2018年5回東京6日目

開催一覧
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2018/01/21 (日)
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2018/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒8、日曜がマイナス1秒7だった。まずはさかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、マイナス1秒8からマイナス1秒5の間で推移しており、大きな動きはない。
 雨の影響を受けた日もあったが、それでも速い時計の出る馬場が続いている。連続開催の終盤に入った訳だが、先週は乾いた馬場でコース設定が変わったこともその要因と思われる。先週の芝は13鞍行われて、全てにペース補正を施すぐらいスローペースのレースが多く、タイムランク的にもスローの扱いとしたレースが4鞍もあった。その影響とCコースに変わったこともあって、逃げ馬が8連対と幅を利かせていた。ですからここに2週よりも、前に行った馬が頑張っていた点は大きな特徴。
 先週の馬場差1600m対象の数値は土曜がマイナス0秒2、日曜がマイナス0秒1だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、水準レベルで推移しているが、この開催2週目だけは雨の影響で速めの時計が出るコンディションだった。
 先週は土日とも乾いた良馬場で、開催2週目よりも時計は掛かって水準レベルの馬場差に戻った。連対馬の脚質を見ると、後方からの差し馬の連対はゼロだが、中団からの差し馬は届いていた。傾向的には、前めにつけた馬がやや有利といった感じだった。


  タイム分析
 2018/11/18 (日)  芝=-1.7  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1400 チビラーサン 牝2 未勝利 1:23.4 ±0 -0.3 +0.9 -1.2 SL D 10.56
2R T1800 クラサーヴィツァ 牝2 未勝利・牝 1:49.8 +0.6 -1.2 +0.9 -1.5 SL C 7.38
4R T1600 ペレ 牝2 未勝利 1:35.5 -0.6 -0.2 +0.6 -1.4 D D 9.44
5R T1800 アップライトスピン 牝2 新馬 1:49.1 -0.4 -0.5 +0.6 -1.5 D C 7.64
6R T1400 スズノムサシ 牡2 新馬 1:23.4 -0.2 -1.0 ±0 -1.2 C D 10.06
9R T1600 ジョディー 牝2 赤松賞500 1:34.3 -1.1 -0.3 ±0 -1.4 C C 8.58
12R T2000 ダノンキングダム 牡4 1000万下 2:00.0 -0.1 -0.5 +1.1 -1.7 SL D 7.80
 2018/11/18 (日)  ダ=-0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R D1300 マイネルサンタアナ 牡2 未勝利 1:21.1 +1.4 --- +1.5 -0.1 E C 8.13
7R D1600 ビービーガウディ 牡4 500万下 1:38.1 +0.1 --- +0.2 -0.1 C D 7.47
8R D1400 ヴォーガ 牡4 1000万下 1:25.4 +1.2 --- +1.3 -0.1 E C 5.73
10R D1600 アルクトス 牡3 錦秋S1600 1:38.1 +1.7 -0.4 +1.4 -0.1 SL D 5.00
11R D1400 サトノファンタシー 牡5 霜月SH 1:23.8 +0.8 --- +0.9 -0.1 E D 8.46

東京1R 2歳未勝利 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
東京2R 2歳未勝利 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
東京3R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒5遅い勝ちタイムだった。
東京8R 3歳上1000万下 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムだった。
東京10R 錦秋S タイムSL
 前半が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
東京11R 霜月S タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。
8着:ダンツゴウユウ 通信簿
 1番人気8着だった。昇級戦で妙味を狙った推奨馬だった。まさか1番人気とは…。引っかかるのに追ってからズブい短所が僅かな着差に出てしまった。ごめんなさい。
東京12R 3歳上1000万下 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。

  馬券Summary
何やねん。内も伸びるやんけ
 ネイティブな関西弁で言うと、「なんやねん内も伸びるやんけ、おいおい」という感じ。京都のタイム分析でもお話しした通り、京都の芝は先々週に引き続いて、スローペースの競馬が多かった。特にG1が行われた、マイルチャンピオンシップ当日とか、先々週のエリザベス女王杯当日はその傾向が顕著だった。
何やねん。内も伸びるやんけ
 ただ、スローだからと言って先行有利だったかと言えばそうではなくて、差し馬が幅を利かせていたのは先々週と同じだった。ただ、大きく違う点が一つあって、それは内・外のコース取りの違い。先週は内が荒れていると考える騎手が多かったようで、最後の直線に向くと馬場の内を開けて走る馬が増えて来て、馬群が結構バラけるケースが多くなって来た。結果、内にスペースができて、そこを突く形で日曜後半は、内から差す馬が馬券に絡むケースが増えた。例えば日曜7Rの2着ゴールドハット。9Rは3着のスマートセラヴィー、10Rはテーオービクトリーが勝利した。結局、ジョッキー達の意識も、「なんやねん、内も伸びるやんけ」って事になって、マイルチャンピオンシップでわかりやすく1着1番2着2番3着3番という3連単で決着した。ですから内を突いた馬が、ワンツースリーという結果になった。今週で京都開催も最終週なので、開催前半と比べると馬場傾向が、やはり1日のうちで目まぐるしく変化していく。その点は容易に想像がつきますし、その流れを早く読み取って、日曜後半の馬券作戦に結びつけたいと思う。
解説者:
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