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馬場差一覧

レース順表示

逃

先

好

中

追

マ

東京1R 3歳未勝利 タイムＥ

基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。

東京2R 3歳新馬 タイムＥ

基準より0秒9遅い勝ちタイムだった。

東京4R 3歳1勝クラス タイムＡ

基準より1秒1速い勝ちタイムだった。

1着：ロンゴノット

ロンゴノットは圧勝したデビュー戦と同じく、先手を取る競馬で2勝目を挙げた。新馬戦を逃げ切ったロンゴノットだが、前走は控えてもう一つだった。そこで今回は再び逃げの手に出た武豊騎手のペース判断見事で、400m通過から正確に200m毎のラップで12秒0から12秒2と、これを5回続けた。これ厳しいペースに後続はジリジリと離されて行って、直線に向いた時には2着ラブリーエンジェル以外は離されてしまっていた。ロンゴノットはアルゼンチン共和国杯3着アフリカンゴールドの半弟。父がステイゴールドからパイロに変わって、ダート向きの馬格となっている。距離はある程度保ちそうで、好タイム勝ちにより今後が楽しみになって来たと言える。

2着：ラブリーエンジェル

2着ラブリーエンジェルはこのコースで昨年秋に未勝利戦を逃げ切り圧勝。その後2戦は後方からで見せ馬がなかったが、前々走は不良馬場、前走は外枠でスタートで寄れる不利があった。今回は前につけて好走。今回のようなレースが理想で、次走は勝ち上がれるのではないだろうか。

東京5R 3歳未勝利 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとする。

東京6R 3歳未勝利 タイムＡ

このレースの勝ちタイムは当開催3歳未勝利クラスの基準タイムより1秒9速く、2400m対象の馬場差がマイナス1秒9だったことを踏まると、 -1.9-(-1.9)＝±0 となる。しかしペース補正が1秒0入って、 ±0-1.0＝-1.0 で基準より1秒0速い勝ちタイムだった。

1着：ダノングロワール 勝ち馬注目

ダノングロワールは距離延長、初めての2400mで初勝利。ダノングロワールは前2走、追われても意外に伸びないレースを繰り返していたが、ならば今回はという事で、先手を選択。1000m通過1分2秒2のスローに落として、ラスト600mの競馬に持ち込んで、上がりはメンバー中最速の33秒8をマークして逃げ切った。どうやら前々で自ら流れを作るようなレースが向いているのではないでしょうかね。まぁそれにしても2着に4馬身、3着はさらに3馬身ですから、レース展開の問題だけではないだろう。東京芝2400mは合っていましたし、ひと息入れて成長していたのもあったと思わせる。好内容の勝ち方で、今後が楽しみになった。

2着：リスペクト

2着以下は勝ち馬から4馬身以上離された。2着リスペクトはここ2走スタートがもう一つで、後方から追い上げるも届かずというレースだった。今回は好スタートから3番手追走。初めての東京も合っていたようで、これまでのレースにはない伸びを見せている。実はチャンスだろう。

3着：ホウオウハルカス

3着ホウオウハルカスは好位から抜群の手応えで直線突き抜けるかと思わせたが、終いはもう1つ伸びなかった。前の2頭が脚を溜めていましたし、ちょっと前の2頭が強すぎた。しかし、すぐにチャンスは巡って来るのではないだろうか。

4着：ブレーナード

そして4着ブレーナードはホウオウハルカスから0秒3差。この馬までは次走注目しておきたい。

東京8R 4歳以上2勝クラス 注目

タイムランクはCだったが、あと0秒1速ければBランクだった。

1着：アイファーキングズ

勝ったアイファーキングズはここまで2勝・2着6回・3着2回・着外1回と、もう超堅実派。今回の勝利で東京ダートでは2走ともに2100mで、勝っており得意にしている。残り400mで先頭に立ってから、最後まで抜かせず見事だった。道中かなり緩んだが、長距離ダートの上がり勝負は得意。きっちり対応した。上のクラスでも十分やれるだろう。

2着：ヴォウジラール

2着ヴォウジラールは前走が1年3ヶ月ぶりの実戦で、初めてダートに出走して4着。そこから2ヶ月間隔を明けて使って来た。前走1600mで着いて行けなかった事を考慮して、今回は2100mに使ったのだと思われるが、使われて一変した。兄弟ダートで実績を上げている馬多いですし、今後はダート路線で活躍してくれるのではないだろうか。

3着：サクラアリュール

3着サクラアリュールはこれで4戦連続の3着。前に行っても今回のように後方からでも少し足りない。流石にそろそろ順番回って来そう。

東京11R 白富士S タイムＥ

基準より1秒2遅い勝ちタイムだった。

東京12R 4歳以上1勝クラス 注目

タイムランク・メンバーランクともにCだが、上位馬に今後期待できる馬が多かった。

1着：ドナアトラエンテ

1番人気の4歳馬ドナアトラエンテが1着。ジェンティルドンナ・ドナウブルーの全妹。休み休みしか使えないが、ここまで4戦して4着以下なしの堅実派。先行力もあって、このメンバーでは負けられなかった。直線馬なりのまま先頭に立って、残り300mから追い出すと後続を寄せ付けずに完勝した。上のクラスでも面白い存在だろう。

2着：ミトロジー

2着ミトロジーもまたキャリアの浅い4歳馬。これが7戦目で、8ヶ月半ぶりの実戦だった前走は流石に8着と敗れたが、使われた今回行きっぷりが一変した。3番手の外、勝ち馬をマークする位置で進み、そのまま流れ込み。順調に使えるなら次走は勝てるだろう。

3着：マイネルミュトス

3着マイネルミュトスが7番人気と人気薄だったのはちょっと驚きだった。確かにここ2走大敗していたが、着差はそれほどでもなかった。また、新潟でこのクラス2着が2回あるように、直線に急坂のない左回りは絶好の条件で、狙うなら今回だったか。次走東京か新潟の中距離ならもう1回狙いたいと思う。

4着：キタサンバルカン

4着キタサンバルカンは外枠を引いて、終始外を通らされたのが響いた。次走注意。

5着：カナロアガール

5着カナロアガールは東京向き。もう1度今開催で使って来るようなら、買いたい。

馬券Summary
荒れまくる小倉芝1200m
もうとにかく小倉芝1200mが荒れまくっている。何か「え！？そんな馬来るの！？」みたいな馬とか、この人気馬が飛ぶのかみたいな事が凄い次々起こっている。 　今、表が出ているが芝1800m以上は比較的平穏なのに対して、芝1200mだけはどうにも大荒れが止まらない。上にも書いているが、19レース中11レース3連単10万円以上。半分以上。内3レースが100万円以上。芝1800m以上と比べると、これ25レース中4レースですから、10万円以上は。これは明らかにもう芝1200mの方が荒れているという事。理由としては、色々考えられるが、やはり差しが決まりやすい馬場であるという事、それから人気の逃げ・先行馬が不振であるという事、それからフルゲートやフルゲートに近いレースが多い事。1200mの必勝法を今考案すれば倉が建つ。今後の検討課題として頑張りたいなと。全然役立つ知識ではなかったかもしれませんが、頑張りたいと思います。
解説者：市丸博司(パソコン競馬ライター)