2023年4回東京9日目

開催一覧
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2023/12/23 (土)
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2023/01/05 (木)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒1でした。まずは遡って9日間の馬場差を確認しておきますと、2日目まではマイナス2秒3、その後はほとんどマイナス1秒台でしたが、先週はマイナス2秒台に戻りました。
 先週からBコースに変わってですね、まぁ土日ともに良馬場で、再び馬場差はマイナス2秒台です。開催序盤に近いレベルの高速馬場になったという事ですね。日曜未明に雨が降ったんですけども、ほとんど影響はありませんでした。先々週はですね、少しずつ外の差し馬が優勢になって来たんですが、Bコースに変わった先週はその傾向が軽減されて、ほぼ適正な馬場傾向に落ち着いた感じでした。そのため、連対馬の脚質は多彩ではありましたけれども、特にですね瞬発力勝負型の追い込みが目につきましたかね。今週からの5回開催、前半2週は引き続きBコースで、後半2週はCコース使用になります。
 先週の馬場差1600m対象の数値は、土日ともにマイナス0秒5でした。遡って9日間の馬場差を確認しておきますと、良馬場の開催日はマイナス0秒4かマイナス0秒5でほとんど動きはありませんでした。
 雨の影響でですね、良馬場以外の日はマイナス1秒台。一方、良馬場の日は安定していまして、秋の東京少なくとも前半はマイナス0秒5辺りが、これ標準的な馬場差でした。芝と同様ですね、連対馬の脚質というのはバラエティに富んでいたんですけれども、先々週と比べますと前めに位置した馬に有利なレースが多かったですね。とは言ってもですね、その点もメンバーとペース次第という部分が大きかったですね。


  タイム分析
 2023/10/29 (日)  芝=-2.1  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1600 シトラール 牡2 未勝利 1:34.5 -1.1 -0.4 +0.2 -1.7 C C 7.83
3R T2000 ニューステソーロ 牝2 未勝利 2:01.1 -0.9 -0.4 +0.8 -2.1 D C 7.70
5R T2000 ジオセントリック 牡2 新馬 2:02.3 ±0 -1.1 +1.0 -2.1 SL C 6.78
6R T1600 マルディランダ 牡3 1勝クラス 1:33.6 -1.2 -0.2 +0.3 -1.7 C B 6.23
8R T2400 ダノンギャラクシー 牡4 本栖湖特(2勝) 2:22.8 -3.4 -0.2 -1.1 -2.5 A D 6.29
9R T1600 ビジュノワール 牝4 国立特別(2勝) 1:33.7 -0.5 -0.4 +0.8 -1.7 D D 7.50
11R T2000 イクイノックス 牡4 天皇賞秋(G1) 1:55.2 -3.2 --- -1.1 -2.1 A B 5.11
 2023/10/29 (日)  ダ=-0.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 ポンピエ 牡2 未勝利 1:26.9 +1.0 --- +1.4 -0.4 E D 8.92
4R D1600 アースイオス 牡2 新馬 1:38.7 -0.9 --- -0.4 -0.5 B D 7.63
7R D1600 クロースコンバット 牡4 1勝クラス 1:37.5 -0.5 --- ±0 -0.5 C C 5.73
10R D1400 ヘリオス セ7 ペルセウH 1:23.6 +0.6 --- +1.0 -0.4 E D 9.08
12R D1300 サクセスローレル 牡4 秋嶺S(3勝) 1:17.0 -0.3 --- +0.1 -0.4 C D 8.50

東京1R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒4遅い勝ちタイムでした。
4着:ミシェット 解説危険
 この秋の東京開催でデビューして、新馬戦は1番人気で2着。そして今回は2番人気で4着でした。ただ、これ今回の4着はですね、2戦目としますと全くこうパフォーマンスが上がらなかった感じなんですよね。そして2走ともにですね、タイムランクE・メンバーランクDのレースだったんですね。さらに今回、これ自身の完全タイム差という事になりますと、プラス2秒5にもなってしまう訳です。戸崎騎手が騎乗する分ですね、常に人気過剰になるという点を考慮しますと、着順で飛びつくのは危険かなと、そういう判断です。
東京4R 2歳新馬 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムでした。
1着:アースイオス 
 12番人気アースイオスが後続に6馬身差をつけて圧勝です。予想の段階からかなり難解なレースだったんですけれども、まぁメンバーランクDでしたからね、まさかBランク決着とは想像できませんでした。勝ったアースイオスはですね、調教はしっかり積んでいたんですけれども、タイムは地味で下位人気でしたね。結局ウッドチップの調教での動きが目立たなくても、実戦のダートで走る馬というのは結構いましてね、その典型でした。正攻法で6馬身差の圧勝ですから、恐れ入りましたね。父はジャスタウェイです。上がりも優秀で、これ記録を鵜呑みにすればね、昇級しても即通用です。
2着:ペイシャスウィフト 
 2着のペイシャスウィフトも、調教は目立たずこちら13番人気でした。速い流れを先行して粘りましたから立派です。自身のランクはD相当になりますけれども、大型馬の上積みを考えれば、次走ですね、大幅なタイム短縮も可能だと思います。
14着:ワンモアチャンス 
 そしてワンモアチャンス、1番人気で14着でした。押し出された人気の感もあったんですけれどもね、勝ち馬と同じ辺りにいて大敗を期してしまいました。この馬美浦の坂路調教では動いていたんですけれども、どうもまだ中身ができていなかったようですね。調教は動きますから、立て直して出走して来れば、見直せるかもしれません。
東京5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
東京6R 3歳以上1勝クラス 注目
 勝ったマルディランダについて。
1着:マルディランダ 
 このレース、ペース補正が0秒2入った緩やかな流れで、出遅れてですね、後方2番手から直線一気の追い込み勝ちを決めました。上がり600mはですね、最速の32秒7で、とても鮮やかだったんですけれども、問題はこのポテンシャルをですね、コンスタントに発揮できるかどうか。ここがですね、今後の課題だと思うんです。と言いますのはね、前回よりマシだったとは言っても、今回は入れ込んでいましたし、やはりもう少しですね、落ち着いて臨戦できるようにならないとなぁという気がするんですね。この半姉ですけれども、2011年の桜花賞馬マルセリーナですから、血統的にはかなり奥が深いと思います。
3着:ジュドー 通信簿
 3番人気3着でした。こちらはね、外国人騎手への乗り変わりというのは織り込み済みだったんですけれども、パドックを見て状態が上がってるなと思いました。さらにね、折り合いもレース内容もバッチリ完璧で、ただそれでも2着を死守できなかったという所で、今後も過信は禁物としますが、こちらもごめんなさいかな。
東京8R 本栖湖特別 タイムA
 このレースの勝ちタイムは古馬2勝クラスの基準タイムより3秒4速く、2400m対象の馬場差がマイナス2秒5だった事を踏まえても、 -3.4-(-2.5)=-0.9 さらにペース補正が0秒2入っており、 -0.9-0.2=-1.1 で基準より1秒1速い勝ちタイムでした。
1着:ダノンギャラクシー 番組注目馬
 ダノンギャラクシーが長期休養からの復帰戦を勝ちました。脚部不安でおよそ1年5ヶ月ぶりの出走でしたね。パドックでは決して良く見せなかったんですけれども、まぁそもそもポテンシャルが違いすぎましたね。この馬2019年セレクトセール当歳部門で税込3億1,320万円で取引された馬で、2013年のジャパンカップで2着したデニムアンドルビーですね、それの全弟になります。相手に恵まれたとは言え、見ての通りワンサイドゲームです。今後はね、順調に使って行けるか、そこがテーマになると思いますね。
2着:ファンタジア 
 2着のファンタジアは7馬身差つけられとは言っても、自身の完全タイム差はプラスマイナスゼロですからね、これは勝ち馬が強かったという事です。この馬自身ね、身のこなしの硬さが薄れてきて、体調は上がって来ていましたね。今回のように、心身のバランスが取れていればね、このクラスはすぐに勝てます。
東京10R ペルセウスS タイムE
 基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。
東京11R 天皇賞・秋 タイムA
 基準より1秒1速い勝ちタイムで、JRAレコードを更新しました。タイムランクはA・メンバーランクはBでした。さぁまずスタートですが、ジャックドールがハナは譲らないという、そんな気持ちでしょうか押して出て行きましたね。まずイクイノックスのスタートが良かったです。そして、この3番手に収まりましたね。ほぼここで勝負は決まったと思います。あとイクイノックスの問題は、この時点でしっかり折り合ってるかどうかという所なんですけれども、折り合いはきちんとついていました。ここのペースはですね、昨年がパンサラッサの逃げが前半の1000mで57秒4。今年は57秒7ですから、さほど変わりなかったんですね。ただ、後半のラップが速かったという事で、全体のタイムが引き上がりましたけれども、もうここからはイクイノックスの独壇場という事になりまして、流石に逃げ・先行勢はかなり厳しい戦いになってますんで、外から伸びてきた3頭の2着争いという事になりますね。一番大外から伸びたジャスティンパレスが2着という事で、実はこの4着までは、1分55秒台走破ですから、やはりG1レベルという事になると思います。
1着:イクイノックス 
 ラップで言いますと、昨年のパンサラッサの大逃げというのが、1600m通過が1分32秒1。今年は1分32秒4なんで、さほどねペースは変わりないんです。どこが違ったかって言うと、その後の最後の400mで、昨年は12秒4-12秒7と大失速なんですが、今年は11秒7-11秒4。つまりラスト400mの差が2秒あるんです。この2秒が1分57秒台から55秒台まで引き上げた大きな要因で、それをやったのは結局イクイノックスという事になる訳です、だから強いんですよ。しかも3番手からあのハイペースで、それからそのまた脚を繰り出してる訳ですよね。ですから、最後の400mのラップというのは、逃げ馬がバテたジャックドールに変わって、イクイノックスいが馬なりでレースの先導役を引き受けたと。そして最後まで乱れぬラップで走ったもんですから、とんでもないタイムが生まれたという事で、これはもうラップ上ですね、桁違いに強いという事がわかると思います。
まぁこういうのはやっぱ「筆舌に尽くしがたい」って言うんじゃないでしょうか。褒める言葉がないですよね、あまりにも強すぎて。圧巻だったと、ここが圧巻だったとか、圧倒的だとか脅威的だとかそういう言葉、キレイな言葉を用意しようと思って言うだけ陳腐にすぎるって言うか、それぐらい言葉のないレースで、びっくり仰天。それで良いんじゃないですか。この後のジャパンカップ、これはもう本命を打たざるを得ない。リバティアイランドとどっちかななんて考えてましたけど、この強さを見たら現時点では恐らくリバティアイランドでは太刀打ちできないと思います。
2着:ジャスティンパレス 
 やはり距離がねどうかという所ありましたけれども、本当に平均に速い流れで最後まで乱れのないラップの中で、地力を要求される2000m戦になりました。何年か前、フィエールマンが2着してるんですけれども、やはりそれと同じようにステイヤータイプでも十分にやれたという事ではないでしょうか。
3着:プログノーシス 
 プログノーシス、こちらも後方からでした。イクイノックスとの瞬発力勝負で、互角に立ち打つ事ができるのは、プログノーシスだと思ってたんですけれども、思ったよりちょっと平均に速い流れになったというところで、スローのヨーイドンにはならなかったですね。スローのヨーイドンであれば、こんなに着差は開かなくて、もう少し際どい勝負になったと思うんですが、それでもこの流れで上がれ600m33秒9ですから、立派の善戦だと思いますね。やはりG1級の能力があるという事です。
4着:ダノンベルーガ 
 差がなく4着がダノンベルーガ、この馬も力を出しました。現時点の、あまりね今回はしっかり体調が整ったという訳ではなくて、あまり上がってこなかったんですけども、その中でこれだけ走れましたし、ただこの馬はこういう2000mのの高速競馬というのは、もう今は合わなくて、距離が伸びて良いタイプになってくるんじゃないかなって、そんな競馬にも映りました。
5着:ガイアフォース 
 ガイアフォース、2番手からの競馬で5着はよく粘った方ではないかと。これは相当素晴らしい競馬をしたと思います。勝つ競馬をしましたよね。もうテンからジャックドールが行かなければ自分が逃げても良いというような、非常に力強くて潔い競馬で、そして直線ジャックドールがバテた後に、そこからもうひと踏ん張りしてました。相当強い内容の5着だったと思いますが、着差的に言うと2馬身半離されたんで、そこがG1の壁という事かもしれません。
7着:ドウデュース 
 ドウデュースは7着に敗れました。良い状態で出走してきたと思うんですが、もう序盤でかなり引っかかってしまいました。今まで見せなかった事ですね。これは一つ休み明けで馬がちょっと気負ったという事もあるかもしれませんが、馬の体型がちょっとマイラー寄りになって来てますし、少しそういった面が出てきたと思います。ダービー馬とは言え、ある程度古馬になってくると、距離適正と言うか、本来の適性が浮き彫りにされますから、恐らくドウデュースはこれから距離を詰めてくると思います。
11着:ジャックドール 
 最後に逃げたジャックドールについて。フィジカルの問題ではないですね、もうメンタルの問題です。逃げ馬っていうのは、何て言うのかな従順な時があって、非常に真面目に素直に走る時があるけれども、あまりにも競馬がキツいという事を馬が理解してしまうと、走るのが嫌になってやめてしまう事があります。そうあって欲しくないので、今回だけたまたまちょっと走りたくなかったのかなという事で解決したいんですが、馬のメンタルは難しいですし、特に逃げ馬だけに競馬の厳しさをもう分かってしまったのかなっていう気もしないでもありません。

解説者:吉岡哲哉(競馬ブック)
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