イクイノックス (Equinox)

牡5 (2019/03/23生) 青鹿

父:キタサンブラック (Halo系)
母:シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー
戦績:10戦8勝
馬主:シルクレーシング
調教師:美浦 木村哲也
生産:ノーザンファーム
賞金:17億5656万円

日付 レース名 コメント
2023/11/26JC(G1)1着イクイノックスが単勝1.3倍、断然の人気に応えました。これ何を言っても何かちょっとね、私が言うと安っぽく聞こえてしまうんですけども、まず3番手の位置というのは、天皇賞の位置と一緒なんですよね。その位置を取った時点で割と勝負大きかったかなという感じはするんですよね。その後はスムーズに折り合って、馬なりで先頭に立って4馬身差なので、人馬一体とは正にこの事だと思いますし、ここまでね、最高の出来に仕上げた陣営も素晴らしいと思いますし、それに応えた馬とジョッキー、もう素晴らしいとしか言いようがないですね。やっぱりディープインパクトの時はちょっと折り合いがあって、ハラハラドキドキで後ろからともあったんですけど、イクイノックスに限ってはここ2戦はもう良い位置につけて、全く危なげないですからね。これはジョッキーもポニーに例えてましたけども、それぐらい乗りやすい馬だという事なんだと思いますね。しかし、陣営としては仕上げるのに相当プレッシャーあったんでしょうね。やっぱりルメール騎手の涙とか、木村調教師の涙とか見てると、相当なプレッシャーがあったんだと思いますしね、そこを乗り越えた陣営は素晴らしい仕事をされたと思いますね。この後、もう少し見たいような、もうねゆっくりさせてあげたような、いろんな気持ちありますけど、何かもう1回どっかで見たいなと思いますね。
2023/10/29天皇賞秋(G1)1着ラップで言いますと、昨年のパンサラッサの大逃げというのが、1600m通過が1分32秒1。今年は1分32秒4なんで、さほどねペースは変わりないんです。どこが違ったかって言うと、その後の最後の400mで、昨年は12秒4-12秒7と大失速なんですが、今年は11秒7-11秒4。つまりラスト400mの差が2秒あるんです。この2秒が1分57秒台から55秒台まで引き上げた大きな要因で、それをやったのは結局イクイノックスという事になる訳です、だから強いんですよ。しかも3番手からあのハイペースで、それからそのまた脚を繰り出してる訳ですよね。ですから、最後の400mのラップというのは、逃げ馬がバテたジャックドールに変わって、イクイノックスいが馬なりでレースの先導役を引き受けたと。そして最後まで乱れぬラップで走ったもんですから、とんでもないタイムが生まれたという事で、これはもうラップ上ですね、桁違いに強いという事がわかると思います。
まぁこういうのはやっぱ「筆舌に尽くしがたい」って言うんじゃないでしょうか。褒める言葉がないですよね、あまりにも強すぎて。圧巻だったと、ここが圧巻だったとか、圧倒的だとか脅威的だとかそういう言葉、キレイな言葉を用意しようと思って言うだけ陳腐にすぎるって言うか、それぐらい言葉のないレースで、びっくり仰天。それで良いんじゃないですか。この後のジャパンカップ、これはもう本命を打たざるを得ない。リバティアイランドとどっちかななんて考えてましたけど、この強さを見たら現時点では恐らくリバティアイランドでは太刀打ちできないと思います。
2023/06/25宝塚記念(G1)1着イクイノックス、大外から強かったですね。もうどう乗っても勝てるという、ものはルメール騎手にあったと思いますし、まぁその中ですぐにスタートの直後のレースプランを切り替えて、どんなイレギュラーな事が起きても勝てるというものあったと思います。ただルメール騎手にしては、普段丁寧に乗るjockeyにすれば随分大雑把な競馬したなっていう感じはあるんですが、まぁそれでも強かった。何がすごいかなっていうのは、やっぱり前回逃げて勝った馬が今回追い込んで勝ってるという事で、そういう馬はなかなかいないでしょう。ディープインパクトだってそんな事はやってませんからね。
2023/03/251着コメントなし
2022/12/25有馬記念(G1)1着3歳馬イクイノックスが1番人気に応え、デビューから6戦目での有馬記念勝利。最小キャリアという事です。また、父のキタサンブラックは2017年に有馬記念を勝っていまして、5組目の親子制覇となりました。イクイノックスはですね、中団待機から3コーナー、そして4コーナーで持ったままポジションを上げ、直線入り口で先頭に並びかけて直線で突き放すという、非常に強い勝ち方でした。これ何度やり直しても勝ちそうというぐらいの、盤石な勝利でしたね。中山内回りが合うタイプではないと思うんですけども、能力の高さだけで圧倒しました。まぁ文句なしのチャンピオンですね。
2022/10/30天皇賞秋(G1)1着春のクラシックで2着が続いた3歳馬イクイノックスが1番人気に応えてG1初制覇です。2コーナーの入りで位置取りが悪くなった点はちょっと心配したんですけれども、隊列が決まってからもう非常にリズム良く走っていましたし、まぁルメール騎手もね冷静沈着で、馬の能力を信じたレースをしましたね。ラストは究極の瞬発力勝負と言って良いと思うので、1馬身差というのは、とてつもなく大きな着差で、これは強かったです。クラシックは無冠でしたけれどもね、3歳最強馬と言って良いんじゃないでしょうか。
2022/05/29東京優駿(G1)2着そしてドウデュースにクビ差2着がイクイノックスでした。皐月賞と同じで、大外枠からのスタートになったんですが、前回と比べると道中の我慢は効いていたと思いますし、ラストも本当よく伸びてるんですよね。メンバー最速の上がりタイムを駆使して勝ち馬と同タイムの2着ですから、負けて強しの内容だったと言えますね。力は発揮してると思います。
2022/04/17皐月賞(G1)2着そして2着が5ヶ月ぶりの実戦でしたイクイノックスで木村哲也厩舎の所属馬によるワンツーフィニッシュでした。体重の10キロ増は成長分です。バランスの良さと馬体の美しさ、やっぱり良い馬だと思いました。ルメール騎手が先に動いたのも、展開からは納得。最後は勝ち馬に負けを知っている者の強みがあったように思います、これは桜花賞のスターズオンアースと同じです。2400mになるのが特別プラスとも言えないんですが、東京の切れ味勝負になるのは大歓迎。逆転は有望に思えてきます。
2021/11/20東京スポ(G2)1着1番人気のイクイノックスが勝って2戦2勝です。後方のインで脚を溜めて、最後の直線で外に持ち出すとしっかり伸びて差し切りましたね。自身の上がり600mのタイム、32秒9なんですよね。レースセンスが良いですし、切れ味も十分にあります。父がキタサンブラックなら、今後距離が伸びても十分対応できそうですし、いずれにしろ楽しみな馬が現れましたね。
2021/08/28新馬1着イクイノックスが2着以下に6馬身以上の差をつけての勝利でした。イクイノックスはスタートが早く、ハナを切れそうな行きっぷりだったんですが、2頭行かせて3番手。内を通って先頭に立ち、さらに突き放して圧勝しました。脚が長くてですね、大跳びなので、中山や阪神の内回り何ていうコースだと力を出せない恐れもありますけども、広くて直線の長いコースなら上のコースでも好勝負になりそうです。

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