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馬場コメント |
芝 |
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにプラス0秒8だった。 昨年の開催は高速寄りの馬場差からスタート。徐々に時計を要して行ったが、それでもマイナスの範囲内だった。ところが、今年は開幕週から遅い時計の決着が目に付いた。寒い日が多くて、芝の生育がイマイチだったと、そんな印象がある。馬場差は土日を通した数値。福島らしい逃げ切りは1例もなくて、好位でも外めを上がってくる馬が多かったと思う。なお、1回福島は6日間開催で、今週までAコース。最終週はBコースが使用される。 |
ダ |
先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにプラス0秒8だった。 金曜に1.5ミリの雨が降ったが、土日ともに良馬場発表。昨年の秋開催の良馬場時は、ほぼ標準のコンディションだったが、今開催は芝同様に時計を要していた。1150m・1700mともに差しが決まりやすくなっているのも、時計と上がりが掛かっているからだと思われる。 |
⇒馬場差・基準タイム一覧 |
タイム分析
2018/04/07 (土) 芝=+0.8
2018/04/07 (土) ダ=+0.8
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
KT |
1R |
D1700 |
良 |
テーオールチア |
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牝3 |
未勝利 |
1:48.8 |
+1.5 |
--- |
+0.7 |
+0.8 |
93 |
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D |
E |
1:47.3 |
2R |
T1200 |
良 |
カスタネアエメ |
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牡3 |
未勝利 |
1:10.5 |
+0.7 |
--- |
+0.2 |
+0.5 |
98 |
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C |
D |
1:09.8 |
3R |
D1700 |
良 |
メイショウナゴミ |
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牝6 |
500万下・牝 |
1:47.8 |
+1.8 |
--- |
+1.0 |
+0.8 |
90 |
|
E |
E |
1:46.0 |
6R |
D1700 |
良 |
ダンツチェック |
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牝5 |
500万下・若 |
1:47.0 |
+1.0 |
--- |
+0.2 |
+0.8 |
98 |
|
C |
D |
1:46.0 |
7R |
D1150 |
良 |
コケット |
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牝3 |
未勝利・牝 |
1:10.5 |
+1.2 |
--- |
+0.7 |
+0.5 |
93 |
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D |
E |
1:09.3 |
8R |
T2600 |
良 |
ノチェブランカ |
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牝3 |
未勝利 |
2:43.6 |
+1.4 |
-0.5 |
-0.1 |
+1.0 |
101 |
|
C |
D |
2:42.2 |
9R |
D1150 |
良 |
スフェーン |
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牡5 |
500万下 |
1:10.0 |
+1.5 |
--- |
+1.0 |
+0.5 |
90 |
|
E |
D |
1:08.5 |
10R |
T2000 |
良 |
ロードアクシス |
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牡3 |
ひめさゆ500 |
2:02.6 |
+1.7 |
--- |
+0.9 |
+0.8 |
91 |
|
E |
D |
2:00.9 |
11R |
T1200 |
良 |
エリシェヴァ |
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牝5 |
吾妻小富1000 |
1:09.5 |
+0.7 |
--- |
+0.2 |
+0.5 |
98 |
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C |
D |
1:08.8 |
12R |
T1800 |
良 |
タガノガジュマル |
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牡5 |
川俣特別500 |
1:50.1 |
+2.2 |
--- |
+1.5 |
+0.7 |
85 |
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E |
D |
1:47.9 |
3R4歳上500万下・牝 |
タイムランクEのレース |
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基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。 |
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9R4歳上500万下 |
タイムランクEのレース |
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基準より1秒0遅い勝ちタイムだった。 |
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10Rひめさゆり賞 |
タイムランクEのレース |
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基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。 |
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11R吾妻小富士賞 |
注目レース・馬 |
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1着 |
エリシェヴァ |
1着のエリシェヴァ、鼻出血明けで9ヶ月ぶりだった。昨年夏の函館でも3ヶ月ぶりで500万下をレコード勝ちした実績があって、久々を走るタイプ。太かった馬体も14キロ減と絞れていた。前半600mが33秒1の超ハイペースの中、馬群の中で折り合って、内めを抜け出して来た。短距離での0秒2差は完勝だと思う。タイムランクもCと悪くない。母が名牝のビリーヴ。今週の皐月賞に出走するジャンダルムの半姉に当たる。これまでも強い時は強い競馬をしていて、今回もそうだった。まだアテにはならない、そんな気性でもあるが、質的には上でも通用する。
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2着 |
イサチルホープ |
2着のイサチルホープ、平坦コースが良いのと、芝・ダート兼用で、時計の掛かる芝も良かったと思う。ただ、次も走れるかと言うと未知数。
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3着 |
コパノディール |
3着コパノディール、出遅れて最高方から追い込んで来た。流れも向きましたし、外を回らずに中を突いたもの好走の要因。加えて2着馬同様にダートの実績が時計を要す芝で活きてきた。この馬も次走は半信半疑。
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4着 |
レーヴムーン |
注意したいのは4着レーヴムーン、3番人気だった。ハイペースだったとは言っても、前半から行きっぷりが悪すぎた。これは9ヶ月ぶりのせいだと思う。それでも外外を回って伸びては来ていた。1600万下で2着2回の実績がある。叩いて変わってくると思われる。
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6着 |
エクラミレネール |
6着エクラミレネール、2番人気だった。3歳時はNZT3着の実勢がある。集中力を欠いていたので、初めての1200mに距離を短縮して来たが、スタート後に挟まれて後方から。3コーナー過ぎから外を上がって来たが、振られて大外も大外。この状況で6着なら力は示したと思う。もう一度同じ距離を使えば、慣れが見込める。人気落ちでの一発を期待したいと思う。
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12R川俣特別 |
タイムランクEのレース |
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基準より1秒5遅い勝ちタイムだった。 |
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馬券Summary |
ディープインパクトよりハービンジャー |
先々週日曜のGI大阪杯は1番人気スワーヴリチャードが完勝。一方人気を分けた2番人気アルアインは3着、3番人気サトノダイヤモンドは7着だった。こらら2頭はディープインパクト産駒のクラシックホース。アルアインは皐月賞とほぼ同じポジションを競馬をしながら、皐月賞ほど弾けず。また、サトノダイヤモンドは内枠が仇になった面はあっても、直線の伸びも一息だった。
ディープインパクト産駒で牡馬のクラシックホースは他にディープブリランテ、キズナ、ディーマジェスティ、マカヒキがいるが、これらも故障や早期引退を考慮するとしても4歳以降にGIを勝っていない。ディープインパクト産駒の牡馬は、3歳春に成長する傾向がある。だからこそクラシックに強いが、同時にこの時期に激走してしまうと、古馬になってからの成長力に欠ける、そんな気がしている。大阪杯でアルアインを交わして2着に上がったのはペルシアンナイト。これはハービンジャーの産駒だった。さらに先々週土曜日のダービー郷CTは、
1番人気のディープインパクト産駒グレーターロンドンが5着に敗れて、ハービンジャー産駒のヒーズインラブが差し切り勝ち。もう1頭のハービンジャー産駒テオドールも4着に入っていた。グレーターロンドンについて触れれば、昨年秋の天皇賞9着以前と以降とでは落差が大きくて、成長力不足を感じてしまう。古馬になって陰りの出たディープインパクト産駒なら、ハービンジャー産駒を積極的に狙っていくべきではないだろうか。5歳にして1600万・GIIIを連勝のヒーズインラブ、同じく5歳にして1000万・1600万下の美浦Sを連勝して、オープン入りを決めたサーブルオールなど、本質的に奥手のタイプが多いが、今年の3歳にはブラストワンピースという大物が出現した。ダービーの段階でもディープインパクト産駒にストップをかける可能性がある。 |
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