• 新潟
• 札幌

馬場差一覧

レース順表示

逃

先

好

中

追

マ

札幌2R 3歳未勝利 タイムＢ

基準より0秒3速い勝ちタイムでした。

1着：ウェイオブサクセス

ウェイオブサクセスが11戦目で初勝利を挙げました。序盤は先頭にいたウェイオブサクセスを内からロードサミットが交わして行こうとしたんですが、結局は2頭がほとんど並んだまま4コーナーに入ります。4コーナーではこの両前脚を落鉄していたというロードサミットの手応えが悪く、直線半ばまでは抵抗しましたが、最後はウェイオブサクセスが突き放しました。今回3キロ減の51キロでギリギリのBランクなので、まぁ1勝クラスで好走できるかどうかは相手次第となります。

2着：ロードサミット

2着のロードサミットは両前脚を落鉄していた割にはよく粘ったと思います。アクシデントがなければ次走も好勝負になりますね。

3着：テイエムルンバ

3着のテイエムルンバは出遅れて4コーナーではかなり外を回りました。出遅れなければ前に行けるスピードはありまして、次走も上位候補となります。

札幌3R 3歳未勝利 タイムＥ

基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。

札幌4R 3歳未勝利 タイムＥ

基準より1秒7遅い勝ちタイムでした。

札幌5R 2歳新馬 タイムSL

前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

札幌6R 3歳以上1勝クラス タイムＢ

基準より0秒5速い勝ちタイムでした。

1着：サンライズグルーヴ 勝ち馬注目

サンライズグルーヴが5馬身差をつけて圧勝です。サンライズグルーヴは前走ですね、内枠から好位の内に入って早めに動けず4着だったんですが、外枠でスタートが速かった今回は外の2番手から4コーナー先頭。得意の形に持ち込んで快勝しました。展開と言うか、位置取りに注文はつくんですけども、自分の得意な形に持ち込めれば、2勝クラスでも上位可能なレベルにあります。

2着：サンライズスコール

2着のサンライズスコールはですね、3コーナーから追い通しになっていましたが、直線でも伸びました。勝ち馬には離されましたが、休み明けだった前走と比べると自身のパフォーマンスも大分上がっていて、次走も上位候補ですね。

3着：グランサバナ

3着のグランサバナは内枠でスタートは早くなくて中団からになりました。コーナーで徐々に追い上げて、直線では外をよく伸びています。自由に動ける枠ならもう少し前に行けるはずで、そうなればさらに前進できると思います。

4着：ビービーグラーテス

4着のビービーグラーテスはサンライズスコールの後ろにいて、そのサンライズスコールより手応えが良かったんですけども、その割には伸びなかったですね。あまり良い内容とは思いません。

札幌8R 3歳以上1勝クラス タイムＥ

基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。5着のケイアイクビラと10着のヴェールクレールについて。

5着：ケイアイクビラ

まずケイアイクビラなんですけどもね、この馬ですねスタートがあまり早くない先行馬という、まぁなかなかに厄介な存在でして、これ1200mなら外枠からジワッと前に行く形にならないと厳しいです。で、内枠でですね、また今回例によってスタートが早くなかったので、早めに前に上がって行く事もできず、しかも直線に入ってもしばらく進路がなかったんですが、最内に突っ込んでよく伸びましたね。成長してですね、スタートが早くないのに前に行けないとダメという存在ではなくなったと、なくなりつつあるという可能性があるんですね。それでも次走は差しに回って好走できるという事を期待するのはどうかと思いますけども、外から先行できる組み合わせならもっと走れると思います。

10着：ヴェールクレール

続いて10着のヴェールクレールなんですが、直線で前が詰まりっぱなしで全く追えませんでした。だいたいいつも後ろからになるので、常にこのような不利を受ける危険がある馬なんですけども、この10着という着順は力通りではなく、次走も連の相手には入れておきたい存在です。

札幌10R ポプラS タイムＥ

基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。

札幌11R クイーンS タイムＥ

基準より1秒9遅い勝ちタイムでした。タイムランクがE・メンバーランクはCでした。さぁスタートがライトクオンタムが早かったですね。オークスでもハナ切った訳ですけれども、今回も行きましたね。で、この馬の血統父がディープインパクトで母の父がGone West系なんですけれども、この配合の馬って多頭数で揉まれる競馬が苦手な馬が多いですね。この馬2勝しているんですけれども、それが2勝と少頭数で大外から追い込んだというモノなんで、どうも馬群はあまり良くなさそうなんで、こういう多頭数の内枠なら逃げるのが正解かなと思いますね。 1コーナーでウインピクシス・ローゼライト・コスタボニータが内枠を生かす感じでコーナーワークで前につけて、1コーナーの手前では前の方に来ていたドゥーラは一旦控えました。最初の600mがね、36秒2と遅かったんですが、その後はペースが落ちず800m48秒3、1000mは59秒9。ハイペースではないですけれども、流れに乗りやすいラップで折り合いを欠いている馬は少なかったですね。そして勝負所、ドゥーラが良い脚でしたね。4コーナー手前からね、もう一番外を回って絶対不利は受けないぞというコース取りで上がって行って、直線入り口ではもうほとんど先頭に並んでいましたね。ウインピクシスはライトクオンタムとローゼライトの間がキレイに開いて、そこを通ってすんなり先頭。コスタボニータは前が開くか微妙なポジションとなっていました。しかしですね、直線でドゥーラが少し外へ行きましたね、その事で進路ができて、コスタボニータもそこから伸びて行きました。最終的にはドゥーラがウインピクシスを交わして1着。2着争い、相当際どかったですけれどもね、ウインピクシスが僅かに残っていましたね。

1着：ドゥーラ

3歳馬ドゥーラ強かったです。一旦控えてから外を回って早めに上がって行くという、まぁ正攻法と言うか王道と言うか、横綱相撲と言う勝ち方でしたね。強さを見せました。まぁ秋華賞、今回と同じコーナー4つというコース設定ですが、リバティアイランドに勝てるかどうかは微妙だと思いますけども、好勝負になると思います。

2着：ウインピクシス

そして2着争いウインピクシスよく残しました。父がゴールドシップなんですけどね、ゴールドシップ産駒らしく平坦コースが得意です。で、福島牝馬ステークスは1000m通過後に一気にペースが速くなって、ちょっと苦しくなったんですけども、今回のように淡々と平均ペースで流れて最高の展開でしたね。まぁ内枠でロスがなかったというのも大きいです。まぁどのコースでも、そしてどんな展開でも走れる・好走できるというタイプではないので、そこは注意したいですね。

3着：コスタボニータ

コスタボニータは3着でした。まぁ直線で上手く進路ができたとは言え、上位2頭に比べると仕掛けが遅れましたね。2着との差はこの直線入り口で待たされたかどうかの違いなんですけども、まぁ正直、私これ本命ウインピクシスでしたけどね、差されたと思いましたね。

4着：ルビーカサブランカ

3頭の牙城を崩さんかとルビーカサブランカも惜しい4着でした。人気がない時に白三角をつけとけみたいな、そういう馬でして、しかも1800mよりは2000m向き。2000mで2着の後に1800mで2番人気というのは、まぁ期待値は低い状況だったと思うんですが、外から伸びて来ましたね。連続の中1週になっても崩れなかった点を含めて、6歳の夏にして以前より強くなっているという印象は受けます。

8着：キタウイング

キタウイング8着でした。フェアリーステークス勝ったんですけれどもね、あの時って中山1600mの最内をピッタリ回って不利を受けないという、ちょっとミラクルなレースでして、札幌2週目で内が開かない、そこで多頭数で再現というのはちょっと難しかったなという印象ですね。

13着：ジネストラ

ジネストラは13着。1800mは長いと思います。福島牝馬ステークスは目一杯に脚を溜めて差して来て4着だったんですけれども、1800mでこういう正攻法になるとちょっと苦しいですね。と言ってね、直線の長いコース向きでもないので、関屋記念もちょっとイメージに合わないという感じですね。まぁもし札幌1500mの重賞があれば勝てそうな気がしますけども、合うコースを探すのが大変そうです。

14着：グランスラムアスク

グランスラムアスク、これ逃げられればという事だったんですが、逃げられませんでした。この馬が逃げた時って、大体新潟の外回りで他に先行馬がいなくてスローペースみたいなパターンで、そのパターンに持ち込むとまぁ好走高いんですけれどもね、札幌の多頭数で行ければというのは、大分確率は高くなかったな…という感じですね。

札幌12R 3歳以上2勝クラス・牝 タイムＥ

基準より1秒5遅い勝ちタイムでした。

解説者：大川浩史(日刊競馬)