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馬場コメント |
芝 |
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス1秒4だった。 雨が降らず乾いた馬場で、昨年の同開催と比べても速い時計が出るコンディションだった。ちなみに昨年はマイナス0秒9でスタートし、ずっと良馬場で6日目はマイナス0秒6。今年も雨の影響を直接受けなければ、馬場差は大きく変わらないと思われるが、以前より排水性が良くなってるとは言え、中京芝は雨の影響を受けると一気に時計が掛かるようになるので、注意したいところ。先週は先行馬の好走が多かったが、スローペースが多かった影響もある。日曜日はスローでも差し・追い込み勝ちがあって、特に先行有利という馬場ではなかったことは確か。3週開催で行われる4回中京は全てAコースが使用される。 |
ダ |
先週の馬場差1800m対象の数値は、土日ともにマイナス0秒7だった。 ほとんど雨が降らず完全に乾いた良馬場だったが、馬場差はマイナス0秒7。とは言え、7月の中京は完全な良馬場でもマイナス1秒台の馬場差だったので、それよりは時計が掛かっている。で、この中間クッション砂を洗った事がその要因と思われるが、以前と比べて良馬場でも時計が速いことに変わりはないと言うか、それは確か。昨年のこの開催と同じ推移をたどるとすれば、気温の低下とともに時計が掛かるようになるはずだが、それでも馬場差はマイナスのままかもしれない。土曜は7鞍中4鞍が逃げ切りで、日曜は勝ち馬6頭中5頭は4コーナー3番手以内。まぁ直線が長いとは言え、全体としては先行馬の好走が多いのは、まぁダートというコース。ただ、2着には結構差し馬が来ていた。 |
⇒馬場差・基準タイム一覧 |
タイム分析
2018/12/01 (土) 芝=-1.4
2018/12/01 (土) ダ=-0.7
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
KT |
1R |
D1800 |
良 |
ロードリバーサル |
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牡2 |
未勝利 |
1:55.7 |
+0.3 |
--- |
+1.0 |
-0.7 |
90 |
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E |
D |
1:55.4 |
2R |
D1200 |
良 |
エトワールブリエ |
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牝3 |
500万下・牝 |
1:12.1 |
-0.4 |
--- |
+0.1 |
-0.5 |
99 |
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C |
C |
1:12.5 |
3R |
D1900 |
良 |
サノノカガヤキ |
|
牡5 |
500万下 |
1:59.5 |
-1.0 |
--- |
-0.3 |
-0.7 |
103 |
|
C |
D |
2:00.5 |
4R |
T1200 |
良 |
メジャーハリケーン |
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牡2 |
未勝利 |
1:09.3 |
-0.7 |
--- |
+0.1 |
-0.8 |
99 |
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C |
C |
1:10.0 |
5R |
D1800 |
良 |
マイアフェクション |
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牡4 |
500万下 |
1:53.7 |
+0.1 |
-0.4 |
+0.4 |
-0.7 |
96 |
|
D |
D |
1:53.6 |
6R |
T1400 |
良 |
ディアボレット |
|
牝3 |
500万下 |
1:20.4 |
-1.1 |
--- |
-0.1 |
-1.0 |
101 |
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C |
D |
1:21.5 |
7R |
D1200 |
良 |
イナズママンボ |
|
牝4 |
500万下 |
1:12.7 |
+0.2 |
--- |
+0.7 |
-0.5 |
93 |
|
D |
D |
1:12.5 |
8R |
D1800 |
良 |
ダノンスパーク |
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牡5 |
500万下・若 |
1:53.5 |
-0.1 |
--- |
+0.6 |
-0.7 |
94 |
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D |
D |
1:53.6 |
9R |
T2000 |
良 |
アロハリリー |
|
牝3 |
500万下・牝 |
2:00.9 |
-0.1 |
-0.5 |
+0.8 |
-1.4 |
92 |
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D |
D |
2:01.0 |
10R |
T1600 |
良 |
ダノンチェイサー |
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牡2 |
こうやま500 |
1:34.7 |
-0.6 |
-0.6 |
-0.1 |
-1.1 |
101 |
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C |
C |
1:35.3 |
11R |
T1200 |
良 |
イエローマリンバ |
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牝3 |
浜松SH1600 |
1:08.1 |
-0.2 |
--- |
+0.6 |
-0.8 |
94 |
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D |
D |
1:08.3 |
12R |
D1400 |
良 |
クリノフラッシュ |
|
牝3 |
高山特別500 |
1:24.9 |
-0.2 |
--- |
+0.3 |
-0.5 |
97 |
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D |
D |
1:25.1 |
1R2歳未勝利 |
タイムランクEのレース |
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基準よりも1秒0遅い勝ちタイムだった。 |
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4R2歳未勝利 |
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2着 |
カステヘルミ |
注目馬通信簿 |
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2番人気2着だった。中山芝1200mに出走したかったんだけど、できなくて中京へ遠征。それで身体も減っていましたし、ちょっと相手も悪かった。次走も有力だと思う。 |
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5R3歳上500万下 |
注目レース・馬 |
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3着だったプエルタデルソルについて。 |
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3着 |
プエルタデルソル |
この中京で1周する距離のレースというのは、前半がズーッと上り坂なので、ラップはスローになるのが普通だが、それでも1000m通過1分4秒2というのは遅くて、その後もペースはあまり速くならなかった。そのためラストの400mが11秒7-12秒3と速くなって、前に行った2頭が後続を千切ったが、完全な前残りの展開で、離れた3着とは言え、直線で追い込んで来た。これまで休み明けで好走した事がない馬でもあって、今回中9週と間隔が開いていた事も考慮すれば、次は良いと思う。今年の1月に500万下を勝っていて、続く1000万でも2着したように、このクラスでは力が上。 |
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10Rこうやまき賞 |
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1着 |
ダノンチェイサー |
注目馬通信簿 |
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1番人気1着だった。いや、追い出してからもたもたして、ヒヤヒヤしたが、何とか勝ってくれた。で、今回の内容程度だととても重賞で通用しそうにはないが、1600mは合っていたと思う。 |
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11R浜松S |
注目レース・馬 |
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10着だったオーヴィレールについて。 |
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10着 |
オーヴィレール |
これ18頭立ての1200mで、ペースが遅かったので、直線に入ってもバテる馬がいないので、馬群が固まったままだった。そのためウチで詰まっている馬が何頭かいたが、最もひどかったのがこの馬。で、一瞬最内が空いたので、そこを狙って追い出したらサッと閉まってしまって、ブレーキ。そこからはもうほとんど馬なりで、最後の方で後ろをちらっと確認しながら追っていたが、完全に脚を余していた。1月の中京芝1200mで2年連続で1600万2着があるように、寒い時期は調子が良いですし、中京も得意。かなり人気も下がってきましたし、次走は狙えると思う。 |
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10着 |
オーヴィレール |
解説者次走推奨馬 |
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この馬、夏の小倉で2番人気で9着なった時に、私は暑さに弱いとコメントしていた。ようやくこの馬の得意な季節がやって来た。そのタイミングでこういう、壮絶なイン詰まりですから、なんともついていない。この10着で果てしなく人気が下がることを期待できる。で、私はスケベなのでこういうのには飛びついてしまうが、これまで12月と1月というのは、今回を除けばすべて1600万下で3着・2着・2着ですから、狙える根拠はちゃんとあると思う。 |
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馬券Summary |
東京ダート1600mと中山ダート1800m |
秋に東京が2開催連続で行われて、冬は中山が先週から連続2開催行われるが、12月の中山には当然のことながら、前走が秋の東京だった馬が多く出走して来る。まぁコース替わりでどうなのかという判断が必要になる場面が多くなるが、近い条件なのに全く性質が違うコースの代表例として、東京ダート1600mと中山ダート1800mを取り上げる。具体的には東京ダート1600mで好走した馬が中山ダート1800mでどうなるんだろうかという事。
この表、わかりにくいかもしれないが、前走が東京ダート1600mのタイムランクがAランク・Bランクだった馬が、中山ダート1800mに出走してきた時の成績。集計期間は2013年の頭から今年の4回中山まで。パッと目に付くのが前走2着馬の成績があまり良くないことで、東京ダート1600mを好タイムレースで2着に来た馬が、次走が中山ダート1800mだと連対率50%を切ってしまう。その前走2着馬の詳細を見てみると、東京ダート1600mで差して好走していた馬が、中山ダート1800mに出て来ると危なっかしいということが分かると思います。東京ダート1600mはJRAのダートのコースでは、最も差しが決まるコースなので、あそこで差して好走していても、先行寄りの中山ダート1800mでは信頼度が低いというのは、まぁデータを持ってくるまでもなくわかるが、データにもハッキリ出ているということ。
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