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馬場差一覧

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逃

先

好

中

追

マ

福島2R 3歳未勝利 タイムＥ

基準より1秒4遅い勝ちタイムだった。

福島3R 2歳未勝利 タイムＡ

このレースの勝ちタイムは当開催2歳未勝利クラスの基準タイムより2秒4速いモノだった。1150m対象の馬場差がマイナス1秒6だった事を踏まえても、-2.4-(-1.6)＝-0.8 で基準より0秒8速い勝ちタイムだった。

1着：ニシノミズカゼ 勝ち馬注目

ニシノミズカゼが2走目で良化を示した。ダートに入ってから行き脚がついて先頭に立ったニシノミズカゼが、レコードタイムで圧勝。追ったスペクタクル・アヴォカドが苦しくなる所へニシノライトニングが末脚を伸ばして2着に入った。ニシノミズカゼは前走東京ダート1400mで逃げて4着。今回は距離短縮となったが、逃げてハイペースを作って後続に脚を使わせ、追い出すと2番手以下をグイグイ離して圧勝している。確かにタイムの出やすい馬場であり、2・3着馬もレコードで走っているが、8年ぶりのレコード更新が一気に1秒1短縮であり、この距離で5馬身差ですから、もう圧倒的。文句ないタイムランクAであり、ダート短距離ではかなりの期待をしても良いはずだろう。新種牡馬アジアエクスプレス産駒は同じ日曜の函館1Rスイートアリエスに次いでJRA2勝目。どちらもダートだが、この日の福島6R芝1200mの新馬戦でもエンテレケイアが2着している。アジアエクスプレス自身、ダートでレパードステークスも勝っているが、何しろ朝日杯フューチュリティステークスを勝っており、芝・ダートを問わず活躍してくれそう。

2着：ニシノライトニング

2着ニシノライトニングの末脚は切れましたし、今後も期待できそうだが、馬券的には3着スペクタクル・4着アヴォカドの先行した組を狙ってみたい。

3着：スペクタクル

2着ニシノライトニングの末脚は切れましたし、今後も期待できそうだが、馬券的には3着スペクタクル・4着アヴォカドの先行した組を狙ってみたい。

4着：アヴォカド

2着ニシノライトニングの末脚は切れましたし、今後も期待できそうだが、馬券的には3着スペクタクル・4着アヴォカドの先行した組を狙ってみたい。

福島5R 2歳新馬 タイムＥ

基準より2秒8遅い勝ちタイムだった。

福島6R 2歳新馬 タイムＥ

基準より1秒1遅い勝ちタイムだった。

福島8R 3歳以上1勝クラス タイムＥ

基準より1秒3遅い勝ちタイムだった。

福島11R 七夕賞 タイムＥ

基準より1秒4遅い勝ちタイムだった。タイムランクがE・メンバーランクはDだった。パッシングスルーが先手を取って4コーナーでは外を回って行く。インはかなり悪化した。重馬場ならではの平均ペース、ウインイクシードが1頭だけ最内を回ったが、それ以外の各馬は外めを回す競馬になった。重馬場適性やコース適性以外にも、コーナーの捌き方とかコーナリングの巧拙で順位が変わる、まぁ見所の多い競馬だった。騎手のコース取りなんかもいろいろ見所ではあった。

1着：クレッシェンドラヴ

クレッシェンドラヴが直線で抜け出し、重賞2勝目。昨年秋の福島記念そして七夕賞とどちらも福島芝2000mの重賞だった。福島巧者で渋った馬場も得意、休み明けですけども仕上がりも良くて、まぁ勝って下さいという競馬だった。直線は重馬場得意な分ギリギリ馬場の良い内めから抜け出して来た。内田騎手のコース読みも完璧だったのではないでしょうか。今後は福島ではハンデとの戦いになりますし、G2・G1への挑戦が見物という事だろうか。

2着：ブラヴァス

そして2着がブラヴァス、3着はヴァンケドミンゴだった。ブラヴァスはキャリアは浅いが、順調に成長して来た。ハンデ55キロの恩恵はあったが、得意とは言えない馬場でこの好走は見事。今後は瞬発力勝負の良馬場でどこまで成長したか見てみたいところ。

3着：ヴァンケドミンゴ

そして2着がブラヴァス、3着はヴァンケドミンゴだった。それからヴァンケドミンゴだが、福島4戦4勝で全4勝全て福島という得意コース。外めを回してジワジワと進出。重馬場のせいか、直線で内にもたれるシーンがあったが、それをリカバリーして大健闘というところだろうか。

5着：ウインイクシード

5着のウインイクシード、内枠を活かして1頭だけコーナーで最内を回る、積極果敢な作戦。コース利で直線先頭に立ったが、最後は力尽きて5着だった。非常に惜しい競馬だったが、ファンを楽しませてくれた。

9着：ジナンボー

それから1番人気9着ジナンボーだが、テンションが高かったのも影響しましたか、出遅れた。後方からだと持ち味が生きない。また、不良馬場で勝った事があるとは言え、府中で逃げてのモノで、馬場も合わなかったと言えるかもしれない。

福島12R 彦星賞 タイムＢ

基準より0秒6速い勝ちタイムだった。ダンシングプリンスが断然の1番人気に応えて連勝した。番組注目馬ダンシングプリンスがレコードタイムを0秒8更新して、2着に4馬身差をつける圧勝だった。3着馬はさらに4馬身差をつけられた。

1着：ダンシングプリンス 番組注目馬

勝ったダンシングプリンスは昨年8月デビュー。芝で2戦して2着・11着と勝てず、南関東へ転出した。しかし船橋でダート戦に出走すると3戦連続の圧勝。大差・8馬身・5馬身といずれも逃げて影をも踏ませない勝ちっぷりだった。そして今年4月の中央復帰戦、中山ダート1200mに出走し断然の1番人気に推されたが、10馬身差で逃げ切り。まぁ相手馬を子供扱いして見せた。その後、今回は3ヶ月ぶりの実戦だったが、全く問題なかった。当然条件クラスにいるようなスケールの馬ではない。次走は出たとこ勝ちでしょうし、懸念があるとすればオープンに入ってからどこまで行けるかという事ではないでしょうか。オープンとなると1200m以下のスプリント戦は少なくなる。そこで1400mを使ったりした時にどうか、裏を返せばそのくらいしか現状は問題点が見出せない。次走3勝クラスでもダート1200m以下に出走すれば楽勝だろう。

馬券Summary
クラス再編成後 4週の結果報告2
4歳馬の降級制度が無くなって2度目のクラス編成を迎えた。 前回のこのコーナーでまだ降級制度があった一昨年、無くなって初年度である昨年、そして2年目の今年の成績を比較した。すでに皆さんが感じられているように、結論は1番の狙いは3歳馬であるという事だった。クラス再編成後、最初の開催となった6月のデータを分析すると、3歳馬は芝・ダートともに勝率・連対率・3着内率全てで4歳以上圧倒している。今回は、その3歳馬をどう狙うかというテーマでお送りしたい。 　 　芝・ダート別に見ると芝では出走数が断然多い4歳馬が3歳馬に迫る成績を残している。3歳馬の相手はやっぱり4歳馬となるでしょうか。ダートでは4歳馬と7歳以上が芝に比べ、成績を落とすため年歴的には3歳馬の成績が断然という形になっている。相手は4歳から6歳馬。特に6歳馬が狙いとなるでしょうか。また 　また、芝・ダートともに前へ行った馬の成績が良い。47頭の3歳馬が4コーナー先頭で、芝・ダートともに10勝。単勝回収率ともに300%を超えており、注目すべき数字。一方1番人気馬の成績は芝とダートで異なる。ダートでは1番人気の3歳馬が35頭出走して16勝と抜群の成績を残している。まぁこの時期に1番人気に推されるような3歳馬はまぁ力が抜けているという事だろう。1番人気なのに単勝回収率が108%というのはすごい。いかに勝率が良いかを物語る。逆らわないの一手だろう。一方、芝では1番人気が34頭出走して8勝ですから、約半分ですね。芝とダートでは大きく違っている事に注意しておきたいと思う。
解説者：市丸博司(パソコン競馬ライター)