2023年5回中山6日目

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新潟 小倉 札幌
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新潟 小倉 札幌
2023/08/26 (土)
新潟 小倉 札幌
2023/08/20 (日)
新潟 小倉 札幌
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福島 中京 札幌
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2023/01/05 (木)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス1秒3、日曜がマイナス1秒1でした。まずは遡ってこの開催の馬場差を確認しておきますと、開幕週はマイナス2秒0でしたが、週を追うごとに水準方向に動いており、特に2週目から3週目は動きが大きくなっています。
 火曜にまとまった量の雨が降り、金曜にも雨が降りましたが、土日とも良馬場でした。ただ、雨の影響は残っていて、土曜朝のクッション値は今開催で最も低く、レース中にですね黒い土の塊が飛んでるシーンがよく見られました。そのため2週目までよりは時計が掛かるようになったという事です。日曜は土曜より乾いて、クッション値も高くなりましたが、芝そのものは土曜日より、大分傷んでいたので、さらに時計が掛かるようになりました。今開催は残りの3日間も引き続きAコースです。完全に乾いた馬場になっても、2週目までのような超高速馬場には戻らないと思われます。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス0秒7からマイナス0秒5への変動、日曜がプラスマイナスゼロ。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒9からマイナス0秒6への変動、日曜がマイナス0秒5でした。遡って6日間の馬場差を確認しておきますと、6日目つまり先週の日曜の1800mだけはプラスマイナスゼロで、他は全てマイナスの数値です。ただ、マイナス1秒台の日は1800m・1200mともにありません。
 火曜にまとまった量の雨が降りまして、金曜にも雨は降った影響が残って土曜は稍重でした。ただ、土曜はですね晴れて、しかも季節外れの暖かさとなっていて、「稍重」のままでも後半の方が乾いていたので、馬場差は後半の方が少し時計が掛かるという変動です。なお、1800mより1200mの方が変動幅が大きいのは、1200mが1Rと12Rに組まれていて、1800mは最初が2Rで最後は9Rだったためです。日曜はさらに乾いて良馬場でした。で、時計も掛かるようになりましたね。前半2週より、朝の含水率は高かったんですけども、1800mは前半2週より大分時計が掛かっています。朝の含水率が高いとあまり水をまかないからだと思われます。


  タイム分析
 2023/12/17 (日)  芝=-1.1  Aコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
5R T1600 ミラビリスマジック 牝2 新馬 1:36.0 +0.1 -0.2 +0.8 -0.9 D B 7.94
7R T2000 アスクナイスショー 牡2 未勝利 2:02.2 ±0 --- +1.1 -1.1 E C 6.00
9R T1600 シックスペンス 牡2 ひいらぎ(1勝) 1:35.5 +0.6 -0.4 +1.1 -0.9 SL C 7.00
11R T1800 ロングラン セ5 ディセン(L) 1:47.8 +1.1 --- +2.1 -1.0 E D 8.38
12R T1800 ロジマンボ 牡4 2勝クラス 1:48.5 +0.6 -0.6 +1.0 -1.0 SL D 8.17
 2023/12/17 (日)  ダ=±0 / 1200m=-0.5
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1200 セリエル 牝2 未勝利・牝 1:12.8 +0.1 --- +0.6 -0.5 D C 7.19
2R D1800 ユイノコキュウ 牡2 未勝利 1:58.4 +2.9 --- +2.9 ±0 E D 7.57
3R D1200 ベルウッドワン 牡2 未勝利 1:12.3 -0.4 --- +0.1 -0.5 C C 7.40
6R D1800 ボーイハンター 牝2 新馬・牝 1:56.7 +0.9 --- +0.9 ±0 E C 9.94
8R D1800 コブラ 牡4 1勝クラス 1:55.1 +1.1 --- +1.1 ±0 E C 6.14
10R D1800 ナチュラルハイ 牡3 北総S(3勝) 1:54.1 +1.7 --- +1.7 ±0 E D 9.50

中山2R 2歳未勝利 タイムE
 基準より2秒9遅い勝ちタイムでした。
中山6R 2歳新馬・牝 タイムE
 基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。4着だったアプラドについて。
4着:アプラド 
 スタート直後から促されて好位につけ、4コーナーからステッキを入れて前を追いかけましたが、直線半ばでバッタリと止まってしまいました。直接の敗因は、行きっぷりが良くないのに早めに脚を使った事だと思いますけども、デビュー前の調教にも注目したいですね。最終追い切りは栗東坂路で51秒8と速いタイムが出ていましたが、それ以外もほぼ坂路のみでした。ウッドチップコースはですね、800m59秒2と、ほとんど15-15のような追い切りしか消化していませんでした。ちなみに今回の上位3頭は全てウッドチップコースで1000m以上から時計を出した事があって、ほぼ坂路のみの追い切りでは中山ダート1800mの新馬戦は厳しいというのは、まぁ結構有名な事だと思うんですけどもね、本質的に距離が保つのかどうかは分かりませんし、今回のレースで息ができて次は1800mでも問題ないかもしれませんが、小倉1700mや京都1400mの方が好走しやすいと思いますし、坂路で速い時計が出るので、距離短縮には対応できると思います。距離短縮なら積極的に狙いたいですね。
中山7R 2歳未勝利 タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。
中山8R 3歳以上1勝クラス タイムE
 基準より1秒1遅い勝ちタイムでした。
中山9R ひいらぎ賞 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。2着だったポッドテオについて。
2着:ポッドテオ 
 馬群の中でちょっと窮屈そうではあったんですけども、脚は溜まっていて直線で伸びそうだったんですけども、いざ追い出すとですね外へ外へと行こうとしていて、それを修正するために左からステッキ、そして右の手綱を外に開くという動作になっているんですが、これこの横からの映像だと単にもたついてるように見えます。その後坂を上がってからは鋭く伸びているので、その前のロスが痛かったですね。ここからはなぜ外に行こうとしたのかについての考察なんですが、口向きとか手前の問題には見えません。右回りの福島でもこんな事にはなっていませんでした。推測ですけども、中山の急坂は初めてだったので、坂は斜めに走った方が楽なんで、坂を斜めに上がろうとしたのではないかと推測します。これが当たっているとすると、次走も中山だったらちょっと怪しいんですけどもね、ジョッキーのその外へ行くかもしれないという心構えがあれば、今回ほどのちょっと大きなロスにはならないと思います。次走は勝てるとは言いませんけども、今回以上に走れる確率は高いと思います。
中山10R 北総S タイムE
 基準より1秒7遅い勝ちタイムでした。
中山11R ディセンバーS タイムE
 基準より2秒1遅い勝ちタイムでした。
中山12R 3歳以上2勝クラス タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。

解説者:大川浩史(日刊競馬)
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