2023年2回小倉1日目

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  馬場コメント
芝 　先週の芝の馬場差2000m対象の数値は土曜がプラス0秒7、日曜がプラス0秒5。1200m対象の数値は土曜がマイナス0秒1、日曜がマイナス0秒2でした。連続開催ですので、遡って8日間の芝の馬場差を確認しておきますと、雨の影響度によって時計の出方が異なります。先々週はマイナスでしたが、先週の2000m対象の数値は再びプラスになりました。
　先週から2回開催になって、Bコースに変わったんですが1200mについては先々週とほぼ同レベルの時計の出方だったんですが、まぁ雨の影響を受けたことも確かでしてね、中長距離では時計が掛かっていました。まぁ要するに短距離と中長距離で時計の出方が比例しなかったという事です。従って今週以降どうなるかということは何とも言えないですね。
ダ 　先週の馬場差1700m対象の数値は土曜がマイナス1秒9、日曜がマイナス1秒6でした。遡って8日間の馬場差を確認しておきますと、先々週だけはプラスの数値で他の開催日はマイナスです。特に前の開催3週目・先週はマイナス1秒台になりました。
　先週は金曜の雨の影響で土曜は「不良」、日曜は「重」でした。含水率が高くて、速い時計の出るコンディションになりました。まぁ脚抜きの良い馬場になったことで、中盤で大きくペースダウンする事がなくて、特に日曜は差し・追い込みが優勢になりましたね。


  タイム分析
　2023/02/11 (土)  芝＝+0.7 / 1200m＝-0.1  Bコース
R 距離 状 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
2R T1800 重 サンライズタイソン 牡3 未勝利 1:50.0 +2.1 -0.5 +1.0 +0.6 SL D 7.77
6R T1200 重 タツダイヤモンド 牡3 未勝利 1:08.8 -0.4 --- -0.3 -0.1 ○ B D 6.71
7R T1800 重 ニホンピロキーフ 牡3 未勝利・若 1:49.2 +1.3 -0.6 +0.1 +0.6 C D 6.80
9R T2000 重 カイザー 牡4 唐戸特別(1勝) 2:02.0 +2.1 -0.6 +0.8 +0.7 D D 6.00
10R T1200 重 ドロップオブライト 牝4 大濠特H(2勝) 1:08.3 +0.2 --- +0.3 -0.1 D D 9.47
12R T2000 重 エレフセリア 牝5 1勝クラス・牝 2:01.7 +1.8 -0.3 +0.8 +0.7 D D 7.33
　2023/02/11 (土)  ダ＝-1.9
R 距離 状 勝ち馬 2着 性齢 条件 走破T T差 P補正 完T差 馬場差 WL TL ML 次走
1R D1700 不 ワイドカイゼリン 牝3 未勝利・牝 1:46.2 -0.4 --- +1.5 -1.9 E D 8.50
3R D1000 不 デルマカミーラ 牝4 1勝クラス 0:57.2 -1.2 --- -0.1 -1.1 C D 7.91
8R D1700 不 タガノリバイバー 牝5 1勝クラス・牝 1:44.2 -1.0 --- +0.9 -1.9 E D 8.00
11R D1700 不 メイショウジブリ 牡4 和布刈特(2勝) 1:42.5 -1.9 --- ±0 -1.9 C D 8.93
逃 先 好 中 追 マ

小倉1R 3歳未勝利・牝 タイムＥ
　基準より1秒5遅い勝ちタイムでした。
小倉2R 3歳未勝利 タイムSL
　前半・中盤が遅く、補正しきれずスローの扱いとします。
小倉3R 4歳以上1勝クラス 注目
1着：デルマカミーラ 
　勝ったデルマカミーラは押してハナを奪った後は楽でした。おいでおいでの完勝ですね。上がり600mの最速はですね、差して来た2頭の34秒7。逃げたデルマカミーラはこれより0秒1遅いだけですから、かなり優秀です。
2着：エバニスタ 
　エバニスタは10番人気で2着でした。大外枠から押し通して好位を確保。まぁ追って味のあるタイプではないですから、この初動が好走の要因でしょう。ただ、次走もですねこう上手く行くとは限りません。
3着：ヤマタカフェイス 
　3着のヤマタカフェイスは出遅れは上手くリカバリーできました。上がり600m最速タイの脚で伸びて来たように、およそ5ヶ月半ぶりのレースで力は示しましたね。反動がなければ次走も有力です。
4着：テイエムヒマラヤ 
　4着のテイエムヒマラヤも出遅れましたが、これリカバーして4コーナーの手応えは十分でした。若干仕掛けが遅れた感じありましたが、上位馬とはダート1000mの経験値の差が出たかもしれませんね。
小倉6R 3歳未勝利 タイムＢ
　基準より0秒3速い勝ちタイムでした。上位人気2頭の決着でした。
1着：タツダイヤモンド 勝ち馬注目
　タツダイヤモンドはまぁ前走ですね、逃げて4着でした。今回は控えるレースで、折り合いをつけて、まぁ見事な勝利でしたね。この辺りはですね、藤岡康太騎手の連続騎乗の妙という所でもあるんですが、これは今後に繋がる良い勝ち方です。父はサトノダイヤモンドです。
2着：ゴコウサス 
　2着のゴコウサスは4コーナー大外から伸びて、勝ち馬に迫りましたが、まぁ休み明けを1度使われた事で、追われてからの反応が鋭くなりましたね。芝の1200mなら相手次第ですぐに勝てそうです。
3着：エーデルサンライズ 
　まず3着のエーデルサンライズ、勝ち馬をマークして相手の動きに合わせて進出して、非常に力強いレースしましたよね。一旦は劣勢になりましたけれども、ゴール前で盛り返すように伸びました。今の体を維持できれば、次走も上位候補です。
4着：ヨドノルーキー 
　4着のヨドノルーキー、5着のクリノアグレッシブ、6着マーレインは4コーナー12番手以下から追い込んだ、いわゆる漁夫の利があった口ですから、着順ほどの評価はできないと思います。むしろハイペースの3番手から踏ん張った7着クリノエンジェルがですね、次走も減量騎手起用なら面白いと思います。
5着：クリノアグレッシブ 
　4着のヨドノルーキー、5着のクリノアグレッシブ、6着マーレインは4コーナー12番手以下から追い込んだ、いわゆる漁夫の利があった口ですから、着順ほどの評価はできないと思います。むしろハイペースの3番手から踏ん張った7着クリノエンジェルがですね、次走も減量騎手起用なら面白いと思います。
6着：マーレイン 
　4着のヨドノルーキー、5着のクリノアグレッシブ、6着マーレインは4コーナー12番手以下から追い込んだ、いわゆる漁夫の利があった口ですから、着順ほどの評価はできないと思います。むしろハイペースの3番手から踏ん張った7着クリノエンジェルがですね、次走も減量騎手起用なら面白いと思います。
7着：クリノエンジェル 
　4着のヨドノルーキー、5着のクリノアグレッシブ、6着マーレインは4コーナー12番手以下から追い込んだ、いわゆる漁夫の利があった口ですから、着順ほどの評価はできないと思います。むしろハイペースの3番手から踏ん張った7着クリノエンジェルがですね、次走も減量騎手起用なら面白いと思います。
小倉8R 4歳以上1勝クラス・牝 タイムＥ
　基準より0秒9遅い勝ちタイムでした。
小倉11R 和布刈特別 注目
1着：メイショウジブリ 
　勝ったメイショウジブリ、この馬今月で引退する南井克巳厩舎の管理馬です。泉谷騎手にとってもですね、期するものがあったと思いますね。内枠でしたけれども、早めに自分から動いて行ける位置を確保した時点、ここが勝負所でしてね、3部3厘から型通りの追い上げでした。全く危なげがありませんでした。
2着：サンライズジャスト 番組注目馬
　2着のサンライズジャストは大外枠だったんですが、上手く内へ潜り込んでロスのない周回ができました。相手が強かっただけで、力は出し切っていますし、昇級戦で早々と目処を立てた訳です。次走も上位候補ですね。
3着：ハイエストポイント 
　3着のハイエストポイントは内めで上手に立ち回って、4コーナーのコーナーワークもとても良かったんですが、追い比べでもうひと伸びがありませんでした。このクラスに入ってからのレースぶりから察しますとね、一瞬しか良い脚を使えない。そんな風に映りました。
4着：アスクビックスター 
　4着アスクビックスターは序盤で位置を取りに行った事で、これ馬が力んでしまいましてね、上手く折り合う事ができませんでした。これはこれで仕方ありませんしね、まぁ次走普通に逃げるか、馬の後ろで脚が溜まれば上位争いになっても良いでしょう。
5着：リアルシング 
　5着のリアルシングはこの馬とすれば、流れに乗せたレースができました。4コーナー大外のロスはあったんですが、上位馬の実力と着差から、これは精一杯走ってると見て良いと思います。

解説者：吉岡哲哉(競馬ブック)


番組注目馬出走 番組注目馬一覧 勝ち馬上位馬 次走推奨馬 次走危険馬

タイムランクＡ タイムランクＥ 芝オープン ダートオープン 次走平均上位

馬券summary

札幌 函館 福島 新潟 東京 中山 中京 京都 阪神 小倉

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