2R3歳未勝利 |
タイムランクEのレース |
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基準より1秒9遅い勝ちタイムだった。 |
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4R3歳未勝利 |
注目レース・馬 |
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先週の東京の芝のレースで、完全タイム差がマイナスゾーンだったのはBランクの日曜6R・そしてGIのオークス、さらにはこの日曜の4Rの3つだけだった。ペース補正が施されたとは言え、上位馬は評価できるので、ここで取り上げておく。 |
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1着 |
ドリームスピリット |
勝ったドリームスピリットはアルビオリクスをピタリとマークして、最後の直線で競り合いを制した。スッと切れる脚はないが、ラストまでほんとしぶといタイプ。この馬は昇級しても相手なりに走れそう。
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2着 |
アルビオリクス |
2着アルビオリクスは交わされた後も抵抗して、もう一回差し返そうとしていた。徹底マークに合いながらも盛り返した点は評価できますし、未勝利クラス脱出はもう時間の問題。
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3着 |
ツインクルテソーロ |
3着ツインクルテソーロは一瞬突き抜ける勢いで伸びて、見せ場は作った。次走も引き続き圏内。
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5着 |
シンデレラ |
そして5着シンデレラは大きく出遅れて、流れに乗れなかった。今回は参考外の一戦と見て良いですし、スタートさえ決まれば勝負になる。
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6R3歳500万下 |
タイムランクBのレース |
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このレースの勝ちタイムは当開催3歳500万下の基準タイムより1秒4速く、1600m対象の馬場差が1秒4になる事を踏まえると、 -1.4-(-1.4)=±0 となる。ただ、ペース補正が0秒5入るため、 ±0-0.5=-0.5 で基準より0秒5速い勝ちタイムだった。直線に入ってシナモンフレイバー・ライラックカラーが前にいる。ライラックカラーが抜け出しかけたところに、アメリカンワールドが並んで行き、交わして行く。その後バトルマイスター、エアアルマスが追い上げて来たが、アメリカンワールドが並ばせずに1着。2着にバトルマイスター、エアアルマス3着だった。人気3頭が上位を占めて、2番人気のアメリカンワールドが勝った。 |
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1着 |
アメリカンワールド |
アメリカンワールドは行きたい馬に行かせて、自身は好位を追走して、その後直線に向いてスペースを見つけるとアッサリと抜け出して来た。近走は1800m以上の距離に使われて来たが、今回のレースぶりを見ていると1600mが一番合っていそう。昇級して古馬相手になったとしても通用する。
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2着 |
バトルマイスター |
2着バトルマイスターは序盤から行きたがる面を見せていましたし、直線に向いてからも追い出しを待たされて、強引に外に出す場面があった。まともならもっと接戦になっていたはずですし、惜しい競馬だったが、これで芝に使われるようになって、連続して2着ですから、次走も上位争いになる。
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3着 |
エアアルマス |
上位2頭からはやや離れて1番人気のエアアルマスが3着だった。3着エアアルマスは道中、多少力んでいるからか、追ってから手応えほどは弾けなかった。現状は後ろからではなく、好位辺りで馬の後ろにつけて、折り合いに専念する形が合っていると思う。初勝利の内容から素質は確かなので、長い目で見ていきたい1頭。
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4着 |
ライラックカラー |
4着ライラックカラーは早めに先頭に立って、追い出しをギリギリまで我慢したが、粘り切れなかった。多少力んでいた影響があったのかもしれない。
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11Rオークス |
GI回顧 |
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サヤカチャンが離して逃げていたが、4コーナーに入って後続が接近する。サヤカチャンが59秒6のペースで逃げたが、それ以降は離れていたので、スローペースで2番手以下はちょっと遅い流れという形で考えて良いと思う。直線向くと、もうそのサヤカチャンの脚色が鈍り始めて、直線の真ん中辺りリリーノーブルが一旦先頭を伺うが、その横にもうつけていたのが、アーモンドアイ。一気に交わし去って、その後ろでラッキーライラックもしぶとく脚は使っているが、ちょっと前との差は詰まりそうもなかった。最終的にはアーモンドアイが2馬身ほど抜け出してゴールインという決着になった。 タイムランクがC・メンバーランクはBだった。 |
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1着 |
アーモンドアイ |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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アーモンドアイが勝って、桜花賞・オークスを連勝。2冠馬となった。強かった。レース前、パドックでは発汗程度で治まっていたが、本馬場入場から返し馬にかけて入れ込んでいた。ですから、スタート出遅れるんじゃないかなと思って見ていたが、逆にスタートが決まりすぎて、前に行って引っかかる面を見せたが、流石そこはルメール騎手。上手くなだめて、ラストの伸びにつなげた。今回の内容を見ていると、牝馬レベルでどうのこうの言う馬ではないと思いますし、秋は一応秋華賞を目指すという事だが、その後はちょっと牡馬との対戦も見てみたいなと思うぐらい、インパクトのある勝ち方だった。騎乗したC.ルメール騎手は自らの誕生日にオークスを制した。誕生日当日のGI制覇はグレード制導入後、初めて。 C.ルメール騎手スタート前、馬がちょっとテンションを上げていた。だから、スタートで早かった。良いポジションをすぐ取れた。4・5番手で完璧なポジションだった。それからリラックスした。長距離戦でも良い脚を使って加速した。今日はみんなチャンピオンホースを見たと思う。距離は問題なかったけど、今日は精一杯走った。この前の桜花賞の時は、ちょっと楽に勝ったが、今回は精一杯だった。トリプルクラウンは行けそう。セカンドクランを勝ったから、on the way triplecrown let's go
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2着 |
リリーノーブル |
2着にはリリーノーブル、3着がラッキーライラック、桜花賞の上位3頭がオークスでも3着までを占めた。リリーノーブルは前々につけて、ホントラストまでしぶとく抵抗したが、やはり切れ味の差でアーモンドアイに負けた感じ。ただ、攻めに攻めた調教過程をそのままレースでも活かした形なので、ホント陣営の仕上げも非常に良かったと思う。
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3着 |
ラッキーライラック |
2着にはリリーノーブル、3着がラッキーライラック、桜花賞の上位3頭がオークスでも3着までを占めた。3着ラッキーライラックはその直後ぐらいで競馬をして、流れには乗っていたが、こちらも結局最後は切れ負けした印象。リリーノーブル・ラッキーライラックに関して言えば、月並みな言い方になるが、産まれた年が悪かったとしか言いようがない。オークス馬になり得るぐらいの素質のある2頭だとは思う。
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4着 |
レッドサクヤ |
4着レッドサクヤ、ホント頑張った。距離を不安視されて、人気もあまりなかったが、道中ピタリと折り合ってこの馬らしい競馬をしたので、まだまだキャリア浅いですし、伸びしろは十分ある馬だと思う。
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5着 |
マウレア |
5着マウレアも割と長距離適性は見せたとは思うが、最後伸び悩んだあたり、2000mぐらいまでがベストかなという気がする。ただ、調教もこちらもしっかりと攻めて挑んだ一戦で、自分の能力を発揮したと思う。
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6着 |
サトノワルキューレ |
6着サトノワルキューレ、アーモンドアイをマークする形で追い比べに持ち込もうとしたが、並ぶところまで行かずに逆に突き放されたという事だった。中3週のローテで、ちょっと追い切りも軽めだった。まだまだちょっと、そういう意味で成長途上の馬かなという気がしますし、今後の走りに期待したいと思う。
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