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馬場コメント |
芝 |
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス0秒6。直線1000mは土曜がマイナス0秒2、日曜がプラスマイナスゼロだった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、2000m対象の数値は9日目まで全てマイナス1秒台だったが、日曜はマイナス0秒6で土日の開きはこの開催で最も大きくなった。なお、週単位で見ると、徐々に水準方向に近づいている。 金曜日の雨はごく少量で土曜は良馬場。9日目より少し時計が掛かるようになったのは、開催進行に伴う芝の傷みによるモノだろう。土曜の夕方から日曜にかけて雨が降り、日曜は稍重で時計が掛かるようになった。また、日曜日の特に後半、直線で内を開けるようになっていて、最後に伸びるのは外に持ち出した馬だった。今週はAコース使用が6週目となる。先週日曜日の感じだと、良馬場でもマイナス1秒までは行かない馬場差だと思う。 |
ダ |
先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がマイナス0秒1。そして土曜は1200mのレースが無く、日曜1200mの馬場差はマイナス0秒8だった。さかのぼって8日間の馬場差を確認しておくと、先週土曜までは全てプラスの数値だったが、日曜はこの開催で初めてマイナスの数値だった。1200mは全てマイナスゾーンだが、先週日曜がこの開催で最も時計の出やすいコンディションだった。 金曜日の雨は少量で土曜は良馬場。この開催の標準的な時計の出方だった。土曜から日曜にかけて雨が降り、日曜は重馬場となって1800mも1200mも速い時計が出るようになった。1着馬は全て4コーナーで3番手以内。日曜の1200mはハイペースが多くて、直線で差し馬もかなり伸びていたが、新潟のダートらしく後ろから差し切るのは難しかった。 |
⇒馬場差・基準タイム一覧 |
タイム分析
2018/08/26 (日) 芝=-0.6 / 直線=±0
2018/08/26 (日) ダ=-0.1 / 1200m=-0.8
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
KT |
1R |
D1200 |
重 |
キチロクタービン |
|
牡2 |
未勝利 |
1:13.0 |
-0.2 |
--- |
+0.6 |
-0.8 |
94 |
|
D |
D |
1:13.2 |
2R |
T1000 |
稍 |
グランデメッシ |
|
牡2 |
未勝利 |
0:57.7 |
+1.5 |
--- |
+1.5 |
±0 |
85 |
|
E |
D |
0:56.2 |
3R |
D1800 |
重 |
グランサム |
|
牡3 |
未勝利 |
1:53.7 |
-0.1 |
--- |
±0 |
-0.1 |
100 |
|
C |
D |
1:53.8 |
4R |
D1200 |
重 |
ルソンデュレーヴ |
|
牝3 |
未勝利 |
1:11.6 |
-1.0 |
--- |
-0.2 |
-0.8 |
102 |
|
C |
D |
1:12.6 |
5R |
T1200 |
稍 |
ウィンターリリー |
|
牝2 |
新馬 |
1:11.1 |
+0.8 |
--- |
+1.2 |
-0.4 |
88 |
|
E |
D |
1:10.3 |
6R |
T2000 |
稍 |
マルーンエンブレム |
|
牝3 |
500万下・牝 |
1:59.1 |
-0.9 |
--- |
-0.3 |
-0.6 |
103 |
|
C |
C |
2:00.0 |
7R |
T2200 |
稍 |
サンデームーティエ |
|
牡4 |
500万下 |
2:14.3 |
+0.9 |
-0.2 |
+1.4 |
-0.7 |
86 |
|
E |
D |
2:13.4 |
8R |
D1200 |
重 |
ハヤブサレディゴー |
|
牝5 |
500万下・牝 |
1:11.6 |
-0.3 |
--- |
+0.5 |
-0.8 |
95 |
|
D |
D |
1:11.9 |
9R |
T1600 |
稍 |
リカビトス |
|
牝4 |
五頭連峰1000 |
1:34.5 |
+1.2 |
-0.9 |
+0.8 |
-0.5 |
92 |
|
D |
B |
1:33.3 |
10R |
T1400 |
稍 |
ワンスインナムーン |
|
牝5 |
朱鷺S |
1:19.7 |
-0.6 |
--- |
-0.2 |
-0.4 |
102 |
|
C |
D |
1:20.3 |
11R |
T1600 |
稍 |
ケイデンスコール |
|
牡2 |
新潟2歳(G3) |
1:35.5 |
+1.3 |
-0.6 |
+1.2 |
-0.5 |
88 |
○ |
SL |
C |
1:34.2 |
12R |
D1200 |
重 |
ノーフィアー |
|
牡4 |
500万下 |
1:11.5 |
-0.4 |
--- |
+0.4 |
-0.8 |
96 |
|
D |
D |
1:11.9 |
1R2歳未勝利 |
注目レース・馬 |
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4着だったセイスピカについて。 |
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4着 |
セイスピカ |
新潟のダート1200mらしく、前に行った3頭がそのまま1着から3着までを占めたレースなので、スタートで出遅れた上にその後の芝の部分であまり加速できず、位置が後ろになったが痛恨だったが、直線での伸びは際立っていた。パイロ産駒なので、芝の新馬戦で惨敗していても、ダートならそこそこ走るだろうという事はある程度予想できたが、直線での走りを見るとダート適性は想像以上に高かった。次走、ダートでなおかつスタートが正常なら好勝負になるだろうと思う。 |
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2R2歳未勝利 |
タイムランクEのレース |
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基準より1秒5遅い勝ちタイムだった。 |
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5R2歳新馬 |
タイムランクEのレース |
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基準より1秒2遅い勝ちタイムだった。 |
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7R3歳上500万下 |
タイムランクEのレース |
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基準より1秒4遅い勝ちタイムだった。 |
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11R新潟2歳S |
タイムランクSのレース |
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タイムランクはスローのSL・メンバーランクはCだった。エルモンストロが後続を離して逃げていたが、直線では外に広がっての追い比べとなった。好スタートを切ったエルモンストロが、後続を離して逃げても800m通過49秒0と超スローペース。行きたがっている馬も多かったが、ケイデンスコールは落ち着いて追走し、直線で一番外に出して追い出すとクビをグッと下げて伸びて来た。先頭に立ったところで気を抜いたのか、内にもたれそうになっていたが、そのまま1着。2着はアンブロークン、3着スティルネスと直線で外に出した馬が伸びて上位を占めた。 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。 |
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1着 |
ケイデンスコール |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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ケイデンスコールが大外から差し切って重賞初制覇。ケイデンスコールはクビ差勝ちだが、先頭に立って気を抜いたと思われる。新馬戦でも勝ったアドマイヤマーズに離されるとグイッと迫り、また突き放されては迫るというレースをしていて、勝った前走も先頭に立つとフワフワしていた。今回も前に馬がいる間はクビを下げて迫力満点のフォームだったが、先頭に立つと頭が上がった。こういうタイプは相手が強い方が、それに食い下がってパフォーマンスが上がるので、将来性は豊かだと思うが、取りこぼしもあるタイプに見える。 |
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2着 |
アンブロークン |
2着争いは7枠2頭の接戦だったが、アンブロークンがハナ差でスティルネスを抑えた。2着アンブロークンは前半に行きたがっていたが、それでもしっかり伸びて来た。本来スローペースの1600mが合っているタイプでは無いはずで、中距離で本領発揮となると思う。 |
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3着 |
スティルネス |
2着争いは7枠2頭の接戦だったが、アンブロークンがハナ差でスティルネスを抑えた。3着スティルネスは1200mの新馬戦を勝った直後に超スローペースの1600mで、前半は行きたがっていたが、最後まで脚を使えていた。新潟2歳S自体がどちらかと言えば、短距離向きの馬に合うレースなので、この結果を持ってマイルまでは持つとは言えないが、能力の高さは示したと言える。 |
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馬券Summary |
代表産駒は例外 |
代表産駒は例外ですという話。アーモンドアイがオークスを勝った事でロードカナロア産駒は2000m以上もOKと思われているのか、まだ2000m以上でロードカナロア産駒が人気になる事が結構ある。産駒デビュー以来のロードカナロア産駒の2000m以上での成績というのは、先週まで54回走って3勝2着6回3着5回。これだけ。
特に2000m以上で上位人気に推された時の成績がよろしくなくて、1番人気から3番人気の合計で連対率が31.6%しかない。ちなみに、1番人気での1着1勝と言うのは、実はアーモンドアイのオークスで、これを除けば1番人気で負けまくっている。いきなり古い話が出てくるが、ダンシングキャップ産駒なので芝で強かったオグリキャップ、Devil's Bag産駒なのに芝で強かったタイキシャトル、エンドスウィープ産駒なのに2000m以上で強かったアドマイヤムーンなど、代表産駒と言うのは父の産駒の全体的な特徴から外れている事が多い。アーモンドアイもそう言う歴代の飛び抜けた名馬だと思われるので、アーモンドアイがロードカナロア産駒全般の特徴からは外れていると考えるべきで、アーモンドアイがオークスを勝ったからと言って、ロードカナロア産駒は距離が保つというようには考えない方が良いと思う。 |
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