2020年2回札幌3日目

開催一覧
2020/12/27 (日)
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2020/12/26 (土)
中山 阪神
2020/12/20 (日)
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2020/12/19 (土)
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2020/08/30 (日)
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2020/08/23 (日)
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2020/07/25 (土)
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2020/07/18 (土)
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2020/07/12 (日)
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2020/07/11 (土)
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2020/07/05 (日)
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2020/04/25 (土)
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2020/03/31 (火)
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2020/03/29 (日)
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2020/03/28 (土)
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2020/03/22 (日)
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2020/03/21 (土)
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2020/02/08 (土)
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2020/02/02 (日)
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2020/02/01 (土)
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2020/01/26 (日)
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2020/01/25 (土)
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2020/01/19 (日)
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2020/01/18 (土)
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2020/01/13 (月)
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2020/01/12 (日)
中山 京都
2020/01/11 (土)
中山 京都
2020/01/06 (月)
中山 京都
2020/01/05 (日)
中山 京都
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒0、日曜がマイナス0秒9だった。遡って8日間の芝の馬場差を確認しておくと、全てマイナスの数値だが今開催1週目は水準に近い数値で、他の週はマイナス1秒台かそれに近いレベル。
 木曜日に少し雨が降ったが、影響はなくCコースに移った事で1週前より速い時計が出るようになった。仮柵が移動して内が有利だったのは確かだが、極端な前残り傾向にはなっていないというのは1回札幌の前半と同じ。残りの2週はこのままCコースが使用される。
 先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス0秒3、日曜がマイナス0秒2だった。遡って8日間の馬場差を確認しておくと全てマイナスの数値だが、今開催1週目はマイナス2秒台かマイナス1秒台で、他の週は高速馬場というほどではない。
 木曜曜日に少し雨が降ったが影響はなく、今年の札幌ダートでは最も時計が掛かった。札幌のダートなので先行馬の好走が多いが、全く差せない訳ではない。


  タイム分析
 2020/08/22 (土)  芝=-1.0  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1800 ヴィゴーレ 牡2 未勝利 1:50.5 -0.2 -0.3 +0.4 -0.9 D C 6.50
4R T1200 サクセスハーモニー 牝3 未勝利 1:09.4 -0.9 --- -0.3 -0.6 B B 5.79
5R T1200 アスカロン 牡2 新馬 1:10.9 ±0 --- +0.6 -0.6 D C 10.33
7R T2000 ランドアーティスト セ3 未勝利 2:01.8 -1.2 --- -0.2 -1.0 C C 4.87
10R T2000 アルテラローザ 牝4 富良野特(1勝) 2:00.9 -1.2 --- -0.2 -1.0 C D 5.20
11R T2600 ゴースト セ4 札幌日H(2勝) 2:40.0 -1.8 --- -0.5 -1.3 B D 8.67
12R T1200 チェアリングソング 牡3 千歳特別(1勝) 1:09.1 -0.7 --- -0.1 -0.6 C D 8.55
 2020/08/22 (土)  ダ=-0.3
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1700 プライムデイ 牡2 未勝利 1:47.0 -0.9 --- -0.6 -0.3 B D 9.13
3R D1700 ウンダモシタン 牝3 未勝利・牝 1:46.6 -0.2 --- +0.1 -0.3 C D 4.08
6R D1700 マイネルエンカント 牡3 未勝利 1:47.0 +0.2 --- +0.5 -0.3 D D 6.38
8R D1000 キラットダイヤ 牝3 1勝クラス 0:59.0 ±0 --- +0.2 -0.2 C D 8.42
9R D1700 ペルルドール 牝3 1勝クラス・牝 1:46.8 +1.1 --- +1.4 -0.3 E D 10.38

札幌2R 2歳未勝利 タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムだった。
1着:プライムデイ 勝ち馬注目
 ここまで2走、芝1200mだったプライムデイがダート1700mに変わって圧勝した。プライムデイは芝1200mでは追走に苦労して連続で8着だったが、ダート1700mで無理なくハナを切って圧勝した。持ったままではないが、最後の方は馬なりで余力は十分。完全タイム差は着差から感じる程ズバ抜けたモノではないが、1勝クラスでは好勝負になるレベル。ダートの1勝クラスなら有力。こういうキズナ産駒の初ダートというのは、基本的には買い。
2着:トーセンパトリック 
 3秒1差の2着トーセンパトリックは完全タイム差がプラス2秒5となる。その前の前走2着も自身の完全タイム差はプラス2秒8。次走もこの程度で2着になれる組み合わせになるかもしれないので、現時点で次走は消しとは言わないが、よほどの事がなければ次走で本命にするべきではない。
札幌3R 3歳未勝利・牝 注目
 2着だったトライハードについて
2着:トライハード 
 デビュー戦だった前走は芝2000mで17着と惨敗したが、エスケンデレヤ産駒らしくダートに変わり大きく前進した。楽な感じで前の馬を交わして行ったのに差し返されてさらに突き離されており、見た目に良い内容ではないが今の札幌ダート1700mの3歳未勝利戦で勝ちタイムが完全タイム差プラス0秒1というのは相対的には優秀。トライハードの完全タイム差はプラス0秒3だが、それでも多くの他のレースの勝ち馬よりは優秀。さらにデビュー2戦目で休み明けの初ダートというほぼデビュー戦のような状況だった。上積みを考慮すれば次走も有力だろう。この後のラスト2週、3歳未勝利戦は好成績馬の集まりになるが、札幌の最終週は6鞍中3鞍がダート1700m。この条件はある程度有力馬が分散する。
札幌4R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムだった。
1着:サクセスハーモニー 
 10番人気のサクセスハーモニーが8走目で勝ち上がり。サクセスハーモニーは好スタートを切ってから押してハナを切り、外から被されたりする事もなくマイペースに持ち込んで逃げ切った。同じように逃げて5着だった前走との違いだが、まぁ減量ジョッキーが乗って負担重量が2キロ軽かった事。これが効いたのだと推測するが、マイペースの単騎逃げでギリギリのBランク。昇級してすぐに通用するという程のレベルではないように感じる。
2着:メイショウアカイシ 
 2着は追い込んだメイショウアカイシだった。メイショウアカイシは中団やや後ろで脚を溜め、4コーナーで外に出すと直線で鋭く伸びた。内からロスなく伸びた前走に続いて好タイムの2着で、短距離での差しが安定して来た。ただ、札幌でこの戦法で勝ち切るには運も必要かと思う。いずれも次走上位候補ではあるが、勝ち切るイメージがあまり沸かない。
3着:テンジュイン 
 3着のテンジュインはサッと好位につけたが、直線で伸び切れず。いずれも次走上位候補ではあるが、勝ち切るイメージがあまり沸かない。
4着:サトノジヴェルニー 
 4着のサトノジヴェルニーは脚を使ってはいるが、ジリジリとした伸び。いずれも次走上位候補ではあるが、勝ち切るイメージがあまり沸かない。
5着:レッドルピナス 
 5着のレッドルピナスは3着だった前走より折り合いはついていたが、流れ込んだだけ。いずれも次走上位候補ではあるが、勝ち切るイメージがあまり沸かない。
12着:ホウオウエンジェル 
 それから番組注目馬で1番人気になっていたホウオウエンジェルは12着。大変申し訳ないですが、1200mの最内枠で2馬身ほど出遅れてしまってこれが致命傷となった。
札幌9R 3歳以上1勝クラス・牝 タイムE
 基準より1秒4遅い勝ちタイムだった。
札幌10R 富良野特別 注目
 2着だったモーソンピークについて。
2着:モーソンピーク 
 スタート直後の200mが12秒7で、その次10秒9の後は1400m通過までずっと12秒付近のラップ。折り合いをつけやすい流れのはずだが、スタート直後から行きたがっていてなだめているうちに位置がドンドン下がってしまった。この馬場状態を考慮して4コーナーで外を回さなかったので、直線に入るまであまり差を詰められず、さらに直線では他馬と接触。その後は鋭く伸びたが、折り合いを欠きつつ位置が下がった影響は大きかった。折り合いを欠いた原因として、ブリンカーが効き過ぎているという可能性もあるが、本質的には距離が長いんだと思う。牡・牝の違いはあるが、全兄弟のお姉さんのプリモシーンは全4勝が1600m。タイプは同じなのかなと思う。2000mでも上手く運べれば勝てると思うが、距離を詰めてきた方が馬券上は狙いやすいと思う。
札幌11R 札幌日刊スポーツ杯 タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムだった。
1着:ゴースト 
 ゴーストが休み明け3走目で勝ち上がった。ゴーストは1週目3コーナーで鞍上の手が少し動いていて、2週目向正面でも促されての追走だったが、4コーナーで外から先頭に並んで行くとキッチリ勝ち切った。スタミナはあるけれどもズブいので、ずっと仕掛けつつの追走が正解なのだと思う。クラスが上がっても長めの距離で適切なレースができれば好走できそう。
2着:トロピカルストーム 
 2着のトロピカルストームは3コーナーからゴーストと一緒に動き、最後までしぶとかった。今年の夏は休み明けで6着、位置取りが後ろ過ぎて4着というのが続いたが、休み明け3走目で先行策を取れて好走した。この距離では滅多に崩れない。
3着:ビーマイオーシャン 
 その後トロピカルストームから3馬身半差で1番人気ビーマイオーシャン3着だった。この3着ビーマイオーシャンは離れた2番手にいて、後ろにいた1着・2着馬が来るのを待って仕掛けたが、前走よりよりペースが速かった事で知らぬ間にスタミナを削られていた模様。今回に関しては上位2頭のスタミナが上回ったが、このクラスもいずれは勝てそう。
4着:スマイル 
 そして4着のスマイルは楽ではないペースで逃げていた事も影響しているが、2600mは長いのだと思う。
札幌12R 千歳特別 
4着:コスモテキロ 通信簿
 7番人気4着だった。未勝利戦に出る事を想定しての次走狙い馬だったが、1勝クラスでもこのメンバーなら可能性はあると思っていた。結果は4着だったが、勝ち馬に0秒2差なら今後への見通しが開けたと言えるでしょう。次走未勝利なら確勝、1勝クラスでもいずれ勝てると思う。

  馬券Summary
マイル重賞の連勝は難しい
 サマーマイルシリーズが始まって今年で9年目。今年からはリステッド競走の阪神芝外1600m米子ステークスも加えられ、4つのレースでポイントが競われている。過去8回で、対象となる重賞を同一年に2勝したのは2014年のクラレントだけ。この時は関屋記念と京成杯オータムハンデがどちらも新潟で行われ、クラレントはこれら2つを連勝した。中京芝1600m・新潟芝1600mそして中山芝1600mという3つのコースがあまりにも異なる形態をしている事が、2勝以上する馬が滅多に出ない要因だろうと考えられる。
札幌最終週の連闘について
 しかし、実はサマーマイルシリーズに限らず、芝1600mの重賞連勝するのは簡単ではない。2000年以降中3週以内で芝1600mの重賞連勝というのは6回しかない。芝1200mも 2000mも7回しかないので大して変わらないように見えるが、こういうパターンの出走頭数がそもそも違う。当然、こういうステップだと人気になりやすい。今年春の例を挙げるとNHKマイルカップ2番人気4着のタイセイビジョン、安田記念で単勝1.3倍の1番人気になって2着だったアーモンドアイがこのステップだった。距離に関係なく重賞を勝った次走が同じ距離で、なおかつ間隔が詰まっていると勝率は高くない。特に芝1600mではその傾向が強いということ。
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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