2018年1回阪神1日目

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中山 阪神
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2018/03/03 (土)
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2018/02/25 (日)
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2018/02/24 (土)
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2018/02/18 (日)
東京 京都 小倉
2018/02/17 (土)
東京 京都 小倉
2018/02/13 (火)
小倉
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東京
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2018/02/10 (土)
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2018/02/04 (日)
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2018/01/27 (土)
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2018/01/21 (日)
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2018/01/20 (土)
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2018/01/13 (土)
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2018/01/07 (日)
中山 京都
2018/01/06 (土)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒0だった。
 昨年暮れの開催後、寒い日が続いていたので芝の生育が例年より遅かったという事だが、馬場差はマイナス1秒0と例年のこの開催よりも速い時計が出るコンディションだった。とは言え、前が止まらない高速馬場ではありませんでしたし、内が有利な馬場でもなく、スローペースになっても差し馬が間に合っていた。春の阪神も中山と同様連続開催で、次の2回開催1週目までの5週はAコースは使用される。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土日ともにマイナス0秒4だった。
 しばらく雨が降らず、乾燥していたが、馬場差はマイナスだった。ただ、阪神のダートはここ数年ほとんどがマイナスの馬場差なので、ごく普通の時計の出方だったと言える。ダートなので、もちろん先行有利の結果だが、京都と比べれば差しが決まりやすかったのは、阪神らしい結果だと思う。


  タイム分析
 2018/02/24 (土)  芝=-1.0  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
4R T2000 アルムフォルツァ 牡3 未勝利 2:00.4 -1.8 --- -0.8 -1.0 B C 7.91
8R T2000 マルカブリスク 牡5 500万下 2:00.2 -0.7 --- +0.3 -1.0 C D 6.88
9R T2200 ベストアプローチ 牡4 尼崎S1600 2:14.0 +1.2 -1.0 +1.3 -1.1 SL C 7.00
10R T1200 アンフィトリテ 牝3 マーガレ 1:09.1 +0.1 --- +0.7 -0.6 D D 11.20
12R T1600 クィーンズベスト 牝5 1000万下 1:34.8 +0.8 -0.8 +0.8 -0.8 D C 6.27
 2018/02/24 (土)  ダ=-0.4
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 ツブラナヒトミ 牡3 未勝利 1:13.4 +0.1 --- +0.4 -0.3 D D 8.36
2R D1800 ニホンピロレスター 牡3 未勝利 1:56.5 +1.9 -0.8 +1.5 -0.4 SL D 7.43
3R D1200 トラベリング 牡3 新馬 1:13.2 -0.3 --- ±0 -0.3 C D 8.69
5R D1400 グリム 牡3 500万下 1:24.5 -0.8 --- -0.5 -0.3 B D 6.67
6R D1800 ナムラシンウチ 牡4 500万下 1:54.0 +0.9 --- +1.3 -0.4 E D 5.87
7R D1400 デロングスター 牝4 500万下・牝 1:25.2 +0.3 --- +0.6 -0.3 D C 7.14
11R D2000 ナムラアラシ 牡5 仁川SH 2:04.1 +0.1 --- +0.5 -0.4 D C 10.19

阪神2R 3歳未勝利 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
  3着だった番組注目馬キンショーヘニーに触れておく。
3着:キンショーヘニー 番組注目馬
 少し出負けした上に隣が先行したので、ちょっと下げてみたら最後方まで下がってしまって、なおかつスローペース。向正面でポジションを上げてさらに4コーナーで追い上げを図ったが、ここで砂を被って手応えが悪化。そして下がり気味になってしまった。砂をかぶらなくなった直線では伸びているが、ペースト位置取りがかみ合わなかった上に4コーナーで砂をかぶって追い上げきれなかった事は痛かった。前走のように、普通にスタートを切って好位追走から4コーナーで前に取り付くというレースができれば、巻き返し必死だと思う。
阪神4R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒8速い勝ちタイムだった。アルムフォルツァが5ヶ月ぶりの実戦を制した。
1着:アルムフォルツァ 勝ち馬注目
 アルムフォルツァは4コーナーで外から楽な感じで上がってきて、そのまま抜け出して押し切った。最後の方は目一杯には追っておらず、余力もあった。骨折休養開けだった事も含めてまだまだタイムは詰められそうで、それなら上のクラスでもすぐに通用すると思う。
2着:コマノジャスパ 
 2着のコマノジャスパは初めての芝。なおかつ一気の距離延長だったが、勝ち馬より後ろからよく伸びて来た。勝ち馬との比較ではまぁ着差以上の完敗という印象だが、芝中距離が合っている。次走はチャンス十分。
3着:ディープインラヴ 
 3着のディープインラヴは直線で進路を内に切り替えるときに窮屈になっていたが、重大なロスでもなく、純粋に上位2頭に伸び負けした。今のところ手応えの割には鋭く伸びないので、次走も上位候補ではあるが、勝ちきれないタイプかもしれない。
4着:サトノエターナル 
 3着までが完全タイム差がマイナスになっていて、1番人気のサトノエターナルは3着から5馬身差の4着だった。4コーナーでの手応えは良かったのに伸びを欠いていて、これが単に休み明けの影響と言うんだったら良いが、鋭い脚を使えない馬だという可能性もある。
阪神5R 3歳500万下 タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムだった。グリムが昇級2走目で変わり身を示した。
1着:グリム 
 これが阪神ダート1400mにしては前半の流れが遅くて、先行有利となった。2番手からグリムが抜け出して好タイムだが、ペースが速かった前走のはこべら賞では7着に沈んでいるように、展開に左右される面はある。オープンで通用するかどうかは展開次第。
2着:コパノキッキング 
 逃げたコパノキッキングが2着に残った。楽なペースの逃げだったとは言え、1400mで好走できたのは収穫だが、初出走だった未勝利戦つまり経験馬相手。それで圧勝した1200mの方が合っているような気がする。
3着:エングローサー 
 3着エングローサーは今回初ダートだったが、父がトランセンドで母の父がアフリート。血統通りにダート適性はあったが、あまりにも先行2頭に有利な展開だった。それでも直線でしっかりと伸びていて、次走も上位候補となる。
阪神6R 4歳上500万下 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムだった。
阪神9R 尼崎S タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。
阪神12R 4歳上1000万下 注目
 勝ったクィーンズベストについて。
1着:クィーンズベスト 勝ち馬注目
 昨年は上がりの速いレースで何度も切れ負けしていて、その後洋芝の札幌で勝った時には、ああそういうタイプかと思ったが、スローペースでラスト400mが10秒6-11秒3となったレースで、差し切るとは驚いた。明らかに去年より強くなっている。今回にしても余裕の差し切りだったので、一気に上のクラスまで行くような予感がする。今開催は洋芝のオーバーシートなので、完全な野芝だと依然として切れ負けするのかもしれないが、もしそんな事になったとしても、夏の北海道の重賞つまりクイーンSで期待できるのではないかと思う。

  馬券Summary
阪神ダートは外枠有利
 このタイトルで結論を言ってしまっているが、阪神ダートはだいたい外枠が有利。その主な原因は全てのコーナーがキツいという事。おむすび型をしているので、1コーナーから2コーナーにかけては小さいコーナーが連続で続いて、さらに4コーナーで90度以上回るので、内が窮屈になりやすい。芝・ダート両方、コースが改修された2006年より前は、3コーナーが今より鋭角だったので、距離を問わずかなり外枠有利だったが、3コーナーが緩くなった2006年以降は1200mと1800mは極端に外枠有利では無くなった。
阪神ダートは外枠有利
しかし芝からのスタートでなおかつ最初のコーナーまでが長い1400mと2000mは依然として外枠有利。2000mに関してはサンプルがそう多くない上に先週の仁川Sが枠連1-1なので、枠順が最終決断の決め手になるという程ではないが、1400mはズーッと前からかなり外枠有利なので、枠順を気にすべきコース。かつてプロキオンSとかシリウスSが阪神ダート1400mで行われていたが、これがほとんど外枠同士の組み合わせになっていて、重賞23回やって1枠が1勝、2枠が2勝、3枠が1勝だった。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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