タスティエーラ (Tastiera)

牡4 (2020/03/22生) 鹿毛

父:サトノクラウン (Northern Dancer系)
母:パルティトゥーラ
母父:マンハッタンカフェ
戦績:8戦3勝
馬主:キャロットファーム
調教師:美浦 堀宣行
生産:ノーザンファーム
賞金:5億7005万円

日付 レース名 コメント
2024/03/31大阪杯(G1)11着そして1番人気でしたタスティエーラ11着。有馬記念の6着は不利がありました。また、共同通信杯4着は引っかかっていました。これら以外は全て連対して来た馬。それを考えると、この大敗は大いに気になります。エアポケットで進んで脚を溜めるような戦法が良くなくて、意外と自分から動いて行った方が良いタイプなのか、あるいは喉とか何かあるのか、状態が良く映っただけに、これは敗因を探って見たいと思います。
2023/12/24有馬記念(G1)6着その後6着タスティエーラでした。中団・後方待機となった馬は、3コーナーから4コーナーにかけて動いて行けないと厳しかったですね、このレース。で、3コーナーからジョッキーの手が激しく動いていたんですけども、周りについて行くのが精一杯という感じ。それでも直線で伸びかけたんですけども、残り200m付近で前が狭くなって急ブレーキ。その後また伸びていまして、不利がなければ3着・4着争いに加わる所までは、行けたんじゃないかと思います。
2023/10/22菊花賞(G1)2着2着に入ったのはタスティエーラ。これはまぁ考え得る最高のレースと言うか、減点で評価すれば減点ゼロの競馬ができてると思いますね。これで負けたのでは、もう仕方ないかなという風に私は思います。
2023/05/28東京優駿(G1)1着90頭目のダービー馬に輝いたのはタスティエーラでした。接戦を制しましたね。まず意識的に前めにつけて、早めに先頭に立って押し切ったんですよね。着差は僅かだったんですが、そもそも上がりの速い決着で着差が広がりにくい事と、あとまぁ有利とは言えない瞬発力勝負で勝ち切ったんですから、内容的には強かったと思いますね。中間の調整過程から調子を上げているのは明かだったので、それを上手く引き出した鞍上の好騎乗も光りましたね。
2023/04/16皐月賞(G1)2着もうほとんど勝ったような感じがしたんですが…。他馬が苦しくなった勝負所で1頭だけ手応えが違いました。共同通信杯を負けた事で弥生賞ディープインパクト記念を挟む事となり、それを勝った後も課題を持って調教に臨んでいた。そんなような気がします。まぁこの課程に厩舎力を感じます。そしてそれに応えた馬も見事。タフですし、サトノクラウン産駒で道悪も上手いです。あとはね、ちょっと使い込んできてるんで、ダービーとなると上積みがどうかという事ですね。また、距離も2400mよりは今回の2000mの方が向いている、そんな気がします。
2023/03/05弥生賞(G2)1着タスティエーラが直線で抜け出した。まぁ直線に入ってね、すぐに先頭に立って、もうそのまま押し切ってますね。
4コーナーでポジションを上げて行く時の手応え、良くなかったと言うか、ハッキリ言って追い通しでしたよね。ただ、これまでもコーナーでズブさを見せていた馬です。手応えが良くなくてもああやって最後まで押して行けば最後まで伸びますね。途中からいきなりペースが速くなる展開よりも、早めに淀みなく流れた展開から、持続力を問われる方が、この馬には合うはずなので、その点ではトライアルよりも本番向きと思えます。
弥生賞ディープインパクト記念、1着・2着馬ともに何か本番楽しみな感じがありますね。まぁ他のトライアル終わっていないんで、何とも言えないですが、2頭とも十分圏内だと思いますね。
2023/02/12共同通信(G3)4着その後2着がタッチウッド、3着争いではダノンザタイガーがハナ差タスティエーラを抑えました。4着のタスティエーラは良い形でレースを進める事ができました。2歳新馬戦を勝った時より心身ともに1段階良くなった印象で、それがレースぶりに現れていましたね。こちらサトノクラウン産駒で、この馬も奥手のタイプと思いますね。
2022/11/27新馬1着単勝1.9倍の1番人気タスティエーラが完勝でした。レース中盤のラップは遅かったんですが、上がりタイムは優秀でしたね。0秒9のペース補正が入ってタイムランクはAとなりました。タスティエーラはスローペースで本来なら、着差が広がりにくい状況の中、2番手から悠々と抜け出して来ましたね。レースのラスト600mは11秒2-11秒1-11秒2と高速なんですよね。まだまだ余力もあったように見えました。この内容なら昇級しても通用するのは間違いないですし、先々まで楽しみなんですが、実は母のパルティトゥーラは芝の1600mで3勝した馬なんですよね。ですから、まぁこの馬も距離がどこまで保つかというのが、今後のポイントになって来ると思いますね。

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