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マ

中山1R 2歳未勝利 タイムＥ

基準より0秒8遅い勝ちタイムでした。

中山2R 2歳未勝利 注目

5着だったフクチャントウメイについて。

5着：フクチャントウメイ

新馬戦で3着だったんですけども、その時は先頭に立つと気を抜いてしまったという事で、その対策としてチークピーシーズをつけてきたんですが、それが完全に裏目に出てしまったというか、効果が大きすぎましたね。まぁスタート直後からもうがっちり手綱を抑えているんですけども、グイグイと進んで行って向正面でも、こうジョッキーの足が前に突っ張ってる状態でしたね。3コーナー付近では多少マシになりましたが、直線に入るまで行きたがっている状態。一端先頭に立ってすぐに交わされてしまいましたけども、新馬戦のように気を抜いたというモノではなく、まるまる1周引っかかっていたので、もうエネルギーが残っていなかったのだと思われます。次走でチークピーシーズをどうするか分かりませんけども、チークピーシーズあるいはブリンカーをつけて勝つ距離短縮というのが、最も狙いやすいかなと思います。

中山3R 2歳未勝利

2着：カリーシ 通信簿

1番人気2着でした。1200mに出てくるとは、私にとってちょっと想定外だったんですけどもね、一気の距離短縮でもスピードは見せました。で、距離を短くして来ても、結局最後にちょっと甘くなってるんですけどもね、まぁ安定感は抜群で次走も上位候補だと思います。

中山4R 2歳未勝利 注目

6着だったダイユウハミルトンについて。

1着：リアレスト

このレース、リアレストが勝ったんですが、そのリアレストは過去2戦外枠から外を回って間に合わなかったんですけども、今回はようやくロスのない競馬ができて勝ちました。

6着：ダイユウハミルトン

このレース、リアレストが勝ったんですが、そのリアレストは過去2戦外枠から外を回って間に合わなかったんですけども、今回はようやくロスのない競馬ができて勝ちました。で、このレースではですねダイユウハミルトンが大外枠からロスだらけのレースになりました。過去の2戦は出遅れていましたが、今回は出遅れませんでした。ただし、スタート直後外へ逃げてしまったので、結局は後ろから。前半はなだめながらの追走で、向正面で一気にポジション上げたんですが、その後コーナーで外へ張ってしまってポジションが下がり、4コーナーの出口では大きく外に膨らんでスピードも落ちていました。それでも直線でジワジワと伸びていて、少なくとも1勝する能力はあると思われます。逆手前になった訳でもないのに、コーナーで膨らんだようにコーナリングに課題はありますけども、出遅れなかった事と、直線で伸びた事は収穫です。

中山6R 2歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

中山9R グッドラックH 注目

6着だったヒシシュシュについて。

6着：ヒシシュシュ

中団の内でロスなく回って来たんですが、超スローペースだった事もあって馬群が固まっており、前にも外にもスペースがない状態で直線に入りました。最初は内ラチ沿いを狙ったんですけども、すぐにそこは閉まって、少し外に移動したところで前が開いて追い出したんですけども、間に合いませんでした。長い間待たされたとかですね、加速してから急ブレーキをかけたという大きな不利ではないんですが、超スローペースだったために上がりが速くて、ヒシシュシュが追い出せた時にはもう多くの馬がすでにスピードに乗っていた事が大きく影響しました。1勝クラスを勝つのに時間が掛かった5歳馬で、もう来週には6歳になる牝馬ですが、2勝クラスには割と早く目処が立っていて、スムーズなら上位食い込みが可能と思います。

中山11R 有馬記念 重賞

タイムランクがC・メンバーランクはBでした。スタートですね、外枠のスターズオンアースがスタート早かったですね。さらに押して前に出て行ったんですけども、タイトルホルダーいつも通りスタートはあまり早くなかったんですけども、ガンガンと押して行って、この後内回りとの合流地点付近ではもう先頭に立ちました。ドウデュースは少し出遅れて後方からになっています。1000m通過は1分0秒4だったんですが、その後2コーナーでタイトルホルダーがどんどんリードを広げて行きました。ここでペースアップしている訳ではないんですけども、変にペースを落として後ろに楽をさせないというですね、タイトルホルダーの競馬を貫いた結果、リードが広がりました。そして3コーナー辺りからドウデュースが動いて行きます。向正面で少しポジションを上げていたんですけどもね、ドウデュース。3コーナーでさらにポジションを上げて行って、これにジャスティンパレスもついて行く構えでしたね。タイトルホルダーとの差もどんどん縮まって行きます。直線を向いて、タイトルホルダーがまだ粘っています。直線入った所で3馬身ほど、リードを保っていたんですけども、この後ドウデュースとスターズオンアースが並んで伸びて来て、最後は坂上でタイトルホルダーを交わし、ドウデュース1着。2着スターズオンアースとなります。4コーナーで外を回ったジャスティンパレスがそのままの勢いで外から伸びて来たんですけども、タイトルホルダーを交わす所までは行かず、4着でした。 　馬券的にはかすりもしなかったんですけども、色々良いレースだったと思います。やっぱり引退レースの馬が、結果はともあれ自分の競馬をしてね、自分の力を出して、その後輩に当たる馬たちがね、これを後は任せろと差して行くと。私は、さらに世代交代が進んで、一気に3歳馬だと思ったんですけどもね、それは全然間違ってました。でもまぁ見当違いでもね、一生懸命考えて見当違いだったという事を認識するのが大事なんで、次に行きましょうという感じですね。何より武豊騎手とクリスマスイブがとても似合うと言うか、ディープインパクト・キタサンブラック、そして今回ドウデュースと、何か格好良いなと思いました。

2着：スターズオンアース

大外枠に入ったスターズオンアース、2着でしたね。とにかく、この馬を買うにしろ買わないにしろ、この枠がどうかというのは、最大のポイントだったと思うんですけども、押して出して行って2番手ですね。これができるなら中山内回りでも、もちろん問題はなかったですしね、離れた2番手になって動きにくかったはずですが、ドウデュースの進出に合わせて追い出してよく伸びました。こういう風に前につけて、さらに伸びるようになっているので、以前にも増して崩れにくくなっていますね。

3着：タイトルホルダー

その後3着がタイトルホルダーですが、この馬のレースはしましたね。素晴らしいラップですね。惚れ惚れしましたね、後で見て。スタート直後の100mを除くと、200m毎のラップは途中で1度12秒5になっただけで、その他は最も遅い区間でも12秒2でした。このラップを刻んで、自身はラスト200mを12秒5でまとめている訳ですからね、これもう一定のペースで行けば止まらないですね。引退レースでも自分の競馬を貫いて、そしてきっちり力を発揮したと思います。

4着：ジャスティンパレス

4着のジャスティンパレスについて。ドウデュースを追って上がって行こうとしたんですけども、少し差が開いたままで、直線入り口ではかなり外を回る事になったんですけどね、それが痛かったですね。まぁ本質的には中山内回り向きではないというレースをしてしまいましたけども、よく頑張ったと思います。

5着：シャフリヤール

そして5着にはシャフリヤールが入りましたね。そうですね、内枠を生かして好位の内でロス無く進んで、上手い競馬をして上位に入ったんだと思うんですけども、何て言うか、流石に以前ほどの迫力みたいなモノをちょっと感じないレース内容だったと思います。

6着：タスティエーラ

その後6着タスティエーラでした。中団・後方待機となった馬は、3コーナーから4コーナーにかけて動いて行けないと厳しかったですね、このレース。で、3コーナーからジョッキーの手が激しく動いていたんですけども、周りについて行くのが精一杯という感じ。それでも直線で伸びかけたんですけども、残り200m付近で前が狭くなって急ブレーキ。その後また伸びていまして、不利がなければ3着・4着争いに加わる所までは、行けたんじゃないかと思います。

8着：ソールオリエンス

それからソールオリエンスは8着でした。タスティエーラをマークするような位置取りになって、コーナーでもタスティエーラを追いかけて行きましたが、直線で上手く内に進路を見つけたものの、ちょっと伸び負けしましたね。まぁタスティエーラとの関係だけで言うと、タスティエーラの方が大分強いと思います。

12着：スルーセブンシーズ

それから外枠になりましたね。スルーセブンシーズ12着という事でした。まず妙に人気になりまして、3番人気だったんですけどもね、外枠から5番手・6番手辺りの追走になって、ずっと外を回り、さらに4コーナーではその外からマクられるという、見るからに厳しい展開でした。やはり有馬記念の外枠は前のポジションを取るか、控えて一発狙いに徹して内で我慢するか、どっちかしかない感じですね。

15着：ディープボンド

ディープボンド15着。この馬のレースができませんでした。この枠で多分喜んで買ったと思うんですけどもね、しかもスタートも良かったんですけどもね、まぁ積極的に前に行く馬が多くて、ちょっと理想とは程遠い位置取りになってしまって、これではどうもならんという感じでしたね。

解説者：大川浩史(日刊競馬)