2R3歳上500万下 |
タイムランクBのレース |
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基準より0秒5速い勝ちタイムだった。ロジペルレストが前走8着から変わり身を示した。上位馬を取り上げる前に、時計面について触れておきたい。先週の福島ダートでは3歳以上500万下のダート1700m戦が土日2鞍ずつ計4鞍行われた。土日で馬場差は0秒1の違いなので、ほぼ同だが、この土曜2Rが抜きん出て速かった。特に同じ土曜日10Rの伊達特別とこの2Rのラップを比較してみると、なかなか面白いことがわかる。と言うのも2Rは最初の500mが6秒9-11秒1-11秒6で29秒6。一方10Rは7秒0-11秒1-11秒6で29秒7。最初の100mが2Rの方が0秒1速いだけで、その後どちらも12秒台のラップが続くが、2Rはラスト200mが12秒5なのに対して、10Rは13秒0かかって、10Rの方が少しずつかかって行って、その集積で結果的に2Rの方が1秒2速くなった。そして土曜2Rの映像をご覧いただいたも明らかにわかるのは、1・2着馬のレベルが高かったということ。結果的に2頭の上がり600m推定タイムは同じで、勝負所での位置取りの差がそのまま着差になったと言える。 |
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1着 |
ロジペルレスト |
勝ったロジペルレスト、これで2勝はどちらも福島ダート1700m。しかも同じような戦法で勝っている。昇級しても圏内ではあるが、広いコースの1800mではいくらか不安もある。 |
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2着 |
ノーウェイ |
番組注目馬 |
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そして2着ノーウェイは後続を6馬身以上離していて、これで3走続けて2着。こちらも1400m・1700m・1800mのいずれにも対応してますし、次走もも引き続き上位候補。 |
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3R2歳未勝利 |
タイムランクEのレース |
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基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。 |
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5R2歳新馬 |
タイムランクSのレース |
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前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。 |
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6R3歳上500万下 |
タイムランクEのレース |
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基準より0秒8遅い勝ちタイムだった。 |
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11Rフルーツラインカップ |
注目レース・馬 |
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トピックスでも上がってたように、長距離戦としては緩みのないペースになったことも、結果に大きく影響した。2600m戦で最初の200mは13秒0だったが、そのあと11秒台が4回続いて前半1000m通過タイムは、1分0秒3だった。先週で今年の福島開催終わった訳だが、今年の福島芝2600m11鞍で最も速いペースだった。結果的に後方にいたゴールドフラッグ1着で、中団にいたミルトプレストが2着だった。ただ、後半も時計は要しておらず、1000m通過後からはすべて12秒台のラップで、締まったレースになった。前半控えていた上位馬にとって、流れが向いた事は確かだが、上がりがかかった事に乗じての突っ込みではなかった。このような長距離戦の持久力勝負が向いていたんだと思う。 |
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1着 |
ゴールドフラッグ |
ゴールドフラッグが前走から一変した。1着ゴールドフラッグはゴールドシップの全弟。デビュー時から注目されながらも13戦目にして、3勝目となった。初勝利が重馬場で2勝目が洋芝の函館で、そして今回が長距離の緩みのないペースでの追い込みなので、やはりスタミナが要求される条件が合っている。今の競馬では、この馬が力を発揮できる舞台は少ないのかもしれないが、このようなタイプが活躍できる場があってほしいものだなとは個人的には思う。 |
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2着 |
ミルトプレスト |
そして2着ミルトプレストは勝馬と同タイムアタマ差だった。こちらの方が前にいて、先に動いて直線で一旦は先頭に立った。勝ち馬と同等の評価をして良いと思う。4月に中山芝2500mの安房特別を勝っている。暮れ中山では1000万下で芝2500mのレースが2鞍組まれている。どちらかに出走してくれば圏内。 |
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