2023年1回京都11日目

開催一覧
2023/12/28 (木)
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2023/12/24 (日)
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2023/12/23 (土)
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2023/12/17 (日)
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福島 中京 札幌
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2023/01/07 (土)
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2023/01/05 (木)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒1、日曜がマイナス2秒0でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、終日不良馬場だった6日目を除けば全てマイナスの数値。ほとんどがマイナス1秒台かマイナス2秒台でした。
 何かね、あっという間に終わった感じもありますが、改修前もね春の京都開催の芝は高速馬場になる事が多かったんですが、この1回京都も同様でしたね。終日不良馬場だった6日目を除けば、全てマイナスの数値で、「稍重」レベルなら大きく時計を要することはなかったですね。先週は開催最終週だったんですが、Cコースに変わって雨の影響がなかった事もあって、この開催では初めて土日とも終日マイナス2秒台という事になりましたね。あと脚質的には、Cコースに変わって土曜は逃げ馬が残るレースが多かったんですが、土曜12Rから日曜にかけては、差し馬の出番が増えましたね。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がプラス0秒1でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響度が異なり、開催日によって時計の出方が異なります。マイナス1秒台となったのは終日不良馬場だった6日目だけ。一方、9日目・10日目は雨の影響を受けても脚抜きの良いコンディションではなく、時計が掛かっていて、時計の出方は安定しませんでした。
 この開催のダートについては、特に1800m以上で前半のペースが速かったり、中盤でペースが落ちないレースでは上がりの時計を要して、全体の時計も掛かってしまうという傾向でしたね。ただ、最終週の先週は、日曜の方が時計が掛かったとは言え、土日で大きな変化はなくて、水準レベルでしたね。京都はもう次の開催が10月ですからね、秋もダートの時計の出方には引き続き注意したいと思います。なお、脚質面では極端に時計が掛かった先々週は前めにつけた馬が有利だったんですが、水準方向に戻った先週は目立った傾向はなかったですね。


  タイム分析
 2023/05/27 (土)  芝=-2.1  Cコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1800 ブルーウィン 牝3 未勝利・牝 1:46.2 -2.0 -0.3 -0.4 -1.9 B C 8.80
4R T1400 シャングリラ 牝3 未勝利 1:20.7 -1.6 --- -0.1 -1.5 C C 8.33
5R T2200 レジェンドシップ 牡3 未勝利 2:13.2 -1.6 -0.5 +0.2 -2.3 C D 7.23
8R T1600 ロンズデーライト 牡5 1勝クラス 1:33.1 -1.4 -0.3 ±0 -1.7 C D 5.90
9R T2000 エニシノウタ 牝5 御室特別(2勝) 1:58.7 -1.1 -0.2 +0.8 -2.1 D D 7.07
11R T1200 モズメイメイ 牝3 葵S(G3) 1:07.1 -1.4 -0.2 -0.3 -1.3 B C 6.22
12R T1400 メイショウベッピン 牝6 2勝クラス 1:20.2 -1.1 --- +0.4 -1.5 D D 6.36
 2023/05/27 (土)  ダ=-0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1800 メイショウクモイ 牡3 未勝利 1:53.1 -0.6 --- -0.5 -0.1 B D 8.07
2R D1200 フスカル 牡3 未勝利 1:13.1 +0.5 --- +0.6 -0.1 D D 6.38
6R D1400 ニシキギミッチー 牡3 1勝クラス 1:24.4 -0.1 --- ±0 -0.1 C C 6.31
7R D1800 メイショウマントル 牡5 1勝クラス 1:52.9 +0.3 --- +0.4 -0.1 D D 7.09
10R D1900 ビヨンドザファザー 牡4 桃山SH(3勝) 1:58.0 +0.2 --- +0.3 -0.1 C D 6.50

京都1R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムでした。
1着:メイショウクモイ 
 ここまで4走全て2着だったメイショウクモイが勝ち上がりました。まぁメンバー的な事もあって、なかなか勝てなかったメイショウクモイなんですが、ようやく惜敗続きに終止符を打ちましたよね。この馬前走がタイムランクBのレースで2着してて、今回もBランクの時計で勝ってるんですよね。ですから、同じ2着で中身がどんどん良くなって来ているので、この内容なら昇級しても十分戦えそうですね。
2着:サクセスハチハチ 
 一方、サクセスハチハチはこれでデビューから5走続けて2着なんですよね。勝ち馬から放されて、走破時計は平凡なんですが、先行力があって走りは堅実ですし、次走勝てるかどうかは、もうあくまで相手次第のところまで来てますね。
京都3R 3歳未勝利・牝 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムでした。
1着:ブルーウィン 
 ブルーウィンが今回は逃げ切りました。ブルーウィンはまずハナに立って、終始2馬身ほどのリードを保って、直線半ばで一旦後続を突き放した後、ゴール前でエレガントギフトに迫られたんですが、それを何とか凌ぎ切る競馬になりました。今回はルーキーの田口騎手が騎乗したことで、負担重量が3キロ軽くなった事も大きかったですね。昇級しても引き続き減量騎手起用なら、注意が必要だと思います。
2着:エレガントギフト 番組注目馬
 2着エレガントギフトはスタートでアオった後、引っかかり気味に進出して、中団を追走して4コーナーを回って外に持ち出すと、ジワジワとエンジンがかかって、ゴール前で勝ち馬に迫りましたよね。この内容なら、次走も勝ち負けですね。
4着:ガットネロ 
 そして4着ガットネロですね、これは後ほどのコーナーで詳しく紹介したいと思います。
4着:ガットネロ 解説推奨
 これ映像を見てください。楽な感じで先行したんですが、100mを通過する辺りで大きくバランス崩す場面があったんですよね。ただ、それでもその後は流れに乗って、前に接近したんですが、最後の直線に向くともうひと伸びを欠いて4着に後退しました。やっぱりラストで粘れなかったのは、前半のロスが響いてる印象なんですよね。元々スッと切れる脚が使えない馬なので、理想はすんなりと先行する形ですね。リズム良く運べさえすれば巻き返して来ると見て、狙い馬に選んだんですが、番組注目馬もこれ同じレースのエレガントギフトなんですよね。ですから、次も同じレースに2頭が同時に出てきたら、馬券は2頭軸の3連系で勝負したいと思います。
京都4R 3歳未勝利 注目
 2番人気で10着だったユハンヌスについて。
10着:ユハンヌス 
 前半から行きっぷりが良すぎる感じで、道中は馬群の中で引っかかり気味の追走でした。それでも何とか我慢を効かせて、最後の直線迎えたんですがね、ご覧のようにずっとスペースがなくて、結局ほとんどね追えないままゴールインとなったんですよね。今回は本当全く力を発揮できてないですね。お母さんのMidsummer Fairは2000mのフローラステークスの勝ち馬なんですが、折り合い面を考えれば、この馬は短い距離の方が良さそうですね。調教では良い動きを見せていますし、次走も1400m以下の距離に出走してきたら見直しが必要だと思います。
京都6R 3歳1勝クラス 注目
 勝ったニシキギミッチーについて。
1着:ニシキギミッチー 
 ゲートが開くと馬なりで先行して2番手のポジションにつけたんですよね。道中は終始楽な手応えで運んで、4コーナーを回って早々に先頭に立つと、そのまま後続を全く寄せ付けなかったですよね。芝からダートに戻した事と、そして距離延長が良かったんだと思いますね。この馬、新馬戦をEランクの時計で勝って、その後も目立った走りを見せてなかったんですが、今回突然鮮やかな変わり身を見せたんですよね。勝ち時計も悪くはないですし、今回の内容なら昇級しても警戒が必要ですね。
京都9R 御室特別 注目
 9着だったルミネイトについて。
2着:ウインミニヨン 解説危険
 中団のインを追走して、向正面で他馬がマクって行った時も内めでじっと我慢して、その後勝負所では動くに動けないポジションに入って、最後の直線もね、一瞬だけ狭くなりそうなシーンもあったんですが、ゴール前はしっかりと伸びて2着に浮上しました。これだけを見たらよく2着に来たとも言えるんですが、このレースはマクって来る馬がいたりとかして、先行馬には厳しい競馬になって、差し馬に展開が味方したんですよね。実際、勝ったのも後方にいてたエニシノウタでした。この馬も、ですから、今回は上手く脚が溜まって展開がハマった印象なんですよね。次走もとなると、まだ疑問だと見て危険馬に選びました。
9着:ルミネイト 
 レースは1000m通過が1分ちょうどで、ペースは緩めだったんですが、向正面でねファジェスがマクって行って、先行勢には厳しい展開になったんですよね。結果、後方に位置していたエニシノウタが外から一気に突き抜けました。そんな中、ルミネイトは道中7・8番手の内に潜り込んだんですが、最後の直線ですね、外に出せずに内に押し込められる感じになって、結局最後まで追える場面はなかったんですよね。ですから、まぁ今回は度外視して良い一戦だと思います。少なくとも、道中のレース運びは良かったので、次回巻き返しの可能性は残されていますね。
京都11R 葵S タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムでした。タイムランクがB・メンバーランクはCでした。モズメイメイがホントロケットスタート決めたんですよね。ハナに立って、前半の600m33秒9で、後半600mが33秒2ですから、1200m戦としては相当遅い流れになったと思いますね。最後の直線に向いてからも、逃げるモズメイメイですね、この辺り一旦ちょっと後続に接近される感じにもなるんですが、直線半ばでもう1回突き放しにかかるんですよね。まだまだ余力ある感じがしました。この後ゴール前では内からルガルが伸びて来て、ビッグシーザーも迫っては来たんですが、そのままモズメイメイが逃げ切る競馬となりました。
1着:モズメイメイ 
 勝ったのはモズメイメイ、やはりあのスタートが印象的でしたね。もう誰が見ても最大の勝因はこのロケットスタートだと思うんですよね。ゲートが開いた瞬間に2馬身ぐらいはリードしていましたからね、結局この時の貯金が最後の最後でモノを言った感じがありますね。この馬はマイルのチューリップ賞を勝っているんですが、走り方を見ているともう明かにピッチ走法なので、1200mは合っていると思いますね。ですから、今後スプリント路線での活躍が期待できる1頭ですね。
2着:ルガル 
 2着は2番人気のルガルでした。ゲートを出て一歩目でトモを滑らせたんですよね。ですが、その後すぐ挽回して好位につけて内めを上手く立ち回ってビッグシーザーは差したんですから、内容的には優秀だと思いますね。ただ、やっぱり着差が着差だけにね、スタートのロスは痛かったと思います。
3着:ビッグシーザー 
 そのルガルにクビ差3着が1番人気のビッグシーザーでしたね。内めを上手に立ち回って、モズメイメイを負かしに行く形だったんですよね。結局その分、ラストは少し勢いが鈍って3着に後退したんですが、57キロという斤量を背負っている事を考えれば、内容的には悪くなかったと思いますね。これで連勝は止まったんですが、これから期待できる1頭には変わりないですね。
4着:ブーケファロス 
 4着ブーケファロスについてはどうでしょうか。上位3頭が内めとか前めで運ぶ中、中団から外を回って4着ですから、強い競馬していると思いますね。なのでね、次走狙い馬にしようかとも思ったんですが、やっぱり展開に左右されるタイプですからね、少しまぁ怖さもあるという事で、そこは回避したんですが、この馬自身力は大いに示したと思いますね。
7着:テラステラ 
 まず7着テラステラですね、前有利の展開の中、4着ブーケファロスの後ろを通ってよく伸びて来ました。ただ、レースぶりを見ていると今回の1200mより、1400mの方が合っている印象を受けましたね。
16着:ペースセッティング 
 そして16着ペースセッティング。こちらはスタートしてしてすぐに隣の馬と接触して後方のポジションになって、ですからまぁロケットスタートを決めたモズメイメイとは、最初の2秒ぐらいで5馬身ぐらいの差があったと思うんですよね。これでは流石に厳しいと思いますし、今回は流れに乗れずに参考外の一戦だったと思います。

解説者:津田照之(競馬エイト)
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