2020年3回京都8日目

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2020/01/05 (日)
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  馬場コメント
 開催全体の芝の馬場差を確認しておくと、基本的に天候に恵まれて高速馬場が続いた。ただ、開催4週目だけは雨の影響でプラスの数値だった。ただ、開催4週目だけはプラスの数値だったが、この週と最終日以外は全てマイナス1秒台だった。
 5/16・5/17の開催4週目からDコースに替わった。Dコースに移ったが雨の影響を強く受けた。金曜の夜から土曜の朝まで雨は降り続け、土曜は稍重から重に変化。稍重の時点で1週前よりかなり時計が掛かっていて、後半重になると馬場差はプラス2秒台まで行った。土曜のレース後に馬場整備を行った事もあって、日曜は重馬場だった前半でも稍重だった土曜の前半より速い時計が出ていた。この週は土曜と日曜のタイム比較が難しいので、要チェック。
 開催全体の馬場差を確認しておくと、開催の前半3週は水準レベル。後半に入って4週目は雨の影響で時計が出やすくなり、5週目以降は良馬場発表だったが、前半3週よりは時計の出やすいレベルだった。
 土曜日は雨が降り続いて後半になるほど速い時計が出るようになった。日曜は反対にどんどん乾いて後半ほど時計が掛かるようになった。


  タイム分析
 2020/05/17 (日)  芝=+0.4 → +0.1  Dコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1200 エレヴァート 牝3 未勝利 1:09.4 -0.3 --- -0.5 +0.2 B C 8.50
5R T2000 ケイアイコブラ 牡3 未勝利 2:04.1 +2.5 -1.0 +1.3 +0.2 SL D 7.45
6R T1600 ゴールドティア 牝3 1勝クラス・牝 1:34.6 +0.1 --- -0.1 +0.2 C D 6.33
8R T2000 カズマークセン 牡4 1勝クラス 2:03.2 +2.6 --- +2.5 +0.1 E D 6.22
9R T2400 レオビヨンド 牡4 白川特別(2勝) 2:27.6 +1.5 -0.6 +0.8 +0.1 D D 7.11
10R T1400 アンリミット 牝5 渡月橋S(3勝) 1:21.7 +0.9 --- +0.8 +0.1 E D 7.93
 2020/05/17 (日)  ダ=-1.7 → -1.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 アールウェルス 牡3 未勝利 1:12.1 -0.6 --- +0.5 -1.1 D D 6.69
2R D1800 ジョウショーリード 牝3 未勝利・牝 1:52.3 -1.5 --- +0.2 -1.7 C D 7.10
4R D1800 レッドレビン 牡3 未勝利 1:52.3 -1.5 --- +0.1 -1.6 C D 6.36
7R D1800 メイショウソテツ 牡4 1勝クラス 1:50.2 -2.4 --- -1.0 -1.4 A D 6.85
11R D1400 サクセスエナジー 牡6 栗東SH(L) 1:21.9 -0.7 --- +0.2 -0.9 C C 8.69
12R D1200 フィールシュパース セ5 2勝クラス 1:10.2 -1.1 --- -0.4 -0.7 B C 7.19

京都3R 3歳未勝利 タイムB
 完全タイム差はマイナス0秒5でBランク。
1着:エレヴァート 
 エレヴァートは先ほど取り上げた4/26の4Rの2着馬だが、当時は馬場差がマイナス1秒7でのスローペースで差して伸びて来ていて、今度は馬場差がプラス0秒4の重馬場で、平均ペース。好位からきっちり差した。馬場状態も展開も異なるのに続けて好走できるのは地力がある証で、繰り返しになるが昇級しても通用するはず。ただ、以前はうるさい面があった馬で、ここ2戦は無観客競馬がプラスに作用している可能性もありますので、今後は当日の気配には注意したい。
2着:メイショウミモザ 
 2着のメイショウミモザは初めての1200mでも追走に苦労する事なく、直線で進路を切り替えずロスがありながらよく伸びた。時計の掛かる馬場が幸いした面もありそうだが、今回の好走はフロックではない。
3着:カーテンコール 
 3着のカーテンコールは先行できた時は崩れませんし、馬場状態も問わない。勝ち上がるチャンスは近そう。
京都7R 4歳以上1勝クラス タイムA
 完全タイム差はマイナス1秒0でAランク。年が明けると古馬の1勝クラスというのは著しくレベルが下がってAランクはなかなか出現しないので、貴重なレースだと言える。
1着:メイショウソテツ 
 メイショウソテツはブリンカーを付けてから2着・3着そして1着。その効果は絶大だが、3着の時は砂を被ってハミを取らず力を出せなかった。今回は砂を被らない位置を取れて力を発揮したが、揉まれると良くないという点は今後も鍵となる。
2着:キングリスティア 
 2着のキングリスティアは休み明けでスタートが遅くて、後方からになったが、速い上がりの中をよく伸びた。2歳時にホープフルSでも大きく出遅れたように、スタートに不安のある馬だが、普通に出れば先行できますし、そうすればこのクラスは勝てる。
3着:ヤマニンスプレモ 
 3着のヤマニンスプレモは1200mからの一気の距離延長だったが、内にこだわって4コーナーでは手応え抜群。そこで窮屈になって追い出しが遅れたが、進路ができてからはよく伸びている。まぁ次走で軸にはしにくいレースぶりだが、同タイムの4着マテラサンオウが次走3着。ハナ+クビ差の5着ヒミノブルーはこの後連続2着ですから、それとの比較からも次走は上位候補となる。

  馬券Summary
放送休止のためなし
放送休止のためなし
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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