2018年2回福島1日目

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2018/02/10 (土)
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中山 京都
2018/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜はマイナス1秒6、日曜がマイナス1秒5だった。
 昨年のこの開催、開幕週と比較しても速い時計の出るコンディションだった。連対馬を見ると、開催初日である土曜は前めに位置して、内を立ち回った馬が優勢だったが、日曜は7鞍中5鞍で中団・後方の馬が絡んでおり、先行有利という事ではなかった。今週もう1週Aコースが使用されて、後半2週はBコースが使用される。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒6、日曜がマイナス0秒5だった。
 乾いた良馬場ではあったが、マイナスの馬場差。高速馬場ではないが、速めの時計が出るコンディションだったと言えるだろう。連対馬については、前へ行って内を回った馬が優勢だった。


  タイム分析
 2018/06/30 (土)  芝=-1.6  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1800 ダディーズマインド 牡2 未勝利 1:48.6 -0.9 --- +0.5 -1.4 D D 7.33
3R T1200 ゴールデンテソーロ 牝3 未勝利・牝 1:09.0 -0.7 --- +0.3 -1.0 D D 9.50
5R T1200 ハナブショウ 牝2 新馬 1:10.2 -0.2 --- +0.8 -1.0 E D 8.92
7R T2000 ウェディングベール 牝3 未勝利 1:59.7 -1.9 --- -0.3 -1.6 C C 9.69
8R T1800 ヴェロニカグレース 牝3 500万下・牝 1:46.4 -1.5 --- -0.1 -1.4 C D 7.08
9R T1200 シンボリバーグ 牝4 郡山特別500 1:07.9 -1.3 --- -0.3 -1.0 B D 7.27
11R T1200 レジーナフォルテ 牝4 テレビユ1600 1:07.1 -1.3 --- -0.3 -1.0 B C 7.27
 2018/06/30 (土)  ダ=-0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1150 ヴィクトアリー 牝3 未勝利 1:09.7 +0.5 --- +0.9 -0.4 E D 5.73
4R D1700 トリプルレインボー 牡3 未勝利 1:45.8 -1.3 --- -0.7 -0.6 B D 6.71
6R D1150 ホールドユアハンド 牡2 新馬 1:09.8 -0.2 --- +0.2 -0.4 C D 9.06
10R D1700 アルクトス 牡3 猪苗代特1000 1:45.7 +0.5 --- +1.1 -0.6 E C 8.13
12R D1700 ショーム 牡3 500万下 1:45.4 -0.6 --- ±0 -0.6 C D 8.86

福島2R 3歳未勝利 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。
福島4R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒7速い勝ちタイムだった。2走連続2着のトリプルレインボーが初勝利を挙げた。
 人気2頭が前へ行って、速いラップを刻んだ。3コーナー過ぎに1番人気トリプルレインボーが2案人気ゴールドパッションに並びかけて、直線はビッシリ競り合う展開。これでゴールドパッションが苦しくなって3番人気のアカリダイヤモンドが2着。4着以下は大差と離された。
1着:トリプルレインボー 
 勝ったトリプルレインボーだが、順当な勝利と言えるだろう。前走はサトノディードのハナ差2着だったが、そのサトノディードは次走で500万下を2着しており、未勝利戦では力が違った。今回は一息入れての勝利で、上のクラスでも十分通用するのではないだろうか。
2着:アカリダイヤモンド 
 2着アカリダイヤモンドは3月以来の実戦で2着だった。今回はやや展開の助けがあったは否めないが、1走毎に着差を詰めてきていますし、順調に使えるなら次走はそろそろ勝ち上がる番だろう。
3着:ゴールドパッション 番組注目馬
 惜しかったのは3着ゴールドパッション。5走目で初めて逃げる競馬をやったが、気分良く逃げて3コーナー過ぎから競りかけて来られたのが痛かった。3着となってしまったが、4着以下には大差ですし、今回は相手が悪かっただけで、次走はよほどの事がない限り、勝てるだろう。
福島5R 2歳新馬 タイムE
 基準より0秒8遅い勝ちタイムだった。
福島9R 郡山特別 タイムB
 このレースの勝ちタイムは古馬500万下の基準タイムより1秒3速く、1200m対象の馬場差がマイナス1秒0になることを踏まえると、 -1.3-(-1.0)=-0.3 で基準より0秒3速い勝ちタイムとなる。プリンセスオーラが先手を取って直線に入って行ったが、2番手のディアサルファーが並んで行き、交わして先頭に立つ。しかし、その外からシンボリバーグが迫り、抜け出して1着。半馬身差でディアサルファーが2着。その後内を突いて、ルアがクビ差3着に入っている。
1着:シンボリバーグ 
 シンボリバーグが降級戦を制した。このクラスとしては速いラップでプリンセスオーラが逃げたが、2番手からディアサルファーが直線先頭。直後のインを進んでいたシンボリバーグが直線外に出してきっちり差し切った。シンボリバーグはハンデ戦ながら1000万下で3着した経験があり、降級してこのクラスでは力が違った。再昇級後はしばらく苦しむかもしれないが、ハンデ戦など条件に恵まれれば、勝ち負けする可能性もあるだろう。距離は1600mまでならこなせると思う。
2着:ディアサルファー 
 2着ディアサルファーは未勝利勝ち後2戦目。一息入れて、これが初の古馬との対決になったが、降級の勝ち馬以外には先着を許さなかった。本来の前に行く競馬ができた事も収穫で、いずれこのクラスは勝ち上がるだろう。
3着:ルア 
 3着には14番人気と、人気薄のルアが入った。ダートで未勝利勝ちの後、8戦して全て掲示板を外しており、今回は一息入れてデビュー戦以来久々の芝を使ったが、見せ場十分。これなら今後も芝の方が面白そう。
10着:セイウンミツコ 
 一方1番人気のセイウンミツコは10着に終わった。セイウンミツコは中山得意で、平坦の福島で後方から行く競馬では、持ち味が出なかった模様。ただし、今回は一息入れた一戦で、次走変わり身には注意が必要だろう。
福島10R 猪苗代特別 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムだった。
2着:イダペガサス 解説危険
 この馬はいつもかなり人気になる馬で、ちょっと冒険かもしれないが、タイムランクEで2着と勝ちきれなかったのは、少し不満が残る。ここはもうアッサリ勝って良い時計だったと思う。人気先行馬で、次走も人気にはなるだろうが、ちょっと組み合わせに恵まれない限り、厳しいのではないかと考えて、危険な馬にしてみる。
福島11R テレビユー福島賞 タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムだった。このレースも降級したレジーナフォルテが勝った。
1着:レジーナフォルテ 
 降級馬レジーナフォルテが2番手から抜け出して鮮やかに勝った。今回は人気も割れていたが、降級馬が2頭しかいないのに5番人気というのは、いささか低評価だったか。しかし、前走1000mを使った事で行き脚もついて、速いペースの2番手を楽に追走。結果的には前に行った2頭の競馬にして快勝した。再びオープンに戻ってしばらくは苦しむかもしれないが、条件に恵まれればいずれ勝ち負けして不思議はない。
2着:エリシェヴァ 
 2着エリシェヴァは前々走このコースで1000万下勝ち。勝ち馬同様前走1000mを使った事で、行き脚をつけて単騎逃げに持ち込んだ。新潟芝1000mから芝1200mというローテーションは前へ行くには絶好のローテーションで、全て上手く行く訳ではないが、先行力のある馬は注意しておくべきだろう。
4着:アッラサルーテ 
 1番人気のアッラサルーテだが、こちらは4着だった。アッラサルーテ、速い馬が多くていつものように前へは行けなかったが、直線良い脚を使った。ただ、届かなかったと。1200mなら中山とか阪神のような坂のあるコース向きと言えるかもしれない。
福島12R 3歳上500万下 注目
 2頭が並んで単勝オッズ3.1倍だったが、わずかな差で2番人気だったショームが1番人気のデザートスネークを抑えて快勝した。3コーナー過ぎに仕掛けると、馬なりで外から先頭に立って、そのまま押し切るという強い勝ち方だった。
1着:ショーム 勝ち馬注目
 ショーム、3歳馬で未勝利勝ちの時には2着に9馬身差の圧勝劇を演じている。また、続く500万下では後にヒヤシンスSで2着に入って、UAEダービーにも出走したタイキフェルヴール、これのハナ差2着と。現1000万下のマイネルユキツバキとかプロスパラスデイズには先着している。一息入ってはいたが、このクラスではモノが違ったと言えるだろう。上のクラスでも即通用する能力がある。
2着:デザートスネーク 
 2着デザートスネークは前走7ヶ月ぶりで500万下を快勝した強者。まだダートでは底を見せていない。今回降級戦だったが、ちょっと相手が強すぎた。普通のメンバーなら次走はもちろん勝てると思う。
3着:トーセンヴィータ 
 3着トーセンヴィータも良い先行力を見せた。相手が強かっただけで、4着以下は8馬身千切っていますので、当然次走は要注意だろう。

  馬券Summary
中京ダートの3歳未勝利戦で前走京都の馬を狙う
 この開催の中京ダートの3歳未勝利戦では、出走権が得られず阪神をパスしてきた馬、あと1回・2回の京都以来で立て直してきた馬が穴を出す傾向に実はある。昨年の実績では1着6回2着2回3着3回4着以下43回。勝った馬は全て4番人気以下で、3番人気以内は4頭出て2着1回のみ。3着までに入った11頭のうち、10頭までが4番人気以下で、回収率は結構大変な事になっていまして、単勝が620%・複勝が276%だった。なので、今回はちょっと以下のような条件を考えてみた。
中京ダートの3歳未勝利戦で前走京都の馬を狙う
まず1、4番人気以下である事。ちょっとコレが少しオカルトだが…。
2、以下のどれかに該当する事。前走または前々走で好走、初めてのダート、ダート2戦目か3戦目、前々走から前走で1着との着差を徐々に詰めている、以上4つ。
3番目前走からの間隔は次の順に有望。まず1回または2回京都以来、結構間隔を開けた馬。それから2番目が3回京都の前半、1から6日目以来。3番目が3回京都7から12日目以来。
まぁ、これ人気薄狙いなので、4週以内に1回当たれば十分プラスにできると思う。是非狙ってみてはいかがでしょうか。
解説者:
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