2020年3回中山2日目

開催一覧
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2020/07/11 (土)
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2020/03/29 (日)
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2020/01/05 (日)
中山 京都
  馬場コメント
 3回中山2日目の3R以降が雪の影響によって中止となり、出馬表の内容を変更した上で3/31火曜日に実施された。その火曜開催も含めて今回は振り返る。先週の芝の馬場差2000m対象の数値は火曜がプラス0秒5、土曜がマイナス0秒9、日曜がマイナス0秒3からプラス0秒2への変動だった。まずはここ4週の馬場差を確認しておくと、雨や雪の影響度によって時計の出方が異なる。前の開催4週目から今開催初日はやや速めの時計が出るレベルで安定していたが、火曜は雨や雪の影響が残ってプラスの数値だった。その後土曜はマイナス方向に動いたが、日曜は水準レベルだった。
 3/29、日曜の雪は午後には収まって、以後は天候が回復した。芝は乾きが進んだが、それでも水分は残っていて、火曜開催は終日稍重発表。この開催初日、良馬場時の馬場差マイナス0秒5から一変して、プラス0秒5と時計を要して行った。Aコース使用が前開催から続いていて、外伸びに拍車が掛かると思われたが、1200mの2鞍を始め、内の馬の台頭も目立っていた。
 次に土曜は火曜と比べて時計が出やすくなった。まず土曜は良馬場発表。ただ、水曜の雨に加えて前日の金曜にも若干の雨が降った関係から、朝の時点は稍重に近い含水率だった。これにコース替わりと、乾いて行った分、ダート程ではないが南風の影響などを考慮すると馬場差はマイナス0秒9だった。芝の競馬が5Rから始まった事もあり、1日でくくれる数値だった。そして日曜は変動だった。日曜は芝の競馬の始まる5R前に雨が降った。北風の影響もあって、マイナスの馬場差でも土曜よりも水準寄りでスタートしている。7R前に一旦上がった雨が再び降り出した影響から、レースを追う毎にプラス方向へと傾いて行った。コース替わりもあって、土曜は内の馬がいくらか有利だったが、日曜は雨の影響から外の馬の台頭が多かった。今週以降もBコース使用。芝の生育が進んで、時計は速くなりそうだが、特にここ2週は日曜日が寒くなっているので、天候1つで局面は変わってくると思う。
 先週の馬場差1800m対象の数値は火曜がマイナス0秒4、土曜がマイナス1秒4からマイナス1秒2への変動、日曜はマイナス0秒4からマイナス0秒6への変動。1200m対象の数値は火曜がマイナス0秒6、土曜がマイナス0秒9からマイナス0秒7への変動、日曜がマイナス0秒6からマイナス0秒8への変動だった。遡って前の開催3週目以降の馬場差を確認しておくと、ほとんどはマイナスだが、雨・雪・風の影響度が異なるため数値が安定せず、さらに変動の開催日が多くなっている。なお、雪で中止となった3/29は2Rまでは行われた。2Rまではどちらもダート戦でしたので、開催2日目については2Rまでは29日日曜日、3R以降は31日火曜日と異なる日に、異なるコンディションで行われていますのでご注意下さい。
 火曜開催は雪を含めて50ミリの雨量を計時した日曜から中1日。馬場差は高速寄りに止まるかと思われたが、天候の回復とともに水分を吸収して1800m・1200mともに良馬場の土曜と比較しても水準寄りの数値に戻った。脚質的な偏りもなかった。
 (土日について)水曜と前日の雨の影響から土曜は高速馬場でスタート。乾きが進むにつれて若干ではあるが、水準方向へと向かった。ちなみに直線が追い風になる、南風が強かった影響からその直線コースを2回走る1800mの方が1200mと比べて、馬場差は大きくなっている。日曜は土曜後半からさらに乾燥して、水準寄りから始まって途中の雨の影響から速くなる変動。風は相変わらず強かったが、直線が向かい風の北風に戻って、1200mの方が速いコンディションとなっている。風の影響か土曜は前に行った組、日曜は差し馬が頭角を現していた。


  タイム分析
 2020/03/31 (火)  芝=+0.5  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
4R T1800 ホウオウエミーズ 牝3 未勝利 1:51.1 +1.4 -0.4 +0.5 +0.5 D D 6.53
9R T2000 ウインマリリン 牝3 ミモザ賞(1勝) 2:02.5 +0.7 --- +0.2 +0.5 C C 5.30
10R T1200 メイショウキョウジ 牡5 船橋S(3勝) 1:09.2 +0.8 --- +0.5 +0.3 D C 7.50
12R T1200 キルロード セ5 2勝クラス 1:09.3 +0.5 --- +0.2 +0.3 C D 9.64
 2020/03/31 (火)  ダ=-0.4 / 1200m=-0.6
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R D1800 フォーチュネイト 牡3 未勝利 1:54.7 -0.9 --- -0.5 -0.4 B D 6.93
5R D1200 エンプティチェア 牡3 1勝クラス 1:11.9 -0.2 --- +0.4 -0.6 D D 8.00
6R D1800 ヤマニンバンタジオ セ6 1勝クラス 1:54.7 +0.7 --- +1.1 -0.4 E D 7.90
7R D1200 シゲルルビー 牝4 1勝クラス 1:11.5 -0.4 --- +0.2 -0.6 C D 9.88
8R D1800 メダリオンモチーフ 牝5 2勝クラス・牝 1:54.9 +1.7 --- +2.1 -0.4 E D 9.67
11R D1800 スワーヴアラミス 牡5 マーチSH(G3) 1:51.3 -0.3 --- +0.1 -0.4 C C 8.40

中山3R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムだった。まずスタート、2.フォーチュネイト・4.フロントフリップらがやや遅れた。先手を取ったのは9.ネヴァタップアウトだが、4コーナーで後続が上がって行く。直線7.グラスデスティーノがネヴァタップアウトに並んで行く。しかし、その外から5.サンビュートさらに2.フォーチュネイトが伸びて来た。そしてフォーチュネイトが抜け出して1着。2着が5.サンビュートだった。
1着:フォーチュネイト 
 フォーチュネイトはここまでの2走、芝で2桁着順だったが初めてのダートで一変した。1着フォーチュネイト、芝2戦は共に大差負けだった。今回はダートに転じてブリンカーを初めて着用。さらにハイペースで展開もハマった。調教では1週間前、美浦のウッドチップコースで65秒台と動いていて、もちろんフロックではない。ただ、気難しさがあって、そうアテにもできないタイプ。昇級戦は予想としては三角程度で静観したいと思う。
2着:サンビュート 
 2着のサンビュート、勝ち馬から0秒1差でこの馬までがBランクの対象。去勢後は連続2着だが、前走がEランクだったので中身は一変した。ハイペースを勝ち馬より先に仕掛けた点も価値が認められる。
3着:グラスデスティーノ 
 3着グラスデスティーノ、勝ち馬から0秒3差で自身の走破タイムはCランクになるが、前の2頭を追い掛けて、直線で交わして後続に0秒6以上の差をつけて粘り込んだ。10戦目にして初めてのダートだったが、芝でのジリ脚を払拭。普通のレベルなら引き続き上位争い。
中山6R 4歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムだった。
中山8R 4歳以上2勝クラス・牝 タイムE
 基準より2秒1遅い勝ちタイムだった。
中山10R 船橋S 注目
 5着だったナンヨーアミーコについて。
5着:ナンヨーアミーコ 
 堅実な末脚が売り物だったが、休養前は3戦連続の2桁着順。気難しさが全面に出たという事で、去勢された。まぁ元々叩き良化型という事もあって、今回11番人気と評価は低かったが、最後方を進んで大外追い込んで来て、勝ち馬から0秒2差の5着。あとから伸びて来たビリーバーには鋭さ負けした格好だが、こちらナンヨーアミーコの方が先に動いたので、上がり600m推定34秒2はビリーバーと同じタイム、最速タイだった。休養明けとしては十分。去勢効果も大きかったと思う。現級で2着1回・3着2回の実績があって、叩いた次走は狙い目。7歳馬でもあって、そう人気にはならないと思う。
中山11R マーチS 重賞
 タイムランク・メンバーランクともにCだった。リアンヴェリテが先手を取ったが、勝負所でメイショウワザシ・スワーヴアラミスが並びかけて来た。1000m通過は1分2秒0で、リアンヴェリテの逃げとしては遅かった。この2番手からメイショウワザシが交わすと、すかさずスワーヴアラミスが並びかける。この後外を追い上げたクリンチャーとの競り合いが続く。激しい競り合いだが、スワーヴアラミスがクビ差外のクリンチャーを凌ぎきってゴール。
1着:スワーヴアラミス 
 スワーヴアラミスが重賞初挑戦で1着となった。レースが2日延びたが、馬自身は落ち着きがあった。この流れなら前へ、仮に速ければ1列後方と自分の馬のパターンを持っているのがこの馬の強み。中山も適しているが、少し内にもたれながらも競り勝った辺り、勝負強さを身につけた格好。G1を勝つにはまだ鋭さが足りない感じもするが、仮に帝王賞辺りに出走して来ても、それなりに目処は立つんじゃないかなと、そんな気がする。
2着:クリンチャー 
 そして2着はダートに転じて2走目のクリンチャー、3着はレピアーウィットだった。2着のクリンチャー、父がディープスカイ・母の父がブライアンズタイム。配合的にもダート転身は大成功だった。スタートで軽く躓いて後方から。向正面から外に出すと前有利の平均ペースを長い脚を使って追い込んで来た。それでもラストまで脚が上がらなかったのが素晴らしい。57.5キロ、トップハンデタイだっただけに強い競馬。経験を積んでいけば、交流を含めてG1奪取も見えて来る。
3着:レピアーウィット 
 そして2着はダートに転じて2走目のクリンチャー、3着はレピアーウィットだった。3着レピアーウィット、1000万(現2勝クラス)これを勝った時が同じ中山ダート1800mで、1分51秒5の圧勝だった。馬場差は異なるが、このくらいの時計では走れる。とは言っても、集中力アップのためにホライゾネット着用で、控える競馬が功を奏した形。次走となると、まだ半信半疑の域にある。
16着:ワイルドカード 
 2番人気で16着だったワイルドカード、中間の動きや当日の気配については、悪く感じる事はなかった。競馬延期の目に見えない影響なのだろうか。鞍上同様に敗因はちょっとわからない感じがする。勝ち負け必至の器だけに次走を見てから判断したいと思う。

  馬券Summary
桜花賞の展望
後で
解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)
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