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馬場コメント |
芝 |
先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土日ともにマイナス1秒7だった。 朝の含水率は土曜がゴール前12.6%、4コーナー13.4%。そして日曜はゴール前12.4%で、4コーナー11.9%だった。馬場差も土日は同じで、例年の札幌1週目と変わらない高速馬場だった。ただし、差しも結構決まっていて小回りコースの高速馬場というイメージはあまり持たない方が良いかもしれない。1回札幌の3週間はAコースが使用され、2回札幌はCコース使用となる。 |
ダ |
先週の馬場差1700m対象の数値は土日ともにプラスマイナスゼロだった。 朝の含水率は土曜がゴール前2.8%、4コーナー2.6%。日曜はゴール前2.3%、4コーナー2.8%だった。これはかなり乾いていたという事だが、馬場差はプラスマイナスゼロ。ただし、札幌のダートは2015年以降強風の影響を受けた1日を除いて馬場差がプラスになった事がない。という事で、近年の札幌ダートの中ではかなり力の要るコンディションだったと言える。この力の要る馬場が影響したのか、1700mでは単調な前残り決着がほとんどなかった。 |
⇒馬場差・基準タイム一覧 |
タイム分析
2018/07/28 (土) 芝=-1.7
2018/07/28 (土) ダ=±0
R |
距離 |
状 |
勝ち馬 |
2着 |
性齢 |
条件 |
走破T |
T差 |
P補正 |
完T差 |
馬場差 |
補正 |
WL |
TL |
ML |
KT |
1R |
T1800 |
良 |
コントラチェック |
|
牝2 |
未勝利 |
1:50.1 |
-0.7 |
-0.7 |
+0.1 |
-1.5 |
99 |
|
C |
D |
1:50.8 |
2R |
D1000 |
良 |
タイセイパルフェ |
|
牝3 |
未勝利・牝 |
0:59.9 |
+0.3 |
--- |
+0.3 |
±0 |
97 |
|
D |
D |
0:59.6 |
3R |
D2400 |
良 |
イグレット |
|
牝3 |
未勝利 |
2:36.5 |
+0.7 |
--- |
+0.7 |
±0 |
93 |
|
D |
D |
2:35.8 |
4R |
D1700 |
良 |
ブルレジーナ |
|
牝3 |
未勝利 |
1:47.3 |
+0.5 |
--- |
+0.5 |
±0 |
95 |
|
D |
D |
1:46.8 |
5R |
T1500 |
良 |
レーヴドカナロア |
|
牝2 |
新馬 |
1:31.8 |
+0.7 |
-0.6 |
+1.4 |
-1.3 |
86 |
○ |
SL |
C |
1:31.1 |
6R |
T2000 |
良 |
フラッシュスタイル |
|
牡3 |
未勝利 |
2:02.0 |
-1.0 |
--- |
+0.7 |
-1.7 |
93 |
|
D |
D |
2:03.0 |
7R |
D1000 |
良 |
フェリシアルチア |
|
牝4 |
500万下 |
0:59.2 |
+0.2 |
--- |
+0.2 |
±0 |
98 |
|
C |
D |
0:59.0 |
8R |
T1200 |
良 |
トロワゼトワル |
|
牝3 |
500万下・牝 |
1:08.7 |
-1.1 |
--- |
-0.1 |
-1.0 |
101 |
|
C |
C |
1:09.8 |
9R |
D1700 |
良 |
ティーコア |
|
牡4 |
500万下 |
1:46.2 |
+0.5 |
--- |
+0.5 |
±0 |
95 |
|
D |
D |
1:45.7 |
10R |
T1500 |
良 |
スカルバン |
|
牡4 |
羊ヶ丘特500 |
1:28.8 |
-0.6 |
--- |
+0.7 |
-1.3 |
93 |
|
D |
C |
1:29.4 |
11R |
T1800 |
良 |
スティッフェリオ |
|
牡4 |
TVhH1600 |
1:47.2 |
-0.6 |
-0.1 |
+0.8 |
-1.5 |
92 |
|
D |
C |
1:47.8 |
12R |
T2600 |
良 |
レッドジェノヴァ |
|
牝4 |
北海道11000 |
2:41.0 |
-0.8 |
-1.0 |
+0.4 |
-2.2 |
96 |
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C |
C |
2:41.8 |
5R2歳新馬 |
タイムランクSのレース |
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前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。勝ったレーヴドカナロアについて触れておく。 |
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1着 |
レーヴドカナロア |
勝ち馬の中から次走注目できる馬 |
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出脚が鈍くて後ろからになってしまうが、先行した各馬が楽をしている4コーナーで外を回って上がって行って、楽々と差し切った。レーヴドスカーの仔だが、レーヴドスカーの仔と言うのは、デビューが遅くなる事が多くて、兄・姉で最もデビューが早かったのはレーヴディソールの2歳9月。2歳7月にデビューできるのは、父ロードカナロアの力かもしれないが、早めにデビューできたレーヴドスカーの仔はほぼクラシックに乗れますし、夏にデビューできればレーヴディソールがそうだったように、2歳GIも視野に入る。そしてそれを期待できるぐらいの勝ちっぷりだったと思う。 |
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9R3歳上500万下 |
注目レース・馬 |
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4着だったバニーテールについて。 |
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4着 |
バニーテール |
(3・4コーナー中間)この後衝撃のシーンが映ってしまう訳だが、ご覧の通り。内で詰まってしまって完全に仕掛けが遅れた。昨年札幌で500万下を勝った時は2番手追走から4コーナー先頭に立って、もう3馬身半差の圧勝をしていて、内の好位で窮屈になりながら脚を溜める必要など、特にないぐらい力上位だが、大事に乗りすぎたため不利を受けたという4着だった。能力もコース適性もかなり上位なので、次走普通に走れば勝てると思う。 |
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馬券Summary |
札幌のモレイラ |
J.モレイラ騎手が先週から短期免許で騎乗して、土日で7勝2着2回3着2回4着以下6回。特に土曜日はほとんど何でも来ちゃうという状態だったが、得意とか不得意はある模様。これまでも日本では札幌での騎乗が多くて、今年も主に札幌で乗るはずなので、先週までの札幌のコース別の成績を出すと、このようになっている。
連対率50%を超えるのがダート1700m・ダート2400m、そして芝1500m・芝1800m・芝2600m。距離が長い方が成績が良いとも取れるが、私はコーナーが多いコースが得意なのだと推測する。勝つときのレース運びを見ると、4コーナーの手前からスーッと上がって来て、直線入り口で先頭というパターンが多い。直線入り口で先頭というのが勝ちパターンなのは当たり前と言えば当たり前だが、これはいつも最初から先行している訳ではなくて、コーナーで上がって来る事が多い。コーナーでロス無く馬に負担をかけずに加速するのが上手いので、コーナーが多いコースで成績が良いのだと思う。ただし、コーナーが4つあるコース形態でも、芝の2000mはあまり良くない。っと言っても普通の基準ならすごい連対率だが、芝2000mはスタートから最初のコーナーまでが長くて、全体に占めるコーナーの割合が多くない。得意箇所が少ないという事、それが原因じゃないかと思う。今週以降もまぁモレイラさんが乗っているというだけの理由で、全て人気になりそうだが、信頼度が極めて高いコースと、信頼度が普通になるコースがあるという事は知っておきたい。
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