2023年1回札幌3日目

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中山 阪神
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新潟 小倉 札幌
2023/08/26 (土)
新潟 小倉 札幌
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2023/07/22 (土)
福島 中京 札幌
2023/07/16 (日)
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2023/01/05 (木)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は、土日ともにマイナス2秒5でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナス2秒台です。大きな動きもなく、かなり速い時計の出るコンディションです。
 先週水曜以降は雨が降らず、パンパンの良馬場でした。1週目より少し時計が掛かるようになったとは言え、依然として超のつく高速馬場ですね。ここまで速い理由はちょっと不明なんですけども、雨の影響を全く受けていないのは大きいと思います。洋芝のコースは、少しでも雨が降ると急に時計が掛かるようになる場合があるので、そこには注意したいですね。超高速馬場ではあるんですけども、極端に内と前が有利という印象は受けません。この後2週、2回札幌の1週目までAコースが使用され、残りの3週はCコースが使用されます。
 先週の馬場差1700m対象の数値は、土日ともにプラス0秒1でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、全てプラスの数字ですがプラス0秒1かプラス0秒2とほぼ水準レベルで推移しています。
 水曜以降雨が降らず乾いた馬場。まぁ1週目とほぼ同じ水準レベルの馬場差だったという事ですね。これを見ると土曜より日曜の方が差し馬の好走が多いんですけども、まぁ馬の能力や展開の問題で馬場コンディションは土日で変わりがなかったと思います。


  タイム分析
 2023/07/29 (土)  芝=-2.5  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R T1800 レガーロデルシエロ 牡2 未勝利 1:48.7 -1.8 --- +0.5 -2.3 D C 4.56
3R T2000 ウインルピナス 牝3 未勝利 2:01.9 -1.0 -0.9 +0.6 -2.5 D C 7.71
5R T1500 ギヴイットアゴー 牝2 新馬 1:30.9 +0.2 -0.2 +1.9 -1.9 E C 7.43
7R T2000 フレーヴァード 牡3 1勝クラス 1:59.4 -2.7 --- -0.2 -2.5 C C 7.87
9R T2600 ゴールデンスナップ 牝3 積丹特別(1勝) 2:40.8 -1.7 -0.3 +1.3 -3.3 E C 6.64
10R T1500 コレペティトール 牡3 摩周湖特(2勝) 1:28.5 -0.3 -0.3 +1.3 -1.9 E C 5.63
11R T2000 サンストックトン 牡4 STVH(3勝) 1:59.2 -1.5 -0.2 +0.8 -2.5 D C 8.75
 2023/07/29 (土)  ダ=+0.1
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R D1700 チェイスザウェイ 牝3 未勝利・牝 1:46.9 +0.3 --- +0.2 +0.1 C C 7.08
4R D1700 ヒルノピレネー 牡3 未勝利 1:47.9 +1.3 --- +1.2 +0.1 E D 7.71
6R D1000 メイショウオトギ 牝3 1勝クラス・牝 0:59.0 ±0 --- -0.1 +0.1 C D 6.91
8R D1700 サンテックス 牡3 1勝クラス 1:45.8 +0.1 -0.5 -0.5 +0.1 B D 5.85
12R D1000 ユスティニアン 牡5 2勝クラス 0:59.1 +0.7 --- +0.6 +0.1 D D 8.67

札幌2R 3歳未勝利・牝 注目
 4着だったフローラサンライズについて。
4着:フローラサンライズ 
 出遅れて後ろからになりました。っと言ってもいつも大体後ろからになっている馬なんですけども、マクって4コーナーでは5番手まで上がっていた点がこれまでとは違いました。ペースが遅くなっていない地点で外を回ったので、ここでかなり脚を使っているんですけども、それでも直線で伸びてはいないですけども、失速もしていないですね。かなりスタミナもありそうだなというレースをしています。で、この後ですねダート札幌であればダートの2400mに使ってくれば狙えるのではないかと思わせるスタミナを見せています。まぁ次走も1700mだったとしても、早めに動いた今回のレース内容が活かせるのではないかと思います。
札幌3R 3歳未勝利 注目
 13着だったフォティックについて。
1着:ウインルピナス 通信簿
 1番人気1着でした。途中から押し上げる形になった前走とは違って、今回は馬なりでハナを切って1000m通過1分2秒6とスローペースに持ち込みました。その後ノーステッキで上がり最速をマークですから、まぁちょっと後続も為す術無しと言ったレースでしたね。これ以上ペースが速くなったとしてもですね、むしろ歓迎と言える前進気勢のある馬ですから、昇級してペースの違いに戸惑うと言ったようなことはないと思われます。
13着:フォティック 
 前半の1000mが1分2秒6、後半1000mが59秒3という超スローペースの上に、1000m通過後もなかなかペースが上がらず、ペースアップしたのは3コーナーから。で、この速くなっている地点でマクって行ったのがフォティックで、前の馬群が徐々に横へ広がって来た事も影響して、かなり外を回らされ、もうここで目一杯に脚を使ってしまいました。結果的にですね、言い方は良くないですが、直線入り口がゴールというような競馬をしてしまって、直線では失速しましたけども、最悪のタイミングで脚を使ったので仕方ないと思います。前走ですね、京都の外回りでほぼ最後方から0秒3差まで来たので、同じような前半の位置取りになったのではないかと思われますが、前に行く脚がない訳ではありません。もう少し前につければ、結果は大きく変わってくると思います。
札幌4R 3歳未勝利 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
札幌5R 2歳新馬 タイムE
 基準より1秒9遅い勝ちタイムでした。
札幌8R 3歳以上1勝クラス タイムB
 基準より0秒5速い勝ちタイムでした。
1着:サンテックス 
 サンテックスが前走の7着から一変しました。このレース、ペース補正が0秒5入っても完全タイム差がマイナス0秒5です。このペース補正分を抜いても水準の勝ちタイムではあるんですけども、単純に前半が遅いのではなくて、中間の600m、具体的には500mから1100mの区間ですね、ここが38秒6と遅く、最も先行馬が楽をできる展開でした。勝ったサンテックスは3番手から少しずつその番手を上げて、4コーナーでは先頭。もちろん、展開の恩恵は受けていますけども、2馬身半差もつけて低めに見積もっても水準のタイムなので、それほど評価は下げなくて良いと思います。ただし、Bランクで勝ったからすぐに2勝クラスで通用すると言える内容ではないと思います。
2着:ベイパーコーン 
 2着のベイパーコーンは2番手追走。直線半ばから一気に突き放されていて、まぁ流れ込んだという2着ですね。次走の信頼度は高くないと思います。
2着:ベイパーコーン 解説危険
 ダート1700mの場合ですね、前半の900mが遅くてそこからペースアップするよりも最初の500mあたりが速くても中盤の600mが遅くなって、最後上がりの600mが速いというラップになった方が先行馬ははるかに楽です。今回のベイパーコーンは中盤が緩む絶好の展開で2番手追走から、前と離れまして流れ込んだだけと言える2着。今回は6番人気だったんですけれどもね、今回3着に4馬身差つけてるので、次走は人気になりそうなんですが、かなり展開に恵まれたので信頼度は低いと見ます。
3着:サンマルパトロール 
 3着のサンマルパトロールは好位にはつけていましたが、中盤が遅くて上がりが速い展開だったため、そのペースアップした時の反応の鈍さが出てちょっと楽ではなかったですね。もっと平均的な流れの方が力は出せるタイプですし、1700mでも上手く立ち回れるようになってきましたから、2着と4馬身差の3着であっても次走は上位候補にできると思います。
札幌9R 積丹特別 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。4着だったウインルーティンについて。
4着:ウインルーティン 番組注目馬
 まずスタート直後なんですが、ちょっと寄れまして、隣の馬と接触して下がってしまって、後ろからになりました。で、この後2周目の3コーナーなんですけども、ここで外から前に入られてしまって手綱を引く不利もありました。で、ここで不利を受けた後ですね、もう手応えもあまり良くなかったんですけども、それでも一番外を回ってマクって追い上げて行って、その後直線でもまぁ鋭くは伸びていないですが、ジワジワと伸びて4着に入りました。これ力を示したと言える内容ですし、ゴールドシップ産駒らしく直線が平坦だと、まぁよく伸びますね。、間隔が空いて札幌滞在なのに体重が減っていまして、まぁそれほど状態は良くなかったと思われますし、2600mのペースならスタートさえ正常なら前へ行ける馬です。状態面の上積みを含めて次走はかなり期待できると思います。
札幌10R 摩周湖特別 タイムE
 基準より1秒3遅い勝ちタイムでした。

解説者:大川浩史(日刊競馬)
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