2020年3回阪神7日目

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2020/01/05 (日)
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  馬場コメント
 開催全体の馬場差を確認しておくと、開幕週はマイナス1秒4でスタートしたが、その後は梅雨の時期の開催らしく雨の影響を受けて、開催日によって時計の出方が異なる。
 開催4週目はBコースだった。Bコースに移り、土曜は良馬場だったが、内側の傷んだ部分をカバーしきれず、6日目と馬場差は同じだった。日曜は夜中から朝にかけて雨が降って稍重でスタートし、土曜より時計が掛かるようになった。7Rからは良馬場になったが、芝の傷みと相殺されて馬場差はそれまでと同じ。そして10Rの前に短時間だったが、激しい雨が降り、11R の宝塚記念は再び稍重。同じ稍重だった前半よりかなり時計が掛かるようになった。阪神は連続開催で、今週からの4回阪神は最終週までBコースが使用される。
 開催全体の馬場差を確認しておくと、開幕週はプラスゾーンだったが、その後は雨の影響を受ける事が多く、マイナスの数値。特に2週目は土日ともにマイナス2秒台とかなり速い時計の出るコンディションだった。
 開催最終週。土曜早朝の含水率は6日目よりは低かったが、この馬場の下の方が水分で締まっていたようで、6日目より速い時計が出た。日曜は夜中から朝にかけて雨が降って、稍重でスタート。徐々に乾いて6Rまでは水準方向に馬場差が変動したが、10Rの前に短時間ですが激しい雨が降り、10R以降は重。日曜の前半よりも速い時計が出るコンディションになった。


  タイム分析
 2020/06/27 (土)  芝=-1.2  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1400 ゴールドチャリス 牝2 未勝利 1:21.7 -1.5 --- -0.7 -0.8 B C 6.92
5R T1200 メイショウイチヒメ 牝2 新馬 1:12.6 +2.0 -0.6 +2.1 -0.7 SL C 6.38
6R T2000 ウィズダイヤモンズ 牝3 未勝利 2:02.1 +0.2 -0.5 +0.9 -1.2 SL D 7.79
9R T1400 スマートクラージュ 牡3 出石特別(1勝) 1:21.3 -0.7 --- +0.1 -0.8 C C 7.15
10R T2000 カセドラルベル 牝4 京橋特別(2勝) 1:58.9 -1.3 --- -0.1 -1.2 C C 5.30
11R T1200 ブライティアレディ 牝7 水無月H(3勝) 1:09.1 +0.6 --- +1.3 -0.7 E D 9.88
 2020/06/27 (土)  ダ=-1.0
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1800 グレースルビー 牝3 未勝利・牝 1:53.2 -1.2 --- -0.2 -1.0 C D 6.07
3R D1400 ヴァクストゥーム 牡3 未勝利 1:24.5 -1.3 --- -0.5 -0.8 B D 5.13
4R D1800 メイショウハクサン 牡3 未勝利 1:53.6 -0.8 --- +0.2 -1.0 C C 7.27
7R D1800 アルコレーヌ 牝3 1勝クラス・牝 1:52.2 -0.9 --- +0.1 -1.0 C D 7.75
8R D1200 ファストボウラー 牡3 1勝クラス 1:11.4 -0.9 --- -0.2 -0.7 C C 7.29
12R D1800 エピキュール 牡3 1勝クラス 1:53.0 -0.1 --- +0.9 -1.0 E C 7.75

阪神1R 2歳未勝利 タイムB
 完全タイム差マイナス0秒7でBランクだった。
1着:ゴールドチャリス 
 ゴールドチャリスは押して先行して3コーナーでは先頭。ペースは楽ではなかったが、直線入り口で後続との差を広げ、そのまま押し切った。まぁ頭の高い走法で追って鋭く伸びるとは思えないが、先手を取ればバテないタイプだと思う。
2着:カスティーリャ 
 2着のカスティーリャは3着だった前走とは違い、前めにつけたが、直線ではジリジリとしか伸びず、前走同じレースで4着だったゴールドチャリスの逃げ切りを許した。やはり追ってからの鋭さには欠けるが、まぁ1つ勝てるだけの能力はあると思う。
3着:ステラリア 
 3着のステラリアは3コーナー付近で外へ行きそうになったりして、スムーズではなかったが、直線半ばでエンジンが掛かるとよく伸びた。距離は伸びた方が良いと思うが、デビューからの2戦を見る限り、馬群が苦手のようですので多頭数に不安は感じる。
阪神3R 3歳未勝利 タイムB
 完全タイム差マイナス0秒5でBランクだった。
1着:ヴァクストゥーム 
 ヴァクストゥームは1年ぶりの実戦で体重が14キロ増えていたが、2歳の夏から3歳夏まで休んでいた馬としてはむしろ増えていない方で、馬体は締まっていた。初めてのダートだったが、プリサイスエンド産駒らしくダート適性も高く、全くの馬なりで3番手につけて直線で追われると力強く伸び、ラスト200mで突き放した。余力十分という見た目ではないが、1年も休んでいたので、反動さえ出なければ上積みも見込め、それなら1勝クラスでも通用するはず。
2着:ファンキーゴールド 
 2着のファンキーゴールドは相変わらず前半の行きっぷりが良くない。前回・今回と連続で2着だが、どちらも勝ち馬から離れていて、なおかつ自身は好タイムでもない。連続2着というだけで人気になるとちょっと危ないような気がする。
3着:アドマイヤヴェラ 
 3着のアドマイヤヴェラは押して好位につけたが、砂を被って行きっぷりが悪かった。外枠が欲しい。

  馬券Summary
放送休止のためなし
放送休止のためなし
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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