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馬場差一覧

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逃

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追

マ

東京2R 2歳未勝利 タイムＢ

このレースの勝ちタイムは当開催2歳未勝利クラスの基準タイムより2秒3速く、1600m対象の馬場差がマイナス1秒6だった事を踏まえても、 -2.3-(-1.6)＝-0.7 で基準より0秒7速い勝ちタイムとなります。

1着：ブライトマン

ブライトマンが鮮やかな追い込みを決めて勝ちました。ブライトマンはパドック段階からね、テンションが高くてレースに行っても出負けして、ご覧のように最後の直線も内に刺さってたんですよね。それでも長く良い脚を使って、差し切り勝ちでした。レースブリはまだまだ荒削りなんですが、脚力は相当ありますね。気性面の成長があれば、さらに上を目指せる1頭だと思います。

2着：ヴァルドルチャ 番組注目馬

2着ヴァルドルチャは逃げて一旦は後続を突き放す場面を作りましたね。強い勝ち馬には最後交わされたんですが、3着馬には3馬身半もの差をつけて力は示しました。前走は最後の直線で包まれて5着に敗れたんですが、それ以外の3戦は全て2着と堅実なんですよね。初勝利は時間の問題ですね。

東京4R 2歳新馬・牝 注目

1着：ルージュサリナス

1着ルージュサリナスですね、スタートで出遅れたんですが、すぐに挽回して5番手の位置を取りましたね。最後の直線に向くとしっかりと伸びて、ドーンコーラスとの競り合いを制しました。軽い脚捌きでレースセンスがありますね。昇級しても通用すると思います。

2着：ドーンコーラス

2着ドーンコーラスも内めを器用に捌いて、長く良い脚を使いました。最後は惜しくも伸び負けしたんですが、レースぶりが大人びていて完成度は高いですね。次走も引き続き有力です。

3着：バロネッサ

3着バロネッサは出遅れて道中モタモタして勝負所の反応ももう一つだったんですが、それでもラストはね、200mの伸びは目立ちましたよね。1・2着馬とはもう、ただ単に器用さの差が出た感じですね。跳びが大きくて反応が早くない馬で、半兄はねこの馬ホープフルステークスを勝ったドゥラエレーデなんですよね。距離はもう少し長い方が良いかなと思います。

東京5R 2歳新馬 注目

勝ったジャスティンミラノについて取り上げる。

1着：ジャスティンミラノ 勝ち馬注目

スタートを決めて2番手を追走して追うとしっかりと伸びて、さらに他馬が来るともうひと伸びして突き放しました。このレースタイムランクはDなんですが、それはまぁペース補正が1秒1も入ってるようにペースが遅かったためですね。むしろレースの400mは10秒8-11秒3のラップですよね。最後の坂で11秒を切るラップで抜け出している点は評価できますね。見ていても、操縦性が高いですし、距離はもっと伸びても問題ないと思います。むしろ距離が伸びた方が良いかなという感じもしましたね。将来性は豊かですし、次走以降も注目ですね。

東京9R 南武特別 タイムSL

前半ないし中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

東京10R 晩秋S 注目

勝ったオーサムリザルトについて。

1着：オーサムリザルト

ゲート内で少しチャカチャカしてたんですが、なんとか5分のスタートを切って先行しました。道中は2番手でロスなくレースを進めると、直線半ばで先頭に立って、残り200m辺りから一気に後続を突き放しましたね。道中のペースが遅くて、勝ち時計は水準レベルなんですが、ゴール前で大きくラップが落ちずに走れてる点を考えれば、まだ余力があったと推察できますね。これでデビューから無傷の4連勝ですね。まだ速い時計で勝った経験はないんですが、出遅れて前をカットされて、しかも大外を回って勝った前走とかまぁそして今回の走りを見ると、まだまだ奥行きのある馬だと思いますね。今後が楽しみです。

1着：オーサムリザルト 通信簿

1番人気1着でした。負かした相手と勝ち時計から危険馬としたのですが、引き出しをいっぱい持っていたのを見逃していました。重ねて恥ずかしく感じ、しばらく引きずりそうです。

東京11R 東スポ杯2歳S タイムＥ

基準より1秒0遅い勝ちタイムでした。タイムランクがE・メンバーランクはCでした。それなりにね、競馬の展開としては流れる感じで、前の2頭がねちょっと飛ばし気味に飛ばして行ってという形の競馬になったんですよね。ですから、あまり頭数が多くない割には、縦長の展開になって、まぁそういう形になったんで、差し馬が台頭するかなっていう所を、前に行った馬たちが結構粘るんですよね。まぁこの辺りもシュトラウスが先頭に立って、しぶとく粘るんですが、内からシュバルツクーゲルも盛り返して、その外からファーヴェントもね、伸びそうで伸びずというような状態になって、最後ね4頭ぐらいまとめて伸びて来るんですが、前3頭には及ばずというところでシュトラウスが1着という結果になりましたね。

1着：シュトラウス

勝ったシュトラウスについて。まぁとにかくね3番手につけたんですが、もうかなり引っかかってたんですよね。そのまま押し切って勝ったというのは事実なんですが、前走もそうなんですが、本当まだ掛かり癖っていうのが残ってるんですよね。まぁ課題も感じられる一戦で、お母さんがブルーメンブラットという事で、一応1800mまで克服したんですが、ベストは1400mから1600mぐらいだったので、この馬もやっぱりやがては1600mぐらいまでになって行くのかなという気はしますね。

2着：シュバルツクーゲル

2着シュバルツクーゲルについて。2番手につけて最後の直線で交わされた後も食らいつきましたしね、フットワークが大きくて長く脚を使える馬なので、まぁ広いコースの方が合ってるなという印象ですね。

3着：ファーヴェント

それから2番人気のファーヴェントが3着でした。手応えあるように見えたんですが、追うと案外ジリジリで内に刺さってたんですよね。まだキャリア2戦目ですからね、これからの成長に期待したいと思いますね。

4着：ショウナンラプンタ

3番人気ショウナンラプンタ、4着。スタートが一息で最後方で、追ってからもスッと伸びる感じはなくて、じわじわになったんですよね。この馬の場合、2000mとか2400mの長い距離の方が合ってると思いますね。

8着：フォルラニーニ

そして1番人気のフォルラニーニは8着でした。ゲート内でチャカついてちょっとテンション高かったんですよね。そしてハミを取らずに、直線だけの競馬になって、初戦は良い勝ち方したんですが、ちょっと今回悪い所が出た感じがしますし、このレースね、ちょっと勝ち時計が遅いので、例年の東京スポーツ杯2歳ステークスと比べると、レベルは少し微妙なのかなっていう気がします。

東京12R 3歳以上1勝クラス タイムＢ

基準より0秒7速い勝ちタイムでした。

1着：エンデミズム 勝ち馬注目

エンデミズムが休み明け2走目で勝ち上がりました。エンデミズムは道中2番手に位置して4コーナーを回ると、引っ張り切りの手応えで早々に先頭に立ちました。そのまましっかりと脚を使って、ペリファーニアの追撃を凌ぎ切りましたね。本当、レースセンスが良くて大崩れしないタイプですね。行きっぷりも良いので、もっと短い距離でも戦えると思います。いずれにしろ、クラスが上がっても十分通用しますね。

2着：ペリファーニア

そして2着ペリファーニアですね、この馬向正面で挟まれて、最後の直線では外から蓋をされて、スムーズに捌けなかったんですよね。それでもバラけてからは鋭く伸びましたし、何と言っても桜花賞の3着馬ですからね。1勝クラスでは明らかに力上位です。次走で現級突破の可能性は高いですね。

解説者：津田照之(競馬エイト)