2R2歳未勝利 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒7速い勝ちタイムだった。スパーダネーラが先手を取って行ったが、2番手にいたバンディエラが4コーナーで先頭に立って直線に入った。しかし、その外からポートロイヤルが並んで来て、抜け出して1着。そこから1馬身半差でバンディエラが2着。インコースでマックスアンが3着だった。 |
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1着 |
ポートロイヤル |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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ポートロイヤルがダートで一変した。ポートロイヤルは初めてのダートだったが、スーッと前へ行った。2コーナーでは位置が下がり、砂をかぶったのか行きっぷりが悪くなり、3コーナーでも軽くステッキが入っていたが、行き脚がつくと外から楽にマクって行って、直線での叩き合いを制した。ダート適性は十分あるが、慣れていないのでレースの前半はもたついていただけに、慣れが見込める次走はさらなるタイム短縮が望める。ならば500万でも好走可能だろう。 |
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2着 |
バンディエラ |
2着のバンディエラは出遅れてマクった前走も、楽に先行した今回も同じ2着だが、タイムはかなり短縮した。次走は出遅れたりしなければ好勝負必至。 |
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3着 |
マックスアン |
3着マックスアンは初ダート。直線入り口で前に馬がいて、頭を上げたりしていたが、直線では狭いところに突っ込みながらよく伸びた。近いうちに勝ち上がるチャンスがありそう。 |
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4R2歳新馬 |
タイムランクSのレース |
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前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。 |
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5R2歳500万下 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒4速い勝ちタイムだった。逃げていたスマートスリロスに4コーナーで先行馬が並んで行き、4頭横並びで直線に入って行った。4頭のうち一番外にいたジョウランが抜け出し、外からオリオンパッチが迫って来ると、もう一伸びして1着。2着にはオリオンパッチが入り、内から伸びて来たスマートセラヴィーが3着。 |
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1着 |
ジョウラン |
7番人気のジョウランが2勝目を挙げた。最初の方で4頭が前で併走状態になっていたが、ジョウランはその4頭の一番外になっていたが、引かず4コーナー手前から上がって行って、直線で抜け出した。距離損を覚悟で引かなかったというレースぶりからは、差す形になるのは歓迎ではないんだろう。一本調子というタイプなので、昇級してすぐに通用するかとなると疑問だが、勝ちっぷりそのものには余裕があった。 |
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2着 |
オリオンパッチ |
番組注目馬 |
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2着のオリオンパッチは番組注目馬だった。外枠から最初の芝の部分でダッシュがつかなかった。前走で大きく先着していたジョウランに負けたというその理由は、位置取りが悪くなったこと。こういう不本意な形になっても2着には来たというのは、地力の証明で、次走も引き続き有力。ダート1200mならスタートからダートの京都や阪神の方がいいと思う。 |
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3着 |
スマートセラヴィー |
そして3着のスマートセラヴィーと4着のパイロテクニクスは前走が芝だった。父がそれぞれヘニーヒューズとパイロなので、ダートに変わって人気になったが、上位2頭の力が上だった。そうは言ってもどちらも安定しており、次走が芝でもダートでも上位可能だと思う。 |
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4着 |
パイロテクニクス |
そして3着のスマートセラヴィーと4着のパイロテクニクスは前走が芝だった。父がそれぞれヘニーヒューズとパイロなので、ダートに変わって人気になったが、上位2頭の力が上だった。そうは言ってもどちらも安定しており、次走が芝でもダートでも上位可能だと思う。 |
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6R3歳上500万下 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒5速い勝ちタイムだった。レオアルティメットが先手を取ったが、2番手にいたアオテンが並んで来る。さらに先行2頭の外にダイワドノヴァンも並んで、3頭の追い比べとなった。そしてダイワドノヴァンが抜け出して1着。2着アオテンからクビ差で、内ラチ沿いのレオアルティメットが3着だった。 |
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1着 |
ダイワドノヴァン |
ダイワドノヴァンが前走12着からの巻き返しとなった。1000m通過が1分1秒5と、遅くはなかったが、直線では前に行っていた3頭の激しい競り合いになった。そしてダイワドノヴァンが外からねじ伏せるように差したという結果だった。上がりが速すぎない展開でスムーズに運べて、なおかつ力比べに持ち込めば強さを発揮する馬だが、1分52秒台という速い決着で勝てたのは収穫だと思う。充実している。 |
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2着 |
アオテン |
2着のアオテンは楽に2番手につけて、ほとんど勝ちパターンだった。久しぶりの1800mではあったが、距離が長い方が先行しやすいので、向いている模様。 |
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3着 |
レオアルティメット |
3着のレオアルティメットははペースの速い逃げでプレッシャーもかけられており、厳しい展開だった。前走もハイペースの逃げで、3コーナーで交わされる展開ながら3着に残っており、ペースが速くても逃げてしまえば、粘り強い。次走もコーナー4つのダート中距離なら上位候補となる。 |
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9RグッドラックH |
タイムランクSのレース |
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前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。 |
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11R有馬記念 |
GI回顧 |
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まずスタートだが、最内からオジュウチョウサン良いスタートから前に上がって行くが、1週目の4コーナーを回る辺りでキセキがハナを奪って行く。キセキが外枠だったこともあって、スタートしてしばらくをオジュウチョウサンが先頭を走っていて、場内を「おー」っち沸いた。まぁ1週目の4コーナーではキセキが先頭に立った。で、1000m通過60秒7というのは、馬場状態やコース形態を考慮すると、キセキらしい緩みの内ペースでの逃げだったかなと思う。で、2週目3コーナーでは後ろが離れていたんが、ブラストワンピースが地力でマクって差を詰めて行った。キセキは最後の坂に差し掛かるあたりで流石に脚が鈍ってしまい、ここでブラストワンピースが先頭に立つ。この後、すぐ後ろにいたレイデオロが追って来るが、これも抑えきってG1初勝利が有馬記念になった。 なおブラストワンピースが勝って、今年の3歳世代は、古馬混合G1で4勝。1984年のグレード制導入後最多勝利ということになった。 タイムランクがD・メンバーランクはCだった。 |
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1着 |
ブラストワンピース |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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3歳馬のブラストワンピースが勝ってG1初制覇。ブラストワンピースは初めての中山コースだったが、中山に対応して早めに動いて行きながら、最後まで止まらなかった。ダービーもも菊花賞も超スローペースになって、その長所を活かせなかったが、まぁキセキがいたことで全体が超スローペースにはならず、ハービンジャー産駒らしい脚が長続きするという長所が全面に出た勝ちっぷりだった。今後の変に構えずに、地力で前をつぶしに行くようなレースをしていけば、G1をいくつか勝てそう。騎乗した池添騎手だが、有馬記念はこれで4勝目。単独最多勝という事になった。 池添謙一騎手ありがとうございます。ずっとこの馬はG1を取れると言い続けて来ていて、ダービー・菊花賞と結果出せなくて、やっとG1取れる馬と言っていたので、それを証明することができて本当に嬉しい。ありがとうございます。そうですね、まぁ真ん中の枠だったので、閉じ込められるっていうのも気をつけながら、後は攻めて競馬したいというように思ったので、ゲート少し出して行って、それであの位置だったんですけど、本当に上手に道中走っていてくれましたし、最後詰め寄られたが、何とか踏ん張ってくれた。そうですね、前もしぶとい馬なので、後ろもレイデオロいるのはわかっていたが、このタイミングかなと思って行った。ブラストワンピース自身は一生懸命伸びてくれてましたし、もうホント頑張ってくれ頑張ってくれと思いながら追っていたが、坂上り終わって、詰め寄られたのは分かったので、なんとか凌いでくれて、本当に頑張ってくれたと思う。いや、もうホント最高です。ありがとうございます。まだまだこれから成長してくれると思いますし、来年古馬のチャンピオンとして頑張れる馬だと思うので、また応援していただきたいと思う。 |
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2着 |
レイデオロ |
そして2着がレイデオロ、3着にシュヴァルグランと続いた。レイデオロはブラストワンピースを追う様に動いて行ったが、2500mで早めに動き出して最後にもうひと伸びできるほどのスタミナはなかったという感じ。中山2500mが合うタイプではなかったという事だが、それでも2着に来るのがこの馬の強さ。 C.ルメール騎手勝った馬をマークして、完璧なレース運びだった。ただ1つあるとすれば、3・4コーナーの馬場が悪かったので、反応があまり良くありませんでした。勝った馬はハービンジャー産駒で、その辺りを苦にする様子もなかったですし、あちらは斤量も2キロ軽かったです。最後は精一杯走ってくれたが、あと少し届きませんでした。 |
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3着 |
シュヴァルグラン |
そして2着がレイデオロ、3着にシュヴァルグランと続いた。そして3着のシュヴァルグランは直線で猛然と伸びたが、やはり直線の短いコース向きではない。っと言っても6歳の暮れに合わないコースでG1で3着に来る訳ですから、やはり強い馬。 |
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4着 |
ミッキーロケット |
4着のミッキーロケット、上位頭にはあっさり差されたが、最後まで粘っていて、力は発揮している。 |
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5着 |
キセキ |
そして5着のキセキはジャパンカップで速いタイムで走っての秋4戦目という非常に厳しい状況でも、力を発揮できて、非常にタフな馬だと思う。 |
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8着 |
オジュウチョウサン |
そしてオジュウチョウサンだが、最後に力尽きて9着だったが、実はなんとまだ1600万下に出走できる。その1600万下なら普通に本命になるでしょうし、G1でなければ長距離重賞で通用しそうな走りだった。 |
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