切り勝ちです。勝ったライトクオンタムは父がディープインパクト、母がアメリカG1の勝ち馬という良血馬ですね。レースで無理することなくハナに立って、そのまま危なげなく逃げ切りました。ディープインパクト産駒らしい、スナップの効いた軽い走りで、素質は高いと思いますね。馬体が一回り成長すれば、さらに楽しみは増します。 |
4.トーホウガレオン | 1番人気1着でした。こちら、まぁ相手にも恵まれたんですが、見ていて危なげなかったですからね。相手なりに走れるのが魅力ですし、上のクラスに上がっても通用すると思いますね。 |
7.ブッシュガーデン | 4着のブッシュガーデンはハイペースの2番手に行きたがり、直線の坂で失速しました。1400mのハイペースで行きたがる訳ですから、1200mの方が良いような印象を受けますね。 |
5.ラプソディンブルー | 3着のラプソディンブルーはスタート直後に他馬と接触しましたけども、初めての1200mでも行きっぷりは良かったです。まぁ次走は前進する可能性がありますね。 |
9.ナムアミダブツ | Eランクのレースですね。ここで10馬身差の2着ですから、2着というだけで人気になるようなら次走は危ないとまで言えるんですけどもね。まず今回が初めてのダートでした。そのため、ゲートの中で後ろ脚が滑ってスタートが遅く、最後方となっています。さらに3コーナー手前でペースが速くなると、ついて行くのに苦労していましたけども、バテずに最後まで走り切って、他の馬が失速した事で2着に上がりました。この馬のですね、芝での3着以内というのは、全て2600mです。まぁダートでも1800mでは距離不足ですね。オルフェーヴル産駒らしくダートの長距離というのは合うはずで、阪神ならスタート地点が芝のダート2000mも悪くないと思いますが、他のコースのね、ダート2400mとかでも狙えると思います。 |
13.トクシースタローン | このところ東京ダート2100mで上位に入っていたトクシースタローンが中山ダート2500mに舞台を移して圧勝しました。トクシースタローンはですね、前半は楽に3番手を追走していたんですが、残り1000m付近でペースが速くなると一気に手応えが悪くなり、その後3コーナーから4コーナーにかけてはステッキも入っていましたが、結局は10馬身差の圧勝となりました。これまで2100mで好走してきましたが、初の2500mで更に良さを発揮したと言えますね。ホッコータルマエ産駒の牡馬らしく、ダートの長距離適性は高く、スタミナ勝負なら2勝クラスでもすぐに通用すると思います。 |
16.ジャスパーグレイト | 前走で2勝クラスを勝った馬が、同じ54キロ・同じ新潟ダート1800mの2勝クラスで7着になった訳ですが、前走との違いは枠順です。前走は8枠14番で、最初のダッシュは鈍かったんですが、出ムチを入れて1コーナーでは前に取りつき、その後はスムーズだったんですけども、1枠1番の今回は気合をつけて行ってもスピードに乗る前に外から前に入られてしまって、内で包まれたままになりました。まぁ跳びが大きいので、最初のダッシュが鈍く内で包まれていると窮屈になってしまいますね。まぁちなみにArrogate産駒はこの馬に限らず、内枠の成績が悪くて外枠の成績が良いという傾向があります。なので、次走は外枠なら買い内枠なら軽視でOKのような気がします。 |
2.リリーピュアハート | 6番人気4着でした。若干外に持ち出すのに手間取った分、4着だった。馬券に絡めずただただ悔しい。 |
4.サンストックトン | 勝ったサンストックトンは同じ東京で2歳未勝利戦を勝った時のような、追い込み勝ちを決めたんですが、正直言って今回ここまでじっくり構えたのは予想外でした。それにしても想像を超える圧倒的なパフォーマンスで、初めての2400mも難なくクリアしましたからね。これは今後がホント楽しみになりました。 |
1.スピードオブライト | そして3着スピードオブライト、スッと先行して2番手につけてラストまでしぶとかったですね。結果最後競り負けたんですが、能力を発揮してると思いますし、1400mの距離をこなした点も高く評価できますね。 |
5.ヒップホップソウル | そしてその勝ち馬にクビ差2着が1番人気のヒップホップソウルでした。2着ヒップホップソウルは2番手につけてしぶとく脚を使いました。デビュー戦は出遅れて追い上げるという大味な競馬になったんですが、今回はスムーズなレース運びだったと思いますね。勝ち切れなかったのは、まぁ残念なんですが、内容は良くなってますし、将来性は十分ですね。 |
7.ディナトセレーネ | 5着以下はマラキナイア・ディナトセレーネ、それからマスキュリンと続きました。6着のディナトセレーネ、好スタートから先頭に立ちましたがアリスヴェリテがハナを主張しましたので、2番手に位置しました。着差はわずかなんですが、速い上がりが繰り出せませんでした。ワンターンのレース向きではなさそうですね。 |
10.グローバリスト | スタートは一番というぐらい早かったんですけども、デビュー戦だからなのか、あるいは距離を意識しているのか全く行く気がなくて、好位の内に収まったんですけども、その後砂を被るようになると、頭を上げていました。4コーナーから直線入り口にかけて、前と離れた事もあって、外へ出せたんですけどもここで必要以上に外に膨らんでいました。で、砂を被らないようにはなったんですけども、そこで既に手応えはなく、直線はもう流している感じでしたね。無理をしていないというやつですね。砂を被ると良くないと言う以前に、1800mは長いという印象で、スタートは早いので1200mぐらいまで一気に短縮してきた時が狙い目とみます。今回の1800mは長く、距離短縮なら狙えますし、恐らく次走は距離を短縮してくるはずというのが、主な根拠になる訳ですが、デビュー前に栗東のウッドチップコースで目一杯に追わず1000m66秒4でラスト200m11秒3でした。シニスターミニスター産駒はウッドチップの調教で動かない馬が多いので、ダートの新馬戦で人気になりにくいが、実戦では走るという事を馬券Summaryで述べた事がありますけども、ハロー掛け直後だったと言え、ウッドチップでこれだけ動くシニスターミニスター産駒というのは能力が多分あるはずです。ただし、短距離向きなので、調教で速いタイムが出るという面もありまして、それを含めて距離を短縮してくるであろう次走は狙いたいという事です。 |
5.シリンガバルガリス | このレースタイムランクはEになるんですけれどもね、勝ったシリンガバルガリスは父がオルフェーヴルで、G1を4勝したですねラッキーライラックの全弟という血統的な背景もありますからね、これは取り上げておくべきでしょう。今回はですね、中1週ながら強い調教を課して来てですね、さらにブリンカーを初めて着用しました。まぁ全てが上手くかみ合ったという感じでね、勝つには勝ったんですけれども、ただそうねまだまだ道半ばという感じがしましたね。 |
7.キレナイカ | 勝ったキレナイカは3番につけて早め先頭に立ったヨリノサファイヤを捉えました。勝負所の反応が鈍かった点以外は、スムーズなレース運びでしたね。デビュー戦からね、ちょっとブリンカーを着けてるようにまだ揉まれてどうなるかの不安はあるんですが、能力的にはクラスが上がっても通用しますね。 |
11.プラーヴィ | そして1番人気のプラーヴィは上位3頭に伸び負けて4着でした。ただ、キャリア一戦で初めて経験する速い流れには対応できていましたから、悲観する内容ではなかったですし、次走も有力だと思います。 |
1.サウンドレイラ | そして2着ジューンオレンジと同タイムハナ差の3着が1番人気サウンドレイラでした。3着サウンドレイラは出負けしたんですが、二の脚で挽回して最内から外に持ち出すとよく伸びて、前を行くジューンオレンジに迫りましたね。敗れたとは言え、内容は悪くないですし、次走も上位争いですね。 |
6.セーヌドゥレーヴ | そして2着セーヌドゥレーヴも脚は使っているんですが、今回は勝ち馬に上手く乗られた印象もありますね。自身は堅実で、初勝利は近いと思います。 |
16.ヨリマル | 2着以下は勝ち馬から5馬身以上離された。まず2着のヨリマルは1コーナーでごちゃごちゃした時に体勢を崩し、狙っていた位置よりも後ろになり、さらに行きっぷりも良くはなかったんですが、直線でよく伸びました。まぁ離された2着で、好タイムでもありませんが、スムーズなレースができればもっとタイムは詰められるはずです。 |
4.メイショウユズルハ | 過去にね好走した時は前めにつけて粘るパターンだったんですが、今回は中団辺りからの競馬で、道中は砂を被って進みが悪かったんですよね。そして3・4コーナーで上手く外に持ち出したんですが、実はまぁそれでも反応が悪かったんですよね。川田騎手が追って追ってようやく食らいつくという感じでした。結局最後の直線はジワジワと伸びて3着でした。揉まれた際に手応えが悪くなるのはいつもの事とは言え、今回は外に出してからもスッと上がって行けなかったんですよね。今回は1番人気で3着なんですよね。次走ね、恐らく極端に人気が下がる事は考えにくいですよね。ですから、まぁちょっとね安定感を欠いたレースぶりは気になったので、次走危険馬という形で選びました。 |
14.チュウワダンス | 2着のチュウワダンスはトモが甘くてスタートダッシュがつきにくいんですが、もうスタート直後から仕掛けて行って好位につけました。トモが甘いので、直線の坂で脚色が鈍りましたが、坂を登ってからもうひと伸びしました。個人的には新潟外回りがものすごく合うタイプだと思いますけども、まぁ中京でもチャンスはあると思います。 |
13.シーギリア | ミネヒメが逃げて5馬身差の圧勝。2着以下はEランク相当だけに、そこから危険馬をチョイスするのはちょっと心苦しいんですが、エピファネイア産駒の牝馬で、調教の時計が平凡の割に今回2番人気になっていました。それで3着ですから、次走もある程度は売れると思います。出遅れて3着という強調材料があるものの、内有利の状況の中、内々を通ったもの。同じ枠で外に出して行ったピンポンマムに差されたのもコース取りからすると不満が残ります。まだ全体にパワー不足と読みました。 |
11.レイズカイザー | 2着のレイズカイザーはエリンアキレウスとの競り合いになった事もあるんですが、ペースを落とした逃げだった前走よりかなり速いペースで逃げました。勝ち馬には完敗ですけれども、ペースを落とさない逃げが好走パターンだとすると、次走も競馬はしやすいと思います。 |
8.アジアノジュンシン | 2着のアジアノジュンシンは内の3番手で脚を溜めて、外に出す時もスムーズでした。こちらも楽な展開でしたけどもね、このパターンでないと好走できないという馬ではないので、次走も上位候補となります。 |
3.キガン | 3着のキガンは出遅れた上に内・外から寄られて後方に置かれたんですが、直線で外に出すと途中で少し不利がありながら、よく伸びました。ちょっとハマった感じもありますけども、1200mで脚が溜まると良い脚を使いますね。 |
5.メインクーン | そして4着メインクーンは2馬身ほど出遅れた上にスローペースになって力を出し切れませんでしたね。今後もあくまでスタートが鍵になって来ると思います。 |
6.トーセンリョウ | 昨秋東京芝2000mの新馬戦で2着馬に2馬身半差をつけて完勝。ここが2戦目で体重20キロ増はほとんどが成長分です。逞しくなって、調教の動きも力強さを増していました。超スローの3番手で折り合って、直線は左ステッキ一発で2着のブラックボイスを交わし、その後は弾むようなフットワークで、0秒4差。今回も楽勝でした。ディープインパクト産駒、京都新聞杯3着のファルコニア、阪神大賞典2着馬トーセンカンビーナの全弟に当たり、この時点の完成度は兄弟馬の中でも1番に思えています。多分青葉賞に行くと思うんですが、メンバーが揃っていても上位候補になって来ます。 |
8.ジャスパーロイヤル | 2着のジャスパーロイヤルは先々週タカネノハナコサンの勝った、タイムランクBの新馬戦の3着馬です。連闘で出走して来たんですが、逃げて2着と力は出し切っていますから、今回は相手が悪かったという事ですね。 |
15.オールアイウォント | 今回が初めてのダートだったんですが、それで内枠に入ってしまいました。で、ダートに入ると砂を被り手応えが悪化してずっと追い通しになっていましたけども、直線で外に移動して目の前に馬がいなくなると、つまり砂を被らなくなると伸びました。父がマインドユアビスケッツなので、レース前からダート適性があるという事は大体分かっていて、後は砂を被ってどうなのかだけが問題だったんですが、まぁ内枠でもあり最悪の展開になりました。それでもまぁ力は示しているので、次走で外枠に入るなど、砂を被らないレースを想定できるのなら、今回のタイムが遅い事を度外視して狙えると思います。 |
13.フェリキタス | ここ2戦ですね、出遅れたりダッシュがつかなかったりした馬が最内枠に入ったという事もあって、スタート直後から押して前の位置をとったんですけども、3コーナーの入り口付近で外から寄られて前を塞がれズルズルと下がってしまいました。序盤に前に行くために脚を使った挙句に不利を受けて下がったという訳ですから、苦しかったんですけども、直線では目一杯に追っている感じではないのに伸びていました。その気になれば前に行ける事、それから序盤に少々脚を使っても直線で伸びる事がわかったのは大きいですし、阪神の坂で鈍る事もなかったですね。次走はチャンス十分とみます。 |
14.ドンフランキー | あと番組注目馬のドンフランキーは2着でした。楽な逃げだったので、何とかね勝って欲しいなと思って見てたんですが、惜しくも敗れてしまいました。それでもレース運び自体は安定してますしね、次走も勝ち負けになりますね。 |
1.サトノセシル | その後3番人気のサトノセシル2着、1番人気アラタが3着、2番人気オニャンコポン4着と上位の人気の馬が続きました。まず2着サトノセシルですね。好位についてよく粘っているんですが、勝ち馬もホントしぶとかったですね。夏に格上挑戦のクイーンステークス以降、3戦連続重賞で好走していますから、地力強化は明白ですし、コースを問わず走りっぷりには安定感がありますね。 |
3.アートハウス | その後アートハウスなんですけれども、5着でした。お母さんのねパールコードはヴィブロスの勝ったの2016年の2着馬なんですけれども、お母さんは上がり600m33秒8を使ったんですが、こちらは35秒0ですから、これ勝ち負けに加われなかったのは当然ですね。これまでね、同じ休み明け2戦目はなぜか走れず、敗因のパターンというのは常に一定なんですが、別の視点で見ますとね、今回は序盤から力みもありましたし、状態が良すぎて空回りしたという見方もできます。まぁ馬はメンタルの部分が大きいですからね、敗因を特定するのは難しいんですけれども、私自身はね続戦が苦手で、間隔を空けた方が良いタイプと、そういう事で敗因を処理したいと思います。 |
10.ルビーカサブランカ | そして2着争いは内のルビーカサブランカが先着です。ルビーカサブランカは1月の愛知杯を勝った時と同様に、内にこだわって大きな不利もなく伸びて来ました。まぁオープンではこの戦法でしか好走していないので、続けて好走するのは難しいと思います。今年1月に愛知杯を勝った時は綺麗に相手を内からの差し切り。その後は2番人気の中山牝馬ステークスで6着。同じく2番人気だった福島牝馬ステークスで5着でした。中山や福島のコース形態が合わなかっただけという可能性もありますけども、こういう風に前が塞がったりしない、何の不利もないイン差しで好走した馬が、次走も好走する確率というのは一般的に低いです。今回もずっと内にこだわって、それでいて前が詰まったりしなかったんですけども、次も続けて上手く行く確率は高くないと思います。 |
13.アイコンテーラー | その後2着マテンロウレオ、3着アイコンテーラーも接戦でした。3着のアイコンテーラーは3番手を追走し、直線で前の2頭の間を抜けました。これ完璧に上手く行った競馬なので、上位2頭には力負けだと思います。 |
11.アスクコンナモンダ | 5着アスクコンナモンダ、内め、勝ち馬の1列後方にいて伸び切れませんでした。中京の未勝利戦のBランクで勝った馬ですが、現状は成長に乏しくてまさにこんなもんだいった感じです。能力面は上位の存在なんですが、このクラスでは少し時計を要した方が良いと思います。 |
1.ジューンオレンジ | あと2着ジューンオレンジは中団につけて4コーナーを回ってスペースを見つけると、しぶとく脚を使って2着に粘りましたね。距離を1400mに戻した事で、レースぶりが良くなりましたし、次走も圏内だと思います。 |
2.サスケ | まずスタート直後にヨレてしまうんですが、そのため後ろからとなります。さらに1コーナー入り口で外へ膨らんでいました。そのまま後ろから2番目を追走していたんですが、馬群に追いついた4コーナーでは手応えが良くありませんでした。しかし、直線で外へ出すと手前を変えていないので、内にもたれているんですが、上位の2頭と同じぐらいの伸びを見せていました。新馬戦でも他の馬から逃げるような素振りを見せていたんですが、1コーナーの動きや4コーナーでの手応えの悪さから、そういった動きを見ると他馬を気にする面があるのであろうと思われます。従って、多頭数のレースや小回りコースの忙しい展開では不安が大きいんですが、能力そのものは勝ち上がれるだけのモノがあります。ブリンカーなどで対策してきた時には特に注意したいですね。 |
11.アウローラシエル | 3着のアウローラシエルは初めてブリンカーを着用し、ハナを主張して行き切りましたけども、ハナに立ってもまぁ進みはあまり良くなくて、その割には直線でバテはしませんでした。恐らく気性面に課題はありますけども、まぁ次走も気分良く運べれば上位可能でしょう。 |
1.リューベック | そのジャングロにアタマ差の2着が1番人気マテンロウオリオン、3着がリューベックでここまで3頭がNHKマイルカップへの優先出走権を得ました。3着のリューベック、2000mから距離短縮。逃げなくてもセンスの良い走りが出来ていて、見ていて距離が忙しいとも感じませんでした。ディアドラの全弟で、本当に良くなるのは秋の気もするんですが、切れない反面バテないタイプ。東京の1600mは悪くないと思います。 |
5.コウソクカレン | 5着のコウソクカレンはダート1000mを使った後だけに、楽に先行きました。良いスピードはあるんですけれども、終いが甘いんですよね。芝でね、未勝利を勝っている馬で、実はこれまだ使ったことのない芝の1200mにね、チャレンジしてみたらどうかなーという気もするんですよね。 |
12.サバンナチャンス | 3着のサバンナチャンスは先行馬の後ろで、外から被されず、スムーズに運んでよく伸びましたけど、まぁ前が止まらなかったですね。安定はしています。 |
9.エエヤン | あと5着のエエヤン、前半1000m57秒9のですねハイペースで逃げて失速。これはいわゆる一人相撲になってしまって、力んでしまったという事ですね。まぁ敗因は明白ですからね、今後この点を修正して行けば問題はないと思います。 |
16.ハルオーブ | 2着のハルオーブは2コーナーで前に入られる不利もありましたが、落ち着いて進んで直線もしっかり伸びています。スパッと切れる脚はなさそうで、芝で勝ち切るのはまぁ簡単ではなさそうですけども、まぁ次走も上位候補ですね。 |
4.ヴァンガーズハート | ここまで2走芝1800mで2着・3着だったヴァンガーズハートが勝ち上がりました。ヴァンガーズハートは新馬戦はまぁ油断騎乗があって2着。2戦目は行きたがって失速して3着。そして喉を手術して迎えた3戦目が今回だったんですが、やはり少し行きたがってはいたものの、好位から抜け出して勝ち切りました。ギリギリのBランクではありますが、新馬戦でハナ差だったルージュエヴァイユが次走で1勝クラスを勝っているだけに、1勝クラスでも上位可能でしょう。ただ、喉手術したとは言え、喉に難があるような馬が最も好走しやすいのは札幌のような平坦コースなので、昇級して坂コースに出てきた場合は、まだ半信半疑としておきたいですね。 |
8.ヴァーンフリート | ヴァーンフリートがダートに変わって勝ち上がりました。ヴァーンフリートは5・6番手の外を追走して、4コーナーの手応えも十分でした。直線半ばで満を持して追い出すと、後続をアッと言う間に突き放しましたね。以前タイムランクAのレースでヴァレーデラルナと2着争いを演じた実績はあるんですが、今回の一変ぶりにはホント驚きましたね。ここ2戦は芝に使ったんですが、母ロスヴァイセはダートの短距離で3勝ですから、やはりダートの方が良いんだと思います。昇級しても勝負になりそうですね。 |
1.ハコダテブショウ | そして前半600m32秒2は中山ダート1200mの史上最速ラップなので、逃げて7着のハコダテブショウは要チェックですね。ギリギリまで粘っており、かなり力をつけていると思います。 |
5.シルヴァーデューク | まずは4着シルヴァーデュークですね、立ち回りの上手さは見せたんですが、最後は同タイプのショーモンに伸び負けして4着だったんですよね。正直、この内容を見てると思う少し切れ味が欲しいなという印象を持ちました。 |
9.シャンパンカラー | 勝ったシャンパンカラーは無理する事なくハナに立って、そのまま逃げ切る競馬でしたね。デビュー戦は差して勝って、今回は逃げて勝ちました。まだ体が緩くてこれからの馬なんですが、自在性があるのは大きな強みとなりますね。 |
8.シゲルファンノユメ | あと13着シゲルファンノユメ、前走3着もそうなんですが、1分7秒台の決着になると限界があります。ただ、着順は別としてここまで伸びて来ない事は1度もなかった馬です。ここまで負けてしまうと何かあったのかと、ちょっと不可解ですね。 |
11.ワンライトスター | 3着のワンライトスターは前半は砂を被って進まず、後ろの方で手応えは悪く、4コーナーで上がって来る時には軽くステッキも入っていましたが、外に出して砂を被らなくなると目立つ伸びでした。最後は苦しくなったのか内にもたれていましたけども、前半から前の位置を取れれば大きく前進できそうです。 |
7.ドンカルロ | 直線に入ってもずっと右手前のままでして、右つまり内の方にもたれるので、左の手綱を外側に開きながら、右からステッキを入れていたんですけども、結局ゴールまで右手前のままで、内にもたれそうになっていました。それでも伸びてはいるので、能力は十分。ちなみに左回りの中京で新馬戦で2着だったんですけどもね、その時は逆にゴールまでずっと左手前でした。つまり左右どちらかが得意と言うよりも、今のところで手前を変えないですね。それでいて2回好走している訳ですから、手前を変えるようになれば、勝ち上がれるのではないかと思います。 |
10.リアルエッジ | 3着のリアルエッジは芝からダートに入る所でジャンプしていまして、ダートに入ってからは行きっぷりが悪かったんですが、促されて早めに上がって行きました。直線で差し返されてはいますけども、前半に脚を使った影響はこれはあると思います。序盤の行きっぷりが良くなれば、前進できると思います。 |
8.アネモス | アネモスが3走目で一変しました。アネモスは好スタートから少し仕掛けてハナを切ると、その後は抑えるのに苦労するぐらいの行きっぷりの良さ。そのままほとんど持ったままで差を広げて圧勝しました。今回が初ダートで、ダートもこなせるという程度の適正があればあれば勝てる組み合わせだったんですけども、こなせる程度ではなくてダート適性がかなり高かったですね。距離が1600m以上になるとどうだろうという血統ですけども、ダートの1200mや1400mなら1勝クラスでも上位候補となります。 |
3.メイショウフジタカ | 1番人気1着でした。逃げて上がり600m最速ですからね、これは完勝も完勝でしたね。今後はね控えた時の折り合い。これがちょっと課題になるかなと思っています。 |
8.パルクリチュード | パルクリチュードの完勝でした。枠的には外枠だったんですが、内の馬を制してハナに立って4コーナーで一旦並びかけられた場面以外は、全く危なげなかったですね。ブリーダーズカップクラシック制覇を始め、アメリカを中心にダートで大活躍したGun Runnerの産駒らしく、いきなり新馬戦からスピードとパワーを見せつける勝利になりました。小回りの1700mは当分ないので、今後ね異なる距離とか、コースへの対応は鍵になるんですが、すんなり行けるメンバー構成なら軽視はできないと思いますね。 |
2.ヴェルトライゼンデ | あと3着ヴェルトライゼンデ、なかなかね順調に使えずに休み休みになっている馬なんですが、今回は内をねこじ開けるように伸びて来たんですよね。やっぱりG1のこのスローの瞬発力勝負で、あの狭い所を突いて来たというのは、すごく評価できる内容でしたし、まだキャリアも浅くて伸びしろ十分ですからね。こちらもまだまだ成長見込める素材だと思います。 |
3.ロバートソンキー | そしてロバートソンキーが2着。3着争いではウインキートスが先着です。2着のロバートソンキーは3歳時、神戸新聞杯3着はディープボンドに先着した実績があります。隙間のある流れに加えて、時計の遅い決着で内を通って来れば、このくらいの芸当が可能でした。まぁ一応賞金加算に成功という事です。 |
14.サンレイポケット | まず4着のサンレイポケットなんですが、直線の短いコース向きではなく、それで伸び切れなかったんですが、全く反応しなかった前走の新潟記念とは違いました。ブリンカーを外した効果はあったと思います。 |
1.ミスフライデー | その他で5着のミスフライデーをチェックしておきたいですね。こちらはスタート直後の芝で全くダッシュがつかず、後ろからになりましたが、ダートに入ってからの行きっぷりは良く、コーナーで外を回って追い上げて直線で脚を使っています。オールダートのコースあるいは芝からのスタートに慣れると大きく前進する可能性がありますね。 |
12.エバーシャドネー | そして2着エバーシャドネーは前めにつけて、ラストは差し返そうとするしぶとさを見せましたね。メンバー・展開を問わず、堅実に走りますし、次走も引き続き上位争いになりますね。 |
15.ウインモナーク | 4着ウインモナークですね、他の先行馬が失速する中、2・3番手追走からホントよく粘ってると思いますね。敗れはしたんですが、展開面を考えれば、強い競馬だったと思います。 |
1.ジャズブルース | このレースね1番人気のコパノニコルソンの鞍上がスタート直後に落馬して、競走中止だったんですよね。結果はジャズブルースが好位から抜け出して、5馬身差をつけての完勝でした。ダートに転じて1400mでの2走は着外だったんですが、距離を伸ばして以降は3連勝で、前回・今回と走るごとに着差を広げているんですから、ここへ来ての充実ぶりは目を見張るものがありますね。今回のタイムランクがDという事で、オープンではこれまでのようには行かないかもしれないですが、充実著しい3歳馬ですし、まだまだ伸びしろはありますね。 |
3.ユイノオトコヤマ | そして2着ユイノオトコヤマは最後の直線で狭いスペースに入ってバランスを崩す場面があったんですよね。それでもその後よく追い上げて2着でした。今まで遅い時計のレースで好走が多かった馬ですから、時計を短縮して来た点は高く評価できますね。次走も上位争いになります。 |
10.オールマイデイズ | あと4着デッドリー、5着オールマイデイズ、6着ポリーフォリアも水準レベルの時計では走ってますからね。これらはまぁ次走相手次第だと思います。 |
7.カフェプリンセス | そして3着カフェプリンセスは前の2頭には離されたんですが、ムーア騎手に促されて馬群の中での競馬ができた点は収穫でしたね。次走も警戒が必要な1頭ですね。 |
8.キャリックアリード | 昇級戦ながら断然の1番人気に支持されたキャリックアリードが2着以下に8馬身以上の差をつけて圧勝です。キャリックアリードは相手関係に恵まれたとは言っても、ここまでは通過点ですね。それにしても圧巻のレースでした。ラスト200mのね12秒0は、ほぼこの馬自身のラップです。体質の弱さが残りますが、牝馬同士なら次走も連勝できるんではないでしょうか。 |
13.フレンチギフト | あと0秒1速ければBランクというタイムなんですけども、あっという間に前を交わして先頭に立ってから、ラストの200mは12秒3。しかもその区間で余裕は十分でした。まぁスタートでアオったロスもあり、かなりのタイム短縮を見込めます。かつては大きく出遅れてしまったり、コーナーで外に逃げたりしていましたが、1勝目を挙げた時が内を割ったものだったんですが、大分他の馬を気にしなくなったようです。スタートの不安は残っていますけども、能力は2勝クラスでも通用しますね。 |
6.シンティレーション | そして2着が9番人気のニシノラブウインク、3着は1番人気シンティレーションでした。3着のシンティレーションは4コーナーで内からパーソナルハイが出て来て、そしてそのため外を回る事になったんですが、渋り気味の馬場も展開も向かなかったものの、よく伸びています。能力の高さは示していますね。 |
8.レインフロムヘヴン | そして2着レインフロムヘヴンはチークピーシーズを外して、距離を短縮した事でレースぶりが良くなりました。今回は休養明けで2着ですから、次走上積みは十分にありますね。 |
5.セザンワールド | 出遅れて後ろからになりました。、その後向正面から直線入口まででもうずっと追い通しになっていたんですけども、そんな手応えで来た割に、直線で外へ出すとよく伸びました。あれだけ追い通しの手応えで回って来て、直線で伸びるというのはもう道中で砂を被って進みが悪くなっているだけですね。前走も砂を被ってフワフワしていたので、もうすぐには砂を被る事に慣れるという事は期待できないんですけどもね、そういう状況でも連続で2着に来てる訳ですから、力は十分にあります。砂を被らないレースができれば、圧勝する可能性もあると思います。 |
12.フミヤングフェイス | 直線入り口で、こう内にいるですねホームランにぶつけられて、こう後ろ脚を外に払われるような感じになって、大きくバランスを崩して、体勢が崩れているのでしばらくを追えなくなったんですが、その体勢を立て直してからはよく伸びています。実はこの接触する前にですね、4コーナーで外へ膨れていて、そのロスも大きかったんですけども、初めてのダート・初めてのブリンカーで大きく前進しました。で今回ですね、これ行き脚がつかず、コーナーで追い上げようとしても追い上げられず、にも関わらず外に膨れているので、まぁ色々課題はあるんですけどね、未勝利クラス脱出の目処は立ったと言えます。 |
2.アンスリウム | そして3着アンスリウムもよく走ってるんですが、今回は上位2頭の方が強かったですね。次走も相手次第だと思います。 |
5.シャドウフューリー | 1番人気2着でした。前半に少し引っかかっていましたね。まぁラストでもうひと伸びを欠いたんですが、まぁそれが原因でしょう。次走も引き続き好勝負になるでしょうね |
11.アラメダ | そして3着アラメダも先行してCランク相当の時計で走っていますし、こちらも次走圏内だと思いますね。 |
13.キングスフィリア | 補足をしておきます。このレースのラップ600mずつに分けると、38秒7-38秒3-37秒4です。後半に行くほど速くなっているので、ペース補正が入りそうなんですけども、前半800m52秒5の後ですね、いきなり12秒0-12秒5-12秒3というラップが並びます。残り1000mで一気にペースアップしていて、この前半の遅さはもうこうなると前半のタイムには影響していないと。ということでペース補正は入りません。また、前半が遅いのに逃げた1番人気プレミアムスマイルが最下位の15着に沈んで、4コーナーで15番手と11番手にいた2頭が1着・2着なんですけども、残り1000mから一気にペースアップして先行馬が苦しくなったという事ですね。この1着・2着をスローペースなのに、追い込んだという理由で高く評価するのも、プレミアムスマイルをスローペースの逃げなのに最下位に沈んだとして評価を下げるのも、どちらも危険だと思います。 |
5.マイネルラウレア | 内回りの2000mで1000m通過1分5秒5。これを後方追走となり、ペースが速くなった3コーナーから4コーナーにかけては着いて行くのが精一杯という感じでした。直線でもなかなか差を詰められなかったんですが、ラスト200mを切ってからの伸びは素晴らしかったです。ラスト200mのレースラップが11秒4なので、まぁ前が止まっている訳でもありません。さらに、この区間で内に入って来た前の馬を外へ避ける動作もしていまして、少々ロスがありながらラスト11秒1ぐらいで伸びていますし、ゴールを過ぎても勢いがありました。このスローペースで後方待機を選択するのは、まぁ体が未完成などの何か不安要素があるのだと思われますけども、素質はかなり高いと思われます。 |
3.エンドウノハナ | 2着のエンドウノハナは3コーナーで馬群に追いつき、4コーナー手前ではもうスパートしていました。かなり長く脚を使っており、次走も有望ですね。 |
5.ルヴェルディ | 5着のルヴェルディは、未勝利の3歳馬ですけれども非常に好馬体の持ち主、1勝クラスなら通用する能力はあります。小回りコースの芝の長丁場なら、チャンスがあるかもしれません。 |
7.ルーフ | 勝ったルーフですが、前走がタイムランクBのレースで3着。今回番組注目馬でした。1400mから1200mの距離短縮で、スピードを存分に生かしきりました。逃げ馬が上がり600m最速ですから、言うことはありません。 |
2.メイクアリープ | 勝ったメイクアリープは実は番組注目馬になってた馬なんですよね。内枠から無理することなくハナに立って、早めに並びかけようとしてくるメイショウゲキリンを突き放しました。最後はね、ジョッキーが股の間から後ろを振り返る余裕がありましたから、まだまだ余力があったと推察できますね。今回はメンバーに恵まれた分、時計は平凡なんですが、今後の伸びしろは十分で、実はヴェンジェンスの半弟という血統背景なんですよね。まだまだ今後が期待できる1頭ですね。 |
13.オコジュ | 10番人気9着でした。狙い通りダート1200mに出走してくれましたが、土曜の芝1200mのレースを除外になったように、厩舎サイドの思惑とは食い違いがありました。まだ見限れない穴馬です。 |
13.ドリームビリーバー | ドリームビリーバーがJRAでの初勝利を挙げました。ドリームビリーバーがはスタートが早く、少しうながしてはいましたが、無理する事なく先行。前半600m34秒1というのは中山1200mとしては早くはなく、楽な手応えで直線に入ると持ったままで先頭。危なげなく押し切りましたが、遅い流れで3コーナーからは外の2番手で1度も被される事もなく、かなり楽な展開だったと思います。遅くはないが、キツくもないというペースが最も好タイムが出やすいラップで、まぁ昇級して流れが速くなったら厳しいかなという印象です。 |
15.サザンエルフ | 1着サザンエルフは今年1月に新馬戦を勝った後は、長期休養などもあって不振だったんですが、今回は秋2走目で大きく変わり身を見せましたね。前走装着していたブリンカーを外しての出走となったんですが、今回は外枠という事も良かったのか、好位をスムーズに追走して直線で楽々と抜け出して来ました。ここまで4走全てがダート短距離戦なんですが、右回りこれで2戦2勝なんですよね。わずか4戦で決めつけるのは早計としても、右回りの1200m以下なら昇級しても注意が必要ですね。デビューした兄弟を見てみても、重賞ウィナーのメイショウカズサを筆頭に、6頭全てがJRAで3勝以上してるんですよね。その点でも大いに期待が持てますね。 |
5.ネイビースター | 母系にメジロの活躍馬が名を連ねるネイビースターが圧勝しました。ネイビースターの父はドゥラメンテです。半兄にですね今年のレパードステークスを勝ったカフジオクタゴンがいます。東京ダート1600mで中盤のペースダウンがないとですね、良い記録が出るんですけれども、まぁ換言すれば能力差がはっきり出る流れになったという事です。ですから正攻法で3馬身差は桁違いに強かったと思いますね。 |
7.スズハローム | デビュー戦は4着だったスズハロームが2戦目で勝ち上がりました。スズハロームですね、少し出遅れた程度だったのですが、その後もなかなかスピードに乗れず、最後方まで下がった挙げ句、ジョッキーにうながされていましたが、スピードに乗ると外を回って一気に進出しました。4コーナーではほとんど先頭という位置まで上がって、直線で差を広げ楽勝しました。サトノダイヤモンド産駒らしく大跳びで加速は鈍く、新馬戦は馬群の中を進んで直線で追い出したけども、なかなか伸びなかったんですよね。こう言うね、今回の乱暴なレース運びをした方が能力を発揮できるのかもしれません。まぁ距離はね、長い方が良いと思いますけども、スローペースに付き合うようなレースをすると切れ負けする恐れもあります。 |
1.レインカルナティオ | クリノプレミアムが直線で強引に外に出した時に不利を受けたのが4着のアラタ、5着のマテンロウレオ、そして12着のレインカルナティオでした。そしてレインカルナティオなんですけどもね、これ、不利が両サイドから挟まれる形になってかなり不利が大きくて、その後はもう流す感じになっていましたけども、不利を受けるまでの伸びは良かったです。2000mなら脚は使えるという事ですね。 |
9.エヒト | 3着のエヒトは直線入り口で手応えは良くなかったんですけども、しぶとく伸びました。ただ、最後に失速した辺り、今回は万全の状態ではなかったようです。それでもコーナー4つの2000mや2200mでは安定しています。 |
10.ガイアフォース | 1番人気のガイアフォースですね、8着でした。1枠1番でしたから、もう少し前めでね乗れに乗って行けると思ったんですけれども、ただアスクビクターモアとはね、少し置いて戦って正解だったと思いますね。ただ、直線の伸びかかって止まっていますから、これはもう明らかに距離適性の差を感じさせました。母の父がクロフネですし、この馬の本質はステイヤーではないという事でしょう。 |
4.ディオスバリエンテ | 好スタートを切って、抑えたまま行きたい馬を行かせ、4コーナーで先行馬は外に出し、ジワッと差を詰めて直線に入るとすぐに先頭。差を詰めて来た2着馬をゴール前で突き放すというですね、まぁお手本のような、かつ強い勝ち方でした。特にね、インパクトのある勝ち方でもないんですけども、去勢する前はですね、チークピーシーズをつけてもブリンカーを着けても直線で気を抜いて、内にもたれていました。それがこの勝ち方をするという事は、去勢の効果が大きいですね。で、この馬の兄弟なんですがディオスバリエンテを含めて9頭中6頭がですね、去勢されてるんですけども例えばサンマルティンはですね、去勢前が1勝で去勢後に5勝目。ドレッドノータスは去勢前が2勝で、去勢後に4勝と去勢で力を発揮できるようになった馬が多いですね。ディオスバリエンテにもそれを期待できる勝ちっぷりをしましたから、昇級しても注目です。 |
9.サンテックス | 逃げて2着のサンテックスも超スローペースの恩恵は受けましたが、流れが速くても前に行ける馬だけに、超スローペースに落としたがために伸び負けしたという面もありますね。まぁスローの先行でなければ好走できないタイプではないはずで、次走も上位候補です。 |
2.タマモロック | タマモロックがフェザーモチーフとの追い比べを制しました。タマモロックは前走ですね、出遅れて後ろからになっていたんですが、砂を被っても嫌がらずブリンカーの効果を感じられる内容だったんですが、今回は互角のスタートを切ると押して行ってハナを切り、直線で並んで来た2着馬を振り切りました。まぁレースを経験するごとに内容がまともになって、ブリンカーの効果もありますが、まだ信用ならない面はあります。ただ、タイムはかなり優秀で今回のように力を発揮できる展開に持ち込めれば1勝クラスでも上位可能だと思います。 |
7.メイクザビート | 続いて2着のメイクザビートですが、これまでは内回りでは内にもたれてロクに追えなかった馬が、直線で内ラチ沿いにいたとは言え、もたれずにしっかり追えていました。これなら安定して力を出せるはずなので、次走も上位候補となります。 |
8.プラーヴィ | 4着のプラーヴィは中団の内にいてコーナーで動けず、直線でバラけてから追い出した時にはもう前とは離れていました。まぁもう間に合うはずがない展開になってしまいましたけども、よく詰めていると思います。 |
3.アンタッチャブル | そして2着アンタッチャブルは先行してしぶとく粘りました。切れないんですが、バテないタイプなので、次走もメンバー次第だと思いますね。 |
5.ウインルーティン | 3着のウインルーティンは好位で折り合いをつけて、直線は坂の部分ではもたもたしていましたけども、坂上でもうひと伸びしました。馬群に入る競馬で好走できましたし、平坦コースならもっと走りそうな感触があります。 |
1.ロマンシングブルー | ここ3走2着続きだったロマンシングブルーが勝ち上がりました。このレースはペース補正マイナス0秒8で、完全タイム差マイナス0秒7。勝ったロマンシングブルーは超スローペースの2番手を追走していただけに、タイムに関しては割引が必要なんですが、早めに先頭に立って追われてから伸びて、単なる恵まれではないですね。超スローペースとは言え、2番手につけられた事自体がこれまでとは違っており、まぁ成長しているのだと思います。 |
3.トーホウディアス | ずっと内で折り合って脚を溜めていたんですけども、直線に入ってもずっと前が壁のままでした。でまぁ外にも馬がいましてね、もう外に出そうとする素振りもないまま、馬なりと言うかもう最後の方は手綱を引く羽目になってましたね。そういう体制でゴールを迎えました。これ仮に進路があったとして、どのぐらい伸びていたかが問題ですが、折り合いがついた時に直線で追って伸びなかった事はほとんどない馬です。これまで。恐らくかなり伸びていただろうと推測するので、次走は狙い目だと思います。これ全く消耗していませんから、間隔を詰めて出てきてももちろん大丈夫です。 |
6.ルージュスティリア | ルージュスティリアが芝1600mで連勝しました。勝ったルージュスティリアは3番手につけて一旦は後続を突き放した逃げ馬を捕らえて先頭に立って、ダノンティンパニーの追撃をハナ差振り切りました。最後詰め寄られて点に少し物足りなさは残るんですが、2戦連続タイムランクBの時計で勝利した点は評価できますね。昇級しても通用する力はあると思います。 |
4.ハギノアレグリアス | そして2着が2番人気のハギノアレグリアス、3着が1番人気オメガパフューム、4着は3番人気ハピと上位人気馬が続いています。2着ハギノアレグリアスですね、こちらは勝負所で包まれて追い出しのタイミングが少し遅くなったんですよね。その間に勝ち馬のサンライズホープに抜け出されてしまったので、ちょっとした展開のアヤかなという感じがしますね。自身は重賞でもやれる力は示した示しましたし、キャリア的にも今後が楽しみな1頭ですね。 |
7.ウェルカムニュース | これ直線で一旦前に出たハイエンドを差し替えしたんですけども、ゴール前でまた伸びた理由はそこで左手前に変えたからです。これ横からの映像では分かりにくいんですけども、残り100m付近まで実はずーっと右手前で走っていて、そのため内にもたれ加減。苦しくなってさらに内にもたれそうになる所を右からステッキを入れて何とか修正していたんですが、左手前に変えるともう蘇るように真っ直ぐ伸びました。今回が初の2000mだったんですが、初距離で手前を変えないまま粘って、手前を変えて差し返した訳ですから、これスタミナかなりありますね。今回のタイムは遅いんですけども、まぁ早めに手前は変えればもっと速いタイムで走れそうですし、相手なりのしぶとさがあるので、重賞ではないオープン特別なら上位可能と見ます。 |
14.ゲンパチルシファー | 勝ったゲンパチルシファーはタイミングの良い仕掛けが目立ちましたし、その直後にいた2頭が2・3着に入るレースとなりました。ゲンパチルシファーが勝って重賞初制覇です。昨年秋のオーブン入り後は、ハンデ戦のリステッドでいきなり2着したんですが、その後は不振でした。しかし、冬場から2ヶ月の休養を2度入れて復調。前走東京のオープンで先行して3着に入り、きっかけを掴みましたね。レースでは川田騎手の冷静な位置取りが光りました。重賞初制覇で、今後のローテも楽になりそうです。 |
15.アイアンバローズ | まず昨年2着のアイアンバローズは4着でした。2周目の3コーナーで外から上がって来る馬と一緒に動いて、まぁキツくなったという感じですけども、まぁ3000m以上ではこの馬も安定していますね。 |
6.パンドレア | 前走から距離を短縮しての1600mだったんですけども、恐らく今回から着用してるブリンカーの効果で最初から行きっぷりが良く、折り合いをつけるのに苦労しているぐらいだったんですが、直線で前が1頭分だけ空くとすぐにそこに入り込み、そこから鋭く伸びました。1400mの新馬戦を勝ったんですが、休養明けの今年の6月にはですね、1400mで全く行けず、そのためそこから距離を伸ばして行ったんですけども、本質的に長めの距離は合わなかったですね。しかし、ブリンカーを着用しての1600mで一変したというのが、このレースです。この行きっぷりなら1400mの方が良さそうですし、まぁ昇級しても1400mなら、今回よりペースが速くて折り合いも楽なはずですから、まぁすぐに通用すると見ました。 |
7.スマートメイプル | 3着のスマートメイプルはスタートは早かったんですが、控えて2番手。楽に追走しているように見えましたが、直線半ばから急に失速してしまいました。まぁ実は阪神でもそうだったんですけども、どうも坂で失速するようなので平坦コース向きと思われます。 |
9.グランツベリー | 4着のグランツベリーはこの馬なりによく伸びているんですが、先程言いましたようにかなり緩やかなペースでしたからね、ここまでが精一杯。これはこれで仕方ないと思います。 |
2.トーホウビエント | あと4着のトーホウビエント、新馬戦はバレリーナに0秒6差の2着でEランク相当。今回は時計が速すぎたのが一番の敗因なんですが、まぁ出遅れも痛かったです。父ロードカナロア・母トーホウアマポーラの牝馬。血統馬だけに使われてやがて変わってくるでしょう。 |
1.テイエムシップ | 4着のファンウワーズ、それから5着のテイエムシップは3着ルイナールカズマと同タイムなんですが、勝ち馬がちぎる展開の利があったと、この点は否めないですね。 |
11.シホノスペランツァ | その3着ジャスティンパレスから5馬身離れて4着が3番人気のドゥラドーレス、クビ差5着が17番人気のシホノスペランツァでした。5着のシホノスペランツァ、1勝クラスを勝ったばかりでしたが、こういうタイプが無欲で臨んでですね、掲示板に載るというのが菊花賞なんですよね。長距離適性が高いという事なんですけれども、自己条件の2勝クラスに3000mの番組が無いんでね、こういうタイプは次走以降が困っちゃうんですよね。 |
12.メイショウブレゲ | 昇級初戦で外を回りながら、上がり最速タイなんですけども、このレース。上り坂の部分ではむしろ前と距離が離れて行っていて、本当に伸びたのは坂を上り切ってからでした。前走中京で勝った事で、坂のあるコースも克服したかと思いましたけども、やはり本質的には平坦コース向きですね。小倉で直線勝負だと間に合わないという恐れもありますけども、このまま勝てずにですよ仮に、春の新潟の外回りに出てきたらびっしり単勝を買いたいと私は思います。そのぐらい坂があるかどうかで伸びが違いますね。 |
2.コパノニコルソン | このレース、前半がスローペースだったんですけどもその後もペースが上がらず、という事で3コーナーでですね、こうマクって行きたくなる気持ちはよーくわかるんですけども、中京ダート1800mの多頭数で外をマクるのは、キツいですね。ペースアップした4コーナーでかなり外を回って脚を使ってしまい、もう直線半ばではもうちょっと脚が残っていないという感じで失速してしまいました。まぁ最近はですね、スタートが遅くてこういうマクり戦法ばかりになっていますけども、スタートを決めて先行すれば1800mでも好走する可能性はあります。実際、1勝目は中京1800mで逃げ切ってAランクでした。ただ、スタートが遅くてですね、この戦法を取る以上は合うのは小回り1700mですね。という事で狙うならその条件としたいです。 |
11.サトノロイヤル | 4着のサトノロイヤルは勝ち馬を追いかけて失速したもので、評価を下げる必要はありません。 |
3.オールマキシマム | まずこのレースのラップですが、前半600mが34秒5と中山ダート1200mとしては、それほど速くないのに前に行った3頭と4番手以下が離れていました。当然のように、先行した3頭の順番が入れ替わっただけの決着となりましたけども、そういう展開で3着から4馬身差とはいえ4着まで差し込んできた事に注目です。まぁスタートは良かったんですが、その後のダッシュはイマイチで後ろからになりましたが、1200mは短いですし、芝からのスタートも歓迎ではないのだと思われます。まぁ次走がまた中山ダート1200mだと連下級という評価になりますが、オールダートの東京ダート1400mでは、過去3着・3着・2着。勝ち馬から0秒3差というのが2回ありますから。東京ダート1400mに戻れば好勝負になります。 |
4.パライバトルマリン | パライバトルマリンが単勝1.8倍の支持に応えて圧勝しました。パライバトルマリンの父はmalibumoonで、アメリカ産馬です。中だるのラップがあったとは言え、逃げ馬が上がり600mの最速ですから、これは掛け値なしに勝った訳です。ラスト400mが12秒1マイナス12秒1と減速なしの優秀なラップでしたね。 |
5.フリッパー | フリッパーが1番人気に応えて勝ちました。フリッパーは東京1600mではスタート地点の芝の部分で置かれたんですけども、オールダートの中山1800mで楽に先行できました。直線で先頭に立つと、どうもこう物見をしてしまったようで、そのため差を詰められましたけども、まぁ恐らく外から見ていた感じよりは余裕があったと思います。ギリギリのBランクですけども、タイムを詰める余地はあると思います。 |
8.オメガタキシード | 3着のオメガタキシードはスタート直後に隣の馬と接触して後ろからになりましたが、3コーナー手前から動いて行って外をマクり、直線でも伸びていました。まぁちょっと不本位なレース運びになっても崩れませんでしたし、直線でも右手前のままでした。新馬戦を勝った左回りならもっと走れる可能性があります。 |
9.ジャスリー | そして3着ジャスリーですね、今回と同じ舞台で行われた新馬戦の勝ち時計が1分40秒4で、Eランクだった馬なんですよね。今回は一気に時計を短縮して、砂をかぶっても問題なかった点は評価できますね。次走も上位争いになります。 |
11.ラフエイジアン | 1番人気ラフエイジアンが先手を取って圧勝しました。ラフエイジアンは逃げて2着馬に9馬身差の圧勝でしたね。ここまでの2走はともに2着で、新馬戦はタイムランクDながら3着馬に7馬身もの差をつけて、勝ち馬と同タイムでした。そして2戦目はタイムランクBのレースで0秒3差の2着で、3着馬には5馬身もの差をつけていました。今回は実力通りの勝利だと思いますね。控える形でも競馬はできる馬ですから、昇級しても上位争いになると思いますし、あと新馬戦でこの馬に勝ったイルディヴィーノとか、同じく前走でこの馬に勝ったサンライズジークともども注目して行きたいと思いますね。 |
4.コントラポスト | 3着のコントラポストは外枠で出遅れて、外を回って一気に追い上げました。追い上げた地点でペースが遅くなっていた訳ではないので、そこでかなり脚を使っていますが、それでもゴールまで止まってはいません。能力は高く、普通のレースができれば勝てるレベルにあると思います。 |
7.オーヴァルブルーム | 出遅れて序盤は最後方になりました。で、しばらくすると後ろから3番目にはなっていましたけども、その後ろの2頭がかなり離れていて、この馬自身も前の集団とはかなり差がある位置でした。この位置から残り600m付近で外に出して一気にマクり、直線の入り口では4番手。ほとんど前に並ぶ所まで行ってましたね。これで勝ち切ったら凄かったんですけども、直線半ばで勢いがなくなりました。実は上がり600mメンバー中ダントツなんですけども、それが全然伝わって来ないゴール前の姿でしたね。脚の使い所が早すぎたという事です。こんな競馬をするはめになった原因は、デビューから3回続けて出遅れている事なので、出遅れなければ勝てるとはとても言えませんけども、脚の使い所を間違えなければもっと走れる馬ですね。 |
2.ジャスパーグレイト | そして3着のジャスパーグレイトは楽ではない逃げでした。まぁ1番人気で5着のトクシースタローンを始め、前半からついて来た馬が軒並み失速している事からも、強さを見せたと言えます。ただし、この馬は内で揉まれると、まるで別の馬のように走らなくなってしまいます。2400mの大外枠からしばらく並走になったとは言え、自身が外側にいて、途中から単騎逃げというのはこの馬の弱点が出ない展開でした。長距離なら揉まれない展開に持ち込みやすいですけども、内枠で行けなかったりすると、大凡走もあり得るので、注意したいところです。 |
10.ヒミノフラッシュ | 2着のヒミノフラッシュは2100m以上がもう、今回初めてだったんですけども、適性の高さを示しました。長距離で超スローペースになった場合に対応できるかどうかは不明ですけども、次走も上位候補ですね。 |
3.コンシリエーレ | その勝ち馬のコンシリエーレは今回がおよそ7ヶ月ぶりの実戦でした。体重が16キロ増で、体は少し余裕があるように見えたんですが、レースに行くと好スタートを決めて2番手追走から楽々と抜け出して、最後はねジョッキーが手綱を抑える余裕もありましたね。しっかりと追っていれば、時計も詰まっていた可能性が高いですね。この馬、昨年のねカトレアステークスを制して、海外遠征・地方参戦でも好走して来た馬なんですよね。単純に2勝クラスなら力が上でした。今回の内容なら、昇級しても上位争いになりますね。 |
13.ケイアイロベージ | 3番人気14着でした。なお、この馬は前走から6ヶ月以上間隔が空いていますので評価については対象外という事になります。6ヶ月以上間隔が空いていたのに3番人気に支持されていましたね。3歳限定重賞で好走した馬が、それだけを根拠に3勝クラスで人気になると危ないという事ですね。次走も危険だと思います。 |
1.ニシノピウモッソ | ここまで3走全て2着だったニシノピウモッソが勝ち上がりました。ニシノピウモッソは内でそつなく運んで、直線半ばで外に持ち出すとしっかりと伸びて差し切りました。前走は外枠で、距離ロスのある競馬になったんですが、今回はスムーズに運ぶ事ができましたね。昇級しても堅実に駆けそうなタイプだと思います。 |
6.ヤクシマ | 3着のヤクシマは2番手につけて直線で追い出しを待った挙句にちょっと切れ負けしました。まぁ、これまでねスパッと切れる脚など見せた事がない馬ですから、追い出しを待っても意味はなかったと思います。 |
10.ブーケファロス | ブーケファロスが自己条件の芝1200mで勝ち上がりました。ブーケファロスはやや後ろの位置取りになりましたが、久しぶりの1200mで着いて行けなかったという事ではなく、ガッチリ抑えて脚を溜めていました。直線に入るとスムーズに外に出す事もできて、追い出すと鋭く伸びて差し切りました。ビッグアーサー産駒は1400m以上と1200m以下の成績に大きな差があるのですが、ビッグアーサー産駒らしく、4走ぶりの1200mで力を発揮しました。この後2歳・3歳限定のオープンクラスの芝1200mは多くないんですけども、その路線ならオープンでも上位可能。1400m以上だと割引が必要だと思います。 |
7.サリエラ | そして2番人気サリエラが2着、エグランタインが3着に入り、ここまで3頭に秋華賞への優先出走権が与えられます。2着サリエラはマイナス2キロの420キロ。相変わらずひ腹のラインは細いんですが、2戦目の東京で披露した上がり600m推定32秒9の脚は本物でした。瞬発力だけではなくて、長い脚を使えるのは血統からだと思います。秋華賞は初めて間隔を詰めて使います。馬体維持が全てというところですが、調教よりも実戦タイプで、芯の強さがある馬です。鋭さで体勢逆転も可能性ありと思います。 |
8.ナンヨーアゼリア | やや出負けして後ろからになったんですが、良い手応えで直線に入り、外への進路を探しつつまだ追っていない段階でも、前との差を詰めていました。結局外への進路はスペースがなかったので、前の狭い所を狙って追い出したんですが、まぁそれにすぐ反応して伸びたものの、スペースに入る前に狭くなってしまって急ブレーキ。これで万事休すとなりましたが、直線半ばまでの手応えの良さと、追い出した時の反応の良さからして、進路があればかなり良い所まで迫っていたと思われます。まぁ次走も人気になりそうもない成績になっているので、穴候補としておきたいですね。 |
8.ニホンピロキーフ | 2着のニホンピロキーフは好位の後ろで脚を溜め、直線で多くの馬が外へ行ったので、そのまま最内を通って伸びて来ました。ヨリマルがね、逃げて内を空けていたように、最内は良い状態ではなかったんですけども、上手く立ち回ったと思います。差しに回っても良いという事が分かったのは、収穫ですね。 |
1.アネモス | そして1番人気のアネモスは6着でした。先行しようとしていたんですが、他の馬が早くて直線半ばではもう息切れしたような止まり方でした。見せ場もなかったというレースですけども、休み明けだった事は考慮すべきかなと思います。 |
10.プラチナジュビリー | 1番人気1着でした。まぁ単勝250円でしたけれどもね、何かハナに行って武豊騎手が乗ってる時点でなんか勝負あった感じはしたんですよね。まさしく力通りの完勝だったと思いますし、クラスが上がってもちょっと印は打ちたいぐらいのレベルかなという感じです。 |
4.カルロヴェローチェ | 7着カルロヴェローチェ、前走新馬戦で1着。当時の2着から5着馬はその後勝ち上がっていました。さらに調教の動きも抜群でした。直線失速は理解に苦しみます。隠れた部分で苦しい面があったんでしょうか。まぁいずれにしろ力負けではないと思います。 |
5.エアメテオラ | 番組注目馬となっていたエアメテオラが勝ち上がりました。勝ったエアメテオラ2着だった新馬戦に続いてスローペースの逃げになりましたが、逃げなければダメという訳ではなくて、スタートが速くて行き脚がつくので、競って来る馬がいないだけだと思います。追って伸びるので、差しに回っても問題ないはずで、1勝クラスでも上位候補となります。 |
1.レベランス | あと2着レベランスはタイムオブフライトの外でスムーズにレースを進めて、直線半ばではもう完全に抜け出したんですよね。結果、最後の最後で差されて2着だったんですが、持ち前のしぶとさを発揮しましたし、次走もまぁ長距離とか2400m以上の距離に出走して来れば狙えますね。 |
8.キントリヒ | 直線でですね、ジオフロントが左手前になってる所に右からステッキを入れたために、急激に外にヨレたんですけども、一番外にいたサクセスシュートとの間に、2頭まとめて挟まってしまいました。もうどちらもその後は、完全に流したままゴールに入っていて、全くの参考外。キントリヒは少し太めでしたし、使っての上積みが見込めるので、次走注目ですけども上がりが速くなりやすい東京コースだと少し狙いは下がるタイプですね。 |
4.サンライズアムール | サンライズアムールはダートに転じて3戦3勝です。サンライズアムールは3走前、つまりデビュー3戦目からダートを使い出して、これで3戦3勝として、3勝ともに上がり600mが最速か最速タイなんです。今回はクビ差の接戦でしたけれども、着差以上の強さで昇級しても通用すると思います。 |
5.イスラアネーロ | イスラアネーロはホント好スタートを決めたんですよね。で、そのままハナに立って後続を寄せ付けず逃げ切り勝ちになりました。ここではホント力が違いましたよね。前走はタイムランクAのレースでクビ差の2着で、そして今回もタイムランクBで勝ち切りました。ダートではまだ底を見せていないですし、昇級しても上位争いになりますね。 |
14.ラヴケリー | ゲートの中で立ち上がりかけた時にゲートが開いて、アオってしまって序盤は最後方。外をマクって追い上げるような事はせず、コースロスを抑えて直線勝負にかけ、よく伸びてはいるんですが、直線に入った時点で前との差がもう大きすぎましたね。これ、今回の出遅れはたまたまですと言えないぐらい出遅れが多い馬なんですけども、初めてのダートだった前走を勝って、昇級した今回いきなり3着ですから、ダート適性は高いですし、このクラスにも目処が立ったと言えます。まぁ出遅れがとにかく多いので、本命にはしにくいですけども次走も有力となります。 |
6.アンフィニドール | 4着アンフィニドールは一旦ポジションを下げたんですが、最後はもう一度盛り返しました。折り合い面は明らかに良くなっているので、次走も警戒が必要だと思います。 |
8.グランツベリー | ペースが速かったので、2番手追走から4着のグランツベリー、逃げて5着のスマートメイプル、1600mからの距離短縮で追走に苦労しながら4コーナーで2番手まで上がっていた6着のバロックダンス、この3頭は評価を下げない方が良さそうです。 |
9.マーブルケイケー | 勝ったマーブルケイケー、二の脚でハナを奪って余裕綽々で逃げ切りました。直線は右手前のままでしたけれども、上がり600mはこの馬を含めて3頭で最速タイです。ダート1000mはベストで、昇級しても3歳牝馬の負担重量なら通用しますね。 |
5.ガルヴァナイズ | あと2番人気のガルヴァナイズは4着でした。先行してもうひと押し効かないですし、今度差して来てももうひと伸びがない感じなんですよね。次走メンバーに恵まれれば、チャンスはあるかなという感じですね。 |
12.トップスターサン | 2着のトップスターサンは先行する2頭の後ろで脚を溜めて、直線に入るところでその前の2頭の外へ出すという、キレイな競馬をしたんですが、最内に突っ込んだ勝ち馬に出し抜かれたという感じですね。以前は先行して流れ込む感じだったんですが、ここ2走は溜めが効いてしっかり伸びています。これなら次走も崩れる事は考えにくいですね。 |
4.リュウノブレイク | そして5着のリュウノブレイクなんですが、出遅れてはいないけれども、後方待機。しかも後ろで追走に苦労していました。久しぶりの1200mだったんですけども、このペースで追走に苦労するという事は単純に距離が短いんだと思います。 |
16.コンクエスト | 2走前は1400mで不利を受け、前走は1700mで先行したんですが、早々と失速。という経緯でブリンカーを着用して1400mに出走して来たので、できれば前の方に行きたかったのではないかと推察しますけども、まず出遅れました。隣の馬に少し寄られた事もあって、すぐに手綱を抑え、もう追い上げる気配すらなく後ろから3番目。後ろからになった不利と引き換えに、コースを選ぶ自由はあったはずなんですけども、直線では前が壁になってまともに追えたのは200mだけでした。このレースですね、勝った馬以外の先行馬がほとんど失速して、差し馬向きの展開ではありましたけども、不利が多すぎました。次走もブリンカー着用で1400mなら注目できると思います。 |
3.ハリケーンリッジ | そして3着ハリケーンリッジは遅い流れの中、5番手からよく追い上げましたね。上がりタイムはメンバー最速ですし、こちらも次走圏内だと思います。 |
6.サルヴァトーレ | そして2着のサルヴァトーレは東京では速い上がりにも対応して、差して好走していましたが、中山では2回続けて逃げて2着。今回はペースを落とさない逃げで、後続に脚を使わせ、内容はさらに良くなりました。これで次走が東京の場合どういう作戦になるのかちょっと読めませんけども、中山なら同じ戦法でまた好走できると思います。ただ、次走も1回中山だとレース間隔が詰まるので、その点は気になりますね。 |
8.ローヴェロ | ローヴェロはこれで4戦2勝。ここまで3戦は東京で、これが初めての函館だったんですが小回りコースへの適正を示したと言えますね。上のクラスでも単騎逃げの展開なら、かなりやれるでしょう。 |
12.フォーヴィスム | 2着のフォーヴィスムは良い形でレースを進める事ができたんですが、直線の進路取りが上手く行かなくて大きな不利がありました。しかし、そこから立て直しの2着は立派です。東京コース限定馬ですが、次走は何とかしたいですね。 |
2.シャンドゥレール | そして4着のシャンドゥレールは好位から伸びを欠きましたけども、この馬でもまだBランクに相当するタイムです。まぁ次走も1勝クラスに出走すれば上位候補。 |
4.ベラジオオペラ | 勝ったベラジオオペラは腹回りこそすっきりしてるんですが、まだトモの送りにちょっと緩さが残る体つきでしたね。それでもレースに行くと2番手で流れに乗って、最後の直線に向くとしぶとく粘るエアメテオラを競り落としましたね。レースセンスが良くて追ってからもしっかりしていますし、先々が楽しみな1頭ですね。 |
4.レッドモンレーヴ | そして2着レッドモンレーヴも勝ち馬と同じ3歳馬でした。前走はタイムランクC・メンバーランクBのレースで勝利して、今回も敗れはしたんですが、力は発揮しましたね。この馬ランフォザローゼスの半弟という良血馬なんですよね。今回でまだキャリア6戦ですし、伸びしろは十分にありますね。 |
7.アヴェラーレ | そして3着アヴェラーレも少し捌きづらそうだったんですが、勝ち馬の後ろを通ってよく伸びて来ました。こちらはゲートに課題はあるんですが、末脚は確実ですし、次走も引き続き圏内ですね。 |
6.ギルデッドミラー | メンバー中唯一の牝馬ギルデッドミラーが勝ち、重賞初制覇です。なお、牝馬が武蔵野ステークスを制したのは、初めてです。ギルデッドミラーはレモンポップのね、後ろにつけて追ってすぐ反応する感じではなかったんですが、ラストは一気に伸びて差し切りましたね。5歳の夏にようやくダートに矛先を変えて、これで3戦2勝ですからね。ほんとダート適性は非常に高いと思いますね。流れが速くなる東京のマイルも合っている印象ですし、まだまだ活躍が見込める1頭ですね。 |
7.レディバグ | そして4着のレディバグ、この馬のレースをして4コーナー大外からしっかり伸びましたけれども、まぁ前にいた馬たちがこれ強かったと見るべきでしょうね。 |
13.レモンポップ | 勝ち馬にハナ差の2着が1番人気レモンポップ、3着が逃げたバスラットレオンでした。2着レモンポップですね、中1週のローテで1ハロンの距離延長だったんですが、内に刺さる面を見せながらも一旦は抜け出すシーンを作りましたからね。東京のダートはこれまで6戦6勝だったので、始めて土をついた格好なんですが、自身の力を発揮してると思いますね。まだ4歳ですし、来年のフェブラリーステークス辺り、出てきたら面白い1頭だと思いますね。 |
9.キャルレイ | 直線でですね、ジオフロントが左手前になってる所に右からステッキを入れたために、急激に外にヨレたんですけども、一番外にいたサクセスシュートとの間に、2頭まとめて挟まってしまいました。もうどちらもその後は、完全に流したままゴールに入っていて、全くの参考外。キャルレイは少し緩いという程度で太くはなかったんですけども、こちらも使っての上積みが見込めますし、こちらは東京コースに変わるのも歓迎なので、注目です。 |
3.ダノンミカエル | 3着のダノンミカエルはスタートは早くなかったんですが、すぐに二の脚がついて好位へつけました。直線でも伸びてはいます。この馬になるともうタイムは水準以下になりますけども、悪くない内容だと思います。 |
13.バスドラムガール | 2着のバスドラムガールは勝ち馬には突き放されましたけども、3着には5馬身差をつけました。まぁ楽なペースでの逃げではあったんですが、この着差でもまだ好タイムの部類に入ります。 |
9.ネイロン | 3着のレッドラグラス、4着のネイロンは直線入り口で前の2頭に並びかけていて、突き放されましたけども、まぁこれ速い上がりに対応できたかどうかだけの差のはずですから、評価は下げない方が良いです。 |
4.ストリクトコード | あと2着ストリクトコードは得意とは言えないスローの瞬発力勝負に良く対応したと思います。以前よりも安定感が増していますし、次走も圏内ですね。 |
13.シェイリーン | そして2着シルバーエース・3着シェイリーンは勝ち馬に突き放されました。元来自分のペースで走れないとモロいタイプなので、次走まだ信頼とまでは行かないと思いますね。 |
2.ナムラクレア | その後今年の高松宮記念を制したナランフレグが3着、4着ダイアトニック、そして5着ナムラクレアまで3頭が同タイムで並びました。あと5着のナムラクレア、好位追走の形だったんですが、メイケイエールに交わされてこれを見る形の外め。相手の脚勢が鈍いのを感じたのか、4コーナーで一気に勝負に出て、大外を回る羽目になりました。勢いのままマクり切るには距離ロスが多すぎたということです。強い競馬はしていて、一旦引いてメイケイエールの内を突いていればと思ったんですが、これは勝負のあやというものでしょう。ちょっとツキがありません。 |
8.マッドクール | マッドクールはこれで芝短距離4連勝です。アンドクールはスタートは早くはなかったんですが、その後のダッシュが鋭く、一旦は2番手。しかし、行きたい馬を行かせて4番手辺りになりました。直線で内に進路ができると、すぐにそこに入って追い出すと一気に差を広げました。4連勝でオープン入りなんですが、まだ余力がありそうな勝ちっぷり。重賞はともかく、オープン特別ならすぐに圏内だと思います。 |
11.テイエムスパーダ | 一方、3番人気テイエムスパーダ6着、2番人気サンライズオネストは13着でした。テイエムスパーダはね6着で積極的な競馬はしたんですが、最後もう一踏ん張り欠いたんですよね。小倉で勝った時の内容がすごく鮮やかだったので、その印象が強いんですが、最近はちょっと詰めの甘さが目立つかなという感じですね。 |
13.キルロード | そして2着は10番人気キルロード、3着はスマートクラージュでした。2着キルロードは展開的にはある程度前が残る競馬になったので、前に行ってこの馬の持ち味を最大限に生かしたという競馬でしたね。枠順的にも内めで非常に良かったですし、まぁいろんなモノを生かし切っての2着かなと思いますね。 |
14.ウインマーベル | その勝ち馬に同タイムクビ差2着がウインマーベルでした。前半は少し出して行ったんですが、ごちゃつきそうになったんで、一旦下げて機をうかがっていました。4コーナーでは内めを突いて、グングン伸びて来ました。着差が着差だけに惜しいです。3歳馬、初勝利時以降芝1200mは6戦3勝・2着3回と全て連に絡んでいます。決着時計が極端に速くなってどうかが課題になりますが、この距離で崩れることも想像あまりできません。7番人気2着でした。結果に対しては申し訳ないの一言。最大の好走要因は、タイムが遅くてレースレベルが低かった事だが、ハイペースでタイムは遅いという展開にフィットした最高の騎乗はお見事だ。 |
15.トウシンマカオ | 1番人気トウシンマカオが勝ち、オープンクラスの阪神芝1200mを連勝。重賞は初制覇です。1200mでね、このペースだと接戦になりがちなんですが、全くもう寄せ付けず抜け出した内容は高く評価できると思いますね。これ3歳でも走るごとにレースぶりが良くなってますし、これはねもしかしたら来年の短距離路線を引っ張っていく存在になるんじゃないかなと思わせるぐらいの良い勝ちっぷりだしたね。 |
2.トゥードジボン | 5着ディオ・9着アスクコンナモンダは直線ごちゃついて位置を下げ、6着トゥードジボンはキングエルメスの直後で狭くなる不利がありました。それがなくても馬券対象内は難しかったと思いますが、それぞれ次走では見直して考えたいと思います。 |
6.セルバーグ | そして3着セルバーグ、良い感じで逃げて見せ場は作りました。距離も1600mくらいが合っていそうですね。前走はBランクの時計で勝って、今回も好走しましたから、次走も逃げる形なら上位争いになると思います。3番人気3着でした。単に先着2頭が強かっただけで、この馬のレースをして力を出し切ったので、危険馬としたのは軽率でした。こちらも見込み違いでした。申し訳ありませんでした。 |
1.コスモジョセフ | 3着のコスモジョセフはダート6戦目なんですけれども、1000mは初めて。かなり押して行っても2番手までだったんですが、粘ってはいます。ただ、4コーナーで並びかけた2着馬には突き放されていて、次走に関しては相手次第という評価になります。 |
2.カズボニファシオ | そして1番人気のカズボニファシオですね、これ6着でした。折り合いに専念してコーナーでポジションが下がり、追っても鋭くは伸びませんでした。この速い足とかですね、瞬発力に欠けるというのは、サトノダイヤモンド産駒の牡馬の多くに共通する傾向で、早めに動く方が力を出せると思います。 |
8.アウフヘーベン | そして3着のアウフヘーベン、出遅れはともかく随分と置かれてしまいましたね。太宰騎手はね「トモが緩い」とコメントしていますから、距離を伸ばしてゆったりと走れれば、追走の面で改善されると思います。 |
2.オリンピックデイ | あとオリンピックデイは6ヶ月半ぶりの実戦だんだったんですが、1年前のこのレースと全く同じ0秒1差の2着だったんですよね。いきなり勝ち馬に詰め寄る好走を見せました。福島は相性が良いですし、次走も圏内になりますね。 |
13.コーリングユー | それからもう1頭の番組注目馬のコーリングユーは5着でした。前走距離短縮の1500mで逃げたので注目した訳ですが、流石に1200mでは逃げる事ができず、まぁ前に行ってよく粘ったんですけども5着までだったという事ですね。 |
6.サグアロ | 3着のサグアロは2番手追走から4コーナー先頭。超スローペースの恩恵を受けて3着ですから、ちょっと物足りないですね。 |
14.サンライズジーク | サンライズジークがダートに転じて2走目で初勝利を挙げました。このレース、前後半の800mの差が4秒もあるハイペースで、能力差がはっきりと出る厳しい流れになりました。前へ行った2頭のまぁマッチレースで、結局スタートが決まった馬と出遅れた馬との差が出たんですが、勝ったサンライズジークは逃げて上がり600m最速ですから、これは掛け値なしに強かったですね。父はエピファネイアです。 |
18.スンリ | 3着のスンリはこれで4戦続けて3着以内なんですけども、エイシンスポッターに交わされた辺りで左手前に戻ってしまってスピードが落ちました。直線が長いと伸び切れないようですね。 |
4.ドナルビー | 3着のドナルビーはスタートが一息だったんですが、しっかり脚を溜めて追走し、直線で伸びました。まぁ競馬と言うか、勝負に参加せずに自分の力を発揮するというレースをしましたけどもね、まぁこのレース運びで勝ち切るためには展開の助けが必要だと思います。 |
9.ショウナンアビアス | そして1番人気のショウナンアビアスが13着でした。特に無理もせず先行できたように見えましたけども、4コーナーで手応えが悪化し、直線に入るともうすぐにギブアップでしたね。逃げて2着の新馬戦よりは大分ペースは速かったんですが、精神面の問題としか思えない止まり方でした。 |
3.スクーバー | 1番人気のスクーバーは3着でした。芝の部分でのスピードの乗りはあまり良くなかったんですけども、ダートに入ってからは手応え良く追走。しかし、4コーナーで手応えが悪化し、直線に入ってスムーズに手前を変えたんですが、左手前になってから伸びませんでした。初めての右回りだった訳ですけども、右回りそのものが得意ではないという可能性はあると思います。 |
6.キラメクホシ | 3コーナーからですね、もう早くも外を回して進出して4コーナーで内から張られて外に振られた時に、さらに逆手間になってしまって大きく外へ膨れたんですが、直線でよく伸びていました。直線の坂でちょっと急に鈍った感じなので、平坦コース向きという可能性はかなりありますけども、外回りの3コーナーから動いて行って、さらに4コーナーでロスがありながら最後まで止まっていないようにスタミナはかなりありますね。今のところですね、ずっと後ろからのレースになっているので、次は狙えるとはちょっと言えないんですが、平坦コースの特に2000m以上ですね、ここに出走するようならかなり期待できると思います。小倉に遠征しない限り、その平坦コースの2000m以上が実現するのは、4月以降になりますけども、それまで忘れないようにしたいですね。 |
5.スクルトゥーラ | 人気の13着スクルトゥーラ、大外枠は不利なんですが、好位の外で悪くない追走でした。ただ、途中から反応しなくなり直線で止まってしまいました。馬体が減少して細い上に、前走の函館戦から連続の大敗です。これが精神面のスランプとすると厄介です。 |
11.トレブランシュ | 勝ったトレブランシュ、抜群のスタートダッシュを決めた時点で勝負があった。そんなレースでしたが、全く危なげのない逃げ切り勝ちでした。父はオルフェーヴルです。現時点では右回りより左回りの方が良いようで、昇級しても左回りならスピードは通用しますね。 |
10.ブランデーロック | しつこいようですが、内有利の馬場ですね。ここで内枠だったんですけども、前には行けないので下がってから外へ出すしかなかったんですが、前半600m34秒1と小倉芝1200mではもう、超スローと言える流れでした。これを外から差し切った訳ですから、力が違ったという内容ですね。この不利な馬場状態と不利な展開を跳ね返して勝てる馬が、1勝クラスを勝つのに時間がかかった理由は、間隔を詰めると良くないのに間隔を詰めて使われる事が多かったからだと思います。芝1200mの1勝クラスに限定しますけども、連闘は2回とも5着以下。中1週は5回あって3着1回で4着以下が4回。中2週は2着1回・3着2回で4着以下は1回。そして今回のように、中3週以上空けていると1勝2着2回で、4着以下は1回だけです。まぁ2勝クラスでも、この適切なですねレース間隔で出走し、今回よりも差せる馬場や展開になれば、通用すると思います。 |
11.ヤマニンルリュール | このレース自体は超スローペースで行った行ったの決着です。4番手・5番手辺りにいたヤマニンルリュールも、まぁ位置は悪くなかったんですが外枠で前に壁を作れず、超スローペースで完全に折り合いを欠いてしまいました。それでまぁ4コーナーでは手応えが良いようにも見えたんですけども、すぐに手応えが悪化し直線では全く伸びなかったんですが、ずっと折り合いを欠いてエネルギーを消耗していた訳ですから、仕方ないですね。前走は内枠で窮屈になる不利があり、今度は外枠で折り合いを欠いた訳ですから、ついていません。ただ、2年前ですけども芝1400mの新馬戦で1着なんですが、当時を振り返るとハイペースになりやすい中京1400mとは言え、前半が33秒7-45秒3というラップでした。そしてこの馬の2勝目は1200mです。1400mではペースが速くならないと厳しく、ベストの条件は差せる馬場の1200mだと思います。冬の小倉はイメージにぴったりなので、そこで狙いたいと思います。 |
6.サンストックトン | 1番人気2着でした。今回休み明けで、もう万全の仕上がりという感じではなかったんですが、それでもポテンシャルの高さは見せてくれましたね。 |
1.ララエフォール | そして2着ララエフォールは出遅れたんですが、ラストは良い伸びを見せましたね。東京の1600m中心に使われるようになって堅実に駆けるようになりましたね。次走も東京で出走なら、上位争いになります。 |
9.フルオール | 2番手以下を離して逃げていたんですけども、4コーナーで逆手前になって失速しつつ、外へ膨らみました。その後、体勢を立て直して追ったんですが、まぁ折角のリードを自らなくしてしまったのは痛かったですね。それでも追い比べでしっかりと伸びていて、競り負けたとは言え0秒1差です。11カ月の休み明けだった事も考えれば、能力の高さは示したと言えます。で、この4コーナーで逆手前になった原因は、恐らく右回りではなくて、初めてハナを切ったために物見したという事だと思います。まぁ次走が左回りでも右回りでも狙えると思います。4コーナーで逆手前になって、失速しつつ外へ膨れながら最後までしぶとく伸びたというのが主な根拠ですけども、次走は恐らく東京ダート1600mだろうという事も根拠の1つです。今回の逆手前になってしまったのは右回りが原因ではないはずなので、左回りに変わること自体が良いという訳ではないです。ただ、東京ダート1600mでは1勝クラスを勝っていますし、5着だった昨年1月の3歳1勝クラス、これ実はタイムランクがAで、レベルが高かったですね。当時の2着・3着馬がもうそのあと3勝クラスでも好走しています。その辺りの馬と0秒3差以内だったコースなら、2勝クラスも勝てると思います。 |
10.トラストエムシー | 2着のトラストエムシーは内で脚を溜めて、直線で狭い所から抜けて来ました。スローペースで差して好走するならコレという乗り方がハマりましたけども、全くロスはなかったので、次走に関してはちょっと半信半疑なところがあります。 |
9.タイセイシェダル | まぁ先行馬、何頭かいますけども、その集団の後ろの内側で手応え良く追走していましたが、直線で見事に前が壁になってしまいました。この後ですね、最後の方に前との差が開いてからスペースはありましたけども、まぁもはや手遅れなので、ほとんど追っていませんでした。前走はですね、休み明けだったんですが、当時トレセンに入厩してからはまぁ全然強い追い切りがなくて、太めが残っていました。そこからまた少し間隔を開いたんですが、身体が絞れ良くなっていただけに悔やまれますけども、太め残りで0秒2差だった前走の時点で、クラスに目処は立っています。まぁ順調に使えれば早いうちにこのクラスは勝てるでしょう。 |
11.コナコースト | スタートが速くてですね、その後のスピードの乗りも良くて馬任せならハナを切れそうなぐらいだったんですが、ジョッキーがもうスタート直後から左右を見て、誰か行ってくれないかなという様子でした。で、目論見通りに1コーナーで2番手に収まったんですけども、2コーナーで外から並ばれると行きたがる素振りをしていました。そこでジョッキーが後ろを確認しながら下げて、何が何でも好位で折り合えるレースをすると構え。4コーナーで複数の馬が外から上がって行った時は動きたくても動けない位置にいたんですけども、その後直線入り口で外に進路があったのはラッキーでした。ただ、我慢させただけあって、まぁ鋭く伸びましたね。まぁ一言で言うとレースを教えながら勝ったというものです。母のコナブリュワーズは1400m以下で4勝。この馬も本質的には短距離向きかもしれないと思わせるレース内容なんですけども、1800mで我慢させて勝てた事は良い影響があると思います。まぁ僅差の勝利でしたが、能力は高いはずでクラスが上がっても注目です。 |
4.バイシュラバナ | そして3着バイシュラバナは長期休養を挟みながら1戦1戦堅実に駆けてるんですよね。中でも左回りには良績があるので、次走左回り参戦なら、より期待できると思います。 |
2.リリーバローズ | 前走は2000mで5着でした。その後にこの番組で、「距離はもっと短い方が良い」と言ったらですね、ちゃんと1600mに出てきたので注目していたんですけども、直線でかなり大きな不利を受けてしまいました。まだ左手前のままで追い出していない時にですね、勝ったハッピーパンニャが内に切れ込んで来て、そこから連鎖でゴンゴンと内にぶつかってね、まぁ事故があって完全に進路を潰され、その後はもう追っていませんでした。進路を潰されなければどのぐらい伸びたのかは、推測の域を出ませんけども、右手前に変えて追えば伸びたんではないかと思われる手応えでした。目立つ大きな不利だったので、16着でも一気に人気が下がる事はないと思いますけども、次走も注目したいですね。 |
12.スペクトログラム | 3着のスペクトログラムは主張する感じでハナを切って、4コーナーで一旦クリノパイソンに交わされているんですけども、これは差し替えしています。ブリンカーの効果はあったと思える結果と内容で、次走も上位候補ですね。 |
11.モカフラワー | 前走は2000mから1600mへの距離短縮だったんですが、追走に苦労する事もなく良い手応えでしたが、4コーナーで多くの馬が先に外から上がって行ったために、外に出すスペースがなく、直線に入っても前が壁になったまま。最後の方で前との距離が離れてから少しだけ追ってはいましたけども、まぁほとんど何もしないまま終わってしまいました。まぁ言うまでもなく全くの参考外ですね。以前にですね、東京の11頭立てで前が詰まりっぱなしになった事もあって、狭い所を割れないなど、なんかそういう理由があるのかもしれませんけども、東京で巻き返しを期待できると思います。 |
2.プライムレート | プライムレートがデビュー2走目、1200mで勝ち上がりました。プライムレートは内枠で好スタートを切ると押して出て行き、スマートメイプルがあっさり引いたので、すんなり単騎逃げ。回転の早いフットワークで逃げ切って5馬身差つけましたが、まぁ余力十分という勝ちっぷりではなく、それでギリギリのBランクです。1勝クラスでは相手次第という評価になります。 |
4.トレンディスター | 2着のトレンディスターは超スローペースの逃げで、まぁ多分に恵まれたと思います。次にですね、1勝クラスで自己条件ならと人気になったら、ちょっと怪しいんじゃないかと思っています。 |
11.ジューンオレンジ | ジューンオレンジが初めての芝1200mで初勝利です。開催最初の芝のレースで、内が有利。ジューンオレンジは1番枠から枠なりに内の好位を追走し、直線でも待たされたり詰まったりする事なく、最内から抜けました。まぁタイムは優秀ですけども、もう最高に上手く行ったと言えるレース内容で、昇級して同じように走れる保証はないと思います。 |
14.ダンスウィズジョイ | 2着ダンスウィズジョイも強いですね。ダート1000mなら次走勝機でしょう。 |
2.ディオアステリア | しつこいようですけども、スタートから4コーナーまで下り坂が続く小倉芝1200mの古馬のレースで前半600m34秒1はスローと言えるラップです。、最内を通った逃げ馬が粘りにくい馬場状態ではありましたけれども、2着に粘れた要因はこの遅い流れです。芝1200mで続けてスローに恵まれる事は滅多にないので、次走は危険と見ます。この馬が昨年8月の札幌で2着になった時も、前半が速くなりにくいコース形態の札幌芝1200mとは言え、前半600m34秒5で後半が34秒3というスローを2番手追走だったんですけども、その後の3戦は普通のペースで粘れなかったり、スタートで狭くなって行けなかったりで4着以下が続いていました。 |
14.シエロエスティーボ | そして3着シエロエスティーボは引っかかっていたんですが、それでも最内からジワジワと伸びましたね。まだまだ馬は若いと思うんですが、折り合い面さえ良くなれば、すぐに勝てるだけの力はあると思いますね。 |
8.スキルヴィング | 単勝1.7倍の支持を集めたスキルヴィングが順当に勝ち上がりました。スキルヴィングはスタートで後手を踏んで、後方からになったんですが、最後の直線は内からよく伸びて抜け出しました。スローペースの中、後方から差し切った内容は優秀ですね。大型馬なんですが、重苦しさがないのも良いと思います。素質は高いですし、昇級しても力は通用しますね。 |
10.ミヤビ | 3着のミヤビは出遅れて後ろからになりました。上手く内を通って追い上げて来ましたけども、直線で詰まって一旦ブレーキをかける場面がありました。それで2着とクビ差ですから、能力は高いですね。 |
16.ジレトール | 前走はですね、その前の1700mから1400mに距離を短縮して、なおかつハイペースの先行となっていました。その影響なのか、今回も力んでいましたけども、まぁ馬の後ろに入れた事で折り合いはついていました。ただし、その馬の後ろに入れたため、直線に入っても前が壁のままになってしまいました。まぁちょっとバラけてですね残り200m辺りからようやく追い出す事ができたんですが、その時点でまだ右手前のままでした。左手前になって伸び始めるまでにタイムラグがあって、結果的に完全に仕掛け遅れとなりました。普通に回って来て、普通に追い出す事ができればこのクラスも勝てると思います。 |
3.ジャスティンカフェ | まず6着、私の本命ジャスティンカフェですね。めちゃくちゃ良い手応えで4コーナー回って来て期待したんですが、最後の最後で前が詰まって追えなかったですね。これスムーズなら勝ってたとは言わないんですが、2着は楽にあったと思いますね。ですから、まぁ既にねG1勝てるレベルにある馬だけに、私にとってもとても残念な結果になりました。 |
6.マテンロウオリオン | そして1番人気のマテンロウオリオンは13着でしたけどもね、いくらハイペースとは言え離れた最後方ではどうにもならなかったという結果です。 |
10.ピースワンパラディ | まず4着のピースワンパラディですけども、直線で進路はあったんですけども、ジリジリとしか伸びなかったですね。57.5キロの影響もあるかもしれませんけども、以前より切れ味が落ちたという印象です。 |
14.エアロロノア | そして2着がエアロロノア、3着がプレサージュリフトでした。エアロロノアは、直線で外に進路を求めて移動したんですけども、プレサージュリフトが抜け出すまで進路ができず、イルーシヴパンサーより追い出すのが遅くなりました。その分、間に合わなかったという紙一重の差だと思います。 |
15.ナミュール | そして4着が昨年の勝ち馬アカイイト、5着がナミュールでした。そして5着ナミュールですね。この馬ね、スタンド前と1コーナーでごちゃついて、他馬と接触する場面があったんですよね。最後の最後で伸び負けしたのは、序盤のロスとやはり道悪の影響もあると思いますね。まだ3歳ですし、これからの成長を期待したいと思います。 |
16.プレサージュリフト | そして2着がエアロロノア、3着がプレサージュリフトでした。3着のプレサージュリフトはいつものようにスタートが遅かったんですが、押して行って好位につけて早めに先頭。結果的に差し馬向きの展開で失速しましたけども、これまでとはまるで違うレースをして3着という点に価値があると思います。まぁ次もまた出遅れると後方待機になる可能性はありますけども、位置を取りに行っても問題なかったことは今後に向けて収穫だと思います。 |
10.オールフラッグ | 勝ったオールフラッグはブリンカー着用がきっかけで軌道に乗ってきたんですが、今回は今までで1番良い内容でしたね。4コーナー3番手から上り600m最速でまとめたんですから、これでは後続は歯が立ちません。昇級しても相手次第では通用します。 |
3.ハギノサステナブル | ハギノサステナブルがダート2走目で勝ち上がりました。前半1000m通過1分5秒1の後もペースは上がらず、1200m通過は1分18秒2。そこからの600mが36秒9と猛烈に速くなりました。2番手から抜けたハギノサステナブルは超スローペースの恩恵を受けていますけども、ペース補正を抜いてもタイム差マイナス0秒3ですから、優秀なタイム。ただ、そもそもスピードに乗るのが遅いこの馬が前に行けたのは、スタート直後からペースが遅かったからでもあります。まぁ昇級してね、普通のペースになると位置が後ろになる恐れがかなりあると思います。 |
7.フルングニル | フルングニルが1番人気に応えました。フルングニルは走る気満々という感じで、ジョッキーは何とかなだめて2番手で収めようとしていましたが、ズッとインテンソに並んでいて3コーナーでは少し前に出たりしていました。それでもなだめたまま直線に入り、手応え通りに抜け出しました。超大型馬でフットワークにも迫力があります。これですんなりコントロールが効くようになると、かなり走りそうですね。 |
12.メイショウユズルハ | 4番人気3着でした。3着に来たとは言え、勝負所で見せたズブさは相変わらず。今後も人気になるようなら、疑ってかかりたい。 |
4.バロックダンス | ペースが速かったので、2番手追走から4着のグランツベリー、逃げて5着のスマートメイプル、1600mからの距離短縮で追走に苦労しながら4コーナーで2番手まで上がっていた6着のバロックダンス、この3頭は評価を下げない方が良さそうです。 |
3.イースターエッグ | 2着のイースターエッグは内枠から逃げて絡まれる事もなかったですね。まぁ行けるスピードがあるというのは、もうそれだけで長所ですけども、開催後半の馬場になると粘れるかどうか…ですね。 |
8.トーセンエスクード | 3着のトーセンエスクードは外枠からずっと外を回り、直線でも外を通って目立つ伸びでした。内有利の馬場でこの競馬をして、小差の3着なら力は十分で、次走はチャンスですね。2000m・1600mで連続2着のあとに1200mで3着なんですけども、むしろ1200m向きと思わせる内容でした。 |
4.ラレーヌデリス | あと2着ラレーヌデリスも長く良い脚を使って追い上げました。スタミナ豊富で、距離が延びても対応できそうですね。こちらは次走勝ち負けになりますね。 |
10.ミッキーチャレンジ | 出遅れてはいないんですけども、ちょいとその後のダッシュが一息で、その後追い上げて馬群の内側に入ると、ここで折り合いを欠いたような格好になったんですので、まぁブリンカーが逆効果だったとも思いますけども、スタートから4コーナーまで下り坂がつく小倉芝1200mの古馬のレースで、前半600m34秒1はスローと言えるラップです。これはもう流れが遅すぎて折り合いを欠いたというよりは、もう内に入ってペースが遅くて窮屈で自分の走りができなかっただけだと思います。まぁそういう状況で、前が詰まって外に出せなかったのは痛恨だったんですが、次走普通のペースなら力を発揮して好勝負になると思います。スローペースで馬群の中で前が詰まって身動きが取れず、折り合いも欠いた事が敗因というのは、まぁタイム分析で既に述べたんですけども、ブリンカーは逆効果だったのではなく、効果はあったと思います。というのもですね、休養前は1400mってあまり行きっぷりが良くなかったんですけども、今回はスローとは言え1200mで引っかかるぐらいの行きっぷりになりました。次走でもしかするとブリンカーを外してくるかもしれませんけども、まぁブリンカーを外そうが外すまいが、どちらにしても普通のペースの1200mなら好勝負になりますし、小倉の後半の開催なら馬群がバラけて差しやすいので、好走確率は高いと思います。 |
14.ダイシンピスケス | 4番人気11着でした。位置取りが後ろになり、力を発揮できなかった。もともと好走・凡走がハッキリしているタイプ。次走も人気はないと思うので、買いたいと思う。 |
12.ビッグリボン | 内回りのスローペースで前の方につけたのはまぁ良いんですけどもね、ずっと前と外に馬がいて外へ出せるタイミングがなく、直線でもそのまま内を進みました。何しろスローペースだったので、前の2頭は止まらず直線に入ってすぐに外へ出そうと試みましたが、スペースがなくて結局ですね残り200mを切ってからちょっと無理気味に外に出したんですけども、無理気味だったのでそこでスピードが落ち、進路を確保した時点では前とは1馬身差以上の差がありました。しかし、そこから鋭く伸びて差し切っています。今年の1月に中京で2勝クラスを楽勝した時に、私「重賞級」と口走った記憶があるんですけどもね、その次は中山で6着でした。これ中京専用疑惑っていうのも私の中にあったんですけども、阪神内回りで苦しい体勢になりながら差し切った事で改めて普通に「重賞級」だと思いました。来年は牝馬限定の重賞を勝てるのではないかと期待できます。 |
7.クラシックステップ | 何度も言ってますが、土曜ですので内有利の馬場です。しかも、このレーススローペースになりました。この状況で後方待機から4コーナーで外を回って、直線でも外を通って伸びて来て3着ですから、力がありますね。出遅れが多くて、初勝利まで時間がかかった馬で、今回も少し実は出遅れているんですけども、以前に比べれば、その出遅れ方ですね、それがマシになっていますし、小回りコースならコーナーから動いて行って最後まで脚が続くのが長所です。使った分の上積みを含め、次走は有望だと思います。 |
1.エリンアキレウス | 3着のエリンアキレウスはハナを切るつもりでスタート直後から押していたんですが、レイズカイザーに行かれ、2番手で収めようとしたんですけども、最初から押していた影響もあって折り合いを欠いていました。無理をせずにハナを切れる組み合わせになれば、もっと走れそうです。 |
15.オーサムデアラー | あと1番人気のオーサムデアラーは5着に敗れましたね。道中揉まれる形になったとは言え、伸びも案外でした。もっと軽い馬場とか、もしくはひょっとしたら芝の方が良いのかもしれないですね。 |
12.マテンロウカノン | そして5着のマテンロウカノン、大きく出遅れて離れた後方2番手から直線だけでここまで差を詰めました。ポテンシャルはあるんですけれどもね、それはまだ発揮できないと、そういう現状なんですね。 |
13.オーヴァルブルーム | そして3着のオーヴァルブルーム、2走前は出遅れ、前走はアオってですね、まぁスタートに課題を残していたんですが、今回は五分に出て普通のレースができましたね。まだスタートは安心できないんですが、いつ勝っても良いレベルです。 |
6.キングズパレス | そのサンストックトンと接戦を演じたのが2着キングズパレス。キングズパレスがねサンストックトンと位置取りが逆になったというのは、これは意外だったんですが、今回はスタートが改善されて少頭数ながらこの馬とすれば、馬群について行けましたよね。勝ち馬に目標にされてしまいましたけれども、これはほぼ勝ちパターンのレースができていますから、次走は何とかしたいと言うか何とかなるでしょう。 |
3.モリアーナ | 一方、2番人気のモリアーナは12着、3番人気ウンブライルは15着でした。ハイペースを前で追いかけた組は、揃って苦しくなっていて、12着のモリアーナもその1頭なんですけども、直線に入る前から他の先行馬より先に手応えが悪くなっていました。スローペースしか経験していない馬が、休み明けで1600mのハイペースを追いかけてしまってはちょっと厳しかったですね。 |
5.ウヴァロヴァイト | そして3着ウヴァロヴァイトは最速タイの上がりでよく追い上げたんですが、1・2着馬とは位置取りの差が出た印象ですね。こちらも力負けではないと思います。 |
7.ドゥアイズ | その後2着は12番人気のシンリョクカ、3着は10番人気のドゥアイズ、人気薄が続きました。3着のドゥアイズは直線でシンリョクカを追うように伸びて来たんですけども、途中で前が詰まって外に立て直すロスがありました。そこからもう1度脚を使って伸びていますから、能力は高いですね。 |
10.グランベルナデット | 前半1000mが59秒7、後半1000mが1分1秒4という前傾ラップで、中盤も特に緩んでいないので前に行った馬にはかなり厳しい展開でしたけども、3番手から4コーナーで楽に先頭に立って3馬身差の楽勝でした。6月にですね、東京1600mの新馬戦でデビューしたんですが、まぁあまり調教はやっていないのに1番人気になっていましたが、まぁ直線でしばらく前が壁になったとは言え、進路ができてからも伸びていませんでした。そこから間隔を空けて鍛え直し、体重も16キロ増えて走れる状態になった事で力を発揮しました。牝馬限定のですね、重賞を狙うと距離不足という可能性もあるんですけども、まぁ牡馬相手でも2000mあたりの1勝クラスなら通用するとみます。中山芝2000mの2歳未勝利戦で、前半1000mが1分を切るというのは実はかなり珍しい事で、21世紀に入ってからまだ3回目です。さらに前半1分を切って、なおかつ勝ちタイムが2分2秒を切ったのは過去に1回しかありません。それは2004年12月のニューヨークカフェの勝ったレースなんですけども、このレースの上位2頭は差し馬でした。この時に4コーナー3番手から3着だったシンボリグラン、そして4コーナー2番手から4着だったチョウサンはまぁこれ2頭とも後に重賞を勝つ馬です。そういう馬でもこのハイペースで先行してはキツかったという事ですね。まぁ当時とは時計の出方が異なる馬場にはなっていますけども、前半1000m59秒7を4コーナー先頭、そして2分1秒1で楽勝したグランベルナデットはかなり強いと思います。 |
15.ウンブライル | 一方、2番人気のモリアーナは12着、3番人気ウンブライルは15着でした。そして15着のウンブライルは直線で狭くなって、止めたという感じなんですけども、その時点で既にもう勢いがなかったですね。恐らく1600mが距離の守備範囲の上限なので、1600mだと直線に入るまでに脚が溜まっていないと厳しいと思います。 |
16.ミシシッピテソーロ | 7着のミシシッピテソーロですね。この馬直線で前が壁になってる時間が結構長かったんですけども、進路ができてからもそれほど伸びていないですね。直線の坂が課題のように思います。 |
8.フレンチギフト | 4コーナーでは馬群の中でポジションが下がったんですけども、これは前が詰まっているというほどではなく、そうではなく手応えが悪くなってましたね。直線でも前が塞がって少し待たされ、外に切り替えるロスがありましたが、それよりもコーナーで手応えが悪化して下がった方の事が痛かったと思います。左回りの新潟と中京で連勝して、久しぶりの右回りだったんですけども、昨年7月の福島ではコーナーで外へ逃げていて、その時は他馬を気にしていたという部分もあるんですけども、右回りのコーナリングが上手くはないのだろうと推測します。東京だと距離がですね、1600mか2100mかの選択になるのでちょっと今のところ狙いにくいんですけども、中京や新潟の1800mにこの後出走してくるようなら注目です。 |
14.ハイインザスカイ | 2着のハイインザスカイは初めてのダートだったんですが、スタート直後から押して好位に収まり、直線でもしっかり伸びました。勝ち馬には離されましたが、タイムは水準レベルで3着には5馬身差。次走は有力ですね。 |
8.アンタッチャブル | 1番人気のアンタッチャブルは6着でした。スタートでアオったんですけども、1コーナーでは既に外に出していて3番手を手応え良く追走してるように見えたんですが、直線で全く反応しなかったですね。バテたというよりも、ちょっとやる気がない感じなので、次走で変われるかどうか微妙だと思います。 |
14.サンポーニャ | あと番人気のサンポーニャは6着でした。2番手からラストは失速して、案外の内容でしたけれども、今年の小倉記念を勝ったマリアエレナの半妹で、次走以降ですね改めて期待できると思います。 |
15.ペイシャフラワー | 2着のフィルムアクトレスから8着のアイオブザストームまでの7頭は、ほぼ一団の入線で、0秒2差以内です。7頭全て完全タイム差はマイナスですからね、評価が非常に難しいです。3着のペイシャフラワーは漁夫の利があった気がしないでもないんですが、反応が鈍かった辺りは久々の分で、初めての1600mを走り切れた点では収穫があったと思います。 |
10.サトノペルセウス | 3着のサトノペルセウスは前走から芝の1600mを使い出したんですけれども、その前走が5着。今回が3着と、確実な進歩がうかがえました。自身の完全タイム差はプラスマイナスゼロですから、これはもう水準のレベルに到達しています。 |
3.ノースザワールド | 2着ノースザワールドは力んでいましたし、逆に抜け出すとソラを使うというちょっと難しい面がある馬なんですよね。それでもこれで5戦連続の2着ですから、まぁどうなんでしょうね。安定感あるんですが、一方では難しさもあるかなと思いますね。 |
2.ジャスティンスカイ | 3歳馬ジャスティンスカイはデビュー以来2000mから2400mの距離に使われて来たんですが、前走が初めての1600mで勝利して、今回も勝って連勝となりました。距離適性は高いですし、展開を問わず着実に差して来ていますね。これならオープン昇級しても1600mなら侮れないと思いますね。 |
2.グスタール | 2着のグスタールは直線で内へもたれた点を除けば、及第点の走りはできたかなと思います。滞在競馬2戦目で、着順的には一変しましたね。 |
9.ハレアカラフラ | 4着のハレアカラフラ、まだね体がしっかりしていませんので、速い上がりに対応できなかったようです。このレースはペース補正が入っているように、緩やかな流れでしたから、前めにつけて上がり600m33秒台を使えないと、まぁ勝負にならなかったという訳ですね。 |
10.カレンヒメ | 出遅れましたけども、すぐ馬群に追いつきました。ただし、馬群に追いつくと行きたがってかなり折り合いを欠きました。折り合いを欠いたまま徐々にポジションを上げたんですけども、直線では前に進路がなく、ほとんど追えませんでした。まぁあれだけ折り合いを欠いてエネルギーを消耗していては、まぁ仮に直線で進路があったとしても伸びたかどうか怪しいとは思いますけども、まぁあれだけ折り合いを欠いてしまった理由は、初めてのブリンカーが裏目に出たのではないかと推測します。まぁ休み明けよりは2走目の方が走るという傾向もありますから、次走が休み明けではなく、そしてブリンカーも外してきたら一変する可能性があると思います。 |
15.サンライズジャスト | 2番人気サンライズジャストが1番人気トップスターサンとの追い比べをクビ差制しました。サンライズジャストはここ2走ですけどもね、スタート地点が芝の中京ダート1400mで全くダッシュがつかず後ろからになっていましたが、オールダートの今回はスタート直後に仕掛けて好位に収まりました。4コーナーから直線にかけて外へ出せるスペースがなく、もう最内1点狙いで突っ込んで、そこが空いていたというのはラッキーだったんですけども、オールダートのコースで大きく前進しましたね。ただ、昇級してまた同じレースができるかどうかという事になりそうです。 |
13.キープブライトン | 2着のキープブライトンは勝ち馬をマークする位置にいたんですが、何かこうコーナーごとに差が開いていましたね。まぁ直線で差を詰めてはいますけども、勝ち馬が物見をして気を抜いていたおかげでもあるでしょう。とは言え、水準以上のタイムなので、次走も上位候補です。 |
3.ビルドラポール | 4着のコスモオピニオンと5着のビルドラポールは、勝ち馬がちぎるというね、そうした展開に恵まれた感が強いんですけれども、4着のコスモオピニオンは初めてのダート出走でね、まぁ適性は示したと言えますね。 |
11.ルルシュシュ | そして4着のルルシュシュは2着だった新馬戦から着順が下がって、着差も開きましたけども、新馬戦の時より時計の掛かる馬場で、0秒7も時計を詰めていて相手が強かっただけですね、今回は。普通の組み合わせなら好勝負可能でしょう。 |
7.ナックダンス | 3着のナックダンスも一本調子で、流れ込んだという3着ですが、ダート1800mでは安定しています。休み明けの後に、さらに間隔を詰めても走れたという事は収穫だと思います。 |
12.アサカラキング | 4着のアサカラキングは出遅れが響きましたね。4コーナーで外にいた位置取りを含めて、ちょっとロスが多かったです。ましてやこのペースですからね、ここまで追い込むのが精一杯でした。ただ、この馬はですね、次走で大躍進する可能性を秘めています。 |
6.ライリッズ | まぁ超スローペースで、2500mの1勝クラスでラスト400mが11秒5-11秒7と速くなりました。そして逃げたボンベールを2番手追走のブローザホーンが交わしただけという、まぁいわゆる先行決着になりましたが、こういう展開で、後方待機から外を回っていては届かないですね。道中後ろからになっても、前走のようにコーナーで追い上げて4コーナーでは前に並びかけているぐらいなら良かったんですが、今回は4コーナーの途中まで動かなかったですね。まぁそれでも直線での伸びは目立つもので、少し展開が向くか自ら動くかすれば、馬券の対象に入ると思います。 |
9.ワープスピード | そして4着はワープスピードですね。こちらはスタートで躓いたんですが、よく挽回して追い上げました。年明け以来のダート戦だったんですが、今後に繋がる良い内容だったと思います。 |
1.カムランベイ | タイムランクはCなんですけども、完全タイム差はマイナスです。冬の中山の良馬場のダート1800mはかなりスタミナとパワーが必要なので、初出走の馬はDランクやEランクになっても仕方がないと言えるんですけども、そういう条件で完全タイム差はマイナスです。しかも4コーナーで内にいたヒューゴが、コーナーを回り切る前に左手前になって外に膨れて来て、そのアオりを受けながらしっかり伸びているので、価値があります。ちなみにですね、1月の中山の良馬場のダート1800m、この条件の新馬戦をCランクで勝った馬は2013年以降カムランベイを除いて7頭(セブンフォース・ロワジャルダン・タイヨウノコ・シナジー・ヘッドオブステート・フリーフロー・ピュアジャッジ)いるんですが、その内の3頭がその後3勝以上しています。次走1勝クラスですぐに通用するかどうかは別として、将来に注目したいですね。 |
6.ブレイゼスト | ブレイゼストが単勝1.4倍の1番人気に応えました。ブレイゼストはデクラレーションオブウォー産駒です。ハナを奪って好位組を突き放す圧倒的な強さでした。中盤のペースダウンがありませんし、これはラップの上でもかなり優秀で、前日の土曜7R古馬1勝クラスと0秒2差ですから、これはもう文句なしの内容でした。 |
7.ミラーオブマインド | 2着ミラーオブマインドは夏の札幌以来の実戦で、デビュー戦と同様反応は一息だったんですが、追えば追うほどね伸びる脚力は魅力ですね。すぐに勝ち上がれると思います。 |
15.ネイビースター | 3着のネイビースターはダートの新馬戦を勝って2戦目。芝もこなしたと言うよりも、むしろ芝向きでしたね。そういう印象を受けるレースでした。ただ4コーナーで外に移動しながら外からステッキを入れていて、ずっと左へ行こうとしていたようです。たまたま今回はそうだったのか、そういう癖があるのかはわかりませんけども、ちょっと制御が難しそうですね。 |
1.タガノパッション | 開催初日で内が有利なんだけども、時計は掛かる馬場というのは、もうこの馬にとってはこれ以上ないと思える、最高の条件だったんですけども、直線での立ち回りがちょっと裏目に出ましたね。前の馬も自身も手応えが良かったため、前が開くのを待たずに外へ出そうとしたんですけども、その瞬間に前の2頭の間が空いたので、そこを改めて狙ったんですけども。一瞬開けた最内に後ろからタガノパッションが入ったので内に戻れず、再び外に行こうとしたんですけども、その前のリューベックの内側に馬の頭が入っていたのでちょっと待つ事になって、更に後方確認もしてからようやく外へ移動したんですけども、時すでに遅しでしたね。ここまで好走条件が揃ってるという状況に再び巡り合えるかどうかは分かりませんけども、小回りコースの1800m・2000mでは安定していますから、次走も有力ですね。 |
3.カセノダンサー | 勝ったカセノダンサーは逃げるドンフランキーだけを目標に置いたレース運びで、前残りの展開だったとは言え、交わし切った点は評価できますね。前走は競り合って崩れたんですが、先行力があってレースぶりは堅実ですし、昇級しても注意は必要ですね。 |
1.ダノンザタイガー | その後2番人気ダノンザタイガーが2着、1番人気ハーツコンチェルト3着でした。2着ダノンザタイガーですね。馬体重は12キロ増えてたんですが、太め感は特になかったですね。レースでは一瞬突き抜けるかの勢いで伸びて来たんですが、最後は僅かに伸び負け2着でした。まぁ敗れはしたんですが、レースぶりは良かったと思いますし、奥手なので今後の成長が楽しみですね。 |
5.タッチウッド | 勝ったタッチウッドなんですが、調教段階から切れのある動きが目立っていた馬ですね。レースでは行きっぷり良くハナに立って、そのまま後続を寄せ付けず、6馬身もの差をつけました。ラスト400mのラップは11秒1-11秒2と速くて、追えばどこまででも伸びて行きそうな雰囲気でしたね。半兄のノースブリッジはエプソムカップの勝ち馬なんですよね。兄はどちらかと言うと、長く脚を使うイメージなんですが、こちらは切れ味もありそうで、将来性は十分にありますね。昇級しても楽しみな1頭です。 |
6.タスティエーラ | 単勝1.9倍の1番人気タスティエーラが完勝でした。レース中盤のラップは遅かったんですが、上がりタイムは優秀でしたね。0秒9のペース補正が入ってタイムランクはAとなりました。タスティエーラはスローペースで本来なら、着差が広がりにくい状況の中、2番手から悠々と抜け出して来ましたね。レースのラスト600mは11秒2-11秒1-11秒2と高速なんですよね。まだまだ余力もあったように見えました。この内容なら昇級しても通用するのは間違いないですし、先々まで楽しみなんですが、実は母のパルティトゥーラは芝の1600mで3勝した馬なんですよね。ですから、まぁこの馬も距離がどこまで保つかというのが、今後のポイントになって来ると思いますね。 |
8.ファントムシーフ | そして4着のファントムシーフはスタートが遅かったです。内枠と流れが遅い事を生かして中団にはつけられましたが、4コーナーで前の馬が失速せず、さらに外をマクる馬が多いのでそこで動けず、直線に入るまで追い出す事ができませんでした。直線で詰まったりはしていませんけども、追い出してすぐに鋭く反応する馬ではないので、追い出しが遅れたのは痛かったですね。 |
9.レイベリング | そして2着がダノンタッチダウン、3着がレイベリングで人気順通りの決着でした。3着のレイベリングは新馬戦ほどの爆発的な伸びはありませんでしたが、好位追走とは言え、ずっと外を回っており、まぁキャリア1戦で楽ではない競馬をしての好走ですから、能力は高いですね。今後が楽しみです。 |
10.シュタールヴィント | そしてアタマ差の2着にトップナイフが入り、3着ヴェルテンベルク、4着シュタールヴィントと続きました。あと4着シュタールヴィント、この馬はね逆に最後の直線で勝ち馬にちょっとね今映像にも映ってましたけども、寄られる場面があったんですよね。ただまぁジワジワと脚は使ってますし、この馬も不利がなければという内容でしたからね。こちらも評価を下げる必要はないと思います。 |
11.ウインオーディン | 2着争いは7枠2頭の接戦でしたが、ウインオーディンがアタマ差シーウィザードを抑えました。2着のウインオーディンは直線で内側にいたシーウィザードに寄られたところでバランスを崩してそこで左手前に戻ってしまい、にもかかわらず右ムチを続けていたので、内にもたれ気味になって伸びが鈍りましたが、最後にまた右手前に変えてからひと伸びして2着争いを制しました。スムーズに走れていたら勝ち馬との半馬身差はもっと詰まっていたか、もしくは逆転していた可能性もありますね。こちらも勝ち馬と同様連闘だったんですが、タフなところを示しました。 |
12.ロードプレイヤー | あとね、7着のロードプレイヤーと10着のティムールも4コーナーで大きな不利があったので、この2頭も参考外の1戦と考えて良いと思います。 |
2.ロゼキルシュ | 4着のロゼキルシュは出遅れましたけれども、後方で折り合いに専念してですね、ラストに脚を使って入着を拾いました。今回、距離短縮もプラスに働いたと思いますし、まぁダート1400mがベストという感じはありますね。 |
14.サトノムスタング | そして5着のサトノムスタングですが、今回はブリンカーを外してシャドーロールを着用して来ました。久しぶりにこの馬のポテンシャルを発揮できたと思いますが、まだね鵜呑みできない部分はありますけれども、案外これでねきっかけを掴んだという可能性もありますよね。 |
11.メイショウネムノキ | 5着のメイショウネムノキ、距離短縮はプラスでしたけれどもね、まだこう集中して走れないというね、そんな幼さが残っているようです。もう少しレース慣れが必要かもしれませんね。 |
16.コパノスタンリー | 4着のコパノスタンリーは3着から5馬身差。これは決定的な着差ですけれども、まぁ短距離の差しで形が整って来たかもしれません。 |
4.イサイアス | あとイサイアスですけれども、1番人気で5着でした。距離短縮でね、詰めの甘さをカバーできると思ったんですけれども、まぁ休み明け・外枠などの要因でちょっと力んで走っていましたね。まぁレースの形は悪くなかったですから、次走ね落ち着いて走れれば巻き返しは可能とみています。 |
6.マイネルメモリー | 1番人気マイネルメモリーが勝ちました。マイネルメモリーは新馬戦で3着だった後、4戦連続で2着だった馬なんですよね。今回C.デムーロ騎手に乗り変わって、待望の初勝利を挙げました。これまで速い時計で駆けた実績はなかったんですが、今回はBランクの時計で勝ち切った点は評価できますね。堅実に駆けるタイプなので、昇級しても相手なりに走ってくれそうですね。 |
1.マテンロウレオ | クリノプレミアムが直線で強引に外に出した時に不利を受けたのが4着のアラタ、5着のマテンロウレオ、そして12着のレインカルナティオでした。マテンロウレオ、こちらもまぁ大きくはないけども、不利があってその後もしっかり伸びている点を評価したいです。 |
5.キングオブドラゴン | そして2着が10番人気キングオブドラゴン、3着がプラダリアでした。2着のキングオブドラゴンはアルゼンチン共和国杯でハナを切って、直線で内ラチにぶつかったという事を踏まえたのか、ハナは切らないという乗り方でした。それが良かったのかどうかは正直わかりませんけども、道中の手応えの悪さからは想像できないほどを直線でしぶとく伸びていました。まぁいつ走るのかわからないタイプですけども、潜在能力はあるというレースでしたね。 |
8.プラダリア | そして2着が10番人気キングオブドラゴン、3着がプラダリアでした。3着のプラダリアは馬場の良い所を通りましたが、パワー十分の馬にはかなわなかったという印象ですね。切れの生きる馬場ならもっと走れそうです。 |
9.キラーアビリティ | キラーアビリティが接戦を制し、昨年末のG1ホープフルステークス以来の勝利となりました。キラーアビリティはスタートが遅く、1コーナーでも狭くなって後ろからになりましたが、外を回らず狭い所を抜けて鋭く差し切りました。前につけているか、内を通るかしないと間に合わない馬場と展開で、上手く狭い所を割れました。まぁ2000mを超えると今のところイマイチですけどもね、2000mで折り合いがつくと鋭いですね。 |
10.エフフォーリア | そして5着のエフフォーリアですね。木曜発表の体重が533キロでした。その後、金曜日にも美浦で時計を出したんですが、絞れず532キロだったんですけども、関東圏の競馬だと力は出せるようですね。この結果からすると。5番人気5着でした。春2戦とは全く違って、メンタル面が良くなっていました。ただ、まだ半信半疑の部分があるかと思います。 |
11.インプレス | 勝ったインプレスは道中溜められるだけ溜めて、外に持ち出すと長く良い脚を使って差し切りました。昇級戦で、しかも負担重量は前走から2キロ重くなったんですが、上がりだけの決着を差し切った点は評価できますね。今回はね、ちょっと不利を受けた馬が多かったので、その点で恵まれたかなと思うので、次走上位候補とはしないんですが、まだ3歳で伸びしろは十分ですし、今後が楽しみですね。 |
12.カフジエニアゴン | 3着のカフジエニアゴンはイスラアネーロから5馬身離されて、自身のタイムランクはC相当になるんですが、まぁ直後にいて先着された2頭が強すぎたという事です。成績通りですね、1400mよりも1200mの方が合っていますね。 |
6.リサリサ | 3着のリサリサ、放牧を挟んで馬体が良くなって来ました。18キロ増の体で、これ全く問題ありませんでした。後続に2馬身以上の差をつけていますから、芝1200mなら相手と展開次第では…というところでしょうか。 |
8.ミレディ | 2着のミレディは左回りの新潟で外、つまり右に逃げて制御不能になったので、今回は右だけチークピースをつけました。で、右回りの多頭数の外枠でどう乗るかだったんですけども、一旦下げて3コーナー手前では内ラチにつけて、そのまま内を回り、直線でも内ラチ沿いを伸びて来ました。内の馬場状態が良い訳ではないので、恵まれたとは言いませんけども、右に行きたがる馬に対しては最善の乗り方で、しかも直線で外に行く馬も多いので、不利も受けませんでした。その点ではラッキーだったですね。 |
13.シャングリラ | 5着のシャングリラはスピードがありますから、難なく先行できて見た目にはですね、センスの良い走りに見えるんですけれども、まぁまだいろんな事に気を遣って走ってるようですね。経験を積みながらという所だと思います。 |
16.クリノリアルレディ | 5着のクリノリアルレディは2桁着順が続いていたんですけども、これはですね体と気持ちが噛み合っていなかった事もありますし、ダートも適正外でしたね。好走歴のある芝の1200mに戻してですね、これで光明が見えてきたんじゃないかなという風に思います。 |
18.フェアムーン | 11着のフェアムーンと15着のシークレットトークです。直線で3番のレゼルノワールが進路を求めて外に動きます。そして押された2番のステラヴェスパーが外に動いて、16番のニシノクラウディアを外に弾き、その外のフェアムーンとシークレットトークは大きな不利を受けました。これが新馬戦ですから、不利がなければどのくらい伸びたのかを判断するのは、まぁ難しいんですけども、フェアムーンはまだ伸びはじめた所でしたし、シークレットトークは騎手がまだ追っていませんでした。どちらも今回人気がなかったので、次走も人気にはならないと思いますけども、連の相手には入れておきたいと思います。 |
2.スピーディブレイク | こちらはですね、前半の800mが48秒6・後半の800mが47秒4というスローペースで、前残りの決着となっています。で、外枠不利の中山1600mでもあり、せめて好位の内にいないと厳しかったのですが、外枠でスタートもそう早くなく、さらに出た直後に外に寄れてダッシュがつかず後ろからになり、そしてペースが速くなっている4コーナーで、思いっきり外を回って追い上げるというですね、もう最悪の展開になってしまいました。直線に入るところで先行集団がリードを広げていて、すでに絶望的な状況だったんですが、そこからよく伸びています。デビューから2回連続で出遅れて、今回は目立つほどの出遅れではなかったんですが、ダッシュが一息。まぁ次走もスタートが上手く行かない可能性はあるんですが、「ゲートの出」そのものは徐々に良くなっています。まぁ能力はあるので、まともなスタートができれば勝てると思います。 |
7.マスキュリン | 5着以下はマラキナイア・ディナトセレーネ、それからマスキュリンと続きました。そして7着のマスキュリン、6着から3馬身差ですから現時点では力の差を感じさせる内容と着差でしたね。 |
12.アイスグリーン | 1番人気で5着のアイスグリーンはもうレース前かなり入れ込んでいまして、競馬でもムキになって、早々に手応えが悪化したんですけども、その割には踏ん張っていますね。まぁ基本的な能力は高いと思います。 |
4.ヴァナルガンド | 2着ヴァナルガンドは比較的緩やかな流れで粘ったとは言え、チャンピオンズカップ、旧ジャパンカップダートを勝ったニホンピロアワーズの半弟です。ポテンシャルはあります。 |
15.トウキチロウ | 3着のトウキチロウは出遅れましたが、ペースダウンした間にですね、一気に差を詰めて勝ち馬に並びかけました。まぁ上位2頭も楽をしていたので、突き放されましたがね、能力は示しましたね。 |
4.サングラデーション | 4着のサングラデーションは経験馬相手のデビュー戦でした。経験馬相手にね、出遅れは仕方ないんですが、上がり600m最速で伸びて来たのは、これ能力があるからこそです。調教では反応が鈍くてですね、ギアが上がらなかったんですけれども、まぁ実戦の芝で一変しましたね。 |
16.サロンドブラック | そしてサロンドブラック、前半1000m1分1秒1で逃げて3着です。ペース補正が入ってるとは言え、大きくペースを落とした訳ではなく、この3着はかなり中身が濃いですね。 |
1.ニシノリーデル | そして5着のニシノリーデル、スローペースで外を回らされましたね。まぁ4角大外で、ちょっとコースロスがあったんですが、その中で見せ場は作りました。調教は地味ですけれどもね、実践の芝で走りましたね。 |
4.キタノブライド | それから4着のキタノブライド、二の脚がつかず後方から。2着テンペストに次ぐですね、上がり600mをマークしました。非常に良い瞬発力があります。仕上がっていたんでね、まぁ次走は体の維持と上がり目、ここが鍵になりそうです。 |
7.ハリケーンリッジ | 2着のハリケーンリッジは3番手の外で折り合って、理想的なレース運びができました。とにかくセンスが良いです。勝ち馬には突き放されましたけれどもね、安泰の2着ですから次走も上位候補になるでしょう。 |
10.ムンドエルモソ | 3着のムンドエルモソはゲート入りに手間取ったんですけれども、ハナを奪ってマイペースの単騎逃げに持ち込めました。逃げ切れるペースだったんですけれども、上位2頭が強かったと見るべきでしょう。相手次第でチャンスです。 |
11.メルシーステップ | 3着のメルシーステップは7番人気でしたが、馬体は良くてですね調教も水準には動いていました。減量騎手起用で、負担重量51キロも好走の要因の1つですけれども、まだ集中して走れていなかったようです。 |
2.ヒミノフラッシュ | それから4着のヒミノフラッシュ。このレースはタイムランクBのですね成田特別の上位馬が3頭出走していたんですが、先のジャスパーグレイトは3着、このヒミノフラッシュは4着、そしてクールファイブは8着で、やはりこう中山よりもですね、スピードを要求される東京ではどの馬もパフォーマンスが落ちたという風に思います。 |
14.キングサーガ | 2着のキングサーガははこれで4戦連続2着です。自身は上がり600m最速で伸びていますんで、詰めが甘い訳ではないんですけれども、常にねなんかこう強い相手がいるレースが続いていますね。という事で次走も上位候補です。 |
16.ウォーロード | 最後に5着のウォーロードですが、まぁ4着馬から5馬身差をつけられましたけれどもね、今回田辺騎手は近走とはあえて違う乗り方をしてきた節がありますからね。これは次走につながる可能性、それがないとは言えませんよね。 |
1.ジェモロジー | ジェモロジーが距離延長、初めての2000mで勝ち上がりました。ジェモロジーは好位に収まると折り合って脚を溜め、まぁ進路さえあればという手応えで直線に入った所、前の2頭の間がキレイに開いていて、待たされたり詰まったりする事もなく、抜けて来ました。まぁずっと内を回って不利を受けなかったという点では恵まれたと言えますけども、夏の時点では1800mで行きたがったり、力んだりしていて、そして1600mの前走は出遅れていました。2000mで好位につけ、前に壁を作れたとは言え、折り合って進み直線で伸びたのは収穫だと思います。 |
7.マキシ | マキシが追い比べを制しました。マキシは直線に入るとですね、しばらく何か右左にフラフラしていたんですが、右手前になると重心も下がって鋭く伸び、馬体を併せに来たウインルーティンに競り勝ちました。母がラキシスでその母の弟がサトノアラジンという晩成血統で、5着だった新馬戦を見ても時間が掛かりそうだったんですけども、2戦目で一気に変わりました。素質は相当なもので、1勝クラスでもすぐに通用すると思います。 |
5.ホウオウバリスタ | 勝ったホウオウバリスタですけれども、まぁ逃げたのは予想外だったんですけれどもね、いやこれは鮮やかな逃げ切り勝ちでした。上がり600m36秒7は追い込んで4着に入ったヒミノフラッシュと並んでメンバー中2位ですからね、これは記録的にも完勝と言って良いと思います。短距離馬がジョーカプチーノ産駒ですけれども、これは異端児的な存在ですね。 |
4.アルファマドンナ | そして4着アルファマドンナ。こちらは走破タイムは評価できないんですが、外へ張る面があって、走りのバランスが悪かったですから。この点が改善されれば大幅にパフォーマンスが上がるかもしれません。 |
4.ヴァリージア | もうスタート直後からですね、砂を被って頭を上げてしまっていて、その1コーナーではもう砂を被るの嫌がって外へ逃げてしまって、2コーナーまでは最後方になっていました。向正面で1頭交わし、3コーナーから直線に入るまでにさらに2頭抜いたんですけども、もう3コーナーからは追い通し。そして4コーナーでまた外へ膨れて、直線でもステッキに反応して外にヨレたんですけども、その後立て直してグイグイと伸びて来ました。若さ丸出しで全く競馬になっていないんですけども、遅いタイムの決着とは言え3着に入りました。能力は高いはずですね。1度レースを経験したぐらいで一気に内容が良くなるとはちょっと思えないんですけども、そう遠くないうちに未勝利戦は勝てると思います。 |
6.ヒルノヴィクトリア | 3着のヒルノヴィクトリアは逃げ切った勝ち馬を除けば、上がり600m最速なんですが、2着から9馬身差ですからね。着順は鵜呑みにできません。 |
9.ペプチドタイガー | 2着のペプチドタイガーは仕掛けて2番手を取り、直線でエアメテオラに並びかけましたけども、突き放されましたね。シャドーロールとリングハミの効果は今回あったと思える内容でしたけども、まぁ結果に関してはスローペースで恵まれた面もありますね。 |
4.サトノトライアンフ | サトノトライアンフはですね、1番人気で6着でした。逃げた馬と2番手の馬で決着したレースで、2番手の外からあっけなく失速して、伸びを欠きました。正直言ってですね、明確な敗因は特定できないんですが、調教では動いていましたから、どこかで変わってくる可能性はあるはずです。 |
2.リコッチ | そして3着リコッチですね。こちらは最後の直線に向いたところで大きく躓く不利があったんですよね。スムーズなら2着はあったかもしれないですし、スムーズに運べれば、次走は勝ち負けになると思います。 |
14.ウインルーティン | 2着のウインルーティンは早めに動いて行って、よく伸びていますけども、ちょっと相手が悪かったという2着ですね。昨年暮れ以降は成績が安定しているだけではなく、内容がどんどん良くなっていて、次走はチャンスだと思います。 |
8.サンライズエース | それから11着のサンライズエースですけれども、初めてのダートで初めてブリンカーを着用して来ました。結果は散々で、まぁブリンカーはね、少なくとも逆効果だったという気はしますが、ダート適性に関してはちょっとこの1戦だけでは判別できないですね。 |
9.ソッコータルマカ | ソッコータルマカは今回、距離延長そして初めてのブリンカーでの出走でした。ソッコータルマカはスタートが良く、少し躓いたんですけども、外枠から楽に2番手につけて、まぁスローペースにも恵まれましたが、9馬身差の圧勝ですから展開が向いただけではないですね。ブリンカーの効果もありましたし、まぁ身体が絞れて動けるようになっていたんだと思います。ブリンカーだけでなくて、シャドーロールにリングハミとなかなかの重装備ですから、次走も同じように走れると言い切れないんですけども、能力は1勝クラスでも通用すると思います。 |
2.ショウナンアレクサ | 2着のショウナンアレクサは内で脚を溜めて4コーナーで外に出す時に逆手前になっていましたけども、直線でもしっかり伸びました。ただ、上手く脚を溜めて今回1800mをこなしましたけども、ベストは1600mだと思います。 |
3.エマヌエーレ | 5着のエマヌエーレはメテオリートに4馬身差をつけられました。今回は少頭数で着順が上がっただけなんですけれども、調教は動きますからね、思い切ってですね短距離を使ってみるという手もあるんじゃないかなと思うんですけれどもね。 |
6.ティムール | あとね、7着のロードプレイヤーと10着のティムールも4コーナーで大きな不利があったので、この2頭も参考外の1戦と考えて良いと思います。 |
11.ロードデルレイ | 勝ったロードデルレイ、上がり600m33秒2というですね、断トツの数字をマークしました。何しろですね、抜けてくる脚が桁違いに早かったですね。父はですねロードカナロアです。このレースペース補正が1秒入った、緩やかな流れでしたから4馬身差というのは、もう圧巻も圧巻ですよね。今後が楽しみです。 |
1.サブライムアンセム | 6着のサブライムアンセムは、もしですねゴール前でウインシャーロットが外にヨレていたら、突き抜けていたかもしれません。まぁ仮に突き抜けていても、中山1600mの内枠を活かしてずっと内を通り、前が詰まらなくてラッキーでしたねという評価になりますけどもね、1600mで脚を使えたという事は収穫かと思います。 |
13.ウインシャーロット | そして2着がウインシャーロット、3着がフィアスプライドでした。まず2着のウインシャーロット、中山1600mの外枠からでも無理せずに先行できるという流れの、その恩恵は受けましたが、まぁ安定した先行力は大きな武器ですね。単に展開に恵まれて2着に残ったとは思わない方が良いでしょう。 |
14.ミスニューヨーク | ミスニューヨークがターコイズステークスを連覇です。ミスニューヨークはですね、昨年は前半34秒3-45秒4で、後半が47秒4-36秒0という前傾ラップを追い込んだものでした。今年は前半の方が遅い流れでしたが、昨年よりは前の位置を取り、昨年と同じように鋭く伸びました。超高速馬場ではない冬の中山の芝がとにかく合うようですね。 |
18.ロータスランド | 3番人気で9着のロータスランドは1400mが得意なんですけども、1400mであれ1600mであれスローペースでの好走が多い馬です。このペースを先行するとキツかったという事でしょう。 |
10.コパノパサディナ | 2着のコパノパサディナは近走のレースぶりから逃げは意外で予測できませんでしたがね、小回りコースに対応するスピードを見せましたし、ほぼ逃げ切り同然でした。次走も相手次第では有力です。 |
14.タロントゥーズ | 4着のタロントゥーズは今回が初めてのダート出走で、まぁキックバックも問題なくてコースロスのないレースはできましたね。やや速い脚が欠けるという印象は受けましたけれどもね、ダートにも目処が立ったと言えます。 |
15.ガンウルフ | 3着のガンウルフは好位で流れに乗れたんですが、上位2頭とは瞬発力の差が出ましたかね。この馬馬体は良いですし、調教も動きますし、レースのセンスが良いです。このレースはペース補正が1秒も入っているように、かなり緩やかな流れで、先行抜け出しを測って3着でした。前進気勢をうかがえましたし、調教はほんとすごく動きますんでね、ポテンシャルはあるんですけれども、ちょっと走りはワンペースかなっていう風に映りました。半姉のランドネはですね、芝で3勝。芝の重賞でも3着しているんですけれども、こちら父がねBlameからGun Runnerに変わりますと、これ血統構成は大分違うんですよね。要は適性の問題ということで、次走が芝なら危険馬。逆にダートなら本命という二面性を持つ馬です。まぁ今回3着ですから、次走はまだ芝を使うと見て、あえて危険馬とたいと思います。 |
6.ウイントルヴェール | 5着のウイントルヴェールは前走、4コーナーで外へ振られる不利がありました。今回、小倉滞在2戦目で一歩前進というとこなんですね。やはり着差は大きすぎると思います。 |
11.ドゥワー | 4着のドゥワーは前走の先行策からですね、差す競馬にシフトして来ました。その成果はあったんですが、3着から5馬身差は決定的な差で、まだ相手次第で勝ち負けうんぬんは言えそうにありません。 |
3.カンフーダンス | 1番人気で6着のカンフーダンスは出負けした上に他馬と接触して下がり、すぐに追い上げたんですけども、砂を被るようになると進みが悪くなりました。1200mでスンナリ先行して好走していた馬が、1000mで出負けして苦しくなったという事ですけども、すんなり先行すれば巻き返せると思います。 |
5.バスドラムガール | 3着のバスドラムガールはダノンミカエルに前走で5馬身差をつけていたんですけれども、あっさり逆転を許してしまいました。とは言えですね、マークしてきた2着馬とはクビ差ですから、こちらも相手次第で勝機があります。 |
11.クリーデンス | 2着のクリーデンスも初ダート、そして初めての1000mだったんですが、好スタートを切ってその後押してハナを切り、最後まで止まっていません。次走もダート短距離なら有力ですね。 |
10.タリア | 直線でまず内を狙ったんですけども進路がなく、外に切り替えようとしたところで外から寄られてブレーキ。その時に前の2頭の間が空いたので、今度はそこを狙ったんですけども、すぐに閉まってまたブレーキ。その後前にコースができてからも、鋭くは伸びていませんけども、2回のブレーキをかけながら止めてしまわなかった事が収穫だと思います。なぜなら、ダートの新馬戦は直線に入る前から、もう耳を絞っていて直線でも砂を被る位置にいて、自分からもうやめてしまっていました。砂を被らなければ、不利があってもやめないという事かもしれませんけども、まぁ精神面で進境があったと見たいですね。まぁ恐らく芝向きでもあるので、次走は穴候補に出来ると思います。 |
9.サンセットクラウド | あと3着サンセットクラウドは上位2頭に切れ負けしたんですが、早め先頭で見せ場は演出しました。安定感はあるので、持久力戦になれば勝ち切る可能性はあると思いますね。 |
13.ショウナンアメリア | この馬は先々週の小倉4日目の芝1200m使って、滞在して連闘で出走してきました。この時期の小倉競馬はですね、栗東からの輸送で、中京と小倉の2場を選択できる関西馬に有利なんですけれども、関東馬にとってはですね、滞在できるというメリットがあります。ショウナンアメリアは輸送に弱くてテンションも高いですから、当日輸送のレースや一泊滞在のレースでは安定して力を発揮する事ができないでいました。今回は前走時から小倉に滞在して調整していて、いわゆる滞在競馬が向くタイプで、この馬のポテンシャルですね、最大限に引き出す事ができた訳です。夏の北海道シリーズではですね、この手のケースは枚挙にいとまがないんですけれども、冬の小倉でもよくあるケースですからね、滞在競馬向きの関東馬にはよく注意を払って欲しいと思います。 |
15.ショウナンラタン | ショウナンラタンが芝に戻って2走目で初勝利を挙げました。流れが向いた感もあるんですが、芝に戻った前走にしても直線は追い上げていましたし、今回は距離が延びたのも良かったですね。昇級即上位候補とまでは言えないんですが、注意はしておきたい1頭ですね。 |
14.プリンスメーカー | 2着のプリンスメーカーは、前走芝で大敗を期しましたが、2歳新馬戦5着の時と同じダート1300mに戻って一変しました。4コーナー最内のコース得はあったとは言え、後方から上位に来たのはこの馬だけですから、瞬発力は評価しておきたいです。 |
13.イデアユウシン | 3着のイデアユウシンは534キロの大型馬で、跳びが大きいですからね、外めの枠から自分で動いて行く形が取れた事、これが好走の要因だと思います。10番人気の低評価でしたけれども、まぁ関東馬ですから次走が東京ダートの2100mならマッチそうな感じがします。 |
7.ミラクルティアラ | 2着のミラクルティアラは少し出遅れた程度でしたけども、無理に追い上げと最後方待機。逃げ切った勝ち馬を追った馬たちが失速したとは言え、直線での伸びは目立ちました。今までとは違う形で好走できた事は収穫ですね。 |
9.クインズカムイ | そして2着のクインズカムイ、9番人気の低評価でしたが前走の2歳新馬戦では上がり600m最速を記録していたんですね。まぁ勝ち馬には完敗の2着ですが、まぁ2戦目でレースぶりが良くなりましたし、自身のタイムランクはB相当になります。 |
10.ガレストロ | そして3着ガレストロは上位2頭には切れの差で負けたんですが、前めにつけてしぶとく粘りました。こちらは次走上位争いになりますね。 |
15.ダット | 最後5着のダットですけれども、前走の3歳新馬戦は逃げて4着でした。直線の二枚腰が目を引いたんですけれどもね、今回は後方から追い込んで来ました。まぁある意味多彩な才能を見せたとも言えますね。これは次走以降に繋がると思いますね。 |
10.バルサムノート | 5着のバルサムノートはまだ成長途上という感じでしたけども、外を回った分の差も今回はあると思います。 |
12.スズハローム | 1番人気で6着のスズハロームなんですけども、3コーナーから追い通しになっていました。内回りのコーナーで加速するのが苦手なのかなと思っていましたけども、直線に入った所でジョッキーがハミをかけ直すような動作をしていて、もうハミを取っていなかったようですね。能力は高いんですけども、乗り方が難しいですし、馬がやる気を出すかどうかはちょっとやってみないと分からないという状況です。 |
1.コズミックフロスト | 1番人気1着でした。夏にですね、休み明け2着の後に中1週で5着だったので、同じ臨戦過程の今回も不安材料はあったんですけども、その夏の5着は1200mでした。ベストの1400mなら問題なかったですね。ただ、最内枠から内を走って直線でも内が開いていたのはラッキーだったと思います。 |
2.クロックフォード | クロックフォードが1番人気に応えて快勝です。クロックフォードは隣のレイズカイザーがスタート直後から飛び出して行ってもガッチリ抑えたまま進み、徐々にポジションを上げて1コーナーでは3番手の外。ペースが落ちないので、3コーナーから後ろが離れだし、最後はバテ合いのようになった3頭での争いを制して、突き放しました。デビュー戦は東京1600mでスタート地点が芝である事も影響したのか、出遅れた上に進みも悪かったんですが、そこから1ヶ月ちょっとで20キロも体重が増えているのに太め感がなく、パワーアップして前半から進みが良かったですし、ハイペースを追いかけても最後までしっかりしていました。まぁ昇級しても対応できそうなレースはしていると思います。 |
6.グレートサンドシー | 唯一の関西馬グレートサンドシーが1番人気で勝ちました。グレートサンドシーは先行して粘るホロニックパスとの競り合いを制しましたね。この馬ね、まだ体に緩さがあって、馬体は成長途上なんですがそれでも好時計で勝ち切った点は評価できますね。レースぶりから距離面の融通も利きそうなので、先々まで楽しみな1頭ですね。 |
9.メタマックス | メタマックスがダートに変わって初勝利を挙げました。メタマックスは出遅れましたけども、すぐに中団まで追い上げ、4コーナーでは外を回って差を詰めると、直線特にラスト200mで鋭く伸びて差し切りました。Into Mischief産駒なので、ダートで一変するのはまぁ予想通りなんですけども、予想以上にダートでは強かったですね。今回を見る限り、1000mでは距離不足という感じなので、ギリギリのBランクではありますけども、1200mの1勝クラスでも上位可能としたいです。 |
7.レモンポップ | 単勝1.6倍の指示を受けたレモンポップが期待に応えて勝ちました。レモンポップはですね、まぁいつものこの馬のレースをして、自然体に普通に勝って重賞初制覇という事なんですが、ちょっと外から早めに来られましてね、追い出しが早くなった事を考えますと、これは着差以上に強いですね。本番のフェブラリーステークスは1600mになり、これは守備範囲だと思うんですけれども、相手次第ではですね、相対的に本質的な距離適性、その差が出てしまうかもしれませんね。 |
10.テイエムサウスダン | それから昨年の勝ち馬のテイエムサウスダン、これは14着でした。好位の内に収まったんですけれども、直線へ向いて早々と脱落しました。前走からマイナス体重でしたけれども、数字以上にちょっと太く映りましたしね、まだ体調が整っていなかったのかな。その分集中力にも欠けてしまったのでしょうね。 |
12.セキフウ | 13着のセキフウですけれども、これは全く良い所がありませんでしたね。と言うよりね、これ全く走ってないですよね。ということで気持ちの問題でしょう。この馬は安定して力を発揮できないのはネックですね。 |
14.ヘリオス | そして昨年の2着馬のヘリオスは15着でした。その昨年は好位差しの形が取れたんですが、今年は逃げ争いを演じて序盤で競り合った事がね、かなり堪えたんじゃないかなと思います。 |
8.ローヴェロ | 2着のローヴェロはほとんど減点のない騎乗で、好位から楽に抜け出して来ました。今回6ヶ月半ぶりの実戦で、さらに昇級戦でここまでやれた訳ですから、次走も当然勝ち負けになるでしょう。 |
13.バルミュゼット | 3着のバルミュゼットの上がり600mは最速です。追い込み一手なので、仕方ないと言えばそうなんですけれども、まぁ展開などのハマり待ちという部分はありますね。つまり、今後はですね相手と展開が鍵になるという事です。 |
10.インザビギニング | 3着のインザビギニング、勝ち馬はマークして進んだんですが、4コーナーの手応えが違いすぎました。なんとかね食らいついたんですが、ラストは突き放されてしまいました。次走は勝ち負けになるでしょう。 |
9.コトヴィア | 5着のコトヴィアは休み明けで体が減っていたのが気になったんですが、まぁコースロスなくインで上手く立ち回っていましたね。この走りなら1600mでも大丈夫そうです。 |
1.シゲルテイオウ | 4着のシゲルテイオウは勝ち馬とほぼ同等のレースをしましたが、タイムランクSLのレースで、ラストは瞬発力の差が出てしまったかもしれません。 |
16.パールロード | 2着のパールロードは先日の愛知杯を勝ったアートハウスの半弟でですね、評判馬で1番人気でした。好位の内に収まって、直線でなかなか進路はできなかったんですが、難なく2着は確保しました。まだ幼い面はあるようなんですけれどもね、まぁ次走も上位候補です。 |
5.トーホウフランゴ | トーホウフランゴはダッシュ一息でスタート直後から下がったんですが、4コーナーで早めに追い上げて行き、直線でもそのまま外を伸びて差し切りました。外枠だったので、包まれたりせずペースが速かったので、折り合いがついて差せる展開になり、まぁ内が有利ではない馬場になっていた事も幸いでしたね。かなり上手く行ったという部類なので、昇級してすぐに通用するかどうかは微妙だと思います。 |
10.アスクドリームモア | 3着のアスクドリームモアはレースの形は良かったんですが、思ったほど伸びなかったです。福永騎手は馬場が悪くて走りづらそうだったとコメントしているんですが、2着とクビ差ですから、及第のレースと評価するべきでしょうか。 |
3.スズカワールド | 5着スズカワールドは連闘で出走してきました。着順は前走と変わらなかったんですが、積極的なレースをして見せ場は作りましたね。 |
2.メイショウゲキリン | 好スタートを切って逃げたんだけども、粘り切れなかったというだけのレースなんですけども、先頭に立っていても気を抜いたり物見をしたりしなかったですね。これは初めて着用したブリンカーの効果と思われるんですが、直線で交わされてからも集中して走っていましたし、ブリンカーの効果がかなり大きかったと思います。で、これ今回が初めてのブリンカーだから効果があっただけで、次はブリンカーの効果がなくなるというケースもあるんですけどもね、ここまで効果が大きいのなら連続でのブリンカー着用でも効果はあるとみます。今なら芝に戻しても面白いのではないかと思います。 |
4.ジャスパーグレイト | 3着のジャスパーグレイトは大方の予想では、逃げ候補だったんですけれども、ハナへ行けなかった事で序盤はちょっと力んでしまいましたかね。それでもここまで踏ん張ったように、スタミナはあります。ただ、ちょっとねワンペースのきらいもあるかなという印象は受けました。 |
5.メモリーレゾン | 3着までも上位人気が占めた。まず4着のメモリーレゾンですけれども、13番人気と評価が低かったですかね。牝馬限定の重賞の考え方として、基本的に牡馬相手に2勝クラスを勝っていれば通用するんですね。今回の場合、またはねローズステークス5着というこの馬の着順を基準にしますと、ローズステークスを勝ったアートハウスのパフォーマンスが低下したらば、机上の計算では逆転は可能だったという事です。 |
6.セルバーグ | 3ヶ月ぶりの実戦だったセルバーグが1番人気に応えて勝ちました。セルバーグはですね、2走の内容を見て、私の次走危険馬にした前走、3着だったんですよね。今回、ペース補正が入って緩やかな流れの中ですね、2番手で折り合えたという事は、最大の進歩でして、私が危険馬とした短所がですね、改善されていましたね。ですから、これも完勝と言える内容です。 |
14.アルナシーム | そしてね勿体なかったのが1番人気で6着だったアルナシームですね。さぁこれからという時にね、軽く接触してちょっとバランス崩す場面があったんですよね。次走見直しが必要だと思います。 |
3.タイゲン | 4着のタイゲンは前走2着ですが、走破タイムは1分34秒4でした。今回はね、単純にタイムが速すぎたとも言えるんですが、脚の使い所が難しいので、控えるレースの方が良いかもしれませんね。 |
8.ショウナンアデイブ | ショウナンアデイブは出遅れて5着でした。前走もそうなんですが、スタートに課題を残しましたね。このスタートでですね、この馬のポテンシャルを最大限に発揮できないでいるんですね。 |
11.トゥードジボン | 2着のトゥードジボンは骨折明けで、およそ9ヶ月ぶりの出走でした。今回は相手が悪かったんですけれどもね、この馬自身は安泰の2着でした。まぁ2勝クラスでは能力上位で、反動がなければ次走も勝ち負けになりますね。 |
4.タカサンフェイス | 3着のタカサンフェイスは26キロの体重増。これは成長分で、休養の効果がうかがえました。先団の内に収まって、4コーナーの手応えが十分で、その手応え通りにしっかり伸びました。さらに前進が可能でしょう。 |
2.テイエムヒマラヤ | 4着のテイエムヒマラヤも出遅れましたが、これリカバーして4コーナーの手応えは十分でした。若干仕掛けが遅れた感じありましたが、上位馬とはダート1000mの経験値の差が出たかもしれませんね。 |
6.ブリュットミレジメ | そして5着のブリュットミレジメ、こちら上がり600mは最速でした。ゴール間際はよく伸びていましたからね、今回はちょっと出遅れが痛かった気がします。 |
13.フレンドパル | そして3着のフレンドパル、1200mだと終いが甘くなるため、1000mに出走して来ました。この距離で、今度ハナへ行き切れば面白いと思いますね。 |
2.ダズリングブレイヴ | 3着のダズリングブレイヴは逃げ馬には完敗でしたが、2着馬とは接戦です。放牧で立て直した効果はうかがえました。次走は前進可能です。 |
6.セレブレイトガイズ | 2着のセレブレイトガイズは直線は勝ち馬と内・外の攻防になって、僅かに及ばず。今回を含めたこれまでの成績を振り返ってみますとね、芝2000mが1番合っているようです。小回りコースでですね、一瞬の脚を活かすタイプでしょうかね。 |
9.デルマシルフ | 1着のデルマシルフ、大外枠でしたが楽にハナへ行けましたし、JRA再入厩2戦目で、大幅にパフォーマンスが上がりました。 |
6.ヒンドゥタイムズ | 2番人気のヒンドゥタイムズは6着。残り200m付近で失速してしまいました。一昨年のこのレースでは3着だったんですが、当時は超スローペース。坂のあるコースの2000mで流れが速いと厳しいのかもしれません。 |
11.プリヴィエレジェ | 3着のプリヴィエレジェは強い逃げ馬に着いて行った分、最後の最後で苦しくなりましたけれども、前走からダートの短距離にシフトして、これで軌道に乗ってきたという事は確かです。 |
1.セイウンシリウス | 4着のセイウンシリウスは調教量が不足していた事は確かですが、そんな中でここまで走れたのですから、能力は高いです。この馬も馬体は良いですし、叩いた上積みは大きいので、次走の狙い馬になります。 |
10.ラウラーナ | 3着のラウラーナは、トーセンローリエに5馬身差をつけられて完敗も完敗ですけれども、いつも一生懸命に走るえらい馬です。間隔を詰めた出走が続いてますから、そろそろ連戦の疲れが懸念される頃ですね。 |
14.フェルドランス | 1週目の中山で前が詰まり、もう何もできずに終わったんですが、疲れは残らないレースだったので連闘で中京へ出走しました。しかし、またスムーズではなかったですね。スタート直後からカーブが続く中京1600mらしく、ゆったりとした流れで序盤は好位を確保できていたんですが、向正面に入ると、外から内に寄って来る馬が複数いて前が詰まり、ポジションが下がりました。さらに直線ではしばらく進路がなくて待たされ、外に出して遅ればせながら追い出しても鋭くは反応せず、伸びたのは最後の最後だけでした。スムーズに運べず、追い出しを遅れた事が大きく響いていますけども、やはり1600mは本質的に短いのだと思います。今回が連闘だったので、次走に関しては取り扱いに注意なんですけども、まぁ距離を伸ばして来たら狙い目になると思います。 |
16.レッドバレンティア | 4着のレッドバレンティアは好位の内で折り合って、申し分のないレースができたと思うんですが、メンバーランクBのレースでしたからね。単に上位3頭が強かったと見るべきかなと思います。 |
9.ウインレイアー | そして5着のウインレイアーですけど、普通のメンバーなら上位候補のレベルですね。この馬はセンスが良くて、5着でもタイムランクはC相当ですからね。今後は相手次第になると思います。 |
15.ローズピリオド | 2着ローズピリオド、勝ち馬から0秒6差Cランク相当です。3着以下は1秒3以上離していました。「良」馬場のダートではもたつく面を見せる、3・4コーナーで上がって行けたという事が、特殊な馬場への適性が高かったという事だと思います。新潟ダート1800mの初勝利時も「稍重」でした。次走が湿ったダートなら信頼して良いと思います。 |
16.キタサンドーシン | あと3着キタサンドーシンは逃げる競馬で粘りました。ダートに戻してレースぶりが良くなって来ましたし、現級に目処の立つ内容でしたね。 |
4.ジネストラ | そして勝ち馬にハナ差の2着がジネストラでした。このジネストラはスローペースの逃げで突かれもしないという、まぁ理想的な展開でしたけども、直線の坂で脚が鈍ってしまいました。まぁ坂で勝ち馬に一気に交わされたんですけども、その後坂上では離されていません。直線の坂で鈍るというのは、まぁいつもの事なので、勝ちやすいのは平坦コースだと思います。 |
5.アールバロン | 3着のアールバロン、4着のフィールシンパシーは先行馬ペースに乗って流れ込みましたけども、まぁ次走も展開次第という事になりそうです。 |
9.フィールシンパシー | 3着のアールバロン、4着のフィールシンパシーは先行馬ペースに乗って流れ込みましたけども、まぁ次走も展開次第という事になりそうです。 |
5.ハイアムズビーチ | こちらはゲートの出は早くなかったんですが、二の脚で挽回してハナに立って、その後は絡まれる事なくマイペースで逃げる事ができました。振り返れば、前走の1200m戦はタイムランクBの時計で勝って、番組注目馬になってた馬なんですよね。今回もこの形に持ち込めれば、1400mでも逃げ切るかと思って、道中見てたんですが、1・2着馬にはあったりと交わされて、ラストは脚が上がり加減で3着だったんですよね。今回ちょっと期待ほどは動けてなかった印象ですね。この馬の場合ね、やはり白毛馬という事で付加価値がついて、次走も人気が予想されるんですが、このねラストの甘さはちょっと気になったんですよね。しかも、揉まれた際の不安も残りますしね、ですから信頼しすぎるのはどうかと見て危険馬に選んだんですが、ただし、1200mとかに出てくればスピードで圧倒するシーンも十分考えられると思いますね。 |
6.イコサン | その後2着が2番人気ダンシングニードル、3着が1番人気イコサンでした。3着のイコサンはゆっくり出て行って3コーナーでは3番手。そこから手応え良く回って来ましたが、直線の坂で失速しました。1200mでは安定しているんですけども、どうも平坦コース向きのようですね。 |
6.クロニクル | スタートは早くてですね、しばらくはジョッキーも行く気を見せていましたけども、結局は控えて好位の内。3コーナーから4コーナーにかけてはペースが速くなっている上に砂を被っていて、手応えが悪化していましたが、直線に入ると伸びそうになりました。しかし、そこで前が詰まってしまって残り200mを切るまで追えなくなってしまいました。進路ができてからは伸びているだけに、勿体なかったですね。ただですね、昇級してからの2戦、続けて砂を被る形になっているんですけども、以前ほどは嫌がらなくなっていて、慣れてきた模様です。直線で詰まったりしなければ、次走は巻き返せると思います。 |
2.アルトシュタット | そしてアルトシュタットはハナ差の惜敗でしたね。このアルトシュタットは先行3頭のすぐ後ろにいて、直線でしばらく進路がない感じでした。まぁ捌いて進路を確保して本格的に追い出した時には、もう外のケデシュがかなりのスピードで迫っており、あっという間に差されそうだったんですけども、並んでからがしぶとかったですね。ペースが早くても無理なく前にはつけられますし、好位で溜めて伸びるようになって、安定感が出てきました。次走有力ですね。 |
8.タマモダイジョッキ | 3着のタマモダイジョッキは後方待機から直線勝負になりました。展開も向いて好走しましたが、溜めてハマるかどうかという乗り方が合っているのは確かですね。ただし、安定性は求めにくいです。 |
12.ゴコウサス | 2着のゴコウサスは4コーナー大外から伸びて、勝ち馬に迫りましたが、まぁ休み明けを1度使われた事で、追われてからの反応が鋭くなりましたね。芝の1200mなら相手次第ですぐに勝てそうです。 |
3.エバニスタ | エバニスタは10番人気で2着でした。大外枠から押し通して好位を確保。まぁ追って味のあるタイプではないですから、この初動が好走の要因でしょう。ただ、次走もですねこう上手く行くとは限りません。 |
9.ナツイロノオトメ | 2着のナツイロノオトメは先々週の小倉戦2着から連闘です。2番手追走から勝ち馬を追いかけたんですが、その差は一向に詰まりませんでした。ダート1000mならあと一押しのレベルなんですがね。 |
5.ハイランドリンクス | 3着のハイランドリンクスはスタートでアオったんですが、飛ばして行く馬がいなかった事もあって、前につけることができました。直線で鋭さは感じませんでしたけども、よく伸びていて2戦目で大分内容が良くなったと言えます。 |
1.トレンディスター | トレンディスターは1番人気で2着。前走の中京2歳ステークスは、前後半のバランスの良いラップで逃げて2着だったんですが、今回は競り合いになった分、前半600mは33秒4と速くなってしまいました。まぁ芝の1200mならすぐにチャンスです。 |
2.スリーアイランド | 勝ったスリーアイランド、父はZoustarで、Zoustarは豪州産のスプリンターです。父系はFairy Kingに遡ります。逃げ馬が上がり600m最速ですから、これはもう後続はお手上げです。昇級しても芝1200mなら通用します。 |
8.サザーランド | 勝ったサザーランド、スタートが良かったのでそのままハナへ行ったんですけれども、前半600mが35秒1、後半が35秒0と実にバランスの良いラップで逃げ切りました。ダイワメジャー産駒で、全姉に芝短距離で3勝したスペチアーレがいます。多分、この馬も同じくですね短距離のスピードタイプに育ちそうです。 |
9.リアルシング | 5着のリアルシングはこの馬とすれば、流れに乗せたレースができました。4コーナー大外のロスはあったんですが、上位馬の実力と着差から、これは精一杯走ってると見て良いと思います。 |
3.ディオアステリア | 6番人気2着でした。前半34秒5・後半34秒2。まさか前走以上の超スローになるとは…。 |
17.タウゼントシェーン | 4着のタウゼントシェーンは2歳7月の新馬勝ちの後、15連敗を喫してですね、今回初めて芝1200mを使って来ました。手頃な位置で折り合って、上がり600m最速で伸びました。これで今後の方向性は定まったかなと思いますね。次走も芝の短距離戦なら、パフォーマンスが上がると思います。 |
4.フェザーモチーフ | 2着のフェザーモチーフは初めてのダートだったんですが、砂を被らないポジションを取り、直線入り口で勝ち馬との差を詰めると一時は完全に並ぶ所まで行きました。そこから振り切られましたけどもね、ダートに変わって大きく前進しました。砂を被ったらどうなのかはちょっと正直分からないですけどもね、今回のタイムはかなり優秀ですから、次走も有力です。 |
5.リンクスソレイユ | 4着のリンクスソレイユは3着馬から5馬身差なんですが、使った上り600mはギリギリ及第点の評価です。 |
2.ガールズレジェンド | 3着のガールズレジェンドはですね、まぁ出遅れは痛かったんですが、デビュー3戦目で1番良い脚を使いました。まだ体はしっかりしていないんですが、それでも以前より歩様は良くなりましたし、確実な進歩がうかがえます。 |
5.コスモオピニオン | 4着のコスモオピニオンと5着のビルドラポールは、勝ち馬がちぎるというね、そうした展開に恵まれた感が強いんですけれども、4着のコスモオピニオンは初めてのダート出走でね、まぁ適性は示したと言えますね。 |
14.セイウンパシュート | 1番人気8着でした。4コーナーで早々に手応えがなくなってしまいました。状態が良くなかったのか、右へ回りが合わないのか、ちょっと判然としませんがいくらなんでも負けすぎですね。少し休ませて次走東京に出走すれば、巻き返せるかと思います。 |
18.ウイングランブルー | そして5着のウイングランブルーですが、まだ体のバランスが整っていなくてですね、口向きなどに課題を残す中で、逃げて5着でした。ただ、この発信されているコメントを見ますとね、非常に期待の高さがうかがえますね。将来性はあると思いますね。 |
14.ウィズザワールド | 5着のウィズザワールド、これで5戦続けて5着以内です。レース巧者で、相手なりに走る反面ですね、相変わらず詰めも甘いという感じがしました。 |
4.アポロリヤム | 今回は4番人気でした。まぁ序盤から力みっぱなしで、全くこう力をね抜けるという場面がありませんでした。それでも4コーナー大外から一瞬は伸びかかったようにですね、このクラスでやれる能力はあるんですよね。要は折り合いの問題です。今回はね、良い意味でガス抜きになって、次走落ち着いて走れれば、この馬本来の決め手を発揮できるかもしれません。ただ、何せムラ馬ですからね、少し追い掛けても良いかもしれない。むしろ着順を下げた時というのが、次が狙い目になりますから、そういうタイプです。 |
15.ペプチドヤマト | 6番人気10着でした。馬体は締まっていましたし、内枠に泣いた近走とは一転して外め好位からスムーズな競馬。これで止まったのは不可解でした。気性的なもので、馬が勝手に止めてしまったとしたら厄介です。 |
3.イルーシヴパンサー | イルーシヴパンサーが内から抜け出し、昨年2月の東京新聞杯以来の勝利を挙げました。イルーシヴパンサーは内で脚を溜めていて、直線で前のエアロロノアが1頭分だけ外に移動した事でスペースができ、オニャンコポンを内に押し込みつつ進路を確保して一気に伸びて来ました。エアロロノアがですね、あのまま前が開くのを待っていたら、こちらは詰まっていたか詰まらなくてもエアロロノアのよりは先に追い出せなかったはずで、その点ではラッキーだったんですが、まぁ器用な競馬ができたという点ではこれまでとは違いましたね。 |
6.ソーヴァリアント | ソーヴァリアントが抜け出してチャレンジカップ連覇です。ソーヴァリアントは昨年のこのレースを勝った後に骨折がありまして、ボルトを入れる手術をして復帰戦のオールカマーは心房細動でシンガリ負けだったんですけども、ここで復活しましたね。昨年ほどの楽勝ではなかったんですが、まぁ能力は落ちていない事が確認できて一安心ですね。まあ順調なら、来年はG1でも上位可能と思います。 |
11.ヒシイグアス | そして2着が大阪杯4着のヒシイグアスでした。スタートが良かったですね。それで理想的なポジションで、レースの流れに乗って行けた訳です。私はね、騎乗というのは減点法で評価すべきだと考えているんですけれども、このレースレーン騎手はですね減点ゼロの乗り方をしたと思いますね。そしてこの馬自身、従来のレコードコースを更新してる訳です。 |
12.スタニングローズ | そして2番人気のスタニングローズは14着に止まってしまったんですよね。秋華賞と同じような競馬をしたんですが、早々に後退しました。秋華賞は2000mで綺麗な馬場で前残りの競馬だったんですが、今回は2200mで道悪で外差し有利の展開でしたからね、まぁ単にその差が出ただけだと思いますし、これからまだまだ強くなる1頭だと思います。 |
13.ラーグルフ | 1番人気のラーグルフが接戦を制しました。まぁラーグルフ長所は、馬群の中で上手く立ち回れて騎手の指示通りに動ける事ですよね。まぁそれが生きる展開になりましたけども、まぁタイムを含めてレースレベルはかなり低いという事はちょっと頭に入れておきたいですね。 |
5.ジューンアース | 2着のジューンアースは、逃げ馬を交わせば勝てるというレースだったんですが、これは相手が悪かったです。まだ心身が噛み合った良い走りができたとは言えないんですけれども、まぁ相手次第でチャンスがありますね。 |
8.エンツォウーノ | 5着のエンツォウーノとそれから6着のホペロアはハナ差の接戦、2着とは0秒4差です。 |
12.ワンダーエッジ | 2着のワンダーエッジは2番手追走からその位置を守り通しました。8馬身差の2着ですとね、タイムランクはD相当になりまして、次走へ向けての評価に悩まされるんですけれども、まぁ562キロの大型馬だけにですね、まぁ1度使った上積みは大きいのではないでしょうか。 |
1.サウンドレイラ | 2着のフィルムアクトレスから8着のアイオブザストームまでの7頭は、ほぼ一団の入線で、0秒2差以内です。7頭全て完全タイム差はマイナスですからね、評価が非常に難しいです。4着のサウンドレイラはレースは上手ですが、少しジリっぽい印象を受けましたね、ジリ脚っぽいね。 |
8.レッドテンペスト | 2着のレッドテンペストは出遅れましたが、後方で折り合いに専念してしっかり脚を溜めて直線勝負。これで2戦ともに上がり600m最速の脚を使っています。相手次第というよりは、ペースと折り合い次第というところでしょうかね。 |
5.カズカポレイ | カズカポレイは勝ち馬には歯が立たなかったんですが、3着には2馬身差をつけて、安泰の2着です。自在性があるのが強みで、叩いた次走は相手次第でしょう。 |
2.クリーンジーニアス | クリーンジーニアス、こちらは1番人気で9着でした。休み明けで体が減っていましたし、今回が初めての芝で、ましてや昇級戦でした。単勝オッズ5.3倍で人気が割れていたとはいえ何で1番人気だったのかなぁ…という風なものですけれどもね。まぁダートで見直したいと思います。 |
2.メイショウブレゲ | これ上がりの速いレース展開なんですけども、これを3コーナーからマクってゴールまで勢いが落ちなかったどころか、加速しながらのゴールという感じで、ゴールを過ぎてもまだ勢いがありましたね。やはり直線が平坦だと伸びが違いますし、直線が平坦なら早めに動き出しても最後まで伸びます。この後1回小倉・2回小倉の3勝クラスはこの後、芝1200mしかなくてですね、春の新潟も3勝クラスの芝1000mと1800mという事で、ちょっとしばらく合う番組がないんですけども、坂のあるコースの3勝クラスで仮に苦戦が続いたとしても、平坦コースに移った時は忘れずに狙いたい馬です。 |
8.タイムオブフライト | 勝ったタイムオブフライトは中団のインでロスなく運んだんですが、最後の直線に向くとね馬群の中にちょっと押し込められる感じになって、追い出しを待たされたんですよね。それでも先に抜け出したレベランスの後ろからしっかりと伸びて、ゴール寸前で差し切りました。地力の高さを示す内容でしたね。昇級しても警戒が必要な1頭です。 |
1.トールキン | 勝ったトールキンは前走の黒松賞では、スタートでアオってリズム良く走れなかったんですが、今回はそのスタートが改善されて、好位を楽に追走できました。抜け出して突き放した内容は文句なしです。父はダイワメジャーで、オープン入りしても楽しみです。 |
4.ビッグシーザー | ビッグシーザーは芝1200mで3連勝です。前半600mが34秒2、後半600mが33秒8と1200mでは超スローと言えるぐらいのペースで前にいればそれだけで有利だったんですが、夏の頃のビッグシーザーだったらこのペースを3番手追走だと伸び負けしていたと思われます。っていうのは、デビューからの2戦はですね手応え良く回ってきても伸びを欠いて、逃げた馬を捕まえられませんでした。そのために私はですね、勝つ事だけを考えたら逃げるのが最善と言っていた記憶があるんですが、実際に3戦目に逃げて勝ったんですけども、福島2歳ステークスそして今回と追って伸びるようになっています。つまり、成長しているという事ですね。これまで1200mしか走っていないビッグアーサー産駒で、まぁ1400mでも長いという可能性はありますが、1200mなら今後も活躍できるでしょう。 |
7.ミルトクレイモー | 3着のミルトクレイモーは前走はスローの2番手から楽に抜け出しましたが、今回は超スローペースで4番手。それで前を残してしまったというだけなので、問題はないと思います。 |
8.バレリーナ | 3番人気で9着だったバレリーナですね。この馬はレース前からね、ほんとテンションが高くて今回は入れ込みが目立ちましたよね。結局、レースでも力んでしまって後退しました。課題の残る1戦になりましたね。 |
9.オメガシンフォニー | オメガシンフォニーは中山ダート1200mでは2戦2勝です。オメガシンフォニーは好スタートを決め、全くの馬任せでハナを切りかけたんですが、内のエリカキルシェを行かせて2番手。ずっと抑え切れない感じで、4コーナーで先頭に立つとどんどん差を広げて楽勝しました。1200mでは2戦とも圧勝で、1400mでは0秒7差の3着だったので、距離が課題のように思いますけども、その3着だったオキザリス賞はかなりの豪華メンバーでした。1400mは問題ないとみます。2着のネバレチュゴーは内で包まれて4コーナーまで身動きが取れず、外に出すのが遅れました。早めにリードを広げていた勝ち馬に千切られたのは仕方ないんですが、かなりロスがあっても2着なので力は十分。次走も有力ですね。 |
10.アームズレイン | アームズレインが昇級2戦目で勝ち上がりました。アームズレインはスタートするとすぐに前に出てペースを落とし、直線で追い出しを待つ余裕もあり、追うと一気に突き放しました。ハナを切らなければダメというタイプではなく、追って伸びるので1400mのオープンでも好走できる可能性はあると思います。 |
7.グレナディアガーズ | そして勝ち馬にハナ差の2着が連覇を狙ったグレナディアガーズ、3着が11番人気のラウダシオンでした。2着のグレナディアガーズは昨年の勝ち馬何ですけどもね、昨年はマイルチャンピオンシップ13着の直後。今年は1200mで12着・19着の後で1400mのスペシャリストらしい成績になってきましたね。まぁ今回の2着にしても、勝ち馬が強すぎたというもの。来年以降も1400mでは大活躍しそうです。 |
8.アナベルヒマワリ | ゲートの中で丁度立ち上がりかけた所でゲートが開いて出遅れました。その後1コーナーまでにどんどん外から行かれて、結局中団待機となり、その後4コーナーで外を回って追い上げたんですけどもね、ここでかなり外を回らされた上に、前の2頭がスッとリードを広げていました。という事で直線に入って、残り200m付近では前と5馬身ぐらい差がついていたんですけども、そこからその差を詰めています。今回が初めての1700mだったんですけども、その1700mは問題なかったというよりも、むしろこの距離が向いていると思えますし、出遅れが癖になっている馬でもありません。ダート1700mで普通のスタートを切れば、もっと前に付けられるはずで、そうなれば好勝負、勝ち負け可能だとみます。 |
10.クリノアグレッシブ | 4着のヨドノルーキー、5着のクリノアグレッシブ、6着マーレインは4コーナー12番手以下から追い込んだ、いわゆる漁夫の利があった口ですから、着順ほどの評価はできないと思います。むしろハイペースの3番手から踏ん張った7着クリノエンジェルがですね、次走も減量騎手起用なら面白いと思います。 |
17.ヨドノルーキー | 4着のヨドノルーキー、5着のクリノアグレッシブ、6着マーレインは4コーナー12番手以下から追い込んだ、いわゆる漁夫の利があった口ですから、着順ほどの評価はできないと思います。むしろハイペースの3番手から踏ん張った7着クリノエンジェルがですね、次走も減量騎手起用なら面白いと思います。 |
7.シゲルダンガン | 3着のシゲルダンガンは今回が初めてのダートでした。芝よりもグンとレースぶりが良くなりましたし、出遅れた前走と違ってスタートも改善されました。今後に繋がる良い内容だったのではないでしょうか。 |
8.タノムデホンマ | 2着タノムデホンマは勝ち馬に5馬身差をつけられましたが、上がり600mは最速です。少しずつですね、差すレースが板について来ました。 |
11.マイバラード | 4着のマイバラードは3着から2馬身差でも、自身のタイムランクはC相当です。1800mから1600mへ距離を短縮して上手く行きました。 |
16.シャイニースイフト | シャイニースイフトは前半1000m、1分0秒1の平均ペースで逃げて2着です。この馬の力は出し切っていますから、今回は相手が悪かっただけです。これで今開催の小倉は2戦連続2着です。平坦の小回りが合っていますね。 |
2.アドヴァイス | 2着のアドヴァイスはここまで馬券圏内に入った3回。1勝・2着1回・3着1回ですが、全て芝1200mでしたから、この条件は合っているんですが、今回は初めてブリンカーを着用してきました。まぁ勝ち馬とほぼ同等のレースをして接戦に持ち込んでいますし、まぁ次走も好走できれば本物でしょう。 |
11.ナリタローゼ | ナリタローゼは逃げて3着でした。さほど速いペースではなくて、4コーナー3番手以内の3頭で上位を独占しましたから、それでもねしぶとい粘り腰を見せたと思います。やはりこの馬はハナへ行くのがベストですね。 |
8.ダノンソフィア | 3着のダノンソフィアはスローペースの逃げに持ち込みましたが、力んだ走り。その分甘くなりましたけども、ハナさえ切れば安定はしています。 |
1.スマートサニー | スマートサニーの圧勝でした。スマートサニーは6番人気と低評価でしたが、逃げてそして突き放す圧勝でした。もちろん上がり600mは最速です。父はシニスターミニスターです。調教よりもですね、実践のダートで良い走りができましたね。 |
3.レッドソリッド | 4着のレッドソリッドは向正面からステッキを入れて、一気にに2番手へ。これは好判断だったと思うんですが、追い比べで遅れを取りました。今回は初めてのダートでしたね。ワンペースのきらいがあるので、むしろ合っていると思います。 |
12.コパノパサディナ | 勝ったコパノパサディナ、コパノリッキー産駒です。いつも言う事ですけれども、逃げ馬が上がり600m最速ですから、これは掛け値なしに強い訳です。前走で逃げた事で目覚めたのか、さらにパフォーマンスを上げて来ましたよね。 |
14.エアフォースワン | 3着のエアフォースワンは自分でレースを作れないタイプですから、少頭数でレースがしやすかったようです。上がり600mは最速ですが、体勢が決していましたからね、ちょっとこの3着評価は微妙です。 |
2.ドゥラミチャン | 5着のドゥラミチャンは、初のダートで、若干ですね道中の進みが悪かったですが、これは高速馬場に戸惑ったようですが、距離が忙しいようにも映りましたね。私は後者、「距離」だと思います。東京ならダート戦1400mから1600m、これぐらいが良いんじゃないでしょうか。 |
7.ヒラリーステップ | 3着のヒラリーステップは2着から4馬身差です。1戦ごとに着順を上げて来たんですが、気性的には広々としたですね、東京向きで、次走が中山だと不安がなくもありません。 |
14.ネザーランドリマ | 4着のネザーランドリマはまだトモが甘いんですが、前進気勢はあって我慢させて終いを生かすレースで、安定感が出てきました。心身が噛み合えばね、もっと良いレースができると思います。 |
4.ミルトプライム | 3着のミルトプライムは2番手追走から粘り切れませんでした。まだ一本調子で追ってからの伸びがないですね。 |
13.スズカコーズ | 1番人気7着でした。スタート直後にヨレてしまって、その後の行きっぷりも悪かったですね。4コーナーでちょっと強引に追い上げたんですけども、直線に入るとすぐに苦しくなって、内にもたれてしまいました。前走と比べるとかなりパフォーマンスが下がっていまして、状態に問題があったとしかちょっと思えないです。 |
2.アリシアン | 5着のアリシアンは今回は休み明けでした。まぁこの馬は相手次第でこのクラス勝てる力はあります。 |
11.ワープスピード | 勝ったワープスピード、ハナを譲ったんですが、良いリズムで走れていましたね。3番手から上がり600m最速で抜け出したのですから、着差以上の快勝と言って良いと思います。この馬、ダートもこなしますが芝の長丁場が1番合っていますね。 |
2.フジマサインパクト | フジマサインパクトが後続に2馬身半差をつけて勝ちました。ダート2400mなんですが、ペース補正が入らないという、まともなスタミナ勝負になりました。好位追走から早めに追い上げて突き放したフジマサインパクトはかなり強い勝ち方で、3勝クラスでもダート長距離でスタミナ勝負の馬場は、あるいは展開になれば上位可能でしょう。 |
12.ガンダルフ | そしてこういう勝ち方をされると、早めに追いかけた馬は苦しくなるものなんですが、2着のガンダルフは地力で前を追いかけて最後まで伸びていました。次走も有力ですね。 |
16.マリアズハート | 5着のマリアズハート、スタートが遅いのは大体いつもの事で、後方からになりましたが、直線で外を回らなかったコース取り、これが良かったですね。ハンデ差を生かして健闘したと、これは称えて良いと思うんですよね。 |
2.マーレイン | 4着のヨドノルーキー、5着のクリノアグレッシブ、6着マーレインは4コーナー12番手以下から追い込んだ、いわゆる漁夫の利があった口ですから、着順ほどの評価はできないと思います。むしろハイペースの3番手から踏ん張った7着クリノエンジェルがですね、次走も減量騎手起用なら面白いと思います。 |
11.レッドプロフェシー | 2着のレッドプロフェシーは道中ズブさを見せていましたんで、意識的に早めに動かして行ったようです。その分長く脚を使う形になったんですけれどもね、最後までしっかり走り切れました。使いつつ前向きさが出てくれば良いと思います。 |
12.ホペロア | 5着のエンツォウーノとそれから6着のホペロアはハナ差の接戦、2着とは0秒4差です。ホペロアはですね、セレクトセール当歳2億円の高馬ですから、これは使った変わり身に期待したいところです。 |
8.モカラエース | 直線入り口で追い出すんですけどもね、その前に直線の入り口で外に膨れ気味だった前のレブロンが、直線に入っても右手前のままで、それが影響して内の方にもたれて来て、まともにこう前を横切られる感じになってしまって、ブレーキをかけました。ダートの短距離で追い出した時に前をカットされるというのは、相当致命的でして、その後よく伸びてますけどもね、まぁ如何せんダートなんでいきなりスパッと伸びるという事はちょっと期待できないですよね。前には追いつけませんでした。以前よりも前の位置を取れるようになった訳ですから、スムーズなレースができればさらに走れると思います。 |
6.ダミエ | 3着のダミエは、前走2歳新馬戦の4着もそうだったんですが、今回も内へもたれていました。まだ口向きとフォームが安定していないと、武豊騎手はコメントしています。良化は先かもしれませんがね、ポテンシャルで未勝利は勝てると思います。 |
2.ベンダバリラビア | 2着のベンダバリラビアは超スローペースで外を回って、差して来たので高く評価できると思います。ただ、アジアエクスプレス産駒ですからね、1800mでペースが速いとそれはそれで不安もありますね。 |
6.ゴッドブルービー | 5着のゴッドブルービーはおよそ5ヶ月ぶりの実戦で、プラス26キロの体重での出走でした。レースの形は良かったんですが、直線の追い比べで脱落したのは、休み明けの分でしょう。次走は変わってくるんじゃないでしょうか。 |
9.ハギノサステナブル | 3着のハギノサステナブルは道中の進みが悪くて、少頭数なのに離されてしまいました。それでも届きそうにもない位置から、上がり600m最速の脚で強襲。まぁクラス2戦目の次走はもう少し流れに乗って行けそうです。 |
3.モカフラワー | 勝ったモカフラワー、前走12着だったんですが、スムーズなレースができず、これは参考外と言っても良いです。今回はですね、4コーナーの手応えは十分で、最内から抜け出す脚が早かったです。2勝目が遅すぎたぐらいでですね、昇級しても面白いと思います。 |
10.ファーンヒル | 1番人気1着でした。相変わらずゲート内でガサゴソしていたが、幸い出遅れる事なくスッと前に行けた事が勝因でしょう。見当違いでした、申し訳ありません。 |
2.キタウイング | 11番人気のキタウイングが重賞2勝目を挙げました。すでに重賞を制している馬がこのレースを勝ったのは、1994年のプライムステージ以来だという事です。キタウイングは外枠で出遅れたんですけども、外を回って追い上げたりせず後方待機。4コーナーで中団の馬が前を目指して外に出して上がって行くタイミングでスルスルと内ラチ沿いを追い上げ、直線でもそのまま内ラチ沿いを伸びて来ました。これで前が詰まったり待たされたりしなかったですね。まぁこれ幸運と言うよりも、強運という感じですけども、唯一の重賞勝ち馬なのに人気がなかった事が、この乗り方に関してはプラスに作用した面さえありますかね。ただ、直線の坂をこなした事は収穫だと思います。 |
6.レミージュ | レミージュは逃げて5着でした。出遅れもありましたし、テンションが高かったようで、今回は心身のバランスが上手くまとまっていなかった節もありますね。2勝馬の地力を見せる事ができませんでした。 |
7.マラキナイア | 今回のレースだけを見るとですね、早い段階で手応えが悪くなっていて、直線でも伸びず流れ込んだだけです。まぁ次に人気になるようには見えないんですけども、G3のアルテミスステークスで0秒3差の5着でした。それを根拠にね、恐らく今回1番人気だったんですけども、ここから前回と言うか先週と全く同じことを言います。アルテミスステークスは2着のリバティアイランドが大幅に脚を余して勝手に負けたというレースで、そのレース自体のレベルは低く、3着のアリスヴェリテは次走1勝クラスで4着。それを踏まえればマラキナイアも自己条件だからという理由で1番人気になっても、まぁ好走できないのは不自然ではなく、次走もあまり変わらないのではないかと思います。でね、今回の敗因なんですけども、阪神ジュベナイルフィリーズ除外になって、予定が1週伸びた上に長距離輸送があったという感じになりそうなんですけどもね、そうじゃないと思います。 |
10.アリスヴェリテ | このレース、タイムランクDなんですけども、そういうレースで普通に走って0秒4差の4着だった訳ですけども、恐らく次走も1勝クラスなら人気になります。なぜなら、昨年10月のG3アルテミスステークスでリバティアイランドと同タイムの3着だったという表面上の記録があるからですね。アルテミスステークスのリバティアイランドは包まれて仕掛けが遅れて大幅に脚を余していますから、これに先着したとか差がいくつだったとかという記録には、まぁそれ自体には価値がないんですけども、それが根拠でその後連続で1番人気になってますね、この馬は。ただし、連続で4着です。まぁ次走もそんな感じではないかなと予測します。 |
13.コナコースト | 2着コナコーストは8月の小倉でですね、2歳新馬戦を勝って以来の出走でした。手頃な位置から速い脚を繰り出せるのは長所なんですが、逃げ馬が楽なペースだったので、2着がやっとでした。それでもね、ポテンシャルは十分に示したと思います。 |
12.インプロバイザー | インプロバイザーは5ヶ月半ぶりの実戦で7番人気でしたけれども、直線の追い比べを制して勝ちました。母は2014年の北九州記念・セントウルステークスを連勝したリトルゲルダです。この勝利がね、きっかけになってくれればという所ではないでしょうか。 |
15.タイセイブリリオ | そしてタイセイブリリオ、1番人気で4着でした。前走の1回小倉戦で鮮やかな逃げ切り勝ちだったんですが、今回は昇級戦で、大外枠で逃げる事ができず、2番手で少し力み気味の走りでした。それでもね、見た目には勝ちパターンのレースに近いですから、芝の1200mならこのクラスでも優に通用すると思います。 |
5.ニシノソレガシ | 5着のニシノソレガシは去勢効果で前向きさが出て、まぁ見せ場たっぷりでしたね。スタートが改善されて、これで軌道に乗って来るんじゃないかなと思います。 |
5.ティアップエックス | 5着のティアップエックスは出遅れましたが、途中から猛然と追い上げて、見せ場は作りました。ビッシリ追われた分ですね、次走以降どこかで変わる可能性はあると思います。 |
6.メタルスピード | 最内枠のメタルスピードが5戦目で初勝利です。メタルスピードは右側だけブリンカーをしている馬なんですけども、そういう馬が右回りの最内枠。ただでさえ内枠有利な中山芝1600mで、しかも内が有利なCコースの初日。好走条件が見事に揃っていたんですけどもね、直線で前を交わすために1頭分だけ外に移動した時も内に行こうとしていて、その分差すのに手間取っていました。好走条件が揃いすぎたとは言え、このタイムで走った訳ですから能力は高いんですけども、とにかく右に行こうとする馬なので、コースや枠順に、あるいは展開に左右されるという事ですね。まず勝ちタイム1分34秒1は同じ日の10Rオープンのジュニアカップの2着馬より速くて、月曜のG3フェアリーステークスの勝ちタイムより速いです。でも実はタイムに価値はないという事ではなく、実際Aランクなんですけどもね、右に行きたがるので右側だけブリンカー着用している馬が、中山芝1600mのCコース初日に最内枠に入って、内ラチ沿いをピッタリ走れたので、もう弱点が出る場面がほぼなかったですね。次走もまた右回りで1枠に入って、しかも内が有利な馬場状態でしたとなるなら、私自身の引きの弱さを呪うばかりですけどもね、どのコースでもどの枠順でも今回のように好走できる馬ではないですよ。という意味で挙げておきます。 |
12.コースタルテラス | 前走の新潟戦が1番人気で9着。今回も人気だったんですが、やっと2着に来たという印象があります。サバンナモンキーの大駆けに屈して、右回りは一息のセイウンオードリーにアタマ差までゴール前で肉薄された内容は、消して褒められるものではありません。同じ日曜の6R同じ3歳以上1勝クラス牝馬限定戦にあてはめても、3着相当でしかありません。ローカル開催がはじまって、1勝クラスの番組が増加するとちょっと怖い面もあるんですが、常に人気になるタイプと思うので、嫌って妙味ありと考えました。 |
15.アシェットデセール | 4着のアシェットデセールは3着からさらに離されましたが、長期休養明けを使って大幅な変わり身を見せました。 |
6.カーディナル | 2番人気5着でした。控えれば引っかかる可能性があるし、逃げてもスローに落とせないタイプなので、どうしてもこんなレースになってしまいます。見立て通りでした。 |
7.レインフロムヘヴン | そしてレインフロムヘヴンはスタート直後にこの馬がヨレてパラレルヴィジョンいぶつかって後方からになりました。4コーナーでかなり外を回って直線で鋭く伸びていますね。こちらはもう成績を見てわかる通り、中山は得意ではなくて東京が得意です。コース変わりでかなり期待できると思います。 |
1.レヴォルタード | レヴォルタードが単勝1.2倍の人気に応えました。レヴォルタードは2番手追走から楽に抜け出して来ましたね。勝ちっぷりだけを見れば強いんですが、道中の折り合いに関してはルメール騎手がかなり苦労してたんですよね。デビュー戦の前走はタイムランクBのレースで2着で、そして今回同じくBランクの時計で勝ちました。もちろん、力は上のクラスでも十分通用するんですが、一方でも課題も垣間見る一戦となりましたね。 |
4.トップナイフ | ハナ差2着がトップナイフ、涙を飲みました。トップナイフ、完璧な逃げでしたよね。その完璧な逃げからタイミング良くペースアップしました。ゴールの瞬間負けていましたけども、素晴らしいレース運び。1勝目を挙げた頃はハイペースの逃げで、後続にも脚を使わせてこそというタイプかと思っていましたけどもね、まぁこういう溜め逃げで脚を残して、最後伸びるようになったというように成長著しいです。 |
6.タスティエーラ | その後2着がタッチウッド、3着争いではダノンザタイガーがハナ差タスティエーラを抑えました。4着のタスティエーラは良い形でレースを進める事ができました。2歳新馬戦を勝った時より心身ともに1段階良くなった印象で、それがレースぶりに現れていましたね。こちらサトノクラウン産駒で、この馬も奥手のタイプと思いますね。 |
9.ヨリマル | 一番人気のヨリマルが逃げ切りました。積極的に行く馬がおらず、ヨリマルが押し出されるようにハナを切ったので、当然スローペース。とは言え、1000m通過後すぐにペースが速くなっていて、楽にな逃げではなかったんですが、直線でもうひと伸びして逃げ切りました。これまでの2戦は4コーナーと1コーナーで不利を受けているんですけども、ハナを切ってしまえば不利は受けませんね。ただし、逃げなければダメというタイプでもないと思います。1勝クラスでも展開が噛み合えば、上位可能でしょう。 |
5.ペイシャモノノフ | 3着のペイシャモノノフは2着馬から10馬身差をつけられましたが、それでもね1戦ごとにレースぶりは良くなってきた印象を受けました。 |
1.ダノンマイソウル | まぁほぼラストチャンスに近い時期の3歳未勝利戦らしく、何が何でも勝ち切るという乗り方も光りましたけども、成長して動ける体つきになってきた事とダート適性の高さも見逃せないと思います。初めてダートに出走した3月の阪神ではですね、高速馬場でスローペース。そういう馬場と展開で馬群に入って動けず、4コーナーではポジションが下がるという最悪なレース運びになって6着だったんですけども、良馬場のダートで早めに動いて力を出せば4馬身差で勝てるだけのダート適性がありました。もちろん3月の頃より成長している訳なんですけども、この感じだとまだまだ成長しそうですね。今回と同じタイムで走れば1勝クラスでも通用するというレベルではないんですけども、昇級しても差はないと思います。 |
3.ハギノロックオン | 2着のハギノロックオン、今回はスタートのタイミング悪くて、その後も進んで行きませんでした。1番人気だけに離されてどうかと思っていたんですが、ラストは地力で追い込んで来ました。今回今村騎手が騎乗して前走から負担重量が6キロ減っていただけに、評価は微妙なんですが、まだ今回が4戦目。良くなる余地はあります。 |
5.ドットクルー | それから5着のドットクルー、4コーナー先頭で押し切れない流れではなかったと思うんですよね。としますとね、決め手の差が出たか、距離が長かったのか。どちらかを敗因と考えています。 |
9.サンライズジャスト | 2着のサンライズジャストは大外枠だったんですが、上手く内へ潜り込んでロスのない周回ができました。相手が強かっただけで、力は出し切っていますし、昇級戦で早々と目処を立てた訳です。次走も上位候補ですね。 |
8.アルトシュタット | 番組注目馬アルトシュタットが勝ちました。前半600mが35秒2と遅く、折り合いを欠いてる馬がたくさんいました。で、逃げているシャークスポットでさえ行きたがってるレベルの超スローペースだったんですが、アルトシュタットは馬群の内側で前が壁になっていた事もあって、比較的スムーズでした。まぁ包まれたままになる恐れもあったんですが、直線でシャークスポットが差を広げた事で進路ができ、しっかり伸びて競り勝ちました。前に壁ができて折り合いがスムーズだった事、そして直線ですんなり進路ができた事はラッキーだったんですけども、スローペースじゃないと走れないという馬ではありませんから、3勝クラスでも上位可能とみます。 |
10.ケデシュ | ケデシュはこれで3連勝となりました。ケデシュはスタート直後からもう馬任せで、ペースが速くてかなり後ろからになりましたが、4コーナーで差を詰めて直線でもしっかりと伸びました。これで3連勝なんですけども、逃げ圧勝・好位につけて並ばれるともうひと伸び、そして今回の後ろからになって、外からの差しと全て違う内容で勝っている点が素晴らしいですね。着差は僅かですけども、3勝クラスですぐに通用すると見たいです。 |
2.シャイニーロック | 3時のシャイニーロックは、今回も楽なペースで逃げる事ができました。ただ、直線で外へ張っていたように、走りのバランスはもう1つですね。まぁいずれにしても先行してしぶといタイプです。 |
7.スペシャリスト | そして5着のスペシャリスト、今回はチークピーシズを着用しました。前走から距離も短縮したんですが、もうひと伸びがなかったですね。ちょっと物足りなさが残ったんですが、これは時計が速すぎたという事もあったかもしれません。 |
8.ナックダンス | 2着ナックダンスはラスト400mが12秒0-12秒3とほとんど減速していないラップの中、一旦先頭に立って粘り込みました。まぁ今回はね、相手が悪かったとしか言いようがなく、ワンペースですから中山の方が良いのではないでしょうか。 |
11.モイスチャー | 5着のモイスチャーも関東馬で、体が12キロ減っていましたが、これは大型馬で体が絞れたモノでしょう。後方から差して来たのはこの馬だけですからね、これは次走に繋がる内容だったと評価します。 |
15.オメガキャプテン | 3着のオメガキャプテンも先行流れ込みなんですけども、1600mで逃げて失速し、その後1200mで前に行けずという過去2戦に比べて進展がありました。ただ、前に行けた要因は流れが速くなかったという事なので、次走も同じように先行して好走できるかとなると半信半疑だと思います。 |
2.ラッキーコイン | 3着のラッキーコインは前走より着順は下がりましたが、手頃な位置で折り合って、終いに脚を使えたという点ではね、大きな収穫がありました。次走が中山コースに変わっても期待できると思います。 |
8.ショウナンカブト | 4着のショウナンカブトは出遅れを挽回して先行しましたが、まだこう自分から行くという感じではなかったです。それでもしぶとく伸びていましたから、ここを使ってガラッと変わる可能性はあります。 |
1.テイエムスイスイ | テイエムスイスイは1番人気で4着でした。4番手追走でそのまま流れ込んだ程度です。時計が速かったせいか、それとも東京より中山向きなのか、あるいは使って来て状態が下がって来ているのか、敗因を求めればこの3点になります。今回は1番人気でした。これでダート1300m以下を使い出して、2・4・2・4・2・4着ですから、これはもういつ勝っても良いレベルなんですが、今回ね、勝ち馬は7馬身ちぎる展開とは言え、着差が大きすぎますし、3着から2馬身差というのは、ちょっと負けすぎですよね。まぁ「不良」のダートが合わなかったのかもしれませんけれども、流石に昨年9月デビューから使ってきた連戦の疲れというのも考えられます。この後ね、一息入れれば、当然攻勢に転じてきますけれども、続戦するようであればさらにパフォーマンスが下がってしまう危険性がある。そういう風に思います。 |
4.ブランディー | 4着のブランディーは関東馬で、体が10キロ減っていて、テンションも高かったです。3着からさらに3馬身差は物足りないんですが、今回が初めてのダートで、初めての短距離。一応適性は示したと思います。 |
9.ウインルピナス | 最後5着のウインルピナス、6月の遅生まれで経験馬相手のデビュー戦になりました。ウインキートスの全妹ですが、まだキャシャで非力です。今回はポテンシャルだけで走ったという感じですから、今後の成長促進があればというところだと思います。 |
14.ロンギングタイム | 今回はね、返し馬の感じが非常に良くて内枠という事もあってか、積極的に前へ行く策を取ったようでしたね。レースとしては申し分はなかったのですが、この馬はトモのハマりが悪い馬で、まだですね正攻法のレースをすると伸び切れませんね。現状はですね、前2走のように後方から終いを活かすレースの方が良いパフォーマンスをすると思うんですけれども、今回のレースはですね、必ずですね次走以降につながります。横山和生騎手のですね連続騎乗であれば、次走は恐らくね極端な待機策とまではいなかなくても、控えて脚を溜めるというね、そういう競馬をすると思います。体がしっかりするのはまだまだ先なんですが、乗り方1つで未勝利クラスは勝てる馬です。 |
4.ノアタイクーン | 4着のノアタイクーンは出遅れましたが、道中手応えは十分で、直線は進路を探しながらよく伸びました。ダートスタートのコースなら流れに乗って行けるんじゃないかなと思います。 |
9.ロードプレイヤー | 10着のロードプレイヤーは大外枠で、ペースも落ち着いてしまったので、まぁ位置取りとコース取り、これは仕方ないとしてもですね、昨年11月の百日草特別では上がり600m33秒で2着。今回、体調の問題なのか、当時の切れ味にはほど遠かったですよね。 |
2.ゼログラヴィティ | 馬群に入って揉まれると力を出せないというタイプなので、11頭立ての10番ゲートというのは最高の条件と思われたんですけども、前半600mが34秒0でした。中山芝1200mの3勝クラスでは、もうこれスローと言えるペースになってしまって、前半まともに折り合いを欠いていました。直線に入る時にはもう、手応えが良いようにも見えましたけども、そこまでかなり消耗していて、直線では全く伸びませんでした。枠順や展開に注文がつくので、次に狙えるかどうかというのはその時の状況次第ですけども、今回のブービーは力が衰えたとか、そういうモノではないと思います。 |
4.メイショウゲンセン | 勝ったメイショウゲンセン、この馬、このクラスを勝てるレベルに到達していたんですが、近走不振で10番人気の低評価でした。逃げて自分のリズムで走れた事が大きかったとは言っても、3馬身差ですから、これにはちょっとビックリしましたね。これでですね、3勝全て小倉と新潟の芝の1200mですから、平坦向きなんですね。 |
4.アートハウス | 1番人気アートハウスが勝って中京芝2000mの重賞では2戦2勝です。アートハウスはですね、まぁ手応え良く直線を向いても手応えほどは伸びないという事が過去に複数回あったんですが、今回は手応え通りに伸びました。今のところですね、デビュー戦と前走から12週以上開いたレースは4戦4勝なのに対して、中8週以内だと全て5着以下なので、今後は間隔を詰めても走れるようになるかどうかがポイントだと思います。 |
9.クリノプレミアム | ハナ差の2着が6歳牝馬クリノプレミアムです。クリノプレミアムは4コーナーから直線にかけて前が詰まって苦しかったんですけども、強引に外へ出してからは鋭く伸びていました。中山や福島で差しに回ると、鋭さを発揮するので、ちょっと狙うタイミングが難しいんですけども、小回りコースで人気がない時は押さえておきたい馬ですね。 |
4.ウィリン | 1番人気1着でした。スタートを除けばほぼ理想的なレースでしたね。このレース、タイムランクはCでしたけれども、2馬身差の完勝ですから昇級しても芝1200mなら通用すると思います。 |
5.イツモハラペコ | 2着のイツモハラペコは3コーナーで並んで来た勝ち馬と一緒に後ろを離して行って、4コーナーで勝ち馬が外へ膨れた事で、直線では単独先頭になりましたけども、わずかに競り負けました。とは言え、次走も先行力が活かせるダート1700mなら有力だと思います。 |
13.ボナンザ | ボナンザは逃げて2着です。2番手の勝ち馬が強すぎましたから、この2着は仕方ありませんね。今の体調を維持できれば、すぐにチャンスがあると思います。 |
15.イナホ | 5着のイナホ、この馬は個人的には前走から密かに狙っていた馬なんですよね。確実にレースぶりは良くなっています。 |
1.ドーバーホーク | 3着以下は2桁人気の馬が続きました。まずドーバーホーク、11番人気で3着でした。ペース補正は入っていないんですが、やや中だるみの流れで、ノーマークの逃げになったという事が好走の要因でしょうか。左へもたれる面がありますからね、まだまだ改善の余地があります。 |
1.ガットネロ | ガットネロは逃げて3着。ペース補正がですね0秒9入っているように、逃げ残りが叶う緩やかなペースでした。ただ、同じ3着でもですね、重馬場の前走よりは良い走りができたと思いますね。とにかく上位2頭が強すぎるという事です。 |
6.フジマサフリーダム | 3着のフジマサフリーダムは東京の瞬発力勝負向きのタイプではないんですが、上がりが少し掛かったという事で、上手く対応できました。スローペースだと取りこぼしがあるかもしれません。 |
2.ハクサンライラック | 5着のハクサンライラック、6着シホノディレット・7着サウンドサンビーム・8着オカリナの4頭は、0秒2差以内の接戦です。レースぶりに関係なくですね、ひとくくりにしておいて良いと思います。 |
14.ペプチドタイガー | 4着のペプチドタイガーは今回が初めてダート戦で、適性は十分に示したと思います。序盤少し力んでいましたし、逃げ馬に着いて行った分、ラストは苦しくなったんですが、結構しぶとい二枚腰を駆使していました。 |
11.ウォーターフルール | 14番人気で4着のウォーターフルールは取り消し明けで、実質的にこれが経験馬相手のデビュー戦になりました。なのでね、出遅れは仕方ありません。4コーナー15番手の大外から上がり600m最速で伸びて来ましたから、能力はあります。ただね、もう少し経験が必要じゃないかなという気もしましたね。 |
6.メモリーズオブユー | 5着のメモリーズオブユーは3着馬と同タイム。少し力んだ部分もありますが、ややねワンペースのきらいがあったようにも映りました。 |
10.ショーモン | 勝ち馬に半馬身差の2着がダノンタッチダウン。3着が先行したショーモンでした。そして3着ショーモンは追ってからスッと切れる脚を使えずにそのまま下がるのかなと思った所からもうひと踏ん張りして3着でした。瞬発力はもう一つなんですが、しぶといタイプですし展開次第で重賞でもチャンスはあると思いますね。 |
9.スキピオ | スタートは早くてですね、序盤しばらくは先頭だったんですけども、まぁハナを主張するという気はなかったようで、内から来るとアッサリ行かせました。しかしですね、その行かせて2番手になると急に力んだ走りになってしまって、それをなだめるために手綱を引くとさらにポジションが下がって、状況は悪化しました。もうポジションが下がった上に、走りがギクシャクしていましたね。このあと4コーナーではもう落ち着いていたんですけども、直線で追い出すと内でもたれてしまって、も走るのを拒否するような格好。その後はですね、ジョッキーがハミをかけ直そうと何回かしていたので、もう完全に戦意を喪失していたのだと思われます。最近2回ですね、続けてハナを切ってそして2着・3着と好走していた馬を、変に下げようとしたのが失敗の元だと思います。無理をしなくてもハナを切れる馬なので、普通に逃げれば一変すると思います。 |
5.サヴォーナ | それから2着のサヴォーナですが、今回体が絞れて良くなっていましたし、前走の中山から東京に変わってですね、レースがしやすくなりましたね。完敗の2着ですが、安泰の2着とも言え、まぁ相手次第でいつでも勝てるレベルという気がしますが、小回りコースでどうかというところはあるでしょう。 |
7.ウェイビー | 5着ウェイビーは前半1分ちょうどの平均ペースで逃げて失速したですね、フォーサイドナインからレースを受け継いで、直線は先頭です。切れる脚はないんですが、スタミナがあって消耗戦向きのタイプかなと思います。 |
8.コレオグラファー | コレオグラファーは出遅れたんですけどもね、ペースが遅くなった向正面でポジションを上げ、楽な手応えで回って来て直線で追われると伸びました。新馬戦は出脚が鈍くて後ろからになり、4コーナーで大きな不利を受けました。2戦目も出遅れて後ろからになって、ずっと外を回って伸びは一息だったんですが、今回は直線の部分で追い上げる事でロスを抑えました。とりあえずスターズを良くする事が課題ですけども、良くなる余地は大きそうですね。 |
11.スマートファントム | 4着のスマートファントムは上がり600m32秒7で、メンバー中最速です。出遅れが痛かったです。前走の未勝利勝ちが阪神の内回り。今回は外回りで、瞬発力勝負にですね対応できた自信は大きいと思います。 |
12.ブレイヴロッカー | ブレイヴロッカーは1回小倉で未勝利戦を勝ったばかりでしたけれども、小回り向きの機動力と瞬発力があって、昇級戦で好内容の2着でした。まぁ混戦向きのタイプで、ちょっとなかなかしぶとい所を見せました。 |
10.パラレルヴィジョン | まずパラレルヴィジョンなんですが、スタートでアオった挙げくにレインフロムヘヴンと接触します。それでも中団には着けたんですけども、ちょっと反応が悪くて4コーナーの出口では逆手前になって外へ膨れました。反応の悪さは休み明けの影響もありそうなんですが、中山内回りのコーナーではちょっと動けないタイプなのかもしれません。1勝目は中山の内回りでしたけども、ベストは東京コースで、使った上積みとコース変わりで期待したい馬です。 |
3.ジレトール | 2番人気1着でした。速くない流れの2番手から、直線半ばまで持ったままで、追うと手応え通りに伸びました。どうやらね、左回りの方が合うようですね。 |
8.オメガレインボー | 4着のオーヴァーネクサスと5着のオメガレインボーは後方待機から内を通って伸びて来ました。かなり展開は向いているだけに、上位3頭には力負けという評価になります。 |
9.タガノビューティー | その後4着タガノビューティー、5着エアアルマスと続きました。4着のタガノビューティーは昨年の3着馬です。今年は走破タイムから見まして、昨年よりもパフォーマンスが向上しました。これは初めて装着したブリンカーの効果、これがてきめんだったと思いますしね、まぁあと上位3頭が強かったという事が言えますかね。 |
15.レーベンスベルーフ | レーベンスベルーフは流石にここまでペースが遅いと、上がり600m33秒台の脚を駆使してもですね、8番手からでは4着までが精一杯でした。まぁまだ体も緩いですしね、奥手の感じなので、そういう所あると思いますが、まぁ近いうちに勝ち上がれのではないでしょうか。 |
2.レアジーニアス | 2着のレアジーニアスは楽に3番手を追走し、勝ち馬には突き放されましたが自身もよく伸びています。次走も上位候補ですね。 |
4.マロンロシェ | 出遅れていますけども、出遅れたためと言うよりは、初出走なのでちょっと慎重にという雰囲気で序盤は後方待機となりました。しかし、1コーナーに向かってですね外の馬が前に入って来て砂を被るようになると進みが悪くなってしまいました。で、向正面で外に出して砂を被らなくなると、行きっぷりが良くなりなりまして、どんどんポジションを上げてコーナーでもそのまま外をマクって来ましたが、直線入り口では外へ膨らむロスもありました。それだけ色々ロスがあっても最後まで止まらずに伸びています。デビューが遅くなって、未勝利戦でのデビューとなった訳ですが、そういう臨戦過程としては上々の内容。前半から集中して走れるようになれば、勝てるような気がします。 |
9.ベルウッドグラス | ベルウッドグラスが積極策で一変しました。ベルウッドグラスはスタート直後から押して行ってハナを切り、4コーナーでリードを広げ、その差を保ったまま逃げ切りました。東京1600mでは行けずに砂を被って力を出せなかったんですが、砂を被らないレースをした事で大きく前進しました。クラスが上がっても砂を被らないレースができるかどうかが鍵となりそうです。 |
10.ヴァナルガンド | ヴァナルガンドが断然の1番人気に応えました。ヴァナルガンドは逃げて上がり600mは2番目ですから、後続は手も足も出ませんでしたね。しかもノーステッキで、後ろを振り返る余裕もありました。父はシビルウォー。半兄はですね、チャンピオンズカップ、当時はジャパンカップダートでしたけれども、それを優勝したニホンピロアワーズです。昇級してもダートなら通用します。 |
11.フェブランシェ | 休み明けのフェブランシェが初めてのダートで勝ち上がりました。フェブランシェは向正面まで2番手だったんですが、逃げた馬がズルズル下がって行って一旦先頭。そこでちょっと制御するのに苦労している感じになったんですが、別の馬が内から前に出て、再び2番手になりと折り合いがつきました。初めてのダートだったんですが、外から被されたり砂を被ったりする事がなく、スムーズでした。とは言え、ノーステッキで圧勝しています。ノーステッキと言っても、きっちり追ってはいるので、余力充分とまでは言えませんが、ダート適性は高いですし、1勝クラスでも上位可能と見ます。 |
7.アンタノバラード | 2着のアンタノバラードは前走のフェアリーステークスは引っかかったんですが、今回はハイペースという事もあって、その点は修正する事ができました。見た目はね、勝ちパターンのレースに近くて、ということで今回はね勝った相手を褒めるべきでしょうか。 |
10.エコロレジーナ | 4着のエコロレジーナはデビューから4戦、芝・ダート問わずずっと逃げていたんですが、今回は意識的に控えるレースをしたようです。ペース的には結果オーライだったんですが、この形で伸びて来たのは立派です。レースに幅が出た点では大収穫ですね。 |
10.クロスザルビコン | 2着のクロスザルビコンは勝ち馬と一緒に動いたんですけども、右回りだとコーナーで外へ膨れてしまいます。内にもたれるよりはましなんですけども、そのロスはありましたね。1秒6差でも水準よりやや劣るという程度なので、次走も上位候補ではあります。 |
3.ココロノトウダイ | 2着のココロノトウダイも2走前から1600mにシフトして来ましたけれどもね、これで5着・6着・2着と適性はアピールしています。折り合いと脚の使い所がポイントですから、まぁ今回はその辺りが上手くかみ合いましたかね。 |
5.ゾンニッヒ | ゾンニッヒは芝の1600mで初勝利です。ゾンニッヒは遅い流れを中団で追走し、早めに差を詰めて直線では回転の早いフットワークで差し切りました。阪神外回りや中京でも2着や3着はありますけども、これで小倉で2勝、そして中山で2勝となりました。直線の短いコースで一気に脚を使う方が合っていますね。直線の短いコースのオープン特別なら、上位可能だと思います。 |
10.エピファニー | そして2番人気になっていたエピファニーは11着でした。1800mまでしか経験がなく、2200mで力んでいたので折り合いに専念してる内に外から行かれてしまって、もう直線は流す感じでフットワークもちょっと変な感じになってましたね。力は出せていないと思いますけども、2番人気というのはちょっと無茶だったと思います。 |
1.スピードオブライト | その後のメイクアスナッチが2着。3着はスピードオブライトでした。3着のスピードオブライトは初めての1600mだったんですが、中山1600mの内枠なら距離はギリギリ保ったという印象ですね。まぁ東京など、直線の長いコースの1600mではちょっと厳しいかなと思います。 |
3.ディナトセレーネ | 10着のディナトセレーネはまぁなぜ2番人気になったのか、ちょっと私には分からないので困るんですけどもね、アルテミスステークスで0秒4差。リバティアイランドとは0秒3差だったという事を根拠に人気になっていたとするとなら、それは違いますよ、と私は言いたいです。 |
5.トーセンローリエ | この勝ちタイムをマークしたトーセンローリエ、父はサトノクラウンですが、折り合い次第ではですね、1600mはこなせそうですが、スローペースになると引っかかる危険性はあるかと思います。 |
14.クイーンオブソウル | 4着はクイーンオブソウルでした。こちらも出遅れました。2歳新馬戦は逃げ切ったんですが、今回は差す形で善戦しました。豊かな才能がある事を示すレースで、今後に繋がる内容です。3歳牝馬同士なら、重賞でも通用しそうです。 |
2.アポロリヤム | 1番人気3着でした。穴狙いのつもりでしたが、1番人気になる組み合わせで全く妙味がありませんでした。先週のダートは先行馬に有利でしたし。 |
10.ラケマーダ | それから2着のラケマーダは、およそ2ヶ月半ぶりの出走でですね、まだ余裕残しの仕上げでした。テンションの高い馬なんですが、序盤からかなり力んで走っていました。それでも2着は確保しました。落ち着いて走れればね、未勝利クラス脱出。これは時間の問題でしょう。 |
14.ガルヴァナイズ | ガルヴァナイズ、こちら1番人気で5着でした。こちらも今回が初めてのダート戦でした。直線は一旦ですね、2番手に上がりかけたんですが、追い比べで脱落。ただね、この1戦だけでダート適性は判断しかねますね。 |
8.コパノサントス | 2着のコパノサントスは勝ち馬を見ながらのレースになったんですが、決め手の差は歴然で突き放されてしまいました。今回はね、良い流れになったんですけれども、スローペースになった時にはちょっと取りこぼす危険性があるかもしれません。 |
6.ルージュアルル | 1番人気1着でした。ペースが遅くて勝ち時計は平凡ですけれども、強い勝ちっぷりでしたね。昇級しても通用するレベルにあると思います。 |
8.インブレッドセンス | 4番人気10着でした。前に行けず、道中も挟まれるなど厳しい展開になってしまった。結果的にも勝ち馬が大差勝ちする強さを見せ、ほぼ何もできないレースだった。もう少し楽なペースで、もう1度使えれば。 |
7.キョウエイゲイル | キョウエイゲイルが昇級2走目で勝ち上がりました。キョウエイゲイルは昇級戦の前走は、さほど見所なかったんですけれどもね、クラス2戦目、そして何よりも積極策を取って大幅に持ちタイムを短縮しました。これは正攻法で強いレースをしたと思います。 |
15.ミルトハンター | ミルトハンターが昇級2走目で勝ち上がりました。ミルトハンターは内枠で出遅れて、位置が悪くなり、4コーナーから残り200m付近まで前が壁になって動けなかったんですが、外に進路ができてからは素晴らしい伸びでした。ただこれ結果的に脚を溜める事ができたという感じもありまして、オープンですぐに通用するかどうかは展開次第だと思います。 |
1.アラタ | クリノプレミアムが直線で強引に外に出した時に不利を受けたのが4着のアラタ、5着のマテンロウレオ、そして12着のレインカルナティオでした。アラタに関しては、もう影響はかなり小さかったと思うんですけどもね。 |
2.マリアエレーナ | そして2着にはアイコンテーラーが粘り込み、3着が2番人気マリアエレーナでした。3着のマリアエレーナはジリジリと伸びましたが、良馬場の方が走りは良いですね。この馬。渋った馬場で56.5キロを背負っても崩れなかった事を評価したいですね。 |
6.ルビーカサブランカ | 4番人気8着でした。もう超スローペースで後ろからでは間に合わない展開でしたけども、それに加えてコーナーで外を回って追い上げる、王道のレースをしたので1秒以上負けてしまったのは、まぁ妥当かなと思います。人気がない時に一か八かのイン狙いをして、ソレがハマるかどうかという馬だと思います。 |
10.フェーングロッテン | 3着フェーングロッテン以下も接戦でした。フェーングロッテン、久しぶりに逃げたんですけども、粘りましたね。まぁペースを落としすぎず、コーナーで後ろが追い上げてくる時に息が入っているという、まぁ理想的な形ではありましたけども、力を見せました。で、ハナを切ったおかげなのか、成長しているのかは分かりませんけども、以前のような気を抜くような仕草は見られませんでした。 |
12.プログノーシス | まぁ1番人気プログノーシスですよね、4着でした。スローペースを後ろから2番目で追走して、直線では外にいた7枠の2頭よりさらに外へ行きました。これから仮に差し切っていたらモンスター級と言って良かったと思いますけども、そこまでではなかったですね。ただ、普通の状態で普通のレースをすれば重賞は勝てる馬だと思います。この馬場状態・この展開で後ろから2番目にいて、直線であんなに外に行って間に合うわけがないという4着でした。まぁ次走も間違いなく1番人気だと思いますけども、それでも狙い馬として挙げたいですね。ちなみにこのレースの前走のカシオペアステークスでは、もう完全な前残りの展開を差し込んで2着だったんですが、当時は休み明けで最終追い切りは坂路で56秒3。そんな軽い追い切りで出走した事はない馬なので、状態は良くなかったですが、今回はCWコースでラスト200m11秒1。状態が戻っての重賞出走だったので期待は大きかった訳ですが、台無しになってしまいました。次は普通の競馬をしてほしいと思います。 |
3.フクノワカバ | 4着のフクノワカバはスタートでアオりました。これはテンションの高さに起因したようです。とにかく堅実で、これでデビューして7戦全て5着以内。 |
16.モックモック | モックモックが9馬身の差をつけて圧勝でした。モックモックは2番手追走から4コーナーでは先頭。そのまま差を広げて行って圧勝しました。ただ、今村騎手が騎乗して負担重量は3キロ減。ダート短距離での3キロ減は効果が大きいですし、余力十分とは言えギリギリのBランク。1勝クラスの特別戦で減量が効かなかったりするとどうかという感じですね。 |
9.ジューンオレンジ | そしてジューンオレンジ、2番人気で5着でした。出遅れが痛かったです。それも見た目で4馬身近くありましたね。それでも上がり600m最速で伸びて、能力は示しました。今回はテンションが高かったようですね。 |
12.シングザットソング | 3着のシングザットソングは4コーナーではシンガリで大外。これでデビューから3戦連続で上がり600m最速の脚を駆使してるんですが、前走も今回も出遅れて外へヨレています。荒削りで課題が多い中で、相当なポテンシャルを披露しています。ただ、このスタートはですね容易に解決できない問題です。 |
1.ピオニーシャルム | そしてピオニーシャルムも初めてのダートで内枠。出遅れてはいないんですが、初めての1200mで先行争いにはついて行けず、そしてダートに入ると砂を被って頭を上げてしまい、さらに下がってしまいました。直線でも伸びてはいないんですけども、参考外と言えるレースです。 |
3.リリージェーン | 2着のリリージェーンは2番手追走から流れ込みという内容です。先行すれば崩れないので、次走も上位候補なんですけども、ちょっと単勝を買うには心もとない感じですね。 |
16.オリビアジュテーム | 少し出遅れて、さらに外の馬に寄られて下がり、その後顔を振ってスピードに乗れず、ダートに入るとますます派手に顔を横に向けたままになって、3コーナーでまともに砂をかぶると頭を上げ、直線で外に出して砂を被らなくなっても頭を上げそうになったりしていたんですけども、伸びて来ました。直線でも顔はこの内側の方を向いたままで、その状態で外からステッキを入れてもしばらくは内にもたれなかったんですけれども、ゴール前で急に内に寄れて、そこで追えなくなっていました。それでも5着です。砂を被って嫌がってるとかいうレベルの口向きの悪さじゃないんですけども、能力は十分ありますね。ハミなどを工夫してきたら注意したいと思います。 |
9.レイズカイザー | 2着のレイズカイザーは馬任せのままハナを切って、今回もペースを落とさない逃げでした。競り負けはしましたが、しぶとかったですね。これは東京の例えば1600mだと、ペースを落とさない逃げが良い方に出るかどうか微妙なんですけども、2回続けて好タイムの2着です。そろそろ順番だと思います。 |
1.マイネルフォルツァ | 2着のマイネルフォルツァは序盤は後ろの方にいたんですが、3コーナーでは3番手。直線ではジリジリとしか伸びなかったんですけども、しぶとさを発揮しました。このレースなんですけれどもね、水曜時点で想定4頭だったんですけれども、それを見てこの馬連闘で使って来たので、次走に関してはこの連闘した反動がないかどうか確認する必要はあると思います。 |
2.マルチャン | マルチャンが2走目で勝ち上がりました。先行した2頭が直線で好位組を突き放したんですが、マルチャンはその先行勢を一瞬にしてですね、差し切りました。この瞬発力は凄かったです。父はラブリーデイ、母は芝1200m4勝のミオリチャンです。先々は1200mにシフトしそうですけれども、まぁ今後に繋がる良い勝ち方ができましたね。 |
15.フルオール | 1番人気1着でした。直線でもたもたしているようにも見えたが、最後は余裕があった。気性がまだ危なっかしいが、時計はもっと詰められるはず。 |
1.ドナウパール | 勝ったドナウパール、こちら見ての通りの完勝でした。父はエピファネイア、母はジェンティルドンナの全姉という良血です。口向きの悪さが改善されて、良い勝ち方ができましたね。昇級してもやれそうです。 |
16.ヒップホップソウル | 1番人気のヒップホップソウルは11着でした。実は私も本命だったんですが、根拠は瞬間的な加速力が長所なので、東京よりも中山向きという事でした。しかしですね、もうコーナーで外を回って早めに脚を使っていて、もうゴールまで保たなかったという感じでしたね。 |
2.ローヴェロ | 1番人気3着でした。ちょっと序盤で競り合いがありまして、その後控えた事で力んでしまいましたね。残念ですがね、競馬だからこういう事はあります。ごめんなさい。 |
4.アスクエピソード | 3着のアスクエピソードも前につけていましたが、追い出した時の反応が良くなくて、そこで少し遅れてしまいました。1600mのスローペースが合っているようには思えず、距離はもっと長い方が良さそうです。 |
10.サンライズプライド | スタート直後にヨレたんですけどもね、そこでのロスはなかったと思います。ただ、その後3コーナーまでずっと顔が内側を向いていて、3コーナー入り口では内にもたれました。そこで内にいたキクノルーナに弾き返されて、外にヨレて頭を上げて下がってしまい、その後はステッキが入ってももうフワフワとした走り。直線でも反応しませんでした。2着だった新馬戦でですね、ずっと外に張っていたので、そうならないように顔を内側に向けさせていたのかもしれませんし、まぁ内にいたのがですね、牝馬のキクノルーナだったので、そちらに気を取られていた可能性もありますけども、いずれにしてもコントロールが効かず、まるで走る気がないというレースぶりでした。まぁ次走もこんな感じだと危ないですけどもね、ブリンカーやハミなどで対策してくると、大きく変わる可能性はあります。 |
15.レッドダンルース | 内枠でスタートが遅くてですね、すぐに砂をかぶる位置になって、1コーナーの手前からもう頭を上げていました。その後もずっと頭を上げたまま進みが悪かったんですが、4コーナーでジョッキーがグイグイ押して前との差を詰めると、直線入り口では砂を被っているはずなのに、もう頭を上げていなくて、さらにその後砂を被らないようになると一気に伸びました。4コーナーまではいかにもデビュー戦というレースをしていましたが、砂を被らなくなる前に、もう頭を上げなくなっていましたし、砂を被らなくなってから伸びる時のフットワークは、こうシャキシャキとした非常に良いものでしたね。このフットワークの良さに能力の高さが出ていました。直線でのその頭を上げなくなった挙動を見ると、次走は砂を被っても大丈夫そうですし、2戦目での上積みは大きいと思います。砂を被って前半着いて行けなかったんですが、直線で鋭く伸びました。それだけでなくてですね、この前半のキックバックを嫌がって頭を上げている時の、失礼ながら不格好な走りとですね、一変した直線での重心を下げた推進力のあるフットワークがとても良かったですね。フットワークがとても良かったという主観的な感想を具体的に説明しろと言われると、非常に難しいんですが、能力は高いと感じました。 |
8.ライクアフラワー | 2着のライクアフラワーは中団の外を追走して直線でも外に行き、先週の小倉芝1200mではほぼ必勝パターンだったんですけども、内を通った勝ち馬に頑張られて2着。とは言っても安定していて、今後も小回りコースの1200mでは上位候補となります。 |
2.ヴィンテージボンド | 勝ったヴィンテージボンド、途中から2着馬とのマッチレースの様相を呈したんですが、あっさりと決着をつけて独走です。勝って再度同条件でしたが、ちょっと力が違っていましたね。これでダートは2戦2勝です。昇級しても通用します。 |
2.カルロヴェローチェ | カルロヴェローチェが距離短縮で、初めての1600m、先手を取って逃げ切りました。カルロヴェローチェは逃げてですね、上がり600m最速ですから、これはもう掛け値なしに強かった訳です。しかもですね、2着馬に2馬身半差ですから、完勝も完勝と言って良い訳ですね。今回距離短縮もプラスに働きましたからね、今後はマイル路線という事になるかと思います。父は今季好調のシルバーステートで、この馬が今年の8勝目になります。 |
8.ペースセッティング | そして2着がペースセッティング、3着がトーホウガレオンでした。ペースセッティングはペースを落とさない逃げで粘りました。1200mで逃げて圧勝した後に1400mで差しに回ると、手応えほどは伸びないレースが続きまして、これ距離が長いのかと思えたんですけども、答えは前を抜こうとしない気性という事のようですね。1600mに伸ばしてハナを切るのは恐らく作戦通りで、ほぼ狙い通りになりました。ただ、今回も力を出し切ったと言うか、かなり消耗したようなレース内容なので、次走までの間隔が短いとちょっと危ない感じがします。 |
11.メリオルヴィータ | それから4着のメリオルヴィータ、距離を短縮して差すレースをした事で、大きく着順を上げる事ができました。まだね、鵜呑みにはできないんですが、この形が板について、安定してくれば良いと思います。 |
14.ハチメンロッピ | ハチメンロッピが追い込みを決めて2勝目を挙げました。前半600mが33秒1。いくら前半が速くなりやすいコース形態とは言え、ハイペースで後方待機のハチメンロッピにはかなり展開が向いたと言えますね。 |
13.カネトシフラム | 2着のカネトシフラムはダッシュがつかず、序盤は後方。3コーナー過ぎから脚を使って上がって行き、最後まで伸びていますけども、勝ち馬との位置取りの差は詰まらなかったですね。ずっと安定はしているので、あとはもう勝ち運があるかどうかのレベルだと思います。 |
2.ミスティックロア | まぁいかにもデビューが遅くなった初出走馬という感じのゆるい仕上がりで、歩くようにゲートを出て前半は後方になりました。向正面でポジションを上げて、3コーナーでは勝ち馬の外に並び、そのまま直線に入ったんですけども、その時点でもまだもたもたしていました。しかしですね、勝ち馬がこう馬体を併せに来た時に馬体が接触するんですけども、それがきっかけになったのか、そこでスイッチが入った感じで、その後は伸びていましたね。ゆるい仕上がりのデビュー戦としては好内容の2着で、次走は有望だと思いますけども、父がArrogateなんですよね。このArrogateの産駒は今回のこの馬を含めてですね、好走例がかなり外枠の方に集中しているので、次走が多頭数の内枠だとちょっと本命にはしにくいかと思います。 |
16.キスウマイ | 3着のキスウマイは初めてのダートだったんですが、適性は十分ですね。ただ、まぁ勝ち馬から2秒1も離れているので、次走に関しては相手次第となります。 |
10.フィンガークリック | 4着のフィンガークリックは今回が初めてのダートです。父はマインドユアビスケッツで、適性は示したと言えます。折り合い面を考えますと、ワンターンの速い流れでレースがしやすかったようです。 |
13.メイクザビート | これ映像、中継映像で斜めからの映像なんですけども、この映像だとですね直線に入ったところで、前を行くエクロジャイトと内にいるキレナイカの間にスペースがあるように見えるんですけども、パトロールの正面からの映像を見ると、最初から全く空いていません。しかし、なぜか4コーナーから直線入り口で、そこに突っ込んで行ったのがメイクザビートで、開いていない訳ですから、当然のように詰まってしまって急ブレーキ。その後、立て直して伸びているだけにちょっと痛恨のコース選択ミスで、あんな不利を受けないような普通のレースをして回って来れば、まぁ巻き返し濃厚だと思います。 |
14.メイショウコガシラ | メイショウコガシラが7戦目で勝ち上がりました。メイショウコガシラは好スタートを決めて、全く危なげのない逃げ切り勝ちでした。父はメイショウボーラーです。これまではスタートに課題を残していたんですが、前走と今回はその点はクリアしました。このスピードは上のクラスでも通用します。 |
4.エンドウノハナ | 番組注目馬となっていたエンドウノハナが圧勝しました。エンドウノハナは出遅れと言う程ではないんですけども、スタートは早くなくて後ろからになりました。4コーナーではほとんど馬なりのまま追い上げて行き、直線入り口で外から並ぶと、残り200mの手前ではもう先頭。そこから更に差を広げました。かなり余力があってタイム短縮は可能。大体今回のように、後ろからになるので、頭数が多い時にどう裁くかが課題なんですけども、力は2勝クラスでもすぐに通用すると思います。 |
12.サンセットクラウド | 3着のサンセットクラウドはコーナーでもたついたんですが、勝ち馬を追って行き、直線では一旦2番手まで上がっていました。そこから差されていますね。高速馬場の、しかも遅くない流れというのは、この馬には向かなかった印象です。 |
5.クールミラボー | 3着のクールミラボーは2着から3馬身差。これは決定的な着差です。今回は初めての芝でしたから、時計的には走ってると評価するか、荒れて来た馬場が良かったのかは、ちょっと判断に迷わされます。ただ、フォームが型になっていない、今のこの時期というのは、こうした芝・ダートどちらでも走って上位に来る馬というのは、結構いるんですよね。 |
7.ロゼル | それから4着のロゼル、少頭数でしたからあの位置からになったのかもしれないんですが、しっかり脚を溜めればもっと切れる脚を使えると思います。1勝クラスなら通用するでしょうね。 |
2.サクセスバラード | これまでずっと芝の1600m以上に出走してきた馬が、ダート1200mでしかも内枠でした。出遅れてはいないんですけども、前には行けず砂を被ってしまって、進みがイマイチでずっと気合をつけられていました。さらに直線ではしばらく前が壁になっていて、進路を探し、進路ができてから追い出したんですけども、やっとエンジンがかかった頃にはもうゴールでした。ダートは合っているけれども、1200mは短いという印象で、ダート1400mや1600mに出てきたら注目。直線の感じだと、次は砂を被っても大丈夫ではないかと思います。 |
5.ヴェールトゥマラン | 3着のヴェールトゥマランは向正面で早めにポジションを上げましたが、直線で前の2頭に突き放されました。とは言え、実はこの馬でもほぼ水準のタイムですから、次走も上位候補となります。 |
16.パープルナイト | パープルナイトは内枠でしたから、安全策で逃げたような気がしますけれども、この1戦に限れば完敗の3着です。ただ、このレースはね次走以降につながるので、狙って行けます。 |
4.エミサキホコル | 4着のエミサキホコルは3着から1馬身半差。これで3戦続けてダート1400mで5着以内ですが、勝ちタイムレベルにはあと一歩足りないですね。 |
6.アルママ | 2番人気13着でした。スタート直後に寄られて派手に躓いてしまって、先行できませんでした。今回のペースだと先行していても苦しかったと思いますけども、この位置取りではもう、そもそもどうにもならないですね。こういうレースになってしまった直後に、楽な逃げになったりするのがこういうスロー専用の先行馬にありがちな事なので、次走はむしろ注意だと思います。 |
10.トゥデイイズザデイ | 秋2走目のトゥデイイズザデイが1番人気に応えて勝ち上がりました。トゥデイイズザデイはなかなか勝ちきれない競馬が続いてたんですが、今回は先行策から競り合いを制して何とか勝利を収めましたね。長く良い脚を使えるタイプなので、安定感は十分にあります。昇級しても相手なりに走ってくれそうですね。 |
10.ローシャムパーク | 前半1000mが中山金杯より0秒1速くて、後半1000mは中山金杯より0秒1遅い。つまり、中山金杯とほぼ同じラップで同じ勝ちタイムなんですが、まぁこれ重賞並みのタイムという訳ではなくて、中山金杯のタイムが遅すぎるだけです。しかし、それは別としてローシャムパークの勝ちっぷりは目立ちました。スタートは早くなくて、中団の外になりましたが3コーナーから動き出して4コーナーで前に並び、直線半ばまでほぼ持ったまま。追い出すと楽々と突き放しました。跳びが大きくてですね、内で包まれるよりは外を回した方が良いという馬ですけども、Cコース初日で内有利の馬場だけに、力の違いを感じさせましたね。3勝クラスはすぐに勝てると思います。これ別に好タイムでもないのに、直前の中山金杯と同じタイムというだけの理由で3勝クラスで人気になるのは大変不本意なんですけども、配当的妙味は別として3勝クラスもすぐに突破できると思います。で、この今回のタイムよりも注目したいのは昨年の山藤賞、そこでレッドランメルトとサンストックトンをぶっちぎっている事ですね。今回もあの時、山藤賞の時のように3コーナーで先頭に立つぐらいの競馬をしていれば、もう圧勝していたような気がするんですけどもね、あえて我慢して追い出しを待ち、そこから鋭く伸びたという勝ちっぷりが良かったと思います。 |
2.メタルスピード | 1番人気1着でした。中山の9頭立てに出走してきた時点で半ば覚悟はしておりましたが、舌を縛った効果なのか、内ラチに寄せられなくても内にもたれなかったですね。一発でこの短所を修正してきた陣営に脱帽するとともに、皆さまにはお詫び申し上げます。申し訳ありません。 |
8.シルトホルン | 4着のシルトホルンは前走逃げて2着だったんですが、今回は無理をせずに控える形を取りました。2着とはアタマ・ハナ差で同タイムですから、次走以降に繋がるレースができたと言えると思います。 |
9.アイスグリーン | 勝ったアイスグリーン、この馬昨年の新潟2歳ステークスで1番人気に支持されて5着だったんですが、その後じっくり立て直されて、ここが復帰戦になりました。辛勝ですけれどもね、直線で一旦劣勢になりながら差し返したのは立派です。まぁ1勝クラスでは能力が上だったという事です。 |
10.ホウオウビスケッツ | ホウオウビスケッツが今回も逃げ切って2戦2勝です。ホウオウビスケッツはマインドユアビスケッツ産駒としてはですね、初めての2000m勝ちとなりました。ペース補正が0秒6入った緩やかな流れで、ノーマークの逃げという利点もあったんですが、将来的なですね距離適性はともかく、高いポテンシャル、これを示した事は確かです。 |
14.パクスオトマニカ | パクスオトマニカが昇級2走目で勝ち上がりました。パクスオトマニカは速すぎず遅すぎずの逃げに持ち込み、直線入り口でリードを広げ、その差を保ったまま逃げ切りました。ワンペースの先行馬で、いかにもコーナー4つの1800mがベスト。東京などの直線が長いコースではあまり期待できないような印象を受けます。 |
15.セブンマジシャン | そして今年2走目のオメガリッチマンが2着。1番人気セブンマジシャンが3着でした。3着のセブンマジシャンは4コーナーで外に出そうとしたタイミングでソールオリエンスが外に膨れて来て、前が塞がり、直線では外に出てきたオメガリッチマンに前をカットされてしまいました。上がり速いレース、しかも短い直線で2回不利があっては厳しかったんですが、最後の伸びは能力の高さを示すもので、タイムが遅いレースで3着だったという理由で評価を下げる必要はないと思います。 |
6.クールファイブ | それから4着のヒミノフラッシュ。このレースはタイムランクBのですね成田特別の上位馬が3頭出走していたんですが、先のジャスパーグレイトは3着、このヒミノフラッシュは4着、そしてクールファイブは8着で、やはりこう中山よりもですね、スピードを要求される東京ではどの馬もパフォーマンスが落ちたという風に思います。 |
6.クリーデンス | 2番人気2着でした。前走で出遅れたカンフーダンスが好スタートから逃げ切って、前走と位置取りがですね、逆になったことで逆転を許したんですけれども、好位からの競馬で好走できたという点は収穫だと思っています。 |
13.フミヤングフェイス | 2番人気で5着のフミヤングフェイスはリングハミに変えても、外へ逃げていましたね。不利があっても、3着だった3走前で能力は示していますが、この口向きの悪さが課題です。 |
13.ユイノイチゲキ | 5着のユイノイチゲキは、除外で1週伸びての出走だったんですが、幾分追い不足でした。それでも軽快なスピードを見せましたし、512キロの大型馬ですからね、ここを使った上積みは大きいと思います。 |
13.ネイロン | 3着のネイロンは、前2走は同じダート戦でも外枠。今回は内枠で、砂を被るレースになったんですが、きちんと対応していました。直線はジワジワですが、インから差を詰めていましたね。 |
15.ハクサンビーナス | 日曜の同じ芝1800mの新馬戦を抽選除外となりまして、デビュー戦が経験馬相手となったんですが、後ろから外を回って追い上げ、ゴール前右手前のままだったんですが、よく伸びました。これはEランクのレースではあるんですけども、ほぼ前残りの展開を追い込んでいますし、ハクサンムーン産駒が中央競馬の1600m以上で2着以内になったのは、これが初めてです。ハクサンビーナスが短距離向きなのかどうかは分かりませんけども、その可能性はありますし、短距離向きではないなら、父の産駒の一般的な傾向から外れるので、その場合によくある規格外の走る馬という可能性もありますね。まぁ次走の距離が1800mであっても、短距離であっても注目したい馬です。 |
2.ヴィトーリア | 2着のヴィトーリアはスタートが遅く、離れた最後方からになりましたが、直線でよく伸びました。こちらも少頭数が幸いしたという面があって、多頭数の時の裁きが課題でしょうね。 |
2.バルサムノート | 2着のバルサムノートは序盤の力みは許容範囲で、前走の2000mから1600mへの距離短縮で折り合って走れましたし、ジリジリという感じでしか伸びなかったんですが、この馬はマイラータイプという見方で良いと思います。 |
8.ウィルソンテソーロ | スタートで実は躓いてるんですけどもね、何事もなかったように馬任せのまま前につけて、もう抑えるのに苦労しているように見える程の行きっぷりでした。直線に入って残り200m付近まで、ほぼ持ったまま。その状態で先頭に並びかけて、そこから軽く追うだけであっさりと突き放しました。かなり余力のある勝ち方で、まぁいくらでもタイムは短縮できると思います。ダートの重賞をというのは、3勝クラスを勝ってすぐには通用しにくいですけども、まぁオープン特別ならすぐに通用すると思います。 |
10.ウェルカムニュース | 4着のウェルカムニュースなんですけども、スローペースの1800mでラスト400mが速く、そこの部分で離されたんですけども、相手なりに走れるという所を見せたと思います。もっと長い距離の、しかも消耗戦ならオープンでも好勝負になると思います。 |
3.カッティングジェム | 2着のカッティングジェムも初めてのダートだったんですけども、父シャンハイボビー、その産駒はほとんどがダート馬ですから、これ血統通りの変わり方ですね。タイムも優秀で、次走は有力です。 |
5.オーバーザドリーム | スタートは早くなかったんですけども、出遅れという程ではなく、その後芝の部分ではまぁまぁ着いて行けたんですけども、ダートに入って砂をかぶるようになると、どんどん下がってしまいました。3コーナー過ぎからですね、追い上げを図って、ジョッキーがステッキも入れていたんですけども、上がって行けず。直線入り口でも後方だったんですが、直線でね、1番外まで出して、もう砂を被らなくなるとその後伸びました。まぁいかにもデビュー戦と言うね、砂を被って嫌がったけど、最後は脚を使ったという、そういうレース内容なんですが、能力は示しています。次はもっと走れると思います。 |
4.アンクルブラック | 2着アンクルブラックは上がり600mは最速でしたが、逃げ切った勝ち馬より0秒2速いだけ。完敗でしたね。少頭数とは言え、手頃な位置からしっかり脚を使った内容、これは良かったと思いますね。 |
2.ポーレット | 新馬戦ではですね、少し出遅れた程度だったんですが、馬任せていたらどんどんポジションが下がり、後方待機から伸びてきたんですけども、今回はちょっとまともに出遅れました。ただし、その後のイキっぷりが良くて、無理する事なくすぐに好位まで追い上げます。行きっぷりが良すぎて序盤は折り合いに苦労しているようにも見えましたけども、間もなく折り合って手応え良く直線に入ります。で、前に進路ができたところで本格的に追い出して、まぁ伸びていたんですけども、パンデアスカルが急に前に入って来てブレーキ。その後もう1度伸びたんですけども、不利がなければ2着はあったと思います。直線での不利は別としても、序盤の行きっぷりが良くなるなど、進境があり次走はチャンスとみます。 |
9.ソーダズリング | 2着のソーダズリングはハーツクライ産駒で、マジックキャッスル・ソーヴァリアントの半妹です。今回がデビュー戦で、経験馬相手に勝ちに等しい内容でした。さすが良血というレースぶりでしたね。上がり600mは最速ですし、まぁ次走は普通に勝てると思います。 |
17.デッドリー | あと4着デッドリー、5着オールマイデイズ、6着ポリーフォリアも水準レベルの時計では走ってますからね。これらはまぁ次走相手次第だと思います。 |
3.グランテスト | 2着のグランテストはスローペースで行きたがっていましたが、我慢させて直線で伸びました。まぁ新馬戦を勝った時より直線でストライドが伸びていて、良い走りでした。成長を感じましたね。 |
9.スリーアイランド | 1200mの内枠で出遅れるんですけども、スピードがあるのですぐに追い上げる事ができました。しかしですね、内枠で出遅れてすぐに追い上げたので、ずっと外に馬がいる状況になってしまって、ジョッキー何回も外確認してますけどもね、外へ出せるタイミングがないまま直線に入り、結局は前の馬たちより内に入るしかなくなってしまいました。先週の小倉芝1200mで、直線でこんな内に入ってしまうと絶望的なんですけども、それでも一瞬伸びかけた辺りに能力の高さはうかがえています。出遅れとコース取りの不利が今回の敗因と言えます。普通の馬場で、普通のスタートを切れば巻き返せると思います。 |
10.ワセダタンク | 3着以下はさらに離された。まず3着のワセダタンクですが、まぁ前走スタートで躓いて後ろからになってしまったんですが、それとは違って今回はスタートを決め、そして流れ込んだという感じですね。ただ今回が連闘だった訳ですから、まぁ次走に関してはちょっと取り扱いに注意ですね。 |
3.ベルウッドブラボー | 3着のベルウッドブラボーは出遅れましたけども、ペースが遅かった事もあって、すぐに追い上げる事ができました。ただ、直線に入ってしばらく前が壁になっていて、追い出しが遅れ、そこでついてしまった前との差を詰める事はできなかったんですけどもね、まぁ安定感は出てきたと言えます。 |
4.ダノンティンパニー | 2着ダノンティンパニーは勝負所での反応は鈍かったんですが、エンジンがかかってからは良い脚を使いましたね。現級なら力は上位だと思いますし、次走も勝ち負けになりますね。 |
1.ボルドグフーシュ | そしてボルドグフーシュが菊花賞に続いて2着。牝馬ジェラルディーナが3着でした。2着のボルドグフーシュはですね、出遅れて2周目の3コーナーでは後ろから2番目でした。そこから外をマクり、流石に直線半ばで苦しくはなりましたが、急には失速せず豊富なスタミナを示しましたま。春の天皇賞ではかなり有力だと思います。 |
4.マーゴットミニモ | 2着馬と3着馬の差はかなり開きましたね。2着のマーゴットミニモは初めてのダートだったんですが、押してハナを切って粘り、3着には10馬身差をつけました。芝の新馬戦は超スローペースの逃げに持ち込んで、結局切れ負けしたんですけども、パワーがあってダートは合いますね。初めてのダートでハナを切ったので、砂を被っていない点が、まぁ次走へ向けての不安材料なんですけども、まぁわざわざ砂を被る競馬にはしないはずなので、次走は有力だと思います。 |
2.ティックルハート | どちらも徐々に追い上げて来て、直線入り口で外に出そうとしたんですけども、その時に内のダイシンヤマトとハルオーブが外に動いた事で、玉突きのように外へ追いやられて、フライウィズミーはそれに加えて前が詰まり、なおかつ外の馬とも接触もしました。しかし、この2頭とも直線でしっかり伸びています。 ティックルハートは外に振られる前にも前が詰まって、少し待たされていて、ここがまだ2戦目です。良化の余地も十分にあり、次走は要注意です。 |
8.フライウィズミー | どちらも徐々に追い上げて来て、直線入り口で外に出そうとしたんですけども、その時に内のダイシンヤマトとハルオーブが外に動いた事で、玉突きのように外へ追いやられて、フライウィズミーはそれに加えて前が詰まり、なおかつ外の馬とも接触もしました。しかし、この2頭とも直線でしっかり伸びています。 フライウィズミーはこれで4回連続出遅れているので、次走も後ろからになって展開が向かなかったり、不利を受けたりする可能性はありますけども、1勝する能力は十分にありますね。 |
2.イシュタル | 4着のイシュタルは上がり600mは最速タイです。まだコース・距離適性など分からない部分はあるんですが、今回のレース内容だと東京が合っているイメージですね。 |
5.エレボアブランシュ | 2着のエレボアブランシュは前走は牡馬相手に0秒4差4着です。リフレッシュして牝馬同士なら力上位ですが、安定して力を発揮できない点がネックです。 |
6.カレンアルカンタラ | カレンアルカンタラがダートの1800mで連勝です。勝ったカレンアルカンタラは先行2頭のすぐ後ろの内で脚を溜めていて、コーナーで外を回る事もなく、そのまま内を通って抜けて来ました。それでいて前が詰まったりする事もなかったですね。まぁペース補正を抜いても水準以上のタイムなんですけども、上手くいったという、そういう感じがは強いですね。オープンでここまで理想的なレースができるとはちょっと思えません。 |
7.ミトノオー | ミトノオーがダート1800mに戻って一変しました。ミトノオーはスタートは早くなかったんですが、その後のスピードの乗りが良く、1コーナーの入り口では3頭が並んでいましたが、コーナーワークで単騎逃げの形になり、ペースを落とさずに行って圧勝しました。1400mの前走は、今回よりスタートが遅くて前に行けず、向正面で不利を受けた後は砂を被りっぱなしで11着に沈んだんですが、1800mに戻してハナを切って一変。1800mでも揉まれる展開になるとちょっと危うさも感じますけども、今回のように気分良く走れればオープンでも上位可能でしょう。 |
11.ゴールドバランサー | ゴールドバランサーが9馬身差をつけて圧勝しました。レースラップですけどね、400mから1400mまでの1000mが1分6秒4も掛かっていて、ラスト400mが12秒2-12秒4と速かったです。3番手追走から4コーナー先頭のゴールドバランサーは、この超スローペースの恩恵は受けましたけども、全くの楽勝で、余力十分。初ダートだったんですが、ダート適性は高く、更なるパフォーマンスアップも見込めます。 |
14.ルクスフロンティア | ルクスフロンティアは逃げて2着です。体が起きて来ない走りでまだ良化途上の感はあるんですが、今回は昇級戦。1勝クラスでも十分にやれる事を示しました。 |
2.タイトルホルダー | そして2番人気のタイトルホルダーは9着でした。外枠だったとは言え、ハナを切るまでに仕掛けており、いつもの行き脚ではありませんでしたし、イクイノックスが早めに来て4コーナーでリードを広げる事もできませんでした。まぁ色々あって力を出せなかったという印象ですね。 |
3.キングオブドラゴン | まず4着キングオブドラゴンですが、4コーナー3番手で最内にいて、この馬が流れ込めたというのが、今回のレースの本質で、基本的には先行馬とイン有利のレースになった、その勝差になると思います。 |
4.ライラック | 2着は7枠2頭ウインマリリン・ライラックの同着でした。2着同着ウインマリリン、前めにつけた馬が軒並み失速する中、4コーナー2番手からしぶとく粘って、持ち前のスタミナを生かし切りました。展開面を考えれば強い2着だったと思いますし、ひと頃の不振からは完全に脱出した印象ですね。こちらもね、今後が牡馬相手でも楽しみな1頭ですね。 |
5.ディアスティマ | そして1番人気のディアスティマは9着でした。1周目の3コーナーで突かれ、2周目の3コーナーで多くの馬が上がって来て厳しい逃げになりましたね。まぁ少しでもマークが緩めば巻き返せると思います。 |
8.カントル | そして2番人気のカントルは12着でした。1コーナーで前の馬に触れて躓いた事もまぁ多少は影響してると思いますが、直線ではもう反応がなかったですね。原因は分かりませんけど、ちょっと2番人気は過剰だったかなと思います。 |
9.アスクビクターモア | ハナ差の接戦を制したのは内のアスクビクターモアで、G1初制覇。鞍上の田辺裕信騎手はクラシック初制覇となりました。アスクビクターモアは逃げ馬の失速に伴って、自らがレースを作って4コーナー先頭でした。流石に厳しいレースになりましたね。最後は頭の上げ下げの差ですけれども、レースの中身を考えれば、こちらの方が強いレースをしている事は歴然で、3冠最後で真のステイヤーとしてのですね、力を証明したと思います。 |
12.ヒートオンビート | そして3着ヒートオンビート、こちらは少し寄られる場面はあったんですが、ハーツイストワールと比べると不利そのものは軽かったと思いますね。ゴール前までしぶとく脚を伸ばして、よく追い上げたと思います。斤量差があった事を考えれば、よく頑張って良い内容でしたね。 |
12.スノーグレース | あと0秒1速ければですね、Bランクというタイムで、勝ったスノーグレースは5馬身差の圧勝ですから、ほぼBランクに匹敵します。ただ、今回外枠でスムーズなレースができた事が大きかったのでね、揉まれた時にどうかという不安は残りますね。 |
1.マンノライトニング | そして2着マンノライトニングはインにこだわったレースぶりで、そつなく捌いた事が好走の要因ですね。次走まだ信頼とまでは行かないとは思いますね。 |
9.サクセスハチハチ | 所謂経験馬相手のデビュー戦で2着なんですけども、タイムは遅いです。ただし、4コーナーからゴールまでずっと左手前のままで、そのため直線では内にもたれていました。手前を変えないので、最後は疲れてしまって、失速し、勝ち馬には突き放されてさらに後ろからにも迫られているんですけども、まぁそうなってしまった原因は、手前を変えなかった事ですね。まぁ次走は直線で手前を変えるという保証はありませんけども、今回ですね、遅いタイムでなおかつ最後に失速してしまったというだけで、軽視するべきではないと思います。 |
17.タリア | 先週ですね、しつこいようですが小倉の芝1200mで直線で内を通った馬は、基本的に不利でして、内枠から外に出したくても出せなかったこの馬は、よく4着に残ったと言えますね。そして、今回が連闘だったんですよね。なので、次走を間隔を空けずに出てきた場合は、その連闘の反動が出ないかどうかに注意なんですけども、小倉で2回好走したので、4月の同じ小回りコースの福島まで待つと思います。1ヵ月空ければ恐らく反動は出ないので、そうなれば注目です。 |
5.サウンドレイラ | 直線でですね、前に青い帽子のレッドテンペストがいるんですが、その外に行くか内に行くかちょっと迷ったように見えました。で、レッドテンペストが少し外に、この後行くんですが、そこで内を狙った所、レッドテンペストが内に戻って来て進路がなくなり、それでレッドテンペストが前を交わしてくれれば、進路ができそうだったんですけどもね、結局はずっと外に並んで、こう蓋をされてるような状態になってしまい、最後の方は追えなくなってしまいました。ただですね、以前に見られた馬群の中で進みが悪くなるという面を見せず、内でスムーズに運べていました。その点に成長は感じるので、次走こそと思います。 |
8.ラバタンシン | ラバタンシンは逃げて3着。見た目には力を出し切っているんですが、今村騎手は「集中力を欠く面があった」とコメントしています。という事で、ポテンシャルを出し切っている訳ではありません。 |
2.エナジーポコアポコ | 2着のエナジーポコアポコはスタートが良く、好位につけ、直線で必要以上に外に出さず上手く捌いて来ました。スタートに関してはまだ安心できませんし、直線のコース取りも上手く行ったので、次走は本命とはちょっと言い難いですね。 |
5.トラミナー | 父はサトノダイヤモンドなんですが、サトノダイヤモンド産駒はシンリョクカのような脚の回転が速くて器用なレースができ、反応が良いというのはまぁ例外でして、大半は大跳びで反応は鈍い方です。このトラミナーも大跳びでスローペースで馬群の中に入っていると窮屈になりますし、直線で外に出して進路を確保してからおもむろに追い出しても、なかなかエンジンが掛からないですね。新馬戦も外へは行っていませんけども、同様のレース内容で、まぁ追って追ってようやく伸びたのはラスト100mぐらい。まぁその時は何とか2着に届きましたけども、また同じようなレースをして今回は5着までだったという事です。距離を伸ばすか、もっと早く追い出すかすれば勝てると思います。 |
1.タガノシャーンス | タガノシャーンスが2番手から抜け出して圧勝でした。タガノシャーンスは好スタートを切りました。すぐに外のバスドラムガールにハナを叩かれたんですが、余裕を持って2番手を追走。直線に入ると持ったままで前に並んで行き、残り200m付近から追い出すとラスト12秒3でまとめて突き放しました。前半600mが36秒1と先行馬にとっては楽なペースでしたけども、全くの楽勝でタイムも速く、1勝クラスでも上位候補となります。 |
2.アリスヴェリテ | 10番人気8着でした。これ2頭とももう重賞に出走したことで人気にもならず、まぁ無意味になってしまいましたけどもね、この2頭ともこの後に1勝クラスに出走して自己条件ならと人気になっても信頼度が低いという見解に変わりはありません。 |
4.ルカン | 4着のルミノメテオールと5着のルカン、この2頭はスローペースの先行流れ込みという形ですね。恵まれたと思います。ルカンは未勝利馬なんですよね、実は。重賞5着馬がですね、この後未勝利戦に出走するとかなり人気になると思いますけども、まぁ重賞5着をね、ことさらに意識しない方が良いと思います。新馬戦・未勝利クラスでも、すでに連続2着という成績なんで、別に嫌う必要もないんですけどもね、例えばその後勝ち上がって1勝クラスに出た時に、重賞5着の実績なんて言われて人気になるとどうかなというぐらい、今回は良いペースの2番手でした。 |
10.メテオリート | 4着メテオリートは前走に続いて今回もスタートで遅れましたが、それよりも直線へ向いて追い出すと外へヨレてですね、外へ外へと行ってしまいました。体の軸がブレていたように、まだ芯がしっかりとしていないようですね。現状は成長待ちの段階と言えると思います。 |
2.ベルクレスタ | 1番人気6着でした。スタートが悪くて、しかも序盤は力んでいました。まぁ心身のバランスがちょっと良くなかったかなという感じですが、まぁ中山の内回りも不向きだったような気がしますね。次走改めてという事ですね。 |
4.オメガリッチマン | そして今年2走目のオメガリッチマンが2着。1番人気セブンマジシャンが3着でした。まず2着のオメガリッチマンですが、ジュニアカップから中9日だったんですけども、そこから一変しましたね。まぁ右回りだと外に張るようなんですけども、今回はずっと外に馬がいたので問題がなかったという事のようです。ただ、今回に関してはレースのレベルが低かった事も好走の要因かと思います。 |
5.キングズレイン | 3着争いも同タイムの接戦でしたが、キングズレインがクビ差ファントムシーフを抑えました。3着のキングズレインはずーっと外を回っていましたし、4コーナーではジュンツバメガエシが外に膨らんだ事で、その影響でかなり外へ振られました。しかも、前残りの展開。完全な不発パターンだったと思うんですけどもね、そこから伸びて3着というのは素晴らしいですね。晩成血統なので、来年は更に期待できると思います。4コーナーでですね、かなり外へ振られながら前残りのスローペースを鋭く伸びて3着まで来た訳ですけども、このですねスローペースを鋭く伸びてというのが、もうすでにこの馬の血統のイメージとまるで違います。母の母がリッスンなんですけども、このファミリーの馬は晩成かつ鋭さがありません、だいたい。菊花賞2着のサトノルークスはですね、3歳春のクラシック出走はしましたけども大敗。3歳時にエリザベス女王杯で3着に入ったタッチングスピーチは3歳春のクラシックには出走していません。このファミリーの馬がですね、2歳の内に上がり34秒を切って勝ったのは、このキングズレインの百日草特別が初めてなんですけども、この晩成の母系でしかも父がルーラーシップなのに2歳の内から切れ味を発揮している訳ですから、末恐ろしいと思います。これ次走の狙いというだけでなくて、来年注目馬の3歳馬ですね。 |
7.ドクタードリトル | 3着のドクタードリトルは勝ち馬をマークしながら直線でもしっかり伸びました。上がり600mは勝ち馬より0秒2遅いだけで、まぁ現状の力は出し切ったと見たいです。 |
8.ノッキングポイント | ノッキングポイントが自己条件の平場戦で2勝目を挙げました。ノッキングポイントはテンションが高くてですね、まだ心身のまとまりが悪いんですが、1勝クラスはポテンシャルで突破しました。瞬時に加速できないんですが、長く脚を使うタイプですから、今回平均に速い流れになったのは良かったと思います。 |
10.エマヌエーレ | 2着のエマヌエーレは、このペースなら逃げ残りが叶います。切れる脚はないので、今回はスタートが決まった事と、逃げ戦法が上手くハマりましたね。 |
7.テイエムスイスイ | 4番人気3着でした。危険馬のレースぶりではありませんでした。着差が示すように、単に上位2頭が強かっただけです。ただ、良馬場では1分12秒の壁があるかもしれません。 |
7.ルヴェルリドー | 先行馬のすぐ後ろの内の方で、手応え良く進んで、後は直線で進路ができるかどうか。前が開くかどうかというだけになったんですけども、結局最後まで前にも外にも馬がいて、ほとんど追えないままゴールを迎えてしまいました。ただですね、この内にいて馬群に包まれている形になっていても、周囲を気にするような素振りは見せず、揉まれる事自体が問題なかったのは、これまでの内容からすると収穫と言えます。わかりやすく目立つ不利だったので、次走も人気だと思いますけども、信頼度は高いと思います。 |
8.プレサージオ | 初ダートで3番人気になったプレサージオは12着でした。まぁ途中までは良かったんですけども、スピードが上がると追走が苦しくなって直線で本格的に追うとなんかフットワークがバラバラになっていましたね。ダートは合わないと思います。 |
2.カイザーブリッツ | カイザーブリッツが初めて先手を取る競馬で逃げ切りました。中山ダート1200mで前半600m34秒2というのは速くなく、カイザーブリッツにとってはマイペースの逃げとなりました。このペースで早めに並んで来る馬もおらず、残り200m付近まで追い出しを待てるほど余裕がありました。展開に恵まれた上に、中山1200mで速いタイムが出やすいラップでして、追い出しを待てたので余力十分にも見えますけども、昇級してすぐに通用するというレベルには思えません。 |
7.ビルカール | 2着のビルカールの通過順は5番手・4番手なんですけども、前の3頭からは少し離れた位置でなおかつずっと内を回ってロスがありませんでした。この上位2頭はどちらも再現が簡単ではないレースをしたと思われますから、まぁタイムは優秀なんですが、次走に関しては半信半疑としておきます。 |
10.サイモンギフト | 逃げて5着のサイモンギフトも、まぁ内枠で包まれたくなかったのか、こうかなり突っ張った逃げになっていて、ラップが速いだけでなくキツい逃げだったと思います。ですから、内容は上々だと言えますね。 |
13.バトゥーキ | 2着のバトゥーキは好位の内で進み、直線入り口でスムーズに外に出して伸びました。ペースが遅くて勝ちタイムも遅かった前走よりも、大きくタイムを短縮していまして、次走も有力ですね。 |
6.コースタルテラス | 3番人気2着でした。先行馬に有利な流れでしたが、しぶとかったです。時計は平凡でも、前走2着の時よりメンバーは揃っていて、前向きさ・集中力など明らかにアップしていました。休養効果があったので、次も期待できます。 |
1.アスパルディーコ | 7着のアスパルディーコは牝馬3冠のアパパネの仔で、まぁ一昨年のこのレースの勝ち馬アカイトリノムスメの半妹ですけれども、この一戦だけで言いますとね、ちょっと1600mというのは距離不足に映りましたね。 |
2.カテドラル | そのヒンドゥタイムズの内にいたカテドラルがハナ差2着。外のバジオウが3着でした。2着のカテドラルは典型的なハンデキャップホースで、ハンデ戦で強さを見せるのですが、ムラで安定感がなくて、いつ走るか予測できないです。だからいつもダークホースになるんですね。ただ、小倉で行われたですね、芝1800mの中京記念では、2年連続2着ですから、この条件には適性があった訳です。 |
7.ハピ | そして2着がクラウンプライド、3着ハピと3歳勢が続いています。3着のハピは夏には2回派手に外を回って届かないというレースを続けたんですけども、横山典弘騎手に変わってからは内にこだわり、今回はそれが上手く行きました。ペースが遅い事でいつもより前につけていたのも良かったんですけども、まぁ本来はハイペースの方が力を出しやすいはずです。これでペース不問というタイプになれば、かなり活躍を期待できると思います。 |
12.ハヤブサナンデクン | 1番人気のハギノアレグリアスが2着、3番人気ハヤブサナンデクンが3着という事で、上位人気3頭での決着でした。3着のハヤブサナンデクンは空馬の影響をほぼ受けなかったんですが、中京ダート1800mでは全て3着以内。このコースでは安定していますね。 |
6.ミッキーグロリア | 外に膨らみながらですね、直線に入ったネザーランドリマがですね、直線に入っても右手前のままで、そのため内に刺さって来て、この馬に前を塞がれてしまいました。近くにいたベニエも不利を受けていますけども、こちらはその時点で、もう手応えが悪かったですね。ミッキーグロリアはその後、外に移動してから追い出したんですけども、もう完全な仕掛け遅れ。不利がなければどのぐらいの所まで来ていたかというのは、ちょっと想像しにくいんですけども、体重が12キロ減って状態が良くなさそうだった前走と比べると、その減った分が戻っていて、成長もしている印象です。まだこの馬体維持が最優先という感じの調整なんですが、身が入って来ればもっと走れると思います。 |
1.シャトンアンジュ | そして3着のシャトンアンジュ、先々週の小倉戦4着から連闘です。勝ちパターンのレースはできているだけにですね、2着から2馬身半差、物足りなさも残りました。相手なりに走れるものの、詰めが甘いです。 |
4.ヴィトーリア | 1番人気で6着のヴィトーリアは、まぁ結果的に位置が後ろすぎなんですけども、多頭数だと好走確率が低い馬です。 |
3.ベレザニーニャ | 3着のベレザニーニャはエエヤンの直後で手応え良く直線に入りましたが、鋭くは伸びなかったですね。この馬は1800mのデイジー賞か、ココかの両にらみでいて、まぁ相手を見て、こちらにしたようなんですが、距離で言うと1600mよりは1800mの方が合っていそうです。 |
8.アイザックバローズ | 勝ったアイザックバローズは6番手追走から上がり600m最速の脚で、アッサリ勝負を決めました。父はドゥラメンテです。奥手のね長距離タイプのイメージですかね。 |
3.キルロード | 最後に12着のキルロードですが、本来このペースですから、好位組がもう少し頑張っても良いんですけれども、全く伸びませんでした。これ休み明けが堪えたとしても良いんですけれども、敗因は特定しづらいですね。 |
4.ダディーズビビッド | そしてダディーズビビッドがクビ差の2着でした。ダディーズビビッドは阪神で新馬戦を勝っているんですが、その時も4コーナーで逆手前になっていて、その後は右回りでは3着以内がありませんでした。という事もあって、左回りに狙いを定めてね、出走して来たんですけども、久しぶりの右回りで好走できました。前走で18キロ増えていた体重が減って、まぁ動ける体になっていたにしてもですね、右回りを克服できたことは大きいと思います。 |
6.ナランフレグ | 去年の高松宮記念を制しました、ナランフレグ9着でした。3番人気に止まった理由の1つ59キロだと思うんですけどもね、これは影響してると思います。出遅れたのはともかく、その後全然ダッシュがつかなくて、これ59キロの影響かなと思いますね。直線でね、あんまり進路、前クリアには空いていなかったんですけども、そんな詰まってしまったとか、待たされてしまったとか、いう事はなかったですね。まぁスムーズだったとしても、ちょっと上位には来れなかったという勢いでしたね。まぁ59キロも含めて、今回に関しては参考外で良いとは思います。 |
7.ヴェントヴォーチェ | 勝ったのはヴェントヴォーチェでした。去年ね、同じ中山の春雷ステークスというオープンを勝っているんですけども、当時が前半33秒2で後半が33秒6というラップでした。中山でね、追走に苦労しない程度のペースになると非常に強いという戦歴ですね。まぁスプリンターズステークスは11着だったんですけども、まぁ夏にずっと使っていたという影響もありますけども、その時前半32秒7というラップになって、追走に苦労していました。 |
8.ロータスランド | そして2着が1番人気ウインシャーロット、内を突いたロータスランドが3着でした。3着のロータスランドは大外枠で出遅れました。普通なら万事休止なんですが、すぐに内へ入れてリカバリーしました。一か八かのイン狙いに切り替えたのは正解で、4コーナー最内から一気に伸びて来ましたね。この辺りは岩田康誠騎手の手腕と言えると思います。 |
9.ディヴィナシオン | その後2着が何と15番人気のディヴィナシオンでした。私だけではないと思いますが、相当驚きましたね。と言うかね、何度も確認しましたね。白い帽子が来ているのはわかったのですが、2じゃなくて1とずっと確認してましたけどもね、内枠から上手く捌いてロスがありませんでしたし、このペースなのでこの馬の過去よりは、ちょっと前の方につけていられたというのはあるんですけども、レースが終わって理由を言えと言われても、ちょっとわかりません。これは驚きましたという感じですね。 |
12.アグリ | アグリが重賞初制覇。これで4連勝となりました。アグリが先行馬にとってはキツくないペースの2番手で進めたとは言え、もうほぼ楽勝でしたね。1400mに路線を固定してからは危なげないレースが続いています。後はですね、G1の1200mや1600mでも好走できるかどうかが焦点となりますね。 |
13.ファストフォース | そして2着には10番人気のファストフォースが入り、マッドクールは3着でした。2着のファストフォースは、まぁ2走前から先行にこだわらずですね、差すレースを教えて来たんですけれども、それが少し実を結んだ事もあるんですが、前走から体重が12キロ減っていたようにですね、まぁシェイプアップ効果で今回ちょっと動き切れたいう感じありますね。 |
14.トウシンマカオ | まず4着のトウシンマカオですが、鮫島克駿騎手はですね、「G1を見据えたレースをした」とコメントしているんですけれども、今回はハンデも背負っていましたしね、外枠でねレースプランが難しかったんですよね。その点を考慮しますとね、これ本番に繋がる良いレース出来たと評価しています。 |
15.ナムラクレア | ナムラクレアが抜け出し、重賞3勝目です。ナムラクレアは内枠が良かったですし、直線の進路取りもスムーズで上手く行きましたね。辛勝ですけれども、これはハンデ戦ですしね、最後のひと伸びに、こう地力の高さを感じさせましたね。今回初コースでしたから、これで良い形でね、本番の高松宮記念へ臨めると思います。 |
16.グレナディアガーズ | そして1番人気のグレナディアガーズは7着でしたね。直線でホウオウアマゾンの前に出てから失速してしまいまして、何かあったのではないかと心配になるレベルでしたね。流れが速くならず、力んだ走りをしていて、脚が溜まらなかったという感じかもしれませんけども、Frankel産駒らしいちょっと当てにならない面がこの馬にはあります。 |
18.ウインマーベル | それから7着のウインマーベル、外枠でスタートが遅かったですしね、さらに59キロを背負って終始外を回らされる、これ厳しい形になってしまいました。それでも直線大外から伸びかかったので、地力は示したと思っています。着順ほど負けたという印象は全くありませんね。ですから、本番高松宮記念での巻き返しは可能だと思います。 |
3.ダンツビガー | 3着のダンツビガーは超スローペースの逃げで、千切られてしまいましたけども、スタートで立ち上がって後ろになった前走は、差して来て直線で伸びています。今回、スタートを決めて前に行けたこと自体が収穫ですし、次走も上位候補です。 |
8.リードブロー | 2着のリードブローはまだペースが速くなっていないコーナーでマクって、ポジションを上げたのは好判断でした。大跳びでダッシュ一息なので、次走もちょっと先行できないと思われますが、最後まで止まっていませんし、ダート適正もありますね。 |
2.アドマイヤソラ | 4コーナーでですね、前にも外にも馬がたくさんいて動くに動けないという位置にいました。その間に前の馬はもうスパートして行って、差を広げられてしまったんですが、その後直線で差を詰めて2着とはハナ差まで差して来ました。デビューがこの時期まで遅くなってしまった520キロを超える大型馬なので、まぁ直線でね、なかなかエンジン全開とはならず、脚を余した感じがかなりありますね。デビュー前に栗東のウッドチップで2回もラスト200m「11秒1」というのを出している馬らしく、その素質の高さは十分に伝わるレース内容でした。次走はかなり有力だと思います。 |
4.タカネノハナコサン | そして4着のタカネノハナコサンは、外枠が影響したのかずっと外へ逃げ気味で、そのためコーナーでもずっと外を回り、直線で伸びるほどの脚が残っていませんでした。ちょっと次走も外枠だと心配ですね。 |
5.ドンアミティエ | 3着のドンアミティエは今回はブリンカーを初めて着用してハナへ行きました。リードを守れなかったんですが、1200m通過が1分11秒4ですから、失速は責められません。ちなみに、この日のダート1200m3鞍の勝ちタイムが1分13秒3、1分14秒6、1分13秒0ですから、このラップは速いです。 |
8.スズカコーズ | 1番人気のスズカコーズは6着でした。こういう超ハイペースの1200mだと、かなり道中忙しそうで、1400mの方が良いかもしれません。 |
15.リュウ | リュウが2走目で一変しました。リュウはヘニーヒューズ産駒です。2番手から上がり600m最速で、直線は独走ですからこれは完勝でした。直線はね右手前のままだったんですが、デビュー2戦目で前進気勢が出て、本来のポテンシャルを発揮しました。 |
9.サトノリーベ | 4着のサトノリーベは好位追走から伸びを欠きました。馬場が堪えた「稍重」の前走8着よりですね、パフォーマンスは上がった気はしますが、今の小倉の馬場は合わないかもしれませんね。 |
3.プレミアムスマイル | 補足をしておきます。このレースのラップ600mずつに分けると、38秒7-38秒3-37秒4です。後半に行くほど速くなっているので、ペース補正が入りそうなんですけども、前半800m52秒5の後ですね、いきなり12秒0-12秒5-12秒3というラップが並びます。残り1000mで一気にペースアップしていて、この前半の遅さはもうこうなると前半のタイムには影響していないと。ということでペース補正は入りません。また、前半が遅いのに逃げた1番人気プレミアムスマイルが最下位の15着に沈んで、4コーナーで15番手と11番手にいた2頭が1着・2着なんですけども、残り1000mから一気にペースアップして先行馬が苦しくなったという事ですね。この1着・2着をスローペースなのに、追い込んだという理由で高く評価するのも、プレミアムスマイルをスローペースの逃げなのに最下位に沈んだとして評価を下げるのも、どちらも危険だと思います。 |
14.シェルビーズアイ | 逃げたタイセイコマンド、2番手ウンが3番手以下を離していたんですが、それでも前半1000mは1分3秒1とスロー。3番手はもう1分4秒程度で、その後ろの集団は超スローとなっていました。で、シェルビーズアイ自身は1000m通過時点で先頭から10馬身ほど離れていて、直線残り200m辺りでもまだ前と差がかなりあったんですが、余裕の差し切りでした。でまぁ、先頭通過の馬のラップだと、このレースSLにはならないんですけども、シェルビーズアイはSLになるようなラップで楽々と前を差している訳で、力が違ったと言えます。今回は正直なところかなり相手に恵まれましたし、タイムも遅いんですが、昇級しても相手なりに走れるタイプだと思います。 |
14.オニャンコポン | それから6着のオニャンコポン、伸びなかったですね。先々週の東京新聞杯を除外されて、1週スライドと、そういう影響もあったかもしれませんが、この馬はもっと脚を溜めた方が良いのかもしれませんね。 |
15.アドマイヤハダル | その後2着がカラテ、3着がアドマイヤハダル、6枠2頭が続きました。3着のアドマイヤハダルは超スローペースでしか勝った事がないと言う、まぁいま風の馬なんですけども、パンサラッサが逃げるレースでは厳しいだろうなと私と予想していたんですけども、このハイペースで自力で勝ちに出てそれで3着なら悪くないと思います。成長していますね。 |
12.サトノテンペスト | サトノテンペストが距離短縮、初めての1200mで圧勝でした。という事でサトノテンペストは初の1200mだった訳ですが、それでも手応え良く先行し、無理する事なく3コーナー手前では2番手。4コーナーで外から被されても問題なく、直線で追われるとグングン伸びて突き放しました。まぁ重心が低くて、脚の回転が速く、まぁダート1200mで本領発揮となったのも納得できますし、ダート1200mなら2勝クラスでも好勝負可能とみます。 |
8.グランサバナ | 2着のグランサバナは4番手追走とは言え、前と離れていて、自身は丁度良いペースでしたね。直線に入る時点で、ちょっと前と絶望的な差になっていましたが、最後までしっかり走れていて、悪くない内容ですね。この馬でもタイムは水準級ですから、次走も上位候補です。 |
4.オーヴァルブルーム | 2着のオーヴァルブルームは前走から中1週でしたが、落ち着きがあって良い状態をキープしていました。前走がタイムランクAのレースで3着です。そして今回は勝ち馬に6馬身差をつけられました。まぁともに相手が悪すぎたという事です。 |
6.アクションプラン | 2着のアクションプランは外枠から外の2番手に収まり、揉まれず力を発揮しました。直線入り口で外からかぶされそうになった時に、前に出して行ったように、恐らく外から被される事をちょっと避けていますね。過去のレースでも、馬群の中にいるときは進みが悪かったので、揉まれてしまうと今回ほどは走れないという恐れはあります。 |
1.ランプシー | 勝ったランプシーは好位で流れに乗れた事が大きいんですが、狭い間を割って抜け出した勝ち方は良かったですね。父はハーツクライです。先行して早い脚を繰り出せるというのはですね、まぁ今の競馬向きのタイプでしょう。 |
8.エンドロール | 2着のエンドロールは先行馬の後ろで折り合いをつけ、手応え良く直線に入ってよく伸びました。直線の長いコースでしかこれまで好走した事がなかったのでイメージチェンジなんですけども、ハンデ54キロも良かったと思います。これまで55キロ以上では好走した事がありません。 |
4.ジャスティンカフェ | 1番人気のジャスティンカフェが4着でしたね。ジャスティンカフェ、前走のマイルチャンピオンシップに続いてですね、今回もちょっと勿体ないレースになってしまいましたかね。上がり600mは最速ですが、直線で追い出しを待たされたのは、脚質的に仕方のない事とは言えですね、ちょっと型にハメたレースしかできないってというのが、現状の弱点と言えるかもしれません。 |
9.マテンロウオリオン | そして6着のマテンロウオリオン、内枠もあったせいか今回はある程度流れに乗せて行くレースをしました。直線最内から一瞬伸びかかって見せ場は作りましたね。これで復調の兆しが見えたという感じがしましたね。 |
4.シャドウレディー | 2着のシャドウレディーは初めてのダートでした。ダートに入って内に寄せて、そこで砂を被るようになると、進みが悪くなっていましたが、直線で外に出してからはよく伸びました。砂を被らない位置を取る、または砂を被る事に慣れれば、もっと走れると思います。 |
8.スウィートガール | 3着のスウィートガールは2番手でいつでも動ける体勢を整えて、勝ち馬との追い比べで遅れを取ったんですが、センスは良いですね。 |
9.ポワンキュルミナン | 2着のポワンキュルミナンは、初ダートで出遅れて、序盤は砂を被って嫌がっていましたが、じきに慣れたようで、3コーナー手前から行き脚がついて追い上げ、直線で勝ち馬には突き放されましたが、よく伸びています。これ7馬身差でも実は水準レベルのタイムなので、次走も有力ですね。 |
6.レインメーカー | 距離短縮で、初めての1200mでした。そして序盤は後方になったんですが、1200mの流れに戸惑って着いて行けなかったという訳ではなくて、スタート直後からこう全く行く気を見せずに、下げたという感じでしたね。3コーナーから馬なりで前との差を詰めて行き、直線に入ってからもしばらくは本格的に追わず、追ってから鋭く伸びましたけども、まぁそれまでに前から離されすぎていましたね。2回続けてこの競馬を教えるようなレースをしたので、次もまた下げてね、こういうレースを教えるような事はしないと思いますから、まぁ次走も短距離だとしても、もう少し前に行けるはずで、それなら着順も上がると思います。 |
4.リンドラゴ | 2着のリンドラゴは、大きく出遅れた前走とは違い、速くはないんですけども、互角なスタート。過去には出遅れていないのに進んで行かなかったりした事もあったんですが、スタート後の行き脚もつきました。タイムは水準以下で、スタートに関してもまだ安心できませんが、スタートが安定すればいずれは勝てそうです。 |
4.ブレイヴロッカー | 3着のブレイヴロッカーはサトノグランツに並んだ辺りでは良い手応えだったんですが、その手応えの割にはすぐに失速してしまいました。距離が長いのか、気性の問題なのか分かりませんけども、気性の問題だとすると、ブリンカーなどで解決する可能性があります。 |
7.サヴォーナ | 2着のサヴォーナはスタートが遅く、後ろから。長く良い脚を使っていますし、ラスト200mの伸びも目立ちましたが、まぁ位置が後ろすぎましたね。次走もこの2400m辺りの1勝クラスなら有力なんですが、もう少し前につけたいです。 |
5.メイショウクリフト | まだここがデビューから6戦目で、休み明けで昇級初戦。しかも、初めての芝でした。さらに、これまでのレースよりもかなり後ろの位置取りになりながらも3着。しかも、1着・2着は結果的には前めの位置だった馬。ここまで並べるとむしろ、次走狙い目のように思いますけども、先ほどタイム分析で述べたように、阪神芝1200mの2勝クラスで前半600m33秒0というのは、まぁ相当速いです。そのため多くの先行馬が止まった事で3着に来れたというもので、次走も同じように走れる確率は低いとみます。 |
8.メイショウソラフネ | メイショウソラフネが4馬身差をつけて快勝しました。スタートから3コーナーまでが長い中京芝1400mとしては遅めの流れで、2番手からメイショウソラフネが楽に抜け出しました。直線で右手前になってから左右にフラフラしていまして、左回りは実は得意ではないという可能性もありますけども、この前脚を掻きこむピッチ走法で、道悪はかなり上手いですね。まぁ2勝クラスの良馬場でいきなり通用するかは微妙ですけども、もし昇級して良馬場で凡走が続いても、道悪になったら忘れずに買いたい馬です。 |
8.サンライズジャスト | 2番人気3着でした。直線で、コースを切り替えるロスはありましたが、まぁ前と離されていたので、大勢に影響はなかったですね。このクラスの1800mは少し長いのかもしれません。 |
5.ブライアンセンス | 3着のブライアンセンスはここがデビュー戦で砂を被って、前半進みは悪かったんですが、直線で外に出してから砂を被らなくなってよく伸びていました。次走はかなり期待できると思います。 |
12.フィールザクラウン | 2着のロフティーイデアルと3着のフィールザクラウンも初ダートでした。勝ち馬にかなり離されて、好タイムではないんですけども、ダート適性の高さを示したと言えます。特にフィールザクラウンはコーナーで包まれていながら、速い上がりで差して来ており、次走は期待できそうです。 |
5.アレクサ | 3着のアレクサは好タイムではないんですけども、自身は前走の黒竹賞よりタイムを詰めていて、次走も上位可能でしょう。 |
8.プレミアペガサス | 2着のプレミアペガサスはセーフティリードを差されたんですけれども、優秀なタイムで、前走時から着用しているブリンカーの効果は大きくて、さらに行きっぷりは良くなっていました。まぁ次走も先行して好走できると思われます。 |
12.フラッパールック | フラッパールックが2走目で勝ち上がりました。フラッパールックは楽に2番手を追走し、残り200mで逃げるマーゴットミニモに並びかけて突き放しました。3コーナーでごちゃついて、ポジションが下がった新馬戦とは違うスムーズな競馬ができて大きく前進しました。まぁあと0秒1時速ければAランクという好タイムで、昇級してもまたスムーズなら好勝負可能ですけども、まぁデビュー戦の前走のようにスムーズではないレースになった時にどうかという心配はありますね。 |
8.ビジュノワール | 2着のビジュノワールは後ろで脚を溜めて4コーナー出口でタイミング良く外に出して、直線伸びました。展開は向きましたが、ホライゾンネットの効果や馬の成長を待っての好走。まぁ次走で本命にするかどうかはともかく、軽視はできないと思います。 |
12.モンタナアゲート | 差し馬有利の展開だったので、前につけて5着のモンタナアゲートはチェックしておきたいですね。「稍重」の馬場や洋芝での好走も多く、上がりが掛かる事自体は今回歓迎でしたけども、よく粘っていると思います。 |
6.アームブランシュ | その後4着アームブランシュ、このレースが4戦目でしたね。展開だけの話言うと、かなり先行有利の展開ですからね、差して来て小差の4着ですから、注目したいですね。で、4コーナーの手前から追い通しで、直線に入る前にもうバンバンステッキが入っていたんですけども、それで最後まで伸びています。パワー勝負とか、そういう馬場とかですね、スタミナ勝負の距離や展開、そういう風になると強さを見せそうなので、ちょっと先々まで覚えておきたいですね。 |
3.ホウオウプレミア | ホウオウプレミアがデビュー戦以来の勝利を挙げました。前半600mが33秒7、800mが45秒2と猛烈に速かったんですが、その後11秒9-12秒1とペースダウンしました。出遅れて、後ろからになっていたホウオウプレミアはこのペースダウンしているところでで一気に追い上げて、直線入り口ではもう先頭。そのマクって来た勢いそのままで押し切りました。先行する事が多い馬で、今回もいつも通り先行していたら超ハイペースに巻き込まれていた可能性があるんですけどもね、前半は後方にいてそしてペースが遅くなっている時に追い上げて、結果的にずっと自分のペースで走れたというレースです。とは言え、1600mなら展開に左右される馬ではなく、昇級しても上位候補だと思います。 |
8.オネストリー | それからオネストリー、逃げて4着です。2番手の勝ち馬は強かった事を考えれば、よく頑張っていますね。実戦を1度使われた上積みは大きいと思います。 |
10.ウォーターハウス | 2着のウォーターハウスは楽な逃げに持ち込みながら、最後は13秒4と失速しましたが、ダート適性は示しましたし、ブリンカーの効果もあったと思われます。2000mは少し長い感じですが、ダート1800mなら期待できそうですね。 |
5.ルクスビッグスター | スタートが遅くて中団待機となったんですけども、4コーナーでは良い手応えのまま前との差を詰めて行って、ここ手応えとかの感じからすると、直線でも伸びそうだったんですが、しばらく右手前のままで内にもたれました。その後ね、左手前に変わるんですが、今度は苦しくなったのか、また内にもたれてしまって、それを修正するのが優先になって、目一杯には追えなかったですね。そういう目一杯に追えていないんですけども、伸びてはいて、経験馬相手でこの馬今回初出走だったんですが、そういう状況では十分な内容と結果。調教は水準以上に動いていたので、次走は良いと思います。 |
6.アルナージェイン | アルナージェインが後続に2馬身半差をつけて快勝です。アルナージェインの時計は、単純なタイム比較で前日のエルフィンステークスより速く、しかも逃げ切りですからね、これは文句なしのAランクです。父はリアルスティール。前走はダート、その前の2戦は芝2000mを使っていて、ようやく適正の場を見出せたようですね。 |
7.タイキバルドル | タイキバルドルが1番人気に応えて1着です。好位の内に収まってロスのない、理想的なレース運びができました。父はダイワメジャーです。新馬とすれば及第以上のレース内容で、昇級しても相手なりに走れそうです。 |
11.マラキナイア | 12番人気9着でした。これ2頭とももう重賞に出走したことで人気にもならず、まぁ無意味になってしまいましたけどもね、この2頭ともこの後に1勝クラスに出走して自己条件ならと人気になっても信頼度が低いという見解に変わりはありません。 |
2.ウィングヘヴン | ウィングヘヴンの圧勝です。ウィングヘヴンは全く無理なく2番手につけ、直線入り口で先頭に並び、大跳びでスピード感はないんですけども、どんどん差を広げました。Arrogate産駒は日本ではダート1800mでしか勝っていないんですけども、ダート1800mでも差しに回ると苦戦が多く、好走できるパターンが少ないです。昇級して小回りコースの1700mとか東京の1600mに出ると危なっかしいですし、ダート1800mでも先行できないと危険という事はあるんですけども、1勝クラスでも今回と同じレースができれば、好勝負になります。 |
2.スキピオ | スキピオが6馬身差の圧勝でした。スキピオは好スタートを切りまして、その後迷わずハナを切って圧勝しました。前走は好スタートを切りながらわざわざ下げてしまって、力んで走りになって大敗しましたけども、やはりハナを切れば強いですね。2勝クラスでも行き切れれば、上位可能と見ます。 |
1.テーオーソラネル | テーオーソラネルは3馬身差で逃げ切りました。テーオーソラネルはスタート後に軽く仕掛けてハナを切り、そのまま逃げ切ったんですが、直線で右ムチに反応して、内ラチ近くまで行ってしまって、そこから左ムチに切り変えると、今度はどんどん外へ行っていて、それほどスムーズじゃなかったんですけども、圧勝となりました。かなりこの馬強いと思いますけどもね、この能力がありながらデビュー11戦目でやっと1勝クラスを勝てました。その原因は、恐らく間隔を詰めるとあまり良くないという事で、3ヶ月以上開けた時は今回を含め、1着・2着・1着です。中3週で2着というのもあったので、間隔を詰めたらもう消しというほどまでは言えないんですが、休み明け好走の次に間隔を詰めると、恐らく良くはないですね。その点には注意したい所です。 |
7.シゲルカチョウ | 9番人気の伏兵シゲルカチョウが勝ちました。シゲルカチョウは2勝クラスに昇級後、2回続けて逃げて、今回もスタートが速くて一旦飛び出したんですが、外から上がって来る馬を全て行かせて6番手。これが大正解でしたね。ずっと内を回って直線でも前が空いていたのもラッキーだったんですが、展開に恵まれたというものではありません。この競馬ができるなら、3勝クラスでも差は小さいと思います。 |
8.メイショウホシアイ | 遅くなりやすいコース形態をしている中京芝1600m、しかも重馬場とは言え前半37秒0-49秒5というのは遅く、このペースの2番手につけられた事が最大の好走要因です。しかも時計の掛かる芝がベストな馬で、今回は好走条件が揃っていました。しかし、ペースが遅いとは言え、タイムは平凡で、次走も続けて好走できる確率は低いと思います。次もまた得意のこういう馬場状態で、さらに展開が向くような事があったら脱帽致します。 |
1.ジェラルディーナ | そしてボルドグフーシュが菊花賞に続いて2着。牝馬ジェラルディーナが3着でした。3着のジェラルディーナはボルドグフーシュに先に行かれた後も外には出さず、内を回り、直線半ばで外に出してよく伸びました。外を回った上位2頭と比べるとコース取りに関しては得をしていますけども、本当に強くなったなぁと思わされる好走でした。 |
2.マリアエレーナ | そして8着マリアエレーナですが、今回はノーカウントでも良いですかね。何しろ12頭立てでここまで直線、行くところ行くところ全部前が壁というのも、まぁなかなか見ないですけどもね、結果論だと、コーナーで早めに外に出してれば…みたいな感じですけども、まぁしょうがないですね、これは。 |
4.ノースブリッジ | ノースブリッジが勝って重賞2勝目です。ノースブリッジは抜群の手応えで直線に入り、その手応え通りに伸びたんですけども、それでも鋭くは伸びない馬ですね。東京コースの良馬場でスローになると速い上がりに対応できず、惨敗も多いんですが、東京でも良馬場でなければ2戦2勝。中山では内で包まれて動けなかったセントライト記念を除けば、2戦2勝。今回のように良馬場でも時計が掛かる馬場の中山というのは最適で、しかもコースロスがありませんでした。今後もこの馬が力を発揮できるシチュエーションになっているかどうか、というのが鍵になると思います。 |
6.ヴェルトライゼンデ | 59キロのトップハンデだったヴェルトライゼンデが勝ち、重賞2勝目です。平地の芝重賞で59キロの馬が勝ったのは2011/10/9の京都大賞典におけるローズキングダム以来です。ヴェルトライゼンデは直線ずっと左手前でしたけどもね、左回りが得意な馬です。渋った馬場も得意で、59キロも問題なかったですね。春のですね日本国内の2000m以上のG1は右回りばかりなので、そこで好走できるかどうかは微妙ですけども、まぁひとまず力の違いを見せた勝利だと言えます。 |
7.マテンロウレオ | そして2着がマテンロウレオ、3着がプラダリアでした。2着のマテンロウレオは中山金杯と同じ1枠1番でも、スタートが決まった事で、流れに乗せたレースができましたね。4コーナー最内のあの位置にいなければ、2着は取れなかったしょうし、今回考えうる最善の手が打てたと思います。 |
8.ラーグルフ | その後追い込んだラーグルフが2着、3着は逃げたドーブネでした。2着のラーグルフは後方からコーナーで外を回って追い上げて、直線でも外を通って伸びました。まぁ勝った中山金杯よりも厳しい競馬を強いられた事で着順は下がりましたけども、2000mより1800mの方が合ってるように感じる内容でしたね。 |
10.ポタジェ | それから大川さんの注目馬でしたポタジェですね。4コーナーで仕掛けても全然反応しなくてね、もうほぼ私は諦めましたけどもね、直線でもジリジリとしか伸びなかったですね。この馬、これまで58キロを背負った時ですら、好走した事がない馬なんで、そういう馬に59キロはちょっとキツかったかなというレースぶりだったとは思います。ただね、昨年57キロで勝った大阪杯。今年から規定が変わって58キロですからね、斤量を克服して行かないとならないですね。ちょっと厳しい条件かもしれませんが、ポタジェは6着でした。 |
11.スターズオンアース | それから3着のスターズオンアース、見ての通り出遅れが全てなんですが、阪神の内回りタイムランクSLのペースであの位置ではほぼ蚊帳の外かなという感じでしたね。それでいて上がり600m最速でここまで迫ったんですからね、流石2冠馬、その地力は示したと思います。これ敗因はね、もう手遅れと。ここに尽きる訳ですけれども、上がり600m最速の33秒5を駆使してここまで迫るんですから、これはもう負けてなお強し。そう言っても過言ではないと思うんですね。そもそもですね、秋華賞は楽に勝てるレースではなくてですね、私は3冠で最も難関なレース、そういう風に私は考えていまして、実際ですねジェンティルドンナもアーモンドアイも絶対絶命のピンチの中で勝ち切った訳ですよね。それに匹敵するパフォーマンスだったと私は思います。ルメール騎手がね、出遅れをリカバリーする気があったのかなかったのか、あるいはね腹をくくって直線勝負に賭けたのかどうか、そこはわかりません。ただね、ちょっと穿った見方をすれば、骨折明けの今回はね次に繋がるレースというのもね、意識していたそんな節もあるかと思うんですよね。そうしますとね、次走がジャパンカップでもですね、このレースを見れば十分に本命を打てる。そんな手応えを感じさせたと思います。 |
12.キラーアビリティ | 5着のキラーアビリティは確かに前走の中日新聞杯はちょっと上手く行きすぎた感もあったんですが、思ったほど速い脚を繰り出せませんでした。今は先行すると良くなくて、もっと脚を溜めた方が良いのかもしれませんね。 |
13.ダノンザキッド | それから2番人気で11着のダノンザキッドも、こちらも見せ場すらなかったです。ホープフルステークスを勝ってはいるんですけれども、中山向きではないんだと思います。ホープフルステークスはタイムがかなり遅かったので、右手前のままで押し切れたというモノでした。 |
14.ヒシイグアス | ヒシイグアスが勝って中山記念2度目の制覇となりました。ヒシイグアスは少し出遅れたんですけども、中団の内に収まり、直線に入った所で少し待たされましたけども、素早く外に移動して進路を確保すると一気に伸びました。一昨年の中山記念を勝った後は、G1ばかり走って2着が2回あるんですけども、勝てないという状況でしたが、得意の中山のしかもG2なら能力も適性も上だったという結果ですね。 |
15.ヒンドゥタイムズ | ヒンドゥタイムズが接戦を制して、重賞初制覇です。ヒンドゥタイムズは昨年の小倉記念2着馬で、当時から1キロ増のハンデ、これはむしろ恵まれた気がしますね。手頃な位置で流れに乗れましたし、直線のコース取りも上手く行きました。ソラを使った分の辛勝ですね。 |
12.サンライズアムール | 1番人気5着でした。あれだけで力んで走ったら、これは伸びなくて当然なんですが、それでもですね2着馬とは同タイムですから、フィジカルは相当に強いです。これは次走改めて期待できると思います。 |
9.クリノリアルレディ | 前半が下り坂になっている中山芝1200mで、前半600m35秒2・後半600m34秒2というのは、もうとてつもない超スローペースです。ここまで未勝利戦でも5着が最高だった馬が、今回1勝クラスで3着に入った要因は、この超スローペースの2番手を追走した事ですね。未勝利戦の芝1200mでこんな超スローペースはまず出現しないので、1勝クラスで3着だったから未勝利戦なら有力という理由で人気になるようだと、かなり危ないと思います。 |
7.インコントラーレ | 本当に全く無理する事なくハナを切って、素晴らしい手応えで直線に入って残り200mまでほぼを持ったまま。そこから追い出しまして、楽勝・圧勝するかなと思えたんですけども、そこから伸びるどころか最後は失速して、ラスト200mは13秒1も掛かって差されてしまいました。まぁ1年以上の休み明けで息切れしたかと思いましたけどもね、まぁ実は鼻出血を発症していたという事ですね。それなら仕方ないですし、何のトラブルもなければ楽勝していたと思います。まぁ次走も人気になるのは確実なのでも、全然妙味はないですが、鼻出血による出走停止明けにすぐに狙えると思います。1番人気2着でした。ただしですね、先頭から6ヶ月以上間隔が空いておりますので、評価の対象外です。2歳時に戦ってきた相手と比べると、今回はメンバーがかなり楽だった。流石にここなら勝ち負けになり、最後止まったのは鼻出血の影響だろう。 |
7.ホウオウスーペリア | 5着のホウオウスーペリアは、4着から3馬身半差。これは決定的な差です。テンションが高かったですし、上位馬とは瞬発力で見劣った感が強いんですが、ただし、小回りに変わればですね、注意が必要だと思います。 |
4.サイヤダンサー | こちら前半の600mが34秒6なんですけどもね、中山芝1200mの2勝クラスでは超スローペースと言えるものでした。これまで1400m以上にしか出走したことがないウインバグースが逃げ、芝では1400m以上にしか出走した事がないビーオンザマーチが楽に2番手を追走できた事からも、ペースの遅さがわかります。この展開で出遅れて後ろからになったのはちょっと致命的でしたね。遅いの察して早めに追い上げてはいるんですけども、外を回って脚を使っている時に前の2頭はたっぷりと息を入れていて、追いつけなかったのは仕方ないんですけども、展開が向かなくても際どいところまでは来ています。次走は有力だと思います。 |
4.ベストリーガード | 昇級2走目のベストリーガードが逃げ切りました。ベストリーガードは好スタートからダッシュ良く出て行くとマイペースの逃げ。直線入り口で2番手の2頭が失速したため差を広げ、逃げ切りました。いきなり重賞だとどうかと思いますけども、ダート1800mのオープン特別ならすぐに通用しそうです。 |
2.オクタヴィアヌス | スタート直後にまず1回外はヨレます。その後はもうコーナーでも直線でもずっと顔が内を向いたままでした。これ外へ行こうとしているので、手綱を内側に引いて内を向かせていたんですけども、スピードが上がるにつれて制御するのが難しくなって、4コーナーでは外からステッキが入っていました。それでも直線入り口では必要以上に外へ膨らんでしまいました。その後、直線でもですね外に行かないように外からステッキ入れてるんですが、すると内に行き過ぎそうになって、目一杯に追えずという事の繰り返しで、それでゴールを迎えてしまいましたが、それでも上がりが2位で3着。外に飛んで行かないように制御しながら1周してきたら3着だったという内容で、能力はかなり高いと思います。普通に走れるようになれば、あっさり勝てるでしょう。 |
2.ルミノメテオール | 4着のルミノメテオールと5着のルカン、この2頭はスローペースの先行流れ込みという形ですね。恵まれたと思います。 |
4.サンライズジーク | サンライズジークは東京ダート1600mで2戦2勝となりました。このレースはですね、メンバーランクBの好カードでした。タイムランクBで初勝利を挙げた4頭が5着以内に入線しています。その中でサンライズジークは掛かり気味に先行して押し切りましたから、この内容は強いです。スピードをコントロールできればオープンでも通用します。 |
5.エエヤン | 単勝1.4倍の人気に応えてエエヤンが勝ちました。エエヤンはスローペースの2番手でなだめているぐらいの手応え。4コーナーではもう馬なりで先頭に立ちます。直線では残り200mを切った辺りで軽く気合いをつけていましたが、その後ゴールまでほぼ持ったままの楽勝となりました。中山1600mで連勝したんですが、どちらも行きたがっているように見える追走だったんですけれども、気性が悪いという事ではなくて、真面目で走る気満々という馬ですね。重賞ならペースが速くなるという保証はないですけども、ペースが速くなればもっとパフォーマンスが上がる可能性を感じます。 |
6.シャンパンカラー | 3番人気になっていたシャンパンカラーが6着でした。前半、折り合いに苦労したとは言え、あの手応えで直線に入って全く伸びないというのは距離が長いのだと思います。 |
8.ドルチェモア | ドルチェモアが3戦3勝でG1タイトルを獲得しました。ドルチェモアはスタートの後、しばらくは先頭を走っていてそこからあえて3番手に下げ、余裕の抜け出しでした。前走はですね、2番手追走と言っても自身は超スローペースでの追走だったんですが、今回は正々堂々の正攻法。前半から脚を使ってもしっかりしており、これまでより速い流れで本領発揮となりました。距離は延びても問題ないと思います。 |
10.バグラダス | 続いて7着のバグラダスですね。ペースアップしたところで手応えが悪くなって、坂を登った辺りでちょっと力尽きました。馬場も合わなかったようなんですが、ちょっとこれでね朝日杯フューチュリティステークスのレベルが怪しくなってきましたね。3着のレイベリングと4着のキョウエイブリッサが共同通信杯で9着と11着でした。 |
13.メイクアスナッチ | その後のメイクアスナッチが2着。3着はスピードオブライトでした。2着のメイクアスナッチはやや出負けしてポジションは真ん中よりは後ろ。前の馬たちが追い上げて行く時に着いて行って、コーナーでは外を回らず直線に入ってからスムーズに外へ出しました。まぁあまり距離損はしていませんけども、さすがに勝ち馬との比較では大分距離を損していますね。まだ、これまで先行しかしていない馬がいきなりこの形で伸びている点を高く評価したいですし、成長力もかなりありそうですね。 |
14.モリアーナ | 2着がドゥアイズ、3着はモリアーナでした。3着のモリアーナは前走の阪神ジュベナイルフィリーズで引っかかりましたから、今回はその点を修正して結果を出すという事が最大のテーマでした。折り合いはクリアしまして、上がり600m最速で伸びたんですが、こちらも接戦とは言えですね、長く良い脚を使うタイプではなくて、まぁ一瞬の脚で勝負するタイプかなという事が、今回分かりましたね。 |
15.ウンブライル | まず6着のウンブライルですけれども、阪神ジュベナイルフィリーズで減った体は戻っていたんですが、4コーナー手前の手応えはあまり良くありませんでした。ラストは伸び負けしていますしね、今回はズブくて前向きさに欠けたきらいがあります。良血なんですが、この母系はですね気の悪さも内包しています。 |
10.リトルポピー | そして1番人気のリトルポピーは8着でした。2走前に逃げて7着と、1番人気を裏切っていて、ちょっと同じ轍を踏んでしまった感がありますね。気が悪くて止めようとするんで、前に馬を置いてレースをした方が良かったのかなという気がしてます。 |
1.レッドラグラス | 3着のレッドラグラス、4着のネイロンは直線入り口で前の2頭に並びかけていて、突き放されましたけども、まぁこれ速い上がりに対応できたかどうかだけの差のはずですから、評価は下げない方が良いです。 |
15.シャンデルナゴル | ここがデビュー戦でした。で、スローペースで前が残る展開を差して来て、0秒1差の3着。ここまでだけで、もう注目に値するんですけども、注目は4コーナーですね。外に出して追い上げようとした時に、左手前に変わってしまって、ずっと外に膨らんでいて、ここで前との差を詰められなかったんですが、ゴールまで左手前のままで伸びて来ました。外に出そうとした時、つまりこう左に誘導した時に、それに反応して手前が変わったんじゃないかなと思うんですけども、それなら騎手の指示に従っただけと言えます。普通に右手前で回って来て、直線で左手前に変えていれば、差し切っていたと思えるだけ、次走は本命に出来ると思います。 |
3.ロードアヴニール | ロードアヴニールが初めてのダートで7馬身差の圧勝です。1200m通過がなんと1分17秒4と遅く、最後の600mが36秒8でした。2番手追走だったロードアヴニールは、この超スローペースの恩恵は受けているんですけども、ペース補正を抜いてもAランクに近いBランクというタイムですから、大きな割引は必要ないと思います。ダートに加えて、ブリンカーで一変しましたけども、これは信用して良い圧勝と思われます。1勝クラスでも有力です。 |
5.アウトレンジ | アウトレンジが5馬身差で圧勝です。最初の600mは37秒9、中盤の600mが39秒2で、後半の600mが37秒5なんですが、特にラスト400mが24秒4と速く、超スローペースから直線だけの競馬になりました。アウトレンジが押してハナを切った事で、こうペースが遅いと思われなかったのではないかと推測しますが、絡まれる事もなく、すんなり行けたアウトレンジは、好騎乗なんですけども、かなり恵まれたという結果ですね。 |
7.サンテックス | 3番手追走から直線で馬なりのまま先頭に立って、軽く仕掛けた程度で8馬身差の圧勝となりました。で、今回の完全タイム差はプラスマイナスゼロなんですけども、ほぼ馬なりでのモノです。特にダートですね、馬なりで圧勝した馬が追っても大して変わらないというケースがあるんですけども、この馬は2着だった前走の完全タイム差がマイナス0秒9です。もう1勝クラスでも好勝負になるタイムで既に走っていますから、今回も接戦になって追っていれば、かなりタイムは詰まっただろうと推測できます。という事で1勝クラスでも有力ですね。 |
11.クファシル | 1番人気のクファシルはシンガリ負けでしたね。スローペースしか経験していないキャリアI戦の馬が、このペースを追いかけてしまうと厳しかったという結果だと思います。 |
2.マリノアズラ | まず6着のマリノアズラですが、戦績からはステイヤーのイメージで、格下の条件馬というのは、ハンデが軽いですから、距離適性があれば好走できるのが、長距離のハンデ戦の特徴なんですね。今回4番人気で6着ですから、ほぼ適正の評価通り頑張ったと思います。 |
5.ククナ | ククナのこのレースを含めた成績を距離別に分けますとね、1800m以下が[1-3-3-3]、2000m以上が[2-0-1-1]で、2000m以上の着外1回はオークスでの7着です。3勝クラスに上がってから、2・3・2・3・5着と歯がゆいレースばかりで、なぜ勝てないのかなーってずっと不思議に思っていたんですが、今回のレースぶり、寸分の隙もない道中の走りにですね、なるほどね。長距離タイプだったのかと、このレースを見て膝を打ちました。今後のレース選択はちょっと難しくなって来ますが、上手くかみ合って行きますとね、この秋に大仕事をしおてもいかしくない。そんな可能性をも感じさせる、そんなレースでしたね。 |
3.ウインシャーロット | そして2着が1番人気ウインシャーロット、内を突いたロータスランドが3着でした。2着のウインシャーロットはハナ差ですからね、これは勝ちに等しい訳ですが、逃げ残りが叶うかなり緩やかなペースだっただけに、差し切った勝ち馬を褒めるべきだと思います。もう少しね、ペースを上げても良かったかもしれません。 |
4.フラーズダルム | 4着には追い込んだフラーズダルムが入りました。フラーズダルムにとってはですね、この馬向きの流れではなかったんですが、得意の阪神で53キロのハンデもあって、上がり600m最速で直線一気の脚を使いました。オープンで通用する瞬発力は見せましたね。 |
5.ママコチャ | まず1番人気のママコチャは5着でした。あえて下げたらスローで行きたがり、大分消耗したと思われます。それが最後にジリジリとしか伸びなかった原因かと思われます。 |
6.テンハッピーローズ | まず6着のテンハッピーローズですが、直線でスムーズに捌けなかったのが勿体なかったんですがね、まぁペースが落ち着いてしまいますとね、一瞬のロスが着順に影響を及ぼしますからね、とは言えまぁ競馬ですから、これはこれで仕方ありません。 |
8.ピンハイ | それからピンハイ、3番人気で8着でした。3歳牝馬三冠路線の対戦成績から見ますと、2着ナミュールとは力の差はなかったたはずなんですが、お互い4歳になって、距離適性の差が出たと見たいですね。つまり、ピンハイはマイラーではなくて、1800m以上が適距離ではないでしょうか。 |
11.イズジョーノキセキ | 4着のイズジョーノキセキですけども、4コーナーで下がって来たジャスティンパレスを捌く時に窮屈になっていましたが、しぶとく伸びていました。 |
7.シゲルカミカゼ | スタート躓いているんですけども、前には行けます。ただし、1コーナーの手前からもうジョッキーの手が動いていて、更に1コーナーでは外の馬と接触します。この接触は結果に影響していないと思いますけども、まぁとにかく行きっぷりが悪かったですね。それでも4コーナーでは先頭に立ちましたけども、もう直線に入る前からステッキが入っているぐらい手応えが悪く、直線に入ると早めに脱落してしまいました。なぜ前走と同じコースでまるで違うレース内容と結果になったのかと考察すると、中1週というローテーションが影響したのだと思います。中1週とは言えですね、4ハロン58秒台というまぁ軽い追い切りで済ませたというのは、まぁそういう事だと思います。まぁ間隔を開けて立て直せば、巻き返せると思います。番組注目馬が中1週で力を発揮できず4着に終わってとても悔しいのでここで狙い馬とします。間隔を空けて立て直してもダメだったらですね、つまり今回の凡走が能力の問題だとすると、そもそもの見立て違いだった事になるので、緊張するんですけどね、そうではなくて単に臨戦過程の問題だったと信じています。ちなみにドレフォン産駒は前走2着馬が次走で同じクラスに中1週で出走した時の成績が、シゲルカミカゼを含めて8戦2勝・2着3着なしと大変良くないので、好走した後に間隔を詰めると危ない種牡馬なのだと思われます。 |
1.トロンアゲイン | なお2着クルルは上手く先行できたのが好走要因で、狙うならむしろ3着トロンアゲインなんですが、ほぼ馬なりのメンアットワークに0秒6離されたのはいただけないですね。 |
5.ジェニーアムレット | 3着のジェニーアムレットは前で流れに乗りましたけども、直線でジリジリとしか伸びませんでした。まぁ1勝クラスで初めて馬券圏内に入ったんですけども、それが初めてつけたブリンカーの効果なのかどうかは分からないですね。 |
9.シーギリア | 4番人気10着でした。直前まで3番人気だったと思います。挫跖明けの初ダート。伸びてこない要因はあり、結果オーライでもありましたが、パドックの感触は少し良くなって映りました。後は走る気が出ること、芝・ダート関係なくいずれ走ってくるはずです。 |
11.エリカヴァレリア | そして5着のエリカヴァレリア、近走安定して走っているものの、詰めの甘さが目立ちます。これは脚の使いどころが難しいからで、直線の短い小回りの方が良いかもしれませんね。戦績通りに小回りの芝の長丁場がベストではないでしょうか。 |
15.ナバロン | 2着のナバロンは3番手の内で脚を溜めて、しっかり伸びました。1勝目が札幌の「稍重」でしたから、時計の掛かる馬場も良かったんですけども、まぁブリンカーを着けてから徐々に安定してきました。 |
7.ハイエストポイント | 3着のハイエストポイントは内めで上手に立ち回って、4コーナーのコーナーワークもとても良かったんですが、追い比べでもうひと伸びがありませんでした。このクラスに入ってからのレースぶりから察しますとね、一瞬しか良い脚を使えない。そんな風に映りました。 |
3.クラシックステップ | 2着のクラシックステップは内で脚を溜めて、4コーナーで上手く外へ出してよく伸びました。小倉での1勝クラスでは、内有利の馬場で外を回って3着。そして4コーナーで前が詰まって動けず8着だったんですが、この感じだと、中京のような広くて直線の長いコースの方が合いそうですね。 |
8.リラックス | 3着のリラックスは初めてのダートでした。ただ、ダートが良かったと言うより、左回りに戻ったのは良かったのではないかと思います。右回りの中山では4コーナーで逆手前になって、バランスを崩していましたが、左回りの東京では芝でも好走していました。次走も左回りなら、芝でもダートでも上位候補となります。 |
2.マルメラーダ | そして5着のマルメラーダ、仕上がりは良かったですし、レース運びもソツが無かったんですが、追ってから伸び切れなかったですね。まぁ上位4頭とは単純ですね、瞬発力の差があったのかもしれませんね。 |
3.フェーレンベルク | スタートは良かったんですけどもね、前走の1200mから400m延長であるという事を考慮したのか、あえて下げました。そして下げて折り合いはついていたんですが、3コーナーから4コーナーにかけてどんどん外から行かれてポジションが下がり、外にも出せず、前にも進めずという体勢で直線に入り、しばらくはこう右に左にとね、進路を求めて右往左往していましたが、進路はなかったですね。最後の方で前は空いているんですけども、もうその時には前とかなり離れていた事もあって、最後まで追わずに終わってしまいました。初の1600mでも折り合いがついた事は収穫で、次に東京1400mに出走すれば狙い目ですけれども、優先出走権がない状態で4週の内に出走できるかどうかはちょっと微妙かと思います。 |
3.レッドダンルース | 1番人気1着でした。外枠から好位の内に入れて、砂をかぶる位置になっても問題なく、前走のデビュー戦とはもう違うレースぶりでした。まだまた良くなりそうですね。 |
8.パープルナイト | パープルナイトが4馬身差をつけて逃げ切りました。パープルナイトは大外枠から押してハナを切って逃げ切りましたが、まぁ貯金を活かして逃げ切ったという事ではなくて、最後までしっかりと伸びています。デビュー戦だった前走、東京ダート1600mの新馬戦で逃げて3着とは言え、1秒1差だったんですが、中山に変わった事で先行力が生きたというより、使って2戦目で良くなっていましたね。まぁギリギリのBランクなので、1勝クラスでは相手次第という評価になりますけども、まだ良くなる余地は大きそうですし、東京でも問題はないと思います。 |
2.トレブランシュ | そして3着のトレブランシュ、前走の未勝利戦でトーセンローリエを敗って1着です。当時はですね、マイナスの完全タイム差で勝ったんですが、今回自身のスピードを上手にコントロールできない、とそういう弱点が出ましたかね。そのためにハイペースの厳しい逃げになってしまいました。 |
8.トーセンエスクード | 1番人気1着でした。押して好位に収まると後は楽でした。あっさり抜け出しましたね。かなり余裕はあったと思います。 |
3.スマートカリス | その後、後続は離されましたね。2着のスマートカリスは初ダートでした。芝でも先行して直線で伸び負けしていたんですけれども、今回もラスト200mで突き放されてしまいました。とは言え、ダートでここまで上がりが速いのは珍しい訳で、決め手に欠ける分ダート向きなんだと思います。この馬でもタイムは水準以上ですから、次走も圏内ですね。 |
5.スマートメイプル | ペースが速かったので、2番手追走から4着のグランツベリー、逃げて5着のスマートメイプル、1600mからの距離短縮で追走に苦労しながら4コーナーで2番手まで上がっていた6着のバロックダンス、この3頭は評価を下げない方が良さそうです。 |
3.カッティングジェム | 1番人気1着でした。また出遅れましたけども、ステッキも入れて好位まで追い上げ、直線で追われるとしっかり伸びましたけどもね、昇級するとこの出遅れが響きそうな気がします。 |
4.サウザンサニー | その後3着には14番人気のサウザンサニーでした。正直びっくりしました。初めての芝で好走しました。父タリスマニックなんですけども、その産駒って芝で1勝しかしてないんですけどもね、時計の掛かる芝なら走れるという事かと思います。 |
13.アイオブザストーム | デビュー4走目のアイオブザストームが初めてのダートで勝ち上がりました。アイオブザストームは先行馬の直後で手応え良く進んで、スムーズに外に出すとジワリジワリと伸びました。まぁダート向きだったという事なんですけども、ギリギリのBランクなので、昇級してすぐに通用するとは、ちょっと言えないですね。 |
1.サクハル | 2着サクハル、2番手追走から抜け出しました。前半600mが35秒1と流れが遅くて、湿ったダートは得意なタイプ。良馬場ではアテにはできず、ここはグランアプロウソに注目するだけで良いと思います。 |
6.ピラティス | 3着のピラティスはスタートは遅かったんですけども、二の脚は早かったです。ただ、これスタート直後は芝だからこその二の脚で、直線で伸びそうで伸びなかった感じからすると、芝向きのように思えますね。 |
4.グーデンドラーク | ゲートの中でガタガタしてましてね、それでスタートは早くなかったんですが、出てからのスピードの乗りは良くて、1コーナーではもう2番手。初めてのダートだったので、少頭数の外枠から2番手につけて、砂を被らなかったというのは良かったですけどね。楽な手応えで回ってきました。直線入り口で、軽く気合をつけるとスッと前に出て、先頭。追い出すと一気に差を広げてラスト250mぐらいは、もう持ったままだったんですが、そこで更に差を広げています。ダート適性はかなり高くて、この手応えからすると、かなりタイム短縮も見込めます。2勝クラスでも通用するレベルにあると思います。 |
4.グランベルナデット | その後4着にイングランドアイズ、5着がグランベルナデットでした。5着のグランベルナデットも前走芝2000mからの臨戦でした。スタートでアオったのが痛いですね。同じ芝1600mのですね、2歳新馬戦で1番人気で6着に負けた時のような、そんなレースになってしまいました。 |
5.ラレーヌデリス | 勝ったラレーヌデリス、前走は2歳の新馬戦で、今週行われるですね共同通信杯の有力馬タスティエーラの2着でした。それ以来の出走だったんですが、この組み合わせなら順当勝ち。完勝でしたね。父はエピファネイアです。昇級しても通用しそうです。2着のフィールザオーラは前走の東京戦は案外でしたが、2走前は福島の2歳新馬戦で2着。当時と同じ小回りコースに変わって本来の能力を発揮しました。今回に関しては、いかにも相手が悪かったと言えます。今週からの2回小倉で出走すればチャンスだと思います。 |
7.ミヤビ | その後の3着に2番人気ミヤビが入りました。3着ミヤビ、小柄な牝馬でインパクトは薄いんですが、2400mをまぁ折り合ってですね、上手に走れたという自信は大きいと思います。これで2戦連続タイムランク上位のレースでですね、牡馬相手に3着ですから、次走牝馬同士ならかなり有力です。 |
8.ジェモロジー | 4着のジェモロジーはタイムランクBで未勝利戦を勝ち上がったんですが、スムーズなレースができた割に伸び切れず、この辺りはね、昇級戦と言うよりも瞬発力不足と見るのが妥当だと思います。 |
1.ブトンドール | まず1番人気で6着のブトンドール、これファンタジーステークスの2着馬ですね、3番人気12着のリバーラはファンタジーステークスの勝ち馬。同じ1400mという事で人気になったんですけどもね、そもそもちょっと昨年のファンタジーステークス、ちょっとレベルが怪しいです。当時の3着レッドヒルシューズは、先週アネモネステークス14着。4着トゥーテイルズは先週1勝クラスで4着でした。 |
2.ライトクオンタム | ライトクオンタムの勝利により、ディープインパクト産駒は全ての世代でJRA重賞を制しました。そして、鞍上の武豊騎手は37年連続のJRA重賞勝利で、重賞勝利数は350となりました。ライトクオンタムはスタートでアオって5番手。ずっと外に逃げ気味で、直線でも外に行っていましたが、まぁディープインパクト産駒らしい決め手を発揮しました。少頭数で、しかも馬群がバラける展開だったので、もう素質だけで勝ったという感じですけども、多頭数だと難しそうな内容ではありましたね。 |
3.リバティアイランド | 1番人気のリバティアイランドがその人気に応えて快勝です。リバティアイランドは前走のアルテミスステークスで馬群に包まれてしまって、仕掛けが遅れ、脚を余した2着だったんですけども、まぁ同じ失敗は絶対に繰り返さないという強い意志を感じる位置取りとコース取りでした。まぁ力を発揮できれば、このぐらいの圧勝は当然という馬です。無事なら桜花賞もかなりの高確率で勝てると思います。 中内田充正調教師は今回のリバティアイランドの勝利で、JRAのG1は5勝目となりましたが、全て芝1600mで上げたものです。 |
4.ドゥアイズ | 2着がドゥアイズ、3着はモリアーナでした。2着のドゥアイズはレースの形は良くてですね、好位の内からもう少し楽に抜け出して来ると思ったんですが、まぁジリジリという感じでしか伸びませんでした。まぁ接戦の2着は地力のなせる技ですが、どちらかと言えばですね、桜花賞よりオークス向きのイメージです。 |
5.ハーパー | 3頭の追い比べを制してハーパーが重賞初制覇です。前走から12キロ体重が減っていました。2015年2着のミッキークイーン、それから21年2着のアールドヴィーヴルもそうだったんですが、このレースで関西馬の馬体減はよくあるケースです。レースもタイトで、直線で寄られる不利もあって勝ち切ったんですからね、ポテンシャルは相当だと思います。 |
6.モズメイメイ | 勝ったのはモズメイメイでした。前走のこぶし賞に続いて、スローペースの逃げ切りです。桜花賞もね、同じ展開にならないとは言い切れないんですけども、まぁ桜花賞は普通ここまで先行有利の展開にはならないので、そこがどうかという事ですね。 |
9.コナコースト | 惜しかったのはコナコースト、2着。スタートの後にですね、軽く仕掛けて序盤に2番手・3番手辺りになっていたんですけども、その後徐々に下げて折り合いをつけていました。で、新馬戦の時、新馬戦1800mでしたけども、この時も行きたがるのをガッチリ抑え込んで、最後に脚を使ったんですけども、今回も同じでした。ただ、あまりにも先行有利の流れだったための2着ですね。エルフィンステークスに続いて、楽なペースで逃げた逃げ馬を捕まえる事ができなかったんですが、ペースが速くなるであろう桜花賞では期待できると思います。 |
10.エミュー | エミューが2連勝で、重賞初制覇です。出遅れて後ろからになってしまいましたね。まぁ先行有利という程の流れではなかったんですが、上がりの速さに限界がある馬場なので、前がそれほど止まっていないのに差し切ったのは素晴らしいと思います。これまでね、良馬場で切れ味勝負になるとちょっと限界があるようなレースが続いていましたけども、こういうね、力のいる馬場は体は小さいんですけども、得意なようですね。 |
11.シンリョクカ | その後2着は12番人気のシンリョクカ、3着は10番人気のドゥアイズ、人気薄が続きました。まず2着のシンリョクカは中団の内側を追走していて、直線で馬群がバラけた事もあって内からそのまま伸びて来ました。このコース取りに関しては上手く行ったという面はあるんですけれども、キャリア1戦での好走は価値があると思います。 |
12.シングザットソング | 勝ったのはシングザットソングでした。シングザットソング、ここ2戦スタートした直後に外へ逃げて後ろからになっていたんですが、今回はスタートが早く、さらに外に逃げる事もなかったですね。それでも4コーナーで外に膨れていて、他馬を気にする面は残っているんですけども、直線入り口で前に取り付いて力を発揮すれば、このぐらい走る馬。1600mそのものに不安はないはずなので、桜花賞でもこういうスムーズなレースができれば、可能性はあると思います。 |
13.ドゥーラ | 1番人気のドゥーラ、スタートは早かったんですが後ろに下げて、既に展開がもう向いていない上に、直線に入った所で外へ出すスペースがなくて、やむを得なく内に行ったんですけど、前が狭くなってブレーキで、もうちょっと万事休すとなっていましたね。 1番人気のドゥーラは15着でしたね。まぁ展開が不向き、直線で不利を受けたという話をしたんですけども、不利を受けた時点でどうやったって間に合いませんよという位置なんで、ちょっと後は流しちゃってましたね。着順に関しては、完全に参考外として良いと思います。 |
14.ペリファーニア | そしてもう1頭、権利を獲ったのが3着ペリファーニアでした。外枠で出遅れましてね、でちょっと挽回しようとして気合いをつけたら、今度抑えが効かなくなりまして、もう口を割ってしまった状態で前へ行きましたね。ただ、結果的に今回に関しては前に行ってしまった事が良かったですね。ただ、これ公になっているので隠す事でもないんですが、1つ上のお兄さんにヴァンガーズハートと同じく、この馬喉鳴りなので、まぁ今回はいろいろ折り合いが難しかったんですけども、ちょっと現時点では、これ以上はどうかなという感じはしましたね。 |
15.ジューンオレンジ | そして3着には人気薄ジューンオレンジです。出遅れて後ろからになったんですが、直線勝負で伸びて来ました。まぁハイペースの今回に関しては、後ろからになった事自体不利ではなかったと思います。ただ、桜花賞でこんな風にハマる確率は低いと思います。 |
16.ムーンプローブ | 2着のムーンプローブは中団からの競馬でした。前走の阪神ジュベナイルフィリーズはハイペースの先行で失速しましたが、ハイペースの1400mで中団で折り合って伸びましたね、直線。1600mでもこの競馬ができれば可能性はあると思います。 |
17.ラヴェル | お前は11着馬をわざわざ危険馬として挙げるのかというツッコミが激しく入りそうなんですけどもね、アルテミスステークスでこの阪神ジュベナイルフィリーズを勝つリバティアイランドに先着したというその事実ですか。それはついて回ると思います。とは言っても今回の時点で既にリバティアイランドが1番人気で、こちらは4番人気止まりだったんですけども、まぁアルテミスステークスというのはリバティアイランドが勝手に負けてしまったレースで、それを別にすると3着のアリスヴェリテともラヴェルは0秒1差。そのアリスヴェリテはその後、先週ね土曜の中京9R1勝クラスのつわぶき賞に出走したんですが、その時4着でした。そう考えると今回も結果も自然ですし、次走も期待しにくいと思います。 |
2.ミッキーヌチバナ | 2着のミッキーヌチバナは直線入り口で前にいた2頭が失速した事で、勝ち馬にそこで差を広げられたんですけども、最後は勝ち馬との差を詰めています。元々ダート1800mでは安定していた馬ですが、出遅れが減ってさらに好走確率が上がっていますから、次走も有力ですね。 |
5.コパノニコルソン | 3着のコパノニコルソンは出遅れてと言っても、まぁ最近ほぼ毎回後方待機になってるんですけども、まぁ内で脚を溜めて直線で馬群を捌いて伸びて来ました。小回りコースの1700mならマクり気味に上がって行けるんですけども、1800mでそれをやってしまうと最後に甘くなってしまうので、こういう直線勝負になりますね。従って1800mでは軸向きではないんですけども、まぁこのクラスでは力上位の存在です。 |
1.パルフュメ | そして初ダートで2番人気に推されたパルフュメは13着でした。スタートは早くなかったんですけども、その後の芝の部分で一気に加速してハナを切りました。しかし、勝ち馬に早めに交わされたにしても、直線であっさり失速してしまいました。少なくともダートの方が向いているという事はないと思います。 |
13.フクノブルジュ | 1番人気11着でした。前走の5着馬が3着。前走の4着馬がこのレース4着になっていますから、前走のレベルが高かった事は間違いないんですけどもね、前走2着のこの馬が11着。考えられる要因は、パサパサに乾いたダートは合わないという事なんですけども、新年早々ご迷惑をおかけいたしました。 |
4.キタノチェロキー | それから4着キタノチェロキー、直線インで追い出しが遅れたんですが、3着から3馬身半は決定的な差ですね。 |
13.ニシノファンフェア | 2着のニシノファンフェアは前半の行きっぷりは悪かったんですが、外から追い上げて直線でも伸びました。直線で手前を変えていなくて、コーナーでのコース取りも含め、ロスは大きかったので、4馬身差でも評価は下げられませんね。次走も上位候補です。 |
1.ジャスパークローネ | 差し・追い込み馬にはかなり展開が向いているので、注意すべきはですね先行した馬ですね。逃げて8着のジャスパークローネは次走も人気になりそうもないんですけども、注意したい馬です。 |
6.ガンダルフ | 1番人気で8着のガンダルフはですね、今回のように間隔が空くと良くないですね。まぁ間隔を詰めて使えれば前進できると思います。 |
9.オーディブルコール | 2着オーディブルコールは直線半ばからは2頭のマッチレースとなって、こちらも上がり最速タイを駆使しました。負けはしましたけどもね、勝ち馬とほぼ同等のレースをしていますから、まぁ次走は大体勝てるのではないでしょうか。 |
8.スマートヴィーヴル | このレースは、減量の女性騎手の初出走馬が2着と3着。勝ち馬にハナ・クビまで肉薄していました。注目度では、ダービー馬ロジャーバローズの半妹、矢作厩舎所属の2着スマートヴィーヴルが上でしょう。ただ、内をロスなく立ち回っていました。 |
12.タマモダイジョッキ | 2着以下は好タイムではなくて、2着のタマモダイジョッキ・3着のサウンドブライアンは1400mにしては、速くない流れを前の方に行って流れ込んだという内容ですね。まぁ次走に関しては、組み合わせ次第で、平均以上のメンバーだと楽ではないと思います。 |
14.モズリッキー | この馬の弱点がですね、馬群で揉まれたり外から被されたりするとダメという事でして、過去に1番人気で凡走した時が実は2回とも1番ゲートだったという事からも、それはわかります。今回7番なんですが、すぐ外の8・9・10番に早い先行馬がいるというですね、この馬にとっては最悪の配列でした。好スタートを切りながら、意図的に下げて、それから外に出そうと目論んだようなんですが、馬群の切れ目まで下がった所で、外にピッタリと張り付かれてしまって、それが影響したのか、追い通しの手応えになっていました。半馬身ほど前に出て、真横に張り付かれてる状況は打開しまして、そこからはスムーズに追い上げて2着なんですが、前半に神経とそれと脚をですね、使わされて2着ですから、力上位ですね。外枠を引ければ、勝機は十分にあると思います。 |
1.ショーモン | 4ヶ月ぶりの実戦で体重22キロ増、ショーモンが勝って4戦2勝です。ショーモン、直線で内から一旦交わされたんですけどもね、しぶとく差し替えしました。ただし、こちらが最後に伸びたというより2着馬が失速していて、全体にこうワンペースの走りでしたね。今回の速めのペースで先行するというのは、最も力を出せる展開で、恐らく相手が強くなっても崩れにくいタイプなんですけども、オープンで決め手比べになるとちょっと分が悪いかなと思います。 |
2.ユリーシャ | 勝ったユリーシャ、離して逃げる形になったんですが、ペース補正が0秒3入っているように、緩やかな流れです。楽なペースだったとは言え、ラスト400mから11秒1のラップなら及第以上です。父はグレーターロンドン。ラップ構成から見ますと、差しに回っても切れる脚を使えそうです。 |
5.ナヴォーナ | 勝ったナヴォーナ、父がロードカナロアで、半兄がですねシュネルマイスターという良血で、まぁ1頭だけズバ抜けた瞬発力で初陣を飾りましたね。このレースはタイムランクはSLなんですが、ラスト400mが11秒4-11秒2で、大楽勝ですから、ポテンシャルはかなり高いです。 |
6.オオバンブルマイ | この上位3頭と4着以下は力の差があるように感じましたけども、7着のオオバンブルマイはチェックしておきたいですね。まぁスタートで出遅れてかなり後ろからになりましたけども、直線で馬の間をすり抜けるように伸びていて、京王杯2歳ステークスは10番人気で勝ったんですけどもね、それがまぁ恵まれとかフロックではなかった事を示したと思います。 |
7.トーホウガレオン | そして2着がペースセッティング、3着がトーホウガレオンでした。3着のトーホウガレオン・4着のスズカダブルはジリジリとは伸びましたけども、ともに決め手に欠けるという印象ですね。どちらもまだ1勝クラスに出走できますが、重賞で3着とか4着好走しているので、自己条件なら…と人気になるとちょっと危ないような気がします。 |
11.アスクドゥラメンテ | 2着のアスクドゥラメンテは中団追走から4コーナーで動き、直線でもしっかり伸びていますが、勝ち馬が強かったです。とは言え、1勝目が楽勝だったとは言えEランクだった馬がいきなりこのタイムで走れた訳ですから、素晴らしいですね。次走も有力です。 |
4.ベリーベリーベリー | 2着以下は勝ち馬から7馬身以上離された。2着ベリーベリーベリー、シャンハイボビー産駒の小柄な牝馬で仕上がり早。かつ、出脚も早かったです。2番手を粘り通したんですが、自身の完全タイム差はプラス1秒0でEランク相当。メンバーに恵まれないと危険な範疇です。 |
12.フィールザオーラ | 4番人気6着でした。滞在競馬で連闘で使って来るのは想定内だったんですが、まぁ内枠で少しインにこだわりすぎたきらいもありましたね。ただ、まぁ頭の高い走法で行きたがっていましたから、本質的に2000mは長いという風にも感じました。まぁいずれにいてもこれ申し訳ありませんでした。 |
16.レッドマジック | 経験馬相手のデビュー戦でした。歩様に硬さがあると、坂路中心の仕上げ。万全な状態でない中、後方から進んで直線ゴーサインが出ると、ググッと反応。スローペースで2枠2頭、1枠2頭が上位を占めたのを、外枠から外を回って5着でした。前と離されたんですが、能力の高さは伝わってきました。ハーツクライ産駒の牡馬で、ディープインパクト産駒の半兄にアドマイヤビルゴ。一変するかどうかは微妙にしても、未勝利クラスは早い段階で勝てる馬だと思います。 |
8.バジオウ | そのヒンドゥタイムズの内にいたカテドラルがハナ差2着。外のバジオウが3着でした。3着のバジオウは推測したペースから見ますとね、4コーナー先頭は適正なペース判断で、決して仕掛けが早かったとは思いません。上位2頭も力のある馬ですしね、内から脚をすくわれた形になっただけです。まぁ右回りなら重賞でもやれると思いますね。 |
9.ロングラン | その後3番人気のロングランが4着、4番人気ホウオウエミーズが5着でした。まず4着のロングランですが、芝に使い出してこれで1・1・5・4着です。軌道に乗った感もあるんですけれども、速い脚がないので、時計・上がりの掛かる馬場が理想ですね。着差は僅かなんですが、ハンデさも加味すれば善戦レベルの評価に落ち着きます。 |
15.マーゴットミニモ | 1番人気3着でした。パワー型なんでね、高速馬場で切れ負けした印象です。乾いた良馬場のダートなら、巻き返せると思います。 |
1.ブライテストドーン | 新馬戦2着以降、前2走の5着・4着はやや集中力を欠く内容でした。今回はブリンカーを着用して、好位の内をロス無く追走できました。直線で狭い所を割って伸びたのも、ブリンカー効果と言えます。ただ、勝ち馬には離されて、時計自体も平凡です。ラストは3着馬・4着馬に詰め寄られています。また、さわさわしていたゲート内を含めて、まだアテになる感じがなくて、安定した着順ほど信頼感を感じません。 |
15.ホウオウムサシ | タイム分析で取り上げたフレーヴァードの2着馬です。次元の違う脚で差し切られたんですが、半馬身差。未勝利クラスでは実績上位の3着オーヴァルブルームに3馬身差をつけたんですから、初出走馬としては上々でした。まぁ中団から鞍上の意のまま、3コーナーで5番手。4コーナー4番手と、動けたようにセンスの高さも光りました。父ドゥラメンテ・母メリッサで、兄に重賞それぞれ2勝したカツジとミッキーグローリーのいる良血。牡馬にしては小柄なんですが、それに見合うだけの機動力があって、血統からは距離を短縮しても面白いと思います。 |
5.マーブルマカロン | 3着のマーブルマカロンは前走はネバレチュゴーと同じレースで0秒3差だったんですが、今回はハナ差と差を詰めました。ただ、内でロスなく運べた結果で、現状ではネバレチュゴーの方が大分力は上だと思います。 |
7.ネバレチュゴー | 1番人気2着でした。好位から外を追い上げる正攻法で直線でも伸びていますけども、勝ち馬に伸び負けしましたね。もっと溜めた方が良いのかもしれませんが、堅実で次走も上位候補です。 |
14.シュヴァルツリーベ | シュヴァルツリーベが単勝1.9倍の支持に応えて勝ち上がりました。シュヴァルツリーベは楽に2番手につけ、抑え切れない感じで直線に入るとすぐに先頭。追うと反応良く伸びて差を広げて、まだ余裕もありましたね。これはタイム短縮は可能という内容で、1勝クラスでも上位候補となります。 |
15.マイネルシトラス | それから1番人気のマイネルシトラスですかね、これ12着に大敗してしまいました。夏の新潟競馬から使い出して、今回が4戦目ですからね流石に上がり目がなかったと見るべきでしょうかね。 |
6.ジュビリーヘッド | 1番人気のジュビリーヘッドは5着でした。これはですね、好位で手応えすごく良かったんですけど伸びなかったですね。まぁ色々考えると、中山のような直線に急な上り坂があるコースのなおかつ、重賞だと現状ではちょっと足りないのかなという印象は受けました。 |
10.マッドクール | そして2着には10番人気のファストフォースが入り、マッドクールは3着でした。それから3着のマッドクールですが、今回は逃げを選択しましたけれども、まぁ適正なペースでしたしね、馬場読みもしっかり出来ていましたから、この3着は仕方がないと思います。重賞で通用する能力も示しました。ただね、賞金を加算できなかったというのはね、今後に向けて誤算だったかもしれませんね。 |
1.ソールオリエンス | メンバー中、ただ1頭キャリア1戦のソールオリエンスが勝って2戦2勝です。ソールオリエンスは4コーナーの出口で逆転前になって外に膨れましたが、今回の相手なら力が違うという勝ちっぷりでした。まぁタイムは遅いんですけども、まだキャリアは2戦目。レースも上手ではなかったので、これからパフォーマンスを上げてくると思います。 |
2.ワンダイレクト | 3着ワンダイレクト、最後止まったとおっしゃってましたが。そうですね、4コーナーでタスティエーラと一緒に上がって行った時に、明かにこちらの方が手応えが良くてですね、直線でも一瞬かなり鋭い脚を使ったんですけども、最後まで止まり気味。坂で止まったという風にも見えますけども、この馬ずっと2000mで好走はしてますけども、2000mがもう距離の上限ギリギリ一杯で、最後ちょっと止まってしまったという印象ですね。血統を見ると、お母さんもそのまたお母さんもマイラーと言うか短距離寄りのマイラーでしたからね、それが出てるのかなという風に思います。 |
5.フリームファクシ | フリームファクシがオープンファイアの追撃を凌いで3連勝。重賞は初制覇です。序盤のペースが遅く、さらにこの馬は前進気勢が旺盛ですから、ちょっと力んで走っていたんですが、何とか我慢が効きました。まぁ、この性格がね、長所でもあり今後は弱点にもなりかねないんですが、成果があれば課題もあるもので、課題に取り組みながらクラシックへ向かえるというのは、むしろ良い事だととらえています。 |
6.ウインオーディン | まず5着のウインオーディンですね、出遅れたんでまぁそのロスを最小限にするために内に入れて、コースロスのないレースをしたんですが、少し力んで走っていましたね。それでも上がり600mは最速タイですから、新潟2歳ステークス2着が示す通り、改めて重賞で通用する瞬発力を示しました。 |
7.ファントムシーフ | ファントムシーフが2番手から抜け出して3勝目、重賞初制覇です。前走のホープフルステークスは出遅れましたが、今回は五分のスタートが切れて、まぁ行く馬がいなければ自らレースを作っても良いという、そういった自在性を見せました。まぁこの辺りがこの馬のセンスですね。先行して速い脚を繰り出せるというのも長所で、クラシック級だと思います。 |
8.トップナイフ | トップナイフはですね、一瞬内から1番内側、ラチ沿い通って抜けて来たんですけども、まぁ流石に切れるという感じではなくて、ジワジワとした伸びでした。坂を上るあたり、この内のトップナイフよりも、外のワンダイレクトの方が勢い良かったんですけどもね、ワンダイレクトが坂を登り切った辺りでちょっと失速気味になりまして、一瞬オッと思ったんですけどもね、トップナイフを2着で買っている人とか、相当ドキッとしたと思いますけどもね、そこでワンダイレクトが止まってしまった事で、ジワジワと伸びていたトップナイフが2着となったというゴール前でしたね。 2着はトップナイフでした。ホープフルステークスの後、放牧に出さず、在厩調整だったんですけどもね、体重10キロ減っていましたけども、細くはなかったですね。まぁ結果的にと言うか、好位の内で脚を溜める競馬をして好走できたのは収穫だと思いますけども、やはりこう差しに回って切れる脚というのは無いようで、前に行く方が力は出せると思います。ただね、トライアルでこういう競馬をしといて、本番でまた逃げるという風にすると、これは好走しやすい事が多いですね。注意が必要です。 弥生賞ディープインパクト記念、1着・2着馬ともに何か本番楽しみな感じがありますね。まぁ他のトライアル終わっていないんで、何とも言えないですが、2頭とも十分圏内だと思いますね。 |
9.ホウオウビスケッツ | 2着ホウオウビスケッツについては、コーナーでかなり手応えが悪くなっていましたが、しぶとく伸びて、持続力の高さを改めて示したと思います。もちろん、距離が伸びても不都合は全くないので、皐月賞がね、もし先行馬が多くない組み合わせなら、前へ行ってしぶとさを活かして粘る事も可能かと思います。 |
12.ダノンタッチダウン | そして2着がダノンタッチダウン、3着がレイベリングで人気順通りの決着でした。2着のダノンタッチダウンは前走のデイリー杯2歳ステークスに続いて、前有利の展開で届かずの2着なんですけども、前走時より体は締まってはいましたけども、まだまだ緩さが残ってますね。まぁパンとすればマイル路線でかなり活躍すると思います。 |
13.グラニット | 4着は気っぷ良く逃げたグラニットでした。こういう風に後続を引き付けずに離して行くのが、好走パターンですよね。まぁワンパターンなんですけども、これを続けて行けば、どこかでまた展開が向くという事もあるかと思います。 |
14.タスティエーラ | タスティエーラが直線で抜け出した。まぁ直線に入ってね、すぐに先頭に立って、もうそのまま押し切ってますね。 4コーナーでポジションを上げて行く時の手応え、良くなかったと言うか、ハッキリ言って追い通しでしたよね。ただ、これまでもコーナーでズブさを見せていた馬です。手応えが良くなくてもああやって最後まで押して行けば最後まで伸びますね。途中からいきなりペースが速くなる展開よりも、早めに淀みなく流れた展開から、持続力を問われる方が、この馬には合うはずなので、その点ではトライアルよりも本番向きと思えます。 弥生賞ディープインパクト記念、1着・2着馬ともに何か本番楽しみな感じがありますね。まぁ他のトライアル終わっていないんで、何とも言えないですが、2頭とも十分圏内だと思いますね。 |
15.ベラジオオペラ | 無傷の3連勝、重賞初制覇ベラジオオペラ1着でした。スローペースのね、先行策で連勝して来たんですけども、先行馬が多い事を見越して中団待機。外を追い上げて、そのまま伸びて来て、力が違うという勝ちっぷりだったと思います。1800mで3連勝したロードカナロア産駒が、初の2000mとなる皐月賞でどうか?なんですけども、まぁ良い脚を長く使えるというタイプなので、2000mはこなせそうですね。 |
16.タッチウッド | その後2着がタッチウッド、3着争いではダノンザタイガーがハナ差タスティエーラを抑えました。まず2着のタッチウッドですが、528キロの大型馬でまだまだ良化の余地を残す、緩い体つきでした。出遅れましたし、その後も引っかかりましたんで、まぁ馬任せでハナを奪った、そんなレースで2着を死守しました。今の時期の馬ではないかもしれませんが、この馬能力は相当高いですね。 |
17.メタルスピード | それから最後に3着に上がったのがメタルスピードでした。出遅れたんですけどもね、まぁ右に行きたがるという、以前あった悪癖はもう完全に解消しておりまして、割れた馬群の間を伸びてもたれたりしてなかったですね。まぁ2000mでどうなのかは分かりませんけども、成長著しいと思います。 |
18.マイネルラウレア | 出遅れて最後方になるんですけども、阪神内回りだった新馬戦とは違って3コーナーでペースアップするようなコースではないので、新馬戦の時のように3コーナーでは楽な感じ。しかし、4コーナーでペースが速くなるとジョッキーの手が激しく動いて、それでもなかなかエンジンが掛からなかったんですが、ラスト200mの伸びは新馬戦の時と同様に素晴らしかったですね。コーナーで手応えが悪くなるので、例えば2000m辺りのレースの多頭数だと厳しそうなんですが、もっと長い距離なら良さを生かせると思います。1800mや2000mの重賞で頭数が多いと連の相手候補という扱いになりますけども、2400mまで伸びれば多頭数でも本命にできそうです。 |
5.コモドアーズ | 3着コモドアーズ・4着トラミナー、この2頭は内枠を活かして流れ込んだ形です。 |
7.リッスンアップ | 4着のリッスンアップはですね、左回りでは外へ張ってしまいますので、右回り向きで距離短縮策が功を奏しました。ただ、ラストは右へもたれていましたね。ただ、そうね…何て言うのかな強い逃げ馬を追い掛けて苦しくなったという事もあったと思います。 |
14.ウインエーデル | 2着のウインエーデル、1番枠から脚を溜めて2番手に上がりました。小柄な馬の体重増には好感が持てましたし、前走の中京戦では外枠からでも2着に差し込んでいます。これは引き続き有力だと思います。 |
16.ローブドゥマリエ | このレースは、減量の女性騎手の初出走馬が2着と3着。勝ち馬にハナ・クビまで肉薄していました。注目度では、ダービー馬ロジャーバローズの半妹、矢作厩舎所属の2着スマートヴィーヴルが上でしょう。ただ、内をロスなく立ち回っていました。一方、3着のローブドゥマリエは後方を進んで、4コーナーで大外を回して、上がり最速の末脚。直線は前の馬がフラフラして外に張られるシーンもありました。リオンディーズ産駒の牝馬で、長く良い脚を使えるのが魅力です。まだ子供っぽい面があるので、使えばシャキッとすると思います。これは良馬場でも買ってみたいです。 |
13.ヴァリージア | あと4着のヴァリージア。ダートで2走して、今回が初めての芝でした。まだ幼さが抜けないで、エンジンの掛かりが遅いんですが、直線は外から目立つ伸び。ドゥラメンテ産駒の牡馬、大型馬でこれから良くなって来ます。次辺り馬券になる、そんな感じもあります。 |
15.チュウワハート | 3着のチュウワハートは道中の進み具合が悪かったですね。栗東の坂路調教では抜群に動いていたんですが、実戦では良い走りが出来ませんでした。まぁこの辺りはデビュー戦の分もあったでしょうし、レースを使って行けば、改善されてくると思います。 |
10.メイショウオーロラ | デビュー戦のメイショウオーロラが経験馬相手に快勝しました。1000m通過1分3秒6の後もペース上がらず、1200mは1分16秒6、1400mが1分29秒3で、ラストの400mが12秒0-12秒3と速かったですね。直線だけの競馬になったので、逃げ切ったメイショウオーロラにはアドバンテージが大きかったんですけども、ラスト200mだけで4馬身突き放しているので、大きな割引は必要ないと思います。スローペースで逃げ切っただけのキャリア1戦の馬という、今状態なので、昇級して馬群に入ったりすると、まぁ不安もありますけども、能力は高いですね。 |
12.プロミストウォリア | 2番人気のプロミストウォリアが逃げ切って4連勝。重賞初制覇です。プロミストウォリアはすんなりハナを切ってマイペースに持ち込めましたし、後ろの馬たちが多かれ少なかれ空馬の影響を受けた事もあって、逃げ切りました。ただ逃げ切りと言っても、最後までしっかり伸びていて、まぁ単に流れや展開に恵まれただけの勝利ではないですね。今後も活躍しそうです。 |
14.スナークシュンソウ | それから4着のシンリミテス、それから5着オースミリン、それから6着のスナークシュンソウはアタマ・クビの接戦で、3頭とも追い込みでしたから、これひとくくりにして良いと思います。つまりですね、漁夫の利があってタイムランクD相当だったということです。 |
10.クリノエンジェル | 4着のヨドノルーキー、5着のクリノアグレッシブ、6着マーレインは4コーナー12番手以下から追い込んだ、いわゆる漁夫の利があった口ですから、着順ほどの評価はできないと思います。むしろハイペースの3番手から踏ん張った7着クリノエンジェルがですね、次走も減量騎手起用なら面白いと思います。 |
9.ハイエストポイント | ここまで福島ダートは2戦して2着と4着。4着は昨秋の特別戦で、一旦先頭に立った所を差されてタイム差なしでした。小倉に良積があって、小回り1700m向きの差し馬なんですが、脚の使い所が難しいタイプ。今回は逃げたウインアウォードと2番手を進んだテーオードレフォンが折り合いをつけて、700m通過後に13秒0とペースダウン。この段階で勝負あったの展開でした。これを外から、中団から追い込んで勝ち馬にクビ差。少し道中悠長に構えすぎた嫌いもありました。負けても確かな脚力を証明。0秒1差でタイムランクC相当と、先週のダートでは内容も悪くありません。早めに踏んで行くと甘くなる危険性もあるんですが、まぁ普通の組み合わせなら首位候補にランクできます。 |
2.ステラリア | あと5着ステラリアですね。最後の直線、かなり内に刺さってたんですよね。ですから、スムーズに走っていれば上位争いに加わってた可能性が高いと思いますし、G1でも差のない競馬できている馬ですから、今回の走りがこの馬の力ではないですね。 |
10.ホウオウエミーズ | その後3番人気のロングランが4着、4番人気ホウオウエミーズが5着でした。5着のホウオウエミーズはですね、芝1800mがベストで、重馬場も得意です。もう少しね、ペースが速くなってくれれば、外からの差しが決まっていたかもしれませんが、4着から2馬身半差ですから、これはハンデ戦とすれば決定的な着差になります。 |
11.クリノプレミアム | 昨年の勝ち馬クリノプレミアム5着でした。クリノプレミアムが向正面で先頭に並びかけている姿って結構ビックリしましたけども、スタート直後にちょっと行きっぷりが悪かったのか、気合いをつけたら、逆に行きたがってしまって、この馬脚溜めてこそなので、ちょっとああなるとキツいですよね。 |
13.ストーリア | 2着はストーリアでした。この馬が凡走するパターンというのは、スローペースなのに後方待機になってしまった時なんですけどもね、3勝クラスでもそういう感じで負けたりしてるんですが、向正面でクリノプレミアムの動きに乗じてポジションを上げた事が、最大の好走要因だと思います。展開不問で走れるというタイプではないんで、ちょっと注意は必要ですね。 |
4.プチボヌール | 4着のプチボヌールは4コーナー16番手から上り600m最速で伸びましたが、先週の高速馬はさすがにこれが精一杯です。先週のダート戦ではですね、追い込み馬で最高のパフォーマンスを見せた1頭だと思います。 |
5.アルメリア | 昨年暮れに中山芝1800mの新馬戦でデビュー。ルメール騎手が騎乗して1番人気になったんですが、この時は逃げて6着でした。ハーツクライ産駒の牝馬。お母さんはNHKマイルカップ2着・高松宮記念3着のアルビアーノ。半姉に芝4勝のアヴェラーレ。今回は2戦目のダート1200mへの参戦でしたが、血統的に未勝利で終わる器ではなくて、牝馬限定なら勝機十分。母の父がHarlan's Holidayならダートも大丈夫に思えました。ただ、1800mの後1200mに出走した影響なのか、出して行って好位に収まると4コーナーから手応えが怪しくなりました。結果は4着。直線はしばらく右手前のままでしたが、ラストで左手前に変えると伸びていました。急な条件変化に戸惑って、キャリアの浅さが影響したと考えたいです。今回が糧になるはずなんでね、上積みは大だと思います。芝とかダートとか、そういった条件が変わると狙えると思います。 |
9.マルディランダ | 昨年暮れの新馬戦で2着。当時の勝ち馬ホウオウビスケッツははその後フリージア賞を勝って、スプリングステークスで2着と重賞でも好走しました。マルディランダはレース中に筋肉痛を起こして休養明け。仕上がりは良くて、馬体増には成長も感じられました。結果は新馬戦に続いて2着です。行き切った者が強い、逃げた者が強い土曜の芝の傾向通り、ジュンフシナが逃げて突き放したんですが、かなり外を回りながらも、2着まで追い上げたのが脚力の高さです。ラストは手前が変わってしまった辺り、道悪も少なからず影響したと思います。イスラボニータ産駒の牡馬、半姉が桜花賞馬マルセリーナ。半兄に重賞3勝のグランデッツァがいます。反動が出ないよう、間隔を明けて来ると思うんで、次は勝てると踏んでいます。 |
3.サンライズフレイム | 勝ったサンライズフレイム、全日本2歳優駿を勝って現オープンで活躍しているドライスタウトの半弟で、父はドレフォンです。好位から楽に抜け出して、ノーステッキで完勝。これはもう連勝が有望だと思います。 |
9.ブライアンセンス | 前走3着はBランクの勝ち馬とタイム差なし。まぁデビュー戦で好走した事もあって、番組注目馬となっていました。先ほどタイムラインAで取り上げた土曜6Rを勝ったアクションプランがそのレースで2着、アタマ差の接戦でもありました。そして今回は楽勝したんですが、前半のペース遅めな事もあって、ランクはE。弱い相手に合わせた競馬だった事、4馬身差をつけた事など、時計が遅くても納得でもあるんですが、2着馬を交わしてからは、結構追っていましたし、手前の変え方にスムーズさを欠く面も見られました。昇級戦は課題を修正して来るとも思いますし、デビュー戦の内容から1勝クラスでも通用するはずです。ただ、パドックでは周回を重ねて、テンションが上がった点も見られました。間隔を空ける事、中間の調教状態をチェックする事。馬券はよく考えてかかりたいと思います。 |
14.トーホウキザン | 5着のトーホウキザンは4着からさらに3馬身半差で、これは決定的な着差ですけれども、前走が船橋の交流競走勝ちですから、昇級戦とすれば頑張ったと評価して良いかもしれませんね。 |
2.サスツルギ | 2着のサスツルギはこれでデビューから3戦連続上がり600m最速です。瞬発力は秀でているんですが、スタートが遅くて自分でレースを作れないのが弱点です。という事で距離はもっと伸びた方が良いんではないでしょうか。 |
14.アドマイヤルプス | その後の4着がドライスタウト、5着アドマイヤルプスでした。アドマイヤルプスはですね、14番人気で5着でした。今回チークピーシーズからブリンカーに変えた事で、昨年の武蔵野ステークス7着からパフォーマンスが上がったと見るべきかもしれないですが、馬場差を考慮しなければですね、武蔵野ステークスと同じタイムでしか走っていないんです。 |
14.ワールドコネクター | 勝ったワールドコネクター、前走がダート1200mでスタートで躓いてですね3着でした。今回はスムーズなレースができましたし、正攻法い近い取り口で完勝でした。短距離向きの気性なんですが、跳びが大きいですからね、東京のダート1400m辺りが1番合ってそうな気がしますね。 |
5.マテンロウジョイ | 1番人気マテンロウジョイは6着でした。中団の外、上位4頭は内枠で、コース取りの差が大だと思うんですが、1秒2差は負けすぎた印象もあります。一定の間隔で好走して来た馬が、一息入れた分もあるでしょうか。だとしたら、次は巻き返しが期待できます。 |
7.スイープアワーズ | ディープインパクトのラストクロップの1頭。お母さんがスイープトウショウで1番人気となりました。兄や姉を見ると、全兄スイーズドリームスが4勝・スイープセレリタス産駒の半姉が4勝と走っているんですが、スイープトウショウの子供にしては胴の詰まった体型が多くて、距離に限界を感じる事も多かったです。この馬もね、牡馬にしては胴が詰まっていて、ちょっと力強さが不足している。そんな印象がありました。ただ、結果は5着でも内容はありました。4コーナー手前から前が窮屈になって、一旦挟まれて後退しています。初出走馬にはプレッシャーのかかる競馬。それでも外に出すと伸びて、推定上がりは勝ち馬に次ぐ2番目。エンジンが掛かってから、ゴール前が特に鋭かったです。まぁ次走も人気必至だと思いますが、未勝利クラスならそれを承知で狙う価値があります。 |
6.ジューンアヲニヨシ | 今回がデビュー戦でした。中間のCWコース、直前の坂路調教で動いていました。前半は後方から進んで、勝負所から上がって行ったんですが、4コーナーで動きの悪い馬の後ろに入って切り替えるロスがありました。広いところに出すと、一気に差を詰めて勝ち馬に0秒2差。上がり最速を記録していました。行った行ったの展開を、唯一追い込んだだけに価値があります。キズナ産駒の牡馬で、母方はダート寄りなんですが、柔らかい捌きをしていますから、芝適性は高いと思います。次走は多分勝てる、首位候補だと思います。 |
7.ゴールデンスナップ | 3着ゴールデンスナップ、3戦目。ゴールドシップ産駒の牝馬で、速い脚に欠けるんですが、上位2頭より早めに仕掛けてバテませんでした。勝ち馬とは0秒2差で、メンバー次第でチャンスがあります。 |
4.スズカコーズ | 3着のスズカコーズ、ブリンカー効果で前向きさが出て、前の2頭を追う形。伸びあぐねたのは、タイムが速すぎたからだと思います。ここ2戦のもたつきは薄れたんですが、ブリンカーが効いているうちに何とかしたい、そんな感じだと思います。 |
15.ルーカスミノル | 3着ルーカスミノル、同じ舞台での新馬勝ちは完全タイム差がプラス0秒4。今回は昇級したにも関わらず、自身の完全タイム差はプラス0秒2と前進しました。逃げて600m通過が34秒4。外からスクーバー・アドバンスファラオにプレッシャーをかけられながらも、しぶとかったです。メンバー次第ですが、チャンスはあります。 |
3.サンクフィーユ | 3着サンクフィーユ、経験馬相手と言うか、ハギノモーリス相手に3月のデビュー戦を快勝。阪神芝1600mでタイムランクはAでした。前走の小倉戦2着が休養明けで大幅馬体減。今回は16キロ増で、まだ増えて良いくらいに映りました。期待度からすると、3着はは物足りないんですが、相手もそれなりに揃っていましたし、現級上位の走りはできています。Cランク相当でもクラス脱出は時間の問題です。 |
5.プッシュオン | 2着のプッシュオンは、好スタートを切ったんですが、前半は行きたがり、なだめてる内に前と離れ、3コーナーでは外から並ばれたんですけども、その時に外の2頭と一緒に上がって行って、前と外に壁ができて、それが良かったのかここで落ち着きました。直線でも内がキレイに空いて、抜け出し一旦完全に先頭に立ちましたけども、どうもそこで気を抜いたのか、差し返されましたね。気性面でいろいろ課題があるようです。 |
7.システムリブート | 12番人気のシステムリブートが逃げて一変です。1着システムリブート、昨年暮れに2戦して芝で7着、ダートで9着。この内、芝2000mの新馬戦では逃げていました。その後放牧に出されて、その効果で調教で動いていたんですが、内枠から先手を取って後続に影を踏ませませんでした。1000m通過後にラップを上げていて、Bランク勝ちの中身は濃いです。キタサンブラック産駒の牡馬で、母の父がDubawi。逃げれなかった場合にどうか?なんですが、能力的には1勝クラスなら通用。1800mも問題ありません。 |
10.デトネイター | 3着デトネイター、ここ2戦はスタートは悪かったんですが、今回はスタートを決めて2番手を進めた事が大きかったです。3走前の新潟戦3着が減量騎手騎乗で、負担重量は50キロ。今回も佐々木騎手で51キロでした。まぁ次走も減量騎手起用が好走の条件にはなります。 |
3.シゲルカミカゼ | 1番人気3着でした。なお、前走から6ヶ月以上間隔が開いていますので、評価の対象外です。やや余裕残しの体で、集中力にも欠けた。次は良くなりそう。 |
8.タロントゥーズ | 2着のタロントゥーズは勝ち馬とは前走で0秒3差だったんですが、今回は差が大きくなって、1秒離されてしまいました。とは言っても3着には8馬身差をつけています。という事で、相手次第でチャンスがあると思います。 |
14.リニュー | 4着のリニューも速い脚には欠けます。上がり600m35秒9で入着できたレースだったという事ですね。こちらもスローペースになると、不安はあります。 |
8.ショウナンハクラク | 昨年1月に中京芝1400mの未勝利戦で1着。当時の2着馬は先週の阪神牝馬ステークスで2着のサブライムアンセムでした。ショウナンハクラク自身は、初勝利を挙げた後、G3のファルコンステークスで6着。出遅れて脚を余していました。まぁ1勝クラスなら上位評価は当然です。前3戦の大敗続きは、掛かったり、ダートを使ったりした事もあるんですが、今回18キロ減の体重での結果を見ると、近走は太かったんだと思います。4コーナーでどこを割ろうかの手応え。抜けてからも楽で、ラストは流していました。タイムは10Rの2勝クラスを0秒5上回っていて、この季節急に馬体重が重くなる事もないんで、ポンポンと連勝が可能に思えてきます。 |
14.ショウナンアメリア | 2着のショウナンアメリアは今回が小倉の滞在競馬3戦目でした。滞在競馬の向きのタイプというだけではなく、力もつけていますし、少し時計の掛かる今の小倉の馬場も合っていたように思いました。 |
7.クルル | それから5着のクルル、ゴール前で他馬と接触する不利がありました。これがなければ3着争いはねきわどかったかもしれませんね。 |
12.オーサムデアラー | 外枠から外を回っていたとは言え、4コーナーでペースが速くなった時について行くのに苦労し、さらに外からもマクられて、大分前と離れてしまったんですが、苦しい手応えで回ってきながら、直線半ばからよく伸びています。初めての中山、初めての右回りだった影響もありそうなんですが、恐らく根本的に起用さがなくてですね、コーナーでペースが速くなるレースは苦手なのだと思われます。これまでに東京ダート1600mで2着2回あるように、コーナーの数が少なくて直線の長いコースがベスト。しばらく中山が続くので、次走に関しては何とも言えませんが、東京に戻れば巻き返せると思います。 |
3.アサクサヴィーナス | 3着のアサクサヴィーナスは上がり600mは最速タイでした。この馬はいつでも勝てる瞬発力がありながら、スタートの悪さと折り合いの難しさ、これが足かせになっていますね。それでもここまで走るんですから、ポテンシャルはあります。 |
1.テンペスト | 2着テンペスト、シーザリオの仔で単勝オッズ1.6倍と圧倒的な1番人気に支持されていました。着差から見るとですね、まぁ出遅れが勿体なかったんですが、かえってポテンシャルの高さを際立たせる事になりましたね。上がり600mは最速の33秒1です。まぁ次走は普通に勝てると思います。 |
10.シュバルツガイスト | 外枠だったので無理に位置を取る必要なく、5番手を楽に追走し、直線でも楽な手応えのまま差し切りました。芝で7着・12着の後、休養を挟んでダートへ。3着・2着・1着で勝ち上がった訳ですが、ダートが合っていたというより、昨年夏の芝で凡走していた頃は、距離が長かった事もありますけども、体がまだゆるゆるで、もうちょっとデビューする準備ができていないという状態だったですね。今回の走りを見ても、芝向きと思いますし、身体もしっかりしてきたので昇級して芝の1200mに出走して来たら狙いたいですね。父がディープインパクトの兄ミッキースピリットも芝1400mで1勝した後は、芝1200mで3勝ですから、芝短距離の適性は高いとみます。 |
15.ハクサンパイオニア | ハクサンパイオニアが9戦目で初勝利を挙げました。1着ハクサンパイオニア、休養明けの前走は重馬場のダートで逃げてクビ差2着。今回も同じ高速の阪神ダートで、走破時計を0秒8短縮しました。外枠も良かったんだと思いますが、3番手から競馬を進められたのが進境です。大きなチークピーシーズを着用しているんですが、このスタイルが取れれば、盤石だと思います。ドレフォン産駒の牡馬、余力と着差からは1勝クラスでも通用します。 |
16.スーパーリベロ | 勝ったスーパーリベロ、父は2009年に京王杯スプリングカップを勝ったスズカコーズウェイです。逃げて7馬身差の圧勝ですからね、これは申し分ありません。タイムランクはCになるんですが、昇級しても楽しみがあります。 |
9.フォーヴィスム | 番組注目馬のフォーヴィスムが勝ちました。この馬は放牧を挟んでですね、さらに体つきが良くなっていましたね。パドックと返し馬を見て、今日は大丈夫だなと思ったぐらいなんですが、結果はですね辛勝でタイムランクはDになりました。その点で物足りなさもあるんですが、それでも昇級しても注意が必要ですね。 |
1.ブライトジュエリー | まぁスタート自体も早くなかったんですけども、スタートした後にさらに隣の馬と接触して進みが悪くなって、後方待機となりました。直線に入ったところで、前の集団と後ろの集団が離れてそこにスペースが出来、まぁそこを通ってスムーズに外へ出せたのはラッキーだったんですけども、その後ですねもうずーっと左手前のままなので、内にもたれっぱなしでした。それを修正する方が優先で目一杯に追えていないんですけども、結局左手前のままで最後まで失速しませんでした。ちょっとモノが違うという末脚だったんですけども、左手前のままで失速しなかったという事は、まだまだ余力があったと推測できます。いきなり重賞で通用するかというのは、ちょっと微妙ですが1勝クラスなら有力で、将来性も十分あると思います。 |
2.ソーダズリング | デビュー戦の前走2着で番組注目馬となっていたんですが、好スタートから馬任せでもハナを切るぐらいの勢いだったんですが、意図的に下げてしばらくは少し行きたがっていましたが3コーナーでは落ち着き、そこから外を回って少しずつ追い上げて行きました。まぁ前を射程圏に入れて直線に入ると軽く仕掛けただけで一気に先頭。まぁ結局はほとんど追わないまま、差を広げて楽勝しました。馬なりでも追っても変わらないという馬もいますけども、前走では前が壁になって追い出しを待たされながら追って鋭く伸びており、今回追っていれば、もっと差が開いたはずです。従って、タイム短縮も可能で、いきなり重賞だと分かりませんけども、1勝クラスならすぐに通用すると思います。 |
5.アウフヘーベン | それから3着のアウフヘーベンも1回小倉で勝って昇級戦でしたが、勝ち負けに加わって来ました。まぁ追い上げに脚を使って、さらに直線でもう伸びしましたね。14番人気の低評価を覆す、まぁ中身の濃いレースをしました。 |
7.ゴールデンハインド | まず4着のゴールデンハインド、前走のデイジー賞でもそうだったんですが、中山だとですね、残り200m辺りまで良い感じで来ても、そこからちょっと伸びが鈍りますね。恐らくあそこの急な坂が得意ではないんだと思います。 |
10.バロッサヴァレー | その後2番人気のバロッサヴァレーが4着でした。バロッサヴァレーはスワーヴリチャードの全妹なんですね。ちょっと現時点では人気先行のきらいもありますが、「今回はテンションが高かった」とのことです。まだね心身ともに幼いという事で、それでも1勝クラスではね、ポテンシャルでなんとかなると思います。 |
11.ドゥムーラン | 出遅れてはいないんですけれどもね、出た後にトモを落とす感じになって、序盤は後方待機になったんですが、3コーナーから外をマクって行くスピードがまず目立ちましたね。コーナーで外をマクって、直線で伸び切れなくてもまぁ次走注目というぐらいに値するスピードだったんですが、直線でもうひと伸びして突き抜けました。サトノダイヤモンド産駒らしく、フットワークが大きいですね。特に最後。まぁ能力は高いと思います。で、この馬?靭帯が弱くてデビューが遅れたという馬なので、次走まで間隔がまた空く可能性がかなりあるんですけれども、休み明けでしかも昇級戦という臨戦過程になっても、注目できると思います。勝ちっぷりやフットワークの良さはタイム分析で述べた通りなんですけども、デビュー戦を勝てるサトノダイヤモンド産駒は貴重です。64頭が中央でデビューして、この馬でようやく7頭目です。短い距離の適正に欠ける産駒が多くて、2歳の早い時期は特に苦労するという側面もあるんですけども、デビュー戦を勝った馬は次走で札幌2歳ステークス3着のダイヤモンドハンズ、そして次走で阪神ジュベナイルフィリーズ2着のシンリョクカがいます。この2頭は1600mの新馬戦を勝っていまして、1600mの新馬戦を勝てるサトノダイヤモンド産駒は重賞ですぐに通用するだけだという説もあるんですけども、3歳の2000mとは言え、デビュー戦で勝てるサトノダイヤモンド産駒には注目したいですし、1勝クラスならすぐに通用すると思います。 |
14.イングランドアイズ | その後4着にイングランドアイズ、5着がグランベルナデットでした。4着のイングランドアイズはオークス馬ヌーヴォレコルトの仔で、外国産馬です。芝2000mの2歳新馬戦を勝った後に、異質のペースの1600mで上位に食い込んだように、能力は高いです。ただ、まだ反応が鈍くですね、今後の成長待ちの段階でしょう。 |
3.エメラルドビーチ | 4着エメラルドビーチ、横山典弘騎手が追い切りに騎乗。今回がデビュー戦で、スタートは遅かったんですが、直線は上がり最速の脚を使って伸びて来ました。Galileo系Gleneagles産駒の牡馬、適正はダートに限らず、使われた次走は注目したいです。 |
3.カネトシフラム | 新馬戦から4戦連続2着。3戦目まではダート1200mで、自身のタイムランクはC・C・D相当でした。ランク落とした3戦目は、中2週が続いての疲れが出る頃です。この後、1400mに距離を延長して、前走は不良馬場でタイムランクDの2着相当だったんですが、今回は良馬場のダートで3着に落ちて、自身のランクはE相当まで下げています。特に前回・今回は新人の田口騎手、負担重量が軽かったです。1400mはこの馬にとって200m長く、1200mの向きである事は明らかだと思います。また、初戦から少しずつパフォーマンスを落としているのも気になります。実績からも次も人気必至です。まず1200mならば買い、1400mでは危険という事を頭に入れておきたいと思います。 |
1.バンドマスター | バンドマスターがダートに変わって逃げ切りました。バンドマスターの父はバンドワゴンです。レアな種牡馬ですからね、ちょっと補足しておきますと、その父はホワイトマズルです。そしてG1を2つ勝ったですね、スワーヴリチャードの半兄になります。脚部不安で長期休養を余儀なくされなければですね、私は間違いなくクラシックに乗っていた馬だと思っていますし、イスラボニータと同世代になります。そしてバンドマスターですが、逃げて上がり600mは最速でした。初めてのダート出走でですね、これワンサイドゲームでした。昇級してもダートなら連勝できますね。 |
3.ヤマニンウルス | TOPIXでも取り上げましたヤマニンウルスのもの凄い圧勝劇でした。ペース補正がマイナス0秒3でして、3コーナー先頭で勝ったヤマニンウルスには前半の遅い流れも少しは味方していますけども、このペース補正を抜いてもマイナス1秒3となりまして、文句なしの好タイム。最後はもう流しつつそれほど失速していない訳ですから、更なるタイム短縮も可能ですね。まぁ「稍重」とは言えダート1700mで上がり600m35秒8というのも、もう2歳馬としてしては信じられないレベルでして、かなりの大物という可能性を感じます。とりあえず、ダートの2歳1勝クラスは難なく突破できると思います。 |
12.アスクオンディープ | 3着のアスクオンディープは仕掛けてハナを切りました。楽なペースに持ち込めたとは言え、休み明けでしかも距離短縮だっただけに、評価は下げられません。去勢明けで体重が増えていたように、万全の仕上げでもなかったはずで、使った上積みも見込めると思います。 |
3.ジャスティンスカイ | ジャスティンスカイが1番人気に応えて勝ちました。これで芝1600mに使い出して3戦3勝です。前2走はともに道中10番手。今回はですね、頭数が減った事があるにしても、5番手から勝ったという事は、今後に向けて大きな収穫です。今回のタイムランクはEなんですけれども、まぁやや緩めのペースだった事も影響したと思います。まぁこの馬はいよいよ重賞制覇も視野に入って来たと思いますね。 |
7.ガイアフォース | 1番人気のガイアフォースが5着でした。外からユーバーレーベンが上がって行った時に一緒に動くことが出来ず、直線でもジリジリとしか伸びませんでした。まぁ元々スパッと切れる馬ではないんですけども、そういう馬が中山の4コーナーで動けず、ポジションを下げているようでは苦しいんですけども、そもそも4コーナーで反応が悪かったのは、まぁ休み明けの影響だと思います。 |
8.マテンロウオリオン | その後4着がマテンロウオリオンでした。マテンロウオリオンは後方待機。直線は外に出せずに、内に突っ込んで鋭く伸びていました。同じ4歳馬、インダストリアより2キロ重い58キロを考えると、能力は高いです。NHKマイルカップ2着の東京に移れば、安田記念でも伏兵として見限れない面はあります。 |
10.シュネルマイスター | 4着のシュネルマイスターですけども、イルーシヴパンサーに内ラチ沿いまで押し込まれた後にドーブネが内にヨレて来て、まともに前が詰まったんですけども、その後によく伸びています。中山内回りのしかも内で捌けたというのは収穫ですけども、まぁこの馬にとって広いコースの1600mがベストというは変わらないと思います。 |
14.エアロロノア | まず5着のエアロロノアですが、以前の追い込み一辺倒からは脱したんですが、重賞を勝ち切るためには何かが足りない。そんなレースにも映りました。 |
15.ソウルラッシュ | その後2着にはダノンザキッド、3着争い接戦でしたがソダシがハナ差3着、その後ソウルラッシュと続きました。そして4着がソウルラッシュ。前に馬を置く事ができずに、外を回る形になったんですが、結構ね内で窮屈になった馬も多かった事を考えれば、これはこれで良かったんじゃないかなと思うんですよね。ですから、まぁ道悪が得意なこの馬にとっては、もう少しね雨が降って馬場が渋ってくれた方がより良さが出せたんじゃないかなとは思います。 |
5.ナムラフランク | 内枠なりに3番手のイン。ペースは速くなく、位置取りとしては申し分なかったんですが、前の2頭とワセダタンクに囲まれて、さらにカンザシが外から差して来て、ずっと持ったまま。一度として追えませんでした。昇級戦の前走4着でクラスに目処を立てて、テンションを考えて間隔を空けての出走だっただけに勿体ない競馬になってしまいました。競馬をしていないので、これは消耗も少ないと思いますし、次走は巻き返し濃厚だと思います。できれば外枠が理想。タイムランクはEだったんですが、走っていないんですからこれは関係ありません。 |
8.アクートゥス | デビュー2戦目のアクートゥスが逃げ切りました。1着アクートゥス、前走経験馬相手のデビュー戦で5着。道悪に脚を取られていました。スピードの生きる芝で、逃げた事で能力全開。パドックで1番後ろを周回して落ち着かせて、西塚騎手による前走比2キロ減もプラスに働きました。詰め寄られても、危なげはなくてルーラーシップ産駒の牡馬で、良い意味で軽さがあります。今回が中1週だったんで、間隔を空ければ上でも通用する、そんな器です。距離が伸びて1600mになっても問題ありません。 |
10.タツダイヤモンド | タツダイヤモンドはまぁ前走ですね、逃げて4着でした。今回は控えるレースで、折り合いをつけて、まぁ見事な勝利でしたね。この辺りはですね、藤岡康太騎手の連続騎乗の妙という所でもあるんですが、これは今後に繋がる良い勝ち方です。父はサトノダイヤモンドです。 |
8.ショウナンカブト | 2着のショウナンカブト、1回東京の新馬戦4着時はかなり太かったです。そして、4キロ絞れた前走の中山戦で2着。今回はさらに4キロ絞れて、連続2着でも走破時計を短縮しています。馬体的にはまだ絞れる余地を残していて、そう無理もしていないので、今後は良くなる一方だと思います。勝ち馬から0秒8離され、タイムランクはC相当になるんですが、まぁ次走が仮に骨っぽい相手が出てきても勝てそうです。 |
12.キャルドーン | 1番人気のキャルドーンは7着でした。包まれてコーナーで動けなかったんですけども、そもそもコーナリングがあまり上手くなかったですね。さらに直線半ばで苦しくなっており、中山が合わない上に距離も長かったのだと判断します。次も中山1800mだと厳しそうなんですが、東京なら巻き返す可能性は十分にあります。 |
11.ウインアイオライト | それからウインアイオライトですが、2番人気で10着でした。2番手から早々と手応えが怪しくなってしまいましたね。7月の札幌、2歳新馬戦以来の出走だったんですが、ウインカーネリアンの全妹という血統面だけで言いますとね、2400mは長かったのかもしれませんね。 |
1.フミバレンタイン | この馬前走初めてのダート戦で4着。今回も同じダート1400mに出走して来て、着順を上げて来たんですが、まぁ手応えほど伸び切れずゴール寸前で差されてしまいました。前走もそうだったんですが、行きたがる面があってまだ折り合いは完璧とは言い難いです。次走はですね、1200mに距離を詰めてくる可能性もあるんですが、かかるタイプは本質的に芝向きと見ていますし、芝でもですね、脚の使い所が難しかった馬です。さらに、ダート2戦ともに自身のタイムランクはE相当になりますからね、着順はあまり鵜呑みにしない方が良いと思います。 |
2.デュードメール | 芝の部分でスタートダッシュがつかず、ダートに入ってからも最後方で追い通しだったんですけども、直線での伸びは目立ちました。このレースのラスト200mが12秒8で、その区間でかなり差を詰めているので、自身は12秒台の前半ですね、ラスト200m。最後方で追い通しになっていながら、最後は伸びるという事は距離が短いか、気性に何か課題があるかのどちらかだと思うんですけども、以前のJRA在籍時から調教では動いていた馬です。今回の直線での脚も含めて、能力は示していて、次走も人気にはならないはずなので注意したいですね。 |
3.イエヴァンポルッカ | 1番人気11着でした。揉まれた事も敗因の1つだと思いますけれども、それ以上に函館までの直前輸送が堪えていた印象ですね。まぁ次走人気が下がるようなら、むしろ狙ってみたいと思います。 |
6.インディゴブラック | インディゴブラックが初めてのダート2400mで逃げ切りました。その1着インディゴブラック、中京ダート1900mの未勝利戦をAランク、東京ダート2100m不良馬場の1勝クラスをBランクで楽勝した実績があります。気性に難しさがあり、自分の形に持ち込めないと脆いタイプなんですが、今回は休業効果と調教を軽めにした効果で、気分良く逃げられました。前3戦で芝を使って大敗していたんですが、再びダートに戻した事が、馬が自信を持って望めた要因かもしれません。完全タイム差のマイナス0秒7は優秀です。実績の薄い右回りも不問でした。気分を損ねないような使い方をしてくるはずで、ダートの長めの距離なら上でも通用するはずです。 |
3.レッドバリエンテ | レッドバリエンテが1番人気に応えて勝ち上がりました。1着レッドバリエンテ、力強いストライドで伸びて、重馬場の2200mで上がり600mの推定タイムは34秒9。強かったです。Bランク対象は4馬身差圧勝の勝ち馬のみ。中京2200mはこれで3勝・2着1回。内2勝が「稍重」と今回の重馬場です。ディープインパクト産駒でも、母の父がMr. Prospectorの直仔で、前捌きの硬い馬ですから、パンパンの良馬場よりも柔らかい馬場が向いています。今回は相手関係を含めて、条件が揃っていました。3勝クラスも通過の素質はあるんですが、次走が高速馬場とか右回りの場合、本命を打つまではどうでしょうか。中京開催は夏までないので、多分東京を視野に入れてくるはず。その東京コースは、「稍重」ぐらい丁度良いと思います。 |
11.キングズパレス | 今回メンバーに恵まれたのは確かです。また2000mの少頭数にしては、ペース補正が入らなかったように、ペースも流れていました。前との差が詰まりやすい展開も味方したんですが、3コーナーからの行きっぷりは特別で、直接入口では先頭に並びかけて、残り200mでは抜け出して4馬身差。強かったです。東京ではプリンシパルステークス2着はあっても、サンストックトンとかバラジなどのこういった所に機動力の差で負けて来た馬ですが、今なら射程内に捉えられる、そんな気がします。本格化の兆候がうかがえたので、これは3勝クラスも突破しそうです。 |
6.グランヴィノス | 一方、1番人気グランヴィノスは6着、2番人気コスモサガルマータは11着でした。これ不利受ける馬が多い中、グランヴィノスは不利受けなかったんですよね。でまぁ、能力的には相当高いと思うんですが、あえて敗因を言うなら、初戦は超スローペースで今回は遅いとは言え、そこそこ流れた事で脚が溜まらなかったと思うんですが、本当これで終わる馬ではないと思いますしね、まだまだ次期待したいと思いますね。 |
11.スキルヴィング | スキルヴィングが距離延長に対応して2勝目を挙げました。スキルヴィングの勝ちタイムは2分24秒8です。2月の東京開催の3歳馬の2分24秒台走破というのは、これ史上初です。普通に考えてもですね、これは5月の青葉賞レベルです。父はキタサンブラックです。筋肉の柔らかい馬なんですが、まだ緩さも残りますね。それだけにですね、今後の成長が非常に楽しみです。 |
12.ラフルオリータ | 2着のラフルオリータ、このレースに出走し1番人気で5着のグリューヴルムの半姉にあたります。こちらは人気薄だったんですが、軽いハンデと距離延長。前で流れに乗れた事で一変しました。中央再転入時に現3勝クラスのキングスフィリアを千切って勝った事があります。従って、フロックではありません。 |
14.ローズボウル | 4着ローズボウル・5着グリューヴルム、良馬ともに近走のタイムランクからしたらこんなモノではないでしょうか。今回は勝ち時計が速すぎました。バテた訳ではなくて、能力を発揮しているんで、評価を落とす必要はないと思います。 |
6.トモジャケーヤ | 2着のトモジャケーヤ、2走前に「稍重」ダートの新馬戦で2着。前走は良馬場のBランク決着で6着。今回は再び湿ったダートで着順を上げました。Cランク相当ですが、今後も水分を含んだダートで上位を狙えます。 |
13.メイショウホウセン | 3着メイショウホウセン、休養明け・体重増は成長分だと思います。前走の新馬戦はダート1800mで失速。距離を短縮して調教の良さが生きて来ました。経験が浅いんでね、まだ良化の余地があると思います。 |
1.ポワンキュルミナン | 1番人気3着でした。スタートは今までより速くて、中団待機からマクって4コーナー2番手と、見せ場は十分だったんですが、ダート1800mで前に行けない馬を注目するのはリスキーだったと思います。一部で馬券対象だから「3」で良いんじゃないかという声もありますが、レースぶりからは「2」ですね、これは。 |
10.サイモンザナドゥ | そして1番人気のサイモンザナドゥが2着でした。勝ち馬から2秒差と大敗ですね。自身の中京ダート1900mの持ちタイムは短縮していませんから、2着という着順は鵜呑みにはできないと思います。 |
2.アルーリングビュー | そしてアルーリングビューは1番人気で5着でした。出遅れはすぐにリカバリーできたんですが、あの形から伸び切れなかったのは、案外でした。これ瞬発力の差なのか、1600mの距離が長いかなんですが、お母さんは1200mで4勝しました。この血が濃いとですね、今後短距離路線にシフトしてしまうかもしれません。 |
1.ファベル | 昨秋の福島芝2600mの磐梯山特別2着以来の実戦でした。当時の勝ちタイムはEランクで、今回は中距離に短縮して速い時計の勝負に対応したのが収穫でした。まぁただ、牡馬にしては小柄で、休んでも馬体に成長がなくて、パドックでもチャカチャカしていました。ディープインパクト産駒らしいと言えば、そうなんですが、これまでの実績は別にして、距離はこのぐらい。長距離よりも中距離の方が良さそうにも思えました。いずれにしろ1勝クラスの馬ではないのは確かです。次走も本命候補だと思います。 |
12.サトノレーヴ | サトノレーヴはこれで4戦3勝です。4月の中山芝1600m、経験馬相手の3歳未勝利戦で1着。夏の函館で1200mに距離を短縮して2着・1着していました。この2走は時計を要する馬場、道悪でしたが、今回は良馬場にも対応しました。先行して0秒3差の楽勝です。ロードカナロア産駒で半兄にハクサンムーン、これら2頭は2013年のスプリンターズステークスで1着・2着だった訳で、スプリンターズステークスの行われる週に勝たなければいけない、そんな血統でもありました。札幌からの帰厩後に熱発。それで勝った事から伸びしろは大きいと思います。順調ならオープン入りは確実な器です。体質とか大型馬で脚元などに心配は残るんですが、出走して来れば大丈夫として対処して行きたいです。 |
15.メイショウドウドウ | 道中は中団より少し後ろのインで折り合って、直線で外。8歳馬と思えない持続力ある脚でまとめて差し切りを決めました。これまで2着が9回あって、芝1400mでの勝利は初めてです。アグリの3着とか、ヨシノイースターの2着などがあって、このメンバーでは戦っていた相手が違ったんだと思います。まぁ調教量からは急仕上げの懸念もあったんですが、これはキャリアを重ねて馬が自分で体を作っているのかもしれません。馬場状態を踏まえれば、時計も評価できます。上のクラスでも注目です。 |
1.アイアンムーン | そして2着が2番人気のアイアンムーンでした。2着のアイアンムーンは3着・2着と来て、今回また2着なんですが、馬群に入れて折り合わせて、直線も良く伸びていました。まぁこの馬でも完全タイム差はマイナス0秒5。中1週が2戦続いたので、まぁ詰めて使わなければもう順番待ちのレベル。そんな感じです。 |
6.エーデルサンライズ | まず3着のエーデルサンライズ、勝ち馬をマークして相手の動きに合わせて進出して、非常に力強いレースしましたよね。一旦は劣勢になりましたけれども、ゴール前で盛り返すように伸びました。今の体を維持できれば、次走も上位候補です。 |
10.ケイアイセナ | 2着のケイアイセナは速すぎず、遅すぎずの良いペースで逃げて粘りました。高速馬場で恵まれて逃げ粘ったという内容ではないので、次走も有力ですが、次走が小倉ですとね、逆にマイペースの逃げに持ち込めるかどうかという事になって来ます。 |
11.アスクビックスター | 4着アスクビックスターは序盤で位置を取りに行った事で、これ馬が力んでしまいましてね、上手く折り合う事ができませんでした。これはこれで仕方ありませんしね、まぁ次走普通に逃げるか、馬の後ろで脚が溜まれば上位争いになっても良いでしょう。 |
6.インプロバイザー | 2着のインプロバイザーは超ハイペースを3番手で追走し、早めに先頭に立つとこの馬は気を抜くので、追い出しを待ってそして追って伸びました。超ハイペースを追走して追い出しを待つ余裕がある訳ですから、ブリンカーの効果もありますけども、能力は高いですね。次走も有力です。 |
6.ピースオブエイト | それから5着のピースオブエイト、2番手で持ったまま。あの手応えで伸び切れなかったというのは、ちょっと案外でですね、前も交わせず、後ろに差されるという不甲斐なさでした。これは気性的なモノで、どうも全力疾走してない、そんな感じありますよね。タイム分析で触れて、案外だと。「不甲斐ない・気性的なもの・全力疾走していない」とかなり辛辣な言い方しましたけれども、ムルザバエフ騎手はね「他馬を気にして伸び切れなかった」と、まぁそういうコメントしてるんですよね。確かに、この馬毎日杯が逃げ切り勝ちだったように、確かにそういう面があるのかもしれません。そうだとしますとね、この力み気味の行きっぷりの良さというのは、他馬から逃避したい気持ちの表れとも言えまして、これはね私の希望的な見解なんですけれども、思い切った待機策というのを取ってみてね、そういう大胆なレースをしてみる価値あると思うんですよね。馬込みを避ければ、凄い脚を使う可能性があると、そこに賭けてみたいと思います。 |
11.アライバル | そして2着が2番人気のアライバル、3着は6番人気サトノヘリオスで、ここまで3頭が皐月賞への優先出走権を得ました。2着のアライバルはスムーズではなかった京成杯とは違い、押して行って2番手でスムーズ。ただ、それでも追い出してからエンジンが掛かるまで時間がかかり、その分届きませんでした。ちょっと脚元に不安がありまして、そのためレース間隔をあけています。京成杯で賞金を加算できていれば皐月賞に直行だったと思われますが、スプリングステークスを使わざるを得なくなったので、権利は取りましたけども皐月賞は回避するようなんですが、距離が伸びてスタミナ勝負になれば強いと思います。個人的には菊花賞の有力馬だと思っています。 |
3.トリップトゥムーン | 内枠で出負け。後方待機から内めを少しずつ上がって行って、4コーナーの手応えは十分。しかし、馬場の良い外に出す際に、前の2頭に挟まれてモロにブレーキを踏む不利がありました。その後もジリジリと伸びて、2着馬からは半馬身差。スムーズに進路が取れていれば、2着はあった可能性があります。昨夏の小倉ではエイシンスポッターの0秒1差2着。マッドクールの6着など、上位の実績がある馬です。同じ休み明けでも、12着の前走小倉戦よりも、明らかに内容が良かったので、次走辺りチャンスもあると考えます。中京戦2着の実績もあって、左回りの新潟でも大丈夫です。 |
4.クインズプリーズ | 4着のクインズプリーズはJRA再入厩後、ダート1000mで連続4着です。もう少しね距離があった方が、脚が溜まりそうな気がします。 |
5.ペプチドタイガー | ペプチドタイガーが8馬身差で圧勝です。ペプチドタイガーは序盤の先行争いから一旦引いて、6番手辺りになっていましたが、3コーナー手前から追い上げて3コーナーでは先頭。しばらく内のポテンザと併走になりましたが、直線入り口で先頭に立つと突き放しました。色々な条件を試して来ましたけども、ダート短距離がベストだったと言える圧勝ですね。まだね砂を被る展開になった事がないので、揉まれた時の不安はありますが、能力は1勝クラスでも通用します。 |
10.ジャスリー | その後1番人気ジャスリーが4着でした。ジャスリーはですね、スムーズに追い上げたんですけれども、直線で伸びを欠いていて、距離が長かったと思います。デビューから3走続いて1600mだった後の1800mなんですけども、1週前にですね東京1400mを抽選で除外になっています。距離短縮の予定が、逆に延長になった訳ですから、ちょっとまぁ想像できる範囲の負け方で、次走も1800mだと厳しそうなんですが、距離短縮なら巻き返せると思います。 |
8.キタノヴィジョン | そして最後の最後に飛び込んできた3着キタノヴィジョン。キタノヴィジョンは前の決着を追い込んだのは、価値が大です。自身の上がり推定は、レースの上がりを1秒2も上回っていました。前走の阪神仁川ステークスの7着は、直線と捌けない不利が大きかったと思います。ペースに関わらず、末脚に確実性が出てきました。これは回りを問わず、警戒が必要です。 |
13.ハイアムズビーチ | 2番人気3着でした。スタート直後に隣の馬と接触して、中団からの追走となったが、それでも直線差を詰めて3着。今回は危険馬としたが、力のある事を再認識させられた。 |
5.グローバリスト | 5番人気8着でした。短距離向きで、しかも短距離でも前に行けるスピードがあるので距離短縮でという狙いでした。で、もくろみ通りに1200mに出走して来たんですけども、伸び上がるようなスタートで隣の馬と接触して、その後はもうジョッキーが全く行く気を見せず、後方待機。短距離でも行けるスピードはあると今でも信じていますから、皆さんにオススメは特にしませんけども、私は次走も買います。短距離ならですけどね。 |
10.パサージュ | 3着パサージュ、今回はデビュー戦。外傷でデビューが遅れました。400キロに満たない牝馬で、仕上がり良く馬体を維持できれば上位候補に入ります。ローカルの平坦コースで注目したいです。 |
6.タイセイマンボ | 2着以下は勝ち馬から3馬身半以上離された。2着のタイセイマンボは先行馬を見る位置の内で追走し、前の2頭の外に出してからはしっかり伸びましたが、勝ち馬には引き離されました。と言っても新馬戦からかなりタイムを詰めていますし、恵まれた内容でもないので、次走も有力です。 |
10.セラフィックコール | セラフィックコールが2着馬に8馬身をつけての圧勝でした。ヘニーヒューズ産駒、セラフィックコール。2番手から上がり600m最速で8馬身差、ワンサイドゲームでした。ただ、まだねフワフワ走っていまして、ポテンシャルを最大限に発揮した、そういう訳ではありません。 |
6.メイショウクリフト | 1番人気2着でした。好スタートを切り、好位へ。この時点で前走とは違ったし、遅くない流れで早めに動いて伸びている。展開次第の馬ではなく、私の見立て違いでした。 |
12.サウンドブライアン | 2着以下は好タイムではなくて、2着のタマモダイジョッキ・3着のサウンドブライアンは1400mにしては、速くない流れを前の方に行って流れ込んだという内容ですね。まぁ次走に関しては、組み合わせ次第で、平均以上のメンバーだと楽ではないと思います。 |
1.ジャスティンパレス | 勝ったのはジャスティンパレスでした。内で脚をじっと溜めていて、直線で進路ができてから鋭く伸びましたね。ボルドグフーシュとの比較で言うと、スローペースからの瞬発力勝負では上回れましたし、休養明けでね、いきなり力を出せるかどうかという点でもこちらが上だったという感じですね。これつまり、距離が違うんですけども、昨年の神戸新聞杯と似た状況と似たレース展開になった。それによって先着したという見方は可能ですね。昨年の菊花賞のような、まともなスタミナ勝負になるとボルドグフーシュにちょっと敵わないかもしれないんですが、今年ね春の天皇賞は本来の京都に戻りますね。京都の芝コースが以前とは別物になっているとか、いうことがない限り瞬発力が生きるコースという点で、こちらが有利かもしれませんね。 |
3.タイトルホルダー | 勝ったのはタイトルホルダー、久しぶりにこの馬らしさを見ました。そのタイトルホルダー、有馬記念時の追い切りは5F67秒9でしたが、今回は64秒1。反応・切れ味ともに本来の姿に戻っていました。ここまで良くなればしめたもの。改めてリズムに乗った時の馬の強さ、それから無駄な面が全くない正確なフットワーク。この馬の真骨頂を見た思いがします。天皇賞・春の連覇は多分有望だと思います。阪神大賞典の上位2頭が、まぁ当面の相手だと思うんですが、新たなライバルとして魅力ある存在は、これもまたオルフェーヴル。サウジアラビアのレッドシーターフハンデ、3000mを楽勝したシルヴァーソニックかもしれません。 |
5.アイアンバローズ | その後4着がアフリカンゴールド、5着ディープボンドでした。それから5着のディープボンド、私の注目馬でしたけどね、馬場が合わないとか展開が不向きとかではなくて、これは力負けだと思います。で、この馬自身が衰えたという風には思わないですけども、勝った一昨年や昨年と相手の強さ、具体的には現4歳世代ですね、ここの強さが違いましたね。これは昨年2着で今年7着のアイアンバローズにも同じ言が言える、去年とはちょっとレベルが大分高かったという気がします。 |
6.アスクビクターモア | アスクビクターモア、まさかの9着でしたね。今回は痛恨の出遅れが全てという事でしょうね。その後は道中の進み、伸びて来なかった面など、能力の半分も走れていません。馬場も影響していると思えるんですが、調教で舌をこしていた辺り、気性的な難しさが出て来ているとしたら、少し厄介な印象もあります。 |
7.ディープボンド | その後4着がアフリカンゴールド、5着ディープボンドでした。それから5着のディープボンド、私の注目馬でしたけどね、馬場が合わないとか展開が不向きとかではなくて、これは力負けだと思います。で、この馬自身が衰えたという風には思わないですけども、勝った一昨年や昨年と相手の強さ、具体的には現4歳世代ですね、ここの強さが違いましたね。これは昨年2着で今年7着のアイアンバローズにも同じ言が言える、去年とはちょっとレベルが大分高かったという気がします。 |
9.ヒュミドール | そしてクビ差の2着がヒュミドールで、オルフェーヴル産駒のワンツーでした。2着のヒュミドールは4コーナー最内から1頭だけ内を回って来ました。コース取りが良かったとは言えですね、上がり600mは勝ち馬に次ぐもので、これはスタミナがなければできない芸当です。勝ち馬もそうですけれども、現代のステイヤーに必要なですね、まぁ瞬発力も兼備していますね。 |
11.ディアスティマ | 人気のディアスティマは3着でした。ディアスティマは1番人気で9着だったステイヤーズステークスは力んで逃げていましたが、今回は気持ち良く折り合えていました。逃げなくても馬券圏内に残れたのは収穫。6歳でもステイヤーとして底が割れていません。 |
12.ブレークアップ | 3着がブレークアップでした。ブレークアップですね、美浦から栗東に転厩しまして、今回がその初戦だったんですが、長く良い脚を使って、さらに最後はもうひと伸びしてボルドグフーシュとの差も詰めています。長距離適性は高いですね。天皇賞でもちょっと侮れないように感じました。 |
13.ボルドグフーシュ | そして2着ボルドグフーシュ。今回、このレースを勝つ事だけを考えたらですね、コーナーで上がって行った時に2番手の外でストップせずに、一気にマクり切った方が良かったと思うんですけどね、本番ではないですね。しかも川田騎手、この馬初めて乗る訳ですから、前哨戦らしい乗り方をした結果、瞬発力ではジャスティンパレスには劣ったという2着だと思います。天皇賞では違う乗り方をする可能性がかなりあるはずですから、それによって結果がどう変わるか楽しみですね。 |
14.マテンロウレオ | その後4着は4歳馬マテンロウレオ、力を見せましたね。4着マテンロウレオは3番手からの流れ込みだったんですが、昨秋に戦列復帰後は一度も凡走がなくて、常に気の張った競馬ができています。今の状態維持すればね、G2くらいならチャンスはあると思います。 |
15.エンドロール | 前走は今回と同じ中山芝2500mの潮来特別で2着。馬場差とペースの違いはありますが、走破時計は昨年の有馬記念よりも0秒6速かったです。今回の勝利も有馬記念より0秒1速いんです。前走より流れが速かったのもあるんですが、前走がハンデ戦の54キロで、今回は定量の58キロだった事を加味すれば、これは地力強化の証明と言えます。東京2400mで未勝利・1勝クラスを連勝。その後、不振が続いたんですが、中山の長距離で蘇りました。差し馬でも内を突けるのが特徴です。まぁ、3勝クラスでも上位候補。瞬発力よりも、持久力勝負に長けているのは、父の父マンハッタンカフェの影響でしょうか。 |
17.アフリカンゴールド | その後4着がアフリカンゴールド、5着ディープボンドでした。アフリカンゴールドはハナを主張しましたね。その後スローペースに落として、しかし直線までは待たずに、早めにペースアップした事で力を発揮する事ができたと思います。まぁ3000m久しぶりでしたけどもね、合ってるんだと思います。 |
6.ディアサクセサー | 今回が5ヶ月半ぶりで、3戦目です。初めてのダートでした。昨秋東京芝2000mの新馬戦で14着と大敗したんですが、1着ミッキーカプチーノ・2着フリームファクシの鞍でした。栗東松永幹夫所属で5番人気だったように、厩舎側の期待度の高さが分かります。2戦目の阪神芝1600m戦では4着に食い込んでもいました。モーリス産駒の巨漢な牡馬。14キロ増の馬体は成長分だと思います。二の脚の早さで先手を取ると、マイペースに持ち込んで上がりの速さで7馬身差。楽勝でした。全体に荒削りな走りに見えたのは、キャリアの浅い分だと思います。まぁそれだけ伸びしろが大きくて、走破時計も先週の福島ダートでは、水準レベルに達していました。使った良化度を加味すれば、1勝クラスでも通用しそうです。 |
6.コンスピキュアス | そして1番人気で11着のコンスピキュアスなんですけども、直線入り口では先頭に並びかけていて、手応えも悪くなかったんですが、ハミにぶら下がって体が伸び切っているので、追って伸びないですね。以前からこういう走りだったんですけども、以前よりさらにこう前のめりの姿勢になって走っているので、何か対策が必要だと思われます。 |
2.ブライアンセンス | 2着ブライアンセンスは勝ち馬に真っ向勝負挑んで、最後までしぶとく伸びてハナ差まで迫りました。内容的には勝ちに等しいですし、こちらは次走勝ち負けになりますね。 |
5.ブレイゼスト | 2着のブレイゼストは7番人気でしたが、同じ東京ダート1600mの2歳未勝利戦を6馬身差で勝った馬です。勝ち馬とほぼ同等のレースをして、通用の能力をアピールしました。2ターンの中山も問題ないと思いますから、次走も上位候補です。 |
7.ペンティメント | ペンティメントがハナ差で競り勝ちました。ペンティメントは出遅れた新馬戦とは違って、互角のスタートを切り、二の脚もついて無理なく先行集団に着きました。直線入り口で内が開いたところに入って、追い比べで競り勝ちましたね。このコース取りは上手く行ったという感じですけども、タイムは優秀です。馬群に入って砂をかぶっても平気なので、1勝クラスでも上位候補となります。 |
16.アルナージェイン | 2着のアルナージェイン、前走中京芝1600mの未勝利をAランクで逃げ切り勝ち。今回は前半800m45秒7のハイペース。これを3番手で引っ張り切り、前を行く2頭を10着・4着に沈めた所を勝ち馬に差されました。まぁ勝ち馬に0秒2差で、この馬もBランク相当です。リアルスティール産駒の牝馬で、3代母はダイナカール。馬体減は絞れたもので、内容は強くて、次が勝機だと思います。1400m辺りに短縮なら、さらに良い。そんな感じもあります。 |
3.パクスオトマニカ | 5着のパクスオトマニカですね、スタートで躓いた事で後ろからになって、今までと違うレースになってしまったんですが、外を回って脚は使っています。勝ち馬と一緒に上がって来て、突き放されてはいますが、コーナー4つのコースで本来の先行策ならもっと走れると思います。 |
3.リーチザアマゾネス | これ実は初ダートだったんですが、1番人気になりまして楽な感じで逃げていましたが、直線でバッタリ止まりました。初ダートで1番人気になった理由は、恐らく調教で動くからなんですけども、この馬が抜群に動く調教コースは、ウッドチップコースでダートではありません。ただ、まぁダートは合っていないと思いますけども、それよりもこの馬が苦手なのは、直線の坂だと思います。何しろ調教で動くので、阪神芝の新馬戦でも1番人気になって、直線で伸びそうな格好をしていましたけども坂の上りで伸びませんでした。そして今回も直線の坂での失速が激しかったですね。平坦コースの芝に出走すれば、一変する可能性があると思います。 |
3.セレクティオ | 2着のセレクティオは、超スローペースの逃げだった前走は上がりが速くなりすぎて、離されましたが、平均ペースの3番手で運んだ今回は、伸び負けしませんでした。展開不問で、タイム面でも走るごとに前進しているので、次走も有力ですね。 |
3.ボタニカルガーデン | 2着以下は離された。2着ボタニカルガーデン、先行勢を勝ち馬が潰したのを乗じての2着で、勝ち馬から6馬身離されていました。これまでの戦績からも、このぐらいは走れる馬です。ただ、メンバーが軽くならないと勝つまではどうでしょうか。 |
1.ケイアイクビラ | 3着のケイアイクビラはスタートは早くなかったんですけども、押して前に行き粘りました。ただ、外枠だったのでスタートが遅くても、その後前に行けましたけども、次走も同じように前に行けるかどうかは半信半疑です。 |
15.スズカコーズ | 前半の600mは34秒1で、やや速いラップの中2・3番手でリズム良く運んで、4コーナーの手応えもね、ご覧のように良かったんですが、最後の直線に向くと周囲にいた1・2着馬にあっさりと突き放され、最後はね失速して後続にもちょっと接近されたんですよね。その点はね、結構前走と同じで、結局距離が1200mでも1400mでも追ってから味がない感じがしましたね。その点は大いに気になります。これで2戦連続の3着で、しかも今回は1番人気の3着ですからね。次走極端に人気が下がる事は考えにくいと思いますし、次走も人気ほど堅くないと見て、今回危険馬として選びました。 |
1.シルヴァーデューク | 4着は2頭同着でした。シルヴァーデュークとトーホウガレオンです。まずシルヴァーデュークは内枠を味方に差のない競馬はできています。デイリー杯2歳ステークス4着時が3着ショーモンと0秒1差だったんで、比較上これくらいは走れるという事です。自己条件では首位候補に挙げられます。 |
6.エルトンバローズ | エルトンバローズが初めての1600mで勝ち上がりました。1着エルトンバローズ、ここまで4戦して2着3回、唯一着外だった2走前の9着は左回りの中京で、ズブさを欠いていました。また、距離の2200mも長かったです。半兄のドグマ・半姉のカバーガールは短距離で活躍。1800mでも安定していたんですが、今回は1600mへ短縮で、切れ味を増した印象があります。馬場差の違いはあるんですが、前日のG3アーリントンカップを0秒2上回る優秀な内容。昇級しても1600mならいきなり首位候補に挙げられる馬です。 |
2.マイネルラウレア | マイネルラウレアは14着でした。スローの経験しかなかったのは、シャザーン同様です。ただ、馬を初めて見たんですが、挫跖とか筋肉痛があった影響でしょうか、馬体の張りが不足していた、そんな気がします。 |
3.ドットクルー | 3着ドットクルーはアルメリア賞・今回と2戦連続で阪神1800mを1分46秒台で走破した事を評価したいと思います。少しレベルの低い重賞とか、オープン戦ならチャンスはあります。 |
6.サトノグランツ | サトノグランツが距離延長に対応して連勝です。そのサトノグランツですね、ペースが速くなった4コーナーでは追い通しになっていて、直線に入った所で前との差が開き、外に並んで来たブレイヴロッカーの方が勢いは良かったんですが、そこからしぶとく伸びて勝ち切りました。いかにもステイヤーという走りで、スタミナを活かせる条件でスタミナを活かす乗り方をすれば、オープンでも通用しそう。先の話ですけど、菊花賞に出走できれば期待できると思います。 |
9.マキシ | それから3着のマキシ、タイムランクAで未勝利戦を勝ち上がったんですが、デビュー3戦目の今回、少しテンションが上がってしまい、スタートを含めて良いリズムで走れませんでした。ラキシスの仔ですからね、まぁ奥手のイメージです。 |
10.ファームツエンティ | ファームツエンティが追い込みを決めました。その1着ファームツエンティ、ここまで5走の内、2着・3着が2回ずつ。前走3着後に疲れが出て短期放牧明けでした。リフレッシュして仕上がりが良かったです。中盤が遅くてペース補正が入ったんですが、上位馬は中団より後ろの組。この馬も2着馬と並んで後方に位置して、外回りの直線一本で差し切りました。2000mでは少しジリっぽい印象もあったんで、長距離が向いたんだと思います。戦って来た相手からは順当勝ち。ただ、青葉賞辺りだとスケールがどうでしょうか。まぁ自己条件の長距離戦なら上位候補です。 |
2.ロフティーイデアル | 2着のロフティーイデアルと3着のフィールザクラウンも初ダートでした。勝ち馬にかなり離されて、好タイムではないんですけども、ダート適性の高さを示したと言えます。 |
11.キャロルビアンカ | 4着のキャロルビアンカは3着からさらに4馬身離されました。先行力はあるんですけれども、現状はですね持ち時計が詰まって来ないですね。 |
3.レッドランメルト | 10着のレッドランメルトですね、折り合いがついて、良い形でレースを進める事ができたんですが、まぁそれも引っ張っている内だけで、追ってからは道悪のですね、巧拙の差が出ました。つまり敗因は馬場です。 |
12.ヤマニンサルバム | そして山本さんの注目馬ヤマニンサルバムは7着でした。まぁあれだけ引っかかっちゃったらキツいですよね。ただ、まぁ2000mでポンポンと勝って来ましたけどもね、やっぱり本質的には1600mはちょっと短いかもしれないけど、1800mとかそっち側の方が適正が高い馬なのかなという印象は受けますね、今回の感じだと。 |
2.アヴィオンドール | デビューがここまで遅くなった530キロの大型馬らしく、もっさりとしたスタートで序盤は最後方でした。3コーナー過ぎから少しずつポジションを上げましたが、仕掛けている感じではなく、直線に入って態勢を整えてからゆっくりと追い出しましたけども、ようやくエンジンがかかった辺りでゴールを迎えました。未完成なのか、仕上がり途上なのか、この体の大きさの割には追ってからストライドが伸びていないんですけども、馬っぷりが良く、かなりの潜在能力があると思います。そして、兄のフィエールマンもですね、3歳デビューで、菊花賞がまだ4戦目でした。晩成血統だけに、今後の成長余地は大きいと思います。 |
9.ハードワイヤード | 3着のハードワイヤードは超ハイペースの先行で粘っており、高い評価が妥当ですね。 |
3.ベスビアナイト | 4着のベスビアナイトは大外枠で出遅れましたがね、長丁場ですから体勢に影響はなかったと思います。今回は11走ぶりですね、再びにブリンカーつけて来ました。まぁズブい馬なんですが、長距離で結果を出していましたし、今回は最後まで集中して走れたようです。 |
8.スタッドリー | あとスタッドリー、3番人気で10着でした。かなり行きたがっていましたね。途中から馬任せてに行かせたんですが、流石に収まりがつかなかったです。敗因は明白ですから、今回は参考外で良いですね。 |
15.シルブロン | その後が1番人気シルブロン3着でした。シルブロンはまぁレースの形としては申し分なかったんですが、坂上で力尽きました。2着から2馬身差は決定的な着差に映ったんですが、これがスタミナの問題なのか、昇級戦で初めての重賞だったという事なのか、ちょっと判断には迷わされます。 |
2.モリアーナ | その後クビ差4着がモリアーナです。4着モリアーナはエエヤンを目標に、4コーナー手前からスパート。結果、早仕掛けになったんですが、裏を返せば速い脚が長続きしない事の証明でもあります。まぁ遅い流れで瞬発力を生かす。そういったタイプだと思いますね。 |
3.ウンブライル | その後2着がウンブライルでした。2着ウンブライル、クイーンカップ6着はズブさを見せたので、調教でチークピーシーズ、実戦でブリンカーと対策を講じてきました。その効果で、集中力が出て流れを味方にしぶとく伸びて来ました。ステルヴィオの全妹、決着時計が速すぎなければ牡馬相手のG1でも印を打っておきたい馬です。 |
4.ショーモン | そして僅かに遅れた3着ショーモンでした。3着ショーモンは、前走1勝クラスを太め残りで1着。今回は8キロ絞れて、好気配でした。スタート後の前進気勢が強くて、200mほどユリーシャと競り合いになった事を考えると、強い内容です。G1でも戦える能力はあるんですが、どうしても前で戦う事になりそうなんで、東京では目標にされる分がどうか、そんなところですね。 |
6.エエヤン | 勝ったのはエエヤンでした。1着エエヤン、中山1600mに転じて3連勝。東京の2戦目、1800m戦ではガツンと引っかかっていたのが、折り合う事を覚えて距離を短縮してから一気に台頭して来ました。今回は体重減を少し心配したんですが、馬体を見ても細くはなかったですし、落ち着きもありました。シルバーステート産駒の牡馬、地方所属からJRAのクラシックを目指した、プレイアンドリアルの半弟で、切れも勝負根性も上質なモノがあります。今なら東京でも折り合えるはずで、G1のNHKマイルカップも有力候補なんですが、あまりにも中山に特化している。そんな面が心配にもなってきます。 |
8.セッション | アタマ差2着がセッションでした。2着セッションは半兄ソウテンと母のミスドバウィが1400m以下で3勝と4勝を挙げています。この2戦の2000mから1600mへの距離短縮はプラスとなりました。ショーモンを交わすタイミングが少し早くて、2着争いは接戦となったんですが、今後もマイル路線での活躍を保証して良いと思います。 |
9.ナヴォーナ | 7着ナヴォーナ、1回東京での新馬勝ちは切れに切れた印象がありますが、今回は相手強化の上、一転してハイペース。脚元がパンとしないので、牡馬にしては調教も軽かったです。さらに外を回った事までを考慮すると、7着でも0秒4差は上々。シュネルマイスターの半弟にあたるロードカナロア産駒。将来性は恐らく1番ではないでしょうか。長い目で見て行きたい、そんな1頭です。 |
10.オオバンブルマイ | 朝日杯からきっちりと巻き返したオオバンブルマイが見事勝利を挙げました。1着オオバンブルマイの朝日杯フューチュリティステークスは出遅れて0秒6差7着でした。これをどう取るかで、自分はビアンフェの甥に当たる血統からも、適距離は1400mと踏んでしまいました。これは結果的に間違いでした。ハイペースの1600mを差し切ったんですから、距離不安は存在しません。まぁスタートを決めたのと位置取り、武豊騎手も見事でした。京王杯2歳ステークスの覇者です。東京1600mも条件に不足はないと思われ、超高速馬場にでもならない限りは、上位に絡んで来そうな事は確かですね。重賞回顧で述べたように、NHKマイルカップでも有力候補に入って来ますが、今回の勝利は別としてディスクリートキャット産駒、祖母ルシュクル。この短距離向き配合がどうしても頭の隅によぎって来ます。まぁスタートの上手い騎手が無駄のない競馬をして、直線突き抜けた。展開も含めて全てが完璧すぎた気がします。いずれにしても、NHKマイルカップの匂いがしません。馬は良いですし、勝負強いとも見ます。残るは自分の予想者としての勘との戦いですね。東京1600mのG1では厳しいと踏みました。 |
11.シャンパンカラー | 3着がシャンパンカラーです。3着シャンパンカラーの京成杯6着は距離が長かったと思います。東京芝1600mで新馬戦とベゴニア賞を連勝。マイル戦で脚を溜めて進めば、このぐらいはやれると思います。ただ、G1では底力の差があるかもしれません。 |
13.ドルチェモア | そしてG1ホースドルチェモアは7着でした。ドルチェモアは横山和生騎手はゲート入りを嫌うなどの、精神面を敗因に挙げていました。自分としては、1週前の調教でフリームファクシーに劣勢だったのと、当日の馬体重から少し重かったと推測します。内の馬場が荒れていたとは言え、この流れでここまで失速する馬ではないはずです。使われて、少なくとも中身の面がコロッと変わってくる、その可能性はあると思います。 |
14.ユリーシャ | 11着のユリーシャ、序盤に競りになったハイペースですね。スローペースのエルフィンステークスとは真逆の展開になってしまいました。 |
15.カルロヴェローチェ | 惜しかったのがカルロヴェローチェ2着。とにかく折り合いに専念という感じだったんですけどもね、もう直線に入る時点でもまだ行きたがっていました。さらに直線で進路がなくて苦労しましたが、前半に行きたがって直線でしばらく進路がなくてもハナ差の2着ですから、能力は高いですね。ただ、ちょっと行きたがるようになっているので、1600mでも走れるかというのが、今後の課題ですね。 |
16.タマモブラックタイ | 2頭の接戦を制したのはタマモブラックタイでした。先行馬の後ろでピタリと折り合って、直線で上手く内に潜り込めました。これまでの2勝が1200mなので、折り合って距離をこなしたということは収穫なんですけどもね、これで芝での1着そして2着の計4回は、全て良馬場ではないという事になりました。速い時計の勝負になった時が、今後の課題ですね。 |
1.エイシンレジューム | 2着エイシンレジュームは距離短縮でついて行けなかったんですが、最後の直線は目を引く伸びを見せましたね。この馬はすぐ勝てるだけのポテンシャルがありますね。 |
3.クロニオス | 3着のクロニオスは距離短縮だったんですが、前に行けましたね。1400mがベストと思えます。 |
10.カナウ | 3着カナウ、中京の新馬戦2着がDランク相当でした。不良馬場のダート1400mで直線内に持たれていました。右回りに変わって、外に刺さる癖が出なかったのは、直線でラチを頼っていたからでしょうか。鞍上もその辺に気を遣っているように見えました。キャリアが浅く、まだ幼さがあります。1200m自体には対応できていました。 |
2.ウマピョイ | 3着ウマピョイはここ2戦より後ろの位置取りになったんですが、ラストはしっかり伸びて来ましたね。折り合い面を考えれば、1600mぐらいが合っていそうですし、次走も圏内だと思います。 |
10.サンライズプルート | 2着サンライズプルートは前走エルトンバローズと同じレースを使って、0秒5差の4着でした。今回は内をロスなく立ち回っていたんですが、0秒2差と差を詰めています。ダノンタッチダウンの勝った1600mの新馬戦で3着だった後は、1800mを使っていましたが1500m以下で3連勝したケデシュの全弟です。この馬も1600mが向いています。2着でもAランク相当なんで、次は勝てそうです。 |
8.ジューンアヲニヨシ | 2番人気3着でした。キズナ産駒なんですが母の父がノボジャックなんですよね。ですから2400mへの出走はちょっと微妙かなと考えてたんですが、ラストの脚色を見ると少し距離が長かったのかなと思いますし、1800mから2000mなら勝てる馬だと思います。 |
4.ミッキーマカロン | 出遅れて後ろからになります。そして前半は砂を被って嫌がっていたので、向正面で外に出し、砂を被らなくなると上がって行けて、そのまま3コーナー。4コーナーも外を回っているうちに脚がなくなってしまったという内容なんですけどもね、それ以前にこれ今回中5週だったんですけども、体重が12キロ減っていました。前走が10キロ増だったんですけども、その後小倉と栗東を往復してるとは言っても、中5週で12キロ減ったのは減り過ぎだと思います。状態は良くなかったと思われます。体重を戻してくれば、注目できますね。 |
12.パルクリチュード | その後のパルクリチュードが3着でした。お父さんがGun Runnerですね。この馬自身の1勝目がダートで楽勝でした。この馬場で迷わず内を突けたというのは、まぁパワーに関しての信頼があったからだと思います。それでもやはり、芝では伸び負けしますね。次が芝の良馬場だと、かなり疑問だと思います。 |
9.ブローザホーン | ブローザホーンは中山芝2500mでは2戦2勝となりました。ブローザホーンは離れた2番手だったんですけども、3コーナーで前に接近した時に外に並ばれて、ここで手応えが悪化しましたけども、4コーナーを回る頃にはもう楽な手応え。早めに先頭に立って押し切りました。ペース補正が入らない2500mで前に行って早め先頭から押し切った訳ですから、スタミナ豊富ですね。スローペースだと切れ負けする事も少なくなかったんですが、昇級してもこういうスタミナ勝負ならひけは獲らないと思います。 |
5.ミルトクレイモー | その後は少し離れた。まず4着のミルトクレイモー、これまでよりも下げて進んで直線で伸びています。まぁ乗り方を変えた事で距離はこなせそうなんですけども、左回りだと直線で内にもたれてしまうのは、中京2歳ステークスの時と同じでしたね。 |
14.エイシンスポッター | その後エイシンスポッターが3着ですが、これ大川さん日刊競馬の紙面で本命でしたね。そこでも書いたんですけどもね、オーシャンステークスってこう、キャリアの浅い昇級初戦の馬が好走しやすいレースなんですけども、流石にね、今までと比べると4コーナーであまり手応え良くなかったですね。ただし、それでも伸びていますから、力をつけているんだと思います。これから楽しみですね。 |
4.ハギノロックオン | ペースが遅くて馬群が密集。折り合っていたんですが、道中は内め。マクる馬もいて、プレッシャーのかかる位置取りだったと言えます。直線はその馬群を割って出て、抜け出す脚が早かったです。2着馬に0秒1差ですが、2着馬は相手をマークして進んでいて、それを突き放した訳ですから、まぁ危なげはありませんでした。完全タイム差はマイナス0秒3。あと0秒1速ければBランクで、今回が6戦目とまだキャリアが浅い事からも、2勝クラスに昇級しても通用します。 |
7.アスクドゥラメンテ | 新馬勝ちの後、半年ぶりの2戦目でハピの0秒3差2着。この馬自身、Bランク相当。番組注目馬になっていたんですが、再び休養に入って、今回は1年1ヶ月ぶりの実戦でした。それでも断然の1番人気。結果も楽勝だったんですが、2着馬・3着馬のレベルを考慮すると、もっと離して勝ってきても良い気がしますし、時計面に物足りなさも残ります。ただ、膝骨折での長期休養明け。今回はこれで良しとしなければいけないと思いますね。半兄にダート5勝のマジカルスペル、芝とダートで2勝ずつのグレートウォリアーのいるドゥラメンテ産駒の牡馬です。馬体増に成長も見て取れました。豊富な調教量からも、反動よりも良化が期待できます。まぁとりあえず2勝クラスも通過点ではないでしょうか。 |
10.ホウオウフウジン | この馬がマークした勝ちタイム、タイムランクはCなんですが、あと0秒1速ければBランクでしたね。今回のホウオウフウジンは4ヶ月ぶりの実戦で、プラス22キロの体重で、まだ腹回りに余裕がありました。それでもレースに行けば9馬身差の圧勝でしたね。今回ダートに使われるのはまだ2回目だったんですが、適性の高さを伺わせる内容でした。パワー型でね、ホント見るからにパサパサののダートが向いているタイプなんですよね。ですから、今後時計の出やすい馬場への対応が鍵になる分、次走上位候補とはしないんですが、条件さえ整えば昇級しても勝負になると思いますね。 |
2.ルージュアルル | 前半1000mを1分2秒3のスローペースで逃げて、差し・追い込み勢に飲まれての3着は、一見物足りません。でも、このレースは15番のカヨウネンカが勝って、14番のゴルトシュミーデが2着。この2レース前、同じく8枠同士の追い込み・差しで決着した8Rのビデオを見てるかのようでした。福島は先々週の日曜朝に、雨と雪。時計が掛かるようになって、そこに当日の雨が加わって、外有利のトラックバイアスが働いたと見れば、内ピタリを回ってのクビ差は逆に評価できる可能性があります。腰不安明けで、超太めの前走を使って馬体が絞れていました。東京の未勝利戦芝1800mをタイムランクA相当で2着の実績があります。順調に次走を迎えられて、時計の出る馬場なら巻き返せる。そう思います。 |
9.ロンギングタイム | 3番人気6着でした。後半のペースアップに対応できず、中山の急坂で伸びあぐねてしまいました。まだ力不足で、現状は待機策を取るか、ローカル開催でしか勝機はないかもしれません。 |
15.フォードテソーロ | そして3着フォードテソーロも未勝利戦なら勝ってもおかしくないレベルの時計では走ってるんですよね。次走もメンバー次第だと思います。 |
10.マルディランダ | 2番人気2着でした。交わしに行ったんですが、初出走の良血の方が上でしたね。次もチャンスだと思いますし、確実に勝つには1400mに距離を短縮しても良いのかなという印象はありますね。 |
12.メイショウコバト | 勝ったメイショウコバト、デビューから芝で3着・4着の後、放牧を挟んで今回はダート戦に出走してきました。好位から抜け出す、安定したレース運びであっさりと勝負を決めましたね。父はダノンレジェンド、ダート適性は高いです。 |
11.レッドプロフェシー | レッドプロフェシーが2走目で勝ち上がりました。200mが14秒台の区間があるほど、中盤でペースが遅くなったんですが、レッドプロフェシーはペースが遅くなっている中盤も楽に追走していた訳ではなく、ペースが速くなった3コーナーからは追い通し、それでも最後までしっかりと伸びました。中盤が緩んだ事で恩恵を受けたという風には思えないレース内容で、ダートのもっと長い距離ならさらに良さが出そうです。まぁとりあえず、昇級して1800mだと追走に苦労しそうですけどもね。 |
6.サクセスシュート | このレースは逃げたテーオーシリウスが2コーナー過ぎから後続を離しての大逃げでした。結果、5馬身差をつけてまんまと逃げ切りました。この流れの中、1秒ほど離されて、3着・4着に敗れたのが2番人気のサクセスシュートと1番人気のサンストックトン。個々の上がり600mが、レースの上がりよりもそれぞれ2秒0・1秒9上回った事から換算すると、残り600mでともに先頭から3秒近く離れていた、そんな超スローの位置を追走していた事になります。パンサラッサが大逃げを打った昨年秋の天皇賞に似たケースです。サクセスシュートもサンストックトンもイクイノックスにはなれなかった訳なんですが、少なくとも現級上位の能力を発揮しています。強調したいのは、サンストックトンよりも外を回って、そのサンストックトンに差し勝った、3着のサクセスシュートです。これで3戦連続で上がり最速を記録。一頃よりも末脚に持続性が出て、明らかに力をつけています。今なら実績の薄い東京でも首位候補に扱えます。 |
4.ゾンニッヒ | 3着は16番のゾンニッヒでした。ゾンニッヒは大外枠でも前に位置して、自分の競馬はできています。このレースの前まで、中山1600mは連対10割でもありました。ラストで上位2頭に飲み込まれたのは、資質と底力の違いだと思います。まぁ競馬の上手さは他の競馬場でも要注意なんですが、まぁこれも東京では切れの差が出そうです。 |
8.トゥラヴェスーラ | その後の3着がトゥラヴェスーラよく頑張りました。前2年の4着から8歳にして着順を上げて来ました。イン突きは丹内騎手の好判断だったと思います。ドリームジャーニー産駒で馬場不問。こういうタイプの馬は、悪い内を走って来ても影響が少ないと思います。 |
9.ピクシーナイト | そして大川さんの注目馬ピクシーナイト、13着。やはりこれはブランクの長さでしょうかね。骨折のちょっと度合いが重かったと思うんですよね。そこから久々ですからね、今回無事に回って来ればと、そんな立ち位置だったと思います。 |
11.ミッキーブリランテ | そして1番人気のレッドモンレーヴは7着に敗れました。痛恨の出遅れ。これが全てでしょうね。まぁただ、推定上がり600mは最速の33秒0。結果的に勿体ない競馬になりました。まぁただ、昇級戦の重賞にしては人気になりすぎた。そんな印象もあります。 |
15.ダディーズビビッド | 大川さんの注目馬、ダディーズビビッド11着です。1400mがベスト。まぁズブさが出てきたとの話もあったんですが、今回はペースが遅くて序盤は前に行けていました。ただ、行ったら行ったで1200mでは甘くなる。そんな感じもしました。馬場も向いていなかったと思います。 |
3.モズバンディット | 2着以下は離された。2着モズバンディット、逃げて連続2着です。前走が中京1900m、今回は阪神2000mと長めの距離で、そして脚抜きの良い馬場で好走しています。乾いたダートのパフォーマンスが高くないのが心配点なんですが、エスポワールシチーとかミヤジコクオウの近親に当たる血統なんで、これは問題ない可能性が高いと思います。自分のレベルに見合う相手なら、有力視できると思います。 |
10.パープルクラウド | 3着パープルクラウド、今回が初出走。526キロの馬体は余裕があるように見えましたし、芝スタートで大きく出遅れた際は目を覆ってしまいました。それがエンジンがかかるとしぶとく伸びて来ました。ドゥラメント産駒の牡馬、兄弟馬3頭がダートで7勝と馬力型の血統です。まぁ次回、ダートスタートと言っても、互角に出るとはまだ保証ないんですが、まぁそれにしても前進は必至だと思います。 |
14.エールレヴリー | そして2着エールレヴリーは直線で内に刺さってしっかりと追えていなかったんですよね。勝ち馬とはその分の差もあると思います。それでも距離短縮でレースぶりは良くなりましたし、この内容なら初勝利は近いですね。 |
7.ウインルーティン | 1番人気1着でした。馬任せという感じでね、中団からになったんですが、上がりの速い展開で伸び比べを制しましたね。危なげのない勝利でした。 |
9.パールロード | 勝ったパールロードは前走の3歳新馬戦で2着。当時の勝ち馬はですね、同じ厩舎のロードデルレイで、先ほど取り上げたように、土曜阪神のつばき賞も勝っています。という事で2戦目の今回は負けられない1戦で、要は勝ち方が焦点でした。父はロードカナロアで、半姉がですねアートハウスという良血です。連勝も期待できると思います。 |
15.メイクアリープ | 1番人気1着でした。まず1700mでも楽に行けましたね。最後2着馬に詰め寄られてはいるんですけども、多分かなり余力はあったとジョッキーも言っていますし、昇級しても相手によっては通用しそうですね。 |
10.エルザストラウム | ダッシュ良く出て行ってハナを切ってマイペースに持ち込みました。直線に入る時の手ごたえも良く、追うと反応して伸びたので、勝ちそうに見えたんですが、残り100m付近で急に失速しました。体重が14キロ増えていても太くは見えませんでしたが、それでも休み明けで息切れしたのかなと思ったんですが、鼻出血でしたね。鼻出血による出走停止が2/22までなので、それが明けるともう小倉が1週しか残っていませんが、その1週でダート1700mに出走できれば、狙えると思います。 |
13.アルムブラーヴ | 2着馬に9馬身の差をつけて、勝ちっぷりの良さは際立っていました。道中は3番手に追走して、残り300m辺りで先頭に立つんですよね。まぁその後みるみる後続との差を広げて行って、実質残り100mぐらいは流してたんですよね。最後まで追っていればもう少し時計も短縮できてたと思いますね。この馬現級を突破するのに12戦を要したんですが、今回の内容を見てると力をつけているのは確かですし、昇級しても侮れない存在ですね。そして、今回と同じ左回りなら、なお良いと思いますね。 |
6.トゥデイイズザデイ | スタート直後に挟まれまして、一時は最後方になっていました。4コーナーで中団の馬たちが追い上げて行く時にも動かず、4コーナーで内で先に動いた馬たちのさらに外、かなり外を回って、そこから追い込みを決めました。特にラスト200mを切ってからの伸びは目立ちました。平均ペースで前が止まっている訳ではないですし、外を回った方が有利というほどの馬場でもなかっただけに、力がかなり抜けていたという勝ちっぷりですね。初めての1600mだったんですが、まぁ1600mが合ってるとも思えないレース内容。ベストではなさそうな舞台で、有利とは思えないレース運びをして勝っていますから、本格化したと判断したいですね。3勝クラスでもすぐに通用すると思います。中山の?しかも1600m?と疑問を感じるレース選択でですね、実際中山1600mが合っているとはとても思えないレース内容だったんですが、能力だけで勝ったというモノだと思います。デビュー2戦目の京都2歳ステークスで大きな不利を受けまして、その後はリズムの悪いレースが続いていましたが、まぁもともと能力は高かった馬です。この連勝で軌道に乗ると見ますね。距離は1600mがベストという事はないと思いますが、コーナーの数が少ない方が良いはずで、阪神や京都の外回り1600m・1800mあるいは東京ならパフォーマンスアップして3勝クラスでもすぐに好走できると思います。 |
15.ハルオーブ | あと3着ハルオーブは、1・2着馬と比べると位置取りが後ろで、しかも外に回る形になったんですよね。それを考えれば、本当よく差を詰めてると思いますし、次走も勝ち負けになりますね。 |
13.トーホウガレオン | 4着は2頭同着でした。シルヴァーデュークとトーホウガレオンです。まずシルヴァーデュークは内枠を味方に差のない競馬はできています。デイリー杯2歳ステークス4着時が3着ショーモンと0秒1差だったんで、比較上これくらいは走れるという事です。自己条件では首位候補に挙げられます。 |
13.ジューンポンポン | 3着のジューンポンポンは、今回は先行策から待機策に変えて来た事で着順を上げて来ました。つまり、勝つためには相手と展開がポイントになりそうです。 |
5.ヴルカーノ | ヴルカーノがグレイスフルの追撃をハナ差抑えました。1着ヴルカーノは好スタートを決めた後に、一旦は後方に下げて、そこから早めに進出して行く形でした。結構動きのある競馬の中で、休み明け初戦で勝ち切ったんですから、能力は高いと思いますね。昇級しても相手なりに走ってくれそうです。 |
8.エクセトラ | このレース、タイムランクはCなんですが、完全タイム差はマイナスゾーンでしたね。およそ10ヶ月ぶりの実践を制した点を評価したいと思いますね。エクセトラは今回長期休養明けで、体重も28キロ増えていたんですが、パドックではさほど太め感はなくて、むしろこうキリキリした身のこなしが目を引きましたね。レースでも外から一気に伸びて、差し切りでした。1勝クラスなら力が上でしたね。この勝ちっぷりなら昇級しても上位争いになりそうです。 |
2.ウェイワードアクト | 初出走のウェイワードアクトが8馬身差で圧勝しました。1着ウェイワードアクトはまだ腹回りに余裕があって、全体的に緩さの残る体つきだったんですが、レースに行くと先行してあっさりと抜け出しましたね。経験馬の初出走で、しかも完成途上の体つきで勝つんですから、能力は相当高いですね。昇級しても勝ち負けになりますし、今後の成長が楽しみな1頭ですね。 |
6.ユティタム | まずこのレースのタイムについてなんですけども、タイムランクDと水準以下となっています。600mごとに分けると37秒3-39秒0-37秒6と、中盤遅いですけども、ペース補正が入らないレベルなんですけども、残り600mから400mの区間も12秒9と遅いままで、ラスト400mが12秒2-12秒5と速かったです。この速い上がりで3馬身突き放したユティタムは勝ちタイム以上に評価すべきで、オープンでも上位候補としたいですね。 |
9.ナイトアクアリウム | ナイトアクアリウムが5馬身差の圧勝でした。1着ナイトアクアリウムは中団から少しずつ位置を上げて、最後の直線に向いて最内から少し外に持ち出すと一気に伸びて、差し切りましたね。ブリンカーをつけた効果と、距離短縮でレースぶりが一変しましたね。揉まれても平気だった点も評価できます。この内容なら昇級しても上位争いになりますね。 |
1.ロータスランド | 昨年2着のロータスランドがそれに続く6着でしたね。好位直後に収まるかの地点で、少し下げました。このために直線は外に出す事になりました。道悪得意で伸びてはいるんですが、もう1列前を確保していれば、結果は違っていたような気がします。 |
2.スターズオンアース | そしてスターズオンアースが2着でした。2着スターズオンアースのプラス体重は想定内でした。首周りが一層逞しくなっていました。それでも発馬が遅い点は内回りコースだけにマイナスでした。流れも忙しくて、外にキラーアビリティが道中いて、動くに動けないような面もあったんではないかなと思います。惜敗なんですが、まぁハナはハナでもね、これ大きなハナ差なんですよね。差すにはあと2完歩は必要だったと思います。まぁとは言っても、ドバイのパフォーマンスから国内最強はイクイノックスだと思うんですが、まぁ相対的に見て、底力はドウデュースと共に、3強に入る。そんな存在だと私は考えています。1番人気2着でした。脚部不安の為、秋華賞3着馬の次走が大阪杯という稀有なローテーションになってしまいましたが、4歳最強牝馬の力を見せてくれたと思います。 |
3.サウンドビバーチェ | 勝ったのはサウンドビバーチェでした。1着サウンドビバーチェはオークスで放馬したように、気性が激しい馬です。前走は気持ちが続かないでシンガリ負けを記していました。立て直して、調教では動いていましたから、この辺りと展開が噛み合っての勝利。気性面の心配はなくなったと判断しても、東京のG1ではスローペースになるのが好走の条件になります。 |
8.ララクリスティーヌ | 接戦を制したのは2番人気ララクリスティーヌでした。京都牝馬ステークスがハナ差の決着だったのは23年ぶりです。ララクリスティーヌは昨年から急激に力をつけて来て、G2のスワンステークスでも2着していますし、まぁ牝馬限定のG3のここは、ある意味ですね順当勝ちとも言えます。ちぎれるペースでもありませんし、ハナ差の辛勝ですが、いやはやこの馬は強いなと感じさせるレースをしたと思います。今後のさらなるステップアップを期待したい所です。 |
9.クリノプレミアム | 昨年の2着馬クリノプレミアムは3着でした。1・2着馬より少しワンテンポ早めに動く形になって、結果2頭のねちょうど目標になったのかなと思いますね。結果はラストでもうひと伸び欠いたんですが、これで福島は3戦して結構ね、毎回良い走りをしてますからね、コース相性の良い馬だと思います。 |
10.サブライムアンセム | 2着は10番人気のサブライムアンセムです。2着サブライムアンセムは、3歳春にナムラクレアを負かしてフィリーズレビューを好時計勝ち。能力は秘めているんですが、出遅れ癖があって、乗り難しいタイプです。今回は発馬を決めて、内を上手く立ち回れていました。直線で逃げ馬の内が空いていれば、もうちょっと差は詰まっていたはず。いつ走るかわからないのでね、常に印は回しておきたい馬でもあります。 |
11.ナミュール | その後2着がナミュール、3着がプレサージュリフトと8枠の4歳牝馬が続きました。まず2着のナミュールですが、外枠でしたがスタートが良かったですから、流れに乗せて行くレースができました。ほとんど減点のない完璧なレースだったと思いますがね、今回は逃げ切った勝ち馬を称えるしかありません。 |
12.ナムラクレア | そしてナムラクレアが2着でした。ペースが遅いんで、外枠の馬は出して行かないと外外を回らされます。勝ち馬とは位置取り、コース取りの差が大きくて、この馬としてはいつもの事なんですが、今回も精一杯走っています。結果論ですが、もう少し内めの枠が理想だったと思います。まぁ肝心の一番でちょっとツキのなさも感じる馬なんですが、馬自身は非常に前向きなタイプなんでね、秋のスプリンターズステークスの巻き返しは期待して良いと思います。 |
14.ステラリア | ステラリア、重賞初制覇となりました。約11ヶ月半ぶりの実践で、調教段階ではね、正直まだ物足りないなと感じてたんですが、競馬に行くと力を発揮しましたよね。中団からしぶとく脚を伸ばして、競り勝ちました。この馬一昨年のね、エリザベス女王杯の2着馬ですからね、ここなら力が上だったという事でしょうね。 |
15.ルージュスティリア | 6着ルージュスティリアはスローの瞬発力勝負は慣れていたはず。内めに潜り込んで、ロスなく進めてもいました。ただ、直線でイズジョーノキセキと接触したんですよね。繊細な牝馬だけに、これが影響した可能性はあります。 |
16.ソダシ | その後2着にはダノンザキッド、3着争い接戦でしたがソダシがハナ差3着、その後ソウルラッシュと続きました。そして3着がソダシでした。得意とは言えない瞬発力勝負の中、最後までしぶとく粘ったと思いますね。芝・ダート問わずマイルなら大崩れはないですし、馬場とか展開とかが噛み合えば、もう一度G1に手が届く位置にはいると思いますね。 |
9.ホウオウマーメイド | 内枠で出遅れたんですが、すぐに行き脚がついて3コーナー手前からスルスルと追い上げて行きました。4コーナーでは前に追いつき、さらに追い上げを図ったんですが、まぁ4コーナーの出口付近で、内から張られまして、かなり外を回る事になりましたね。直線半ばまでは良い伸びで、最後はその後止まり気味になりましたが、デビュー戦で前半にそれなりに脚を使って4コーナーで外に張られた事を考えれば、上々の内容。追い上げて行く時に砂を被っているのか、少し頭を上げてもいましたね。調教ではかなり動いていますからね、レースを経験した次走はかなり期待できると思います。 |
15.メイショウオーザ | 5着のメイショウオーザは、4着馬からさらに2馬身離されました。現状はですね、スタートと時計の短縮ですね、そこに課題があると言えそうです。 |
1.ビューティーコスモ | そして5着のビューティーコスモ、出遅れましたが直線では最内を突いて伸びて来ました。先行有利の流れの中、これ精一杯の走りはできたんではないかなと思います。 |
6.ウィンザーロア | 3着ウィンザーロアも距離短縮がプラスに出て水準レベルの時計では走っています。次走も圏内ですね。 |
14.ヴィヴィッシモ | 2着ヴィヴィッシモは馬群の中で上手く折り合って、しっかりと伸びました。右回りなら安定感がありますし、次走も有力馬の1頭ですね。 |
5.ツウカイノキズナ | キズナ産駒のツウカイノキズナが勝ちました。ダート2戦目でパフォーマンスが上がったんですが、出遅れましたしね、道中も促しながらの追走で、まだ課題も残りました。とは言っても、上がり600m最速ですからこれは快勝と評価したいと思います。 |
12.アイファースキャン | あと3着アイファースキャンは休み明けで、距離延長だったんですが、それに対応しての好走となりました。こちらは次走圏内だと思います。 |
1.ロサロッサーナ | こちらは大外枠からダッシュ良くハナに立って、そのまま外ラチ沿いを通って軽快に逃げて、途中からどんどん後続を突き放して行きましたね。直線1000mの外枠なので、もちろん枠順に恵まれたのも確かなんですが、この馬初勝利も今回と同じ新潟直線1000mで、当時のタイムランクは実はAだったんですよね。改めて、この舞台に対する適正の高さを感じさせました。加えて今回再装着したブリンカーの効果もありますね。2勝クラスに上がっても、直線1000mなら通用して良いと思います。 |
2.エコロデイジー | 出遅れてはいないんですけども、外枠だったのでスタート直後のカーブで内の馬に行かれて後方になりました。さらに、3コーナーからずっと外に馬がいて、外に出せるタイミングがありませんでした。外にスペースがないのは、直線に入ってからも同じで、やむを得ず前の2頭の間を狙ったんですけども、開いたと判断して本格的に追い出した所で狭くなってブレーキ。その後、再び追って伸びてはいるんですけども、上がりの速い展開で直線のブレーキは痛かったですね。左回りだと着実に伸びるので、今後も左回り、特に2勝している新潟出走の場合は大いに注目です。 |
18.オメガキャプテン | あとオメガキャプテンは上位3頭の中では最も上手に立ち回りましたね。ダートだと砂を被って嫌がるので、芝の方が良いんだと思いますね。次走も今回と同様ロスなく立ち回れば、チャンスはありますね。 |
2.ホウオウアルマン | そして2着ホウオウアルマンは最後の直線で、勝ち馬に弾かれる場面があったんですが、それでもよく伸びて2着でしたね。次走も上位争いになりますね。 |
10.トロピカルライト | 2着のトロピカルライトは先々週アスコルティアーモがタイムランクAで勝ったですね、芝1800m戦を除外されて1週スライドです。前走の1600mから一気の距離延長になったんですが、嬉しい誤算だと丸太騎手がコメントしているようにですね、距離適性を示した訳ですが、つづく馬の適性判断というのは難しいなと思いました。 |
10.エメラルドビーチ | その1着エメラルドビーチはデビュー戦の前走、1200mで出遅れたんですが、1400mの今回はスタートを決めて前つけて、危なげなく抜け出しましたね。学習能力が高いですし、レースセンスも良いと思います。昇級しても大崩れはないと見ますね。 |
11.グレイスフル | そして2着グレイスフルは少し捌きづらい場面もあったんですが、逆にその事によって、一瞬の脚を上手く活かした印象ですね。前走のように先行するのではなく、次走も溜める競馬ができれば、チャンスはありますね。 |
7.ベルウッドウズメ | ちなみにね、このレース3着のベルウッドウズメも今回が初ブリンカーだったんですよね。改めて、こう馬具の効果が大きいんだなという事を実感しましたね。 |
15.フミバレンタイン | 3番人気3着でした。3番人気で3着なので、適正な着順とも言えますが、勝ち味に遅いタイプなので、次走も単勝は嫌った方が良いでしょう。 |
11.ニシノトレンディー | ニシノトレンディーが単勝1.7倍の支持に応えて逃げ切りました。1着ニシノトレンディーは1番枠。スタートは互角と言うか、少し遅めだったんですが、押してハナを着ると、あとは楽でした。後続を寄せ付けず、ラストは流していました。前走2着もCランク相当で走っていたんですが、さらにパフォーマンスを上げたのは馬体が絞れた事です。スカッとして好気配だったので、前走までは少し重かったんだと思います。この状態が維持できれば、上でも通用します。 |
5.アイコンテーラー | そして2着にはアイコンテーラーが粘り込み、3着が2番人気マリアエレーナでした。2着のアイコンテーラーは前走の中日新聞杯に続いて、先行馬有利のペースに乗って好走しました。基本的にスローペースで先行する事が好走条件なんですけども、直線が長いコースの芝2000mはだいたいスローになるので恵まれやすいですね。この馬は。 |
14.ドーブネ | その後追い込んだラーグルフが2着、3着は逃げたドーブネでした。3着のドーブネは直線で外にもたれていて、それが治まったら急に今度は内にヨレたんですけれども、それで失速はしていない訳ですから、これ余裕があって遊んでいるという可能性はありますね。スローペースの逃げではありましたが、展開に恵まれての3着ではなさそうです。 |
18.コスタボニータ | 3着も人気薄、9番人気コスタボニータでした。3着コスタボニータは東京1800mの前走で3勝クラスを勝ったんですが、距離的には未勝利戦から3連勝した1600mがベストです。適距離で2着馬の1列後方。流れに乗れていました。これは内枠の恩恵が「大」という事です。 |
15.スノーグレース | 前走の東京戦を圧勝。この時はね、パドックの気配から馬が変わったかの風情で、やられたなと思いました。勝ち時計はあと0秒1速ければBランクでもありました。昇級の今回も通用するかに思えたんですが、牡馬相手。しかも、実績の薄い右回りと条件自体は微妙でした。結果4着なんですが、0秒2差。逃げて2着だった同じ牝馬のスイートフィルを交わせなかったのは、手前の変え方を含めて、右回りでのコーナーワークの差と考えたいです。次走は恐らく東京の牝馬限定戦だと思います。そこで大きく狙いたいです。 |
13.マイネルフォーコン | そして2着マイネルフォーコンは勝ち馬には離されたんですが、3着馬に2馬身半の差をつけました。走破時計も詰めていますし、初勝利は近いですね。 |
14.トモジャケーヤ | 3着トモジャケーヤは安定感がありますね。こちらも次走も上位争いになります。 |
4.ナリタシン | 前半の600mは33秒4で、ペースとしては速かったんですが、先週は開幕週で特に最初の方は前残り傾向だった事もあって、道中前めにつけた馬が、1着・2着・3着だったレースなんですよね。そんな中、中団に位置し、勝負所からスッと動けない形になりながらも、残り200mを切った辺りから伸びは目立ってましたよね。前走はダートに使われて、体調も芳しくなかったため8着に敗れたんですが、芝に戻って体調も良くなった今回は、レースぶりに進境が見られましたね。次走はさらなる良化が期待できると見て、今回狙い馬に選びました。 |
2.ディアマイサン | そしてハナ差の2着が10番人気ディアマイサンでした。2着ディアマイサンの母ディアマイダーリンはフローラステークス2着、交流重賞のクイーン賞勝ちと持久力に富んでいて、ハービンジャー産駒で中距離ではスピードが足りないようなんですが、2400mなら長く良い脚を使います。引き続き良馬場の2200m以上なら狙えます。 |
4.ドンアミティエ | 2着のドンアミティエ、前走はダート1400mで自身Bランク相当の3着。今回も0秒2差。Bランク相当の走りはできています。馬体が絞れてスリムになって、1200mにも対応できました。ダート短距離なら、もう順番と言える存在です。 |
4.チェルノボーグ | 1番人気1着でした。これ挙げる時に一か八かのギャンブルですよと言いましたけど、失敗しましたね。レースと言うか馬はですね例によって相変わらず先頭に並びかけたところで頭を上げて止めようとして、スピードも落ちてるんですけどもね、そこでもうジョッキーが渾身の力で首を押して動かしましたね、馬を。現状勝つにはこれしかないという、まぁ見事な騎乗だったと思います。前の馬を抜くという気持ちがないだけで、この馬能力そのものは高いので1勝クラスでもすぐに2着や3着には来そうですね。 |
3.ベルシャンブル | ベルシャンブルが単勝1.9倍の支持に応えて勝ちました。ベルシャンブルはキズナ産駒です。4コーナー大外から楽な手応えで抜け出して来ましたが、まだこうフラフラ走っていましてね、頼りないフォームですよね。という事で良化はまだ先だと思うんですけれども、1勝クラスならポテンシャルだけで突破できそうです。 |
8.ラケマーダ | ラケマーダは勝ち切れないレースが続いていたんですが、今回は圧勝でした。2着馬を5馬身突き放したラケマーダの強さは際立っていましたね。楽な手応えで2番手につけると、4コーナー手前で早々に先頭に立って、そのままほとんど追う事なく、ゴールを駆け抜けました。今までは堅実に駆けるんですが、あと一歩足りない競馬を続けていたんですが、新装京都で走りが一変しましたね。パンパンの良馬場が合っているんだと思います。この内容なら昇級しても上位争いになりますね。 |
13.カフジオクタゴン | それから5着カフジオクタゴン、出して3番手追走。1番枠だけに仕方のない部分もあります。パドックでスカッと見せないのはいつもの事。馬体自体は絞れて良くはなっていました。外目の枠なら、脚を温存して進めると思います。 |
15.ヴァンヤール | 外から迫ったのはヴァンヤール。2着ヴァンヤールは昨年秋、みやこSの0秒3差6着辺りから地力強化を感じていました。その後は東海ステークスの落馬を挟んで、3回2着が続いています。今回はペースが速くて控えたんですが、落ち着いた流れや小回りでは自分から踏んで行くような競馬も可能です。重賞タイトル獲得も近いと思います。 |
3.カレンチャンキー | そして2着カレンチャンキーはダート変わりと、そしてこちらもブリンカー装着で走りが良くなったんですよね。3着馬を2馬身離していますし、次走も引き続き上位争いになりますね。 |
5.ゲットアミリオン | あと2着ゲットアミリオンのタイムランクはC相当ですね。勝負所で自ら動いて行った点は評価できますし、次走もメンバー次第で勝ち負けになります。 |
7.ミユキアイラブユー | スタートで躓いて最後方となりました。直線に入るところでもまだ最後方だったんですが、その後馬群を縫うようにして伸びて来ました。札幌ダート1000mで、まぁ後ろの方からになって、伸びて来て2着に入った事もあります。絶対に先行しなければ好走できないという馬ではないんですけども、1200mで最後方はやっぱ厳しいですね。まぁダート1200mの2勝クラスでは、2番手追走から直線で外に寄れながらも2着に好走した事があり、まぁ普通のスタートが切れれば巻き返し濃厚と見ます。 |
10.ショウナンカブト | そして番組注目馬のショウナンカブトが2着ですね。ペースが速かった事が、自身の進みの悪さに繋がったんですが、ラストは自力で伸びて来ましたね。今回は初出走の馬が強すぎただけで、チャンスは近いと思います。 |
15.ピックアップライン | 3着のピックアップラインは2番手追走から4コーナーでステッキも入れて勝ち馬を負かしに行って失速したんですが、まぁ内容は悪くないと思います。安定した先行力があり、次走も上位候補です。 |
5.ココクレーター | 5着のココクレーター、道悪の1800mでずっと外を回って、ちょっとスタミナが切れてしまったという印象ですね。1600mならもっと走れると思います。 |
6.シルトホルン | 2着シルトホルンは2・3番手に位置して一旦は抜け出す場面がありました。走破時計は優秀ですし、強い内容の2着だったと思いますね。こちらも次走は上位争いになりますね。 |
7.コンクシェル | 3着コンクシェルは手応え以上にしぶとく最後まで踏ん張りました。ブリンカーを装着して今回で3走目なんですよね。行きっぷりがどんどん良くなってますし、次走も警戒が必要ですね。 |
6.ライリッズ | 2着のライリッズは脚を余した前走と違って、今回はある程度の位置で折り合って流れに乗せて行けました。最後までしっかり伸びたんですが、ルメール騎手はね、「ズブい面がある」とコメントしています。とすると、まだ信頼できない面はありますね。 |
2.トーセンクライスト | 2番人気2着でした。福島ダートではこれで3回目の2着なんですよね。仕掛けのタイミングも悪くないんですが、常に前に1頭いる感じで、それが最低人気の伏兵だけにちょっと悔しかったなというところですね。ただ、まぁ現級上位という評価には変わりないですね。 |
9.イーサンバーニング | 3着イーサンバーニング、出遅れて後方から、後半は長く良い脚を使って追い上げて来ました。自分から勝ちに行けないんですが、自分の形は持っている馬です。長丁場なら常に3着候補ぐらい入れておくべき馬だと思います。 |
9.ボルザコフスキー | 初勝利が東京1800m。その後1600m、さらには1400mに短縮して中京で1勝クラスと2勝クラスを勝ちました。このところ、1400mに定着していたんですが、相手関係や展開で好走できても、勝ちパターンで来て、最後のひと伸びを欠いた東京雲雀ステークス3着とか、出遅れもあって6着の前走などから、1400mでは脚が溜まりきれないと、私個人は感じていました。今回は1600m、内をぴったり回ったとは言っても、スローで逃げ切ったアナゴサンに半馬身差まで肉薄。最速の上がり600m推定33秒2は、距離延長で脚が溜まったからと判断しています。1600mあるいは1800mを使えば勝つチャンスが大きくなります。左回りが合うので、東京で馬券を買ってみたいです。 |
1.ラヴェル | 10番人気11着でした。休養中のアルテミスステークス組の成績も影響をしたのか、10番人気。危険馬としては意味がなくなった。 |
2.ライトクオンタム | そして2番人気ライトクオンタムは8着でした。好発を切ったんですがね、しばらくして折り合いを欠きました。その分だと思います。広いところに出しても伸び切れなかった。そういう事ですね。逃げと追い込みでの連勝です。真ん中の位置での競馬の経験に乏しかったという事だと思います。 |
3.キタウイング | キタウイング、12着でした。出負けが痛かったと思います。それに時計不足でもあるんですが、直線は内から伸びてもいました。いつも一生懸命走る、そんな馬ですね。 |
5.リバティアイランド | 豪快な末脚でリバティアイランド、まずは1冠を制しました。1着リバティアイランド、2歳7月新潟外回りの新馬戦での上がり600m31秒4も凄いんですが、3歳4月阪神外回りの32秒8も凄い。という事です。まぁスタートが遅かった事で、迷わずこの戦法を選択したんでしょう。内枠もあります。この辺りは馬と鞍上との信頼関係。それにしても、破壊力は凄まじくて阪神ジュベナイルフィリーズよりも、自身の1000m通過が1秒6遅かった代わりに、上がり600mは2秒6も上回りました。同じドゥラメンテ産駒のスターズオンアースと比較して、完成度の高さはリバティアイランドの方が上でも、オークスを念頭に入れた長距離適性は下と見ていたんですが、そんなものも払拭するぐらいの能力があります。オークスは大丈夫だと思います。まぁ一部でダービーとの声もあるんですが、少なくともウオッカ級のレベルにあって、それを凌ぐ牡馬がいるかどうか、という事だと思います。 |
6.ゴールデンハインド | ゴールデンハインドが重賞初制覇です。好スタートを決めて逃げの手に打って出て、スローペースに落として上手く逃げ切りましたね。フットワークが大きくて、切れ味は特にないんですが、ほんとしぶとさはありますよね。こちらはまぁ今回、次オークスに使うとなるとさらに距離は伸びるんですが、ゴールドシップ産駒でスタミナは豊富ですからね。同様の作戦が取れれば面白いと思いますね。 |
7.ヒップホップソウル | こちらも出遅れていましたね。ただし、出遅れたんですが、徐々に追い上げて行って、4コーナーでタイミング良く動いて、力を発揮したと思います。1600mで早めに脚を使って失速した前走のフェアリーステークスの内容からは、道悪の1800mで長く脚を使えるイメージは、まぁ全然なかったんですけどもね、良い意味で裏切ってくれましたね。この馬はまだまだ成長しそうな印象があります。 |
9.コナコースト | 惜しかったのが2着コナコーストですね。内と前が有利なトラックバイアスを考えて積極策を取った、これは鮫島克駿騎手の好騎乗です。まぁチューリップ賞2着の走破時計を、実際に1秒7短縮しないと2着に来れなかった訳で、この辺りが資質の高さだと思いますね。まぁこれはキタサンブラック産駒の底力という事でしょうか。オークスも上位候補です。 |
10.ソーダズリング | 1番人気のソーダズリングは2着でした。先団のインで我慢を効かせて、4コーナーを回って直線半ばで進路も確保したんですが、手応えほどは追って弾けなかったですね。もちろん、勝ち馬も強かったんですが、この馬自身若干力んでいたかなという印象もあるので、その影響も多少残ってるのかもしれないですね。 |
12.ハーパー | 4着はハーパーです。4着ハーパー、体重減で勝ったクイーンカップからさらに4キロ減少して、体はギリギリに見えたんですが、まぁこれが敗因とは思っていません。前を伺う位置まで来て、伸びずバテずになったのは、時計の速いマイル戦という事もあったんでしょうか。まぁ仮にステイヤーだとしたら、細身の体でも納得がいきます。オークスが楽しみになって来ました。 |
14.ペリファーニア | その後がペリファーニア3着でした。外枠から外を上がって行くという、チューリップ賞と同じような競馬に見えて、折り合い面は完璧でした。まぁこの辺りは舌を縛ったり、色々考えて臨んだ陣営の努力だと思います。追い切りが素晴らしかったように、状態は申し分ありませんでした。一旦出たところをコナコーストに差し替えされたのは、枠順と微妙な位置取りの差もあります。4着以下は離していて、エフフォーリアの半妹だけのことは、あるそんなレースぶりでした。オークスはね、喉の疾患が問題です。距離延長がどう出るか…というところでしょうね。 |
16.ドゥアイズ | そして5着がドゥアイズ。何とかオークスへの優先出走権は得ました。馬券対象から外れたのは初めてらしいんですが、掲示板に載ったんですから、やっぱりドゥアイズらしさを見せていますね。ハーパーと同位置。こちらはもっと反応悪かったんですが、ゴール前はハーパーよりも伸びていました。この馬もレース内容に長距離適正がうかがえました。あとはキャリアが豊富な分、これから上積みがどうかという事です。 |
18.イングランドアイズ | それから4着がイングランドアイズ、5着ドゥムーランでした。4着イングランドアイズは1馬身ほど出遅れて外枠で外を回る形になって、スローペースで展開も不向きだったんですよね。それでも後方にいた馬の中では1番追い上げましたので、敗れはしたんですが、力は示しましたね。 |
8.ハスラー | 一方ですね、あとハスラー7着でした。経験馬相手のデビュー戦でしたが、2番人気に支持されていました。人気はですね、能力のバロメーターという面がありますから、血統と調教から見ても使って一変。これは警戒しておくべきだと思います。 |
9.セザンワールド | 2着のセザンワールドは相変わらず砂を被ると手応えが悪くなるんですが、それも大分ましになって来ていて、これまでよりも前の位置を取れました。直線で勝ち馬には離されましたが、自身もしっかり伸びていて次走も上位候補です。 |
6.セーヌドゥレーヴ | 2着のフィルムアクトレスから8着のアイオブザストームまでの7頭は、ほぼ一団の入線で、0秒2差以内です。7頭全て完全タイム差はマイナスですからね、評価が非常に難しいです。それから5着セーヌドゥレーヴ、外枠で出遅れました。ロスをね最小限にカバーする、苦肉の策で内へ入れた分、ちょっとスムーズなレースができませんでしたかね。ということでね、次走注目馬候補というものをピックアップすれば、これは5着のセーヌドゥレーヴじゃないかと思いますね。 |
3.リトルミム | リトルミムが前走の11着から一変です。リトルミムは好スタートから楽に前につけていて、直線でコースを選べるポジションにはいましたけども、外に行かず内の方を通って押し切りました。先週の小倉芝1200mで、あそこを通って勝てるのは能力が高いか、力のいる馬場が得意かのどちらかだと思いますが、500キロを超えるダイワメジャー産駒なのでパワーはあるのだと思います。しかし、これは能力も高いはずで、人気薄で勝ちましたけども昇級しても侮れないですね。特に力のいる芝なら注意したいですね。 |
5.マテンロウアイ | まずこれ3コーナー手前からね一気に進出して先頭に立つ競馬をしたんですが、このまま最後の直線に向かう形にはなったんですが、この後ねちょっと一旦交わしたマナウスにまた盛り返されるんですよね。この手応えならもっと粘りそうな雰囲気結構ありますよね。何ならちょっとセーフティリードじゃないかという感じなんですが、ここからマナウスが盛り返して、先頭を奪われるんですよね。それでもちょっと2着は安泰かなという雰囲気はあったんですが、最後は失速してバリコノユメにも差されたんですよね。1800mでこのように早めに進出すると、ゴール前で甘くなりますし、一方1400mに使うと伸びて来るんですが、最後でもうひと伸びがない感じなんですよね。結局、どの距離に使っても一押しを欠いてしまう現状なので、これでね2戦連続3着なので、次走もそこそこ人気にはなると思うんですよね。ただ、詰めの甘さが少し気になったので、今回危険馬として選びました。 |
10.マルカブリッツ | マルカブリッツが初めてのダートで逃げ切りました。1着のマルカブリッツはダートでレースぶりが一変しましたね。今回は逃げる形で競られる事なく、砂を被る場面もなかったんですよね。ですから、まだ揉まれた際の不安があるので、次走上位候補とはしなかったんですが、単純に時計だけなら昇級しても通用するレベルですね。 |
1.サトノテンペスト | 昨年暮れの1勝クラスをAランクで楽勝。番組注目馬になっていました。勝つには勝ったんですが、着差が少なかった事、タイムランクがDだった事など、昇級すると課題はあるんですが、水の浮いたダートでの勝手の違いとか、調教では時計が出て馬体は2キロ増と仕上がっていたとしても、今回は大型馬の休み明けになる事とか、パフォーマンスが上がらない理由はあります。3勝クラスはさらにペースの違いに戸惑うかもしれませんが、行く行くは通用して来そう、そんな素質はあります。 |
15.エーティーマクフィ | タイムランクはDだったんですが、時計以上に強い内容でした。まずスタートでね、ちょっと躓いたんですよね。その分、前2走より位置取りが後ろになったんですが、勝負所から外を回って進出すると、危なげなく抜け出して来ました。デビューから10戦は芝のレースに使われてたんですが、2走前からダートに使われるようになって、これで1着・2着・1着という戦績なんですよね。しかも今回は、初めて揉まれる形で結果を出せたのは大きいと思いますね。ですから、時計は地味なんですが、昇級してもそこそこやれると思いますね。今後の伸びしろに期待したい1頭ですね。 |
1.オクタヴィアヌス | 年明けの1回中山、芝2000mの新馬戦で0秒2差3着。2走目の今回、同じ体重でも緩さはかなり薄れてはいました。内枠で、鞍上は馬場の良い外に出そうとしているように見えたんですが、4コーナー手前はその分待たされる場面もありました。何とか馬群を抜けた所を勢い良く外を追い上げた勝ち馬に屈したんですが、クビ差の惜敗。勝ち馬は6戦目で、キャリアの差も大きかったと思います。1勝クラスから3連勝してオープン入りのレッドランメルトの半弟。ディープインパクトからドゥラメンテに父は変わったんですが、素材そのものは負けておらず、このレースはタイムランクEではあったんですが、この馬は別格です。綺麗な芝ならパフォーマンスアップは確実だと思います。 |
12.コルテローザ | そして3着コルテローザも長めの距離なら安定感がありますし、次走もメンバー次第でチャンスですね。 |
1.ティムール | その後11番人気のティムールが3着でした。こちらも大外を通って、しっかりと追い上げて来ましたね。ですから、まぁ今回の内容を見てると、距離は長い方が合っていると思いますね。この馬まだ1勝馬という身ですからね、次走自己条件に出走して来たらかなり有力になってきますね。 |
7.ノーブルクライ | 4着のノーブルクライはペースと位置取りから判断して、若干漁夫の利があったという気もするんですが、1勝クラスで通用する能力は示しました。 |
1.サトノヴィレ | そして3着トーセンエスクード・4着サトノヴィレもよく差を詰めていると思いますし、次走も上位争いになりますね。 |
7.バースクライ | 3着バースクライは紅梅ステークス2着の実績馬です。前走のチューリップ賞はゲートで動かなかったんですが、今回はメンコ着用で落ち着きが出ました。速い時計で勝ち馬には置かれたんですが、ラストは伸びています。オープンでは相手次第なんですが、自己条件ならいつでもチャンスはあります。 |
12.トーセンエスクード | そして3着トーセンエスクード・4着サトノヴィレもよく差を詰めていると思いますし、次走も上位争いになりますね。 |
16.バトルクライ | そして2着が2番人気ギルデッドミラー、3着がバトルクライでした。3着のバトルクライは明け4歳でですね、まぁ4歳でこのレースを勝つというのは、なかなか大変な事なんですよね。過去10年ではモーニンとコパノキッキングの2頭しかいないんです。ですからね、現場の力は出し切ったと見たいです。来年はね、この馬もっと強くなってるはずですね。 |
2.メイショウクモイ | そして2着メイショウクモイはこれでデビューから4戦連続の2着なんですよね。詰めの甘さは残るんですが、前走そして今回とゲートを五分に出て、レース運びはむしろ安定感は出てきてますしね、もう勝てるレベルにはあるので、次走も相手次第だと思います。 |
5.アイアンムーン | そして2着アイアンムーンは前走、そして今回とタイムランクBのレースで2着なんですよね。ですから、まぁチャンスは近いと思いますね。 |
8.ユハンヌス | 流れが速くなっている4コーナーで、外をマクるように上がって行き、一旦は先頭に立ったんですが、最後は甘くなりました。新馬戦では直線で追い出して伸び負けしたので、そういうヨーイドンでは分が悪いと見て早めに動いたのかどうかは、私の想像ですけどもね、それは定かではないですけども、2戦とも1600mで最後に甘くなっているので、乗り方に関係なく単純に1600mは長いのではないかと思います。デビュー前にはウッドコースでラスト200m11秒2というのもあったんですが、最終追い切りは馬なりで坂路のラスト200m12秒1。今回も最終追い切りは坂路で50秒4と、特に坂路調教で動くので短距離向きという可能性はかなりあると思います。いきなり1200mではどうかと思いますけども、次走が1400mなら注目ですね。 |
3.ダノンミカエル | 初戦から大幅にタイムを詰めたダノンミカエルが快勝です。ダノンミカエルはダノンレジェンド産駒です。初戦は出遅れたんですが、これ2戦目で改善されまして、好位の内から理想的なレースができました。追ってからの反応も良くてですね、上がり600mは最速です。非常に学習能力の高い馬だと思いましたね。 |
11.ダミエ | 今回およそ2ヶ月ぶりの実戦で、初めてのダート戦だったんですが、果敢にハナを奪うと番組注目馬に上げていたエイシンレジュームに2馬身半もの差をつけて勝利しました。この馬のお兄さん実は半兄アリーヴォという馬なんですよね。小倉大賞典を勝って大阪杯でも3着した馬なんですが、お兄さんは芝の中距離適性に適性があるのに対して、この馬ダートの短距離が合ってそうですね。昇級しても注意が必要ですね。 |
7.エルゲルージ | タイムは遅いんですけども、好スタートから馬任せのまま2番手に収まり、直線でジョッキーがハミをかけ直すと言うか、かける動作をしてはいるんですけども、ほとんど手綱を動かして追うという動作はなく、もちろんノーステッキでした。かなりダート適正が高そうで、ダートの今回と同じ1800m辺りなら1勝クラスでもすぐに通用しそうです。砂を被った経験はないんですけども、スタートが速く難なく好位を取れるというタイプなので、1勝クラスでも砂を被らない位置を取るのは難しくないと思います。 |
5.ペースセッティング | 2番人気のペースセッティングは11着でした。スタートも早くなかったですけどもね、まぁ調教の感じとか厩舎コメントからはまぁハナは切らない予定だったと思われます。でもやはりね、直線で前を抜く気がなくて、ハナを切るのが現状ではベストだと思います。 |
7.アームズレイン | 5着のアームズレインは好スタートからマイペースの先行でしたが、最後は失速。ダート向きだと思います。 |
13.タツダイヤモンド | タツダイヤモンドは前走の未勝利戦を太めの状態ながらBランクの時計で勝って、今回は昇級戦だったんですが、中団追走から一気に伸びて差し切りましたね。以前は折り合い面で不安を抱えてたんですが、今は調教でも実戦でも折り合えるようになってきていますね。次走も1200mの距離なら、通用するレベルにはあると思いますね。 |
4.タイセイブリリオ | 6番人気12着でした。スピードあるんですが、ちょっと乗り方が難しい馬ですね。外枠でさらにデビュー新人騎手の田口騎手にとって、これちょっと簡単ではなかったという感じですね。 |
10.ブライテストドーン | 2番人気8着でした。微妙なメンバーだったんですが、高速ダートでは時計不足が全てと思いますね。前走で効果があったブリンカーも、今回の馬場状態では意味がなかった、そう思います。 |
11.コントラポスト | それから4着のコントラポストですけれども、上がり600m最速で伸びましたけれども、今回も前走も出遅れました。これはね、テンションの高さに起因していて、まだ心身のバランスが取れていないんですね。ポテンシャルはありますからね、落ち着いてレースに臨むようになれればね、良いと思います。 |
5.アクションプラン | 断然の1番人気アクションプランが5馬身差をつけて圧勝です。1着アクションプラン、3戦連続2着。中でも前走はペンティメントがBランクで勝ったレースでハナ差。この馬の完全タイム差はマイナス0秒7でした。今回の鞍上は川田騎手。前半は3番手でマイペースを守り、勝負所から外に出すと、能力の違いからの楽勝です。今回の完全タイム差はマイナス1秒1と、余力を残してパフォーマンスアップに成功しています。まぁこれはもう1勝クラスでも上位必至と考えます。 |
10.ビターゼノビア | ビターゼノビアが2着馬に5馬身差をつけて勝ちました。ビターゼノビアは好位から楽に抜け出して5馬身差。これはもうワンサイドゲームでしたね。父はヘニーヒューズです。お兄さんは芝馬でしたけれども、こちらはダート適性が高く、距離はもう少し伸びても大丈夫でしょう。もちろん昇級しても通用しますね。 |
5.ロジマンボ | この馬スタートでまずちょっと出遅れるんですよね。ただ、その後はインコースを上手く立ち回って徐々に進出して行って、最後に直線に向いてからも1頭分だけ開いた最内を突いて、ジワジワと伸びて来るんですよね。今回は他馬と比べると距離ロスなく運べた事が大きいと思いますね。そして2走前もこの馬、実は出遅れてて、今回もまた出遅れてるんですよね。その点も少し気になります。東京コースは比較的相性が良いので、次走はそこそこ人気になってきそうなんですが、まだ信頼するまでには至らないとみて、今回危険馬として選びました。 |
15.ミッキーヌチバナ | 1番人気3着でした。内で動けなくて仕掛けが遅れた上に、ラスト400mが速くて前を捕らえられませんでした。負けても力は示したと思います。 |
5.ローシャムパーク | 1番人気5着でした。スタートで躓いて、さらに横から寄られて手綱を引いて、想定より後ろからになった上に、寄られた後しばらくムキになっていましたね。ここでエネルギーを消耗したのか、追い上げる時の手応えが前走よりも悪かったです。前走タイムは、実は中山金杯と同じであっても優秀というほどではないんですけども、能力はこんなものではないと信じたいです。 |
1.ベラジオオペラ | ベラジオオペラは10着でしたね。重馬場の外を差し切ったスプリングステークスのイメージ。枠も外で自分も対抗を打ちました。誤算は位置を取りに行った事ですね。ハイペースに巻き込まれてしまいました。皐月賞向きだと思っていただけに、ちょっと勿体ない感じですね。 |
2.スキルヴィング | 1着スキルヴィング、3連勝で重賞初制覇です。スローペースで流れる中、後方から外を回って、よく差し切ったと思いますね。能力は間違いなく高いんですが、今まで速い流れの競馬をまだ経験していないんですよね。ですから、さらに時計が速くなるであろうダービーでどうかという所ですね。去年もやっぱりプラダリアが一気の時計短縮に対応できなかったので、この馬もそこだけがポイントだと思いますね。 |
5.ソールオリエンス | 大外から鮮やかに差し切ってソールオリエンス、まず1冠確保です。その1着ソールオリエンス、雨の影響を受けて内はダメージが大きかったです。まぁ1枠1番の枠順、さっきも言ったんですけどもね、見て三角まで印を下げたのは、私の愚かさだと思いますけどもね、鞍上もその辺りは察知していたと思います。スタート後に下げただけでなくて、外めに持って行って馬場の良いところを追走。さらに3コーナー過ぎでは脚を溜められるだけ溜めました。これも勇気のいる騎乗だったと思います。展開がハマったとは言っても、直線の爆発力は凄かったです。特殊な馬場での結果ではありますが、混戦クラシックから一歩も二歩も抜け出したと見て良いと思います。まぁそれにしてもキタサンブラック産駒の底力には恐れ入ります。ダービーが昨年のような高速馬場になった場合どうかなんですが、まぁ重厚な母系も含めて問題ない。そんな気もします。 |
6.ショウナンバシット | その後4着がメタルスピード、5着ショウナンバシットでした。この2頭はシルバーステート産駒です。渋い馬場を苦にする事なく、どんな状況でも根を上げないで、したたかに走れています。地味な印象の割にはしっかりと仕事をするという感じがしますね。まぁタスティエーラが厩舎力なら、これは種牡馬力、そんな感じがします。改めてシルバーステートに感心しました。 |
8.メタルスピード | その後4着がメタルスピード、5着ショウナンバシットでした。この2頭はシルバーステート産駒です。渋い馬場を苦にする事なく、どんな状況でも根を上げないで、したたかに走れています。地味な印象の割にはしっかりと仕事をするという感じがしますね。まぁタスティエーラが厩舎力なら、これは種牡馬力、そんな感じがします。改めてシルバーステートに感心しました。 |
10.シャザーン | シャザーン、6着でした。ここまで重馬場でも良馬場でも切れる脚を使って来ましたが、速い流れの経験がありませんでした。外を追い上げてこの着順なら、素質の片鱗は見せたと言えます。もし、出走可能ならダービーでも伏兵として狙ってみたいです。 |
11.ハーツコンチェルト | それからダービーの出走権を獲得したハーツコンチェルト2着でした。不器用な面のある馬なんですが、馬群の中から伸びて来た内容は評価できますね。現状、東京の2400mはベストだと思います。ダービーでは長く良い脚を使える特性を生かせる展開になれば、出番があるかもしれないなと思っております。 |
12.タスティエーラ | もうほとんど勝ったような感じがしたんですが…。他馬が苦しくなった勝負所で1頭だけ手応えが違いました。共同通信杯を負けた事で弥生賞ディープインパクト記念を挟む事となり、それを勝った後も課題を持って調教に臨んでいた。そんなような気がします。まぁこの課程に厩舎力を感じます。そしてそれに応えた馬も見事。タフですし、サトノクラウン産駒で道悪も上手いです。あとはね、ちょっと使い込んできてるんで、ダービーとなると上積みがどうかという事ですね。また、距離も2400mよりは今回の2000mの方が向いている、そんな気がします。 |
13.シーズンリッチ | 勝ったのはシーズンリッチでした。1着シーズンリッチ、関西に輸送して馬体減も細くは見えませんでした。テンションの高さも許容範囲内です。枠なりに内に収まって、ロスのない競馬。鞍上の好騎乗が大きかったと思います。9Rの牝馬限定1勝クラス、君子蘭賞と0秒4差。このレベルなら、前走共同通信杯の0秒5差6着で足りるという事なんですが、序盤はそれでも少し行きたがっていましたから、仮に1600mに短縮なら、侮れないかもしれません。 |
14.ファントムシーフ | ファントムシーフは3着でした。中団外、4コーナーではさらに外をマクったシャザーンに連れて順位を上げて行きました。向正面で後肢を落鉄。これが影響して、内にもたれたとルメール騎手はコメントしています。それでも格好をつけたのが地力の高さだと思います。東京2400mに延長は、私は歓迎だと思います。これもまた重厚な血統です。主力、首位候補の1頭ではないかなと思いますね。 |
15.ノッキングポイント | 2着がノッキングポイントです。ノッキングポイントはパドックで入れ込んでいました。まぁこれはいつもと一緒です。新馬勝ちの後2戦目・3戦目は競馬に行っても、そういったメンタル面で頼りなかったです。それが前走から一変。テンションの高さがレースでは消えて、完璧に折り合えていました。勝ち馬とは内・外の差。そして長距離輸送と1800mを克服など、今回は収穫が大きかったです。まぁ得意の条件となる、東京のNHKマイルカップ楽しみになって来ました。 |
16.パクスオトマニカ | そのパクスオトマニカはスローペースで逃げて、4コーナーで一旦後続を引き付けて、また突き放すという味な競馬でしたね。逃げてラスト600mを33秒6でまとめているんですから、ちょっと後続が差し切るのは難しかったですね。前走のスプリングステークスはスタートで軽く躓いて、外を回って追い上げる形になったんですが、今回は本来の逃げる作戦で後続を封じ込めました。恐らくまぁダービーでは、こんな楽なペースにはならないと思うんですが、絡まれる事なく逃げれば見せ場ぐらいは作れるかなと思っている馬なので、ですからまぁ印をつけるかつけないかというのは、メンバーと枠順の並びを見てから考えようと思ってます。 |
18.サトノグランツ | 3連勝で重賞初制覇、1着はサトノグランツでした。道中は5・6番手に位置して、しっかりと伸びて抜け出しましたね。まか今話したように、どちらかと言うと長く良い脚を使えるイメージだったんですが、今回はねそれプラス瞬発力勝負にも対応して、差し切った意味は大きいと思いますね。1走ごとに本当力をつけてますし、着差以上に強い内容だったと思いますね。この内容ならダービーでも警戒が必要でしょうね。 |
4.ライラック | 4着がライラック。ライラックは中山巧者です。2着同着だったエリザベス女王杯から輸送距離が短くなって、得意の道悪と条件は悪くなかったです。伸びて来て勢いが止まってしまったのは、距離だと思います。2500mは少し長いですね。 |
6.プラダリア | そして2着がマテンロウレオ、3着がプラダリアでした。3着のプラダリアは先行策を取ったのは少し意外でしたが、ペース的には的確な判断でしたし、体調がね上がって来ているからこそ、こうした戦法も取れたと言えます。次走はさらに良くなってくると思いますね。 |
4.フィルムアクトレス | 2着のフィルムアクトレスから8着のアイオブザストームまでの7頭は、ほぼ一団の入線で、0秒2差以内です。7頭全て完全タイム差はマイナスですからね、評価が非常に難しいんですが、まずフィルムアクトレス、逃げて2着でした。前半1000m58秒3のハイペースでしたから、まぁこれ中身の濃い2着とも言えるんですが、次走で控えた時に折り合い面で不安がありますね。過信は禁物かと思います。 |
9.ルールメイプル | そして4着ルールメイプルは後ほどのコーナーで詳しく触れたいと思いますね。この馬、前半はね後方に待機して、4コーナーでもまだ後方の位置取りだったんですよね。もうなんか画面に映るか映らないかのところですね。これ最後の直線に持ち出すと、目を引く伸びを見せて、ここですね、4着まで追い上げたんですよね。画面から消えそうになったり、出てきそうになったり。デビュー戦は1800mに使われて勝ち馬から大きく離された9着だったんですが、その後休業に充てて成長を促した事と、距離短縮もプラスに作用して、最後はよく伸びて来てレースぶりが一変しましたね。今回の走りなら次走も期待できるとみて、狙い馬に選びました。京都の番組注目馬のマイネルフォーコンと同じレースから選んだ2頭なので、もし2頭が次も同じレースに出てきたら2頭軸で馬券を買いたいと思います。 |
12.ママコチャ | 9着のママコチャ、前半にごちゃついて下がり、外に出すと折り合いを欠き気味に前に行ってしまいました。これは相対的にスムーズさを欠いていました。 |
8.バルサムノート | ペースが遅くなりやすい中京芝1600mとは言え、前半37秒1、そして49秒4というのはかなり遅く、当然上がりは速くなったんですけども、こういう展開で直線で進路がなくて、まともに追えなくなったのは、もうちょっと痛恨ですね。また、それ以前にですね出遅れてから軽く仕掛けて追い上げて、3番手まで上がった所で、こう前が詰まってしまい、その後超スローペースになってしばらく折り合いを欠いていたというロスが、前半にはありました。まぁ次走も1600m辺りの1勝クラスで、普通に走れれば高い確率で巻き返せると思います。 |
3.フレーヴァード | 1回東京3日目、芝1800mの新馬戦で2着。間隔を空けての2戦目でした。スタートで出遅れて、序盤は最後方近く。3コーナー過ぎから外を追い上げて、直線も外。残り200mでは先頭との差が少なく見積もっても5馬身はあったと思います。これを逆転。特にゴール間際の脚が光りました。モーリス産駒、お母さんは重賞4勝のルージュバック。大竹厩舎ゆかりの血統です。スローペースで全体の時計は平凡なんですが、この勝ち方ですから、時計以上に評価すべきでしょう。1勝クラスでも素質は上。オープンでも勝負になって良いと思います。比較的小柄な牡馬、気性もおっとりした感じなんでね、2400mにも対応できそうな、そんな気がします。 |
4.ヒシタイカン | そして12着ヒシタイカンですね、こちらは道中まともに引っかかってしまいましたね。今回はデビュー2戦目で、休み明け初戦という状況で、しかもいきなりの重賞挑戦でしたからね、キャリアの浅さが出た感じで、長い目で見て行きたい1頭ですね。 |
3.リサリサ | リサリサが距離延長に対応して2勝目を上げました。リサリサは馬群で脚を溜めて力強く伸びて差し切り勝ちでしたね。1200mで好走してきた馬なんですが、今回の内容を見ていると、距離は1400mの方が良さそうですね。末脚は堅実ですし、昇級しても崩れる事はないと思います。 |
8.ティーガーデン | この馬ねホント直線に向いてから、ちょっとスムーズに馬群を捌けなかったんですよね。追い出しをこの辺り待たされる形になりました。その間に勝ったハーツラプソディに抜け出されて、自身は外に出してからは本当よく伸びて来たんですが、2着までが精一杯でしたね。それでも今回ブリンカーを外して、距離を短くした事でスムーズに折り合えた点は収穫だったと思いますね。この内容なら次走も人気にはなるとは思うんですが、信頼できる1頭ですね。 |
5.メイデンタワー | 2着メイデンタワーは逃げてよく粘ったんですが、今回はもう勝った馬が強かったですね。自身の走破時計は優秀ですし、次走も上位争いになりますね。 |
15.ハヤブサジェット | 今回6ヶ月半ぶりの実戦で、去勢後最初のレースだったんですが、スッと3番手につけて直線半ばになると馬なりのまま先頭に立つんですよね。そのまま、結局最後までこうしっかりと追う事なく、2着馬を5馬身も突き放す内容でした。今回から着用したシャドーロールの効果はあったようですし、しっかりと追ってればまだまだ時計詰められたと思うんですよね。この勝ちっぷりの良さなら、昇級しても十分勝ち負けになりますね。 |
5.ガンウルフ | 3着のガンウルフ、1番人気で私の次走危険馬でした。この馬は芝なら危険馬、ダートなら注目馬という二面性を持っていたんですが、今回ダートでもワンペースで、これはもう着差とすれば大差ですから、物足りなかったと言わざるを得ません。 |
15.エイシンレジューム | そして2着エイシンレジュームも特殊な馬場に泣いた感じがあるんですよね。前走と同じ2着でもレースぶりは良くなっていましたし、次走も勝ち負けになりますね。 |
14.タイセイマンボ | そして番組注目馬となっていたタイセイマンボは4着に敗れました。ちょっと間隔が空いていたためか、最後は息切れしたような失速でしたね。次は良くなってくると思います。 |
1.サンライズプルート | 勝ちっぷりが良かったので、改めて取り上げたいと思いますね。今回は2番手につけて、最後の直線に向くと危なげなく抜け出して来ましたね。今回が極端に悪化した馬場に対応できるか不安だったんですが、全く問題なくって、むしろ強さが目立ちましたね。前走2着した際の1着馬のエルトンバローズ、これが先ほど取り上げた土曜7Rで楽勝している点を考えれば、この馬もクラスが上がっても十分通用しますね。引き続き1600mに出走してくれば、楽しみな1頭ですね。 |
2.レオンバローズ | あと3着レオンバローズは少し力んだ分、もうひと伸びを欠いた感じで、力はある馬ですからね、次走も折り合いが鍵になってくると思います。 |
3.ビヨンドザヴァレー | そして2着ビヨンドザヴァレーは新馬戦をタイムランク・メンバーランクともにBのレースで勝った馬なんですよね。今回は遅いペースの逃げだったので、そのまま押し切るかに思えたんですが、惜しくも競り負けてしまいましたね。それでも上がり600mは33秒5で走ってるんですよね。決して悲観する内容ではないですし、今後の成長に期待したいですね。 |
9.マチカゼ | そのマチカゼはここ2走ダートに使われて、物足りない戦績だったんですが、今回芝に戻した事で走りが一変しましたよね。振り返れば去年の11月には今回と同じ芝1600mのタイムランクBのレースにおいて、半馬身差の2着という実績があるんですよね。やはり適正は芝にあったと見るべきでしょうね。今回のね、ラスト400mは11秒3-11秒2という加速ラップなんですよね。昇級しても侮れない存在になりましたね。 |
1.リュウ | 6着のリュウ、未勝利戦をAランクで楽勝していたんですが、今回は高速馬場のハイペースに苦しみました。今回の経験が活きるはずで、乾いたダートで注目したいです。 |
3.ディキシーガンナー | ディキシーガンナーが距離短縮、初めてのダート1200mで圧勝しました。その1着ディキシーガンナー、2歳時にダート1400mで2着・3着と来て休養。調教の動きが良くて、今回はBランク勝ちとパフォーマンスアップに成功しました。しかもラスト100mは流してもいました。ペースは厳しくなかったんですが、前を見る形の外め。脚を溜める競馬が出来たのと、1200mに距離を短縮した事が激変の要因だと思います。Gun Runner産駒の牡馬。昇級してもスピードは上で、仮に1400mに戻しても今なら問題ないと思います。 |
2.カラテ | トップハンデ59キロを背負ったカラテが勝ちました。極端な道悪で、前めにつけた馬が有利な展開になったとは言え、59キロですからね。力ずくで勝ち切った内容は評価できると思いますね。以前はマイル中心に使われてたんですが、近走は中距離にシフトしてるんですよね。それでいて新たな一面を見せてますし、まだまだ今後の活躍が期待できる馬ですね。 |
4.フェーングロッテン | 逃げたフェーングロッテンも2着、よく粘りました。スローペースに落とした逃げで、直線伸びてますよね。流れ込んでる訳じゃなくて。そこで集中力が切れたりせず、以前より集中力が増してますし、この馬多分、左回りで先行した時というのが最も安定して力を発揮できるんだと思います。という事で、先週の重賞展望の色紙さんの注目馬ワンツーですね。 |
7.マリアエレーナ | 5着は牝馬のマリアエレーナ。5着マリアエレーナは1枠と小倉記念の圧勝という事で、一部で穴人気になっていました。思ったような立ち回りはできているんですが、もう1列前で流れに乗るには、スピードが足りない。そんな気がします。 |
12.ボッケリーニ | 2着はボッケリーニでした。ボッケリーニは日経賞2年連続の2着なんですが、昨年のクビ差が8馬身差に広がりました。道悪が上手で、本来のしぶとさは発揮しています。勝ち馬タイトルホルダーの状態がね、今年の方が上だった、パフォーマンス上げたという事だと思います。昨年優勝の目黒記念に行くようだと、ハンデが重くなるのがどうなるでしょうか。 |
14.ソーヴァリアント | その後1番人気のソーヴァリアントは9着で、見せ場もなかったですね。体重12キロ増えていて、太かったのか1800mが向かないのか、よくわかんないんですけどもね、中山内回りが合っていないという可能性はあるかと思います。ちなみに札幌で2勝していますけども、札幌は中山の内回りより、コーナーが緩いコースです。 |
14.マルメラーダ | そして3着マルメラーダは外から長く良い脚を使いましたね。こちらも次走、メンバー次第ではチャンスあると思いますね。 |
15.ハルオーブ | そして2着ハルオーブは極端な道悪だった2走前を除けば、位置取り云々に関係なく堅実に駆けてるんですよね。この内容なら次走も勝ち負けになりますね。 |
5.パープルナイト | 前走の未勝利戦1着がタイムランクBの逃げ切り勝ちでした。不良馬場の高速ダートでもありました。対して、今回は乾きが進んだ日曜の中盤。離された3着の新馬時に近い状況で、1000m通過1分3秒3の単騎逃げに持ち込みながらも、ラスト200mは13秒4も掛かっていました。乾いた砂では終いが甘くなるようです。出走していれば上位争い必至のレイズカイザーが枠順確定前に取り消しして、頭数やメンバーにも恵まれていました。着順ほど信頼性はないと思います。 |
12.コスタノヴァ | コスタノヴァがダートで一変しました。コスタノヴァは初ダートだったんですが、さらにチークピーシーズをつけてきて、ハナを切り、1000m通過1分1秒8とハイペースの逃げになりましたが、その後さらにリードを広げて、上がりは39秒2も掛かりましたが、5馬身差で逃げ切りました。強い勝ち方でタイムも優秀なんですが、チークピーシーズをつけてきて、ハナを主張した辺り、揉まれるレースには不安があるんだと思います。昇級するとその点が鍵でしょう。 |
14.ブレイゼスト | そしてブレイゼストは前めで運んで、一旦は抜け出す場面は作りましたね。結局強い勝ち馬には最後突き放されてしまったんですが、この馬も3着馬は6馬身も離してるんですよね。初勝利はタイムランクBで、そして前走もタイムランクBのレースで2着ですからね、さらに今回も好時計で駆けました。次走も勝ち負けになりますね。 |
1.ナランフレグ | 昨年の覇者ナランフレグは4着でした。ナランフレグは馬体が6キロ絞れて柔軟性がアップしました。出遅れたんですが、内目を追い込んで来ました。昨年の覇者、もとより中京1200mはベストでもあります。この馬も7歳ですが衰えはありません。 |
2.メイケイエール | そして1番人気メイケイエールは12着でした。この馬も肝心所でツキがないと言うか、肝心な所で自分を出しちゃいますよね。まぁスタート直後に少し促すと、行きたがっていました。このために、思ったより脚が溜まっていなくて、直線は挟まれるような不利もありました。左回りは信頼できると思って対抗にしたんですが、今回はすんなりと運べませんでした。 |
3.ジャックドール | 勝ったのはジャックドール、見事G1初制覇となりました。1着ジャックドール、私好きな馬です。昨年は本命を打ちましたが、今回▲としたのは、まぁ右回りに一抹の不安があったからです。それでも札幌記念勝ってますしね、前半に絡まれた昨年とは走りのリズムが根本的に違っていました。考えてみれば、デビュー以来2000m以外の距離を使った事がありません。出遅れた香港カップ、パンサラッサの大逃げに翻弄された昨年秋の天皇賞は別として、序盤の入りさえ完璧なら、馬がこの距離の走りを理解してる。そう思いました。という事は、宝塚記念はプラス200mが最大のポイントになってきます。 |
5.ソダシ | そしてアタマ差の2着がソダシでした。惜しかったですね。不利とされる外枠だったんですが、スムーズに先行してこの馬らしく一旦抜け出す場面は作ったんですよね。最後は結果ソングラインにはやられたんですが、力は発揮してると思いますね。この馬、まぁ次走どこのレースに使うんですかね。仮にソングラインと同じレースに出てきたら再戦が楽しみだなと思いますね。 |
6.ダノンスコーピオン | あと1番人気のダノンスコーピオンは11着でしたね。馬群の中での競馬にはなったんですが、伸びも案外でしたね。今回およそ5ヶ月ぶりの実戦でしたし、まだ本調子になかったのかなという感じがしました。地力のある馬ですから、次走の変わり身に期待したいですね。 |
7.ガイアフォース | 2着は初のマイルでした、長谷川さんの注目馬ガイアフォースでした。今回一気の距離短縮だったんですが、マイル戦の流れにも戸惑うことなく、ホントラストまでしっかり伸びましたよね。結構ね、フットワークが大きい馬なんで一見中距離馬のようにも見えるんですが、ここに来てね何かこう脚の回転がすごく速くなって、マイラー色が強くなってきてる印象なんですよね。この内容なら、この距離使って行く可能性高いと思いますし、次走も楽しみな存在になってきましたね。 |
8.ドルチェモア | ドルチェモアは12着でした。こちらはちょっとやっぱり馬場が堪えた感じはしますね。前半からとにかく進みが悪かったですし、勝負所の反応も鈍かったんですよね、ですから、まぁちょっとかわいそうな結果にはなったんですが、良馬場でどういう走りをするか、もう一度見てみたいと思いますね。 |
9.シャンパンカラー | シャンパンカラーが勝って重賞初制覇がG1制覇ということになりました。そうですね、スタートで1馬身ほど出遅れたんですが、その後はもう慌てず後方で末脚を温存して、4コーナーで外に持ち出すとしっかりと伸びて抜け出しました。もちろんね、ペースというか展開がやや速かったので、展開面に恵まれた面はあるんですが、それにしても鮮やかな勝ちっぷりだったと思いますね。これでね、結局東京コースは3戦3勝という事になるんですよね。しかも、全てマイル戦という事で、本当やっぱりコース相性って大事なんだなという事を思い知らされた一戦でしたね。 |
10.ソウルラッシュ | それから昨年の勝ち馬ソウルラッシュが3着でした。この馬は直線半ばでね、一瞬鋭い脚を使ったんで、そのまま突き抜けるかと思ったんですが、ゴール前でもうひと伸びを欠いて、まぁ3着という結果になったんですが、ここ3走ね、この馬ずっと外枠に入ってるんですよね。ですから、溜め効いているようでギリギリ溜めが効いていない感じもするので、次走まぁ安田記念になる確率は高いと思うんですが、真ん中より内目の枠なら、ちょっとこれは狙ってみたい1頭だなというのは、今回の走りで感じました。 |
11.イルーシヴパンサー | 8着のイルーシヴパンサーは前のドーブネが直線で外で張っているので、その内を狙って、その時にシュネルマイスターを内ラチ沿いに押し込んだんですけれどもね、ドーブネが内にヨレて前が塞がって、その後はもうちょっと追ってなくて流していましたね。中山内回りで好位につけて、内から伸びそうになったという内容は、この馬のイメージと大分違うんですけども、ペースが遅かったとは言え好位につけられたのは今後に向けてプラスに作用しそうです。 |
12.ナミュール | それから人気の一角2番人気でしたナミュール、7着に敗れましたね。こちら残念な結果になりましたね。馬の出来は良かったと思いますが、向正面で挟まれる不利があって位置取りを下げる形になったんですよね。今回は全く力発揮できてないですし、まぁ残念な結果になったんですが、次走の巻き返しに期待したいですね。 |
13.レッドモンレーヴ | 馬群の外から勢い良く伸びたレッドモンレーヴが重賞初制覇です。スタートでアオる感じになったんですが、慌てる事なく道中は末脚を温存して、最後の直線に向くと一気に伸びて差し切りましたね。着差は僅か半馬身なんですが、それ以上の強さを感じさせる走りでしたね。安田記念に出走して来れば、さらにメンバーは揃う事にはなるんですが、得意の瞬発力勝負になれば出番があるかもしれないですね。 |
14.シュネルマイスター | 2021年毎日王冠以来の勝利という事です、シュネルマイスター1着でした。そうですね、前半からこの馬のリズムを重視して走らせる事に専念した結果、位置取りは後ろになったが、最後の直線に向くと長く良い脚を使って差し切りましたね。何となく、まぁここなら力は上だったなという内容でした。実力馬が完全復活してきた印象が強いですし、この内容なら安田記念に向けて展望が開けた感じはありますね。 |
15.マテンロウオリオン | さぁ5着は長谷川さんの注目馬マテンロウオリオンでした。中団より前のねインコースで溜めを効かせて、最後は内を通って差を詰めました。ちょっとね、若干窮屈な場面もあったんですが、その分ラスト伸び負けした格好で、ただ上位4頭とはほんと僅差ですからね、前走とかそして今回の走りを見ているとこの馬も復調してきた印象ですね。 |
18.ソングライン | ソングライン・ソダシこの2頭の競り合いをソングラインが見事制して、ヴィクトリアマイルを優勝という事になりました。道中は馬群の中で競馬をして、最後の直線に向いて馬群がバラけると、しっかりと伸びて勝ちパターンに持ち込んだソダシを交わしましたよね。追い切りでね、2週連続3頭併せで行って、レースに向けてしっかり仕上げて来た事が今回の走りに繋がったと思いますね。昨年は実は道中不利があって5着に敗れたんですが、今年はその雪辱を果たす結果となりました。まぁ去年安田記念勝ってますからね、出走してくれば十分連覇の可能性もあると思いますね。 |
4.パーサヴィアランス | 2着パーサヴィアランスは前走5着から着順を上げたんですが、少し展開が向いた感じはありますね。 |
7.タイソウ | あと2番人気のタイソウは8着に敗れました。速い流れの中、前々で運んでキツい競馬になってしまいましたね。次走巻き返しの可能性はあると思いますね。 |
2.アフターグロウ | あと3着同着のアフターグロウ・マイネルラッシュも時計的には悪くないですからね、次走も上位争いになると思います。あと3着同着のアフターグロウ・マイネルラッシュも時計的には悪くないですからね、次走も上位争いになると思います。 |
10.ココナッツブラウン | 2着ココナッツブラウンは、直線で再三のロスがあって、その結果勝ち馬とはコース取りの差が歴然と出ました。ゴール間際の脚色は際立っていまして、上がり600mは最速です。次走も有力です。 |
13.ユイノオトコヤマ | そして2着ユイノオトコヤマはダート2戦目でレースぶりが良くなりました。次走も相手次第だと思います。 |
11.メイショウオトギ | 3着のメイショウオトギは今回もスタートダッシュが鋭く、マイペースの逃げに持ち込めましたが、決め手のある馬には敵わないという現状ですね。競られてペースが速くなった前走は12着に沈んでいるように、展開にも左右されます。 |
3.スティーロポリス | 3コーナーで実は手応えが悪くなっていたんですが、4コーナーでは手応えが良く、そのまま楽に抜け出して来たんですけども、抜け出した途端に右手前に戻してしまいました。そのため差を詰められたんですけども、これ苦しくなって手前を変えたのではなくて、抜け出した途端に気を抜いていると思います。3コーナーで手応えが悪化したのも気性の問題で、つまり真剣味が足りないんですけどもね、全くハミを取らなかった新馬戦の頃よりは大分良くなっていますし、このタイプは相手なりに走れるはずです。フットワークは硬くて、今回に関しては重馬場もプラスに作用したと思われますが、まぁ2400mぐらいの3歳1勝クラスなら、良馬場でも鋭さ負けはしないと推測します。 |
6.モリノドリーム | 2着以下は2馬身以上離された。2着のモリノドリームはモーリス産駒の牝馬です。ダートから芝に転じて札幌1200mで連勝。中でも前走の1勝クラスでは4コーナー後方から直線一気の勝利でした。切れるとの印象がありましたが、野芝での速い決着がどうかという、そういった課題はありました。結果的には対応できたという事です。勝負所でも好位に上がって来れたのは収穫で、急坂も問題ありませんでした。東京の1400mなら裏開催の1200mの方が良い、そんなタイプでもあります。 |
1.ジェントルタッチ | 2走前、年明け初日の中山開催でプレミアペガサスの0秒2差2着の後、前走2着まで間隔が空いたのは、歩様の乱れがあったからという事です。その前走は、少し飛ばしすぎた気もしていたんですが、状態としては8分程度でもありました。反動がないと判断しての連闘策。馬体も絞れて状態は完璧に近く、そんな感じに映りました。競馬は前走より楽なペースからの楽勝。シャドーロール着用でもクビを使って、フットワークが力強く柔軟性もあります。父Always Dreamingはケンタッキーダービー馬。Empire Makerの孫に当たります。ダート中距離で先が楽しみな逸材だと思います。 |
2.イッツオンリーユー | 2着イッツオンリーユーは強い勝ち馬には突き放されたんですが、距離を1600mに戻して、レースぶりは良くなりましたね。次走も上位争いになると思います。 |
16.ベルウッドムサシ | そして2着争いは3頭の接戦になったんですが、その中では休み明けで好走した2着ベルウッドムサシが最上位の評価になりますね。 |
16.マオノアラシ | 1番枠からのスタート後に1つの先行勢に遅れを取って、中団後ろです。道中も動けない位置でした。4コーナー手前から外に出した段階では、前とかなり差が開いており、結果は脚を余した3着ですね。内枠でなければ、2着はあった所です。不良馬場のオープン、伏竜ステークス8着も見せ場があって、時計の速いダート自体は大丈夫だったんですが、能力全開の舞台は未勝利戦を楽勝した東京ダート2100m。それも、乾いた良馬場だと思います。中3週空いて、適鞍があります。ここに出走なら、大きく狙ってみたいですし、3歳以上となる3回東京まで待ってもチャンスは大きいです。 |
11.ハリケーンリッジ | これね、見てください。しばらくはスムーズに走ってたんですが、200m過ぎた辺りから折り合いを欠いて、頭を上げながら、こうやって走ってるんですよね。この状態がちょっと20秒ほど続いて、ちょっとこれではしんどいなと思ってたんですが、直線向くと勝ち馬には一気に差されたんですが、外からジワジワと脚を使って2着だったんですよね。ですから、これだけ折り合いを欠いて2着に来るんですから、能力は相当高いの分かってるんですが、名手レーン騎手が乗ってこれだけ若さを見せられると、僕自身は次走の走りにむしろ不安を感じてしまうんですよね。これ2着という事でね、多分次は人気になると思うんですが、まだちょっと荒削りで信頼できないと見て、危険馬として選びました。 |
6.ニシノライコウ | ニシノライコウが追い込みを決めました。ニシノライコウはスタートでね、ワンテンポ遅れたんですが、その後直線勝負に賭けて一気に追い込んだんですよね。特に残り200mを切ってからの勢いは素晴らしかったですね。以前は、どちらかと言うと前に行って粘るタイプの馬だったんですが、溜める競馬ができるようになっている点は良いと思いますね。この内容なら昇級しても展開が向けばやれて良いと思います。 |
16.キングズパレス | 3番人気2着でした。勝ち馬はね、結構強かったんですが、立ち回りの差も大きかったと思うんですよね。1番人気のパラレルヴィジョンはきっちりと差した辺りは能力の高さだと思いますし、もうこの馬の場合現級卒業は時間の問題だと思いますね。 |
16.ギョウネン | あと3着ギョウネンはダートに戻して一転した走りを見せました。左回りは合っていますし、次走も左回りのダート1400m戦に出てきたら圏内だと思いますね。 |
1.ロードアウォード | あと3着ロードアウォードは後ほどのコーナーで詳しく触れたいと思います。まずはね、ちょっとスタートで遅れてしまうんですよね。後方からの競馬になったんですが、ちょっと流れに乗り損ねて、ただ、4コーナーを回って大外に持ち出すと一気に伸びて3着まで追い上げたんですよね。先行して早々に後続を突き放した1・2着馬の争いには加われなかったんですが、終いの伸びはもう1頭だけ目立ってましたよね。元々ねこの馬栗東の坂路で800m50秒9という好タイムをマークするなど、調教の動きは目立っていた馬なんですよね。今回は初めてのダートとチークピーチズ着用でレースぶりが一変しました。これはね、次走スタート決めれば個人的には楽勝とする可能性もあるんじゃないかなと考えてます。 |
9.トモジャケーヤ | そして2着トモジャケーヤは勝ち馬に及ばなかったんですが、3着馬には1秒9もの差をつけたんですよね。ホント大崩れしなくなってますし、走破時計も短縮してますからね。こちらはもう次走、初勝利が濃厚だと思います。 |
7.ナリタシン | 1番人気3着でした。これメンバーランクCでそんなメンバーが悪くなかったんで、1番人気にならないと思ってたんですが、1番人気になった事に驚きましたね。ただ、競馬的にはちょっと前に残られる感じで、もうちょっと前めにつけてれば、着順も変わったなと思いますし、今回の走りも悪くなかったですし、次も堅実には駆けてくれると思いますね。 |
16.サクセスハチハチ | 一方、サクセスハチハチはこれでデビューから5走続けて2着なんですよね。勝ち馬から放されて、走破時計は平凡なんですが、先行力があって走りは堅実ですし、次走勝てるかどうかは、もうあくまで相手次第のところまで来てますね。 |
10.グランデスフィーダ | そして2着グランデスフィーダは強い勝ち馬に真っ向勝負を挑んで、最後は突き放されたんですが、よく粘ったと思いますね。距離短縮でレースぶりが良くなりましたし、次走も有力ですね。 |
12.サンライズフレイム | そして番組注目馬となっていたサンライズフレイムですね、これは3着でした。出遅れながらもよく追い上げたんですが、2着馬から2馬身離され、4着馬には逆に5馬身の差をつけましたね。上位2頭とはやはりスタートの差が大きかったと思いますし、力量差はあまりないですね。次走も上位争いになります。 |
6.ダイヤモンドハンズ | その後の2着がドゥアイズ、3着がダイヤモンドハンズでした。3着のダイヤモンドハンズは4コーナーで逆手前になって外に膨らみ、直線で逆に内にもたれましたけども、それでもよく伸びていました。1600mの新馬戦を勝ったものの、その時の道中の手応えは悪く、いかにも距離が延びてこそという馬なんですけども、大跳びでコーナー4つのコースも歓迎ではなさそうですね。広いコースの2000m以上で本領発揮となりそうです。 |
3.オボッチャマ | まずはゲートでちょっとチャカチャカしてたんですよね。で、少し遅れてスタートという事になりました。この後何とかね、馬群に取り付くような形にはなるんですが、この辺りはまだ比較的リズム良くは運んでるんですよね。この感じならまた取り返して挽回したなと思って見てたんですが、1コーナーの入りですね。ここでね、ちょっと大きく外に膨れる形になっちゃったんですよね。ただね、それでも最後の直線に向くと、外から脚を伸ばして3着まで追い上げるんですよね。ロスの多い競馬になりながらも差を詰めたという見方もできるんですが、やはり発馬のロスとコーナリングは不安ですよね。今回苦手としてる左回りに見切りをつけて、次走右回りに出走してくる可能性はあるんですが、右回りで中山2走前に2着してるんですが、この時もね最後の直線結構内に刺さってたんですよね。ですから、右回り・左回りに関係なくまだちょっとアテにはできないかなという事で、危険馬として選びました。 |
1.アイファースキャン | あと2着アイファースキャンは前走タイムランクBのレースで3着だったんですが、今回も悪くない時計で好走しました。3着馬は3馬身離していますし、今回の内容なら次走も勝ち負けになりますね。 |
11.アルジーヌ | 2着のアルジーヌは一言で言えば、相手が悪かったという事です。好位の内で上手に立ち回れたように、この馬は非常にセンスが良いですしね、使い減りしなければ、1勝クラスはすぐに勝てると思います。 |
8.リバーラ | まず1番人気で6着のブトンドール、これファンタジーステークスの2着馬ですね、3番人気12着のリバーラはファンタジーステークスの勝ち馬。同じ1400mという事で人気になったんですけどもね、そもそもちょっと昨年のファンタジーステークス、ちょっとレベルが怪しいです。当時の3着レッドヒルシューズは、先週アネモネステークス14着。4着トゥーテイルズは先週1勝クラスで4着でした。 |
11.オーラビルス | あと2着オーラビルスは7番手の外につけて、最後までしっかりと伸びたんですが、今回は勝ち馬が強すぎましたね。この馬も3着馬には5馬身もの差をつけていますし、左回りの1400mなら安定感があります。次走も勝ち負けになります。 |
17.アサクサヴィーナス | あと1番人気のアサクサヴィーナスは9着でしたね。課題のゲートはクリアしたんですが、道中まともに引っかかりましたからね、まだこう課題の残るレースとなりました。 |
13.ビターゼノビア | あと3着ビターゼノビア・4着フライヤートゥルーも速い時計で駆けていますし、これら2頭も次走上位争いになりますね。 |
2.オールマイデイズ | このレースにはリアルスティール産駒が4頭出走。これまで産駒が道悪をこなしている印象はあるんですが、全部が全部ではありません。最先着の2着シルバーティムールは前走の中京の不良馬場で2着していて、最も得意だった結果だと思います。オールマイデイズはオーソリティの半弟。2戦目に中山の稍重で3着と1番人気を裏切っているのを見ても、キレイな芝でこそのタイプでした。それはレースぶりにも現れていて、出負けしたんですが、レーン騎手は無理をしていなくて、勝負所でもロスのない上がり方をしています。それでいて、前3頭に置かれたのは馬場適正が全て。良馬場条件に1勝クラスはすぐ勝てる馬です。 |
16.セラフィックコール | セラフィックコールが勝って、ダート1800mで2戦2勝です。セラフィックコールは14キロ減の体重で、デビュー戦と比べると体が引き締まって見えましたよね。ただ、レースではスタートで出遅れて、その後3コーナーからね、一気にこう外を回って進出して行くような競馬になったんですよね。そういう大味な競馬になったんですが、最後の直線に向くと楽々抜け出して来ましたね。デビュー戦はBランクの時計で8馬身差の圧勝で、そして今回もBランクの時計で4馬身差の勝利となりました。まだ、荒削りですし、スタートにも不安を抱えている分、次走上位候補とはしないんですが、単に能力だけなら、上のクラスでも十分通用しますね。 |
3.インダストリア | 1着インダストリア、前走の東京新聞杯は7着。耳を絞って、怒りながら走っていました。元々我が強くて、東京は直線が長すぎて集中力が続かない。そんな感じです。対して、中山1600mはこれで3戦3勝。今回も展開が早くなかった事で、無理をすることなく好位直後を追走。馬も気分良く走れていました。まぁ直線の長さも丁度良いと思います。中間の調教を強化して、馬体を絞って来たのも好結果に繋がりました。安田記念でも能力は通用すると思います。ただ、東京では重い印までは打ち切れない。そんな気がします。 |
5.レインフロムヘヴン | このレースは1000m通過が1分0秒8というスローペースだったんですよね。ですから0秒7のペース補正が入って、タイムランクはCとなりました。このような流れの中、レインフロムヘヴンは道中溜めを効かせて、追い出しをギリギリまで我慢して、ジョッキーがGOサインを出すと、あっさりと抜け出して来たんですよね。これでね、東京の芝2000mは5戦して3勝・2着2回と好成績なんですよね。ですから、昇級しても東京なら堅実に駆けてくれると思います。 |
8.フィアスプライド | そして2着がウインシャーロット、3着がフィアスプライドでした。3着のフィアスプライドは大外枠で出遅れて最後方からになりました。前が粘れる展開で、鋭く伸びています。まぁ直線の長いコースでは意外に好成績ではないように、瞬間的な切れ味が持ち味なので、まぁ中山のスローペースで追い込んだこと自体を評価して、それで東京や新潟外回りの長い直線のコースで過大評価しない方が良いとは思います。 |
9.ガロアクリーク | そして2着がガロアクリーク、3着が2番人気のダーリントンホールでした。2着ガロアクリークについては、鞍上の石橋脩騎手がですねこの時間帯のトラックバイアスを読み切っていたかのようです。そんなレースをしました。前に迫った所で相手にさらに前に出られてしまいましたけどもね、この馬スプリングステークス優勝馬で、復調は目前ですね。 |
10.ヤマニンサンパ | 直線、内回りとの合流地点、ちょうどスピードに乗った辺りで前のグレートマジシャンが故障してしまって急ブレーキ。この時に恐らくハミが抜けてしまっていて、しばらくは馬任せのまま、なんかフラフラしていましたけども、外へ移動してハミをかけ直してからもう一度鋭く伸びていて、なおかつ脚を余していると思います。まぁそこがスムーズだったら、かなり際どかったはずですね。このレースのレベル自体は低いので、次走が重賞でも狙えるとは言えませんが、少なくともオープン特別なら通用する感触は得られたレースでした。 |
12.エアファンディタ | 1000m通過が1分0秒2という遅めの流れの中、後方から一気の伸びで差し切りました。この馬ね、本当今まで勝負所でもたもたする部分があって、伸びても届かないというレースを続けて来て、それもあって出世が遅れている感じもあったんですが、今回は3・4コーナーの坂の下りが良かったのか、スッと加速がついていつもより反応良く伸びて来ましたね。今回のレースぶり見てると、京都の外回りはかなり合ってると思うんですよね。ですから、今後秋の京都まで適当な番組がないのは残念なんですが、また京都の外回りに出てきたら、強いメンバー相手でも狙ってみたい1頭ですね。 |
14.レクセランス | 5着のレクセランス、昨年のこのレースが9着で、その内容から3400mは長いと思っていたんですが、今年は着順を上げて来ました。それでもやはりね、距離の壁を感じさせる内容でしたから、まぁ3000mまでが上限という見方をしています。 |
15.ジャスティンカフェ | 2着がジャスティンカフェでした。2着ジャスティンカフェはルメール騎手を排して、今回は違った競馬を模索していたんですが、それでも周囲の関係から中団まででした。スローペースという事で、脚は溜まっていて、直線で外に出すと切れる脚を使いました。勝ち馬とは、位置取りの差・ハンデの差もあります。毎日王冠2着のある東京で、スムーズに運べばG1安田記念でも有力候補に入って来ます。 |
1.ロードトラスト | ロードトラストが7馬身差をつけての圧勝でした。1着ロードトラスト、新馬戦を大敗したんですが、以降は3戦連続の2着。馬場状態を問わず、ここ2戦は完全タイム差がプラス0秒1・プラス0秒2と安定していました。今回はいつも以上に積極的な競馬から押し切って、2着に7馬身差。強かったと思います。2000mへの距離延長で、追走にゆとりが出たのも確かなんですが、それ以上に馬が競馬を理解してきた、そう思います。ハーツクライ産駒の半兄ロードリバーサルはダートのオープン馬です。父がキズナに変わりましたが、素質的には見劣りしません。 |
2.ポルカリズム | 3着のポルカリズムは出遅れて、しかも追走は楽ではなかったんですが、直線で追われてしっかり伸びています。キャリア1戦でこれなら上々で、次走も上位候補です。 |
1.キングズソード | その後3着がキングズソードです。スタートは普通なんですが、二の脚が遅いです。まぁ勝ちに行く競馬ができないのがネックです。それでも昇級戦の重賞で3着しました。まだ4歳馬だけに今後が楽しみです。 |
3.メイクアリープ | 前半は4・5番手につけたんですが、他馬がね次から次へと外から接近する形になって、道中はあまり息を入れる事ができなかったんですよね。結果、自身早めに動かざるを得ない展開になりました。それでも最後の直線に向くと早めに先頭に立って、そのまま押し切る形になりましたね。レースのラスト200mは13秒6も掛かってるんですが、自身は休み明けで、体重が12キロ増えてて、それを考えれば悪くない内容でしたね。これでデビュー以来7戦して4勝という実績で、まだ4着以下は1度もない馬なんですよね。そしてこの馬の半兄はみやこステークスを勝ったヴェンジェンスという馬なんですよね。ダート巧者の血筋でもありますし、今後の成長を見届けたい1頭ですね。 |
13.エーデルサンライズ | エーデルサンライズが4走目で勝ち上がりました。1着エーデルサンライズは出遅れるケースが多くて、勝ち損じるパターンが多かったんですが、今回はスタートを決めた事で、3番手で流れに乗る事ができましたね。加えて2着馬とは負担従量の差が何と6キロもあったんですよね。少し恵まれた印象はあるんですが、次もスタートを決めれば、上位に来る可能性はあると思いますね。 |
11.クリノリアルレディ | 9番人気6着でした。結果は予想通りだが、9番人気は予想外だった。 |
13.オリビアジュテーム | 2着オリビアジュテーム、前走の重馬場に続いて、良馬場でも2着。内めを追い上げて、4コーナーから外に、脚が上がりながらも何とか2着に届いた辺り、勝ち馬には離されていますが、良い根性をしています。牝馬限定戦なら、チャンスも十分。東京の1300m・1400mでも悪くありません。 |
7.ガールズレジェンド | そして3着ガールズレジェンドもスタートで寄られる不利がありました。この馬も1600mは合っていますし、次走も圏内だと思います。 |
14.イナホ | あと3着イナホは残り200mで脚色が鈍りましたね。次走1200m以下の距離なら狙えるかなと思います。 |
1.ホウオウムサシ | デビュー戦はフレーヴァードの鬼脚に屈しましたが、3着馬を離した2着。センスは抜群で、個人の狙い馬にしていました。中1週の臨戦課程は問題ないにしても、短距離で活躍したメリッサが母。半兄のカツジ・ミッキーグローリーがマイルの重賞勝ち馬だけに、2200mへの距離延長はどうかとも思っていました。加えてゲート内で暴れて外枠発走になりました。元々15番枠だったんですが、18頭立てのさらに外となると、結構厳しいものです。それでも実戦に行くと折り合いが付いて、前走のデビュー戦と同様に、外外を回って順位を上げて行きました。キャリアの割に競馬が上手いです。最後は脚が上がりかけたんですが、ステッキ一発で1番人気のヤングローゼスを交わした辺り、良い根性もしています。発走調教再審査になったんですけどもね、まぁそれをクリアして出走なら、いきなり買えます。次は2000mか1800mを使って欲しいと思いますし、血統通り1600mでも面白いと思います。 |
6.シャドウフューリー | シャドウフューリーが昇級2走目で一変しました。シャドウフューリーは距離短縮と差す競馬できっちりと抜け出しましたね。この馬4走前の東京で行われた未勝利戦ではタイムランクBのレースで2着してた馬なんですよね。前走は逃げて崩れたんですが、本質的に東京コースは合っているんだと思いますね。この内容なら昇級しても警戒が必要です。 |
5.レッドファーロ | スタートはね特には早くはなかったんですが、3・4コーナーの手応えは絶好で、無理する事なく前に接近して、残り400m辺りで先頭に立ったんですよね。ここからはもう後続を寄せ付けず、4馬身差の圧勝という結果になりました。ダートに転じて、これで4戦3勝・2着1回で、まだ底を見せてないんですよね。あとはもうさらに時計が速くなった際の対応は鍵になるんですが、レースセンスの良い馬ですから、オープンに昇級しても左回りの中・長距離戦なら大きな差はないと思いますね。 |
12.テンカハル | まだまだ伸びしろがありそうなので、ここで取り上げておきたいと思います。今回は後方待機策から大外を回って追い込みを決めましたね。まだ器用な立ち回りはできない印象なんですが、2走前からダートに使われるようになって、これで2着・3着・1着と好成績なんですよね。芝では切れ負けする感じなんですが、ダートなら長く良い脚を使えています。現状、1800mだと前半の早い脚がない分、距離不足の感じがするので、ですからまぁ2000m以上の距離ならという条件付きではあるんですが、適した条件に使ってくれば、馬券の買い目には入れたい1頭ですね。 |
1.パープルナイト | 3着のパープルナイトは序盤の攻防で引くに引けず、ちょっとしばらくね競り合う形になったんですけれども、まぁ控えて折り合って走れましたし、まぁタイトな流れになった事を考えれば、これは3着でも立派です。この馬は1勝クラスの馬ではありませんから、あとは相手次第だと思います。4番人気3着でした。コスタノヴァに交わされてからマイペースを守ったのが良かったのと、水分の残るダートも適していましたが、メンバー強化の中、思ったよりしぶとかったです。危険馬としては失敗しました。 |
12.ブライテストドーン | ブライテストドーンが5馬身差をつけて勝ち上がりました。そのブライテストドーンだけがBランクの対象となりますね。過去5戦は全て中山ダート1800m戦に使われて、時計面で評価できるレースはなかったんですが、今回ワンターンの東京1600mに使われた事で、レースぶりが一変しましたね。ここ2戦が道悪だったので、良馬場になったのも良かったんだと思います。この時計と内容なら引き続き東京1600mに出走してきたら通用しそうですね。 |
15.ヴァナルガンド | 2着ヴァナルガンドは前走出遅れて流れに乗れなかったんですが、今回はスタートを決めて、スムーズな競馬ができましたね。同様のレース運びができれば、次走も勝ち負けだと思います。 |
6.アウロス | そして2着アウロスですね、こちらは一旦グラングストを交わして先頭に立ったんですが、そこから盛り返されて惜しくも2着となりました。デビュー戦の前走はタイムランクEのレースで3着だったんですが、2戦目で大幅に時計を短縮して、ご覧の通り3着には10馬身もの差をつけましたからね、今回の走りなら今の未勝利クラスで力上位なのは明らかですし、次走は初勝利が濃厚ですね。 |
3.ウェイオブライト | デビュー13戦目の前走で、5歳になってようやく初勝利を挙げたんですよね。エイシンヒカリの産駒らしく我が強くて乗り難しい面が、出世を妨げて来たんですが、前走からこう馬具を工夫したんですよね。その事で実力を発揮できるようになりました。今回の勝利で、1勝クラスを連勝する結果となりましたね。跳びが大きくて、スッと切れないんですが、しぶとく脚を使えるタイプで、例えば開催最終週とか道悪とか、この馬の特性を生かせる馬場なら昇級しても勝負になると思いますね。逆に、高速決着は向かないと思います。 |
8.ラリュエル | 4着ラリュエルはエグランタインに勝った前走は展開利もありました。追って甘いのはクイーンカップ4着・チューリップ賞7着と同様です。G1に出走できれば、内回りの特性を生かして、穴程度の評価でしょうか。 |
6.トゥデイイズザデイ | 1番人気5着でした。スタートでアオって出遅れ。外回りの4コーナーで追い上げるというキツい展開。さらに直線入り口で故障した馬を避けるため、かなり外に行く事になった。これでは届かないのも仕方がない。 |
7.クロミナンス | 2着のクロミナンスは意識的にしっかり脚を溜めたように映ったんですが、勝ち馬が抜けた後を追うように伸びて来ました。上がり600mは最速です。ダートの前走は凡走しましたが、芝へ戻して本来の走りができましたし、まぁ今後に向けてね良い内容だったと思います。 |
10.シャイニーロック | その後4着がシャイニーロック、少し迷惑をかけるような所もありました。そうですね、元々ちょっと外に張ったりする面がのある馬なので、ただ馬場の良い所を通って、マイペースで逃げて、ホント最後までよく踏ん張りましたよね。直也さんの注目馬だったという事で、見せ場十分ですが馬券に絡まない4着という事になりました。 |
13.ジャスティンスカイ | 2番人気ジャスティンスカイは9着でした。ちょっと期待したんですけどもね、後方で待機して最後の直線でこうエンジンが掛かりかけた所で、ちょっとね狭くなる場面もあったんですよね。ただ、そもそもがしぶとく脚を使うタイプなので、そのロスも痛かったですし、もう少しこう前めの位置取りなら、結果も変わってきたのかなという印象ですね。 |
2.マイネルラッシュ | あと3着同着のアフターグロウ・マイネルラッシュも時計的には悪くないですからね、次走も上位争いになると思います。あと3着同着のアフターグロウ・マイネルラッシュも時計的には悪くないですからね、次走も上位争いになると思います。 |
3.ハルオーブ | 1番人気3着でした。展開を考えますとね、よく差は詰めているんですけれどもね、差し脚質という事でちょっとなかなか勝ち切れないんですけれども、力は上ですから、次走も上位争いを期待したいと思います。 |
9.オメガキャプテン | 2着オメガキャプテンは一旦先頭に立つ場面を作って、勝ちに等しい内容でしたね。前走タイムランクBの時計で2着で、今回も速い時計で駆けました。次走も勝ち負けになりますね。 |
1.ドウダンミッチー | 勝ちきれないレースが続いていたドウダンミッチーが今回は5馬身差で快勝しました。ドウダンミッチーは2番手でレースを進めて、馬なりのまま先頭に立つと後続との差を広げて1着という結果になりました。休養させた効果が大きかったのか、甘さが目立った休養前とは一変した走りを見せましたね。単純に走破時計だけなら上のクラスで通用すると思います。今回のレースぶりなら大きく崩れる事はないんでしょうね。 |
11.スノーホルンロード | スタート後の加速が早くて、1番枠からスッとハナに立ちましたね。その後も良いリズムで運んで、最後の直線はベアグッジョブとのマッチレースになりました。結局ゴール寸前でわずかに競り負けたんですが、3着馬には7馬身もの差をつけましたね。走破時計も水準レベルにあります。前走は前が詰まって3着に敗れたんですが、スムーズに運んだ今回は力を発揮しました。次走も東京のダート1400m戦に出走してきたら勝ち負けになりますね。これは人気でも逆らわない方が良いと思います。 |
15.ホロニックパス | 番組注目馬となっていたホロニックパスが勝ちました。ホロニックパスは上に飛び上がるようなスタートだったんですけども、その後のダッシュが良かったですね。まぁしばらくは6頭の先行争いの一番外になっていましたが、徐々に前に出て3コーナーでは単独の先頭。直線入り口でスッと差を広げて圧勝しました。まぁ余裕があって、ギリギリのBランクでもないので1勝クラスでも上位候補となります。 |
8.キングズレイン | そしてキングズレイン12着でした。出遅れが全てという事なんですが、全く伸びて来なかったのは、アスクビクターモアを見るかのようでした。1800mが短いきらいはあったんですが、弥生賞ディープインパクト記念を熱発で回避したのが大きかったんだと思います。ダービーに目標を切り変えても、賞金加算が必要になってきます。立て直す時間も含めて、微妙にはなって来ました。1番人気12着でした。出負けして接触もあったが、押しても全く進んで行かなかった。緩い馬場が得意ではない事もあるが、状態に何か問題があったとしか思えない。 |
6.ソネットフレーズ | その後4着がソネットフレーズ、5着がゴーゴーユタカでした。4着ソネットフレーズは2番手を取り切ったのはナイスプレイでしたね。4コーナーで逃げ馬を捕まえに行くところまでは行ったんですが、直線はもう一息伸びず、前走NHKマイル17着から考えると、よく走ったと言えるのではないでしょうか。まだ4戦目、今後に期待したいですね。 |
5.ワールズコライド | ワールズコライドが逃げ切り、2戦2勝となりました。ワールズコライドはダッシュ良くハナに立って、リズム良く運んで、最後の直線に向くと接近するグランデスフィーダを突き放して1着という結果になりました。デビュー戦の前走は1200mでエンジンが掛かるのに時間がかかったんですが、今回は200m距離が伸びて1400mに使われて、危なげなく逃げ切りましたね。これで連勝となりました。能力的にはクラスが上がって古馬相手になっても通用すると思いますし、デビュー戦で揉まれる競馬を経験してるのも心強いと思いますね。 |
10.ニシキギミッチー | ゲートが開くと馬なりで先行して2番手のポジションにつけたんですよね。道中は終始楽な手応えで運んで、4コーナーを回って早々に先頭に立つと、そのまま後続を全く寄せ付けなかったですよね。芝からダートに戻した事と、そして距離延長が良かったんだと思いますね。この馬、新馬戦をEランクの時計で勝って、その後も目立った走りを見せてなかったんですが、今回突然鮮やかな変わり身を見せたんですよね。勝ち時計も悪くはないですし、今回の内容なら昇級しても警戒が必要ですね。 |
13.ブライアンセンス | 番組注目馬となっていたブライアンセンスが勝ちました。ブライアンセンスは3コーナーで他馬に寄られてポジションを下げたんですが、そこから盛り返して好時計で勝利という結果になりました。内容だけではなく、時計面も優秀で、今回の走りなら昇級しても通用しますね。 |
4.サトノヴィレ | あと2着サトノヴィレは最後の直線で外に持ち出すのに少し手間取りましたよね。勝ち馬とはその分の差もありますし、次走も上位争いになりますね。 |
8.アンフィニ | 今回がJRAに戻って最初のレースでしたけれども、パドックで馬を見た時はですね、まぁこの馬は1勝クラスで十分に通用する馬だと思いました。実際1番人気に支持されて2着のレッドランメルトよりも、パドックで非常に踏み込みが深かったぐらいでですね、さらにレース運びも申し分がなくて、これ勝ちパターンのレースができましたよね。ラストはどうも坂が堪えた様子で、という事になれば次走がですね平坦に近い福島あるいはですね、平坦の新潟ならもっとやれる手応えを感じましたね。 |
10.ルールメイプル | 5番人気3着でした。まぁなかなか良い走り見せてくれたんですが、ちょっとね前の2頭には突き放されて、なんか私の知り合いもね馬券を買ってたみたいなんで、ちょっと少し残念だったかなと思いますね。ただ、よく頑張ってくれたと思います。 |
3.マンティコア | そして3着マンティコアは上位2頭が強かっただけで、この馬自身の力は発揮していると思いますし、次走もメンバー次第で勝機ですね。 |
13.タガノフリューゲル | 3着以下のタイムはかなり遅いものなんですけども、3着のタガノフリューゲルは上がりが速すぎて突き放されたものです。これまでも、タイム面でその良い結果は残していませんけども、平均ペースで上がりが速くなければ、もっと差は詰められると思います。 |
1.ガンウルフ | 今年1月の東京芝1800mの3歳新馬戦で3着。その時ですね、次走が芝なら危険馬としたんですけれども、2戦目は小倉のダート1700mを使って来て、2秒3差の3着でした。跳びが大きくてですね、ワンペースのきらいがあったんですが、今回ダート1400mに出走して非常に良い形で勝つ事ができました。父はGun Runnerですね。完全タイム差はマイナスですからね、これは昇級しても相手次第で通用して良いと思います。 |
3.テーオーグランビル | 今回は経験馬相手の初出走だったんですが、レースでは難なく先行すると、良い手応えでリズムよく運んで、最後の直線に向くと馬なりのまま先頭に立って、鞍上がいざGOサインを出すと後続を一気に突き放して行きましたね。まだね、調教段階では目立った走りはしていなかったんですが、レースに行って一変しましたね。この馬の父のLeaはドバイワールドカップの3着馬なんですよね。実は産駒で日本デビューしたのはこのテーオーグランビルだけなんですよね。いきなりの初勝利となりました。今回、全く揉まれる場面がなかった分、次走上位候補とはしないんですが、素質はかなり高いと思いますし、今後も注目の1頭ですね。 |
4.ビッグリボン | それから2番人気ビッグリボンが2着でした。3・4コーナーでステラリアのすぐ外につけて、しぶとく脚は伸ばしたんですが、僅かにハナ差及ばなかったですね。それでも初めての1800mに対応して、力は発揮してますし、まだまだ活躍が見込める1頭ですね。 |
8.ウインマイティー | 6着のウインマイティー、こちらは瞬発力のある方ではないですから、こうした緩急の差のあるペースにはちょっと対応しきれませんでしたね。阪神巧者なんですが、もう少しペースが流れて欲しかったと思いますね。 |
9.ストーリア | そして1番人気のストーリアは5着に敗れました。向正面でね、こうマクって行く形になって、そこで落ち着けば良かったんですが、3・4コーナーで他馬も早めに押し上げて来て、結構息が入らない展開になったんですよね。結果、苦しい展開になって最後失速したんですが、自力で動いてのモノですからね。ある程度仕方のない結果とも言えますね。 |
4.ドランクマン | 2着ドランクマンは2番手につけて勝ち馬を見ながらレースを進めました。前進気勢が旺盛なスピードタイプで、今回に関して言えば相手が悪かったとしか言いようがありません。同じ土曜の11Rですね、3歳以上2勝クラスの函館日刊スポーツ杯を勝ったモリノドリームの半弟になります。 |
8.ブシン | 3着のブシン、こちらケンタッキーダービーなどですねアメリカのG1を3勝したAuthenticの全弟です。途中からですね、まぁ勝ち馬にハナを奪われたんですが、控えてもですね折り合いがつきましたし、こちらも及第の走りはできたと思います。ただ、本質は短距離馬かなという気もしますね。 |
4.エンデミズム | このレース、結構ねレースの中盤のラップが遅くて、ペース補正を施してタイムランクはDだったんですが、レースのラスト400mは11秒1-10秒9と優秀なラップだったんですよね。エンデミズムは2番手からの抜け出しで、ラストのラップはこの馬自身の切れ味を示していました。この馬のお母さんのビッシュはオークスで3着して、秋には紫苑ステークスも勝った実績がある馬なんですよね。今回は経験馬相手の初出走になったんですが、2番手追走から楽に抜け出して、2番人気のマルディランダ・1番人気のレッドシュヴェルトの追撃を振り切った点は評価できますね。本当にこう、レースセンスが良いですし、昇級しても勝負になりますね。今後成長すれば、秋が楽しみになって来ます。 |
2.ディサイド | この馬中京ダート1800mで勝ち上がって、1勝クラスでも2着が3回あるんですが、近走の1800mでは先行して甘くなっていましたね。今回は放牧を挟んで久しぶりの1700mだったんですが、これがマッチしてですね、これまでにない良い勝ち方ができました。お母さんは交流重賞などで11勝したラヴェリータで、4歳夏を迎えて何か軌道に乗ってきそうなね、そんな予感がしました。という事で、昇級しても注目します。 |
13.カイザーメランジェ | カイザーメランジェ4着。出遅れたんですけれども、まぁ漁夫の利があったという感じはしますか。直線も普通なら結構ごちゃごちゃしてね、進路がなくなるもんなんですが、意外とスムーズに捌いて来れましたよね。この馬は高速決着にならなかった事、これも幸いしたと思います。 |
15.ゾンニッヒ | まず6着ゾンニッヒですね、良い手応えで4コーナー回って追い出しもギリギリまで我慢してて、いざゴーサイン出すと案外伸びなかったんですよね。現状、瞬発力勝負だと厳しいのかなという印象を持ちました。いずれにしろ少し物足りない内容でしたね。 |
2.ルヴェルリドー | 新馬戦2着の後、休養明けの前走4着は、直線前が開かない不利がありました。今回の相手では実績上位、中3週空けて状態も問題なく見えました。内の好位を取りに行って、4コーナーの手応え充分。抜けて来ると思ったのは、お母さんのハイリリーが道悪巧者だったとの記憶があるからです。それが思いの外伸びて来ませんでした。馬場の良い外の1着馬・2着馬に遅れたのは理解できても、逃げ馬を交わせなかったのは不可解でした。フットワークが綺麗なタイプ。血統とは別に恐らくここまで悪化するとキツいんだと思います。良馬場条件に巻き返しを期待したいと思います。 |
13.メモリーグラス | 今回は1番人気でした。2着だった前走がですね、3着馬に6馬身差をつけていましたから、流石にこのメンバーならと思って本命を打ったんですけれども、勝ち馬に3馬身差をつけられての完敗の2着で、かろうじて2着を確保したという、何かこう物足りない内容に映りましたね。流石に使い込んで来てもこれが精一杯という走りにね、感じられましたし、そもそもですね前走にしても今回してもレースのタイムランク・メンバーランクはともにDなんです。さらに今回、自身のタイムランクというのはEランク相当になりますからね、これはオーソドックスな危険馬の取り扱いにして良いんじゃないでしょうか。 |
9.コントラポスト | あと2着コントラポストもゲートが安定しない馬なんですが、今回はスッと出て流れに乗る事ができましたね。休養前はホウオウビスケッツとかメタルスピード辺りと差のない競馬をしていた馬ですし、次走も上位争いになりますね。 |
3.ドゥラドーレス | その3着ジャスティンパレスから5馬身離れて4着が3番人気のドゥラドーレス、クビ差5着が17番人気のシホノスペランツァでした。4着のドゥラドーレスについては、私はねもっと引っかかると思っていたんですけれども、行きたがった程度というのは許容範囲でしたね。さすがに4コーナー大外のロスは大きかったんですが、3着から5馬身差はこれなんともしがたい着差で、一言で言って距離適性の差だと思います。そう考えると4着でも立派ですよね。中距離ならG1を狙える器じゃないでしょうか。3番人気4着でした。レース内容からは3000mは長かったが、2000m辺りなら近いうちに重賞を勝てるはず。 |
9.アルファウェーブ | 3着アルファウェーブは2番手追走からしぶとく粘りました。近走はコースを問わず、安定していますし、次走も圏内だと思います。 |
16.ホイッスルソング | ホイッスルソングがクビ差競り勝ちました。1着のホイッスルソングは休み明けでプラス20キロの馬体重だったんですが、太め感のない仕上がりでしたね。スタートで出遅れたんですが、外を回って徐々にポジションを上げて、最後はエールレヴリーとの接戦を制しました。まだね、ちょっとテンションが高くてゲートにも不安があって、荒削りではあるんですが能力の片鱗は見せましたし、昇級しても注意は必要ですね。 |
3.ショウナンマントル | 2着のショウナンマントルは調教は水準に動いていましたしね、実戦もセンスの良い走りはできました。2番手から勝ち馬には突き放されましたけれども、3着には3馬身差をつけていますからね、まぁ次走も上位候補になります。 |
9.エレガントギフト | 2着エレガントギフトはスタートでアオった後、引っかかり気味に進出して、中団を追走して4コーナーを回って外に持ち出すと、ジワジワとエンジンがかかって、ゴール前で勝ち馬に迫りましたよね。この内容なら、次走も勝ち負けですね。 |
1.エムズマインド | 4着エムズマインド、これは距離短縮が忙しく、追走に苦労しました。ラストは伸びており、再び1400mに延長すれば巻き返せると思います。 |
4.コンクシェル | あと2着コンクシェルは前走シルトホルンが2着だった時の3着馬なんですよね。今回もまたシルトホルンには及ばなかったんですが、3着馬には3馬身半もの差をつけました。次走古馬相手になったとしても、上位争いになりますね。ちなみに前走、これら2頭を負かしたのがニシノライコウという馬なんですよね。ですから、まぁ次出走して来たらこちらも警戒が必要だと思いますね。 |
3.グリューヴルム | 4着ローズボウル・5着グリューヴルム、良馬ともに近走のタイムランクからしたらこんなモノではないでしょうか。今回は勝ち時計が速すぎました。バテた訳ではなくて、能力を発揮しているんで、評価を落とす必要はないと思います。 |
11.バリアントバイオ | そして2着アオイイーグル、3着バリアントバイオも勝ち馬には突き放されたんですが、後続には10馬身以上の差をつけてるんですよね。引き続き次走も有力ですね。 |
4.エンライトメント | 3着のエンライトメントは大外枠から4コーナーで大外。さらに先ほど言いましたように、ペース補正が入ってるレースですから、まぁ上位入線馬の中では、最も割を食ってですね、最も強いレースをしたという事になります。上がり600mは最速です。こちらも次走は上位候補になりますね。 |
9.オボッチャマ | 2番人気2着でした。左回りから右回りに変わり、少し走りは良くなったが、今回は展開が向いた感もある。次走もまだ危ういと思う。 |
7.エーデルブルーメ | 勝ったエーデルブルーメですね、3月に3歳1勝クラスのミモザ賞で2着でした。勝っていればね、オークス路線へ駒を進めていた可能性があってですね、牝馬同士の1勝クラスではそもそも能力が上でした。ラスト400m過ぎまで馬なりで上がって来るんですから、新潟のコース適性は高いです。これはもう完勝と言える内容で、昇級しても牝馬同士なら即通用でしょう。 |
11.メイショウユズルハ | スタートで出遅れて4コーナーでまだ14番手の位置取りで、実質ねもう映像見てわかるんですけど、馬券圏外とも言えるポジションだったんですが、ゴール前はね、ホント猛然と伸びて来て3着まで追い上げて来たんですよね。1・2着が前めにつけた馬だった事を考えれば、内容は悪くなかったと思いますね。まだズブさがあって荒削りで、アテにはしづらいんですが、少なくとも脚力だけならオープンでも通用しますし、今回9番人気で3着ですからね。あくまでね、今後も人気次第なんですが、人気薄の時に馬券を買ってみたい1頭ですし、多分どこかでハマると思いますね。 |
2.コラソンビート | ただ、3着のコラソンビートにしてもですね、自身のタイムランクはB相当です。体が小さくて、返し馬の出かけも少し硬めだったんですが、実戦のスピードではですね、しっかり走れますね。こちらも及第点以上だと思います。 |
16.ドナルビー | 今回1番人気で2着でした。この今回を含めて、ここ6走は全てですね、牝馬限定のダート1400mに出走しまして、2・5・3・3・2・2着ですからね。牝馬同士ならあと一歩で勝てるレベルなんですが、唯一5着と着順を落とした時は中1週だったんですね。次の福島開催のダート1700mまで待つ可能性もあるんですが、ワンタイムこだわってこの開催で使ってきますと、ここ2戦が目一杯の走りをしていますしね、そろそろ疲れが懸念される頃なんですね。返し馬を見た印象もちょっと出駆けに硬さが出てきたかなってというのもありましたんで、もし間隔を詰めて使って来たら、これはね危険馬になり得る要素を持っていると思います。 |
3.マイネルケレリウス | 開幕、頭数は少なくても大外枠から後方待機。外外を追い上げて、4コーナーも1番外。負けパターンの競馬になってしまいました。器用さを欠くので、こういった結果も想定内ではあったんですが、勝ち馬が1番枠から自在に立ち回っていたのを思うと、これが能力ではありません。新馬戦を豪快に差し切って、以後3戦は強い相手にそこそこ踏ん張っていました。さらに新馬戦が1600mだった事からすると、ここ3戦の2000mも長い気がします。条件さえ合えばクラス上位は確かなので、見直せます。馬体は小柄ですが、410キロを割らなければ大丈夫だと思います。 |
8.ブレイディヴェーグ | 先週の芝で唯一ですね、完全タイム差がマイナスでした。ロードカナロア産駒ブレイディヴェーグが1着です。昨年8月の2歳新馬戦2着以来で、骨折明けだったんですが、仕上がりは良かったですね。ペース補正が1秒入った遅い流れですが、2番手から上り600m33秒3のフィニッシュです。もうここでは能力が違いましたね。 |
7.ベルウッドグラス | 2着ベルウッドグラスはスタートが決まって、先行策が取れた事が好走の要因だと思いますが、まぁまだ幼くてですね、安定して走れるかどうか分かりません。ただ、展開とペースを考えればしぶとかったですからね。まぁワンターンより2ターンのコース向きという感じがします。 |
3.マラキナイア | マラキナイアが自己条件で2勝目を挙げました。1着マラキナイアは昨年6月に中京芝1600mの新馬戦をBランク勝ち。アルテミスステークスで期待されたんですが、5着。さらにひいらぎ賞6着、チューリップ賞は出遅れて9着に敗れていました。今回はスタートを互角に出て、ハイペースで完璧に折り合えたのが大きかったと思います。ステイフーリッシュの半妹のジャスタウェイ産駒。軌道に乗れば、オープンのマイルでもやれると思います。 |
9.ロジマンボ | 6番人気1着でした。これほど恥ずかしい事はないですよね。人気にならないのに勝ったっていう事なので、まぁ馬も本当上手く捌いたと思いますし、完全に私の見込み違いでした。申し訳ないと思います。 |
16.ワールドタキオン | 地方からの再転入初戦となった前走をCランクの時計で勝って、今回は昇級戦だったんですよね。それでも無理する事無く3番手につけて、4コーナーを回ると先頭に立って後続との差をどんどん広げて行ったんですよね。1800mの距離が地方在籍時も含めて初めてだったので、対応できるかの不安はあったんですが、あっさりと対応しましたね。今回の勝ちっぷりなら、昇級しても大きな差はないと思いますね。 |
5.オールパルフェ | 先行勢がねホント軒並み失速したレースで、それで先行争いに加わってという結果なので、調子は良さそうだったんですが、流れ的に今回はキツい競馬になってしまいました。 |
11.プラチナジュビリー | 2着のプラチナジュビリーも3歳牝馬でした。そもそもですね、負担重量が軽い上に、今回減量騎手がですね騎乗したという事で51キロというアドバンテージもあったんですが、手頃な位置からしっかりと伸びてゴール寸前で2番手に浮上しました。これでダート1400mに転じてから1着・2着・2着とまぁ距離適性を示していますよね。 |
12.ラックスアットゼア | 2着のラックスアットゼアは出遅れましたが、その後はスムーズで上がり600m最速の脚で伸びて来ました。直線の手前変換がスムーズなら、もうひと伸び出来たかもしれません。いずれにしても昇級戦で早々と目処を立てました。 |
14.ダルジェント | 内枠有利のコース形態をしている中京の芝1600mで、さらに中京芝1600mらしい超スローペース。大外枠からダッシュ一息で後ろからになった時点でかなり苦しい状況で、さらにその後コーナーで促しても上がって行けなかったんですが、直線でよく伸びました。と言っても直線に入ってもしばらくはもたもたしていて、鋭く伸びたのは残り200m辺りからでしたね。直線に入って右手前に変えていたんですけども、この200m付近で左手前に戻り、そこから伸びています。右手前の時は飛びが小さくて、外へちょっと流れ気味だったんですが、左手前になるとストライドが伸びています。直線で左手前になる事が普通の右回りなら、もっと鋭く伸びる事を期待できるので、次走が右回りの阪神や京都なら注目ですね。左回りコースの直線に入って、一旦右手前になったんですけども、もたもたして途中で左手前に戻すと一気に伸びました。ならば、右回り向きだろうという推測が注目馬とする主な根拠となります。普通に考えて、次走は右回りの阪神なんですけども、とりあえず次走が右回りであることを祈っております。またですね、デビューが遅くなったルーラーシップ産駒の牡馬ですから、デビュー戦で序盤流れに乗れなかったり、促した時に反応が悪かったりしてもまぁちょっと普通の事だと思います。よくある事だと思います。2戦目での上積みも大きいだろうと予測します。 |
3.トモジャケーヤ | トモジャケーヤは前走からですね、ルーキーの田口騎手が騎乗して53キロの負担重量で連続2着です。まぁいずれも相手が悪かったという事でね、今回もこの馬のレースをして、きっちり力を出し切っています。次走も上位候補ですね。 |
9.エイシンレジューム | 1番人気2着でした。いつ勝ってもおかしくないんですけれども、何かこういつも前の馬にね、残られてしまうんですよね。いずれにしてもメンバー次第という事は言えますね。 |
3.ウィングヘヴン | 3歳1月に中京ダート1800mで新馬勝ち。タイムランクA、6馬身差の圧勝でした。その後に骨折して、今回は1年2ヶ月ぶり。坂路2本の調教量で半信半疑だったんですが、体重増は成長分で、太くはなくて、馬体そのものは1勝では抜けていました。ただ、テンションが高く、ソワソワした感じ。これがゲートを嫌うことになり、突進。そしてスタートの出遅れとなりました。最後方で一時は促しても進みが悪かったです。それが3コーナー過ぎから大外を追い上げて、差し切る寸前まで詰めたんですから、脚力は半端ではありません。ブリーダーズカップクラシックやドバイワールドカップの覇者Arrogate産駒の牝馬です。色々あったんでね、再審査とか少し間隔が空くはずなんですが、出てきて順調ならポンポンと勝ち進められる。そんな存在だと思います。このレースが低レベルなのも、この馬には関係ありません。 |
2.ビヨンドザヴァレー | 2着のビヨンドザヴァレーは骨折明けでおよそ半年ぶりの出走でした。これまではですね、逃げ・先行策を取っていたんですが、今回はリズム優先のレースをして、これは今後につながる内容です。3・4着馬との接戦の2着なんですが、中身の濃いレースで、これは次走も上位候補ですね。 |
6.マキシ | その後4着がマキシ、5着マイネルラウレアと続きました。4着マキシは体重増でも太め感は特になかったですね。レースでは出遅れて向正面で一気に進出して、大味な競馬になったんですがゴール前の接戦に加わったんですから、能力の高さは証明した感じですね。まだホント緩さが残る体つきだったので、これからどんどん良くなって来る馬だと思います。 |
1.ライラック | 9着のライラックですね、人気の一角ではあったんですが、ゼッフィーロと同様後方から外を回る形では厳しかったですね。とにかくまぁ末脚を活かす競馬をずっと続けているので、常に展開が向く・向かないという状況が今後も続いて行くと思われますね。 |
2.カラテ | まず9着のカラテで、これは内枠でしたし、先行策を取ったのは良い判断だと思いますけれども、直線インでノースペースですから、これはもう参考外の1戦です。 |
4.ボッケリーニ | 勝ったのはボッケリーニ、早め先頭から押し切りました。この馬は最も良いレースをしたと思いますね。外枠からスタートも良く、人気馬にプレッシャーを与えながら、まぁ自分から動いて行ける位置を確保した、この辺が最大の勝因だと思うんですけれども、この馬前7走全てがですね、まぁG1かG2でしたからね。G3ではですね、地力そのものが上だったという見方で良いかと思います。 |
6.スルーセブンシーズ | 勝ったスルーセブンシーズ、これは強かったですね。いや、まぁ展開もペースも関係ありませんという、力でねじ伏せたという勝利ですよね。この馬、最初私本命のつもりでいたんですけど、色々考えている内に1800mの重賞は忙しいかなと思っちゃったんですけどもね。スローペースになったのも、今回に関してはプラスに作用したと思います、この馬に関しては。中山とですね、他のコースで大分成績が違う、中山得意なんですけどもね。大分成績が違うんで、他のコースの重賞でも走れるかどうかが、今後ポイントだと思います。 |
7.プラダリア | 2番人気プラダリアは5着でした。上位馬にはまぁ最後の直線で切れ負けした格好なんですが、この馬自身ね、私レース前に取材したんですが、まだ本調子ではないかなというコメントだったんですよね。ただ、元々1度使えば変わってくるタイプの馬ですし、次走の変わり身に期待したいと思います。 |
9.ジャスティンパレス | 津田さんの注目馬ジャスティンパレスが天皇賞・春を制しました。何で対抗にしたんでしょうね印。以前はね、勝負所でズブさを見せて、最後の直線に向くとフラつく面を見せていたんですが、前走の阪神大賞典とそして今回の天皇賞と、全くそういう面を見せなかったんですよね。ですから、もう昨年の秋からの成長は顕著ですし、道中も折り合いがついて、追ってからもしっかりと脚が使えるという事で、現時点でほぼ欠点が見当たらない状況なんですよね。ですから、今後同世代のイクイノックス・ドゥデュース辺りと戦う事になるとは思うんですが、今から再戦が本当楽しみですね。 |
10.ディープボンド | 2着はディープボンドだったんですが、やはり力を見せましたね。これで3年連続2着という事ですね。前々でリズム良く運んで、4コーナーを回ると早々に先頭に立って、この馬の競馬をした上での2着ですね。近年はやっぱり一時強くても、それを持続できない馬が結構多いんですよね。そんな中にあって、6歳になってもきっちり結果を出してる点は凄いと思いますね。何かもう個人的には応援してる馬なので、どこかでG1勝つところを見てみたいですね。 |
12.アスクビクターモア | そして色紙さんの注目馬アスクビクターモアは11着でした。思わぬ惨敗でしたね。スタートが早くなくて、その分促したら結構行きたがってたんですよね。ですが、その後はタイトルホルダーをマークして運んで、最後は失速するという形になりました。何となくですが、この出入りの激しい競馬になったので、今回は終始この馬のリズムで走れなかったなという印象ですね。 |
14.ブレークアップ | その後4着も山本直也さんの注目馬でした、ブレークアップです。渋いですね。この馬も少し前にアルゼンチン共和国杯を勝った時は、ちょっと恵まれた感じだったんですけれども、ですが前走の阪神大賞典とそして今回の走りを見ていると、もう完全に本格化したと見て良いですし、今後もこういう走りを見せてくると思いますね。 |
1.スクーバー | ダート1200mの内、完全タイム差がマイナスだった2鞍は、土曜12Rロードオブザチェコ、日曜7Rのマイアミュレットと、地方競馬に在籍経験のある馬が勝って穴を開けました。ともに内容は強かったんですが、昇級して狙えるかと言うと、疑問もあります。これらと比べて、日曜5Rの勝ちタイムは、Dランク。粒の揃った3歳1勝クラスにしては平凡だったんですが、勝ったスクーバーは時計以上に中身がありました。まずスタートで出遅れて、そこから内を追い上げますが、砂を被って首を上下させて引っかかります。さらに直線は前が狭くなって、外に立て直します。ここからレーン騎手に追われると鋭く反応。速い流れに乗じて追い上げて来たネバレチュゴーを最後まで抜かせず、一定の差を保ってゴールインしていました。これは力が違わないとできない芸当です。ダート1200mから1400mで堅実だったんですが、太かった馬体が絞れて状態がアップ。オマツリオトコやペリエール相手の2着があって、3歳オープンでも通用しますし、3歳以上2勝クラスまで待てば、より確実性が増すと思います。 |
3.ゼットレヨン | あとナムラフランクの後方にいて、11着のゼットレヨンも前が詰まりました。この馬については後ほど触れたいと思います。タイム分析で取り上げたナムラフランクと同じ鞍でした。ナムラフランクの後方内で、この馬も前が詰まって何もできずにゴールイン。ナムラフランクは前回も今回も1番人気で、次も人気必至でしょう。こちらは今回が9番人気で11着ですから、次走も人気薄と思います。その点で狙ってみます。前走が初ダート。中京1400mのハイペースを先行して8着でも、見せ場がありました。ダートの適正は高いと読むのが第一の根拠。次に新馬戦・かささぎ賞を連勝。リステッド競走のマーガレットステークスでジャングロの5着した実績がある点です。休みがちで出世が遅れただけ、能力的にはクラス通用の裏付けがある。それも強調材料です。 |
11.ナムラボス | ナムラボスが2019年12月以来の勝利を挙げました。ナムラボスはゲートが開くと軽く促して先行して、前半から良いリズムでレースを進めましたね。そして残り300m辺りで単独先頭に立って、そのまま後続を突き放して行きました。前走はスタートでアオって4着に敗れたんですが、今回はスムーズに運んで、きっちりと勝ち切りましたね。相手なりに走るタイプなので、昇級しても印を打つべきレベルにありますね。 |
10.ミヤビブレイブ | ミヤビブレイブは連闘で2着です。逃げ馬を目標に一歩早めに動いた分を差し引きましても、まぁ勝ち馬との着差を考えますとね、この1戦に限れば完敗です。これで6戦連続2着ですけれど、も詰めが甘い訳ではなく、要は相手の問題ですね。 |
13.エンジェルラウンド | 2着のエンジェルラウンドも初ダートでした。内でロスがなかった割に、一本調子で追ってからもジリジリという印象ですが、まぁそういうタイプだけにダートは合っているという事ですね。 |
13.タイセイマキシム | 出遅れという程ではないんですけども、スタートは遅くてしかもすぐに抑えたので、前半は後ろから2番目。最後方が1頭離れていたので、もう実質的には最後方になって、3コーナーでバテた馬を交わして少し位置はあがりましたが、まだ後方。直線に入るところでも追い上げていなかったんですけども、一番外に出してからゆっくりを追い出しました。ここまで脚を溜めていれば直線で伸びるのはまぁ当たり前と言えば、当たり前なんですが、ラスト200mを切ってからの伸びは素晴らしく、ゴールを過ぎてからも勢いがあり、完全に脚を余していると思います。まぁ美浦のウッドチップコースでラスト200m12秒を切れず、そのため11番人気だったんですけども、こういうダート1800mが合うような馬は、調教でラスト200mは速くないのは当然です。まぁ能力と距離適性は示した初戦なので、次走は注目できますね。 |
6.フリッパー | 5着のフリッパーは、メンバーも揃っていましたし、高速馬場で前も止まらなかったので、仕方のない部分があります。前走から着順は下がりましたけれども、これは悲観する内容でありません。 |
12.ウインステイトリー | ウインステイトリーが初めてのダートで一変しました。ウインステイトリーはですね、前半は行きっぷりが悪く、ステッキも入っていたんですけども、向正面に入ると勢いがつき、3コーナーでは先頭。その後コーナーで外に膨れて、外からのステッキでそれを修正されていたんですけども、それでもちょっと遅れ気味になりました。しかし、そこからしっかり伸びて競り勝っています。前半からステッキを使って促し、コーナーで膨れるのもステッキで修正し、直線でもですね、ステッキが入ると反応して伸びるというレースをしています。ムチのですね、使用制限がちょっと厳しい今だと非常に乗りにくい馬で、昇級してすぐに通用するとは言いにくい内容なんですが、ダート適性は高いですし、タイムも優秀です。 |
5.サトノトルネード | 1番人気サトノトルネードが2走目で一変しました。サトノトルネードの前走はですね、ミッキーカプチーノの勝ったメンバーランクBの2歳新馬戦6着でした。それ以来の実戦で、距離を伸ばして大幅にパフォーマンスが上がりました。ペースの違いこそあってもですね、同じ土曜の11R古馬3勝クラスと0秒5差ですから、3歳未勝利クラスとすれば出色のタイムです。父はハーツクライで、まぁ奥手の長距離タイプとすればね、今の時期の馬ではないんですが、長い目で見たいと思います。 |
6.スノーグレース | 2番人気1着でした。2走前に勝った時と同じ外枠を引いた段階で大丈夫だと思いました。4コーナーの手応えも違って、着差以上の完勝。3勝クラスでは牡馬と戦う事が多くなりそうですが、外枠でも引けば一発あります。 |
12.シャドウダッチェス | シャドウダッチェスは初めて先手を取る競馬をして勝ち上がりました。1着シャドウダッチェスはダッシュを効かせてハナに立つと、そのまま危なげなく逃げ切りましたね。今回から着用したブリンカーの効果もあるのか、今までよりもスピードに持続力がありました。前半部分が芝でも行きっぷり良く先行できるのは、この馬の長所だと思いますね。昇級しても1200m以下の距離なら通用するレベルにはありますね。 |
15.リラックス | それから3着のリラックス、こちらは3歳の牡馬です。前走ダート1200mで初勝利を挙げたんですが、距離は1400mまでは大丈夫だと思います。今回に関しては昇級戦で、強い逃げ馬に着いて行った分、それから馬体増で少し重かった事、この2点を私は敗因と見ています。 |
9.アウロス | 1番人気2着でした。まぁ勝ち馬には大きく突き放されてしまいましたね。まぁ何とか2着に踏ん張ったんですけれども、まぁやや物足りない内容という事になりますかね。 |
15.オシゲ | 1番人気で4着のオシゲにとっては、勝ちタイムが速すぎましたし、上がりだけの競馬になったのも、向かなかったですね。普通のペースで、水準レベルの勝ちタイムになれば好勝負可能だと思います。 |
12.サイレンスゴールド | 3着のサイレンスゴールドは少し力んで走っていましたが、これはね初めて着用したチークピーシーズの影響だと思います。追ってからの伸びは案外で、見た目にはね前走2着からパフォーマンスが下がったような気もするんですけれども、次走は変わってくると思います。 |
4.グラングスト | 1着グラングストについては、もうホント力通りの圧勝でしたね。単勝1.5倍という断然の1番人気の支持に応えました。 |
1.ニシノデフィレ | ニシノデフィレが前走13着から一変しました。ニシノデフィレは2列目の外を追走し、直線でスムーズに馬場の良いところに出して差し切りました。ブリンカーを着用してからは好走することが多くなりましたが、1勝クラスで好走したのは、少頭数のレースか外枠の時。外が伸びる馬場の外枠で、外に馬がいない状態でレースができた今回は注文通りでした。まぁシャドーロールとブリンカーをプリンターをダブルで着用してるように、揉まれると不安があります。 |
11.ペースセッティング | そして16着ペースセッティング。こちらはスタートしてしてすぐに隣の馬と接触して後方のポジションになって、ですからまぁロケットスタートを決めたモズメイメイとは、最初の2秒ぐらいで5馬身ぐらいの差があったと思うんですよね。これでは流石に厳しいと思いますし、今回は流れに乗れずに参考外の一戦だったと思います。 |
5.フリーウィーリング | 3番人気だった前走の未勝利戦は11着。太かった上に出遅れて、不良馬場に嫌気をさしていました。今回は一転して鮮やかな逃げ切り。完勝だった事と、体重が2キロ減ってもまだ重く映った事からも、パンとしてきたら楽しみの方が大きい馬です。デクラレーションオブウォーやアメリカンペイトリオット・ザファクターなどの輸入種牡馬の父として著名なWar Frontの産駒です。ゴドルフィン所有の大型馬で、スケールを感じさせる背景も魅力となります。 |
6.ロードトラスト | 10着ロードトラスト、単勝1.3倍と圧倒的な1番人気に支持されていた訳ですが、出脚が鈍かったのはともかく、4コーナーでちょっと怪しい手応えでしたよね。まぁ明確な敗因というのはわからないんですが、前走の未勝利戦をタイムランクAで勝ち上がった馬ですから、今回本来の能力を発揮してなかったという事は確かですよね。今回はね、放牧を挟んで中7週の臨戦。この馬は何て言うのかな、レース間隔を詰めた方がね良いタイプなのかもしれません。 |
3.ドゥラレジリエント | 2走前ですね、経験馬相手のデビュー戦、これは阪神ダート1800mで6着でした。そして前走はですね、芝で10着と着順を下げてしまいましたが、ダートに戻した今回は本来の適正を示してですね、能力を発揮した訳です。父はドゥラメンテです。タイムランクはCになりますが、今回はワンサイドゲームでしたしね、この馬は母系も筋が通っていますから、まぁ昇級しても相手次第では通用するのではないかと思います。 |
4.ココナッツブラウン | このレース前半1000m58秒5ですから、このクラスではハイペースと言って良いでしょう。逃げ・先行馬は苦戦を強いられた中で、4コーナー3番手から抜け出して勝った中身は濃いです。クビ差の勝利とは言えですね、これ着差以上に余裕がありましたね。父はキタサンブラック。前走から体重が14キロ増えていたように、滞在競馬向きの牝馬の可能性もあるんですが、3歳牝馬の負担重量のアドバンテージがあればですね、昇級しても通用するのではないでしょうか。 |
7.スイーツバイキング | スイーツバイキングは芝に戻って一変しました。このレースペース補正が0秒3入っている緩やかな流れで、スイーツバイキングは内枠から好位で最高に上手く立ち回れた、これが大きかったです。とは言え、これ減点なしのレースと言っても過言ではありませんね。父はヴィクトワールピサです。洋芝への適性も高そうです。 |
2.アラタ | そして3着にはアラタが入りました。結果的にギリギリまで脚を溜めるという事になったんですけども、その割に進路ができてからも鋭くは伸びていないんですけどもね、元々こう追って急に鋭く伸びるというタイプではなくて、早めにエンジンを掛けて行って最後まで脚を使うというタイプですからね。これで評価を下げる必要はないと思います。 |
13.ルビーカサブランカ | そして12着がルビーカサブランカ、山本さんの注目馬だったんですが、いやもう展開が全然合わなかったですね。基本は、少し速めにペースアップしてみんなが外へ膨らんだ所の内を差すというのが、穴をあけるパターンですからね、スローペースでみんな内に密集しているんじゃちょっと進路はないし、流れも向かないしで、まぁこれで次走ますます人気がないでしょうから、とりあえず買っとけという感じですかね。 |
1.ピースヒロフェイス | そして2着争いは接戦になり、ピースヒロフェイスがアタマ差先着しました。ピースヒロフェイスは7番人気と低評価でしたが、調教は水準に動いていましたし、上がり600m最速タイと調教より実戦の方がパフォーマンス上がりましたね。次走も有力です。 |
9.フライウィズミー | 2着のフライウィズミーについてはですね、以前からちょっと乗り難しい印象を持っていたんですが、短期間にその点が修正されて、手頃な位置で折り合って理想的なレースができました。これはね、芝1400mがピンポイントだったという事もあるでしょう。 |
16.ウインアイオライト | 2着のウインアイオライトも前走の芝1600m出走を皮切りにですね、本来の距離適性を示して、前走3着に続いてしっかりとした走りができました。それもそのはずですよね。ウインカーネリアンの全妹ですからね、まぁ未勝利にいる馬ではありませんし、次走も上位候補になります。 |
16.ドンアミティエ | 二の脚を効かせて激しい先行争いを制してハナに立つと、4コーナーでも馬なりのままでした。結局最後の直線に向くと、後続を寄せ付けず9馬身差の勝利となりましたね。前走はタイムランクがAのレースで2着で、そして今回もタイムランクがCとは言え、完全タイム差はマイナスで、同じ日の8R4歳以上1勝クラスのレースより0秒5速い勝ち時計で勝利したんですよね。以前は1400mに使われて来たんですが、現状1200mの方が合っている感じがしますね。次走もですから、まぁ適距離に出走して来たら昇級古馬相手でも通用しますね。 |
2.ヴィンテージボンド | 1番人気7着でした。序盤からこうビッチリ競られる感じで厳しい展開でしたね。まぁ通用する能力はありますから、すんなり先行できる組み合わせで改めて期待というところです。 |
6.エルトンバローズ | こちらはレースで2番手につけて、勝ちパターンに持ち込んだシルヴァーデュークを交わし去って1着だったんですよね。前走は実はAランクの時計で勝利を上げて、今回は上がりの速い決着にも難なく対応して勝利しましたね。この馬の場合、こういう勝ちっぷりすると、どうしても次走重賞挑戦という可能性があるので、今回次走上位候補としては選ばなかったんですが、まぁクラス編成が変わった後に、2勝クラスのレースに出て来れば、古馬相手でも十分勝ち負けになりますね。 |
7.シルトホルン | シルトホルンは無理せずハナに立って、そのまま逃げ切り勝ちでした。前走タイムランクBのレースで2着して、今回はタイムランクBのレースで勝ち切った点は評価できますね。昇級して古馬相手になったとしても通用するレベルにはありますね。 |
10.バルサムノート | 3番人気1着でした。まぁ少頭数とは言え安全に外を回って、余裕の差し切りでしたからね。まだレースぶりに荒削りな部分はあるんですが、まぁ力がここでは上だったという事ですし、これは今後期待したい1頭ですね。 |
14.レーベンスティール | 前半は少し引っかかり気味だったんですが、途中からはピタリと折り合って4コーナーを回って軽く仕掛けただけで先頭に立つと、後続をあっという間に突き放して行ったんですよね。最後はもう流すぐらいの余裕がありました。今回、ペースが遅かった分タイムランクとしてはCなんですが、レースのラスト400mは10秒8-10秒9という高速ラップなんですよね。昨年秋の新馬戦では後に皐月賞を勝ったソールオリエンスとクビ差の2着だった馬なんですよね。ですから、まぁここなら力が上だったという事で、昇級しても勝ち負けになりますね。 |
18.エスタビエン | エスタビエンは離された3着ですが、自身の完全タイム差はマイナスです。この馬なりにしっかり脚を使っているものの、まぁ勝ち馬と同じ上がり600mのタイムで、これは差は縮まりません。ただですね、数字以上に伸びていたように見えました。相手と展開次第ではチャンスもあるでしょう。 |
1.ヨシノイースター | まずはね、スタートで1馬身ほど出遅れちゃうんですよね。その後後方を追走して4コーナー手前から大外に持ち出す形になりました。ラストは良い脚で伸びて来たんですが、これでは4着までが精一杯でしたね。結果を見れば勝ち馬が内めをロスなく捌いて差し切って、2・3着馬が前めにつけて、内を立ち回った馬でしたからね。やはりまぁ上位3頭とは通ったコースの差が大きかったですね。ただ、前走そして今回と差す競馬をこなせてるのは非常に良いと思いますね。良馬場でも道悪でも対応できますし、スタートさえ五分ならオープンでも勝ち切る力はあるとみて、今回狙い馬に選びました。 |
6.パワーブローキング | 4着パワーブローキングも3勝クラスを勝ったばかりです。流れが向いて脚抜きの良い馬場も合っているという事です。ラストの伸びは目立っていました。ハンデ戦で上位進出がありそうです。 |
14.ウェルドーン | そして2着がウェルドーン、3着がオメガレインボーでした。2着のウェルドーンはマリーンステークスに続いて、フルデプスリーダーに差されましたが、スッと先行できるので小回りコースの1700mでは安定していますね。まぁそうは言っても1700m専用という馬ではなく、今後も活躍を見込めます。 |
9.ケイアイクビラ | ケイアイクビラが3走ぶりの芝1200mで勝ち上がりました。ケイアイクビラはまぁ促されながらの追走ででしてね、まだ集中して走っていないんですけれども、最後の最後にやる気を出したという感じでしょうか。それでも1馬身差ですからね、見た目には快勝です。父はビッグアーサーで、いずれはですね前向きな良い短距離馬に育ちそうなんですが、勝つには勝ちましたけれども、課題を残している現状です。従って、昇級して即ですねタイムに飛びつくのは危険かもしれません。 |
8.フォードテソーロ | なお、このレースはですね上位4頭から5着との差が8馬身もありましたから、2着のピックアップライン・3着ベルウッドムサシ・4着フォードテソーロの3頭はですね、全て次走本命候補になり得るんで、上位4頭はひとくくりに評価する必要があります。 |
15.エンペラーワケア | エンペラーワケアがダートに変わって一変しました。エンペラーワケアは初めてのダート戦だったんですが、逃げる形で圧勝でしたね。半兄のサンライズラポールもダートで4勝挙げていますし、血統的にダート適性は高いんだと思いますね。こちら昇級しても勝ち負けになりますね。2着馬を10馬身ちぎったこのエンペラーワケアのみがAランクの対象となりますね。 |
15.フライングブレード | 2着のフライングブレードはデビュー2戦目から前走までの5戦、ダート1400mを使って来たんですが、最高着順は3着でした。芝は1600mの2歳新馬戦以来でしたけれども、今回は芝1200mに出走した事が見事にハマりましたね。ダートとはレース運びが全然違いましたし、ラストの伸びも良かった訳です。 |
6.ブライトジュエリー | その後1戦のキャリアで臨んだブライトジュエリーが3着でした。内枠を活かしてソツのない立ち回りができましたよね。上位2頭も止まらなかったので、結局3着に敗れたんですが、センスのある走りは見せたと思いますし、まだキャリア2戦目で伸びしろは十分ですね。 |
3.スズカコーズ | 1番人気1着でした。やってしまいましたね。これ3歳1勝クラスのレースで、タイムランク実はEなんですよね。勝ち時計が1:25.6で、同じ日の1Rの未勝利戦が1:25.7で、0秒1速いだけなんですよね。ですからやっぱりスズカコーズも流石にそのレベルなら結構勝ち切るだけの力ある馬ですし、いずれにしても強かったので、私が見誤った感じはありますね。 |
6.ヤプシ | 3着のヤプシも前向きさがあって、出遅れは労せずリカバリーできたという所なんですが、ただ、先ほど言いましたように逃げ馬が上がりですね最速タイでは、これどうしようもなかった訳です。着差から見ますと、2着から4着のギンノアラナミまでは、これひとくくりにしておきたいですね。 |
11.ギンノアラナミ | 3着のヤプシも前向きさがあって、出遅れは労せずリカバリーできたという所なんですが、ただ、先ほど言いましたように逃げ馬が上がりですね最速タイでは、これどうしようもなかった訳です。着差から見ますと、2着から4着のギンノアラナミまでは、これひとくくりにしておきたいですね。 |
12.ドランクマン | 1番人気5着でした。東京の2歳新馬戦から臨んだブシンに負けるのは仕方ないんですけれども、デビュー戦で先着したレガテアドールにあっさり逆転を許して勝たれてしまった事、それからですね4コーナーで早々と馬券圏外に去ってしまった事など、まぁちょっと案外で物足りないレースだったとしか言わざるを得ません。 |
3.ソニックライト | 2着のソニックライトは接戦の2着争いはかろうじて制したんですけれども、初めての芝1200mにも難なく対応できましたし、ペースや3着馬・4着馬との脚質の差を考えますと、中身の濃い2着と評価して良さそうです。次走も上位候補ですね。 |
7.デルマカミーラ | 勝ったデルマカミーラは押してハナを奪った後は楽でした。おいでおいでの完勝ですね。上がり600mの最速はですね、差して来た2頭の34秒7。逃げたデルマカミーラはこれより0秒1遅いだけですから、かなり優秀です。 |
9.サンストックトン | このレースは逃げたテーオーシリウスが2コーナー過ぎから後続を離しての大逃げでした。結果、5馬身差をつけてまんまと逃げ切りました。この流れの中、1秒ほど離されて、3着・4着に敗れたのが2番人気のサクセスシュートと1番人気のサンストックトン。個々の上がり600mが、レースの上がりよりもそれぞれ2秒0・1秒9上回った事から換算すると、残り600mでともに先頭から3秒近く離れていた、そんな超スローの位置を追走していた事になります。パンサラッサが大逃げを打った昨年秋の天皇賞に似たケースです。サクセスシュートもサンストックトンもイクイノックスにはなれなかった訳なんですが、少なくとも現級上位の能力を発揮しています。強調したいのは、サンストックトンよりも外を回って、そのサンストックトンに差し勝った、3着のサクセスシュートです。これで3戦連続で上がり最速を記録。一頃よりも末脚に持続性が出て、明らかに力をつけています。今なら実績の薄い東京でも首位候補に扱えます。 |
14.ベルウッドムサシ | なお、このレースはですね上位4頭から5着との差が8馬身もありましたから、2着のピックアップライン・3着ベルウッドムサシ・4着フォードテソーロの3頭はですね、全て次走本命候補になり得るんで、上位4頭はひとくくりに評価する必要があります。 |
10.ピックアップライン | なお、このレースはですね上位4頭から5着との差が8馬身もありましたから、2着のピックアップライン・3着ベルウッドムサシ・4着フォードテソーロの3頭はですね、全て次走本命候補になり得るんで、上位4頭はひとくくりに評価する必要があります。 |
10.アルヴィエンヌ | この馬好スタートを決めた後に、一旦控えて3・4番手を追走したんですよね。道中は少し行きたがる素振りを見せてたんですが、それを上手く何とかなだめて、直線半ばで先頭に立つんですよね。そのままディバイングレースが迫って来るんですが、追撃を振り切る形になりました。距離短縮で折り合い面が楽になりましたし、昇級しても1600m以下の距離なら注意が必要だと思いますね。 |
12.パルティクラール | このレース先週の新潟芝で直線1000mを除けば、唯一完全タイム差がマイナスでした。しかもペース補正が入ってるように、内回りの1400m戦にしては序盤のラップが遅いレースながら、補正が入って完全タイム差はマイナスになりました。1着パルティクラールはデビュー戦で2着に入った後、3走は馬券の圏外だったんですが、今回は減量騎手起用で一変した走りを見せました。現状、左回りの1400mがベストだと思いますね。昇級しても時計的には通用して良いレベルだと思います。 |
13.ラファドゥラ | ラファドゥラが距離短縮で初勝利を挙げました。東京芝1600mの3歳未勝利戦で1分32秒台で走破した馬というのは、このレースの上位3頭以外に2頭いるんですけれども、ラファドゥラの1分32秒3というのは、史上最速タイムになります。父はドゥラメンテです。これまではですね、ワンペースでそのイメージをこう払拭した勝ち方というのは、まぁ芝1600m器用というのがハマったからで、これで今後の方向性は定まったと思います。 |
1.コンソレーション | 5着のコンソレーションは4コーナー大外で、かなりコースロスがあったんですが、直線では一瞬伸びかかって見せ場は作りました。距離適性に関しては何とも言えないんですけれども、クラス通用の脚は見せたと思います。 |
2.ホウオウエミーズ | 3着は10番人気のホウオウエミーズでした。ホウオウエミーズはね、上手く乗ったと思いますね。コースロスのない、こう見事なショートカットで直線は勝ち馬の内へ潜り込んで、しっかりと伸びて来ました。上位2頭とハンデ差ありましたしね、この馬も力は出し切ったと見ています。 |
3.バトルボーン | 勝ったバトルボーンは不利とされる東京2000mの大外枠から、楽な感じで先行して2番手追走からアタマ差の接戦を制しました。これで新馬戦でダノンベルーガ相手の2着した後に、休養を挟みながら4連勝をマークしたんですよね。今回もやっぱりギリギリとは言え、勝ち切った事はかなり評価できると思うんですよね。先行力があって、とにかくレース運びが安定していますし、次走重賞に挑戦しても期待は持てますね。 |
4.ククナ | 1番人気6着でした。前走と同じ東京芝2400m、5/7のメトロポリタンステークスに出走すると思っていました。阪神云々は言い訳にしたくありませんが、それにしても伸びなかったです。 |
11.フェーングロッテン | 逃げたフェーングロッテン、2着は確保しました。ちょっと出脚が鈍かったですしね、まぁ明らかに集中力に欠けている走りでしたね。直線で一旦沈みかけて盛り返したのは、まだまだ真剣に走っていないからで、能力を出し切ったとは言えません。非常に難しい馬だと思いますね。 |
12.ショウナンマグマ | ショウナンマグマ逃げて15着に敗れました。もう押して押して行く気でハナを切りましたよね。平均ペースですし、特にここまで大バテするような流れではありませんでした。ちょっと負けすぎですね。本質的には1800m向きの馬なんだけれども、2ターンの小回りコースという事になるのかなと思います。ですから、狙い目は七夕賞辺りかな。 |
15.セイウンハーデス | 2着セイウンハーデスは、行きっぷり良く逃げてしぶとく粘りました。勝ち馬には競り負けたんですが、3着馬には8馬身もの差をつけてますからね、現状はこう揉まれない形ならしぶといですし、ブリンカーの効果も感じられる内容でしたね。 |
5.スピードオブライト | あとですね、スピードオブライト。1番人気で6着でした。4コーナーでインの3番手で、あの手応えで伸び切れなかったという事でね、結局あの位置からだと上がり600m33秒台が必要で、それができなかったという事はですね、本質的にはワンペースの先行馬と見るべきかもしれませんね。 |
10.インプロバイザー | 1番人気13着でした。こちらは残念な結果になりましたね。ちょっとね、内枠から外に出すために位置を取りに行って脚を使って、さらに他馬と接触して行きっぷりも悪化したんですよね。ですから、まぁ色々な条件重なりましたし、今回は参考外としたいですね。 |
11.ブーケファロス | 4着ブーケファロスについてはどうでしょうか。上位3頭が内めとか前めで運ぶ中、中団から外を回って4着ですから、強い競馬していると思いますね。なのでね、次走狙い馬にしようかとも思ったんですが、やっぱり展開に左右されるタイプですからね、少しまぁ怖さもあるという事で、そこは回避したんですが、この馬自身力は大いに示したと思いますね。 |
12.ロードラスター | このレースね、前半600mが35秒4で後半600mは33秒3なんですよね。1200mとしてはかなりペースが遅かったんですよね。そんな流れの中ロードラスターは後方追走から外を回って追い上げる競馬になりました。メンバー中最速タイム32秒9の上がりを駆使したんですが、結果7着までが精一杯でしたね。今回の敗因はもう展開が不向きだった事に尽きると思います。末脚自体は堅実なので、今回の凡走で人気が下がるようなら、むしろ次走は狙い目となりますね。少し時計の掛かるコンディションならなお良いと思います。 |
2.テクノデザイン | 前走はスタートを決めて中団から2着に来たんですが、今回まずスタートでね後手を踏んだんですよね。で、その後ね後方から追い上げを図ったんですが、馬群がね結構固まる形になった分、4コーナーでね、この辺りですね結構外を回らされる感じになったんですよね。しかもちょっと外に弾かれる感じになって、結果距離的なロスが大きい競馬になったんですよね。この後ね、終いは大外から結構長く良い脚を使って、追い上げて来るんですが、もう前は完全に抜け出される形になってましたからね、6着まで追い上げるのが精一杯でしたね。まぁひとまず能力の片鱗は見せたと思うので、今回の負けで人気が下がるようなら逆に次走は狙い目かなと考えています。 |
6.アンクルブラック | アンクルブラックが単勝1.8倍の人気に応えました。アンクルブラックは楽に好位に収まりまして、徐々に追い上げて4コーナーでは4頭が並んでいたその列の1番外側。先に前に出たセレクティオとの長い競り合いを直線で制しました。これ直線でもう目一杯に追って、タイムはギリギリのBランクですから、まぁ昇級すると相手次第という事になりますけども、所謂ワンペースというタイプで、鋭くは伸びない代わりにしぶといですね。まぁ連勝は難しいかもしれませんが、相手が強くなっても上位には入れそうです。 |
12.タロントゥーズ | タロントゥーズの圧勝でした。タロントゥーズは無理せずハナに立って4コーナーでは早々にセーフティリードですね。そのままあっさりと逃げ切りました。前走はタイムランクCのレースで勝ち馬から6馬身離された2着だったんですが、今回はAランクで圧勝でしたね。4キロ減の永島騎手が騎乗した効果があったとは言え、この勝ちっぷりなら昇級しても楽しみですね。 |
6.スズハローム | まず3着のスズハロームですが、この馬は馬込みを嫌いますから、今回意識的に先行させたようですが、私のイメージでは東京なら終いに脚を使わせる形もですね、悪くないと考えていました。まぁ要はね揉まれない形をいかに取るかという事です。 |
11.グランデサラス | グランデサラスが初めての芝短距離で一変です。2番手のグランデサラスが勝って、逃げたプロスペリダードが2着。まぁ典型的な先行決着とは言っても、2頭で3着馬を2馬身半離したんですからね、単純に上位2頭のスピードが違ったという事ですね。勝ったグランデサラスの父はエピファネイアです。半兄がですね、昨年の青葉賞を勝ったプラダリアなんですが、タイプは違いますけれどもね距離短縮でポテンシャルを発揮したと思います。 |
16.オメガレインボー | 59キロでも力は違うと本命を打ち、その期待に応えてくれました。狭い所から外に出して、2着馬と併せ馬に持ち込んだ鞍上の騎乗も無駄がなかったと思いますし、馬の根性も見事。おかげで馬券も獲りました。と、ここまでは褒めておくんですが、オープンにしては勝ち時計は物足りません。また、2着ケイアイロベージ・3着のテイエムアトムは昇級組でした。こういったところが上位に入った辺り、メンバーレベルの低さにも恵まれていました。このあと、何キロを背負ってどこを使うかわからないんですが、内容の割に厳しい競馬だったのも確かです。この反動も気にかかります。 |
4.フルメタルボディー | フルメタルボディーが今回は先手を取って逃げ切りました。フルメタルボディーはですね、前走の毎日杯で枠入り不良。今回は発走調教再審査明けでした。まぁ1勝クラスではですね、そもそも能力が上ですから、スピードの違いで全く危なげなく逃げ切りました。この馬は平均からハイペースに強いタイプですから、昇級しますとねスローになった時に一抹の不安があるかもしれませんね。 |
14.ライクアフラワー | そしてライクアフラワー、1番人気で4着でした。2着馬とはアタマ・ハナ差でタイム差はなしです。まぁ出遅れが痛かったんですが、4コーナー大外の10番手からここまで来る訳ですから、瞬発力はあります。函館の後半戦になってですね、外の差し馬が優勢な馬場になればですね、チャンスがあると思います。 |
6.ダルジェント | 1番人気14着でした。出負けしてなかなかダッシュがつかなかった。さらに4コーナーで手応えが悪化したが、その割には直線で失速していない。成長途上でレースが分かっていない感じだが、素質はあるはず。 |
2.ネッケツシャチョウ | この馬4/29の京都で経験馬相手の未勝利戦でデビューして8着でした。当時が536キロで、まぁ大型馬らしくですね使いながら型通りの良化ぶりで、着順を上げて来ていました。大跳びでですね、小回りダート1700m向きとは思えないんですが、前走の函館で3着。そして今回は「不良」の高速馬場にも対応できました。父はリオンディーズです。昇級して即通用するかと言われると何とも言えないんですけれども、この1戦1戦が経験値になっているタイプですから、相手と展開次第では面白いかもしれませんね。 |
12.カヨウネンカ | それから2着のカヨウネンカは今回ワンターンで時計の速い決着にも対応できた。この自信は大きいと思います。相手なりで勝ち味に遅いタイプなんですが、クラス脱出に目処が立った1戦と言えるでしょう。 |
1.スカイキャンバス | 単勝1.7倍の1番人気に支持されたスカイキャンバスが逃げ切りました。同じ土曜の1R芝1200mの3歳未勝利戦の1000m通過が57秒4ですからね、2歳新馬戦で57秒5は、これは優秀なタイムです。勝ったスカイキャンバスの父はスカイキャンバスです。母は芝1200mで3連勝した快速馬アポロフィオリーナです。逃げて上がり600m最速タイですからね、これは言う事がありません。 |
5.ナスティウェザー | ナスティウェザーが逃げ切りました。好発から押し出される形で逃げたナスティウェザーが手応え十分に直線に向き、残り200mから仕掛けられるとそのまま突き放して4馬身差の楽勝。ちょうど1年前、この距離の新馬戦も「重」の高速馬場で似たような様相だったんですが、勝ち時計は今年の方が0秒3速く、上がりの600m34秒7、ラスト400mのラップが11秒6-10秒9の脚力は非常に優秀です。TOPIXでも紹介されていたように、スローではあったんですが、後半のラップは非常に速くて、この自身で走破時計を押し上げたという点は強調しておきたいですね。今後は砂を被ったりペースが流れた際にどれだけの脚が使えるかというのが課題になると思います。 |
6.バスターコール | このレース、タイムランクはDになるんですけれども、まぁ2歳新馬戦にしてはですね、非常にペースが速くて、ハイペースで上がりが掛かった事が、タイムランクを落としました。新馬戦にありがちなスローではなかったという点に価値がある訳で、その厳しいラップを逃げ切った勝ち馬、これはやっぱり評価する必要があると思います。芝の1400mなんですけれども、前半の1000m57秒8というのは、安田記念より0秒2遅いだけです。バスターコールのですね父はルーラーシップで、この馬はスピードが有り余ってるレースぶりでしたけれども、特にゴール前で内・外から詰め寄られてからの二枚腰というのが目を引きましたね。 |
5.サンスレッド | 今回は初めてのダート戦だったんですよね。ですが、好スタートを切って、ほぼ馬なりのままハナを奪うという形の競馬になりました。そして最後の直線に向いてからも、後続をなかなかこう寄せ付けないパターンになって、3馬身のリードを保って最終的には逃げ切りました。ラスト200mは13秒2も掛かってるんですが、ご覧のように見た目でちょっと一杯になっている感じは特になかったんですよね。そもそも前半の加速が早くて、単にスピードだけなら昇級しても通用しますし、今回と同様直線が平坦のコースなら、なお良いと思いますね。 |
11.コパノパサディナ | 1番人気のコパノパサディナが2着以下に4馬身以上の差をつける快勝でした。コパノパサディナのみがBランクの対象になります。この馬初勝利に5戦を要したんですが、勝ってから軌道に乗って来た感じがありまして、特に前走からですねダート1400mに出走した事がこの馬の適正を存分に生かす事になりました。とにかくこの馬はスタートが上手です。今回はハナへ行けるぐらいでしたけれども、2番手に控えて楽に抜け出して来ましたね。まだこう手前を上手く変えることができないようですが、2走前はオープン特別の青竜ステークスでユティタムの2着がありますから、これは昇級しても即通用すると思います。 |
15.デアデルマーレ | 2着だったデアデルマーレは8戦目にして初めてのダート。ハイペースにも難なく対応して一旦は抜け出す好内容でした。3着につけた2馬身半差は非常に立派だと思いますし、今回に関しては相手が悪かったとしか言いようがありませんね。 |
4.アオイイーグル | そして2着アオイイーグル、3着バリアントバイオも勝ち馬には突き放されたんですが、後続には10馬身以上の差をつけてるんですよね。引き続き次走も有力ですね。 |
6.メイショウモズ | その後クビ差4着がメイショウモズですが、最後方から追い込んで来ましたね。これ11番人気、まぁ1勝クラス勝ってない馬ですから、当然人気がないんですが、スタートで外へ逃げまして、まぁああいう競馬になった訳ですけども、元々競馬っぷりは先行タイプなんですよね。ところが今回は追い込んで上がり600m最速ですからね、これはポテンシャルあるなっていう競馬した訳です。ただ、まだまだ荒削りと言うか馬が若すぎると言うか、結局先方も何も定まっていない訳ですよね。その中で、追い込みをすればこれだけの脚が使えるという事で、前走までのレースぶりを見ると、先行する事もできると。いわゆる多彩な才能があるんだけれども、まだ現時点では安定して力は発揮できないんではないかという所があるんで、今回の4着を即次走に結びつけるのはちょっと危険な部分はあると思います。 |
10.バックトゥザライト | 前走は気を抜いた分の2着で、まぁどうもそうした面がある馬なんですけどもね、今回はですねまぁ楽な手応えですいすい上がって行きましたよね。そして直線ですけれども、もうワンサイドゲームになりました。父はシニスターミニスターで、タイムランクはCなんですけれども完全タイム差はマイナスです。この手のタイプは相手なりに走れますからね、昇級戦から警戒が必要です。ただ、これまでのレースぶりを見ますとね、現状ではですね右回りでの狙いになるかと思います。 |
6.アルナージェイン | あと番組注目馬アルナージェインは2着でしたね。前半引っかかって逆に抜け出してからは、馬が気を抜いた感じで、その分差し切られたんですが、やはり力はありますよね。Aランクの時計で未勝利戦を勝って、前走はタイムランクBのレースで2着だったんですよね。次走も勝ち負けになると思います。 |
8.グーデンドラーク | まずね、ゲートの中でチャカチャカして1馬身ほど出遅れたんですよね。ただ、その後徐々に挽回して3コーナーでは既に3番手の内につけて、良い形で勝負所迎えたんですが、3・4コーナー中間でね内に押し込められるような感じになったんですよね。結局、ここで動くに動けなかったのが痛かったですね。結局、この後はもう流れ込む感じになって5着という結果になりました。初めてのダート参戦だった2走前は、Cランクの時計ながら7馬馬身差で圧勝してる馬なんですよね。ですから、まぁすんなりと先行できれば力発揮できるタイプだと思いますし、今回はこういう内容だったので、巻き返しがあって良いと思います。 |
14.ピコサン | 3着のピコサンは遡れば祖母に北海道のスプリント路線で大活躍したシーイズトウショウが出てくる血統図。それを考えればね、この好走もある意味では納得の行く所で、これまたチャンスは近い1頭だと思います。 |
7.フリントロック | 2着は格上挑戦のフリントロック。先々週の函館の3歳未勝利戦芝1200mで6着でした。未勝利クラスでも掲示板に載っていなかったんですが、当時の勝ち馬のタイムランクはBで、自身の完全タイム差はプラスマイナスゼロでした。もちろん未勝利クラスでの記録ではあるんですけれども、決して凡走ではなかった訳です。そして連闘で格上挑戦の今回は、減量騎手が騎乗して連対しました。これで優先出走権が取れましたしね、次は自己条件の使いたいレースを使えるいう事で、有力だと思います。 |
4.ロイガヴェーグル | まず1着のロイガヴェーグルですが、道中は中団を追走して2番人気のドゥラレジリエントが押し上げたタイミングに追随する形で進出。最後はアタマ差競り落としてというゴールになりました。明確な目標が前にいた有利さというのはあったと思いますが、冬の小倉遠征で減った馬体が戻っていたように、現地滞在でね中身が伴ってきたのも明らかだと思います。1歳上の全兄ウェルカムニュースが昨年夏に2勝クラスを勝って、半年足らずで東海ステークス4着に入ったほどね、成長力のある血筋ですから上のクラスでも注目したい1頭になりますね。 |
14.スマートサニー | こちらはおいでおいでの逃げ切り勝ちでした。減量騎手が騎乗して2着サパテアールとの負担重量で、4キロ差あったとは言えですね、逃げ馬が上がり600m最速というのは掛け値なしに強い訳で、しかも4馬身差の楽勝ですからね。これは言う事がありません。昇級すると揉まれた時に不安もあるんですが、すんなり行ける組み合わせなら通用しますね。まぁ小回り向きのスピードタイプで、滞在競馬も合っているんでしょう。 |
1.イクスプロージョン | 離れた3着イクスプロージョン、12番人気でした。多くの馬が道悪に苦しむ中で長く良い脚を使って追い上げましたね。オルフェーヴル産駒で、まぁこういう馬場は苦にしないんじゃないかなと思いますね。新潟は過去2勝マークしてますし、本当コース相性が良いと思います。 |
3.ハヤヤッコ | これは恐らく道悪適性の高さを買われて、3番人気に支持されたと思うんですよね。馬場にはもちろん対応してたと思うんですが、結局前めにいる馬たちが有利な競馬になりましたからね。展開的に厳しかったと思いますね。 |
9.ローシャムパーク | スタートでまず1馬身ほど出負けしたんですよね。ただ、すぐに挽回して中団につけたんですが、最後の直線に向くと馬群に包まれてしばらく追い出しを待たされる場面があったんですよね。それでも何とか1頭分ぐらいのスペースを確保すると、一気に伸びて抜け出して、最後は少し手綱を緩める余裕もありました。前走は道悪で力を発揮できなかったんですが、今回は良馬場で一変した走りを見せましたね。未勝利戦・1勝クラスをBランクの時計で勝って、セントライト記念でも3着した馬ですから、まだキャリアも浅いですし伸びしろは大きいと思いますね。今後注目の1頭ですね。 |
11.マイネルウィルトス | その後2着が1番人気のマイネルウィルトス、3着はスカーフェイスでした。2着1番人気マイネルウィルトスはペースの速かった前半は最後方につけ、前の馬がバテて下がってきた3コーナーから一気に進出しました。まぁ理にかなった競馬で、直線は頭まで突き抜けるかなとも思われたんですが、ちょっとハヤヤッコが強すぎましたね。まぁそれでも3着には3馬身差と、結果は残しました。 |
15.アルナシーム | 3番人気でした。3コーナー先頭からそのまま押し切ったんですが、これ私期待している馬なので、個人的にはもうちょっとしっかり脚を溜めて勝ってほしかったんですけれども、そうは言ってもこれが今回勝つための最善策ですから、まぁ欲を言ったらキリがありませんね。ラスト600m11秒1-11秒2-11秒6でまとめていますしね、着差以上に中身が濃く、ラストはまだ余力が残っていました。ドウデュースが勝った朝日杯フューチュリティSの4着馬ですから、オープンに入っても引けを取る事はないと思います。 |
10.シャークスポット | そして逃げたシャークスポットが僅差の2着でした。シャークスポットはこれまで大体後ろからになる馬だったんですけども、今回を押して行ってハナを切ると、もう妨害とも言える超スローペースで競り込まれる事もありませんでした。次走でまたこれを再現するのはかなり難しいと思います。いつも後ろからになる馬が急に前に行ったら注目という法則のようなモノもあるんですけれどもね、押してハナを切ったら超スローペースというのは、ちょっと出来すぎでして、逃げて好走した以上は次走も先行策を試みると思いますけども、次走も芝の短距離なら行けない、あるいは行けてもハイペースに巻き込まれるという可能性が高いと思います。最近はですね、芝の短距離で連続でスローペースの先行になって恵まれるという馬が少なくないので、ヒヤヒヤしますけども、やっぱりこういう馬は嫌って行った方が、トータルではプラスになると思います。問題は次走も人気にならない可能性がある事ですけれどもね。 |
11.クイーンオブソウル | 15着クイーンオブソウルですね、よもやの惨敗になったんですが、逃げ馬が逃げ切る展開で2番手につけて失速したので、これはね、明らかに距離が長いなという印象ですね。マイルまでの方が良いタイプだと思います。 |
5.トーホウバロン | 2着のトーホウバロン、マクり合戦が面白かった競馬です。勝ち馬には若干の無理があって、最後に追い上げたこの馬がマクったタイミングが1番に思えました。それで2着が地力の違いなんですが、昇級2戦目で脚力の高さは証明しました。すぐにチャンスが来ると思います。 |
4.ホウオウマーメイド | 3着のホウオウマーメイドは、今回はスタートが決まったのでまぁ思い切って逃げたようでした。こういうレースはですね、カンフル剤的な事に効果がですねありますから、今後に繋がるケースになるかもしれませんね。 |
6.エランティス | 3着に入ったエランティスはデビューから4戦続けて好走と安定感は十分なんですが、ちょっとね目標にされやすい脚質ゆえの弱みはあるかなと思います。チャンスは近いんですが、なかなか評価の難しい1頭かなと思いますね。 |
2.ユハンヌス | 前半から行きっぷりが良すぎる感じで、道中は馬群の中で引っかかり気味の追走でした。それでも何とか我慢を効かせて、最後の直線迎えたんですがね、ご覧のようにずっとスペースがなくて、結局ほとんどね追えないままゴールインとなったんですよね。今回は本当全く力を発揮できてないですね。お母さんのMidsummer Fairは2000mのフローラステークスの勝ち馬なんですが、折り合い面を考えれば、この馬は短い距離の方が良さそうですね。調教では良い動きを見せていますし、次走も1400m以下の距離に出走してきたら見直しが必要だと思います。 |
4.エイシンセレナ | 他注目したいのは5着に入ったエイシンセレナ。直線ではね、何回も進路を切り変える感じでね、頭を上げるような仕草で周回して来ていました。結果的にはこのロスが響いていますし、まだまだ荒削りという部分はあるんですが、2戦目にしてね、大幅な変わり身は示したと言って良いと思いますので、次走要注意の1頭と言って良いと思います。 |
1.ルミネイト | レースは1000m通過が1分ちょうどで、ペースは緩めだったんですが、向正面でねファジェスがマクって行って、先行勢には厳しい展開になったんですよね。結果、後方に位置していたエニシノウタが外から一気に突き抜けました。そんな中、ルミネイトは道中7・8番手の内に潜り込んだんですが、最後の直線ですね、外に出せずに内に押し込められる感じになって、結局最後まで追える場面はなかったんですよね。ですから、まぁ今回は度外視して良い一戦だと思います。少なくとも、道中のレース運びは良かったので、次回巻き返しの可能性は残されていますね。 |
14.テラステラ | まず7着テラステラですね、前有利の展開の中、4着ブーケファロスの後ろを通ってよく伸びて来ました。ただ、レースぶりを見ていると今回の1200mより、1400mの方が合っている印象を受けましたね。 |
5.サトミノキラリ | 2着のサトミノキラリは美浦で乗り込んで、入厩して、直前はね軽めの調整に留めていました。それでも楽々とハナを切ったスピードは優秀ですし、上積みが見込めそうな次走は勝ち上がりのチャンスかと思います。 |
3.ガットネロ | そして4着ガットネロですね、これは後ほどのコーナーで詳しく紹介したいと思います。これ映像を見てください。楽な感じで先行したんですが、100mを通過する辺りで大きくバランス崩す場面があったんですよね。ただ、それでもその後は流れに乗って、前に接近したんですが、最後の直線に向くともうひと伸びを欠いて4着に後退しました。やっぱりラストで粘れなかったのは、前半のロスが響いてる印象なんですよね。元々スッと切れる脚が使えない馬なので、理想はすんなりと先行する形ですね。リズム良く運べさえすれば巻き返して来ると見て、狙い馬に選んだんですが、番組注目馬もこれ同じレースのエレガントギフトなんですよね。ですから、次も同じレースに2頭が同時に出てきたら、馬券は2頭軸の3連系で勝負したいと思います。 |
7.ルヴェルリドー | それから1番人気のですねルヴェルリドー、こちら6着でした。今回が初めてのダート戦でしたが、序盤から頭を上げていたようにテンションが高かったですね。ですから、ダート適性云々で負けた訳でありませんから、この一戦で見限る事はできません。 |
8.マテンロウアイ | 2番人気7着でした。こちらはある程度読み取りでしたね。早めに進出すると甘くなりますし、末脚勝負に駆けても伸びないという形なので、今回後ろから行ったんですが伸びを欠いて7着という結果になったんですよね。なかなか脚の使い所が難しいタイプですからね、次走以降も人気下がった時のみの狙いかなという気はします。 |
9.レイベリング | 9着のレイベリングは今回意識的に待機策を取ったようですが、ハイペースの朝日杯フューチュリティステークスを使った後だっただけに、異質のペースで折り合いに苦労していました。こうなりますと、末脚不発というのは仕方ないんですね。まだね決めつけるのはちょっと早計ですけれども、この馬の本質はマイラーかなという気もしてきました。 |
5.ラブリエスト | 2着のラブリエストは新馬戦とは全く違って、逃げる競馬での好走。こちらはラブリーデイの仔で、ズバッと切れる印象はないんですが、スピードの持続力には見るべき所があります。3着には3馬身差、立派な内容でしたし、こちらもチャンスは近い1頭かなと思います。 |
1.オールアイズオン | 3着に入ったオールアイズオンは勝ち馬が一歩先に仕掛けた分だけ、追い出しを待たされた印象。最後はね詰めるような脚色だったので、これは力負けとは思えず、何とも惜しい競馬でしたね。 |
5.レイズカイザー | マイペースの逃げに持ち込んだとは言え、直線では軽く気合をつけて差を広げた後、後ろを確認して最後は流していて、タイムはかなり短縮できると思われます。というよりですね、そもそも0秒1差の2着だった前走の自身の完全タイム差がマイナス0秒9と、Aランクに相当するものでありまして、その時点で昇級しても通用するレベルにあるという事を示しています。これまでハナを切った時しか好走していないので、昇級すると行ききれる組み合わせかどうかが鍵になりそうですが、ハナさえ切れれば通用すると思います。 |
15.ショウナンライシン | 長期休養明けながら、強い勝ち馬を追いかけてクビ差まで追い詰めたのが2着のショウナンライシン。こちらも見どころは十分でした。3着が6馬身離れているように、上位の2頭は特に評価できる競馬だと思いますので、久々好走の反動さえなければ、次走はあっさりも十分ではないかと思います。 |
14.ブーケファロス | 2着のブーケファロスは後方待機から直線は大外に持ち出してよく伸びたんですが、勝ち馬には及ばず。この辺りは脚質的な弱みもありますが、これで2戦続けてタイムランクBのレースでの好走と、脚力は信頼に足るものがあると思います。現級卒業も時間の問題かなといった好走でした。 |
2.シアージスト | それから3着のシアージスト、今回がJRA再入厩初戦でしたがね、一応目処の立つですね、走りができたかなと言えそうな気もするんですけれども、まぁこの1戦だけではまだね、信頼できない面もありそうです。 |
16.セキテイオー | そして2着に飛び込んできたセキテイオーはいつもと違って控える競馬。道中しっかりと溜めが効いて、最後は勝ち馬をクビ差まで追い詰めて来ました。集中力の持続が難しい馬で、近走はね前に行って失速してというレースを続けていたんですが、今回距離短縮でこれまでと一転したレースぶりを見せました。上位のほとんどが3歳馬だった事を思うと、これに割って入った点は評価すべきだと思います。 |
1.エイシンレジューム | 2着のエイシンレジュームはこれで4戦連続2着です。対戦相手のレベルもあるんですが、まぁ脚の使い所が難しいこともなかなか勝ち切れない要因でしょう。それでも3着には4馬身差をつけていますから、次走も上位候補ですね。 |
7.レディフォース | レディフォースが勝って2戦2勝となりました。1着レディフォースは好スタートを決めた後に2番手を追走して、最後の直線に向くと危なげなく抜け出してきました。デビュー戦の前走はタイムランクDでの勝利だったんですが、2戦目の今回は優秀な時計で楽勝しましたね。次走はまぁ重賞挑戦の可能性もあるので、上位候補とはしないんですが、自己条件なら当然勝ち負けにはなりますね。 |
15.カイカノキセキ | このレース、タイムランクはEだったんですが、この馬については見直しが必要だと思いますね。前半からね、これご覧の様に行きっぷり良く先行したんですが、しばらく走った所、ところこの辺りですね。外の馬に寄られて、落馬寸前の不利があったんですよね。それでもこの後ね、しっかりとレースに参加して、一応6着という着順ではまとめて来たんですよね。今回は、もうやっぱり落馬寸前の不利がかなり大きかったので、参考外の1戦と見て良いですね。前走この馬2着でしたから、ダート適正は示している状況なので、まぁ今回の走りを度外視すれば、次走巻き返して来る可能性は十分にありますね。 |
12.エアメテオラ | 圧倒的な支持を集めたエアメテオラは3着でした。エアメテオラなんですが、4コーナーの手応えが悪くてジリジリという感じでしか伸びませんでしたよね。デビュー2戦が逃げて好走していたので、少し戸惑いがあったのかもしれませんが、松山騎手は「馬場に脚を取られてしまった」とコメントしています。まぁ敗因はですね、複合的に考えたいと思います。 |
1.ワイノナオミ | 3番手追走のバルミーウェザーが2着。2番手でレースを進めたワイノナオミが3着でしたが、2頭ともに上がりはまとめており、内容自体は悪くありません。4着以下が7馬身以上離されたという事を思うと、ダートの1000mであればこの2頭も次走上位争いになるんじゃないかなと思います。 |
8.ライヴペッパー | 離された後続に関してはちょっとね、次走以降も相手や展開次第になりそうですが、序盤に内からね、勝ち馬に激しく抵抗して結果行ききれず厳しい形になってしまった12着のライヴペッパーの最下位負けは大目に見ても良いかもしれません。砂を被るとダメな馬で、過去の大敗もね、内枠でモロさを出したというモノが多いので、前走ね正攻法で2着しているぐらいの馬ですから、次走が中から外枠、スムーズにね走れるようでしたら巻き返しても驚けない1頭だと思います。 |
6.シロン | シロンがJRAでの初勝利を挙げました。シロンは北海道シリーズ初登場ですね。減量騎手が騎乗したとは言え、おいでおいでの逃げ切り勝ちで、単純なタイム比較ではですね京都の前走よりも速いタイムで走破しています。これはですね、洋芝への適正が高かったと考えたいですね。昇級すると負担重量の問題が出てくるんですけれども、それでも通用する可能性を秘めます。 |
1.ベルウッドシキシマ | 前走の東京ではね、タイムランクCの勝ち馬と同タイムだったんですが、今回は同じ2着でもタイムランクEのレースで、しかも勝ち馬から0秒3差。器用さに欠ける走りで道中は後方を位置し、押して押して最後は何とか2着まで来たんですが、レースを見る限りコーナー4つのね、コースの立ち回りというのに不安は覚えました。タイムランクの比較から見ても、ワンターンの東京1600mで決めたかった馬には映りますね。しかも、昨年12月にデビューして、月1出走を続けて今回が8戦目と、体調自体の上がり目もどうかと思いますし、福島終わって次新潟など、またコーナーもキツくなるんでね、その辺りも不安の解消には至らないかなと思ってます。 |
14.ダズリングダンス | タイセイレジェンドの産駒。東京ダート1600mの新馬戦7着から、1300mにね転戦したように、陣営も恐らくは潜在的なスピードを認めていた馬だと思います。今回は距離延長もあって、ポンとハナを切り、終始勝ち馬にマークされながらも最後までしぶとく抵抗。このマークされる形と負担重量2キロ重かった事を踏まえれば、敗戦自体に悲観はないですし、今週4鞍あった3歳未勝利クラスのね、ダート1700m戦で最速時計での決着だった一戦というのも強調できると思います。まだ3戦とキャリアが浅いですし、短期放牧明けだった事も加味すれば、休み明け2戦目の次走の伸びしろは大きいと思いますね。 |
12.オセアエクスプレス | オセアエクスプレスは中団からになったんですが、4コーナー手前から動いて外に持ち出すと、直線で鋭く伸びて2番手から粘るエスカルをハナ差捕らえての2着。軽い馬場が合いそうなピッチ走法ですし、デビュー戦の分かね、芝からの発走で出脚は一息には映ったんですが、この辺りは慣れてくれば芝でも十分走れそうなフットワークには映りました。 |
14.エスカル | 3着だったエスカルは強い勝ち馬を追いかけた分、終い甘くなった印象で、馬格の割にはストライドが大きくて、もう少し距離があっても良いのかなという走りには映りましたね。 |
12.シルバーティムール | このレースにはリアルスティール産駒が4頭出走。これまで産駒が道悪をこなしている印象はあるんですが、全部が全部ではありません。最先着の2着シルバーティムールは前走の中京の不良馬場で2着していて、最も得意だった結果だと思います。 |
12.スティルディマーレ | 1着のスティルディマーレはここ2戦連続で2着だったんですが、今回は危なげなく逃げ切りましたね。同じ日の12レース4歳以上1勝クラスより0秒8速い勝ち時計だった事からも、スピードだけならクラスが上がって古馬相手になっても通用しますね。昇級しても警戒が必要な1頭ですね。 |
14.コスモアディラート | 2着のコスモアディラートは大外枠から位置を取って、前の2頭から少し離れた3番手を追走。形としては理想的だったんですが、最後は勝ち馬よりね5キロ重い負担重量の差が出たかないった印象です。ただ、操縦性が高いですし、レースが上手なので今後もこの路線の安定勢力になって行きそうですね。 |
8.スマートカリス | 1番人気1着でした。マイペースで逃げられたとは言っても、4コーナーで並ばれてから突き放して、かなり余裕もありました。ランクはDになりますがね、馬自身はまだまだ伸びる馬だと思います。 |
1.ルナビス | それからルナビスですね、こちらは逃げて2着でした。前半1000m58秒8の平均ペースで、ペース的には非常に良い逃げを打ちましたね。これが好タイムの立役者という事なんですが、この逃げと距離短縮の相乗効果でパフォーマンスが向上しました。 |
14.ペイシャフラワー | 先行争いから3着に踏ん張ったペイシャフラワーも今回は負担重量が3キロ増。初勝利はね、ダートだったんですが、それも不良馬場での逃げ切りと、スピードが武器な馬で、主戦が永島騎手である事も考えるとね、減量特典などが生きる状況下が狙い所かもしれません。 |
3.ララヴォルシエル | 2着のララヴォルシエルはスタート直後に取りたかったポジションを勝ったアルナシームに取られてしまった事で、内枠にいながら4コーナー大外を回るコース取りを選択せざるを得ませんでした。この馬にとってはですね、序盤の攻防が明暗を分けました。 |
5.ショウナンアレクサ | 4ヶ月ぶりの実戦だったショウナンアレクサが2勝目を挙げました。このレースペース補正が0秒4入った緩やかな流れの中でですね、まぁショウナンアレクサは4コーナー3番手から上がり600m最速をマークして勝ったんですから、これは後続は離されても当然ですね。これまでのレースを見ていますとね、まぁ早い脚を繰り出せるイメージがなかっただけに、前走からしっかり休ませた効果というのがね、良い方に出たのかもしれません。 |
11.ディヴィーナ | その後の4着には15番人気のディヴィーナでした。頑張りましたね。内めに進路を取った3頭が争う中、外から良い脚を使って一瞬は馬券に絡みそうな勢いだったんですよね。ですから、近走の成績が一息だったので軽視していたんですが、本当素晴らしい走りだったと思います。この馬ヴィクトリアマイルを2連覇してるヴィルシーナの子供なんですよね。その血がここ一番で騒いだ感じはありますね。 |
2.マイネルフォーコン | 番組注目馬マイネルフォーコンが逃げ切りました。マイネルフォーコンはダッシュ良く先手を取って1着でしたね。最後は2着馬に少し迫られたんですが、全く危なげのない勝ちっぷりだったと思いますね。この内容なら昇級しても堅実に駆けてくれると思います。 |
5.ウインルピナス | 2着のウインルピナスは早めの立ち回りで目標にされながら、勝ち馬にはクビ差。3着馬を3馬身離していますし、まぁこの速い時計の決着を思えば、悲観する内容ではありません。道悪で走る事が多かったので、まぁ潜在的なスピードをはっきり示したという点ではね、非常に価値のある一戦だったかなと思います。次走も上位有望と見ています。 |
14.ドゥムーラン | それから4着がイングランドアイズ、5着ドゥムーランでした。あと5着ドゥムーラン、中団あたりを追走して最後の直線で外に出すと伸びては来たんですが、後ろにいたイングランドアイズには伸び負けしましたよね。こちらもまだキャリア2戦目ですからね、しかもスローペースだったので、内容としては悪くないですね。2番人気5着でした。まだ強い追い切りをできる状況ではなく、緩さが残る体。しかも、前残りの流れ。キャリア1戦で、しかもネガティブな材料が多い状況でこれだけ走れれば、将来は有望。 |
15.ウインアイオライト | 1番人気2着でした。タイムランクAのレースでね2着した後、今回は中1週。しかも距離延長とマイナスの材料しかなかった印象があります。ポテンシャルの高さで2着は確保しましたが、直線ではね少し内に持たれるような感じがあったんで、その辺りも気がかりですね。 |
17.エスタビエン | 2着のエスタビエンも勝ち馬と同じドゥラメンテの産駒。大外枠でね、溜めが作れなくて、少し宥めるのに苦労はしていたんですが、芝1400mに転向してからの近2戦の終いというのは、非常に堅実です。馬体も小さな馬なので、減量ジョッキーというのもマッチしたのかなと思っています。 |
4.ゴイゴイスー | 1番人気12着でした。不利なく運んだにも関わらず、早々に手応えが怪しくなった。使い詰めだったので、出来が落ちていた可能性が高い。少し休ませてリフレッシュされれば、むしろ次が狙い目。 |
2.フェイト | 2着フェイトは折り合い重視で運んだ結果、途中から逃げる形になったんですよね。ラップを考えれば、よく粘っていると思いますし、まだ競馬ぶりそのものは安定しないんですが、素質は高いと思いますね。次走も1800m以下の距離に出てきたら有力ですね。 |
6.アースクロニクル | この馬、クロノジェネシスの半妹という血統なんですよね。今回は経験馬相手の初出走で、スタートが悪くて道中も行きたがって、4コーナーも外に膨れ加減だったんですよね。しかも、まぁ最後もエンジンがかかるのに時間は掛かったんですが、それでもこの辺りですね、残り200mを切った辺りから一気に伸びて差し切ったんですよね。もう一言で言えば、能力だけで勝ったという感じなんですよね。まだ走りが荒削りな分、次走上位候補とはしないんですが、血統面も含めて将来性を感じさせる1頭ですね。競馬を覚えてくれば、楽しみな存在になってきそうです。 |
8.マイネルケレリウス | そして2着・3着はそれぞれ3馬身半離れて入線しました。2着のマイネルケレリウスですけどね、放牧でリフレッシュしてかなり良い状態でした。418キロと牡馬にしては小さいんですけれども、アクションが大きいんで東京向きですね。次走が新潟の外回りにならチャンスがあると思います。 |
1.スパイダーゴールド | あとスパイダーゴールドがまさかのちょっと16着になりましたよね。最後は大きく失速してシンガリ負けになりました。過去7戦の戦績を見ると、全て良馬場での競馬だったんですよね。ですから、まぁキャリアの浅さと道悪適正の低さが今回出ただけで、まだ見限る1頭ではないと思いますね。 |
6.ヤマニンサンパ | まぁ骨瘤(こつりゅう)のために休養していてですね、今回はおよそ10ヶ月ぶりの出走でした。前回の重賞展望で最後に触れた馬なんですが、休養前のね関越ステークスでは不利を受けて力を出せずですね、いかにも次走で狙える馬という負け方をしていました。そして今回ですね、レースぶりですが4コーナーではインにいたんですが、直線で前がずらりと壁になって、まぁ1番外に持ち出すしかなくてですね、それでもそこからしっかり伸びていました。思っていた通りと言うかね、オープンでも通用する能力は確認できました。問題は次走がね、どのレースになるかわからないというところなんですけれども、夏のG3のハンデ戦でもね狙って行けるんじゃないかなと思います。 |
13.ストーリア | あとは7着のストーリア、これ2番人気でしたよね。まぁ確かに4コーナーで挟まれる不利があったんですが、この馬はこれまでですねほとんどスローペースのレースでしか走っていないんですね。ですから、今回のハイペースは異質のペースで、それにちょっと対応できなかったという事と、まぁ勝ち馬に先を越されてしまったと。結局そんなレースに私は映ったので、これが今回この馬の力ではなく、決して力負けという評価はしていません。 |
16.アドマイヤハダル | 3着はアドマイヤハダル。この馬はまぁ流れに乗せた良いレースできたと思うんですよね。勝ち馬の動きにただこう合わせて行けなかっただけで、まだこの分はですね良化の余地を残しているのか、重賞だとちょっと現状この辺りが限界なのか、ちょっと迷わされる微妙な着順に落ち着きました。 |
4.ルビーカサブランカ | そして2着はルビーカサブランカ、上手く立ち回っていたと思うんですが…。そうですね、内めを立ち回ってね、こうバテて来るテーオーシリウスを上手く交わしてね、非常にこうスムーズな進路でしっかり脚を伸ばしたと思います。巴賞から負担重量が減っていた事もね、上手く回りましたし、この馬自身は内を捌いて勝った愛知杯であったりね、本当に立ち回りが非常に上手で、その辺りもう存分に発揮したかなという感じがします。結果は2着ですけど、相手が悪かったと言って良いと思いますね。 |
5.サトノセシル | その後ですね、アートハウスを交わしてサトノセシルが3番手に上がりました。サトノセシルは4コーナーで包まれて動けない所にいましたけども、さらに直線でも少し追い出し待たされましたが、進路できてからしっかり伸びましたね。これまで、洋芝を初めとする、時計の掛かる馬場での好走というのが多かった馬なんですけども、高速馬場の中山で、しかも最後鋭く伸びて好走できたというのは収穫だと思います。 |
7.ドゥーラ | その後3着がドゥーラでした。忘れてましたね。札幌2歳ステークスの勝ち馬で、元々スタミナは結構ある馬なんですよね。今回の様なペースは速くないんですが、比較的タフな消耗戦で長く良い脚を使って、力を発揮するという競馬になりました。本当人気の盲点でしたよね。ですから、底力を認めつつも印を打たなかった自分に凄く後悔しています。 |
11.ジネストラ | 4着ジネストラについて。こちらも敗れはしたんですが、コーナー4回の競馬は初めてで、しかもいつもとは違う差す形で、一応の結果を残したのはむしろ収穫だったと思うんですよね。今後の選択肢が広がったと思います。 |
13.ビジン | 6着のビジンですね。これハイペースで4番手追走から4コーナー先頭ですからね、先行勢の中では最も力強いレースをして見せ場を作った訳です。この馬速い脚はないんですが、消耗戦に強くて、まぁ容易にはバテないというこの長所をフルに生かしきったと思います。 |
6.ウインアクトゥール | 道中内めの追走でね、前に馬を置く形。ピッタリと折り合ってね、リズム良く運べていたんですが、逃げた馬がねこうバテて来た事で、直線はね外に進路を切り替えて追い出す形になりました。結果的には踏み遅れたという感じでね、脚を余しての3着止まりでしたね。レースの全体は非常にお利口さんなレースができていましたし、いざ追い出してからというのは伸びも上々だったので、内容自体、能力自体を見せた1戦だったと思います。実際に福島でも走っていますのでね、折り返しが福島でも良いと思いますが、まぁ馬体が小さかったり、こうね追ってからの伸びを見ると、新潟でもね全く問題なく走れるんじゃないかなと。道中とか高い操縦性などから、新潟だと内回り・外回り問わずに走れると思いますし、次走もね上位に顔を覗かせるのは必至じゃないかなと思ってます。 |
4.ダグフォース | 2着に入ったダグフォースは去勢明けで、体重が20キロ減。それでもリフレッシュの効果があって、前半の行きっぷりは良化していました。ただ、勝負所から早めに鞭が入ったり、相変わらずの気難しさを覗かせて、4コーナーでね勝ち馬が進出して、外めで馬体が合うとやる気になったりと、まだまだ全体的な気性の不安定な部分というのがね、見受けられましたね。このレースタイムランクBというレースなんですが、勝ち馬にアタマ差の2着、好走はしたもののレース全体を見るとまだまだ荒削りというレース内容でした。こういった気性面の危うさもありますし、血統見てもね、ダート色を感じさせる母系であったり、今回の好走も前半・中盤あまりペースが緩まず、上がりのかかる消耗戦になったというのもマッチした印象がありますね。展開などにも何かと注文がつきますし、次走が引き続き福島ならまだしも、例えば高速馬場の新潟開催になったりすると、危険度合いも増すのかなと思っています。 |
3.オブシディアン | 前走の東京1300mでも上がり600m35秒4の素晴らしい脚を使っていたんですが、今回も36秒0の鋭いを末脚を見せました。上がり2位の2着トウカイフィエロが37秒0というのを思えば、相当に目立つ数字ですし、2戦続けてこういった脚を見せたというのは、自身の形がね完全に固まったと言って良いと思います。実は、坂路が閉鎖されてウッドチップコースでね、こう長めを乗るようになったのが、前走の1週前からのタイミングで、今のこの調教環境がこの馬にはね、非常に好循環を生んでいるというのが分かります。まぁ流れに乗れない前半のレースぶりというのはね、少し何とも言いがたいところあるんですが、それこそ先が無くなって来た未勝利戦ですからね、こうした確固たる武器ができたという点は強調できる部分だと思います。いつハマってもおかしくない脚を持っているというのは、覚えて損のない穴馬かなと思いますね。 |
7.サイレンスゴールド | 序盤から3頭雁行の形で先行して、前半600mは34秒1の速い流れ。最終的には待機勢に差し込まれての3着という感じでしたが、初の1200mでも速い流れにしっかりと対応して、他のね先行勢は競り落とした内容は負けて強しと言って良いと思います。馬格があって、手応え以上にしぶとく反応していた辺り、良馬場の方が合うような走りにも映りますし、今回を含め短距離でのここ4戦全てが道悪での競馬であった事を思うと、まだね上昇の余地というのも考えて良いんじゃないかなと思います。例えば坂のない夏の新潟戦1200mとかね。この辺りは非常にマッチしそうな印象を持ってますね。 |
2.フライヤートゥルー | あと3着ビターゼノビア・4着フライヤートゥルーも速い時計で駆けていますし、これら2頭も次走上位争いになりますね。 |
10.ルージュエクレール | このレース、前半・中盤のペースが遅くて、タイムランクはSLだったんですが、勝ちっぷりは評価できますね。そのルージュエクレールは今まで1400mから1600mの距離にしか使われてこなかったんですが、今回は今後の守備範囲を広げる意味もあって、1800mのレースに使って来たんですよね。それでも序盤からルメール騎手が上手く我慢を効かせて、末脚の伸びに繋げました。元々堅実に駆ける馬なんですが、今回の走りで思惑通り今後の選択肢は広がったんですよね。昇級してどんな条件に使って来ても対応はできると思いますね。 |
3.メタマックス | 勝ったメタマックスはデビューからの芝2戦と東京1600mだったヒヤシンスステークスを除いたダート短距離の3走で1着・3着・1着と、戦歴上こう適正がハッキリとねした馬で、今年1月の小倉ダート1000mでは同じ「稍重」で同開催の2勝クラスの特別戦を上回る時計で勝っていたりもします。当時のタイムランクBと高水準の馬ですし、昇級に壁はなく、この夏のねローテーションも容易に想像できる1頭ですので、引き続き注目したい存在です。 |
4.クリノアルバトロス | 後方待機から内めを捌いての直線一気。これで未勝利勝ちから連勝で、1勝クラスを勝ち上がりました。デビューから3戦はダート1800mを使われて案外だったんですが、短距離に転向してから5戦して、メンバー最速の上がり600mを掲示する事3回。他の2戦もメンバー中2位・3位の末脚を見せており、この末脚の威力というものはね、なかなかのものがあると思います。今回は多少ね、メンバー等々恵まれた部分あったかと思うので、昇級ともなると楽ではないと思いますが、自身の型はね、もう完全に確立できているだけに、組み合わせ次第では狙ってみても面白い存在かと思います。 |
11.バルミーウェザー | 3番手追走のバルミーウェザーが2着。2番手でレースを進めたワイノナオミが3着でしたが、2頭ともに上がりはまとめており、内容自体は悪くありません。4着以下が7馬身以上離されたという事を思うと、ダートの1000mであればこの2頭も次走上位争いになるんじゃないかなと思います。 |
1.ビップナージャ | 2着以下は大きく離された。2着のビップナージャはこれで2戦続けてタイムランクBのレースで好走。ハナか番手という積極策がね、こう取れた際に崩れたことはなくて、前回・今回と相手が悪かったと割り切って良いと思います。未勝利戦も終わりも迫ってますし、例えば減量騎手を起用するとか、相手関係の他に一押しを埋める要素をね、模索しても良いかもしれませんね。 |
7.ドナルビー | 1番人気7着でした。東京の連続開催期間中で、今回が4戦目。そしてしかも前走から中1週の臨戦でしたから、まぁ流石に上積みがなくて、返し馬の出駆けも前走よりちょっと硬めに映りましたね。ですから、行きっぷりも悪くてこう大幅にパフォーマンスが下がってしまいました。これは読み通りだったというところでしょうか。 |
8.リキサンクー | 内めの狭い所を割って伸びて来た3着リキサンクーは、距離短縮と減量騎手が噛み合っての好走ではありますが、淡泊に映ったこれまでのレースぶりからすると大きな心境があったと思います。次走以降もしっかりマークしたい存在です。 |
12.ラピッドベル | 2着ラピッドベルは3馬身離されたとは言え、勝ち馬とは負担重量で2キロの差があり、自身も後続を2馬身離しているのだから、悲観する必要はありません。むしろ初めての1000mでこの速い時計に対応した点を評価すべきで、勝ち上がりも近いのではないかと思います。 |
1.ソニックライト | そして番組注目馬だったソニックライトも同じくスタートで遅れたんですが、腹をくくて後方待機をして、大外一気の2着でした。結果的には展開が向いてのモノではありますが、600m通過33秒6の速い流れを先行して2着していた前走を思えば、この末脚はちょっと驚きましたね。これで1200m起用から連続して2着。脚質も不問ですし、純粋に力上位と言って良い1頭だと思います。 |
14.トリプルウイナー | 引くに引けない形になってしまった4着のトリプルウイナーは大目に見ても良い馬だと思います。現地滞在、デビューからは馬体も18キロ増量と力をつけている印象で、今回の出脚の良さなどを生かすには、減量騎手に戻すというのも1つの手かもしれません。 |
7.イリュージョン | 函館では3戦目。前2走も2着・4着と上位には入っていたんですが、ともにタイムランクEのレースでした。それだけに先週のような特殊な速い馬場には疑問を抱いていたんですが、結果いつもと違う控える形からでもしっかりと伸びて、勝ち馬とのマッチレースに持ち込み、3着以下は7馬身以上引き離す味な競馬をしました。走破時計は同日の1勝クラスでも3着に相当。4R・6Rと同条件の未勝利戦2鞍と比較しても、その2鞍の勝ち時計を上回る走破時計で走っています。安定した着順に対して物足りなかった数字面の裏付けというのが得られた今回、この点は大きいですし、勝ち上がりのチャンスは近い1頭に感じます。 |
13.ヤングローゼス | ヤングローゼスが3馬身半差をつけて初勝利を挙げました。ブリンカー着用のスペルキャスターが1頭飛ばして逃げて、1000m通過は1分0秒3。2番手以下がそこから1秒ほど後ろに続く隊列で、勝ったヤングローゼスは5番手辺りの外めで仕掛けのタイミングを伺っていました。残り800m過ぎから促して、4コーナー手前からは一気に加速。そのまま前を飲み込むと、後続を全く寄せ付けずの快勝でした。昨年8月の2戦目以降に、早々と去勢されていて、2走前からブリンカーも着用していた、かなり気性の難しい馬で、名手がね乗ってきたんですがね、それでも動かし切れないというレースを続けていたので、ちょっとねこの勝ちっぷりというのは、にわかに信じられないぐらいのものでした。当初から能力が高いというのは聞いていたんですが、それを出し切れない要因も明らかだっただけに、この一戦のみで信用するというのは正直怖いんですが、まぁそういった気性を思うと、こう現地での調整というのはね良い方に作用している可能性があります。出走場とかこの後の調整過程、その辺りに目を光らせて今後評価したいですね。 |
6.ブローザホーン | 2着争いは大接戦だったんですが、ブローザホーン3着。伸び脚が凄かったですね。直線半ば少し外を狙った感じがあったのでね、あそこをもう決め打ちで内を突いていれば、あるいは2着…そういう脚色には見えたので、その辺りはもしかしたら鞍上も悔やまれる部分はあったかもしれません。しかし脚はありますね。素晴らしいですね。 |
10.コスモサガルマータ | 一方、1番人気グランヴィノスは6着、2番人気コスモサガルマータは11着でした。あとそうですね11着コスモサガルマータですね、この馬外を回ったとは言え、前走ほどの伸びはなかったんですよね。今回ちょっとレース間隔が空いてプラス12キロでしたから、その辺りに敗因をちょっとさぐれるのかなという感じはしますね。 |
3.アスクドゥラメンテ | 先週の京都のダート戦で完全タイム差がマイナスゾーンだったのは、Bランクとして取り上げた土曜2Rとこのレースだけだったんですよね。アスクドゥラメンテは2番手追走から逃げ馬を交わして1着でした。1年以上の休み明けだった前走を勝って、そして今回も勝利となりましたね。これで通算4戦3勝2着1回。でまだ底を見せていない1頭ですね。まだね、実はダートの道悪でしか走った経験がなくて、次走パサパサのダートになった際の対応に不安はあるんですが、勝ちっぷりの良さから、将来性も含めて楽しみな馬であるのは明らかですね。長い目で見ていきたい1頭になります。 |
10.アルムブラーヴ | 前走もこの番組で取り上げて、昇級しても侮れない存在、引き続き左回りならなお良いと思うと語ったんですが、実際ねありがたい事にその通りの条件に使ってくれて、きっちりと勝ってくれました。1勝クラスを突破するのに、なんと12戦も要した馬なんですよねが、2勝クラスはわずか1戦で突破したんですよね。この事実だけを見ても力をつけているのは間違いないですね。3勝クラスに昇級しても、警戒は必要な1頭だと思いますし、引き続き左回りに出走してくればなお良いと思いますね。 |
2.ロードラディウス | 正攻法で最後までしぶとく抵抗した2着ロードラディウスも内容は文句なしです。中距離を中心に使われて、伸び切れないレースを続けていたんですが、距離短縮で1段パフォーマンスを上げてきました。次走も1400mなら首位候補として有望。道中の行きっぷりなどを見る限り、距離延長よりは短縮の方が良さそうなので、その辺りは覚えておきたい要素です。 |
6.シラキヌ | 3着のシラキヌは初勝利を挙げたレースで、現3勝クラスのクリーンジーニアスや現2勝クラスのテイエムフェローを負かしていた実績がある馬です。6番人気での好走ではありましたけども、決してフロックではないと覚えておきたいです。 |
5.レーヴジーニアル | 1番人気で9着に敗退したレーヴジーニアルは、勝ち馬にねかなりその気になって着いて行っていた辺り、距離は短い方が良さが生きてくる馬なんじゃないかなと思います。 |
13.カレンナオトメ | その後5着に入ったのは最低人気でしたね、カレンナオトメでした。直線勝負にかけて最後は目立つ伸び脚というところ。母のオルレアンノオトメはスノードラゴンの半妹という血統で、この馬自身の父がカレンブラックヒルという所を見ると、恐らくは道悪巧者だとは思います。ただ、自身が未勝利の身ですからね、それを思えばこの結果というのは評価できますし、次走が未勝利戦出走となれば、当然注意したい1頭になってくると思います。 |
8.シャークスポット | 2番人気7着でした。1200mでは着いて行けないと思っていたが、逆に抑えるのに苦労していた。それもそのはず、前半600m36秒5という超スローペース。前に行った馬の中で1頭だけ失速した原因の1つは、前半にムキになった事だが、あまり強くはない。 |
11.クールムーア | 2ヶ月ぶりの実戦だったんですが、ポンとハナを切って快勝。気持ちの持って行き方がね、かなり難しい馬だけに久々の実戦だったり、気持ち良く駆けさせた鞍上の好判断などは光ったんですが、半妹のクールベイビーが6/25同じ函館の芝1200mの新馬戦を快勝しているように、洋芝の適正というのもね、勝因の一つと言って良いと思います。他馬に合わせて走ると、まだまだねこう気難しい部分というのがね、先行する可能性もあるんですが、まぁそういった気性を思うと、滞在競馬というのがね歓迎できる状況だと思いますし、無理に抑え込んで結果に繋がらなかった近走とはね、全く違う形で結果が出た点も今回は大きいと思います。人気が無くての好走・勝利ではありましたが、フロック視する必要というのはないと思いますね。 |
11.タイセイサムソン | この馬、再三番組で取り上げてきた馬ですが、ポテンシャルはあるんですけれども、まだフィジカルとメンタルが弱くてですね、こうなかなか上手く噛み合ってこないんですね。前走のようにですね、しっかり仕上げてしまうと気持ちが高ぶってしまいますし、体力的にもですねパフォーマンスが下がってしまうんですが、今回のようにソフトな仕上げだとですね、こう非常に強い勝ち方をするんです。ですから、今後重賞を使うにあたってはですね、課題も残っている訳ですけれども、それでもこの馬はですね、それを克服して行ける馬だと、私は思っています。 |
3.クリノリアルレディ | 前走の未勝利勝ちがメンバー中最軽量タイの51キロの負担重量での単騎逃げ。今回もメンバー最軽量の51キロで、外枠から馬場の悪い所を避けながら、楽な逃げが打てた格好です。勝ち馬はね56キロ、3着馬が54キロ。この辺りと比較すると恵まれていたと思いますし、本来ならば勝たなくてはいけないレベルの好条件と言って良いと思います。ハナ差なんですけどもね、勝ち切れなかったという点はね、やっぱり物足りなさを覚えました。2戦続けての好走も、あくまで恵まれた中でのね、好走というところで今後マークされるようなことも予想されますし、まぁ次辺りはそう簡単には行かないのではないかと思っています。 |
5.ニシノコイゴコロ | 東京での新馬戦はね、内にもたれる面を見せて加速するまでにかなり時間を要していたんですが、2戦目の今回は序盤・中盤ともに随分と反応が良くなって、操縦性にね良化が見られました。400mの距離延長でも最後までグングン伸び切って見せたように、今後の条件選択に関しても収穫があった1戦。高く評価して良いと思いますね。こう見ての通り、追ってから味があって、この辺りを見ると新潟の外回りなどはねこの武器を生かすには非常に合いそうな好条件ですし、経験をね新馬戦の経験をちゃんと糧にできた今回の走りでしたら、再び左回りに戻ってもそれは不安にはならないのではないかと思っています。 |
1.カレンチャンキー | 2着カレンチャンキーは押して行き切っての粘り込み。2走前にもタイムランクBの一戦で0秒3差2着に粘っており、アオってね先行できなかった前回を参考外とすれば、今回の走りが本来の姿と言えます。ブリンカー着用馬、揉まれずに先行となかなかね注文がつく部分はあるんですが、今回に限れば相手が悪かったと割り切って良い一戦だと思います。 |
4.メイショウホウセン | 一方、3着だったメイショウホウセンはスタートで遅れる競馬が続いています。この競馬を見ている限りでは少し距離を伸ばしてみるのも良いかもしれません。 |
7.コトヴィア | ダートに転向後、4戦連続の3着となったのがコトヴィアですけども、安定感は評価できるんですが、この後ね夏のスケジュールを思うと、平坦コースに変わって行くコースであったり、ちょっとね不安が先立つ部分があるので、この馬もうちょっと距離を伸ばして追走楽にしてあげるとか、そういった部分がひと工夫あっても良いのかなと思いますね。 |
11.アルティジャナーレ | 3着のアルティジャナーレは距離を伸ばした事で、これまでとは違い、攻めた競馬ができて、負けて強しと言える内容ではありました。この後の番組選択がね、ちょっと難しいんですが、新潟の1200m辺り行ければなんですが、前走の競馬からするとちょっとどうなのかなという所はまだ半信半疑ではありますね。 |
5.アトロルーベンス | こちらはエプソムカップと関屋記念を勝ったサトノアーサーの半妹でですね、父はリアルスティールです。前半が遅くて、タイムランクはSL。まぁ正味直線だけの勝負になった訳ですね。レースのラスト200mが11秒1ですから、この馬自身10秒台後半のラップでまとめています。これはかなり優秀です。血統表をですね、ざっと俯瞰したイメージも加味しますと、ちょっと気性の難しさと爆発力というのが、表裏一体のタイプのように思いますね。ちょっと安定して力が発揮できない可能性はあります。 |
7.マスクオールウィン | 内枠から逃げたラブリエストが逃げ込みを図るところ、外めの3番手から勝負所で手応え良く進出したマスクオールウィンが捕らえた一戦。マスクオールウィンは新馬4着からの折り返しで、当時0秒2差だった3着コラソンビートが折り返しの未勝利戦を圧勝しており、これでボンドガールが勝った新馬戦から早くも2頭目の勝ち上がりとなりました。ドレフォンの産駒、終始スピードの乗りが良く、距離短縮でパフォーマンスを上げた印象です。 |
2.レッドプロフェシー | レッドプロフェッシーが6馬身差をつけての圧勝でした。レッドプロフェシーは前走ですね、東京のダート2100mに出走して、1コーナーで外側へ逃避して平地調教注意の制裁を課されていました。今回は外枠で、自分のリズムで走らせる事ができたとは言え、まぁ直線は圧巻でしたよね。この馬左回りがねダメという訳ではなく、恐らくね1コーナーまでに距離があるコース形態が合っているんだと思いますね。ですから、阪神ダート2000mがベストなんですね。 |
12.ダレモトメラレナイ | 押してハナを取り切ったダレモトメラレナイが、そのまま後続を寄せ付けず現級8戦目で勝ち上がりました。昇級戦の中山、そしてダートの好走から連闘だった前走の9着を除けば、1勝クラスでは2着3回・3着1回と安定していた馬。昨年11月に福島の芝1200mで2戦して5着・2着。また福島のダート1150mで初勝利を挙げて、2走前には2着と比較的に福島、水が合う場のようですね。脚質的な注文も少ない馬なので、上のクラスでも堅実に走ってくれそうです。 |
1.リバートゥルー | 今回ですね、この馬の何が凄いかと言いますと、上がり600m33秒9で勝った事なんです。これはですね馬場状態と、あるいはタイムランクSLというペースの後押しがですね、あったとは言えですね、東京ダートで上がり33秒台を使った馬は過去に1頭(ニシノジャガーズ)しかいません。勝った馬はこの馬だけなんですね。史上初という事になるかな。ですから、この勝ち方はですね、しかもこの極めて高いスプリント性能を示すものですね。ですから、将来はねダートの短距離の差し馬だと思うんですが、相当な活躍が期待できると思います。 |
6.オメガギネス | オメガギネスは中山ダート1800mで2戦2勝となりました。オメガギネスは出遅れて中団の内になって、4コーナーでは周りを囲まれて動けなかったとも、そこで脚が溜まったとも言えるんですけども、とにかくラスト200mは素晴らしい伸びでした。残り200m地点で、前のプレミアペガサスと1秒ほどあった差を一気に詰めて差し切っています。で、ラスト200mのレースラップが13秒3ですから、自身は恐らく12秒2とか3ですね。見た目だけでなく、実際に凄い伸びだったという事です。オープンでも好勝負可能でしょう。 |
10.パクスオトマニカ | それから13着パクスオトマニカ、この馬のレースはできたんじゃないかなと思うんですけれども…。一瞬やったかと思うんですけれども、スッとハナに立ってね、途中から後続を引き離して行って、それでもラップそのものはスローでしたからね、本当に上手く自分の形に持ち込んで、見せ場十分の走りでしたし、この馬の力は発揮していると思いますね。 |
10.アイオブザストーム | 2着以降は離された。追い掛けた3頭が4着・6着・8着に沈んで、少し離れた中団で脚を溜めたアイオブザストームとラスハンメルが2着・3着に台頭して来ました。未勝利クラスを良馬場のダートで勝ち上がっていたアイオブザストーム、そして中距離戦を使われ皐月賞からの折り返しだったラスハンメルは、ともに体力の下地というのがあった2頭だと思います。流れた展開というのが非常にマッチしましたね。 |
8.トウキチロウ | 2着以下は大きく離されました。2着トウキチロウは促しつつの追走で、前走ほど行き脚はつかなかったんですが、外外を回りながら直線はしっかり伸びました。今回は相手が悪かっただけです。 |
12.ピンクジン | 2着に入ったピンクジンはキャリア13戦目で、今回が初めての2000m。近走も結果が出ていませんでしたし、一気の距離延長で少し狙いづらい馬ではありました。ただ、洋芝でね上がり600m33秒8という数字は、まぐれで出せるものではないと思いますし、選択の幅が広がった一戦と見るべきで、まぁフロック視するというのはね、危険かなと思います。 |
1.バサラ | バサラがデビューから10戦目、連闘で勝ち上がりました。好発を切ったバサラが思い切り良くハナを切る形、道中も極端にペースを落とすことなく引っ張って、結局はそのまま終い400mを11秒5-11秒5でまとめて3馬身差の圧勝を飾りました。脚抜きの良い馬場だったとは言え、勝ちタイムの57秒7はコースレコードタイという記録でしたね。振り返ればね、3着だった2走前に接戦を演じた馬もその後好走しています。まずは2着シンリンゲンカイが次のレースを勝ち、先週土曜の12Rで1勝クラスも勝って連勝。4着だったアイファースキャンも次走、福島で圧勝しています。それだけに今回のバサラの圧勝も納得の行く所ですね。枠などの影響もね、大きくて難しい条件ではあるんですが、初めて逃げた今回を圧勝した事で、作戦も恐らくは固まったはずです。昇級でも注意した1頭になります。 |
8.ガットネロ | 1番人気1着でした。抜け出してからソラを使った分、後続に迫られましたが内容的には完勝だった。昇級しても通用しそう。 |
3.サウザンサニー | 2着に飛び込んだサウザンサニーはスタート後間もなく、内から寄られて位置を下げたのが堪えました。少なくとも1列はね、余計に引かされた感じがあって、まぁ末脚が素晴らしかっただけに悔やまれる不利でしたね。1勝クラスならチャンスは近いと思います。ただ、初勝利がダートで、ファルコンステークスの3着が重馬場という事からも、こちらもね高速決着は決してベストではないのかなと。これは覚えておきたい要素です。 |
6.チェルヴィニア | 2着のチェルヴィニアが1番人気でしたが、こちら今年の日本ダービーで5着のノッキングポイントの半妹です。3着のコラソンビートには3馬身差をつけていますから、今回に限れば勝ち馬が1枚上だったという事で、次走は普通に勝てると思います。 |
4.モルチャン | 5着モルチャン、東京ダート1400mの新馬勝ちはDランク。当日スクーバーを6着に退けているんですが、相手は太め残りでした。ランク的には妥当な結果と思いますが、間隔が開いて少し緩さの残る仕上げだった気もするんで、まぁこれは変わり身に注意しときたいです。 |
1.オクタヴィアヌス | 3・4番手のインでロスなく運んで、最後の直線を迎えたんですが、ちょっとねこの辺り内で包まれる感じになって、なかなかスペースがなかったんですよね。その影響もあるのか、スッと手前を変えきれず、もたもたしていたんですが最後は1頭分あるかないかのスペースを突いて、抜け出してきました。着差を見れば辛勝の部類に当たるんですが、スムーズに捌けなかった点を考えれば、着差以上の内容だったと思いますね。勝ち時計も悪くはないですし、今後の成長が期待できる1頭ですね。 |
10.イケイケドンドン | そして2着・3着はそれぞれ3馬身半離れて入線しました。3着のイケイケドンドンは2着馬から3馬身半も離されたんですが、今回レース間隔がやや開いた分、太めが残ってた感じでしたね。それに一瞬の切れ味が身上ですから、直線の長い東京よりは直線の短いコース向きです。こちらはですね、次走が福島なら狙って行けると思います。 |
2.ブッシュガーデン | 2走続けて2着だったブッシュガーデンが勝ち上がりました。それにしてもですね、今回のブッシュガーデンは強かったですね。負担重量のアドバンテージがある3歳馬の凡走に助けられたとは言え、これはもう完勝です。 |
5.アンスリウム | そして3着アンスリウムも好位につけてよく粘りました。距離延長に対応した点も評価できますし、次走も引き続き圏内ですね。 |
12.サンライズプルート | 3着のサンライズプルートは今回が昇級戦でした。直線はジリジリという感じでしか伸びなかったんですが、レースの形は悪くありませんでしたし、これは逃げ馬が強すぎた分ですね。ゴール寸前で差されただけというところで、目処の立つ内容だったと思いますね。 |
5.セブンマジシャン | それから6着のセブンマジシャンですね、まぁ早々と手応えが悪化した割には、直線でもバテてはないんですけども、ちょっと内容は良いとは言えないですね。重馬場の黄菊賞を勝っていますし、馬場が影響したとは思えないんですが、正直よく分かりません。 |
10.ウインミニヨン | 中団のインを追走して、向正面で他馬がマクって行った時も内めでじっと我慢して、その後勝負所では動くに動けないポジションに入って、最後の直線もね、一瞬だけ狭くなりそうなシーンもあったんですが、ゴール前はしっかりと伸びて2着に浮上しました。これだけを見たらよく2着に来たとも言えるんですが、このレースはマクって来る馬がいたりとかして、先行馬には厳しい競馬になって、差し馬に展開が味方したんですよね。実際、勝ったのも後方にいてたエニシノウタでした。この馬も、ですから、今回は上手く脚が溜まって展開がハマった印象なんですよね。次走もとなると、まだ疑問だと見て危険馬に選びました。 |
3.ニシノコウダイ | ニシノコウダイが休み明け2走目で一変です。ニシノコウダイはですね、前走が骨折放牧明けで、芝の1400mで11着だったんですけどもね、まぁ一度使った事と、昨年夏の2歳新馬戦で2着している芝の1200mに変わった事で一変しました。父はアメリカンペイトリオットです。前へ行った3頭での決着なんですが、1・2着馬が上がり600m最速タイですからね、これは単調な先行決着ではなく、上位2頭が強かったという事になります。 |
11.シュガーフロート | それから1番人気のシュガーフロートは7着でしたね。これで函館芝1200mはですね、前走が4着そして今回が7着で、ちょっと洋芝適性に疑問を感じさせる結果になりました。そもそも、芝では未勝利ですし今回は押し出された人気で、ちょっと怪しい面があった気がしますね。次走も北海道シリーズですと過信は禁物でしょうか。 |
18.アンフィニドール | 後方一気に脚を伸ばしたアンフィニドールが2着。気性的にあまり当てにできるタイプではないんですが、初めての1400mで新味を引き出せた点は明るい材料と言えます。何ならね、芝の1200mでも良さそうな走りには映りましたね。 |
1.スペルキャスター | あと1頭飛ばして逃げていたスペルキャスター10着に失速したんですが、父がロードカナロア。母は晩年に短距離指向も出ていたスペルバインドという血統。今回の走りを見る限り、距離短縮ならばまだ望みは残っているのかなと思います。 |
14.サラサビーザベスト | 昨年暮れからの3走は中山ダート1800mで前に行ってね、甘くなるような競馬を続けていたんですが、3走前からベテランの柴田善臣騎手に手が変わって、ワンターンの東京で控える競馬を会得してきました。今回久しぶりの2ターンで、距離が伸びての一戦だったんですが、ロケーションが変わっても近走で教えた事をしっかりと発揮できた点は評価できますし、勝ち馬とはね負担重量で6キロもの差があった事を思えば、自ら勝ちに行って後続に2馬身半差をつけた2着は信用に値すると思います。ちなみに、前走もタイムランクBのレースで不利を受けての2着と、左回りこの後ね新潟になると思うんで、左回りに変わっても全くね問題ないですし、今ならば1800mに距離が伸びても問題はないと思います。引き続き注目の1頭です。 |
3.トラミナー | 3着コモドアーズ・4着トラミナー、この2頭は内枠を活かして流れ込んだ形です。ただ、トラミナーの方はスタート後に被されて後退しており、一応の見直しが必要です。シャケトラの半妹にあたるサトノダイヤモンド産駒。馬体に成長が欲しい気はしますが、まぁ素質的に長い目で見たいタイプです。 |
6.マルメラーダ | 速い流れだったんですが、決して前が止まっている訳ではなくて、2着・3着・4着には好位からなだれ込んだ3頭が入線しています。このペースでも前半は先行馬の多くが行きたがるのをね、眺めるようにも見えていたので、開幕日の馬場がこういかに速いかったかを示す2・3・4着だったと思います。 |
9.ヒラリ | 速い流れだったんですが、決して前が止まっている訳ではなくて、2着・3着・4着には好位からなだれ込んだ3頭が入線しています。このペースでも前半は先行馬の多くが行きたがるのをね、眺めるようにも見えていたので、開幕日の馬場がこういかに速いかったかを示す2・3・4着だったと思います。 またその中でも2着のヒラリは、勝ち馬とはタイム差なし。3着には2馬身差をつけていますし、高評価をして良い1頭だと思います。距離が長かった前走こそ大敗していたんですが、2走前にはタイムランクAのレースで4着健闘という戦歴もありますんでね、馬場の恩恵だけで片付ける訳には行きませんね。 |
10.ルカン | 速い流れだったんですが、決して前が止まっている訳ではなくて、2着・3着・4着には好位からなだれ込んだ3頭が入線しています。このペースでも前半は先行馬の多くが行きたがるのをね、眺めるようにも見えていたので、開幕日の馬場がこういかに速いかったかを示す2・3・4着だったと思います。 |
14.ドゥラレジリエント | 2着のドゥラレジリエントも、良い目標にされた分の負けで、勝ちに動いて後続に2馬身半差でしたら悲観は必要ないと思います。現級はすぐに勝てるだけのパフォーマンスと言って問題ないです。 |
11.エントラップメント | そして5着のエントラップメント、この馬はタイムランクEでダートの3歳新馬戦を勝った後なんで、これ微妙な着順に落ち着いたなという感じがするので、適正判断は難しいです。ただ、少なくとも前進気勢は旺盛で、前走の1800mよりは1400mの方が合っていそうです。後はね、芝向きかダート向きかという判定待ちという所でしょうかね。 |
4.ルージュアルル | 1番人気1着でした。今回平場のレースで、3キロ減の佐々木騎手が引き続き乗ったんですが、斤量が3キロ軽くなってたんですよね。それがもちろん有利でしたし、まぁ好位から楽に抜け出して来ました。未勝利クラスで2着時に高レベル対象のある馬なんですよね。素質は昇級しても通用すると思います。 |
15.エドノアンジェラス | 前がやり合う速い展開に道中はかなり追走に苦労していたんですが、最終的には直線だけで4着まで台頭と。レース上がり600mが40秒2も掛かった消耗戦。前走から負担重量4キロ減の恩恵というのもあったと思いますが、7ヶ月ぶりの実戦で馬体重が38キロ減と。この馬自身にも大きな変化があったのも確かだと思います。3戦目にしてようやく能力の一端を見せたと言って良いと思いますね。未勝利戦も終わりが近づいて来て、各馬が余力を無くしてくる時期ですし、この先メンバーのレベルが一気に上がる可能性もね、そう高くないと思いますので、まだ伸びしろを感じさせるこのキャリアの浅さというのは、単純に魅力に映ります。調教など注視しつつ、久々好走の反動なしと判断できれば、引き続き牝馬限定戦辺りで注目したいですね。 |
3.ショウナンライシン | そして番組注目馬だったショウナンライシンが2着と、ちょっと組み合わせに恵まれていない感じが強いですね。ただ今回も、後続は3馬身半離しているので、勝機は近い1頭かなと思ってます。 |
9.オールマイデイズ | 1番人気3着でした。一旦ね上がった雨がですね、またレース直前に強く降ってですね、ちょっと嫌な予感がしたんですけれども、重馬場の山藤賞でもですね、先着している相手にですねこれ勝たれてしまった訳で、やはり良馬場が理想かなという所でしょうか。 |
1.エピプランセス | 3着のエピプランセスはレースの形は良かったので、まぁもうひと伸び欲しかった気がするんですが、ルメール騎手は「柔らかい馬場はあまり良くない」とコメントしていますので、これは敗因の1つとして採用しておきたいと思います。 |
1.ディヴィーナ | ディヴィーナは2着でした。後方に控えて折り合って外からしっかり伸びてと、よく伸びていますし、まぁ勝ち馬のしぶとさを褒めるべきレースで、この馬自身は力を出したかなと思いますね。 |
2.アヴェラーレ | その後の4着がアヴェラーレです。アヴェラーレはこの馬後ほどのコーナーで詳しく触れたいと思いますね。1400mにしては遅い流れの中、後方をねご覧のように追走してたんですよね。直線に向いてからもね、やっぱりペースが遅かったので各馬伸びている状況なんですよね。そんな中で、なかなか進路を確保できずに、ようやく進路を見つけた後にゴール前は一気に伸びて来たんですよね。ですから、確かに4着には敗れたんですが、自身の上がり600mは推定32秒5ですね。勝ったレッドモンレーヴよりも速い上がりで上がってるんですよね。体質強化に伴って、調教はしっかりとやれるようになった事が今回の伸びに繋がってますね。母アルビアーノは重賞2勝でNHKマイルカップも2着しました。良血馬が5歳になってようやく本格化しましたし、今回の走りなら次走も期待できますね。 |
5.セルバーグ | 勝ったセルバーグ、これはもう最初から逃げようと思ってたんですかね。そうですね、やっぱり内の馬場があまり良くなくて、少し脚を取られるような馬もいたんですが、この馬自身はそういう馬場も得意ですし、やっぱり気分を優先して逃げさせたというのがね、好判断だったと思いますね。枠も良かったですね。やっぱり腹を決めるにも丁度良い枠だったかもしれませんし、こういう形がホント松山ジョッキーの思い切りというのがね、光ったかなと思いますね。この勝利で、やっぱり控えてここ2戦ちょっとね良い競馬にならなくて、不利も受けたりあったんですけれども、そういう側面があったので、1つこう気分良く。あとペースは緩めすぎないというのがね、立証されたのかなと思うので、今後もこういうレースがやっぱり合うのかなと思いますね。 |
7.フィアスプライド | フィアスプライド9着、思ったよりも前の位置で競馬していましたね。返し馬を見た時に、素晴らしく良くて、これ今日走るんじゃないかなっていう感じがあって、私も三角を打ったんでちょっと期待してたんですが、状態が良すぎたのかな。やっぱりちょっと力んであのポジションになってしまいましたね。本来はやはり後ろでしっかり折り合って、脚を使うタイプ。そういう意味では力み、他の馬も結構力んだ馬いるんですが、競馬って折り合いが大事だなっていう事ですね。 |
8.ララクリスティーヌ | ララクリスティーヌは14着でした。ちょっと頭を上げて道中からかなり折り合いを欠いてたんですよね。常にこう堅実に駆けて来た馬なんですが、今回はこの馬らしさが見られなかったですね。まぁ雨がね多少降って馬場が少しこうね、湿ってたのも影響したんじゃないかなという走りでしたね。 |
13.サクラトゥジュール | 道中はね、馬群の中で上手く折り合ってて、リズム良く運んでいるように見えたんですが、最後の直線に向くとご覧のようにね、前にも左右にも馬がいて、動くに動けないポジションに入り込んでしまったんですよね。結局最後は他馬に寄られる場面があって、万事休すとなりました。東京コースでは元々オークス6着の実績があって、3勝・4勝目も東京コースで挙げてるんですよね。ですから、今回は不利が全てで力負けではないと思いますし、見てても調子はね凄く良さそうなので、次走は巻き返しが期待できますし、東京に出走してくればなお良いと思います。 |
7.オメガキャプテン | 番組注目馬となっていたオメガキャプテンが競り勝ちました。順当勝ちですね。東京芝1400mを使い始めてこれで2着・2着・1着ですからね。まぁ高い適性を示しているんですけれども、今回はAランクの勝利ですからこれは言う事はありません。父はヴィクトワールピサです。 |
14.ジュドー | ジュドーは距離短縮で勝ちました。ジュドーはねスタートでちょっと他馬にぶつけられたんですよね。それでも4番手につけて、早め先頭で押し切る内容でした。2着馬との差は半馬身なんですが、着差以上に強い内容だったと思いますね。1600mは合っている印象です。またゲートが不安定で、ムラ駆けの傾向はあるんですが、力的には昇級しても通用しますね。 |
16.クレセントウイング | 1着のクレセントウイングは今回初めて芝のレースに使われたんですが、中団から長く良い脚を使って差し切りました。前走、タイムランクBのレースで接戦の3着だったハルオーブの追撃を振り切ったんですから、これは評価できる内容でしたね。ダートでは流れ込む感じの競馬になってたんですが、芝では一変しました。軽い脚捌きで芝適性はかなり高いと思いますし、昇級しても警戒が必要ですね。 |
7.ユハンヌス | ペースを思えば負けて強しだったのが、2着に粘ったユハンヌス。母ミッドサマーフェア、この馬はフローラステークスを勝って、オークスではジェンティルドンナ・ヴィルシーナ、まぁこの辺りを押さえて1番人気に推されたほどの馬です。父はFrankelと、スケールの大きい血統ですし、この辺りがようやく開花してきた印象ですね。走りからは1200mでも対応できそうなので、次走も上位有望と言って良いと思います。 |
12.カズペトシーン | 2着は7ヶ月半ぶりの実戦だったカズペトシーンが入りました。新馬戦が同じ舞台で3着。当時の2着・4着馬はすでに勝ち上がり済みですし、4着のキョウエイゲイルは今や2勝クラスでも4着にこうね好走しているぐらいの相手関係。今の未勝利ではね、流石に地力上位というのを示しました。まぁただ、膝骨折明けでの好走なので、この後反動とか調整、その辺りには目を光らせたいです。 |
4.ルーカスミノル | 1200mの前走から600m距離が伸びていたルーカスミノルが、好位から抜け出して快勝したレース。骨折明けだった2走前に32キロ増えていた体重も使うごとに絞れていましたし、初めての距離にもねスムーズに対応して、同じ日曜の10R2勝クラスのフィリピントロフィーでも4着に相当する時計で、後続を退けた内容は立派でした。サッと雨が降った後の一戦ではあるんですが、馬場差は一定でしたからね。これは評価しても良い要素だと思います。キックバックに怯む様子もないですし、一気の距離延長であっさり結果を出した辺りは適正を見出したと思える点。昇級しても楽しめそうな1頭です。 |
3.エヒト | エヒトは8着でした。スタートが決まらずね、道中は内々、内枠もあってロスなく回っていたんですけど、後ろの立ち回りが直線外に出したんですが反応は一息で、昨年ほどの出来にあったかという所もね、疑問符ががつきますし、まぁやっぱり斤量58というのもね、多少なりとも響いている結果だと思いますね。 |
4.マリアエレーナ | 5着マリアエレーナ、フェーングロッテンを交わすシーンはあったのですがね…。そうですね、ただこの逃げ馬は気が悪いんですけれども、相当しぶとい訳です。交わす事ができなかったのは、まぁこれ仕方ないとしましても、問題は後続に差されてしまった点。ここはちょっと不満が残りますよね。まぁ1つはですね、牡馬相手の別定戦で正攻法という事になると、まだこう力不足なのかなという印象は受けました。 |
7.ゴールドエクリプス | 4着は軽量のゴールドエクリプス。前走2勝クラスを勝ったばかりですから、当然ハンデは51と軽かった訳ですが、競馬はウインマイティーとほぼ同等のレースをしてます。そして突き放されたというところで、ウインマイティーとのハンデ差が5キロありましたから、これはもう現時点での力の差というのが歴然と出たという風に考えてます。 |
10.ククナ | そして2着がククナでした。内々の好位で早めの立ち回りという所で、やっぱりその辺りが非常に生きた一戦でした。2勝クラスを5ヶ月ぶりで勝って、3勝クラスも2ヶ月ぶりで勝っているように、ちょっと間隔が空いた方が良いタイプでもあるので、その辺り内枠も含めね、色々とこう良い方に向いた一戦だったかなと思います。 今回は牝馬2頭の参戦で、その2頭がともに2着・3着を占めたという事になりました。そうですねぇ、まぁ夏は牝馬ってね先週夏競馬の攻略という話をちょっと後半にしましたけどもね、言っておけば良かったなと思っています。 |
16.スカーフェイス | スカーフェイス、昨年は3着だったんですが今年は後方から行って伸び切れませんでした。ちょっとやっぱり思ったほどの反応はなかったですね。なかなか前も進路がそうあった訳ではないんですけど、それにしても昨年ほどの反応がなかった辺り、やっぱりこう馬場とかそういった部分がね、昨年よりも良かったというのが少なからず影響はあったかなと思いますね。 |
10.ジャスパーロイヤル | 勝ったジャスパーロイヤル、父はViolenceでSadler's Wellsにさかのぼります。Violenceの代表産駒には、先々週の根岸ステークスに出走したジャスパープリンスがいます。今回逃げて5馬身差の圧勝ですが、競走中に鼻出血を発症しました。という事で、次走の取捨は何とも言いがたいです。 |
2.スパークリシャール | 自ら負かしに動いた2着スパークリシャールも、直線に向いた時は突き抜けるかの手応えでした。自身がね、耳を絞って少し伸びあぐねたという面もあるようですが、まぁ再加速したね勝ち馬をね、褒めるというのもねこのレースの様相だったかなとは思っています。自在性十分のレース運びは光りましたし、後続に2馬身半差ならば、勝機は近いと言って良いと思います。 |
7.エレガントギフト | そして番組注目馬のエレガントギフトは1番人気で3着でした。レースの形は良かったんですけれどもね、前2頭とはどんどん離されてしまいました。2着から7馬身差ですから、ちょっと負けすぎですね。1戦ごとに体が減ってきている点が気がかりです。 |
11.レッドシュヴェルト | レッドシュヴェルトが単勝1.7倍の支持に応えました。レッドシュヴェルトは新馬戦でペリファーニアの2着で、2戦目はエエヤンの2着など、強い相手に好走して来た馬なんですよね。今回は体重が12キロ減ってたんですが、全く細くは見えなかったですし、レースでは7番手追走からキッチリと差し切りました。1400mが合っていますし、ここなら力も上でしたね。この内容なら昇級しても通用します。 |
9.サトノミスチーフ | 前走はですね、ダート1700mでシンガリ負けでしたけれども、今回は連闘で芝2600mへ出走。まぁ大駆けをしました。芝への出走は芝1600mの2歳新馬戦以来でしたけれども、今回の勝利で芝の長丁場への適正を示しました。ただですね、まだズブくて、真剣味に欠けます。まぁそういうタイプだけに、こう信頼を置けないという面はあるんですけども、ただ良い方に向けばですね、良い長距離馬に育つ可能性はあると思いますね。 |
5.バスドラムガール | バスドラムガールが逃げ切りました。押して押して行き切ったバスドラムガールが、後続を寄せ付けずと言った競馬。4キロ減量のね、騎手起用の強みをフルに生かした形ではありますが、過去に逃げた2戦がタイムランクAの新馬戦2着と、タイムランクBの2戦目での3着と、勝てないまでも優秀な記録を持っていた馬だけに、それ以来にハナを切った今回の圧勝というのは必然かもしれません。行き切る形に注文はつくかもしれませんが、同日のね7R1勝クラスをゆうに上回る勝ち時計からも、即通用の器であるのは間違いないという風に思います。 |
6.クリーデンス | クリーデンスが5馬身差をつけて勝ちました。好スタートから楽々と先行したクリーデンスがそのままスピードの違いを見せつけ、5馬身差の大楽勝。4ヶ月ぶりの実戦で強めの追い切りが2本。体重も12キロ増と仕上げ切った感じはなかっただけに、気合いをつけた程度であっさり突き放した辺りは他馬との性能の違いと言って良いと思います。このクリーデンス、ここ3戦全て2着なんですが、いずれも中身がね非常に濃くて、3走前1月の小倉では、先々週にね中京で1勝クラスを勝ち上がったメタマックスにアタマ差の2着。2走前にはタイムランクBの勝ち馬として番組内でも紹介した、バスドラムガール・バサラを退けての2着。そして前走、2馬身以上離した3・4着馬が既に未勝利をね、勝ち上がっているという事を思うと、この戦歴からはもう流石にここは順当勝ちだったかなと思います。タイム面、そして対戦比較の面から見ても1勝クラスが壁になる事はないでしょうし、引き続きダート短距離出走でしたら連勝が濃厚と見ます。 |
5.ウインラピーヌ | 2着のウインラピーヌは2番手から抜け出して、勝ちパターンのレースに持ち込みました。センスは抜群です。ただ、今回はいかにも相手が悪かったです。まだ毛づやも一息でしたし、良化の余地は十分あります。 |
8.ハコダテメモリー | この馬、前走経験馬相手のデビュー戦はダート1600mに出走して14着と大敗していたんですけれども、非常にセンスの良さが目を引きましたし、まぁ少し力んでいたんで、大敗は大目に見て良いと思っていました。何しろ調教は滅法動きますし、リアルスティール産駒ですから、今回は芝で一変の可能性も考えていたんですがね、内枠から先団の内で折り合って、とても良いリズムで走っててですね、直線は最内から一瞬伸びかかって来ました。次走が福島だとしますとね、1200mか1800mの選択でちょっと迷うんですけれども、小回りコースならさらに前進できると見ています。 |
5.アヴィオンドール | アヴィオンドールが単勝1.7倍の支持に応えました。アビオンドールがはフィエールマンの半妹という良血馬なんですよね。今回はおよそ2ヶ月ぶりの実戦だったんですが、最後の直線では追い出しを待たされる場面がありながらも、きっちりと抜け出して、最後手綱を抑える余裕もありましたね。今回着用したブリンカーの効果も感じられました。この馬524キロもある牝馬で、まだ体つきに緩さが残ってて、良くなるのはまだまだ先だとは思うんですが、昇級しても潜在能力は通用しますね。 |
14.ゴールドバランサー | ゴールドバランサーが今回はハナに立ち、クビ差で逃げ切りました。出脚は一息だったんですが、ゴールドバランサーは押して先手を奪って行きました。淀みのないラップでレースを引っ張り、そのまま逃げ切る強い競馬。2走前2着馬を9馬身千切った初勝利の時と同様に、自らがこうしてね主導権を握る形に持ち込めば強いというのは改めて証明しましたね。2勝クラスでも即通用のポテンシャルはあると思います。ただ、今回のように多少強引にでも自分の形を作れるか、というのが焦点になるかなと。レースぶりからは前残りが顕著な新潟1800mなどね、非常にイメージの沸く条件でもあるので、この辺りで自分の形が作れるかというのが、今後の精査点かなという風に思います。 |
15.アームズレイン | 2番人気のアームズレインが逃げ切りました。ハナを切ったアームズレインがそのまま後続を寄せ付けず大楽勝。芝の重賞でも先行して掲示板に載っていたくらいスピード豊富な馬ですし、速いペースで逃げた上で上がり600mも最速でまとめられては、後続もなす術なしと言った所だと思います。遡れば4走前、今年1月に同じ中京ダートの1200mで3歳1勝クラスを勝った際、同日の8R古馬2勝クラスと同タイムで勝っていた馬なんですよね。まぁ8R、そのね2勝クラスよりも時計の出やすいコンディションだったとは言え、当時のタイムランクもBと非常に高いパフォーマンスを示していた馬なので、根本的にこのクラスは通過点レベルだったという事だと思います。ダートではまだまだ底が知れず、秋にはね大きな舞台も目指せる器だと覚えておきたいです。 |
2.ダノントルネード | それからダノントルネード、またしても2着でした。惜しかったですね。2・3番手のインでレースを進めて、勝負所で反応は早くなかったんですが、そこからしぶとく伸びて一瞬勝ったかと思った所で一気に勝ち馬に交わされたんですよね。ですから、着差が着差だけに惜しいんですが、この馬も力は発揮してると思いますね。 |
8.プロスペリダード | 2番手のグランデサラスが勝って、逃げたプロスペリダードが2着。まぁ典型的な先行決着とは言っても、2頭で3着馬を2馬身半離したんですからね、単純に上位2頭のスピードが違ったという事ですね。2着のプロスペリダードはデビューからの5戦、これはダートを使われて結果を出せなかったんですが、芝1400mを使い始めてこれで3戦連続2着です。芝向きのスピードタイプで、前走に続いてクビ差の2着。という事で次走も上位候補になります。 |
14.ゴレアドール | ゴレアドールは逃げて3着です。自身のタイムランクはC相当になりますが、完全タイム差はマイナスで、4着に2馬身差。5着はさらに5馬身離していますからね、これは立派な3着です。こちらも初めての芝の短距離でですね、適正を示したと言えますね。 |
2.ビヨンドザヴァレー | そして番組注目馬のビヨンドザヴァレーは5着でしたが、2着馬とは0秒1その接戦で、ラストもしっかり脚を使っていますから、所謂2走ボケの負け方ではないと思います。序盤でかなり力んでいた分ちょっと位置取りが悪くなってしまって、さらに展開も向かなかったという所なんですが、着差から見て勝ち馬には全く歯が立ちませんでした。 |
5.シランケド | 1枠の2頭が前半から並走しての先行。600m通過33秒6は同日の同じ1400mの2勝クラス、中京スポニチ賞より1秒1秒も速く、高速馬場とは言え、流石に速いペースでした。目立つ出遅れから後方になったシランケド、後方でいたずらに動かず、そのままの位置で脚を溜めて、直線半ばで大外に持ち出すと、最後は一気に前を飲み込んでという勝利でしたね。この中間は捻挫などもあって休養が長引いていたんですが、昨年10月のデビュー戦でも上がり600m最速の脚を見せていたように、能力は示していた馬。久々の分だけ人気の盲点になっていただけで、この脚力でしたら昇級しても十分に戦えそうな馬です。 |
9.ブルーウィン | ブルーウィンが今回は逃げ切りました。ブルーウィンはまずハナに立って、終始2馬身ほどのリードを保って、直線半ばで一旦後続を突き放した後、ゴール前でエレガントギフトに迫られたんですが、それを何とか凌ぎ切る競馬になりました。今回はルーキーの田口騎手が騎乗したことで、負担重量が3キロ軽くなった事も大きかったですね。昇級しても引き続き減量騎手起用なら、注意が必要だと思います。 |
5.コンクシェル | コンクシェルが後続に5馬身差をつけて逃げ切りました。初めてハナを切る形になったコンクシェルが直線で一気に後続を突き放しての圧勝。ムラでアテにできない面も多い馬だったんですが、前回外していたブリンカーを再びつけてきたね、効果というのが十分に見られました。2走前・3走前にもねタイムランクBの東京1600mで好走しており、左回りの1600mというね信頼に足る条件に戻った点も良かったかもしれません。元々アネモネSで2着などがねあって、その辺りを思うと1勝クラスならこの圧勝劇も納得なんですが、これまでのねムラっけのある気性を考えると、馬具とか条件以上にこの逃げの手がね、噛み合ったという感は強いですね。気持ちを乗せ切れれば多少のハイペースは問題ないと思いますので、上のクラスで思い切った競馬というのを期待してみたい1頭です。 |
4.コルサファターレ | 体重が12キロ減ってて、前走時より締まった体つきでパドックを周回してました。レースでは縦に長い体列の3・4番手につけて、馬なりのまま4コーナーを回ると、残り300mあたりですね。この辺りで先頭に立って、そのまま後続を突き放して行きました。結局、2着馬には1秒8もの差をつけたんですよね。今回のレースぶりを見ていると、スタミナはかなり豊富ですし、長い距離が合っているのは確かですね。次走も東京2100m戦に出走してきたら、勝ち負けになる1頭だと思います。 |
3.テラメリタ | 新種牡馬のブリックスアンドモルタル産駒の、これJRA初勝利になった訳ですが、ブリックスアンドモルタルの父はGiant's Causewayです。ゲート入りを嫌がりましたし、ハナを切って物見をしていましたしね、まだまだ馬が若いです。一向にペースが上がらずですね、結局逃げて楽勝になったんですが、上がり600mは最速です。母系は祖母エアトゥーレ、曾祖母スキーパラダイスに遡る名門ですから、若さが抜けてくれば相当楽しみだと思いますね。 |
4.ノヴァエクスプレス | タイムランクがDだったのは、まぁペース補正が0秒5入っているように、緩やかな流れだったためです。外枠で出遅れましたが、それを労せずリカバリーして抜け出した内容、とにかくセンスの良さが光りました。父はですね芝とダート両方の重賞を勝ったアジアエクスプレス、その父はHenny Hughesです。まぁフォームが完成されていない2歳時ですとですね、芝・ダート兼用で走れるという事がありますね。そして血統的にはですね、将来的にも芝でどっかで限界があったとしてもですね、まぁダートで潰しが効くという血統ですから、これはそういった点で非常にですね有望な馬だと思います。 |
6.ドナベティ | ドナベティが2番手から抜け出しました。勝ったドナベティの母ドナルチアは半兄にJRAで6勝を挙げたエイシンスパルタンがいて、この母自身も函館芝1200mで新馬戦を勝っている戦歴があります。函館入厩後の追い切りは2本だったんですが、馬体に太め感もなく仕上がりが非常に良かったですし、まぁお母さんがね新馬勝ち以降冴えなかっただけに、ドナベティに関してはこれからの成長力を見せられるかが注目点だと思います。 |
6.ハピネスアゲン | この馬、燃えやすい気性で、芝の1200mが合うのは確かだと思うんですが、持ち時計にもね少し不安があったりで、今回は最終週の馬場や内の好枠、そしてね適度なレース間隔と全てが良い方に傾いての好走だと思います。使って行くとテンションが上がってくる傾向がありますし、新潟の軽い芝もやっぱり時計勝負とうこうとなるとね、本質的には不向きに思えますので、じゃあ札幌は?と思っていたんですが、先週の開幕週のね時計の出方を見る限り、ちょっと厳しいかなという所。かなりストライクゾーンが狭いキャラクターなので、続戦ならば次走はどこを使っても微妙かなというのが評価です。 |
1.ソーヴァリアント | それから12着のソーヴァリアントですね、これが問題なんですが、今回は分かりやすいと思いますね。序盤でね、2コーナーまで結構引っかかりましたからね、ですから前回はちょっと敗因不明という敗因でしたけれども、今回はもう敗因としては、私明確だと思ってますので、この着順は気にしなくて良いという判断です。 |
3.ウインマイティー | 2着はウインマイティー、連覇ならずでした。ビッグリボンと対照的だった事はまぁ内へ入れる機会がなかったと言うか、まぁそういう気持ちはなかったようですけれども、結局4コーナー大外というコースロスが生じてしまった訳です。ただですね、この馬は瞬発力がありませんから、自分から動いて行ける位置を確保したという事はね、これはこれで良かったと思います。力は出し切った2着ですね。 |
5.ジャックドール | 5着はジャックドール、外の馬が早かったですね。そうですね、ウインカーネリアンにハナを叩かれました。まぁこの馬は本来もうちょっと早いスタートを決められたはずなんですけれども、ちょっとスタートが微妙な遅さがあったという事は言えます。ただ、非常に状態は良かったですね。かなり良い仕上がりだったと思いますし、控えてもしっかり折り合えましたからね。ただまぁやはり2000mのG1を逃げ切ってるような馬っていうのは、芝の1600mで好位差しというような形になると、もちろん地力があるから頑張れるんですけれども、やはりこの距離の専門のスペシャリストの瞬発力にはやっぱり敵わないというところはね、そういった負け方にも映りますよね。 |
7.ヤマニンサルバム | ヤマニンサルバム11着でした。最終的には11着ですけど、直線入口一旦は抜け出してという形を作りましたしね、この相手に正攻法で挑んで立派な走りは出来たと思います。やっぱり戦前から予想されていった、右回りという部分とちょっと僕としてはハンデももらっているかなという感じがあったので、その辺りは最後を伸びあぐねましたけども、内容としては上々だったのでね、今後こういう形しっかりと競馬して揉まれて行けば、いずれどこかで…まぁ左回りがやっぱり良いのは間違いないと思います。 |
8.マテンロウレオ | 5着はマテンロウレオでした。距離延長への対応が鍵だったんですが、馬群の中で脚を溜めて、最後は最内を突いてジワジワと脚を使ったんですよね。折り合い面に進境を見せていますし、この走りなら今後の選択肢が広がったと言えますね。 |
10.トップナイフ | その後14着トップナイフ、今回も位置取り後ろになってしまいましたね。そうなんですよね。ちょっとスタートでバランスを崩してしまって後方からの競馬になったんですよね。本来、こう元々は立ち回りに上手さを生かし切った方が良いタイプの馬なので、スローペースで後方からの競馬では厳しかったですね。 |
12.ヒシイグアス | ヒシイグアスは7着でした。印は対抗だったんですが、2走ボケとか反動のないタイプと思っていたんですが、マイナスの体重は現状として細く映りました。これ、お尻がとんがって見えていました。伸び切れなかったのは、これが全てだと思います。立て直してくれば、見直したいと思います。 |
6.シトラール | 3着のシトラールは勝ち馬の対抗格とされて、2番人気でしたが2着馬の競り合いでわずかに遅れました。それでもしっかりと脚は使っていますし、記録とすれば2着馬と同等です。こちらルージュバック・ポタジェの半弟で、馬体も良いですからね、次走も上位候補になります。 |
11.ディバイングレース | あとディバイングレースですね、こちら1番人気で13着でした。大幅に失速するラップでもないんですが、逃げて1人相撲で失速しました。こうなりますともうね、まぁ距離を短縮して差すレースをしてリセットするしかないという事になりますね。ただ、ポテンシャルはありますから、この馬はそれを一発でクリアするかもしれません。 |
12.ハルオーブ | ハルオーブは2番人気で4着です。この馬が未だに未勝利にいるというのは、ちょっと信じられないんですけれども、まぁ連戦続きの中でいつも精一杯走っているというのは立派です。1着・2着馬から0秒3ですけれども、自身のタイムランクはB相当になります。 |
13.ベリーズテソーロ | 今回は11番人気でした。実はですね、前走10番人気で5着の時に私は本命に狙った馬なんですが、今回は流石に相手が強化されていたのでノーマークにしましたが、これは着順以上にしぶとい粘り腰が目を引きましたね。まだ非力でね、こう坂で加速できず坂上からこう少し盛り返して来た辺りですね、これは平坦コースならもっとやれるなという手応えを感じました。スピードはあります。ですから、ローカル場所ですとね、芝の1200mで狙いが立つんじゃないかと思います。 |
7.リビアングラス | 逃げたリビアングラスが3着、よく粘りましたね。よく粘りましたね、ホント途中でマキシで少し絡まれる展開になったんですが、自分のリズムを守って、まぁ最後までしぶとく粘りましたよね。跳びが大きい馬ですからね、こういう瞬発力勝負よりか、もっとこう上がりの掛かる競馬なら勝っていた可能性もあると思いますね。 |
8.エイトキングゴッド | 初勝利を挙げた前走から2ヶ月ぶりの実戦だったんですが、中間心房細動などがあった前走の時よりも順調に乗り込んで、今回は万全の仕上がりでした。降雨の影響が強く残る馬場、前半1000m62秒4の平均ペースを手応え十分に追走すると、直線追われてからもしっかり伸びて見事に連勝を飾りました。デビューから3戦は良馬場で大敗していたんですが、以降の5戦は全て道悪で出走し、5戦2勝。負けた3戦も4着が2回ある成績を思うと、一目瞭然の道悪巧者と言えますね。今回は昇級初戦の上、負担重量が増えていた事などが嫌われて6番人気に止まっていたんですが、先週のような得意な馬場状況ではね、こんな単純な適性を探るというのもね、1つの手なのかなと考えさせられる結果でした。ちなみにこの1つ前の8Rでも13番人気のエイシンフラッシュ産駒が3着に入って穴を演出しており、例えば福島芝・道悪・エイシンフラッシュ、こんなねメモの1つでも残しておけばきっとね、今後役に立つ時が来るんじゃないかなと思ってます。 |
17.アクションプラン | 2着のヴァナルガンドはですね、前走がタイムランクBのレースで2着。その前がタイムランクAのレースで4着ですから、この馬を負かした勝利は価値があります。さらに4着がタイムランクAのレースですね、3着のパープルナイトですから対戦相手のレベルが高かった事は言わずもがなです。実際、あと0秒1速ければですね。タイムランクはBでした。スタートも良かったですし、外枠でスムーズなレースができた事も大きかったんですが、まぁ元々小回り向きのスピードタイプですからね、昇級しても他の競馬場でも通用します。 |
8.フリッパー | 上位の2頭が強かっただけに、外めからね勝負所自ら動いて行った5着のフリッパーというのも忘れずにチェックしておきたい馬です。休み明け2戦目で上積みも見込めそうな次走は、圏内突入というのも有望ではないかと思います。解説でも言いましたが、速い流れを追いかけて失速というレース内容。1・2着馬がね、上のクラスでも通用する時計で後続をちぎったという事を思えば、まぁあそれらを負かしに動いたツケを払った格好だと思います。満点以上の競馬をした3着のリゼレインボーや展開に乗じた4着のコリエンテスよりも評価できる内容と思っています。500キロある大型馬、おおよそ5ヶ月ぶりのね実戦だった事も加味すれば、休み明け2戦目となる次走での上位進出は有望ではないかなと思っています。 |
4.ホウオウマーメイド | 番組注目馬だったホウオウマーメイドは8着でした。カレンチャンキーの主張に引いた形で、好位のインの追走。1400mで行き切った前走とは大分違う形で敗退という形でしたね。今回は単純に相手関係がね、悪かったというレースでした。 |
9.ウインバグース | そして1番人気で11着のウインバグース、2番手追走で失速したんですけども、そもそも前走と前々走の2着はどちらも1200mで、しかもスローペースの逃げでした。今回はハイペースがたたったんですけども、まぁ普通のペースでもまだ怪しいとしておきますね。 |
4.サンキューユウガ | ジャスパークローネ7番人気、2着のサンキューユウガ8番人気と人気のない伏兵という事でしょうかね、ワンツーという事になったんですが、サンキューユウガについては、内めの3番手、非常にロスなく周回ができましたし、今回からね初めてブリンカーもつけていました。その辺りの効果もあって、直線はしぶとくしっかりと脚を伸ばしてという所で、まぁ元々中京の芝でね、崩れた事が無い、そういったコース適性とか、内枠とか馬具とかそういった部分、あらゆる要素が噛み合っての好走かなという風に思います。 |
9.ママコチャ | 休み明け2走目のママコチャがオープン初勝利を挙げました。1着ママコチャは1600mの前走はかなり引っかかったんですが、今回道中、なんとか我慢を効かせて、ラストの伸びにつなげましたね。1600mでも結果を出してきた馬なんですが、現状は1400m以下の距離が良いと思いますね。もっと短い1200mでも大丈夫だと思います。少なくとも短距離なら重賞でも戦えるレベルにはありますね。 |
11.トゥラヴェスーラ | 4着トゥラヴェスーラ・6着のエイシンスポッター、この2頭はそれぞれ脚は使っています。33秒台前半で上がってますんでね、まぁそう言った部分を思うと、馬場と展開が向かなかったと割り切って良いのかなと思っています。 |
13.デュガ | パドックから相変わらずテンションが高くて、どうかなと思っていたんですが、道中は無理に促さず馬群から離れた後方3番手を追走。3コーナー過ぎから勢いをつけて内々の最短距離を進出し、そのまま内を一気に突き抜けて後続を3馬身千切る圧勝でした。上がり600mはメンバー中断トツの34秒5。もちろん最短距離を回って来た分などはあると思いますが、2位の馬が35秒6ですから、いかにデュガの脚力がずば抜けていたかがわかるという風に思います。短距離戦では決定的とも言える3馬身差ですし、これは高いポテンシャルの証明と言って良いと思いますね。直線ね、少し左ムチに反応して大きく外にヨレたりと、まだまだ気性面の激しさも覗かせていたんですが、まぁこういった部分がね良くなってくれば大きな舞台への飛躍というのもね、期待できる1頭なのかなと思ってます。 |
14.ロンドンプラン | 1番人気で14着だったロンドンプランですね。出負けした後、終始力んでいる感じだったんですよね。結局、道中で体力を消耗した分、ラストは失速した印象ですね。良い脚は持っている馬なんですが、今回は気性面での課題が残りましたね。 |
15.ジャスパークローネ | 勝ったのはジャスパークローネ、鞍上団野騎手、先手を主張して来ました。そうですね、積極的にハナを切って行ったというのがね、勝因の1つかなという風に思います。函館スプリントステークスはちょっと控える形でね、結局最下位に負けていたんですけども、この行き切った鞍上のね思い切りの良さというのが結果に出たと思います。もちろん前半の600mが33秒7で、同日の同条件より0秒1遅い入りだったのでね、展開を味方につけたという部分はありますけども、やっぱり逃げ馬はね、思い切り良く行った方が強いなというのを感じましたね。 |
18.モズメイメイ | 勝ったのはモズメイメイ、やはりあのスタートが印象的でしたね。もう誰が見ても最大の勝因はこのロケットスタートだと思うんですよね。ゲートが開いた瞬間に2馬身ぐらいはリードしていましたからね、結局この時の貯金が最後の最後でモノを言った感じがありますね。この馬はマイルのチューリップ賞を勝っているんですが、走り方を見ているともう明かにピッチ走法なので、1200mは合っていると思いますね。ですから、今後スプリント路線での活躍が期待できる1頭ですね。 |
3.タロントゥーズ | 3番人気5着でした。2ヶ月半ぶりでね、体重は12キロ増えていたんですが、馬体はそう太くなかったですね。今回2番手に控える形だったんですが、まぁ他馬にちょっと絡まれる展開になってしまって、その辺りが堪えたかなといった印象です。キャリアの浅さというのがね、出てしまいましたね。 |
1.サンライズロナウド | 3戦続けて控える競馬をして、上がり600m最速の数字をマークしていたんですが、今回はまさかの逃げでした。他の主張がなく押し出された形ではありましたが、型にはめ込まず馬の走りたい気持ちを肯定して出して行く辺りは、横山典弘騎手のね真骨頂とも言える競馬だと思いますね。1000m通過57秒6は当然ハイペース。後続も脚を使わされるね形になったことで、直線で一気に差が詰まることはなく、結局サンライズロナウドがそのまま押し切ってしまいました。ちょっとね、再現性は低いレースかなという風には映ったんですが、高い心肺機能と潜在的なポテンシャルというのはね、十分に示した競馬だとは思います。能力が出し切れるシチュエーションならば、3勝クラスでも通用するというのは覚えておきたいです。 |
7.モズゴールドバレル | 1着のモズゴールドバレルは外枠からのスタートだったんですが、道中は内めに進路を取って、4コーナーで外に持ち出すと長く良い脚を使って差し切りました。過去は速い時計で勝った経験はなかったんですが、いきなり高速決着に対応して勝ち切った点は評価できますね。昇級しても注意が必要だと思います。 |
4.ヴァンヤール | 3着のヴァンヤールも安定して走っていますね。こちらもハギノアレグリアス同様ですね、3・4コーナーの反応は悪かったんですが、4コーナーで外に持ち出すとジワジワと伸びて来ましたね。こちらも本当、条件を問わず凄く堅実性が増してますし、次走以降も期待できますね。 |
6.スマートカリス | 後続は流れに乗じた馬が掲示板を占めたんですが、1番人気で7着だったスマートカリス、こちらはね強い勝ち馬を追いかけての失速ですから、完全に割りを食った形だと思います。評価を下げる必要はないですし、次走以降巻き返しに期待したいです。 |
16.ビューティーワン | そして2着ビューティーワンは唯一の牝馬だったんですが、前走ダートで初勝利を挙げているように、力のいる馬場は得意ですね。距離もこれぐらいが合ってると思いますし、次走も引き続き圏内ですね。 |
10.クルールデュヴァン | 今回が初めての1000m戦。スタートでも遅れて、前半は完全に忙しいなという感じの競馬だったんですが、勝負所からね押し上げて行くと、直線は大外に出してまぁ鋭く一伸び。使った上がり600mは34秒8という事で、レースを見ても前の2頭が行った行ったで決着している事を思うと、この3着まで差し込んで来た末脚というのはね、十分な能力を示した1戦だったと思っています。引き続き、この距離ともなれば道中からね勝負を意識した運行が叶うと思いますし、もちろんこのレースぶりからは距離が伸びても対応は可能だと思います。牝馬限定戦ならば、なお良いかなという馬ですね。 |
4.クリノリアルレディ | 4番人気12着でした。前2走はメンバー最軽量の負担重量で、外めの枠からスンナリ逃げて好走していた。それに対して今回は負担重量や枠順などの恩恵がなくなった状態での結果。最初から他の馬に譲り、ハナ争いにも加われなかった辺り、今回が本来の実力と考えて良さそう。メンバー構成や枠など条件が整わないと脆いところを露呈した。 |
5.フリントロック | 2番人気1着でした。馬場状態というのはね、ちょっと心配していたんですけれども、これも杞憂に終わるぐらい良い競馬でしたね。今後に繋がる勝ち方にもなったと思いますし、引き続き注目して良い馬なのかなと思います。 |
4.キミワクイーン | キミワクイーンは重賞初制覇。スタート良かったんですけれどもね、ちょっと下げすぎちゃったのかなって、ちょっと不安になってたんですけれども、結果的キミワクイーンキミワクイーンには良い形で脚が溜まって、展開もドンピシャリでした。タイムは平凡ですが、今までと違う戦法を取った事でね、今後やっぱり強い馬と戦うにあたって、こういう瞬発力を生かす競馬で勝てたというのは、繋がってくると思いますね。 |
5.ウインマーベル | 2着ウインマーベルはいかがでしたか。力む面をなんとかなだめて、最後の直線一旦下がりそうになりながら、そこからもう1回盛り返したんですよね。ですから、まぁ久しぶりの1400mに対応して、得意とは言えない瞬発力勝負で頑張りましたし、評価できる2着だったと思います。 |
9.ジュビリーヘッド | それからジュビリーヘッド、今年も2着でした。この馬はね外からプレッシャーを受けずに、早めの好位から抜け出すというのが、まぁ常套手段で力を出せるパターンなんですね。その形に持ち込むためには、やっぱり少々速いペースでもやっぱり今回のようなレースをするしかない訳で、そういった面で見ればこの馬はしっかり力を出し切っていますよね。 |
10.ゾンニッヒ | この馬、芝2000mで3勝した後、1600mで3勝クラスを勝ち上がったんですが、まぁ長く良い脚を使えるという印象を持っていませんでした。今年の春の重賞、ダービー卿チャレンジトロフィーが3着、京王杯スプリングカップが6着で、その辺りがハッキリして来たなという感じで、今回初めて1200m出走。これが見事にハマりましたね。タイムランクはEとは言ってもですね、オープンの芝の短距離戦で2馬身差ですから、これはもう圧勝レベルです。これでね、新たな方向性は定まったと思います。洋芝向きの可能性も否定できないんですが、今後の動向に注目したい馬ですね。 |
12.トウシンマカオ | それから1番人気のトウシンマカオは3着でした。最内枠でしたから、ある程度序盤からまぁポジションを取るしかなかったですし、ちょっとスムーズさを欠いた部分はありますが、今回ですね負担重量は58キロ。そして差し・追い込み馬に有利な流れになったという事で、その分ちょっと伸び切れませんでしたかね。私は十分力を示したと思います。 |
12.トゥードジボン | 1番人気7着でした。骨折明けでですね、およそ9ヶ月半ぶりだった前走が好タイムの2着だった訳ですが、今回中2週で出走して来たんですね。せめてね、中4から5週ぐらいの間隔を空けて使って欲しかったとは思うんですが、休み明け好走の反動があったんじゃないかなってという気もしますね。まぁいずれにしても申し訳ありませんでした。 |
11.ラケマーダ | 前走の未勝利戦をBランクの時計で勝って、次走上位候補にも指名したので、今回の走りは注目してたんですが、道中外からマクられる展開の中、自分のリズムを守って余裕の手応えで抜け出して来ましたね。ゴール前は少し2着馬に詰め寄られたように見えたんですが、自身はノーステッキでしたからね。まだ余力はあったと推察できますね。今回の勝利で京都コースは2戦2勝なんですよね。非常に相性が良いですし、この走りなら昇級古馬相手でも通用するとは思うんですが、あくまで個人的なんですが、少し休ませて秋にまた京都で走ってる姿が見たい気もしますね。 |
2.メイショウホシアイ | 4番人気1着でした。抜け出してから詰め寄られたが、前走と違う馬場とレース内容で勝てた。こちらも見立て違いで申し訳ありません。 |
5.ルガル | 2着は2番人気のルガルでした。ゲートを出て一歩目でトモを滑らせたんですよね。ですが、その後すぐ挽回して好位につけて内めを上手く立ち回ってビッグシーザーは差したんですから、内容的には優秀だと思いますね。ただ、やっぱり着差が着差だけにね、スタートのロスは痛かったと思います。 |
10.ヒヒーン | ペース補正が0秒8入っているように、かなり緩やかな流れで、タイムランクはSLになるんですが、この遅いペースでも2番手できちんと折り合いましたし、何より直線へ向いてですね、他の9頭の騎手の手が動いている中で、この馬だけ持ったままでした。上がり600mは最速の33秒9で、もう完勝と言える内容です。父はジャスタウェイなんですが、ジャスタウェイ自身新潟2歳ステークスで2着してますね。ですから、2歳の時から走るという特徴を受け継いでいれば、これ次走も楽しみですね。 |
12.アスコリピチェーノ | このレース、ペース補正が0秒5入った緩やかなペースで、直線一気の追い込みを決めました。やや相手関係に恵まれた感はあるんですけれども、上がり600mはメンバー中最速の33秒3で、レースの上がりを1秒2も上回った瞬発力、これは高く評価して良いと思います。父はダイワメジャー。半兄はですね、アスコルターレこちらマーガレットステークスなど全3勝です。筋の通った牝系ですし、この馬はマイラータイプとして今後の成長に期待をかけたいと思います。 |
1.アートフォーム | そしてアートフォームが3番手から勝ち馬を追って2着に流れ込みました。新種牡馬シュヴァルグランの産駒ですが、走りからは母のラテアート譲りのスピードというのを連想させましたね。 |
6.ロスティチェーレ | ロスティチェーレが前走の9着から一変しました。ロスティチェーレの前走2番人気9着これはね、重馬場が堪えたものです。立て直して今回待望の良馬場で、まぁ実にセンスの良い走りができました。上がり600mは最速です。父はキタサンブラックです。昇級しても通用すると思います。 |
3.アルタビスタ | 父はロードカナロア・母はブエナビスタです。タイムランクがねDだったのは、これペース補正が0秒5入ってるように、かなり緩やかな流れだった事も影響したと思います。このペースですから、逃げ切ったこと自体は強調する事ではないんですけれども、突き放してですね自身の上がり600mは最速タイです。どうもこれ本質はマイラーっぽい感じがしまして、2走前の2000m・前走の2200mとは一変しましたしね、やはり良血らしいポテンシャルを今回は発揮してくれました。時計は地味ですけれども、この勝ち方と血統を評価したいと思います。 |
7.ノルカソルカ | ノルカソルカ、注目していたんですがやはり行けないと厳しいですね。とにかくコレ逃げる事前提の穴、注目ですもんね。あれだけスタート直後からねグイグイ押して行って、6番手になってしまっては厳しいという事は、他に先行馬がいるような重賞だとちょっと厳しいのかなという感じですね。こういう馬でも突然ね、ハナ切ったら急に激走する事とかあるあるですから、その時を逃さないようにしてください。 |
1.エランティス | エランティスが5戦目で勝ち上がりました。押してハナを取り切ったカレンチャンキーが抜け出しを測るところ、2番手から万全の形で前を追っていたエランティスがねじ伏せてのゴール。トップスタートから行きたい馬を行かせる余裕のレース運びで、前走もね正攻法で強い競馬をしており、その際先着されたのが、先ほどの2着デアデルマーレだったんですよね。その馬が土曜3Rを快勝していた事を思うと、この勝利も納得のところだと思います。日曜よりも速い時計の出るコンディションだった土曜の1勝クラスでも、4着に相当する時計というところで、即通用のレベルにある1頭だと思います。 |
2.クルールデュヴァン | 2番人気3着でした。このレースの前に雨が降り、この馬以外で掲示板に乗った馬は全て減量騎手騎乗の先行馬だったのを思えば、負けて強しの評価で良い。レースぶりからは1200mがより良い印象があって、中山でチャンス到来か。 |
14.ヘニータイフーン | 2着のヘニータイフーンは最初のスタンド前で外に弾かれる不利もあって後ろからになりましたが、3コーナーからマクって行って4コーナーではタマモタップダンスの外を回り、真っ向勝負を挑む形で好走しました。札幌滞在で体重が12キロ増えていましたけども、太め感はなくて筋肉がついたんだと思います。力をつけていて、次走も有力ですね。 |
3.マーゴットソラーレ | マーゴットソラーレが逃げ切りました。出脚良くハナを切ったマーゴットソラーレがレースを完全にコントロール。勝負所から後続の押し上げにもね、難なく対応して見せました。3コーナー過ぎからマクられて、見た目にはかなりキツい競馬には映ったんですが、ラストの400mは12秒2-12秒1と加速ラップをね、踏んだようにスピードの持続性に富んだ走りが目につきましたね。母のインクレセントは芝1200mと1400mで1勝ずつ。そして父がノヴェリストという配合からすると、今後の本領発揮は距離短縮のイメージにはなるんですが、今回に関しては仕上がりと完成度が違った印象が強いです。 |
5.ロードデルレイ | ペース補正が0秒9入っているように、かなり緩やかな流れになって、折り合いに苦労する馬が多い中で、勝ったロードデルレイはですね完璧に折り合っていました。優等生で、瞬発力も非凡です。直線は少しもたれていた、その点は気になるんですが、ここまでは通過点ですね。オープンでも楽しみです。 |
4.ハリケーンリッジ | 1番人気3着でした。単勝1.7倍で3着。相変わらず乗り難しそうだった。次走も人気になるようならまだ危ういと見る。 |
12.マルディランダ | 3走全て2着だったマルディランダが勝ち上がりました。マルディランダは道中4・5番手につけて、最後の直線に向いてスペースを見つけると、素早く反応して抜け出しました。ゴール前は少し流す余裕もありましたし、上々の勝ちっぷりでしたね。4戦目で待望の初勝利になりました。センスが良くて、昇級しても相手なりに走れそうですね。 |
4.ハッピーアズラリー | その後2着には追い込んだハッピーアズラリーが入りました。ハッピーアズラリーは中団より後ろで進み、直線に入ってから外に出してよく伸びました。どうも器用なレースができる気性ではないようなので、続けて好走できるイメージは湧かないですけども、短距離で差しに回るのがベストのようです。ただしね、今週使うと連闘になってしまうんですけど、それだと気性面の課題がさらに気になるところです。 |
11.リアライズ | 3着のリアライズは勝ち馬のすぐ後ろにいたんですが、4コーナーでは手応えが悪化しました。それでも伸びて来ましたけども、不利のないレースをして3着でした。今週も使うと3連闘となりますから、扱いは難しいと思います。 |
16.ウインエーデル | 3着ウインエーデル、勝ち馬から0秒5差でBランク相当です。外枠の不利を軽減させようと馬群に入れて進んで、直線で広い所に出して差して来ました。上位2頭とはスピードの差が若干あるかもしれませんが、牝馬で前走時に増加した馬体を維持しているのが好印象です。チャンスは近いと思います。 |
14.バースクライ | あと1番人気のバースクライは4着に敗れました。距離短縮はプラスに出るかと思われたんですが、終いの甘さは1600mでの前走とほぼ変わりなかったですね。物足りない内容だったと思います。 |
8.マンティコア | 2番人気2着でした。今回もまた4コーナー直線入り口辺りで少し待たされましたけども、仮にそこがスムーズだったとしても、勝ち馬との5馬身差というのはちょっと覆せてないと思います。これは相手が強すぎだと思います。 |
2.グランツベリー | 2着のグランツベリーはスタートで躓いた前走とは違って好スタートを切り、楽な感じで逃げましたけども、まぁ勝ち馬が強すぎましたね。好内容でタイムも水準以上なんですが、くどいようですがもう札幌にはダート1000mの3歳未勝利戦がありません。 |
9.フューチャーアゲン | 3着のフューチャーアゲンはダート1000mに戻して流れに乗り、好走したんですが、まぁ札幌にはもうダート1000mの3歳未勝利がありません。 |
14.ショウナンアキドン | このレース900m通過が55秒4で、1000m通過の推定は1分1秒8。これは速かったですし、向正面でも3コーナーでも後ろから上がって来る馬がいて、息の入らない展開。後ろからマクろうとする馬に合わせて4コーナーでは前の馬は交わして行ったんですけども、まぁ展開はキツかったですね。休み明けでこの走りができれば次走は期待できますし、休み明け好走後の2走目というのは、中1週より連闘の方がマシというのが、私の経験則です。ただし、懸念材料があって、それは休み明けで体重が12キロ減って、もう細く見えるぐらいだったという事なんですが、体重を維持できていれば期待できると思います。 |
3.スカイキャンバス | その後3着にはスカイキャンバスでした。出脚が抜群でしてね、ピッチ走法で回転の早いフットワーク。道悪でもスピードは削がれませんでしたし、今回も新馬戦と同じく1週前まで美浦で調整して、週末に輸送して当週函館で追い切りというパターンだったんですけど、小柄な牝馬なんですけどね、こういった結構タイトなを調整日程の中でも、しっかり力を出し切れるこの精神面の強さというのは、感心させられました。 |
9.ピンクヴェノム | ピンクヴェノムが3馬身半差で逃げ切りました。ピンクヴェノムはね追い日に3頭併せを3本消化して、馬体の方もスッキリと仕上がっていました。好発を切って難なくハナを奪うと、そのまま後続を寄せ付けずに快勝と。ちょっとね頭が高い走法であったり、この辺り調教でも見せていた部分なんですが、ラストの1ハロン12秒3でまとめた辺りは、しっかり道中で溜めが作られていた証拠と言えると思います。他馬とは根本的にスピードが違ったというレース内容でした。こういったフォームなどを見ていてもまだまだ良くなる余地はあると評価できるので、これからの伸びしろというのもね期待して良さそうな1頭です。 |
8.ビップナージャ | 2着のビップナージャはスタートは早かったんですが、エイシンエマーユが行く気を見せると無理をせず2番手。直線入り口で差を広げられ、それ以上に差は広がらなかったんですが、差が詰まりもしませんでした。残念ながらもう札幌にダート1000mの3歳未勝利戦がないので、ちょっと厳しい感じになりましたね。 |
9.ラスール | あと6着ラスール、序盤は少し行きたがって逆に勝負所はズブさを見せてたんですよね。結局残り150mくらいから伸びを欠きました。ちょっとね距離が長いのかもしれないですね。 |
6.コスタノヴァ | コスタノヴァが逃げ切って連勝です。このレースは強い先行馬がそろい踏みしていましたから、序盤のラップからも好タイム決着というのは予測できましたね。前へ行った先行馬3頭の決着です。先週の馬場は逃げ馬に有利でしたけれども、コスタノヴァはこのペースで逃げ切っていますからね、これはもう非の打ち所がなかったと思います。 |
1.サリエラ | その後3着サリエラも脚を見せてくれました。こちらはヒートオンビートの外につけて、最後は外に持ち出す形になったんですよね。ですから、勝ち馬とは通ったコースの差も少しあるんですよね。ただ、一旦は前に出られたゼッフィーロをもう一度交わしているんですから、内容的には悪くないと思いますし、まだこの馬の場合キャリア5戦ですからね、これからの馬だと思います。 |
13.プラダリア | その後6着がプラダリア、7着がボッケリーニと続きました。プラダリアはですね、16番人気の低評価の中ここまで頑張りました。まだね良化の余地がありますし、今回は大健闘と言って良いと思います。 |
14.マイネルウィルトス | マイネルウィルトス4着でした。ちょっとねスタートで遅れて、後ろの位置になったんですけど、急かさずという感じでね、まぁ24キロ増えて少しやっぱり余裕残しには感じましたけども、直線大外から非常に良い脚で伸びて、この辺りやっぱり適性というのも大きくあったと思いますけども、立派な内容だったと思いますね。1年ぶりとは思えないレースでしたよね。やっぱり大きく体を増やしてこれだけ走ったのでね、今後のケアというのはね、やっぱり注視して行きたいなと思いますけどね。 |
7.ボビーニクビッタケ | 2着から5馬身差の3着ボビーニクビッタケは、距離短縮は良かったんですけども、もうこの馬のタイムはかなり遅いです。 |
16.タンバッフェ | 3着のタンバッフェは前半は着いて行けない感じでしたけども、向正面で行き脚がつくと、そこから長く脚は使っています。とは言え小回りコースで勝つためには展開の助けが必要だと思います。 |
5.イサイアス | 2着以下は5馬身以上離された。2着のイサイアスは出ムチも入れて前の方の位置を取れたんですが、3コーナーから手応えが悪化しました。それでもしぶとく脚を使って2着に届きましたけども、ブリンカーを着用してもまだ途中でズブさを見せましたね。今週恐らく連闘で出走しますけども、ちょっと信頼しづらい気性をしています。 |
18.トーホウフランゴ | 小倉芝1200mの良馬場で前半600m33秒5というのは遅くて、前に行った2頭による行った行ったの決着になりましたが、直線に入った時点で前とかなり差があったのに2着とハナ差まで詰めてきました。少し出遅れて、さらにダッシュもつかず後ろからになりながら、外を回らずに4コーナーで追い上げる事ができたという点はラッキーだったんですが、まぁ上位2頭と比べればかなり不利な展開になって小差ですから、力はありますね。坂のあるコースも苦にしませんから、次走も上位争いは必至。少しでも展開が向けば勝ち切れそうです。 |
6.ミルトクレイモー | 2着のミルトクレイモーは前残りの馬場を考慮すれば、最内枠で考え得る最大限のパフォーマンスができたと思うんですよね。これまでの4走、オープンで走っていた3歳馬ですから、2勝クラスなら力が上位だったという事です。 |
5.キャンシーエンゼル | キャンシーエンゼルが1番人気に応えました。レース序盤から激しい先行争い。勝ったキャンシーエンゼルは一旦はハナ争いを制したかに見えたんですが、結局はこう執拗に主張して来たニシノミニョンヌを行かせる形で2番手を追走して行きました。序盤の攻防もあって600m通過34秒2。800mでも緩まず45秒2。新馬戦としてはかなり厳しいラップの推移でしたが、手応え十分に前を捉えるとそのまま後続を寄せ付けず、快勝でした。キャンシーエンゼルはヴォルドニュイの仔としては、芝で初めての勝利です。半姉のスパークルアイズ、半兄のマンティコアともにダートで決め手を欠く血筋という所でね、その辺を思うとこの強さには素直に驚きました。バゴ産駒としては、クロノジェネシスなどがいる反面、函館2歳Sを勝ったクリスマスやサウジアラビアロイヤルカップを勝ったステラヴェローチェなど、早期から活躍する馬も多い父ですから、完成度で勝ったという感じはありますね。今後は成長に注目したいなという1頭です。 |
7.ビッグドリーム | トップスタートを切ったんですが、内から主張する馬が2頭いたので、それを行かせて道中は3番手の追走。600m過ぎからスピードに乗せて行き、楽な手応えで前を揃えると直線はノンステッキのまま後続を6馬身突き放す圧勝でした。1週前に栗東のCWで64秒2。最終追いでもね62秒7と、新馬離れした時計が出ていただけに、評判通りの勝利とも言えるんですが、全兄にね現3歳のビッグシーザーがいる血統背景とか、こういった勝ちっぷりを見ると、まだまだ奥もある馬だなと感じさせましたね。今後の飛躍が非常に楽しみです。 |
9.ミルテンベルク | この馬ちょっと前向きすぎるきらいがあって、序盤は行きたがっていたんですが、まぁ4コーナーの手応えは十分で、追い出しを待って抜け出しましたね。上がり600mは最速で、見ての通りこれは楽勝でした。父はモーリス。タイムランクはCになるんですけれども、きちんとですね折り合って走る事を覚えれば、良い馬になると思いますね。この点で今後の成長に期待したいと思います。 |
10.ルーラルハピネス | 絶好位にいた割には伸びあぐねた感があるのが、2着だったルーラルハピネス。前走の脚が素晴らしかっただけに、現状は少し控えた方が味があるのかもしれません。 |
9.キョウエイブリッサ | スタートが遅くて序盤は後ろからになりました。タイミング良く追い上げて直線で馬場の良いところに入り、前の馬の間を鋭く抜けそうになったんですが、内にいたですね4番のサザンステートが外に寄ってきて前を塞がれてブレーキをかけました。その後すぐに追い出してまた伸びてはいるんですが、残り100m地点での不利は痛かったですね。まぁ直線の長いコースで上がりが速いと対応できなかったという事がこれまでは多くて、札幌の道悪は合っていたのは確かなんですが、この後中山の1600mなら力を出せるんじゃないかと思います。で、秋の中山の典型的な高速馬場ではちょっと強く推せませんけども、中山で雨が降ると好走確率が上がるかと思います。 |
3.バスターコール | 2番人気だったバスターコールが6着でした。気性面からはね1200mというのも対応できそうな条件だったんですが、道悪という事もあって追走はかなり忙しかったですね。ルーラーシップの産駒でね、跳びが良い馬なので、現状は広いコースが良さそうです。 |
1.トラベログ | 3着のトラベログは徐々に溜める形も板について来た印象で、一旦は外にいた5着のロードラスターに出られてから差し返した辺りは、良い根性を見せたと思います。 |
4.リラックス | 終い甘くなった前走から距離を短縮して来たリラックスが、外めの枠から積極的に乗って押し切ったレース。これでダートに転じて3着・1着・3着・1着。1200m以下に限れば2戦2勝と、非常にねまだまだ奥が見えないレースをしたと思います。馬格があって馬力あふれる走りをするので、軽い馬場よりも良馬場の方が合う印象もあって、その点ではタイムランクがDのレースなんですけれども、引き続き軽くは扱えない1頭だと評価しています。 |
8.プレジャークルーズ | プレジャークルーズが今回は積極策で逃げ切りました。内めに早い馬もいなかったので、楽な手応えで先手を奪って行ったプレジャークルーズがそのまま気分良く駆けて押し切ったというレース。前半600m33秒5は速いんですが、昨年の秋に未勝利戦を勝った際もね、単騎の逃げで押し切りという競馬があったように、この馬はペース云々よりも気持ちを優先させた方が走る傾向にあると思います。現状、控えて味があるという感じがないので、昇級して即通用というのはね、言い切れない部分もあるんですが、こうして自分の型にハメてしまえば、上のクラスでもあっと言わせるだけの下地があるというのは覚えておきたい要素です。 |
14.グランベルナデット | 昨年暮れ、中山芝2000mの未勝利戦を楽勝。タイムランクはCでしたが、スケールの大きな走りからG3のクイーンカップでも穴人気となりました。私自身も本命視したんですけどね、2000mから1600mの距離短縮で脚が溜まりきらず、素質だけで0秒3差5着に押し上げた。そんなレースぶりでした。今回は2000mに再度延長して、操縦性と中距離適正の高さを立証。完勝でした。10頭中9頭が1勝馬の組み合わせとは言っても、素質馬も多くて、今回の勝ち時計もCランクではあったんですが、あと0秒1速ければBランクでした。また、直後の10R4歳以上3勝クラスの勝ちタイムに0秒3差。ちなみに、その勝ち馬セイウンハーデスは3歳時にプリンシパルステークス1着、セントライト記念4着の実績があります。オークスでも楽しみな存在なんですが、桜花賞の出走条件からも今年の3歳牝馬は賞金のハードルが高いです。直行となると、除外の可能性も考えておきたいですね。 |
7.ダイメイイチョウ | 3番人気4着でした。外から押してハナを切って、良い手応えで運んでいましたが、外差しが決まる馬場になっていた事もあって、粘れなかったですね。ただ前走タイム遅いこと承知で挙げているんですけどね、前走のタイムの遅さを考えれば、よく走ってはいると思います。 |
4.アオイコウキ | 10着のアオイコウキは、先ほども言いましたがダッシュがつかず後ろからになりました。逃げて好走して来た馬がこれでは厳しく、先手を取れれば巻き返しそうなんですけども、10着で優先出走権がなくなってしまったので、あと3週で合う条件の3歳未勝利戦に出走できるかどうかが問題となります。 |
9.トンジンチ | 最内枠からハナを切ったんですが、後続に執拗に絡まれながらの逃げになってしまいました。600m34秒2の入りも速いんですが、その後もねペースを緩めるという事を許されず、800m45秒5、1000mは57秒3とちょっとオーバーペースになってしまいましたね。絡んだ2枠の2頭が12着・13着まで沈んでいる事を思えば、これらを一旦振り切った内容は負けて強しと言って良いと思います。距離短縮にも対応できそうなね走りと血統でもありますし、この後も小倉だったり新潟であったりね、平坦などがねスピードを活かせる状況になると思いますので、その辺りでパフォーマンス、巻き返しがあるんじゃないかなと思います。 |
2.フルングニル | 勝ったフルングニルは相変わらずですね、序盤から行きっぷりが良すぎるんですけれども、まぁ緩急あるラップの中でも我慢は効いていましたね。追い比べで瞬時に加速できなかったんですが、これで2戦2勝です。父はイスラボニータです。まぁ次走が試金石でしょうかね。 |
6.ジレトール | 13着のジレトールは4番人気だったんですが、ちょっと内めでね、揉まれるような形。2走前、8着に敗れたコーラルステークスと似たような競馬になってしまいました。こうやって揉まれながら経験を積んでね、これを糧に出来るかが今後の課題にはなると思います。 |
8.サルヴァトーレ | 好走を続けていたサルヴァトーレが今回は逃げ切りました。サルヴァトーレはキズナ産駒です。半姉にですね、重賞5勝のベルカントと2勝したイベリスがいる良血です。6戦目でやっと勝ち上がったんですけれどもね、今回を含めて近3走はいずれも「逃げ」です。このスピードを見ますとね、将来的にはお姉さん達同様にですね、ちょっと短距離色が濃く出てくるんじゃないかなという気がしますね。 |
1.サンティーテソーロ | サンティーテソーロが初めての1200mで勝ち上がりました。サンティーテソーロは好発から内のカジュフェイスを行かせて2番手の追走。1200mを使うのは初めてだったんですが、600m通過33秒6の速い流れにも余裕の手応えでついて行って、直線も楽に抜け出す横綱相撲で後続を寄せ付けませんでした。母のナガラフラワーは2018年のCBC賞で2着している快速馬。サンティーテソーロ自身2歳時に3戦2勝でG1にも出走していたように、元々潜在能力を示していた馬ではありますが、距離短縮でパフォーマンスが上がった感が強いです。今後、路線決定のね、指針となるようなね、競馬にも映りました。 |
2.ソウルラッシュ | ソウルラッシュは9着でした。馬場回復がちょっと良くなかったですかね。そうですね…、ただですね、何か序盤からこう行きっぷりが悪いと言うか、スタート直後でよっと寄られる不利があって、まずそこで後手に回ったという事。ただ、その後すぐリカバリーできませんで、案外進みが悪かったという事で、結局最後は外に持ち出すような余裕もなくて、内を突くしかなくて、伸びも案外という感じでしたね。ちょっとね、9着。もうちょっとやれて良いはすなので、明確な敗因を言うのは難しいんですけれども、まぁだた時計が速かったという事は言えるかもしれませんね。 |
5.インダストリア | それからインダストリア、吉岡さんの注目馬でしたが7着でした。ちょっと張り切りすぎたと言うか、まさかあそこまで力んで走るとは思いませんでした。従って、折り合いを欠いたというのが一つ敗因になりますし、馬場も合わなかった節もありますから、まぁこの7着は度外視して良いと思います。 |
7.グラニット | そして逃げたグラニットは6着でしたね。ペース的には平均的なペースで行けていましたし、もうひと踏ん張りあっても良かったかなと思いますけども、皐月賞以来の実戦という所で、テンから少し行き脚も一息には映りました。早めにマークされる立場でもあったので、並ばれてからの抵抗も一息という感じ。ここを使って少しレース間が詰まってね、ピリッとしてくればもう少しテンにも楽に行けるでしょうし、粘りも増すのかなというレースぶりでしたね。 |
8.アスクコンナモンダ | 出脚は一息で、道中は3列目の内々と言ったところ。ペースセッティングがねマイペースで逃げていたので、馬群もそうバラけず、直線の進路取りというのもかなり手間取っていたんですが、残り200m過ぎで2・3着馬の間にね、僅かにできた隙間を見出すと、そこから一気に突き抜けて来ました。まぁ普通に見ていても突っ込めないぐらいにも映ったので、この辺りを突き抜ける辺りはね、本当に脚力が一段上という事の証明だと思います。いわゆる着彩以上に強い競馬だったかなと思いますね。今回は重馬場でしたが、前走は京都の開幕週で1分32秒台というね速い時計にも対応して勝っているぐらいなので、このキャリアからするとまだまだ伸びしろがあるなと思っています。 |
10.ウイングレイテスト | 現状の力はしっかりと出しているかなと思います。レース後ね松岡ジョッキーが「チークとかその辺り試したらもう一押しあるかも」って事もあったんで、まぁその辺り今後変化があるようならば、さらなるこうプラスアルファというのも見込めるのかなと思いますね。 |
14.マルクパージュ | 休み明けの前走で動けなかったマルクパージュがきっちり変わり身を見せての3着。前走を除けば、これで芝1400mでは1着・3着・3着と非常に安定しています。ある程度の自在性も備えていますし、立ち回り次第では距離への融通も効くと思いますので、今後も上位候補と考えて良いと思います。 |
1.アグラシアド | アグラシアドが10着でした。後方待機でね、しっかり脚も溜まっていて直線もね内めの進路、結構ひと脚使うかなという所あったんですが、直線の半ばで内にいたオメガリッチマンと3着に入ったレーベンスティールの進路にちょっと挟まるような感じにはなりました。10着、もう少し差は詰まったかなという感じですけども、まぁ脚色を見る限りは多分圏内まではちょっと遠かったかなというレースには映りましたね。 |
2.ヴァトレニ | 5着ヴァトレニ。明かに外に出したそうな素振りをしていたんですけどもね、外にスペースがなく、内へ行きました。さらにトウシンマカオが内に入って前に出る時に一瞬ブレーキをかけていたんですが、まぁ同じようなレースになったトウシンマカオとの比較では、力負けだと思います。 |
6.ビッグシーザー | そのルガルにクビ差3着が1番人気のビッグシーザーでしたね。内めを上手に立ち回って、モズメイメイを負かしに行く形だったんですよね。結局その分、ラストは少し勢いが鈍って3着に後退したんですが、57キロという斤量を背負っている事を考えれば、内容的には悪くなかったと思いますね。これで連勝は止まったんですが、これから期待できる1頭には変わりないですね。 |
7.エイシンスポッター | 4着トゥラヴェスーラ・6着のエイシンスポッター、この2頭はそれぞれ脚は使っています。33秒台前半で上がってますんでね、まぁそう言った部分を思うと、馬場と展開が向かなかったと割り切って良いのかなと思っています。 |
12.ブトンドール | 今年は3歳馬が奮いませんでした。まず3歳牝馬について言っておかないといけないと思うんですが、今年から3歳牝馬負担重量が52キロな訳です。過去10年で3歳牝馬というのは9頭出走しましてね、3勝・3着1回なんですが、負担重量はご存知の通り50キロだった訳です。ですからね、今年は52キロという事で、ちょっと安易にね飛びつけなかった感じはありましたよね。今年は3頭が出走しました、5着・8着・9着で、その最先着5着がブトンドールだった訳ですが、勝ち馬と同じような位置にいながら突き放されてしまいましたね。若干これ物足りなさが残ったというレースでしたね。 |
14.スマートクラージュ | その前2頭から少し離されたんですが、3着にスマートクラージュでした。直線に入ってから少し進路取りに手間取る感じはあったんですけれども、割って抜け出してきてからもね、体勢を覆すほどの脚色には映らなかったので、3着ですが現状の力を出し切ってのモノかなという風に思ってます。 |
15.モリノドリーム | これで芝の1200mに転向して5戦して4勝2着1回の完璧な成績。それも函館の芝で2戦2勝と、8ヶ月ぶりの前走を快勝して勢いそのままに3勝クラスも突破してみせました。昨年の夏、札幌の芝1200mでの2戦2勝も加えると、これで北海道の洋芝では4戦4勝と、超のつくご当地馬と言って良いと思いますね。位置取り不問で差し込める自在性が魅力ですし、オープンに上がっても台風の目となりうる存在かと思っています。 |
1.ツインクルトーズ | 2着のツインクルトーズは力のいる馬場でのハイペース逃げで2着。それ自体は評価に値しますけども、他に1勝クラスで好走したのは馬場差が設定不能だった不良馬場のミモザ賞での3着でした。力のいる馬場が得意なので、ハイペースの逃げでも残れました。普通の芝ではちょっと半信半疑ですね。時計の掛かる馬場で前半1000m59秒8で逃げて2着。その部分だけを切り取れば、価値はあるんですけども、傷んだ内側を通っても大幅な戦力ダウンがなかったパワータイプだからこそ可能だったと判断します。1勝目がダートで、芝の1勝クラスで好走したのは不良馬場のミモザ賞と洋芝で特殊な馬場状態だった今回だけなので、普通の芝の良馬場では期待できないと思います。次走がですね、馬場差設定不能クラスの道悪になって、そこで好走した場合は、私の引きが弱いという事でお願いします。 |
13.リジル | 一旦は内からウィルソンウェイが先頭に立ったんですが、それを制して逃げて行ったのが2着のリジル。1列控えた好位勢がね、かなり追っつけて追走していたように、見てる感じではね、かなりペース速く見えたんですが、600m通過34秒1という数字を見て、まぁそれも納得でしたね。まぁこのペースで飛ばして一旦は完全に抜け出したリジルは非常に強い競馬ですし、このリジルがこのレースをねタイムランクBに押し上げた張本人と言えると思います。距離短縮も何ら問題のない走りに映りましたし、この馬の勝機はすぐに来るんじゃないかなと思います。 |
5.ロードマンハイム | こちらはタイムランクDになるんですが、ペース補正が0秒4入っているようにかなり緩やかなペースで、それでいて3馬身差。上がり600m最速の33秒3は圧巻でした。父はロードカナロアです。テンに出した分ですね、少し序盤力みがありましたし、まだまだですね荒削りなんですけれども、この馬2歳新馬戦で1番人気に支持されたように、素質馬がですね少しずつ軌道に乗って来た、そういう印象は受けました。 |
8.ダイヤグラフ | ゲートの中でガチャガチャしていたんですけども、出遅れは少しだけ。しかし最初から行く気はなかったようで、後方待機となりました。コーナーで少しずつ差を詰めて行き、直線入り口では伸びそうな格好していたんですが、前が壁になって外にもスペースがなく、ゴールまでほとんど追えませんでした。こういう風にダートで後ろからになる馬というのは狙いにくくて、そのため前走3着なのに今回は8番人気だった訳ですけども、前走3着の時点で展開が向けば上位に来れる事は示していますし、今回も進路があればもっと上位に来ていたはずです。恐らく次走も人気にはならないはずなので、連の相手には入れておきたいですね。 |
8.アドマイヤビルゴ | 13着は私が選んだアドマイヤビルゴ、15着がベジャールと。アドマイヤビルゴはちょっと内々を回っている内に脚色が鈍ってしまって、15着のベジャールは出遅れから全く流れに乗れずという感じで、見る目のない2頭を推奨して申し訳ないという気持ちです。 |
10.マテンロウスカイ | 3着のマテンロウスカイは今回好位に控えて来ました。流石に前回逃げた後ですから、少しこうやっぱり力み加減なんですが、でもこの馬の力み加減とすれば、まぁ収まってる方だと思うんですよね。ただやっぱり序盤、ルージュエヴァイユはすぐこう収まりがついたんですが、やはりマテンロウスカイの場合は少し力み加減の部分の区間がちょっとだけ長かったような気がするんですよね。その分の差が、最後のゴール板前の着差に僅かな着差ですね、に出てしまったという気がしますね。 |
6.ロードアウォード | ロードアウォードがダートに転じて2走目で勝ち上がりました。ロードアウォードは初めてのダートだった前走でも3着。適正を示してはいました。今回もスタートは遅かったんですが、行きっぷりが良くて好位の内に収まってですね、直線は前2頭の間を割って抜け出しました。父はロードカナロアです。今後はスタートが課題かなという風に思います。4番人気1着でした。川田騎手が乗って4番人気、おいしい馬券だった。期待通りの走りだった。 |
9.ララマルシュドロワ | 休み明けのララマルシュドロワが今回は先手を取って逃げ切りました。ララマルシュドロワですけども、全くの馬任せでハナを切り、直線に入るまで鞍上の手は動かず、追い出すとラスト200m12秒3ですから、後続は為す術なしでした。力がまるで違うという勝ちっぷりでしたね。骨折明けでも太め感のない仕上がりだったとは言え、使った上積みはあるでしょうし、まだ余力もありました。1勝クラスですぐに通用すると思います。 |
5.アスコルティアーモ | アスコルティアーモはここまでの2走が3着・2着、そして3走目で勝ち上がりました。アスコルティアーモですね、まぁ正攻法で圧倒的な強さを見せましたね。翌日の1勝クラスのセントポーリア賞が1分48秒0ですから、単純なタイム比較でも極めて優秀な事がわかりますね。父はキタサンブラックです。休養を挟むごとにですね、体が増えてしっかりして来ましたね。 |
3.ロイヤルソウル | 2歳戦ならともかくですね、新潟ダート1200mの古馬のレースで前半600m35秒5は遅いです。そのため3番手追走の馬が2着、逃げた馬が3着と前残りだったんですが、中団から豪快に伸びてまとめて差し切りました。実はスタートは早くてですね、その後の行きっぷりも前に行けるぐらいだったんですが、距離を短縮して差しに回ると決めていたようで、スタート直後からもう抑えていました。それが裏目に出て前残りの展開で不発になる恐れもあったんですが、まぁ展開の不利を跳ね返したので、タイムは遅くても価値は十分。この馬1勝目が1800mだったんですけども、で、その後2100mに出走したりしていましたけども、距離を短縮するにつれて終い伸びるようになっていて、適正はダート短距離だったという事ですね。昇級してこのぐらいのタイムだと通用しませんけども、短距離での差しが板につけば通用する可能性はあると思います。 |
13.ラックスアットゼア | 4ヶ月半ぶりの実戦だったラックスアットゼアが勝って、3戦2勝です。勝ったラックスアットゼアは春を全休させた効果が絶大で、まぁ良い体つきになっていましたしね、返し馬もすごく良く見せました。これでデビューして3戦全て上がり600m最速を記録です。この瞬発力があれば、昇級しても通用しますね。あと父Kantharosについて補足しておきますと、これはLion Heart・Tale of the Catを経てですね、Storm Catに遡ります。 |
8.バルサムノート | バルサムノートは4着でした。バルサムノートは57キロ、トップハンデという立場。道中ちょっとね、力むような面もありましたけれども、好位後ろ辺りでね、しっかり脚を溜めて直線も勢いがついてさあここからという所でレーベンスティールが割って出てという所で、狭くなるシーンがありました。ハンデ等々を加味すると4着でね、そこでも力を出しているかなと思いますけども、ちょっと不運なレースにはなってしまいましたね。 |
4.ハピ | 一方、2番人気のハピは7着でした。ハピは3ヶ月半ぶりの実戦でしたが、仕上がりは良かったと思います。先行4頭をマークする形のイン。立ち回りも問題ありません。それが4コーナー手前から手が動いていました。まぁコーナーの回り方も、いかにも負担重量が重い、そんな感じに見えました。まぁ前走がG1 3着と言っても3走前G3シリウスステークスが、ハンデ戦で53キロでした。まぁこの馬の58.5キロは重すぎたと思います。 |
6.ウィリアムバローズ | 惜しかったのが2着ウィリアムバローズですね。2着ウィリアムバローズは中山これで6戦3勝・2着3回。コース巧者なんですが、今回と似た馬場だった昨年秋のラジオ日本賞では、抜け出した所をアシャカトブに交わされています。まぁ直線はこのシーンがちょっとダブって見えた。という事は、良馬場のダートの方が向くのかもしれません。 |
5.ドンアポロン | 2着のドンアポロンはスタートは早かったんですが、無理をせず2番手で並走。4コーナーでは追い通しになりつつ、勝ち馬に離され、直線でもさらに突き放されました。ダートに変わった事は良かったんですけども、次走は勝てますと言える内容の2着ではないと思います。 |
7.ディーエストッキー | 3着ディーエストッキーは流れに乗じた感が強いです。次走で真価を問いたい1頭です。 |
15.レイワホマレ | 1番人気のレイワホマレが2着でした。2着のレイワホマレは1勝クラスはいつ勝っても良いレベルなんですが、これで3戦連続1番人気です。ただ、勝ち味に遅いという訳ではなくて、たまたま相手が悪かったという感じですね。今回は中3週で20キロの馬体増その影響もあったんではないかと思います。 |
4.アコルダール | 直線に入ったところで外に出そうとしたんですけども、その時に前にも外にも馬がいて待たされ、外の馬をやり過ごしてから外に出したんですけども、進路ができてからもう凄い伸びでしたね。で、これまでのレースを振り返ると、良い脚が長続きするタイプではなさそうなので、今回も早めに追い出せていれば間に合ったとは言い切れないんですけども、ゴール地点でもかなり勢いがあって、直線入口ですぐに追い出せていればもっと際どかったと思われます。まぁ一瞬の脚を生かすというタイプの差し馬なので、展開や進路の有無に左右される事が多いです。なので、軸にはしにくいんですけども、中央の1勝クラスでもハマれば届くというだけの脚は見せたので、連の相手には入れておきたい馬ですね。 |
1.フォティック | 前半の1000mが1分2秒6、後半1000mが59秒3という超スローペースの上に、1000m通過後もなかなかペースが上がらず、ペースアップしたのは3コーナーから。で、この速くなっている地点でマクって行ったのがフォティックで、前の馬群が徐々に横へ広がって来た事も影響して、かなり外を回らされ、もうここで目一杯に脚を使ってしまいました。結果的にですね、言い方は良くないですが、直線入り口がゴールというような競馬をしてしまって、直線では失速しましたけども、最悪のタイミングで脚を使ったので仕方ないと思います。前走ですね、京都の外回りでほぼ最後方から0秒3差まで来たので、同じような前半の位置取りになったのではないかと思われますが、前に行く脚がない訳ではありません。もう少し前につければ、結果は大きく変わってくると思います。 |
5.ブレイディヴェーグ | ブレイディヴェーグが勝ち、3戦2勝です。ブレイディヴェーグのお母さんインナーアージなんですけれども、2015年のオークスと秋華賞を勝ちましたねミッキークイーンの全姉で、まぁこの馬2度の骨折がなければ、間違いなくクラシック路線に乗っていた馬だと思います。つまりね、まぁ1勝クラスは通過点に過ぎないんですが、まぁそれにしても強かったですよね。次走のテーマという事になりますとね、まぁいかにスムーズに秋華賞を目指して行くかという事になると思いますね。そこのローテーションというのが、ポイントになると思います。 |
6.ラファドゥラ | ほぼ最後方の位置というところから大外一気に豪快に追い込んでの勝利。見た目のインパクトがとにかく凄かったですね。前半1000m通過が1分0秒6の平均ペースで、決して展開利があった訳ではありませんし、また3歳馬が多いメンバーで、メンバーランクもC。組み合わせに恵まれた訳でもありません。芝1600mを1分32秒3で勝った前走の未勝利戦のタイムランクがAという所で、ポテンシャルの高さを遺憾なく発揮した結果と言って良いと思います。時計に確かな裏付けがあって、このレースぶりならこの後続いて行く新潟戦にも非常にイメージが湧く1頭。2勝クラスも通過点にできる可能性があって、その結果次第で秋華賞辺りまで注目しても良い素材ではないかと思います。 |
7.ラヴェル | その後4着がラヴェルですが、強気に行きましたね。そうですね課題のスタートを決めて3番手でレースを進めて、前めにつけた馬が全て失速する中、この馬だけ4着に粘ったんですから、高く評価できる内容だったと思いますね。この馬ね、アルテミスステークスではリバティアイランドに勝ってる馬ですからね、今回の走りで改めて力を再認識した形になりました。 |
5.エンペラーワケア | エンペラーワケアが休養を挟んで連勝です。およそ8ヶ月ぶりの実戦だったエンペラーワケア、体重は16キロ増と少しね余裕は感じさせて、スタートでも一歩遅れたんですが、軽く仕掛けて好位に取り付くと勝負所では自ら仕掛けて前をねじ伏せる快勝でした。休み明けとは言え、番組注目馬になっていただけの事はあって、馬体とか回ってきた進路などを踏まえると、着差以上に強い競馬だったと言えます。後続を1秒7千切った前走の未勝利戦のタイムランクがA。今回もAランクで、同日2勝クラスの特別戦を凌ぐ時計での勝ち上がりと、まだまだ底が知れない1頭だと思います。まぁまず昇級が壁になる事はないと思います。 |
9.カルフ | 今回が初めてのダート戦ながら、押してポジションを取りに行って3コーナー手前で一歩引いて息を入れる上手なレース振り。勢いをつけた4コーナー手前でね、勝ち馬が内から進出した所で、外に張り出される形になったんですが、まぁ直線で立て直してその勝ち馬とね、併せ馬の形でしっかりと伸びてくれました。上位2頭とは通って来たね、進路に差があっただけだという風に思いますね。4着以下は4馬身離しての3着ですから、決して内容は悪くないと思います。母は2015年のヴィクトリアマイルで大万馬券を演出したミナレット。半兄のコルニリアがダート短距離で2勝ならば、初ダートでのこの変身も決してフロックではないと思います。道中での余裕を持った立ち回りや、お父さんがカリフォルニアクロームという血統面から、今後の成長次第では距離への融通というのもね、効いてきそうです。 |
6.キャネル | スタートは遅くなかったんですが、ダッシュがつかず後ろから4頭目になりました。直線に入るまで動かず、直線で徐々に外に出して、それから伸びて来たんですが、左手前のままなので内にもたれ気味で、内側に馬がいる間はそれを修正しつつになっていました。内に馬がいなくなってから右ムチに変えて追ってもうひと伸びしましたけども、位置取りが後ろ過ぎた事と直線でしばらくは目一杯に追えなかった事で間に合いませんでした。とは言え、左手前のままでかなり長く脚を使っていて、能力は高いですね。東京の新馬戦では直線で一旦右手前になって、その後馬群を捌くために左に誘導した時に左手前に戻っていましたけども、手前を変えられない馬ではないはずです。前半の位置取りが良くなれば勝てると思います。 |
12.レイズカイザー | 各馬の様子を伺いながら先手を取ったレイズカイザーが後続を振り切っての逃げ切り。田辺騎手を背に先手を取るようになった2戦目からは、連対率は100%です。未勝利勝ちはタイムランクCでの押し切りだったんですが、突き放した2・3・4・5着馬が勝ち上がっているように、相手関係はなかなかのモノがあり、フレグモーネ明けで今回4ヶ月ぶりの一戦だったんですが、この辺り難なくモノにする辺りは、高い能力の証明と言って良いと思います。田辺ジョッキー曰く、「逃げ以外のプランもあった」というね談話も出ていたので、そういう意味ではまだまだ奥というのもあるんじゃないかなと思います。 |
4.レーベンスティール | レーベンスティールはハナ差3着でした。レーベンスティールは序盤にね、控える位置取り。外枠というのもちょっと、頭の中にあったのかもしれませんが、位置を取りに行く競馬にはなりませんでした。直線にかけて外を狙ったんですが進路がなくて、まぁ内目を伸びて来てという感じで、ちょっと脚を余した感じのレースにはなりましたね。直線は少しこう他馬を邪魔するというかね、そういった進路にもなってしまったので、序盤もう少し位置を取っとけばなという結果でした。 |
7.シルトホルン | そして2着がシルトホルンです。こちらもグラニットを行かせた番手で、もう終始折り合いスムーズという感じでね、本当に競馬内容としては100点だったと思います。マークされるような位置関係ではあったので、まぁそういう意味ではエルトンバローズに最後ね、差し切られましたけども、自身の持てる力をしっかり出しての2着かなという風に思いますね。 |
14.ソールオリエンス | そしてクビ差の2着が1番人気のソールオリエンスでした。まずスタートを決めてね、これ位置取りとしては非常に良かったと思いますね。あと最後の直線で少しだけですが、追い出しを待たされている間にタスティエーラにちょっと突き放された形になったんですよね。結果的にソレが痛かったかなという感じはしますね。ですから、周りの馬もね、これ上がりの速い決着で伸びていないように見えるんですが、この馬も33秒3の脚を使ってるんですよね。ですからねぇ、ダービーと言うのは結局これぐらいスローペースになると、ちょっとした立ち回りの差が明暗を分けた格好になりましたし、まぁ馬自身はほんと良く走っていると思いますね。 |
5.エコロレジーナ | これまでダートではね、4回全てハナを切っていた馬です。今回もスタートは早くて、行かせれば行けそうだったんですけども、1勝クラスでは芝でもダートでも前に行って甘くなる事が多かったため、意識的に控えたのだと思います。しかしですね、前に馬が入ってくると砂を被るようになり、中継の映像ではちょっと分かりにくいんですが、向正面で外へ逃げようとしていました。さらに3コーナー手前では砂を嫌がってズルズル下がって、2回ジョッキーに気合をつけられていました。しかし、直線で砂を被らなくなると、内から鋭く伸びていまして、脚を溜めれば差す脚がある事は示しました。砂を被る事に慣れるか、外枠で砂を被らないポジションを取れればかなり前進できそうです。 |
9.スティルディマーレ | 形としては盤石にも見えた1番人気スティルディマーレでしたが、最後一押しが効かず、後ろにも差されての4着に終わりました。現状は少し走りがワンペース。ダートの方がベターかもしれません。 |
10.ヴォードヴィル | 前走が金沢の交流競走で2着でしたから、これ今回7番人気の低評価は妥当だったと思うんですが、逃げて9馬身差の圧勝になりました。タイムランクは水準レベルのCですけれども、平均に速いラップを刻んで、最後まで大きく減速する事がなくてですね、まぁ上がり600m最速でまとめたのですから、これ記録的には評価できます。父はルーラーシップです。じんわりと地道にですね、力をつけて来た感じがあって、昇級しても減量騎手が騎乗して今回の戦法が取れればね、面白いかもしれません。 |
6.ランドオブラヴ | ランドオブラヴが間を割って抜け出しました。外枠の馬の出脚が速かったんですが、それをね5枠の2頭が制して行った事で、600m通過33秒9の速い流れ。スタートでアオったランドオブラヴは馬群の中でなだめて追走して、直線は狭くなりながらも僅かにできた隙間を見出すと、そこから一気に抜け出して来ました。前走の2着も内々のかなり狭い所から伸びていたように、狭い所にね、こう怯まない勝ち気な性格の持ち主です。ただ、この流れでも道中力んでいた辺りを見ると、クラスが上がってペースがよりタイトになるのはむしろ歓迎かもしれませんね。 |
4.ブラックヴァール | 先ほど馬場の説明で言いましたけども、公式発表は「曇り・良馬場」なんですが、レースの前から大雨が降っていて、もう良馬場ではなかったと思われます。この馬場で1000m通過1分0秒7というのは速かったので、後半1000mが1分2秒掛かっているんですが、この馬場のハイペースを2コーナー先頭。さらに傷んでいる最内を通って押し切った訳ですから、強い内容ですね。これまではスローペースの2番手で折り合いを欠いていたり、良馬場のスローペースで切れ負けしたりしていましたが、タフな馬場で自ら厳しい展開に持ち込む事で強さを見せました。クラスが上がるとペースが速くなるという保証はありませんけども、相手が強くなっても強気のレースをする事で、再び能力を発揮して好走するという可能性はかなりあると思います。 |
8.ビッグドリーム | そして1番人気のビッグドリームは4着に敗れました。4コーナーをね楽な手応えで上がって来たんですけども、直線で追われてからの伸びが案外でしたね。新馬戦はノーステッキで楽勝だったんですけども、今回目一杯に追ってもちょっとあまり変わらなかったという印象です。ただですね、全兄がビッグシーザーなんですけども、ビッグシーザーも2歳の夏は追って鋭くは伸びなかったんですけども、その後に成長して追って伸びるようになりました。で、その兄と似た成長曲線を描くとすると、今年の暮れや年明けにはイメージチェンジして追って伸びるようになっている可能性はありますね。 |
5.サーマルソアリング | 初めてのダートだったサーマルソアリングが圧勝です。主張する馬もいる中、軽く促した程度で先手を取って行ったサーマルソアリング、道中も楽な手応えのまま、3コーナー過ぎから徐々に後続がついて行けなくなり、直線に入ると完全に独壇場。後続を大きく突き放す大楽勝になりました。しかもね、ノーステッキで直線流し気味だった事を思うと、本当にこのレースぶりは末恐ろしい限りですね。母のトータルヒートは父Street Cryの外国産馬。ダート3勝の実績こそありますが、オープン級でね目立った活躍はなかった馬で、それだけにこの爆発力というのには驚かされました。これも父ドゥラメンテが持つアイデンティティーなのかもしれませんね。まぁ不利など実力発揮に支障をきたすレベルの状況にでもならない限り、恐らく条件戦は通過点にして行けるだけの馬なのかなと思います。 |
9.ホウオウカブキ | ホウオウカブキがダートで一変しました。ホウオウカブキは初ダートだったんですが、同時に初ブリンカーでもありました。どちらの効果が大きかったのかは不明ですけども、全く無理することなく2番手につけ、4コーナーで逆手前になったためスピードの乗りが悪くて手応えが悪化していましたが、力強く伸びて競り合いを制しました。その逆手前になった事を含めて、改善の余地は色々ありますけども、その状況でこのタイムだから能力は高いですね。 |
4.メイショウタクボク | 1000m通過59秒6のスローペースでも、上位を差し馬が占めました。最も切れたのは勝ったスカーズでなんですが、この馬も後方から大外追い込んで0秒3差。上がり600mは勝ち馬に次ぐ33秒8でした。未勝利馬なんですが、ある程度時計の速い決着で脚を使えたのが今回の収穫でした。少頭数で広いところに出せたのも良かったんだと思います。まぁダートが苦手なようなんで、地方競馬に転出して賞金を加えてくる、そういった事はできないと思いますね。恐らく格上挑戦が続くと思われるんですが、条件さえ合えば勝ち切れるだけの破壊力はあると思います。 |
8.ラスハンメル | 2着以降は離された。追い掛けた3頭が4着・6着・8着に沈んで、少し離れた中団で脚を溜めたアイオブザストームとラスハンメルが2着・3着に台頭して来ました。未勝利クラスを良馬場のダートで勝ち上がっていたアイオブザストーム、そして中距離戦を使われ皐月賞からの折り返しだったラスハンメルは、ともに体力の下地というのがあった2頭だと思います。流れた展開というのが非常にマッチしましたね。 |
4.ゴッドセンド | クビ差2着が8番人気ゴッドセンドでした。暮れから3月まではね、大敗が続いていた2着のゴッドセンドですが、2走前からブリンカーを着用して5着・5着・2着と安定しています。走るごとに持ち時計も短縮している点は、地力を信頼できる要素かなと思いますね。ちょっと中1週での出走が続いているので、次走もね間隔を詰めてくる場合は、調教など状態面にしっかり目を光らせたい存在です。 |
5.グレートサンドシー | グレートサンドシーは5着でした。そうですね、この馬はちょっとテンションが高かったという事と、それとやっぱり非常に折り合いの難しさがありますんで、非常に競馬のプランというか、その乗り難しさがありますね。つまり、ある程度の位置で折り合う事ができれば良いんですけれども、なかなかテンションの高さと折り合いというモノを両方クリアしてレースに臨むとですね、どうしてもポジションが悪くなって、折り合いに専念せざるを得ないという事になります。それでも直線はしっかり脚を使いました。昨年は1番人気で6着したリメイクという馬が負けましたけども、あの馬は一脚使って止まってしまったんですね。その時点で、リメイクは東京の1600mダートは長いと。この馬はもうスプリンターなんだなという事が非常に分かりやすい負け方をしたんですけれども、今年のグレートサンドシーというのも、1400mダートで勝って来た馬ですから、ひょっとしたらスプリンター寄りのマイラーで、今回距離が短いっていう負け方をするんじゃないかなって、私思ってたんですけども、それとは全く逆でしたね。距離自体はそのテンションと折り合いという問題をしっかりクリアして、成長して行けば、距離はこなせるという事は分かりましたので、リメイクとは違うタイプだという事がわかったという事で、まぁとりあえず今回は5着ですけれども、今後に期待を持てる、そういう馬だという事ははっきり分かったと思います。 |
2.マテンロウルビー | この馬が後ろからになるというのは、まぁいつもの事なんですけどもね、4コーナーで外を回る馬が多かったためロスなく前との差を詰める事ができて、さらに直線でも前にスペースがあったので勢い良く伸びて来たんですけども、残り100m付近で前の2頭の間を狙った瞬間に狭くなってブレーキをかけてしまいました。まぁここで前が狭くなって、不利を受けるまでが上手く行きすぎていたので、あそこを抜けていればと言ってもそれが次走以降予想に生きるのかどうかちょっと微妙ですけどもね、次走も恐らく人気にはならないと思います。絶対に。2着や3着の穴候補として挙げておきます。 |
9.オーサムリザルト | 昨年11月の2歳新馬戦を勝った後、骨折でおよそ半年ぶりの出走になったんですが、1勝クラスでは能力が違いました。ノーステッキで3馬身差の楽勝でしたね。これで休養を挟んで2戦2勝です。タイムランクはねCになるんですけれども、完全タイム差はマイナスですから、昇級しても連勝は有望かなと思います。父はJustifyで、配合の最大の特徴はですね、Deputy Ministerの5×2という大胆なインブリードがある事なんですが、そういった点も含めて今後の動向に注目したい馬です。 |
10.リネンワルツ | 2着のリネンワルツは1秒7差。もう、むしろタイムは遅い部類で、こちらもパワータイプ向きの馬場が良かっただけにですね、次走この着順だけで人気になるようなら、疑いたいぐらいだと思います。 |
7.スパークリシャール | そして番組注目馬だったスパークリシャールが2着でした。離れた2番手だったんですが、4コーナーでペースが速くなった所で3番手以下を離し、最終的には3着に8馬身差。まぁまんまと逃げ切られましたけども、内容は悪くないですし、違う展開になると凡走しそうというタイプでもありませんから、次走も有力です。 |
6.コントラポスト | 父はルーラーシップです。この馬ずっとタイムランクの高いレースで上位争いをしていたんですけれども、まぁテンションの高さ、それからゲートなどですねどうもこう心身のバランスが取れず、歯がゆいレースが続いていました。今回はスタートを含めて、しっかり位置を取って圧倒的な1番人気に支持された本命馬らしい取り口で勝ち上がりましたね。まぁこの辺りは、田辺騎手の連続騎乗の成果という所もあるんですけれども、ポテンシャルは上のクラスでも通用します。 |
9.トラマンダーレ | スタートでルメール騎手が合わせ損ねたと言った感じ。まぁ外の馬にも入られて出負けしてしまいました。1000m通過1分1秒7のスローの最後方と、これは苦しい位置取りになってしまったんです。ただ、勝負所では勝ったキョウエイブリッサの後ろまで取り付いたんですが、ここでスムーズさを欠いてまた離されていました。ここと直線で左手前に変わるのが遅かったのが痛かったです。これらを考えると、0秒1差4着という結果はよく詰めている方だと思います。スパッと切れる感じがないので、東京向き。次が東京なら恐らく勝てるんじゃないかなと思っています。 |
2.ダノンマデイラ | ここの1着ダノンマデイラは道中後方。3コーナー過ぎで既に追っつけ追っつけ、手応えは怪しかったんですが、直線でエンジンが掛かると長い脚を使って差し切り勝ち。0秒2差をつけました。渋い勝ち方で、クラスが上がるとペースの違いに戸惑う恐れは残るんですが、ポテンシャル自体は非常に高そうです。ダートに転じて4戦3勝。底が割れた訳でもありません。そしてダートの唯一の敗走が1/9の中京1800m。濃尾特別の4着になります。実はこの濃尾特別はこの4着ダノンマデイラを入れて6頭が次走以降に勝ち上がっています。言わばスーパー2勝クラスでした。しかも、内4頭が特別戦での勝利。7着ヴェラアズールのように、阪神芝2600mの淡路特別を初芝で勝ったような変わり種も含まれていました。上位馬の内、次走同クラスで唯一馬券対象外の3着メイショウミカワは、フラーレンの勝った中京矢作川特別で8着だったんですが、昨年暮れから厳しいローテーションで使われていて、この時騎乗した武豊騎手も疲れがあったと話していました。リフレッシュして出てくれば見直しが必要です。また、1着のレプンカムイは昇級して人気を裏切っているんですが、展開面とか道中の不利なども重なっていました。レパードステークス3着の実績があって、通用の能力があるんで、まだ見限れません。 |
6.ジェラルディーナ | そしてジェラルディーナ4着でした。これは最初に私レース見た時に、随分早仕掛けだなという風に思ったんですが、後々ラップを検証しますと、やっぱり武豊流石だなというレースですね。やっぱりあのタイミングで動いて行くのが正解ですし、適正な乗り方だったと思います。つまり一番何て言うのかな、競馬のペースが分かってたという事ですよね。結果的には4着に敗れましたけれども、私は一番なんて言うのかな、良い仕事というかそういう競馬をしたと思います。 |
7.ガイアフォース | その後の4着はガイアフォースですが、マイル2戦目で馬群の中からしぶとく伸びて行きました。そうですね、シュネルマイスターとの比較で言うと、前回のですねマイラーズカップで同じぐらいの接戦で頑張ってる訳ですし、ちょっとG1でどうかなっていうところがあったんですけども、今回の走りを見ますと、G1で十分やれる。G1の芝の1600mでですね、やれるという事がまぁはっきり分かりました。今後どういう路線と言うか、レースの使い方ですよね。それが1つポイントになってくるんじゃないかと思います。 |
8.ゼッフィーロ | そのゼッフィーロは今回重賞初出走でしたが、4着でした。前半からねホント行き脚がつかなかったんですよね。ですから、後方のポジションになって最後も大外に持ち出す競馬になったんですが、最後スローペースの競馬ですからね、ここまでが精一杯で、ちょっと展開に泣いた1頭だと思います。 |
12.ハヤヤッコ | その2着争いの一角でした5着ハヤヤッコでした。これも上手く立ち回ってね、内めから抜けて来る感じではあったんですけど、昨年が57キロの負担重量。今年はハンデが58.5キロという所で、少なからずそういう部分が影響したかなという感じには見えました。4着マイネルウィルトス・5着ハヤヤッコと、昨年好走した2頭頑張ったんですけど、昨年よりも馬場も良かったですしね、その辺りでさらに良い馬が上にいたと言った印象がありますね。 |
13.ローシャムパーク | かなり外を回って突き抜けたローシャムパーク、見事函館記念を制しました。ハービンジャー産駒、適度に「稍重」と回復した馬場というのもとてもマッチしたかなという感じありましたが、それでも中団で脚を溜めてね、直線本当勢いが違うという感じの突き抜けでしたから、ハンデ戦での2馬身差というのは単純に力が1枚上だったという感じがしますね。伸び盛りの4歳馬ですしね、今後非常に楽しみになる勝利でした。セントライト記念が質の高いレースだったというのもね、裏付けとしてありましたし、もう本当その通りの強い競馬をしてくれたのでね、まぁ満足です。 |
2.アイスマン | 減少傾向にあった体重が、今回は14キロ増えていました。ガレかけていたのがふっくらとして、良い作りになっていました。元々馬券で何回かお世話になった馬、常に注目しているんですが、ここまで良くなればと、今回も馬券を買いました。ただ、芝の実績がなくて、中山1200mは芝スタートで置かれます。それでも直線でインに潜り込むと、目立つ伸びで、激戦の4着争いを制しています。これまで中山の良積の多くが未勝利時のモノ。適正は末脚の生きる東京の1300mから1400mで、1勝クラスを勝ち上がった昨秋の東京の1400m戦では、この後中山1200mを4連勝してオープンまで勝ってしまう、スズカコテキタイを負かしています。間隔を開けて、馬体を維持しての東京戦なら狙ってみたい馬です。詳しくはタイム分析で触れた通りなんですが、今回も13番人気と全く人気がなかったんで、次走も馬券的な旨みはあると思います。この馬はね、馬券圏内に入った中で、内を突いたケースが5回もあるんです。馬込みを全く気にしないと言うか、かえって馬込みの中に入って闘志をかき立てられると、そんな様にも感じています。今回も4コーナーは中寄りに位置していたんですが、内か外かの選択で、鞍上は内を選びました。で、狭い所を割って来ました。多頭数の競馬でこうした特性は大きなメリットになると思います。 |
14.フラップシグナス | まずスタート直後なんですが、内側の馬と接触して外に弾かれ、さらに外から前に入られてバランスを崩したんですけども、ジョッキーによると恐らくこの時に落鉄したという事でした。で、開き直ったようにコーナーでも動かず外にも出さず、前が開かなかったら仕方ないという乗り方になったんですが、上手く前が空いたとは言え、最後の伸びは目立ちました。前につけての好走が多い馬ですから、スタートでアクシデントがあって後ろからになりながら、上手く前が空いたとは言え、差して来たのは収穫ですし、落鉄してこれだけ走れる訳ですから、力は上位ですね。坂のあるコースも苦手ではないので、次走も好走する確率は高いと思います。 |
1.デアデルマーレ | 番組注目馬デアデルマーレが勝ち上がりました。先手を主張して来たブルーライトルナを行かせて、番手から万全の体制で運んだデアデルマーレが直線で粘るブルーライトルナを競り落としての勝利。道中から終始スムーズに運んで、直線に向いた際の手応えからはね、まぁ意外と手こずったなという感もあるんですが、まぁ2着馬よりも負担重量が4キロ重かった事を踏まえると、きっちり勝ち切った事を評価して良いと思います。前走タイムランクBの一戦を正攻法で2着していた番組注目馬。今回は中1週で、しかも牡馬相手ながら再びね高く評価できる数字を残した事は素晴らしいですね。この後、まぁ詰めて使ったのでね、一息入れるかもしれませんが、レース自体が非常に上手いですし、距離はね短縮でも延長でも対応できるんじゃないかなと思います。1勝級ならば即通用と言える馬だけに、動向には目を光らせたいですね。 |
9.ローズバルサム | ローズバルサムが初めてのダート1400mで差し切りました。ローズバルサムはカペラSを勝って、中東でねG3・G1でも好走したリメイクの半妹という血統。ダートの転向初戦だった前回も良い脚は見せていたんですが、今回は距離短縮でさらにね末脚の威力に磨きがかかりました。レースのラスト200mが13秒2と掛かっているので、もちろん展開が向いたという部分はあったと思いますが、行った行ったの決着の中、1頭だけ次元の違う脚で突き抜けた辺りは正に血統面の良さと言って良いと思います。1勝クラスであれば即通用の脚力と評価して良いと思いますね。 |
13.シモズル | シモズルは芝の部分ではあまりスピードに乗れず、内の馬に行かれたんですけども、ダートに入るとすぐに追いついて、楽な手応えで追走していました。直線では持ったまま先頭に立ち、難なく押し切っています。今回は初ダートだったんですけどもね、芝の部分ではダッシュ一息で、ダートに入ってからは「楽」な訳ですから、ダート適性は高かったですね。ダートの1勝クラスですぐに通用すると思いますけども、1勝クラスで芝スタートだと、今回よりポジションが下がる危険性はあると思います。 |
10.ヘクトパスカル | あと3着のヘクトパスカル、このレースは1400mで前半600mが34秒6・後半が34秒4、流れは内有利に働いて、また内枠に有力馬が固まった事もあって、上位5頭は1番・2番・3番・5番・4番と内枠の馬が圧倒しました。3着のヘクトパスカルも内の好位で脚を溜めた事、これが大きかったと思います。 |
2.ショウナンバシット | そして津田さんの注目馬ショウナンバシットは16着でした。これももう位置取りが後ろすぎた感じですよね。まぁもう一言で言えばこの馬に限らず、道中後方に位置して行った馬は途中でマクって行ったハーツコンチェルト以外は勝負にならなかったんですよね。この馬もスローペースに泣いた1頭だと言えますね。 |
3.サトノグランツ | 続いて津田さんの注目馬サトノグランツ11着。こちらもそもそもスローの瞬発力勝負は不向きですからね、しかも後方から外を回る形になったという事で、11着も止むなしだと思いますね。いずれにしろ、かなりスタミナはありそうなので、秋ですよね。菊花賞の舞台とかは結構面白いんじゃないかなと思います。 |
4.ロードデルレイ | あと0秒1速ければBランクになっていたというタイムなんですが、2着とクビ差でもかなり余裕があって、タイム短縮は十分に可能でしょう。直線半ばまで持ったままで、シーウィザードが並びかけてきてもまだ追わず、ほぼ並ばれてから追い出したので突き放せなかったんですけども、相手が来れば来るだけ伸びるという感じで、リードを取ってからは目一杯には追っていないですね、最後。母は3勝中2勝が1800mで、それで父がロードカナロアですから、今回の初めての2000mに若干の不安はあったんですけども、全く問題なかったですね。これで無傷の3連勝となったので、昇級しても多分人気になると思われますけども、それでも過剰人気ではなく普通に有力だと思います。 |
7.ファントムシーフ | ファントムシーフは8着でした。堅く収まって、いろいろ穴馬を挙げると紹介する馬の数がかなり増えて来るんですけれども、ファントムシーフはね、結局この馬より前のポジションに切れる馬がいっぱいいた状況で、しかもレースがスローペースの瞬発力勝負になりましたからね、しぶとさが持ち味のこの馬には何もかもが噛み合わなかった感じですね。出来は良さそうだっただけに、非常に残念な結果になりました。 |
8.マイネルラウレア | その後4着がマキシ、5着マイネルラウレアと続きました。そして5着がマイネルラウレアですね。上がり600mは実は勝ったサトノグランツより速いんですよね。今回は展開が向かなかったんですが、速い上がりにも対応しましたし、一頓挫あったなかなか調子の回復に手間取った馬なんですが、完全に復調して来たとみて良いですし、次走がほんと楽しみになってきましたね。 |
13.ハーツコンチェルト | そして3着はハーツコンチェルトでした。出遅れて後方からの位置取りになったんですが、向正面でね、松山騎手の好判断でポジション上げたんですよね。さらにその後ゴール前でももう一伸びしてるので、この馬の場合3着に敗れはしたんですが、かなり強い内容だったと思うんですよね。フットワークが大きくて、広いコースは合っている馬ですし、この走りを見てね、本当に秋が楽しみになりましたね。 |
5.サンカルミア | ダート1150mの新馬戦で先行した馬なので、ダート1700mなら楽に先行できたはずなんですけども、互角のスタートを切ってもすぐに抑えて行く気はなく後方待機となりました。しかも、向正面では砂を被って追い通しになっていましたけども、3コーナーで外に出して、あまり砂を被らなくなると、徐々に追い上げて行きました。とは言え、外を回って脚を使っているので楽ではなかったはずなんですけども、直線でも伸びています。ダートの中距離は合っていて、砂をかぶらないレースをすれば勝つチャンスは十分にあるでしょう。 |
12.アバンデル | まぁスタートでこの馬も致命的な出遅れ。キャリアが浅く、ゲート内できょとんとして、競馬をまだ理解していない様子がありました。これで後方のままだったら、福島の新馬戦10着の時と同じなんですが、最後方から4コーナー手前でスパートすると、追わせる佐々木大輔騎手の豪快なアクションに呼応。大外をグイグイ伸びて、あわや差し切るかの場面まで追い込んで来ました。レース上がりを1秒2も上回る鬼脚にちょっと驚きました。この馬の追撃をアタマ差凌いだ1番人気の勝ち馬コイヌールは最内を通っていました。1000m通過1分1秒1のスローだけに尚更2着馬の方に価値があると思います。小柄な馬体は若さが残ってまだ完成途上。これで成長したら上級必至の存在、そう思います。現状でも未勝利クラスなら首位候補です。ワールドエース産駒の牡馬で、祖母はマイルチャンピオンシップの覇者ブルーメンブラットという血統です。 |
1.レジュークレール | 少し出遅れたにしても全く行く気を見せず後ろからになりました。パドックから出る時に転倒してしまったので、そのダメージを懸念したのか、あるいはそのような精神状態だったので無理をしなかったのか、まぁ慎重に進めていました。ただずっと後ろでジッとしていた訳ではなく、4コーナー手前からステッキも入れて追い上げを測りましたけども、中盤でペースが遅くなっていて先行馬は息を入れており、なかなか差が詰まらず直線でも前で楽をしていた2頭が抜け出してしまいました。勝ち馬からは1秒も離された3着なんですけども、本来のこの馬とは違う位置取りで展開も向かなかったのによく走っていると見ることができます。恐らく次走は、今回のアクシデントを踏まえて間隔を空けて来ると思われますけども、クラスに目処は立ったので、いずれは勝てると思います。 |
6.マテンロウゴールド | スタート5分でしたが、まぁ1コーナーで少しごちゃつく感じになりました。ただね、それでも4・5番手をしっかり取り切ってからは力みも取れて、そこからの折り合いはスムーズ。惰性をつけながら直線に向くと、馬場の真ん中に持ち出して、激しい追い比べを制しました。追い出されてからね、少し状態が上づったりと、若さも見られたんですが、内から2着馬とね馬体が合うともう一段ギアが上がったように、見た目にはまだまだ余裕があるなという風に感じられました。レイデオロの産駒はこれがJRAの初勝利になりましたね。お母さん、母のルールブリタニアがミッキークイーンの全妹という事で、裏付け確かな血統。あとは字面通り、こうね馬体重があって重厚感のある馬体。大跳びで重心が低くて雄大なフットワーク。見るからにね、スケール感があるなという1頭で、まぁこういうの見てて非常にマッチしそうな秋の東京辺りでね、また見たいなと感じる1頭です。非常に今後の成長が楽しみです。 |
10.スムースベルベット | スムースベルベットが昨年7月の福島以来、1年ぶりに勝利を挙げました。ブリンカーを深くしてきたウインアステロイドが逃げて、600m通過が33秒8。前の2頭が並走の形でね、息も入らず直線苦しくなる中、2頭の間から突き抜けたスムースベルベットが押し寄せて来たね、待機勢の追撃も一杯にしのぎ切りました。そもそもね、こう切れるという馬ではなくて、内めの傷んだ馬場というのもね、他馬に比べれば苦しくない走りをしますし、道中からこう叱咤を飛ばしつつ、辛抱強く残す辺りは内田ジョッキーの真骨頂とも言える形ですね。枠・鞍上・タフなペース、あとは力のいる馬場など、諸々が噛み合ったという勝利だったと思います。全兄のプルスウルトラとねよく似た馬で、ダートも恐らくは悪くないと思います。高速馬場には少しね、疑問が残るだけに、引き続き芝での出走となれば、馬場状態などね、よく吟味した上で考えたいなと思いますね。 |
12.コラリン | そして2番人気だったコラリンは13着でした。出遅れて流れに乗れなかったんですが、返し馬の段階からね、脚裁きがかなり硬かったんですよね。その点は気になりました。今回は骨折明け初戦でしたからね、次走の変わり身に期待したいですね。 |
2.チカッパ | 芝1400mの新馬戦2着の後、前走は6着。不良馬場が影響したのと当日のテンションが高かったです。間隔を開けた今回はダートに。リアルスティール産駒でも母の父がInto Mischiefという血統で、しっかりした馬格からダート適正が高く、実際結果が出ました。ただ、前半からずーっとムキになっていて走っていたのは、これが痛かったんだと思います。勝ち馬に並ばれて、余裕がなくなったのもソレが敗因だと思います。走り自体は芝以上に手応えがあって、あとは折り合いだけです。1400mから1200mに距離を短縮すれば、チャンスも大きくなってくると思います。 |
7.ウインルーティン | 2番人気4着でした。まぁ出遅れて後ろからになったのは、まぁさておきと言うか、ともかくですね、3コーナーで仕掛けてもなかなか反応しませんでした。一度使って良くなるだろうという読みで挙げていたんですけどもね、どうもまだ良化途上のようで、読みが甘かったと反省しております。 |
6.スズハローム | 1番人気のスズハロームが5馬身差の圧勝でした。4ヶ月半ぶりの実戦だったスズハロームですが、正攻法で後続を5馬身突き放す楽勝でした。4・5頭雁行の先行争いを内めで見るポジションから直線で内に開いたスペースを突き抜けると、そこからの脚はね、他馬とはまるで違いました。2月の前走では。後のダービー5着馬ノッキングポイントと小差3着もしていた実力馬。当時の2着がバルサムノート、4着がシルトホルン、この2頭が先々週のラジオNIKKEI賞でも好走していた事を思えば、初めての古馬相手でもこの圧勝劇は納得の結果かもしれません。昇級しても即通用する器だと見ています。 |
15.ピンクマクフィー | 秋2走目のピンクマクフィーが単勝1.8倍の支持に応えて勝ちました。ナバロンが後続を離して逃げる展開の中で、ピンクマクフィーは自らこれを捕まえに行って、そこから突き放して勝ったんですからこれは強かったです。しかも、2馬身半差ですからね完勝も完勝です。近走はスタート難も解消されていますから、これで軌道に乗ったかもしれませんね。 |
17.ペイシャフラワー | ペイシャフラワーが芝で初勝利を挙げました。2頭を行かせた3番手から手応え良く運んだペイシャフラワーが、直線力強く抜け出して快勝。前走がタイムランクBのタイランドカップでキツい流れを先行して3着という競馬をしており、番組内でも主戦の永島騎手のね減量特典が生きる状況下が狙いと評していた馬です。600m通過がその前走よりも0秒4遅かった今回は、追走にも余裕があったでしょうし、それがね予測通り3キロの負担重量減も相乗効果となってしっかり結果に繋がりました。ポテンシャルの高さは評価できますが、昇級ともなれば負担重量も増してくるというのがね、課題の1つにはなるかなと思います。成長に期待しつつ、状況をしっかり判断して評価したいです。 |
1.サトノフェニックス | 押して好位を取ってからは楽で、まぁ手応え通りに抜け出して後続を突き放しました。上がり600mは最速です。父はヘニーヒューズで血統通りにダートの短距離向きの気性と走法ですかね。和田竜二騎手はゲートの中でも鳴いていましたとコメントしていますが、まぁ2歳新馬戦らしい幼さの残る中での勝利ですからね。まぁどんなレースでもできそうなタイプに映ります。今後の成長に期待したいです。 |
6.エスカル | 1番人気のエスカルが後続に7馬身差をつけての圧勝でした。エスカルは外の2頭に前に出られてから押して押してハナを切ったんですが、その後は絡まれることもなく、楽な手応え。4コーナー出口で差を広げ、直線でもさらに差を広げて圧勝しました。過去2戦はですね、こう口向けの悪さから右に行こうとしていたんですが、リングハミに変えた今回はそういう面は見せませんでした。距離が1200mでも問題なさそうですし、ダート短距離の1勝クラスなら上位可能でしょう。 |
9.カレンナオトメ | 内枠、珍しく今回5分のスタートが切れて、好位を取りに行ったんですが、被されて中団。再び追い上げて4コーナーでの手応えも良かったです。ただ、こっから前が狭くなって、しばらくこの辺ブレーキを踏んでいます。前のランデヴーローズの内を突くんですが、追えたのも僅かで、ゴール前は再び狭くなって、追う事ができませんでした。脚質面から不利を受けやすいタイプなんですが、末脚は未勝利をクラスを勝てるだけのモノはあります。函館2歳ステークス5着の実績もあります。東京なら1400mが良さそうで、次の開催の1週目・2週目・3週目に適鞍があります。 |
1.コブラ | 2着のコブラ、早めの流れから理想的な位置で進んでいました。直線よく伸びています。クラス上位の能力はありますし、今回は調教で動いて気配も良かったです。ただね、春の傾向からは若干ですが、使い減りの懸念があります。詰めて使うようだと、今回ほど走れない事は頭に入れておきたいと思います。 |
3.アームテイル | アームテイルが初めての2000mで一変しました。勝ったアームテイルはね、距離が伸びていた事もあって、前2走よりも前のポジションが取れました。淀みのない流れに折り合って、勝負所から外目をジワッと進出すると直線は2着馬と併せて、それに競り勝って行きました。福島の芝を得意とするダノンバラード産駒。2キロの負担重量減なども好走の要因だと思いますが、これで3戦続けて上がり600mはメンバー最速をマークと、昨秋辺りは早めの立ち回りで伸び切れないレースを続けていただけに、こうして自身の形を確立できた点は非常に大きいと思いますね。これならば、昇級しても差のないレースができそうです。 |
5.ステレンボッシュ | 1着のステレンボッシュ、この馬発馬を決めてね、先団を伺ったところで直前を走っていたカズアブディーンという馬がねちょっと物見をして、大きく外へヨレて来ます。この不利はね、かなり大きかったんですけども、何とかこう立て直して、そこからはね少し力んだ程度でね、何とか馬込みで我慢できていました。直線に向けて前を割って出る形でね、抜け出すと軽く仕掛けた程度で2着以下にしっかりと着差をつけて、1馬身半差をつけました。前半1000m通過1分3秒5のスローペース。終い600mが12秒0-11秒6-11秒6と、上がり勝負でね2着争いが4頭の横並びという形になったように、瞬時に突き抜けた脚力がねいかに秀でたモノだったかがわかると思います。少頭数もあって、メンバーランクはDという評価なんですが、まぁ致命的とも言える不利をはね除けての完勝は高く評価するべきかと思います。 |
1.ナムラクレア | 勝ったのはナムラクレア。まぁ流石という所ですか、外枠で苦労せずに馬場の良い所を通れましたし、ペースを考えると中団より少し前というのもベストポジションだったかと思います。時計の掛かる場合はもむしろ得意という馬。好走しやすいシチュエーションで好走しやすいレース運びにもなりましたが、楽々と1馬身抜けています。1200mのG3で55キロならという感じで、力の違いを見せる事ができました。で、まぁ次走なんですが速い時計の決着になる事が多いスプリンターズステークスで時計勝負に対応できるかどうかだと思います。 |
2.テイエムスパーダ | なんと14番人気テイエムスパーダ復活の勝利でした。1着テイエムスパーダ、今村騎手を背にJRAレコードで逃げ切ったのが昨年の夏、小倉で行われたCBC賞でした。48キロの軽いハンデでした。まぁその後7連敗。ここ2走はハナを奪えず55キロが影響している感じがありました。まぁそれだけに驚いたんですが、この日の富田騎手は少し神がかっていて、その鞍上の思い切りの良さも勝因と言えるんじゃないでしょうか。普通、これだけ展開に恵まれる事も滅多にないと思います。スプリンターズステークスはジャスパークローネとのハナ争い。これが見物になるような気がします。 |
9.アグリ | アグリは2着でした。2着アグリは二の脚が一息。この段階で鞍上が「無理をしなかったら自然と後方になってしまった」と序盤はこんな感じでした。自分も本命打って一瞬目を覆ったんですが、内心ではこのまま終わる訳がないとも考えていました。前日、紫苑ステークスのモリアーナに続いて、凄い脚を引き出した鞍上は、流石という他ないんですが、流れを考えると一番強い競馬。それも抜けて強い競馬をしています。父CaravaggioはスプリントG1を2勝。血統からも本質は1200mの馬で、それを初めて証明した形です。反動がなければG1スプリンターズステークスでも首位候補に入ります。 |
10.マッドクール | 1番人気で9着だったマッドクールはちょっと上がりの速い決着だけにね、58.5というトップハンデが堪えた部分はあったと思います。もちろん、前回57.5キロで勝っていたりもするので、しかも決着時計にも対応できないレベルではないと思うんですが、この1キロ増の重みというのをね、何となく感じる結果にはなりましたね。 |
11.ジュビリーヘッド | ジュビリーヘッド6着でした。4コーナーの出口で内に持たれていて、外に移動しにくかった感じではあるんですけども、まぁその時点で手応えが良くなかったですね。その手応えが良くなかった割には伸びているんですが、ここまでパワーを要求される馬場はどうも良くないようです。 |
14.エイシンスポッター | エイシンスポッター7着でした。この展開ではお手上げだったと思います。ただ、狭くなった内を突いて目を引く伸びは見せています。いつかハマる。予想する側としては常に警戒しておきたい馬です。 |
15.キミワクイーン | 7着キミワクイーンについて。中途半端に外を回るよりは距離損を無くす最内を回るということを選択しましたけどもね、やはり最内を通っていては厳しい馬場状態でした。で、もう内枠だとハナを切って好きなコースを選択するぐらいしか好走できない状況だったので、仕方ないと思います。 |
16.モズメイメイ | そしてモズメイメイは10着でした。前走の葵ステークスがスローペースでの逃げ切りでした。今回も前が有利の流れに乗れているように見えましたけども、4コーナーで何か外へ逃げ気味になっていましてね、直線は伸びませんでした。この結果を見ると現状ではハナを切るのがベストなんだろうと思います。 |
1.テーオーステルス | 2勝クラスを勝った際には現オープンのテイエムアトムを負かしています。現級でも3着があるんですが、ここ2走は内枠だけに逃げて目標にされた感じがありました。状態面も2走前の東京戦は休み明けで急仕上げ。前走もまだ中身は伴っていない印象もありました。今回はデビュー当時以来の1200mに距離を短縮して、逃げにこだわらない作戦。揉まれない外枠も功を奏して、ハマったかに見えたんですが、勝ち馬の決め手に屈して半馬身差の惜敗です。まぁそれでも距離短縮の効果は見て取れました。今回誤算があるとすれば、坂路で速いところが1本だけの調教から、体重が12キロ増。550キロと重かった事です。次走、調教を強化して絞れてくれば上積みを期待できます。オープン入りも近いと考えます。 |
11.カレンマックナイト | 前走の新潟戦が初ダートでした。スタートで後手を踏んで、砂を被ってストライクアウトといった状況でした。今回は5分に切って進んだんですが、前半はやはり砂を被って嫌がっていました。ただ、鞍上が外に出すと、闘魂注入とばかり進みが良くなって、4コーナーでは断然人気の勝ち馬の外に、一瞬差し切るかの勢いで伸びて来ていました。ラストは僅かに劣ったんですが、スムーズに運んだ勝ち馬に対して、外外を回って、実に長い脚を使っていました。次走が例えば、内枠で厳しい競馬になる恐れはあると思います。それでも今回の内容は高い能力を示すもの。まぁこれ忘れないで対応して行きたいです。 |
4.ロードマンハイム | 4着ロードマンハイム、5着ナヴォーナ、これら2頭は勝ち馬が内に入って来てゴール前で狭くなりました。上位3頭に0秒3差なんで、スムーズでもこの着差だったんでしょうが、それぞれクラス上位の内容は示しています。 |
7.ドリアード | 2着のドリアード、勝ち馬に0秒1差でこの馬もBランク相当です。外め好位から流れに乗ってしぶとく伸びて来ました。前走の1800mから距離を短縮したのと、連続騎乗の永島騎手が手の内に入れた、これが大きかったと思います。 |
15.フォレスタドーロ | なお、このレース3着から5着までも勝ち馬から0秒3以内で、高レベルに該当するんですが、前と内に位置した点が好走の要因です。速い走破時計は認めても、次走以降同じ走りができるかどうかは半信半疑と思います。 |
10.アースクロニクル | 単勝1.7倍の断然の人気アースクロニクルが勝ちました。4月の京都開催でデビューして、経験馬相手に差し切り勝ち、2戦目の前走新潟出雲崎特別が5着だったんですが、体重が大幅に増加して成長が認められ、また前半に掛かった事や相手関係を考えると、悪くない内容でした。今回牝馬限定戦の上に、相手と見られていたマランジュが出走取り消し。一強に近い存在で、結果はスローペースの最後方待機から直線ごぼう抜きと、派手な勝ち方です。能力的にはこのくらいやれて当然なんでしょう。難を言えば、今回は前半の進みが悪くてエンジンが掛かるまでステッキを多用していました。折り合いを欠いた前走と逆にズブさを見せていたという事なんですが、まぁこれらもキャリアの浅さから来る気性的なモノ。だんだん解消してくると思います。まぁクロノジェネシスとかノームコアの半妹に当たるモーリス産駒、昇級しても人気必至なんでしょうが、とりあえず2勝クラスは通過点と見て良いです。 |
4.エアファンディタ | エアファンディタが11着でした。こちらは何かね進みが悪かったような感じがありますし、結局外にも出せず、内を突くしかなかった。かと言ってじゃあ伸びてるかって言うと伸びてもないし、でもバテてもないっていう感じで、非常にこう中途半端な負け方になったと思うんです。本来はやっぱりエアロロノアぐらいの脚を使えて良いと思うんですけれどもね、ちょっと敗因は特定できないと思います。 |
3.コムダビチュード | ゴール前に4着に差し込んで来たコムダビチュードは、今回からチークピーシーズをつけていて、道中の追走にはさほど進展はなかったんですが、最後の脚というのはね、非常に目立つモノがありました。直線の長い新潟外回り辺りは良い印象を受けます。 |
11.ベルウッドグラス | これで連続2着です。ダートの長丁場に矛先を向けてから軌道に乗ってきた感がありまして、実際3着には前走は3馬身差。そして今回は5馬身差をつけているんですね。つまり、相手次第で勝てるレベルなんですけれども、この2戦続けてですね精一杯走っていた事、それと今回ですねテンションが少し高くなっていた事を考慮しますと、次走レース間隔を詰めて使って来た時はですね、パフォーマンスが低下するという危険性を感じますね。 |
10.セイウンパシュート | 1勝クラスに昇級した後は続けて先行していたんですけども、今回は最初から行く気は無く、意識的に控えました。それで中団待機になっても折り合いを欠いたり周りを気にしたりせず手応え良く進み、4コーナーで仕掛けたんですがそのタイミングで前が詰まってしまってブレーキ。バランスを崩して下がってしまいました。内回りの4コーナーでブレーキをかけて下がるのは、まぁ致命的だったんですけども、直線で進路があったとは言え、しっかり伸びています。次走で以前のように先行するのか、また控えるのかは分かりませんけども、差しに構えて伸びたというのは収穫ですね。次走は前進必至と見ます。 |
4.カナテープ | 2着カナテープは前めで競馬をして、最後の直線は一旦抜け出す場面を作ったんですよね。結局、強い勝ち馬に差されはしたんですが、この馬も時計・内容ともに優秀でしたし、次走も勝ち負けになりますね。 |
6.マイネルケレリウス | 1番人気1着でした。関西馬がたくさんいた前走とは違って、かなり組み合わせには恵まれましたけども、少頭数でもあって不利もなく危なげのない勝利でした。余力も十分でして、昇級してもまぁ組み合わせによっては上位可能だと思います。 |
5.ブライアンセンス | ブライアンセンスは今回中団・後方からでしたが3着でした。そうですね、いろんな競馬ができる馬なので、あの位置からでもとは思うんですけれども、やはり前の組にこれだけ強い馬がいますと、これだと同等の競馬をして行かないと、やっぱり勝機はないという事になります。という点で、速い流れの中、強い相手のいる中でも、ある程度の位置で流れに乗せて行くという事がが、今後のテーマ・課題として残ったと思いますし、もう1つやっぱり3月のデビューで、もう今回が5戦目という事で、まぁ状態は良い状態で来たとは思うんですけれども、やはり他の馬の方にやはり臨戦過程で有利差があったという所も1つ敗因として考えています。 |
1.シュトラウス | 1番人気シュトラウスが9馬身差で逃げ切りました。シュトラウスはモーリス産駒で、お母さんは2008年のマイルチャンピオンシップを勝ったブルーメンブラットです。圧倒的な1番人気に支持されていたようにですね、まぁ調教通りなら勝てるという下馬評だったんですが、もうおいでおいでの逃げ切り勝ちで、ほぼ馬なりで9馬身差ですから、ここではポテンシャルが違いました。今後はですね、テンションと折り合いが課題になりそうなタイプですから、どこかで控えるレースをですね、教えて行く必要があるんじゃないかと思います。 |
2.ゴンバデカーブース | ブリックスアンドモルタル産駒、JRA2頭目の勝ち馬になりました。母の父はディープインパクトです。ブリックスアンドモルタルはですね、サンデーサイレンスの血を持ちませんから、サンデー系の繁殖牝馬が多い時代にあって、非常に重宝かつですね有望な種牡馬です。このレース、ペース補正が0秒3入っているように、緩やかなペースでの逃げ切り勝ちなんですが、たまたまそうなったというだけでね、調教の動きからもギアがあって、差す形になってもですね瞬発力を繰り出せるタイプ、そういう風に思ってます。 |
3.ボンドガール | まぁ実質的にはマッチレースでしたね。ボンドガールの方は2番人気でした。非常に大人びたレース運びでですね、安心してレースを見ている事ができた程です。当面の敵がマイペースの逃げに持ち込んでいる中でですね、まぁ外へ進路を変更しながら、楽に差し切った訳です。父はダイワメジャー、半兄がですねダノンベルーガという良血で、ポテンシャルは相当高いと思いますね。 |
4.エコロマーズ | あと5着のエコロマーズ、スタートで隣の馬と接触したのが敗因なんですが、福島の新馬勝ちから間隔が空いてテンションが高かったです。落ち着いていれば巻き返す能力はあります。 |
6.ウィルソンウェイ | 3着ウィルソンウェイは2頭には離されましたが、初めてのダート戦で大いに進境は示しました。2着リジルと再戦となると、ちょっと分は悪いかもしれませんが、引き続き上位争いできる地力は持っています。 |
2.ドゥマイシング | 芝の新馬戦で手応え良く2番手で回って来て伸びを欠いたレースぶりや、筋肉質の馬体からダートに転じたのは納得できます。でもですね、スタート直後からジョッキーが手を動かしていたのに前に行けなかったので、この時点ではダート向きなのかどうかちょっとわからなかったですけどもね。そこで前半前に行けなかった事よりも、4コーナーで外から追い上げようとした所で左手前に変わってしまったのが痛かったですね。まぁ逆手前なので外に膨らみ、スピードも落ちてしまいました。中京芝の新馬戦では左手前でコーナーを回り、直線に入ってすぐに右手前になっていたので、まぁ何か癖がある訳ではなく、外つまり左ですねそちらに誘導されたので左手前に変わったのだと思われます。つまり、操縦性は良いという事ですね。で、直線での走りを見るとダートは合うはずなので、次走改めて注目です。 |
13.メイショウナナクサ | 今回デビューから4戦目での初勝利です。1戦ごとにですね、着差を詰めて、特に2戦目から確実に終いの脚を使えるようになってきました。1戦1戦の経験が糧になって、今回はですねその集大成的なレースになりましたね。424キロの小柄な牝馬で、オルフェーヴル産駒らしいピッチ走法です。ハイペースで展開が向いたとは言え、レースの上がりを1秒1上回ってですね、差して2馬身差。これは評価して良いと思いますし、こちらも完全タイム差はマイナスなんですね。昇級しても負担重量のアドバンテージ、これを活かせれば面白いと思います。 |
2.シュタールヴィント | 2着のシュタールヴィント、インの3番手から逃げたラスハンメルを競り落としました。まぁ勝ち馬とは決め手の差なんですが、同タイムでBランク相当です。前走の小倉戦は捌き損なった面があって、それ以外は堅実。戦っていた相手も強かったです。この馬もクラス上位の器。お母さんは桜花賞馬マルセリーナで、ヒートオンビート・ラストドラフトなど、重賞勝ち馬の半弟に当たります。素質的にも次走は順番だと考えています。 |
5.スイープアワーズ | 3着以下は上位2頭から2馬身以上離された。3着から5着馬は逃げても差してもワンパンチ足りません。特に4着のスイープアワーズは父ディープインパクト・母スイープトウショウの良血で、人気先行タイプです。着差と走破時計から、このクラスを勝つ能力はあるんですが、相手関係を探る必要があります。 |
8.レオンバローズ | 2着のレオンバローズ、好位直後から外を回って抜け出して、3着馬と競り合っているところを勝ち馬に差されました。初勝利がこの阪神芝1600m、この馬も休養前は詰め切れない競馬が続いていたんですが、リフレッシュ効果によって状態が上がっていました。この時計で走破したんですから、次走も有力ですが、スローペースからの決め手勝負となると、全幅の信頼まではどうでしょうか。 |
5.トゥードジボン | 2着のトゥードジボン、休み明けの前走札幌戦7着は、当日の大雨に泣きました。ただ、使って良化。ジュンブロッサムが4着だったアーリントンカップで、この馬も6着の実績があって、自分の形で先行すれば、このくらいの差では走れて当然です。勝ち馬から0秒2差で、この馬もBランク相当。良馬場条件、次は勝てそうです。 |
7.ラファドゥラ | 番組注目馬ラファドゥラ、こちらは7着でした。勝ち馬とほぼ同位置から、一歩遅れて外に出して、勝ち馬を追ったんですが、離されてしまいました。それでも最後までバテなかったのは素質の高さ。自己条件で見直したい所です。 |
8.プッシュオン | 1番人気のプッシュオンが追い込みを決めました。1着プッシュオンはハイペースで展開が向いたとは言え、一気の脚で差し切って、最後は手綱を抑える余裕もありましたからね、能力は高いですし昇級しても警戒は必要ですね。 |
8.スパークリシャール | 番組注目馬でした。好発を決めてハナを切ったんですが、ルメール騎乗のテリオスサラが1コーナーから並びかけて、突きに来ます。向正面に入っても徹底的にマークされました。ルメール騎手としても、返し馬でテリオスサラの走り・スタミナを感知していたんだと思います。ここまでピタリと来られるとね、逃げていて苦しく、4コーナー手前で振り切ったかに見えたんですが、ここで無理をしたのもあって、直線で交わされました。展開を考えると強い2着なんですが、疲労が残りやすい競馬でもあるので、間隔は次走は注意したいところです。一方で、祖母のアゲヒバリという馬は、父クロフネ・母トゥザヴィクトリーという血統です。まぁこの馬にはダートの選択肢もあります。 |
14.ツインクルトーズ | 2番人気8着でした。芝では特殊な馬場状態の時にしか好走していないので、普通の芝では苦しいという根拠で危険馬としたが、ダートに出走。しかし、すんなり2番手につけながら、伸びなかった。ダートの1勝クラスでは好走した事がないので、終わってみれば順当な結末だと思う。 |
3.マイショウチャン | 昨年6/18、ウンブライルが勝った芝1400mの2歳新馬戦でデビューしました。実にですねちょうど1年かけて未勝利クラスを勝ち上がった事になります。これまで紆余曲折、試行錯誤があっただけにですね、関係者にとってはこの勝利の喜びはひとしおだったはずです。まぁ12戦目でこれまでで1番良いレースができたんじゃないでしょうか。及第の評価ができます。父はディスクリートキャットです。まぁこういう馬は昇級しても相手なりに走れますね。 |
12.ナヴォーナ | 4着ロードマンハイム、5着ナヴォーナ、これら2頭は勝ち馬が内に入って来てゴール前で狭くなりました。上位3頭に0秒3差なんで、スムーズでもこの着差だったんでしょうが、それぞれクラス上位の内容は示しています。さらにNHKマイルカップ8着以来の実戦だったナヴォーナに触れれば、今回のような展開よりもスローペースの方が切れそうな印象を受けます。 |
1.シュネルマイスター | その後1番人気のシュネルマイスターが3着でした。昨年はSLランク、今年は平均ペースですから、ペース的には今年の方がハマりやすいという事はあったと思うんですが、まぁこの馬のレースをして、上がり600m32秒台使ってますから、まぁ昨年と同じぐらいのパフォーマンスをしたという事ですね。まぁソングラインが強かったという事だけだと思いますね。 |
2.エエヤン | それから2番人気のエエヤンは9着でしたね。外通った馬が上位に来る中、こちらは道中引っかかっていましたし、最後の直線も内で前が詰まったんですよね。今回は枠順とかも含めて、色々噛み合わなかった印象ですし、本来ならもう少しやれて良い馬だと思います。 |
6.エルトンバローズ | 勝ったのはエルトンバローズでした。序盤からね、内めの枠でもあったので位置を取りに行ってインのポケットに収まってという所で、先ほどシルトホルンが100点と言いましたが、こちらもう120点ぐらいでレースができたのかなという感じはしますね。 |
8.ジャスティンカフェ | ジャスティンカフェはやっぱり、あまりコーナーで加速するのが上手なタイプではないので、自分のペースでゆったり走らせて、終いを伸ばす。そういう風に考えますと、やっぱこの馬のベストというのは、東京のコースという事になります。ですから、遡って昨年の毎日王冠でサリオスを負かすかというレースをした訳ですし、この舞台がベストですから、これからやはりそういう舞台がこの馬、大きいレースを狙っていく目標になって行くと思います。レースについては素晴らしい追い込みを決めた。元々瞬発力があるのはわかっていましたし、いかにスムーズに直線向いて、何の邪魔もされずに走らせるかという事を、まぁ横山和生騎手は心がけたという事で、レースプランは凄く簡単だったような気がします。 |
9.バラジ | ちょっと思った感じのレースではなかったですね。どう考えてもこの組み合わせなら逃げると思いましたけどもね、出負けしてしまいました。しかも、直線でしばらく前が壁になっていまして、前にいるねマイネルウィルトス、さらに外から来ているユーキャンスマイルをやり過ごしてからその外に出して、そこからはねオッという感じで伸びてはいるんですけども、間に合わなかったですね。ただ長い間2200m以上のレースに出走して来たんですけども、距離は今回の2000mの方が合ってそうなイメージですね。 |
10.ソングライン | その「とんでもない強い馬」ソングラインについて。そうですね、外めの枠で自分から動ける位置を取れましたしね、非常に競馬のレースのプランはやりやすかったと思うんです。むしろ、前回のヴィクトリアマイルの方が競馬しづらかったと思いますね。ですから、まぁどの位置で自分のリズムで走らせるかという事だけで、それにしてもですね抜けてくる脚が早すぎたですよね。あっという間にもう勝負がついてしまったという事で、昨年がまぁスローペース・SLランクでしたね。今年は平均ペースなんですけれども、そういった中でむしろ昨年よりは地力の差が出やすい流れの中で、この着差ですからね。ちょっとびっくりしました。 |
11.フェーングロッテン | そして最後に3番人気のフェーングロッテンは今回は前に行かなくて14着でしたね。行かなくてと言うか、行けなくてという感じのね、序盤には見えましたね。結構押していましたし、勝負所も仕掛けている割には反応できてなくて、レースぶりからしても力を出したとは言い切れないレースだと思うので、今回は参考外と考えて、ただ気難しさが出てきたという点はちょっとね、今後気にしたい要素にはなりますね。 |
3.メイデンタワー | 3歳牝馬メイデンタワーが5馬身差で逃げ切りました。土曜東京はですね、逃げ馬の独壇場でしたから、逃げ切ったメイデンタワーについてはですね、タイムと勝ち方というのが評価のポイントになりますね。好位組を突き放して、自身の上がり600mは2位でまとめていますから、これも言う事はないと思います。 |
8.エマロア | 2着のエマロア、芝2000mの新馬戦は5着。出遅れて流れ込んだだけだったんですが、今回は距離を短縮して逃げて、潜在的なスピードを発揮しました。スワーヴリチャードの姪にあたるロードカナロア産駒です。勝ち馬から0秒2差で、タイムランクはC相当になるんですが、坂路調教の動きは抜群なんで、すぐ勝てると思います。 |
5.シゲルショウグン | 中身の面では逃げて4着のシゲルショウグンを取り上げたいです。途中からイエスウィズキャンにマクられて突かれて、厳しい流れを最後まで踏ん張っていました。長い距離のダートに適正があります。 |
14.サク | 2着に入ったサクは不良馬場の3走前こそ大敗していますが、短距離器用から5戦して4度の掲示板と末脚は非常に堅実です。早い流れで便乗したね、感もありますが、負担重量が3キロ増えた中での好走は一応の評価が必要だと思います。 |
17.ケイデンシーマーク | 2着のケイデンシーマーク、2走前に初勝利を挙げた後、昇級の東京戦は輸送で馬体が最下。7着に敗れて休養に入っていました。その馬体が戻って好気配でした。ルカンを追走して流れ込んだ形、ケイデンスコール全妹・インダストリアの半妹にあたるロードカナロア産駒。素質は上のクラスでも通用して良いくらいなんですが、体質が弱くて使うと硬くなります。次走は間隔を注意した方が良いです。 |
2.シェイクユアハート | シェイクユアハートが札幌2走目で勝ち上がりました。シェイクユアハートはですね、この4コーナーで開いている内側をするすると追い上げて、直線入り口ではもう2番手。直線で追い比べを制しました。4コーナーで内を通って楽に追い上げて来れるという事は、パワーのいる馬場が得意だという事ですね。これまで上がりの速いレースでは伸び負けしていた事からも、切れよりパワーという馬場が味方したのだと言えます。普通の良馬場の2勝クラスではどうかと思います。 |
14.サーマルソアリング | 番組注目馬のサーマルソアリングが勝ち、ダートでは2戦2勝となりました。初めてのダートだった前走の中京戦が2着馬に2秒2の大差勝ち。タイムランクもBでした。今回は昇級戦ながら、単勝1.3倍の圧倒的人気を集めたんですが、実際とてつもなく強かったです。序盤は4番手の外を引っ張り切り。馬なりのまま直線先頭のネイリッカに並びかけると、軽く促しただけです。ラストまで楽走に近い手応えで圧勝しました。上のクラスに行くと牡馬との対戦も出てくるので、もう少し追っていた方が良かった気もするんですが、これはあくまでも憶測の範囲内です。恐らく現状でもオープンで勝負になると思います。ドゥラメンテ産駒、馬体が増えている点にね、ダート馬としての明るい未来を感じます。 |
2.ビッグシーザー | ビッグシーザー、人気に応える事ができませんでした。これからという時に直線失速という形ですね。葵ステークス3着にしてもそうなんですが、その前の4連勝もそうです。メンバーレベルとか内容から本当に強いのか疑問がありました。一戦級相手にもう少し揉まれる、そんな必要があると思います。 |
11.ムーンプローブ | 今年は3歳馬が奮いませんでした。まず3歳牝馬について言っておかないといけないと思うんですが、今年から3歳牝馬負担重量が52キロな訳です。過去10年で3歳牝馬というのは9頭出走しましてね、3勝・3着1回なんですが、負担重量はご存知の通り50キロだった訳です。ですからね、今年は52キロという事で、ちょっと安易にね飛びつけなかった感じはありましたよね。今年は3頭が出走しました、5着・8着・9着で、その最先着5着がブトンドールだった訳ですが、勝ち馬と同じような位置にいながら突き放されてしまいましたね。若干これ物足りなさが残ったというレースでしたね。 |
14.ボンボヤージ | その後3着がスマートクラージュ、4着ボンボヤージでした。3着のスマートクラージュと4着のボンボヤージ、鬼脚のアグリは別として、3着と4着も外の差し馬が入りました。流れが遅い分、脚が溜まって内・外の差も中山ほどではなく、揉まれない恩恵もあったのではないかと考えています。ただこの2頭は、前走のG3でも3着と5着。それだけ状態は良いんだと思います。 |
17.ジャングロ | 6着のジャングロについて。先行争いを避けようと引いた段階で少しスムーズさを欠きました。あとアイビスサマーダッシュもそうだったんですが、控えて競馬をするとどうも伸びず・バテずになる。そんなきらいがあります。1200mが仮に忙しくて前に行けないのだったら、1400mから1600mでの逃げ、これがベターかもしれません。 |
4.メイショウピース | 2着以下は離された。アームズレインの直後から2着に流れ込んだのがメイショウピース。4馬身離された入線ではあるんですが、これでダート戦では3着・1着・1着・2着とほぼパーフェクトな戦歴です。舌をこしてね走っていたり、気性面などはまだまだ良くなる余地も十分ですから、現級卒業とかねそう遠くないのかなと感じます。 |
13.フィリップ | 逃げ馬を交わして先頭に立った4コーナー手前、外からサイモンプレジールとミカサにマクられて、一旦は後退しかけたのを盛り返した場面からは、厳しい展開を凌いだように見えない事もありませんが、抵抗もここまででした。ラストは初ダートの2頭に捕まって、差を広げられました。前に行く器用さ、それから行く脚があって、器用さも取り柄なんですが、新馬戦3着後の2戦はタイム面からも評価できるものではありません。まぁそれでも着順が良いんでね、次走もある程度人気になると思います。ただ、まだ中身が追いついていないと、そんな感じがします。 |
3.メテオールライト | このレース、タイムランク・メンバーランクともにDだったんですが、メテオールライトは圧勝で、ラストはね映像を見てもわかる通り、150mくらいは流すほどの余裕があって強さは際立っていましたね。実は、この馬今回が初めてのダート戦で、芝の3走はあと一歩足りない競馬を続けていたんですが、ダートで走りが一変しました。2着馬に8馬身差をつけて圧勝でしたね。最後まで追っていれば、さらに時計は短縮できてた可能性は高いですし、加えて強調したいのは単に勝っただけではなく、砂を被っても怯まなかった点は評価したいですね。昇級しても上位争いになりますね。 |
11.テンプーシャオン | 1着テンプーシャオンは4コーナーを回って、オメガキャプテンの後ろで進路を確保すると、しっかり伸びて接戦を制しました。テンションが高く、力んでしまう面がある馬だけに、短距離が良かったんだと思いますね。昇級しても1400m以下に出走なら注意が必要です。 |
16.ミュージアムピース | 3着に入ったミュージアムピースはブリンカーに加えてホライゾネットも着用しているように、かなり気性の難しい馬です。このペースでもなだめながら2番手にいた辺りは、意外とこの行きっぷりを見ると直線競馬などは面白いのかなと感じていますね。 |
7.レッドヴェロシティ | そして3着レッドヴェロシティは最後の直線で他馬の進路を妨害する場面はあったんですが、実は自身も内で詰まってたんですよね。ですから、スムーズならもう少し先着2頭に接近していたと思いますね。 |
8.ダノンザタイガー | その後2着がタッチウッド、3着争いではダノンザタイガーがハナ差タスティエーラを抑えました。それから3着のダノンザタイガーですが、パドックでは良く見せて、前走より一段階上がった仕上がりに映ったんですけれども、上がり600m最速タイの脚を繰り出したとは言え、瞬時に反応できないのが現状の課題ですね。その分包まれて、2着馬にクビ差届かなかったと。まぁ奥手のハーツクライ産駒ですから、今後の成長待ちだと思います。 |
5.ペリエール | とにかく強かったです。強かったですね。ここまで強かったかなっていうのはまぁ改めてですね、ちょっと驚かされましたけれども、タイムランクはBで勝ちタイムは1分35秒0。この馬はここ数年来、過去10年ぐらいざっと振り返ってみますとね、1分35秒0以下で3馬身以上ちぎった馬ってどれかなと思い出しますと、最近ではまずカフェファラオですね、それからルヴァンスレーヴという事は、この2頭は後にG1を勝っている訳ですから、まあちょっと話が気持ちが早い話なんですが、もうペリエールはG1を勝つ馬だという事が、この過去の馬との比較から、そしてパフォーマンス自体も全く引けを取らないという事でね、またこのヘニーヒューズが凄い馬を出したなという所でしょうか。 |
2.マイネルティグレ | 栗東のCWコースで、古馬3勝クラスのスプラウティングと五分に動いて1番人気に支持されました。全兄に芝短距離4勝の現役オープン馬、マイネルジェロディがいる血統も魅力でした。ただ、輸送を経ても馬体が太くて、返し馬の動きも軽快さを欠いていました。まぁこの二の脚がつかなかった事と、4コーナーで差を詰めながら、逆に前と離されたのは、馬が重かった事に尽きると思います。まぁこれを使って次はガラッと変わってきそうです。マイネルジェロディも初勝利は3戦目でした。 |
7.パシフィックハイ | 3着サクセスカノン以下はさらに離されての入線でした。3着サクセスカノン、4着パシフィックハイの2頭は勝ち馬から0秒5差。Cランクでも完全タイム差はプラスとなります。パシフィックハイは外枠でダッシュが鈍かったです。近親馬の傾向からダートが向く可能性があります。 |
2.スマートケープ | タイムはあと0秒1速ければBランクで、その0秒1短縮は十分に可能と思われます。そしてまだキャリア3戦です。デビュー戦は経験馬相手の1400mで良いポジションを取れず、2戦目は1800mだったのである程度は前に行けたんですが、20キロも体重が減っていた影響なのか失速しました。で、今回は体重を16キロ増やして状態が上がっていたようで、1700mでハナを切って本領発揮という圧勝でした。既にダート1700mや1800mの1勝クラスがハイレベルにはなりにくい時期になっているので、よほど相手が強いレースに出てしまわない限り、1勝クラスで早いうちに通用すると思います。 |
8.サーティファイド | 離された後続では2着ダイヤグラフは遅れて差し込んだのが、奏功しました。先に動いた3着サーティファイドも内容的には五分に思います。 |
8.バウンシーステップ | 3戦目で初勝利を挙げました。短距離戦ながらペース補正が入る流れを控えて壁を作って折り合っていました。4コーナーから外に出して、ゴール前できっちりと前を捉えました。これまで折り合いとかスタートに課題があったんですが、例えば4着だったデビュー戦の勝ち馬ショウナンマヌエラは次走新潟2歳ステークスで2着、2着だった前走の勝ち馬はフェニックス賞勝ちのシカゴスティングなど、骨っぽい相手に格好をつけても来ていました。それがようやく競馬を覚えてきたとの感が強いです。モーリス産駒の牝馬で、お母さんのバウンシーチューンはフローラステークス勝ち、完歩が大きいので切れるようには見えないんですが、決め手自体は上質なものがあります。1400m以下の1勝クラスなら面白い存在です。 |
3.マイネルウィルトス | 10着マイネルウィルトスについて。これまでにですね、良馬場の重賞で2着だった2回はどちらも2500mで、自身の上がりは34秒1と34秒5でした。で、今回も自身上がり34秒1なんですけども、それよりも速い馬が多数いたためこの着順となりました。基本的には全体的にも上がりの時計も掛かる馬場でこそですね。良馬場の2000mでは厳しいんだと思います。 |
4.ディープボンド | それからディープボンドは5着でした。ディープボンドはやはりね、序盤の入りがちょっと速かったんで、ジョッキー的には結構ペースが流れてるって感覚はあったと思いますが、結局瞬発力勝負になってしまったので、この馬のスタミナを活かす流れではなく、結局一番苦手なパターンというかな、そういうレースになってしまった。まぁこの5着は仕方ないでしょう。 |
5.インプレス | 3着はインプレスでした。キズナ産駒の牡馬なんですが、その血統通りパワーがあって芝が傷んでる内側を通っても問題がなかったのが、今回に関しては強みとなりました。普通の馬場の重賞ではまだ厳しいような印象を今回のレースを見た限りでは受けますね。 |
6.ボッケリーニ | その後6着がプラダリア、7着がボッケリーニと続きました。ボッケリーニは上手くね内を狙ったんですが、ちょっと直線進路ができないで、勿体ない競馬になりましたね。そこがちょっと残念だったという気はします。 |
7.プラダリア | プラダリアは4着でした。あの先頭に並びかけたところの勢いを見たらね、私もねしまったと思いましたけどね。その後伸びを欠いてしまいました。まだ本調子ではなかったのかもしれませんけどもね、ダービーの後にイマイチになってしまったディープインパクト産駒の牡馬ですね。の、ちょっと典型的なレースぶりに私には見えました。ちょっとこの後も、良いレースはするけどちょっと4・5着みたいなのが多いんじゃないかなという予感がしますね。 |
9.ビッグリボン | 勝ったビッグリボンから。これ私自身の勝負所なんですけれども、向正面の1000m標識の手前の地点、だと思うんです。そこでウインマイティーより先に動いてですね、好位を確保した。この部分だと思うんです。これ見方によってはですね、外から2番人気のストーリアに被される、嫌なポジションにもなるんですけれども、この2頭はもう3分3厘の手応えで勝負がありましたし、ビッグリボン自身も直線で横一線にバラけた事でスムーズに抜け出して来れました。着差以上に強かったと思いますね。まぁ安心してレースを見ている事ができたと思いますね。まぁ感心したのはですね、2着のウインマイティーに詰め寄られた所から突き放して、ゴール前は気を抜いちゃってる所でしょうかね。まぁまだまだ余力があった訳で、タイムランクがEとは言えですね、重賞回顧では着差以上に強かったと言いました。近年稀に見る極悪馬場の菊花賞を勝ったキセキの全妹なんですね。母系にあるAlzaoというのが、これ父ルーラーシップの持つ血脈とこうマッチしたですね、スタミナ豊富な配合です。その辺りが超ハイペースの今年のマーメイドステークスですね、存分に発揮されたんじゃないかと思います。こちらはね、次走がどのレースになるかというのは、全くわからないんですけれども、今後の成長に大きなですね期待を持てる馬だと思っています。 |
10.ヒートオンビート | 重賞初制覇、ヒートオンビートよく捕らえましたね。ですね、中団の馬群でレースを進めて、最後の直線に向くと馬群がバラけるのを待って追い出して、しっかりと伸びて差し切りましたね。こちらもやはりレーン騎手、上手く乗っていると思いますね。元々ね、この馬堅実に駆けるんですが、ズッと勝てずにいた馬なので、この勝利実は2021年の1月に3勝クラスのレースか勝って以来の勝利なんですね。ホント息の長い活躍でよく頑張っていると思います。 |
11.ウインマイティー | 13着ウインマイティー、札幌と言えばゴールドシップと言って注目馬にしましたけども、ついて行けませんでしたね。これ馬場が合わなかったという事もあると思いますが、ちょっと相手が強かったという印象ですね。 |
13.ゼーゲン | 山本さんの注目馬ゼーゲンは9着だったんですが、やはりオープン・昇級戦でこのメンバーは厳しかった。あくまで穴ならという存在なんでね、割と強い馬が力をちゃんと出したという結果ですから、まぁ仕方ないのかなという感じですかね。 |
5.レディフォース | 3着のレディフォースもアームズレイン・メイショウピースと同じ3歳馬。前の2頭とは差があったんですが、今回は通って来たコースの差もあったと思います。デビューから1着・1着・3着と、こちらもねまだまだ底は知れない戦歴ですし、今後が非常に楽しみですね。 |
1.トーホウジュナール | ここに来て以前にも増してゲートが遅くなって、芝1200mで不器用な敗走が続いていました。今回は1400mに距離延長。スタートも最近の中では出た方で、馬群を気にした面は見られていたんですが、追走自体に余裕が出ていました。惜しいのは直線、内目を突いて前に2着のメイショウコギクがいたために、少し待たされた点です。そこから追い出して、2着に0秒2差の3着。ここがスムーズだったら2着はあった、そんな気がします。中1週・中2週と詰めて使われても、今回馬体が増えていたように、馬は元気です。流れとメンバー次第ではチャンス、そんな感じがします。 |
1.アドマイヤサジー | アドマイヤサジーが前走の8着から変わり身を見せました。逃げ馬がペースを落としかけた所で、2番手追走のウインルピナスがそれを許さず責っ付く形。早めに交わして先頭に立ったウインルピナスが粘り込みを図る中、中団から内めをロスなく立ち回ったアドマイヤサジーが一完歩ごとにね、これを追い詰めクビ差捕らえたのがゴールでした。洋芝得意のハービンジャー産駒、今回からつけたブリンカー効果もあって、詰めの甘さを払拭した格好です。終始立ち回りの上手さというのが光りました。内容は120点でしたし、適正を見出したという感も強くて、昇級しても注意したい1頭になると思います。 |
2.ブレイゼスト | そして番組注目馬だったブレイゼストが2着です。好位からいつでも動ける体勢で、レース運びとすれば減点はなかったんですが、これはもう逃げ馬が強すぎたという事ですね。これで3戦連続好タイムの2着なので、次走が今開催の東京になるとしますと、休み明け3走目になりますからね、これは上がり目というのが鍵になります。 |
2.オーラビルス | 1番人気1着でした。まぁ1度使ってですね、気配が上向いていましたし、これはもう力通りの走りですからね順当勝ちと言って良いと思います。 |
8.トモジャシーマ | 3着のトモジャシーマは距離短縮もあって、出脚は一息だったんですが、内めを立ち回って終いはしっかり反応。少し気持ちが煮詰まってきたとの、鞍上のコメントが気になるところはあるんですが、脚質に幅があってポテンシャルが高いのは確かだと思います。現級卒業にそう時間は掛からない1頭だと思っています。 |
1.アセレラシオン | 初めての実戦でね、周囲やキックバックをね気にする馬が多い中、この馬は中団馬群の真っ只中で、しっかりと折り合って4コーナーの勝負所でも間を割るようにして伸びてくる味な競馬を見せました。逃げて粘った3着馬。外から枠なりにね、気分良く走った2着馬と比べると、道中のストレスのかかり方というのはまるで違ったと思いますし、それで3馬身突き放すのですから、文句なしの快勝と言って良いと思います。単純なスピードと完成度で勝ったという結果だと思いますね。スリープレスナイトの半妹に当たるお母さんクレアドールは短距離指向も強かった馬で、今回の走りを見ても恐らく武器はスピードという感じはしましたので、この辺りが成長力のある父ドレフォンとの掛け合わせで、今後どう変わっていくか成長していくか楽しみな1頭です。色々な可能性を秘めた馬に思いますね。 |
9.ヒストリアイ | 1番人気ヒストリアイが直線で抜け出しました。アメリカ産のLiam's Map産駒が1着・2着を独占しました。Liam's Mapの父はUnbridled's Songで、ダートG1を2勝したスピード馬です。ダートの短距離は恰好の場と言える血統です。勝ったヒストリアイは540キロの牡馬。乗り込んでいて太め感はなくて、外枠から好位を進むと、体力勝負で先行2頭をねじ伏せました。いかにもパワー型という印象で、使っての上積みも期待できます。少しワンペースの恐れはあるんですが、素材的には1勝クラスでも上位と思っています。 |
3.ルージュスティリア | 1番人気のルージュスティリアは3着でしたね。やっぱり3コーナーで躓いたのがね、ちょっと厳しかったですね。あそこで終わりかなという体制でしたけど、よく盛り返していますのでね、まぁ惜しい競馬にはなってしまいましたけれども、力はこの馬もねしっかり見せたのかなと思います。ルージュスティリアも躓いたにも関わらずね、届いてくれたという辺りはね、まぁ4着のウイングレイテストもよくね中団から脚は伸ばしているんですけど、この辺りは「夏は牝馬」「な部分なのかなと。よく見たら5着のサブライムアンセムも牝馬でね、3頭出ていた牝馬で2・3・5着なんで、やっぱり実証されていますね。「夏は牝馬」。 |
5.ルージュエヴァイユ | 2着のルージュエヴァイユですが、2番手から積極的な競馬でしたね。これはもう初動が素晴らしかった。外枠なんで、ポジションを取りに行ったんですが、取りに行くと引っかかるから、なかなかああいう事できないんですよね。これはある意味ね、福永祐一騎手がワグネリアンでダービーを勝った時の最初の1コーナーまでやったね、あれと同じですね。ですから、それをやったら引っかかるというリスクがあるけど、それを恐れずにやったというのは、やっぱり石川裕紀騎手というのは、近い内大きいレースを勝てるぐらいの、関東の有望株だと思ってますが、それをやった事によってこの馬が2着に走る事ができたと。最大の勝因は、もうスタートで決まってますね。 |
6.プレサージュリフト | その後2着がナミュール、3着がプレサージュリフトと8枠の4歳牝馬が続きました。3着のプレサージュリフト、こちら大外枠でしたが、極力ロスの少ないレースはできましたし、しっかり脚も溜まってラストは一気に加速して来ました。今後もですね、マイル重賞なら十分にチャンスはあると思います。 |
10.ファユエン | ファユエンは8着でした。重賞初挑戦の割には積極的と言いますかね、もう軽く仕掛けて意識的にいつもより前の位置を取って直線でも一旦下がってからジワジワ伸びていますけどもね、まぁ現状では重賞ではちょっと足りなかったという感じですかね。ただ、正攻法でよく頑張ったと思います。 |
11.シンリョクカ | その後5着がシンリョクカ。これはやっぱり道中少し力んでて、しかも枠順が外だった分、外外を回る形になったんですよね。ですから、展開面を考えればよく頑張ってると思いますし、通ったコースの差を考えれば、2着馬・3着馬・4着馬とは大きな力差はないと思いますね。 |
9.リッキーマジック | スランプが長かったんで、前走新潟の岩室温泉特別から1200mに距離を短縮して、追い込む作戦に出ました。結果は上がり最速の5着。思っていた以上に伸びていたので、ここも同じ策でした。4コーナー最後方から直線は大外。結果、差し勢が上位に来ましたが、超ハイペースでもありません。その中、それでも突き抜けるかの伸びで、大外を0秒3差。自身の推定上がりはレースの上がりを1秒6も上回っていました。元々東京ダート1600mで新馬戦から連勝した実績があり、当時の切れが蘇ったとすれば、現級上位の存在です。東京の1400m前後で狙えると思います。 |
7.ドレシャス | 3着ドレシャスは2番手を追走して甘くなりました。0秒7差でタイムランクはD相当にはなるんですが、栗東坂路で好時計が出ていましたし、ベガの牝系のドレフォン産駒。芝の走りを1度見てみたいタイプです。 |
11.ルカン | ルカンが逃げ切りました。そのルカンは3月には未勝利馬の身で、G2チューリップ賞に出走。0秒1差5着するなど高い能力を持ちながら気性面が安定せず、なかなか勝ち上がれませんでした。前走の札幌戦をBランクで逃げ切って初勝利。今回も癖を知る横山典弘騎手が絶好の1番枠からハナを切って押し切りました。素質からこのぐらい走るのは当然で、小柄な馬が体重を維持できたのも勝因だと思います。スピードと粘りは上のクラスでも通用します。ただ、距離は1400mから1600mを使うとして、枠順とか同型の存在など、左右される様子も出てきます。もたれ癖があるので。右回りは内枠が良いと思います。 |
8.キミノナハマリア | 4着はキミノナハマリアでした。ヒップホップソウルの1列後ろ、速い時計の決着の中、一脚使えていました。勝ち味に遅いのは確かでも、競馬の上手さが取り柄。事故条件なら確勝級ではないでしょうか。 |
4.タイセイドレフォン | 4着タイセイドレフォンはいかがでしょうか。前めで運んでしぶとく粘ったんですが、ラストは脚色が鈍って4着に後退しました。今日は勝ち馬が強かったとは言え、重賞を勝ち切るにはもう少し決め手が欲しいかなというイメージは持ちましたね。 |
10.タマモダイジョッキ | 芝の現級で2着・3着が2回ずつの実績馬です。今回初めてのダートでもヘニーヒューズ産駒ならと期待されたんですが、スタートで出遅れ。初ダートの馬がね、出遅れるのはよくあるんですよね、躓くのがね。芝も最近は1400mを使われてきて、今回は距離短縮とあって置かれたんですが、勝負所から大外を追い上げて、一時は馬券圏内もあるかの伸びを見せていました。ダートの走り、感触は十分です。あとは発馬なんですが、まぁスタート地点が芝の1400mに出走なら、大丈夫だと思います。元より1400mの方が実績があった馬、道中の追走にも余裕が出るはずです。 |
7.リチャ | 2着のリチャ、この馬は勝ち馬に0秒1差、Cランク相当なんですが3着馬には6馬身差をつけていました。立て直して状態が良かった事もあるんですが、この馬のツボは4走前、くすのき賞5着にあります。このくすのき賞は当時の3着・4着・6着・7着・9着・10着・12着馬が、その後に勝ち上がってるんですよね。しかも9着サンライズジークが、後にユニコーンステークス2着。10着ライオットガールがレパードステークスを制しています。これだけで現級上位と言えるんじゃないでしょうかね。次は条件に関わらず、確勝だと思っています。 |
11.ベネロングポイント | このレース、タイム分析で勝ったロイヤルソウルを取り上げていますけども、新潟ダート1200mで前半600m35秒5は遅いと言った通り、1200mとしてはスローペースでした。で、ベネロングポイントはですね1600mから1200mへの距離短縮でも楽に前に行けたんですけども、楽に行けた理由はペースが遅かったからだと思います。本当は1200m向きではないのではないかと思われるんですが、これ1200mで好走したので、もう次も1200m、恐らく中山ダート1200mに出走すると思います。中山ダート1200mらしい、普通に速い流れになると追走に苦労するだろうと読んで、危険馬とします。 |
3.ロンドンプラン | それからロンドンプランが5着でした。ロンドンプランは中団のインからしぶとく伸びてきました。4頭出走の3歳馬では最先着。骨折明けを叩いて順当に良化していました。G1ではまだ差があると思うんですが、一般の重賞なら目が離せない存在です。 |
9.オルフェスト | キーンランドカップもそうだったんですが、日曜の後半は芝1200mの内枠というのはかなり不利という馬場になっていました。ハナを切って馬場の良いところを選べないと難しかったですね。で、オルフェストは内枠で出遅れてはいないんですけども、スタート早くはなくて外の馬たちに先を越されて中団になり、もう外へ出せる瞬間が全くありませんでした。内を通って距離損せずに追い上げる事はできましたけども、もう直線でも芝が傷んでいる内を通るしかなくなり、伸びを欠いてしまいました。今回の敗因は馬場の悪い所を通るしかない枠順と位置取りになった事、すでにクラスに目処は立っているので、普通の馬場で普通の競馬ができれば巻き返せると思います。 |
2.ノアスペシャル | あと5着のノアスペシャルはテンに置かれたんですが、前半の位置からは長い脚を使った計算になります。非力な牝馬でも決め手があって、東京の未勝利クラスで狙ってみると面白いと思います。 |
6.ロジリオン | 2番人気2着でした。外回りならという事で挙げて、外回りで期待通りの伸びだったんですけどもね、ゴールの瞬間首の上げ下げで負けておりまして、実に惜しかったです。内容には満足ですが、結果は熱かったですね。 |
4.メモリーグラス | 1番人気1着でした。参りました。2着だった前走についてはですね、まぁ自身のタイムランクがE相当だったんですね。そして1着だった今回もタイムランクはEなんですよね。ですから、まぁEランクの時計で勝てる相手だったという事なんですが、あとねペース補正が0秒2入っている非常に緩やかな流れという事も、まぁ展開も楽だったかなという事で、まぁでもこれはごめんなさいですね。 |
4.イケイケドンドン | それから番組注目馬だったイケイケドンドンは10着に沈んでしまいました、内回りとの合流地点より前からもうガンガン追っていたんですけども、反応が鈍くて鋭くは伸びなかったですね。で、今回のように前めにつけた馬が速い上がりで走ってしまうと厳しいので、直線に坂があるコースの方が良さそうです。 |
5.ティムール | あと7着のティムールですね、青葉賞3着と前走2着が東京の2400m。1800mは短くて、体重増で良い体に成長した面も、細身が良いステイヤーとしたら半信半疑と、レース前はこんな風に考えていました。ただ、出遅れて後方。これはいつもの事としても、向正面で挟まれて再び後退する、この不利は大きかったと思います。次走距離延長してくればコロッと変わりそうです。 |
11.メイショウコバト | 3着メイショウコバト、外枠から早めに仕掛けてしぶとかったです。この馬もダートでは底が割れておらず、唯一の着外は東京1400mでの高レベル決着。反面、乾燥したダートでしか走っていないのは気になるところですが、多分大丈夫だと思います。自在性があって、競馬が上手いタイプです。 |
12.シャンブル | 初めてのダートだった前走、東京の甲州街道ステークスで0秒4差の5着。53キロの軽量だったんですが、0秒1差の2着フルヴォート、同タイム4着のライラボンドは既にこのクラスを勝っていて、勝ち馬ワールドタキオンは次走、G3のエルムステークスで2着しています。今回は定量戦で56キロ。距離を200m短縮して1400mだったんですが、好位直後から前のスプラウティングを追ってバテる事なく伸びていました。芝ではジリっぽかったんですが、恐らくダート適性が高かったという事でしょう。今回は馬体が18キロ増。砂向きの体にはなっていたんですが、少し余裕があったのも確かです。次はハマりそうな気がします。 |
6.テーオーソラネル | それからテーオーソラネル10着。出たなりで番手について行ってね、形としてはもう文句なしと言う感じだったんですが、早めに手が動いて抵抗できずという感じで、前にいた馬が軒並み残っている事を思うと、ちょっと不可解な失速ではありました。見えない疲れがあったのか、そう思わせるようなね結果にはなってしまいましたね。 |
6.ダノンスウィッチ | 2着のダノンスウィッチ、芝の新馬戦4着からダート変わりで前進したのは、まぁいかにもAmerican Pharoah産駒らしいんですが、抜群の坂路調教の動きと、一回り大きくなった馬体の充実ぶり、それからは5馬身差2着が不満でもあります。どっかで覚醒して強くなる、そんな雰囲気があるので見守って行きたいです。 |
9.ルディック | Into Mischief産駒で、母の父がMedaglia d'Oroのアメリカ産馬。502キロの大型牡馬で、いかにもダート向きのパワー型、そんな感じがします。調教の動きからも人気になるのは当然だったんですが、1コーナーまでに砂を被って置かれて、追い上げるとまた砂を被って、4コーナー手前もと、まるまる1周砂を被った印象です。勝負所では嫌気が差したのか、幸騎手がステッキを連打しても反応が鈍かったんです。ただ、直線外に出すと、最後は自力で伸びて来ていました。馬には良い勉強になったと思いますし、次走は多少砂を被っても慣れが見込めます。ダート1800mの新馬戦にありがちなタイムランクEの決着だったんですが、遅い時計の2着だからと侮らない方が良い、そんな感じがします。 |
2.ナナオ | 2着はナナオでした。デビューから2戦の走破タイムは1分11秒1。ともにね、2着・1着という結果だったんですけど、時計の掛かる馬場というのがね、この馬に合うようです。母はオルフェーヴルの産駒で、ダートで2勝していて、適正や血統面というのもね、ハマる要素はあったんですけども、今回は負担重量が2キロ増えた中ね、馬場が悪い内に潜り込んでね、脚を溜めた競馬というのは、味はありましたね。今後、速い時計に対応できるかというのが求められる部分だと思います。 |
6.フェンダー | 4着のフェンダー、阪神1600mの前走をハイペースで逃げ切ったんですが、休み明けで馬体に若干の余裕がありました。見ていて馬が苦しく感じるような逃げになってしまいました。これは次は変わって来そうです。 |
4.テンダンス | 7着テンダンスは外に出してこれからという時に止まってしまいました。馬場に脚を取られたとそんな公算が高いです。 |
10.ヴァモスロード | あと4着のヴァモスロードですね、屈腱炎で1年以上の長期休養明けでした。乗り込んではいても、坂路のみです。逃げて失速も仕方ない所だと思います。スピードが一旦は見せたので、次は変わりそう、まぁコースで調教できれば、自信が持てるんですけどもね。脚元との戦いが続くと思います。 |
2.ハーパー | ハーパー2番人気でしたが2着でした。ホントルメール騎手らしくね、リバティアイランドをマークする形でレースを進めたんですが、勝負所の反応があまりにも違いましたね。そこで突き放されてしまって、ただそれでもその後ジワジワと伸びて2着は確保しましたからね。能力の片鱗は見せたと思いますし、まだね走り方見てても頭が高くて体全体を使えてない印象なんですが、それでも2着に来るぐらいですから、今後の成長次第では楽しみですね。 |
3.マラキナイア | その後3着マラキナイア、ここまでが優先出走権を手にした。道中は中団の後方寄り、馬群の切れ目をポツンと、プレッシャーの掛からない追走ができていました。この辺りが川田騎手の仕事だと思いますね。直線はよく伸びています。1勝クラスの1600mでBランク勝ちはあるんですが、1800mの速い時計にも対応できた。これは血統馬たるところだと思いますね。本番も3着ぐらいには入れておきたい、そんな1頭です。 |
4.コナコースト | それから3番人気コナコーストは7着でした。こちらはね、スタートで隣のソーダズリングと接触してバランスを崩したんですよね。ですから、前めに行くタイプが今回は後ろの位置取りになって、それでも7着までは追い上げて来たので、やはり能力は高いと思いますね。この馬ピッチ走法なので、距離的にはもう少し短い距離の方が合ってるのかなという印象はあります。 |
6.リバティアイランド | リバティアイランドが圧勝劇。見事2冠達成という事になりました。もうどうのこうの言う必要ない感じもするんですよね。道中ね、若干頭上げる場面があったんですが、それ以外はスムーズで追ってからもしっかりと伸びて、後続を突き放しましたね。桜花賞前の段階からオークス仕様に仕上げて来たと思うんですよね。それが正に本番のオークスで花開いた印象がありますね。もう本当とにかく強かったですし、秋が楽しみですし、そして3歳牡馬とか古馬との対戦が今から楽しみになってきましたね。本当に無事に行って欲しいですね。とにかく無事に、かなりの名馬になる可能性を秘めた1頭だと思います。 |
7.マスクトディーヴァ | マスクトディーヴァ、前回の重賞展望で上がり馬が目白押しと話したんですが、この馬も候補の1頭ではありました。新馬勝ちが「重」馬場で、1勝クラス勝ちが「稍重」とあって速い時計の裏付けに未知数の面があって、それが私自身白三角に留めた理由なんです。ところが、この馬が日本レコードで勝ってしまったんですから、競馬は難しくも面白い所ですね。MAXの能力でリバティアイランドに接近した可能性もあって、少なくともオークスの2着・3着、ハーパーとかドゥーラより上の気がします。課題は中3週と少なくなる本番、秋華賞までの状態維持。この辺が第1ポイントですね。それから第2ポイントは内回りに変わる事です。それでも順調なら相手候補の上の方に置くのが普通と考えています。 |
8.モリアーナ | モリアーナが勝って重賞初制覇です。1着モリアーナの横山典弘騎手は、前走のNHKマイルカップがこの馬への初騎乗でした。まぁこの時は発馬で躓いて後方から。直線は外に出して6着まで追い込んでいました。ここで恐らく感触を得ていたんだと思います。今回は好発を切っても、後方に下げてひたすら直線を待っていました。流れは向いたんですが、馬群がバラけて捌きやすかった事、こういった事にも恵まれましたが、改めて鞍上の決め打ち的騎乗の威力、それを見た思いがします。まぁ2歳夏に札幌1800mのコスモス賞を勝っていて、距離も問題ありませんでした。本番の秋華賞も内回りなんですが、仮にリバティアイランドが抜けて、離すような展開になったら上位進出を期待できます。 |
10.グランベルナデット | 1番人気のグランベルナデットは10着でした。私個人買ってる馬で、オークスだったら重い印を予定していた馬です。本来なら本命だったんですが、評価を下げたのは腸炎でオークスを回避したのが気になったからです。馬の腸の病気は厄介と聞いていましたし、種牡馬ドゥラメンテが死亡したのも大腸炎が原因でした。追い切りで左手前に変わったのが長続きしなかった点も、完調でないからと判断しました。重賞級の能力は確実にあります。これは復活に期待したいです。 |
12.ドゥアイズ | ドゥアイズ、オークス楽しみにしていたんですが結局9着でした。こちらもスタートですね、レース前にメンコを外して走らせる予定だったんですが、入れ込みがキツかったという事で、つけたまま出走せざるを得ない形になったんですよね。結果出遅れて、道中も力んで、大観衆の何かいるスタンド前からのスタートが大きく影響したと思いますし、今回はこの馬の力を発揮できなかったですね。 |
13.ラヴェル | 14着のラヴェルについて。アルテミスステークスが追い込み、それからオークス4着が徹底先行、真ん中の位置で競馬になるかが心配でした。時計も速すぎたんでしょうが、揉まれてどうかの課題の残る1戦でした。ただ、体重増は好感が持てたんで、次は良くなると思います。 |
15.ヒップホップソウル | 惜しかったのは2着ヒップホップソウルです。そのヒップホップソウルは内枠を生かしてロスのない競馬。位置取りも仕掛けのタイミングも完璧で、先行勢・好位勢を全て壊滅させたのですから、強い2着でもあります。最後は見えない所から来られた、そんな形です。自在性はありますし、スピードもスタミナもあります。相手なりの競馬ができるので、本番でも注意が必要ではないでしょうか。 |
17.ソレイユヴィータ | そして人気の一角3番人気ソレイユヴィータ12着でした。積極的に出して行って速い流れに巻き込まれた、そんな感じなんですが、結果的に持ち時計が不足していた=力負けのような感じもします。少し時計を要するような状況の芝なら巻き返しもあると思います。坂は大丈夫と見ています。 |
13.テーオーヴィヴァン | 2着以下は勝ち馬から8馬身以上離された。2着のテーオーヴィヴァンは4コーナーで前に並んで行きましたけども、勝ち馬には突き放されました。まぁ跳びが大きくて瞬発力で劣ったという良い印象ですが、広いコースで窮屈にならないレースをすると力を出せるようですね。 |
6.ミッキーチャレンジ | 1番人気5着でした。直線に入ったところでしばらく前が壁になって仕掛けが遅れた。小倉では致命的。 |
18.スイミーユニバンス | スイミーユニバンスが距離短縮で逃げ切りました。序盤は内の馬が早かったんですが、400m辺りからね馬の気持ちに任せてハナを切ったスイミーユニバンスがそのまま押し切って初勝利を飾りました。行ける体勢からね、あえて控えて大敗していた前走からすれば、今回は途中からですがしっかりと行き切ったというのが勝因になると思います。兄と姉4頭でJRAでは12勝を挙げている牝系、これかなり優秀でもあるんですが、また総じてね気性の難しさも抱える血筋で、このレースに関しても能力任せという感じにはちょっと映りましたし、お父さんがドゥラメンテという点も踏まえると、今後も気性面での折り合いというのはね、課題になって行くのかなと思っています。 |
4.アイスマン | 今開催の開幕週に出走して4着。狭い内を追い込んで、鋭い決め手を発揮していました。元より東京向きで、馬体が増えた事と、次が東京の可能性が高いという事から、個人の推奨馬としていました。馬群を突けるのも魅力でした。それが中1週で再び中山に出走。中山で好走例はあっても、東京向きは確かで、予想上の印は対抗としていました。例によって後方から、今回は外を回したんですよね。ただ、前にロレンツォがいて、外はムーヴに蓋をされて、しばらく待たされました。その後は脚を使っています。それだけに悔しくて、仮にインを追い込んだフラップシグナスのコースを取っていたら…、これは後の祭りでした。馬体は6キロ減でも許容範囲です。この状態を維持して、東京に出てきたら次は許せないと思っています。 |
1.ダノンエアズロック | 評判馬ダノンエアズロックが1番人気に応えて勝ちました。ダノンエアズロックは2022年のセレクトセール1歳部門、税抜き4億5000万円の超高馬で、父はモーリス。半姉にですね重賞3勝のプリモシーンがいて、まぁねこの良血らしい品の良さというのが感じられましたし、センスも良かったんですが、まぁまだ素質だけで勝ったと印象が強いですね。まぁね、能力はこんなものではないはずですよ。 |
2.レディントン | この馬調教では動いていたんですけれども、まだこう実戦のね走りのバランスというのは、もう1つに映ったんですが、非常に軽快な走りをする良い馬ですね。一旦下げて前の馬はやり過ごしてから、大外へ持ち出した辺りですね、松若騎手も相当に自信があったんじゃないでしょうか。上がり600mは最速ですけれども、これはもう1頭だけ抜きん出ていました。父はサトノアラジンです。半兄にですね共同通信杯を勝ったハンソデバンドがいます。まぁなんとなくなんですけれども、非常に良いマイラーにね育つような気がしますね。 |
3.レガレイラ | 逃げたセットアップがマイペースでね、流して行った競馬。平均的なラップでセットアップが抜け出した所を直線一気の脚で捉えたのがレガレイラです。単勝は1.4倍と、まぁ支持を集めていただけに、順当な勝利ではありますが終い400m11秒4-11秒5の瞬発力勝負。この直線に向いた際の隊列なども思うと、1馬身半の着差というのは決定的とも言えると思いますね。メンバーの中でね、紅一点という馬だったんですが、ポテンシャルは完全に1枚上という勝ちっぷりでした。現在7戦4勝のドゥラドーレスの半妹にあたる馬。2歳戦好調のねスワーヴリチャード産駒というところで、大きなレースも十分に意識できる馬だと思います。 |
6.ナミュール | そしてナミュールは16着という大敗でした。これはね馬場が回復して良いなと私思っていたんですけれども、位置取りは仕方ないと思いますね。いつも後ろから行く馬で。結局直線で致命的な不利。もうそこで万事休すというような不利を受けてしまいました。全然この馬は、こうレースに行く度に不利を受けてですね、力を発揮してなくて、非常に残念で。今回もこれノーカウントという事になります。 |
7.イルーシヴパンサー | イルーシヴパンサー10着でした。今回は弾けませんでした。直線はね、シュネルマイスター、それから6着レッドモンレーヴ辺りとはね、同じ位置にいたんですが、ちょっと詰まる格好になりました。ただ、前が空いてからも意外と伸びなかったですね。この辺はね、難しい判断ですがね。昨年は脚を余した勘があったんですけれども、今年は伸びてないという見方が妥当だと思うんです。G1では足りないと言うか、まだ非常にその実力の見極めが難しいところですが、本来のパフォーマンスができてないので、やはり体調とかそういったモノもあったんじゃないかなという風に私は思います。 |
11.ダノンタッチダウン | 4着ダノンタッチダウンでしたが、やはりもう少し良い馬場で走らせたかったでしょうか。見せ場はほんとあったんですけどもね、一瞬先頭に立つかの勢いはありましたね。得意とはこう言えない道悪で、よく踏ん張ったと思いますし、レースぶりから結果が示す通り長めの距離よりも、現状マイルぐらいがベストかなという気はしますね。 |
4.バリアントバイオ | 単勝1.9倍のバリアントバイオが勝ちました。今回は熱発明け、5ヶ月ぶりの実戦で10キロ増の馬体は3歳馬だけに成長分でしょう。前の競り合いを見ながら進んで、直線で進路が開くと豪快に伸びて差し切って突き放しました。以前は腰に甘さがある中で、後に全日本2歳優駿とUAEダービーを制するデルマソトガケの0秒2差5着や、ジャパンダートダービー2着のキリンジにクビ差2着。4戦4勝でオープン入りしたセラフィックコールの3着など、強い相手に善戦していた存在です。体質が強化しつつある現在だったら、昇級戦も通過点。ポンポンと勝ち上がって行く公算が大きいです。 |
3.ホウオウエミーズ | その後3着にはホウオウエミーズでした。これはもうホントククナを見るような位置でね、内々非常に上手に立ち回って、丸田ジョッキーらしい騎乗でした。元々小回りに実績もあるタイプなのでね、まぁこういったレースの様相も内枠もやっぱりこの馬も向いたかなと思います。 今回は牝馬2頭の参戦で、その2頭がともに2着・3着を占めたという事になりました。そうですねぇ、まぁ夏は牝馬ってね先週夏競馬の攻略という話をちょっと後半にしましたけどもね、言っておけば良かったなと思っています。 |
4.ドリーミングアップ | 新馬戦5着時からスタートが一息。今回も若干出遅れたんですが、上手く捌いて4コーナーで外めに出すと、直線は勝ち馬の抜けた後でしばらく待たされていました。ただ、ゴール前の末脚はなかなかのモノ。勝ち馬から0秒2差で上がり1600mは最速でした。小雨が降り続いていた時間帯で、適度に時計を要す馬場が良かった可能性があり、また流れも向きました。ただ、距離短縮して集中力が維持できた面も無視できません。パンパンの良馬場は試金石に違いないんですが、多分次走もそう人気にはなると思わないんでね、馬券に入れておきたい馬です。東京なら1400mでも良いと思います。 |
12.サウンドウォリアー | マジェスティックウォリアー産駒のダート変わりという事で1番人気になりましたけどね、もう1コーナーまでにスピードに乗れず1コーナーから2コーナーにかけては砂を被ってジョッキーが激しく追っていてもポジションが下がり、3コーナーでも砂を被って下がっていました。まだ砂を被っていない序盤の行きっぷりからするとですね、もう砂を被らなければとか、砂を被る事に慣れればというレベルではなく、ダートが合わないと思います。ちなみにですね、マジェスティックウォリアー産駒は全体で見れば芝よりダートの方が勝ち鞍は多いんですけども、芝で勝った後にダートでも勝ったのはエアアルマスだけです。1頭だけです。芝・ダート兼用という馬は、実はほとんどいないんですよね。次走は恐らく芝に戻すと思うので、そこで一変を期待できると思います。マジェスティックウォリアー産駒は全体では芝よりダートの方が勝ち鞍は多いけども、1頭の馬が芝・ダート兼用である事はほとんどなく、この馬はダートは合わないという事は、タイム分析で話した通りなんですけどもね、次走芝に戻して来れば狙えると思える根拠はですね、2年前の1月にダートでシンガリ負けした次の芝で、10頭立ての9番人気ながら3着と好走した事です。苦手な条件で、非常に嫌な思いをして惨敗した後に、得意な条件で気分良く走って一変するという、まぁよくあるパターンだったと思うんですけども、その再現を期待できるのではと思いました。 |
7.スズカダブル | 3着のトーホウガレオン・4着のスズカダブルはジリジリとは伸びましたけども、ともに決め手に欠けるという印象ですね。どちらもまだ1勝クラスに出走できますが、重賞で3着とか4着好走しているので、自己条件なら…と人気になるとちょっと危ないような気がします。 |
14.ジャパンノウレッジ | 2着のジャパンノウレッジは前走はタイムランクAのレースで0秒3差、今回はBランクのレースで0秒1差と、もう順番というところまで来ているんですけども、もう3歳未勝利戦がありません。そして短距離の1勝クラスに未勝利馬が出走するのも難しいんですけども、地方競馬経由して戻って来たら1勝クラスで通用するかもしれません。 |
8.タマモタップダンス | タマモタップダンスが1番人気に応えて勝ち上がりました。タマモタップダンスはまた出遅れたんですけども、前走の出遅れに比べればましで、すぐにリカバーして1コーナーでは前に取り付いていました。4コーナーで先行馬を外から交わして、直線入り口では先頭。川田騎手が力を出せるレース運びをしてきっちり勝ち切りました。タイムはギリギリのBランクですけども、牝馬限定の2勝クラスなら通用すると思います。ただ、出遅れがちょっと癖になりつつある感じなのが心配ですね。 |
1.グランテスト | まぁスタートのタイミングで勝ったバースクライに1馬身半ほど遅れていたんですよね。これによって、前と差のない5番手を馬群の中で折り合って進めたバースクライに対して、1列後方の外を力んで追走することになりました。芝1200mで前半600mが後半600mより0秒3遅いスローだけに余計に行きたがっていました。18キロ増の馬体も、太くて苦しがるイコール折り合いを欠いた要因なのかもしれません。さらに内・外の差もありました。それでいて着差は半馬身なんですから、むしろ内容的には強い競馬をしています。3ヶ月半の休養明けも今回ガス抜きになって、次は全て好転してくると、そう考えています。 |
13.ソーダズリング | ソーダズリングは8着でした。前回の重賞展望で強いイメージが沸かないと話したんですが、血統とか調教のパフォーマンスから常に人気先行のきらいがあるタイプです。本番に出走なら、一雨欲しい、そんな感じがします。 |
7.タスティエーラ | 90頭目のダービー馬に輝いたのはタスティエーラでした。接戦を制しましたね。まず意識的に前めにつけて、早めに先頭に立って押し切ったんですよね。着差は僅かだったんですが、そもそも上がりの速い決着で着差が広がりにくい事と、あとまぁ有利とは言えない瞬発力勝負で勝ち切ったんですから、内容的には強かったと思いますね。中間の調整過程から調子を上げているのは明かだったので、それを上手く引き出した鞍上の好騎乗も光りましたね。 |
8.サヴォーナ | それから2着はサヴォーナでしたね。内にこだわった鞍上池添騎手の職人らしい好騎乗だと思います。ただ、馬も青葉賞6着時と比較して成長しています。また、12キロ増の528キロと、本番を見据えた作りでもありました。ゆきやなぎ賞2着がサトノグランツとクビ差で、上がりは0秒6も速かったです。本番では流れ1つで大仕事も可能。そんな存在に浮上してきたような気がします。 |
9.ノッキングポイント | 勝ったのは3歳馬ノッキングポイントでした。モーリス産駒の牡馬にしては瞬発力がある馬なんですけども、やはりパワーはありますね。芝が傷んでるところを通っても問題なかったのが強みとなりました。まだ高速馬場で、なおかつ上がりが速いレース展開だと不安はありますけども、2000mは丁度良い感じでしたね。 |
11.サトノグランツ | 見事最後差し切ったサトノグランツ1着。サトノグランツは父サトノダイヤモンドの課程を踏襲しました。ディープインパクト系のステイヤーが最後の一冠に間に合った、そんな思いが強いです。2400mでも後半の上がりの速さに苦しんだんですが、それでも耐えて差し切りました。京都の芝が同じような高速で、上がり速くなっても、3000mあれば追走に余裕が出ます。性質を含めた距離適正で、首位候補に浮上してきました。 |
12.ハーツコンチェルト | そして1番人気のハーツコンチェルト5着でした。大外枠から外外では厳しかったという事です。それでもいくらも負けていませんし、差を詰めています。ダービー3着馬の実力を発揮してると思います。菊花賞参戦が賞金的に微妙なんでね、叶えば有力なんですが、デビュー戦の中京を含めて左回りがよりスムーズな印象はあります。 |
13.ナイトインロンドン | 本命にした11着ナイトインロンドンですね、母の父メジロマックイーンが魅力でした。北海道の勝利を踏み台にしたのも、古き良き時代の菊花賞馬を連想させていました。ただ、令和の時代は上がりがとんでもなく速いです。これが誤算でした。 |
14.ソールオリエンス | 2着はソールオリエンスでした。調教の動きが良くて、気性面の成長はあったと思います。ただ、馬体はもう一回り大きくなって欲しかった気もしています。まぁそれでもトライアルらしいレースをしての2着でした。馬場状態は別に、皐月賞のように流れが速ければ、この差は詰まっていたと思います。ステイヤーというのは、馬体がスリムという事ね、これは昔から言われている事なんですが、それを念頭に置けばこの体の方が3000mに向く可能性も、若干ですがあります。いずれにしても首位候補として考えたいと思います。 |
15.ファントムシーフ | そしてファントムシーフは3着でした。武豊騎手は流れが遅いのを承知しても、動きたくても動けなかった。ダービーの悔しさがあったと思います。今回の逃げはある程度は思い描いていたのかもしれません。ただ、本人が語る通り馬場が固すぎた。まぁその一言なんですが、普通なら逃げ切っていた流れだとも思います。上位2頭が強かっただけなんですが、その強さが距離適正だとしたら、3000mに不安もあります。 |
6.メダルラッシュ | 2着のメダルラッシュはフラッパールックに1秒4離されました。ただ、強い勝ち馬の2番手を追走して、1000m通過後は1馬身弱まで接近。勝ちに行っていました。走破時計以上の中身はあったと見て良く、3着以下の組には何度やっても負けないと思います。 |
6.ダイヤグラフ | 離された後続では2着ダイヤグラフは遅れて差し込んだのが、奏功しました。先に動いた3着サーティファイドも内容的には五分に思います。 |
5.クールミラボー | クールミラボーは10着でした。まぁこれずっとデビュー以来ほぼデビュー以来ずっと後ろからなんですが、今回も後ろからになりました。まぁ根本的に新潟ダート1800mに向いているタイプではないと思います。 |
2.ショウナンマヌエラ | それから逃げたショウナンマヌエラが2着でした。マイペースの逃げではあるんですけども、スローに落としたから粘れるというコースではありません。直線でしっかり伸びていますね。新馬戦は逃げ切りで、2度続けて逃げたんですけども、今のところハナを切らないとダメという印象は、まぁ外から見た感じでは受けません。その外からではわからない精神的な問題でハナを切れないとダメという事がなければ、スタートが良くて馬任せで前に行けて折り合いが付き、直線でも伸びるので崩れにくいタイプだと思います。 |
7.ドナウパール | 1000m通過が58秒7で、レースの上がり600mが35秒7。直線平坦の小倉の良馬場としてはかなり上がりが掛かったんですけども、その要因は前半が速かったからで、3コーナーで10番手にいた3頭が1着・2着・4着でした。この差し馬が上位に来る展開で、3コーナー手前までは逃げた馬から離れていたとは言え、3番手を進み直線入口では先頭に立って3着に残った粘りは注目に値すると思います。1勝目は小倉、そして中身の濃いレースをした今回も小倉なんですけども、坂のあるコースでも良馬場ならこなせる馬ですから、次走は有力でしょう。 |
8.グランヴィノス | まず8着グランヴィノスですね、当初使う予定だった弥生賞ディープインパクト記念を回避してここに切り替えたんですが、今回の敗戦を見てると、やはりまだ本調子になかったのかなと思いますね。力はある馬だと思いますし、今後の成長に期待したいと思います。 |
7.ボルケーノ | こちら抜群のスタートを切ってですね、逃げ切り勝ちです。ペース補正が0秒4入ったように、緩やかなペースだったんですが、完全タイム差はマイナスになりましたしね、まだ体に余裕を残す中でメンバーランクBのレースでの勝利ですから優秀です。まぁ要するにポテンシャルとセンスだけで勝ったレースという事は言えますね。父はルーラーシップで全兄がウィンドリッパー、それから半兄ストームリッパー。みんな走っていますからね、この馬も将来は有望です。逃げて上がり600mが2位タイですからね、この馬は差す競馬をしても瞬発力を繰り出せるはずです。 |
2.ジュタロウ | ジュタロウがダートに戻って圧勝でした。2着以下を離した勝ち馬ジュタロウのみがBランクの対象ですね。ジュタロウは3番手追走から楽な手応えで抜け出して来ましたね。この馬ね、実はいつも勝つ時は派手で、新馬戦は2着馬に2秒4もの大差をつけて勝って、2勝目も4馬身差で、そして今回も5馬身差なんですよね。タイムランクもそれぞれB・A・Bと速いんですよね。その一方で、実はアッサリ負ける馬でもあるので、取り扱いが本当難しいんですよね。今回もまぁ実は派手なパフォーマンスだったんですが、タイムランクはギリギリBですからね、その辺りはちょっと強調しておきたいと思います。 |
3.ウイングレイテスト | 2着はウイングレイテストでした。2着ウイングレイテストは太く見せるのは体型。悪い時はくすんで見える毛艶が、輝いていました。外枠からスッと内の前に維持できたのも状態が良かったからだと思います。ラストは底力の差なんですが、メンバーや展開ひとつで重賞に手が届く、そんなところまで来ていると思います。 |
4.トウシンマカオ | その後3着はトウシンマカオでした。直線で外に出せるスペースがなくて、シナモンスティックの内の馬場の良くない所しか入るしかなくなった事で、ちょっとの伸び切れなかったという印象ですね。で、この後ですけどもスプリンターズステークスでは58キロをこなせるかどうかだと思います。これまで58キロ以上を背負った時のパフォーマンスはあまり良くありません。 |
8.グレナディアガーズ | そして5着グレナディアガーズです。グレナディアガーズは1200mは本質的に200m短いと思います。時計が掛かった事、ラップ的に脚が溜まった事、本来道悪は苦手だと思うんですが、馬場の良い大外を通った事、いくつか好走要因があって、この5着を良馬場の1200mで当てはめると、同じ芸当はちょっとどうかなという感じもします。 |
14.インダストリア | そして1番人気インダストリアは7着に敗れました。インダストリアの今回の休養明けは爪の不安が出た事から、全て順調だった訳ではありません。また、中山巧者なんですが、馬自身が我が強く、繊細な性質から重量も影響してる、そんな感じがしています。鞍上のルメール騎手が、この流れで動いて行かなかったのも、感触が今一つだったから、そんな気がします。 |
18.ロータスランド | ロータスランドは12着でした。これも展望で言いましたけど、やっぱりこういう高速馬場で上がりが速いと厳しいタイプですね。まぁ2年前に勝った時はレースの上がりが34秒6で、自身の上がりが34秒1。今年は3番手追走から自身は上がり34秒0なんですが、それで12着ですから切れ負けという事ですね。 |
5.グランオルカ | 2着グランオルカは勝ち馬から0秒4差で、タイムランクはC相当です。逃げてスピード上位を示しました。同じ父の産駒でもこちらは勝ち馬ほど大きくなくて、バランスの良い体型をしています。これは芝にも対応できそうな気がします。 |
9.マンデヴィラ | 勝ったマンデヴィラ、父はリアルスティールで、ワールドプレミア・ヴェルトライゼンデの半妹になります。前走の3歳新馬戦は出遅れて3着でしたが、2戦目でスタートは改善。好位差しの理想的な形で勝てましたね。体は小さいですけれども、ポテンシャルはあります。 |
2.ファイアダンサー | 格上だったんですが、1番人気に支持された18着ファイアダンサー。春の韋駄天ステークスで1番枠に入って2着だったと。その馬が16番、外を引いたという理由で1番人気になったんだと思うんですけれどもね、韋駄天ステークスとは大分ペースが違いまして今回もう全然ついて行けませんでしたね。 |
4.オメガレインボー | その後3着がオメガレインボーでした。これで重賞では8度目の掲示板という所。まぁ、34戦目の7歳といつも堅実で、本当に頭の下がる馬ではるんですが、重賞で勝ち切るまで行くにはね、展開とかそういった部分の助けは必要なのかなと、今回も思わせる結果でした。5番人気3着でした。前走のポラリスステークスで59キロを背負って疲労の残りそうな競馬の後を危惧したのですが、間隔を開けて57キロ。危険馬としては、申し訳ないのですが、予想は黒三角を打ちました。1・2着馬に離されたとは言え、前が残る流れを差し込んだのですから、能力が高いです。 |
1.ノースブリッジ | ノースブリッジは7着でした。外枠でも内に入れて、アメリカジョッキークラブカップと同じ競馬はできていました。まぁただ、当時とは流れも相手も違いました。直線は一瞬見せ場はあったんですけどもね。馬体増は好感が持てたんで、適した重賞を使えば変わってくると思います。 |
2.エヒト | そして11着のエヒトについて。7着ノースブリッジの勝ったアメリカジョッキークラブカップが0秒1差の2着という事で、相手も強かったと思います。 |
5.ガイアフォース | それからガイアフォース、人気を集めたんですが5着でした。私が推奨したんですが、意外と人気になってましたね。積極的に好位を進んで、タイトルホルダー相手に勝ちに行って失速しました。まぁ芝1600mで2走して前進気勢も旺盛でした。今だったら天皇賞よりマイルチャンピオンシップの方が適していそうです。 |
6.ジャスティンパレス | それから3着はジャスティンパレスです。いつもよりちょっと後ろの位置になりましたでしょうかね。ただ、それより後ろにイクイノックスがいたものですから、ちょっとレースのプランが難しかったような気がします。ただ3分3厘からの手応えと言いますか、イクイノックスはもう馬なりで上がってくる所をこちらは追っ付け追っ付けになってますし、やはり2200mでちょっと中だるみで瞬発力が要求される質の競馬という事になると、どうしても分が悪い。それでもここまで走るんですから、言わば自分の土俵でないところで頑張ってる訳ですから、地力をつけている事は疑いようはないですよね。 |
7.イクイノックス | イクイノックス、大外から強かったですね。もうどう乗っても勝てるという、ものはルメール騎手にあったと思いますし、まぁその中ですぐにスタートの直後のレースプランを切り替えて、どんなイレギュラーな事が起きても勝てるというものあったと思います。ただルメール騎手にしては、普段丁寧に乗るjockeyにすれば随分大雑把な競馬したなっていう感じはあるんですが、まぁそれでも強かった。何がすごいかなっていうのは、やっぱり前回逃げて勝った馬が今回追い込んで勝ってるという事で、そういう馬はなかなかいないでしょう。ディープインパクトだってそんな事はやってませんからね。 |
8.ドクタードリトル | 休み明けのドクタードリトルが自己条件で勝ち上がりました。春は毎日杯4着、アーリントンカップが上がり最速の6着と、重賞で善戦。まぁ新馬戦は後にラジオNIKKEI賞を勝ったエルトンバローズに完勝と、このクラスでは能力上位です。仕上がりも良くて、前有利の流れを後方外から差し切りました。デクラレーションオブウォー産駒、マンハッタンカフェと同じ牝系だけに、マイルは忙しくて、上のクラスに行くと2000m以上が理想の可能性はあるんですが、常に脚を使って崩れの少ないタイプです。まぁ2勝クラスでも力は上だと思います。 |
3.ビーアストニッシド | あと2着ビーアストニッシドはレース前に蹄鉄を打ち替えてたんですが、レースに行っては影響なかったと思いますね。初の1400mに使われて、差す形で一定の結果を残せたのは収穫でしたし、次走も1400mから1600mに出走してきたら警戒が必要ですね。 |
5.ヴェールクレール | 続いて10着のヴェールクレールなんですが、直線で前が詰まりっぱなしで全く追えませんでした。だいたいいつも後ろからになるので、常にこのような不利を受ける危険がある馬なんですけども、この10着という着順は力通りではなく、次走も連の相手には入れておきたい存在です。 |
1.パルクリチュード | その後の3着パルクリチュードも上位2頭と同じタイムでした。3着パルクリチュードは不良馬場のフラワーカップで3着。芝・ダートの兼用で使われて来て、芝は時計を要す馬場に実績があっただけに、この時計で走れたのは収穫でした。レースの前後半の800mを比較すると、前半が1秒速かったです。流れを考えると、内ピタリとは言っても、前に位置して強い競馬をしていました。坂路調教で動いていて、その上での馬体増にも好感が持てました。次走の確実性という点では、この馬が1番と、そんな感じがします。 |
15.プラチナジュビリー | 2着のプラチナジュビリーは前走、タイムランクBのレースで2着でした。今回は1番人気でしたが、3着に4馬身差をつけていますからね、これは相手が悪かっただけです。スピードと器用さがありますんでね、次走がダートの1700mでも大丈夫でしょう。 |
6.ゼルトザーム | 勝ったのはゼルトザーム、前走がダートで勝ち上がって来た馬なんですが、そのせいか10番人気でした。そうですね、流石に人気はなかったですけども、デビュー戦の前走がそのダートで、前走がダートだった馬が勝ったという例が、札幌がね芝コースが新設される1990年より前とか、函館の馬場改修でこのレース自体がダートで行われた1994年のような、例外を除くと史上でも初めての事です。道営馬ですら、勝ち馬の前走は芝であったりして、いかに今年の函館2歳ステークスが異質なレースだったかというのがね、分かる要素だと思いますね。新馬戦の強さ、あとは父がヘニーヒューズという血統から見ても、今回は馬場とか、外枠、そういった部分がね大きなアドバンテージになった感はありますので、まぁ強かったがために、やっぱりよりねダート色というのも感じてしまう、そんな結果ではあったと思います。今後どういうローテーション選択して来るか、その辺りは注目したいですね。 |
8.ミルテンベルク | 惜しかったのは2着ミルテンベルクですね。アスクワンタイムが外から並んで来た時にはね、もうあっさり交わされそうなぐらい勢いに差があったんですけども、並ばれてからグンと加速して、最後まで競り合いました。勝ち馬とはねキャリア1戦と2戦の違いもありましたし、展開的には目標にされた面もありましたから、良い内容の2着だと思います。 |
11.アスクワンタイム | まずは勝ったアスクワンタイム。新馬戦も未勝利戦も前半は速くなかったので、もう最初から前に行く気はなく、結局は最後方からになりましたけども、楽な手応えのまま3コーナーから追い上げを開始しました。で、仕掛けながら直線に入ると素晴らしい伸びで差し切りました。小倉芝1200mの重賞を勝ったファンタジスト・ボンボヤージの全弟なんですけども、全兄のファンタジストは小倉1200m専用という成績ではなくて、3歳春までは長めの距離でも好走していました。この馬も特に3歳の春までは少なくとも1400mや1600mで大幅なパフォーマンス低下はないと思われます。 |
5.ヘニータイフーン | 1番人気3着でした。スタートが良くて好位の外で揉まれずに運びましたけどもね、上がって行こうとする時の反応が前回より大分鈍かったですね。まぁ連闘が悪い方に出たかなという印象です。 |
2.ロータスワンド | そして3番人気で15着に敗れたロータスワンドは、血統面から人気になっていたと思うんですが、序盤からかなり力んで走りでね、コーナリングも難しい部分がありました。内枠でね、馬場の悪い所を回らされたという影響もあったと思いますけれども、まだまだ気性面がね不安定だなというところを露見しましたね。 |
3.ピューロマジック | ピューロマジックが後続に10馬身差をつけて圧勝しました。ピューロマジックはスタートしてすぐに1馬身ほど抜け出していて、その後は折り合いを欠いているように見えるぐらいの行きっぷりの良さでした。手応え通りに直線で差を広げて圧勝しました。距離短縮が良かったのだろうと思える勝ち方なんですけども、パワーのある馬に限っては内を回って距離を損せずに走れるという特殊な馬場状態もかなり味方したのであろうと推測します。普通の芝で同じようなパフォーマンスが可能かどうか、ちょっとかなり疑問だと思います。 |
10.イツモニコニコ | 新潟芝1400mの新馬戦が3着。外枠で出遅れたんですが、上がり600m最速タイで追い込んで来ました。今回も1番枠で、1馬身ほど出遅れたんですが、前走と一変したハナを奪うと、200m過ぎてから10秒2-10秒9で飛ばして、そのまま押し切ってしまいました。着差以上の余裕があって、ラップの速さからも内容は出色と思います。ビッグアーサー産駒で、ピッチ走法のスプリンター。馬体が絞れていたのも、スピードの乗りが良かった、その要因だと思います。1200mならさらに良いタイプと思うんですが、その前にスタート五分に切る事が課題になってきます。 |
17.キャンシーエンゼル | その後3着がキャンシーエンゼルです。まぁスピードがありまして、楽に好位につけて流れに乗っていました。で、直線で外の2頭に一気に交わされたんですけども、直線でも右手前のままで内にもたれていたというのも、ちょっと原因の一つですね。これは初めての右回りだった影響はありそうで、左回りだともっと走れる可能性がありますし、右回りでも慣れてちゃんと手前を変えるようになれば、もっと走れる可能性があります。 |
9.セオ | セオは16着、シンガリという事になってしまいました。先行したグループの中ではちょっと振るわなかったですね。前に行った馬が残っている事を思うと、3コーナー過ぎぐらいからね、脚色鈍るような感じだったので、勝ったレースが行き切っていて、負けたレースは控えて結構淡泊な負け方をしている所もあるので、形としてはもしかしたら行き切った方が良いのかなという馬だと思いますね。 |
12.ベルウッドワン | 1番人気2着でした。楽にハナを切ったが、ぴったりマークしてきた勝ち馬に競り負けた。とは言え、3着には8馬身差。次走も有力。 |
6.スピーディブレイク | 父はマクフィで、母の父はディープインパクトです。ディープインパクトはですね、数々の名馬を排出していますが、ジェンティルドンナ・ロジャーバローズらに見るようにですね、Lyphardのクロスというのが、1つの配合のセオリーでしたね。まぁ母の父にある場合、こちら父系のLyphardをですね、まぁ活用することが一つポイントになると考えているんですが、例えばですねLyphardを持つハービンジャーというのは、非常にディープインパクトと相性が良いんですね。マクフィもまたですね、Lyphardを持っていますからマクフィ×ディープインパクトというのは、一流馬を出すですね下地があります。ちなみにですね、マクフィ産駒というのは、芝の重・不良の成績が良いんですね。この点はですね、覚えておいて損はないと思います。 |
11.ネイリッカ | あと4着のネイリッカ、しばらく不振が続いていたんですが、福島から札幌に転戦して復調を示していました。早い流れで後続に脚を使わせる先行策がベストのタイプ。今回は自分の形に持ち込めていました。東京の経験がなくて、多分他場所を選択すると思われるんですが、常に粘りこみを警戒しておきたい馬です。 |
4.シュバルツカイザー | その後4着シュバルツカイザー。逃げるシナモンスティックのすぐ後ろの外を確保していて、直線でも馬場の良いところを通れました。不利や不運なところはないので、上位3頭には力負けという印象ですね。 |
12.ネイビースター | ネイビースター、1番人気で3着でした。2着馬とクビ差でですね、自身もタイムランクC相当では走破しているんですが、内へもたれていた点が気になります。芝の前走は右回りで、外へもたれていましたし、この点が矯正されないと、能力を最大限に発揮できません。 |
13.ルーラルハピネス | 3月の中山、今回と同じダート1200mで牝馬限定の未勝利戦を楽勝。当時のタイムランクはCでした。その後は芝1200mの特別戦で連続2着。出遅れて追い込んだり、好位から抜け出したりと戦法もバラエティに富んでいました。今回再びダート、この相手なら負けないとの自信があったんだと思います。鞍上のルメール騎手は逃げて前半600m33秒7の速いラップに持ち込んで、4馬身差。ここも楽勝でした。勝ち時計はあと0秒1速ければBランクです。まぁ高速ダートも向いていました。今回の余力と、本来の素質から昇級してもダートの短距離なら通用します。ただ、芝なら福島・新潟などローカルの短距離が向いています。 |
1.プリュムドール | その後2着がプリュムドール、3着がディバインフォースでした。2着のプリュムドールはディバインフォースより遅れて動き出し、4コーナーではかなり外を回りましたが最後まで伸びました。いかにもスタミナ豊富というレース内容で、今後も3000m以上では上位を争えそうです。 |
9.ゼッフィーロ | その後3着にはゼッフィーロが入りました。3着ゼッフィーロは後方に位置していました。動いたのは4コーナー手前からで、ロスなく内寄りを捌いて、馬群を割って来ました。タイトルホルダーの周囲が甘くなった間隙を突いたとは言っても、ディープインパクト産駒らしい脚は持っています。アルゼンチン共和国杯に出走なら、上位候補に入ります。 |
13.ディアスティマ | 惜しかったのは2着ディアスティマですね。これは上手く行きましたね。スローペースに落として逃げて、食い下がっている馬を突き放して完全に勝ちパターンに持ち込んだんですが、惜しくもハナ差差されてしまいました。それでももう2400m以上の距離で前めにつければ、しぶといタイプの馬ですからね、同じレースを続けて行けばいつかチャンスはあると思いますね。 |
15.ユーキャンスマイル | 2着は大川さんが注目されていたユーキャンスマイルでした。直線に入ってですね、多くの馬がまだ持ったままの時にですね、激しく追われていまして、これはダメかと私思いましたけどもね、それで最後まで伸びるのはまぁステイヤーらしさですね。ステイヤーを2000mで好走させる乗り方だったという風に言えるんですが、去年も同じ事言いましたけども左回りのG3ならまだ格上だと再認識させられる好走でしたね。流石にもう高齢なので、次のレースも続けて好走するのはちょっと難しいと思いますけども、もしかすると来年の新潟記念でもまだ健在かもしれません。来年9歳になるんですが、是非好走して欲しいですけどね。 |
4.ジャスパーロブスト | スタートを決めてスピードの違いで逃げて、そのまま押し切りました。小倉の新馬戦はタイムランクEのレースでの2着だけに、使っての上積みが大きく、あと0秒1速ければBランクでした。父のKhozanという種牡馬はForty Niner系Distorted Humorの産駒です。アメリカ産馬で、上のクラスでも通用するスピードがありますが、同じKhozan産駒のジャスパーゴールドという馬が短距離で活躍していて、行く行くは距離を短縮して、出世して行く、そんなタイプかもしれませんね。森秀行厩舎所属なんで、調教抜群に動きますから、上積みは十分期待できます。 |
12.ペプチドナイル | そして1番人気ペプチドナイルは13着。前に行けなかったのか、行かなかったですね。まぁ大沼ステークス・マリンステークスも実は外枠からの逃げ切りなんですよね。外枠から他の馬の出方を見ながらゆっくり1コーナーまでに先手を取れば良いという乗り方で逃げ切れたんですけども、今回ね内枠で1つ外に早い先行馬がいるというのは、ちょっとこの馬にとっては最悪の枠の並びでしたよね。自身が内枠だっただけでなくて、行こうという気はあったと思われますが、スタートしてすぐワールドタキオンに行かれちゃったんで、まぁ行けなかったという事ですね。こうなったらちょっとマズいっていうのは、ジョッキーも分かっていたとは思うんですけども、ちょっとどうしようもなくて、モロさを出してしまったという結果ですね。 |
16.インクルードダイヤ | 1年前の夏の小倉でデビューしたインクルードダイヤが初勝利を挙げました。インクルードダイヤは前走はですね、スタートが良くなかったためにかなり外を回る事になったんですが、それとは違い好スタートを切って好位につけました。外枠だったので、3頭分ほど外を回ることにはなりましたが、外が伸びる馬場ではちょうど良い所を通るようになり、しっかり伸びました。ギリギリのBランクというタイムで、しかも今回連闘でしたから、次に昇級戦でいきなり好走する確率は高くないと思いますけども、いずれは通用すると思います。 |
7.イゾレエオリア | 4番人気4着でした。前回ほど激しい展開にならず、前が止まらなかったですね。とは言え、展開が向かなくてもこの馬はよく伸びているとは思います。 |
2.メイショウジブリ | 勝ったメイショウジブリ、この馬今月で引退する南井克巳厩舎の管理馬です。泉谷騎手にとってもですね、期するものがあったと思いますね。内枠でしたけれども、早めに自分から動いて行ける位置を確保した時点、ここが勝負所でしてね、3部3厘から型通りの追い上げでした。全く危なげがありませんでした。 |
14.ヴァナルガンド | ヴァナルガンドが単勝1.2倍の支持に応えて勝ちました。東京ダート1600mの未勝利戦で時計が出やすい馬場だったとは言え、2着だった新馬戦から一気に時計を2秒2短縮してBランク勝ちです。そして以降は2着3回・4着1回。全て強い馬がいてのモノでした。今回、断然の人気になった事も頷けますし、Bランクの勝利も当然なんですが、今回厩舎の手応えとしては決して完調ではなくて、急仕上げをほのめかしていました。それでいて、負けられても怯まず、競り合いを制したのですから、やっぱり能力は高いです。休み明けを1回使って上積み必至となれば、昇級しても勝負になると思います。 |
14.リジル | リジルが5馬身差をつけて逃げ切りました。中京でこの距離を2走、不良馬場で3着・良馬場で2着。前走は自身Bランク相当で走破していて、今回もスピードの違いで圧倒しました。昇級すると相手次第で甘くなる可能性もあるんですが、初戦は出遅れて末を伸ばしてきており、揉まれなければ好位付けも対応できそうな馬です。 |
1.ラスハンメル | 3着以下は上位2頭から2馬身以上離された。3着から5着馬は逃げても差してもワンパンチ足りません。 |
10.ロードアヴニール | 芝の新馬戦を大敗。休養を経ての2戦目、ダート変わりの前走をタイムランクA・7馬身差の圧勝で、今回は1番人気になりました。まずスタートでアオり最後方近く。1コーナーまでに引っかかります。その後は折り合って、順位を上げていたんですが、4コーナーで外に大きく膨れてしまいました。この段階でアウトですね。4コーナーで外に張るのは、楽勝した前走でも見せていたんですが、今回は全てが上手く行かなかった。そんな印象です。まだまだレースぶりは荒削りですが、ポテンシャルが高い事は事実。次走でスタートを決めて、前につけて行ければ一変まである。そんな素質を秘めています。 |
1.クリーンエア | その後3着がクリーンエアでした。脚を溜めて進みましてね、直線で追い出すと外にヨレはしたんですけども、しっかり伸びてはいます。ただ勝ち馬よりは伸びなかったですし、2着馬との差を埋めるほどの伸びではなかったという事ですね。 |
8.フルレゾン | フルレゾンが追い込みを決めました。フルレゾンのデビュー戦は新潟外回り1600mを後方から追い込んで3着。当時も騎乗したM.デムーロ騎手が長い脚を使えるとの確信を得ていたんだと思います。4コーナー手前で最後方から大外をマクると、直線もジリジリと伸びて前を捉えました。馬体が締まってテンションの高さも気になりませんでした。オルフェーヴル産駒の牝馬としては癖がなくて、次走も能力通りの結果を期待できます。牝馬限定の1勝クラスでよほど強い馬と当たらない限りは、首位候補に狙えます。 |
10.エンヤラヴフェイス | 人気どころでは3番人気エンヤラヴフェイスは7着でしたね。スタート直後に隣の馬と接触しまして、さらに前に入られるとどんどんポジションが下がってしまいました。直線の伸び脚はジリジリとしたもので、スローペースを後ろから差す瞬発力は現状ないようですね。前めの位置を取れなかったのが痛かったと思います。 |
7.メイクザビート | 好位の内につけていて、手応え良く回って来たんですけども、直線ではずっと前が壁でした。最後の方で前と離れた事で進路ができて追い出したんですけども、まぁ時すでに遅しでしたね。全く力を出せていないと思います。勝った前走はブリンカーの効果が大きかったんですが、今回も直線に入るまではブリンカーの効果を感じるレース運び。ただ、進路と運がなかったですね。まぁ1勝クラスの勝ちっぷりからすると、今回ぐらいのレベルの高くない決着で力を発揮できれば、このクラスでも上位可能だったはずですから、次走も注目できます。 |
1.アナザーリリック | アナザーリリック14着となりました。結局この馬を軸にして馬券を買ったんですが、いきなりゲートに突進して外枠発走となりまして、その突進したダメージがあったのかどうかはわかりませんけどもね、もう直線半ばからちょっと無理してない感じでしたね。 |
1.ジェイパームス | 5着のジェイパームスは昨年暮れにホープフルステークスを使った後、年が明けてこの東京開催2走目でしたから、流石に上がり目がなかったかもしれません。まだ幼さも残ります。この後は一息入れると思いますけれどもね、これ立て直して来れば、いきなり注目できます。 |
4.アタラヨ | 日曜2Rの2歳未勝利戦と似ていて、勝ったのは内を突いた国枝厩舎の1番人気シックスペンスなんですが、これを大外から追い込んでアタマ差の2着だったのがアタラヨ。レースの前半800mが49秒9、後半が47秒2のスローだけに勝ち馬を回る内容でした。栗東松永幹夫厩舎所属、アメリカの三冠馬Justifyの産駒で、イメージとしてはダート向きなんですが、キャシャに映る442キロの牝馬、いかにも芝で切れそうな体型をしていました。さっきのキャットファイトと似ています。4コーナーでは、勢い余ってかなり外を回っていて、全体像として良い根性をしています。勝つのに時間は掛からないと思います。その先も楽しみにしておきたい馬です。 |
12.ヤマニンウルス | ヤマニンウルスが断然の人気に応えました。1着ヤマニンウルスはおよそ8ヶ月ぶりの実戦で、プラス24キロの馬体重だったんですよね。まだ腹回りにはまだ余裕がありましたし、ただレースに行けば2番手につけて4コーナー手前で先頭に立って、そのまま後続を寄せ付けなかったですね。ラスト200mが13秒2かかっているのは、やはり久々が影響したんだと思うんですよね。デビュー戦はこの馬2着馬に4秒3もの大差をつけて勝利した馬なんですよね。そして、今回の休み明けも楽勝でした。体が絞れてくれば、もっとやれると思いますし、次走も期待は大きいですね。 |
16.ダディーズウォリア | 10番人気のダディーズウォリアが一変しました。昇級後は2走続けての2桁着順です。それだけに驚いたんですが、本来は持久力勝負に持ち込みたいタイプ。2走前は急仕上げ、前走の新潟戦は小回りで、その形に劣りませんでした。3月に中京ダート1900mを向正面からスパートして完勝。タイムランクもCと悪くなく、当時騎乗していた浜中騎手に乗り替わったという事も勝因だと思います。これからもダートの長めの距離を選択してくると思うんでね、常に目を光らせておく必要があります。枠順は外めが良いと思います。 |
1.ブレイディヴェーグ | 2着ブレイディヴェーグ、今回もねスタートが良くなかったんですが、1/2馬身ぐらいですかね。どうしても後ろからになってしまいます。4コーナーでも後方から2・3頭目だったんですが、直線馬群を捌いて、凄い脚を使って来ました。上がり600m33秒を切ったのはこの馬だけです。潜在能力は勝ち馬マスクトディーヴァと五分に近いと思います。こちらの課題も内回りでしょう。余計にスタートを決めたい所です。あとはね、2度骨折してる過去があるんですよね。それだけに今回速い時計で走った反動があるかないか、その辺でしょうね。 |
7.ジェラルディーナ | ジェラルディーナは6着でした。3・4コーナーで上がって行く際の手応えは、同じ後方組でもアラタの方が良かったぐらいです。テンの進みの悪さも含めて、馬場が乾いてくるとズブさが出てきます。最後は凄い脚を使っていますが、あの位置からでは苦しいです。連覇のかかるエリザベス女王杯は昨年同様の道悪でやりたいと、そんな感じがします。 |
9.アートハウス | そして1番人気のアートハウスは4着でした。体重マイナス12キロというのが影響したんでしょうか。長距離輸送でしたしね、今回ね。どうも長距離輸送して一泊競馬だと良くないという事らしいんですけどもね、競馬の内容で言うと、外へ出すロスは多少痛かったですけども、出してからもそう伸びてませんしね、そもそも体重が減っていた事も影響してますが、やっぱりレース間隔をもうちょっと空けないとダメなんじゃないかなと、私は思います。今回は中7週で、この馬にとっては、実はちょっとレース間隔が詰まっていたと言えるんですよね。この後間隔を空けて、なおかつ当日輸送であれば巻き返せると思うんですが、間隔を空けて来ても、もしかすると長距離輸送で一泊競馬になると、ちょっと不安なのかなと思いますね。 |
13.サリエラ | それから1番人気サリエラなんですが、今回は力出し切れなかったんでしょうかね。一言で言うと全然ダメでしたね。ダッシュ一息で後ろからになって、その後も全然進んで行かない感じで、直線ではですねもう押しても叩いても反応しないという感じでしたね。これはですね、体調が良くないかやる気がなかったかのどちらかだと思うんですけども、トレセンを経由しないで新潟競馬場に直接、早めに入厩していたんですけども、それでね馬が競馬だったと認識していなかったという可能性はあると思います。まぁとりあえずどっちにしても、まるで走っていないのでダメージはないはずで、次走での巻き返しを期待できると思います。 |
14.マリアエレーナ | 4着マリアエレーナについて。戦前は展開と外枠から前へ行くんじゃないかなと思っていたんですが、中団に控えて一脚使う戦法でした。そしてこれが功を奏しました。人気のG3では期待を裏切ったり、その代わりに大阪杯5着とか天皇賞秋超一流馬相手に7着とか、強い相手だと頑張ります。そんなタイプの牝馬です。 |
8.エンペラーワケア | 2着が番組注目馬だったエンペラーワケアですね。芝スタートの一完歩目が遅いです。そこから押してハナを切ると、600m33秒8と速い流れになりました。Aランク勝ちの前走とは、前半のラップからして違うので、直線苦しくなりましたが、それでも2着に残ったのが能力の高さです。まずスタートを決める事が大事ですが、多少置かれても前走のように外めの枠だったら追走に余裕が出ると思います。 |
7.ロスティチェーレ | あと10着のロスティチェーレ、阪神芝1800mの未勝利戦をタイムランクBで勝った実績があるんですが、今回は前走の小倉戦から中2週と詰めて使っていて、入れ込んでいました。間隔を開けて来た際に見直したいと思います。 |
11.ジョリーロジャー | ご覧のようにスタートでボコッと出てしまってね、最後方。1コーナーで馬群の後ろに取り付いて、4コーナーで外に出すと、長い脚を使って0秒5差まで追い上げて来ました。そして4着以下には大差をつけていました。少し喉に不安があって、舌を縛ったの実戦だったんですが、レースでは問題ありませんでした。546キロの巨漢馬だけに、上積みは大きいと思います。ロジャーバローズ産駒の牡馬、お母さんとおばあさん・母と祖母がダートで3勝と5勝。兄と姉3頭がダートで2勝ずつ。近親にレパードステークス2着のグリッターウイングのいる砂血統で、これは勝つの時間はかからないと思います。 |
13.オーサムリザルト | まぁこれで3戦3勝ですね。スタートで出負けしたんですが、武豊騎手が大事に乗ってまたしても楽勝でした。アメリカ三冠馬Justify産駒の牝馬、将来的にダート、特に牝馬の重賞何かをね勝てるだけの器である事は認めます。ただ、同じダート無敗の3歳牝馬でも中山のタイム分析で触れたサーマルソアリングと違うのは、ここまで2走のタイムランクが水準寄りで、今回は1つランクを落として、あと0秒1遅ければEランクに相当した点です。まぁ負け知らずの馬を危険馬にするという事は非常に勇気がいる事で、出てくるまでドキドキしていなければいけないのですが、あくまでタイムランク面から、昇級は壁に当たる、その可能性があります。 |
4.ミカエルパシャ | ちょうど1年前のセレクトセールで2億円台で取引されていた2頭の対決、これに注目が集まった一戦だったんですが、勝ったのはセレクトセールで3100万円で取引されたこの馬でした。好発から逃げての押し切り。終始注目の2頭にマークされる形になりながら、最後は突き放して2馬身半差と。軸がしっかりした走りがね、とても印象的で、小雨が降る馬場で11秒7-11秒5-11秒4と加速ラップをマークした辺りは評価できると思います。母は道営出身のピースオブラヴ、父はエピファネイア。調教の時計も出ていたんですけども、配合的に早めの活躍というのも納得がいくところですね。2・3着の評判馬も含め、後に語られるようなね、新馬戦になるのを期待したいです。 |
6.ガイアメンテ | そして1番人気ガイアメンテ、6着でした。パドックでかなり入れ込んでましてね、まぁそしてゲートの中でガチャガチャしていて、スタートでアオってしまって最後方になりました。向正面でポジションを上げて、ペースが速くなっているコーナーで外を回って追い上げたので、まぁ直線で失速したのは仕方ない、参考外に近いと思います。 |
5.マイネルラッシュ | 10番人気の未勝利馬マイネルラッシュが勝ちました。未勝利馬が堂々の高レベル勝ちです。新馬戦は東京芝1600mでシンリョクカの3着。2戦目以降は短距離に出走して、勝ち切れないでいました。今回1600mへの距離延長が功を奏した形で、展開がハマった面もあるんですが、この時計で勝ち切るとは意外です。これは隠れた洗剤能力の高さが引き出された、その一言ではないでしょうか。ダイワメジャー産駒の牡馬、お母さんがサンレイポケットの半姉と、まぁ血統も地味めなんですが、断じてフロックではないと思います。次走も再び同じクラスを使えるので、引き続き注意が必要だと思います。 |
6.ペリファーニア | そしてペリファーニアは12着に敗退したんですよね。追い切り段階から少し引っかかり気味だったので、その点を考えて印を少し下げたんですが、レースでもやはり力みながら走っていましたね。距離はもう少し短い方が良いと思います。 |
11.アサクサヴィーナス | とにかく折り合いが難しいタイプです。レーン騎手が騎乗した3走前は最悪でした。2走前から戸崎騎手が騎乗して、折り合いをつけて未勝利戦を楽勝。新潟の昇級戦でも2着と結果が出ていて、位置を取りに行っても掛からなくなったと、私自身安心して本命打ったんですが、ところが今回初の中山で、内枠を引いてテンにガツンと引っかかってしまいました。4コーナーは手前まで1頭だけ上を向いて走ってるかのような格好で、失速も覚悟したんですが、バテかけて2着争いに加わって来たんですから、流石に能力は高いです。1からと言うかね、また後方から折り合わせる事から始めると思うんですが、今はスタートも良くなっていますし、広い東京で気分を害さなければ、折り合えるはずです。続けて買ってみたいです。 |
.ジュエルマイスター | 逃げて3コーナーから後続を離して、4コーナーではセーフティリードですね。結果は10馬身差ですから、まさに独壇場でした。もちろん上がり600mのタイムは最速です。父はジャスタウェイです。デビュー戦からチークピーシーズを着用しているように、集中力に課題を残すので、まぁこうした逃げを打った事っていうのが最大の勝因でしょうが、まだ全力疾走ではなくて、余力がありました。昇級して揉まれたりすると集中力を欠く危険性もありますがね、大駆けタイプとして常に警戒が必要だと思います。 |
.サンライズジーク | 2着には山本直也さんの注目馬サンライズジークでした。まず7番人気という低評価は結果から見て、ちょっと人気がなさすぎたと。これはちょっとローテーションが、人気を下げるような、盲点になってしまったと思います。実際、東京の1600mダートで2戦2勝の馬ですし、速いタイムで走って、強い競馬をしてきた訳ですからね、今回はやっぱり1番競馬しづらかったのは、この馬なんですよね。というのも、あれだけニシノカシミヤに離して逃げられてしまうと、自分が動いて行くしかないんで、実は1番嫌な役回りをしなきゃいけないんですが、三浦騎手とすれば、非常に良いタイミングで交わしに行ったと思うんですよね。ところが勝った馬が、もうその所で外から追い上げて来てしまったというところなんで、これはこれで仕方なく、一応まぁ着差的に安泰の2着ですから、しっかり力を出し切ったという所だと思います。 |
.サクセスカノン | 3着サクセスカノン以下はさらに離されての入線でした。3着サクセスカノン、4着パシフィックハイの2頭は勝ち馬から0秒5差。Cランクでも完全タイム差はプラスとなります。サクセスカノンはなまくらおつと言うか(?)、ハービンジャー産駒のジリっぽい脚質です。勝つには時計を要す馬場の方が理想だと思います。 |
.セリフォス | そしてセリフォスが差されてしまった。内枠で上手く流れに乗ってたとは思うんですが、あのーやっぱちょっと序盤で力みがあったという部分があります。あと、見た感じはちょっと突き抜けそうな感じがありながら、一瞬脚使って終わってしまったかなという感じもするんですね。ただ、まぁジャックドールはしっかり交わしてますし、この馬のパフォーマンスは、まぁ大方できたんじゃないかなという風には思います。こちらは危険馬とするのは、かなりの冒険ですけれども、まぁ自分自身の感覚というの信じたいと思います。遡って昨年勝ったマイルチャンピオンシップなんですけども、あのレースはペース補正が入っていたように、G1としては緩やかな流れでした。そうした流れの中で、直線一気を決めた瞬発力というのは、正直言って驚かされたんですけれども、別の視点で見ますとですね、非常にスプリント性能が高いという面も見せたと思うんですね。これは私の競馬感というか見方なんですけども、ああいうタイプにスプリンターって多いんです。でまぁ、今回の安田記念をもう一回、改めて見てですねやっぱり序盤で少し力んでしまってますよね。それから直線もやっぱり一瞬しか脚を使っていないというような感じにも見えますんで、この昨年のマイルチャンピオンシップと今回の安田記念のレースぶりを結びつけますと、やはりスプリンター寄りのマイラーという評価を私はしたいんですね。とすると、今後多分この馬距離を縮めてくるって事はなさそうなので、とすればですね1600mでは取りこぼすレースがあってもおかしくないと思うんですよね。 |
.ソウルラッシュ | 勝ったのはソウルラッシュ、最後きっちりと捕らえました。1着ソウルラッシュは調教時計の出方、量など状態が良いと感じていました。ハンデは重いんですが、他の馬も3歳馬以外は軒並み重かったです。さらにここまで中山1600mは2戦2勝。59キロを相殺できる材料が豊富でした。オープン特別やリステッド勝ちの多いメンバーの中では貫禄が違う、そんな感じで、ただただ強かったと思います。まぁただ、昨年は阪神のマイラーズカップで1着、直線平坦の京都は今年は3着。直線が平坦ですと切れ負けの恐れがあります。京都のマイルチャンピオンシップでは本命級の重い印まではどうかなと考えています。 |
.ダノンスコーピオン | 12着だったのがダノンスコーピオン。まぁねちょっと直線もたれ気味でしたし、まぁ道中の位置取りもどうかなという感じで、やっぱり斤量面とかが堪えたんじゃないかなというのがね、明らかだと思います。 |
9.トモジャケーヤ | 番組注目馬トモジャケーヤが勝ち上がりました。トモジャケーヤは使い込んできて中1週の臨戦だったんで、そこだけが気になったんですけれども、そこは終わってみれば杞憂に終わりました。まぁ安心してレースを見ている事ができたほどです。父はパイロです。レース巧者ですしね、昇級しても相手なりに走れると思います。 |
16.ケイアイアニラ | 上位2頭とね、同じような位置から伸び負けた格好の4着ケイアイアニラは昇級戦を考えれば、上々の内容だったと思います。全兄にダート1200mで2勝のイサチルプリンスがいる血統から、こちらも距離短縮でパフォーマンスが上がりそうです。 |
6.パワーホール | 4馬身差をつけられましたがパワーホールが2着でした。これセットアップの逃げを深追いしなかった事が結果的には正解でしたね。早めに追い上げを測った馬が直線で脚が残っていなかったのに対し、こちらは脚が残っていました。こちらも勝ち馬と同様、速い時計の決着に対応できるかどうかが鍵となりそうです。 |
7.ギャンブルルーム | 3着はギャンブルルーム。新馬戦はですね7頭立てだったとは言え、4コーナーでは最後方だったんですよね。しかし今回は、特に仕掛けることもなく3番手につけることができました。で、4コーナーで前を捕まえに行って脚を使い、直線で右手前のままだったんですけどもバテなかったのは能力の高さを示すものだと思います。 |
17.メイショウグラニー | 3着のメイショウグラニーは昇級戦でしたが、出遅れていつもと違う形のレースになってしまいました。それでも4コーナー大外から伸びて来たんですから、立派です。今季は好調ですが、地力強化もうかがえますね。 |
.マーシャルポイント | 長い審議の末、着順変更には至らずという事だったんですが、直線で手前が変わってからの末脚は迫力がありました。勝ち馬にぶつけられたのは、大きな不利だったのは確かです。まぁそれでも怯まずに2着に上がった辺り、この馬の勝負根性に目を引きました。前半は進みが悪くて、鞍上が促しながらの追走でした。ただ、4コーナー手前からはステッキに反応してグングンと上がって行けました。中山の内回りでロスがあって、上がり600m推定34秒2。これも速い数値だと思います。ダンビュライトの甥にあたるエピファネイア産駒、すぐ勝てると思いますし、仮に次走が東京でも歓迎だと思います。まぁタイム分析で触れた通りなんですが、良い面を切り取ると中山内回り1800mでの上がり600m推定34秒2が秀逸です。まぁゴール前で不利がなければ、33秒台も可能だったんではないでしょうか。エンジンの掛かりが遅いんですが、追い上げてからはずーっと加速し続けています。デビュー戦ではなかなかできない事、厩舎コメントからは前より上に進むと辛口でした。それもあってか、前半は休みが悪かったんですが、ガツンと行きだしてからが素晴らしかったです。まぁこの血統らしくて、前駆の勝った体型。まだ太かったとも思います。とにかく気に入ったんで、追いかけてみたい馬です。あとは今回のモレイラ騎手のように、馬を動かす事のできるジョッキーなら完璧だと思います。 |
.アスコルティアーモ | 1月の東京で芝1800mの3歳未勝利戦を楽勝。タイムランクはAで、同じ1回東京の3歳戦ではベラジオオペラの勝ったセントポーリア賞を1秒9、ファントムシーフの勝った共同通信杯を0秒9秒上回るモノでした。今回はそれ以来7ヶ月半ぶりの実戦です。仕上がりも気配も良かったんですが、クビ差の勝利が物足りなく感じたのも、未勝利戦が素晴らしかったから、事実だったと思います。ただ、2着のニューノーマルもこれで3戦連続2着と強い馬です。まぁこれが内をロスなく立ち回ったのに対して、アスコルティアーモは外外の分もあります。ましてや右回りもコーナー4回も初めての事です。この状況で、あと0秒1速ければBランクなんですから、悲観する事はないと思います。次走、東京に出走してくれば昇級しても頭から買えると思います。 |
.コスタノヴァ | スタート直後からジョッキーが手綱をがっしりと抑えていたんですけども、ピッチ走法なのでスピードに乗るのが早くあっさりとハナ。その後もジョッキーは抑えているんですけども、飛ばして行って1000m通過は1分0秒5。良馬場の新潟ダート1800mでこのペースだとかなり厳しくて、直線であっさり交わされそうになったんですが、並ばれてからがしぶとく、残り100m付近ではちょっと差し替えし気味でさえありました。流石に最後は失速しましたけども、ハイペースで逃げて半馬身差の2着は価値があります。ただ、この馬1勝目は1800mだったんですが、ピッチ走法でスピードがあるので、1800mは基本的に長いと思います。なので、次走も1800mだと半信半疑なんですが、恐らく次走は1400mか1600mだろうと読みます。 |
.ロードデルレイ | それから4着ロードデルレイ。外めを回って勝ちに行った点は評価できます。白三角は打ったんですが、距離が長いと思っていましたし、前走の2着馬との比較から、相手が強いとも感じていました。これはもう自分の考えていた以上に強かったです。この後どこを使うかわからないんですが、自己条件なら負ける事はないと思っています。 |
3.タイトルホルダー | 2着でしたがタイトルホルダーも力を見せました。昨年の宝塚記念レコード勝ちは得意の阪神コースとは言え、1000m通過57秒6の2番手を追走。序盤のスローは他が来なかった事もあるんですが、鞍上が干潮ではない馬の状態を気遣った面もあったんじゃないかなと思います。ただ、中盤からは厳しいラップになりました。ここを凌いでの連対確保は、さすがの能力・底力だと思います。こちらも年内は恐らくジャパンカップと有馬記念2走だと思います。ここを使って思惑通りに変わってくれば、イクイノックス・ドウデュースと言わせない逃走劇も夢ではないと、そんな気がします。 |
17.スターズオンアース | スターズオンアースが3着でした。今お話したように課題のスタートを決めて好位のインでロスなく立ち回って、よく頑張ってると思うんですよね。結論を言えば、上位2頭はマイル戦を最も得意としている2頭なんですよね。それに比べて、こちらは中距離を得意としている馬なので、ですからまぁその差が最後の切れ味に出たのかなと思いますね。ただ少なくとも中距離なら、牡馬相手のG1でも通用することは大阪杯で証明してますし、次走もう1度勝ち切るシーンを見てみたいなと思いますね。 |
13.エイシンエマーユ | エイシンエマーユがダート2走目で逃げ切りました。エイシンエマーユはトップスタートではなかったんですが、押してハナを切ってそのまま逃げ切りました。2度目のダート1000mで快勝しましたけども、ダート1000m専用という感じでもなく、1勝クラスのダート1200mでも上位可能だと思います。 |
2.フラッパールック | フラッパールックが9馬身差をつけて勝ちました。その1着フラッパールックに他馬がついて来られたのは4コーナーまでです。直線はどんどん離して行って、ラスト100mは持ったまま。これまでも中山ダートは良積があったんですが、馬体重が大きく変わらないのに、フットワークはより大きくなっています。イスラボニータ産駒の牝馬、お母さんのワイルドフラッパーは交流重賞を3勝、5歳時は牝馬でチャンピオンズカップを勝ったサンビスタ相手に、勝ったり負けたりの存在でした。今回の楽勝は、お母さんの域に接近するきっかけになった、そんな気がします。まぁこのレース時から馬場発表は「良」に回復。乾きつつある中での時計だけに、価値があって、今後が楽しみになるパフォーマンスです。2勝クラスなら例え牡馬相手でも、好勝負になると思います。まぁ東京も恐らく大丈夫で、1600mよりも2100mが向きそうな感触があります。 |
16.ペンティメント | ペンティメントが1番人気に応えて勝ちました。春の中山に2戦目を1着、上位3頭で4着以下を6馬身以上離し、Bランク決着でした。2着と3着のアクションプランとブライアンセンスはともに次走を楽勝。東京で昇級戦も突破しています。中でもブライアンセンスは1勝クラス勝ちがAランク、そして重賞のユニコーンステークスでも3着。この比較から言って、勝ったペンティメントがその後の2走1勝クラスで不振なのが不思議な程だったんですが、まぁ東京戦8着はトモに不安があって、前走の福島戦5着は馬体が重かったです。今回は体が絞れて中山。行き脚からして違って来て、結果は完勝。Bランク勝ちも納得なんですが、2着馬のレベルと着差からは、弾け方にまだ不満が残ります。この後、昇級戦が結果の出ていない東京のケースもあって、その場合は頭からの狙いは避けてみたいです。 |
1.キングズレイン | その後4着がセブンマジシャン、5着キングズレインでした。この2頭は中団・後方からそれぞれ追い上げて、4コーナー前から外めに出しました。ルメール騎手のキングズレインは、最後方に位置して内をショートカットするようなね、騎乗が目についたんです、ここで脚を使った分だけゴール前はセブンマジシャンに先着を果たしています。まぁともに堅実さはわかるんですが、上位馬とは差を感じる内容でもありました。 |
1.ウォーターハウス | こちら父はロードカナロアです。そしてお母さんは2015年ジャパンカップを勝ったショウナンパンドラです。この血統ですからね、芝でもと思うんですが、デビューから2走は2桁着順でした。そして2走前からブリンカーを着用して、ダートに転じてですね、連続2着と軌道に乗ってきた感じがします。まぁ2番手から抜け出す勝ち方ができた事、それからポテンシャルを全て出し切った感じがしない事からですね、まだまだ良くなる余地があると思いますね。 |
4.ダノンフロイデ | 先週の札幌のですね、非常に力のいる芝が合わなかったという事もあると思いますけども、コーナーで外からどんどん先に行かれてポジションが下がった辺り、本質的にですねコーナーが4つある、なおかつ直線が短いコースというのは合わないのではないかと思われます。札幌の2000mで1勝目は挙げてはいるんですけども、1勝クラスでの2着というのは2回とも京都の外回りの1600mでした。距離は1600mではなく、1800mでも良いですが、ワンターンで直線が長い阪神か京都の外回りで見直したい馬です。 |
9.ブライトホルン | 2着のブライトホルン、逃げて0秒5差。タイムランクはC相当になります。ペースは速くなくても、3コーナー過ぎからクリノグローリー以下に競り込まれて、プレッシャーの掛かる展開でもありました。それを思うと粘っています。ここ3戦と違って、前で捌けたのは収穫です。揉まれ弱さががあるので、なおさらこのパターンが良いと思います。メンバー次第ではチャンスも近いです。 |
5.ベラジオオペラ | そして内から伸びて来たのがベラジオオペラ、4着でした。中団のインでじっくりと脚を溜めて、最後も内めを捌いてよく伸びて来ましたよね。ホント着差が着差だけに惜しい内容だったんですが、まだ完成途上の体つきで、しかも距離延長克服しての好走ですからね、こちらもハーツコンチェルトと同様、秋が楽しみになって来ましたね。 |
8.エピファニー | 素質馬が待望のオープン初勝利です。ただ、今回はマテンロウスカイが引っかかったハイペースとなって、上りを要す展開に恵まれました。鞍上のルメール騎手も流れを察知してか、徹底して動きませんでしたし、1番枠という事で、ほとんどロスのない追走ができていました。また、関東馬ですが栗東入厩させてテンションが上がる事もありませんでした。今回全て上手く行ったと、全て上手く運べた感が強いです。直線の長いコースではスローだと切れ負けするタイプです。まぁそれでも崩れる感じはないんですが、人気ほどの信頼性はないと思います。 |
12.マテンロウレオ | マテンロウレオ、残念ながら12着でした。内枠という事で、少し出して行ったら引っかかってしまいました。それと大敗後で、馬の気配もちょっと硬かったような気がします。 |
7.マホロバ | ある程度人気を集めたマホロバはシンガリ16着でした。若干の出負けを巻き返したんですが、被されて内に入って砂を被って苦しい追走になりました。長距離輸送で馬体減もありましたし、どちらかと言うと湿ったダートが向くタイプです。条件が好転すれば変わってくると思います。 |
5.ドゥラエレーデ | ドゥラエレーデについても伺いましょう、8着でした。馬格があるのに、ちょっと薄手の馬体が気にはなっていました。それが体重が大幅に増加して、良い体になっていたと思います。今、ダートを使えばものすごく強い、そんな可能性を感じます。ただね、今回を含めてずいぶんと高い評価してきた馬なんですが、芝はワンペースと悟りました。これは反省してます。 |
1.セレスティアリティ | 3着以下は上位2頭から2馬身以上離された。3着から5着馬は逃げても差してもワンパンチ足りません。 |
14.ゼットレヨン | 8番人気5着でした。3歳馬が加わる前に結果を出して欲しかったのですが、それが叶わず、しかも枠順確定前の取り消し後。調教の動きも一息でした。意外と売れているのに驚きましたが、こんな状況下でこの内容なら十分です。次が楽しみになりました。 |
4.ケイアイセナ | 1番人気のケイアイセナが5馬身差で圧勝です。このレースはペース補正0秒3入っているとは言えですね、最初の200mを除きますと後半の1600m全て11秒台のラップでの逃げ切り勝ちになります。しかも、5馬身差ですからね、これはもう文句がない訳です。これまで左回りの新潟2勝のイメージが強かったんですが、これでもう右回りも何ら問題ありませんしね、今後はレースの選択肢も増えました。昇級しても即通用すると思います。 |
9.マスクオールウィン | 前半600m33秒3のハイペースから、展開に恵まれての差し込みと、見る向きもあるんだと思います。ただし、出負けして外外。直線は一旦離されたのをクビ差まで詰めました。前走ダリア賞がラストで甘くなっての3着だった事を思えば、進歩があります。新馬戦がボンドガールの4着。当時の2着・3着・5着・6着馬がその後に勝って、6着のキャットファイトがBランクでアスター賞を完勝しています。まぁこのレベルの比較からも、このくらいは走れます。この馬に関しては1400mは少し甘くなるんですが、1200mなら信頼できる存在。ローカルを含めた1200m戦で狙いたい馬です。 |
13.アナゴサン | その後6着にアナゴサンが入りました。控える事になりましたね。この相手に6着なら健闘かなと思いますけど、あるいは言ってみたらどうだったのか、というのもちょっと見て見たい部分ではありますよね。今後、相手関係等とにはよると思うんですが、行き切る形でもう1度見たいなというのは所感ですね。 |
5.モルチャン | 2着以下は離された。2着モルチャンはこれまでと前半のペースが違うんで、道中は少しズブさを感じたんですが、それでもきっちりと差し込んで来ました。昇級戦の前走3着は、タイムランクが低かったんですが、今回は高速ダートにも対応したのが収穫です。東京の長い直線は魅力で、実際1400mで新馬勝ちしています。牝馬限定の現級では首位候補に扱えます。 |
3.キャットファイト | キャットファイトがレコードを更新して連勝しました。ハイレベルだったボンドガールが勝った新馬戦の6着馬です。2戦目の前走、新潟芝1600m戦を完勝。少しテンションが高く、前半に折り合いを欠いて直線では狭くなったんですが、それでも抜けて来る脚が速かったです。今回は一転して馬が落ち着いていて、同時に掛かる面が払拭されたのが、この時計での5馬身差に繋がったと、そう見ています。ディスクリートキャット産駒は一見、ダート向きに見えて、オオバンブルマイやルチェカリーナと言った芝の上級馬を輩出しています。この馬は細身の牝馬、体型とか本質的に勝ち気な気性から芝が向くんだと思われます。次走が東京の重賞となると、結構な素質馬が出てきそうなんですが、芯の強さも馬に感じられるので、好勝負可能ではないかと思います。 |
7.アスコリピチェーノ | 2戦2勝、重賞初制覇アスコリピチェーノでした。少しね頭の高い走法なんですが、早めに進路を確保して追い出すとストライドがグンと伸びて、見た目以上に加速しました。距離が伸びて良いというイメージは湧かないですけども、大跳びなので直線の長いコースの方が力を出せるはずです。2歳・3歳のマイル路線の重賞は、直線の長いコースが多いですし、もちろん阪神ジュベナイルフィリーズや桜花賞も直線は長いですからね、そこでの活躍はイメージできます。 |
5.ミスニューヨーク | その後3着がミスニューヨーク。ミスニューヨークは暑い時期のレースは札幌のクイーンステークスだけにして、ここを目標に乗り込んでいました。フレッシュな状態面に加えて、馬も騎手も中山巧者です。さらにズブさの出た近走から、メンコを外して臨んだ、これも押して好位を取りに行けた点で効果があったと思います。 |
9.サウンドビバーチェ | そして5着はサウンドビバーチェでした。頑張りましたけどね。好位につけて最後までバテずに踏ん張りました。騎手の話では「馬場が渋って走りづらそうだった」との事なんですが、ただねやっぱり現時点では上位3頭とは少なくとも少し力量差があるのかなと感じましたし、その辺りもう少し力をつけてくれば、もう一皮むけて来るとは思いますね。 |
3.ペンナヴェローチェ | 1番人気2着でした。向正面で動いた勝ち馬が結果的には好判断だった競馬です。着差を考えると4コーナーで一瞬逆転手前になって、差を詰め切れなかったのが痛かったんだと思います。 |
8.ヨシノイースター | 3番人気10着でした。前残りの馬場で、出遅れては厳しい。この敗戦で人気が下がるようなら、次走も狙ってみたい。 |
8.タシット | そして1番人気のタシットが7着でした。馬場も合わなかったのだと思われますけども、休み明けから走る馬ですから、中2週・中1週と連戦になった事で力を出せなかったのではないかと思います。次は恐らく間隔を開けてくると思いますが、その場合は初戦から注目です。 |
8.ヤマニンルリュール | あと3着ヤマニンルリュールですね、21戦目にして初めてのダートでした。大外枠で揉まれずに位置も理想的でしたが、あと一歩で連対だったんですからダートの適正は高いと思います。直前の坂路が好時計。状態が良く、再び外枠だったら侮れないです。 |
8.フラップシグナス | 1番人気2着でした。最初から先行する気はない位置取りから、上手く内に潜り込んで、馬群を捌いて来てました。これからも差しに構えるのかどうかわからないんですが、安定はしています。 |
14.ダノンティンパニー | ダノンティンパニーが5馬身差の圧勝でした。ダノンティンパニーですね、スタートは早かったんですが、行く馬を行かせてじっくりと運び、外から徐々に追い上げて、直線入り口で前に並んで行き、追い出しを待っている内に先頭に立ってしまいまして、更にリードを広げたので、結局はほぼ馬なりで圧勝しました。2着だった前走は、追って鋭く伸びていたので、馬なりでも追っても変わらないという事はありませんし、その2着だった前走のですね、1着馬と3着馬、これが両方もうすでに3勝クラスを勝っています。その比較からも、こちらもすぐに通用すると思います。 |
6.セットアップ | セットアップは圧勝でしたね。トップナイフと同じデクラレーションオブウォー産駒で、切れないがバテないという長所を生かす逃げ戦法ですね。切れ味を発揮できる馬場ではなかった事も味方して、差をつけての逃げ切りとなりました。今後もですね、このスローペースのレースに付き合わず自分の競馬に徹せれば有利だと思いますけども、速い時計の決着に対応できるかどうかは現状未知数ですね。 |
1.ランドオブラヴ | 前走の函館戦の勝ち方が出色でした。出負けして追い上げると、馬群の中で引っかかりました。しかし、そこから馬群を割って一気に抜け出して来ました。折り合いを欠いてもなお、抜け出す脚が早くて、狭いところに怯まない勝負根性も立派でした。で、今回本命打ったんですが、今回も前走とほぼ一緒。まぁ違いは、比較的折り合えた点でしょうか。この点はまだ力んで走ってのモノで、前走よりもましに映りました。直線はまたも狭い所に入ったんですが、そこを割って来ました。前走は洋芝、今回が雨を含む馬場。時計の速い芝で昇級してどうかなんですが、小柄な牝馬特有の勝気な気性と、瞬発力に惹かれます。体重維持がポイントにしても、追いかけたい、そんな衝動にかられる1頭です。 |
13.カズアブディーン | 1番人気だったカズアブディーンは4着。まぁ見ての通りね、こう若さが全面に出た上での敗戦で、父オルフェーヴルらしいと言えばそうなんですが、まぁね一応この1戦だけなら大目に見ても良いのかなと思います。この経験を糧にできれば、巻き返すだけのポテンシャルは秘めた馬だと思います。 |
7.ダディーズビビッド | その後はほとんど差がないんですが、3着がダディーズビビッドでした。こちらは3番手を追走して、勝ち馬には切れ負けしたんですが、自身はしっかりと伸びましたね。一連のレースを見てると左回りの1400mがやはりベストの条件だと思いますし、次走も適した舞台に出てくれば、注意が必要ですね。 |
3.エイシンレジューム | エイシンレジュームが4馬身差の圧勝でした。エイシンレジュームは最内枠から行く馬を行かせて、好位の追走。キックバックにも怯む事なく、ポジションをキープして、直線で馬場の中ほどに持ち出してからは完全にワンサイドゲームという競馬でした。これまでね、ここまで4戦続けて2着と勝ち切れない印象もあったんですが、前走はタイムランクAのレースで2着。3着以下を4馬身以上離していたように、自身のパフォーマンス自体は高めて来ていた臨戦。体重こそね、10キロ減っていたんですが、この暑い時期でもこれだけ走るのだから「立派」の言ですね。まぁ距離にも融通が効きそうですし、昇級にも壁はないと思います。 |
6.サクセスアイ | 勝ったサクセスアイは交流重賞6勝を挙げたサクセスエナジーの半妹という血統。兄はね、こう芝で走った戦歴がなくて、お母さんのサクセスアイニーという馬も芝で未出走だった事を思うと、洋芝で上がり600m34秒3をマークしてコースレコードに0秒4差の速い時計で突き抜けたのは素直に驚きました。初めての芝だった前走でも勝ち馬とは0秒6差と見せ場は作っていただけに、まぁお兄さん達とは適正が違う所にあると断言して差し支えないと思いますね。父がミッキーアイル、この字面からとここ2戦の走りからすれば、1600m辺りまでがこう高いパフォーマンスを示せる上限かなと思います。成長力のある母系の底力があるので、長い目で楽しませて欲しい1頭ですね。 |
9.フォーチュンコード | フォーチュンコードは6着でした。内枠を生かした競馬をしてね、内からよく伸びていました。ラストでちょっと甘くなったのは、坂が原因かもしれません。阪神で勝った事はあるんですが、クラスが上がると平坦の方が良い。そんな感じがします。 |
5.ミスティックロア | 1番人気のミスティックロアは14着でした。結構映像でも大きく写ってるんですけどね、1コーナーでまず頭を上げて嫌がってましたね。で、向上面では外に出して砂を被らずにいてスムーズだったんですけども、コーナーではですね外にいても砂が飛んでいるので嫌がっていて、4コーナーではかなり外へ逃げていましたね。前回放送の重賞展望で馬群に入るとダメなのでと、私言いましたけども、その点はまるで改善されていない模様です。という事は精神面の成長が求められる訳ですが、Arrogate産駒なんですけどもね、Arrogate産駒は3歳の秋とか4歳になっても揉まれるとダメという馬ばかりです、今のところ。今後改善するかどうかは怪しいと私は思います。揉まれないとかですね、砂を被らない状況に上手く持ち込めるかどうかというタイプで、少頭数のレースではものすごい強さを見せる可能性があるんですけども、揉まれずに圧勝しても次走で同じだけ走れるかどうかはやってみないと分からないというタイプだと思います。 |
6.ジャスパーバローズ | ジャスパーバローズは13着でした。東京でもやはりマイルはちょっと合わなかったんでしょうかね。そうですね、まずペースが忙しすぎてですね、速すぎて、やっぱりなし崩しに、追走で脚を使ってしまってるという事と、やっぱりこの流れをある程度着いて行ってしまうと、脚を使えないという事ですよね。使ったレースの上がり600m37秒7ですから、脚使ってない訳ですね。ですから、前回の新潟戦はある程度ちょっと決め打ちのような競馬をしましたけれども、上がり600m最速を使ってますし、現状はやっぱりワンターンの瞬発力はないという事で、まぁそうね、狙うとすればこれはレパードステークスだったんじゃないのかなという感じで、2ターンで見直しが必要だという所でしょうかね。 |
10.ハピ | 戦前に予想された速い流れが、逃げ馬ロードヴァレンチの出遅れによって、少し速めの平均ペースとなり、前に行った2頭ウィリアムバローズとベストリーガードが折り合いをつけた事で、行った行ったの決着になりました。この流れが、ハピが凄い脚を使いながら0秒1だけ届かなかった理由なんですが、敗因はこれだけではありません。まず右回りはコーナーで置かれやすいという事、2つ目はマーチステークスの58.5キロほどではありませんが、58キロでも影響している節があるという事、そして3つ目は体重が12キロ増えて、馬が太かった事です。昨年3着だったチャンピオンズカップが目標なのは間違いなく、それまでに1回挟むはずなんですが、今回休み明けを使った事の上積みが期待できます。まぁ次走以降に関しては、今回以上に狙えると、そんな根拠が多いと思います。 |
11.ゴールデンハインド | 11着ゴールデンハインド、ゴールデンハインドは先団から少し離れた5番手を追走したんですが、あっさりと後退しましたね。やはりね、見てても逃げた方が集中力持続する感じがしますし、今回は控え多分、力が発揮できなかったと思いますね。 |
2.シナモンスティック | 2着シナモンスティック、今回は逃げましたね。もう最初から行くと決めていた感じでしたね。迷わずハナを切ってマイペース。終始馬場の良いところを通れました。ハナを切ってしまえば好きなところを選べるというね、利点を活かせたと思います。とは言え、単に恵まれたという訳ではなくて、自ら有利なレース運びに持ち込んだものです。今後も先行力を活かせるケースは何度かあると思います。 |
11.リバーラ | 今年は3歳馬が奮いませんでした。まず3歳牝馬について言っておかないといけないと思うんですが、今年から3歳牝馬負担重量が52キロな訳です。過去10年で3歳牝馬というのは9頭出走しましてね、3勝・3着1回なんですが、負担重量はご存知の通り50キロだった訳です。ですからね、今年は52キロという事で、ちょっと安易にね飛びつけなかった感じはありましたよね。今年は3頭が出走しました、5着・8着・9着で、その最先着5着がブトンドールだった訳ですが、勝ち馬と同じような位置にいながら突き放されてしまいましたね。若干これ物足りなさが残ったというレースでしたね。 |
12.モリノドリーム | モリノドリーム、前に行ったのは意外でした。この馬が2番手につけるという事がね、ペースがいかに遅かったかの照明でもあります。まぁ全4勝が洋芝だけに、野芝では厳しかった、そんなところです。 |
16.ショーマンフリート | スワーヴリチャード産駒としては14勝目となったんですが、これまでに勝った馬と比較して、私の目にはナンバーワンの存在に映りました。そのくらいインパクトがありました。外め好位、離したらガツンと行ってしまいそうな手応えだったんですが、馬自身が賢くて、我慢が効いていました。直線はスッと2着馬の外に、この際も軽く促しただけです。交わしてからはほとんどは追わずに、ゴールに飛び込んで来ました。前駆をかき込むような力強いフットワークが印象的です。まぁ加えて上がり600mのラップが12秒1-11秒6-10秒9と加速して行きながら、最後の200m10秒9は余力たっぷりでした。マイラーとか2000mまで大丈夫とか言う前に、これはかなりの大物だと思います。ダイナミックな走法にSeattle Slew5×4の影響を感じます。 |
4.ルージュスタニング | 2番人気のルージュスタニングは9着に敗れました。実況でも触れられておりましたが、直線でズッと前が壁になっておりまして、一旦下がってから外に出そうとしたんですが、クリーンエアが外へ移動したので、内に進路ができ、そこを狙ったんですけども先にヴァンヴィーヴが外から寄ってきて進路がなくなり、そこからゴールまで流したままになってしまいました。Into Mischief産駒なんですけどもね、この血統は芝の上がりの速いレースで好走するイメージはなかったんですけども、仮に直線でスムーズだったらどのぐらい伸びたのかはちょっと見てみたかった気はします。 |
12.レディメローラ | レディメローラが函館での前走11着から一変です。レディメローラは押して行ってハナを切ったんですが、ペースは速めでプレッシャーもかけられ、楽な逃げではなかったんですが、逃げ切りました。これまではですね、冬の小倉の重馬場や函館の「稍重」で粘りを欠く事が多かったんですが、「稍重」は言え、夏の小倉でスピードを生かせたという感じですね。ギリギリのBランクなので、昇級して通用するかどうかは組み合わせ次第でしょう。 |
7.セブンマジシャン | その後4着がセブンマジシャン、5着キングズレインでした。この2頭は中団・後方からそれぞれ追い上げて、4コーナー前から外めに出しました。ルメール騎手のキングズレインは、最後方に位置して内をショートカットするようなね、騎乗が目についたんです、ここで脚を使った分だけゴール前はセブンマジシャンに先着を果たしています。まぁともに堅実さはわかるんですが、上位馬とは差を感じる内容でもありました。 |
9.チェルノボーグ | およそ9ヶ月ぶりの実戦だったチェルノボーグが1番人気に応えました。チェルノボーグはスローペースの中、道中少し力んでる感じだったんですが、途中から折り合って、直線半ばで先頭に立つとそのまま押し切りましたね。2着馬とは僅かクビ差だったんですが、内容的には危なげなかったですね。未勝利戦を勝った休養前の前走のタイムランクがEだったので、休み明け昇級でどうかと思ってたんですが、きっちりと勝ち切った点は評価できますね。この馬金鯱賞と中日新聞杯を勝ったギベオンの全弟に当たる馬なんですよね。血統的な魅力は十分ですし、今後の成長を見守って行きたい1頭ですね。 |
13.デリカダ | 1着のデリカダ、前2走と同じ好位を進んで、4コーナーで4頭横並びの中で1番手応えが悪かったんですが、それで伸びて来るのがこの馬の良い所です。メンバー中唯一の牝馬ながら、気性的なズブさと勝負根性を合わせ持っています。これで3戦3勝となったんですが、相手なりに走るタイプの典型に思えるので、さらなる強敵が出現しても対応できそうです。ただ、東京の切れ味勝負では分が悪いのかもしれません。 |
8.ジュンブロッサム | ジュンブロッサムが単勝1.3倍の支持に見事応えました。ジュンブロッサムは共同通信杯・アーリントンカップ・神戸新聞杯の全てで4着。新潟外回り1800mでレコード勝ちもあって、私自身この馬が2勝クラスいるのは反則に近いと思っていました。惜敗が続いていたのは、本質的に1600mが200m短いとも考えていました。それが1600mでAに近いBランク勝ち。まずレコードの出るような馬場が合っていたと思います。それと馬群を裁く必要のない少頭数、これも良かったんだと思いますね。準オープン(3勝クラス)でもまだ上位の馬。即好勝負必至だと思うんですが、確実に勝ち切るには1600mよりも1800mと、この辺の距離適性について私自身ちょっと意地になってます。 |
6.シランケド | その後追い込んで来たのが3着シランケドです。シランケドはデクラレーションオブウォー産駒、本質的に中距離の芝向きで、それがこの馬は1400mの未勝利戦を勝ったことで能力の高さは感じていました。予想は△を回していました。流れに乗じた面はあったんですが、見立て通りの末脚です。秋華賞はハイペースが絶対条件になります。 |
9.マキシ | それから1番人気のマキシ、7着でしたね。出遅れはともかくジリジリとしか伸びず案外の内容でした。確かにね、距離不足でしたし緩やかな流れから瞬発力勝負が合うタイプではないんですが、ちょっと明確な敗因は特定できません。レース後にですね、辻野調教師が「暑さが影響していたよう」というコメントがありますんでね、まぁこれを採用して良いかもしれませんね。 |
14.サンライズフォルス | プラス26キロという体重が示す通りに、モロに太め残りでしたけどね、コーナーで外をマクって行き、直線入り口では先頭に並びかけて見せ場は十分でした。太め残りが影響して流石に失速しましたけども、次は良くなりそうですね。1勝目は函館の芝1800m、つまりコーナー4つで、昇級後は阪神や京都の外回りの芝でイマイチでした。ダート初戦だった前走はこれまたワンターンの東京1600mで15着だったんですが、コーナー4つのダートで太め残りでも見せ場を作った事に注目。芝でもダートでもコーナー4つのコースが合っていて、今回の走りを見るとダート向きですから、次走もコーナー4つのダートで、なおかつ体が絞れていれば狙えるでしょう。 |
9.ロードアラビアン | 単勝1.9倍の断然の1番人気でした。今回ちょっと返し馬を見てね、本調子には一息かなという風に映ったんですが、案の定と言うかちょっと伸びを欠いて5着でした。そうは言いましてもね、今回のレースを見てこのクラスを勝つにはもう少しですね、時間が掛かるように感じたんですよね。何かこう一工夫が必要なんじゃないかなという感じです。ですから、1度使って体調が上向いたとしてもですね、まぁ私自身次走の1戦というのは、ちょっと様子見の立場を取ってみようかなと思います。 |
6.バトルボーン | バトルボーン、今回は逃げる競馬になりました。恐らく逃げたくはなかったと思うんですよね。まぁただ、他に行く馬もいなかったですし、馬の気に任せて行って、この馬自身上がりが35秒3でまとめていますので、今回に関しては目標にされた分、ちょっと厳しい形になったかなと。ただ、足りるレースはしたかなと思うので、この後のレースではね引き続き注目して良い1頭なのかなと思います。 |
1.エバーハピネス | そしてね1番内容が良かったのが3着のエバーハピネスですね。この馬スローペースの中、上がり600m33秒1の末脚を駆使して、よく追い上げたと思いますね。今回はね6番人気で3着だったんですよね。ですからね、次走も極端に人気が上がる事はないと思うので、ちょっと馬券で狙ってみたいなと思いますね。 |
9.ウンブライル | そして惜しかったのが山本直也さんの注目馬です、ウンブライル。最後良い脚でしたね。ホント頑張りましたけどね、最後の直線に向いてスッとエンジンがかかる感じではなかったんですが、ゴール前は一気に伸びて前に迫りました。前走からつけたブリンカーの効果もあって、ようやくここに来て本来の走りを取り戻してるんですよね。惜しくも敗れはしたんですが、力は発揮してると思いますね。 |
6.バスターコール | 2着以下は5馬身以上離された。2着バスターコール自身のタイムランクはC相当になります。東京1400mの新馬戦を勝ち、函館2歳ステークスで2番人気となって6着。これは1200mが忙しかったです。1600mに伸びて着順を上げて来たのも頷ける内容なんですが、現状を言えばワンペース。崩れませんが、勝つシーンも沸いてきません。そんなタイプに思えます。 |
1.ワールドウインズ | ワールドウインズがシンガリ16着でした。この馬もね、内枠だったので、内々を走っている内にちょっと脚なくなっちゃったかなという感じでね、僕の選んだアドマイヤビルゴと似たような感じで、夏はやっぱり牝馬ですよ。枠がもう少し外だったら、もう少し違っていたかなという。やっぱり各馬の隊列がそこまで崩れなかったので、やっぱり枠なりに悪い所を回った馬というのが一杯いたのでね、その辺りはこう多分に影響したかなと思いますね。 |
5.カルロヴェローチェ | そして5着は1番人気のカルロヴェローチェでした。こちらは良い位置で折り合っているように見えたんですが、ラストもうひと伸びを欠いたんですよね。ただ今回は、先ほどから言うように差し馬同士の決着になりましたからね、まぁ展開が向かなかったとも言えますし、ある程度力は発揮したのかなという感じはしますね。 |
.ベジャール | 13着は私が選んだアドマイヤビルゴ、15着がベジャールと。アドマイヤビルゴはちょっと内々を回っている内に脚色が鈍ってしまって、15着のベジャールは出遅れから全く流れに乗れずという感じで、見る目のない2頭を推奨して申し訳ないという気持ちです。 |
.ココナッツブラウン | ココナッツブラウンは5着でした。2勝目を挙げた前走が8キロ増の体重だったんで、今回14キロ減っても細くは見えるんですが、許容範囲と考えていました。差し馬同士の決着の中で、掲示板に載った馬の中では1番前に位置していました。まぁ2勝クラスなら牡馬相手でも勝てると思います。 |
.ルソレイユ | ルソレイユが先行策から抜け出し、4馬身差の快勝です。ルソレイユはこの馬にしてはスタートが早くて、2番手につける事ができ、楽な手応えで追走。その手応え通りに直線で伸びて突き放しました。函館から札幌にかけて連闘・中1週・中1週・連闘そして連闘という、まぁキツい日程になりましたけども、3週続いての出走でもレースごとにタイムも内容も良くなっていたんですから、これタフな馬ですね。で、昇級すると1200mをこなせるかどうかが鍵になると思います。 |
5.ウインシャーロット | ウインシャーロットは4着でしたね。ウインシャーロットにとって、逃げ切っていても不思議のない展開でした。スローに落としすぎた、そんな気もするんですが、それ以上に究極のベストは1600mではなくて、1400mなんだと思います。 |
1.エピメテウス | 2着のエピメテウス、馬体は良いですし良いフォームで走るんですが、気持ちの面でムラがあると聞いていました。今回逃げてスムーズなレースができましたし、及第の上がりでまとめていますから、これは勝ち馬が切れすぎたという事ですね。 |
2.ベストオブユー | 3着のベストオブユー、これは前と離されたんですが、超スローペースの新馬戦を差し切った内容から、このペースで上位に食い込めたのが収穫です。馬体は小さいんですが、とにかく一生懸命走るタイプです。 |
10.ハビレ | 勝ったハビレに関しては、初めての芝スタートという事もあって、出脚こそ一息だったんですが、ダートに入ってから一気にね掛かりが良くなりました。大外枠でもいたずらに外を回さず、3コーナー過ぎから内に進路を取った菅原騎手のエスコートは見事でしたし、ペースがペースだったんでね、こう展開が向いた感というのは、否めないんですが、こちらも新馬戦とは全く違う形で結果を出した点は評価したいです。実際の走り、あと父がヘニーヒューズというところを思うと、恐らくは1400mがベストディスタンスかなとは思うんですが、まあ短縮ともなるとね、注文はつく。ちょっとの延長なら良いかなと思うんですが、短縮はちょっと注文がつくというのは覚えておきたいですね。 |
7.コントディヴェール | なお、このレース3着から5着までも勝ち馬から0秒3以内で、高レベルに該当するんですが、前と内に位置した点が好走の要因です。速い走破時計は認めても、次走以降同じ走りができるかどうかは半信半疑と思います。 |
7.スマートクラージュ | その後3着がスマートクラージュ、4着ボンボヤージでした。3着のスマートクラージュと4着のボンボヤージ、鬼脚のアグリは別として、3着と4着も外の差し馬が入りました。流れが遅い分、脚が溜まって内・外の差も中山ほどではなく、揉まれない恩恵もあったのではないかと考えています。ただこの2頭は、前走のG3でも3着と5着。それだけ状態は良いんだと思います。 |
9.サトノレーヴ | タイムランクがDだったのは、前半600mが34秒1なのに対して、後半600mは33秒6と1200m戦にしては、前半のラップが遅かったためですね。サトノレーヴ自体は将来性を感じさせる走りでした。前走はタイムランクBの時計で勝って、番組注目馬に選ばれて、ただ今回はねおよそ7ヶ月ぶりの実戦だったんですよね。パドックの気配には注目してたんですが、休養前と同じ体重で太め感はなくて、落ち着きも十分でした。レースでもスッと3番手につけて抜け出して、着差は半馬身でもまだまだ余裕がありましたね。この馬、ハクサンムーンの半弟に当たる良血馬なんですよね。今後も短距離での活躍が期待できますし、昇級しても上位争いになりますね。 |
12.シュヴェルトリリエ | 女傑リスグラシューの初仔で、モーリス産駒です。448キロと牡馬にしては小柄なんですが、リスグラシューも牝馬三冠に出走している時は430キロ台で、それが引退レースの有馬記念を勝った際は468キロまで成長していました。馬体とか、パドックでイレ込み気味の気性ともに、お母さんと似ています。勝ちに気で行きたがるのをなだめながらの好位追走だったんですが、勝ちに行ってはいました。外から勝ち馬のショウナンラプンタに来られて手前を変える辺り、頭も良いと思います。結果3着ですが、良血らしさは発揮していました。お母さんは3歳春までマイルが適距離でした。現状、体力的2000mが長かった気もしています。1800m辺りに距離を短縮してくれば、すぐ勝てるはずです。また、その先も期待したいです。 |
4.フルングニル | 今回7ヶ月ぶりにもかかわらず、単勝1.9倍の断然人気になりました。568キロの巨漢馬でも、牧場から乗られて仕上がりは万全。気配も良く見えました。何よりも2戦2勝と底が割れていません。ただ、勝ったグーデンドラークをマークする位置から、だんだんと離されて結果5馬身差の2着。自身の走破時計はEランク相当です。大本命馬の走りとしては不満が残る内容でした。大型だけに使えば変わると見られて、次走も上位人気必至だと思います。それでも今回が仕上がっていただけに、同じ程度のパフォーマンスになる可能性も否定できません。その後者に賭けました。 |
6.ヨーホーレイク | ヨーホーレイクが昨年の日本ダービー以来、7ヶ月半ぶりとなる実戦を制して重賞初制覇です。ヨーホーレイクは皐月賞やダービーでは、まぁ決め手で劣ったんですが、クロウキャニオンの仔らしく、瞬発力よりも持続力というタイプなので、そういうタイプが好走しやすい中京は得意ですね。まぁ余談ながら、クロウキャニオンの仔ってたくさんいるんですけども、芝のコース別成績では、中京の連対率が最も高いです。今開催の3日目に初の中京で15番人気ながら3着になったストーンリッジもクロウキャニオンの仔です。という事で、切れ味勝負のコースや馬場では好走確率は下がると思います。 |
1.ウェイワードアクト | 3番手のインで勝ったユティタムがすぐ外にいる形でレースを進めて、最後の直線に向くと前にも馬がいて、詰まっている訳ではないんですが、なかなか進路を確保できない状態が続いたんですよね。それでもユティタムが抜け出して、馬群がバラけるともう一伸びして2着馬にハナ差まで迫るという競馬になりました。デビュー2戦目で、中1週のローテーションで、さらに格上挑戦で、しかも揉まれる形になった事を考えるとよく頑張ったと見るべきだと思いますね。まだ体つきが緩くて、これからの馬ですし将来的にはね、私としてはユティタムを逆転できるだけのポテンシャルを秘めた馬だと考えています。 |
2.オープンファイア | そしてオープンファイアがアタマ差の2着で、後続は離されました。2着のオープンファイアはエンジンのかかりが遅い点は、1戦ごとに改善されつつあって、2歳新馬戦の時に比べれば、大分動けるようになっています。奥手の長距離タイプだとすれば、今はまだポテンシャルだけで走っていますね。ダービーを目指すためには、まずはさらなる賞金加算。これが先決です。 |