2023年3回阪神3日目

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2023/08/26 (土)
新潟 小倉 札幌
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新潟 小倉 札幌
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福島 中京 札幌
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2023/01/05 (木)
中山 中京
  馬場コメント
 先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がマイナス2秒3、日曜がマイナス0秒3からマイナス0秒1への変動でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、全てマイナスの数値です。終日良馬場の2日目・3日目はマイナス2秒台。一方、4日目は水準に近いレベルでした。
 まぁ梅雨の時期ですからね、雨の影響が残ってはいたんですが、土曜は終日良馬場でマイナス2秒3の高速馬場でした。ただ、土曜深夜から雨が降りまして、日曜はマイナスの数値とは言っても土曜と比べれば、かなり時計が掛かっていました。午前中は雨が止まず5Rレース以降は2Rと比べて、さらに時計が掛かっていましたね。
 先週の馬場差1800m対象の数値は土曜がマイナス2秒2からマイナス1秒8への変動、日曜がマイナス1秒8でした。ここまで4日間の馬場差を確認しておきますと、雨の影響を受けて終日の良馬場の開催日はなく、全てマイナス1秒を超えています。速い時計の出るコンディションとなっています。特に初日は、かなりの高速馬場でした。
 雨の影響で土曜はマイナス2秒2でスタートです。終日「稍重」とは言っても、後半は少し乾いて数値は水準方向に動いたんですが、まぁ1日を通じて速い時計の出る馬場でした。そして土曜深夜から雨が降って、日曜は土曜終盤と変わらず、まぁ速い時計の出るコンディションでしたね。上位馬の脚質についてですが、土曜については前目に位置した馬が優勢でした。


  タイム分析
 2023/06/10 (土)  芝=-2.3  Bコース
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
3R T1200 ニシノコウダイ 牡3 未勝利 1:08.0 -1.8 --- -0.4 -1.4 B D 8.44
5R T1600 ヒヒーン 牝2 新馬 1:36.6 +0.4 -0.8 +1.4 -1.8 SL C 4.50
6R T1800 セレスティアリティ 牝3 未勝利 1:46.3 -1.5 --- +0.6 -2.1 D D 9.53
9R T2400 ゴールドプリンセス 牝3 甲武特別(1勝) 2:25.4 -1.7 -0.7 +0.4 -2.8 C C 4.38
11R T1200 スリーパーダ 牝4 水無月S(3勝) 1:07.5 -1.0 --- +0.4 -1.4 D D 7.63
 2023/06/10 (土)  ダ=-2.2 → -1.8
R 距離 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1400 ロードアウォード セ3 未勝利 1:23.4 -2.3 --- -0.6 -1.7 B C 4.47
2R D1800 ミヤジレガリア 牝3 未勝利・牝 1:53.2 -1.0 --- +1.2 -2.2 E D 6.44
4R D1800 テーオーレガシー 牡3 未勝利 1:52.4 -1.8 --- +0.3 -2.1 C C 6.63
7R D1400 サンライズフレイム 牡3 1勝クラス 1:23.7 -1.2 --- +0.3 -1.5 D B 4.81
8R D1800 ライオットガール 牝3 2勝クラス・牝 1:53.1 +0.8 -0.5 +2.2 -1.9 SL D 6.70
10R D1400 タガノペカ 牝5 洲本特別(2勝) 1:23.7 -0.5 --- +0.9 -1.4 E D 6.75
12R D1800 オーサムリザルト 牝3 1勝クラス 1:51.2 -1.9 --- -0.1 -1.8 C D 5.77

阪神1R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒6速い勝ちタイムでした。
1着:ロードアウォード 
 ロードアウォードがダートに転じて2走目で勝ち上がりました。ロードアウォードは初めてのダートだった前走でも3着。適正を示してはいました。今回もスタートは遅かったんですが、行きっぷりが良くて好位の内に収まってですね、直線は前2頭の間を割って抜け出しました。父はロードカナロアです。今後はスタートが課題かなという風に思います。
1着:ロードアウォード 通信簿
 4番人気1着でした。川田騎手が乗って4番人気、おいしい馬券だった。期待通りの走りだった。
2着:トモジャケーヤ 番組注目馬
 トモジャケーヤは前走からですね、ルーキーの田口騎手が騎乗して53キロの負担重量で連続2着です。まぁいずれも相手が悪かったという事でね、今回もこの馬のレースをして、きっちり力を出し切っています。次走も上位候補ですね。
3着:サイレンスゴールド 
 3着のサイレンスゴールドは少し力んで走っていましたが、これはね初めて着用したチークピーシーズの影響だと思います。追ってからの伸びは案外で、見た目にはね前走2着からパフォーマンスが下がったような気もするんですけれども、次走は変わってくると思います。
阪神2R 3歳未勝利・牝 タイムE
 基準より1秒2遅い勝ちタイムでした。
阪神3R 3歳未勝利 タイムB
 基準より0秒4速い勝ちタイムでした。
1着:ニシノコウダイ 
 ニシノコウダイが休み明け2走目で一変です。ニシノコウダイはですね、前走が骨折放牧明けで、芝の1400mで11着だったんですけどもね、まぁ一度使った事と、昨年夏の2歳新馬戦で2着している芝の1200mに変わった事で一変しました。父はアメリカンペイトリオットです。前へ行った3頭での決着なんですが、1・2着馬が上がり600m最速タイですからね、これは単調な先行決着ではなく、上位2頭が強かったという事になります。
2着:フライングブレード 
 2着のフライングブレードはデビュー2戦目から前走までの5戦、ダート1400mを使って来たんですが、最高着順は3着でした。芝は1600mの2歳新馬戦以来でしたけれども、今回は芝1200mに出走した事が見事にハマりましたね。ダートとはレース運びが全然違いましたし、ラストの伸びも良かった訳です。
3着:ゴレアドール 
 ゴレアドールは逃げて3着です。自身のタイムランクはC相当になりますが、完全タイム差はマイナスで、4着に2馬身差。5着はさらに5馬身離していますからね、これは立派な3着です。こちらも初めての芝の短距離でですね、適正を示したと言えますね。
阪神5R 2歳新馬 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。勝ったヒヒーンについて。
1着:ヒヒーン 
 ペース補正が0秒8入っているように、かなり緩やかな流れで、タイムランクはSLになるんですが、この遅いペースでも2番手できちんと折り合いましたし、何より直線へ向いてですね、他の9頭の騎手の手が動いている中で、この馬だけ持ったままでした。上がり600mは最速の33秒9で、もう完勝と言える内容です。父はジャスタウェイなんですが、ジャスタウェイ自身新潟2歳ステークスで2着してますね。ですから、2歳の時から走るという特徴を受け継いでいれば、これ次走も楽しみですね。
阪神8R 3歳以上2勝クラス・牝 タイムSL
 前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
阪神10R 洲本特別 タイムE
 基準より2秒2遅い勝ちタイムでした。
阪神12R 3歳以上1勝クラス 注目
 勝ったオーサムリザルトについて。
1着:オーサムリザルト 
 昨年11月の2歳新馬戦を勝った後、骨折でおよそ半年ぶりの出走になったんですが、1勝クラスでは能力が違いました。ノーステッキで3馬身差の楽勝でしたね。これで休養を挟んで2戦2勝です。タイムランクはねCになるんですけれども、完全タイム差はマイナスですから、昇級しても連勝は有望かなと思います。父はJustifyで、配合の最大の特徴はですね、Deputy Ministerの5×2という大胆なインブリードがある事なんですが、そういった点も含めて今後の動向に注目したい馬です。

解説者:吉岡哲哉(競馬ブック)
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