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京都2R 3歳未勝利 注目

1着：ジゲン

前走初めてのダートで変わり身を見せたジゲンが、今回は積極的な競馬を見せた。持ったままで2番手を追走して、直線馬なりで先頭に立つと、もう最後は軽く気合を入れた程度で後続を寄せ付けなかった。勝ったジゲンだが、昨年3月に行われたアメリカOBS社のトレーニングセールにおいて、34万5000ドルで購入された外国産馬。父Into Mischiefは昨年のニュージーランドトロフィー3着のデルタバローズと同じ。ダート短距離なら相当な器と言えそう。今なら上のクラスでもあっさり勝てるのではないだろうか。

2着：コウユーユメヲノセ 番組注目馬

2着コウユーユメヲノセは、持ち前の先行力を存分に発揮して2着。次走いよいよ未勝利クラスは抜けそう。

3着：アールグロウ

3着アールグロウは意外に離された。スタートに難があるだけに未勝利クラス脱出へはもう少し時間が掛かるのかもしれない。

京都3R 3歳1勝クラス タイムＢ

基準より0秒8速い勝ちタイムだった。

1着：ライトウォーリア

ライトウォーリアが昇級戦を制し連勝。馬なりで3コーナー先頭に立ったライトウォーリアだが、直線では後続を寄せ付けずに3馬身差で逃げ切った。ライトウォーリアは前走初めてのダートで逃げ切り。やや間隔を明けた今回は、昇級戦で先行押し切り。ダートならかなりの能力があることを示した。完全タイム差もマイナス0秒8とAに近いB。次走はオープン特別でも重賞でもかなりやれそう。母の全妹にオークス3着馬ビッシュがいる良血で、母はJRAダートで2勝。父マジェスティックウォリアーの産駒は今年の3歳がファーストクロップだが、既に17勝。その内ダートで13勝している。この組み合わせはダートなら期待大。今後の注目馬の1頭にのし上がったと言えるだろう。

2着：アポロアベリア

2着アポロアベリアは取り消し後の一戦だったが、その影響を感じさせないレースぶり。最後は勝ち馬に離されたが、リュクスウォリアーを競り落として3着以下に2馬身半以上の差をつけた。このクラスはすぐにでも勝ち上がれそう。

京都5R 3歳未勝利・牝 タイムＢ

基準より0秒4速い勝ちタイムだった。

1着：ヒメノカリス 勝ち馬注目

アルアインの全妹ヒメノカリスが2走目で勝ち上がった。ヒメノカリスが2戦目で一変。4コーナーで持ったままで先頭に並びかけて、その後も強く追われる事はなく、3馬身半差の楽勝劇を演じた。牝馬限定戦であり、メンバーレベルがDで確かに相手も楽だった。しかし、タイムランクBをノーステッキでマークしたのだから強い。明らかにクラシック級だと言える。問題は桜花賞へ向けて、あまり時間が無い事。今後どんなローテーション組むのかに注目したい。間に2戦挟むとローテーション厳しくなりますので、トライアル直行だろうか。興味がある。

2着：フリークアウト

勝ち馬から3馬身半差とは言え、2着フリークアウトはよく食い下がっている。今回相手が強かっただけで、次走も牝馬限定戦ならほぼ勝てるのではないだろうか。

京都6R 3歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。

京都8R 4歳以上1勝クラス タイムＥ

基準より1秒1遅い勝ちタイムだった。

京都10R 飛鳥S 注目

ルタンデュボヌールが先頭を取ったが、1000m通過1分1秒7と緩やかなペースだった。ペース補正が0秒7入っている。馬群が固まった状態で4コーナーを回って、大激戦となった。4コーナーでは先行馬群が馬場の悪いインを避けたが、直線に入ると馬場の良いギリギリのインコースへ、バイオスパーク・トーセンスーリヤ・メイショウオーパスが突っ込んで、1着・3着・4着に入った。外を通った馬では唯一アシュリンが2着に入っている。1着から6着まで0秒1差の大接戦だけに、コース取りが明暗を分けたと言えそう。

1着：バイオスパーク

勝ったバイオスパークは内を回ってコース利を活かして進出。馬場の悪いコースを避けながらインへ飛び込んできっちり差し切っている。和田騎手の好騎乗と言えるのではないだろうか。

4着：メイショウオーパス

次走狙ってみたいのは後方追走から4着まで来たメイショウオーパス。スローで馬群が固まっていて、もう外を回したのでは届かないために、馬場の悪いインコースへあえて突っ込んだが、それでも最後よく伸びて来た。

6着：ルタンデュボヌール

あともう1頭、6着ルタンデュボヌールも次走狙ってみたい。今回一息入れての実践だったが、先行策からよく粘った。勝ち馬から0秒1差なら次走は展開次第だろう。

京都11R シルクロードS 重賞

タイムランクはD・メンバーランクはCだった。アウィルアウェイ・ナランフレグらが遅めのスタートだった。一方先手を取ったのはやはりモズスーパーフレアだった。馬場状態を考えると速めのペースだった。さらに内の芝があまり良くない状態だったが、それでもモズスーパーフレアとセイウンコウセイはよく粘って、残り50mまで、あぁこれは残っちゃうかなと思わせた。最後の最後に馬場の真ん中から差し・追い込み馬3頭がやって来て、1着から3着と。結構エキサイティングなレースだった。

1着：アウィルアウェイ

アウィルアウェイが勝って重賞初制覇。1着アウィルアウェイだが、スタートやや遅れたが、中団でじっくり待機して直線で外めに出して突っ込んで来た。京都1200m得意だが、これで55キロで勝ったのは大きい。高松宮記念へ向けて視界良好と言えるだろう。

2着：エイティーンガール

そして2着がエイティーンガール、3着がナランフレグだった。2着エイティーンガールは4コーナー最後方に近い位置取りから直線で待たされる不利があったが、それでも鋭い伸びで2着と充実著しい。

3着：ナランフレグ

そして2着がエイティーンガール、3着がナランフレグだった。それから3着ナランフレグだが、4コーナー最後方から直線大外に出して鋭い伸び。力つけている。

4着：モズスーパーフレア

4着モズスーパーフレア、展開不利かと戦前は思われていたが、流石にこの馬のダッシュ力に敵う馬はいなかった。行き切ったのが良かったんでしょうけども、よく粘った。

7着：ジョイフル

それから7着ジョイフルだが、展開向くと思われたが、直線外に出してから意外に伸びなかった。京都はもう1つ相性が良くない。直線急坂があるコースの方が良いのかもしれない。

18着：レッドアンシェル

それから1番人気18着レッドアンシェルは騎手が違和感を感じて、直線止めたということ。

京都12R 4歳以上2勝クラス・牝 タイムＥ

基準より2秒1遅い勝ちタイムだった。

馬券Summary
荒れまくる小倉芝1200m
もうとにかく小倉芝1200mが荒れまくっている。何か「え！？そんな馬来るの！？」みたいな馬とか、この人気馬が飛ぶのかみたいな事が凄い次々起こっている。 　今、表が出ているが芝1800m以上は比較的平穏なのに対して、芝1200mだけはどうにも大荒れが止まらない。上にも書いているが、19レース中11レース3連単10万円以上。半分以上。内3レースが100万円以上。芝1800m以上と比べると、これ25レース中4レースですから、10万円以上は。これは明らかにもう芝1200mの方が荒れているという事。理由としては、色々考えられるが、やはり差しが決まりやすい馬場であるという事、それから人気の逃げ・先行馬が不振であるという事、それからフルゲートやフルゲートに近いレースが多い事。1200mの必勝法を今考案すれば倉が建つ。今後の検討課題として頑張りたいなと。全然役立つ知識ではなかったかもしれませんが、頑張りたいと思います。
解説者：市丸博司(パソコン競馬ライター)