5R3歳未勝利 |
タイムランクAのレース |
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基準より1秒8も速い勝ちタイムだった。1枠からセイウンフォーカスがハナに立って、4コーナーにさしかかる。しかし早めに2番手へ上がったスヴァルナが並んで、直線では先頭に立って行った。その後メイケイゴールドが伸びて来るが、スヴァルナがアタマ差凌いで1着となった。やや離れた3着争いも接戦となり、セイウンフォーカスが先着した。 |
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1着 |
スヴァルナ |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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スヴァルナが今回は1番人気に応えて勝った。その1着スヴァルナ、完全タイム差のマイナス1秒8はウルトラ高レベルの域に入る。6戦して2着3回3着2回。成績的には順当勝ちだが、M.デムーロ騎手が積極的な騎乗をして、この馬の隠れていた能力を引き出した、そんな印象がある。中団・後方から1000m標識手前で動いて2番手に上がり、これによってペースが上がったのが、好時計勝ちの要因。これまではスローで溜めて差し届かなかったレースが多かったが、一変して来た。天皇賞・秋を勝ったスピルバーグ、マイルCS馬トーセンラーの甥にあたる。父がステイゴールド、500万下はもとより、オープンでもやれるだけの素質があると思う。
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2着 |
メイケイゴールド |
番組注目馬 |
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スヴァルナにアタマ差まで迫ったのがメイケイゴールドだった。2着メイケイゴールド、4ヶ月ぶりだったが、10キロ減と絞れていた。内を巧みに乗られていたが、アタマ差で勝ち馬と同タイム。ランクの高さから次走は確勝級だと思う。愛知杯・中山牝馬Sを勝ったフーラブライドの半弟で、この馬もステイゴールド産駒。
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3着 |
セイウンフォーカス |
3着のセイウンフォーカス、勝ち馬にマクって来られてペースを上げながらもしぶとかった。0秒4差のこの馬でも楽なAランク相当。展開にもよるだろうが2・3戦のうちに勝てるのではないだろうか。
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4着 |
ニッポンテイオー |
4着ニッポンテイオー、5着スワーヴアラミスに2馬身差をつけて3着馬にはクビ差だった。直線の伸びはこれまでにないモノだった。間隔を明けてリフレッシュした効果だと思う。母の1歳下の妹にNHKマイルCを勝ったピンクカメオ、中距離でチャンスも近いと思う。
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6R3歳500万下 |
注目レース・馬 |
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勝ったトゥラヴェスーラ。 |
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1着 |
トゥラヴェスーラ |
1600mで新馬勝ちの後、行きたがり癖が出ていたのが、前走は1200mに距離を短縮して2着。ただ、出遅れて後方から進んで、直線でごぼう抜きにする味な競馬だった。今回はスタートを普通に切れた事もあって、好位置で折り合って4コーナーで外へ。直線は楽々と前を交わして内から伸びて来た2着バーニングペスカには2馬身半差。強かったと思う。ランクはCでも、余力からは時計は詰まると思いますし、大分競馬がわかってきた印象がある。ドリームジャーニーの牡馬、母がスプリンターズSを勝ったアストンマーチャンの全妹にあたる血統で、スプリンターとして大成可能な素質が魅力。
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10R陽春S |
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2着 |
スマートレイチェル |
解説者次走危険馬 |
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前走なにわSで逃げて2着した2番人気のジープルメリアが出負けして、行けずに最終的には競走中止。またラズールリッキーも3番手に控えて勝った1番人気のオウケンビリーヴは差しタイプ。こんな状況で内枠からスタートの上手い武豊騎手が逃げて、マイペースに持ち込んだのが好走の要因。52キロの軽ハンデも見方した。最高に上手く行った形なので、次走もこの形になるとは考えづらいですし、控えるとジリっぽくもなる。よって危険馬に扱う。
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11RアーリントンC |
重賞プレイバック |
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タイムランク・メンバーランクともにCだった。スタートだが、スタートはあまり揃わなかった。ハナに立ったのはラブカンプーだった。ペースとしてはまずまず流れた方、1000m通過58秒7。今年からNHKマイルCのトライアルになった。メンバーランクのCは先週のNZTと同じだが、あちらはDに近いCに対して、こちらはB寄りになる。直線は一旦インディチャンプが完全に抜け出すが、外から2頭目がタワーオブロンドン。一気に内の馬を抜き去って行く。その外から追い込んで来たのはレッドヴェイロン。結局この2頭が前と接近して行く。タワーオブロンドンが抜け出して、2着は内から抜け出したパクスアメリカーナが上がった。 |
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1着 |
タワーオブロンドン |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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1番人気のタワーオブロンドンが勝って重賞は2勝目となった。坂路での力強い動きから、仕上がりは上々だった。中団より後方から外を回って豪快に差し切った。朝日杯FS3着時と比較しても、馬体が締まって決め手の鋭さを増している。京王杯2歳SをBランクで楽勝した東京コースで、GI・NHKマイルC獲りはかなり有力だと思う。
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2着 |
パクスアメリカーナ |
2着がパクスアメリカーナ、3着争いでは外のレッドヴェイロンが先着し、ここまで3頭がNHKマイルCの優先出走権を獲得した。2着パクスアメリカーナ、内枠からインディチャンプの1列後方。直線は前が開くのを待って差し込んで来た。中から外の枠だったらもっとレースがしやすかった、そんな感触はある。収穫は1分33秒台の速い決着でも好勝負になった事。本番が道悪にでもなれば、逆転の目も出てくるだろう。
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3着 |
レッドヴェイロン |
2着がパクスアメリカーナ、3着争いでは外のレッドヴェイロンが先着し、ここまで3頭がNHKマイルCの優先出走権を獲得した。3着レッドヴェイロン、前走Aランク勝ちの未勝利勝ちは伊達ではなかった。出遅れて後方から長い脚を使っている。前でも裁ける馬だが、大舞台は東京コース。次も末脚勝負で良いと思う。
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4着 |
インディチャンプ |
4着のインディチャンプ、好位の内で折り合えていましたし、直線瞬時に外に出して抜け出した騎乗も悪くなかったと思う。最低でも3着は欲しかっただけに、賞金加算に失敗した毎日杯3着といい、今回もツキが無かった事になるが、良い脚が一瞬なのも暴露してしまった。NHKマイルCに仮に出走できたとしても、直線が長すぎる、そんな気がする。
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