2018年3回阪神5日目

開催一覧
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中山 阪神
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2018/02/10 (土)
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2018/01/27 (土)
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2018/01/21 (日)
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2018/01/07 (日)
中山 京都
2018/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒9、日曜がマイナス2秒0だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナス1秒を超える数値で、高速馬場となっている。
 Bコースに変わって最初の週。阪神芝については、雨の影響はほとんどなく、前半2週よりもさらに時計は出やすくなった。連対馬については、差しが全く届かないという程ではないが、前へ行って内を立ち回った馬が優勢だった。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒1だった。さかのぼって6日間の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値だが、良馬場発表だった1週目・3週目は水準に近い数値で、良馬場ではなかった2週目、特に3日目は時計が出やすくなった。
 ダートについては、雨の影響はあまり残っておらず、速い時計の出る馬場だはなかった。連対馬についてだが、前めにつけた馬が優勢だった。


  タイム分析
 2018/06/16 (土)  芝=-1.9  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1400 リゲイン 牝2 未勝利 1:22.4 -0.9 --- +0.4 -1.3 D C 7.56
6R T2400 セルヴィエット 牡3 未勝利 2:25.2 -3.2 --- -0.9 -2.3 B C 6.69
8R T2000 テリトーリアル 牡4 500万下 1:59.2 -1.7 --- +0.2 -1.9 C B 6.91
9R T1600 エイシンティンクル 牝5 小豆島特1000 1:32.0 -2.0 --- -0.5 -1.5 B B 7.13
10R T1200 ナインテイルズ 牡7 水無月H1600 1:07.6 -0.9 -0.1 +0.1 -1.1 C D 8.17
12R T1600 ブルベアトリュフ 牡3 500万下 1:32.4 -2.2 --- -0.7 -1.5 B D 9.87
 2018/06/16 (土)  ダ=-0.2
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1800 シゲルマツタケ 牝3 未勝利・牝 1:57.0 +2.7 --- +2.9 -0.2 E E 8.00
3R D1200 セトノシャトル 牡3 未勝利 1:12.8 -0.3 --- -0.2 -0.1 C C 8.07
4R D1800 セイリスペクト 牡3 未勝利 1:55.4 +1.1 --- +1.3 -0.2 E D 8.50
5R D1200 チュウワフライヤー 牝2 新馬 1:13.8 -0.1 --- ±0 -0.1 C C 5.25
7R D1800 アイアンテーラー 牝4 500万下・牝 1:53.4 +0.3 --- +0.5 -0.2 D C 4.90
11R D1400 ウインムート 牡5 天保山S 1:23.6 +0.6 --- +0.8 -0.2 E D 9.33

阪神2R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より2秒9遅い勝ちタイムだった。
4着:デイジーメーカー 通信簿
 1番人気4着だった。出遅れて道中一気にポジションを挙げていく競馬。強引なレースになったとは言え、ラストの粘りも案外。もっとやれると思っていたが、すみません。
阪神4R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムだった。
阪神6R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒9速い勝ちタイムだった。セルヴィエットが5ヶ月半ぶりの実戦で初勝利を挙げた。
1着:セルヴィエット 
 セルヴィエットは骨折明けだった。今の未勝利クラスで、芝の長丁場では上位の力があったという事だろうか。逃げた1番人気のセイウンフォーカスが均等に速いラップを刻んだ事で、良い記録が生まれたが、持久戦になった点は大きく、昇級して瞬発力勝負になった時に、それに対応できるかどうかが問題。
2着:ララシャンパーニュ 
 2着のララシャンパーニュ、上がり600m推定タイムは最速だが、いつもスタートが遅いこの馬にとっては展開の助けがあって、また4コーナー最内のコース取りも良かったと思う。
3着:リンディスファーン 
 3着のリンディスファーンは経験馬相手のデビュー戦はダートで大敗したが、2戦目の芝で一変した。12番人気でこの手の穴馬を発掘するのは非常に難しいが、攻めは動いていましたから、そこに糸口があるかもしれない。
7着:セイウンフォーカス 
 一方1番人気のセイウンフォーカスは7着だった。セイウンフォーカスはここまで失速するペースではないと思う。ですから、最後は馬が止めてしまった模様。気の悪さがネックという感じがする。
阪神9R 小豆島特別 タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムだった。エイシンティンクルが距離短縮、初めての1600mで逃げ切った。
1着:エイシンティンクル 
 エイシンティンクル、香港カップ・イスパーン賞を勝ったあのエイシンヒカリの全妹らしい逃げ切り勝ちだった。今回は距離短縮策も良かったでしょうし、落ち着いた逃げが打てたときの強さというのを再認識できた。モロさはまだあると思うが、昇級しても通用しそう。
2着:インディチャンプ 勝ち馬注目
 2着のインディチャンプ、毎日杯3着馬で、アーリントンCでも4着。ここはちょっと取りこぼせない一戦と見ていたが、今回は逃げ馬のレース。仕方のない部分もあるが、一瞬しか良い脚を使えない、そんな印象も受けた。それでも次走は確勝級。
3着:サウンドキアラ 
 3着のサウンドキアラ、これでデビュー以来全て4着以内の堅実派。私は鮮やかな2歳新馬勝ちが、今でも脳裏に焼き付いていて、高速決着の今回は先行策でも良いが、脚を溜めればもっと弾けるというイメージは持ている。
4着:ボンセルヴィーソ 
 4着のボンセルヴィーソ、ファルコンS2着馬で2段階降級馬だった。そう考えると物足りないが、高速決着、速い上がりへの対応には限界があるかもしれない。従って、平均に速い流れが向くかもしれない。1400mの方が良いんじゃないだろうか。
5着:クリアザトラック 
 5着のクリアザトラック、降級馬だった。先着4頭も手強い相手だったが、従って位置取りの差というのは敗因の1つだが、上がり600m推定33秒6ですから、さほど脚を使ったという訳ではない。この後、この馬については改めて触れる。
5着:クリアザトラック 解説危険
 今回2番人気で5着だった。降級馬だが、そもそも1000万下勝ちが平凡でしたし、1600万下で2着が2回あるが、さほど切れる脚を使ったという訳ではない。時折出遅れますし、折り合いの難しさもありますし、この馬安定して力を発揮できないもどかしさがある。常に人気ですし、人気先行のきらいもありますから、馬券を買うメリットは少ない。以上の理由から次走危険馬とする。
阪神11R 天保山S タイムE
 基準より0秒8遅い勝ちタイムだった。
阪神12R 3歳上500万下 タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムだった。ブルベアトリュフが未勝利戦・500万下と連勝した。
1着:ブルベアトリュフ 
 ブルベアトリュフはこれで未勝利・500万下と2連勝。1600mへの距離短縮策で軌道に乗ってきた感はある。この時期のシンボリクリスエス産駒というのは、まだ体が緩いのでもっと良くなる余地はある。ですから、この馬は昇級してもやれると思う。非常のこのレースは強い勝ち方だったと思う。どんどん良くなってくると思う。
2着:ハクサンフエロ 
 ハクサンフエロが逃げ粘って2着だった。ハクサンフエロは数少ないシルポート産駒で、勝ち上がっているのはこの馬だけ。父を彷彿とさせる逃げで、いつも潔い逃げを打つ。常に自分のレースをするだけだが、2勝目は近いと思う。
2着:ハクサンフエロ 通信簿
 2番人気2着だった。今の阪神は高速馬場で、しかも前に行った馬が止まらない。この馬も逃げる形で、馬場・展開を味方につけた。元々好走・凡走がハッキリしたタイプ。次走も人気なら疑ってかかりたい。
3着:ナンヨーマーズ 
 3着のナンヨーマーズは4コーナー大外の13番手からの追い込みで、びっくりする程の脚を使ったわけではない。近走は凡走と好走の繰り返しという事で、非常に振幅が大きく、次走の取捨はかなり微妙。
4着:ダイシンカレラ 
 4着のダイシンカレラ、5着キラージョー、6着ゼニステレスコープまでが一団の入線で、追い出しを待たされた7着リンクスまでは次走上位候補として浮上の余地がある。
5着:キラージョー 
 4着のダイシンカレラ、5着キラージョー、6着ゼニステレスコープまでが一団の入線で、追い出しを待たされた7着リンクスまでは次走上位候補として浮上の余地がある。
6着:ゼニステレスコープ 
 4着のダイシンカレラ、5着キラージョー、6着ゼニステレスコープまでが一団の入線で、追い出しを待たされた7着リンクスまでは次走上位候補として浮上の余地がある。
7着:リンクス 
 4着のダイシンカレラ、5着キラージョー、6着ゼニステレスコープまでが一団の入線で、追い出しを待たされた7着リンクスまでは次走上位候補として浮上の余地がある。

  馬券Summary
宝塚記念のセオリー
 今年春の天皇賞はシュヴァルグランが2着。これがハーツクライ産駒は5年連続で2着で、過去10年で[0-5-3-13]という成績になった。勝ち鞍はないが、非常に高い適性を示している。このように、あるレースに特に高い適性を示すという種牡馬はいて、それは時台に応じて変わってくる。例えば、一時期のダイヤモンドS、ダンスインザダーク産駒が活躍した。さて、今週行われる宝塚記念、それもこの傾向が見られる。
宝塚記念のセオリー
 ステイゴールド産駒が5勝で、同産駒の活躍は誰しも気づくが、出走頭数は少ないものの、グラスワンダー産駒、それからスペシャルウィーク産駒が頑張っている点は見逃せない。実はグラスワンダー・スペシャルウィーク・ステイゴールドは1999年の宝塚記念の1着?3着馬で、宝塚記念で走った馬の産駒は宝塚記念でも走るのではないかという仮説を立てた。グラスワンダーは2011年の勝ち馬アーネストリーの父だが、昨年2着のゴールドアクターの祖父、つまりスクリーンヒーローの父でもある。意外と苦戦しているのがディープインパクト産駒で、ディープインパクトは宝塚記念を勝っているが、その年は京都で行われた。また、ハーツクライ産駒も振るわない。梅雨あるいは夏競馬の時期に、阪神の芝2200mに高い適性を示す種牡馬を探すという事、これは宝塚記念を検討する上で、血統面からのアプローチになると考える。という事で、結論、ステイゴールド産駒を狙いましょうでは、ちょっと陳腐になってしまうので、今後宝塚記念を席巻しそうな候補としてルーラーシップ産駒を挙げておく。ルーラーシップ自身は2012年オルフェーヴルの2着している。
解説者:
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