2023年4回阪神2日目

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中山 阪神
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2023/12/17 (日)
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福島 中京 札幌
2023/07/16 (日)
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2023/01/09 (月)
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2023/01/08 (日)
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2023/01/07 (土)
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2023/01/05 (木)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒0、日曜がマイナス2秒1でした。
 阪神地方は台風の影響もなくて、天気も良かったです。芝は張り替えも行われて絶好の状態。ここ3年間中京だった秋開催も、所定の阪神に戻って野芝の高速馬場からスタートしています。土日を通じて高速馬場だったんですが。土日の比較では木曜から金曜朝にかけてごく少量の雨が降った事から、土曜の方が若干ではありますが、時計を要していました。脚質的な隔たりとか、内・外の差もありません。4回阪神も9日間の開催、3日間開催の今週までがAコース、後半2週はBコースが使用されます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がプラス0秒3、日曜がプラス0秒5でした。
 木曜から金曜にかけて少量の雨が降ったんですが、ダートは土曜朝から乾燥したコンディションです。土日ともにプラスの馬場差で、より乾燥が進んだ分、日曜の方が0秒2だけ掛かっていました。脚質的な偏りは基本的にはないんですが、時計を要した日曜の方が差しは決まっていた、そんな感じがします。


  タイム分析
 2023/09/10 (日)  芝=-2.1  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1600 コートリーバウ 牝2 未勝利 1:35.9 +0.4 -0.7 +1.4 -1.7 SL D 6.75
4R T1600 ビーグラッド 牝2 新馬・牝 1:34.8 -1.0 -0.8 -0.1 -1.7 C C 7.18
5R T1800 サークルオブジョイ 牡2 新馬 1:48.3 -0.1 -0.6 +1.2 -1.9 SL C 6.29
8R T1400 ルカン 牝3 1勝クラス 1:20.2 -1.8 --- -0.3 -1.5 B C 6.38
9R T2000 アレグロモデラート 牝4 能勢特別(2勝) 1:59.3 -0.9 -0.6 +0.6 -2.1 D D 4.43
11R T1200 テイエムスパーダ 牝4 セントウ(G2) 1:07.2 -0.9 --- +0.4 -1.3 D C 9.87
 2023/09/10 (日)  ダ=+0.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R D1800 アンデスビエント 牝2 未勝利 1:56.5 +1.8 --- +1.3 +0.5 E D 8.00
6R D1200 アイファーリンクス 牝5 1勝クラス 1:12.9 +0.6 --- +0.3 +0.3 D D 8.58
7R D1800 アオイイーグル 牡3 1勝クラス 1:54.0 +0.9 --- +0.4 +0.5 D D 4.85
10R D1200 メイショウミツヤス 牡5 オークH(3勝) 1:11.8 +0.7 --- +0.4 +0.3 D D 7.75
12R D1400 ナイトアクアリウム 牡3 1勝クラス 1:25.9 +1.0 --- +0.6 +0.4 D D 5.50

阪神2R 2歳未勝利 タイムSL
 前半ないし中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
阪神3R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。
阪神5R 2歳新馬 タイムSL
 前半ないし中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
阪神8R 3歳以上1勝クラス タイムB
 基準より0秒3速い勝ちタイムでした。
1着:ルカン 
 ルカンが逃げ切りました。そのルカンは3月には未勝利馬の身で、G2チューリップ賞に出走。0秒1差5着するなど高い能力を持ちながら気性面が安定せず、なかなか勝ち上がれませんでした。前走の札幌戦をBランクで逃げ切って初勝利。今回も癖を知る横山典弘騎手が絶好の1番枠からハナを切って押し切りました。素質からこのぐらい走るのは当然で、小柄な馬が体重を維持できたのも勝因だと思います。スピードと粘りは上のクラスでも通用します。ただ、距離は1400mから1600mを使うとして、枠順とか同型の存在など、左右される様子も出てきます。もたれ癖があるので。右回りは内枠が良いと思います。
2着:ケイデンシーマーク 
 2着のケイデンシーマーク、2走前に初勝利を挙げた後、昇級の東京戦は輸送で馬体が最下。7着に敗れて休養に入っていました。その馬体が戻って好気配でした。ルカンを追走して流れ込んだ形、ケイデンスコール全妹・インダストリアの半妹にあたるロードカナロア産駒。素質は上のクラスでも通用して良いくらいなんですが、体質が弱くて使うと硬くなります。次走は間隔を注意した方が良いです。
3着:ヘクトパスカル 
 あと3着のヘクトパスカル、このレースは1400mで前半600mが34秒6・後半が34秒4、流れは内有利に働いて、また内枠に有力馬が固まった事もあって、上位5頭は1番・2番・3番・5番・4番と内枠の馬が圧倒しました。3着のヘクトパスカルも内の好位で脚を溜めた事、これが大きかったと思います。
阪神10R オークランドSRT 注目
 2着だったテーオーステルスについて。
2着:テーオーステルス 
 2勝クラスを勝った際には現オープンのテイエムアトムを負かしています。現級でも3着があるんですが、ここ2走は内枠だけに逃げて目標にされた感じがありました。状態面も2走前の東京戦は休み明けで急仕上げ。前走もまだ中身は伴っていない印象もありました。今回はデビュー当時以来の1200mに距離を短縮して、逃げにこだわらない作戦。揉まれない外枠も功を奏して、ハマったかに見えたんですが、勝ち馬の決め手に屈して半馬身差の惜敗です。まぁそれでも距離短縮の効果は見て取れました。今回誤算があるとすれば、坂路で速いところが1本だけの調教から、体重が12キロ増。550キロと重かった事です。次走、調教を強化して絞れてくれば上積みを期待できます。オープン入りも近いと考えます。
阪神11R セントウルS 重賞
 タイムランクはD・メンバーランクはCでした。今回はテイエムスパーダが果敢にハナを奪って行きました。スタート後に前に出た2枠両馬を交わして、テイエムスパーダの逃げです。ジャングロが引いて、アグリは後方。なんとモリノドリームが2番手。レースの前半600mが33秒5、後半が33秒7。馬場コンディションを踏まえると、これはもうスローに近いと思いますね。直線に向いてもテイエムスパーダ、手応え十分。まんまと単騎逃げを決めたテイエムスパーダがスイスイと逃げ切りました。まぁ後方から馬群を縫って追い込んで来たアグリが、ゴール前で2着に上がります。3着争いを制したのも中団外から追い上げたスマートクラージュ。遅い流れにもかかわらず、切れを温存した組みが上位に入ったのは注目事項だと思います。
1着:テイエムスパーダ 
 なんと14番人気テイエムスパーダ復活の勝利でした。1着テイエムスパーダ、今村騎手を背にJRAレコードで逃げ切ったのが昨年の夏、小倉で行われたCBC賞でした。48キロの軽いハンデでした。まぁその後7連敗。ここ2走はハナを奪えず55キロが影響している感じがありました。まぁそれだけに驚いたんですが、この日の富田騎手は少し神がかっていて、その鞍上の思い切りの良さも勝因と言えるんじゃないでしょうか。普通、これだけ展開に恵まれる事も滅多にないと思います。スプリンターズステークスはジャスパークローネとのハナ争い。これが見物になるような気がします。
2着:アグリ 
 アグリは2着でした。2着アグリは二の脚が一息。この段階で鞍上が「無理をしなかったら自然と後方になってしまった」と序盤はこんな感じでした。自分も本命打って一瞬目を覆ったんですが、内心ではこのまま終わる訳がないとも考えていました。前日、紫苑ステークスのモリアーナに続いて、凄い脚を引き出した鞍上は、流石という他ないんですが、流れを考えると一番強い競馬。それも抜けて強い競馬をしています。父CaravaggioはスプリントG1を2勝。血統からも本質は1200mの馬で、それを初めて証明した形です。反動がなければG1スプリンターズステークスでも首位候補に入ります。
3着:スマートクラージュ 
 その後3着がスマートクラージュ、4着ボンボヤージでした。3着のスマートクラージュと4着のボンボヤージ、鬼脚のアグリは別として、3着と4着も外の差し馬が入りました。流れが遅い分、脚が溜まって内・外の差も中山ほどではなく、揉まれない恩恵もあったのではないかと考えています。ただこの2頭は、前走のG3でも3着と5着。それだけ状態は良いんだと思います。
4着:ボンボヤージ 
 その後3着がスマートクラージュ、4着ボンボヤージでした。3着のスマートクラージュと4着のボンボヤージ、鬼脚のアグリは別として、3着と4着も外の差し馬が入りました。流れが遅い分、脚が溜まって内・外の差も中山ほどではなく、揉まれない恩恵もあったのではないかと考えています。ただこの2頭は、前走のG3でも3着と5着。それだけ状態は良いんだと思います。
5着:ロンドンプラン 
 それからロンドンプランが5着でした。ロンドンプランは中団のインからしぶとく伸びてきました。4頭出走の3歳馬では最先着。骨折明けを叩いて順当に良化していました。G1ではまだ差があると思うんですが、一般の重賞なら目が離せない存在です。
6着:ジャングロ 
 6着のジャングロについて。先行争いを避けようと引いた段階で少しスムーズさを欠きました。あとアイビスサマーダッシュもそうだったんですが、控えて競馬をするとどうも伸びず・バテずになる。そんなきらいがあります。1200mが仮に忙しくて前に行けないのだったら、1400mから1600mでの逃げ、これがベターかもしれません。
7着:エイシンスポッター 
 エイシンスポッター7着でした。この展開ではお手上げだったと思います。ただ、狭くなった内を突いて目を引く伸びは見せています。いつかハマる。予想する側としては常に警戒しておきたい馬です。
10着:ビッグシーザー 
 ビッグシーザー、人気に応える事ができませんでした。これからという時に直線失速という形ですね。葵ステークス3着にしてもそうなんですが、その前の4連勝もそうです。メンバーレベルとか内容から本当に強いのか疑問がありました。一戦級相手にもう少し揉まれる、そんな必要があると思います。
11着:モリノドリーム 
 モリノドリーム、前に行ったのは意外でした。この馬が2番手につけるという事がね、ペースがいかに遅かったかの照明でもあります。まぁ全4勝が洋芝だけに、野芝では厳しかった、そんなところです。

解説者:長谷川仁志(馬サブロー専属評論家)
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