2020年3回京都7日目

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  馬場コメント
 開催全体の芝の馬場差を確認しておくと、基本的に天候に恵まれて高速馬場が続いた。ただ、開催4週目だけは雨の影響でプラスの数値だった。ただ、開催4週目だけはプラスの数値だったが、この週と最終日以外は全てマイナス1秒台だった。
 5/16・5/17の開催4週目からDコースに替わった。Dコースに移ったが雨の影響を強く受けた。金曜の夜から土曜の朝まで雨は降り続け、土曜は稍重から重に変化。稍重の時点で1週前よりかなり時計が掛かっていて、後半重になると馬場差はプラス2秒台まで行った。土曜のレース後に馬場整備を行った事もあって、日曜は重馬場だった前半でも稍重だった土曜の前半より速い時計が出ていた。この週は土曜と日曜のタイム比較が難しいので、要チェック。
 開催全体の馬場差を確認しておくと、開催の前半3週は水準レベル。後半に入って4週目は雨の影響で時計が出やすくなり、5週目以降は良馬場発表だったが、前半3週よりは時計の出やすいレベルだった。
 土曜日は雨が降り続いて後半になるほど速い時計が出るようになった。日曜は反対にどんどん乾いて後半ほど時計が掛かるようになった。


  タイム分析
 2020/05/16 (土)  芝=+1.1 → +2.2  Dコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T2000 アトリビュート 牝3 未勝利・牝 2:03.5 +1.9 --- +0.8 +1.1 D D 8.79
4R T1600 エターナルハート 牝3 未勝利 1:35.9 +0.7 --- -0.3 +1.0 C D 8.88
5R T2200 コスモジェミラ 牝3 未勝利 2:18.7 +3.7 -1.0 +1.2 +1.5 SL C 8.11
9R T2000 ソニックベガ 牝3 あずさ賞(1勝) 2:03.8 +3.1 -0.5 +0.7 +1.9 D C 5.80
10R T1400 ザイツィンガー 牡4 御池特別(2勝) 1:23.1 +1.8 --- +0.3 +1.5 D C 7.45
11R T1800 ベステンダンク 牡8 都大路S(L) 1:48.2 +2.7 --- +0.7 +2.0 D C 10.00
 2020/05/16 (土)  ダ=-0.8 → -1.7
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 リノ 牝3 未勝利・牝 1:24.8 -0.6 --- ±0 -0.6 C C 8.38
2R D1800 パイプライナー 牡3 未勝利 1:52.4 -1.4 --- -0.5 -0.9 B D 8.58
6R D1800 サンライズホープ 牡3 1勝クラス 1:50.3 -2.6 --- -1.3 -1.3 A C 6.56
7R D1400 モズレジーナ 牝4 1勝クラス・牝 1:23.9 -0.6 --- +0.5 -1.1 D D 10.08
12R D1800 グランデストラーダ 牝4 2勝クラス・牝 1:50.6 -1.2 --- +0.5 -1.7 D D 6.21

京都6R 3歳1勝クラス タイムA
 完全タイム差はマイナス1秒3でAランク。
1着:サンライズホープ 
 サンライズホープは新馬戦の後休養を挟んで7着・4着だったが、2週続けて強い追い切りをかけて体重が10キロ減った今回は快勝した。結果的に過去2走は太めだったのだと思われる。ただ、先行馬が息を入れやすい展開で、展開が向いた事は確かで、クラスが上がってスンナリ先行できないとどうかという懸念は残っている。
2着:ホッコーアカツキ 
 2着のホッコーアカツキは逃げて展開が向いたが、ダートで先行できる馬というのは常に有利で、次走が危険だという事ではない。
3着:ミッキーメテオ 
 3着のミッキーメテオは出ムチを入れて前に行ったが、向正面では行きたがっているというチグハグなレース運び。それでいて直線では伸びているので悪くないが、次走は1番人気で12着だった。このレースは後ほど取り上げる。
4着:マテンロウスパーク 
 1番人気のマテンロウスパークは4着。前有利の流れで届かなかったが、休み明けで好走した後の中1週というのは、非常に危なっかしい臨戦過程で、むしろ4着なら上々。前走の好内容も含めてこのクラスを勝つのは時間の問題だろう。

  馬券Summary
放送休止のためなし
放送休止のためなし
解説者:大川浩史(日刊競馬)
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