1R2歳未勝利 |
タイムランクAのレース |
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基準より0秒9速い勝ちタイムだった。デルマルーヴルがデビュー戦4着から良化を示した。 |
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1着 |
デルマルーヴル |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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1着デルマルーヴル、札幌での新馬戦Cランク相当で4着だった。2戦目で大幅良化。一気にランクを引き上げて7馬身差の圧勝だった。パイロの牡馬。先々週ダート1800m2歳未勝利戦を同じAランクで勝ったダイシンインディーと同じ戸田厩舎所属で、この厩舎は2歳ダートのオープン予備軍を2頭抱えた事になる。なお、1週間前のダート調教、南Dでこの2頭が併せ馬をした内容からはダイシンインディーが先着していた。同じ厩舎で当分はぶつからないと思うが、念のためにという事。 |
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2着 |
モーンストルム |
2着以下は7馬身以上離された。2着モーンストルム。札幌ダートで3戦して2着・2着・3着。堅実だが、今回が一番前と離されてしまった。結果からは相手が強すぎたという事なんだろうが、3着以下に肉薄されたのは少し心配。440キロ台の牝馬で、これ以上の上積みは期待できないかもしれない。 |
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3着 |
ストラトフォード |
3着ストラトフォードと4着ボヘミアラプソディ、これら2頭は追い上げて2着馬にクビ・クビ差まで迫った。ストラトフォードは上がりが掛かった事、ボヘミアラプソディは距離が伸びた事が前進の要因。次走はメンバー1つという範疇。 |
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4着 |
ボヘミアラプソディ |
3着ストラトフォードと4着ボヘミアラプソディ、これら2頭は追い上げて2着馬にクビ・クビ差まで迫った。ストラトフォードは上がりが掛かった事、ボヘミアラプソディは距離が伸びた事が前進の要因。次走はメンバー1つという範疇。 |
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5R2歳新馬 |
注目レース・馬 |
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勝ったルガールカルムについて。 |
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1着 |
ルガールカルム |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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調教の動きが抜群と評判だった。中山1600mの外枠から控えて4コーナー手前から追い上げて、スローペースを差し切って2着馬に0秒2差。強かったですし、ルメール騎手に追われてからのフォームが見ていて惚れ惚れするモノがあった。まだ水分を含み時間帯での上がり推定33秒8は速い。それでいて余裕もあった。ロードカナロアの牝馬、半兄にフルーキー。マイラーには違いないだろうが、牝馬同士なら重賞を狙える1頭だと思う。 |
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9R九十九里特別 |
タイムランクAのレース |
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このレースの勝ちタイムは古馬1000万下の基準タイムより2秒8速く、9R時点での2500m対象の馬場差が-2.0になる事を踏まえても、 -2.8-(-2.0)=-0.8 さらに補正が0秒6入るため -0.8-0.6=-1.4 で基準より1秒4速い勝ちタイムとなる。8ヶ月ぶりの実戦だったプライムセラーが4勝目を挙げた。オジュウチョウサンが予定していたレース。結果これだけの高レベルになった事を考えると、無事に出走していても今回は厳しかった可能性もある。 |
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1着 |
プライムセラー |
1着プライムセラー、逃げたフォーラウェイの2番手。前半から12秒平均のよどみのないラップを踏んで、後半800mからは11秒7-11秒5-11秒3とさらにピッチを上げて逃げ馬を0秒8差の5着に失速させて、後続を突き放した。元々意外性のあるタイプだが、今回は特に強かったと思う。適当に間隔を開けた方が良くて、調教本数が少なくても走ってしまう傾向がある。この点は要注意。近親に天皇賞・春の勝ち馬アドマイヤジュピタ、順調にいけば長距離の重賞でも狙って面白いと思う。 |
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2着 |
ドレーク |
2着以下は上位人気3頭が続いた。2着のドレーク、2番人気だった。0秒3差でこの馬までがAランク相当。4番手を進んで最後までしぶとく脚を伸ばしていた。上がりに限界があって、こうした消耗戦は得意とは言っても、今回の上がり600m推定34秒7は自身の過去最速のものだった。これでデビューから6戦5連対。多少上がりが速くても、1000万下は通過点だと思う。 |
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3着 |
ヴァントシルム |
2着以下は上位人気3頭が続いた。3着ヴァントシルム、これは1番人気だった。いつもの脚は使えている。前の2頭が強すぎた結果だと思う。昇級戦でクラス脱出には目処は立てていた。 |
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4着 |
クレッシェンドラヴ |
2着以下は上位人気3頭が続いた。4着のクレッシェンドラヴ、3番人気。3コーナーから追っつけて前を追った。苦しい位置取りだったと思うが、最後までしぶとく食い下がったのは立派。春の段階でもこのクラス2着がある。今後上位候補に変わりは無い。 |
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10R茨城新聞杯 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒8速い勝ちタイムだった。番組注目馬2頭で決着し、1着はアナザートゥルースだった。 |
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1着 |
アナザートゥルース |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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1着アナザートゥルース、1番枠から逃げ切って番組注目馬同士の対決を制した。この時計レベルでの1000m通過1分1秒1は決して速くはない。自ら先手を取った事で、気分良く立ち回れて、ソラを使う癖が軽減された。ランクの高さとサウンドトゥルーやルールソヴァールの異父弟に当たる血統。そして降級前の実績から、1600万下でも上位候補に扱える。 |
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2着 |
ショーム |
番組注目馬 |
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そしてもう1頭の番組注目馬ショームが2着だった。2着ショーム、内枠から相手に完璧な競馬をされると外枠や位置取りの差が出て当然。交わす脚色で追い上げて、突き放されたのは仕方ないと思う。東京も福島も新潟も実績がある馬。どこを使ってきても1000万下はもう通過点。 |
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3着 |
フクサンローズ |
3着フクサンローズ、上位2頭が強いと後方で脚を溜めるこの手のタイプが浮上しやすい。ただ、前走5着時の2着ショームとの着差は詰めていて、0秒4差でタイムランクもB相当だった。牡馬相手だけに立派な内容。牝馬限定ならいつ勝ってもおかしくないが、究極で言うなら1800mは100m長い、そういった節がある。 |
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5着 |
キングスヴァリュー |
5着のキングスヴァリュー、3番人気だったのはルメール騎乗が大。ルメール人気だと思う。これまでの実績・内容からすれば0秒6差5着はむしろ善戦と捕らえている。 |
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9着 |
スペリオルシチー |
9着のスペリオルシチー、前走3着がアナザートゥルースと同タイム。高レベル相当からこの馬だけ内容を落としてしまった。高速ダートが向かなかったのか、そういった感じで考えたが、そういえば母の父がBernardiniで、この産駒のレガーロとかマテラリードルなどが湿ったダートで期待を裏切ったことがあった。得意の左回りで乾燥した砂なら巻き返せるはず。 |
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11RセプテンバーS |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒4速い勝ちタイムだった。モズスーパーフレアが前走11着から一変。 |
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1着 |
モズスーパーフレア |
1着モズスーパーフレア、前走11着はスローペースを控えての敗因。小倉の萌黄賞勝ちが前半600m32秒9、2走前のHTB杯勝ちが33秒8と速い流れで運んで良さが活きるタイプ。武豊騎手が行ききって、前半33秒2、後半33秒8と完璧なラップ構成を示した。1600万下で0秒6差の楽勝。時計はレコードに0秒3。来年の今頃はGIスプリンターズSに顔を連ねている可能性もある。 |
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2着 |
アドマイヤナイト |
2着以下は3馬身半以上離された。2着アドマイヤナイト、内の好位を立ち回ってロスのない競馬ができた。もちろんこのくらいはやれる馬だが、今回は上位人気馬が全て中から外めの枠だったのにも助けられたと思う。 |
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3着 |
ナンヨーアミーコ |
3着ナンヨーアミーコ、急仕上げの函館戦4着を叩いて良化していた。4コーナーでカイザーメランジェに入られて、さらに外を回らされたのが痛かったと思う。ここがスムーズなら外枠でも2着はあったと思う。 |
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10着 |
ワンアフター |
あとは1番人気で10着のワンアフター、枠順通り馬群の真ん中。差せる位置で4コーナーを回って来たが、直線は前が壁。最後は行き場を無くして内に入っていた。これはノーカウントで良いと思う。 |
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